ちひろ「貧乏なモバPさん」 (154)


注意書き

モバマス 二次創作

久しぶりだからキャラ崩壊あるかも

誤字脱字

細かいことは気にしない人で

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421143144

事務所 昼

ちひろ「んー、そろそろお昼にしますか?」

モバP「そうですね。時間もいい感じですし」

ちひろ「あ、そういえば一緒にご飯とか食べたことなかったですよね?」

ちひろ「どうですか? 今日辺り一緒にランチでも」

モバP「すみません。俺弁当持ってきてるんですよ」ス

ちひろ「え!? モバPさん料理出来るんですか!?」

モバP「あはは、料理って言っても簡単なやつですよ」

ちひろ「簡単なものでもすごいですよ。見せてもらえますか?」

モバP「いいですよ。ほら」パカ

ちひろ「……」

モバP「どうかしましたか?」

ちひろ「あの、もやしだけなんですけど」

ここですでにちひろをグーで殴りたくなった俺は重症

モバP「もやし弁当ですから」

ちひろ「お米は?」

モバP「ないですよ?」

ちひろ「……あ! 今給料日前ですしお金使い込んじゃったんですか?」

モバP「あはは、ばれちゃいました?」

ちひろ「お金は計画的に使わないとダメですよ?」

モバP「気をつけますね」

ちひろ「じゃあ、ランチは給料が入ってからにしましょう」

ちひろ「ついでにスタドリも買ってくださいね?」ニッコリ

モバP「もちろんですよ」ニコ

――

モバP「もう少し……はい出来た」

みく「モバPチャンすごいよ! あっと言う間にみくのコートのボタン付け直してくれたにゃ!」

モバP「ボタン付けるくらいそう大したことないよ」

モバP「自分のコートもよくやってるしね」

みく「いやいや、みくには到底出来ない芸当だにゃ」

モバP「あはは、ありがとうございます」

みく「それはこっちのセリフだよ!」

モバP「確かにそうだったね」

モバP「あ、そういえば、はいこれ」

みく「にゃ?」

モバP「この前ほしいほしいって言ってた髪飾り」

みく「え!? 本当に買ってくれたの!?」

モバP「うん」

みく「でもこれって結構高いんじゃ……」

モバP「男のひとり暮らしって結構お金が余るもんなんだよ」

モバP「それに俺は意外と稼いでるから」

みく「にゃー! モバPチャン大好きにゃー! もうこのままみくと結婚しようよ!」

モバP「あはは、そうしてあげたいけど今は無理かな」

みく「じゃあ、みくはいつまでも待つよ!」

スーパー

蘭子(えっと……卵とニラと……)

蘭子(もう、いっぺんに言われても覚えられないよぉ)

蘭子「失敗すれば神の雷が待ち構えているはず……」(間違えて買ってきたら絶対怒られちゃうし……)

BBA1「……またあの坊やね」

BBA2「ええ、神速の王子」

蘭子「……」ピク

BBA1「相変わらずいい目をしているわ」

BBA2「ええ、飢えに耐え兼ねる狼みたいね」

蘭子「……」ピクピク

蘭子「誰か瞳の持ち主がいるようね。我の瞳が反応している」チラ(神速の王子って誰なんだろう?)

モバP「……」ゴゴゴ

蘭子「」

蘭子「我が……友?」(P、Pさん?)

蘭子「彼は今、魔と神との大戦の最中ではなかったの?」(今日はもう仕事終わっちゃったのかな?)

モバP「……」ゴゴゴ

蘭子「マナが大量に溢れているわね」(Pさんいつにもなく気合入ってる顔してるけど……)

カランカラン

タダイマヨリタイムセールスヲカイシシマス

BBA1「始まったわ!」

BBA2「上手くブロックを固めてあの子に取らせないようにするわよ!」

モバP「ふ!」タッタッタ

蘭子(あ、こっちに来る)

蘭子(挨拶しなくちゃ)

蘭子「煩わしい――」

蘭子「あ……行っちゃった……」シュン

……

モバP「ふー、今日もいい感じ」

モバP「今日は久々にお肉が食べれるな」

BBA1「く、取られてしまったわね」

BBA2「ええ、目にも止まらぬ速さで商品をカゴの中に入れていったわ」

蘭子「あ、あの……」

モバP「あれ? 蘭子ちゃん? どうしたの?」

蘭子「そのさっき挨拶しようとしたんですけど……」シュン

モバP「え!? あ、ご、ごめん」

モバP「ちょっと集中してたから……」

蘭子「……じゃあ別に無視したわけじゃないんですね?」

モバP「もちろんだよ!」

モバP「あまりにも集中してて気付かなかったんだよ」

蘭子「ふふ、そういうことなら早く言いなさい」

モバP「あはは、本当にごめんね」

モバP「じゃあ、謝罪の意味も込めてこれをあげる」

蘭子「え?」

モバP「たまたまカードゲームのパックを衝動買いしたんだけどいいカードが出たんだよ」

モバP「でも、俺このカードゲームやったことないから蘭子ちゃんにあげる」

蘭子「い、いいんですか!?」

モバP「うん。蘭子ちゃんってこういうイラストのカード好きかなって」

蘭子「ありがとうございます!」

モバP「ふふふ、どう致しまして」

――

道路

愛梨(Pさんが買ってくれた洋服暖かいな)

愛梨(……むしろ暑すぎ?)

ガガガ

愛梨「あ、道路の工事してる」

愛梨(大変だなぁ。もう日も落ちてるのに)

愛梨(頑張ってくださいね! 皆さん!)

愛梨「ん……?」

モバP「ふ……ふ……」

愛梨「P……さん?」

愛梨「Pさん!」

ガガガ

モバP「……」

愛梨「……人違いかな?」

愛梨「まぁ、他人の空似だよね!」

愛梨「それにPさんは多忙だから夜に働く余裕なんてないよ」

愛梨「さ、帰ろうかな」

既に泣いた

――

川原

凛「ハナコ、今日は天気もいいし絶好の散歩日和だね」

ハナコ「わん!」

モバP「……」

凛「ん? あれってプロデューサーかな?」

凛「プロデューサー」スタスタ

モバP「凛ちゃん? オフの日に会うなんて珍しいね」

凛「へー、意外」

モバP「なにが?」

凛「プロデューサーの趣味って釣りだったんだね」

モバP「別に趣味じゃないよ?」

凛「じゃあ、なんでやってるの?」

モバP「釣って食べるため」

凛「……絶対泥臭いと思うんだけど」

モバP「そんなことないよ。しっかりと処理をすれば大丈夫だ」

凛「本当に? だってここ東京の川だよ?」

モバP「へーきへーき」

凛「心配なんだけど……」

凛「ちなみに何釣って食べてるの?」

モバP「鯉」

凛「こ、鯉!? 鯉って食べられたの!?」

モバP「鯉コクとかって知らない?」

凛「ごめん、わからない」

モバP「そっか……」

凛(プロデューサーの見てはいけないところを見てしまった気分……)

凛「こうやって自分でよく取ったりして食べてるの?」

モバP「そうだよ。あとは猟師の免許も持ってるからたまに山にだって行くし」

凛「……プロデューサーって見かけによらずにワイルドだったんだね」

モバP「あはは、そうかな?」

モバP「あ、そのピアス」

凛「え?」

モバP「誕生日に買ってあげたやつ付けてくれてたんだね」

モバP「あんまり事務所には付けてきてくれないからさ」

モバP「ちょっと寂しかったんだよ?」

凛「……大切だからあんまり付けないだけ」

モバP「大切にしてもらってたんだ」

凛「当たり前でしょ! だってプロデューサーからもらったものなんだし」

モバP「そっかそっか。嬉しいな」ニコニコ

凛「はぁ……恥ずかしくなった。私もう帰るね」

凛「行くよハナコ」

ハナコ「わん!」

モバP「うん、また今度ね」

淡々とすすむところに哀愁が漂う……

――

事務所

モバP「今日は用事があって早く帰ることになってすみません」

ちひろ「いいんですよ。あとは私が頑張りますから」

モバP「ありがとうございます」

モバP「みんなも今日は早く帰るんだよ?」アセアセ

モバP「それじゃ!」スタスタ

ガチャ バタン

ちひろ「なんか……」

みく「ちょっとだけ」

凛「怪しいよね」

蘭子「我が友がどうかしたの?」(え? なにがですか?)

愛梨「そうだったかな? 私には普通に見えたけど……」

ちひろ「……あれはきっと女ですね」

一同「!」

凛「そ、そんなはずないでしょ」

みく「そ、そうにゃ! 第一忙しいPチャンに恋人なんて出来っこないにゃ!」

蘭子「ち……違います!」

愛梨「え? 恋人って意味ですか?」

ちひろ「モバPさんは正直もてます」

ちひろ「それはあなたたちがよくわかってるんじゃないんですか?」

一同「……」

ちひろ「だから……後をつけてみましょう!」

ちひろ「だってそのほうが楽しそうじゃないですか!」

みく「……そうにゃ」

凛「そうだね」

みく「このままもやもやした感じは嫌だよ!」

みく「ここは白黒はっきりつけるにゃ!」

凛「私もこの眼で本当にそんな人がいるのかどうか確かめたい」

蘭子「……!」コクコク

愛梨「よくわかんないけどなんだか楽しくなりそうだね!」

ちひろ「そうと決まれば早速尾行開始です!」

――

ちひろ「とは言ったものの……」

モバP「……」スタスタ

ちひろ「もうすぐモバPさんの家なんですよねぇ……」

凛「なにもなかったんだ。よかった」

みく「み、みくは最初から信じてたけどね」

蘭子「ふふ、我が友に限って我を裏切るようなことはしないわ」(よかった……)

愛梨「みんな安心できてよかったね!」

ちひろ「いや、まだ女と同棲パターンかもしれませんし、わかりませんよ」

……

ガチャ バタン

ちひろ「……」

愛梨「家の中に入っちゃいましたね」

凛「家の中は電気点いてなかったし」

みく「同棲説もなしにゃ!」

ちひろ「そ、そんなはずは……!」

凛「はい、解散」

蘭子「宴の会場へと向かうとするわ」(お腹が空いたんで早く家に帰りたいです)

ちひろ「うぅ……」

みく「それにしても意外だったにゃ」

凛「ね。こんなオンボロなアパートにプロデューサーが暮しているなんて」

愛梨「うん。私もマンションで暮らしているものだと思ってたよ!」

ちひろ「そういえばそうですね」

みく「あれ? ちひろチャン知らなかったの?」

ちひろ「住所しか知りませんでしたから」

ちひろ「それにしても給料は十分過ぎるほどあげているのにまさかこんなところに住んでいるなんて驚きです」

>ちひろ「それにしても給料は十分過ぎるほどあげているのにまさかこんなところに住んでいるなんて驚きです」

こんなこと言えるほうが驚きだよ!

蘭子「……む? 邪悪なるオーラを感じるわ」(あれ? なんか怖い顔のお兄さんが来ましたよ?)

男「……」スタスタ

ちひろ「ここの住人ですかね?」

愛梨「あ、Pさんの部屋の前に止まりましたよ!」

凛「プロデューサー出てきたね」

ちひろ「な、なんかデンジャーな予感ですね」

ちひろ「ちょっと話が聞き取れる位置まで移動しましょう!」

一同「……」コク

おのれチヒロットォォオォオオ!!!

モバP「すみません、わざわざ来てもらっちゃって」

男「いや、別にいいんだ。ここを指定したのは俺だしな」

モバP「そうですか。じゃあ、これ今月の分です」ス

男「……」

モバP「どうしたんですか? もしかしてお疲れですか?」

モバP「あはは、だったらうちでちょっと休んでいきます?」

男「お前は優しいな。優しくて本当にどうすればいいのかわからなくなる」

男「大体お前は本当にそれでいいのか?」

モバP「なにがですか?」

男「親が抱えた借金を肩代わりしてることだよ」

泣いた

男「俺から言うのもなんだけど夜逃げしてもいいんだぞ?」

モバP「夜逃げなんて……」

男「俺は本気だ。お前が夜逃げしても俺はおったりしない」

男「それにうちの連中もお前のことはよく知っている。きっと見て見ぬ振りをするだろう」

モバP「そんなことしませんよ。借りたものはきっちり返す。基本中の基本ですよ」

男「だけど……それは親の責任であって」

モバP「親の責任は子の責任でもあるんです」

男「いやいや、お前この借金がなければ普通に暮らせるんだろ?」

モバP「あはは、貧乏は子供の頃からなんで慣れっこですよ」

問題は親が誰から借金をしているかだ

モバP「それにそっちだって商売でやってるんですよね?」

男「商売つったって天道様に顔向け出来ないもんだよ」

モバP「だったとしても、うちの親が借りた事実は変わりませんし」

モバP「返さなくてもいい理由にもなりません」

男「なんかこう……もうちょっと楽に生きられないのか?」

モバP「不器用なんです」ニッコリ

男「……そうか」

男「お前に借金がなくて貧乏でもなかったら不幸ではなく幸せな人生が待ってたんだろうな」ボソ

モバP「ふふ」

男「? なに笑ってるんだ?」

モバP「俺は本当に不幸なんですかね」

ちひろ「えっ、アレ(男)ウチの下請け…」

男「どういう意味だ?」

モバP「なんでもないです」

男「……お前、ちょっとスーツ駄目になってきたんじゃないか?」

モバP「ええ? そんなことないですよ」

モバP「男さんの買ってくれたやつ結構いい値段しますし……」

男「成人してからもう結構過ぎてるだろ」

男「今度俺の着ていないスーツをやる。次からはそれで仕事をしろ」

モバP「いいんですか?」

男「ああ、それから今日飲みに付き合え。おごってやる」

モバP「え?」

男「そうだな……なにかリクエストはあるか?」

モバP「じゃあ……安楽亭で!」

男「あ、安楽亭?」

モバP「はい! 俺子供の頃から腹一杯に焼肉を食べるのが夢だったんです!」

男「……叙々苑だ」

モバP「え? でもそこって高いんじゃ」

男「いいから行くぞ。すぐに支度しろ」

モバP「わ、わかりました」

……

ちひろ「……」ブワ

みく「……」ブワ

蘭子「……」ブワ

愛梨「……」ブワ

凛「……」ブワ

ワイ「……」ブワ


ちひろ「だからもやし弁当だったんですね……」

みく「よくボタンを付けてるって言ったのはすぐに洋服を捨てられなかったからなんだ……」

蘭子「タイムセールを……利用してたのは……これが原因だったんですね……」

愛梨「プロデューサー業だけじゃ生活できないから夜にあんな仕事を……」

凛「食費を浮かすために自然から食料を調達してたんだ……」

自然から食材調達の浮きっぷりよ

>>101
結構食える野草はあるんやで(涙)

みく「ど、どうしよう! そうとは知らずにみく高い髪飾り買ってもらっちゃった!」

蘭子「私も……高価なカードをもらっちゃいました……」

愛梨「私も洋服頂いちゃってる!」

凛「私も誕生日にピアス……」

アイドル一同 アワアワ

ちひろ(なにかを買ってもらった? それだけじゃ甘いですよ)

ちひろ(私はモバPさんにスタドリを何十万円分買わせたと思っているんですか!)

ちひろ「うう……」ズキズキ

愛梨「ど、どうしたんですか?」

ちひろ「私はなんてダメな人間なのかということを痛感させられました……」

愛梨「はい?」

ス、スタドリのおかげで深夜労働しても体が持つんだよ……

>>112
なんか救いのないループものだな

ちひろ「とりあえずこの案件は明日に持ち越しです」

ちひろ「今日はもう夜遅いですし」

ちひろ「明日モバPさんに色々と話を聞いてみましょう」

みく「そうにゃ……今はもう帰る以外に手段はないにゃ……」

ちひろ「そうと決まれば今日はもう解散です」

ちひろ(はぁ……胸が痛い)

――

モバP「あー、胃もたれが……」

モバP「昨日あんなに食べたんだもんなー」

モバP「男さんメニューで高いやつバンバン頼んじゃうし……」

モバP「まぁ、いい経験だったな」

ガチャ

モバP「おはようござ……います?」

ドヨーン

ちひろ「……」ゲッソリ

みく「……」ウルウル

蘭子「……」ウルウル

愛梨「……」

凛「……」

モバP「……」ポリポリ

モバP「あの、葬式会場かなにかですかここは?」

ちひろ「……モバPさんこれを」

モバP「え? なんですかこのダンボール箱……って結構重いですね」

ちひろ「スタドリが入ってます」

モバP「え? 俺でもこんなに買えませんよ?」

ちひろ「私からのプレゼントです」

モバP「そ、そうなんですか?」

ちひろ「……」

モバP「な、なにか言ってくれませんか?」

ちひろ「今までごめんなさい!」

モバP「え!? 急にどうしたんですか?」

ちひろ「実は昨日モバPさんの家の前で……」

モバP「家の……?」チラ

みく「……」

蘭子「……」

愛梨「……」

凛「……」

モバP「……そういうことか」

モバP「まぁ、昨日聞いてくれた通りだよ」

モバP「俺は小さい頃から貧しい家で育ってたんだ」

モバP「それで高校の時に親が病気になっちゃって俺が代わりに借金の返済をすることになった」

モバP「それが今でも引きずってるだけ」

モバP「それだけのことだよ」

凛「それだけのことって……」

モバP「本当に些細な問題なんだ。俺にとってはね」

モバP「だから、みんなも気にしなくていいよ」

モバP「今まで通り普通にやっていこう」

ちひろ「そんな……普通なんて無理ですよ」

ちひろ「私たくさんモバPさんにスタドリ買わせちゃいましたし……」

みく「みくもにゃ……髪飾り買ってもらっちゃった」

蘭子「私も……カードを」

愛梨「私は洋服です」

凛「私はピアス」

モバP「気にしなくてもいいのにな……」

モバP「まずちひろさん」

ちひろ「はい……」

モバP「俺は好きでスタドリを買ってるんですよ」

ちひろ「え?」

モバP「プロデューサー業と、実はあともう一つ仕事をしてるんですけど」

モバP「そこをぶっ倒れずにやれているのはちひろさんのスタドリのおかげです」

モバP「本当に感謝しています」

モバP「みくちゃん」

みく「うん……」

モバP「髪飾りをあげたとき本当に喜んでくれたよね?」

みく「そうにゃ……本当に嬉しかったにゃ」

モバP「俺はその顔が見れてみくちゃん同様に嬉しかったんだよ」

モバP「蘭子ちゃん」

蘭子「はい……」

モバP「俺があげたカード大切に保管してるんだってね」

モバP「ご両親から聴いてるよ」

蘭子「だってモバPさんがくれたものだから……」

モバP「そっか。ありがとう。嬉しいよ」

モバP「愛梨ちゃんも毎日俺のあげた洋服来てくれてるよね」

愛梨「もちろんですよ!」

モバP「そっかそっか買ってあげたかいがあったよ」

モバP「凛ちゃんも俺があげたピアス大切にしてくれてるんだよね?」

凛「当たり前だよ」

モバP「そっかそっか……うん! いい買い物をしてるな!」

モバP「俺はみんなの喜ぶ顔が見れて幸せ、みんなはそのプレゼントに幸せを感じた」

モバP「対等じゃないか。だから、みんなが気にする必要なんてないんだよ」

素晴らしいシーンなのに、この消えない不安感はなんだろう……

ちひろ「本当にいいんですか?」

モバP「いいんです。逆に気を使わないでください」

モバP「俺がしたくてやってることなんですから」

みく「……でも、みく達の気が収まらないにゃ」

モバP「え?」

みく「だから、プレゼントのお礼に苦労しているPチャンを全力でサポートするにゃ!」

モバP「い、いいよ別に!」

エナドリ「ククク……貴様等オレの存在を忘れているんじゃあ、ないか…?」ニヤリ

凛「それ、いいかもね」

蘭子「め、迷惑でなければ……その……」

愛梨「私もやるよ!」

ちひろ「私も協力させて頂きます」

みく「そうと決まればみくは弁当を作る係に立候補するにゃ」

愛梨「あ、私もそれやりたい!」

凛「いや、それは私がやるから」

蘭子「我が力を解放するときも近い……」(全力でやります!)

モバP「あはは」

ガヤガヤ

モバP(貧乏だから不幸? 借金してるから不幸?)

モバP(男さん、そんなことはないはずですよ)

モバP(もちろん大変だし疲れるけどさ……)

ちひろ「では、当番制にしましょう!」

みく「いやにゃ! みくが毎日つくるにゃ」

凛「欲張らないでよ」

蘭子「あ、あの……喧嘩は……」

愛梨「じゃあ私はデザート係をやりたい!」

モバP「ふふ」

モバP(俺は胸を張ってこう言えるだろうね)

モバP(貧乏でも借金を背負ってても俺はみんながいる今が最高に幸せだってね)

end

おつ! 面白かった
ちひろは合法(搾取の方法が)

他P「すいませんちひろさん、最近スタドリ値上げしました?計算が合わないんですが…」
ちひろ「あぁ?」(威圧)
他P「あっ…いえ、何でもないです…(ファッキューチッヒ?)」スゴスゴ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom