友奈「東郷さん、だーいすき!」 (202)

キャラ崩壊があるかもしれない(無いようには努める)

百合百合注意!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421449715

友奈「ふぁ……ぁぁ……凄いよ!東郷さん!!こんなの初めてっ!」ギシギシ


東郷「」


友奈「東郷さん?不安なの?大丈夫!一人きりで逝かせたりはしないから……んぁ……いくときは……一緒だよっ!」ギシギシ


東郷「」


友奈「う……ん……ああ……い、いっちゃうっ!東郷さんと一緒にいっちゃうよっ!!」ビクンビクン


東郷「」


友奈「………………」


東郷「」


友奈「東郷さーん!」ビクンビクン

東郷「」


友奈「今日も、東郷さん可愛かったよ!!ぼた餅も美味しかったし!」


友奈「また、明日も……んー、でも私はぼた餅よりも東郷さんのぼた餅を食べたいなぁ……なーんて」


東郷「」


友奈「ああ、安心して別に本当に食べる訳じゃないから!だからねっ……怒らないで」


東郷「」


友奈「…………私、抱き枕相手に何やってるんだろう……」


友奈「東郷さんをとりあえず、仕舞っとかないと」


友奈「東郷さんにバレたら嫌われちゃう!」


東郷「」シメェ


友奈「よし!押し入れにしまったから大丈夫!!明日になれば、東郷さんが起こしにきてくれるはず!」

友奈の部屋


パッパラーパッパラー


友奈「う……うーん」


東郷「起きて友奈ちゃん、朝だよ」


友奈「ふぇ……もう朝なんだぁ」


東郷「朝ごはん作ってあるから一緒に食べよ」


友奈「うん!さすが東郷さんだねっ!いつもありがとう」


東郷「いいよ、私も友奈ちゃんと一緒に食べれて嬉しいから」


友奈「…………っ」ドキッ

東郷「どうしたの友奈ちゃん?顔真っ赤だよ?」


友奈「いやぁ、夕日の光のせいかなぁ」


東郷「まだ、朝だよ」


友奈「ああ!うん!そうだね……も、もしかしたら熱とかあるのかも」


東郷「そうなの?」


友奈「ちょっと測って欲しいなぁって」


東郷「うん、分かった。それじゃあ体温計を取って……」


友奈「ちがーーう!!そこは東郷さんの額でっ!」

東郷「そうね!分かったわ、それじゃあ……始めるけど良い?」


友奈「うん……来て用意は出来てるから」


東郷「…………」コツン


友奈(東郷さんの顔が近いよー!やったぁ!!)


友奈(そ、そうだ……今ならキス……できるかも……)


東郷「うーん……熱は無いみたいだけど、どうする?辛いなら学校……休んでおいた方が良いかも」


友奈「あ……えっと、大丈夫だよ!東郷さんの顔を見たら元気になっちゃった!」


東郷「ふふ、そうなの?でも無理をしてはダメよ。辛くなったら言ってね」

友奈「東郷さんは心配しすぎだよ。全然平気だから」


友奈「それに隠してても東郷さんならすぐに分かっちゃうし」


東郷「ふふっ、そうだね。私はずっと友奈ちゃんを見てるから」


友奈「…………」ドキドキ


友奈「あ、えっと……そろそろお腹も空いたし朝ごはん食べないとっ」デレデレ・


東郷「まだ、時間はあるから急がなくても大丈夫だよ。ちゃんと計算してあるから」

通学路


友奈「あのね、東郷さん」


東郷「どうしたの友奈ちゃん」


友奈「せっかく歩けるようになったんだし……手とか繋いでも良いかな?」


東郷「でも、手を繋いだら歩きにくいよ?」


友奈「私ね、東郷さんが歩けるようになって……ちょっとだけ残念だなぁって思っちゃったんだ」


友奈「あの時は二人一緒に歩いて来たって感じがしたから……だから、東郷さんが歩けるようになった今でも、それを感じたいって思って……ダメかな」


東郷「ううん、勿論良いよ。私が友奈ちゃんの頼みを断るわけないから安心して」

友奈「東郷さん……えへへ」ニギニギ


友奈(東郷さんの手……こんなにも暖かくて優しいんだ)


友奈(……この優しい手で私の胸を揉んでくれないかなぁ)ムラァ


友奈「あ、あのね東郷さん、ついでに肩にもたれても良いかな?」


東郷「勿論よ!友奈ちゃんの頼みなら断るわけないわ!」


友奈「東郷さん……」ドキドキ

部室


友奈(東郷さん東郷さん東郷さん東郷さん東郷さん東郷さん東郷さん東郷さん) ・ニヘラ


夏凜「友奈、何一人でにやけてるのよ」


友奈「わわっ、夏凜ちゃん!びっくりしたぁ、いつからいたの?」


夏凜「ずっと居たわよ、それよりも何か良いことでもあったの?」


友奈「うーん、特にないよー、あ、でも一つだけあるかも」 ・


夏凜「それって?」


友奈「今日も夏凜ちゃんに会えた事かなっ」

夏凜「ちょ、ちょっと何言ってるのよ、いきなり!冗談はやめなさいよね、び、ビックリするじゃない」・


友奈「本当だよ、私、夏凜ちゃんの事、好きだから」


夏凜「そ、そう……あのね、良かったら今度……」


東郷「ごめんね、遅くなっちゃって」


友奈「東郷さん!全然待ってないよっ、忘れ物ぐらい一緒に取りに行っても良かったのに」


東郷「友奈ちゃんばっかりに迷惑をかけられないよ」


友奈「むしろ私の方が東郷さんに迷惑掛けっぱなしだよ、だからちょっとでも恩返し出来るたらっと思って」


東郷「それじゃあ、互いに迷惑掛け合っちゃってるね」


友奈「まるで夫婦だねっ!」


夏凜「………………」キリリ

訂正
出来るたら→出来たら

後、黒い点は気にしないで下さい。何故か現れるので

風「うわぁ……見てられないわねぇ、これはこれで」


樹「でも、私達にはどうすることも出来ないよ、お姉ちゃん、見守ってあげよう優しく」


風「ねぇ、樹、今思ったんだけど夏凜ってあんまり東郷と話をした事ないわよね」


樹「そういえば、確かに私も東郷先輩と夏凜さんが話しているの見たこと無いようなぁ」


風「意外とギスギスしてるのよねぇ、もう少し東郷と夏凜の仲が良くなれば夏凜も多少は諦めが付くんでしょうけど」


樹「うーん、親睦会みたいなのはどうかな……」


風「それよ!」

夏凜の家


夏凜「友奈……」


夏凜「二人で遊園地……行きたかったなぁ」ヒラヒラ


夏凜「まぁ、無理よね。友奈には東郷がいるし……で、でも友奈は私の事が好きって……も、もしかしたら私の事を……」


ピーンポーン


夏凜「友奈!?」タッタッタ


ガチャリ


東郷「夏凜ちゃん、遊びに来たよ」


夏凜「と、東郷!?どうしたのよ急に訪ねて来て」


東郷「ちょっと話そうと思ってぼた餅も持ってきたから一緒に食べよ」

夏凜「それで、何の用なの?」


東郷「用というか、ほら、私と夏凜ちゃんってあんまり、お話とかした事なかったから親睦会をしようかと」


夏凜「別に私は……東郷が嫌いって訳じゃ……」


東郷「それはそうだけど、より親密になった方がいいでしょう」


夏凜「それは……そうだけど」


東郷「というわけで、まずはぼた餅」


夏凜「はいはい、分かったわよ」モグモグ


東郷「おいしい?」

夏凜「おいしいわ、何て言うか手作りって良いものね」


東郷「実はこれコンビニで買ってきたの」


夏凜「え、本当!?」


東郷「冗談だよ、味で分かるでしょ」


夏凜「あのね……本当にビックリしたじゃない……もう」フタツメモグモグ


東郷「そういえば、夏凜ちゃんって毎日コンビニ弁当なの?」


夏凜「た、たまにインスタントも取るけど……足りない栄養分はサプリで補うから問題ないわ」

東郷「夏凜ちゃん……料理の作り方、教えてあげるね」・


夏凜「い、いらないわよ。別に……まだ私は料理とか作る気……ないし」


東郷「ダメよ、今日は夏凜ちゃんに親睦という名の料理教室を行うって予定だったんだから嫌でも教えてみせるわ」


夏凜(でも……確かに料理は出来ておいた方が良いかも、作った料理……友奈に食べて貰えると良いな)


夏凜「はぁ、分かったわよ。東郷に逆らったら何されるか分からないし」


東郷「逆らった者は問答無用で斬りつけます」


夏凜「戦国時代か!」

東郷「でも、料理をする前に食料を買わないと米量不足は士気に大きく関わるわ」


夏凜「にぼしならあるけど」


東郷「本当にそれで料理ができるとでも?」


夏凜「あー、違うのね分かったわ、とりあえず食材を買うんなら急がないと」


東郷「うん、そうだね」

友奈の家


友奈「ん……んん……ぁあ……気持ち……良いよ……東郷さん」キュキュ


東郷「」


友奈「大丈夫!不安がらなくても任せて私が全部してあげるから!!」キュキュ


東郷「」


友奈「う……うん……あ、あぁッ」ビクンビクン


友奈「今日も気持ちよかったね!とーごーさん!」


東郷「」


友奈「……しまおう」


東郷「」シメェ


友奈「……うーん、なんだか東郷さんに会いたくなってきちゃったな」


友奈「思い立ったらすぐ行動だね!東郷さんの家に行かなくちゃ!」

東郷の家


友奈「東郷さんっ、入るよ」ガチャリ


友奈「東郷さん……どこ?」


友奈「東郷さーん!」


友奈「うーん、困った時は電話だねっ」

夏凜の家


夏凜「わざわざ、半分持たなくても良かったのに」


東郷「さすがに持たせっぱなしっていうのは悪いし……でも思ったよりも重いのよね……コレ」ヘトヘト


夏凜「まぁ、東郷はしばらくの間、車椅子だったんだし仕方ないわよ」ラクラク


東郷「なんというか……歴然とした力の差を感じさせられるわね」


夏凜「その分、東郷に料理を教わるんだから、おあいこよ」


東郷「そうね、それじゃあ早速武具を取って」


夏凜「武具って……あんたね、包丁でしょ……はい」

東郷「それじゃあ…………」


パッパラーパッパラー


東郷「友奈ちゃんからだ、どうしたんだろう」


夏凜「友奈!?」ビクン


東郷「友奈ちゃん、どうかしたの?」


友奈『良かったぁー、東郷さんが家に居ないからビックリして……』


東郷「ふふっ、友奈ちゃんってば心配しすぎ、今、夏凜ちゃんの部屋に泊まってて」


友奈『ええっ!そ、そーなんだぁー、でも夏凜ちゃんと東郷さんって何か意外だなぁ』


東郷「そうね、あんまり夏凜ちゃんとは話とかして無かったし、確かにちょっと意外かもしれないね」


東郷「でも……だから……かな、だからこそ親睦会をしなくちゃって思ったの、友奈ちゃんには寂しい思いをさせちゃうかもだけど許して?」


友奈『うん!全然平気だよ!東郷さんも夏凜ちゃんと仲良くしてねっ』


東郷「うん、ありがとう」


友奈『うん』ガチャリ

友奈「……うん」ポロポロ


友奈「東郷さんと会いたいよぉー」ポロポロ


友奈「……そういえば今、東郷さんの家って誰もいないんだね……」


友奈「…………」ムラァ


友奈「東郷さんのタンス……東郷さんの下着の場所は確か……ここだよね」


友奈「あったぁ!へぇー東郷さんの下着って青色が多いんだね、東郷さんのイメージって感じがするよ」カサコソ


友奈「他にも沢山下着があるよ、持って帰っても……バレないよね」カサコソ


友奈「えへへ、とーごーさーん」ムラァ

夏凜の家


東郷「夏凜ちゃん、包丁は刺すものじゃなくて切るものよ。こうやって……」


夏凜「……あ……手が……」アセアセ


東郷「だってこうした方が教えやすいと思って、夏凜ちゃんの場合、頭よりも身体で覚えさせるべきだと」


夏凜「た、確かに……それもそうね」カァー


東郷「夏凜ちゃん、顔赤いよ」


夏凜「な、赤くなって無いわよっ……ほら……いいから続けて」


東郷「ふふっ、そうね」トントン

夏凜(でも、東郷って失礼な言い方だけどわりとまともなのね)


夏凜(色んな意味で個性強いから心のどこかで警戒してた部分があるのかも)


夏凜(親睦会をやって正解ね……少しだけ……仲良くなれた気がする)ブンブン


東郷「夏凜ちゃん、包丁は振りすぎ」


夏凜「あわわっ!ご、ごめん……ついうっかり」


東郷「やはりいきなり包丁を扱うのは危険ね、夏凜ちゃんにはまずお米の研ぎかたから始めないと」

一時間後


夏凜「よ、ようやく……出来た」


東郷「お疲れ様、後は私がやっておくから休んでおいて」


夏凜「…………」


東郷「夏凜ちゃん?」


夏凜「その……ありがとう」


東郷「どういたしまして」


夏凜(…………)


夏凜(少し……辛いけど、東郷になら友奈と付き合っても……悪くないかも)


夏凜(いい加減、諦めないとね。私も)

東郷「用意も出来たし、そろそろ食べないと、私たちもお腹空いちゃったしね」


夏凜「そうね、でも……手作りだから……東郷が作ったのはともかくとしても……私の料理は……あまり味わいたくないわね」


東郷「…………」モグモグ


東郷「うん、大丈夫よ。ちゃんと夏凜ちゃんの料理もおいしいから、ほら食べてみて」


夏凜「そ、そう……それじゃあ」モグモグ


夏凜(美味しい……とは言えないけど不味すぎる事はないわね)


東郷「初めてでこれだけ出来たんなら充分だよ、これで立派なお嫁さんになれるねっ




夏凜「よ、嫁って……私は別に……そんなのには……」


東郷「だぁーめ、私がちゃんと何処に嫁いでも可笑しくないように教育するから安心して!」


夏凜「母親じゃないんだから……」

東郷「そろそろ、寝る時間だし、寝よっか」


夏凜「そうね……今日はいろいろと疲れたわ」


夏凜(……最後に、これだけ東郷に言わないと)


夏凜「東郷!」


東郷「ん……どうしたの?」


夏凜「これ……う、受け取りなさい!それで……その友奈と一緒に行ってみたら」


夏凜「わ、私は大人だから全然興味ないし」


夏凜「た、たまたま当たっただけでいらない物だから……」


東郷「夏凜ちゃん……」ダキッ


夏凜「わわっ、ちょっと……東郷どうしたのよ!」

東郷「夏凜ちゃん気を使いすぎ、本当は友奈ちゃんと行きたかったんじゃないの?」


夏凜「べ、別に……そんな事は」


東郷「それなら今度私と行ってみようか」


夏凜「え……いいの?私で……」


東郷「これは夏凜ちゃんのチケットなんだから、夏凜ちゃんが使わないと……ね」


夏凜「う、うん」ドキドキ


夏凜「しょ、しょーがないわね、そこまで言うなら行ってやるわよ!」


東郷「ふふっ、楽しみだね」

部室


東郷「…………」


友奈「東郷さん?元気ないみたいだけど、どうしたの」


東郷「え……ううん、なんでもないよ」


東郷(私の下着が減っている……どうして?一応鍵は掛けておいたはずなんだけど)


友奈(東郷さん……何があったんだろ?元気ないみたいだし)


友奈(夏凜ちゃんの部屋に泊まってから様子がおかしいような……)


友奈(もしかして夏凜ちゃんに何かされたんじゃ)キリリ

友奈「東郷さん!いざとなったら私に頼ってくれて良いから」


友奈「だから話せる時で良いから話してね!」


東郷「友奈ちゃん……うん、今は大丈夫……でも困ったら、その時は友奈ちゃんに相談するね」


友奈「……東郷さん」ウルウル


友奈「東郷さん!」ダキッ


東郷「友奈ちゃん……ありがとう」

ガラガラ


風「ごめん、私とした事が遅れちゃった……夏凜がなかなか私を解放してくれなくて」


夏凜「解放してくれなかったのはアンタの方でしょーが」ブンブン


友奈「えっと何かあったの?夏凜ちゃん」


風「えっと服を買いに……」


夏凜「わ、わー!何、話そうとしてるのよ!」


樹「別に服を買うぐらい普通だと思います、夏凜さんも乙女です」


夏凜「樹まで!?」


友奈「どんな服を買ってきたのー?教えてよー」

夏凜「嫌よ、どうして私が友奈に見せないといけないのよ」


友奈「私、夏凜ちゃんに興味あるから見たいと思ったのに……」


夏凜「ご、ごめん……それでもダメだから」ドキドキ


風「友奈、まぁ、人には人のプライベートってのがあるから我慢しなさい」


友奈「風先輩がそう言うなら」・


風「それに服って事はいつかは着ていくんだから、すぐに見れるわよ」


風「服を見るよりも服を着た夏凜の方が見たいしね」


友奈「さすが風先輩!言ってることの奥が深いです」


夏凜「え……深いの……コレ」

夏凜(そ、それにしても)チラ


東郷「私は友奈ちゃんが服を着ている所も見たいわ」キラキラ


友奈「うん!私も皆が新しい服とか着ているのみたいかも!」


夏凜(東郷と二人で遊園地って……友奈からみたら浮気になるんじゃあ……)チラチラ


友奈(さっきから夏凜ちゃんがこっちを見てる……)


友奈(この視線は後ろめたい視線だねっ!)


友奈(やっぱり東郷さんに何かしたんだ!)

友奈の家


ピーーー ガシッ


東郷「友奈ちゃん……大好きよ」


ピーーガシッ


東郷「友奈ちゃん……大好き」


ピーガシッ


東郷「大好き」


ピーガシッピーガシッピーガシッピーガシッピーガシッ


東郷「大好き大好き大好き大好き大好き」


友奈「うん!私も大好きだよ」

東郷の家


東郷「やっぱり下着が無くなっている」


東郷「恐らく曲者が侵入して私の下着を……」


東郷(でも、おかしい。私の下着のあるタンスがピンポイントで狙われるなんて)


東郷(この場所を知っているのは親しい人だけのはず)


東郷「なのにそれを知る事が出来た、部屋に盗聴器の類いはない」


東郷「相手はプロ……」


東郷「もしかして今も何処かに潜んでいるのかも」 ・


東郷「こ、怖いよ……友奈ちゃん」


東郷「そうだ、友奈ちゃん!友奈ちゃんに今日は泊まってもらおう」

数十秒後


友奈「東郷さん!急に泊まろうって言ってびっくりしちゃった!」


東郷「ごめんね、なんだか、ちょっと寂しくなっちゃって」


東郷(友奈ちゃんに心配はかけさせたくない……下着の件は黙っておかないと)


友奈「ううん!私も……ちょっとだけ寂しくって、だから東郷さんから電話が来たときは、すっごく嬉しかったよ」


東郷「友奈ちゃん……」


友奈(東郷さん……何かに怯えてるみたい……それとも私の気のせい……なのかな) ・


友奈「東郷さん!お風呂入ろっか」

東郷「え……でも、まだ早いよ」


友奈「東郷さん、不安そうな顔してるよ」


東郷「友奈ちゃん」


友奈「不安はお風呂で洗い流すのが一番だよっ」


東郷「うん、そうだね。私ってば、また友奈ちゃんに心配かけちゃってる」


友奈「ううん、むしろ心配させて、東郷さんの事を思っている時が私にとって一番幸せな時なんだから!」


東郷「うん、ありがとう。それじゃあ一緒に入ろう」


友奈「やったぁ!」

風呂場


友奈「東郷さんのお風呂は相変わらず大きいなぁ!」


東郷「そうかな、私は結構普通だと思うけど」


友奈「フロリダ並みに大きいんじゃないかな!」


東郷「友奈ちゃん、それ、面白い」


友奈「本当!やったぁ!」


友奈(それにしても東郷さんの裸、綺麗だなぁ……)ムラァ


東郷(……この視線は……もしかして、曲者が近くに……どうしよう……怖い)


東郷(ううん、考えすぎね。大体、ちゃんと鍵は締めたはずだし、チェーンだってつけたから)

友奈「とーごーさん髪の毛洗うね」


東郷「う、うん」


友奈「えへへ、東郷さんの髪の毛は綺麗だなぁ、なんだかうどんっぽいね」


東郷「それは……あんまり嬉しくないかも」


友奈「あはは……でも美味しそうって意味だから」


東郷「でも食べちゃダメだよ」


友奈「食べないよ~」ワシャワシャ


東郷「ん……んん」


友奈「東郷さん、目を開けてると入っちゃうよ」


東郷「そうね」

東郷(友奈ちゃんの指使い……気持ちいいかも)


東郷「友奈ちゃん、上手だね」


友奈「基本はマッサージと変わらないからかな……えへへ、でもようやく少し元気になったね」


東郷「友奈……ちゃん、私の為に……ありがとう」


友奈「ううん、言ったはずだよ。私と東郷さんはずーっと一緒だって!」


東郷「うん、ずっと一緒だね」


友奈「東郷さん、身体も洗ってあげる」ハァハァ


東郷「えっ……さすがに身体ぐらい自分で……」

友奈「東郷さん!」


東郷「えっと、な、何?」


友奈「私たちはずっと一緒だから身体だって洗い合わないとダメなはずだよ」


東郷「そう……そうね、でも、1つだけ条件があるわ」


友奈「良いよ、それで東郷さんの身体が洗えるなら!」


東郷「条件は一つ、私も友奈ちゃんの身体を洗わせることです」


友奈「えっ……わ、私の身体を」


東郷「友奈ちゃん、さっき言ったよね。一緒だって、だから一緒に洗おう?」


友奈「東郷さん……」カァー


友奈「……うん、東郷さんがそう言うなら、私の身体を存分に使って!」

夏凜の部屋


夏凜(結局、東郷と行くことになったのは良いけど)


夏凜(どうして、こうなったのよ)


夏凜(私は最初、友奈と行くつもりだったのに)


夏凜(でも……東郷も……悪くないかも)


夏凜(なんだろう……身体が疼く)


夏凜(ちょ、ちょっとぐらい友奈以外でも良いわよね)ムラァ


夏凜「ん……んん……あぁ」クチュクチュ


夏凜「東郷……そんなところ……触っちゃ……んぁ!」


夏凜「わ、私も……」クチュクチュ


夏凜「私も東郷が大好き!!」ビクンビクン


夏凜(遊園地……ちょっと楽しみかも)

東郷の家


友奈「ん?東郷さんの机に何か置いてある」


友奈「これって遊園地のチケットだぁー、もしかして私と行くつもりなのかな」


友奈「はっ」キュピーン


友奈「東郷さんが落ち込んでいたのは私に断られるかどうか心配だったんだね!」キュピーン


友奈「もう!東郷さんったら焦れったいよ!!」キュピピーン


友奈「私なら何時でもウェルカムなのに」キラキラ

東郷「ごめんね、着替えるの遅くなって」


東郷(さっき確認したけど下着は盗まれていなかった。恐らく今日はもう大丈夫)


友奈「ううん、そろそろ時間だし!寝なくちゃね」


東郷「そうだね」ニコニコ


友奈「うん?どうかしたの」


東郷「友奈ちゃん、なんだか嬉しそう」


友奈「えへへ、私は東郷さんと一緒にいるときはずっと嬉しいよ」


東郷「うん、私もだよ」

友奈(東郷さんも自分からじゃ、言いにくいだろうし、何気なく話題をふらないとね)


友奈「あ、そう言えば遊園地のチケット見つけたんだけど東郷さん遊園地に行くつもりなの?」


東郷「うん、明後日に行くつもりだよ。創立記念日で学校がお休みだから」


友奈「そっかぁ、その方が空いてるもんね」 ・


東郷「うん、あんまり遊園地とかに行ったこと無いから楽しみ」


友奈(私も楽しみだよっ!)


友奈「そういえば、車椅子だったから遊べなかったけど、今は遊べるからね。遊園地も良いと思うよ!」


東郷「友奈ちゃん、ありがとう」


友奈「えへへ」ドキドキ

東郷「友奈ちゃん、ありがとう」


友奈「えへへ」ドキドキ


友奈「ところで、東郷さんは誰と遊園地に行くの?」


東郷「夏凜ちゃんと行くつもりだよ」


友奈「…………」


東郷「最初は、そんなつもり無かったんだけど夏凜ちゃんと一緒にいる内にいろいろあって」


東郷「それで夏凜ちゃんと行くことになったの」


友奈「…………」

東郷「友奈ちゃん?」


友奈「あ、うん!ちょっと驚いちゃって夏凜ちゃんと東郷さんってそんなに仲良かったかなぁ……とか」


東郷「前に夏凜ちゃんと泊まって、夏凜ちゃんの事、いろいろ知ったから」


友奈「そ、そうなんだぁー、明後日、楽しみだね!」


東郷「うん、まだ一日もあるのに緊張しちゃってる」


友奈「…………」ポロポロ


東郷「友奈ちゃん寝ちゃったの?」


友奈「…………」ポロポロ


東郷「友奈ちゃん、はしゃぎ過ぎだよ。クスッ、お休みなさい」


友奈「明後日……楽しみだなぁ」

友奈の家


友奈「…………」


友奈(うーん……このままだと夏凜ちゃんに東郷さんを取られちゃう)


友奈「そうだっ、私が東郷さんに成り済まして夏凜ちゃんと付き合えないって言えばいいんだ」


友奈「って、そんな事……出来るわけないよね」


東郷「」


友奈「えっ、東郷さん、力を貸してくれるの」


東郷「」


友奈「でも、悪いよ。そんなの東郷さんに迷惑は掛けられない」


東郷「」


友奈「東郷さん……そんなに私の事を、うん!そうだねっ!」


友奈「勇者部五ヶ条ひとーつ!成せば大抵なんとかなる!」


友奈「明日楽しみだなぁ」

遊園地


東郷「ごめんね、少しだけ遅れちゃって」


夏凜「わ、私も今来た所なんだし、べ、別に待ってないからっ」カチカチ


東郷「夏凜ちゃん、固くなりすぎだよ。もしかして遊園地とか初めて?」


夏凜「えっと……そうね。あんまり行った記憶は無いわね」


東郷「実は私も遊園地とかはあんまり行ったことが無いから」


東郷「だから、夏凜ちゃんが遊園地行くって知った時、少し行きたいなって思っちゃったの」


東郷「本当は友奈ちゃんと行くべきなのにね」


夏凜「別に気にしてないわよ、どっちにしたって友奈と行ける気がしなかったし」


夏凜「それに……」


東郷「それに?」


夏凜「そ、それに私は東郷が来てくれて嬉しいし……」カァー

東郷「うん、私もだよ。ほら早くチケットを見せて入らないと」


夏凜「そ、そうね。わかったわ行きましょ!」


園子「はい、チケット売り場だよ~再入場は500円」


東郷「そのっち!?どうしてこんな所に」


園子「わっしー、私の方がびっくりだよ」


東郷「私は友達と遊園地に、そのっちはバイト?」


園子「うん、まぁね。2月に樹海の記憶ってゲームを買うために働いてるんだよ」

東郷「でも、私達はまだ中学生な気が」


園子「わっしー、細かい事は気にしちゃダメだよ~」


園子「ほら、後ろにもお客さんが待ってるから急いで」


東郷「そうね、はい。チケット子供二人分」


園子「確認したよ、二人とも楽しんで行ってね」


東郷「うん、ありがとう」タッタッタ


夏凜(誰なのよ……)タッタッタ


園子「わっしーも丸くなったなぁー」

友奈(まずは作戦1東郷さんに成り代わって夏凜ちゃんに友奈ちゃんと付き合ってる宣言をする)


友奈(そうすれば夏凜ちゃんも諦めるはず)



友奈(作戦その2落ち込んだ東郷さんを励まして、なかよくなる!)



友奈(作戦その3なかよくなった所で昨日買った指輪を渡す)


友奈(作戦その4夏凜ちゃんにもあふたーけあを)


友奈「うん!なかなか良い作戦じゃないかな」ルンルン


友奈「チケット一つくださーい」


園子「ごめんねー、チケットは前もって買わないと入れないんだよ」


友奈「今は売られてないんですか?」


園子「限定販売だからね、そういう面もあるよ」


友奈「…………」

友奈「作戦その0、東郷さんに成り済まして再入場!」


友奈「東郷さん、力を貸してね」


友奈「」パサパサ


友奈「うん!これでどう見ても東郷さんだぁ!」


友奈「…………」テクテク


園子「…………」ジー


友奈「…………」テクテク


園子「待って!」ガッ

友奈「いてて!」・


園子「わっしー、再入場は500円だよ」


友奈「ああ、うん!そうだったね……えっと」


友奈(しまった、抱き枕カバーの中にいるから手が出ないや)


友奈「ごめん……東郷さん」ビリビリニョキ


友奈「はい!500円だよっ」タッタッタ


園子「わっしー……キャラが変わりすぎだよ」

夏凜「しかし、結構遊んだわね」


東郷「そうね、少しはしゃぎ疲れちゃったかも、ジェットコースターが乗れなくて少し残念だったけど」


夏凜「そうね身長が後10センチ高ければいけたのに」


東郷「先は長そうね、私は後2センチ足りなかったわ」


東郷「結構、動きまわった事だし、少し休憩しよっか」


夏凜「私はまだまだ行けるわよ!」


東郷「序盤にはしゃぎ過ぎると後半眠くなっちゃうから少しずつ休憩も取るべきよ」


夏凜「分かったわ、お腹も空いてきたし何か食べに行った方がいいわね」

フードコート


東郷「私が席を確保しておくから夏凜ちゃん注文頼める?」


夏凜「別に良いけど、何が良いの」


東郷「とりあえず和食かな、夏凜ちゃんが選ぶなら何だって美味しいと思うから、頑張って」


夏凜「ま、まずくても知らないから」カァー

タッタッタ


友奈「ようやく、一人になった。今がチャンスだ!」


夏凜(と、とりあえず東郷が好きそうな和食っぽい所には並んでみたけど)


夏凜(人……多いわね)


友奈(ば、バレないよね)


友奈「か、夏凜ちゃん!」


夏凜「東郷、どうしたのよ?今は席を確保しておかないと取られちゃうわよ」

友奈「そうじゃなくて、実は私、東郷さんと付き合ってるんだぁ」


友奈(よし!これで作戦成功!)


夏凜「それって突っ込み待ちなの?」


友奈(そうか!今の私は東郷さんだから友奈ちゃんって言わないとダメなんだぁ)


夏凜「はいはい、良いから早く席を取ってなさい、ちゃんと料理は和食にしとくから」


友奈「追い出されちゃった……し、仕方ない。またチャンスを見て実行だよっ」タッタッタ

東郷(夏凜ちゃん時間掛かってるみたいだけど大丈夫かな)


東郷(今日は夏凜ちゃんの思い出になるようにプレゼントも用意してきたし)


東郷(その名も数珠丸恒次(じゅずまるかねつぐ)、夏凜ちゃん刀とか興味ありそうだし喜んでくれるかな)


友奈「わわっ、東郷さんっ!」ドーン


東郷「きゃっ」


友奈「あー、えっとごめんなさい!」

タッタッタ


東郷「…………」


東郷「今の声……友奈ちゃん?」


東郷「そんなわけないよね……」

数時間後


東郷「今日は楽しかったね」


夏凜「そうね、まぁー悪くは無かったんじゃないかしら」


東郷「今回は私だったけど、次は友奈ちゃんと行けたらいいね」


夏凜「……そうね、友奈とも……今度は3人で行きましょ」


東郷「3人?私も良いの?」


夏凜「3人で行くのも……ううん、勇者部のみんなと行くのも悪くないと思ったのよ

……」


東郷「夏凜ちゃん」


夏凜「な、何よ」


東郷「成長したね」ヨシヨシ


夏凜「んな!わ、私は子供じゃないんだからっ!」カァー

東郷「まだ私も夏凜ちゃんも中学生だよ」


夏凜「それは……そうだけど」


東郷「ふふっ、そんな夏凜ちゃんの成長祝いにプレゼント」


夏凜「えっ、わ、私に……待って!私でいいの?私は何も用意してないし……そ、それにっ!」


東郷「夏凜ちゃんを驚かせようと思ったんだから用意してなくて当然だよ、これは言ってみれば褒美みたいな物だから遠慮せずに受け取って」


東郷「それに夏凜ちゃんにならきっと喜んでくれると思うから」


東郷「これを持って立派な武士になってね夏凜ちゃん」


夏凜「そ、その今……開けても良い?」


東郷「ダメよ、こういうのは家に帰ってからじゃないと楽しみが減っちゃうと思うし」


夏凜「それもそうねっ!」ワクワク

東郷「ふふっ、でもね。私、夏凜ちゃんにと一緒にいれてうれしい」


夏凜「わ、私もよ……東郷とこんなに仲良くなれるなんて、ちょっと今でも信じられないわ」


東郷「夏凜ちゃん……実は一つだけ謝らなくちゃいけない事があるの」


夏凜「何よ、急に改まって」


東郷「実は、親睦会を考えたのは私じゃないの、風先輩が私達に気を使ってくれて」


東郷「本当は秘密にしておくように言われたんだけど、なんだか夏凜ちゃんを裏切ってるみたいで」


夏凜「東郷……」


東郷「ごめんなさい」

夏凜「はぁ……」パシッ


夏凜「あんたは気にしすぎよ、別に誰が計画したかが問題じゃないでしょ」


夏凜「東郷は風に言われたから私と仲良くしたの?」


東郷「違うわ、私も夏凜ちゃんと仲良くなりたくて」


夏凜「なら、それで充分よ。その気持ちだけが真実って事なんだし」


東郷「夏凜ちゃんは強いね」

夏凜「あ、当たり前よ。私は勇者なんだからっ」


東郷「そういう意味じゃなくて心がだよ。私ならきっと少し怒ると思う」


東郷「そういう事を秘密にされるのって、なんだか裏切られる気分になっちゃうから」


東郷「やっぱり親しい人には秘密事はして欲しくないかな」


夏凜「考えすぎなのよ、東郷は。少し頭をリフレッシュする必要があるんじゃない?」


夏凜「はい、頭がスッキリするサプリよ」


東郷「夏凜ちゃん、ありがとう」モグモグ


東郷「私も考えすぎってのは分かってるだけど、つい考えちゃって」

夏凜「その時は私や友奈が東郷の悩みを倒してあげるわよっ」


夏凜「それに、東郷の……そういった弱さも……私は……その……嫌いじゃないし……」ゴニョゴニョ


東郷「夏凜ちゃん?何か言った?」


夏凜「な、何でもない!」


東郷「そう、でもありがとう……相談に乗ってくれて」


夏凜「悩んだら相談……でしょ、それに相談って程の事でもないし」


夏凜「その……また、辛くなったりしたら、いつでも、相談に乗るわよ?」


東郷「それじゃあ、また辛くなった時は相談するね」


友奈「………………」キリリ

友奈の家


友奈「………………」


友奈「うぅ……どうして……夏凜ちゃん酷いよ」ポロポロ


友奈「私から、東郷さんを奪うなんて……」ポロポロ


友奈「ずっと私が一緒にいたんだよ?」


友奈「最初に東郷さんが引っ越してきた時から、私が最初に声をかけて……それからずっと」


友奈「もしかして東郷さんが歩けるようになったから」


友奈「私はもう必要じゃないのかな……」


友奈「私の定位置……無くなっちゃった」ポロポロ

友奈(いつからだろう、東郷さんとキスしたいって思うようになったのは)


友奈(東郷さんが泣いてると私がいなくちゃって思って)


友奈(初めはこの気持ちがよく分からなかったけど)


友奈「これが……恋……なんだよね」


友奈「だ、大丈夫!指輪さえ渡したら東郷さんだって私の事を見てくれるはず!」


友奈「えっと指輪は……あれ?なんで刀が入ってるの?」


友奈「よく分からないけどクローゼットに閉まっておこう」


刀「」シメェ


友奈「あれー?指輪……どこ行ったんだろう?」

夏凜の部屋


夏凜「う、うそ……これって指輪!?」


夏凜「東郷……もしかして私の事が好きなの!」


夏凜「わ、私も東郷の事は好きだけど……いきなり告白されても」


夏凜「そういえば、東郷はあの時私に立派な武士になれって言ってたわよね」


夏凜「あ、あれって東郷だけの武士になれって意味なんじゃあ……」


夏凜「つ、つまり」キュピーン


夏凜「東郷は私に夫になって欲しいって事ね!」キュピーン


夏凜「私にも覚悟はあるわ!東郷の返事を返さないと!」

東郷の部屋


プロロロー プロロロー


東郷「もしもし、友奈ちゃん?どうしたの」


友奈『ううん、何でもないよ、只、東郷さんの声が聞きたくなっちゃって』


東郷(友奈ちゃん……元気が無いみたい)


東郷「友奈ちゃん、今日も良かったら私の家に来てくれないかな」


東郷「私も今日は友奈ちゃんと居たい気分だから」


東郷(何だろう、今の友奈ちゃんを放って置いたらいけない気がする)


友奈「え、えっと……でも……」


東郷「友奈ちゃん!勿論来てくれるよね」


友奈「うん……」

夏凜の部屋


夏凜「何よー、話し中になってて繋がらないじゃない!」


夏凜(やっぱり……こういうのは直接会って話すべきなのかしら)


夏凜(で、でも……今すぐ言った方が東郷も安心するはず)


夏凜「な、成せば大抵なんとかなる!こ、今度こそ掛けてやるんだからっ」


プロロロープロロローガチャ


夏凜「つ、繋がった。あ、あのね!東郷、あの時は指輪ありがとう!」


夏凜「それで告白の返事なんだけど、勿論、私はオッケーよ!東郷の夫になってみせるわ!」


夏凜「東郷?おーい聞こえてる?」


ガチャリ ツーツー


夏凜「あれ?繋がって無かった?」


友奈「…………」ガチャリ


東郷「友奈ちゃん、誰からの電話だったの?」


友奈「うーん……なんだか間違い電話だったみたい」

東郷「そっか、友奈ちゃん。ごはん作ったから一緒に食べよ」


友奈「うん!」


友奈(告白?何の話なの、東郷さんが夏凜ちゃんに告白……ありえない、ありえない)


友奈「わぁー、東郷さんの料理はやっぱり美味しいよ!」


東郷「良かった、友奈ちゃんに喜んでもらえて」


友奈「あ……えっとね、東郷さん」


東郷「どうかしたの友奈ちゃん?」


友奈「東郷さんは夏凜ちゃんとどのぐらい仲良くなったの?」

東郷「どのぐらいって言われると悩むけど……そうね、結構親密にはなったかな」


友奈「そ、そーなんだぁ!私も東郷さんと夏凜ちゃんが仲良くしてくれて嬉しいよ」


東郷「そうだね、これも風先輩のおかげね」


友奈「…………」キリリ


友奈「私ね、東郷さんの勇者になりたいんだ」


東郷「急にどうしたの?友奈ちゃんはいつでも私の勇者だよ」


友奈「そうだよね、私……勇者だから東郷さんを守らないとねっ!」


東郷「友奈……ちゃん?」


友奈「安心して!東郷さんを襲う悪者はみんな倒すから!」


東郷「…………」ダキシメル


友奈「…………東郷さん」

東郷「友奈ちゃん、何かあったの?言ってみて」


友奈「……東郷さんっ!……東郷さんはずっと私の側に居てくれるよね」


東郷「うん、ずっと一緒よ、友奈ちゃんから離れないわ」


友奈「そっか……そうだよね、なんだか……東郷さんが遠くに行っちゃうみたいで不安だったんだ」


東郷「私はどこにも行かないわ、ずっと友奈ちゃんの側にいるから」


友奈「東郷……さん」ポロポロ


友奈(そうだ、東郷さんはずっと私と一緒なんだ!夏凜ちゃんなんかに奪わせないよっ!)


友奈「ありがとう!とーごーさんのおかげでげんきになれたきがするよ」


東郷「ごめんね、私にはこの程度しか力になれなくて」


友奈「そんなことないよ、とーごーさんはいてくれるだけであんしんしちゃうから」


東郷「悩んだら相談だよ、私はずっと友奈ちゃんの側にいるから、困ったことがあったら話してね」


友奈「うん!」

部室


友奈「とーごーさん!これって、うーんこっちであってたかな?」


東郷「違うわ、ここは……こうよ」


友奈「な、なるほど!やっぱりとーごーさんはおしえるのがうまいね!」


夏凜「…………」


夏凜(東郷に指輪の事、伝えないといけないのに機会が見つからない)

友奈「やっぱりとーごーさんのぼたもちはおいしいなぁ」


東郷「友奈ちゃん、今日は機嫌よさそう」


友奈「うーん?そうかな?わたしはいつもこんなかんじだよ?」


東郷「いつも以上に元気って意味だよ」


友奈「やるべきことをみつけたからね!」


夏凜(あー!全然、二人の間に入る勇気がない!)

夏凜の部屋


夏凜(結局、東郷も友奈とも会話できなかったし)


夏凜(友奈っていっつも人付き合いが上手いから……)


夏凜(誰とも気軽に付き合えて……羨ましいわ)


夏凜(ある意味、人付き合いも才能って気がするけど)


夏凜(でも、足りないコミュ力は気合いでカバー!こ、今度こそは東郷に電話を)


プロロロープロロロー


夏凜「わっ!向こうから電話掛かってきた」オロオロ


夏凜「とりあえず、出ないとっ!」

夏凜「も、もしもし」


友奈『あ、夏凜ちゃん!よかったー、夏凜ちゃんとはなしたいことがあったから』


夏凜「話したい事?な、何よ、言ってみて、どうせ友奈の事だから下らない事でしょうけど」


友奈『あー、ごめんね、でんわでは話しにくい事だから、私の家に来てくれると嬉しいかな』


友奈『とーごーさんも部屋にいるから!』


夏凜「ちょ、ちょっとそんないきなり言われても!心の準備とか、他人の部屋とかあんまり入った事ないし!」


友奈『でも、とーごーさんも待ってるよ?』


夏凜「な、なら調度いいわ、電話代わってくれる?」


友奈『うん』

東郷『もしもし…………どうしたの?』


夏凜「あ、あのね指輪の事なんだけど」


夏凜「私も東郷の事が好きだから、これからは、よ、よろしく頼むわ」


東郷『そうだね』


夏凜「本当!?いいの」


東郷『そうだね』


東郷『友奈ちゃん…………の家に来てくれないかな』


夏凜「東郷?」


東郷『来てくれるよね』


夏凜「分かったわ!東郷がそう言うなら今すぐに行ってみせるから!」ガチャリ タッタッタ・



東郷「そうだね」


友奈「…………」ピーガジャ


友奈「待ってるよ、夏凜ちゃん」

友奈の家


夏凜「来たわよ!」ハァハァ


友奈「夏凜ちゃん、すっごい早いね!ビックリだよ!」


夏凜「あ、当たり前でしょ!運動能力には自信があるんだからっ」


友奈「うん!ささっ、部屋にっ!」

友奈の部屋


友奈「はい、お茶だよー」


夏凜「あ、ありがとう」カチコチ


友奈「勇者かたもみー!」モミモミ


夏凜「わ、わわっ、ちょっとビックリしたじゃない」


友奈「夏凜ちゃんが固くなってるからほぐしてあげようと思って」


夏凜「か、固くなってないからっ!」


友奈「え~ほんとかなぁ~、それじゃあ和菓子を持ってくるね」


夏凜「和菓子って?」


友奈「ぼた餅だよー」タッタッタ

夏凜「それにしても、友奈は相変わらず元気ね、それでいてどこか抜けてるって言うか……」


夏凜「仮に、私が東郷の事を好きだって知ったら友奈はどんな反応をするのかしら」


夏凜「もしかして友奈も東郷の事を……」


夏凜「でも友奈は恋愛とかはあんまり興味なさそうだし」


友奈「夏凜ちゃん!ぼた餅持ってきたよー」


夏凜「あ、ありがとう」モグモグ


夏凜「ところで東郷はどこなの」


友奈「東郷さんなら来ないよー」


夏凜(このぼた餅……味がおかしい)


夏凜(うぅ……意識が……)


夏凜(そうだ、この味は睡眠薬の味だ……)ドサッ


友奈「お休みなさい、夏凜ちゃん」

夏凜(あれ、ここ……何処なのよ、暗くて何も見えない)


夏凜「声は……出るみたい……と、とりあえず、何が起こったのか確かめないと」


夏凜(嘘……身体が縛られてて動けない)ユッサユッサ


友奈「夏凜ちゃん、おはよう」


夏凜「友奈!た、助けてっ……誰かに縛られてて動けないの!!」


友奈「夏凜ちゃん、静かにしないと周りにバレちゃうよ」


夏凜「な、何言って……」


友奈「うるさい口は塞いであげるねっ」クチュクチュ


夏凜「ちょ……友奈……んん、やめっ……」


夏凜「ん……ふぁ……あ……あぁ」ポー

友奈「静かになったね、夏凜ちゃん」


夏凜「友奈……どうして……こんなこと」


友奈「私ね、東郷さんが大好き……でも夏凜ちゃんも東郷さんが大好きなんだよね」


夏凜「友奈……あんた……東郷が好きだったの」


友奈「うん、東郷さんの事が好き、東郷さんは私の側にいなくちゃいけない存在で東郷さんもそれを求めてる」


友奈「なのに……最近は夏凜ちゃんの話ばっかり」


夏凜「友奈……待って、だからってこんな事しても……」


友奈「でもね、私、夏凜ちゃんも好きなんだ、出来るだけ困らせたくは無いの」


友奈「だからね、夏凜ちゃんを東郷さんにするって決めたの」


夏凜「友奈?何を言ってるのよ!」

夏凜「友奈?何を言ってるのよ!」


友奈「東郷さん、友奈じゃなくて友奈ちゃんって呼ばないと!」


夏凜「私は東郷じゃなくて三好夏……」


友奈「んん……ふぁ……ぁあ……ん」クチュクチュ


夏凜「ちょ……や……やめ……」


友奈「えへへ、東郷さんにキスしちゃった」


夏凜「だから……わ、私は……」


友奈「ふぁ……ぁあ……んん」クチュクチュ


夏凜「あぁ……ううっ……くっ……」ビクンビクン


友奈「とーごーさん、すごいよ!キスだけでいっちゃったんだね!」


夏凜「わ、私は東郷になれない」

友奈「勇者ぁーパンチ!」ペシッ


夏凜「うう……あ、あれ……あんまり痛くない」


友奈「さいしょだからね、あんまりとーごーさんにそんなことしたくないし」


夏凜「だから、私は……」


友奈「夏凜ちゃん!」


夏凜「え……な、なに」


友奈「そうやって弱音を吐くなんて夏凜ちゃんらしくないよ!」


友奈「勇者部五ヶ条、なるべく諦めない!」


友奈「夏凜ちゃんなら東郷さんになれるよ!」


夏凜「だ、だから私が言いたいのは……」

友奈「うーん……やっぱり口で言うよりも身体で教えた方が良いよねっ」


夏凜「人の話を……」


友奈「それじゃあ、脱がしちゃうね」


夏凜「ちょ、友奈……待ってっ!」


友奈「待たないよー!」ヌギヌギ


友奈「夏凜ちゃんのアソコ……綺麗だね」


夏凜「や、……やめっ」


友奈「大丈夫、成せば大抵なんとかなるから」クチュクチュ


夏凜「う……あぁ……や……あ」


夏凜(ダメ……そろそろ)


友奈「そろそろイきそう?」


夏凜「…………」コクコク


友奈「じゃあ、止めるね」


夏凜「……えっ」

友奈「だってさっき、やめてって言ってたし、夏凜ちゃんの嫌がる事はしたくないなぁーって」


夏凜「……いや……でも、ここまで来たのに今更やめるなんて」


友奈「夏凜ちゃんがとーごーさんになるなら続けても良いよ」


夏凜「で、でも……私と東郷じゃ全然違うわけだし」


友奈「大丈夫!夏凜ちゃんになら出来る!」


夏凜(と、とりあえず、今は友奈を刺激しない方が得策ね)


夏凜「わ、分かったわ!やってやろうじゃない!東郷になってやるわよ」


友奈「やったぁ、それじゃあ続き……してあげるね」ブイーン

次の日


夏凜「」


夏凜「」


夏凜「…………」


夏凜(あれ……私って誰だっけ)


夏凜(た、確か……30回ほど友奈にイかされて……それから……よく覚えてない)


夏凜(私って東郷なの……)


夏凜「んー!んー!!」ワサッワサッ


夏凜(ダメ、口が塞がれてる!)


夏凜(助けを呼ぶことも出来ない……)


夏凜(……でも……友奈にされるならぁ……)カァー


夏凜(って、なに考えてるのよー私はぁー)ブンブン

東郷「友奈ちゃん、朝ごはんできたよー」


ギィーバタン


夏凜(……あの声……誰だっけ)


夏凜(あれは、東郷!)


夏凜(じゃ、じゃあ!私は……私は!三好夏凜!)


夏凜(今なら、東郷に助けが呼べるはず)ワッサワッサ


ワッサワッサ ゴッ


東郷(今……何か、音がしたような)


東郷(確か……クローゼットの中から……)


東郷(気になる……)


友奈「」スヤスヤ


東郷(ダメよね、さすがに他人の部屋を漁るなんて)

東郷「友奈ちゃん、起きて」


友奈「ふぁ……ぁ、とーごーさん、おはよう」


東郷「うん、おはよう。今日は寝起きが良いんだね。それじゃあ朝ごはん、今日も一緒に食べよう?」


友奈「うん!」スタスタ


夏凜(嘘……待って!東郷……行かないで!)


夏凜(東郷ー!)ポロポロ

部室


風「みんな、聞いてくれる?」


友奈「どうしたんですか、皆を集めて」


風「実は、夏凜が昨日から行方不明らしいの……夏凜の事だから大丈夫だろうけど、心配だし探しましょ」


樹「夏凜さん大丈夫でしょうか」


東郷「一応、夏凜ちゃんには武術の心得があるから簡単にはやられないと思うけど、心配ね」


東郷「いくら夏凜ちゃんでも身体はまだ子供なんだし、大人相手だと少しキツいかも」


風「だ、大丈夫よ、夏凜の事なんだからすぐに帰ってくるわ。とりあえず、勇者部の活動はしばらくは夏凜の捜索で異論はないわね」


東郷「はい、勿論です」


友奈「…………」


東郷(友奈……ちゃん?)

風「もしも、不審者だった場合を考えて二人一組で捜索した方が良いわ」


風「私は樹と、東郷は友奈と二組ずつでお願い、東郷も任せるわよ」


東郷「わかりました、大丈夫です。風先輩、きっと夏凜ちゃんもみつかるはずです」


風「そうよね、それじゃあ行くわよ、樹」


樹「うん」


東郷「私達も行きましょ、友奈ちゃん」


友奈「…………」


東郷「友奈ちゃん?」


友奈「どうかしたの?とーごーさん!」


東郷「ううん、なんでもないよ」

河川敷


東郷「ねぇ、友奈ちゃん」


友奈「なに?とーごーさん」


東郷「夏凜ちゃん……なかなか見つからないね」


友奈「そうだね、でもきっと諦めなければその内、見つかるよ」


東郷「もしかしたら、誰かの家に居たりするかもね」


友奈「東郷……さん?」

東郷「そもそも外にいるって考えるよりも誰かの家にいるって考えた方が常識的だと思うの」


友奈「そ、それは、そうかもしれないけど他人の家に勝手に入るわけにはいかないよ」


東郷「そうだね」


友奈「うん!そうだよ!他人の家に入ったりしちゃダメだし、そういうのは警察に任せて、私達は私達で探そう!」


東郷「でも、私と友奈ちゃんは他人じゃないよね」


友奈「…………」


東郷「どうして黙るの?」


東郷「もしかして友奈ちゃん、隠し事してるの?」


東郷「だって今日は、なんだか様子が変だったし」


東郷「実はね、さっき友奈ちゃんを起こすときにクローゼットの中から変な音が聞こえたの」


東郷「あれって何の音だったんだろうね」


東郷「もしかしたら、誰かが中に居たのかも」


友奈「そ、それは……っ!」


東郷「友奈ちゃん、動揺しすぎだよ」


東郷「まるで何かを隠してるみたいに見えるよ」


東郷「でも、友奈ちゃんが私に隠し事なんて、するはずないよね」

友奈「……東郷さん……どうして、そんな意地悪言うの、おかしいよ東郷さんは、まるで夏凜ちゃんの方が私よりも大切みたい」


東郷「…………」


友奈「せっかく……抑えてたのに、とーごーさんが悪いんだよっ」ガシッ


東郷「痛っ!……やめて友奈ちゃん、まだ、間に合うから」


友奈「間に合わない!もう……遅いよ、東郷さん……」


友奈「だから……しちゃお?」ドサッ


東郷「……あ」


友奈「それじゃあ、服……脱がすね」パサパサ

東郷「友奈ちゃん……ダメ、こういうのは、もっと普通に」


友奈「とーごーさんのぼた餅、美味しそう……ずっと食べてみたかったんだ、いいよね!食べても」ペロペロ


友奈「チュ……んん……ぷはぁ……とーごーさんのぼた餅、甘くて美味しいよ」


友奈「私ね、とーごーさんの事が好きだから、とーごーさんと一緒に居たいんだ」


東郷「友奈ちゃん……私もね、ん……んん、友奈ちゃんが居ないとダメなの……だから……」


友奈「だから黙ってくれるよね、そうだ!これからは夏凜ちゃんも加えて三人でしようよ」


友奈「とーごーさんが警察に通報したら、とーごーさんとは会えなくなっちゃう」


友奈「そんなのは嫌だから」


友奈「だから、とーごーさん、わたしから離れないでね」


東郷「…………」ゾクゾク


東郷(友奈ちゃんが私を頼ってくれてる……私を必要としてくれてる)

東郷「ねぇ、友奈ちゃん、友奈ちゃんは私が居ないと困るんだよね」


友奈「当たり前だよ!だってとーごーさんは私のお姫様だから」


東郷「そっかぁ」ドサッ


友奈「とーごーさん?きゅうにうえにのって……どうしたの」・


東郷「友奈ちゃんは私を守る勇者なんだよね、それなら……私から離れたらダメだよ」


友奈「う……うん」ドキドキ


東郷「初めてだから上手にできないかもしれないけど、友奈ちゃんの為に頑張るね」キュキュ

友奈「……とーごーさん……すごいよっ、き、気持ちよく……んん」


東郷「いいよ、友奈ちゃん……私で感じてっ」キュキュ


友奈「ん……んあぁあ!」ビクンビクン


友奈「はぁ……はぁ……」


東郷「友奈ちゃん、1つだけ約束してくれる?」


友奈「うん、とーごーさんのいうことなら、なんでもきくよ」


東郷「これからは、隠し事をしちゃだめだよ」


友奈「……うん!」


次の日


風「まだ、夏凜は見つからないのね」


東郷「そうですね、今日も夏凜ちゃんを探すべきだと思います」


風「そうね、今度は捜索範囲を広げてみるわ」


東郷「はい、わかりました。行こう?友奈ちゃん」


友奈「うん!」ニギニギ


ハッピーエンド1 結城友奈の章

東郷「友奈ちゃん、朝ごはんできたよー」


ギィーバタン


夏凜(……あの声……誰だっけ)


夏凜(あれは、東郷!)


夏凜(じゃ、じゃあ!私は……私は!三好夏凜!)


夏凜(今なら、東郷に助けが呼べるはず)ワッサワッサ


ワッサワッサ ゴッ


東郷(今……何か、音がしたような)


東郷(確か……クローゼットの中から……)


東郷(気になる……)


東郷「ごめんね、友奈ちゃん」ギィーパタン

夏凜「んー!んーー!」


東郷「夏凜……ちゃん!?」


東郷「待ってて今すぐ助けるから」


東郷(縄で縛られてる、何か切るものは)


東郷(あそこに刀が、これでっ!)ブンッ


東郷(後はガムテープを剥がして)


夏凜「ゲホッ、ゲホッ、助かったわ……東郷」


東郷「それよりも何があったの!?」


夏凜「友奈に……監禁されて」


東郷「えっ……友奈ちゃんが?」


友奈「私がどうかしたの?」

夏凜「ゆ、友奈!?」ガクガク


東郷「おはよう、友奈ちゃん。今日は目覚めるのが早いんだね」ニコッ


友奈「昨日、あんまり寝れてなかったからかな、ちょっと目が冴えてたんだよ!」


東郷「嘘……」


友奈「とーごーさん?」


東郷「友奈ちゃん、本当はずっと起きてたよね」


友奈「凄いよ!とーごーさん、どうして分かったの」


東郷「だって友奈ちゃん、一度眠ったら、なかなか起きないから」ニコニコ


友奈「凄いねー!そんなので分かっちゃうんだ、やっぱりとーごーさんと私は通じあうものがあるんだねっ!」


夏凜「…………」ガクガク

東郷「うん、そうだね。とりあえず夏凜ちゃんを帰らせてあげたいんだけと駄目かな?」


友奈「うーん、それはちょっと困っちゃうかな」


東郷(事情はよく分からないけど、今の友奈ちゃんは様子がおかしい)


東郷(このまま説得すべきか……一旦、夏凜ちゃんと一緒に逃げるか……)


東郷(…………)


東郷(夏凜ちゃんの体力も考えると、このまま説得した方が良いよね)

東郷「どうして?友奈ちゃんが悪いことをしてないなら困らないはずだよ」


友奈「悪いことはしてないよ!夏凜ちゃんを監禁しただけだから、でも、もしも警察に通報されたら捕まっちゃう」


友奈「とーごーさんと一緒にいられなくなる!」


東郷「友奈ちゃん……大丈夫、まだ間に合うから、ね」


友奈「無理だよ、だってとーごーさんは夏凜ちゃんの事好きなんだよね」


東郷「何をいって」


友奈「だって指輪を夏凜ちゃんに渡したって聞いたし、そんなの許せないよねっ!」


東郷「…………?」


友奈「でも夏凜ちゃんが東郷さんになれば何もかも解決するから」

友奈「だからごめん、とーごーさん!」ゴッ


東郷「きゃっ」ドサッ


友奈「あ……」


友奈「とーごーさんってすっごく可愛いね」ムラァ


友奈「とーごーさん!」ビリビリ


東郷「友奈ちゃ……やめっ……」


友奈「ブラも外すね」ビリビリ


東郷「あ……うぅ」


友奈「とーごーさんのぼた餅、大きいねぇ!食べても良いかな」


東郷「…………」ジタバタ

友奈「そんなに食べて欲しいんだね、大丈夫!とーごーさんのぼた餅なら毎日食べられるよっ!」ペロペロ


夏凜「あ……あぁ……東郷」


友奈「とーごーさん、気持ちが良い?ん……れろぉ、ふぁ」


東郷「やめ……て、んん」ジタバタ


夏凜「東郷に手をだすなぁ、うわあああああ!」グサッ


友奈「…………えっ」ポトポト


夏凜「あ、あぁ、友奈……」


友奈「夏凜ちゃん……酷いよ」ドサッ


夏凜「わ、私……どうしたら、嘘、死んでる……う、うわあああああ」


東郷(そんなに傷も深くない、致命傷にはならないはず、とにかく今は夏凜ちゃんの方が心配ね)

東郷「大丈夫、友奈ちゃんは生きているわ、だから夏凜ちゃんも落ち着いて」


夏凜「で、でも、あんなに血……」ジタバタ


東郷「大丈夫、落ち着いてっ……んん」


夏凜「んー、んん、ぷはぁ……はぁ」


東郷「落ち着いた、夏凜ちゃん」


夏凜「…………」コクコク


東郷「とりあえず、救急車を呼ばないと」

部室


夏凜(友奈はあの後、救急車で運ばれて無事一命をとりとめた)


夏凜(というよりも、思った以上に傷口が浅くて怪我の方はなんともなかったみたいだけど)


東郷「病院の話では心の方が問題だって」


東郷「私も会いに行こうとしたけど追い出されちゃった」


東郷「今の私が友奈ちゃんと会ったら、友奈ちゃんの精神が不安定になるんだって」


夏凜「ごめん……私が、もっとしっかりしていたら」


東郷「夏凜ちゃんは悪くないわ、私が友奈ちゃんの様子に気づいていれば……」


東郷「私が……全部悪いの」


夏凜「東郷……」ダキッ


東郷「夏凜ちゃん……」


夏凜「私には、こうする事しかできないけど、東郷は私が絶対に守ってみせるからっ」


東郷「…………うん」ポロポロ


東郷「ねぇ、夏凜ちゃん」


夏凜「な、何よ」


東郷「私と付き合ってくれる?」


夏凜「勿論よ、私が東郷を守るって決めたんだし、その……責任は取らないとねっ」


東郷「ありがとう」

数年後


夏凜(私のクラスは……ハァ……東郷とは違うクラスみたい)


東郷「夏凜ちゃん、どうしたの?」


夏凜「その……東郷とは違うクラスだと思っただけよ」


東郷「寂しいの?」


夏凜「んな!?別に寂しくなんてないから!」


東郷「クスッ、大丈夫だよ。休み時間毎に、夏凜ちゃんの教室に行くから」


夏凜「さ、さすがに、それはどうかと思うけど」


東郷「ダメよ、夏凜ちゃん。恋人って言うのは、いつ如何なる時も一緒に居なくてはならないものなの」


夏凜「わ、分かったわよ」


東郷「後、浮気もしちゃダメだよ」

夏凜「したくても出来ないわよ」


東郷「そうだよね、鍵は私が持ってるから安心して」


夏凜(最近の東郷はハード過ぎるのよ……)


東郷「お昼休みは私が向かえに行くね、ちゃんと夏凜ちゃんの為に弁当も作っておいたから一緒に食べよ」


夏凜「いつも悪いわね、毎日……その作ってもらって」


東郷「別に良いよ、料理を作るのは楽しいから」


夏凜「そ、そう」


東郷「ずっと一緒だよ、夏凜ちゃん」


夏凜「も、勿論よ」カァー

昼休み


夏凜(本当に東郷は毎時間こっちに来るのね)


夏凜(お昼は東郷と一緒)ドキドキ


夏凜(は、初めてじゃないのに緊張するわね)ワクワク


園子「夏凜ちゃん楽しそうだね~」


夏凜「べ、別に楽しくなんか……」


園子「あ、わっしー」


夏凜「えっ!どこにいるの、も、もぅーずっと待ってたのよ!!……?」


園子「夏凜ちゃんは分かりやすくて助かるよー」


夏凜「なっ!?」


園子「夏凜ちゃんは単純だから詐欺師さんとかに騙されないように注意した方がいいよ~」

夏凜「そこまでヤワじゃないわよ、ねぇ園子、良かったら園子も……一緒に……」


園子「気持ちは嬉しいんだけどね、遠慮しとくよ。二人の邪魔はしたくないしね」


東郷「ごめんねー、おくれちゃった!おべんとう!よういしたからいっしょに、たべよー!!」


園子「噂をすれば何とやら、わっしーが来たみたいだね」


夏凜「な、なんだか照れるわね。」テクテク


夏凜「ところで、何処で食べるの屋上とか」


東郷「うーん!おくじょうもいいんだけど、私は夏凜ちゃんと人気のないところで食べたいなって」


夏凜(人気の無いところって……)


夏凜(つまり、いろいろされるって事よね)カァー


夏凜「や、優しくしてよね」


東郷「うん!もちろんだよ、やさしくしてあげるねっ!」

教室


大赦「はい、園子様、たまご焼きでございます」


園子「いつも悪いね~、でも味はとっても美味しいよ、次はウインナーが食べたいかな」


大赦「それでは、私が作りましたタコさんウインナーを」


園子「うん!やっぱりお弁当にはタコさんウインナーだよねー、とっても美味しいよ」


東郷(ふふっ、夏凜ちゃんとのお弁当楽しみ)


東郷(あれ?夏凜ちゃんがいない)


東郷「そのっち、夏凜ちゃん見なかった?」


園子「何を言ってるのー?わっしー、夏凜ちゃんならわっしーとお弁当を食べに行ったんだよ」


東郷「えっ?」


ハッピーエンド2

三好夏凜は勇者である

東郷「とりあえず夏凜ちゃんを帰らせてあげたいんだけと駄目かな?」・



友奈「うーん、それはちょっと困っちゃうかな」・



東郷(事情はよく分からないけど、今の友奈ちゃんは様子がおかしい)・



東郷(このまま説得すべきか……一旦、夏凜ちゃんと一緒に逃げるか……)・



東郷(…………)・


東郷「ごめん、友奈ちゃん!」ドスッ


友奈「きゃっ」


東郷「夏凜ちゃん逃げよう!」ギュッ


夏凜「あ……」カァー


タッタッタ

友奈「とーごーさん、どうしてにげちゃったんだろ?」


友奈「とーごーさんにはなにもしないのに」


友奈「あ、そっかぁ!かくれんぼしたいんだね!」


友奈「よぉーし!まけないよっ」


友奈(あ……かたなが落ちてる)


友奈(とーごーさんはかたなとか好きだよねっ、もっていったらよろこぶかなぁ)ワクワク

部屋


東郷「はぁ……はぁ……ここまで来れば……」


夏凜「東郷、大丈夫?息が上がってるわよ」


東郷「流石に車イスで過ごしてきたから、走るのはあんまり馴れていなくて」


東郷「ごめんね、夏凜ちゃんの方が疲れているはずなのに……」


夏凜「私はずっと鍛えてるんだから問題ないわ!その……友奈が来ても今度こそは守ってみせるからっ」


東郷「友奈ちゃん……どうして」


夏凜「きっと友奈は今、心の風邪を引いているだけよ、私が無理矢理でもサプリを飲ませて治してみせるわ」


東郷「夏凜ちゃん……そうだね、とりあえず、このまま体力を消耗するといけないからクローゼットに隠れておこう?」


夏凜「わかったわ」


ギイィーパタン

数分後


トントントン……タッタッタ

ギイィーパタン


友奈「とーごーさーん!何処にいるの?


カツン……カツン


東郷(友奈ちゃんが近づいてくる)


友奈「とーごーさーん」


カツン……カツン…………ピタッ


東郷(足音が止まった!?)


友奈「うーん、ここにはいないのかなぁ」


カツン……カツン……カツン……カツン


タッタッタ……トントントン


東郷(なんとかやり過ごしたみたい)

東郷「とりあえず、クローゼットに隠れていても仕方ないからベットで休もう?」スワル


夏凜「そうね、これから友奈をどうするか考えないと」スワル


東郷(友奈ちゃん……やっぱり私がもっと友奈ちゃんの様子に気がついていたら)


夏凜(東郷……友奈の事、心配しているのね)


夏凜(私は……どうすれば良いのよ)ガシッ


夏凜(ん?なんだか足に違和感が……)


夏凜「と、東郷……た…………」


ガシッ、ドスッ、ズルズル


東郷「そんな……ベットの下から……」


友奈「とーごーさんなら、ここにいるって信じてたからっ!」

友奈「わたしね、もう、とーごーさんをひとりにはしないよっ!ちゃんととーごーさんのこと分かってあげられるからっ」


東郷「友奈ちゃん……そんなの、ちがうよ。友奈ちゃんは何も分かってない」


東郷「友奈ちゃん、私はずっと友奈ちゃんと一緒にいたいだけなの……なのにどうしてこんなことを」


友奈「だって、とーごーさんは夏凜ちゃんの事……好きなんだよね。それなら夏凜ちゃんが居なくなれば私の事を見てくれる」


友奈「だから!頑張らないとっ!!」


東郷「友奈ちゃん、私、友奈ちゃんの言ってる事が分からないよ」


東郷「私はずっと友奈ちゃんだけを見てるよ……なのにどうしてそう思うの?」


友奈「嘘はつかなくてもいいよ、でんわできいちゃったんだ。とーごーさん、夏凜ちゃんにゆびわあげたんだよね?」


東郷「…………何の話?」


友奈「えっ」


夏凜「えっ」

東郷「私が夏凜ちゃんにプレゼントしたのは今、友奈ちゃんが持ってる刀だよ」


友奈「じゃあ……電話は?」


東郷「電話……?」


夏凜「そ、そうよ。私も東郷に指輪をもらったわ!」


夏凜「じゃあ、あれは何だったの!」


友奈「私も、電話で聞いたよ。夏凜ちゃんがやったぁーって喜んでた」


東郷「友奈ちゃんも言ったよね、間違い電話だって、きっと……そういう事だと思うよ」


友奈(そう言えば、あの時……とーごーさんとぶつかって……もしかして、その時に)


夏凜「ま、間違い……」フラフラ

友奈「でもっ!とーごーさん、夏凜ちゃんの部屋に泊まってから様子が変だったよっ!」


友奈「とーごーさんはあの時に何かされたんだよね」


東郷「ううん、そうじゃないわ友奈ちゃん。私が悩んでいたのは、下着の事なの」


友奈「」


東郷「実はいつのまにか下着が無くなってて、誰かに盗まれたと思うと怖くて」


東郷「相談するのも気が引けちゃって」


友奈「そ、そうなんだぁ、とーごーさんも大変だねっ」


夏凜「結局、友奈の勘違いって事ね」


友奈「ご、ごめんね。夏凜ちゃん……いろいろ迷惑掛けちゃって」


夏凜「別に良いわよ、大きな怪我はしてないし……それに友奈と……い、いろんな経験も出来たし」カァー


友奈(こうして私達、勇者部の波乱の一幕は無事に決着を終える事が出来ました)

数ヶ月後


園子「二人ともカップルおめでとう~」 ・


友奈「えへへっ、とーごーさん……やっぱり、その……照れるね」ニギニギ


東郷「そうだね、でも……大丈夫、ちゃんとこれからは一緒に歩いていこ?」


友奈「う、うん」カァー


夏凜「なんというか……色々と複雑ね」・


風「ごめんなさい、私が変な事……考えなければ……」


夏凜「別に良いわよ、おかげで東郷の良さも分かったしね、風には感謝してるのよ」


風「夏凜……バカね……ホントに」ダキッ


夏凜「なっ、何するのよ」・


風「アンタも意地はってないでたまには私に先輩らしい事をさせなさい」


夏凜「…………」ポロポロ

数時間後


友奈「その……恋人同士になったのは良いけど、何をしたら良いか悩んじゃうね」


東郷「そうね……でも任せて友奈ちゃん、ちゃんと計画は立ててあるから」


友奈「そ、そうなの?私は何をしたら良いのかな」ドキドキ


東郷「まずは服を脱いでみて」


友奈「う、うん」パサパサ


東郷「私も脱ぐね」パサパサ


友奈「あ……東郷さんの胸」ムラァ


東郷「くすっ、友奈ちゃん……必死だね」 ・サワサワ


友奈「……あっ」


東郷「任せて……友奈ちゃん、気持ちよくしてあげるからね」


友奈「……うん」


東郷「んん……ふぁ……ぁあ」キュキュ


友奈「凄い……とーごーさんっ!激しいよっ」ビクンビクン


東郷「もう、イっちゃったんだね」


友奈「だ、だって東郷さんが上手だから」


東郷「ネットで調べといて良かった、友奈ちゃんも気に入ってくれたみたいだし」


東郷「友奈ちゃん……大好きだよ」チュッ


友奈「私も……」


友奈「東郷さん、だーいすき!」


ハッピーエンド3 東郷美森の章


ーーーー完ーーーー

書いてて気づかなかった
確かに樹ちゃんの出番が皆無……また書くことが有ったら出すようには頑張る

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