モバP「金曜日まで暇だし、アニメの話でもするか」菜々「いいですね!」 (15)

P「いやーおい、よかったよなぁシンデレラガールズ1話」

菜々「私が出てなかったのはちょっと残念でしたけど……次回が楽しみです!」

P「まぁお前は大丈夫だって。それよりそこでメモとってる奴が心配かな」

加奈「えっ……!?私ですか!?」メモーンッ!

P「お前その効果音どうやって出してんの?」



安部菜々(永遠の17歳)
http://i.imgur.com/cpN91FJ.jpg

今井加奈(16)
http://i.imgur.com/F5A8KXf.jpg

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420972127

加奈「そんな……私のメモによれば、次回から3話続けて今井加奈回の予定だったのに……」

P「その絶大な自信はどっから来るんだよ」

菜々「流石の菜々もそこまでは自信持てません」

加奈「うう……栗拾ってきます」

P「まて、今は1月だ、栗は落ちてない」

加奈「そうでした……」

菜々「でも、本当にいい出来でしたよね、アニメ一話」

P「間違いないな。ツイッターも上々の反応だったぞ」

加奈「いまだに『武内』がトレンド入りしてるんですよね~」

P「だな。てか加奈お前ツイッターやってたんだな」

加奈「えへへ、名前は隠してますよ?」

P「まぁそれでいいんだよ。バレるような事書いてないな?
……ってフォロワー多ッ!?13500人!?」

加奈「メモ代わりに常駐してたらいつの間にか増えてました」

P「どんだけ常駐してんの!?こえーよ!!」

菜々「な、菜々ツイッターとかやってないんですけど大丈夫ですかね……」

P「菜々はポケベルだっけ?」

菜々「もうそのネタには乗りませんよ」

加奈「そうですよ。あめぞうですよね?」

菜々「古ッ!!!……ってハッ!」

P「ごめんごめん、かーずSPだよな」

菜々「もう全然違うじゃないですか!コミュニティ関係ない!
てかかーずSPはいまだに現役です!!」

P「え、マジ?」



※マジです

P「しかしあんなPをぶっこんでくるとは思わないよな、流石に」

菜々「すごかったですよね~漫画ではテンプレキャラとしてあるあるですが、
期待値の高いアニメの主要キャラに据えてくるとは。完全に虚をつかれた形になりました」

加奈「女性人気も高いようですから、とっても好評価だと考えてよさそうです」

P「これは2話以降も絶対楽しめるな」

菜々「でも2話以降はどう攻めてくるんでしょうね?」

P「ほう?つまり?」

菜々「ほらだって、1話でいわゆる『切り札』ををつかってきたわけじゃないですか」

P「ふむふむ」

加奈「つまり、インパクトが一話目に劣っちゃう、ってことですか?」

菜々「それもあり得ますね」

P「う~ん……そうなると困るな。何か打開策がほしいところだ」

加奈「打開策……」

P「例えば2話目で展開を斬新にしてみるっていうのはどうだ」

菜々「いきなり斬新にですか?」

加奈「でも、方向性を変えすぎるのは駄目なんじゃ?」

P「なあに、多少のテコ入れなら視聴者もわくわくできるさ」

菜々「例えば?」

P「例えばな……」


―――――――


ちひろ「武内P!シンデレラプロジェクトのメンバーが揃いましたよ!」

武内P「わかりました」

卯月「凛ちゃんの他に、もう一人いるんですか?」

武内P「ええ、欠員は3人でしたので……」


ドカーン!

武内P「………ッ!」



敵「ケッケッケ……貴様が346プロのプロデューサーだな?」

ちひろ「な、何者ですか!?」

敵「貴様らに語る必要はない!!死ね!!」


ドゴーン!!!

ちひろ「武内P!!」

卯月「プロデューサーさん!!」


敵「ケーッケッケ!!これでヤツもコナゴナよ!!
原型すらとどめてはいまい!!」


モクモクモク……


武内P「何か御用でしょうか……。
まずは、アポイントをとっていただきたいのですが。」


敵「……何!?」

卯月「プロデューサーさん!」

島村卯月(17)
http://i.imgur.com/uYXSlOM.jpg

――――


P「みたいな」


菜々「いや斬新すぎませんッ!?」

加奈「なるほど、魔術による攻撃を……」メモメモ

菜々「加奈ちゃんそれメモしても未来永劫使わないよ」

P「なんかサーヴァント使役してそうな見た目だったしバトルもいいかなって」

菜々「いやそんな理由でぶっとんだバトル物にされてもこまりますよ!?」

加奈「はいはい!私も2話のアイデア考えました!!」

菜々「もう2話のサブタイトルまで決まってるんですけどね……」

P「おっ、加奈も考えたのか。どんな感じのがいい?」

加奈「例えばですね……」


―――――――

凛「(まずい、遅刻しちゃう……)」

タッタッタッタ

ド~ン!

凛「きゃっ」

凛「ご、ごめんなさい。急いでいたので……」

武内P「お怪我はありませんか……?」 バーン!

凛「(何この人、デカっ……)」

武内P「……すみませんが、アイドルに興味はありませんか?」

凛「え?いやそういうの別にないです」

武内P「そうですか、ならお話だけでも……」

凛「急いでるんで!」

タッ

―――――

先生「それじゃ転校生を紹介します」

武内P「武内です。よろしくおねがいします。皆さんまずは名刺だけでもどうぞ」

スッスッ

先生「武内君は渋谷さんの隣に座ってください」

武内P「はい」

凛「(あ、アイツ……今朝の!?)」

渋谷凛(15)
http://i.imgur.com/2jqzl9F.jpg

―――――


加奈「みたいな」

菜々「ストーップ!ストップ!ストップ!」

P「どうしたんだよ菜々、いいじゃん王道っぽくて」

菜々「2~3か所ツッコミどころがあります!

加奈「……え?」

菜々「いやそんな『何言ってんだこの人』みたいな表情されても困りますよ!?」

P「ぶつかった男の子が転校生でプロデューサー……これ以上なく斬新でいいと思うけどな」

菜々「だから斬新すぎますって!ていうかたぶん凛ちゃんの学校女子校ですよ!?」

P「そこは女装してだな」

菜々「あの見た目でですか!?」



※あの見た目
http://i.imgur.com/q6ptyC9.jpg

P「わかったわかった、転校生が無理ならたとえばな……」


―――――


武内P「本日付けであなた方の教師となりました。武内です。以後宜しくお願いします」

武内P「それでは日直の方、号令をお願いします」

凛「起立……」ジャキッ

凛「礼ッ!!!」

ドガガガガガガガガガガガ ダダダダダダダ
バババババラババババ  チュイン! ダダダダ

武内P「発砲したままで結構ですので……出席を取ります」


――――――


菜々「ストーップ!!」

P「まだ終わってないぞ」

菜々「混ざってます!」

P「え、マジ?」

加奈「でも武内Pさんって殺せなさそうな雰囲気ありますよね」

P「月くらいなら無表情で爆破してそうだよな」

菜々「まだ一話しか登場してないプロデューサーに凶悪な触手のイメージを植え付けないであげてください!!」

P「触手プロデューサー……?閃いた!」

菜々「閃かないでください」

加奈「薄い本が厚くなりますね!」メモンッ

菜々「加奈ちゃんそんなキャラでしたっけ!?」

P「加奈は最近薄いキャラを脱却するために畜生の道を進んでいるぞ」

菜々「それダメなパターンじゃないですか……」

加奈「趣味はラブレターを偽造して下駄箱に入れることです!」

菜々「きわめて酷い!」

P「そういえば次回のタイトルって直訳すると「なんて素敵なお城みたいなホテルでしょう」だっけ?」

菜々「違いますよ!?」

加奈「パラガスPさんもついにアニメ化されるんですねー……」

菜々「違いますってば!」

P「ということは、次回は卯月、凛、未央のプロデュースが決まった武内Pが、
文香をたらしこんで晴をラブホテルに連れ込む話だっけ?」

菜々「なんでそんな前後の文脈がつながってないんですか!?」

加奈「楽しみですね!」

菜々「2話目で苦情が殺到して3話目がなくなりますよ」

P「代わりに、『地獄プロデューサーた~け~』とかどう?」

菜々「何の代わりですか」

加奈「鬼の手で、アイドルを狙う業界人をばったばったと切り殺すんですね!」メモ!

菜々「切り殺しちゃダメですよ!?」

P「やっべぇ、めっちゃ楽しそう」

菜々「まぁ気持ちはわかります」

P「だろ?」

菜々「正直菜々ツッコミ疲れてきてアレなんですけど、
武内Pにはいろんな可能性があるなってずっと思ってました」

P「話がわかるな!」

菜々「菜々的には是非無口な医者とかの役で、仁奈ちゃんあたりを連れて、
無免許だけど凄く腕がいい、高いお金を請求するけど、根はいい人みたいなのやってほしいです」

P「武内ジャックな」

菜々「語呂悪ッ!」

加奈「ついでにゴルゴ13の要素を混ぜて、暗殺対象を半殺しにして自分で治すってどうですか?」

菜々「何で混ぜたんですか!?それだとただのクズじゃないですか!!」

P「武内Pはクズっていうより優しさ全開のイメージだもんな~」

加奈「濡れた犬とか拾ってそうですよね」

P「あ、拓海登場しそう」

菜々「そういえば皆、どうやって登場するんですかね?
本来のエピソード通りなんでしょうか……」

P「凛がかなり忠実な再現だったし、皆結構リアルにスカウトして通報されるんじゃないかな」

加奈「毎回通報されちゃうんですか?」

菜々「そ、それはいいんでしょうか……?」

P「アニメ放送24話のうち、3時間分が通報・職質シーン」

菜々「長い!」

菜々「あっ……そういえば長々と話しこんじゃいましたけど、
これから菜々、打ち合わせがあるんでした」

P「おうそうか、いってらっしゃい」

菜々「……ってアレ?あの時計、止まってません?」

P「アニメにならって調整中にしてみました」

菜々「え?じゃあ今の実際の時間って……」

バッ

菜々「うわあああああああ!?打ち合わせの時間すぎてるッ!!?」

P「ははは、おっちょこちょいだなぁ」

菜々「おっちょこちょいだなあじゃないですよ!?
ていうか何で5時49分とかいう微妙な時間で止めたんですか!?」

P「時計の事思いついたのがその時間だったから」

菜々「仕事が雑!!」



――

prrrr

ピ

加奈「もしもし。はい。こちらCGプロの……はい」

加奈「そうです。安部が打ち合わせに遅れると……」

加奈「はい、誠にご迷惑おかけします。これから出発させますので」

加奈「はい、はい……かしこまりました。伝えておきます」

ピ


加奈「ふー……」

加奈「アイドルマスターシンデレラガールズ!」

加奈「第二話『I never seen such a beautiful castle』!」

加奈「来週も見てくださいねっ、プロデューサーさん!」






おしまい

以上です。武内Pの戦闘シーンが書きたかっただけです。

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