安芸「加藤~!」加藤「ん?何?安芸君」 (23)

冴えない彼女の育て方のssです

ある日学校

廊下

安芸「お~い!加藤~!」

加藤「ん?何?安芸君」

安芸「ちょっと俺の家に遊びに来ないか?」

加藤「ん、良いけどゲームs安芸「いや、今日は違うんだ!」

加藤「?何が違うの?」

安芸「ちょ、ちょっととりあえずついてきてくれ!」

と加藤を掴みながら言った

加藤「ん?あ、うん」

と加藤はいつも通り冷静な顔で言った

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

図書室・・・

加藤「図書室がどうかしたの?」

安芸「いや、今は逃げてるんだ」

加藤「逃げてる??」

安芸「あぁ!今英梨々と先輩から逃げてるんだ!」

加藤「逃げてるって、どこにも二人居ないけど」

安芸「いや、絶対探してるから」

加藤「ん~・・・ん?」

安芸「ん?どうした?加藤」

加藤「何かコソコソと隠れたりしてるのが居るけど」

安芸「何・・・?ちょっと見せろ!」

加藤「うん、あそこ」

安芸「ん・・・?」

と見て見ると

英梨々「あんた邪魔なのよ!その胸!」小声

霞ヶ丘「うるさいわね、貴方のその貧乳に言われたくないわ、何?嫉妬なのかしら?」小声



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421829534

安芸「 」

と壁でコソコソと話している

加藤「?どうしたの?」

と見ようとする

安芸「いや、見ちゃだめだ」

加藤「え?」

と安芸は加藤の目を隠す

安芸「あれは絶対的に目に毒だ」

加藤「目に毒って、何か汚い排泄物とかあるの?」

安芸「何平然とした顔で言ってるんだ?」

加藤「日頃からオタク発言してる安芸君には言われたくないよ」

安芸「・・・話が戻るが見ちゃだめだ、排泄物以上に残酷な映像だ、あれは」

加藤「安芸君の妄想よりも?」

安芸「それ、友達としてどうなの?」

加藤「さぁ、日頃から毒舌の安芸君には言われたくないなぁ」

安芸「それさっきも聞いた、ん?」

英梨々「って!それよりも安芸は本当にここに居るんでしょうね?霞ヶ丘詩羽!」

霞ヶ丘「えぇ、丁度彼と恵さんが入って行くのを見たわ」

英梨々「なっ!?まさか・・・!犯すつもりじゃ!」

霞ヶ丘「・・・その可能性もあるわね・・・!」



安芸「?何の事だ?」

加藤「ん?犯す??」

とこちらは気づいていない模様

英梨々「と、とりあえず!そうなる前に行くわよ!」

霞ヶ丘「えぇ、そうね(安芸は私の物・・・!!)」


安芸「!!不味い!」

加藤「安芸君、漢字間違えてるよ?」

安芸「今はそんな事つっこんでる場合じゃないだろ!ここだ!」

加藤「うわぁ」

と安芸は加藤の手を掴み机の下に隠れた

ガチャ!

英梨々「ん?居ないじゃない!」

霞ヶ丘「ん、あら本当ね、どこかしら?」

英梨々「安芸~!どこに居るの!」


安芸「誰が呼ばれて出るかって!」小声

加藤「二人は何しに来たの?」

安芸「小声で喋ってくれ、さぁ知らん」

加藤「そっか」小声

霞ヶ丘「安芸君、どこ~」

安芸「・・・あれはあれで怖いぞ・・・!」小声

加藤「そうだね~、それより今行けばいいんじゃない?」

安芸「ん?」

と二人がドアの傍から離れている事に気づいた

安芸「!そうだな!よし!でも・・・」小声

加藤「ん?」小声

安芸「二人でこのまま帰るとばれる可能性が高い」小声

加藤「そうだね~、でも今しかないよ」小声

安芸「そうだなぁ、にしても案外鬼畜な洗濯するなぁ加藤」焦げ

加藤「そうかなぁ」小声

安芸「あぁ、とことん鬼畜だ、なんたって・・・」小声

と安芸が鬼畜だと思った理由は

二人がドアからたったの5mしか離れていないという

加藤「でも、早くしないと二人共ドアに戻っちゃうよ?」小声

安芸「うっ・・・仕方ない・・・!加藤!」小声

加藤「ん?」



安芸「一二の三で行くぞ!」小声

加藤「う、うん、でもそれ危なくない?」小声

安芸「大丈夫!いざとなったら俺が囮になるからさっ!」小声

加藤「かっこいい事言ってるのかもしれないけど二人の目的って安芸君でしょ?」小声

安芸「・・・だ、大丈夫だろ」小声

加藤「うん、そうだね、多分」小声

安芸「その自身なさげな言い方やめてくれ・・・」小声

加藤「私はいつもこうだよ?」小声

安芸「そうだね・・・じゃなくて!いくぞ!」小声

加藤「うん」小声

安芸「一・・・二・・・三!!」小声

タッ!

英梨々「!?なっ!?」

霞ヶ丘「!!」

と二人の間を急いで潜り抜け廊下に出た

安芸「こっちだ!加藤!」

加藤「うん」

とここでも冷静な顔で言った

英梨々「こらぁぁ!!安芸~!!」

霞ヶ丘「待ちなさい!!」

と追いかけた

あ、呼び方間違えてた、悪い

期待です

と、そのまま家へ走って行った

家・・・

安芸「はぁはぁはぁ、疲れたぁ・・・」

加藤「そうだね、お邪魔しま~す」

安芸「はぁはぁ、なんで加藤は疲れてないんだ・・・」

加藤「ん、それは安芸君が運動しないからだよ」

安芸「ふぅ・・・それはお前もだろ!加藤!」

加藤「確かにそうだけど安芸君ほどじゃないよ」

と靴を脱ぎ加藤は部屋に行った

安芸「勝手に人、いや友達の部屋に入るってどうなのよ・・・まぁいいけどさぁ・・・」

とブツブツ言いながら安芸も自分の部屋に向かった



安芸の部屋・・・

加藤「相変わらずオタクって部屋だね~」

安芸「そりゃどうも、って変な事言うけど加藤」

加藤「ん?何?」

安芸「明日は土曜日だからまあまり問題は無いと思うんだけど」

加藤「?」

安芸「何時までいられるんだ?」

加藤「う~ん、9時くらいまでなら居られるけど」

安芸「!!そうか!」

加藤「ん?所で今日は何するの??」

安芸「あぁ!今日はゲームだ!」

加藤「・・・学校でゲームじゃないって」

安芸「あぁ言ったさ!でも!それはあくまでエロゲーだ!」

加藤「へぇ~・・・前やったゲームってエロゲーだったんだ」

安芸「あぁ!それで今日やるゲームは!」

加藤「できるだけエロゲーはもうやりたくないn安芸「あぁ!それは平気だ!」

加藤「ん?」

安芸「今日はバトルゲームだ!}

加藤「!へぇ~、そうなんだ」

安芸「・・・さっきと反応がかなり違うんだが?」

加藤「気のせいじゃないかな?」

安芸「・・・まぁそうしとこう、よし!やるか!」

加藤「うん、でもリモコン一つしk安芸「あぁ、それならここに幾つか」

と箱の中から取り出した

加藤「何個あるの?」

安芸「ん、あぁ一応壊れたとき様に3個持ってる」

加藤「へぇ~、ゲーム好きだねえ」

安芸「あぁ!好きだ!って言ってもラノベの方が良いけどな」

加藤「何で?」

安芸「そりゃあゲームは目が疲れるからな、後姿勢も疲れるし」

加藤「へぇ~、まぁ確かにゲームは疲れるねえ、この前何て寝ちゃって安芸君のお父さんとお母さんが来た時は大変だったし」

安芸「あぁ、あれな、本当疲れたよあれは・・・」

加藤「のわりには笑ってたよ?」

安芸「うるせえよ・・・それより早くやろうぜ?」

加藤「そうだね」

とゲームをした

安芸「おらっ!」

加藤「わぁ・・・」

とそれから20分間やっていた

安芸「おい、加藤」

加藤「ん?何?」

安芸「お前、適当にポチポチ押してるだろ?」

加藤「まぁね、操作方法もよくわからないし、それに普段やらないし」

安芸「え、そうなのか?」

加藤「うん」

とコップを取り麦茶を飲んでいる

安芸「まじかよ、と言うか!加藤!」

加藤「ん?何?」

安芸「何?じゃあねえよ!普段やらないんだったら何でもっと早く言わないんだよ!」

加藤「私言ったけど安芸君が無視したからだよ」

安芸「っ・・・と、とりあえずだ!」

加藤「やっぱり無視するんだね」

安芸「とりあえず!加藤!」

加藤「?」

安芸「お前は一体家で何をしているんだ!?」

加藤「私は雑誌を読んだり勉強したりパズ○ラしたりしてるよ」

安芸「なっ!?お、お前ゲームしないのかよ!?」

加藤「うん、やるとしたらパズ○ラくらいだよ」

安芸「!そんなのゲームじゃねえよ!!」

加藤「?安芸君?」

安芸「あんなの只の馬鹿デカイ容量を使ってやる○○ゲーだろうが!!」

加藤「それは流石に言い過ぎだよ」

安芸「の割りには顔が真顔だが?加藤?」

加藤「そうかな?」

安芸「あぁ、真顔すぎるな、モブキャラ以下だな」

加藤「それかなり失礼だよ」

安芸「だったら!もうちょっと!もう少し顔に出そうよ!?」

加藤「これでも十分だしてるんだけどなぁ」

安芸「い~や!!全然出してない!出せてない!!」

加藤「そう言われてもなぁ、ん?」

安芸「おい!何顔逸らしてるんだ!加藤!」

加藤「ねえ安芸君」

安芸「人の事無視しておいて自分の話だけ通すってそれどうなのよ!?加藤!」

加藤「安芸君には言われたくないよ、それより安芸君」

安芸「はぁ・・・何だよ・・・」

加藤「外」

安芸「ん?」

と加藤が窓の外に指を指した

安芸「!!?うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

加藤「何か前にもあったね、この展開」

安芸「!そ、それより・・・!今何してる!?あの二人!」

加藤「ん?えっとね、ずっとこっち見てrん?」

安芸「ど、どうした!加藤!」

加藤「何か紙に「倫也呼んで」って書いてある」

安芸「おぉ・・・!はじめて加藤が倫也って呼んだ・・・!!」

加藤「そうだね~でも今はそれどころじゃないと思うよ」

安芸「えっ、何で」

加藤「こっちずっと睨んでるし」

安芸「・・・近眼d加藤「こんなに離れてるのに近眼も何もないよ?」

安芸「何でこういう時だけそんなにつっこまれるの」

加藤「他の人もこうすると思うよ?」

安芸「・・・はぁそういうのを是非ゲームに使ってほs英梨々「倫也~!!!」

安芸「 」

加藤「わぁ、大きな声呼んでるよ?安芸君」

安芸「なあ加藤」

加藤「ん?」

安芸「今安芸君は出掛けてるって言ってくれ」

加藤「でもそれじゃあ客人に家のお留守番をしてるみたいで変だよ?」

安芸「っ・・・そうだなぁ・・・」

加藤「逃げたって言えば良いかな?」

安芸「ん?逃げた??」

加藤「うん、安芸君の家って確か裏口あるよね?」

安芸「あ、あああるけど」

加藤「じゃあそこから抜け出したって言うね」

安芸「!!確かに・・・!すごい!!すごいぞ!!加藤!」



加藤「そうでもないけど、それと安芸君」

安芸「ん?何だ?」

加藤「あまり大きな声出さないでね、バレるから」

安芸「あ、ああ悪いな」

加藤「うん、じゃあ言うね」

ガラガラー

英梨々「あっ!恵!倫也は!?」

加藤「あ、うんなんかね、裏口から逃げちゃった」

霞ヶ丘「裏口から逃げた?」

加藤「うん、何か慌てて逃げて行ったよ」

英梨々「倫也ぁぁぁ・・・・!!どこ行ったかわかる!?」

加藤「多分g霞ヶ丘「学校よ!急ぐわよ!」

英梨々「えっ!?ちょっと待ちなさいよ!霞ヶ丘詩羽!!」

霞ヶ丘「うるさいわよ、それより急ぐわよ!」

と学校の方へ走って行った

加藤「行ったよ、安芸君」

安芸「まじか?」

加藤「まじだよ」

安芸「・・・!ほんとうだ!」

と外を見て言った

安芸「よし!流石だな!加藤!」

加藤「何が流石なのかわからないけど良かったね安芸君」

安芸「あぁ!!これで何の遠慮なく加藤と二人だけでやれるからな!」

加藤「そっか~でも色々と誤解されそうな言葉が混じってるね~」

安芸「まぁな!」

加藤「一体何がまぁななのかわからないけどいいや」

安芸「良いのかよ!?」

加藤「うん、だって安芸君は二次元のキャラクターにしか興味がないってわかってるしね~」

安芸「それはそれでいろんな意味で毒舌だな、加藤」

加藤「そうかな?普通に受け入れるかと思ったけど」

原作で加藤に告白した男がいる、ムシャクシャしてた所だハッピィエンドたのんだぞ、期待してる

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom