【安価】小町「強くてニューゲーム」川崎「私は違うけど」【コンマ】 (1000)

前スレ

【安価】雪乃「好感度MAXで」結衣「強くてニューゲーム」【コンマ】
【安価】雪乃「好感度MAXで」結衣「強くてニューゲーム」【コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420550077/)

【安価】いろは「好感度MAXで」陽乃「強くてニューゲームだよ」【コンマ】
【安価】いろは「好感度MAXで」陽乃「強くてニューゲームだよ」【コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421050079/)

八幡連絡先所持リスト
いろは
陽乃
川崎

ニューゲーム者
結衣
雪乃
小町
陽乃
いろは


安価とコンマを突破し八幡を攻略していくお話し


ゾロ目コンマ下の数に差がある時がありますが状況により変動します

キャラ批判禁止

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421403552

いろは「先輩ー私の事も名前でよんでくださいよー」

八幡「何でだよ……」

いろは「何ででもですー!」

八幡「お前だって俺の苗字すら呼ばないだろ……」

いろは「それは……」

八幡「……次どこ行くよ?時間ないぞ」

いろは「んー」

コンマ下1
奇数オバケ屋敷
偶数体育館
ゾロ目ならボーナス


体育館

八幡(ステージ発表ね……そういや陽乃さんには最後見に来いって言われたな……まだ先だけど)


「続いて有志団体による吹奏楽です」


八幡「……ん?」

いろは「……あれって」


陽乃「♪」


八幡「……何やってんだ……あの人」

いろは「てかすごい美人……綺麗」

いろは(やっぱ本気で来られたら勝てる気がしないよ……何とか先輩を在学中に振り向かせないと)


雪乃「……何度見ても凄いわね」

葉山「……流石」

結衣「……」

三浦「すごっ……」


八幡(これだけレベル違いすぎるだろ……次の奴らには流石に同情するな)


いろは「凄かったですねぇ……」


八幡「……ああ」


八幡「休憩も終わりだな」

いろは「ですね」

コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡「お疲れさん」

戸塚「あ。八幡。もういいの?」

八幡「充分だ……ありがとな」

戸塚「全然だよーもっとゆっくりしててよかったのに」

八幡「そういう訳にはいかないしな」

戸塚「あはは。八幡真面目だもんね」

八幡「何処がですかねぇ……」

戸塚「こういうところがだよ」

八幡「……休憩。戸塚もとれよ」

戸塚「うん!ありがと」


誰sideを見るか安価下5までに多い人物

同数コンマ下1
奇数川崎
偶数いろは

川崎side

「お疲れー」

「お疲れ様ー」

川崎「……」

結衣「サキサキーお疲れー」

川崎「……お疲れ」

川崎(やっと終わった……)

結衣「……っと急がなきゃ」

三浦「結衣?」

結衣「ごめん優美子!あたしちょっと急いで体育館行かなきゃいけないの!」

三浦「全力疾走してるし……」

川崎(体育館……か)


コンマ下1
奇数なら体育館へ


体育館


川崎「……」

川崎(……ああ、あそこにいるの比企谷じゃん)

八幡「……」

川崎(まだ仕事してんだ……)


めぐり「はーい。予定のステージ発表は終わったんだけどー最後に飛び込みのゲリラ参戦のグループがありまーす」

めぐり「それではーお願いしまーす」


結衣「やっはろー!」

雪乃「……」

陽乃「ほらほら、雪乃ちゃんー笑顔笑顔♪」

雪乃「やめなさい……」

葉山「まったく……何で俺まで引っ張ったんだ」

陽乃「いやー暇そうにしてたからさ」

平塚「ったく……こっちはほぼ一年ぶりなんだぞ」

陽乃「大丈夫大丈夫♪静ちゃんは出来るよ」

平塚「その根拠はどこからくるんだ……この不良生徒め」

雪乃「……由比ヶ浜さん」

結衣「うん!大丈夫!いっくよー!」


八幡「……」

川崎「……あんたは出ないの」

八幡「……あんな眩しいところ……出れるかよ」


川崎「……そんなことないと思うけどね」


八幡「……」


川崎(……その時の比企谷の顔は印象的で……色々と話したかった事があったのに言葉が見つからなかった)


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡「お疲れ」

雪乃「お疲れ様」

結衣「いやーお疲れー」

陽乃「あははー。最高だったね」

葉山「頼むからアドリブで曲追加するのはやめてくれ」

陽乃「アンコールされたんだからしょうがないじゃない?」

雪乃「いいえ。葉山くんの言う通りよ……困るわ姉さん」

陽乃「いいじゃんいいじゃん。比企谷くんにカッコいい所見せれたんだしさ……ね?」

八幡「え……あー……はい」

平塚「こら、お前たち……片付けの手も動かせ」

雪乃「……どう……だったかしら」

八幡「……凄かったぞ」

雪乃「……そう」ニコッ


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡「片付けもあらかた終わったな」

葉山「だな」

八幡「……そっちも終わったのか?」

葉山「ああ……一段落した」

八幡「そうか……」

葉山「……だが、困るのはこれからかも知れない」

八幡「……どういうことだ?」

葉山「……少しだけやり残して……いや先伸ばしにしてしまった事があってね」

八幡「……」

葉山「……時間が解決するかもしれないし……そうじゃないかもしれない」

八幡「……クラスのことか」

葉山「……」

八幡「……そうか」

八幡(きっとこいつはこいつなりに何かを成そうとした)

八幡(何も知らない俺にそれに対して何かを言う権利なんてものは存在しない。慰めも肯定も言う資格ないのだ)

八幡「……戻るか」

葉山「ああ」

葉山「そうだ……君は打ち上げどうするんだ?」

八幡「パス」

葉山「……だろうな」

誰sideを見るか安価下3


雪乃side


雪乃「……」

めぐり「お疲れ様ー」

雪乃「城廻先輩……お疲れ様でした」

めぐり「雪ノ下さんのおかげで陽乃さんが居た頃に負けないぐらい盛り上がったよ!」

雪乃「そうですか」

めぐり「うんうん。この後は打ち上げかな?」

雪乃「……そうですね」

めぐり「そっかー。じゃあ後の片付けは三年がメインでやっておくよ」

雪乃「いえ、問題ないですよ」

めぐり「そう言わずに……ね?」

雪乃「……わかりました。お言葉に甘えます」

めぐり「うんうん。楽しんでおいで」

雪乃「はい。失礼します」


雪乃(由比ヶ浜さんは部室って言ってたわね)


コンマ下3までにゾロ目なら八幡と接触


奉仕部

雪乃「お疲れ様」

結衣「おつかれー!」

三浦「……お疲れ」

雪乃「三浦さん」

三浦「……結衣に誘われただけだかんね」

雪乃「ふふっ……気にしないわよ」

三浦「……」プイ

雪乃「……やはり彼はこなかったのね」

結衣「声かけようと思ったらもういなかったんだよー」

三浦「……電話したらいいんじゃないの?」

結衣「……それだ!流石優美子!」カパッ

結衣「ええっと……ヒッキー……ヒッキー……あれ?」

三浦「?」

結衣「……そういえばあたしヒッキーと携帯番号交換してなかった……」

三浦「はぁ?今まで何してたのあんた……」

結衣「だ、だってー!」

雪乃「今回は仕方ないわね」

結衣「あ、明日には聞いとこ……」


小町「……まさか今回まで直帰してくるなんて」

八幡「……んー?」

小町「お兄ちゃん……小町は悲しいよ」

八幡「疲れて帰ってきたら妹に悲しまれた……酷くない?」

小町「……仕方ないなー」


コンマ下3までにゾロ目なら小町が根回しする


小町(んーっと……結衣さんと雪乃さんは多分一緒にいるから………)

八幡「小町ー飯はー?」

小町「今日は外で食べるよ!」

八幡「ええ……今日はもう家でゆっくりしたいんだけど……」

小町「いいから行くの!」

八幡「……はい」


―――

小町「こんにちはー」

雪乃「こんにちは」

結衣「やっはろー」

三浦「……誰?」

小町「あ、比企谷小町です比企谷八幡の妹です。兄がいつもいつもお世話に」

三浦「へー……あのヒキオの……あーしは三浦優美子……よろしく」

八幡「……」

小町「どしたの?お兄ちゃん」

八幡「また小町にはめられた……」

小町「やだなーお兄ちゃん……たまたまだよ?」

八幡「こんなたまたまがあるかよ……」


コンマ下1
偶数結衣
奇数雪乃
ゾロ目三浦


八幡「……まさかお前までいるとはな」

雪乃「……あら?そんなに意外かしら」

八幡「……勝手にこういうの来ないタイプだと思ってただけだ」

雪乃「……少し傷ついたわ」

八幡「はぁ?」

八幡(……あれ。何かこの流れどっかで……)

雪乃「なので比企谷くん」

八幡「な、なんだよ?」

雪乃「貴方の電話番号とメールアドレスを教えなさい」

八幡「……ほら」

雪乃「あら。携帯ごと渡すのね」

八幡「見られて困るものはないからな……」

雪乃「……と、特別に私の番号をいれておくわ。ありがたく思いなさい」

八幡(どう喜べばいいんですかねぇ……)

雪ノ下と番号を交換した

結衣「ちょ!ヒッキー!あたしもあたしも!」

八幡「あ……ああ」

由比ヶ浜と番号を交換した


コンマ下1
奇数三浦
偶数由比ヶ浜
ゾロ目なら雪乃


三浦「……あんたこそこういう場は嫌いだと思ってた」

八幡「俺だって苦手だっての……小町に連れてこられなきゃ来てないぞ」

小町「だからたまたまだよー」

三浦「ふーん」

小町「あ!そうだそうだ。どうせだし三浦さんも番号を交換したらどうですか?」

八幡「はぁ?」

三浦「……あーしは別にいいけど」

八幡「……そりゃ俺だって別にいいけど」

八幡(どうせ連絡なんてしないし)

三浦と番号を交換した


八幡「……で、これからどうすんの?帰るの?」

小町「お兄ちゃん……」

八幡「ええ……もういいだろー……」


コンマ下3までにゾロ目ならイベント継続


雪乃「そうね……今日はもう終わりにしましょう」

結衣「ゆ、ゆきのんまで」

雪乃「……きっと姉さんが家にいるのよ」

結衣「へ?なんで?」

雪乃「何となくだけどね」

三浦「へー。雪ノ下さんお姉さんいるんだ」

八幡「とびっきりに怖いけどな……」

三浦「?」

小町「雪ノ下さんが言うなら仕方ないねぇ……」

八幡「帰るぞー小町」

小町「うんー」


小町「お兄ちゃん」

八幡「んー?」

小町「楽しかった?」

八幡「……思ったよりはな」

小町「そっか!」ニコッ

小町「さー!かえろーか」

八幡「……ああ」

小町「あ。そうだ」

八幡「んー?」

小町「手繋ごうよ」

八幡「……うい」


誰sideを見るか安価下3


いろはside

戸部「しっかし優美子も結衣もつれないよなぁー」

葉山「あいつらにも用はあるんだ……そんなこと言うなよ」

大和「だな」

大岡「そうそう」

戸部「ちぇー俺だけ悪者かよー。そりゃかいぜー」

葉山「そうとは言ってないさ」




いろは「……」

葉山「……大丈夫かい?」

いろは「ああ。葉山先輩……全然平気ですよー」

葉山「それならいいが」

葉「文化祭おつかれ」

いろは「お疲れ様です」

いろは「……葉山先輩」

葉山「ん?」

いろは「葉山先輩はどこまで知ってるんですか?」


「愛してますよ……ずっと」

「だから隣にいさせてください」


八幡「……はぁー」

小町「おはよーお兄ちゃん」

八幡「おはよ……」

小町「どうかしたー?」

八幡「何でもない」

小町「んー?」

――
登校中


川崎「おはよ」

八幡「ぁー珍しいなこんなとこで」

川崎「うん。まぁ……」

八幡「ああ。そうだ……昨日はお疲れ」

川崎「ああ。そっちこそ」

八幡「何か主役やってたらしいな」

川崎「な!だ、だれから」

八幡「由比ヶ浜」

川崎「……も、もう!」

八幡「……まぁそう怒るなよ 」

コンマ下3までにゾロ目ならイベント

裏ステータスとかちゃんとあるんだろか
現段階でどうなってんだろ


教室

結衣「やっはろー!」

八幡「それはおはようの代わりにもなるのか……」

川崎「おはよ……由比ヶ浜ちょっと」ゴゴゴ


結衣「ふぇ!?な、なにかな?」


八幡(平和だ……)


相模「……」

八幡(一部を除いてだけど……)


葉山「……」

八幡(そりゃそうだわな……)

平塚「よーしお前ら席につけー」


平塚「まずは文化祭お疲れさん。お客さんも喜んでたぞ」

平塚「えー。またすぐに大きなイベントがある。お待ちかねの修学旅行だ」

平塚「それに関してはまた後日話し合いがある。行事が続くが気を緩めないようにな……テストもあるしな」


八幡(……修学旅行ねぇ)


誰sideを見るか安価下5までに多かった人物


いろはside

いろは「先輩と文化祭を回ってたのが見事に噂になってた」

いろは(んー。どうしようかな)

いろは(一番手っ取り早いのは噂を本当にしてやればいいんだけどなぁー)

いろは「……と言うかこれが先輩の耳に入ったら不味い……絶対に何かやらかすだろうし」

いろは(この噂を利用して急進展!なんてあるわけないしなー先輩だもんなぁ)


「しかも葉山先輩も狙ってるんだって」


いろは「……ん?」


いろは(何かおかしな噂まで流れてるんだけど……)

いろは「……はぁ」

いろは(まじでやってらんない……飲み物でも買い行こ)


コンマ下1
偶数葉山
奇数結衣
ゾロ目八幡


葉山「……」

いろは「……葉山先輩」

葉山「やぁ……」

いろは「奇遇ですね」

葉山「そうだね」

いろは(この現場見られたらますますヤバイだろうなぁ……さっさと買って帰ろ)

いろは「……」

葉山「……」

葉山「……どうやらあまり良くないことが起きてるらしいね」

いろは「……そうでもないですよ」

葉山「そうかい?」

いろは「ええ。問題なしです」

葉山「……ならいいが」

いろは「はい、心配ありがとうございます」

いろは「後……」

葉山「ああ。彼には言わないでおくよ」

奉仕部

雪乃「この部活も久しぶりね」

結衣「だねー。あ、メールたまってるんじゃない?」

八幡「……メール?」

結衣「うん。奉仕部に悩み相談するメール」

八幡「いつのまにそんなの……」


雪乃「しばらく時間も空いたし見ておかないといけないわね」


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


雪乃「……比企谷くん」

八幡「?」

雪乃「これ……頼むわ」

八幡「俺に?……なんだこれ」

八幡「剣豪……将軍」

八幡「……」

八幡(……え?これをおれにどうしろと?返信するの?これに対して?)

八幡「……何通あるんだよ……」

結衣「が、頑張れ!ヒッキー!」

八幡「手伝ってはくれないんですね……」

誰sideを見るか安価下5までに多かった人物


同数コンマ下1
偶数いろは
奇数川崎


川崎side

川崎「……」

川崎(……修学旅行……か)

川崎(京都……あいつと……どっか回れたら)

川崎(……まず一緒の班になれるかどうか……だよね)

川崎「……はぁ」

店長「ため息が多いよ」

川崎「すいません」

川崎(集中しないと……)


コンマ下3までにゾロ目ならイベント

>>40のライブ誰が企画したんだろう、この状態でやっても八幡に疎外感感じさせるだけでマイナスにしかならない気がするけど
現状だと奉仕部のなかでも孤立してるように思ってるだろうな

お休みなさい
お疲れ様でした

>>150
非公開です

>>199
企画者は陽乃です

>>152 文化祭の後は、修学旅行の前に体育祭がある筈。原作6.5巻。

>>212
カットしようと思ってました


川崎「……ただいまー」

京華「おかえりー」

川崎「けーちゃんいい子してた?」

京華「してたー!」

川崎「いい子いい子……プリン買ってきたよ」

京華「プリン!」

川崎「食べよっか」

京華「たべる!」



―――

小町「お兄ちゃん」

八幡「……んー?」

小町「小町のプリン食べた?」

八幡「……」

小町「……」

八幡「……し、しらんぞ。親父じゃないのか」

小町「……」

八幡「……買ってきます」

小町「やったぁ!」


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡(……何でこんなとこで出会うかね)

葉山「やぁ。比企谷」

八幡「……ああ」

「比企谷?」

八幡「……」

折本「……嘘!まじで比企谷じゃん!久しぶりー!」

八幡「……久しぶり」

葉山「何だ知り合いだったのか」

八幡「少しな」

八幡(ほんと……何でこんなとこで出会うかね)


誰sideを見るか安価下3

いろは「……マネージャーもめんどくさいなぁ」

いろは(さっさと生徒会長なりたいなぁ……それで先輩呼んでお茶いれて貰って……)


ヒソヒソ


いろは「……はぁ」

いろは(噂なんてしてないで直接攻めてこいっての……相手なるからさ)


いろは(……遅くなったしさっさと帰ろ)


コンマ下1
奇数三浦
偶数結衣
ゾロ目なら八幡接触


結衣「あ!いろはちゃんやっはろー」

いろは「結衣先輩……」

結衣「部活お疲れ様ー」

いろは「……誰か待ってるんですか?」

結衣「え!?いやいや。ただの偶然だよ」

いろは(なるほど……)

いろは「結衣先輩は可愛いですよね……」

結衣「はい!?な、なんで急に」

いろは「……私に聞きたいことがあるんですよね?」

結衣「……あはは……あたしって嘘下手くそなのかなぁ」

いろは「結衣先輩はそれでいいと思いますよ」

結衣「褒められてる気がしないよぉ……」

いろは「どっかお店行きましょうか」

結衣「う……うん」


忘れてた
コンマ下5までにゾロ目なら店で八幡葉山を発見

八幡「……」

折本「そうなんですよー!」アハハ

葉山「そうか……」

八幡(……これ何で俺まで巻き込まれたんだよ)

葉山(悪いな……)

八幡(悪いなじゃねーよ……)

折本「それにしても葉山くんのプレイかっこよかったですよー」

葉山「たまたまだよ。練習でだってそう上手くいかない」

八幡(……帰りたい……ん?あそこ歩いてるの)


結衣「……」

いろは「……」


八幡(由比ヶ浜と一色……あいつら接点あったんだな……)

折本「比企谷とは中学ぶりだよねー」

八幡「……ああ」

折本「変わってないなぁー」

八幡「人はそんなすぐに変わらないっての」

折本「あはは。なにそれウケる」

八幡「……」ハァ

八幡(疲れる)

コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡「……悪い少し外すわ」

葉山「ん……ああ」

折本「調子悪いのかな?」

八幡(調子じゃなくて気分が最悪だ……)


誰sideを見るか安価下5までに多かった人物


八幡side

ジャー

八幡(やってられん…… )

八幡「折本……か」

八幡(どっかで何時か出会うとは思ってたさ……)

八幡「……まさか……ここでな」

誰の事を考える

コンマ下1
0雪乃
1結衣
3いろは
4川崎
5陽乃
6小町
7めぐり
8折本
9姫菜


八幡「……折本……か」

八幡(嫌な思いしかない……自分を戒める切っ掛け……)

八幡「偶然だ……ここで出会ったのも……あいつが俺に楽しそうに話しかけるのも葉山と仲良くなるため……」

八幡「……よし」

八幡(戻ろう)


八幡「お前らまだいるの?」

葉山「……いや、俺はもう帰ろうと思ってる」

折本「えー。もうちょっとだけさー」チラッ

八幡(ああ。ナイスサイン……俺は先に帰らせて貰おう)

八幡「じゃあ俺は先に帰らせて貰うわ」

葉山「比企谷」

八幡(んな目で見られてもしらん)

八幡「じゃあな」

折本「比企谷ー」

八幡「?」

折本「またねー」

八幡「……」

―――

八幡「ただいま」

小町「おっそーい!心配したんだからね!」

八幡「悪いな……ほら」

小町「待ってましたー!……お兄ちゃん?」

八幡「どうした」

小町「……何かあった?」

八幡「……いいや。何も」


誰sideを見るか安価下3


小町side


小町「……はぁ」

小町(どう考えても何かあるよー)


小町(結衣さんからクラスのことは聞いてるけど……また何かした?んーでもプリン買いに行ってからだしなぁ)

小町(誰かと出会った……としか考えられないよねー)

小町(……誰と……んー……)

小町「……深く考えるなんてお兄ちゃんぐらいでいいよね」

小町(小町は行動あるのみ!)

コンマ下1
奇数八幡に突撃
偶然メールして情報収集


小町(しょうがない……小町が一肌脱ごうかな)

小町(さて……お兄ちゃんの異変がよくわかるとすれば……)

誰にメールする

コンマ下1
1,7雪乃
2,9陽乃
3,5結衣
4,6いろは
8,0川崎


小町(とりあえずいろはさんに連絡とってみますかねー)

小町(……どうしてこう上手くいかないかなぁ)

小町「さっさと誰かと付き合えばいいのに」

―――

教室

葉山「悪かったね」

八幡「……ほんとにな」

葉山「聞いたよ」

八幡「何を」

葉山「君と彼女の話さ」

八幡「やめてくれ……」

葉山「ああ……すまなかった」

八幡「何処で知り合ったんだ?」

葉山「前に彼女の学校と練習試合をすることがあってね……その時に少し」

八幡「……そうか」

八幡「……」ガタッ

葉山「コーヒーか」

八幡「ああ……」

葉山「……お詫びに奢るか?」

八幡「いらん」


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


廊下

「ほら……あの人」

「ああ……あの人が」

八幡「……?」

八幡(何かしたっけ……俺)

誰と出会うか
コンマ下1
奇数いろは
偶数戸塚


八幡「何で自販機の間に挟まってるわけ」

いろは「あー……先輩ー……ここって落ち着きますよねー」

八幡「……こっちは落ち着かんぞ……」

いろは「……気にせずどうぞ」

八幡「……そうか」

いろは「……」

八幡「……なぁ一色」

いろは「なんですかぁー」

八幡「何かあっただろ」

いろは「……」

コンマ下1
奇数ならイベント継続


いろは「何かってなんですかー」

八幡「……」

いろは「何もないですよー?それとも何か聞きましたか?」

八幡「……いいや。何も」

いろは「でしょ?それより先輩は自分のクラスのこと心配したらどうですかー?結衣先輩から聞きましたよー?」

八幡「……クラスの方も俺はノータッチだ」

いろは「見たいですね……先輩は愛されてるなぁ」

八幡「愛……されてる?」

いろは「……そーですよ。気付いてないんですか?」

八幡「そんなこと思ったことすらない」

いろは「あはは。予鈴なりますよ」

八幡「……ああ」


誰sideを見るか安価下5までに多かった人物


雪乃side

雪乃(修学旅行……)

雪乃(今回は何も起きないはず……)

雪乃(海老名さんと……と……べ?君のクラスは違うし)

雪乃「……つまり、やっと何も考えずに彼と一緒にいられるチャンス」

雪乃(ここまで随分と遠回りしたわね)

女「雪ノ下さんー。放送で呼ばれてたよー」

雪乃「そう。ごめんなさい」



コンマ下5までにゾロ目ならイベント


八幡「雪ノ下」

雪乃「あら……比企谷くん」

八幡「平塚先生か」

雪乃「そうね」

雪乃「……」

八幡「……どうした?」

雪乃「比企谷くん。貴方修学旅行はどうするの?」

八幡「どうするって?」

雪乃「誰かと回る予定はあるのかしら?」

八幡「そりゃ……班になった奴等と回ることになるだろ」

雪乃「自由時間の時は……一人よね?」

八幡「……それ……俺じゃなかったらただの虐めだぞ……」

雪乃「ふふっ……貴方の予定……私に貰えないかしら」

八幡「……はい?」


八幡「……」

八幡(気がついたら雪ノ下と約束をしてしまった)

八幡「予定を貰う……ってどれくらいだ……」

八幡(俺は俺で回りたいところあるんだけどな……)

ヒソヒソ

八幡「……」

八幡(……はぁ……いい加減にしろっての)


奉仕部

雪乃「……こんにちは」

八幡「ああ……」

雪乃「……紅茶をいれるわ」

八幡「……どうも」


八幡(雪ノ下は文化祭終わった辺りから紅茶をいれてくれるようになった)

八幡(最初こそ断ってたんだが気がつけばこうだ……あれ。そう考えたら流されまくってないか……)


雪乃「はい……」コトッ

八幡「……どうも」

八幡「なぁ雪ノ下予定って……」

結衣「やっはろー!」

八幡「……」

雪乃「こんにちは。由比ヶ浜さん」

雪乃「それで……何かしら?比企谷くん」

八幡「……いや。何でもない」

八幡(今聞かなくてもいいだろ……由比ヶ浜もいるし……もしかしたら雪ノ下は知られたくないかもしれないしな)

結衣「あれ?何かあったん?」

八幡「何でもないぞ」

コンマ下5までにゾロ目ならイベント


八幡「……で、やることないからこれか」

結衣「まぁまぁ……メールのチェックも大事な仕事だよ!」

雪乃「そうね」

八幡「……と言ってもまた材木座とか平塚先生とかの愚痴メールだろ……」カチカチ

八幡「えーっと……」

お姉ちゃん【ひゃっはろー!今回もこれやるんだねー☆お姉ちゃんですよー。今回はお姉ちゃんの恋愛相談を受けてもらいたいかなぁって】


雪乃「比企谷くん。変わって」

八幡「?まだ全部読んでないぞ」

雪乃「いいから」カチカチ

八幡「……あ、ああ」

結衣「さ、削除までに迷いが無さすぎだよ」

八幡(ちょっとだけあの人の恋愛観が気になったんだけどな)

雪乃「次よ」

三浦【いい加減相模とその周りがウザイ】

結衣「こ、これは……」

八幡「……あー」

雪乃「……どういうことかしら?」


誰sideを見るか安価下5までに多かった人物


川崎side

姫菜「サキサキー」

川崎「姫菜」

姫菜「今日はバイトないんだよね?」

川崎「うん」

姫菜「じゃーお茶していかない?」

川崎「……いいよ」

姫菜「きまりー」

相模「ぁ」

川崎「……?」

相模「……」プイッ

川崎「……」

川崎(別に気にしてないのに……)

姫菜「相模さん?何かあったの?」

川崎「ううん。何でもないよ」


コンマ下1
奇数ならイベント継続


喫茶店

姫菜「それでー何があったのかなぁ?」

川崎「……何も」

姫菜「こーら。いい子だから言ってみ」

川崎「……わかったから頭撫でるのはやめて」


川崎「文化祭の準備の時に人がどんどや減っていったんだよ」

姫菜「うん。それは聞いたよー。葉山くんが途中から手伝って人が少し戻ったんでしょ?」

川崎「うん」

姫菜「それで?」

川崎「……戻って来なかった人と作業した人が微妙な空気になってる」

姫菜「ああ。つまりその戻ってこなかったグループの中心が相模さんだったと」

川崎「うん」

姫菜「と言ってもサキサキはもう気にしてないんでしょー?」

川崎「私は別に気にしてないし……終わったことだから気にしてる人なんて誰もいないと思うよ」

姫菜「ぁー。つまり向こうが気にしてると」

川崎「そういうことみたい」

姫菜「なるほどなるほど」

川崎「まぁ……時間が解決するんじゃないの……こういうのはさ」

姫菜「んーそうだろうね……修学旅行だってあるしねー」

川崎「うん」

姫菜「修学旅行と言えば比企谷くんとはどうなのー?」

川崎「な、何であいつが出てくんの」

姫菜「そりゃそうでしょ……」

川崎「意味わかんないんだけど」

姫菜「……はぁ。そんなんじゃ比企谷くん取られちゃうよ?」

川崎「……わ、私は別に」

姫菜「比企谷くん。文化祭、一年の子と一緒に回ってたよ」

川崎「え」

姫菜「準備も仲良さそうにやってたよー?」

川崎「……あいつが」

姫菜「ボヤボヤしてられないんじゃないかなぁ?」


雪乃「……なるほどね」

八幡(……相模かぁ……)

結衣「何も気にしなくていいんだけどねぇ」

雪乃「そうね。でも彼女のプライドから考えて戻りたくても戻れないんでしょうね」

雪乃(委員会に来ないと思ったらクラスの方で問題を出してたのね)

八幡「んで、どうするんだ。これ」

雪乃「一番は時間が解決なのでしょうけど」

結衣「この様子だと優美子も相当きてるよぉ……」

雪乃「仕方ないわね……何とかしましょう」

八幡「……何とかって?」

雪乃「それはこれから考えるわ」

八幡「そうですか……」

雪乃(さっさと片付けて心置きなく旅行にいけたらいいのだけど)


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


雪乃「もうこんな時間ね……今日は帰りましょうか」

結衣「うん」

八幡「お疲れさん」

雪乃「ええ。また明日」

結衣「また明日ねー」


誰sideを見るか安価下3


三浦side

ゲーセン

三浦「……」イライラ

戸部「お!やりぃ!一発取り!」

大和「やるな」

大岡「やるぅ!」

戸部「そう誉めるなよー」

葉山「あんまり騒ぎすぎるなよ」

三浦「……」イライラ

戸部「……ありゃやべーって隼人くん」ヒソヒソ

葉山「……あまり触れるなよ?」

戸部「わーってるよ。でもさぁ……優美子のやつ怒ると怖いからなぁ」

戸部(結衣早く来てくれ)

三浦「なにこっち見てんの」

葉山「こらこら。よその人に絡むな」

三浦「だってそこの連中がずっとこっち見てたから」

葉山「悪かったね。君たち。彼女今機嫌が悪いんだ」

「ちっ。男持ちかよ」

戸部「優美子をナンパしようなんて俺には無理だわー」

大和「だな……」

大岡「うんうん」


三浦「……あーしちょっと飲み物買ってくる」



コンマ下1
奇数相模
偶数姫菜
ゾロ目八幡


相模「えー?マジ?うけるんだけどー」

三浦「……」

相模「み、三浦さん」

三浦「退いてくんない?飲み物買えないんだけど」

三浦(相模とその取り巻き……)

相模「う……うん。ご、ごめんねー」

三浦(……うざっ)

相模「え、えっとー三浦さんも来てたんだ……」

三浦「……」ピッ

ガコンッ

相模「は、葉山くん達と来てるのかな?」

三浦「……」

相模「そ、その!三浦さん!」

三浦「……何?」

相模「は、葉山くん……私の事で何か言ってた?……その……学際のこととか……さ」モジモジ

三浦「……あ?」

相模「ひっ!ご、ごめんなさい」

三浦「……あんたねぇ」

葉山「……そこまでにしとけよ」

三浦「……隼人」

葉山「ったく飲み物買うだけなのに随分と遅いと思ったら」

三浦「……」

相模「は、葉山くん……ありが」

葉山「……勘違いしないでほしいから言っておくけど別に君を助けた訳じゃない」

相模「……っ」

葉山「……学際の件は終わったことだし僕は気にしてないし……優美子だってそこは気にしてない」

葉山「……それじゃ」

三浦「……何でわざわざ出てきたの」

葉山「余計なお世話だったかい?」

三浦「……隼人らしくはない言い方だった」

葉山「ははは……店変えようか」

三浦「……うん」


教室

八幡(さて、クラスの空気の原因はわかった)

八幡(……だが昨日より相模の様子が変だ)


相模「……」

八幡(ずっと顔を伏せてる……少なくとも昨日までは取り巻きと喋ってたんだが……)


平塚「えー。これから修学旅行の班決めを始める」

八幡「……班決めねぇ」

八幡(誰と組んでも俺は邪魔にならないようにするだけだしいいか)


川崎「……」

結衣「……」

三浦「……」

相模「……」

コンマ下1
1川崎
3結衣
5三浦
8相模
0葉山

その他ハズレ


八幡(結局体育で組んだやつとペアは組んだ)

平塚「班は4人の予定だー細かくしなくてもいいがな。どうせお前らバラバラになったらわかりはしない」


八幡(となるとあと二人か……つうか先生がそんなこと言って大丈夫か……)

「どうする?」

八幡「……このまま残る二人組を待てばいいだろ」


コンマ下3までにゾロ目なら再抽選

八幡(さて……寄せ集めチームの完成だ)

八幡(後は適当にこいつらの後ろ歩けば万事おーけー)

八幡(修学旅行なんて簡単よ。わざわざ仮病使ってまで休むもんじゃないな)


結衣「……」チラッ

川崎「……」チラッ

八幡(あの……お二人とも何でこっちを見るんですか)

葉山「……」ジー

八幡(お前は見すぎだから。それガン見だならな)

八幡(葉山三浦由比ヶ浜川崎か……川崎も文化祭以降あいつらと喋るようになったんだな)


八幡(……問題の相模はいつもの取り巻きと……じゃないな……ようわからん男子と組んでるな)

八幡(……カースト争いでもあったか)


誰sideを見るか安価下5までに多かった人物


結衣side

平塚「旅のしおり配るぞー。予定みながら各班の行動を決めろー」

結衣「よろしくねーサキサキ」

川崎「サキサキ言うなし」

三浦「あーしここ行きたいんだけど……あんたらは?」

結衣「はいはーい!ユニバー行きたいー!」

葉山「それは流石に……」

川崎「私は……伏見稲荷とかかな」

結衣「じゃあお団子!お団子食べたい!」

三浦「隼人は?」

葉山「俺は何処でもいいよ」

三浦「折角の旅行何だし行きたいとこ言わないとそんじゃん」

葉山「……それもそうか」クスッ

三浦「な、何で笑うのさ」

葉山「いや。ちゃんと周りを見てるなって思ってね」

三浦「う、うっさい!」


結衣「……」

三浦「結衣?」

結衣「あ……ううん。何でもないよ」


結衣(……せめて5人班だったらヒッキーと……)

結衣(……あれ?この時間)

結衣「こ、ここの空白時間って自由なのかな?」

葉山「そうだろうね」


結衣(この時間ならヒッキーも一人かも……?)

コンマ下3までにゾロ目なら誘ってみる


結衣(よし!昼休み聞いてみよう!)


昼休み

結衣「ひ、ヒッキーちょっといい?」

八幡「……?」



屋上

八幡(え。なにこの状況……俺由比ヶ浜になにかやったか?完全に焼きいれられる流れなんですけど)

結衣「ひ、ヒッキー」

八幡「何だよ」

結衣「そ、その……修学旅行なんだけどさ」

八幡「?」

結衣「暇な時間あるじゃん?」

八幡「自由時間のことか?」

結衣「そ。そう!……誰かと約束とかある?」

八幡「……ぁー」

八幡(雪ノ下に予定開けとけはいわれたんだよな……だが待て……雪ノ下は元々由比ヶ浜も誘うつもりなんじゃないか?そもそも俺と二人だけで回るはずがないし)

結衣「ひ、ヒッキー?」

八幡「ちょっと待ってくれ由比ヶ浜」

八幡(……だが俺が勝手に約束するわけにはいかんし……)

どうする?
コンマ下1
奇数雪ノ下も一緒だと伝える
偶数雪ノ下に聞いてから答える

八幡「悪い由比ヶ浜。ちょっと時間くれ」

結衣「へ?あ……うん」

八幡「悪い」

結衣「う、ううん!そんなことはないけど」

八幡(放課後雪ノ下に聞くとしよう)


―――

奉仕部

八幡「……というわけだ」

雪乃「……なるほどね」

八幡「……お前に任せるけど……いっそのこと由比ヶ浜と二人で過ごしたらどうだ」

雪乃「貴方ね……私が誘ったのも由比ヶ浜さんが誘ったのも貴方なのよ」

八幡「……お前ら仲良いだろ……」

雪乃「それとこれとは話が変わるのよ」

八幡「……そうですか」

雪乃「ええ」

八幡「……で。どうするわけ」

雪乃「……」

八幡「……雪ノ下?」

雪乃「いえ……迷う必要なんてないわ。由比ヶ浜さんがいいと言うなら一緒に回りましょう」

八幡「……そうか」

八幡(俺からしてもその方が助かる……)

雪乃「……」

雪乃(……少し残念だけれど……由比ヶ浜さんと一緒に過ごすのも私は好きだもの……仕方ないわ)

八幡「……?」


由比ヶ浜と雪ノ下で自由時間を過ごすことになりました




誰sideを見るか安価下3


雪乃side

結衣「ゆ、ゆきのん」

雪乃「どうしたの?」

結衣「本当によかったの……?」

雪乃「何を言ってるの……由比ヶ浜さんが居てくれて嬉しいわよ」

結衣「で、でも……」

雪乃「ふふっ……気にしすぎよ」

結衣「……」

雪乃「もちろん最初は二人きりで行こうと思ったけれど……これでよかったかもしれないわ」

結衣「……何で?」

雪乃「……前の時は……三人でゆっくり……なんて出来なかったでしょう?」

結衣「……ゆきのん」

雪乃「私の方こそ……ごめんなさいね?」

結衣「う、ううん!あ、あたしが言うの遅かっただけだし!」

雪乃「そう……ありがとう」

結衣「うん!そうと決まれば全力で楽しむぞー!」

雪乃「ええ」


コンマ下1
奇数陽乃
偶数八幡


陽乃「やっほー!」

雪乃「……姉さん」

結衣「こんにちはー」

陽乃「あれ?比企谷くんは?」

雪乃「今日はいないわよ……」

結衣「女子会でーす」

陽乃「そっかー残念」

雪乃「……で、何か用かしら?」

陽乃「うんー。比企谷くんの予定を聞こうと思ってねー」

雪乃「……それは何故かしら?」

陽乃「雪乃ちゃんこわーい。比企谷くんとデートしようと思ってたんだけとねー」

結衣「でーと!?」

雪乃「……そう。残念だったわね」

陽乃「うんー。しょうがないよねー」

陽乃「……それでー?二人きりで何の話してたのかなぁ?」

結衣「あ……あはは」

雪乃「姉さんには関係ないわ」

陽乃「もー。冷たいなぁ……このパンフ……京都?……ああ修学旅行かぁ」

結衣「何処行こうかって話し合ってたんですよ」

陽乃「そっかぁー」ニコニコ

陽乃(丸印がついてるのは……ふむふむ)

結衣「陽乃さんも行ったことあるんですか?」

陽乃「うん。何度かあるよー旅行好きだしね」

陽乃「それでー?比企谷くんとは一緒に回れそうなのかなぁ?」

雪乃「そ、そんなこと姉さんには関係ないでしょ?何故隣に座るのかしら」

陽乃「まぁまぁそう言わずに」

陽乃(一緒に回るんだ……わかりやすいなぁ♪)


自室

八幡「……」ペラペラ


ブーンブーン


八幡「……」ペラペラ

プルルルル

八幡「……」ペラペラ

八幡(小町が出るだろ)

小町「はいー比企谷ですー」


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


小町「ああ、お父さん。お疲れ様ー」

小町「え?うん。うん……わかったぁー。仕事頑張ってねー」

小町「おにいちゃーん!」


八幡「んー?」

小町「ちょっといいー?」

八幡「どうした」

小町「お父さんからの電話で今晩遅くなるから好きに食べてくれってさー」

八幡「と言われてもな……俺本買ったばかりで金ないぞ」

小町「大丈夫大丈夫。お父さんのヘソクリ使うから」

八幡(何で場所をしってるんですかね)

小町「さ。ご飯食べ行こー」

八幡「親父にゴチになるか」


誰sideを見るか安価下5までに多かった人物


川崎side

京華「ハンバーグ♪ハンバーグ♪」

川崎「もぅ……そんなにはしゃがないの」

大志「でもよかったのー?奢りなんて」

川崎「いいよ。バイト代出たし……たまにはね」

京華「さーちゃん大好きー」

川崎「私もけーちゃん大好きだよー」

大志「僕も半分出すよ」

川崎「いいって。あんたは小遣いなんだから無理しないの」


コンマ下1
奇数結衣、雪ノ下
偶数三浦、葉山
ゾロ目八幡、小町


店員「いらっしゃいませー」

京華「さーちゃん。はやくはやくー」

川崎「こら、騒いだら駄目だよ」

大志「ハンバーグは逃げないよ」

京華「だってー」

川崎「言うこと聞かないとハンバーグ食べれないよ?」

店員「こちらになります」

川崎「あ、どう……も」クルッ

三浦「……」

葉山「……」

川崎「……」

大志「……?」

葉山「……やぁ」

川崎(何でこいつらがいんのさ)

三浦(ふーん。こんなキャラなんだ)


京華「……?さーちゃんのお友達?」

川崎「えっ!?あー……うん」

京華「そっかぁ!川崎京華です!こんにちはー」

葉山「こんにちは。京華ちゃん。葉山隼人です」ニコッ

三浦「三浦優美子……」

葉山「優美子……そんなツンツンしなくても」

三浦「べ、別にツンツンなんて」

京華「……」ジー

三浦「な、何?」

京華「お姉ちゃん綺麗だね!」

三浦「な、あ、う……あ、当たり前だし!」プイッ

葉山「……」クスッ

川崎「……」ニヤァ

三浦「な、なにさあんたら!」

葉山「いいや。何もないさ……なぁ?」

川崎「うん。何もないよ」

京華「よろしくね!みーちゃん!」

三浦「み、みーちゃん?」

京華「だめぇ?」

三浦「い、いいけどさ」

葉山「……」

川崎「……」

三浦「……あんたらはその笑顔やめなっ!」

大志「……僕空気っすか……いいっすけどね……」


修学旅行一週間前


八幡「いってきます」

小町「あれ?早くない?」

八幡「目が覚めたからな」

小町「そっか。いってらっしゃーい」


コンマ下3までにゾロ目ならイベント

前スレ

【安価】雪乃「好感度MAXで」結衣「強くてニューゲーム」【コンマ】
【安価】雪乃「好感度MAXで」結衣「強くてニューゲーム」【コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420550077/)

【安価】いろは「好感度MAXで」陽乃「強くてニューゲームだよ」【コンマ】
【安価】いろは「好感度MAXで」陽乃「強くてニューゲームだよ」【コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421050079/)

八幡連絡先所持リスト
いろは
陽乃
川崎

ニューゲーム者
結衣
雪乃
小町
陽乃
いろは


安価とコンマを突破し八幡を攻略していくお話し


キャラ批判禁止

ゾロ目コンマ下の数に差がある時がありますが状況により変動します

―――

教室

ワイワイ

八幡「……」

八幡(……既に修学旅行気分だな……)

相模「……」

八幡(……今日も喋ってるのは何時ものメンバーじゃなくてあの男たちか)

誰sideを見るか安価下3


姫菜side

姫菜「……」

姫菜(修学旅行かぁー)

姫菜(サキサキは比企谷くんとちゃんと回れるのかねー)


姫菜(……サキサキから比企谷くんを誘うイメージがわかないなぁ……)


姫菜(そこが可愛いとこでもあるんだけどー)

コンマ下1
奇数葉山
偶数川崎
ゾロ目八幡


姫菜「お。やっほー葉山くん」

葉山「ああ。海老名さん。こんにちは」

姫菜「……」

葉山「どうかしたかい?」

姫菜「……ちょっと聞きたいんだけどね」



―――

奉仕部

八幡「……」ペラペラ

雪乃「……」ペラペラ

結衣「やっはろー!」

雪乃「こんにちは」

八幡「……うす」

結衣「いやー!楽しみだねぇ修学旅行!」

雪乃「浮かれすぎよ」

結衣「だってさぁー!」ニコニコ

八幡(由比ヶ浜……三浦の依頼とか頭からすっ飛んでるだろ……)


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡「……」

結衣「おつかれー!」

雪乃「ええ、さようなら」

八幡(……ふつーに終わっちゃったよ……解決策とか探す訳じゃないのね……)


八幡(別にいいんだけどね……)

誰sideを見るか安価下5までに多かった人物


同数
コンマ下1
奇数いろは
偶数川崎


川崎side

川崎(……どうしよ)

川崎「……自由時間あるけど……」

川崎「……あいつは……誰かと回るのかな」

川崎(……考えても仕方ないか)


コンマ下1
奇数三浦
偶数姫菜
ゾロ目八幡


川崎「……三浦」

三浦「……こんな所で会うなんてね」

川崎「そっちこそ」

三浦「あーしはこれから帰るんだし」

川崎「私もそうなんだけど」

三浦「……あんたって夜遅いんだ」

川崎「……バイトしてるだけ」

三浦「それで遅刻とかしてたわけ」

川崎「……そうだけど」

三浦「ふーん」

川崎「何さ」

三浦「別に……」

川崎「……そう。それじゃあね」

三浦「……ねぇ」

川崎「何?」

三浦「あんたってヒキオの事が好きなの?」

―――

八幡(久しぶりにゲーセンで遊んだな)

八幡「……小町に手土産もできたし帰るか」


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


帰りに出会うのは

コンマ下1
奇数三浦・川崎
偶数指定人物


陽乃「やっほー♪」

八幡「……雪ノ下さん」

陽乃「ん?なんて?」ニコニコ

八幡「……陽乃さん」

陽乃「陽乃でもいいのにー。気にしなくていいよ?むしろ推奨」

八幡「勘弁してください」

陽乃「もー。相変わらず固いなぁ」ニコニコ

八幡「……随分と機嫌がいいですね」

陽乃「そりゃー比企谷君と会えたからねー」

八幡「……」

陽乃「ふふっそんな恐い顔しないの。ちょっと良いものを見れたからね……でも、比企谷くんとあえて嬉しいってのも本当だよ?」

八幡「……そうですか」

陽乃「ねぇ比企谷くんー」

八幡「……?」

陽乃「そろそろ気がついた?違和感」

八幡「……」

陽乃「……」ニコニコ

八幡「……何の話ですかね」

陽乃「あれー?比企谷くんならとっくに解ってると思うのになぁ」

八幡「……生憎何の話かわかりません」

陽乃「そっかー♪まぁ聞きたくなったら何時でもおいで全部教えてあげるからさ」

プルルルル

陽乃「あ、ごめんねー」

八幡「いえ。お気になさらず」

陽乃「ありがと♪……もしもしー」


コンマ下1
奇数イベント継続

(八幡からの好感度がいくつなのかちょっと知りたい)


陽乃「ごめんねー話してるときにさ」

八幡「いえ……気にしてませんよ」

陽乃「そう?ありがと」

八幡「……こんなとこで油売ってていいんですか」

陽乃「そうだねーまずいねー」

八幡「じゃあ何で……」

陽乃「そりゃあ私の中で比企谷君が一番だからだよ?」

八幡「何で俺なんかを」

陽乃「……」ニコニコ

八幡「……?」

陽乃「……ほら。わかってるじゃん」

八幡「……」

陽乃「何で私な比企谷くんを一番と言うのか……何で雪乃ちゃんやガハマちゃんが比企谷くんに夢中なのか……」

八幡「……」

陽乃「知りたくない?」

八幡「……少なくとも雪ノ下や由比ヶ浜が俺に夢中ってのは理解できませんね。その時点で間違ってますよ」


陽乃「でも何処かで思ったでしょ?何でこんなにって……ガハマちゃんなんて特にそうだったんじゃないかな」

八幡「……それは」

陽乃「まぁ気が向いたらでいいよ。私は何時でも待ってるから」

八幡「……」

陽乃「それじゃまたね♪」


八幡「……はぁ」


陽乃(ちょっとやりすぎちゃったかなぁ♪)


「隣にいてくれるだけでいいよ」

「愛とか見返りとかそんなのはいらないかな」


八幡「……頭痛い……よし休もう」


小町「おっはよー!お兄ちゃん」

八幡「小町……俺は今日休む」

小町「なーにいってんだが……修学旅行でしょーが」

八幡「休む」

小町「そんな痛い中学生みたいな真似して……お兄ちゃん高二病なんだからシャキッとする」

八幡「それ……どっちも貶してるからな」

小町「はいはい。文句言う元気あるなら起きる」

八幡「いや。無理。マジで無理」

小町「いいからさっさといけー!」

八幡「ちょ……蹴るな……まて!せめて顔はやめ……」


小町「ったく……もうお兄ちゃんは……」


小町「……でも」

小町(お兄ちゃんがあそこまで拒否したのは初めてかも)


八幡「……はぁ」

コンマ下3までにゾロ目ならイベント


平塚「よし。全員いるなー」

平塚「新幹線乗り込むぞー」


八幡(適当に座っていいよな)

八幡「……」


コンマ下5までにゾロ目なら隣に誰か来る


隣にくるのは
コンマ下1
0,5川崎
7,6三浦
1,4結衣
2,8雪乃
3,9 葉山


三浦「よっと……」ドスッ

八幡「……はい?」

三浦「……」

八幡「……」

八幡(何で三浦が隣にくるんですかね。葉山と仲良くしとけよ……恐いからさ)

八幡「……何かようか?」

三浦「……あんたさ」

八幡「何」

三浦「班行動の時抜け出せ」

八幡「……は?急に何を言い出すんだよ」

三浦「いいから」

八幡「いや、よくないから」

八幡(いきなり何を言い出すんだよこいつは)



コンマ下1
奇数同意する
偶数拒否する


八幡「いや、無理だろ……普通に考えてさ」

三浦「……」

八幡「そもそも急にどうした」

三浦「……何でもない」ガタッ

八幡「?」

三浦「ねぇあんた」

八幡「何だよ?」

三浦「……やっぱいい。そこまでの義理はないし」

八幡「……?」

八幡「何だったんだ」


誰sideを見るか安価下5までに多かった人物


雪乃side

雪乃「……ふぅ」

結衣「いやー。新幹線長かったねー」

雪乃「そうね……」

結衣「京都だぁー!」

三浦「結衣うっさい」

結衣「あはは。ごめん」

川崎「……」

葉山「ははは。少しぐらいは仕方ないよ」

雪乃「それではまたホテルでね。由比ヶ浜さん」

結衣「うん!」



平塚「暫くはバスで移動するぞー。クラスのバスにのれー」


雪乃(さて、行きましょうか)

コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡「……」

雪乃「……比」

「雪ノ下さーん。バス出るよー」

雪乃「……ええ。ごめんなさい」

雪乃(明日には一緒なんだから焦る必要ないわよね)


―――

平塚「時間までにホテルに来るように」

平塚「では解散」


八幡「……さて」

八幡(いつも通り後ろをついて回るだけの作業だな)


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


「行こうか」

八幡「ああ」

八幡(こういうときホテルに辿り着けないやつって一人はいるよな)


誰sideを見るか安価下3


小町side

小町「今頃お兄ちゃんは京都かぁー」

小町「……ほんとどうしたんだろ」

ピンポーン

小町「はーい。今いきまーす」


ガチャ

小町「どちら様ですかぁー」

陽乃「ひゃっはろー小町ちゃん」

小町「陽乃さん!どうしたんですかぁー」

陽乃「あはは。暇だったからさー」

小町「ぁー。でもすいませんお兄ちゃん丁度今日修学旅行で」

陽乃「うん。知ってるよー。今日は小町ちゃんとお話したくてね」

小町「私と?」

陽乃「うん……今後の事について……ね」

小町「……中で話しましょうか」

陽乃「ありがとう♪お邪魔しまーす」


コンマ下1
奇数イベント継続
偶数別の視点


誰sideを見るか安価下5までに多かった人物


三浦side


三浦「……」

結衣「優美子ーこっちこっちー」

三浦「あんたは少し落ち着きな」

葉山「まぁそれが結衣のいいところでもあるさ」

川崎「……」

三浦「あんたは静かすぎだからね。もうちょい楽しめし」

川崎「別に楽しんでないわけじゃないよ」

結衣「あ!お団子!食べよーよー!」

三浦「太るよ?」

結衣「うぐ……だ、大丈夫」

川崎「……」クスッ

三浦「……ほんとはヒキオ連れてくるつもりだったんだけどね」

川崎「……何でさ」

三浦「別に……気紛れだよ」

結衣「優美子ー!サキサキーはやくー」

三浦「そんな急がなくてもいいから」


三浦「……あーしは結衣の事を友達として応援してる」

川崎「……」

三浦「だからあんたの事も……少しは応援しないとフェアじゃないでしょ」

川崎「……あんた」


三浦「結衣ー団子もいいけどあーし餡蜜食べたい」

川崎「……」

川崎「……ありがと」

コンマ下3までにゾロ目ならイベント


ホテルロビー



八幡「……ふぅ」

八幡(……部屋がトランプやら何やらで付いていけん)

八幡「……」

八幡(明日は雪ノ下や由比ヶ浜と行動か……)

八幡「……今日と何も変わらないさ」

八幡(違和感……そんなもん……最初からあったさ)


平塚「おっと……何をしているんだ比企谷」

八幡「……先生」

平塚「とっくに自室待機の時間だぞ」


八幡「飲み物買ってただけですよ」


平塚「ふふっ。君に限って何かしでかすとは思っていないさ……だが立場上の小言ぐらいは言わないとな」

八幡「そうですか……」

平塚「……?」

平塚「……比企谷」

八幡「はい」

平塚「ラーメンは好きか?」

八幡「……はい?」


コンマ下3までにゾロ目ならもう一人連行


ホテルロビー



八幡「……ふぅ」

八幡(……部屋がトランプやら何やらで付いていけん)

八幡「……」

八幡(明日は雪ノ下や由比ヶ浜と行動か……)

八幡「……今日と何も変わらないさ」

八幡(違和感……そんなもん……最初からあったさ)


平塚「おっと……何をしているんだ比企谷」

八幡「……先生」

平塚「とっくに自室待機の時間だぞ」


八幡「飲み物買ってただけですよ」


平塚「ふふっ。君に限って何かしでかすとは思っていないさ……だが立場上の小言ぐらいは言わないとな」

八幡「そうですか……」

平塚「……?」

平塚「……比企谷」

八幡「はい」

平塚「ラーメンは好きか?」

八幡「……はい?」


コンマ下3までにゾロ目ならもう一人連行

ごめん連投した


ラーメン屋

平塚「ふむ。ここのラーメンがうまいときいてな」

八幡「何故俺まで……」

平塚「たまにはいいじゃないか……まぁラーメンは口止め料みたいなものさ……旅行中に生徒をほったらかしてラーメン食ってるなんて上にバレたら怒られる」

八幡「そんなもんすか」

八幡(さらに生徒まで連れていったら余計怒られると思うんですがね)

平塚「……ああ。それにこういう場じゃないと話せないこともあるだろう」

八幡「……何か」

平塚「……なぁ比企谷」

八幡「……なんすか」

平塚「何があった?」

八幡「……何がです?」

平塚「……何。少し気になってな」

八幡「……特に何もないですよ」

平塚「……由比ヶ浜や雪ノ下のことか?」

八幡「……」

平塚「……君は変わった男だ」

八幡「?」

平塚「雪ノ下や由比ヶ浜も君には心を開いてるように見える」

八幡「……俺にはそうは見えないんですけどね」

八幡(むしろ色々と隠されてると思うんだが)

平塚「……君は少し深く考えすぎてるな」

八幡「深く考えなくていい思いしたことないんで」

平塚「……少しでいい。少しだけ違う目で彼女らを見てやれ」

平塚「そうすれば少しは君の悩みも解消されるさ……」

八幡「……別に悩んでるとは言ってないですよ」

平塚「それもそうか。忘れてくれ……さぁラーメンを食べよう」

八幡「……頂きます」

平塚「頂きます……おっ。いけるな」

八幡「……旨いですね」

平塚「だろう?」

八幡「……ええ」



誰sideを見るか安価下5までに多かった人物

川崎

>>1は普通に安価無しで書いてほしいわ


いろはside

修学旅行初日

総武放課後

いろは「暇だー……」グテー

いろは(先輩いないし……サッカー部も一年しかいないし)

めぐり「あはは……だからここに来たの?」

いろは「だってここ落ち着くんですもんー」

いろは(何だかんだ過ごした場所ですし)

めぐり「私としては生徒会の手伝いして貰って助かるんだけどねー。いろはちゃん何かすごい手際いいし」

いろは「ははは、ありがとうございます」

いろは(やってたから分かるだけなんですけどね)

めぐり「こっちこそだよー。引き継ぎの準備でバタバタしてるからー」

いろは「もうすぐ生徒会選挙ですもんね」

めぐり「うんー」

めぐり(思わぬ所でいい人が見つかったかも)

いろは「先輩早く帰ってこないかなぁ……」

めぐり「……先輩って比企谷くん?」

いろは「え!?あー」

めぐり「あ、やっぱりそうなんだ。文化祭の準備の時もよく比企谷くんの方に行ってたもんね」

いろは「あはは……」

いろは(思ったより見られてた……そんなに行ってた覚えないんですけどね)

めぐり「比企谷くんかぁー。最初はもう一人の葉山くんかと思ってた」

いろは「あ、あはは」

いろは(本当の最初の最初はそうだったんですけどね)

めぐり「私応援するよー」

いろは「……ど、どうも」

いろは(めぐり先輩が協力してくれても……癒してくれるからそれだけで嬉しいんですけどね)

めぐり「そうだ!メールしてみたら?」

いろは「先輩ってメールしても殆ど帰ってこないですよ?」

めぐり「まぁまぁ、ものは試しだよ」

いろは「はぁ……」

いろは(結果はわかってるんですけどね)

コンマ下1
奇数なら返信あり





ホテル前

八幡「やっと帰ってきた」

八幡「……今何時だ」

八幡「……メール?……一色」


いろは「先輩ー修学旅行どうですかー。一人で集団の後ろ歩いたりしてたらだめですよー」


八幡「……何故ばれたし」


いろは「お土産期待してまーす」


八幡「……」

八幡(何がいるんだよ……つーか小町と親の分と買って金足りるかな)


八幡「仕方ない……メールして聞いてみるか」



―――

いろは(やーっぱり返信こなかったなぁ)

いろは「先輩のあほー。どれだけ言っても治らなかったもんなぁ」ブーン

いろは「……嘘!先輩!?」

八幡「何がほしいんだ」

いろは「……短文顔文字なし……あはは。本当変わらないなぁ」


いろは(何がいいかなぁー)


コンマ下1
偶数食物
奇数おまかせ
ゾロ目先輩の愛


>>586
細かいのではなく大まかな評価はある条件で見ることができます


>>716
書いたことはあります

24時まで休憩します


いろは「……送信っと」

いろは(まー。あの鉄壁の先輩だったら適当にはぐらかして終わるんだろうけど)

ブーン

いろは「はやっ」

八幡「バカな事言ってると買わないぞ」

いろは(ですよねー)


――

八幡「……あのバカ」

雪乃「誰がバカよ」

八幡「んなっ」

雪乃「人の前でバカだなんて随分と失礼じゃないかしら」

八幡「……悪かったよ」

雪乃「……?熱でもあるの?顔が少し赤いわよ」

八幡「……外が寒かっただけだ」

八幡(そう。外が寒かったから身体が熱くなってるだけだ。けっしてさっきのせいではない)

八幡(……そもそも平塚先生が変なこと言うからだ)

雪乃「こんな時間に外に出てたのね」

八幡「……ぁー」

雪乃「心配しなくても誰にも言わないわよ」

八幡「そうしてくれると助かる」

八幡「……お前は何で」

雪乃「……飲み物を買いに降りただけよ」

八幡「そうか……邪魔して悪かったな」

雪乃「別に邪魔されてなんて思ってないわ」

八幡「……そうですか」

雪乃「ええ……」

コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡「……」

雪乃「……比企谷くん」

八幡「ん」

雪乃「明日……よろしくね」

八幡「……あ、ああ」

八幡(改まってそんなこと言われると困るんだがな……)



―――

次の日

結衣「ヒッキー!ゆきのーん!」

雪乃「おはよう。由比ヶ浜さん」

八幡「朝から元気だなぁ……」

結衣「それがあたしの取り柄なのだ」

八幡「自分で言ってたら霞むな」

結衣「ひどくないー?」

雪乃「そうね。酷いわね」

八幡「味方がいない……」

雪乃「さて、行きましょうか」

結衣「おー!」

コンマ下1
奇数神社回り
偶数食べ歩き

結衣「昨日ね!おいしいみたらし屋みつけたんだー!」

雪乃「さ……早速食べるのね」

結衣「どうせ色々歩くならお腹減るじゃん?」

雪乃「まぁ構わないけれど……」チラッ

八幡「俺も別にいいぞ」

結衣「決まり!」



―――

結衣「やっぱうまー!」

雪乃「……由比ヶ浜さん口にあんこついてるわよ」

結衣「ふぇ?あ、あはは」

八幡(すげー百合空間なんですけど……)

八幡(……もう少し違った目線で見ろ……か)

結衣「あ、ヒッキーこれおいしいよ」

八幡「……あの、何故こっちに伸ばす」

結衣「はい。あーんして」

八幡「……食べるからせめて自分で食べさせてくれ」

雪乃「……」

雪乃「……比企谷くん」

八幡(雪ノ下止めてくれ)

雪乃「はい。あーん」

八幡「……何でだよ……うまいなら自分で食べてろよ……」

結衣「美味しいものは共有したくなるじゃん?ほら、はやくー」

どっちのを先に食べる
コンマ下1
奇数雪乃
偶数結衣
ゾロ目ならあーんで食べる


八幡「じゃあ……ちょっとだけ」

結衣「あっ……別にあーんでもよかったのに」

八幡「勘弁してくれ……」モグモグ

結衣「どう?どう?」ニコニコ

八幡「……甘い」

結衣「でしょー!そこがいいんだって」

八幡(お前が作った訳じゃないけどな……)

雪乃「比企谷くん」ムスッ

八幡「え……なんすか」

雪乃「食べなさい」

八幡(あの……何で命令形……)

八幡「……頂きます」

雪乃「どうかしら」

八幡「……あんまり甘くないやつだな」

雪乃「どっちの方が比企谷君の好みかしら?」

結衣「あ!それ気になる!」

八幡(気になる!じゃないから……そんなの気にしなくていいから……)

コンマ下1
奇数雪乃
偶数結衣


八幡「……雪ノ下の方かな」

結衣「えー!」

雪乃「そうでしょうね」

結衣「でもヒッキー甘いの好きじゃん」

八幡「洋菓子の甘いのは好きだぞ」


結衣「ちぇー」

雪乃「次……行きましょうか」

結衣「うんー!」

誰sideを見るか安価下5までに多かった人物


いろはside

いろは「結局あれからメールしても返事してくれないし」

いろは「……はぁ」


めぐり「それでまたここに来たの?」

いろは「だって暇なんですもん」

めぐり「ここは暇潰しになる場所じゃないはずなんだけどなぁ」

いろは「いやいや。お茶は出るし仕事があるから暇も潰せるし愚痴は聞いて貰えるしいいところですよー」

めぐり「相談事務所でもないよぉー」

いろは「ご迷惑ですかー?」

めぐり「んーん。全然だよぉー」

いろは「いやー。私が男ならめぐり先輩を捕まえますよぉ」

いろは(真の癒し天然のかんせいけいだもんなぁ……ずるいなぁ)

めぐり「もー。そんなこと言わないでよ」

いろは「あはは。すいませんね」

めぐり「でも今日は仕事も少ないから早く終わっちゃうんだよね」

いろは「そーみたいですねぇ」

コンマ下1
奇数めぐりと喫茶店
偶数帰りに陽乃接触


めぐり「それじゃあねー」

いろは「お疲れさまでしたー」


いろは(あーあー。先輩早く帰ってこないかなぁ)


陽乃「やっはろー!」

いろは「結衣先輩!?」

陽乃「残念!陽乃ちゃんでしたー!」

いろは「……雪ノ下先輩のお姉さん」

陽乃「陽乃でいいって言ってるのにー」

いろは「陽乃先輩……」

陽乃「うんうん。素直な子でかわいいなぁ。いろはちゃんは」

いろは「いやー陽乃先輩には敵いませんって」

陽乃「今暇かなぁ?」

いろは「大丈夫ですよー」

陽乃「そっか。よかったぁーアポなしだったから断られたらどうしようかと」

いろは「はは。先輩もいないし、私は暇なんですよー」

陽乃「じゃあその比企谷先輩の話でも……しようか」ニコニコ

いろは「……ですよねー」


八幡「なぁ……」

雪乃「何かしら」

結衣「どしたのー?」

八幡「何で着物?」

結衣「だって京都だよ!着てみたいじゃん!」

雪乃「私もドレスよりはこっちの方が好きね」

結衣「ゆきのん超似合ってる!てかゆきのんは何着ても似合うよねー」

雪乃「由比ヶ浜さんだって似合ってるわよ」

結衣「えへへー。ありがとー」

雪乃「……そこの人も感想の一つぐらい言ったらどうかしら?」

結衣「どうかな!どうかな!」

八幡「どうって……」


コンマ下1
奇数結衣
偶数雪乃


八幡「……いいんじゃないの」プイッ

結衣「ほんと!?」パァァ

八幡「……」

雪乃「……」クイクイ

八幡「……いや、あのさ」

雪乃「由比ヶ浜さんには言っておいて私には何も言わないのかしら」

八幡「……ぁー……いや……」

八幡(何なのこれここが地獄か……小町助けて……最悪誰でもいいから助けてくれ)

八幡「お前も充分似合ってるから……」

八幡(ただ雪ノ下はドレスとかの方が雰囲気に合ってるとも思う……ドレス姿とか見たことないけど)

雪乃「……そう」

結衣「えへへ。清水寺もうすぐだよー」

八幡「行くか……」

雪乃「ええ」

コンマ下3までにゾロ目ならイベント



八幡「人多いな」

結衣「ねー?多いよね」

雪乃「観光地よ当然じゃない」

八幡「……そうだな」

結衣「よーし。いってみよー」

八幡「落ち着けよ……」

結衣「おみくじ引かなきゃね」


八幡「後でな……」


おみくじの結果コンマ下1
偶数大凶
奇数凶
ゾロ目なら大吉



結衣「いっせーのでやろうね!」

雪乃「ええ」

八幡「そんなことしなくても……」

結衣「いっせーのー!」

八幡「……げ」

結衣「ほいっ!……やったね!」

雪乃「……」

結衣「あたし、大吉!」

八幡「……凶だ」

結衣「うわぁ……ゆきのんは?」

雪乃「……こんなものは気休めにすぎないわ」

結衣「ゆ、ゆきのん?」

八幡「……雪ノ下が壊れた」

雪乃「ふふふ」

結衣「……よっと」パシッ

雪乃「ちょ、ちょっと由比ヶ浜さん」

八幡「……あー」

結衣「……だ、大凶」

雪乃「くっ……別に問題ないわ。ただ少し不満があるとすれば比企谷くんに負けたことかしら」

八幡「どうしてそこまで俺を敵視するんだ……」

結衣「あはは……そうだ!」

雪乃「由比ヶ浜さん?」

結衣「次金閣寺いくじゃん?」

雪乃「ええ」

結衣「そこでもう一回引けばいいんだよ。そこで大吉引けば問題なし!」

八幡「……また大凶引いたらどうするんだ」

結衣「はっ!?い、いやいや。そのときは」

結衣「……こうして大吉と一緒に結べば解決だね!」

八幡(なら、金閣寺で引く意味ないだろ……って突っ込むのは流石に無しか)

雪乃「由比ヶ浜さん」

結衣「えへへ」

八幡(……違う目線……ね)

結衣「ヒッキーいこーよー」

八幡「……ああ」

誰sideを見るか安価下3

いろはside

いろは「……はぁ」

いろは(どーしよ)



陽乃「比企谷くんに全部話そうと思うんだー」

いろは「話すって?」

陽乃「記憶の事とか全部……ね」

いろは「先輩が簡単に信じるとは思いませんけど」

陽乃「そうだろうねー。だから協力者を集めてるの♪」

いろは「つまり私にその協力者になれってことですか」

陽乃「勿論無理強いはしないよー。ただ、どっちが有利かを考えてみてほしいだけ」





いろは「嘘をつき続けるか……隠さないか……かぁ」


いろは「……ほんと……殆ど無理強いみたいなもんですよこれ」

八幡「……ふぅ」


結衣「やっぱすごいね伏見稲荷」

雪乃「ここまで……随分と……歩いたわね」ゼェゼェ

結衣「あはは。ゆきのん大丈夫」

八幡「……」

結衣「……?ヒッキー?」

八幡「……ぁ」

八幡「悪い……どうした?由比ヶ浜」

結衣「いや……ヒッキー顔色がよくないから」

八幡「……大丈夫だぞ」

【もっと周りの事……考えてよ】

【貴方のやり方……嫌いだわ】


雪乃「比企谷くん?」

八幡「……悪い。大丈夫だ」

雪乃「そう?」

八幡「お前の方こそ死にそうじゃねえか」

雪乃「これぐらい平気よ」

結衣「あ。あたし飲み物買ってくるね!」

八幡「由比ヶ浜」

結衣「何?」

八幡「俺が買いに行く……お前は雪ノ下についとけ」

結衣「……う、うん」

コンマ下1
奇数相模
偶数葉山


八幡「……葉山」

葉山「……比企谷」

八幡「お前らもこっち来てたのか」

葉山「ああ……優美子が来てみてたいと言ったからな」

八幡「……二人か?」

葉山「いいや。戸部達も一緒さ……君は?」

八幡「俺は奉仕部のメンバーだ」

葉山「……そうか」

八幡「……」ピッ

ガコンッ

八幡「……」

葉山「……比企谷は京都は来たことあるのか?」

八幡「……ないはずだ」

葉山「……そうか」

八幡「お前はどうなんだ」

葉山「何度かあるかな……あまりいい思いはしなかったが」

八幡「?」

葉山「……雪乃ちゃんたちが待ってるぞ」

八幡「……ああ」

コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡(……雪乃ちゃん?)


八幡「……買ってきたぞ」

雪乃「ごめんなさい」

結衣「ありがとヒッキー」


八幡「……なぁ雪ノ下」

雪乃「んっ……何かしら?」

八幡「お前葉山と何かあったのか?」

雪乃「……昔少しね」

八幡「……そうか」

雪乃「ええ」

結衣「……さーて!休憩終わり!」

八幡「え。俺殆ど休憩してな」

結衣「いいからいいから!」

八幡「……」

八幡「そうだな」

雪乃「……」


誰sideを見るか安価下3


雪乃side

雪乃「……」

結衣「あっ!ヒッキー!たい焼き!たい焼きあるよ!」

八幡「……わかったから引っ張るな」

雪乃(私も由比ヶ浜さんみたいに押した方がいいのかしら……)

結衣「ゆきのーん!たい焼きたべよー!」
雪乃「そうね」

雪乃(……随分と長いこと彼に触れてない気がする……いえ、別に触れたいなんてことはなくて……)

八幡「雪ノ下?」

雪乃「だ、大丈夫よ」

八幡「?」

コンマ下1
奇数手を繋ぐ
ゾロ目手を引かれる


雪乃「大丈夫よ」

八幡「そうか」

雪乃(やっぱり私には無理ね……彼女のようにはなれないわ)

結衣「?」

雪乃(こういう時の彼女の積極性は羨ましいわね)

雪乃「……」

雪乃(葉山くんと何かあったのか……か……)

雪乃(どこでそう思ったのかしら……)

結衣「何かゆきのんの百面相って珍しいね」

八幡「珍しいっていうか俺初めてみたぞ」


結衣「はー!遊んだねぇ」

雪乃「疲れたわ」

八幡「……まだホテルじゃないけどな」

結衣「明日には終わりかぁー」

雪乃「そうね」

八幡「……」

雪乃「……楽しめた?」

八幡「ん?ああ……そこそこに」

雪乃「そう」

結衣「そうだ!忘れてたよ」

八幡「?」

雪乃「?」

結衣「写真!もちろん三人でね」

雪乃「……そうね。撮ってなかったわね」

結衣「そうそう!やっぱり撮らないとね」

八幡「……いや、俺は……」

結衣「はい。ヒッキー真ん中ね」ギュッ

八幡「何で俺が……ちかっ……ちかいって」

結衣「ほらほら、ゆきのんももっとくっつかないと映らないよ」

雪乃「……それもそうね」

八幡「お、お前ら二人で撮ればいいだろ」

結衣「はいはーい。きこえなーい。はいちーず」パシャ


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


ホテル

八幡「……」

八幡(違う目線……ってどうやったら見れるんだ)

八幡「……」

八幡(……そりゃ由比ヶ浜も雪ノ下もいいやつではあるさ)

八幡(でもそれに甘えちゃいけない。彼女らはあくまで人付き合いでの好意を俺に向けてるだけだ。それ以上でもそれ以下でもない)


八幡「……どれだけ考えても答えなんて出ない」

誰と出会う

安価下1


川崎「何の答え?」

八幡「……川崎」

川崎「……あんたそのブツブツ言う癖治した方がいいよ」

八幡「……そうする」

川崎「……何かあったわけ」

八幡「いいや、何も」

川崎「……そう」

コンマ下1
奇数イベント継続


八幡「……今帰ってきたのか」

川崎「うん。大志やけーちゃ……京華へのお土産物買ってきた」

八幡「……そうか」

川崎「あんたは今からでるの?」

八幡「ああ。気分転換にな」

川崎「そっ」


誰sideを見るか安価5までに多かった人物


雪乃side

雪乃「……」

雪乃(……比企谷くん……何してるのかしら)


雪乃「……この写真……どうやったら待受に出来るのかしら」

雪乃(説明書をもってきておけばよかったわね)


コンマ下1
奇数お土産物を買いに外へ
偶数結衣のところへ


雪乃「……」

雪乃(少し外に出ようかしら)



――――


八幡(小町のは買った……親のも買った……けど……一色のは何にすればいいんだよ)


八幡(愛……愛って何だよ……いやいや、そもそもこれはあいつの冗談であって……)


雪乃「比企谷くん?」

八幡「……雪ノ下」

雪乃「何をしているの」

八幡「土産買ってるんだよ」

雪乃「それは見たらわかるわ。わからないのは友達のいない貴方がお土産を買うことよ」

八幡「ろくに言い返すことも出来ないがそれには利点があるぞ。友達がいなければ必然的にお土産もいらなくなり結果出費は減る」

八幡「……と言うかこれは小町のためにだな」

八幡(そう。小町のためだ。一色はあくまでもオマケ……オマケだ。せがまれたから仕方なくだな)

雪乃「ああ……小町さんの」

八幡「……そういうことだ」

雪乃「……ではその手に持ってるのは違うの?」

八幡「……自分用だ」

雪乃「……そう」

八幡(雪ノ下に聞いてみるか?同じ女性だ。俺が考えるより絶対にいいはずだ)

コンマ下1
偶数聞く
奇数聞かない


八幡(いや待て……そもそもこいつに女の子らしい感性があるのだろうか)

八幡(……何故だろうか。あまりいい予感がしないぞ)


雪乃「ひ……人の事ジロジロみないで頂戴」


八幡「あ、ああ……悪い」

雪乃「いえ……別に悪い気はしないけれど」ボソッ


八幡(聞こえてるんですよねぇ……)

八幡(あまり時間もないし……さっさと別れて探すか)

雪乃(……そうよ。これはチャンスじゃないかしら?私も姉さんにお土産を買うと言えば比企谷くんも嫌々ながらも付き合ってくれるはず)

コンマ下1
奇数雪乃が先に動く
偶数八幡が先に動く


雪乃「ひ、比企谷くん!」

八幡「な、なんだ」

八幡(何か声が裏返ってたぞ……)

雪乃「そ、その……私も姉さんにお土産を買おうと思うのだけど……良かったら一緒に探してくれないかしら」

八幡「……え?」


誰sideを見るか安価5までに多かった人物


陽乃side

陽乃「比企谷くん驚くかなぁー」

陽乃(……やっぱ待ってるだけなのも暇だもんねー)

陽乃「……到着♪」

陽乃「……さーて、探しますかぁ」

陽乃(雪乃ちゃんとガハマちゃんが印付けてたところ行って見つからなかったらホテル行けばいいしねー)

コンマ下1
奇数相模
偶数葉山グループ
ゾロ目なら八幡、雪乃


伏見稲荷

陽乃「おっ。隼人ー」

葉山「陽乃さん……何でここに」

三浦「……誰」

三浦(すっごい美人なんだけど)

戸部「うおっ!?隼人くんを呼び捨て!?しかも超美人!?」

陽乃「あはは。美人だなんてそんなことないですよ?」ニコッ

戸部「うぉぉぉぉ!は、隼人くんあれ、隼人くんの彼女なわけ?」

葉山「違うよ……ただの幼馴染みだ」

三浦「……幼馴染み」ホッ

陽乃「そうそう。隼人がこーんな小さい頃から知ってるよー。私の弟みたいなもんだね」

葉山「そこまでは覚えてないだろ?」

陽乃「いやいやー覚えてるよ?例えばいつオネショしたとか」

葉山「やめてくれ……」

三浦「……」

陽乃「……」ニコッ

三浦「……」プイッ

陽乃「ねぇ隼人ー比企谷くん知らない?」

葉山「比企谷とは会ってないよ」

陽乃「そっかー。こっちじゃなかったかぁー……ぁー喉乾いた」

葉山「……何か買ってくるよ。優美子も何がいい?」

三浦「あーしは別に喉乾いてないから」

戸部「じゃぁ俺コーラで!大和や大岡もそれでいいってよ」

葉山「……了解」


陽乃「ありがと♪隼人」

葉山「……あまり変なことは言わないでくれよ」

陽乃「♪」

三浦「……」


陽乃「三浦ちゃんだよね?」

三浦「そう……ですけど」

陽乃「私は雪ノ下陽乃です。三浦ちゃんの話は隼人から聞いてるよー」

三浦「そ……そうですか」

陽乃「戸部くん……だっけ?」

戸部「は、はい?」

陽乃「悪いんだけど三浦ちゃんと二人っきりで話したいんだ。いいかな?」

戸部「りょ了解っす」

戸部「大和。大岡行こうぜ」



陽乃「さて……と」

三浦「何ですか……話って」

陽乃「三浦ちゃんは隼人の事が好き?」


―――

雪乃「……これとかどうかしら」

八幡「……あぶらとり紙か」

雪乃「小町ちゃんも欲しがってるんじゃないかしら?」

八幡「……そうかもな」

八幡(当たってる。確かに小町の欲しいものリストには入ってた……だからもう買ってるんだよなぁ……一色もこれにしといていいのかなぁ)

雪乃「そうでしょう」

八幡「思ってたより普通のセンスだな」

雪乃「あら?それはどういうことかしら?」

八幡「……何でもないです。ええ」

八幡(センスを疑ってたとか言ったら何を言われるかわからん)

八幡「……」

コンマ下3までにゾロ目ならイベント


雪乃「……」

八幡「……」

八幡(めっちゃパンさん見てるな)

雪乃「……」

八幡(こっそり手に持ってるな……パンさんが好きなわけか)

雪乃「な、なにかしら?」

八幡「……いいや」チラッ

八幡(この凶悪そうな顔が好きなのか……)

八幡(……やっぱりわからないな……女性って)

八幡(一色にはとりあえずあぶらとり紙でいいよな……装飾品とか高いし趣味わからんし……指定しなかったあいつが悪い)


雪乃「思ったよりよかったわね」

八幡「……ああ。土産助かったよ」

雪乃「こっちこそよ」

雪乃「……」

八幡「……?」

雪乃「…いえ。止めておきましょう……フェアじゃないもの」

八幡「何の話だ?」

雪乃「こちらの話よ」ニコッ

八幡「……?」

―――

八幡(……ついでだから飲み物買いにコンビニ行っとくか)

コンマ下1
奇数相模
偶数三浦


相模「……ぁ」

八幡「……相模」

相模「……」プイッ

八幡(……まー会いたくないわな……俺だって会いたくない)

相模「……」テクテク

八幡(……一人か。てっきり取り巻きと一緒にいると思ったが……)

八幡「……」

コンマ下1
奇数声をかける
偶数声をかけない


八幡「相模」

相模「……」ピタッ

八幡(……何で声をかけた……)

相模「……何?」

八幡「……」

八幡(考えが上手く纏まらない……どうすればいい)

「あれって……相模じゃない?」

「あれ。ほんとだ。一緒にいるの誰だっけ」

「同じクラスのやつじゃないっけ?」

八幡(相模の取り巻き……三浦の依頼……解消の方法……)

八幡(相模はカーストが一つ落ちていた。それは多分文化祭からの皺寄せがきたから……相模は文化祭でのサボりの主犯として扱われてる)

八幡(だったら相模を被害者にしてやればいい)

八幡「どんな気分だよ相模」

相模「……はぁ?」

八幡(取り巻きに聞こえるような声で……目撃者を増やしていけ)

八幡「文化祭の準備サボった挙げ句旅行でそのお仲間にハブられた気分はどうだよって聞いてるんだ」

相模「なっ!あんたなんかに言われたくないんだけど」

八幡「そのあんたなんかより低いカーストにいるんだぞ?今のお前」

相模「……」ギリッ

「何……?喧嘩?」

「助けた方がよくない?」

「でも……」

八幡「……こんだけお前のこと言ってるのにそこの奴等は助け船も出してくれないだろ?」

相模「それは……」

八幡(後は……その目撃者を相模の仲間にしてやればいい)

八幡「どっちも同じくサボった仲なのにな」

「っ!……あんたね!ちょっと言い過ぎじゃない!」

八幡(……当然自分に火の粉がふりかかったら払うよな)

八幡(後一押しだな……もう後はこれを見た奴やこいつらが噂を勝手に流して相模は被害者として扱われるだろ)

八幡(……大丈夫だよな……これで)


誰sideを見るか安価下3


川崎side

川崎(何この騒ぎ)

川崎「何かあったの?」

「いや、何か喧嘩だってさ」

川崎(喧嘩?)ヒョイ


八幡「……お前らみたいなのって迷惑なんだよ」

「あんただってクラスのことには手を出してないじゃん!関係ないでしょ」

相模「……」

八幡「俺は委員会だったしな」

「は、葉山くんはあんたと違ってクラスの方も手伝ってくれてたし!どうせ大したことしてなかったんでしょ」

八幡「葉山が来たから作業に戻る奴に言われたくないな」


川崎(な……何やってるのさあいつ)

川崎(……相手は相模……とその友達?)

コンマ下1
奇数傍観
偶数止める


川崎「ちょっとあんた……何やってんの」

八幡「川崎……」

川崎「……あんたらも帰りな」

相模「……」

「……いこっ」

相模「……うん」

川崎「……はぁ」

八幡「……」

川崎「あんたまで帰ろうとすんな」

八幡「……こんな所いたらいい晒し者だぞ」

川崎「……ちょっと比企谷!」

―――

ホテル

八幡「……疲れた」

八幡(明日には帰れるのか)

「比企谷フロントから電話だぞ」

八幡「フロント?……もしもし」

八幡「面会?……俺に?」




陽乃「ひゃっはろー!」

八幡「……」

陽乃「あれ?ビックリしすぎて言葉が出ないのかな?」

八幡「陽乃さん……」

陽乃「はーい。陽乃さんですよー」

八幡「どうして京都に」

陽乃「たまたま旅行しててさー。そしたらたまたま比企谷くんが居たわけ」

八幡「そんなたまたまがあるわけないでしょ……」

陽乃「……元気ないね」

八幡「……そんなことないですよ。ちょっと歩き疲れただけで」

陽乃「……お姉さんに嘘は効かないよ?」

八幡「嘘じゃ……」

陽乃「うん。嘘だね」

八幡「……」

陽乃「よし!行こうか!」グイ

八幡「ちょ」

コンマ下1
奇数平塚
偶数雪乃
ゾロ目結衣


雪乃「待ちなさい」

八幡「……」

陽乃「ありゃ。見つかっちゃった」

雪乃「何故姉さんがいるのかは知らないけど比企谷くんは置いていきなさい」

陽乃「やーん雪乃ちゃんこわーい」

雪乃「ふざけないで。私は比企谷くんに聞きたいことがあるの」

八幡「……」プイッ

陽乃「……」ジー

陽乃「……そっか。じゃあ雪乃ちゃんも行こうか」

雪乃「……何でそうなるのかしら」

陽乃「きっと雪乃ちゃんが聞きたいことが聞けるよ?」

八幡「待ってくださいそもそも俺は行くとは……」

陽乃「来なさい」

八幡「……」ゾクッ

陽乃「……うん♪素直でよろしい」

雪乃「……私も行くわ」

陽乃「じゃあ行こうか……タクシーも待たせてるしね」


喫茶店

八幡「……」

雪乃「……」

陽乃「……」

陽乃「それで……何があったのかな?」

八幡「……ですから、何も」

雪乃「……相模さんと言い合ったそうね」

八幡「……別に言い合った訳じゃないぞ」

陽乃「相模……ああ……あの子かぁ……」

八幡「いい機会だったから三浦の依頼を解決しただけだ」

雪乃「……解決したとは言わないわよ」

八幡「……」

雪乃「……貴方……相模さんに……」

陽乃「雪乃ちゃん」

雪乃「……」

八幡「……」

八幡(あの時何でああしたのか……自分でもよくわかっていない……ただ、相模はあんな性格で……多分担ぎ上げで主犯として扱われて……そこまで考えたら勝手に)

雪乃「……やっぱり貴方は貴方なのね」ガタッ

八幡「……」

陽乃「ありゃもう帰るの?」

雪乃「……ええ。小耳に挟んだ事の裏はとれたから」

陽乃「一人で帰れる?」

雪乃「馬鹿にしないで」

陽乃「あら冷たい」


八幡「……」

陽乃「……あまり悪く思わないであげて」

八幡「何をですか」

陽乃「雪乃ちゃん……あれ。ただ自分に対して怒ってるだけだから」

八幡「……何で雪ノ下が自分を」

陽乃「……ふふっ……守れなかった事に関して……かな」

八幡「……」

陽乃「雪乃ちゃんはね……比企谷くんを守りたいって思ってたんだよ。ずーっと守るなんてそんなこと出来るわけないのにね……」

八幡「……何でそこまで」

陽乃「……知りたくなった?」

八幡「……」

コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡「……はい」

陽乃「そっか」

陽乃「じゃあ比企谷くん」

八幡「……」

陽乃「タイムマシンってあると思う?」

八幡「……は?」



誰sideを見るか安価下5までに多い人物


相模side

相模「……」

「ほんと意味わかんなかったね」

「ねー。最低だよ最低。災難だったね?相模」

相模「……うん」

相模「……」

相模(助け船も出してくれない……か)

相模(……そうかも……でも仕方ないじゃん……私だってそうするし)

相模(強い方に流れて何がダメなのさ……しょうがないじゃん……)

「あ。飲み物切れちゃった」

「あちゃー。買い行く?」

「めんどくさいよね……そうだ相模買ってきてよー」

「流石にそれはどうなのよ」

相模「……いいよ。買ってくる」

相模(こうやってれば一人にならなくてすむんだし……それでいいじゃん……それが友達なんじゃないの?)


出会うのは
コンマ下1
偶数雪乃
奇数川崎

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月23日 (金) 00:57:00   ID: U7xuIxi_

ゾロ目仕事しろ

2 :  SS好きの774さん   2015年01月23日 (金) 19:11:45   ID: s0YLQrXt

ホント荒らし最悪だわ

3 :  SS好きの774さん   2015年01月24日 (土) 15:54:23   ID: YQm66f-y

荒らしマジ死ねよ

4 :  SS好きの774さん   2015年06月14日 (日) 00:37:22   ID: KKOL1ZlY

続きお願いします!!

5 :  SS好きの774さん   2015年11月01日 (日) 08:29:30   ID: rr_xfoKs

続きどこ〜?

6 :  SS好きの774さん   2016年04月09日 (土) 02:27:18   ID: QFur1vgy

ここでおわんのかよww

7 :  SS好きの774さん   2016年10月22日 (土) 23:11:10   ID: rtx5p2Nj

続き(゜Д゜≡゜Д゜)?だよ

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