剣心「あれは！？」

恵「あら剣さん！？」

剣心「恵殿！」

恵「その様子だと剣さんまだ現代に馴染んでない様子ね……」

剣心「いや……恵殿は服装といい馴染みすぎでござるよ……拙者と一緒に明治時代への帰り方を！……」

恵「もう諦めたほうがいいわ」

剣心「え」

恵「私はこの発展した医療の中で勉強するからもう戻らないわ」

剣心「いや、しかし勉強すると言ってもどうやってするでござるか？」

恵「たまたま道端に盲腸で倒れてた人を助けたんだけどその人が病院の院長だったらしいから色々と教えてくれるの」

剣心「……」

恵「そうね……剣さんも仕事探してみてはどうかしら？」

剣心「仕事でござるか……」

恵「ちなみにこの時代は履歴書を書かないといけないの」

剣心「履歴書？」

恵「そうよ　そこのコンビニという場所で売っているわ　あ！もうこんな時間！剣さん頑張ってね！」

剣心「行ってしまった……まあ仕方がない……暫くの間仕事でもして食いつなぐしかないでござるな」

？「いらっしゃいませ！！」

剣心「おろ？……サノ！」

左之助「おお剣心か！」

剣心「サノはここで働いているでござるか」

左之助「ああ！意外と楽しいぞ！」

剣心「そうか……ところで履歴書はどこでござる？」

左之助「履歴書はこれだ　ペンも忘れずにな」

剣心「ほう……履歴書とペンはいくらでござる？」

左之助「な事は気にスンナ　無料でいいぜ」

剣心「しかしそれではサノが……」

左之助「いいってことよ　俺とお前の仲じゃねーか」

剣心「サノ……」

左之助「それにこの店ゆるいから問題ねー」

剣心「スマン……恩に着る！」

左之助「頑張れよ……剣心」

剣心「履歴書とペンは買った　後は書くだけでござる」

剣心「これでよしと」

？「お前も来ていたのか」

剣心「おろ！？斎藤！？」

斎藤「でかい声を出すな」

剣心「どうかしたでござるか？」

斎藤「あの挙動不審の男は連続殺人事件の犯人かもしれん」

剣心「で？」

斎藤「俺はあいつを尾行中だ」

剣心「何で？」

斎藤「警察だからに決まっているだろ　わざわざ言わせんな阿呆が」

剣心「よくこの時代に警察に就職できたでござるな」

斎藤「お前とは潜り抜けてきた修羅場の数が違うんだよ……ちっ！気づかれたか！勝負はまた今度だ！」

剣心「何だあおの長蛇の列は！？」

操「はーい！ピチピチ御庭番式スーパーアイドル巻町操でーす！」

ファン「ミサオたあああああああん！！」

蒼紫「時間だ　操から手を離せ」

ファン「は？ちょっとくらいいいじゃねぇか！てめぇ舐めてるとぶっ飛ばすぞ！？」

蒼紫「御庭番式回転剣舞六連！箒バージョン」

ファン「うぎゃ嗚呼ああああああああああああああああああ！？」

剣心「操殿……しかもその横にいるのは蒼紫でござるか……」

剣心「まあ何はともあれ、皆、この未来を頑張って生きているでござるでは拙者も頑張らねば！」」

剣心「そういえば薫殿は無事でござろうか……」

？「気持ちよかった～またお願いしますね！」

剣心「薫殿！？」

薫「け、剣心！？」

剣心「薫殿……今のは……薫殿……まさか」

薫「そうよ……今は指名№１の風俗嬢なの……」

剣心「生きていくためとはいえそんな事はすぐにやめるでござる！」

薫「ごめんね……最初は生きていくためだった」

薫「でも……ＳＥＸを楽しんでる私がどんどん大きくなっていったの」

剣心「薫殿……そんな……」

薫「もっと色んな男の人とＳＥＸがしたい……だから剣心さようなら」

剣心「あああああああああああああああああああああ　うそだああああああああああ！！」

後日

面接官「履歴が人斬り、遊撃剣士で今はるろうにか……年齢も年齢だし不採用で」

この後の剣心の行方を知るものは誰もいない……。