【安価】艦これ学園 トラック分校 5限目 (1000)

※キャラ、口調崩壊注意

※遅筆の上に不定期更新の可能性大

※ギャルゲー、エロゲーみたいな流れで進行予定

※R-18安価は下にずらすかも。R-15くらいなら大丈夫っぽい

※連取、連投は安価↓か↑にずらします。ただしコンマ安価時及び多数決時のみ連取可です


前スレ 【安価】艦これ学園 トラック分校 4限目
【安価】艦これ学園 トラック分校 4限目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420191210/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421045690

ヒロイン枠
雲龍:姉+教師(担任)
野分:お隣さん+クラスメイト
榛名:同居人+妹
朝潮:同居人+クラスメイト


サブ枠
青葉:新聞部
Prinz:カフェBismarck 店長
大鳳:転校生 クラスメイト
初雪:護身術師範
北上:神
加賀:3年生(先輩)
蒼龍:昔馴染み
春雨:セカンド幼馴染
比叡:料理人?
島風:教師
翔鶴:生徒
鈴谷:クラスメイト
那珂:アイドル
天津風:世界的女優
舞風:世界的女優
曙:榛名のクラスメイト
卯月:恋のテロリスト(自称)
秋月:蒼龍のクラスメイト
羽黒:舞鶴分校教師
舞鶴提督:クレイジーポエマー
最上:舞鶴分校生徒
瑞鶴:土産屋ずいずい 店長

前回の艦これ学園
提督、まさかの歌唱力
ポエマー野郎再び
春雨かわいい

現在諸事情により安価取得を制限中です

一時的に『単発IDの安価取得』は無効にします(末尾関係なし)

制限を終了する時期は現在未定ですがよろしくお願い致します
安価は取る前に一度適当なレスして単発を回避して頂けると幸いです
また、普通に書き込んでIDが変化してしまう方は……頑張ってください。(対策が)ないです
さらに制限がきつくなるか緩和するかは適当に考えます


前スレで話題になったアフターに関してですが、
ヒロインと結ばれた後のいちゃいちゃ書く(書きたい)ところなので、身勝手ですが考慮して頂けると幸いです
あいつ(文月アフター)はもう消した


最後に
スルースキルは大人の特権。こまけぇこたぁいいんだよ!という方は今後もよろしくお願い致します
一応ですが一読しておくといいかも。わざわざ対応してくれた方、ありがとうございました


本日は17:00より更新予定です
参加される方は面倒ですが手錠してイタズラしたい艦娘などをレスして回避願います

提督と出会ってまだ2週間

でも、その短い時間でも提督の優しさに気付いてしまい....
知ってしまいましたました

その優しさを私はもっと知りたい
もっと近くで感じたい

今この気持ちを言ったらなんて思われるのでしょうか....
軽い女、そういうことを軽々しく言う軽い奴だ、と思われてしまうかもしれません....

....いえ....違います....!そんなこと....どうでもいい....!
時間なんてどうでもいい、そんなことを考えて諦める人こそ軽い奴なんです....!

私は....



秋月「提督、私は....貴方の事が....好きです」

提督「....!」


言ってしまいました
提督は今....なんて考えているのでしょうか
いえ、優しい提督ならきっと....


提督「....秋月」

秋月「分かってます。提督、時間はまだまだ、これからですよ....?」

秋月「必ず....提督を、振り向かせてみせます!」ニコ

提督「そう....か....」


理由なんて多くなくて良い
一目惚れしたのなら....これから作れば良いのですから


家の前

秋月「では、また明日」ニコ

提督「....おう、またな」ニコ

すみません

貼るところ間違えました

本当にすみません

提督「それじゃあ雲龍先生の隣良いですか?」

雲龍「構わないわ」

提督「お邪魔します」ストン

雲龍「えぇ」


提督「春雨、どうでしたか?」

雲龍「少し酔っただけよ。酔い止めを飲んでもらって今寝てるから大丈夫よ」

提督「そうですか」ホッ

提督「…?」カクッ

雲龍「提督くん?」

提督「あ、いえ…」

雲龍「もしかして眠いのかしら?」

提督「朝に風呂入ったから余計に…」

雲龍「眠っていも良いわよ。春雨さんの様子は私が見ていてあげるから」

提督「ですが…」

雲龍「子供は大人しく大人に任せていればいいのよ」ペチ

提督「あう…」

提督「…それじゃあ、よろしくお願いします」

雲龍「えおえ、任せて」

提督「……」

雲龍「……提督くん?」

提督「…すぅ…すぅ」zZZ

雲龍「……早いわね。特技の一つじゃないかしら…」

雲龍「……」チラ

雲龍(………皆、寝ているわね)

雲龍「…」グイ

提督「んん……」ゴロッ

雲龍「……ふふ、こうして膝に乗せると…意外と重いものね」クス

雲龍「……おやすみなさい、提督くん」ナデ


【10月7days 終了】


選択肢安価
1.妖精さんの好感度表
2.アナザー視点 雲龍
3.アナザー視点 野分
4.次の日へ

直下

雲龍「……」ナデ

提督「んん……んぅ…」ムニャ

雲龍(……本当)

雲龍(本当に…大きくなったわね…提督くん)

雲龍「昔と変わらず少し抜けているみたいだけど」クス

雲龍「……ついつい意地悪したくなるのよね…どうしてかしら」ツンツン

提督「ムニャ…」

雲龍「……ごめんなさいね、あまり構ってあげられなくて」

雲龍「…でも」

雲龍「私の家にいる限りは、私の家族よ」

雲龍「提督くん」ニコ


【another view End】


11月イベント安価
↓1~↓2

【11月1days】


【教室】

雲龍「……ということで、来週は読書週間になります」


\え~/

雲龍「文句を言わない。修学旅行で深めた京都文化系の図書に限定してもいいのよ…?」ニッコリ

シーン

雲龍「よろしい」

雲龍「来週のHRの時間10分間読書する時間にします」

雲龍「読むジャンルは指定しないわ。ただ一人1冊は図書室から借りてきなさい」

雲龍「普段から読んでる人は変わらないわ」

雲龍「あと、折角の機会だから図書室で読むのもいいわよ。静かで読みやすいから」

雲龍「ただし男子、言っておきますが漫画なんてふざけたものを持ってきた場合は成績下げるわよ。いいわね」

\ハ、ハーイ…/

キーンコーンカーンコーン


雲龍「ちょうどいい時間ね。本日はこれで終わりにします。気をつけて帰りなさい」



提督「………読書習慣か」

提督「うーん…ジャンルしていないのはありがたいけど……どうしようかなぁ」ウーン

提督「…よし、図書室行って良い本探してみるか」

提督「ジャンルは……そうだなぁ、↓2あたりにでもしてみるか」

【図書室】


提督「……」パラパラ

提督「……」ウーン

提督「……最近のジャンプ微妙だなぁ」ボソッ

提督「」ハッ

提督「い、いや。そんなことないな。ハン○ー復活すればもっと面白いし」アハハ

提督「……って、俺何しに来たんだっけ」

提督「…」

提督(…そうだった。俺は来週の読書週間用の本を探しに来たんだった…)ズーン

提督「…いや待てよ。ジャ○プ漫画の小説もありだよな」

提督「……でもやっぱり漫画読みたいし」ウズウズ

提督「…そう、カバーとか偽装すれば完璧じゃないか」ククク


選択肢安価
1.大人しく別の本にする
2・漫画の小説にしよう
3.男は黙って漫画

↓2

提督「……」パタン

提督「…うん。大人しく別の本にしよう。そうしよう」スクッ

提督(…また雲龍先生に怒られたら怖いし)ハラハラ

提督「というか学園の図書室に雑誌って…誰が買って来てるんだろうか」

提督「…それとも毎週読み終わった後誰か寄贈してるとか?」

提督「…ま、いっか。読めるならそれでいいし」




提督「さーてと…別の本にすると入ったけど…どれにしようかな」ススス

提督「恋愛…歴史、学術…サスペンス…ホラー…」

提督(…本って意外にジャンル広いんだなぁ)シミジミ

提督「……お」

提督「これ面白そうかも…」スッ

??「あ…」スッ

提督「え?」


↓2 誰と被った?(野分or雲龍限定)

野分「司令…?」

提督「野分?」

野分「珍しいですね司令、図書室に居るなんて」

提督「そうか……って意外にひどいこというな野分」

野分「ふふ、冗談ですよ」クス

提督「確かに滅多に来ないけどな…」

野分「そうなんですか?」

提督「あぁ。勉強するときも結局自分の部屋にいっちゃうし」

提督「野分は結構来てるのか?」

野分「えぇ、あまり人も来ないので静かに過ごせますから」

提督「ふぅん…」キョロキョロ

提督(そう言えばあんまり人もいないな……図書委員もいないし…)

提督「……あれ?図書委員がいない!?」

野分「あぁ、今日は私ですから」

提督「え。野分って図書委員だったの!?」

野分「はい」

提督(知らんかった…)

野分「ところで司令…この本を読むつもりだったんですか?」ヒョイ


↓2 どんな本?

野分「…レイテ戦記」

提督「あぁ、ちょっと面白そうかなって思って」

野分「……」

提督「…野分?どうした?」

野分「…あ、いえ。何でもありません」

提督「…?」

野分「…」

提督「…もしかして何かその本に思い入れとがあるのか?」

野分「…いえ、そういうわけではないのですが」

野分「…定期的に読みたくなるんです」

野分「…いつも、哀しい気分にあるって分かっているのに」

提督「哀しい気分…?」

野分「いえ、失礼しました。何でもありません」

提督「…?」

野分「どうぞ司令。よければ読んでみてください」スッ

提督「お、おう…ありがとう?」

野分「ところで司令、私はこの後師範のところに行く予定なのですが司令はどうしますか?」

提督「え?あー…どうしようかなぁ。今日は特に決めてなかったし…」ウーン


選択肢安価
1.行く
2.今日は帰る
3.本を読んでいく

↓2

提督「…今日は行こうかな」

野分「分かりました。師範にも連絡しておきます」

提督「野分はすぐ行くのか?」

野分「えぇ、図書委員の仕事は大体終わりましたから」

提督「分かった。じゃあ俺も鞄取ってくるから下駄箱で落ち合おうか」

野分「分かりました。では先に待っています」

提督「うん、すぐ行くから」タタタ











提督「……あ」トコトコ

野分「どうしました?」

提督「今日行く予定なかったから初雪さんへのお土産忘れてた…今度持ってこよう」

野分「そうですね。早く持ってこないと師範が怒りますよ」クス

提督「おー怖い……また投げ飛ばされるのは嫌だし」

野分「それにしても司令…随分体力つきましたね」

提督「え?」

野分「以前はここまで来るのに既に疲れていましたよ。成果が出ている証拠です」

提督「…あんまり意識してなかったなぁ」

野分「もう着きましたよ。息切れもしてないですし」ニコ

提督「…本当だ、結構身になるもんだなぁ…」


提督「初雪さん、こんにちはー」ガラッ

野分「師範、失礼します」ヒョコ


↓2 扉を開けたら

蛙「ゲコ、ゲココココ」

初雪「うん……うん」コクコク

蛙「ゲロ、ゲロゲロ」

初雪「……ん、分かった」

初雪「近いうちに行くから……って、伝えておいて」ナデナデ

蛙「ゲコ!」

初雪「今日はもう暗くなる前にお帰り…」ニコ

蛙「ゲロ」ピョンピョン

初雪「気をつけて…」フリフリ



提督「………」

野分「………」

提督(……な、なぁ野分。あれってどういう状況…?)ボソボソ

野分(…わ、分かりません。私も初めてみました……)ボソボソ

提督(で、でも明らかに蛙と会話してたよな!)

野分(は、はい…ですが蛙の方が何を言っていたのか…)

初雪「……どうしたの、二人とも」キョトン

提督・野分「なんでもありません!」ピシッ

初雪「……」ジー

提督・野分「…?」

初雪「…↓2」

初雪「……よし」フンス

提督「?」

初雪「…二人も蛙と話せるようにしよう」

野分「え?」

初雪「ちょっと前に見せた仙人モードに大事なこと…」スクッ

初雪「少し待ってて……」トテトテ

提督「ちょ、ちょっと初雪さん?!」


ピシャ


提督「…い、いま蛙と話せるようにしようっ言っててたよな…」

野分「は、はい…」

提督「……どうやって話すの?」

野分「…私が知っているとでも?」

提督「…だよなぁ」

野分「…しかし仙人モードに必要なこととも言っていましたが…」

提督「そもそもまだチャクラすらまともに練れないんだけど…」

野分「…しかし、きっと何かに役立つことがあると思います」

提督(…蛙と話す機会って…あるの?)

野分「とにかく師範が来るまで待っていましょう」ペタン

提督「…だな」ストン


↓2 どうなるどうする

野分「……」チラ

提督「ふぃー…」パタパタ

野分(……なんだか、司令といる時間も長くなってきた気がします…)

野分(……)ジー

提督「…ん?」チラ

野分「!」サッ

提督「どうした野分?」キョトン

野分「い、いえ…なにも」

提督「?」

野分「……あの、しれ―――――」




でかいガマ蛙(以下、蛙)「おどりゃ初雪ぃ!!」ガラッ

提督・野分「!??!」

蛙「来る来る言って一体何ヶ月経ってると…………あん?」

提督「」

野分「」

蛙「なんや小僧にお嬢ちゃん。見かけない顔やな」

提督「か、かか……か…蛙が喋った!?」

蛙「なんや。蛙がしゃべったらあかんのか」

提督「い、いえいえ…そういうわけじゃ…」

野分「」パクパク

蛙「まぁええわ……初雪どこにおるか知ってるか?」

提督「え?えぇと…初雪さんなら…」


初雪「うるさい……なんなの」ガラ

野分「し、師範!」

蛙「初雪ぃ!!またお前はそういう格好してダラダラと……!」

提督「あ、あの…初雪さん…状況を……」

初雪「……」ウーン

初雪「…↓2」

初雪「私の式神」

野分「し、式神……ですか?」

提督「こ、この蛙が……」

蛙「なんや坊主。ワシが式神じゃなんかあかんのか」

提督「そんなことありません。はい」

初雪「どっちかっていうと……召使い?」

蛙「じゃかましいわ!!お前がだらしないのがあかんのや!!」

初雪「式神のくせに神社の蛙を口説いて家庭作った癖に何言ってるの…」

蛙「うっ…」

初雪「私が力を分けてるからここに居られるし…その条件も飲んだでしょ」

蛙「……はい」ズーン

提督(…立場おかしくない?)


野分「……あ、あの」オズオズ

初雪「どうしたの野分?」

野分「……私達、お邪魔でしょうか…」

初雪「そんなことない。むしろ邪魔なのはこっち」

蛙「お、おま……!人が心配して様子を見に来てくれば……!」

初雪「そっちの息子にさっき大丈夫って言ったし今度行くって言った」

蛙「う、うぐ……せやけどお前そう言って何ヶ月も…」

初雪「…………なに?」ジロッ

蛙「…帰ります」ピョンピョン


提督(……初雪さんって、本当に何者?)

初雪「ごめんね。騒がしくして」トテトテ

野分「い、いえ……」

初雪「ん……じゃあ今日の修行だけど……↓2する」

提督「………あの」

初雪「なに…?」

提督「……どうして手を縛ってるんですか?」

初雪「今日の修行用」

提督「……な、何をするんですか?」

初雪「野分も準備良い?」

野分「は、はい…」

初雪「二人とも、微量だけどチャクラが練れるようになった。今度はその調節」

提督「ちょ、調節…ですか?」

初雪「そう。必要な分だけ使うっていうのは難しい」

初雪「さらに足の裏はチャクラを練る部位において最も難しい」

初雪「あとはそのチャクラを維持すること。一応二人とも木を登る分くらいは練れる…と思う」

初雪「だからその持続力をつける。微量でも長続きしなきゃ意味ない」

提督「……わ、分かりました。ですけど…」

初雪「なに?」

提督「………もし、途中で落ちたら?」

初雪「……じゃ、頑張って」

提督「ちょっとぉ?!お、俺は良いですけど野分!野分が危ないですって!」

初雪「大丈夫…野分は落ちそうになったら私がどうにかする」

提督「ひ、ひどい………」

野分「…あ、あの。師範…司令も…」

初雪「いいからやる」

提督・野分「……はい」


野分「…ごめんなさい。司令」チラ

提督「な、なに…一発で終わらせれば良いだけだ…!」


コンマ判定 木のぼり
直下 提督:80以上で成功
↓2  野分:70以上で成功

提督「ふ、ふぬ………!」ググググ

提督「……ぐわっ!」ベチャ

提督「く、くそう……もうちょっとなのに……」

提督「というか尻が痛い…」ヒリヒリ


野分「司令……凄いですね」

提督「そうか…?まぁ昔から木のぼりは良くしてたけど…」

初雪「そういう問題じゃない……」ペチ

提督「いてっ」

初雪「提督は練るのは少し微妙……だけど調節が上手い」

初雪「あとは元々のスタミナも…ちょっとだけ多いみたい」

提督「…そ、そうなんですか?」

初雪「ん…私が保証する」ニコ

提督「…そっかぁ」ニコ

野分「…」

初雪「野分」ポン

野分「…はい」

初雪「最初から上手くできる人なんて私くらい……へこたれない」

提督(今なんか凄い自画自賛が聞こえた気がするんですが…)

初雪「ちょっと休憩……熱いお茶持ってくるから」トテトテ


野分「……」シュン

提督「……あの、野分」

提督「…↓2」

提督「…こんな事もあるさ」

野分「司令…」

提督「野分にだって得意不得意があるよ。俺にもある」

提督「それがたまたま今回はそうだっただけだよ」

野分「…ですが」

提督「ん?」

野分「……その、なんといいますか」

野分「…兄弟子として、あまり不甲斐ない姿は見せたくない……と」

提督「……え?」

野分「…すみません。忘れてください」プイ

提督「…」クス

野分「…な、何ですか……なぜ笑うんです」

提督「い、いや…ちょっと可愛い理由でびっくりした」

野分「え?」

提督「そんな気を張ることじゃないって野分」

提督「それなら弟弟子の俺は野分に気を使った方がいいか?」

野分「そ、そんなわけありません!」

提督「そういうことだよ。俺にだって気を使うことも見栄を張ることもないよ」

野分「司令…」

提督「一緒にがんばればいいさ、な?」ニコ

野分「……ありがとうございます。司令」ニコ

提督「どういたしまして」


↓2 どうなるどうする

野分「…あ」

提督「どうした野分?」

野分「い、いえ。何でもありません!」クルッ

提督「?」

野分(……ふ、服が乱れていました……司令の前で…//)ササッ

野分「……」ピタッ

野分(……司令は気付かなかった……?それともわざと見過ごしていた…?)チラ

提督「?」キョトン

野分(……あの様子。まさか気付いていなかった……?)

野分「…………」ムスー

提督(…? な、なんか野分の気配が変わったような…)

野分(……確かに昔からよく男子を間違えられることはありますが……)モヤモヤ

野分(だからと言ってこの距離…しかも女子と知っていて気付かないとは……)モヤモヤ

野分「……」

野分(何故私はこんなに心を乱して……?)

提督「野分?」

野分「ッ!」ビクッ

野分「は、はい。何でしょうか司令」クルッ

提督「いや…急にそっぽ向いたから…どうかした?」

野分「………」

提督「…野分?」

野分「↓2」

野分「……鈍感」ボソ

提督「え?」

野分「……いえ、なんでもありません」

提督「??」

提督「なぁ…のわ……きぃ!?!?」ビクッ

野分「ひゃっ?!」ビクッ

初雪「お茶が入ったの…」

野分「し、師範…ありがとうございます」

提督「あつぃ!あつ!あついぃ!!」

初雪「寒そうかと思って…」

提督「だからって頭にかけないでください!!禿げたらどうするんですか!!」

初雪「10円禿げ提督……ぷぷっ……」プイッ

提督「笑い事じゃないですよもう!!」

初雪「それは置いておいて…二人ともどうする?」

提督「え?」

初雪「もう日も暮れちゃったから泊って行った方がいいと思う…2人分なら部屋もお布団も大丈夫…」

提督「……うーん。野分はどうする?」

野分「師範が心配ですし一応泊って行きます。明日は休みですし」

提督「俺は……そうだなぁ」


選択肢安価
1.泊る
2.家に帰る

↓2

提督「じゃあ…俺も一応泊って行きます」

初雪「ん…分かった。雲龍には連絡しておいてね」

提督「はい、分かりました」

初雪「じゃあ二人とも部屋に行っていいよ…」

野分「…そういえば師範。また部屋が一つしかないのでは…」

提督「あ……」

初雪「大丈夫……この前片づけた」

提督「そうですか…」ホッ

初雪「蛙が」

提督「……」

提督(本当に召使い扱いされてるのか……可哀そう)ホロリ

初雪「とにかく二人ともゆっくりして行って…ご飯はもうちょっとしたら準備しよう」

野分「分かりました。それではお布団だけお借りします」

初雪「ん…分かった」トコトコ






【客間】


提督「ふぃ~…」ゴロッ

提督「あー…普段ベッドの分布団っていいわー……」ゴロゴロ

提督(それにこの畳の匂い……落ち着く)ポワポワ

提督「……って、疲れてすぐ寝てちゃだめだって…ご飯もお風呂もまだだし」スクッ

提督(前に来た時に着替えを置いておいてよかった…ちょくちょく泊ることあったし)

提督「さて…なにしようか」ウーン


選択肢安価
1.お風呂に入る
2.ご飯の準備
3.寝る

↓2

提督「ん……お風呂入るかぁ」スクッ

提督「何だかんだでさっきので疲れたし汗かいたからなぁ…」テクテク

提督「えーっと…タオルに着替え…よし、大丈夫だな」ゴソゴソ

提督「お風呂はさっき沸かしておいたし…大丈夫だな」

提督「よーし、行くか」



提督「ふんふふ~ん…お風呂~♪」テクテク

提督(初雪さんのところのお風呂意外と良いんだよな…暖かいというか熱いから)

提督「あ」ピタ

提督「……鉢合わせになったり」

提督「…なんて、するわけないか。今まで損な事故なかったし」テクテク

提督「よっしゃ!」ガラッ


直下コンマ判定
01-60 中に誰もいませんよ
61-80 のわっちが
81-98 初雪さんが
ぞろ目 ???

野分「……え?」

初雪「?」

提督「」


野分「な、な……なな…………!///」カァー

初雪「……いやん」サッ

提督「ぁ……い、いや…こ、これ……は……///」ダラダラ

野分「で……で…で……!///」

野分「出ていってください!!///」ブンッ

提督「あがっ!!」スコーン


初雪「おー……ナイスショット」

野分「あっ……」

提督「」チーン

初雪「まぁ自業自得……放っておいて入ろう野分…」テクテク

野分「う、うぅ………///」









提督「…………うぅん」

提督「」ハッ

提督「こ、ここは…」


選択肢安価 ここはどこ
1.野分の膝枕
2.初雪の膝枕
3.布団
4.床

↓2

提督「………」

提督「…そうだった」ムクリ

提督(……どえらいもん見てしまった……///)カァー

提督「俺の馬鹿野郎……確認を怠ったばかりに……///」


ガサガサ


提督「ッ!!」

提督(い、今上がってきたのか……!ということは気を失っていたのは1時間もたってない……)

提督(ってまずい!!今更合わせる顔もない!)

提督(こ、ここは一旦部屋に逃げ込もう…!//)ソソクサ



野分「…//」ガラ

初雪「あれ…いない」

野分「あ…」

初雪「なかなか復帰が速い……修行の成果」

野分「……」

初雪「野分」

野分「は、はい!」

初雪「提督は本の1分前に起きて部屋に逃げた…」

野分「え…?あ…」

初雪「……好きにすると良いよ。ご飯出来たら呼んでね」テクテク

野分「は、はい……」


野分(………裸を。着替えにとどまらず裸まで……!//)カァー

野分(……う、うぅ//)

野分「……と、とにかく」フルフル

野分「…ここは、↓2しましょう」

野分「……司令」

野分(…先程、確かに見られて……)モンモン

野分(野分の…い、一糸纏わぬ姿……を……///)カァ

野分(―――ッ!!//)ブンブン

野分「……お、落ち着け。落ち着くんです野分…」スーハー

野分「……」

野分「…そうです、事故とはいえ完全に司令の落ち度…間違いありません」

野分「……」

野分「」ボンッ

野分「だ、だから…!見られてしまったのは忘れて…!//」ブンブン


初雪「野分」

野分「ひぅっ?!」ビクッ

野分「し、しし師範!?い、いつから…?!」

初雪「今来たところ…なにしてるの」

野分「い、いえ!何も!」

初雪「妄想も良いけど…早いところ話した方がいいんじゃないの」

野分「も、妄想って…そ、そんなことは…!//」

初雪「私はタオル取るの忘れたから取りに来ただけ…じゃ…」トテトテ

野分「……うぅ」

野分「………い、行きます」スクッ









【客間】

提督「……」ドゲザ

野分「……あの、司令?」

提督「ごめんなさい。死んで詫びます」

野分「し、司令!顔をあげてください!は、話をしましょう」

提督「む、むり」

野分「え?」

提督「申し訳なさ過ぎて…野分の顔を見れません」

野分「……はぁ」

野分「…司令、↓2」

野分「か、顔をあげてください。司令」スッ

提督「でも……」

野分「……い、良いですから!」グイッ

提督「ちょ…おわっ!?」

野分「え?あっ……」


チュ


提督「―――ッ!!!//」

野分「!?!?!///」

提督「な……!//」サッ

野分「あっ……!//」バッ

野分「ち、違います司令!!い、今のはじ、事故で…!//」

提督「そ、そうだよな!じ、事故だよ事故!!//」

提督「そ、そうそう!前のときとい……っ…しょ…」ハッ

野分「ぁ…は、はい…//」カァ

提督(……しまった//)

野分「……//」


野分(な、なにを……何故二度もこんなことが……//)

提督(じ、事故が……事故が……!//)

野分(あ、あやまらないとし、司令に……司令が……あわ……)アタフタ

提督「そ、その……野分…//」

野分「……」

提督「……」

提督「…の、野分?」

野分「」プシュー

提督「えっ」

野分「…………はぅ」パタ

提督「え、の、野分!?野分!?!?」ガシッ

野分「きゅぅ………」グルグル


初雪「脳がおーばーふろーしたの…」

提督「うわっ?!は、初雪さん!?」

初雪「もー…野分は初心だしこういうのに体性低いからあんまり刺激が高いのはだめ…」

提督「え?あ…す、すみません?」

初雪「とにかく…ゆっくり休ませてあげる。運が良ければ忘れてる…」

提督「……運が良ければですか」

初雪「ん。それよりも提督」

提督「は、はい」

初雪「おなかすいた」グー

提督「………今作ります」

初雪「ん」コク

提督「………はぁ」

野分「」プシュー


【11月1days 終了】

選択肢安価
1.妖精さんの好感度表
2.アナザー視点 雲龍
3.アナザー視点 野分
4.次の日

直下

妖精「やほ~」スイー

妖精「いやーアナザー視点復活したから妖精さん仕事なくなるかと思ってたよ」

妖精「さてと、好感度表だねー」カキカキ

妖精「ほい、どうぞ」コト


雲龍:ドキドキ 姉(的存在)/教師(担任)/同居人
野分:ドキドキ お隣さん/クラスメイト
榛名:攻略済  同居人/妹(的存在)
朝潮:攻略済  同居人/クラスメイト



妖精「さぁのわっちも上がって参りました。道場行けば間違いないね」

妖精「どっちが先にゴールするか。あと瑞鶴のお守りはまだ考え中。もしかしたら安価取るかも」

妖精「それじゃ、まったね~」スイー

早いですが今日はこの辺で終了します。お疲れ様でした
今後更新する際は今日の更新前のように更新開始時間を書くようにします
その間に単発回避してもらえればいいかなーと思います

ただ、同じく平日中はちょっと更新が厳しいと思います
それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた

こんばんは。本日はできそうなのでやります
19:30~20:00くらいに始める予定です。参加される方は単発回避をどうぞ
では少々お待ちください

【11月2days】


【放課後】

提督「…………はぁ」トボトボ

提督「あの後野分は先に帰っちゃうし…謝るタイミングがつかめない……」ズーン

提督「雲龍さんや朝潮と榛名にも心配かけてるし…早めにどうにかしないとなぁ」ハァ

秋月「あれ?提督さん?」

提督「あ、秋月さん。こんにちは」ニコ

秋月「はい。こんにちは」ニコ

秋月「どうなさったんですか?なんだか浮かない顔のようでしたが…」キョトン

提督「あー…いや。ちょっと悩み事がありまして…」アハハ

秋月「そうなんですか…あの、私でよければお力に…」

提督「う~ん……」

提督(……女の子の裸を見て、その後事故でキスしました…)

提督(……間違いなく軽蔑されるからやめよう)

提督「ありがとう秋月さん。でも…ちょっと、相談しにくいことだから…」アハハ

秋月「そうですか…」ショボン

秋月「でも、もし何かあったらいつでもお力になりますから声をかけてくださいね」ニコ

提督「うん、ありがとう」ニコ

秋月「そういえば提督さん、歌が美味いって聞きましたけど…そうなんですか?」ジー

提督「周りはそういうけど…自分ではあんまり…って感じかなぁ」ウーン

秋月「ふふ…でも今月の合唱祭は楽しみにしてますよ」ニコ

提督「あはは……頑張るよ」

秋月「引き止めてしまってすみません。では」ペコリ

提督「うん、またね」フリフリ


提督「……って、俺はナニする予定だったんだっけ?」


選択肢安価
1.職員室に呼ばれてるんだった
2.日直で教室戻るんだった
3.帰ろう

↓2

提督「そうだった…雲龍先生に呼ばれてるんだった」ポリポリ

提督「なんだろう…この前の読書週間には漫画持ち込んだりしなかったし…」

提督「家のことなら一々職員室に呼ぶこともないけど…」ムムム

提督「とにかく行ってみるか…待たせるとまた怒られそうだし」テクテク








【職員室】

提督「失礼しまーす」ガラッ

島風「おうっ?!」ビクッ

提督「おわっ!?し、島風先生!」

島風「あ、提督~。こんにちはー!」ニコ

提督「こ、こんにちは」

提督「あの、雲龍先生いらっしゃいますか?」

島風「雲龍?うん。いるけど…あ」

提督「? どうかしましたか?」

島風「そうそう忘れてた!提督くんが来たら応接室に来てって」

提督「応接室って…そこの職員室から直通の?」

島風「うん、雲龍がそう言ってた」

提督「わ、分かりました…」

島風「ちゃんと伝えたからね!じゃぁね~!」ピュー


提督「……あいかわず足が早い人だ…」



提督「…雲龍先生。提督です。入っても良いですか?」コンコン

雲龍「えぇ、良いわよ」

提督「失礼します」ガチャ

雲龍「ごめんなさい、急に呼び出したりして」

提督「いえ、それは構いませんけど…どういった用で?」キョトン

雲龍「↓2」

雲龍「合唱祭のことよ」

提督「………あぁ~」

雲龍「もしかして少し予想してた?」

提督「まぁ…合唱祭って話になった途端みんな俺の方向くんですもん…」

雲龍「気持ちは分かるわ」

雲龍「だけど、私としても提督くんに是非メインで歌って欲しいの」

提督「メインって……合唱なんですからメインも何もないと思うんですけど…」

雲龍「そうとも言えないわよ」

提督「え?」

雲龍「合唱にもソロで歌う部分があるわ。今回私のクラスで歌う予定の曲はまさにそれなの」

提督「……マジですか?」

雲龍「マジよ」

提督「…」ダラダラ

雲龍「どう?もちろん無理強いはしないけど私は提督くんのソロを聴いてみたいわ」

提督「せ、先生…その言い方は卑怯では…」

雲龍「ふふ、そうかしら?」クス

提督「う、うーん……」

雲龍「もちろん練習するのなら私も協力を惜しまないわよ」


選択肢安価
1.頑張る
2.断る
3.もう少し考えさせて…

↓2

提督「……雲龍先生の頼みなら断れませんね」ハァ

雲龍「ということは…」

提督「はい、微力ながら頑張ります」ニコ

雲龍「…そう、ありがとう提督くん」ニコ

提督「…でも、俺そんなに自信ないですよ?」

雲龍「任せなさい。自信がつくようにしてあげるわ」

提督「……まさか、外で道行く人の前で歌うとかじゃ…」

雲龍「あら?やりたいのならそうするけれど」

提督「勘弁してください!」

雲龍「ふふ、もちろんそんなことしないわよ。ここに呼んだのだって誰にも聞かれたくないからよ」ニコ

提督「?」

雲龍「つまり、秘密兵器ってことよ」ニコ

提督「…いまからプレッシャーかけるのやめてくださいよ…」シクシク

雲龍「安心しなさい。私が付いてるわ」ポンポン

提督「雲龍先生…」

雲龍「というわけで、合唱の練習とは別にソロの練習もするってことでいい?もちろん忙しいならいいけど」

提督「いえ、ここまで来たらやりますよ。お願いします」

雲龍「わかったわ。じゃあ今度の放課後から始めましょう」

提督「え?今日でも…」

雲龍「外を見なさい、もう夕方で今からやったら暗くなるわよ」

提督「あー…」

雲龍「今日はもう帰りなさい」

提督「あの…雲龍先生は…」

雲龍「私はまだ仕事があるの。榛名や朝潮と一緒に家で待っていて」

提督「…分かりました。お仕事頑張ってください」

雲龍「えぇ、ありがとう」ニコ



提督「失礼しましたー」ピシャ

提督「……雲龍先生も大変なんだなぁ…暗くなるって言ってるのにまだ仕事とは…」

提督「……俺も合唱祭、頑張らないと」フンス


選択肢安価
1.忘れ物を思い出す
2.怒られるの承知で雲龍先生待ってようかな…
3.とっとと帰ろう

↓2

雲龍「……ふぅ」カチャ

雲龍(遅くなってしまったわね……最近忙しいとは言えいけないわね)ハァ

雲龍「…溜め息まで多くなってきたかしら…もう」

雲龍「………あら?」

雲龍(……こんな時間に校門の前に……しかも男…?)

雲龍「……」スッ

雲龍「……だれ?」グイッ

??「いだだだだだ!!!!」

雲龍「…………その声」

提督「う、雲龍さんギブギブ!!」

雲龍「……提督くん?あなたこんなところでなにしてるの?先に帰ったんじゃないの?」

提督「そ、その……」

雲龍「?」

提督「……こんな時間に雲龍さん一人で帰るのは何かと物騒かと心配で……」

雲龍「………」

提督「……雲龍さん?」

雲龍「……そう」パッ

提督「いちち……」

雲龍「でも、私に取り押さえられてるようじゃ提督くんじゃ不安よ」

提督「うぐ……」グサッ

雲龍「……でも」

雲龍「…嬉しいわ。ありがとう」ニコ

提督「…」ドキ

雲龍「でも。こんな時間に制服のままこんなところにいたのは帰ってから説教よ」

提督「……はーい」

雲龍「……ふふ」クス

提督「?」

雲龍「何でもないわ」

雲龍(……こうして誰かと一緒に帰るのはいつ以来かしら……)

雲龍「……いいものね」


↓2 帰宅後イベント

【提督の部屋】

提督「ふぅー……あったかいのう」ヌクヌク

提督「11月だからだんだん寒くなって来たけどまだ本番じゃないんだよなぁ…怖い」


コンコン


提督「はーい。どうぞー?」

雲龍「お邪魔するわよ提督くん」ガチャ

提督「あ、雲龍さん」

雲龍「お説教はもう終わったからそんなに身がまえなくても良いわよ」クス

提督「あはは…本当にごめん」

雲龍「いいわよ。一人で帰るよりは楽しかったのは事実なんだから」クス

提督「それで、どうしたの?」

雲龍「時間があるのなら少し合唱の練習でもどうかしら、と思って」

雲龍「これだけ広いと近所迷惑にもならないし防音もしっかりしてるわよ」

提督「なるほど…」

雲龍「それに歌わなくてもやれることはたくさんあるわ。どう?」

提督「……よし!それじゃ早速やろう!」

雲龍「いい心がけね。私もやる気になるわ」ニコ

提督「それで雲龍さん。何からやれば?」キョトン

雲龍「そうね……」ウーン

雲龍「…↓2」

雲龍「とりあえず好きな歌を歌ってみて」

提督「え?好きな歌…ですか?」

雲龍「えぇ、何でもいいわよ」

提督「でも合唱ならいっそのことその歌でも…」

雲龍「どちらかと言えば私が聞きたいのが本音かしら」

提督「」ガクッ

雲龍「……だめ?」ジー

提督「う…//」ドキ

提督(な、なんか最近雲龍さん…若干我儘になった…?)

雲龍「提督くん?」

提督「あ、いえ…それじゃ歌いますよ」コホン

雲龍「えぇ」ニコ




―――――――――――――――
――――――――――
――――――


提督「~♪」

提督「…ふぅ」

提督「…な、なんだか人前で歌うのって恥ずかしい…」

雲龍「……」

提督「えと……どう、だったかな?」


↓2 雲龍の反応

雲龍「ぐすっ……うぅ…」

提督「え」

雲龍「ご、ごめんなさい……ひくっ……」ポロポロ

提督「ちょ、ちょっと雲龍さん!!?」

提督「え、えぇとえっと……は、ハンカチ!」スッ

雲龍「ん……ありが、とう…」フキフキ

提督「ど、どうしたの一体…?何か変だった…?」

雲龍「……うぅん。違うの」

提督「ち、違うって…?」

雲龍「……提督くん。今歌った歌…覚えてる?」

提督「え?いや…曲の名前は…ただ」

提督「…ただ、なんだか昔から頭に離れない歌で…たまに鼻歌とかでも歌うんだけど…」

雲龍「…そう」ニコ

雲龍「その歌はね…私が小さい頃の提督くんに教えた歌よ」

提督「え?」

雲龍「私も曲の名前は忘れちゃったけどね」

雲龍「…でも、その歌をまだ覚えててくれて…嬉しかったの」

提督「雲龍さん…」

雲龍「ごめんなさいね。みっともないところ見せて」

提督「い、いやいや、そんなことないって」

雲龍「綺麗な歌声で感動したわ。歌に慣れるのと基礎体力だけでよさそうね」

提督「いやでも…慢心するのは」

雲龍「慢心ではないわよ。自信を持ちなさい。貴方にはそれだけの実力がある、私が保証する」

提督「……雲龍さん」

雲龍「…頑張りましょう、提督くん」ニコ

提督「……うん!」ニコ


雲龍「それじゃ、今日から毎日寝る前に腹筋30回5セットやりましょうか」

提督「ふぇぇ………」シクシク


【11月2days 終了】


選択肢安価
1.妖精さんの好感度表
2.アナザー視点 雲龍
3.アナザー視点 野分
4.次の日へ

直下

雲龍「それじゃ提督くん。おやすみなさい」パタン

雲龍「……」テクテク


榛名「あ、雲龍さん」ニコ

雲龍「榛名。まだ起きていたの?」

榛名「えへへ…すみません。つい…」

雲龍「若いうちから夜更かししていると折角の綺麗な肌が荒れるわよ?」

榛名「そんなこと…//」カァ

朝潮「あ、雲龍さん、榛名さん」トテテテ

雲龍「朝潮まで…もう寝なさい。明日もあるのよ?」

朝潮「あはは…すみません。ちょっと本を読んでいたら…」

榛名「…あの、雲龍さん」

雲龍「なぁに?」

榛名「…何か良いことでもありましたか?」

雲龍「え?」

朝潮「私も気になります。何だか最近笑うことや雰囲気が明るくなったような…」

雲龍「…それは普段私が無愛想で暗いと言いたいのかしら?」ニッコリ

榛名「そ、そういうわけでは!!」アタフタ

朝潮「そ、そうです!そういうわけじゃないんです?!」アタフタ

雲龍「冗談よ。でも、確かにそうかもしれないわね…」クス

雲龍「さぁ、もう寝なさい。朝起きれなくなるわよ」

朝潮・榛名「はい。おやすみなさい」ペコリ


雲龍「……いいこと、か」

雲龍(……寒い中待っていてくれて。小さい頃に教えた歌も覚えていてくれて…)

雲龍「……嬉しくないっていう方が…無理な話よね」クス



【another view end】

【11月休日】

【提督の部屋】


提督「」ブルッ

提督「さむっ!!」ガバッ

提督「って…もう朝か…寒さで目が覚めるって一番嫌だな…」ブルブル

提督「とにかく上着上着…」ガサガサ

提督「よいしょっと」ファサッ

提督「さすがに雪は……降ってないな。うん」

提督「……いちち…お腹痛い」サスサス

提督(さすがに毎日合計150回腹筋は来るな……最初つらいってレベルじゃなかったけど)

提督「人は慣れるもんだな…」トオイメ

提督「……さて、今日は久しぶりに羽根が伸ばせる日だし……どうしようかな~」ノビー

提督「……」

提督「…よし、今日は↓2しよう!」

提督「…休日だからってサボるのはよくないな。反復練習大事だし」

提督「そう。○斗とかと一緒だ。怠けるとミスが多くなるからな」ウンウン

提督「」グー

提督「…」

提督「…その前に何か食うか…。腹減った…」

妖精「おはぁょ~……」フヨフヨ

提督「お、妖精。珍しく眠そうだな」

妖精「んー……妖精さんちょっと寒い苦手…」スイー

提督「ほれ、こっちこい」

妖精「んー…」フラフラ

提督「よいしょっと…ほら」ナデナデ

妖精「おー……頭だけあったかい…」ポワポワ

提督「仕方ないだろ。俺だって手冷たいんだ」

妖精「まさつねつ~」

提督「やれやれ…」








提督「おはよl-」

朝潮「司令、おはようございます」

榛名「お兄様。おはようございます」ニコ

提督「あれ?雲龍さんは?」

榛名「雲龍さんでしたらまだお休みになっていると思います。最近大分お疲れだったようですから…」

朝潮「はい。たまにはゆっくり寝させてあげようかと…」

提督「…そうだね。分かった」

榛名「今のお兄様の分もお餅して行きますので少々お待ちください」パタパタ

朝潮「司令、今日はどうするんですか?」

提督「今日は合唱の練習しようかと思って」

朝潮「凄い気合ですね司令……私も楽しみにしてますよ!」フンス

提督「同じクラスなんだから…本番前にいくらでも聞くって」アハハ

提督「そういえば練習場所だよな…どうしようか」


選択肢安価
1.防音完璧だし部屋でやろう
2.たまには気分転換で川辺とかでやるか
3.静かそうな森の奥とかいいんじゃないか!?

↓2

【森】

提督「…この森に来るのも久しぶりだなぁ」

提督「男女が一緒にいると心と体が入れ換わる……だっけ?」

提督「…ま、一人だから良いか」

提督「あの時は変なのに襲われたけど…初雪さんがもう大丈夫って言ってたし大丈夫だろう」

提督「さてと、水も準備してきたしここなら思う存分…」


北上「なにが?」ヒョコ

提督「…」

北上「…」ジー

提督「おぅわ?!き、北上様!?」ビクッ

北上「やっほー。お久」ピシッ

提督「お、お久しぶりです…というか人間の前にそんな簡単に姿見せて良いんですか…?」

北上「いいじゃん、一人でふよふよ浮いてるのも暇なんだよ?」

提督「そ、そうですか……」

北上「んで。何しに来たの?こんなところまで」

提督「……実は、その…歌の練習を」

北上「歌?」

提督「はい」

北上「ふ~ん……」

提督「……もしかして迷惑でしたか?」

北上「うぅん?別にこの森はあたしのものってわけじゃないんだから。皆で使っていいじゃん」

提督「…そうですか?」

北上「それより提督の歌気になるから聞かせてよ」ウキウキ

提督「え」

北上「ほらほら」ジー

提督「……分かりました」

提督(…まぁ。人前で歌う練習だと思えば良いか…人前っていうより神前?)


↓2 どうなるどうする

今日はこの辺で終了します。お疲れ様でした
今日は雲龍さんの日でした。たぶん次の更新は金曜になるかと思います。

それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた

こんばんは。予定どおり本日は更新します
20:30-21:00くらいに更新開始しますので参加される方は面倒ではありますが単発回避お願い致します
少々お待ちください

今日も楽しませて頂きます

提督「~♪」

提督「………ふぅ」

提督(ん~…森の中だからかいい感じに聞こえるなぁ…)

提督(実力はそんなに変わってないだろうけど…)アハハ


提督「ところで北上様。どうでし―――――」

北上「」ダバー

提督「うえぇ!?ちょ、ちょっと北上様!?」ビクッ

北上「ご、ごめ……」グスッ

提督「えぇっと……は、ハンカチ…でいいのかな?どうぞ」スッ

北上「あ゙り゙がど……」グスッ


提督「……落ち着きました?」

北上「ん……いやーごめんね…みっともないところ見せて」

提督「いえ…どうしたんですか急に?」

北上「提督の歌の所為だよ!」プンスカ

提督「お、俺!?」

北上「まったくも~……あんな美声聞かされると思わなかったよ」ハァ

提督「…そ、そんなにですか?」

北上「こんな声ここ数千年近く聞いたことないよ。森も喜んでるし」

提督「も、森が……ですか?」

北上「ほら、凄い騒いでるじゃん」

提督「……か、風の所為では?」

北上「違うよ。木だって意思と命がある。まぁ人間には聞こえないけどね」

提督「へぇ……」

北上「いやー…ホントいいもの聞かせてもらったよ。ここ来て良かった」

提督「よければ時々ここに来ますよ?」

北上「お?ほんと?それは嬉しいな~」ニコ

北上「……うん。森も喜んでるし、定期的に来てね」

提督「あはは……はい」

北上「さて…いいもの聞けたしお礼にちょっとした助言上げるよ」

提督「じょ、助言…ですか?」

提督(助言と言うか……神託じゃないのかこれ?)

北上「んーとね……」ジー

提督「…」ドキドキ

北上「↓2」

北上様の加護(提督の身体能力1.5倍)

北上「……よし」

提督「?」

北上「てい」ビビビ

提督「おわっ!?な、なになに!?」ビクッ

北上「こらこら暴れない。無害だから安心しなさいな」

提督「え、えっと……」

提督(なんだか暖かい光だな…)


北上「よーし、おわり!」

提督「…な、何をしたんですか?」

北上「んふふ~……知りたい?」ニコニコ

提督「ま、まぁ…無害じゃないとしても」


北上「さっきの美声にさらに磨きをかけてあげたから」

提督「………へ?」

北上「練習して日浅いでしょ?潜在能力はかなりあるよ」

提督「そ、そうなんですか…?」

北上「ほんとほんと、神様嘘つかないって」

提督「……」

北上「試しにちょっと歌ってみると良いよ。ほらほら♪」ニマニマ

提督(…まさかこれが狙い?)


直下コンマ判定 神の贔屓による限界突破
コンマ数血分だけ提督の歌唱力上昇 現在99

提督「じゃ、じゃあ…少しだけ」

提督「………♪」


木「」ユッサユッサ

提督「おわぁ!?」ビクッ

北上「おぉ……こりゃ想像以上だね」

北上「木もすんごい喜んでるよ。見ればわかると思うけど」アハハ

提督「だ、だからってここまで動かなくても…軽いポルターガイストですよ」

北上「でも、これで確実に自信ついたでしょ?」

提督「ま、まぁ…若干ズルな気もしますけど…」

北上「そう?練習を続けていたらいずれ確実に開花していた才能だよ」

提督「でもその練習の過程をまるまる省いたわけで…」

北上「細かいなぁ……あんまり気にし過ぎると禿げるよ?」

提督「そ、そういうこと言わないでくださいよ…」

北上「ま、合唱祭だっけ?楽しみにしてるよ。私も見に行くからさ」

提督「そ、そうですか…頑張ります」

北上「じゃ、私はちょっとお仕事あるから帰るねー。またね」パッ

提督「あっ……」


提督「……いいのかなぁ。ちょっと偉いことになってきた気が…」

提督「…まぁいいか」

提督「じゃ、また来るよ。静かな時間ありがとう」ペタペタ

木「」

提督「……さてと、折角の休日だし…どうしようかな、帰っても良いんだけど…」


選択肢安価
1.帰る
2.ちょっと散歩しようかな(行き先も含む)
3.やっぱりもう少し練習…

↓2

3

提督「……もう少しだけ練習しようかな」

提督「…ごめんな。もうちょっとだけお邪魔するよ」

木「」ユサユサ

提督(……なんか木と会話出来てる自分が怖い…)

提督「…ま。いっか」



提督「~♪」

提督「……けほ」

提督「ちょっとやりすぎたかな……水水」

提督「ん…」コクコク

提督「…ぷは」

提督「水がおいしい…」

??「」チョンチョン

提督「?」クルッ

蔓「」

提督「うぉおおおおおおお!?!?」ビクッ

蔓「」スッ

提督「え?み、水……?」

提督「……い、いいの?」

蔓「」コクコク

提督「……あ、ありがとう」

提督「…」ゴクゴク

提督「……うまっ!?何この水?!凄い美味しい!」

提督「…えっと、ありがとうな」ナデナデ

蔓「」コクコク

提督(……何だかおかしな気もするけど…まぁいいか)


ザッ

提督「?」クルッ


↓2 誰が来た?

雲龍先生

榛名「お兄様?」

提督「榛名?どうしてここに?」

榛名「いえ…以前師範から教えていたいた場所なので…たまに来ているんです」

提督「ふぅん……」

提督「……って、いかん榛名!すぐ出るぞ!!」グイッ

榛名「え?えっ?お、お兄様!?ど、どうしてですか!?」ズルズル

提督「どうしても!理由は後で話すから!」

提督「あ!水ありがとうな!また来るから!」フリフリ


蔓「」フリフリ

提督(…不気味とかいっちゃいけないな…うん、礼儀正しい木ってことで…)ウンウン

榛名「???」








提督「……ってことで、あの森は男女でいると危険なんだ」

榛名「そうだったんですか…榛名いままで一人で来ていましたからそうとは知らず…」シュン

提督「いいって、俺も最初は知らずに来ちゃったんだから」

榛名「ですが…お兄様の練習のお邪魔を…」シュン

提督「気にしないでいいから。俺もちょうどいいころ合いだと思ってたとこだったから」ニコ

榛名「…」

提督「榛名」ナデナデ

榛名「わ…」

提督「気にしない。わかった?」ニコ

榛名「……はい、お兄様」ニコ

提督「うん、よろしい」ニコニコ

提督「榛名、暇ならちょっと買い物行かないか?」

榛名「はい!喜んでお供いたします♪」ニコ


↓2 帰宅後イベント

【雲龍邸 夕食後】


提督「おーいみんな!」トテトテ

朝潮「? どうしました司令?」キョトン

榛名「どうしましたお兄様?」

雲龍「どうしたの?」

提督「ちょっと部屋掃除してたらこれ見つけたから皆でやらないか?」

榛名「トランプですか?」

朝潮「わぁ!修学旅行以来ですね!」

雲龍「……修学旅行以来?」

3人「あっ……」

提督「そ、それよりほら!ちょっと年季入ってるけどやろう!」アセアセ

榛名「そ、そうですね!榛名、とても楽しみです!!」アセアセ

朝潮「は、はい!私もです!」アセアセ

雲龍「……」ジー

3人「…」ダラダラ

雲龍「……まぁ。いいわ。やりましょう」ニコ

3人「…」ホッ

朝潮「ところで司令、何をやりますか?」

提督「そうだなぁ……4人いるんだし↓2でいいんじゃないかな?」

ババ抜き(罰ゲーム有)

提督「…ま、定番のババ抜きじゃないか?」

榛名「はい!とても良いと思います♪」

朝潮「そうですね…シンプルなのが一番だと思います」

雲龍「それじゃあ罰ゲームをつけましょうか」

3人「え」

雲龍「そっちの方が盛り上がるでしょう?それじゃ提督くん、配ってちょうだい」

提督「は、はい…」

朝潮「…」ピリピリ

榛名「」ピリピリ

提督(く、空気が変わった……い、いやな予感しかしない……)ダラダラ




雲龍「……ん」ヒョイ

雲龍「あら、いい感じね」ポイッ

朝潮「う、うぅ……!」

榛名「……榛名、頑張ります…!」ムムム

提督「…お、俺もか」ポイー

朝潮「むむむむ!!!」ムー

提督(いちいち反応が可愛いなぁ…)クス


コンマ判定 コンマ数字が高い順に早い上がり
提督 直下
雲龍 ↓2
榛名 ↓3
朝潮 ↓4

提督が武内Pだったころの画像ください

榛名「やりました!榛名が一番ですっ♪」

朝潮「……よ、よかったぁ。上がりました…」ホッ

提督「……」ゴゴゴ

雲龍「……」ゴゴゴゴ

榛名「…お、お二人の勝負になってますね…」

朝潮「え、えぇ…」

提督(ど、どっちだ…どっちがジョーカーだ…)

雲龍「……」

提督(うぐぐ……雲龍さんのポーカーフェイスが凄すぎる……)

提督「…こっちだっ!」パッ

雲龍「残念」

提督「う……うぅ」

雲龍「さて…私の番ね」

提督「ぐ……」ダラダラ

提督「………ど、どうぞ」スッ

雲龍「それじゃ、こっち」ヒョイ

提督「」

雲龍「…ふぅ、あがりね」ポイッ

榛名「雲龍さん、おめでとうございます!」

朝潮「…し、司令。運ですから…」ナデナデ

提督「」ズーン

雲龍「さてと…罰ゲームだけど…どうしようかしらね」

榛名「あ、あまり過激なのはお兄様に悪いですから…」

朝潮「そ、そうですね…」

雲龍「…」ウーン

雲龍「…それじゃ、↓2にしましょうか」

誰にも話したことのない秘密暴露

タイキックできそうなのって師範と雲龍先生くらいかな?

榛名「た、タイキック……ですか?」

朝潮「あの…具体的にはどのような…?」キョトン

雲龍「仕方ないわね…私が手本を見せてあげるわ」

提督(…ま、まぁ女性陣のタイキックなら…)


雲龍「……ふっ!」ゲシッ

提督「」ベチャ

朝潮「きゃぁ!?し、司令!大丈夫ですか!司令!?」ユサユサ

提督「し………しぬ……」ピクピク

雲龍「…久しぶりにやったから加減を間違えたわ。ごめんなさい提督くん…」シュン

提督(う、うぅ…本気で間違えたっぽいから怒るに怒りにくい……)

榛名「だ、大丈夫ですか…お兄様…」

提督「う、うん…だけどちょっと立てないかも……」

提督(情けない……っていうか哀しい…)ズーン

榛名「榛名、冷やすものを持ってきます」パタパタ

朝潮「あ、私も手伝います!」パタパタ


雲龍「…罰ゲームのつもりがご褒美になってしまったわね…提督くん」チョコン

提督「う、雲龍さんが原因なんですか…」ヒリヒリ

雲龍「…ごめんなさい。こんなに強くするつもりはなかったのよ…本当に」シュン

提督「い、いえ…別に大怪我じゃないですから…」

雲龍「…代わりに罰ゲームは私が受けるわ。なんでもいいわよ。言ってちょうだい」

提督「い、いや…ですけど…」

雲龍「……」ジー

提督「……」

提督「……じゃ、じゃあ……↓2」

今度デートしてください

雲龍「膝枕?」

提督「…だ、ダメ?」

雲龍「…そんなのでいいの?」ヒョイ

提督「わっ…」

雲龍「よい、しょ…」ポフッ

提督(や、やわらか…!?//)


雲龍「…ん」ナデナデ

提督「わわ……」

雲龍「どう?」

提督「す、凄く良いです……はい…//」

雲龍「…」ナデナデ

雲龍(…これじゃ、提督くんも私も罰になってないわね…)クス

提督「雲龍さん?」

雲龍「なんでもないわ。気にしないで」ニコ

提督「そ、そう…?」

雲龍「…」ナデナデ

提督「……」

雲龍(…とても静かな時間。嫌いじゃないわ…)ホッ

提督(…落ち着く…いや、安らぐ…?)







榛名「お待たせしましたおにいさ……あれ?」

朝潮「どうしました榛名さん?」ヒョコ

朝潮「あ……」

榛名「……もう。折角ご用意したのに」プクー

朝潮「…ふふ、今度は暖かいものを持ってきましょうか」クス

榛名「はい♪毛布2人分ですね」クス


雲龍「すー…すぅ…」zZZ

提督「うぅん……すー……」zZZ


【11月休日 終了】


選択肢安価
1.妖精さんの好感度表
2.アナザー視点 雲龍
3.アナザー視点 野分
4.次の日へ

直下

妖精「やっほ~」スイー

妖精「いやー提督の美声具合にはびっくりだね。子役に復帰した例のあの子はなんなんだろうね」

妖精「まぁそれはおいといて…ほい、好感度表ね」スッ


雲龍:ドキドキ 姉(的存在)/教師(担任)/同居人
野分:ドキドキ お隣さん/クラスメイト
榛名:攻略済  同居人/妹(的存在)
朝潮:攻略済  同居人/クラスメイト


妖精「ん~…雲龍さんはもうひと押しって感じかなぁ。のわっちはもうちょいかかりそう…かな?」

妖精「さてさて、近づく合唱祭と練習。がんばれ提督!」スイー

妖精「…でも。妖精さんもおねむだから寝るね~…ばいば~い」フヨフヨ

妖精さんきゃわわ

【教室】


提督「おはよ~…」ガラ

鈴谷「お、提督おっは~」フリフリ

提督「おはよー、鈴谷…朝から元気だな…」

鈴谷「や、提督が朝弱過ぎなだけでしょ…」

大鳳「それより提督さん、練習の方は如何ですか?」ヒョコ

提督「んー…まぁぼちぼち?」

鈴谷「雲龍先生がもったいぶって聞かせてくれないんだもん、鈴谷だって聞きたいし!」ブーブー

提督「まぁまぁ…たぶん今日の練習のときに歌うから」

鈴谷「マジで!?」

提督「たぶんな…」

春雨「司令官!」パタパタ

提督「お、おはよう春雨」ナデナデ

春雨「わふ……私も司令官の歌楽しみです!」ニコニコ

提督「ん、ありがとうな」ニコ

春雨「えへへ…」

鈴谷「おーおー…仲のよろしいことで」

提督「そういえばHRちょっと遅れるんだっけ?まだ時間ある?」

大鳳「はい。まだ30分ほどは」

提督「そうか…うーん…」

提督「……よし、↓2でもしようかな」

イメトレ

提督「…ふぅ」ギシッ

提督(…時間もあるし、座ってゆっくりイメトレでもしてみようかな)

提督「………」


提督(……観客。大勢…静まり返った中…一人で歌う…)

提督「……」ドキドキ

提督(いやいや…違う違う。森の中で歌うのと一緒だ。あそこだって十分静かだ)

提督(…そう、つまり本番に体育館で歌うのは森の中だと思えば良い…)

提督(つまり、観客は木!!)

提督「……」

提督「……いや。蔓伸ばしてくるのはまずくないか…?」

提督(…じゃなくて。それは考えなくていい)フルフル

提督「……うーむ」ムムム


??「…」チョンチョン

提督「……」ウーン

??「……」チョンチョン

提督「……」ムムム

??「……!」ペチッ

提督「いてっ!?」クルッ


↓2 叩いてきたのは誰?

ズレマス


春雨「むー……」プクー

提督「あ、あれ?春雨?どうした?」

春雨「司令官が何度呼んでも反応してくれないからです!」プンスカ

提督「え?う、うそ!?ごめん春雨!無視するつもりじゃなかったんだ…!」

春雨「…ふんだ」ツーン

提督「ごめんごめん春雨…機嫌直してくれって」ナデナデ

春雨「な、撫でたって……!」

提督「……」ナデナデ

春雨「……ふにゃ♪」フニャ

提督(昔から変わらないなぁ…ほんとに)

春雨「」ハッ

春雨「って、違います!そうじゃないんです!」ムキー

提督「おわっと」

春雨「もー!司令官!私の話を聴いてください!」プンスカ

提督「ごめんごめん。それで何かな?」

春雨「えぇっと……あの…」

提督「?」

春雨「↓1さんからの伝言で……↓3」

春雨「榛名さんからの伝言で…」

提督「榛名の?なんだって?」

春雨「その…えと」

提督「?」

春雨「…一年生のクラスで司令官が歌を披露することになった…と」

提督「…はい?」

春雨「榛名さんがどうしてもって…雲龍先生に頼んだらしいです」

提督「…マジで?」

春雨「そう言ってました」コクリ

提督「……」

提督(雲龍先生…もしかして俺の事前練習の為?それにしたってハードル高すぎますよぅ……)ダラダラ

提督「…春雨。皆には内緒で頼むな」

春雨「ふぇ?ど、どうして…」

提督「…鈴谷とかが騒ぎだして無駄に人が多くなるのがいやなんだ…」ズーン

春雨「あ、あはは…分かりました。それじゃ私も我慢します…」シュン

提督「…ごめんな。本番前には必ず聞かせてあげるから」ナデナデ

春雨「…はいっ!約束ですよ!」ニパー

提督「うん。じゃあな」フリフリ


提督「…とは言ったものの」

提督「……どうしよう」ズーン

提督「…雲龍先生。今からでも断れませんか?」

雲龍「ダメよ。榛名のクラスのみんな浮足立ってるんだから」

提督「それ俺の所為じゃないですよね!?」

雲龍「榛名が盛り上げたのも一因よ。お兄様は凄いって言い回ってたわよ」

提督「はるなぁ……勘弁してくれよ…」シクシク

雲龍「いいから頑張りなさい。いい練習じゃない」

提督「…はーい」


雲龍「お待たせしました」ガラッ

島風「もー!雲龍と提督おっそーい!」

雲龍「ごめんなさいね、島風先生。本人が嫌がって」

提督「ちょっ!?」

榛名「あ……」

提督「」

榛名「……榛名は…またお兄様にご迷惑を…」シュン

提督「よ、よーし!提督くん頑張っちゃうぞー(棒)」

榛名「!」パァアアア

提督(う、うぅ…あとに引けなくなった……)ダラダラ

曙「……ふん」プイ

提督(そういや曙さんもいるんだった……あんまり無様なところ見せられないし…あぁ)

提督「…空はあんなに青いのに」トオイメ

雲龍「現実逃避してる暇があるなら準備してもらえるかしら」

提督「…はーい」トボトボ




提督「…んんっ」コホン

提督「え、えと…それじゃ、い…行きます」

提督(…めっちゃ緊張してきた。お、落ち着け…練習通りに……!)


提督「………♪」

島風「……おぅ?」

雲龍「……」クス

提督「♪」


↓2 みんなの反応

提督「……ふぅ」

提督「…以上です」

提督「……あれ?」


グスッ ポロポロ フェェ


提督「……」

提督(…本当に何なのこの反応!?どう対応すればいいの!?)

榛名「ぐすっ…ひく…」ポロポロ

提督「は、榛名まで…えーっと…」チラ

曙「ッ!」プイッ

曙「………………ぐす」ゴシゴシ

提督(…ここまでくると怖い)

雲龍「お疲れ様提督くん。凄かったわよ」

提督「え?あ、えぇ…どうも?」

島風「提督すっごーい!」ダバー

提督「島風先生。せめてその顔どうにかしてください、ハンカチです」スッ

島風「うぐ……うぅ……」ゴシゴシ

雲龍「とんだ女泣かせね」

提督「ちょっと!?語弊のある言い方やめてくださいよ?!」


榛名「…お兄様。素敵な歌をありがとうございました」グスッ

提督「は、榛名…大丈夫か?」

榛名「…はい。榛名は大丈夫です」グス

雲龍「ありがとうね榛名。提督くんにもいい経験になったわ」

榛名「お役に立てたのなら光栄です。お兄様、合唱祭楽しみにしています」ニコ

提督「…うん、ありがとうね榛名」ニコ

曙「…」チラ

提督「?」

曙「……ふんっ」プイ

提督「あ、あはは…」

雲龍「それじゃ戻るわよ提督くん。もうすぐ授業も始まるから」

提督「あ、はい。それじゃ失礼しました~」ガラガラ

パタン


曙(………何であんな顔からあんな声が出るのよあのクソ提督!!アーもー!腹立つ!!)グスッ

曙「……まぁ、綺麗な歌だったけど」ボソ

榛名「…」ニコニコ

曙「」ハッ

曙「……あんなのやっぱりクソ提督よ!!」プイッ

榛名「ふふ♪」ニコニコ


↓2 放課後イベント

提督「ふわぁ……ぁ。疲れた」ノビー

提督「合唱祭までもうすぐか……」

提督(…雲龍先生の案で俺のソロパートは本番直前練習まで披露しないことになりました)

提督「…っていうか、それって全体練習最後の一回だけじゃ…大丈夫かなぁ…」

提督「……さて、と今日は初雪さんのところは休む予定だし…うーん」ムムム


提督「!」ピーン

提督「そうだ、久しぶりにカラオケ行こうかな!」

提督「最近歌う機会も増えて来てなんか歌うの楽しくなってきたし…♪」ウキウキ

提督「…よし!そうと決まれば……!」


選択肢安価
1.一人で行こう!ヒトカラ最高!
2.誰か誘っていくか(艦娘1名指定)
3.何人か誘うか(別途艦娘安価取ります)

↓2

ごめんなさい。眠気が来たので今日はこれで終了します。お疲れ様でした
佐世保提督の努力は北上様の力で覆されました

明日も更新予定です。時間は未定ですが更新前に一度開始時間を通知します
それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた

こんばんは。遅くなって申し訳ありません
本日は20:00くらいに開始したいと思います。少々お待ちください

提督「……」チラ

野分「」ガサガサ


提督(……仲直り…っていうか、誤解を解くチャンス…かな)

提督「…」ソロー

提督「…のーわき」チョンチョン

野分「」ビクッ

野分「し、司令?!」ガタッ

提督「あ、の、野分…あのだな」

野分「……す、すみません。何か?」プイ

提督「…なぁ野分」

野分「はい」

提督「…その、俺の顔見て話してくれないか?」

野分「……申し訳ないですが、いま司令の顔を見て話すことは…む、無理かと…//」

提督「あ、あー……//」ポリポリ

提督「…少し、ゆっくり話したいんだ。だめ?」

野分「…」

提督「…色々事故とか、誤解を解きたいからさ…」

野分「……」

野分「……わ、分かりました」コク

提督(でもこっちは見てくれないのね…とほほ)

【カラオケ 個室】


野分「…カラオケなんて来たの久しぶりです」

提督「そ、そうか」

野分「……」

提督「……」

提督(ち、沈黙が重い!)

提督「えーっと……あの。こ、この前のこと…どのくらい覚えてる?」

野分「………す」

提督「え?」

野分「……全部、です………///」プシュー

提督「……」

野分「……///」カァー

提督「ま、待て野分!無理に思い出さなくていい!!」

提督(また気絶されたら困るし!)

野分「は、はい……//」

提督「えーっとだな……その…なんていうか……えぇっと…」シドロモドロ

提督「…↓2」

提督「の、飲み物でも頼もうか!まずはゆっくりしよう!」

野分「そ、そうですね!」

提督「えぇっと…メニューは…」スッ

野分「あ、えっと…これが…」スッ

提督「あ」

野分「…あ」ソッ

提督・野分「………」

野分「す、すみません!!」バッ

提督「い、いや…別に…」

野分「……///」プイ

提督(余計ややこしいことに……)ズーン

提督「の、野分は何が良い?俺が頼むよ」

野分「で、では…烏龍茶で…//」

提督「了解……」




――――十数分後


シーン

提督「……」

野分「……」

提督(カラオケの個室ってこんなに静かなとこじゃないよね!?)

提督(野分も飲み物届いたけどずっと手つけないでうつむいたままだし…若干顔赤いし)

野分「……//」プシュー

提督(……ここは、↓2でこの場を打開しよう)

提督「……よし!」ガシッ

野分「?」

提督「…俺が今から歌う」

野分「え?」

提督「折角カラオケに来たんだ!歌わないと損だな!」ガタッ

野分「あ、あの…」

提督「そうだな…よし、流行りのこの辺とか…」ピッピッ

提督「よし、おっけ」ピピッ

提督(……あれ?これって確かラブソング……)

提督「……まぁいっか!」


提督「~~♪」

野分「……!」

野分(司令の歌…あのバス以来、凄く上手くなってる)

野分(…とてもきれいな声。それに……)

提督「♪」

野分(…司令、とても楽しそうに歌ってます)ジー



提督「…ふぅ、気持ち良かった!」スッキリ

野分「…」ジー

提督「…?」

提督(…あれ?って言うか野分…俺のこと見れるように戻った?)キョトン

野分「…あの、司令」

提督「な、なに?」

野分「↓2」

野分「……自分の気持ちに気がつきました」

提督「へ?野分の気持ち?」

野分「はい」

提督「…っていうと?」

野分「…司令」ジッ

提督「…な、なに?」

提督(え?な、なになに!?の、野分の気持ちって…ま、まさか…そ、そういう流れ!?//)

提督(ま、待て待て!ま、まだ心の準備が…!//)バクバク


野分「…私は」

野分「…私は、早く司令と元の関係に戻りたかったんです」

提督「…へ?」

野分「…司令は以前、私に遠慮のないように接して欲しいと言ってくれました」

野分「…実は、あの時凄く嬉しかったんです」

野分「だから…じ、事故とはいえ…提督とずっとこんな状態なのは…心苦しくて」

野分「はやく…元に戻りたかったんです」ギュ

提督「……野分」

野分「済みませんでした司令…自分から避けるようなことをしておきながら…司令にこんな気を回してもらって…」ペコリ

提督「いや、元はと言えば俺が原因で…」

野分「いえ、事をややこしくしたのは私で…」

提督「いや俺が…」

野分「いえ私が…」

提督「……」

野分「……」

提督「…分かった、こうしよう」

提督「↓2」

提督「お互い悪かったってことで、な?」ニコ

野分「……はい」ニコ

提督「それじゃあ今度、友達らしくどっか遊びに行こうぜ」

野分「…いいんですか?」

提督「いいも何もないって。もちろん野分が暇ならだけど」

野分「…はい。楽しみにしています、司令」ニコ

提督「それじゃ、時間ももったいないし一緒に歌おう野分!」

野分「はい、でももう少しだけ司令の歌を聴かせてくれませんか?」

提督「え?」

野分「合唱の練習でお預けを食らっている分いいでしょう?」

提督「…まぁ、野分が良いなら」

野分「…ふふ」クス

提督「?」キョトン

野分(…なんだか司令の歌声を独占しているかと思うと…少し皆さんの申し訳ない半面、楽しいですね)ニコニコ

提督(…ようやく笑ってくれるようになったし…まぁいっか)クス



提督「…よし、そろそろ野分の番だな」

野分「…分かりました」スクッ

提督(そういえば修学旅行の時、野分の歌って聞かなかったけど…どうなんだろうか?)

野分「……すー」


直下コンマ判定
野分の歌唱力 コンマ数値が高いほど上手い 00は100扱い

野分「~♪」

提督「………お」

野分「♪」

提督「おぉ、上手い……」

提督(女性特有の高い声に透き通る感じ……いいなぁ)シミジミ


野分「……ふぅ」

提督「凄いな野分、上手かったよ」パチパチ

野分「…司令よりは下手ですけどね」

提督「いやいや…歌なんて好みは人それぞれ何だからいいじゃん」

提督「それに歌ってる方は楽しければそれでいいんだから。別にそれで食ってるわけじゃないんだし」

野分「…それもそうですね」クス

野分「でも私は司令の歌声を聴いたときの方がびっくりしましたけどね」

提督「みんな言うよな…俺のイメージって何なんだ…」

野分「プロ顔負けですよ」

提督「そこまで!?」

野分「ふふ…♪」クス

提督「あはは…」ニコ






提督「いや~…楽しかったな」ノビー

野分「はい、楽しい時間でしたね」テクテク

提督「雲龍さんに怒られる前に帰らないとなぁ…あ。そうだ野分」

野分「はい?」

提督「さっき言ってた遊びに行く話だけど…何処か行きたい場所とかあるか?」

野分「え?そう、ですね……」ウーン

野分「…↓2」

提督「へ?野球ドーム」

野分「はい。実は親友からチケットを貰いまして…使い道に困っていたんですが」

提督「…」

野分「…あの、もしかして司令は野球とかお嫌いでしたか…?」

提督「え?あ、いやそうじゃなくて…」

提督「…野分が野球観戦に興味があったことがちょっと意外で」アハハ

野分「人並みには見ますよ。ですがそれほど熱中しているわけでもありませんから」クス

提督「そっか。ちなみにいつ?」

野分「確か来月だったかと」

提督「分かった。それじゃそれに行こうか、俺も生で観戦するのは初めてだし」

野分「では決まりですね。楽しみにしていますよ」

提督「うん」ニコ

野分「では帰りましょう司令。もうくらくなってきますから」

提督「うん、そうだな」


↓2 帰宅中イベント

提督「~♪」フンフフーン

野分「……」チラ

野分「…」ジー

提督「? どうした野分?」

野分「え?あ、いえ…何でもありません」

提督「?」キョトン

野分「……その、司令―――」


男「あの」

提督「うわっ!?」ビクッ

野分「!?」ビクッ

男「…驚かせてすみません」

提督「い、いえ……あの。なんでしょうか?」

男「…」ジー

提督「…」

提督(す、すごい威圧感だ……背の大きさと…目つき?)

野分「……」ミガマエ

男「…あの、そこの学園で歌声が凄いと有名なのは…あなたでしょうか?」

提督「え?う、歌?」

男「はい」

提督「……さ、さぁ?」チラ

野分「…この前一年生の前で披露したから広まったのでは?」

提督「……あぁ」ズーン

提督「え、えっと…俺のことか分かりませんけど…何かあったんですか?」

男「…いえ、もし貴方がそうなら…」

男「アイドルに、興味ありませんか?」

提督・野分「は?」

男「あの、名刺だけでも」スッ


提督(……なに、この状況?)ボソボソ

野分(……怪しすぎますよ司令)ボソボソ

提督(だ、だよなぁ…)

男「……」ジー


選択肢安価
1.ここで話を聴くだけなら…
2.ダッシュで逃げる
3.ごまかして逃げる

↓2

提督「…い、一応話聞くだけなら」

野分「な…し、司令!正気ですか!?」

男「…いいんですか?」

提督「はい、ただ出来るだけ簡潔に話してもらえると…」

男「分かりました。その前に名刺を」スッ

提督「あ、ありがとうございます」スッ

野分「……はぁ」

男「…あの、そちらの方も、興味は…」

野分「ありません」キッパリ

男「…そうですか」

野分「まったくもう…司令は」ブツブツ






男「では、ありがとうございました。良いお返事を期待しています」ペコリ

提督「あ、あはは…」

野分「…それで?」

提督「え?」

野分「アイドルなんて怪しいものにでもなるつもりですか?」ムス-

提督「い、いやいや。本業の人っぽいし話聞いてみただけだから!」

野分「…怪しいですから。後からどうなっても知りませんよ?」

提督「…こっちの連絡先は教えてないから大丈夫。一応雲龍さんにも相談しておくよ」

野分「なら良いんですが…雲龍さんや朝潮さんにも迷惑がかからないように気をつけてくださいね」

提督「…うん。ありがとう野分」

野分「本当に暗くなってきましたから帰りましょう。もう冷え込んでも来ましたし」トコトコ

提督「ん。そうだね」トコトコ

野分(はぁ…もう。司令はお人好しなんですから…)


↓3 帰宅後イベント

【雲龍邸】

提督「ただいま~」ガチャ

雲龍「あら、おかりなさい。遅かったわね」

提督「ちょっと遊んでて…」

雲龍「門限以内には帰ってきたし連絡もあったから大丈夫よ。それよりご飯にしましょう」

提督「うん」

雲龍「……ふふふ」ニヤリ

提督「?」

提督(……な、なんだろう。凄く嫌な予感がする)



榛名「あ…お兄様。おかえりなさい」

朝潮「司令。おかえりなさい」

提督「二人ともただいま……って、何だか浮かない顔だな…?」

榛名「え、えぇ…まぁ」

初雪「やっほ~、お邪魔してる…」

提督「あ、初雪さん。こんばんは」

初雪「ん…それより提督も早く」クイクイ

提督「はいはい…それで、今晩のご飯は?」

初雪「闇鍋」

提督「……いま、俺の耳がおかしかったのか不穏な言葉が聞こえましたが?」

榛名「…し、師範のご要望で…」

朝潮「雲龍さんも乗り気になってしまって…」

提督「」

雲龍「ふふ…良いじゃない。たまにはこういったことをするのも」

提督(食べ物を粗末にしたらダメだからね!!)

初雪「ふふふ……闇のパーティの開始だよ……」

榛名「…は、榛名…頑張り…ます」

朝潮「…の、望むところ…です…」

提督「ふ、二人ともあんまり無茶だけはするなよ…?」


↓3 ご飯中イベント

提督「……ま、まぁ。とにかく頂きま―――――」

朝潮「……うっ!?」

榛名「ふみゅっ!?」

雲龍「……凄くきついにおいが…」

初雪「……くさい」

提督「な、何だこの匂い!?」

朝潮「……こ、これ!?」

榛名「それは…しゅ、シュールストレミング?」

雲龍「…誰かしら。そんな危険物持ちこんできたのは」

提督「しゅ、シュールストレミングって?」

雲龍「世界一くさいと言われている食べ物よ」

朝潮「せ、世界一…」

榛名「く、くしゃい……」

提督「と、とにかく窓開けますよ窓!」ガラッ

榛名「て、手伝います!!」

朝潮「わ、私も…!」

初雪「……寒い」ブルブル

雲龍「文句言わないでください。これは明らかに危険物です」

初雪「……くしゃい」


榛名「うっ…」

朝潮「うぷっ……」

提督「ふ、二人とも気分悪いなら外行っていいからな?」

榛名「……は、榛名…ちょっとお外の空気を吸ってきます……」トボトボ

朝潮「……お、お手洗いに…!」パタパタ

提督「……誰だよもう…大惨事だ」ジトー

初雪「…なに?」

提督「…いえ、別に」プイ

初雪「…失礼」ムスー



↓2 夕食(闇鍋)後イベント

ピンポーン


雲龍「あら?」

提督「お客さんですか?珍しいですね?」

雲龍「提督くん。悪いけれど行って来てもらえるかしら。片づけは私がするから」

提督「はい。分かりました」トコトコ





提督「はい、どちら様で…」

青葉「あ!提督くん!こんばんは!」

提督「…青葉?」

青葉「はい!」

提督「青葉が雲龍先生のところに来るなんて…お、お前まさかとうとう…!」

青葉「ちょっと!失礼なこと言わないでください!!」プンスカ

提督「悪い悪い…それでどうした?雲龍先生呼んでくるか?」

青葉「あぁ、いえ。提督くんに用があったんです」

提督「俺?」

青葉「はい!美声男子特集です!」

提督「じゃあな」パタン

青葉「ちょ、ちょっと待ってください!」ガッ

提督「お、おいこら!扉の間に足挟むな!怪我したらどうするつもりだ!」ガチャ

青葉「だ、だったら閉めないでください!」

提督「えぇ…何だその横暴具合…」

青葉「ちょーっと質問に応えてくれればいいだけですから!お願いしますよ!」

提督「……はぁ、分かったよ。本当にちょっとだけだな?」

青葉「もちろんです!」

提督「…それで?取材って何を?」

青葉「↓2」

青葉「まずは脱いでください!」

提督「じゃあな」パタン

青葉「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!!」ドンドン

提督「あ、勧誘はお断りなんで変態さん」

青葉「あ、青葉を変態扱いしないでください!!そんなんじゃありませんから!」

提督「じゃあなんだと…」

青葉「何も全裸になれなんて言ってませんから!」

青葉「腹筋!鍛えてますよね!?」

提督「は?腹筋?」

青葉「そうです!どのくらいのものか見せて欲しかっただけなんですってばー!」

提督「……それならそうと言いなさい」ガチャ

青葉「うぅ…ちょっとしたお茶目なジョークなのに…」シクシク

提督「今すぐつまみだすぞ」

青葉「ごめんなさい」

提督「はぁ…まぁ青葉が見たいっていうなら腹筋くらい良いけど…ほら」ペラッ

青葉「……お、おぉ」

提督「…別に割れてるわけでもないぞ?」

青葉「いえ…なんといいますか」ペタペタ

提督「こ、こら!くすぐった……//」

青葉「…はぁ~…男の子の腹筋って凄いですね…かたいですし」サワサワ

提督「やめんかこら!!//」

??「……」ジー


↓2 誰が見ていた

野分「……」ヒョコ

野分「…司令にお礼とお詫びのお菓子を渡しに来たはずなのですが…」

野分(……何でしょうか、この光景は…)

野分「…」チクチク ムカムカ

野分「…?」

野分(…何でしょうか…この、変な感覚は…?)

野分(胸の中がモヤモヤするような…むかむかするような…この感じは…)

野分「……」


提督「こら!やめろっての青葉!!」

青葉「えー…もうちょっとだけですって」

提督「寒いんだよ!!」

青葉「けちけちしないでください!男の子でしょう!?」

提督「それ関係ないだろ!!」


野分「……」

野分「…司令」

野分(…青葉さんとの方が遠慮がないような仲にみえる)

野分(…私は)


↓2 どうするのわっち

提督「まったく…もういいだろ」ファサ

青葉「あぁ…肉体美…」

提督「お前本当に何しに来たんだよ…」ハァ

青葉「おっと、確かに脱線してしまいましたね」アハハ

青葉「ちょっと待ってください…確か鞄の中に取材用のメモを…」ゴソゴソ

提督「やれやれ………ん?」


野分「…」ヒョコ

提督(…? 野分?あんなところで何してるんだ?)

野分「…」ジー

提督「…」

野分「…」ジー

提督「…」ダラダラ

提督(な、なに?俺なんかしたっけ!?)

青葉「あぁ、ありましたありました…って提督くん?どうかしました?」キョトン

提督「え?い、いや何でも…」

青葉「そうですか?じゃあ早速なんですけどいくつか質問を…」

提督「あ、あぁ…」チラ

野分「………」ジィー

提督(こ、こっち見てる……な、なんだろう)


野分「…」ジー

野分(…司令、気付いてますね…でも何もいいません…)ジー

野分(……)ムス



青葉「どうしました提督くん?さっきからなんだか落ち着かないようですけど?」

提督「い、いや?別に!?」

青葉「……ははーん?」ニヤ

提督「な、何だよ…」

青葉「さては…↓2ですね!」

青葉「嫉妬ですね!」

提督「……は?」

青葉「あれ?違いました?」

提督「いや、嫉妬って…なにに?」

青葉「あー…いえ、ちょっと誤解がありましたね」

青葉「正確には嫉妬の視線、ですね」

提督「嫉妬の視線…?」

青葉「後ろにいらっしゃるじゃないですか」チラ

提督「…お前気付いてたの?」

青葉「青葉を誰だと思ってるんですか!潜入任務が多いんですから気配や視線には敏感ですよ!」フンス

提督「潜入任務ってお前…」

青葉「まー、それはおいといて…」

提督「いや、そもそも嫉妬の視線って…野分が誰に?」

青葉「そりゃ青葉にじゃないですか?」

提督「え?」

青葉「……まさか本気で言ってるんですか?」

提督「え?はい?」キョトン

青葉「……はぁ~」ドヨーン

提督「な、なんだよ?その目は…」

青葉「あー…こりゃ苦労する性格ですねぇ提督くん」

提督「?」

青葉「青葉は今日はこの辺でお暇しますね。また来ます。お邪魔しました」ペコリ

提督「え?あ、あぁ…」

提督「……何だったんだ?」



青葉「こんばんは、野分さん」

野分「ッ!? あ、青葉さん!」

青葉「どうしたんですかぁ~?そんなところで覗きなんてしちゃって~♪」ニヤニヤ

野分「な、何でもありません…ただ、こちらに用があっただけです」プイ

青葉「……ね、野分さん」

野分「…な、なんですか?」

青葉「↓2」

青葉「青葉は提督くんのこと狙ってませんよ?」

野分「……は?」

青葉「え?」

野分「あの…何の話ですか?」

青葉「……え?」

青葉「……えぇっと…あのですね」

青葉「…本気で言ってます?」

野分「? はい」キョトン

青葉「………はぁ~~~~」

野分「な、なんですか…その溜め息は…」

青葉「いいえ…何だか似た者同士というか…お似合いと言いますか…」

野分「??」キョトン

青葉「まぁ頑張ってください…では、青葉はこれで」トコトコ

野分「は、はぁ…」

野分「…なんだったんでしょうか?」

青葉(まさかにぶちんがここにも……青葉がおかしいんでしょうか)ハァ



提督「おーい、野分」トコトコ

野分「し、司令」

提督「どうしたんだこんな時間に?しかも門の前で待ってたりして」クス

野分「い、いえ。青葉さんとお話だったようなのでちょっと待っていたんです」

提督「そんな遠慮することないのに…それで、誰かに用事か?」

野分「え、えぇっと…」

野分「あの…今回の件で司令にご迷惑をかけたお詫びに…これを」スッ

提督「…お菓子?」

野分「はい」

提督「お互い悪いってことで終わったのに…野分は律儀だな」クス

野分「いえ。これくらいは…」

提督「…ところで野分」

野分「はい?」

提督「↓2」

提督「野分、ちょっと服に汚れついてるぞ?」

野分「え?あ……」

野分「す、すみません!みっともないところを…」アセアセ

提督「あ、動かないで。ちょうどハンカチあるから…」ゴソゴソ

野分「で、ですがそれでは司令のが…」

提督「ハンカチってそういう風に使うものだからいいじゃん。ほら」スッ

野分「…ッ」ドキ

提督「肩…は、まぁちょっとした汚れか」サッサッ

提督「えーっと後は…」キョロキョロ

提督「…ん。ここもか」フニュ

野分「…え?」

提督「……ふにゅ?」

野分「………き」

野分「きゃぁあああああああああ!!!///」バシッ

提督「ぶはっ!」ベチャ

野分「あっ……//」

野分「す、すみません司令!だ、大丈夫ですか!?」

提督「…いや、い、今の完全に俺が悪い……」ピクピク

野分「い、いえ…私の方こそつい手が…」

提督「む、むしろ今のは手が出るのが普通だから…いいん、だ」ガクッ

野分「し、司令!起きてください!司令ー!」ユサユサ


【11月3days 終了】

選択際安価
1.妖精さんの好感度表
2.アナザー視点 雲龍
3.アナザー視点 野分
4.次の日へ

直下

妖精「やっほ~い」スイー

妖精「提督くんこりないねぇ本当。羨ましいけど」

妖精「さてさて好感度表だね~…よいしょっと」


雲龍:ドキドキ 姉(的存在)/教師(担任)/同居人
野分:ドキドキ お隣さん/クラスメイト
榛名:攻略済  同居人/妹(的存在)
朝潮:攻略済  同居人/クラスメイト


妖精「のわっちもかなり上がってるよ。雲龍先生と同じくらいあとひと押しかな?」

妖精「普段きりっとしてる子が慣れないことされて慌てふためく姿って萌えるよね。ふふふ」フヨフヨ

妖精「さて、次は合唱祭だよ。てーとく頑張れがんばれ~♪」スイー

キリも良いので今日はこれで終了します。お疲れ様でした
明日も更新します。更新前に開始時間の通知必要かな…?もしかしたらいきなり開始するかも

それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた明日

おはようございます。13:00~13:30くらいに再開します
少々お待ちください

【11月4days】

【教室】


提督「……」ドキドキ

鈴谷「提督ぅ~…緊張しすぎだっての」

提督「い、いやぁ…ほら、本番ってなると雰囲気がな…」

春雨「司令官!」

提督「春雨」

春雨「すっっごく楽しみにしてますから!」ニコッ

提督「」

大鳳(いま…春雨さんが止めを刺しましたね)

鈴谷(大丈夫かなぁ…?)


雲龍「みんな、大丈夫かしら?」ガラッ

提督「あ…先生」

雲龍「どうしたの提督くん?」

野分「少し緊張しているみたいでして…」

鈴谷「いやぁ…少しなら良いんだけど…って言うか今から緊張って」

雲龍「提督くん、大丈夫?」

提督「た、たぶん……」

朝潮「司令!今まで練習してきたんですから大丈夫です!」

提督「あ、朝潮…」ナデナデ

朝潮「あっ!こ、こら…な、撫でないでください!//」

提督「落ち着く…」ナデナデ

朝潮「も、もー!!」ジタバタ

春雨「……」ジー

鈴谷「…まぁ。アレで落ち着くならいいんじゃない?」


雲龍「それじゃあ、本番前の練習に行きましょう。皆体育館に移動するわよ」


\ハーイ/


↓2 練習中イベント

提督「……ふぅ」

野分「お疲れ様です、司令」

提督「野分。お疲れ」

野分「みんなビックリしていましたね」

提督「驚きすぎだって。また泣いてる人までいたし…」

野分「それだけ、司令の歌声には魅力があるんです」

提督「…そうなのか?」

野分「はい」

提督(……まぁ、半分は北上様の所為な気もするけど)

野分「どうぞ司令」スッ

提督「これは?」

野分「自家製の喉に良い飲み物です。よければ」

提督「野分特製?」

野分「ま、まぁ…そうですね」

提督「おぉ、ありがとう!じゃあ早速…」ゴクゴク

野分「……」ドキドキ

提督「……ぷは。うん、美味しい!」

野分「そうですか…よかった」ホッ

提督「ありがとうな野分」ニコ

野分「いえ」ニコ


↓2 野分との会話内容

提督「……」ジー

野分「…?あの、どうしました司令?」

提督「あ、いや…」

提督「…えーっと、気を悪くしたら悪いんだけど…」

野分「そんなに失礼なことを言うつもりなんですか…」ジトー

提督「あ、いや…」

野分「冗談ですよ。それでどうかしましたか?」

提督「…その」

提督「野分、最近表情が柔らかくなったね」

野分「え?」

提督「悪い意味じゃないけど…初めて会ったときは固かったというか…キリっとしていたというか」

提督「でも、最近はよく笑うようになったというか」

野分「…そうですか?」

提督「自分じゃ気付かなかった?」

野分「…はい」

野分「まぁ…確かに、昔から少し表情が硬いとは言われていたので…それは気にしてないのですが」

野分(私の表情が柔らかくなった…?)

野分「…」ジー

提督「?」

野分「…もしそうなら、司令にとってはいいことですか?」

提督「え?そりゃまぁ…」キョトン

提督「やっぱり女の子は笑ってる顔の方が俺は好きだし」ニコ

野分「…そう、ですか」ニコ

提督「ほら、柔らかい顔」クス

野分「え?」ペタペタ

提督「いや…触っても柔らかいかどうかは分からないって…」

野分「あ……」パッ

提督「…ふふ」クス

野分「…」プイ

提督「なぁ野分」

野分「はい?」

提督「↓2」

提督「写真撮らないか?」

野分「写真ですか?」

提督「うん。実は新しいカメラ買ってきて持ってきたんだ♪」ウキウキ

野分「…雲龍先生に見つかって没収されても知りませんよ?」

提督「大丈夫だ。朝のうちに家で合唱祭用ってことで許可は取ってる」キラーン

野分「抜け目ないですね…そういうところだけは」

提督「うぐ…」

提督「ま、まぁまぁほら!良いから撮ろう!」

野分「はい、構いませんよ」

提督「…かといって私的に使ってるの見つかるといけないし…仕方ないか」スッ

野分「ちゃんと撮れるんですか?」

提督「大丈夫大丈夫…」

提督「よし、じゃあ野分。もうちょっと寄ってくれるか?」

野分「え?」

提督「さすがにこの距離だと近づかないと収まらないから」

野分「わ、わかりました…では」

野分「……」ススッ

提督「んー…もうちょいかな」ススッ

野分「っ!」ピクッ

提督「よし、こんなもんかな」

野分「……」ドキドキ

提督「? どうした野分?」

野分「い、いえ…」

提督「それじゃ自然に笑って…はい、チーズ」カシャ

野分「……」

提督「…よし、どれどれ……」

提督「…野分さん?」

野分「は、はい」

提督「…また固い顔していらっしゃいますが…」

野分「す、すみません…あんまり撮影とかに慣れてないので…」

鈴谷「おーい二人とも~そろそろ戻るよ~」フリフリ

提督「ん、いまいく~」フリフリ

提督「…じゃ、また今度取り直そうか。これはこれでいいしな」ニコ

野分「…消してくれたりは」

提督「だめ」

野分「…分かりましたよ」ハァ

野分(……)ドキドキ

野分(……また、心臓がうるさい。どうして…?)ドキドキ


↓2 本番直前イベント

鈴谷「い、いやー…確かに緊張してきたね」ドキドキ

大鳳「は、はい…」

雲龍「しっかりしなさい。みんな練習したでしょう」

朝潮「雲龍先生…」

雲龍「それに、ある程度はこの子がカバーしてくるわ」ポン

提督「え」

春雨「司令官!期待しています!」ニパー

提督「」

野分「ふふ、頑張ってください司令」

提督「ひどい……」シクシク



野分「…あ」

野分(そうだ…本番前に司令にさっきの飲み物をもう一度渡しておきましょう…)トテテテ

野分「えぇっと…確かこの辺に」キョロキョロ

野分「あった。よし…」ゴンッ

野分「…?」


カーン


全員「!?」

鈴谷「な、なに?いま凄い音が…」

提督「どうしたんだろ…?」ヒョコ

野分「―――ッ!―――!!!」プルプル

提督「の、野分!?どうした!?」

野分「き、機材を……倒して…しまって……それが……」プルプル

提督「…もしかして、頭に直撃?」

野分「」コクコク

提督(大きい機材じゃなかったから良かったけど……これは痛そう)


選択肢安価
1.痛いの痛いの飛んでけー(ナデナデ
2.冷やすもの持ってくる
3.保健委員呼ぶ?

↓2

提督「保健委員呼んでくるよ」

野分「い、いえ……もうすぐ本番…」

雲龍「ダメよ」スッ

野分「う、雲龍先生…」

雲龍「大きな怪我ではないにしてもきちんと手当てしないと後からどうなるかわからないわ」

野分「でも…」

雲龍「……少しだけ待ってもらうわ。折角練習したのに出れないなんて哀しいわ」

野分「…はい。すみません」

鈴谷「大丈夫だって!それより早く手当てして戻って来てよのわっち~!」

春雨「はい!野分さんもとっても歌上手なんですから!」

雲龍「もし騒いだ人がいたら私がどうにかするから安心しなさい」

全員(怖い)

朝潮「それでは野分さん。行きましょう、保健室まで付き添います」トコトコ

野分「ありがとうございます…」

提督「野分」

野分「…司令」

提督「待ってるから大丈夫だよ。でも無理だけは絶対にしないでくれ」ニコ

野分「…はい!」

提督「…」ソワソワ

春雨「あ、戻ってきました!」

提督「…」ホッ


野分「本当にすみませんでした。お待たせしてしまって」パタパタ

提督「本当に大丈夫だったのか?」

朝潮「はい。ちょっとたんこぶ出来ていたくらいですから」

鈴谷「いやーよかったぁ…おお怪我とかにならなくて」

雲龍「皆も周りの機材を倒したりしないように気をつけなさい」

雲龍「特に大鳳さんは」

大鳳「は、はぃ……」

春雨「あ、あはは…」

雲龍「それじゃ、皆準備は良いかしら」

雲龍「…練習の成果を思う存分発揮してきなさい。皆頑張ってきてね」ニコ


\はーい!/


↓2 合唱祭本番イベント

北上「……」フヨフヨ

妖精「あ、北上さま~」スイー

北上「んお?おぉ、てーとくのところの妖精じゃん」ツンツン

妖精「おふ……北上様も見に来たの?」

北上「ん、まぁねー」

妖精「あ、入ってきた」

北上「んふふ~…楽しみだねぇ」ニヤニヤ




全員「~♪」

鈴谷(よーし…そろそろ提督の出番だぞ…)

大鳳(提督さん…頑張ってください)

春雨(司令官……!)

朝潮(頑張ってください!司令!)

野分(……司令)チラ


提督(……よし、ここで…ソロに切り替え!)

提督「……♪」

提督「~~♪」


鈴谷(わぁ……)

大鳳(先ほども聞きましたが……さらに綺麗に…)

春雨(…はわ)ポー

朝潮(すごい……)

野分(さすがです…司令)


提督「♪」

提督(…ん?)



榛名「ぐすっ…うぅ…」ポロポロ

曙「ッ……!!」グス


蒼龍「」ポロポロ

秋月「」シクシク


提督(………この状況、いいのかな…本当に)


北上「いやー、大成功だね。ねぇ妖精」

妖精「綺麗な声~」ポー

北上「やれやれ」ポンポン


↓2 本番終了後イベント

【教室】


雲龍「皆さん、お疲れ様でした」

雲龍「ささやかだけれどジュースとお菓子を用意しておいて正解だったわね」

雲龍「それじゃ、乾杯のあいさつは今日のMVPの提督くんにお願いしようかしら」

提督「え」

鈴谷「良いと思いまーす!」

春雨「はい!司令で問題ないと思います!」

提督「う、うぐ…」

提督「わ、わかったよぅ…やればいいんでしょやれば…」トコトコ


提督「え、えーっと…」

雲龍「声が小さいわね、もっと堂々としなさい」

提督「は、はい…」

提督「み、皆お疲れ様!色々あったけど何だかんだで優勝?できてよかった!」

鈴谷「まーほとんど提督の独り舞台だったけど…」

大鳳「そうですよね…アンコールまできましたし」

提督「と、というわけで…あぁもういいや!かんぱーい!!」

全員「かんぱーい!」


提督「はぁ……こういうの本当苦手…」トコトコ

朝潮「お疲れ様でした司令。どうぞ」スッ

提督「おぉ…ありがとうな朝潮」ナデナデ

朝潮「だ、だから…!」ジタバタ

野分「司令、本当にお疲れ様でした」

提督「ありがとう、野分も怪我は大丈夫か?」

野分「はい。大した怪我でもありませんでしたから」

提督「よかったぁ…」ホッ


↓2 誰かと会話(艦娘名指定)

野分「……ふぅ」

提督「のわきー」トコトコ

野分「あ、司令」

提督「どうだった?合唱祭?」

野分「司令の独り舞台でしたね」

提督「そ、そうじゃなくて…」

野分「冗談ですよ。私も歌っていて楽しかったです」

提督「そっか」ニコ

野分「でも、さすがに観客全員が泣いていたのは不気味でしたけど…」

提督「…それは一番俺が思ってるよ」

野分「あはは…」

野分「何はともあれ…本当にお疲れ様でした、司令」カチン

提督「うん、おつかれ野分」カチン

野分「……ふぅ。たまにはオレンジジュースもいいですね」

提督「オレンジって言うかみかんって喉に良いからかな?」

野分「そうなんですか?」

提督「確か…そうだったともうけど」

野分「へぇ…」

野分「……」チラ

提督「」ゴクゴク

野分「あの、司令」

提督「ぷは……うん?どうした?」

野分「…↓2」

野分「……デート、してくれませんか」

提督「」

野分「…司令?」

提督「ご、ごめん。今よく聞こえなかったんだけど…もう一回良いかな?」

野分「あ、あまり何度も言うのは少し恥ずかしいんですが…」

野分「え、えと…その」モジ

野分「で、デート…してくれませんか?」チラ

提督「」

野分「あ、あの…司令?」

提督「……何だ夢か」フゥ

野分「………あんまりそういうことを言うと怒りますよ」ツネリ

提督「いたたたた!!」

野分「わ、私だって少しは恥ずかしいんですから…」

提督「す、すまん……」

野分「…それで」ジー

提督「え?」

野分「…どうなんですか、司令」ジー

提督「……あー」ポリポリ


選択肢安価
1.喜んで
2.ちょ、ちょっと忙しくなる予定だから…

↓2

提督「…もちろん。喜んで」

野分「…!」

提督「えっと…今度の休日でいいかな?」

野分「は、はい!」

提督「えぇっと…じゃあ待ち合わせは…」

提督「あ」

野分「?」

提督「野分さえよければ野分の家に迎えに行くよ?どうせ隣だし」

提督「それならいられる時間も増えるしな」アハハ

野分「え…」ドキ

提督「野分?」

野分「あ、いえ…。ではお願いします、司令」

提督「それじゃあ行くところは……」


鈴谷「おーい提督ぅ!そんな隅っこにいないでこっち来手よ主役ー!」

春雨「しれいかーん!」フリフリ

提督「あ、あぁ!いまいくー!」

提督「…後で決めよっか」ニコ

野分「はい…」ニコ

朝潮「しれいー!」

提督「はいはい、今行くって!」ダッ


野分「…」ドキドキ

野分「…でーと…デー……ト」

野分「……」

野分「」プシュー

大鳳「わわっ!?の、野分さん大丈夫ですか?!」ワタワタ

野分「わ、私ってば…なにを…///」カァー


【11月4days 終了】

選択肢安価
1.妖精さんの好感度表
2.アナザー視点 雲龍
3.アナザー視点 野分
4.次の日へ

直下

ズレマス


【野分家】

野分「……と、いうことなの」

舞風『へぇ~…それで、そのクラスのことデートすることになったんだ?』

野分「だ、だから!デートじゃ…」

舞風『いやー、ようやく野分にもそういう人出来たみたいで良かったよ!』

野分「だ、だからそんなんじゃ……」

舞風『大丈夫だって野分。そんなに不安がることないって』

野分「…も、もし失礼なことしちゃったら…」

舞風(慣れてないことになると途端に不安がるんだから。まったくも~)ヤレヤレ

野分「その…どういう格好したらいいのかな。あと…こういうときどういう場所がいいのか…」

舞風(…まぁ、みてる分って言うか聞く分には面白いけど)ニヤニヤ

野分「ま、舞風!聞いてる?」

舞風『あ、ごめんごめん。ちゃんと聞いてるよ』

野分「あ…もしかして忙しかった?」

舞風『全然?いまロサンゼルスいるからホテルで休憩中だよ?』

野分「え…じゃ、じゃあ朝早いんじゃ…」ワタワタ

舞風『大丈夫、早朝から起きておかないと眼醒めないからさ』アハハ

野分「…ごめん」

舞風『だから気にしてないって、それより野分!』

野分「なに?舞風」

舞風『いい考えがあるからさ!教えてあげるよ!』

野分「え?い、いい考え?」

舞風『そうそう!あと、その人とデート行くときの服装はねー…』

野分「だ、だからデートじゃない!」

舞風『はいはい。えーっとね――――』



【another view end】

【11月休日2】


提督「よいしょっと」イソイソ

朝潮「あれ?司令?」トテテ

提督「ん、朝潮。おはよう」

朝潮「おはようございます司令。何処かにお出かけですか?」

提督「うん。ちょっと野分と出かけてくる約束があったんだ」

朝潮「へぇ…」

提督「どうした?」

朝潮「あ、いえ。ちょっと失礼ですけど野分さんあんまりクラスの人と出かけてるところ見たことなかったので…」

提督「…そう言われると確かに」

朝潮「きっと他の方とのお付き合いがあるんだと思います」

提督(そういえば京都行ったときに親友がどうとか…その人とかな?)

朝潮「司令、気をつけて行って来てくださいね」

提督「うん、ありがとう。行ってくるよ」ニコ







【野分家】

ピンポーン

提督「……」

提督「あれ?」

提督「おかしいな…野分のことだから寝坊…とかはないと思うけど」

バタン! バタバタ

提督「…な、何か聞こえる」

ガチャ

野分「す、すみません…お待たせしました」

提督「……の、野分?」

野分「は、はい…?」

提督「…↓2」

提督「…何故にゴスロリ?」

野分「え?あ、あの…どこか変でしたか…?」オロオロ

提督「い、いや…そういうわけじゃないけど…」

野分(…昨日舞風に相談したらこれが似合うって言うから…とは言えません)

野分(…やっぱりどこか変なのでしょうか)

野分「あ、あの…司令」

提督「へ?」

野分「…やはり、似合ってない…でしょうか」

提督「え?」

野分「…」シュン

提督「そ、そうじゃなくてだな…あの」

野分「…着替えてきます」トボトボ

提督「ちょ、ちょっと待てって野分!」ガシッ

野分「ひゃっ?!」

提督「あ、ご、ごめん…ただ、聞いてくれ」

提督「…に、似合ってる。凄く」

提督「ただ…野分が着なさそうな服だったからちょっとびっくりしたんだ」

野分「…そんなにですか?」

提督(だって男装の方が似合いそうだし…とかいったら殴られるだろうな)

野分「…でも、似合ってるんですね」

提督「え?あぁ。少なくとも俺はそう思う」

野分「…そうですか」ニコ

提督「…」ドキ

野分「司令?」

提督「な、なんでもないよ」プイ

提督(…凄い今の笑顔が自然だった…やっぱり美人だよな…野分…//)

野分「それでですね…司令。行きたい場所があるんですが」

提督「ん?もちろんいいよ?どこ?」

野分「その…↓2です」

提督「スイーツ食べ歩きか…」テクテク

野分「はい」

提督(…なんだか野分のイメージが…いや、俺の勝手な想像だからなぁ)

提督「野分は甘いもの好きなのか?」

野分「ふつ……いえ、好きですね」

提督(…やっぱり俺が野分のこと全然知らないだけだよな…反省)

野分「…」テクテク

野分(女の子らしく甘いものを押して行く…舞風からそう言われましたが…)

野分「…って、だからそういうんじゃ…!」ブンブン

提督「ど、どうした野分?」

野分「あっ…」

野分「……い、いえ。何でもありません」キリッ

提督(…何だか様子が変なような気もするけど…)

野分「えぇと…後は確か…」ブツブツ

野分(…舞風になんて言われたんだっけ…)

野分(えと……そう!散策中は↓2をすればいいって…!)

野分「あの、司令」

提督「なに?」

野分「腕を貸して頂けますか?」

提督「腕?」

野分「はい」

提督「…いいけど?はい」スッ

野分「…」ギュ

提督「……え?」

野分「え?」

提督「の、野分?!な、なにしてるの?!」

野分「あの…?なにって…」

野分「…」ギュ

提督「……//」ドキドキ

野分「……?!?!!?///」

野分(わ、私は何して…!ま、舞風の言われた通りに……え、えぇ?!//)

野分(ま、舞風に騙された?!)

提督「え、と…//」

野分(で、ですが…自分でやっておいて飛びの居たら司令に失礼ですし……あ、あう…//)

野分「……な、なにか?」

野分「で、でで…デー……トなんですから…」

提督「あ、あぁ……そ、そうだな…//」テレテレ

野分(う、うぅ…恥ずかしい……//)カァ

提督「と、ところでスイーツは最初は何が食べたいんだ?」

野分「え?あ、えと……じゃ、じゃあ…」キョロキョロ

野分「あ!あの↓2にしましょう!」

野分「あ、あれにしましょう!」ビシッ

野分(あ…て、適当に選んでしまいましたが…司令の嫌いなものじゃなければ…)

提督「……」

野分「司令…?」

野分「あ、あの…もしかして嫌いなものが…」

提督「……ねだ…いや。なんでもない」

野分「え?」


特上パフェ【¥14500】


野分「………あ」

提督「……」

野分「し、しれ……その…!」

提督「あ、安心しろ野分!」

野分「え?」

提督「俺だって男だ!財布なんて気にすることはないさ!」ドーン

野分「えっ!?い、いや…そういうわけじゃ…!」アタフタ

野分(ま、まさかパフェがあんな値段だなんて…!ど、どうすれば…!)

提督「そ、それじゃ…早速買ってくる」パタパタ

野分「あっ…」




提督「…え、と」

提督「すまん野分…一個買うのが限界だった…」ズーン

野分「い、いえ…私こそ変なものを…」

野分(…最初からいきなりとんだ失敗を…)シュン

提督「ま、まぁ。ほら、ちょっと大きめだし二人で食べればちょうどいいから。な?」

野分「…はい」パク

野分「……?!」

提督「ど、どうした?」

野分「これ……凄く美味しいです……!」キラキラ

提督「え?本当に?」

野分「はい!こんなの…食べたことないほどです…!」

提督(…財布は痛かったけど)チラ

野分「~♪」モグ

提督(…野分のこんな顔が見れたなら安いもんか)クス


↓2 どうなるどうする

野分「~♪」

提督「…」ニコニコ

野分「……あっ!?」

提督「ど、どうした?」

野分「す、すみません私ばかり食べてしまって…!」

野分「あの、司令!どうぞ!」ススッ

提督「いや、大丈夫だよ。最後にちょっと食べさせてもらえば良いから」

野分「で、でも…」


「あの~すみません」

提督「はい?なんでしょうか?」

「私こういうもので…」スッ

提督(ってまた名刺か…最近こういうの多いなぁ…)

提督「えぇと…雑誌の記者さん…ですか?」

「はい。それで今、街の中のカップル特集を組む予定で取材しているんです」

野分「けほっ!けほっ!」

提督「!? の、野分!大丈夫か?」トントン

野分「す、すみません…」

野分(か、かか…カップル……わ、私と司令、が……!?)

野分「……」

野分「」プシュー

「あ、あの…彼女さん大丈夫ですか?」

提督「あ、い、いえ…気にしないでください…アハハ…」

「それで、ちょっとお時間よろしいですか?」

提督「えぇっと…」チラ

野分「」プシュー

提督(…どうしよう)


選択肢安価
1.適当に受ける
2.カップルじゃないんで…
3.あえて真面目に受ける

↓2

提督(…まぁ、今なら野分も聞いてないだろうし…)

提督(ここはあえて真面目に答えてみよう!面白そうだし!)クワッ

提督「はい。ちょっと彼女はダメそうですけど自分でよろしければ」キリッ

「本当ですか?ありがとうございます」

提督「それで…何をどうすれば?」

「そうですね…ちょっと待ってください」ゴソゴソ

「あ、ありました。いくつか質問に応えて頂ければ」

提督「分かりました」

提督(たぶんすぐ終わるパターンかな?いくつか質問してよさげなのを抜粋する感じか)

「えーと…では」コホン

「彼女さんとはいつからのお付き合いですか?」

提督「そうですね…まだ出会って日も浅いんですが1月ほど前から」

野分「!?!???」ビクッ

野分(えっ!?えぇ?!わ、私司令と付き合ってたんですか!?)グルグル

「おぉ、通りで彼女さんが初々しい…」

野分「」プシュー

「えぇと…あとは」パラパラ




提督「――――ですね。」

「ありがとうございました。それじゃ最後に…」

「彼女さんのどこが好きになりましたか?」

野分「!?」

提督「え?」

提督「あ、あー…それは…」

提督「…↓2です」

提督「…全て、ですかね」

「お、おぉ……なるほど。中々凄い答えですね…」

「では、貴重なお時間ありがとうございました。是非、ウチの雑誌読んでみてください」ニコ

提督「はい。こちらこそありがとうございました」ニコ



提督「……ふぅ」

提督「…ちょっと遊びすぎたかなぁ…もし掲載されたら申し訳ないことしたな…」

提督「なぁ、のわ―――」

野分「」

提督「……」フリフリ

野分「」プシュー

提督「あ、あれ?のわき~?おーい?」

野分「」ハッ

野分「し、司令!」ガタッ

提督「わっ!?な、なに!?」

野分「ど、どうしてあんな嘘をついてまで質問に答えたんですか!!」

提督「い、いやー…ちょっとした出来心で…」

野分「だ、だだ…第一!いつから付き合ってることになってるんですか!!//」バンバン

野分「そ、それに……す、すべて……って……」

野分「~~~!!///」バンバン

提督「の、野分!テーブル叩くなって!周り周り!」

野分「え?あ……//」

野分「す、すみません…とりみだしました…//」チョコン

野分「…で、ですが。さっきのは無視できません…」プイ

提督「ま、まぁまぁ野分…落ち着いて…」

野分「…どう落ち着けというんですか」ジロ

提督「う……」

提督(ど、どうしよう…途中からノリノリで答えてたから野分が聞いてても大丈夫だろうとか思ってたのが間違いだった…)ダラダラ

野分「…」ジトー

提督「そ、そうだ!それより野分!」

野分「…なんですか?」

提督「↓2」

提督「野分!」

野分「な、なんですか?」ビクッ

提督「お前のことが好きだ!」

野分「……」

提督「…」

提督「……って、もちろん友達としてて…」

野分「……」

提督「…あ、あの?のわき…?」

野分「……」プルプル

提督(ま、まずい!?お、怒らせた?!)

野分「……」ピタ

提督「の、野分?」

野分「……きゅぅ」パタ

提督「え、えぇ!?の、野分!?」

野分「すきって……司令が……うぅ…」ゴニョゴニョ

提督「な、何かつぶやいてるけど…聞こえない。って言うか…」

提督「……」キョロキョロ

提督「このままにするわけにいかないよなぁ…」








【公園】

野分「……ぅ、ん」パチ

野分(……あれ?私…は)

提督「あ、起きたか?」

野分「……司令?」

提督「うん」

野分「……」

野分「……!?」ガバッ

野分「な、なぜ膝枕を…?!//」カァ

提督「い、いや…色々あってさ。野分がきぜ……寝ちゃったから。ここに移動したんだ」

提督(……さ、さっきのこと覚えてないよな。たぶん)

野分「そ、そうでしたか…し、失礼しました。飛んだご迷惑を…」シュン

提督「い、いや。俺も悪かったからさ。気にしないでくれ野分」ニコ

野分「…あの、司令」

提督「な、なんだ?」

野分「…↓2」

野分「…幸せな夢を見ていました」

提督「幸せな夢?」

野分「はい」

提督「ちなみにどんな?」

野分「……それは」

提督「それは?」

野分「…………………ひ、秘密です」プイ

提督「え~……」

野分「だ、ダメなものはダメです!」

提督「…そっか。わかったよ」

提督(元はと言えば変なこと言った俺が悪いし…)


野分「ふぅ…」スクッ

提督「大丈夫そう?」

野分「はい。特に体調が悪いわけじゃないですから」

提督「それじゃ続ける?スイーツ食べ歩き」

野分「…そうですね。まだ一軒しかまわてってませんし」

提督「それじゃ、早速行こうか!」

野分「はい」ニコ


↓2 どんな店に行く

【扶桑の不幸焼】

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


提督「……す、凄いオーラを放ってる店だな…」

野分「は、はい…なんというか…その」

提督・野分(…負のオーラ)


扶桑「あら、いらっしゃいませ…」ヒョコ

提督「あ、ど、どうも…」

扶桑「ふふ…お客さんが来るなんていつ以来かしら……どうして潰れないのか不思議なくらいよ…」

野分(だ、大丈夫ですかね…このお店…)ボソボソ

提督(で、でもつぶれてないって言ってるし…)ボソボソ

扶桑「どうかしら?不幸焼き。食べますか?」ニコ

提督(というか不幸焼きって…)

野分(商品名が悪いんじゃないでしょうか…)

扶桑「…そうよね。いらないわよね…こんなもの……」ションボリ

提督「そ、そんなことありませんよ!ひ、ひとつください!」

野分「わ、私もお願いします!」

扶桑「ほ、本当に……!」パァアア

扶桑「あぁ……こんなことがあっていいのかしら……」キラキラ



扶桑「ありがとうございました」ペコリ


提督「…ということで買ってみたんだが」

野分「…見た目は普通の大判焼きですね」

提督「何故か真ん中に特徴的な艦橋が描かれてるんだが」

野分「……本当ですね」

提督「…ともかく食べてみようか」パク

野分「は、はい」パク


直下コンマ判定
不幸焼きの味 00は100扱い 高いほど美味しい

↓3 不幸焼きの効果

ちょっと休憩します。少々お待ちください

再開します


野分「はむ…」モグモグ

野分「…」

提督「…どう?野分?」

野分「……何とも言えません」

提督「…そ、そうか」

野分「でも……何故か判りませんが食は進みます」モグモグ

野分「味はアレですが…なんか癖があるというか」

提督「ちょっと飲み物買ってくるよ。少し待っててくれ」

野分「すみません。ありがとうございます」ハムハム


野分「ふぅ、ご馳走様でした」

提督「野分食べ終わるの早いな」

野分「ゆっくり食べて頂いて構いませんよ。急ぎませんから」

提督「ん。すまんな。じゃあ俺も食べてみようかな」カサカサ

野分「………」

野分「……?」パタパタ

野分(暑い……?何故…?もうすぐ冬に入るというに…)


野分「……ぁ…はぁ……ん…」トロン

提督「の、野分?大丈夫か?」

野分「し…れぇ……?」チラ

提督「…!?//」ドキ

提督(な、なんだ…野分がいつもと違う感じの目を……//)

野分「し…れぇ…」ズイッ

提督「の、野分……!?」

提督(…ま、まさかさっきの大判焼きの所為!?)

提督(ど、どうする……どうなってるのかわからんけど…)

提督(ど、どうするも何も…ここは↓2しかない!)

提督「と、とにかく…家に帰すべきだろう。このままじゃまずい…」

野分「しれぇ……」ダキッ

提督「うっ…//」

提督(お、女の子特有のいい匂いが……///)ドキドキ

提督「と、とにかく今日は戻るぞ?良いな野分?」

野分「しれぇ……」スリスリ

提督「き、聞いてない……ていうか」

提督(す、すりつけないで欲しい!い、色々柔らかいものも当たってるって!//)カァ

野分「…♪」ギュー







【野分家】

提督「ほら、野分…歩けるか?」

野分「…」トテトテ

提督(ここに来るまで大変だった…色々と…//)

野分「…」ピタ

提督「野分?」

野分「……しれぇ」ジー

提督「うっ…//」

野分「…もう少し…だけ…」ピト

提督「ちょ…お、おい…//」

野分「しれぇ……司令……」ギュー

提督(おかしい!これもう間違いない!あの不幸焼きとかいう奴の所為だ!!)

提督(こ、今度文句言ってやる…!//)


選択肢安価
1.野分家に上がる
2.なんとか諦めてもらう
3.逃げる

↓2

提督「…わ、分かったよ。それじゃお邪魔するから…」

野分「あ…♪」パァアア

野分「…はいっ♪」ニパー

提督「う…//」

提督(こ、こんな屈託のない野分の顔…初めてみた…)

提督(か、可愛い……//)ドキドキ

野分「どうぞ司令、入ってください」ニコ

提督「う、うん…お邪魔します」




提督「…わ」キョロキョロ

提督(……なんというか。シンプル?)

提督(借り家なのかな…というか野分って一人暮らし…?)

野分「…しれい♪」ギュ

提督「わっ!?こ、こら野分!?」

野分「ぁ…はぁ…はぁ…しれい…しれぇ……♪」スリスリ

提督「こ、こら野分…ま、まて…!//」

野分「」ピタ

提督「ん?」

野分「……すー…すー…」

提督「………ね、眠った?」

提督(食べた量が多かった分効果が高い…代わりに反動で眠気も来たってことか…?)

提督「…何にせよ助かった」ホッ

提督「…流れ出あがっちゃったけど…どうしよう。この後…帰るにしても鍵ないし…」

野分「すー……すー…」zZZ







野分「…ぅ、ん…?」パチ

野分「…あ、れ?部屋…?どうして…?」ゴシゴシ

野分「…」ボー


↓2 起きた野分が見たものとは

提督「すー……すー…」

野分「」

野分(え…えぇ!?!?)ガーン

野分(ど、どうして!?つ、ついさっきまで司令と公園にいたはずなのに…ど、どうして私の家に…!)

野分「な、何があったの…一体…何をして…」ムムム

野分「…思い出せない」

野分「!」バッ

野分「…服は着ている、つまり…その」

野分(…ま、間違いは…起きてない…ですよね…//)ドキドキ

野分(特に下腹部に痛みとかも……って、そうじゃない!!//)ブンブン

野分「あ、あの。司令」ユサユサ

提督「ぐー…ぐ…」zZZ

野分「……」

野分「…」ツンツン

提督「むが……うぅん……」ムニャムニャ

野分「…」プニプニ

提督「んぅ……むぅ…」ムムム

野分(……ちょっと面白いです)ツンツン

野分「……」ジー


選択肢安価
1.起こす
2.もうちょっと眺める
3.いたずらする

↓2

野分「…何だか最近司令に振りまわされている気がします」ツンツン

野分「…イタズラしましょう」ツンツン

提督「むぐ…」ブルッ

野分「あ…」

野分「いけませんね…風邪をひくとい大変ですから毛布を…」パタパタ


野分「…これでよし」ファサ

提督「んん…うぅ…」ムニャムニャ

野分「あっ…」

野分(床で寝るにしても枕くらいは…)

野分「えぇと…座布団でいいかな…」ススッ

提督「すぅ…すー…」zZZ

野分「ふぅ…これでいいですね」

野分「…」

野分「…一応暖房も付けておきましょう。喉を傷めるとまずいので加湿器も…」ピッピッ


提督「」グーグー

野分「…」チョコン

野分(…いたずらと言っても、なにをすればいいんでしょうか)

野分「…」ウーン

提督「zZZ」スヤスヤ

野分「!」ピコーン

野分「そうですね…↓2してみましょう」

野分「……」ススッ

提督「ぐー…むにゃ…」zZZ

野分「……司令」


野分「……ん」ホホチュ

提督「…ん」ムニャ

野分「…」スッ

野分「……」

野分「…………?」

野分「………!??!///」ボンッ

野分(わ、私……な、なに…何して…!?//)カァ-

野分「ち、ちが…司令の顔を見ていたら…つ、つい……//」

野分「つ、ついって…わ、私は何を言って…//」

野分「……」


(―――お前のことが好きだ)


野分「~~~~!!!///」ゴロゴロ

野分「うぅ、うぅ……!」

野分(し、司令に…き、きき……キス……して…しまって…!///)バクバク

野分「……もしかして、私……司令……が」

提督「……うん?」ムク

野分「」ドッキーン

提督「ふわぁ……あれ?暖かい…」ゴシゴシ

提督「あ…野分、起きてくれた…………」

野分「」パタッ

提督「え。ちょ、ちょっと野分!?野分!?」ユサユサ

野分「…きゅぅ」プシュー

提督「た、頼む!そろそろ起きてくれ!野分ー!!」


野分「し……れぇ…♪」ニヘ


【11月休日2 終了】


選択肢安価
1.妖精さんの好感度表
2.アナザー視点 雲龍
3.アナザー視点 野分
4.次の日へ

直下

【野分家】


野分「……ふぅ」シマイシマイ

野分「……」

野分「……//」カァー

野分「…頭に鮮明に残っているせいで……!//」ドキドキ

野分「……」

野分(…もう。認めるべきだよね。私…司令のこと…)

野分「…」トクン

野分「…そっか。ふふ…そうなんだね…♪」クス

野分「……司令」

野分「……」ドキドキ

野分「……♪」ニコ


野分「……あ」

毛布「」

野分「……」

野分(司令の使っていた…毛布)ヒョイ

野分「……」

毛布「」ゴゴゴゴゴゴ

野分「……だ、ダメ。これだけは…この一線だけは……///」

野分(で、でも……明日になったらこの暖かさと……香り……が…//)

野分「……」ズイッ


ピリリリリ


野分「!?」ビクッ

野分「は、はい!」

舞風『やっほー野分!今大丈夫~?』

野分「…舞風」

舞風『ありゃ?もしかしてタイミング悪かった?』

野分「そんなことないわ…むしろありがとう」

舞風『へ?』

野分「な、なんでもない。そ、それよりどうしたの?」

舞風『あ、そうそう!今日どうだった~?』

野分「…そうね。舞風のおかげもあったし今日のこと、話すわ」クス

舞風『ほんと?何か野分いいことあったっぽいね?声で分かるぞ~♪』

野分「ふふ…そうね。うん…そう」ニコ

舞風『さぁさぁ!舞風さんに話してみなさいな!』

野分「えぇ。今日は――――」



【another view end】

妖精「やほーい」スイー

妖精「ごめんね、好感度表でもないのに出てきちゃって」フヨフヨ

妖精「来月12月のイベントの安価取るよ。今回も2件分かな」

妖精「というわけでよろしくぅ!」


↓1~↓2 12月イベント安価

キリも良いので今日はこの辺で終了します。お疲れ様でした
更新する際は開始時間を通知しますが、平日は更新が厳しいと思います。ごめんなさい

それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた

こんばんは。ちょっとしかできないかもしれませんが風呂からあがり次第再開します

【12月1days】


【教室】

青葉「提督くん提督くん!ていとっくくーんっ!」パタパタ

提督「やかましい」ペチ

青葉「あたっ!うー…乙女のおでこを叩くなんてひどいです」

提督「はいはい。悪かったよ」ナデナデ

青葉「ちょ、ちょちょちょちょ!な、撫でなくていいですって!//」ササッ

提督「注文の多い奴だなぁ…」サッ

青葉「あーもー…それより知っていますか提督くん?」」

提督「何を?」

青葉「この学園は終業式のときに学園主催のクリスマスパーティーをやるんですよ」

提督「え?そうなの!?」

青葉「はい。体育館大きいですよね?」

提督「そうだな…始業式でもこの大人数が収納できる広さだし…」

青葉「それを利用して学園側が主催でパーティを開くんです。凄いでしょう?」

青葉「お菓子やスイーツ…食べ物も全部ご用意してくれます!」

提督「す、すげぇ…」

青葉「あと、毎年色々イベントが催されるんですが…」

青葉「えーっと…青葉が掴んだ情報によりますと…」パラパラ

提督(ていうか…そういうのって直前まで秘密にしてるんじゃ…どっから仕入れてるんだこいつは)

青葉「…今年は↓2ですね!」

本当にごめんなさい。単発規制期間中の為ズレマス


青葉「提督くんがサンタ役ですね」

提督「なにそのピンポイントな指名!?」

青葉「仕方ないじゃないですかぁ~雲龍先生からのご指名なんですから」

提督「ま、マジで…?」

青葉「青葉は連絡役ですよ」フフフ

提督「くそぅ…わざわざ俺にそんなこと教えに来たかと思ったらそういうことか…」シクシク

青葉「まぁまぁ落ち込まないでください。素敵な歌を期待してますよ?」ニコニコ

提督「それが狙いかよ!」

青葉「まぁまぁ。その代わり料理の味はかな~り、いいですから」

提督「…そうなの?」

青葉「サンタ役頑張ったらもしかしたら…いいもの貰えるかもしれませんよ~?」ニヤニヤ

提督「…」ゴク

青葉「まぁ~…他の方に頼んでも良いんですけど…」チラ

提督「やろうじゃないか」キリッ

青葉「提督くんならそう言ってくれると信じてくれましたよ!」ニコニコ

青葉「詳しいことは当日学園側から連絡があると思います。ではでは~」パタパタ

青葉「あ、そうそう。最後にダンスとかもあるらしいですから、練習した方がいいかもしれませんよ?」ヒョコ

提督「大きなお世話だ!!」



提督「それにしても学園主催のパーティか…すごいなぁ」

提督「…豪華料理」ゴク

提督「……頑張る」キラーン


↓2 昼休み中イベント

提督「飲み物買い忘れるとは…不覚なり」ガラガラ

提督「この時期外の自販機行くのいやんだよなぁ…仕方ないか…」トボトボ

提督「…あれ?」


雲龍「―――。―――」

野分「――――――。」


提督「…雲龍先生と野分?」

提督(ちょっと珍しい組み合わせ…?いや、担任と生徒だから珍しくはないか)

提督(でもあの二人で話してるのって初めてみるかも)


野分「…」ニコ

雲龍「…」クス


提督「…」ジー

提督(……何話してるんだろ。気になる…)コソコソ

提督(…ちょ、ちょっとだけ。ちょっとだけ聞いてみよう)ササッ

提督「…」コソコソ


野分「――――なんです」

雲龍「へぇ…そうなの」


提督(…よし、ここなら聞こえる…何話してるんだろ?)キキミミ


↓2 2人の会話内容

雲龍「それなら私もあるわね」

野分「そうなんですか?」

雲龍「えぇ。この前のことなんだけれど…」

提督(…今更だけど女性特有の話とかだったらどうしよう…俺完全に変態だよな…)ダラダラ

提督(それに兄弟子二人…見つかったらただじゃすまない)

提督(今のうちに退散を…)ソソクサ


雲龍「提督くんが…」

提督「」ピタッ

雲龍「久しぶりに作ると言ってデザートを作ってくれたの」

野分「司令が…ですか?」

雲龍「えぇ…あの子何だかんだ言いながら料理はそこそこできるみたいだから…」

野分「少し意外ですね…料理は出来ると聞いていましたがまさかデザートも…」

雲龍「でしょう?私もびっくりしたわ」


提督(…お、俺の話題?)

提督(…何で俺の話題?前後が分からんからどういう経緯でこういう流れに…)


野分「ちなみに味は…」

雲龍「美味しかったわよ。野分さんも今度頼んでみたらどうかしら?」クス

野分「司令に……」

野分「……作ってくれるでしょうか」

雲龍「野分さんに嫌とは言わないと思うわよ?」クス

野分「…そうですか。それなら今度…」ニコ

野分「あ、司令の話題と言えば…↓2」

野分「………その」

雲龍「?」

野分「…見ていると何となく胸が高鳴るんです」


提督(えっ?)


雲龍「…胸が?」

野分「…はい//」コク

雲龍「それって…」


島風「うーんりゅうぅ~!!!!」バタバタ

雲龍「島風先生。教師が廊下を走らないでください」

島風「おぅ……」ショボン

雲龍「それで、どうかしましたか?」

島風「そうそう!学園長が呼んでるよ!」

雲龍「…あぁ。そういえば…」

雲龍「ごめんなさい野分さん。ここで失礼するわ」

野分「いえ。私の方こそ引き止めてしまってすみませんでした」

雲龍「大丈夫よ。それじゃ」ニコ


雲龍「……」ウーン

島風「どうしたの?なんだか難しい顔して?」ヒョコ

雲龍「いえ…なんでもないですよ?」

雲龍(…野分さん、もしかして提督くんのサンタが歌ってくれると期待してるのかしら)ハテ

雲龍(…提督くんには悪いけど少しかけあってみましょうか)


提督「……」コソコソ

提督「…さっきの野分の…どういう意味だったんだろう?」

提督「俺、何かしたっけ…?」

提督「…」ムムム


キーンコーンカーンコーン

提督「げぇ?!も、もうこんな時間!?」

提督「お、俺の昼飯とドリンクタイムが…」シクシク


↓2 放課後イベント

【教室】

提督「うぅん……今日も疲れたぁ…」ノビー

提督「さてと、そろそろ帰るか……」


雲龍「提督くん、いるかしら?」ガラッ

提督「雲龍先生?」

雲龍「よかった、まだ帰ってなかったのね」

提督「これから帰ろうと思ってましたけど…どうかしましたか?」

雲龍「依頼したサンタ役あるでしょう?それの服を一緒に買いに行こうかと思ったのだけれど大丈夫かしら?」

提督「え?雲龍先生とですか?」

雲龍「不満かしら?」

提督「い、いえ。そんなことありません!」

雲龍「それはよかったわ。じゃあ私も準備するから下駄箱で落ち合いましょう」ニコ

提督「は、はい!」


提督「……雲龍先生と買い物か」

提督(…二人きり。生徒と先生)

提督(……あほな妄想やめよ。さっさと下駄箱に行こう)フルフル


↓2 買い物中イベント

【ジャ○コ】


雲龍「うん…これも良いけど…こっちも良いわね」

提督「……」

雲龍「提督くんはどっちがいいかしら?」

提督「…あの、雲龍さん」

雲龍「どうしたの?」

提督「……そのチョイスは何?」

雲龍「なにって…提督くんのサンタ服よ?パーティ用の…」

提督「だから!俺男なのになんでミニスカサンタ服とか持ってくるの!?」

雲龍「ダメなの?」

提督「ダメだよ!?何で俺がそれ着なくちゃいけないの!?」

雲龍「最近は男性でもスカートを穿く人がいるわよ」

提督「滅多にいないから!絶対にいないとは言わないけど普通穿かないからね!?」

雲龍「そう……つまらないわね」カチャカチャ

提督「勘弁してよ…」

雲龍「……あら」

提督「うん?」

雲龍「……こっちの胸元が大きく開いているのは」チラ

提督「だからいいってそういうの!」

雲龍「つまらないわね…」ハァ

提督「頼むから普通の選んでよぅ……」シクシク

雲龍「提督くん」

提督「こ、今度は何かな?」ビク

雲龍「↓2」

雲龍「私も着てあげるから着てくれないかしら?」

提督「…えっ?」

雲龍「どうかしら。悪い提案じゃないと思うけど」

提督「う、うぐ……それは…//」

雲龍「そうね…私はどっちを着ようかしら」

雲龍「…いえ、二つ使ってミニスカートに胸元を開けるのも良いわね」

提督「……」ゴクリ

雲龍「ただし、同じものを来てもらうわよ」ニヤ

提督「な、なぁ…!?」

雲龍「あと、提督くんが着るのを確認したら着てあげるわ」

提督「ひ、卑怯な……!//」

雲龍「別に見る必要がないのなら着ることはないわよ?」

提督「そ、それは……」

雲龍「私は別に提督くんに見せなくてもいいのよ?」ニコニコ

提督「ぐ…ぐぐ……//」カァ

提督(く、くそう…またいいようにからかわれてる…//)

提督(で、でも…見たい……見たいが…リスクが……うぐぐ……)


選択肢安価
1.着る
2.断固拒否
3.だ、代替案を…(内容明記)

↓2

提督「あっ…」カチャ

提督「こ、このトナカイの着ぐるみ着てみたいなー(棒)」

提督「と、トナカイの着ぐるみ着るからサンタが必要だなー(棒)」チラ

雲龍「…」

提督「……」ダラダラ

雲龍「…せこいわよ?提督くん」

提督「うぐ…」

雲龍「…でも。そんなこと言ってまでみたいのね」チラ

提督「え?」

雲龍「着てあげるわ。トナカイさん。早く着替えて頂戴」シャッ

提督「え?あ、あぁ…うん」シャッ


提督「………」

提督(……えっ!?み、見れるの!?あの恰好の雲龍さんを!?)

提督「……///」バクバク

提督「お、落ち着け…落ち着いて着ぐるみを着るんだ……」ゴソゴソ

提督「ふ、ふふ……まだ笑うな…し、しかし……」ガサガサ

雲龍「提督くん。一応言っておくけど、ちゃんと着ぐるみ着てないとダメよ」

提督「は、はい!分かってます!」

提督(ふふふ、勝ったぞ!)

雲龍「お待たせトナカイさん」シャッ

提督「……」

雲龍「トナカイさん。一応聞くけど、私が見えるかしら?」

提督「見えません」モガモガ

雲龍「でしょうね。その着ぐるみ、目に穴があいてないもの」

提督(畜生!!分かってて言ってたのか!!)モガモガ


雲龍「それにしても…本当に短いわね、これ。見えちゃいそうだわ」

提督「…」ゴク

雲龍「それに胸も…ちょっと動いたらずれそうね」

提督「」

提督(な、何故なんだオンボロこの着ぐるみ!!こんなの着ぐるみじゃないじゃないか!!)ジタバタ


雲龍「さて、からかうのはこのくらいにしてちゃんとしたのを買いましょうか。暗くなるといけないわ」シャッ

雲龍「提督くんも早く着替えなさいね」


提督「……」ズーン

提督(ひどいよ……こんなの。あんまりだよ……)シクシク


↓2 帰宅中イベント

すみません。まったく更新できませんでしたがこれで終了します。お疲れ様でした
運が良ければ明日もできるかもしれません

それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた

こんばんは。19:30-20:00くらいに再開します

雲龍「ふぅ…それにしても寒いわね…」ハー

提督「もう12月…すっかり冷え込んでるからね」

雲龍「風邪をひいたりしないように気をつけなさいよ提督くん?」

提督「それは雲龍さんもだよ。ただでさえ仕事で忙しいんだから体調を崩したりしないように…」

雲龍「生意気よ」ツンツン

提督「わた…」

雲龍「私は教師よ。体調管理くらい何でもないわ」

提督「それが一番心配なんだよ…」

雲龍「安心しなさい。それより、寒いから早く帰りましょう」

提督「はーい」

雲龍「……あっ」ツルッ

提督「ちょっ!う、雲龍さん!」ダキ



提督「…はぁ、もう。驚かせないでよ…」モニュ

提督「……」モミ

雲龍「ッ……!」ビクッ

提督「……」ダラダラ

提督「う、うわっ!?ご、ごめんなさいっ!!//」バッ

雲龍「……」パッパッ

提督(ま、まずい……絶対怒ってる……!)

雲龍「……」

提督「……あ、あれ?」

提督「雲龍…さん?」

雲龍「……ッ//」カァ

提督「え?」

雲龍「……帰るわよ」スタスタ

提督「あっ!?う、雲龍さん!待って雲龍さんってば!」トテテテ


雲龍「……//」

雲龍(……こんな顔。見せられるわけないわ…//)プイ



↓2 帰宅後イベント

【雲龍邸】


雲龍「……で」


闇鍋「」グツグツ コポッ 


雲龍「…どうしてまたこれができているのかしら?」

朝潮「え、えと……」チラ

初雪「…ぶい」

榛名「あ、あはは……」

雲龍「師範…来るときは一度連絡をして欲しいと…」

初雪「寒い中…頑張ってきた…」ブルブル

雲龍「その努力は認めますけど。この鍋はどうしてまた同じことしてるんですか」

初雪「…普通の鍋じゃつまらない」

提督「…真っ黒なんですけど」

榛名「で、ですけど以前の様なあの物体は入っていませんから…」

朝潮「……うぷっ」

提督「あ、朝潮!思い出さなくていいからな!」サスサス

朝潮「す、すみません司令……」

初雪「大丈夫…今度は食べれる……………はず」

提督「その最後のはずが怖いんですよ…第一闇鍋…」

雲龍「…はぁ。仕方ないわね。作り直すのも面倒だし、今日はこれにするわよ」

朝潮「え、ええっ!?」

雲龍「運が良ければ美味しいわ」

初雪「頑張ってく作ったのに…失礼…」ムスー

榛名「食べられればいいんですが…」ショボン

提督「…ま、まぁ。暖かい…はずだから」



直下コンマ判定 闇鍋のお味 高いほど美味い 00は100扱い

↓3 食事中イベント

榛名「……」パク

朝潮「……」モグ

榛名「……えっと」

朝潮「な、なんというか……その…えぇっと……あの…」オロオロ

雲龍「朝潮。まずいならまずいってはっきり言っていいわよ」

朝潮「そ、それは…作ってくれた初雪さんに失礼じゃ…」チラ

初雪「……まずい」ペッ

朝潮「…………」

榛名「あ、あはは…」

榛名「その…榛名が何かおつまみ作ってきます」ガタ

雲龍「助かるわ。ありがとう榛名」

榛名「いえ。お気になさらないでください」ニコ

提督(……もしかして榛名。上手く逃げた…?)

提督「…ふふ。だがしかし」

提督(いくら味付けがダメだろうと肉だけは変わらん!!卵につけて食えばごまかしが利く!)ガシッ

雲龍「…」ガッ

提督「……あの。雲龍さん?」

雲龍「いけないわよ提督くん?肉ばかり食べていないで野菜を食べなさい」

提督「そ、そんな大丈夫ですよ・。運動してますし」ググググ

提督「そ、それに雲龍さんだって普段そんなに食べないでしょう?急に食べたらいがビックリしますよ…?」グググ

雲龍「心配いらないわ。体調は大丈夫だと言ったはずよ」グググググ

提督「……ぐっ」グググググ

雲龍「……」ググググ


初雪「おぉ……熱い肉バトル…」ジー

朝潮「……」パク

朝潮「……しゅっぱい」グス


↓2 夕飯後イベント

提督「」ジャー キュキュ

提督「ふぅ…洗いもの終わったよ」フキフキ

榛名「お疲れ様です。お兄様」ニコ

提督「…あれ?初雪さんは?」

朝潮「先ほど少し出てくると言って外に行きましたが…?」

提督「あれ?そういえば雲龍さんも…」キョロキョロ


初雪「ただいま」ガチャ

提督「あ、おかえりなさい初雪さん。どこへ………って」

野分「し、師範!どうして私を……あ」

提督「野分?」

野分「あ……し、司令!こんばんわ!」ビシッ

提督「こ、こんばんわ。そんなにかしこまらなくていいぞ野分?」クス

野分「あ…す、すみません…つい…//」カァ

初雪「………?」

初雪「……ふぅん」ニヤ

野分「と、ところで師範、本当にどうして私を…」

雲龍「私が呼んだのよ」ヒョコ

朝潮「あ、雲龍さん。おかえりなさい」

榛名「お帰りなさい」ニコ

雲龍「ただいま。それで野分さん。皆でちょっと早めのクリスマス会をやろうと思うの」

提督「クリスマス会…?」

雲龍「えぇ、折角だから。口直しにケーキを買ってきたわ」

朝潮「け、ケーキ……!」キラキラ

野分「あの…いいんですか?本当に私なんかが…」

雲龍「いいのよ。遠慮しないで弟弟子さん」クス

野分「…ありがとうございます。お邪魔させてもらいます」ニコ

初雪「うむ…」

提督「何故初雪さんがそんなに偉そうに……」

雲龍「それじゃ。ささやかながら…乾杯」


\かんぱーい!/


↓2 誰と会話
↓4 会話内容

提督「ケーキうまー……」モグモグ

クイクイ

提督「?」

初雪「てーとく」クイクイ

提督「初雪さん?どうかしましたか」

初雪「…」ジー

提督「…あ。もしかしてフォーク落としたとか…」

初雪「違う…」ペチッ

提督「いてっ!」

初雪「…少しだけ話したい。外…いい?」

提督「………え?」

提督「お、俺は構いませんけど…」

初雪「ん……じゃあついてきて」トテトテ

提督(……あの寒がりで面倒臭がりな初雪さんが話をするために自分から外へ…?)

提督(さっき野分連れてきたのはまた別だけど…なんだろう?)



提督「初雪さん」カラカラ

初雪「てーとく遅い…さむい」ブルブル

初雪「寒いからこの中はいる…」モゾモゾ

提督「ちょ、ちょっと!俺のコートの中入らないでくださいよ!」

初雪「けちけちしない…」ギュー

提督「まったくもう……」ハァ

提督(なんか初雪さんこういうところ子供っぽいよなぁ…)

初雪「……それじゃ。本題」ジッ

提督「は、はい」

提督(…な、なんだろう?凄くまじめな顔を…)

初雪「…話したいのは野分の過去について」

提督「え?の、野分の過去?」

初雪「ん……提督には知ってもらいたい」

提督「…いいんですか?野分の了承も得ないで勝手に聞いちゃって…」

初雪「大丈夫…」

提督「それで、過去の話って…何かあったんですか?」

初雪「……↓2」

初雪「……両親が亡くなった後、私が引き取って育てたの」

提督「……え?」

初雪「野分の両親とは小さいころから知り合いだった…けど、交通事故で……」

提督「じゃあ…野分が一人暮らししてるのって…」

初雪「そう…。さすがにあの神社から通うのは面倒だろうし野分の為にならないから私が借りた」

提督「…」

初雪「最初は特に護身術は教える気はなかったけど…雲龍が教わっていることを知って自分から来た」

提督「そういうことだったんですか…」

初雪「でも…あくまで私が勝手に引き取っただけ。親じゃない」

提督「…」

初雪「だから、提督には感謝してる」

提督「え?」

初雪「分かってると思うけど…野分はあれ以来あんな感じ…誰かと距離を置く」

初雪「唯一の親友がいたからあの子は何とか最低限位の置までは立ち直れた…」

初雪「だけど失うことの哀しさを知った…だから人と距離を置くようになった」

提督「…」

初雪「だけど提督がまた接してくれた…あの事故以来の初めての心を開ける人」

初雪「引き取った身として頼みたい…これからも、野分のことをよろしく」ペコリ

提督「…初雪さん」

提督「…当たり前ですよ」ポン

初雪「ん…」

提督「俺は…野分の親友のつもりなんですから」ニコ

初雪「……そ」ニコ

初雪「安心した…提督がこの町に来てくれてよかった」ピョン

初雪「そろそろ戻る…寒い…」トテトテ

提督「はい」ニコ


初雪「……それ以上の関係になったら面白そうだけど」

提督「え?」

初雪「なんでもない…ふふふ」ニヤニヤ



↓2 部屋に戻ってきたら

ガッシャーン


提督「!?」

提督「ど、どうしたの!?」ヒョコ


榛名「う、雲龍さん!も、もうそのくらいで…!」ワタワタ

朝潮「そ、そうです!落ち着いてください!」ワタワタ

野分「て、手に負えない……!」

雲龍「う~……」フラフラ

提督「……」

提督(…え?何この状況)

榛名「あっ!お、お兄様!」

提督「ど、どうしたんだ一体?」

朝潮「う、雲龍さんが酔っぱらってるんです!一升瓶一気飲みなんてするから…!!」

雲龍「も~……胸触られたから何よ……!」ジタバタ

提督「う、雲龍さん落ち着いて…!」

雲龍「んー……?」ジー

提督「え…」タジッ

雲龍「あ~……セクハラの犯人…//」フラフラ

提督「」

野分「……司令。今のどういう意味ですか」ジトー

提督「よ、酔っ払いのたわごとだ!そ、それより野分!二人でどうにかしよう!」

野分「……」ジトー

提督「…」ダラダラ

野分「…分かりました。ですが先ほどの話はきちんと聞かせてもらいます」

提督「は、はい……」

雲龍「う~ん……」フラフラ

提督「つ、強過ぎるだろこの酔っぱらい……!」ゼェゼェ

野分「う、動きが追えません…!」ハァハァ

雲龍「弱いわょ~…ちゃんと修行してるの……?」フラフラ

提督「ど、どうする野分……?」

野分「ど、どうするも何も…何とかしないと……」


初雪「はぁ…もう」トコトコ

提督「え?は、初雪さん…」

野分「し、師範…一人では」


初雪「ん」トンッ

雲龍「」バタッ

提督「……え?」

野分「…い、いま何を…?」

初雪「榛名、朝潮…雲龍を部屋まで連れてって…」

榛名「あ、はい!」

朝潮「わ、分かりました!」パタパタ


初雪「……二人とも情けない」ジトー

提督「すみません……」

野分「面目次第もありません…」

初雪「精進あるのみ……次から頑張ること」

提督・野分「…はい」


選択肢安価
1.部屋に戻って寝る
2.野分と後片づけ
3.雲龍さんの様子を見に行く

↓2

提督「やれやれ…こんなに暴れるとは」

提督(雲龍さんは次から避け禁止だな…危険すぎる…)

野分「」サッサッ

提督「ごめんな野分。勝手に連れてきた挙句片付けまでしてもらって…」

野分「いえ、気にしないでください司令」

野分「こんなに楽しい時間を過ごしたのは久しぶりですから」ニコ

提督「……そっか」ニコ

提督(…さっきの話を聴いたのは言うことじゃないよな。初雪さんも内緒で教えたわけだし)

提督「俺も楽しかったよ。まだ学園のパーティもあるっていうのにな」クス

野分「そういえば司令はサンタ役でしたね」

提督「あぁ…出来るか不安だけど」アハハ

野分「大丈夫ですよ、司令なら」

提督「…そう?」

野分「はい。私が保証します」

提督「野分がそう言ってくれるなら…少しは自信持てるかな」クス

野分「そう言ってもらえると嬉しいです」ニコ


提督「…よし。こんなもんかな」ドサッ

野分「大分片付きましたね。よかったです」

提督「本当にありがとう野分。助かったよ」

野分「いえ。これくらいなら平気ですよ」

提督「何か俺に出来ることならお礼するよ。何でも言ってくれ」

野分「」ピク

野分「………な、何でも…ですか?」

提督「? まぁ無理のない範囲なら?」

野分「……で、でしたら…その」ソワソワ

野分「…↓2」

野分「…今度家に遊びに来てください」チラ

提督「家って…野分の家に?」

野分「は、はい」コク

提督「…」ウーン

野分「…」ドキドキ

野分「……あ、あの」

提督「え?」

野分「…もしかしてご迷惑でしたでしょうか」シュン

提督「え?あ、違う違う!そうじゃなくて…」

提督「…その、俺なんかが女の子の家にあがっていいのかなーって…」ポリポリ

野分「…この前あがったじゃありませんか」

提督「…あ」

野分「…もう」クス

提督「ご、ごめん…」

野分「いえ、むしろあの時は私が迷惑かけてしまいましたから。そのお詫びもさせてください」

提督「…それじゃ、今度お邪魔しようかな」ニコ

野分「…はいっ」ニコ


朝潮「司令」パタパタ

提督「朝潮。ごめんな雲龍さん押しつけちゃって」

朝潮「いえ、それより片づけは…」

提督「野分が手伝ってくれたから大丈夫、すぐ終わったよ」

朝潮「ありがとうございました、野分さん」ペコ

野分「いえ、気になさらないでください」

榛名「野分さん、本日はどうなさいますか?」ヒョコ

野分「…? あの、どう…とは?」

榛名「あ、言葉が足らずにすみません。泊って行きますか?」

野分「………え?」キョトン

榛名「?」キョトン

野分「あ、あの…えぇと…その」オロオロ

野分「…」チラ

提督「……俺は野分の好きにしていいと思うぞ?」ニコ

野分「あ……」

野分「……その」



選択肢安価 どうするのわっち!?
1.泊る
2.遠慮しておく

↓2

野分「…では、お言葉に甘えさせてもらいます」

榛名「分かりました!ではお部屋のご用意をしてきます!」パタパタ

野分「あ…じ、自分で…」

朝潮「お客さんなんですから大丈夫ですよ。ゆっくりしていてください」ニコ

野分「…すみません。ありがとうございます」ニコ


初雪「…」ジー

提督「初雪さん?」

初雪「…取り越し苦労だったみたい」ホッ

提督「えぇ…そうですね」クス

初雪「安心した……てーとく、私の寝床も」クイクイ

提督「はいはい、分かりましたよ」テクテク


野分(……誰かの家に泊るのは久しぶりな気がします)

野分(こんなに楽しいものだったんだ…)ニコ









【提督の部屋】

提督「あ~……今日も疲れた」ボフッ

提督(というか本当に色々ハプニングがあったな…何とかならんもんか)

提督「…何かこうして寝る前にゴロゴロ考えるのも久しぶりな気がする」グテー

提督「さて…寝落ちする前に歯磨きとかもしなくちゃな」


↓2 就寝前イベント

妖精「てーとく~」スイー

提督「あ、妖精」

妖精「…むー、なんだか甘いいい匂いがする…」ジー

提督「そう思って持って来てやったぞ。お前の分のケーキ」スッ

妖精「ほんとっ!?」パアアア

提督「おう。ほら食え」スッ

妖精「わぁ~い♪」モフモフ

提督「お前は本当に美味そうに食うよな…甘いものは」

妖精「だって美味しいじゃん」

提督「はいはい。ほら、クリーム付いてるぞ」ツンツン

妖精「うふぇ……」


妖精「おなかいっぱい…」マンゾク

提督「そりゃ持ってきたかいがあったってもんだ」ナデナデ

妖精「てーとく…子守歌~」ジー

提督「お前な……魔ぁいいか。仕方ない奴だ」

提督「…♪」

妖精「……」ウトウト


提督「~♪」

提督「…ん?」

妖精「」スヤスヤ

提督「…」クス

提督「お休み、妖精」ナデ


【12月1days 終了】

選択肢安価
1.妖精さんの好感度表
2.アナザー視点 雲龍
3.アナザー視点 野分
4.次の日へ

直下

【客間】


野分「……ふぅ」ポフッ

野分(…師範以外の人の家に泊るのはいつぶりだろう)

野分「…」ゴロッ

野分(あたたかい…この家の人たちはみんな)

野分「…朝潮さん、榛名さん…雲龍さん」

野分「…師範」

野分「……司令」

野分「…」ドキ


野分(……すぐ近くに…司令がいると思うと…//)ドキドキ

野分「…ッ!//」バサッ

野分(ば、馬鹿なことを考えてないで寝よう…//)

野分「……」

野分(……もし。この毛布…司令の使っていたものだったら…)

野分「……」

野分「……」スンスン

野分「」ハッ

野分「~~~~~~!!///」ボフッ

野分「お、おやすみなさい!//」


【another view end】

【12月休日】

ピンポーン

提督「…」

パタパタ

野分「すみません司令。お待たせしました」ガチャ

提督「おはよう野分。こんな時間からよかったのか?」

野分「構いませんよ。この時間に来て欲しいと言ったのは私ですから」

野分「どうぞ司令、あがってください」

提督「うん、お邪魔します」スッ





提督「…」キョロキョロ

提督(ここに上がるのは二度目か…)

提督(…あの時は大変だったからな…あんまりゆっくりできなかったけど)トオイメ

野分「あ、あの…司令」

提督「え?」

野分「す、すみません…あんまりジロジロ見ないで頂けると…」

提督「…あ!ご、ごめん!デリカシーがなかった…」

野分「い、いえ。私の我儘ですので…きちんと片づけもせず」

提督「え?」

野分「え?」

提督(…こ、この部屋が片付いていない?)

提督(……俺の部屋がゴミ屋敷になってしまう)ズーン


野分「いまお茶を入れてきます。少しお待ちください」

提督「うん、ありがとう」ニコ

提督(…なんだろう。野分の家って何だか落ち着くんだよね…なんでだろう?)

提督「…それにしても」

提督(まさか野分の家に上がることがあるなんて…ここに来た時は考えもしなかったなぁ)シミジミ



↓2 どうなるどうする

ガチャ


提督「ん?」

??「あちゃ~…まさか忘れ物しちゃうなんて…」トコトコ

??「ごめん野分~…忘れ物を……」ヒョコ

提督「え?」

舞風「…んん?」

提督「……」

舞風「……」

提督(………え?た、確かこの人って……じょ、女優の……!?)

舞風「………え~~~!?!?!?」ビクッ

提督「ええっ!?!?」ビクッ

舞風「の、のの…野分が……お、男連れ込んでる~~~~!??!?!?!」






舞風「い、痛い……」ヒリヒリ

野分「大声で変なこと叫ぶ方が悪いのよ」ゲンコツ

提督「え、っと…野分…」

野分「…ふぅ。でも、司令になら…教えられます」

野分「司令の思っている通り、こちらは女優の舞風」

舞風「初めまして、舞風です、暗い雰囲気は苦手でーす♪」ニコ

野分「「そして、私の小さいころからの親友です」

提督「親友……もしかして良く野分が行ってた親友って…」

野分「はい。舞風のことです。ただあまり人前で会うわけにもいかないので…」

舞風「野分は考えすぎだよ~…この前の修学旅行のときだっていちいち隠れてあったしさ~」ブーブー

野分「ダメよ舞風。あなたはもう少し自分の立場を…」ジトー


提督(…初雪さんが言ってた親友もきっと舞風さんのことなんだろうな…)チラ

舞風「♪」

提督(…この人の明るさなら…ちょっと分かるかも)

野分「…なので司令。私と舞風が友人であることは…」

提督「うん。言いふらしたりしないよ。会いづらくなっちゃうもんな」

野分「…ありがとうございます。司令」ニコ

舞風「………」ムムム

野分「…どうしたの舞風?珍しく難しい顔して…」

提督(というか野分…舞風さんにすごい遠慮ないな……)

舞風「……うん!」

野分「?」

舞風「↓2!

盛り上がってきたところですが今日はこの辺で終了します。お疲れ様でした
明日はたぶん更新出来ないと思います。金曜までお待ちください…

それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた

こんばんは。21:00-:21:30くらいに再開します

舞風「のーわき!」ガシッ

野分「え?ま、舞風?」

舞風「ちょっとこっち来て!」グイグイ

野分「ちょ、ちょっと?わ、分かったから引っ張らないで…」

野分「す、すみません司令!ちょっと待ってて…!」

提督「大丈夫だよ。ゆっくり話してきてくれ」ニコ




野分「も、もう…何なの舞風?司令が来てるのに失礼だよ」

舞風「まぁまぁ。アドバイスあげようと思って♪」

野分「アドバイス?何の…?」

舞風「ふふーん…この前デートした人って、あの人なんでしょ?」ニコニコ

野分「なっ?!な、なんでそれを……!?」

舞風(だって野分が男子連れ込むなんてそれくらいしかないじゃん…)

舞風「なかなかカッコいい人じゃん、いやー、野分もそういう人が出来たみたいで良かったよ!」ニコニコ

野分「だ、だから…!司令はそういうのじゃ…!」

舞風「あれっ?じゃあ好きとかじゃないの?」

野分「す、好きって……!?そ、そんなんじゃないってば!//」プイ

舞風(わ~…野分が顔真っ赤にしてるー……なんて珍しい光景だ…)シミジミ

舞風「まあまあ、それはおいといて…」

野分「お、置いておかないでってば!だから違うって……!//」ポカポカ

舞風「じゃあ野分。私の経験豊富なアドバイス本当にいらな~い?」ニヤニヤ

野分「」ピタ

野分「け、経験…豊富…?」

舞風「伊達に女優やってないからね~。そういう役作りにも大事だからね♪」

野分「う、うぅ……」プルプル

野分「……そ、そういうのじゃない…けど。ま、舞風がどうしても話したいっていうなら…き、聞いてあげても良いけど…」チラ

舞風「野分のツンデレー」

野分「つ、ツンデレじゃない!!//」

舞風「冗談冗談♪」

野分「く、ぐぐ……//」カァ

舞風「さて、本題のアドバイスね!えーっと…そうだなぁ…」ムムム

舞風「…↓2」

舞風「ありのままの姿を見せるの」

野分「…ありのまま?」

舞風「そう」コク

野分「…どういうこと?」

舞風「野分~…まだ他人に遠慮気味でしょ?」

野分「…だってそれは」

舞風「まー…仕方ないっ茶仕方ないかもしれないけどさ」

舞風「でもさ、野分。私に言ってくれたでしょ?大事な親友だって」

野分「…う、うん」コク

舞風「すっごく嬉しかったよ?私も野分のことそう思ってるし♪」ニコ

野分「そ、そう…//」

舞風「だからさ、あの人にも伝えてあげなよ。自分の素直な気持ち。ありのままの野分を」

野分「……でも」

舞風「…怖い?失うの」

野分「…ッ」ビクッ

舞風「……大丈夫だよ野分」ダキ

野分「舞風……」ギュ

舞風「野分の周りの世界はね…野分考えるよりも…ちょっとだけ優しいんだよ」

野分「……うん」

舞風「……ま。さすがにいきなり想いを伝えるのは厳しいだろうし。ゆっくりいこっ!」ニコ

野分「うん……って!だ、だから何でそういう方向に……!//」

舞風「さぁー!そうと決まれば早速実行!いっくよー!」グイグイ

野分「ちょ、ちょっと待って……!//」






舞風「ごめんねー!お待たせー!」

提督「いえ、別に大丈夫ですよ」

舞風「もー、同い年なんだし敬語なんて良いって良いって♪」

提督「お、おう……って同い年!?」

舞風「え?うん」コク

提督(……マジか。同い年でここまで住む世界って変わるもなのか……)

野分「…」ヒョコ

舞風「ほら、野分野分♪」ツンツン

提督「?」

野分「…あの、司令」

提督「どうした野分?」キョトン


↓2 どうするのわっち

野分「……じ、実は……あの……//」モジ

提督「うん?」

舞風(お?も、もしかして行くの!?一気に行っちゃう!?)ソワソワ

野分「わ、私……!」


野分「実は……ぬ、ぬいぐるみが…大好きなんです!」

提督「へ?」

野分「……//」カァ

舞風「ぷっ……ぶふっ……くくくっ……!」バンバン

提督「…」ポカーン

提督(……な、なに?どういう状況?これ)

野分「…し、司令」

提督「へっ?!あ、あぁ…なに?」

野分「……その、変……でしょうか」

提督「え?」

野分「…私みたいなのが…本当はぬいぐるみが好きだなんて」

舞風(あぁもう!どうしてそこでそういう余計なこと言うのかなぁ!)モヤモヤ

野分「……」ジー

提督「…んー」


選択肢安価
1.そんなことないぞ
2.今度一緒に買いに行こう
3.(そっとしておこう)

↓2

提督「…そんなことないぞ?」

野分「…本当ですか?」ジー

提督「うん。野分だって女の子なんだからそういう趣味持ってたって不思議じゃないじゃないか?」キョトン

野分「……」

野分「……女の、子」

野分「………///」カァ

野分「ッ!//」プイ

提督「え?野分?」

野分「…な、何でもありません」

野分「…?」

舞風「」ニヤニヤ

野分「~~~!!!」ポカポカ

舞風「ちょ、ちょっと野分!や、やめてってば!!」

提督(本当に仲良いなぁ…あの二人。ちょっと羨ましいかも…)


野分「はぁ……はぁ…」

提督「ところで野分?」

野分「な、なんですか?」

提督「ぬいぐるみが好きならどうして部屋におかないんだ?」

野分「そ、それは…」ギクッ

舞風「そういえばそうだねー。いつもなら棚の上とかに乗ってるのに」

野分「ま、舞風!!」

舞風「もがっ?!も、もごご…!」モガモガ

提督(……もしかして俺が来るから隠した?)

提督(……そうなるとこれ以上は藪蛇か…話題を変えた方がいいかも)コホン

提督「と、ところで野分はどんなぬいぐるみが好きなんだ?」

野分「え?そうですね…↓2」

野分「プニキ……とか」

提督「まぁ…メジャーどころかな?」

舞風「プニキ可愛いよね~…周りの友達っぽいのがアレだけど…」

提督「まぁまぁ…アレがいいって言う人だっているんだし」

提督「ところで好きってことは持ってるのか?」

野分「え!?え、えぇ…まぁ…」

舞風「…別に見せたっていいと思うけど。そんなんで軽蔑されたりしないって」ボソボソ

野分「……ちょっと持ってきます」トテトテ




野分「…これです」ポフッ

提督「おぉ…まぁ。いたって普通のサイズ」

野分「大きすぎても邪魔ですから」

舞風「そうだよねー…たまに私もファンの人からーとかって事務所から貰うけど…」

提督「…でかすぎて邪魔?」

舞風「そうなんだよね~…贈り物は素直に嬉しいんだけどさ…」アハハ

野分「特にこの家では置きすぎても邪魔になってしまいますからね」

提督「……」

舞風「? どうしたの?」

提督「あ、いや…その」

提督「…野分に頼みがあるんだが…いいか?」

野分「? なんでしょうか?」キョトン

提督「…↓2」

提督「…俺に譲ってくれないか?」

野分「え?」

舞風「ほえ?」

野分「それは構いませんが…どうして?」

舞風「そうだよ?これ普通に市販されている奴だし?」キョトン

提督「えぇっと…そのだな…」ソワソワ

提督「野分から譲ってもらうのがいいって言うか…あー…」ポリポリ

野分「?? あの、言っている意味が…」

舞風「」ピーン

舞風「ははぁ~……そういうこと♪」

野分「え?舞風は分かったの?」

舞風「譲ってあげなよ野分」ニコ

野分「え?そ、それは別に良いんだけど……せめて理由を…」

舞風「もー、そういうのは黙っててあげるのも優しさだよ♪」

野分「……舞風がそういうなら」

野分「どうぞ司令。大事にしてあげてください」スッ

提督「…ありがとう、野分」ギュ

舞風「それで、もちろんお礼はしなきゃね♪」ニコ

野分「え?いえ…別にお礼は…」

提督「いや、理由も聞かずにゆずってもらったんだ。それくらいさせてくれ」ニコ

野分「…そういうのなら」

舞風「それでお礼ははどうするのかな~?」ニコニコ

提督「↓2で」

提督「俺の持っているぬいぐるみを上げる…つまり交換って形で」

野分「司令、ぬいぐるみ持ってたんですか?」

提督「一応。これでも結構ぬいぐるみとか好きなんだよ」

野分「…そうなんですか?」

提督「うん、けどまぁ…男がぬいぐるみって言うのもほら…な?」アハハ

野分「…そんなことありませんよ、男性がぬいぐるみを持っていても何もおかしくありません」

提督「…そう?」

野分「はい」コク

提督「…ありがとうな野分。こいつは野分だと思って大事にするから」ギュ

野分「え?」

野分(……プニキのぬいぐるみが私?)

野分(……つまり。私は今…司令に抱きしめられている?)

野分「……」

提督「野分?」

野分「」プシュー

提督「おわっ!?の、野分!?」ビクッ

舞風「あ~あー…また野分ったらこんな風になって…」ヨシヨシ

舞風(ほーんとこういうのに耐性ないんだから…これで好きな人ができるって言うのも凄いよ)

野分「ぁぅぁぅ……」グルグル







舞風「野分は向こうの部屋で休ませてきたよー」トコトコ

提督「ごめん…迷惑かけて」

舞風「いいっていいって。それで…提督…だっけ?」ニコ

提督「あ…そういえば自己紹介してなかったっけ…」

舞風「大丈夫。野分から良く聞いてたから」クス

提督「野分から?」

舞風「うん♪意外と話題に上がってるぞー?」クスクス

提督(……俺が話題にあがるって…どういう状況だろうか)

舞風「それでさ…提督」ジー

提督「な、なに?」

舞風「↓2」

舞風「野分のこと、大事にしてあげてね」

提督「…舞風」

舞風「野分の親友からのお願い♪」ニパ

提督「…うん、もちろん」ニコ

舞風「私は仕事であんまりいられないからさ…学園での野分がずーっと心配だったんだ」

舞風「初雪さんから聞いても変わった様子はないって聞いてたけど…やっぱり心配だったんだ」

提督「…そうか」

舞風「あ、でもでも」

提督「?」

舞風「なんだか最近は表情が柔らかくなったって言ってたね」

提督「…そっかぁ」

提督(やっぱり俺の見間違いじゃなかったのか)

舞風「きっと提督のおかげだよ。本当にありがとうね」ニパ

提督「いいや。そんなことないさ」ニコ

ピリリリリ

舞風「およ?天津風からだ…どしたんだろ?」ピッ

提督(あ、天津風って…や、やっぱり女優同士なんだな…凄い人物の名前がほいほい出てくる…)


舞風「ほいほーい、どうしたの天津風?」

天津風『どうしたの?じゃないわよ!!あんた収録のロケのバス待たせてなにしてるのよ!!!』ウガー

舞風「………」

天津風『………ちょっと?』

舞風「……忘れてた♪」テヘ

天津風『~~!!今すぐ来なさい!!!いいわね!!』ガチャ

舞風「あ~……怒らせちゃった」ツーツー

提督「だ、大丈夫なのか…?」

舞風「まぁ…迷惑かけちゃったのは本当に悪いから…すぐ行って謝らないと」スクッ

提督「ごめん。引き止めちゃったりして…」

舞風「うぅん。忘れてた私が悪いから。あっ、それと」ガサゴソ

提督「?」

舞風「これ、私の連絡先。何かあったら連絡してね」ニコ

提督「え?」

舞風「じゃ、天津風が待ってるから!野分にもよろしく!じゃね~!」ピュー

提督「ちょっ…!」

提督(……大女優の連絡先…偉いもの貰ってしまった…)

提督「…あ、そうだった。野分寝てるんだった……」

提督「どうしようかな…もうすぐ夕方になっちゃうけど…勝手に出て行くのもアレだし…」ウーン


選択肢安価
1.書置きして帰る
2.一声かけて帰る
3.勝手だけど夕飯でも作ろうかな

↓2

提督「……人の家の冷蔵庫漁るのは気が引けるけど…」ムムム

提督(…野分、ちゃんとご飯食べてるのかな…)チラ

提督(初雪さんのところで料理振舞ってた時は凄く美味しかったし…料理は上手なんだろうけど)

提督「…」カチャ

提督「……」ピリリリ

提督「あ、榛名か?その、少し頼みたいんだが――――」





野分「………ん」パチ

野分「あれ……私…?」ムク

野分(…また司令に迷惑を…それに舞風にまで)ハァ

野分「どうして私はこんなに…」ズーン

野分「……?」スンスン

野分「…なんだかとてもいい匂いがする…?」

野分(そういえば師範のところではちゃんと作るけど…最近少し自炊をさぼり気味だったかな…)ハァ

野分「……?あれ?じゃあこれは一体誰が…?」ムク


野分「……」トテトテ

野分「…舞風?」ヒョコ

提督「あ、おはよう野分」

野分「……え?し、司令?」ゴシゴシ

提督「体調は大丈夫か?」

野分「は、はい。というより何故司令が食事を?!そ、それにエプロンまで…!?」

提督「ダメだぞ野分。冷蔵庫空っぽじゃないか」

野分「う…」ギク

提督「料理出来るならサボらずちゃんと作った方がいいぞ…面倒なのは分かるけど」カチッ

野分「すみません…って!だから何故司令がご飯を…?!」

提督「いいからいいから。どうせならちゃんとしたもの食べて欲しかったからさ」

提督「すぐできるから、向こうで待っててくれ」

野分「え?あ……はい」トコトコ

野分(……え?な、何故?ど、どういうこと!?)グルグル

野分(……司令の手料理)

野分「………」ウキウキ ソワソワ

提督「どうした野分?」

野分「あっ!?い、いえ。なんでもありません!」キリッ

提督「?」


↓2 食事中イベント

提督「野分ほどじゃないけど…一応栄養バランスには気を使ったから」コト

野分「サラダ……ご飯におみそ汁…おかずまで」

提督「…質素だった?」

野分「いえ…色とりどりで…バランスもしっかりしています」

野分「…頂きます」モグ

提督「……ど、どう?」

野分「……」

野分「……美味しい」ニパ

提督「…」ホッ

野分「…司令の味は…なんだか安心します」パク

提督「そう?」

野分「えぇ…優しい味がします」

提督「そんなこと言われたのは初めてだけど…うん。ありがとう」ニコ

野分「食べてみてください。食べればわかります」スッ

提督「……へ?」

野分「どうしました司令?」

提督「あ、いや…あの…」アセアセ

野分「?」キョトン

提督「……あむ」パク

野分「どうですか?」

提督「……うん。味見通り……だけど、その…//」

提督「…ちょっと恥ずかしいな//」カァ

野分「え?…………あ//」

提督「の、野分!」

野分「は、はいっ?!」ビクッ

提督「……俺だけは恥ずかしいから野分もだ」スッ

野分「えっ?!あ、あの…い、いいですから!//」カァ

提督「だめ。あーん」ススッ

野分「あ、あぅ……うぅ…//」

野分「……!//」ハム

野分「…………恥ずかしいですね。これ…///」プイ

提督「…だな//」カァ

野分(…どうしてこんなことになってるんでしょうか……はぁ…///)ドキドキ


↓2 食事後イベント

野分「ご馳走様でした。とても美味しかったです」ペコリ

提督「お粗末さまでした。俺の軟化でよければいつでも作ってあげるよ」クス

野分「魅力的ですが、それでは私が堕落してしまいますよ」クス

提督(野分に限ってそれはないと思うんだがなぁ…)

野分「いつか私が司令にご馳走しますから」

提督「お?本当か。それは楽しみかも」ニコ

野分「えぇ。野分のでよければ、ですが」

野分「…司令。この後時間ありますか?」

提督「うん?うん、もちろん」

野分「でしたら少し散歩しませんか?少し寒いと思いますが…」

提督「俺は構わないよ。風邪引かないように防寒着はちゃんと着ろよー?」

野分「…司令、子供じゃないんですから」ムス

提督「はいはい」クス

野分「もう…」プイ








【外】

提督「おぉ…やっぱりこの時期は寒いな」

野分「大丈夫ですか司令?」

提督「うん。コート着てるし、ホッカイロもあるから大丈夫だよ」ヌクヌク

野分「よかったです。風邪だけは引かないように気をつけてください」

提督「それは野分も一緒だってば」アハハ

野分「むー…」


↓2 散歩中イベント

提督「はー…」

野分「司令…あ。手袋していなかったんですか」

提督「うん?あぁ、ホッカイロあるから大丈夫かなって思って…ついな」アハハ

野分「私の手袋を…」

提督「野分の手袋じゃ俺の手には小さいって」クス

野分「あっ…」

提督「気にしなくて良いよ。そんなに気にするほどじゃないから」

野分「……でも」チラ

野分「……」ゴソゴソ

提督「野分?何で手袋脱いで……」

野分「……ッ!」ニギッ

提督「えっ…//」ドキ

野分「…こ、これなら…寒くない…はず、です…//」ギュ

提督「……//」

提督「…うん」ギュ

野分「…っ」ピクッ

提督「…野分の手、暖かい」

野分「司令は冷たいです。こんなになるまで…もう…」ギュ


提督「……」ドキドキ

野分「……」ドキドキ

提督(ど、どうしよう…か、会話が続かなく…!//)

野分(し、司令に変に思われたりしてないでしょうか……?変な子とか…//)

提督・野分「「あ、あの」」

提督・野分「「あっ…」」

提督「の、野分からどうぞ?」

野分「い、いえ…司令から…」

提督「……」

野分「……」

提督「……ん」ギュ

野分「…ぁ//」ドキ

野分「……♪」ギュ

提督「…」ニコ

提督「…野分」

野分「なんですか、司令?」

提督「↓2」

提督「……今度、二人でさ」

野分「…二人で?」

提督「あ、その…えっと」

野分「…司令?」

提督「…えと」

野分「…」ニギ

提督「あ…の、野分?」

野分「…大丈夫です、司令」

野分「野分は…いつでも待っていますから」ニコ

提督「ッ!//」ドキッ

提督「そ、その…だな。」



野分「…あ」

提督「え?あ……」

野分「雪……」

提督「時期が早いな…どうせならクリスマスとかに振ってくれればいいのに」

野分「…でも」

野分「とても綺麗です……夜の雪」ニコ

提督「…」チラ

野分「ふふ…♪」クス

提督「……」ドキ

野分「? どうしました司令?」

提督「…いや、何でもないや」ニコ

提督「本格的に降ってくる前に帰ろうか」

野分「…もう少しだけ」

提督「本当に風邪ひくぞ?」

野分「……そうですね。分かりました」

野分「……でも、あの…これだけは」ニギ

提督「…うん。帰るまで、な」ギュ

野分「……はい♪」ギュ


【12月休日 終了】


選択肢安価
1.妖精さんの好感度表
2.アナザー視点 野分
3.次の日へ

直下

野分「ん…」パタン

野分「…ふぅ」

野分「……」パッパッ

野分(…司令の手、とても暖かった…)

野分「……」ギュ

野分(…司令のぬくもりが…残っている)

野分(私の心も、ずっとドキドキしている…でも、悪い気持ちじゃない)

野分「……」キョロキョロ

シーン

野分「……この家、こんなに静かだったかな…」

野分(今日一日…舞風と司令…大切な人が二人も来てくれたから…かな)

野分(その分…寂しい)ギュ

野分「……?」

野分(何だろう…これ。冷蔵庫に…)ガサガサ

野分「……これ」


『プリン作ってみたよ。夜には良い感じに固まってると思うから食べてくれ  提督』


野分「……司令」ドキ

野分「……ありがとうございます。司令」

野分「…師範」

野分(……私の心は、もうこんなにも暖かくなりました)クス


【another view end】

さっぱり更新出来ていませんが今日はこの辺で終了します。お疲れ様でした
明日も更新します。時間は未定なのでまた更新前に通知します

それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた明日

とんだ急用が入ってしまい、ただいま帰ってきたところです
お風呂からあがり次第再開します。朝から何も食べてない、お腹空いた

お待たせしました。再開します

【12月2days】


【学園 クリスマスパーティー】


ワイワイ ガヤガヤ

提督「ほい榛名。ちょっと早いメリークリスマス」スッ

榛名「わぁ…お兄様、ありがとうございます♪」

提督「とはいっても…学園側から用意されてるのを渡しているだけだけど」

榛名「もう…そういうことはいわないでください」ムス

提督「はは…ごめんごめん」

提督「ほら、朝潮も」スッ

朝潮「ありがとうございます!司令!」

朝潮「…それにしてもサンタ服…とてもお似合いですね」ジー

提督「はは…ありがと」ナデナデ

朝潮「わ、わわ……」

提督「それじゃ他のところにも行ってくるから、二人は楽しんでてくれ」トテトテ

榛名「お兄様…大変そうですね」

朝潮「はい…」




提督「えーっと…次はこことアレと…」

青葉「てーいとっく君!」ヒョコ

提督「お、青葉。運営お疲れ様」

青葉「いえいえ、提督くんもサンタ役お疲れ様です。おかげ様で本当に助かってますよ♪」ニコ

提督「まー…歌うことにはならなくてよかったかな。さすがにまたやるのはな…」

青葉「あはは…」

青葉「…それはそうと、提督くん」ススッ

提督「な、何だよ…?」

青葉「……彼女とは、どうなんですか?」ニコニコ

提督「は?彼女って誰のこと…?」

青葉「…ホント鈍いですねぇ。野分さんのことですよ」

提督「」ビクッ

提督「の、ののの野分がどうしたって!?」

青葉(う、うわぁ…なんて分かりやすい)

青葉「それで~…どうなんですかどうなんですか?」ニヤニヤ

提督「………↓2」

提督「………ちょ、ちょっと気になってる…かな」

青葉「…ちょっと、ですかぁ~?」ジー

提督「な、なんだよ」

青葉「む~…どうしましょうかねぇ」

提督「?」

青葉「実はですね。ここから電車で10分ほどのところにある街で雪まつりをするのは知ってますか?」

提督「雪まつり?」

青葉「えぇ、なんでも局所的に降るらしく、その雪を利用して雪像などを作ったお祭りです」

提督「へぇ…」

青葉「実はそこチケット制でしてね~…ここに2枚あるんですよ」ヒラヒラ

提督「…それで?」

青葉「提督くんには今日お世話になりましたからね~…そのお礼にと思って」

青葉「野分さんと一緒にいきたいかな~なんて思って用意したんですが…不用でしたかね」ニヤ

提督「う、うぐ……っ」

青葉「まぁ、それに提督くんじゃあ女子を誘うなんてできませんからね♪」クス

提督「……………ま、待て」

青葉「おや、どうしました?」ニコ

提督「ぐ、ぐぐ……」



選択肢安価
1.譲ってくれ!頼む!
2.そう、関係ないね
3.俺が悪かったです

↓2

提督「…た、頼む」

青葉「え?なんですって?よく聞こえませんね?」

提督「ぐっ…」

提督「た、頼む!譲ってくれ!」

青葉「はい、どうぞ」スッ

提督「へ?」

青葉「さっき言ったじゃないですか。元々差し上げるつもりだったって」

提督「……もしかして、騙された?」

青葉「いやー、そうですか。提督くんも少しは気持ちが決まったみたいで良かったです♪」

提督「お、おまっ……!青葉ァ!!」

青葉「あ、じゃあ青葉はこれからまだ仕事がありますので!それじゃ~」ピュー

提督「あっ!こ、こら待て…!」

提督「な、何て逃げ足の速い奴だ……」

提督「……雪まつりねぇ」カサッ

提督(……昨日言いそびれたけど、二人で何処か行くには…いい機会かな?)


野分「司令」

提督「おわっ?!!」サッ

野分「あ…す、すみません!」

提督「の、野分か。ごめん、ちょっとびっくりして」

野分「いえ、こちらこそ急に話しかけてすみません」

野分「…ところで司令」

提督「な、なに?」

野分「今隠したもの…なんですか?」ヒョコ

提督「あっ…」ササッ

野分「…?」ヒョコ

提督「…」ササッ

野分「……見せてくれないんですか」ジトー

提督(…というか何で隠してるの?俺)

提督「あー…そのだな」

提督「…↓2」

提督「…これだよ」カサ

野分「? これは、チケット…ですか?」

提督「近くで雪まつりがあるのは知ってるか?」

野分「はい。人気の場所です」

提督「え?そうなの?」

野分「はい、そのためにチケットを販売して入場者制限を掛けているのですが…」

野分「…え?そのチケットなんですか?」

提督「あ、あぁ…」

提督(……青葉の奴どうやって2枚も手に入れたんだ)

提督「…このチケットもらたんだ」

野分「へぇ…!それは凄いです。とてもいい機会になると思いますよ」

提督「いや、2枚もらったんだ」

野分「2枚?」キョトン

提督「…だ、だからさ…その」

提督「…一緒に行ってくれないか?」

野分「………」

野分「え?わ、私が…し、司令と…ですか?」

提督「う、うん」コク

野分「……ぇ、ぁ…//」

提督「……だ、ダメかな?」

野分「え?あ、そ、その…あの…//」モジ

野分「……い、いいですよ」プイ

提督「ほ、本当か!?」

野分「た、ただし条件があります!」

提督「え?じょ、条件?」

野分「…↓2です」

野分「…完璧なエスコート、お願いします」

提督「え、エスコート…か」

野分「は、はい」

提督「…つ、つまり。当日に野分を満足させればいいんだな?」

野分「…そういうことです」

提督「…分かった。約束する」ニコ

野分「…はい、約束、ですからね」ニコ

提督「それじゃチケットは野分に一枚…」

野分「…司令」ジト

提督「え?」

野分「…エスコート」

提督「……」

提督「……当日俺が出すことにするよ」シマイシマイ

野分「もう…」

提督(早速やらかした…)ズーン

野分「…でも、司令らしいですね」クス

野分「当日楽しみです。司令がどのようなエスコートをしてくれるのか」ニコ

提督「あ、あはは…お手柔らかに頼むよ」

野分「ところで司令、今日はこの後大丈夫ですか?」

提督「ん?うん。ちょうど終わって着替えて来ようかと思ってたところだから」

野分「…そうですか」ソワソワ

提督「…?」

野分「…あの、司令。お願いがあるんですが…」

提督「お願い?」

野分「はい。あの…」チラ

提督「?」キョトン

野分「…↓2」

野分「…やっぱりなんでもないです」

提督「…そうか?」

野分「は、はい。お引き留めしてすみませんでした」ニコ

提督「……? 分かった。それじゃ着替えてくるな」トテテテ


野分「……はぁ」

野分(…どうして一言、『この後一緒にダンスしてくれませんか?』と言えないのでしょうか)ハァ

野分(折角舞風にも頼んで練習に付き合ってもらったのに…私はもう…)ハァ

野分「…もう、帰ろうかな」ハァ

野分「でも…司令に一言も言わず帰るのは…うぅん…」

野分(ですけど…どんな顔で司令に会えば…)


提督「野分?」

野分「ッ?!」ビクッ

提督「よかった。まだここにいたんだな」

野分「し、司令?ず、随分早いですね?」

提督「そうか?まぁ男子の着替えなんてそんなもんだって」アハハ

野分(ど、どうしよう…完全に帰るタイミングを逃してしまった…)アセアセ

提督「…? 野分」

野分「は、はいっ!?な、なんでしょうか!?」ビクッ

提督「…もしかしてさ、野分」ジー

野分「……は、はい?」

提督「…↓2?」

回避

提督「…言いたいことがあったんじゃない?」

野分「…え」ギクッ

提督「俺の勘違いだったらすまん…けど、なんだかそんな感じがしてな」ポリポリ

野分(…も、もしかしてそんなに顔に出ていたのでしょうか)ダラダラ

提督「野分?」

野分「え?あ…そ、それは…その」


ピリリリリ

提督「お?っと、すまん野分。ちょっと待っててくれるか」

野分「は、はい」

提督「青葉か。はい、もしもし?」

青葉『あ、提督くん。お疲れ様です』

青葉『サンタ役終わったところもうしけないんですけど…ちょーっと手伝って欲しいことがありまして…』

提督「なんだ?力仕事とかか?」

青葉『そんなところです、忙しかったら構いませんので暇だったらお願いします』

提督「ん、分かった」

青葉『ではでは。もし来れないようでしたらまた連絡を』ピッ


提督「…むぅ」

野分「あの…どうしたんですか?」

提督「あー…青葉から暇だったら手伝ってくれないかって言われて。力仕事みたいでな」

野分「え…」

提督「ん~…どうしようかな。世話になってるし手伝いに行こうかな…」ウーン

野分「あ…」



選択肢安価 どうするのわっち
1.袖を引く
2.無言で威圧
3.見送る

↓2

提督「…よし、行く――――」グイッ

提督「……うん?」

野分「…」クイ

提督「……」

野分「…」クイクイ

提督「…野分?」

野分「え?」

野分「……あっ!」パッ

野分「す、すみません司令!つ、つい…あの…」ワタワタ

提督「……」

野分「…」シュン

提督「…」ピッピッ

野分「し、司令?」

提督「ん、青葉か?すまん。ちょっと忙しいから行けそうにないわ」

野分「え?」

提督「あぁ。すまん、今度埋め合わせするから。それじゃ」ピッ

野分「し、司令!どうして……」

提督「野分」ジッ

野分「え?あ、あの…」タジッ

提督「…」ジー

野分「…ぅ//」プイ


↓2 どうする提督くん

提督「…野分。ちょっと失礼」

野分「え?」

提督「…」ダキ

野分「ふぇ…あっ?!し、司令!?//」ビクッ

野分「あ、あの…な、何して…!?///」カァー

提督「…野分」

野分「な、なんですか!?」

提督「…もし、いやだったら突き放してくれ」

野分「なっ…ぁ…//」

野分「……ず、ずるい…です」

野分「…そんな言い方されたら…できるわけ、ありません…」ギュ

提督「……ご、ごめん」

野分「あ、謝らないでください…こんなことしておいて…//」

提督「…ごめん」

野分「だ、だから…はぁ」ギュー

提督「野分?」

野分「…嫌じゃ、ありませんから」

提督「…そ、そっか」

野分「司令、もう少しだけ強めに…」

提督「……こう?」ギュッ

野分「…はい//」

野分(……暖かい。先日の繋いだ手よりも…ずっと…)

提督(や、やばいやばいやばい……の、野分がこんなに近くに……!// 自分からやっておいて…//)バクバク

野分「…しれい」

提督「な、なに?」

野分「…↓2」

野分「…は、恥ずかしいです//」

提督「じゃ、じゃあ…放す?」

野分「は、恥ずかしいと言っただけです!は、放して欲しいというわけではありません!」

提督「す、すまん」

野分「…」ギュ

野分「……司令?もしかして…その、心臓…」

提督「」ギクッ

野分「…凄く、早い…ですよ?」

提督「し、仕方ないだろ!の、野分をこうしていたら当然だって…!」

野分「え…」

野分(わ、私を…こうしていて…?)

野分「………」ドキドキドキ

野分(…! わ、私の鼓動まで……!//)

野分(お、落ち着け……し、司令に気付かれちゃだめ……!//)バクバク

野分(だ、ダメ……落ち着かない……!//)




榛名「お兄様~」トテテテ

朝潮「しれい~」トテテテ

提督「や、やばっ!!」パッ

野分「あっ…!?」

榛名「お疲れ様ですお兄様」ニコ

提督「あ、あぁ…お疲れ」ニコ

朝潮「あ!野分さん、こんばんは」ニコ

野分「は、はい。こんばんは」

榛名「…野分さん?なんだか顔が赤いようですが…?」

朝潮「あれ?司令も何だか赤いような…?」

提督「き、気の所為じゃないか?!ほ、ほら。さっきまで色々走り回ってたからさ!」

野分「わ、私は少し暖房が利きすぎてるような気がして…」パタパタ

榛名「大丈夫ですか?何か冷たいものを…」

朝潮「あ、私とってきます!」パタパタ

榛名「あ、私も!」パタパタ


提督「……あー//」ポリポリ

野分「……//」プイ

提督「…えっと、野分」

野分「な、なんですか……//」プイ

提督「…↓2」

柔らかいな…(ボソッ

提督「…柔らかいな」ボソ

野分「え?」

提督「あ…やべっ…//」

野分「…あ、あの?今何と…?//」カァ

提督「い、いや…えっと…//」ダラダラ

野分「司令……?//」ジトー

提督「や、やば……//」



朝潮「司令、野分さん!」パタパタ

提督・野分「」ビクッ

榛名「冷たいお飲物をお持ちしました。どうぞ♪」パタパタ

提督「あ……」

提督「あ、ありがとう榛名、朝潮!助かるよ!」ニコ

榛名「野分さんもどうぞ♪」スッ

野分「あ、ありがとうございます」

提督(た、助かった……//)ゴクゴク

野分「……」

野分(や、柔らかったって……ま、まさか…あ、当たって…//)カァ

野分「……」コト

野分「……」フニフニ

朝潮「野分さん?」ヒョコ

野分「!?!?」ビクッ

朝潮「どうかしました?胸のあたりが何か変な感じでも…?」キョトン

野分「い、いえ!?な、なんでもありません!」ゴクッ

朝潮「??」

野分(ひ、人前で何をしてるんですか私は……!///)ゴクゴク



野分「……はぁ」

野分(…やっと落ち着いた)

提督「…なぁ、野分」

野分「あ、はい。何でしょうか司令?」

提督「…パーティ終わった後なんだけど、時間あるか?」

野分「? はい、大丈夫ですが…?」

提督「…その、↓2」

提督「…俺の部屋に来ないか?」

野分「……えっ?」

提督「あ、い、いや!へ、変な意味じゃないぞ!?この前上げてもらったお礼にと思ってて…!」ワタワタ

野分「え?へ、変な意味……?」

野分「……」

野分「」プシュー

野分「ぁ、ぁわ……あ、あぁ……!///」カァー

提督「の、野分落ち着け!普通に来てもらうだけだから!」

野分「は、はぃ……///」プシュー

提督(い、いきなり男子の部屋に上げるのは刺激が強過ぎたか…?)

提督(…しかし、いくらなんでも耐性なさすぎじゃないかなぁ…?)









【提督の部屋】

提督「ど、どうぞ」ガチャ

野分「お、お邪魔…します……」トテトテ

野分「わぁ……」キョロキョロ

野分(…これが司令の…男性の部屋…)

提督「…何か珍しいものでもあったか?」

野分「あっ!い、いえ。すみません、部屋を眺めるような真似を…!」

提督「別に見られて困るようなものはないから大丈夫だよ」ニコ

野分「そ、そうですか?」

提督「うん。あ、座布団どうぞ」ススッ

野分「ありがとうございます。では…」チョコン

野分「…あの、司令」

提督「うん?」

野分「…どうして私を司令の部屋に?」

提督「…まぁ、さっきも言ったけど…上げてもらったお礼に俺の部屋にも…って言うのがひとつ」

野分「では、もうひとつは…?」キョトン

提督「↓2」

プニキ詰め合わせセットをだな

提督「……好きだ」

野分「……えっ?」

提督「…その、本当は雪まつりで言いたかったんだけど…」

提督「…さっき抱き締めたら…もう我慢できなくて…//」ポリポリ

野分「あ、あの…え、えっ?」オロオロ

提督「……野分」ジッ

野分「は、はいっ!」

提督「…好きだ」

提督「…俺と、付き合ってください!」ペコリ

野分「………」

提督「……の、野分?」

野分「……ッ!」プイッ

提督「」ガーン

提督(え……えっ!?も、もしかして……お、お断りされた!?)

提督(きゅ、急に部屋に上げたりすればそうだよな……そうだよ…なぁ…)ズーン


野分(え、えぇ…えぇ~~~~!!?//)

野分(う、うそうそ……し、司令が……の、野分に……す、好き……って…!?//)

野分(だ、ダメ…!また心臓がうるさく……!//)バクバク

野分「……///」チラ

提督「」ズーン

野分(あ、あれっ!?)

野分(ど、どうして司令が落ち込んでるんですか!?)アセアセ

野分(も、もも…もしかして、私がすぐ返事しなかったからっ!?)

野分(ど、どうしよう…まだ頭がちゃんと回ってない……で、でも司令を待たせるわけには……)グルグル


提督「……の、野分。すまん…その…」

野分「し、司令っ!!」ガタッ

提督「うわっ?!な、なに!?」ビクッ

野分「あ、ぁぁのあの!え、えっと…ですね……その…!//」ワタワタ

野分「↓2!」

野分「……や」

提督「や?」

野分「……優しく、してくださいね……///」ギュ

提督「……へ?」

野分「……///」プルプル

提督「あ、あの?野分さん?」

提督「ど、どうして…目を瞑っているのかな~……って」

野分「……わ、私からの答えです」

提督「え」

野分「…司令の、お好きに」

提督「」

提督「お、おぉぉおい野分?お、女の子がそんなこといっちゃ……」

野分「……です」

提督「え?」

野分「……司令にだけ……です…//」

提督「」


提督「……の、野分!」ズイッ

野分「ッ!」ビクッ

野分(し、司令が……近くに気配が……//)バクバク

提督「……野分」ソッ

野分「あっ…」

野分(し、司令の手が…頬、に……//)ドキドキ

提督「野分……」スッ


↓2 ナニする提督くん

提督「…そんなこと言われたら…が、我慢できないぞ…い、良いんだな?」

野分「…//」コク

提督「…野分」スッ

提督(……の、野分の顔が…こんな近くに……///)バクバク

提督(お、落ち着け…俺が不安がってたら野分まで不安になる…//)

野分(ち、ちか……し、しし…司令の吐息が……!///)バクバク


提督「……いくよ、野分……//」スッ

野分「は、はぃ…来て……し、れぃ……//」

提督「……んっ」チュ

野分「――――!//」チュ

提督(う、うわ……柔らかい……!な、なんだこれ……!?//)

野分(~~~~~!!~~~!!!!///)バクバク

提督(そ、それに何か甘い感じが……に、匂い?味?わ、わかんけど…す、すご……///)

野分「んっ…んふ……んんぅ……///」

提督(……もっと。もっと…味わいたい……)

提督「……れろ」

野分「ッ!??!!!???///」ビクッ

提督「ふぁ……んぅ…ちゅ……ぇ…ろ……///」

野分「ひ、ひ……れ……っ…!///」

野分(し、司令の…し、舌……が……んうっ……///)




提督「ぁ……はぁ……ぁ……///」パッ

野分「ぁ……ぁ……はぁ…ふぅ……ぁ…///」トロン

提督「……野分」

野分「……し、れぇ//」

提督「……優しく、するから」ガバッ

野分「ひゃっ……//」ドサッ

提督「……いい、か?」

野分「……優しくしてくださいと…言いました……//」プイ

提督「………うん。する…絶対に」ズイ

野分「あっ……///」



直下コンマ判定
95以上 夜戦突入
それ以外 キングクリムゾン

流れはある

夜戦はアフターの特権だもんね
榛名ルートで忘れ去ってたけど

今日はこの辺で終了します。お疲れ様でした
非アフター時の夜戦コンマはこれくらいがちょうど良さそうですね(ゲス顔)

明日は何もないので明日こそはがっつり更新します。遅くまでお付き合い頂きありがとうございました
それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた明日

野分「すー……すぅ……」スヤスヤ

提督「…」ナデナデ

提督(……ついやってしまった…野分があんなこと言うから…//)カァ

提督(いやいや、野分の所為にするのは筋違いだよな。手を出したのは俺なんだし…)

提督「……でもあんなこと言われたら、我慢できないって…//」ハァ

提督(予定は一緒にまったりして、雪まつりの予定を一緒に立てて…っていうはずだったんだが)

提督「告白して………ここまで…//」

提督「……ムードもくそもないよな…はぁ、ごめんな野分…」ナデ

野分「……いえ」パチ

提督「あ…起こしちゃったか?」

野分「大丈夫です。私こそ先に眠ってしまって…」

提督「いいって。それより体調は大丈夫か?」

野分「は、はい……ちょ、ちょっとだけ…その、違和感が…ありますけど//」サスサス

提督「そ、そか…//」

野分「…司令」ギュ

提督「どうした?」

野分「謝ることなんてありません。私は司令とこうなれてとても嬉しいんです」

提督「野分…」

野分「い、些か急ではありましたが…//」カァ

提督「あ、あはは…」

野分「……司令」

提督「なに?」

野分「…遠慮しなくなってもいいんですよね?」

提督「…あぁ、もう親友どころか……その…」

提督「…こ、恋人…だしな//」ナデ

野分「あ……//」

野分「…はい♪」

野分「…では、このまま一緒に…あと…寝るまで」チラ

提督「もちろん」ナデナデ

野分「んっ……」

提督「…お休み野分。大好きだよ」

野分「…はい、司令…私もです…//」ギュ



【12月2days 終了】

※エピローグの為非安価でお送りします。許して

【12月3days】


【雪まつり会場】


提督「おー…凄い人だなぁ」

野分「これでもチケットで制限しているというのですから…すごいですね」

提督「それじゃ行こうか野分」

野分「……」ジー

提督「…ほら」ニギ

野分「…はい」ギュ

野分「……ですが、こちらの方が…いいです」ダキ

提督「おっと…と」

野分「…ダメでしょうか?」ジー

提督「まさか。俺こそ気が回らなかったよ」ニコ

野分「もう…ちゃんとエスコートしてくださいと言ったはずですよ?」クス

提督「あはは…すまんな」

提督「どこ行きたい野分?」

野分「そうですね…では、あの雪像に…」

提督「ん、了解。行こうか」ニコ

野分「はい♪」ニコ

提督「おー…これまた大きな雪像だ」

野分「…可愛い」ポツリ

提督「ん?猫好きなのか?」

野分「は、はい。動物は…割と」

提督「ほほう。プニキだけではないと」

野分「…司令、私がプニキだけが好きなような認識だったんですか?」ジトー

提督「そ、そういうわけじゃないって」アタフタ

野分「…ふふ、冗談ですよ」クス

提督「…野分ってさ」

野分「はい?」

提督「…もしかして、結構意地悪?」

野分「知りませんでしたか?」

提督「う、うん…」

野分「親しい人にしか見せませんから」

提督「…こいつめ」ツン

野分「ふふ…」クス


野分「では司令、次の場所を…」

提督「あ、ちょっと待った」ゴソゴソ

野分「?」

提督「折角だから写真撮らないか?こっちの小さい猫の雪像の前でさ」

野分「いいですね…はい!そうしましょう」

提督「それじゃ、前みたいに一緒に…」

野分「はい」ダキッ

提督「おわっ…と」

野分「近い方がいいですよね?」ジー

提督「…そうだな」クス

野分「この前取った時はあまり近くに寄れませんでしたから…//」

提督「そうだなぁ…恥ずかしかった?」

野分「…はい。でも今は…そんな遠慮は不要ですから」ニコ

提督「ふふ…そか」クス

提督「よーし、撮るぞ?いいか?」

野分「はい」

提督「はい、チー……ズ!」カシャ


提督「さてと…どれどれ」

野分「…」ヒョコ

提督「……お?」

野分「…え?」

提督「……おぉ」

野分「え?え、えぇ~~!?//」

提督「…すっごいいい笑顔だな、野分」

野分「ぁ、ぁぅ…は、恥ずかしいです……//」カァ

野分「わ、私が…こんな顔するなんて…//」プイ

提督「……保存、ロック…っと」ピッピッ

野分「あっ!?」

提督「これでもう消せないぞ。パスワードは俺しか知らないからな…」フフフ

野分「…卑怯です」ムスー

提督「いいじゃないか。ほら、前と今回のを比べると段違いだし良い記念だ」クス

野分「うぅ……//」

野分「……」ダキッ

提督「っと…どうした野分?」キョトン

野分「…司令、だけですからね。野分のこんな顔…見せるのは」

提督「……うん。俺にだけ…な」ニコ

野分「司令の所為ですからね…こんな顔を見せるようになったのは」ギュ

提督「…じゃ、責任取らないとな」クス

野分「…はい♪」



提督「―――ずっと、その顔を見せてくれよ、野分」

野分「―――もちろんです」

野分「―――ー野分はこれから…ずっと、司令のお傍にいるのですから」ニコ


【野分 HAPPYEND】

えんだあああああ

以上で野分√無事終了です!お疲れ様でした
エピローグ長くなってごめんなさい。綺麗にまとめきれず助長してしまいました。許して

ということでここから本編再開していきます。残りは雲龍先生のみです
若干フラグまで好感度が足りていないので通常ルート扱いです。
ただし雲龍先生のイベントが多めになると思います。ご了承ください

ということで本編は1月から。15:30-16:00くらいに再開します
お手数ですがいつも通りの単発回避をお願い致します。では少々お待ちください

【1月】

【雲龍邸】

提督「明けましておめでと~」トテトテ

榛名「明けましておめでとうございます♪」ニコ

朝潮「明けましておめでとうございます!」

雲龍「はい、皆明けましておめでとう。今年もよろしくね」ニコ

3人「はーい!」

榛名「榛名、お雑煮作ってきますね!」パタパタ

朝潮「あ!私も手伝います!」パタパタ

提督「…お雑煮」ジュル

雲龍「あら?提督くんは食べる専門かしら?」

提督「」ギクッ

雲龍「…」ジー

提督「い、いやぁほら!三人もキッチンに居るのは些か狭いかと思って…!」

雲龍「…ふぅん」

提督「あ、あはは…」

雲龍「…それもそうね。じゃあ私の話し相手にでもなってもらおうかしらね」クス

提督「それならいくらでも構いませんよ」ニコ

雲龍「そうね…うーん」ジー

雲龍「…ね、提督くん」

提督「なんですか?」

雲龍「↓2」

雲龍「提督くんって良く見るとカッコいいわね」

提督「」ブフッ

雲龍「あら…もう、汚いわよ。お茶を吹き出すなんて」ササッ

提督「い、いきなり何言うの雲龍さん!!//」カァー

雲龍「あら。本当のことを言っただけよ?」

提督「だ、だからっていきなりすぎるよ…」

雲龍「不意打ちが私のモットーなのよ」

提督「そんなモットーいらないから…」ハァ

雲龍「で。どうなの?」

提督「え?どうって…?」

雲龍「学園ではモテているのかしら?」ジー

提督「……」

雲龍「…沈黙は肯定と受け取って良いのかしら?」

提督「ちがうよ!絶句しただけだよ!」

雲龍「じゃあ、周りに良さそうな女の子もいないってこと?」

提督「いや、そういうわけじゃ…」

雲龍「朝潮と榛名に失礼ね…」

提督「人の話聞いてよ?!」

雲龍「冗談よ」

提督(…新年早々早速からかわれてるよう…)シクシク

提督「……あ」

雲龍「どうしたの?」

提督「ところで雲龍さん…↓2」

そこに飾ってある3つの袋は一体

提督「…そこに飾ってある3つの袋は一体」

雲龍「うん?あぁ、これ?」ヒョイ

提督「うん、さっきから気になってて…」

雲龍「むぅ……しょうがないわね」

雲龍「特別に見せてあげるわ」

提督「…そんなに変なもの入ってるの?」

雲龍「別にそんなことはないわ。本当はみんな一緒に上げる予定だったのよ」

提督「一緒に?」

提督「もしかしてお年玉……」

雲龍「残念ながら違うわね」

提督「え?じゃあ…」

雲龍「見ればわかるわ」ガサガサ

提督「……」ドキドキ

提督(…なんだろう。辞書とか問題集だったら嫌だな……)

雲龍「これよ」コト


↓2 袋の中身は

ksk

提督「……ぬ、ぬいぐるみ?」

雲龍「そう。さすがに親戚とはいえ教師が生徒にお金をあげるのは感心しないわよね?」

提督「…確かに」

雲龍「聞けば提督くん、ぬいぐるみが好きだそうじゃない?」

提督「え゙」ギクッ

雲龍「…」ジー

提督「あ、あの…一体誰からそんな情報を……」ダラダラ

雲龍「青葉さんよ」

提督(青葉ァ!パーティ手伝ってやったというのになんてやつだ!!)

雲龍「別に恥ずかしがる必要はないわ」

雲龍「…さすがに、えっちな人形とかじゃなければ私は平気よ…」

提督「そんなの持ってないからね!?」

雲龍「ならよかったわ。持っていたらどうしようかと思ってたところよ」

提督「そんなものに興味ないから!!」

雲龍「あら。じゃあ女性の身体にも興味ないのかしら」

提督「そ、それとこれとは話が別!!//」

榛名「お兄様?どうしたのですか?声を荒げて…?」トテトテ

雲龍「あぁ、提督くんが女性に興味な――――」

提督「何でもないよ榛名!!そ、それよりお雑煮食べたいなぁ!!」

榛名「あ、はい。ちょうど持ってきましたのでどうぞ♪」コト

提督(た、助かった……)

雲龍「というわけで、後で皆に上げるからもう少し待ってなさい」ガサガサ

提督「は、はい……」

提督(…新年早々雲龍さんぶっ飛んでるなぁ…はぁ)


↓2 食事中イベント

おせちの中に朝潮作の料理が(見た目は普通)

提督「おぉ、おせちまで…」

榛名「あはは…ちょっと張り切ってしまいまして…」

朝潮「わ、私もちょっと楽しくなっちゃって…」テヘ

提督「お?朝潮も一緒に作ったのか?」

朝潮「はいっ♪」ニコ

提督「ふむ……」

提督(…どれが榛名作で、どれが朝潮作だ?)

雲龍「お雑煮も美味しいわね…」ズルル

榛名「あ、雲龍さん。急いで食べたりしたらまた胃がびっくりしちゃいますって!」

雲龍「……ごめんなさい」

榛名「いえ…ただごゆっくり食べてください。まだまだおかわりはありますから」ニコ

雲龍「本当に榛名は何でも出来るわね」

榛名「そ、そんなことは…//」カァ

朝潮「…司令?どれだか分りました?」ニコ

提督「……これだな!」ヒョイ

朝潮「……」

提督(……やべ、間違えた?)

朝潮「…正解です!」ニパー

提督「よかった…」ホッ

提督「それじゃ、頂きます」モグ


直下コンマ判定 朝潮の料理力
00は100扱い

前にも朝潮の料理判定とってた気がするが変動するようなことあったっけ…?

提督「………」ビクッ

朝潮「あ、あの…どうでしょうか!」ワクワク

提督「……ぁ、さしお…」プルプル

朝潮「は、はいっ!」

提督「……ひ、一人で…作ったか…?」

榛名「えっ!?」

朝潮「はい!」

朝潮「いつも調味料の味付け担当ばかりでしたから…一人で作ってみたんです!」ニコ

提督「……は、はる…な……」ギギギギギ

榛名(…も、申し訳ありませんお兄様!は、榛名が付いていながら…!)ワタワタ

朝潮「ど、どうですか!司令!」

提督「……」プルプル

朝潮「……」ワクワク

提督「…………」バタッ

雲龍「あ」

朝潮「し、司令!?ど、どうしました!?司令!!」ユサユサ


雲龍「……榛名」チラ

榛名「……申し訳ありません」シュン

雲龍「……とにかく、今のうちに取り除いておきなさい」

榛名「…はい」

【提督の部屋】

提督「」ウーンウーン

提督「……はっ!?」ガバッ

提督「……く、口の中が…ヌメッとしたような…ざらざらしてるような…」ウプ

提督「…ゆすいで来よう」

雲龍「提督くん」

提督「うわっ?!う、雲龍さん!い、いたの!?」ビクッ

雲龍「悪いかしら?」

提督「そういうわけじゃ…」

雲龍「……大丈夫?」

提督「……一応」

雲龍「…そう、よかった」ホッ

雲龍「提督くん」

提督「は、はい?」

雲龍「暇だったらちょっと付き合って欲しい予定だったんだけど、大丈夫?」

提督「え?えぇ。もちろんですけど…付き合って欲しい場所ってどこに?」

雲龍「↓2よ」

雲龍「初詣よ」

提督「初詣?ということは…」

雲龍「そう、神社」

提督「神社、つまり…」

雲龍「えぇ。師範のところよ」

提督「……こう言うのは失礼ですけど、あの神社…機能してるんですか?」

雲龍「してるわよ。神様と実際に会ったでしょう?」

提督「あっ……」

提督(そういえば北上様がいるのがすっかり忘れてた……)

提督「…あれ?雲龍さん北上様と会ったことあるの?」

雲龍「えぇ、あるわよ」

提督「ということは…あの祠に?でも特別な用事以外は通さないって…」

雲龍「いいえ?私が作った食事に釣られてきただけよ?」

提督「あ…そう」ガクッ

雲龍「というわけで行きましょう?」ニコ

提督「うん」ニコ


提督「……その前に口ゆすがせて」ウプ

雲龍「…そうね」









【神社】

提督「ふ~…新年迎えたとはいえ寒いね」

雲龍「そうね…でもここまで来るのに良い具合の運動になるから」

提督「だね」アハハ


↓2 神社到着後イベント

ksksst

次スレすっかり忘れてました。ありがとうございます
ということで次スレどうぞ
【安価】艦これ学園 トラック分校 6限目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422175841/)

面倒で申し訳ありませんが参加される方は次スレでも単発回避お願い致します


一度ここで本編休憩して小ネタで埋めたいと思います
ということで小ネタ安価


↓2 小ネタ安価 ※本校~トラック分校ネタOK R-18不可

秋雲妄想劇場~夫婦でレストラン~

長門孫「…」チマッ

陸奥孫「…」ゴロゴロ

長門父「……ぬぅ」

長門父「……」ナデナデ

長門孫・陸奥孫「キャッキャッ♪」

長門父「……くっ……この俺をここまで動かすとは……!」


長門「……何をしているのだ父上」

長門父「」ギクッ

陸奥「……」ジー

長門「最近娘達のおもちゃがやたらと増えているかと思ったら…」

陸奥「…そういうこと」

長門父「…ふ、ふん。俺にはなんのことか……」

長門「……おじいちゃんはどうだ?」ニコ

長門孫「なんでもかってくれるー♪」

陸奥孫「る―♪」

陸奥「……だそうだけど」

長門父「うっ……」

長門「……父上」ジトー

陸奥「…まぁ、長門姉さんも随分甘やかして入るけど…」

長門「な、なんだと?!わ、私はそんなに甘やかしていない!!」

陸奥「……いつも猫なで声で接してるくせに…」ハァ

長門「う、うぐ……」

長門「と、とにかく父上!あまり私たちの娘の教育に手を出さないでもらいたい!!」

長門「わ、私達には私達なりの育て方があるのだ!」

陸奥「……ほとんど私がやってるんだけど」

長門孫「おか~さ~ん♪」ダキ

陸奥孫「おか~さん♪」ダキッ

陸奥「あらあら、二人とも甘えん坊ね♪」ナデナデ

長門「う、うぐぐぐぐ……!!」

長門「す、全て父上の所為だ!!」ビシッ

長門父「」ガーン

陸奥(…どうでもいいけれど、あの強面をもろともしないこの子たちも…結構凄いわよね)ナデナデ

(ラオウ似)の長門父。愛が一番深そう(小並感)
小ネタで埋める予定でしたが残りも少なそうなので埋めて頂けると幸いです

埋まり次第次スレで本編再開します

提督が居ない…あっ(察し)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月06日 (金) 03:19:26   ID: 4ahsLEPN

続ききてたのか。
メンタルの強さに尊敬するわ。
応援してます。

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