咲「もし、プロデューサーがホモだったとして…」【エムマス】(24)




 315プロ事務所


P「その前提は意味わからんが、取り敢えず聞こう」

咲「この事務所の中で、付き合うなら誰かなーって」


P「……」

P「俺は男なんだが?」


咲「……」

咲「だって、ホモなんだよね?」



水嶋咲

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P「えっ?」ビクッ

咲「えっ?」ビクッ


P「ホモじゃないが?」

咲「ホモじゃないの?」



P「ホモじゃないが?」

咲「じゃあ、ホモになって考えてちょ」


P「ああ、なんだから分からないが」

P「ホモの気持ちになって考えるよ」



咲「では……コホンッ」

咲「プロデューサーは、ホモです!!」


P「ホモじゃないがな」

咲「……」



咲「もぅ、話が進まないよっ」プクーッ

P「あ、すまんすまん」


咲「では、改めて……コホンッ」

咲「ホモデューサーは、プロですっ!!」



P「……」

咲「ガチです!!」


P「……」

咲「ガチホモですっ!!!」



P「……」

咲「そんなガチプロのホモデューサーが、この事務所の中で付き合うなら誰?」


P「担当アイドルには手を出さないプロのプロデューサーなので、付き合いません……以上」

咲「待ってよ!! 早いよっ!!! 考えてよっ!!!!!」



P「いや、考えたぞ? その上で付き合わな……」

咲「ホモは鬼畜」


P「……」

咲「ホモは鬼畜なので、担当アイドルにも手を出してしまいます」



P「……」

P「はぁぁっ……」


P「わかったよ、うちのアイドルで、誰と付き合いたいか言えば良いのか?」

咲「うんっ」ニコッ



P「と、言ってもな……ちょっと待て」

咲「あくして」


P「せっかちだなぁ、あー、そうだ。まずはジュピターから考えるか」

咲「あく」



P「冬馬は、ステージ上だと輝いてるんだが、付き合ったらウブそうなんだよな……そのギャップが良いのかも知れんけども」

P「翔太は仕事中でもくっ付いて来そうだな。甘え上手っぽいし、俺も甘やかしちゃいそうだ」


P「北斗は……チャオられるしなぁ」

P「だからまぁ、ジュピターは無し、だな」



P「次は、ドラスタだな」

P「天道は……あのギャグを減らしてくれればな。良いムードでも連発しそうだし」


P「柏木と付き合うと、つられて食べて、太っちゃいそうだ」

P「桜庭は乱入。桜庭は壁ドン。俺がM気質なら合うのかもと思うが、Mじゃないからな」



P「と、言う訳で、ドラスタも無し」

咲「ふむふむ。ここまでの話を総合すると……プロデューサーはタチと言う事に」


P「まぁ、タチだな。間違ってもネコでは無いよ」

咲「あ、っぽいぽい」



咲「でも、ホモに襲われる妄想は……」

P「それは誰でも有るだろ? フレームの三人に力尽くで押さえ付けられて、無理やり犯されちゃうとかな(笑)」


P「えっと、次はバイトか?」

P「恭二とピエールはバックボーンが想像付かなくて怖いし、みのりさんは若い頃が怖い」



P「おわり」

P「よって、バイトの三人も無し」


咲「はやっ」

P「だってアイドルはまだまだ居るからな、幾らかは省略しないと」



P「次はハイジョか……」

P「ハイジョも無しだな」


咲「ほえっ!? 考えてもなくない?」

P「いや、だってさ……」


P「あの中にホモ居るじゃん」

P「新たにホモが入る隙間が無いじゃん」


咲「あー」

咲「そう言えばこの前、旬くんがキーボードをアルコール消毒してたよ? レッスン場に置いてて、次の日に見たらアレを掛けられて真っ白だったって」



P「えっ、なにアレって?」ニヤニヤ

咲「っ」ギクッ


咲「……」

咲「か、か、カルピス……」プルプル



P「カルピスっておい」クスリ

咲「もぉ!! そんな事アイドルに聞くなんて、ぷんぷんガオーだぞ!!」ポカポカ


P「いててっ、はいはい、悪かったからヤメろって」

咲「むぅ~っ」プクーッ



P「じゃあ、次は……神速だな」

咲「……」


P「朱雀は、せっかく女慣れ出来るよう頑張ってるのに、俺と付き合ったら諦めちまいそうだからダメだな」

P「玄武は……人間としては良いんだが、恋人としてはなぁ」



咲「何かあるの?」

P「大切なデートだって日でも、孤児院に何か有ればそっちを優先させそうでさ」


咲「わかるかも」

P「だから、恋人としては、私と孤児院とどっちが大切なのよっ!! だろ? だから神速も無し」



P「彩……も無しか」

咲「ありゃりゃ、早くない?」


P「セフレとしてなら、みんな最高なんだけどさぁ。4Pしたいし」

P「でも付き合うとなると、みんなクセが強過ぎて、疲れるかなーと」



P「もう一回言うぞ?」

P「セフレとしてなら最高なんだ」


咲「へーっ、説得力あるぅ。さっすがホモは違うねっ」

P「だからホモじゃないって」



P「次はフレーム……」

P「さっきも言ったがフレームは、「俺はホモじゃない!ヤメろ!!」と抵抗するも、ポジヤバ連呼されながら無理やり犯される妄想するだけだな」


P「次はもふもふえんだが……」

咲「子供だね」



P「ああ。まだ子供だし、付き合うってより、子守りだな。だから無し」

咲「でもでもっ、三人が成長したら……どう?」


P「かのんが怖いから、想像したくない」ブルブル

咲「……」


P「虎牙道も無し。基本的に良い奴らなんだが、付き合ったら尽くすタイプじゃん?」

咲「そっかなー?」


P「そうだって!! ツンデレに素直クールに舎弟と、なんやかんやで属性は揃ってるんだから」

P「ただ、その尽くし方がハンパなさそうでさ、逆にこっちが気を使って疲れそうなんだよ」



咲「ほえ~っ。よくわかってますなぁ~」

P「次はアルテか……」


P「うん」

P「アルテも無しだな」



P「……」

咲「……」


P「理由は聞かないのか?」

咲「あ、どーぞ↑どーぞ↓」



P「付き合ったらセックスはしたい訳だが、麗は一回やったら、「こんな体にした貴殿が悪い」とか言ってどこでも関係なく求めて来そうだし」

P「逆に圭さんは、セックスすると腰が折れちゃうじゃないかと集中できない」


P「彩と同じ理由で、セムも無しだな」

咲「それじゃ、残るのは」ゴクリ



P「カフェパレか……」

咲「……」


P「神谷と東雲はできてるし」

P「アスランはゲヘナに連れてかれたくないし」



P「卯月は糖尿病になりそうだし」

咲「……」ドキドキ


咲「と」

咲「言うことは」ドキドキドキドキ



P「だから、カフェパレも無しだな」

咲「ふえっ!?」ビクッ


咲「ぷ、プロデューサー!! あ、あっ、あたしはっ!!?」

P「何を言ってるんだ?」



P「咲は可愛い女の子にしか見えないんだから、俺がホモだったら付き合わないよ」

P「だが安心しろ。俺はホモじゃない」ニコリ


咲「プロデューサー、さん……」キュン

咲「大好きだゾぉぉっ!!」ギュゥゥッ



やっぱり咲ちゃん可愛い



おわり『W』

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