京太郎「修羅場ラヴァーズ」透華「永久に、美しく」 (1000)

・京太郎スレ
・短編集的、オムニバス的な感じです
・安価もあるかもしれない
・ヤンデレとかあるかもしれない
・話によって京太郎が宮守にいたり臨界にいたりするのは仕様です
・ライブ感は大事
・ネリー可愛い

まとめ
http://www62.atwiki.jp/kyoshura/


前スレ
京太郎「修羅場ラヴァーズ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400743823/)
京太郎「修羅場ラヴァーズ」 健夜「幸せな、お嫁さん」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401090438/)
京太郎「修羅場ラヴァーズ」照「ずっとずっと、愛してる」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402195940/)
京太郎「修羅場ラヴァーズ」姫子「運命の、赤い糸」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403418602/)
京太郎「修羅場ラヴァーズ」明華「夢でも、あなたの横顔を」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404137728/)
京太郎「修羅場ラヴァーズ」一「キミと一緒に、抱き合って」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405089598/)
京太郎「修羅場ラヴァーズ」小蒔「あなたしか見えなくなって」 - SSまとめ速報
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京太郎「修羅場ラヴァーズ」 由暉子「誰よりも、何よりも」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1410718540/)
京太郎「修羅場ラヴァーズ」 淡「あーいらーぶゆー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415203531/)
京太郎「修羅場ラヴァーズ」ネリー「大好きがいっぱい」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416300917/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420958217

立て乙
依存する京太郎もいい

新スレ乙
ペンペン草の1本くらいは残してあげよう

乙たて

: : : : :/ : : : : : :| : : : :|.. : :. ゙、: . ゙、゙、. \
: : : : : |. : : : : :i |: : : :i:|. : : : ∧: :、.i. .i: : . ` 、
.: : : : : !: : : : : | |、: : :| | : : i | !: :|:| : |:、: : : : : : >
: : : : : :| : : |: i 「! ヽート!、: : リ  !: |ハ: ト : | ̄ ̄
.: : :,..-、|: : :i: :|: !゙、 _、!二゙、-| イ: リ ! |ヽ:|
: : / へ.゙、 :丶ヾヽ<´{::::i` ヽ! 1!|:/| :!ノ゙、リ

: :ヽ    \ : :!丶   ̄     Vイ:ハ |\:i
.: : 丶    \゙、        `> リ  `
ヽ: : :`┬ 、  ヾ          /
  i: ;ィノ    U     ,....-ィ /
,,:‐レリ    _       ̄ /
゛=!_    \ `ー-、_  _/
::::::゛== 、 \   / ̄ヽ、
::::::::::::::::::::::゛===-、    >


【松実京太郎】

所属:阿知賀
立ち位置:部員兼マネージャー

【特に意味の無いステータス表記】

雀力:C 奈良個人戦で惜しいとこまでいきました

雑用、料理:C 親や旅館の人に色々と習ってる

能力:- そんなオカルトありえません


【心境産業】

・憧の味方でいたいけど……
・姉たちとの関係をこのまま続けるわけにはいかないけど……
・レジェンドこわい


【部員からの】

・玄「ずっと、一緒だよね」

・宥「私の、私の京ちゃん」

・憧「……どうすれば、いいのかな」

・穏乃「元気になってほしいなぁ、憧も京太郎も」

・灼「大会中に問題起こすのはやめて……」



【部員以外の人からの】

・透華「あなた、衣の家族になるといったでしょう?」
・セーラー服の女子「なんか、また会いそうな気がすんねんなぁ」


【あらすじ】
・阿知賀ご一行東京到着
・部屋割りの都合で一悶着
・京太郎の気持ちは憧に傾いてる

本編更新は夜にやりますよーぅ

あともうスレタイのネタがない

立て乙です

たて乙デス

ネリーだけであと10は作れるやろ(適当)

灼切実ww
晴絵に憧れてるしな

しかし、問題起こしそうなメンツにレジェンドも入ってる模様ww

ここでアラタソにもフラグ立てよう(レイプ目)

イッチ前ギャグ仕立てのスレ書いてたりした?

2200から始めたい(始めるとは言ってない)


>>13
非安価のなら一つ
京太郎スレ以外ならP「こんなこと言えるの、楓さんしかいませんからね」とか書いてました

なお、トリを間違えた模様
わざとじゃないけど、これもう答えですね(白目)

あんたかよwwww
新作来ないかなと思ってたけどもう書いてたのか

松実始めますー

部屋決めから再開で

「姉弟で固まるのがいいと思……」と、灼。

「誰でもいいんじゃないの?」と、穏乃。


憧は全身茹で蛸色で、真面に口を開けない。

晴絵と松実姉妹は互いに譲らず。



ホテルの前で何時までも陣取っているわけにはいかず、阿知賀のメンバーが出した結論は――



判定直下
1~70 レジェンドと同室
71~98 姉妹と同室
ゾロ目 憧と同室

ゾロ目いけるか?

晴絵と、同室。

最終的には、顧問であるということが決まり手となった。

例え姉と弟であっても、男女同室というのは教師として見逃すわけにはいかない、とのこと。

女子校から共学化したために、その辺りは妙に敏感なのだとか。


「よっしゃ、決まったしさっさと行くわよー」


意気揚々とロビーに向かう晴絵。


「はーい」


同じく晴絵の後を追う穏乃。


「……ズルい」


嫉妬の眼差しを向ける灼。


「……」


何かを言いたそうに――それでも尻込みして、俯きながら後に続く憧。


「……また、後でね」


最後に、宥と玄が名残惜しく言い残して。


多種多様な反応を見せた部員たちの後を追って、京太郎もホテルのロビーに向かって行った。

キャラ安価下3でー

クロチャー

穏乃

穏乃

クロチャー

「シズなら安心だと、いつから錯覚してた?」なんて展開になりそうで怖いよなこのスレ

「お前は元気だなぁ」

「えへへー!」


別に褒めたわけじゃないのだが、ぴょんと跳ねながら満面の笑みを浮かべる穏乃。

長時間車に揺られれば誰だって参るものだが、穏乃は例外らしい。

放っておくと走り出してどこかに消えそうだ。


「そんなにウズウズしてなー……和にニアミスしたらどうすんだ?」

「……あ」


考えてなかった、という顔。

旧友との再会は、卓上に限定されるとは限らない。

ついうっかり、その辺で鉢合わせする可能性は高い。


「京太郎はどうすんの?」

「……まぁ。そしたら、嬉しいけど」

「ふーん……?」


しずの判定直下
1~30 「なんだ、京太郎も同じじゃん」
31~60 「ま、その時はその時!」
61~98 「うん……そうだよね」
ゾロ目 ???

ほい

ファッ

安全地帯など存在しない

おお…もう

さよなら癒し
こんにちは新たな修羅場

ぴゃー

もうだめだあ…おしまいだあ…

「……」


穏乃が足を止めて俯く。

何かを考え込んでいるのか、先程の笑顔は一欠片も見つからない。


「し、シズ?」

「……」


そこまで深く考え込むことだろうか。

京太郎も正直に言ってしまえば、何も考えてなかったのだが。


穏乃は、呼び掛けにも答えず。

無言で、立ち尽くしている。

初めてみる幼馴染みの姿に、京太郎はどう声を掛けていいかわからなかった。

「おい、穏?」


少し強めに、肩に手を置く。

こんな道端で地蔵になっているわけにもいかない。

軽く揺さぶってみると、穏乃はゆるりと顔を上げた。


「……ちょっとさ、思い出してみたんだよね」

「なにを?」

「和とか、憧とか、昔のコト」

「あ、ああ……」


淡々とした声音で。


「そしたらさ、京太郎――他の子のこと、ばっかだなーって」


穏乃は、京太郎の手を握った。

ワクワク

「ちょっと前も、そう」


「私と話してるのに、口から出るのは憧のことばっか」


「和がいたころは、和のことばっかだったよね」



「私が、一番長く京太郎といるのに」



「さっきの部屋決めだって、憧」



「京太郎は――他の子のこと、ばっかだよね」

癒しだったのに……

握られた手に、力が込められる。

思わず穏乃の瞳を見ると、自分がどこか霧深い中にいるような錯覚を覚えた。


「ねぇ。京太郎」


「女の子っぽさがないのは、わかるけど」


「私は、京太郎にとっての――なに?」



京太郎台詞、下3
内容によってはED直行

kskst

・・・親友だ

親友で仲間で幼馴染ってとこだな

ズリネタ

下4じゃなくてよかった

理由はわからないけど。

今の穏乃は、普通じゃない。

なら、京太郎にできることは――


「親友で、仲間で、幼馴染みってとこだな」


――霧の中でも、真っ直ぐに穏乃に伝えることだけだ。




穏乃判定直下
1~50 「なら、もっと大事にしてよ」
51~98 「……でも、憧よりは下なんでしょ」
ゾロ目 ???

一番穏便かな

でも阿智賀から安全地帯が消滅した

「なら、もっと大事にしてよ」


淡々とした声音。

その中に、どこか悲痛な――縋るような響きが、聞こえたような気がして。


「……ああ、わかったよ」


京太郎は、ゆっくりと頷いた。

霧は、いつの間にかに晴れていた。

「……じゃあ、いこっか?」

「あ、ああ……っ」



穏乃に握られた手の平に。

爪の痕が、湖に浮かぶ三日月のように、血で滲んでいた。

穏乃も女の子になったな

【穏乃がちょい病みました!】

【一定期間、穏乃を放置すると……?】

【キャラ安価は全国編に登場したキャラなら誰でも可】


とシステムボイス風に

キャラ安価下3でー

kskst

ガイトさん

穏乃

「あ、あのぅ……!」


ゾクリと、背筋に何かが走る感覚。

天江衣と対局をした時以上のプレッシャー。


「聞きたいことことが、あるんですけど……!」


声をかけられて、やっと分かった。

彼女は恐ろしく強い。

このプレッシャーを相手に、穏乃は大将戦を勝ち抜かなければいけないのか――!!



「お手洗い、どっちだかわかりませんかぁ……?」

「……へ?」

このプレッシャー!

……さて。

京太郎にも、特別な趣味があるわけではなく。

目の前の女子が、限界ギリギリと知れば助けないわけにはいかない。


「……なにが、プレッシャーだよなぁ……」


殺気立っていたように感じたのは、彼女が色んな意味で危ない状態にあったからだ。

色々先走って勘違いした自分が恥ずかしい。



「あ、あの……」


トイレから戻ってきた咲が、恥ずかしそうに口を開いた。


咲ちゃん判定直下
1~30 「あ、ありがとうございました!」
31~60 「なにかお礼を……」
61~98 「ありがとう……京ちゃん」
ゾロ目 ???

ヘイ

ぞろ目kitkr

おいおい今日は大放出だな

さすが咲さん

コンマ神が荒ぶっていられる

おいおいお前らどれだけゾロ目を出すんだよ

お礼を言いたいのだろうか。

人見知りのようだし、中々恥ずかしくて口に出せないのだろう。

そうあたりをつけて、京太郎は――


「次からは気を付けてな?」

「うん。そうだね、京ちゃん」

「……ん?」


――先程とは、まるで違う咲の様子に眉を顰めた。

彼女の口調は、長く一緒にいる幼馴染みに対するような気安さがある。

さっき会ったばかりの相手に対するものじゃない。


「それじゃ、帰ろうか」

「帰るって……なんだよ、お前」

「なにって」


「京ちゃんの、彼女だよ。私」

「……はぁ?」

どこかの世界線と混線してしまったのか

「はやく、帰ろ?」

「おい、お前なぁ……」


麻雀が強い女子は、何処かズレている子が多い。

穏乃然り、天江衣然り。


だけど、目の前の女子――宮永咲は、それらとも、更に異なる。



「あ、そっか」

「……」

「また、騙されてるんだよね?」


「あの二人の、時みたいに」


咲さんの並行世界で何があった

先生編か?プロ編か?

『違う』人間。

宮永咲が見ている『京ちゃん』は、自分のことじゃない。


「大丈夫」

「今度は、守るから」


肌が、粟立つ。


「今度は」

「ちゃんと、繋いでおくから――」



京ちゃん判定直下
0~33 きょうたろうは にげたした!
34~66 きょうたろうは なかまをよんだ!
67~99 誰かが騒ぎを聞き付けて来た!

おまかせあれ!

監禁コースかな?

なんで破局まっしぐらなんですかねぇ...。
スレタイの透華の呪い?

咲ちゃんさんを選んだけどまさかこんなことになるとは思わなかった

気が付いた時は、我武者羅に。

何も考えずに両手足を全力で振り抜いて、走り出していた。


来た道を全力で引き返して、宿泊先の部屋に戻って、鍵をかけて。

そこで漸く、京太郎は腰を下ろすことが出来た。


「なにやってきたの、アンタ……」

「俺にも、わかんねえ……」


ずるずると、扉にもたれかかりながら。

晴絵に返せた言葉は、それだけだった。

咲と対決する穏乃は大変だww

久しぶりのリーディングシュタイナー的なアレ
昔書いた話の咲ちゃんです


キャラ安価下3でー

しかもよりによって哩姫に寝取られた世界の咲さんだし。

灼で

咲さん

自分から入っていくのか…(困惑)

大魔王からは逃げられない

この咲ちゃん…待ち構えている!

穏乃

「お、メール……?」


知らないアドレスからの着信。

タイトルは無い。


イタズラか、悪質な類のものか。

京太郎が、メールを開くと――



『ごめんなさい』


「……ん?」

たったそれだけの、簡素な一文。

イタズラメールだろうと、あたりをつけて。

京太郎が携帯を閉じた瞬間、また同じメール。



『ごめんなさい』



『ごめんなさい』



『ごめんなさい』



『ごめんなさい』



『ごめんなさい』



『ごめんなさい』



同じ、メール。



『ごめんなさい』




『京ちゃん』



ホラーですわ

前にどっかのスレで見た
電波な恋人宣言する咲が実は正しくて実は自分の方が間違った記憶を持ってた~みたいなヤツ思い出した

「――っ!?」


『京ちゃん』


たったそれだけの文章で――さっき出会った少女を、想起した。


判定直下
1~33 誰かに相談
34~66 着信拒否
67~99 返信しちゃう

病めるのですぼくたち!

セイヤー

「クソ、なんなんだよ……!」


指を動かし、喧しい着信音をミュートにする。

明らかに異質な彼女に、京太郎が返すメールは――


京太郎返信文 下3ー

誰だ貴様

何で君が俺の名前を知ってるのかは知らない。もしかしたら昔会ったことがあるのかもしれない。だから今度二人きりで会って話そう。

わけがわからない
全部説明しろ

馴れ馴れしいんだよ

>>92
kwsk
安価なら↓

人違いれす

『何で君が俺の名前を知ってるのかは知らない。

もしかしたら昔会ったことがあるのかもしれない。だから今度二人きりで会って話そう。』



わけがわからないなりに――画面に打ち込んだ文章は、案外冷静なものだった。

もう、どうにでもなればいい。

どこか吹っ切れたような気持ちで京太郎は返信ボタンを押した。


「なんだってんだ……」


憧に、姉たちに、先生に、穏乃に。

ひたすらにわからないことの連続で――そして、コレだ。


「少し、休むか……」


幸い、自由時間はまだ余裕がある。

少しの間は何も考えずにいようと、京太郎はベッドに倒れ込んで目を閉じた。

松実なのに咲さんENDまっしぐら状態にw

>>103
行き当たりばったりな安価スレのオチで使われてただけだよ
そのレスのうちにさくっと刺されてED → 次の周 
みたいな

【おや 松実姉妹の様子が……?】
【おや あこちゃーの様子が……?】
【おや 穏乃の様子が……?】



というわけで今夜はここまででー
次のキャラは決まってます


それでは、今夜もお付き合いありがとうございました!

乙乙。

乙です

どう足掻いても絶望というこの事態。
修羅場がメインテーマなのにどうして直接攻撃を受けるのは京太郎ばかりなのか。



BBBBBBBB

病めろー!病めろー!


おつ

なぜに阿知賀編で咲推し?

早く誰かアラチャーを病ませろよ!

>>115
安価引いてゾロ目踏んだのが悪い…

ここでレジェンドに相談してアラタソも病ませなきゃ

コンマ神も久しぶりの仕事だしな。張り切っても仕方ないんや...

シズの放置するとヤバいという
一文を華麗にスルーしていくスタイル

自分の優柔不断さが周りのヤバい奴らを刺激して
ドンドン追いつめられていく

闇金ウシジマくんかよ。期待

判定で2回放置しただけでこれとか重くないかな!?

ずっと、二人だけで生きてきた。


――他には、何もいらなかったからだ。

――他には、誰もいなかったからだ。

「俺さ、明日の夕飯いらないから。泊まってくる」


天江京太郎が夕食の席でそう言った時――まるで、時間が止まったかのように感じた。

談笑していた純や一は、表情はそのままにピタリと動きを止めて。

元より表情が変わることが少ない智紀は、箸で米を摘んだままに停止している。


「……なぁ、誰だ?」

「……は?」


フリーズ状態からいち早く再起動したのは純だ。

にっこりと笑顔を浮かべてはいるが――煮え繰り返る程の怒りが、握った拳に現れている。


「お前を誑かしたヤツは――どこのどいつだって、聞いてんだよ……!」

天江って名字は衣と血縁関係にあるって解釈で良いんだよね?

純がこれ程までに激情を露わにするのは、初めて見る。

親友の豹変する様に、京太郎は困惑する事しかできない。


「誑かすって……大袈裟過ぎだろ」

「いいから、お前は――」

「はいはい、そこまでだよ。純くん」


遅れて、平常心を取り戻した一が純を宥める。

気の立った純に呆れた溜息を吐いて、話を進めようと京太郎に向き直った。


「随分と、急だね」

「まぁ、今日決まったばっかだし。学校の友達とさ――」


聞けば、クラスの友人たちと遊ぶ約束をしているのだとか。

友人宅へのお泊まりなので、危険なこともなく、純が想像しているような事もない。

京太郎の話を聞いた三人は、成る程と顔を合わせ、同じように頷き――


「……ダメだ」

「ね」

「うん」


――異口同音に、不許可の意を示した。

せめて性別聞いてやれよ

「お前にはまだ早い」

「まだって……俺もう高校生だぜ?」


腕を組みながら、険しい顔の純。

まるで保護者のような立ち振る舞いだが、当然ながら京太郎は納得がいかない。


「衣や透華にはどう言うの?」

「どうもこうも、普通に言えばいいじゃん」


わかってないなぁ、とばかりに両手を広げる一。


「………」

「……な、何?」


無言でじっと京太郎を見詰める智紀。

訴えるような視線に、罪悪感のようなものが湧いてきた。

ひゅー……

特に衣がヤバそう

これはあれか。
暗い内に自分の家にいない時点で、例え事前にどこに行くか言ってても誰かに寝取られるのではないかと疑わずにはいられない的な。

この束縛は逆効果だな

泊まり(衣のいる館)

とは言え、京太郎もこのまま押し切られるつもりはない。

何せ、初めての「外」の友達。

こうも頭ごなしに否定されては、まるで友達のことを悪く言われているような気分になる。


「……ああ、わかったよ」


だが、どうせ言ってもわかって貰えないことは理解している。

言い返すよりも、素直に頷くフリをした方が良い。


憮然とした顔で食事を再開する京太郎に――三人は、顔を見合わせた。

監視キツくなりそう

――つまるところ、行ってさえしまえばこっちのものだ。

学校が終わればそのまま友人宅に直行すれば良い。


「京太郎、何をしている?」

「え? あ、ああ。ちょっと明日の授業のね」

「そうか……」


着替えやらゲームやらの準備をバッグに詰め込んでいる最中、衣に掛けられた声に心臓が跳ねる。

咄嗟に出した言い訳は勿論ウソだが、小さな義姉は特に怪訝に思うことはなかったようだ。


「なら、早く……」


小さな手でベッドに誘う義姉の目は既に半分閉じられて眠たそうだ。

明日の満月に向けて力を貯めているのだろう。

卓上での雰囲気とは打って変わって見た目相応の可愛らしい姿に、京太郎も微笑ましい気持ちになる。


「わかったよ、義姉さん」


早々に明日の準備を切り上げて、いつものように義姉の待つベッドに向かう。


ちょっとした冒険気分に胸を高鳴らせながら、京太郎は義姉を抱きしめて眠りについた。

やった、義姉だ!

放課後、校門、仁王立。

それはまさしく、五条大橋の弁慶の如き佇まい。


「なぁ、天江。もしかしなくてもアレって」

「うちのとーかさんだわ……」


目立ってナンボ、という生き様を全身で主張する在り方。

友人も少し引き気味だ。

校門で待ち構えている透華の様子を見るに――恐らく、純たちの話を聞いて自分を迎えに来たのだろう。


「……なんつーか、なぁ」


それならば、透華がこちらに気が付かないうちに、また別の出口から帰るだけだ。

普段は偶に鬱陶しくなる透華の目立ちたがりだが、今回に限っては有り難かった。

まて正面はトラップだ!

ジャーンジャーン

間違いなく裏で鹵獲されるフラグww

スニーキングミッションはあっさりと成功した。

待ち構えていたのが透華ではなくハギヨシだったのなら、逃げ出すことすらできなかっただろう。


「けど……」


意外なのは、透華しか迎え役がいなかったこと。

昨夜にアレだけの怒りを見せた純や、察しの良い一が着いていなかったのは少し不思議に思ったが――


「どうかした?」

「なんでもない」


こうして友人宅にお邪魔できているのだから、何も問題はないだろう。

明日に大目玉を食らうことは確実だが、明日のことは明日考えればいい。

そう考えを切り替えて、京太郎は友人たちとの遊びに興じた。

翌朝目を覚ますと…みたいなホラーかな?

朝目が覚めたら自室とか?
さすがに怖すぎるか

後日、その友人が転校した(もちろん透華達の謀略)事を知って…と言う展開もあり得る…

楽しい時間というのはあっという間に過ぎ去っていくもの。

京太郎を含めて、男子が4人。

透華たちと遊ぶのとはまた違った楽しさを味わっているうちに、気が付けば夜になっていた。


「次なにするー?」


ゲームを終えてコントローラーを置いた友人が、京太郎を含めた3人に問いかける。

明日は休日。学校が休みであるために、やろうと思えば夜通しで何でもできる。


「あ、アレは?」


部屋を見渡して、ふと目に付いたモノ。

京太郎が指差す先には――少し埃のかぶった、麻雀の自動卓があった。

ああ、本当に保護だったわけか……

此れはアカンやつだ……

幸いに、京太郎以外の3人も麻雀が打てる。

一人は過去に小さな大会で優勝したこともあるらしく、意気揚々と卓に着いた。


「久しぶりだなー。身内以外と打つの」

「まぁ、麻雀部がアレだしなぁ」

「ここで天江を倒したら入部の資格とか貰えたり?」

「はは、ありかもな。それ」

「よし、じゃあちょっくら気合い入れて――」




「――ほう? それは、それは」

終わったな(白目)

先生、今日満月です

嘘だろう、と言いたくても。


「愚昧、蒙昧、暗愚もここまでくれば笑えてくるものだな――京太郎」

「義姉、さん……」


腕を組んで立つ義姉と、その傍らに立つハギヨシは、確かにそこにいて。


「姉さんって……天江の?」

「あ、ああ……」


フン、と。

つまらないモノを見るように、衣は京太郎の友人たちを見渡して。


「……とはいえ」


「弟が世話になった礼は、たっぷりとしなくては――なぁ?」



きゃー

満月……夜……あっ(察し

哀れな…この友人達は、おそらく二度と牌を握れなくなるでしょうね

哀れなのは精神的に孤立しそうな京太郎の方じゃ……

ある日まで、衣の世界には、京太郎しかいなかった。

ある日まで、京太郎の世界には、衣しかいなかった。


他には何も、いらなかった。

他には、何もなかった。


ただ、それだけの違い。

どう足掻いても絶望……

――懐かしい、夢を見た。


「……っ」


目を覚ました京太郎が、最初に感じたものは痛み。

ベッドに繋がれた鎖は、容赦なく京太郎の両足首を締め付けている。


「……なんで」


躾けだ、と義姉たちは言った。

今にして思えば――透華の役目は、迎えではなく警告だったのだろう。


「あぁ……」


京太郎は、それを破ってしまったのだ。

過保護ではなく、独占欲。

義姉たちの心の底を、わかっていなかった。

「起きたか」

「……義姉さん」


もう――何日経ったのかも、わからない。

時間の感覚を失くしてから、衣としか話していない。


「むぅ……衣とて、本意ではないのだ。早く京太郎と遊びたいのだが……」

「なら」

「だが、これは躾け。我慢が大事と透華たちが、な」

「……」


「また京太郎を誑かす輩が出ないとも限らん。残念だが……」

「……なんで」

「ん?」


「なんで、こんなこと……したんだよ……」

「……」

「友達、だったんだ……なのに……なんで」

自由って何だっけ?

「京太郎」




「それ以上言うなら――衣は、トーカたちも遠ざけなければならなくなる」




「トーカが智紀や一を連れて来て、此処も賑やかになった」


「だが」



「衣は、京太郎だけいれば良かった」

ヤンでら

「今更、出て行けなどとは言わない」


「もう、家族のようなものだからな」


「だが」


「これ以上、増えるのはダメだ」

「透華たちが来て」

「更に、他のものたちまでも来て」

「京太郎が遠ざかるのなら」



「衣はもう――何も、いらない」

「京太郎が側にいないのなら」



「何もかも――消えて、なくなっちゃえばいいんだ」

弟だから、京太郎を男として子供作ろうとはならないのかね

義理のでも

京太郎の両親を失った日から、「須賀」は「天江」になった。

「友達」は「家族」になった。

そして、衣の両親を失った日から――「家族」は「半身」になった。



「絶対に、許さない」

「衣を置いて、何処かに行こうなんて」

「そんなの――絶対に、許さないんだからな」



【義姉】

そういや松実編で天江京太郎フラグ立ってたなと

トーカのお陰で友達は増えたけど一番好きな人が遠ざかってくみたいな
モンブチはどうも1セットになりやすい

義姉ネタは書いてて楽しいけどどうも毎回長くなってしまう


重たいころたんいぇい!
しかし、このルートでトーカに京太郎を取られたら
ころたんどうなってしまうんだろうと残酷なことも考えたりww
義姉は家族の方向で極めて近いけど、血縁関係は無いってのがいいですな

天江京太郎エンドだとどうなるやら

語呂がよ過ぎて忘れがちだけど、ころたんいえいのころたんって衣お誕生日なんだよな
ころたん病んでるよころたん

乙です

今思い返すと先生編は転勤を繰り返すよりも基本の高校を決めて出張を繰り返すようにすれば良かったかもしれない


後で松実再開します

ころたんいぇいいぇいいぇい・・・

松実ァ!

最初に高コンマ出して以降、ぱっとしないレジェンドと、
プロ編のヒロインの1人になったり宮守編のギャグ担当になったりと
いろいろ出てくるすこやん、なぜ差がついたのか。

更にプロ編ではのよりんがゾロ目を出した為に出番が消滅した模様
2100から始めます

犠牲になったのだェ……

一発かまして以降ぱっとしないのはある意味原作通りでもある、のかw

「あれ、京太郎どこいくの?」

「ちょっと散歩。東京見ておきたくてさ」

「あまり遅くならないでよ?」

「大丈夫、時間までには帰りますから」

「ん。わかった」



「……ふーん?」

ざわ…

――さて、メールで決めた待ち合わせ場所の喫茶店。

集合時間は当に過ぎているのにも関わらず、いくら待っても彼女は現れない。


「……やっぱ、ただのおかしなヤツだったのか?」


京太郎の時間にも限りはある。

後数分待って来ないなら――



「ご、ごめん京ちゃん!!」


京太郎が腰を浮かしかけた瞬間、ここで待ち合わせをした少女――咲が喫茶店のドアベルを鳴らして駆け込んできた。

荒れた息と汗だくになっている顔から、本当に急いで来たであろうことが見て取れた。

道に迷ったと。

遅刻の理由を聞かれた咲は、そう言った。


「だって、ここら辺わかりにくくて……」


――ちなみに、集合場所にしたこの喫茶店には大きな看板が目印になっている。

インターハイ会場も近く、道も入り組んでいるわけではない。


「……いつもなら、京ちゃんが見付けてくれるから……」


――そして、この台詞。


「あのさ……本当に、申し訳ないんだけど。俺と君――どっかで会ったことある?」


京太郎からすれば、宮永咲は昨日にあったばかりの相手。

清澄高校に知り合いがいるとすれば、それは和以外にはあり得ない筈。

確かな記憶を持って、京太郎は咲に問いかけ――



咲さん判定直下
1~30 ……やっぱり、忘れちゃったの?
31~60 あの二人はどこ?
61~98 もう、離さないから
ゾロ目 ???

おまかせあれ!

咲ちゃんこわい……

「……やっぱり」

「はぁ?」

「あの二人は、どこ?」


出来る限り冷静に対応したつもりだが、返事はまるで脈絡がない。

咲に「あの二人」と呼ばれるような知り合いを、京太郎は思い付かない。

一瞬、姉たちを指しているようにも思ったが、それも考えにくい。


「誰だよ、あの二人って」

「……惚けないでよ」

「惚けてるのはどっちだよ。さっきから、意味わかんねえよお前」



京太郎選択肢 下3
1.二度と、俺に近寄るな
2.……本当に、覚えてないんだ。だから、一から教えてくれないか?
3.その他 自由台詞

2

2

咲さんに歩み寄っていくスタイル

畳み掛けるような語り口になっていることを自覚した京太郎は、一つ咳払いをした。

このまま苛立ちをぶつけたところで、何も解決しないだろう。


「……本当に、覚えてないんだ。だから、一から教えてくれないか?」


早口にならないよう心掛け、言い切った後に注文したコーヒーを口にした。

咲を待っている間に注文したそれは、冷めて味が数段落ちてしまっている。

不味いと感じながらも珈琲を飲み干した京太郎に、咲は――


「私、が」

「ん?」


「私が、思い出させてあげる」

「思い出させるって……」



「だって」


「それが、幼馴染みの、役目だもん」

また、これだ。

この調子では、咲から期待した答えを問い質すことは不可能だろう。

そう結論付けた京太郎は、早々にこの場を切り上げるべく立ち上がり――



「……え?」


見て、しまった。

咲の右掌に残された、


「お前、それ」


幾つもの、刺し傷を。

まいひめの世界線ならとばっちりもいいところなんだよなあ…

>>192
ぱっと浮かばなかったけど確かに最後そんな感じだったな

京ちゃんがいなくなってから自傷したのか

「……これ、ね。自分で付けたの」

「……!」


京太郎は、思い違いを、していた。

冷静な話し合いなんて、最初から不可能だった。


「京ちゃんが私を忘れても、私は京ちゃんを忘れないから」

「な、何、言って……」


咲の手が。

連なった鎖のように、傷だらけになった掌が。


「千切れたら、また繋ぎ直せばいいもんね」


真っ直ぐ、京太郎へと伸ばされて。


「――ウチの部員に手を出すなら、見逃せないなぁ」


届くことは、なかった。

痛ましいな…咲さん…

伸ばされた咲の手を、阻んだ手。


「先生……」

「ごめんね、何か怪しいと思ってさ。話、全部聞いてた」


部屋を出た時から尾けていたと、晴絵は言った。


「……誰?」

「阿知賀の顧問。で、アンタはウチの部員の何なのさ」


晴絵の淡々とした口調と、眼差しを受けて。

初めて、咲の瞳が揺らいだ。


「……あ、阿知賀? 新道寺じゃ」

「はぁ? ウチと新道寺になんの関係があるのさ」

「で、でも! 確かに京ちゃんは引っ越して九州に――!!」

哩姫NTRの世界線か

ここまで頼りになるレジェンドは初めてだ…

そっちの世界線だったか

よりにもよってその世界線か

一方通行だった咲が、第三者の晴絵の言葉を受けて揺らいでいる。


「京ちゃんから、手紙もメールも……九州から」

「……俺は、産まれも育ちも奈良。九州なんて、行ったこともない」

「そゆこと。なんなら、証拠も見せようか。今、この場で」


晴絵が懐から取り出した、小さな手帳。

開いてページを捲ると、幼い頃から現在に至るまでの京太郎の写真が順を追って貼られていた。


「……で。宮永さん。あなたの言っている『京ちゃん』は、どこのどなた?」

「そんなの……」

「答えられない? 呆れた、ただの人違いじゃない」

「……」

「宮永さん」



「二度と、ウチの部員に近寄るな」



京太郎選択肢 下4
1.晴絵と一緒に去る
2.咲に言葉をかける(その場合は台詞も)
3.その他

kskst

2 ドンマイ

2 新道寺?うっ・・・頭が・・・

ちょっと待ってレジェンドなんでそんな手帳持ち歩いてんの(恐怖)

異常だけどこの咲ちゃんは可哀想だったな だけどこれ以上心労増えるのもな・・・

「行くよ、京太郎」

「あ、はい……」


ちら、と咲に横目を向ける。


「……」


俯いて、何かをブツブツと呟いている。

妄想に囚われている彼女。

昨日知り合ったばかりの京太郎に、かけられる言葉は無かった。


「……」


仕方がなかった、と。

誰に言い訳をするでもなく、心の中で呟いて。


「……これ、ここの料金」


京太郎は、晴絵の後を追って喫茶店を後にした。

「……大事にしてって」


「そう」


「言ったのに」

【晴絵が清澄に話を付けに行ったようです】

【キャラ安価で咲を選ぶことが不可能になりました】



キャラ安価下3でー

しず

しず

しず

あこ

穏乃

余計な相手をしていたせいで地雷処理が遅れたな・・・はたして間に合うのか・・・

しず爆弾も怖いが松実も怖い

あれから――晴絵が一人で清澄に話を付けに行った為、あの後に何があったのかは直接は見ていない。

ただ、もう安心していいと、戻ってきた晴絵は言った。

そして。


「……なあ、穏?」

「んー?」


突如豹変した女子と言えば、穏乃もそうだ。

穏乃の場合は、咲のような妄想に包まれた狂気は感じられなかったが――


「なになに?」


こうして話しかけてみても、いつもの穏乃である。

風呂上がりであるにも関わらず、色気よりも子供らしさが強い、いつもの穏乃である。


「……うん。いつもの穏乃だ」

「? 変なの」


ポンポン、と頭を撫でてやると落ち着く。

あの時の出来事が、白昼夢のように思えてきた。


「落ち着くんだよ、穏といると」

「ふーん?」


唯一の癒し役、というか。

灼ですら嫉妬の視線を向けてくる現状、変わらないでいてくれる穏乃の存在は有り難かった。


「うりうり」

「えへへ……よくわかんないけど、なんか嬉しい」

まだ色気より子供らしさのが強いか

「京太郎は、私といると落ち着く?」

「うん」

「私といると嬉しい?」

「うん」



「それって――憧よりも?」

「……穏?」

「ねえ、どうなの?」




「教えてよ」


判定直下
1~33 ……比べらないだろ、そんなの
34~66 それは……
66~00 ……ごめん

ぴゃー

wwktk

やっぱり憧ちゃー強いんじゃあ~

全然変わってるじゃないですかやだー

「……ごめん」


誤魔化しでも肯定でもなく、否定。

穏乃の問いかけに――京太郎は、心の中に浮かんできた憧を、裏切れなかった。


「へぇ……」

「……」

「じゃあ……憧と、玄さんや宥さんは?」

「……っ」



また、新しく投げかけられた問いかけは――すぐに、答えられなかった。

一度、裏切って。

姉たちとの関係に、決着を付けないままに。

また――裏切ろうと、している。


「ねー、京太郎」


「最近、気付いたんだけど」


「私ねー?」


ガリ、と。

犬歯が、突き立てられる音がした。


「痛っ……」

「結構さ。嫉妬深いんだ」



また、深い霧の中。

京太郎の手の平に、血が滲んでいた。

今夜はここまでで


先鋒:弟と姉と、仲良く暮らしたい
次鋒:弟の温かさを独り占めしたい
中堅:好きになればなるほど遠去かる
副将:サンクチュアリ
大将:山の女神は嫉妬深い

現状こんな感じです

今回のがレジェンドの最初で最後の活躍な気がします
高コンマ+同室という状況なんですが何となくそんな気がしてならない



それでは、お付き合いありがとうございました!

乙です


嫉妬深いシズいいぞ~!
嫉妬深いとなると、京太郎と咲のやり取りを知ればだけど
咲と戦う時どうなるやらww

あらたそ~おつ



松実姉妹はすれ違ってませんかこれ(震え声)

灼ちゃーに嫉妬されるようでは聖域とは言えない
そこで灼ちゃーと京太郎を交換してレジェンドと同じ部屋にすれば
嫉妬も無くなって本当の聖域になるじゃないか!
なお京太郎は

山の神の神隠し
憧のヤンデレって見たいけど難しいよね
普通にデレデレしちゃうのと病む前に一人で抱え込んでなんとかしちゃいそうだし そこらへん上手くイッチはおなしゃす!

麻雀でたとえるなら危険牌の処理が一巡遅れているようなそんな感じ

ブログの更新を読んだ後このスレを見て思ったこと
永水京太郎のために山の神を病ませてはいけない(確信)

あの設定はほんと何なんだろうね...



ゾロ目で引っ張ったけど結局咲さんルート消滅かー
残念

「アルバイト、ですか?」

「そう。知り合いの雀荘でね。週給12万円」

「え、まじすか」


――この時、俺はまだわかってなかったんだ。


「須賀くんは卓に着いて打ってるだけでいいから。大丈夫、お金賭けたりとかそういうのはないから」

「うーん……」

「これも麻雀の勉強だと思って……ね?」

「……わかりました! やります!!」


「ふふ……よろしく、ね♪」


――これが、本当の恐怖の始まりだってことを――



【Five Nights at すこやん′s】

みたいなスレ立たないかなと思いつつ小ネタ安価下3でー

咲さんに救いを…

咲さんがこっそり付けてる京太郎日記

宮守京太郎争奪大惨事大戦

絹ちゃんにNTRれて激おこネキ

すこやん書いてもええんやで(ニッコリ
しかし週給て、麻雀うつ格好はしていなのかな?

「この――クソアマが」


最早、それは妹に向ける言葉ではなく。

怒りによって振るわれた平手にも、躊躇いは一切なかった。


「――ッ」

「……いつまでも、許して貰えると思っとったんか? なぁ」


胸ぐらを掴む手は、震えていた。

裏切られた怒りと悲しみは、今まで踏み止まっていた最後の一歩を越えさせる。

吐き出される言葉と、暴力で、絹恵をひたすらに痛めつける。


「前から、京太郎に色目使って……」


絹恵は、やり返さない。

顔を、手足を、されるがままに。

洋榎 の怒りを受け止めている。


「なんか、言えや。黙ってんな」

「……」

「……クソがッ」


吐き捨てるように言い捨てて、最後に絹恵の頬を引っ叩くと、洋榎は部屋から出て行った。

黙りを決め込む絹恵に変わって、京太郎を問い詰めるつもりなのだろう。


「……」


一人、部屋に残された絹恵は。

唯一、洋榎に手を出されなかった下腹部に手を添えて。


「……あ、はっ♪」


笑った。

ネキ…

ひぇぇ

唯一ってことはそれ以外は手を出されたってことより手を出されなかったってことは洋榎も知ってるということに驚いた。

雅枝が結婚したときは苦労人ポジだったし、先生編だとあわあわに出し抜かれそうだしで洋榎は不遇やね


知っていたかは判らないがそれでもなんだかんだで一線越えても腹には手を出さないネキイケメン
次は雅枝に絹から京太郎を寝取ってもらおう! ww

小ネタ書きたい気分なので小ネタ安価下3でー

菫姉vsガイト姉

>>244

教え子京ちゃんと家庭教師ミョンファちゃん

人数合わせの為に(身体を使って)運動部志望の京太郎を麻雀部に入れた久。全国辺りにはすっかり参ってしまい、秋に退部しようとする京太郎をあの手この手で引きとめようとする

雅枝に京太郎をNTRれて激おこ絹ちゃん

「先生」


最初はむず痒かったこの呼び名も――今では、呼ばれる度に心が躍る自分がいる。

京太郎専属家庭教師。何て良い響きだろうか。

つい、鼻唄を口ずさみたくなる気持ちを抑えて、明華は教え子の呼び掛けに応じた。


「なんですか?」

「ちょっと牌譜の研究というか……色々纏めてみたんで、見てもらえます?」

「ふふ――喜んで。それじゃ、採点してみましょうか♪」


椅子に座っている京太郎のすぐ後ろに立って、明華は机に広げられた牌譜を覗き込んだ。

立ち屈みになって牌譜に顔を寄せるということは――すぐ横に、京太郎の顔があるということ。

明華の髪の毛の感触や、芳香。それを間近で感じる京太郎は、最早牌譜の研究どころではない。

そして――


(あぁ――なんて。初々しく、可愛いのでしょう……♪)


その反応を、明華は手に取るように感じていた。


「あら……」


耳元で、囁くように。

それだけで、朱が差していた頬が更に赤くなる。

堪らず、少し体をズラして距離を置こうとした京太郎の手を取って。


「ふふ……早速、間違いがありましたね……♪」


染み込まされる声に――京太郎は、明華の顔を直視する事ができなかった。

京太郎が弄ばれている!

京太郎は明華から弄ばれる事を強いられているんだ!

麻雀の家庭教師として京太郎の家を訪れて。

足繁く通う内に、この部屋のことは全て把握した。

それこそ彼が致すのに使う本の隠し箱から、ゴミ箱の中身まで。


「ち、ちょっとお茶いれてきますっ!!」


そして、牌譜のチェックが終わった後に京太郎が逃げるように部屋から出て行くことも、明華にはわかりきっている。

一人で部屋に残された明華は、部屋の隅のベッドに潜り込む。

彼の匂いを堪能するように。自分の匂いを染み込ませるように。


(彼は――今夜、どんな反応をしてくれるでしょうか?)


いっそ、このまま寝たフリをして戻ってきた京太郎の反応を楽しむのもいいかもしれない。

その瞬間を想像して、頬を緩めた明華の耳に――枕元に置かれた携帯から、メールの着信音が届いた。

(あら……?)


そう言えば。

彼が携帯を使うのはよく見るが、その中身までは気にした事がなかった。


「教師としての義務、ですね」


そう自分に言い訳をして――例え言い訳がなくとも、明華には微塵の躊躇いもないが――携帯を手に取る。


「……これ、は」


明華の表情が固まる。

それは、メールの内容を読んだからではなく――


「……」


携帯のロック画面。

カメラ機能によって撮影された、ネリー・ヴィルサラーゼの寝顔。


「……そう、なのですね」


乾いた風が心の中を吹き荒ぶのを、感じた。



【家庭教師のトライ】

ヒェッ.......

最後のトライの一文で修羅場の雰囲気が吹っ飛んでしまったww

ゴミ箱の中身までww

ネリーかわいい

正直年齢改変ifにするか迷った

小ネタ安価下3ー

kskst

密かにセーラと付き合ってることがバレる

雅枝に京太郎をNTRれて激おこ絹ちゃん

ヒェッ、家庭崩壊やんけ・・・

そしてつぎはおとんが京太郎をNTRるパターンだな

ネキは蚊帳の外か

家庭崩壊のトライ

――嘘だ。信じたくない。

けれど、扉の隙間から覗く光景と、聞こえてくる嬌声は現実のもので。


「……う」


喉の奥から込み上げてくる吐き気に、口を押さえてその場にへたり込む。

両手で必死に堪えなければ、何もかもを吐き出してしまいそうで。


「……おかぁ、さん……」


目を閉じて、見ないようにしても、耳は勝手に声を拾う。

愛した男が、母に弄ばれる声。

愛した母が、善がる声。


「ぐ、う……っ」


指の隙間から、堪えきれなかったモノが滴り落ちる。

膝や床を、少しずつ汚す。


「どう、して……!」


湧き上がる感情は、彼を奪われた怒り。

湧き上がる感情は、欲のままに彼を貪る母と自分への嫌悪。


自分が姉にしたことを、母にされている。

板挟みになった絹恵は、一歩も動けなくて。


「……あ」


――お腹の中で、何かが動いたような気がした。

因果応報で涙を流す絹恵かわいい
それにしても京太郎、年上の雅枝に欲のままに貪られてんのか。雅枝溜まってたのかなww
一応一方的でなく矯正も扉の外から聞こえるくらい雅枝も善がっているみたいだけど

えぐい、エグすぎる…
なのに読むのを辞められない

絹ちゃん妊婦枠か

これは最終的に罪悪感でいっぱいの京太郎を連れて駆け落ちするネキが見たい…

そのあと荒川さんに寝取らせたい

最終的にネキが更にNTR返して愛宕家三竦みが完成する可能性が微レ存……?

小ネタ安価下3でー

もし松実京太郎が咲ちゃんと喫茶店で出会ったとき記憶をよみがえらせていたら(清澄、新道寺どっちでも)

モモと京太郎で共依存

>>271

>>285

ポンコツヤンデレ白糸台

信じて送り出した京ちゃんが病院でナースにNTRれた

ポンコツ見たい

清水谷竜華にとって、須賀京太郎とは警戒するべき相手だった。

ネト麻で知り合ったとかで怜と仲が良く、スポーツもそこそこ出来る為にセーラとも交流がある。


「……それでもなぁ」


しかし、彼は、男子である。

高校に上がるまで年頃の男子との付き合いがなかった竜華には京太郎の目線は軽蔑の対象。

最初の出会いで、余りにも正直過ぎる態度を見せた京太郎の第一印象はマイナススタート。

マネージャーとして麻雀部に入部した時も、竜華はその整った眉根を寄せた。


「うん。変なコトしたら速攻で追い出したるわ」


そうして竜華は、高校最後の部活動を警戒心と共にスタートさせ――



「あ、京くん! 一緒に帰らへん?」


――ものの見事に、引っくり返った。

kawaii


「先輩、お茶淹れときましたよ」

「牌譜整理、終わりました」

「スポーツドリンク飲みます? 温めっすけど」

「ネットで知り合った人に料理とか教えて貰って――」


――不良がたまに良いことをすると物凄く良い奴に見える理論。

須賀京太郎は思いの外マジメに働き、部に良く貢献した。

京太郎は不良ではないし、マネージャーという役割を考えれば当然のことなのだが。


兎に角、竜華の敵意が好意に反転するのに早々時間はかからず。

良く見れば中々のイケメンだし、声も格好良い。

あんなに彼を警戒していたのが馬鹿らしく思えた。


――先輩チョロい、とは眼鏡の後輩の言葉である。

竜華が京太郎に心を許してから、少し経ったある日のこと。


「ん?」

「先輩、どうしました?」


やはり気になる相手というのは、つい目で追ってしまうもの。

その日の京太郎の様子がおかしいことに、すぐに気が付いた。

部活が始まったばかりだというのに疲労が残っているようにも見えるし――腰を庇うように動いている。


「なぁ京くん……腰、痛めたんか?」

「えっ」


ビクり、と京太郎の肩が跳ねて。

その反応で竜華は自分の観察眼の正しさを確信した。


「ちゃんと休んでる? 無理は禁物せんといてな?」

「は、はは……気をつけます」

ナニか激しい運動でもしたんですかね

笑ってはいるが、やはり無理をしている。

ふむ、と竜華は一つ頷いて、自分の膝をポンポンと叩いた。


「ちょいと休んどき!」

「へ?」


その行為の意味するところは、言うまでも無く。

千里山の太ももソムリエが太鼓判を押す魅惑の枕が、京太郎を誘っていた。

ゴクリと、生唾を飲み込む音がする。


「そ、それじゃあ遠慮なく――」

「京太郎……ちょおっと、話があるんやけどな?」


フラフラと誘惑に飲まれそうになった京太郎の耳を引っ張る指。

ニッコリいい笑顔を浮かべたセーラが、震える指で京太郎の耳を掴んでいる。


「せ、セーラさ」

「依存はない、な?」

「あ……」


止める間もなく、行ってしまった二人。

竜華の指が、空しく宙をさ迷った。

異存じゃね?

どうせ依存から誤字じゃない(錯乱)

依存はあるよ

その後も、京太郎を観察してみると腰を痛めている様子が度々見られた。

そう言った日には決まってセーラも上機嫌になっていることから――大方、スポーツジムか何かで激しい運動をしたのだろう。


「ウチも、二人に混ぜて貰おうかなぁ……」


セーラ程ではないが、竜華も運動には自信がある。

何より――京太郎と二人で運動というのは、少し羨ましい。


「え、そりゃ是非とも――」

「スマンけど、コレばっかりは無理なんや」

「そっか」


そして、今日も。

二人揃って何処かに出掛けていく姿を、竜華は見送った。

マット運動かな

おかしいと思ったのは、京太郎がセーラの家から出て来るのを見た時。

ジムの帰りに疲れて寝泊まりしてしまったのだと、二人は言った。


次におかしいと思ったのは、二人の髪から同じシャンプーの匂いがした時。

ジムで売っている物を使っているからだと、二人は言った。


誰かが気が付いて、二人が言い訳をして。


いつの間にか――竜華は、京太郎から遠ざかっていた。

だから、二人きりで会える機会。

ほんの少しの時間でも、竜華がそれを見逃す筈は無くて。


「ん……っ」


合宿で、彼が泊まる部屋に足を運ぶのも当たり前のことで。


「大好きや……ろぅ……!」


彼の部屋に近付く度に。

噛み殺した声が、段々と大きくなって。


「俺も、愛してる――セーラっ!!」


今まで、見ないフリをしていたモノを。

この目で、直視した。

ピャー

考えるよりも先に、襖を開いた。

目を逸らすことも、耳を塞ぐことも、しなかった。


「合宿で――何しとるんや? 二人とも」


自分でも意外に思える、冷ややかな声音。

言葉を失う二人の顔は、情事が嘘のように青褪めている。


「ふぅん?……まぁ、ええけどな」

「り、竜華……」

「気持ちはわかるで? うちら、親友だからな」



「だから、一つ提案があるんやけど――」



窓に映る竜華の顔は、この時を待ち侘びていたかのように、笑っていた。

そして、小蒔「あなたしか見えなくなって」の>>146に続く……かも


竜華の誘惑に靡く京ちゃんが許せなくて、カッとして手を出しちゃうんだけどやっぱり京ちゃんのことが好きなセーラ
そんなセーラすら利用して、またも誘惑する竜華
弱味を握られているため竜華を突き放すことも出来ず、自己嫌悪で板挟みになる京太郎


を横から掻っ攫って行く怜みたいな構図のssください


今夜はここで
お付き合いありがとうございました!

乙です

乙やでー
やっぱ最高やわ

乙です


竜華こわい

京太郎は幼馴染みで、昔からの親友だ。

小さい頃はよく外を一緒に駆け回り、泥だらけになって遊んだ。


――私は、京太郎を見ていた。


少し大きくなって、男子と女子が別れ始めた頃。

今まで一緒に遊んでいた子たちに仲間外れにされたけど、京太郎はまた一緒に遊んでくれた。


――私は、京太郎を見ていた。


その子が、転校してきた時。

明らかに、京太郎はその子に釘付けになっていた。


――私は、京太郎を見ていた。


もう一人の幼馴染みが、凄く可愛くなった。

髪を伸ばして、お化粧を覚えて。

エンコーだと陰口を叩いたやつを、京太郎は力一杯にぶん殴った。


――私は、京太郎を見ていた。



もう一人の幼馴染みが、どんどん元気がなくなってる。

京太郎は、何とか励まそうと頑張っていた。


――私は、京太郎を見ていた。

山の女神様が見てる!

しずもんかわかわ

――京太郎は、憧を見ていた。

ヒエッ

やっぱり憧ちゃん可愛い(錯乱)

ネリかわ大明神

コワイ

例えば優勝できなければ京太郎が転校するとしたら、物凄い力を発揮しそうだよね。

松実再開ー

きたか(ガタッ

憧。

宥。

穏乃。


「………どうすりゃ、いいんだ……」


もし関係を持った姉たちを選んだら、二人は、どうなる?

一番大事にしたい相手を選んだら、その先には何がある?


全ては優柔不断な自分が招いたこと。

袋小路に行き詰まって――それでも、答えを出さないといけない。



キャラ安価下3ー

しずもん

ゆうちゃー

「……京、ちゃん」


姉の、呼ぶ声がする。


「……私たちを、避けてるよね?」

「……」


宥は、寒そうに体を震わせて。


「……京ちゃん」

「……姉さん、俺は」

「寒いの」


両手を、広げた。



「あったかいのが、欲しいな」



自由安価 下3

ksk

欲しけりゃくれてやるよ
なかだしドピュー

うえ

うーんこの

流石にコレは…

姉が、自分を欲しがっている。


――赤ちゃん、産めるよ?


あの、夜のように。

一線を踏み越えてしまった、あの時みたいに、宥は両手を広げて、京太郎を求めている。


「京、ちゃん……?」


――私を、捨てるの?

直接、宥が言ったわけじゃない。


「……俺、は」


――欲しけりゃ、くれてやるよ。

欲のままに、そう口に出せば、全てが終わる。



判定直下
1~60 拒む
61~00 抱く

低く

セーフ

「……体、冷やさないでくれよ」


京太郎は、姉の小さな体を抱き締めて。

頰に朱が指した頃に、手を放した。


「……京ちゃん?」


姉の視線に込められた感情にも、心の中で自分を責める声にも。

京太郎は、気が付かないフリをした。


「……大事な、大会なんだから」


掌の傷から、血が滲んでいた。


「……憧ちゃん、だけじゃないんだ」


マフラーの下で、噛んだ唇から、血が滲んだ。

用事にて一時中断ー

もしかしたら誰か死ぬかもしれない

突然の死!

一旦乙
なんてことだ

ヒエッ...

一旦乙
マズイですよ

何故殺した

まだ死んでないよ!

そうなれば(修羅場スレでフラフラしてたら)そうなる(人も死ぬ)わな

きっと、クロチャーならおまかせあれ!で助けてくれるだろう…

そのクロチャーが加害者の可能性もあるんですがねぇ…

それでもアラタソなら・・・アラタソならなんとかしてくれる

京太郎の悩みの中にクロチャーがいない つまりクロチャーだけが京太郎の味方になれる(確信)

汚れた心をネリーでキレイにしなきゃ

死人・・・ガチは京太郎が悲しむからやらないにしろ(願望)、レジェンゴが増えるのか

天江京太郎じゃなくて須賀衣だったら、清澄で咲と闘牌(修羅場)だな。

ころたんが恐れられたのはオカルト的な雀力をモンブチ当主が感じ取って軟禁したんだよね
ならば、そんなの感知しようもない、麻雀に縁の無い一般人な京太郎の家族なら普通にちょっと変わってるけど可愛い子として幸せになれそうな気がするなあ

>>348
他のみんなが全員加害者or被害者になって
一人だけ残って「…計画通り(ニヤッ」ですね、わかります

誰かを殺したくなるくらい人を好きになってみたい

咲「京ちゃん大好きだよ、だから…死んでッ!!」ダッ

京太郎「やめんか」ペチ

咲「あいたっ」

買い出し、という名目で京太郎は一人で外出していた。

悩んでも、考えても答えは出ない。


ただの現実逃避であり、問題の先延ばし。


自身を取り巻く女性たちとの関係に、どうやって決着を付けるべきなのか。


正解は、きっとどこにもない。

「悩んどるなー、少年」


かけられた声は、どこかで聞いた覚えのあるもの。

ショートヘアに、白と紺色のセーラー服。


「恩城寺……さん?」


京太郎が、サービスエリアで少しだけ声を交わした女子。

恩城寺怜が、小さく微笑んでいた。

恩城寺 ×
園城寺 ○

でした

「あれ……私、名前言った?」

「有名人ですから」


サービスエリアで出会った時は知らなかったが、対戦校となれば研究は済んでいる。

だからこそ不思議に思うのは、彼女が話しかけてきた理由。

これから鎬を削ることになる相手――それも、選手でない自分に何の用があるのか。


「いやまぁ……特に理由はないねんけど」

「はぁ……」

「まー……強いて言うなら、そのオーラ?」

「お、オーラ?」


「うん。ほっとくと、今にも死にそうな顔しとったで――君」

怜か…吉と出るか凶と出るか

「なぁ」

「……」


「おねーさんと、駆け落ちする?」

「……はい?」



「嫌なことからぶわーって逃げて、誰も知らないところで二人で暮らすんや」



「いや……何言ってんすか、あんた」

「うん。何言ってんやろな、私」

ときかわ

怜は狡猾

これはあらたそがお亡くなりになるパティーンでつね・・・

というわけで1700から松実再開します

待つ照

彼の温かさ。

それは、絶対に他人に渡したくない。



彼が欲しい。

なのに、焦がれる程に尽くしても、届かない。



彼が隣にいればいい。

それなのに、彼は余所見をしてばかり。

キャラ安価下3ー

しず、アコ

複数ありならクロチャーと憧
駄目ならクロチャー

この書き方だと本格的にやばいのは宥、憧、穏か……

狂気的には穏が一番やばそうだな

りゅーかダメなら下

「どこ、行ってたの」


買い出しから帰ってきた京太郎を、真っ先に憧が迎えた。

その口振りからすると、京太郎が買い出しに出かけていたことは聞いていなかったようだ。

何故か責められているような気になり、居心地が悪い。


「買い出し。先生に聞いてない?」

「そうなんだ……ごめん、聞いてなかった」

「まぁ……うん、レジェンドが悪い」


「……」


「ねえ。京太郎」

「ん?」


「京太郎は、私の味方だって……言ったよね」

「私と同じ部屋が良いって、京太郎が言ってくれた時。凄く嬉しくなって」


「……でも」


「京太郎……もう、ヤッちゃったんでしょ? 玄や、宥姉たちと」


両手をきゅっと握って、憧は俯いた。


「今も……買い出しに行ってる間に、誰と会ってきたんだろうって思っちゃって」


「おかしいよね……グシャグシャなの、私の中が」


「ねぇ、京太郎」



「私を、助けてよ」



京太郎行動安価 下3
あんまりにあんまりなものは直下か下ニ

抱きしめる

>>378

憧の希望通り助けてあげる

光の当たり方のせいか。

まるで、憧が咽び泣いているようにも見えて。


「憧……!」


京太郎は、憧を抱き締めた。

震えている小さな体を、落ち着かせるように。


「ごめん……憧」

「……」

「わからないんだ……俺も」



判定直下
1~50 ……宥姉みたいに、私にしてよ
51~70 私だけを、見ていてよ
71~00 ……遠くへ、行こう? 二人、だけで
ゾロ目 ???

hi

ほい

遠くへが正解だったのか…?

「……宥姉みたいに、私にしてよ」


京太郎の腕の中で、憧が囁くように言った。


「私、ずっと勝てなかった。宥姉に」

「一緒にいられる時間でも。京太郎の好きなタイプでも」


「私……もう、負けたくない」


「好きなんだもん、京太郎のこと……!」



京太郎は、憧に求められるままに――



判定直下
1~30 二人は幸せなキスをして終了
31~60 寒い……
61~90 山の主が見てる
91~00 ???

低く

憧ちゃんの返り血あったか~い

京太郎は、憧を見ていた。

憧は、京太郎を見ていた。



「言ったよね」


穏乃は。


「私、けっこー嫉妬深いって」


ずうっと、京太郎を見ていた。

くろちゃとあらたそしか安息の地がない…

中身と関係ないし今さらだけどこのタイトル見てると昔の映画思い出すなぁ、若干トラウマ

穏乃キター!
もうこれいっそ灼以外でハーレム作った方が皆の幸せにいいのではなかろうかww

二人だけしかいなかった部屋に、穏乃は躊躇いなく足を踏み入れた。

京太郎と憧の顔を交互に睨めつけ、小さく口を開く。


「……大事にしてよって、私……言ったのに」

「……なにがよ」


言葉を失った京太郎に代わり、憧が口を開く。

その眼差しには、親友に対しての嫌悪が確かに宿っていた。

「私、ずっと京太郎を見てた」

「……」

「なのに……京太郎は、いつも憧を見てたんだ」


穏乃の瞳に宿るものは、嫉妬。

自分の方が、より沢山の時間を京太郎と一緒に過ごしていたのに、京太郎の心は憧ばかりを見ていた。


「……ふざけないでよ」


対する憧の瞳に宿るものは、怒りと嘲り。

自分は努力をした。全ては、京太郎に好かれる為に。


「私は、京太郎の為に髪だって伸ばしたし化粧だって覚えた」

「アンタは、その間何してたのよ」


「それ、は――」


「山を走り回って。泥だらけになって」

「好きになってもらう努力もしなかったのに――勝手なこと、言わないでよ」

イイゾ~これ

この話だと憧頑張ってたからそりゃ言いたくなるよな

確かに分が悪いな

寝落ちしでした。再開します

目の前で、親友同士が罵り合いをしている。

嘘だと思いたかった。目を閉じて、耳を塞いでしまいたかった。


「やめてくれよ、二人とも……!」


憧の前に立ち、二人の間に割って入る。

これ以上は、聞いていられない。


京太郎選択肢 下3
1.「穏乃、お前どうしちゃったんだよ……」
2.「憧、穏乃は友達だろ……?」

1

「憧、穏は友達だろ……?」


縋るように、憧に言葉を投げかける。

穏乃は、昔からの親友だった。

それは、憧にとっても変わらない筈で。


「……私の、味方をしてくれるんじゃなかったの?」


対する憧は、信じていたものに裏切られたかのような表情を浮かべた。

悲しくて、膝を崩してしまいそうになりながら、京太郎の瞳を見詰める。


「……ああ、そうだよ。友達同士の罵り合いなんて、みてらんねえよ!」

「京太郎……!」



「――あは」


二人のやり取りを見て。


「そうだよね、やっぱり」


穏乃は、馬鹿らしいと言わんばかりに、笑った。

「無駄だよ、憧。京太郎は誰の味方にもなれないよ――優しいから」


誰かの味方になることは、誰かの敵になること。

そんなこと、京太郎には出来ないと。

出来たら、今みたいにはならなかったと――穏乃は、憧を嗤った。


「……だから」


「ケリはさ、私たちの手で着けよっか」


ナカには誰もいませんよ的な?

【次で都会編ラスト】


【選択と判定によってはキャラ死にます】

遂に来たか・・・

ケリをつける(暗喩)

準決勝を、突破した夜。

晴絵は、昔馴染みに呼ばれた用があると外出している。


「……」


一人で部屋に残された京太郎の胸中には、払い切れない靄がかかっている。

自分は、どうするべきだったのか。


「……眠れない」


早く寝るように、とは晴絵の支持だが。

考え、悩むことが多過ぎる今、目を閉じても睡魔はやって来ない。


京太郎選択肢 下3
1.他のみんなは、どうしてるかな(キャラ安価)
2.いや……やっぱり、早く寝よう

1

1 憧

1

1 憧

ちょっとあこちゃー人気過ぎんよー

目を閉じて、暗闇の中で真っ先に浮かんだものは――憧の顔。


「……アイツは、どうなんだろうな」


会いたい。

そう思い立つと、京太郎はすぐにベッドから立ち上がる。

眠気なんて、最初からなかった。


軽く身なりを整えて、京太郎はドアを開き――


「……あ」

「あ……」


その向う側で、ドアノブに手を掛けようとしていた憧と、目が合った。

憧を部屋に通して、備え付けのテーブルを挟んで向かい合う。


「……」

「……」


東京に来る前、阿知賀を出る前日と同じような状況。

考えることは、同じだったのだろう。

二人して――会いたいと、思っていた。


「あのさ……ずっと、言いたい事があったの」


互いに遠慮して口を閉ざしている中、先に話を切り出したのは憧だった。


「……なんだ?」

「順序とか、そういうのが……本当に、グチャグチャになっちゃったんだけどね」

「……」



「私――京太郎のことが、好き。ずっと前から、好きだった」

このタイミングで告白は嫌な予感しかしない。

憧の告白。

その内容は、ずっと前から知っていたこと。


「……この前は、急に言っちゃったから」


「色々、考えて」


「ちゃんと、改めて。伝えなきゃって、思ったの」


告白をして。

ふぅ、と憧は息を吐いた。


「それと、ごめんなさい」

「……憧?」

「私、ずっと京太郎に甘えてた」

「……んなこと、ねえよ」

「ううん。今だって、そう。甘えちゃってる」


「でもね」


「もう、大丈夫だから」


「もう、私は京太郎を苦しめないから」

告白を受ける→アコチャー
告白を断る→キョウチャー

表面張力いっぱいいっぱい

「……ごめん。それだけ、言いたくて」


憧は、また軽く息を吐いて、立ち上がった。

椅子に座ったままの京太郎は、憧を見上げる姿勢になるが――不思議と、その姿はいつもよりずっと、小さく見えた。


「……憧」


遅れて、京太郎も立ち上がり。

立ち去ろうとしている憧の手を、掴んだ。


「京太郎?」

「俺も……俺も、憧に言いたいことが、ある」




「俺も、多分、きっと……ずっと、前から」


「憧のことが――好きだ」



さよなら憧、お前のことは忘れないよ

エンダァァァ?

終わったな

誰が死ぬか そして何人死ぬか

本編で死んだのは菫さんくらいしかいないからヘーキヘーキ

憧は、ピタリと動きを止めて。

それから、ふるふると、小さく首を振った。


「……なんで?」

「言わなきゃ、いけない気がした」

「なんで――なんで、今更、言うのよ!」

「それは……その……告白の返事は、しなきゃダメだろ?」


さっきまで、この部屋から立ち去ろうとしていた憧は、立ち止まってその身を震わせながら、ポロポロと泣き出してしまった。

京太郎は、机を回り込んで、憧の側に並び立つ。

涙を拭おうと差し出した指は、拒まれなかった。

「……消えようと、してたのに」


「京太郎が、どんどん遠ざかって……こんなに、辛くて、苦しいなら」


「京太郎の前から、消えようって」


「そう、思ったのに……!」


それを聞いてしまったら――もう、京太郎は憧を離したくない。

両手で、力一杯に、憧を抱き締める。


京太郎選択肢 下3
1.姉さんたちは、もう抱かない。穏乃も、何とかする
2.なら……二人で、消えよう
3.その他

2

2

2

1

2

駆け落ちエンドだよな!な!

アコチャー死にそうだなこれ

自分から死んでいくスタイル

お前、消えるのか

「なら……二人で、消えよう」

「え……?」

「姉さんたちも、穏乃も……どこかに、置いて」


「二人だけで――どこか遠くに、消えよう」

「それって……」


駆け落ち。

何もかもを捨てて、二人だけで生きる。

京太郎は、そう言っている。



「……」

「……」


憧は――京太郎を、拒まなかった。

身を委ねるように、京太郎の腕の中で、力を抜いた。

ラスト判定 下1~3の平均
1~70 二人っきりで、旅行に行こう
71~80 山の女神は、嫉妬深い
91~00 姉妹の溺愛は、全てを許さなかった

a

おまかせあれ!

よっしゃ

おまかせあれ!

ゾロ目有効だったら死んでた
60はセーフ!

「随分と、時間かかったな。電車来ちゃうかと思った」

「女の子の準備は色々とあるの」

「そういうもんか?」

「そういうものよ――アンタの好きなように合わせるの、大変なんだからね?」

「うっ……すんません」

「わかればよろしい」



「あ、電車来た」

「……」

「……行こっか」

「ああ……」





「……さよなら」

>>445が鬼畜コンマ過ぎて草

あっぶねえ…

ぞろ目2つも出るとか、何かが棲んでるな

大きなスーツケースと、繋いだ手。

二人に必要なものは、たったそれだけ。

今までも、そしてこれからも。


電車に乗り込んだ二人は、移り変わっていく景色を二度と振り返らず。

互いに寄り掛かるように、座席に座った。





【ノーマルEND 松実京太郎 憧END からのたび】

ああ良かったちゃんと乗ってた一瞬飛び込んだかと思った

生きた…

からのたび が からだのたびに見えた

どうにかなった…

誰も死ななかった・・・だと・・・?

数週間後、警察に補導され奈良に連れ戻される二人の姿が

命あっての物種だから多少はね?

というわけで一旦終了でございます、松実編
一番最初にゾロ目を出したあこちゃーに始まりあこちゃーのゾロ目で終わりました

ちなみに最後の選択肢で1を選んだ場合は死ぬ可能性アリアリでした


次にやる長めの話のアンケート出します

1.宮守 多分ラストパート
2.永水
3.臨海
4.先生 多分ラストパート
5.有珠山 場合によってはすぐに終わる
6.大阪 場合によってはすぐに終わる
7.その他ー

永水

宮守

有珠山

2

5


永水で

宮守に帰ろう

.臨海

4

宮守

乙!
今度は須賀ころもで(まことトレード)

永水

私様的には絹恵との話が見たいのよね?

4がいいかなーって

1

はっちゃんがあまりにも可哀想なんで、永水リトライで。

2

1.宮守

3

2で個人的には中学生組もでるといいなぁ(願望)

5かな

1か4

乙です 4

2

2やな、その次に 3

1か2が見たい

2

宮守で

1を選んだらどんな感じで死人が発生したんですかね…?
臨海でネリーかわいいしたい

5かな
イッチの有珠山すき

普通に間違えた……orz ageすみません

宮守

みやもり

5

永水でー。ネリーかわいいは最後の方に残すとネリーのかわいさがあふれると思うので臨海は残したい

>>242が読みたい

4

そろそろ宮守か永水みたいなぁ
7で小ネタというか中ネタみたいなそこそこ長めのやつも見たいけど

松実の不完全燃焼感もっと姉妹が見たかった

この手のスレでアコチャーが勝ったの初めてみたからそれだけで満足だわ

憧ちゃんは確かに大人数になってくると病み要素で勝てなくなってキャラとして影薄くなってしまうよね
松実姉=しず>玄>憧ぐらいやったし
むしろ玄ちゃー大勝利も見てみたかった
姉を出し抜く玄ちゃー

宮守結構放置されてるよね
1

5かな

京太郎で修羅場と言えば、永水

京太郎で修羅場と言えば、永水

連投すまん

5

基本に忠実に宮守

コンマ判定でー
1~50 宮守
51~00 永水

せや

それ

では次回は宮守でー

10スレ振りくらいの宮守でございます
宮守終わったら永水か先生でー

やったぜ

こっそり小ネタ安価下3

夢喰いネリー

激突天照

巴さん

途中で送信してしまった
巴さんとの駆け落ち

全ては、姫様の為に。

そういう集りだった。その為の、彼女たちだった。


「だ、駄目だよ須賀くん……!」


彼を、姫様に捧げる。

姫様の為にも、神代の為にも。

それが、彼女たちの為すべきことだった。


「……なら、この手を離して下さい。俺を、フッて下さい」

「……」


綻びが生じたのは、石戸から。

人の心は、掟では縛れない。

一度、欠けてしまえば崩れ落ちるのはあっと言う間。


「無理……だよ、そんなの」


もう、この気持ちは祓えない。

誰にも渡したくない。


春が、初美が、霞が、小蒔が、誰が彼を求めていても。

彼を手放すことは、出来ない。

京太郎も、また同じ。

掟なんて、知らない。

一番愛した女と、一緒になりたい。


「……巴さん」

「京太郎……くん」


二人は、抱き合ったまま。

深い山の霧の中に、消えた。


地面には、千切れた紐が、落ちていた。

霞さんの彼氏だったんだけどコマキちゃんに気に入られて本家の婿になってしまいドロドロした展開がみたい
なお大勝利するのははっちゃんで!

巴さんとかいう地味女の子が最後に選ばれるとかいう少女漫画展開ええなぁー

>>460
京ちゃんなら旅先で匿ってくれる女引っ掛ければ平気ですね(最低の発想)


小ネタ安価下2でー

京憧のその後

胡桃たそ、頑張る

一目惚れ。

バカにしていたソレに、自分が嵌まってしまった現状。

件の彼の周りには、沢山の恋敵。


「ダルい……」


中でも、一番に気に入らないのは。

だらし無く、彼に纏わり付くアイツ。

売春する女みたいに、恥じらいもない。


「どうしたら、いいんだろ……」


無理矢理に引き剥がそうにも、単純な力では敵わない。

彼も優しいから、例えどれだけ卑しい相手だろうと、追い払えない。


「痛……っ」


考え事をしながら、道を歩いていたせいか。

足元に転がっていたものに、気が付かなかった。


一本の、曲がった釘が刺さっている木の板。

誰かがここに、不法投棄したんだろうか。


「……」


何故だか、胡桃は。

自分の血が付いたその釘から、目を離せなかった。

ひぇぇ

血のついた釘・・・

えすかりぼーるぐー

多分宮守編の最初に続く

小ネタ安価下3でー

先生編で若かりし頃の京太郎とコーチ


安価下

宥姉が邪魔な雌豚をマフラーでシメる

愛宕京太郎、娘との過ち

高校を卒業してから、松実家は幸せに満ち溢れていた。

もう何も、三人の間に入るものは無い。

弟は松実館を継ぐ修行をして、自分はそのお手伝い。

玄にとって――全てが、順調に進んでいた。




「あ……あっ……!」



だから、わからない。

自分にのしかかり、首を絞めるマフラー。

顔に血が集り、喉が脈動し、酸素を求めて、阻まれる。


「おね……ちゃ……」


何故、と言いたくても言葉にならない。

舌は回らないし、姉の顔はよく見えない。


ただ熱を持った首だけが、玄に意識を与えて。


「……が」



それすらも――徐々に、マフラーによって奪われていった。

いやーキツイっす(素)

宥に温かさを与えてくれるものは、弟一人だけ。

それ以外は、隙間風であり通り風。


「……寒い」


身を震わせながら立ち上がった宥は、京太郎の元に向かう。

今の時間なら風呂場で休んでいる筈だから、一緒に温かくなれる。


「ふふ……」


笑みを浮かべた宥の頭には、もう玄のことはない。

隙間風を運んでくる風穴は、確かに塞いだのだから。

頬を濡らした生暖かい何かにも、宥は気が付かなかった。

宥姉の方がヤンデレイメージ強い、なぜか


小ネタ安価下3でー

思ったよりガチやった

>>529

たまには竜華が怜から寝取るのをみたい
あの体なら余裕でしょ

哩姫修羅場

表面上は仲良くしつつも水面下でののしり合うなるちか

「ウチ、病弱やし……」


怜はよく、口癖のようにそう言った。

冗談混じりでも、それは事実で――そんな彼女を、京太郎は支えた。


「京ちゃん」


男と、女だったから。


「私、京ちゃんが欲しいな」


互いに惹かれあった二人は、結ばれた。

親友と、可愛い後輩が付き合いだしたのだから――竜華は、祝福した。


二つの場所を奪われた、なんて声には耳を背けて。

――おかしい、と。

怜が二人の距離に違和感を抱いたのは、何度目かの退院を終えた後。


「なぁ、京くん。この後どっか行かへん?」

「いえ、今日は怜さんと二人で過ごす予定があるので」


京太郎と竜華だって、短い付き合いじゃない。

二人で遊びに行くことぐらい、珍しくはないだろう。


「……そゆことで。ごめんな、竜華」


だが、納得がいかない。

どうしてか――この抱き抱えた京太郎の腕を、離してはいけない気がした。

――それは、何度目かの入院。

竜華と京太郎が二人並んで見舞いに来るのも、怜には見慣れた光景だ。


「それじゃあ、またな?」


二人が並んで帰るのも、いつも通り。

何も、おかしいことはない。


「……」


だから、怜が窓のカーテンを捲って外を眺めたのにも、特に理由は無い。

病院から出た先の道で――見知った二人が抱き合い、口付けを交わす瞬間を見てしまったのは、単なる偶然だ。


気が付けば、床に花瓶の破片が散らばっていた。

よりにもよって窓から見える場所でするなんて、絶対狙ってるよね

怜には――竜華を、咎められなかった。

自身が病弱であることを自覚していたし――京太郎という、若い男の欲を満たせていないことも。


「怜ー、見舞い品持ってきたでー」


竜華は、それを見越していたのだろう。

だからこそ、あの時。

見せ付けるように、していたのだ。


「ありがとなー……新しい、花瓶」

「ん。この前の、割れちゃったしな」


歪な関係。

亀裂が入る音に、耳を塞いで。

少しずつ壊れていくものからは、目を背けて。


二人は、京太郎を満たし続けた。

「京ちゃん」


怜が手を伸ばす。

京太郎は、その手をとった。


「京くん」


竜華が手を伸ばす。

京太郎は、その手をとった。


心は怜を向いていても、体は竜華に応えてしまう。

もう、どうしようもなく、嵌り過ぎている。


ずぶずぶと、深みに進んで行くことしか出来ない。

もう、誰にも止められなかった。

なんか変な具合に収まっちゃいそうなイメージ

小ネタ安価下3時ー

京太郎を巡る白糸台バトルロイヤル全滅エンド

過保護な義妹明星ちゃん

恐れていた石戸霞の監禁宣言

シロが依存してると思ったら京太郎が依存してた

久と美穂子の修羅場

これは収まっているといえるのか……

「京太郎くんには――今日から、この部屋で暮らしてもらいます」


朝――かどうかは、部屋の中に窓すらないため分からない。

兎に角、目が覚めた京太郎に理解できたことは、自身の手足が縛られているということだけ。

全ては、目の前の霞が握っている。


「……意味が、わからないんですけど」

「あら……なら、いずれわかるようになるでしょう」

「……食事とか、トイレとか」

「私たちがちゃんとお世話します。勿論、下の方もね」


霞には、取り付く島もない。


「……」

「今は窮屈でしょうけど……いずれ、それも解ける日がくるわ。あなたが、その意味を理解できた日にね」


「ああ……そうそう」


「理解できたフリ……をして逃げ出したりなんてのは、やめてちょうだい?」



「そしたら――手足とか、切り落としちゃうかもしれないから」


くす、と小さく微笑んでいても。

京太郎には、それが冗談だとは、微塵も思えなかった。

明星ちゃんって原作で台詞あったっけ


キャラ安価下3ー

私様的には絹恵との話が見たいのよね?

由子

>>536

すまん、上のとこの書き込みはなかったことにしてくれ

>>560

おいおいこの場合どうすんだってばよ・・・

キャラ安価っつったじゃん…

今回の小ネタの永水安価だと思ったけど違うのかな

よくわからんので最安価、下2で

すこやんの若い燕京太郎

姫様

キャラ安価か

あー、キャラ安価と小ネタ安価書き間違えてました
申し訳ない

とりあえず監禁ネタで巴さん書いた後に先生編の小ネタ書きます

テレビも、携帯も、外の情報が知れるようなものは何も無い。

定期的に訪れる六女仙との会話。

それだけが、今の京太郎の知ることのできる全てだった。


「起きてる?……朝食の、時間だから」


控え目なノックの音と同時に、開かれる扉。

今日の「世話係」は、巴のようだ。


「……手足、痛いんですけど」

「……ごめんなさい。でも、それを取るわけにはいかないから」


少し京太郎が強めに言うと、巴は後ろめたそうに視線を逸らした。

罪悪感のようなものを、彼女は持っているようだ。


「……」


もしかしたら。

彼女になら、話が通じるかもしれないと。

京太郎は、少しだけ期待を抱いた。

巴さんならきっとなんとかしてくれる! ww

共有財産にすべく監禁された時の、一般的な打破策は、甘っちょろい誰かに「貴方だけは特別」と唆すことだとか

多分監視されてると思うんですけど(名推理)

怒濤の更新でワイ歓喜
仕事辞めたのかな?

「巴さん……あなた、だけです」

「……」


巴は、答えない。

事務的に、淡々と食事の準備をしようとしている。


「春やこまっちゃんも……自分のこと、だけで」

「……」

「俺を心配してくれるのは、あなた――巴さんしか、いません」


「で、でも……」

「巴さん、俺は――」



「早くしないと、朝ごはん冷めちゃうわよ?」

迷い、戸惑っていた巴の手を動かした一言。


「霞さん……」

「あら――朝ごはんに、埃が入っちゃってるわね。巴ちゃん、新しいのを持って来てくれる?」


霞は、巴に一瞥もくれず。

ゆっくりと、一歩ずつ京太郎に近付いて。


「大丈夫――それまでのお務めは、私が代わるから」


その衣服に、手を掛けた。

ひえー
さすが霞さんだ

監禁京ちゃんが頑張って巴さんを落とす話、あるかもしれない

コーチとの昔話は学生編でいいですかね

そして駆け落ちへ...か

逆の発想で
すこやんが清澄コーチになり須賀家に居候、咲さん、タコスと麻雀大戦が勃発。

>>587
オナシャス

「先輩ッ!!!」


部室に顔を出すなり、耳を劈く怒声。

思わず耳を塞げば、三白眼を釣り上げて迫る後輩。


「聞きましたよっ! また怪しいヤツらと打ってたと!」

「怪しいヤツらって……ただの、お友達だよ。ネットで知り合った――」

「ネットでっ!?」

「いやさ、ふぐ刺し奢ってくれるって言うから――」

「食べ物くれるからって、知らない人に付き合うなって言われてるでしょうがっ!!」

「いや、俺子どもじゃないし、それに知らない相手でも――」

「とにかく! 今度から変な場所に行かないで下さい! いいですね!?」

「変な場所じゃあ」

「い・い・で・す・ね!?」

「……はい」



響く怒声は、愛情の裏返し。

それは、今も昔も変わらないこと。

愉快な仲間と打ってれば、そりゃあ強くなるな

久保かわ

ふぐ刺し…あっ(察し)

コーチになる前のコーチかわかわ

愉快な仲間達とかいう京太郎SSの準レギュラー

コーチきゃわわ

お友達を最初に出した人は凄い


小ネタ安価下3ー

らぶらぶひっさ

ここまでの話混ざった千里山の日常

>>556

>>556

淡は、走る。

満面の笑みで、階段を駆け上がる。

一番大好きな人に、褒めてもらいたいから。


「やったよ、きょーたろー……!」


屋上で待ってくれるように、メールをした。

もう邪魔をするヤツはいない。

二人の間を裂く障害は――みんな、いなくなった。


「きょーたろー!!」


屋上のドアを、叩き付けるように開ける。

けたたましい音が、屋上一体に響いて。


「……え?」


淡の目の前で。

ずっと、心に思い描いていた男の子が、屋上のフェンスから身を乗り出して。


――じゃあ、な。


そのまま、向こう側へと、消えて行った。

Oh……

「……きょーたろー?」


淡には、その意味がわからない。

待つように、伝えたのに。


「ま……いっか」


だったら。

いつも通りに――追いかけるだけだ。


「待ってよー!!」



何も躊躇わず、疑わず。

淡は、京太郎の後を追って駆け出した。

淡の天然さが怖く見える

終ノ空を思い出すシーンだ

いつぞやの全員ゾロ目白糸台は多分こんな感じ

小ネタ安価下3ー

kskst

ゆきちゃん

袖をちょいちょいと引っ張って振り向いたところで唇を奪うキス泥棒
キャラは>>1の好みで

やんでれたかみー

アレクサンドラとのドキドキ個人授業

「キョータロー?」

「んー?」


声をかけても、彼は教本から顔を上げない。

また、コレだ。

彼が麻雀に熱を持ち出してから、構ってくれなくなることが増えた。

自分が彼に惚れていることは、とっくのとうに自覚している。

真剣に麻雀に向き合う彼の横顔は素敵だけれども――面白く、ない。


「キョータロ、キョータロ」

「ん?」


くいくいと、彼の袖を引っ張る。

流石に彼も無視出来ずに、顔を上げてこちらを振り向き――


「んっ!!」

「っ!?」


思いっきり、唇を奪ってやった。

顔が熱くなる。上がっていく体温を実感する。

とても恥ずかしいけれど――それよりも、幸せな気持ち。


「えへへ――無視したら罰金、なんだからねっ!!」



【ネリーかわいい】

あ”ぁ~

ネリーかわいい

ネリかわ

ネリかわ

ネリーかわいい

ネリーかわわ

やはりネリースレだった

(ただし相手がドムだったら…?)

それはそれで

ネリー×ドムとか興奮しました
新刊の内容変えます

>>1の好みがドムだったら…?)

お前らドムさんに厳しすぎるだろ…

ネリかわ

ネリー可愛い

「すーがーくーんー?」

「なんで――っ」


牌譜整理の途中、トントン、と肩を叩かれて。

振り向けば、そこには頰を押す久の人差し指。


「懐かしくない? コレ」

「……そうっすね」


小学生の頃に流行ったイタズラ。

それをまさか、高校3年の部長にやられるとは夢にも思わなかった。

何と言えばいいのか、思わず言葉を失った。

軽く溜息を吐いて、牌譜整理を再開する。


「ねえねえ、須賀くん」


再び、トントン、と叩かれる肩。

もう引っ掛かりはしない。

叩かれた肩とは、逆方向に振り向き――


「ちゅっ」


――重ねられた、柔らかい唇。

大口を開けて惚ける京太郎の前で、久は唇をペロリと舐めた。


「ごちそうさま……♪」




【どう足掻いてもロッカー】

流石ロッカー
普通に考えたら痴女ともとれる行動をいとも簡単にやってのける

初期のムーミンロッカーならセクハラで訴えてるけどなwwww

少女マンガのイケメンチャラ男みたいなイタズラなんだよなぁ……
大抵、一途系幼なじみに勝ち目はないって俺知ってるんですよぉ~?

部長かわいい





が、ここは修羅場スレ……誰がどこから見ていたやら

咲→盗聴器
優希→入ろうとした扉の隙間から見てしまう(見せつけられた?)

とりあえずこんなイメージ

部長の場合、この時だけ口紅付けてキスマークでマーキングしてそう。

きっとポンコツが真似したら振り向かれた時顔面強打して何やってんだ、と呆れられながら頭を撫でられるんだろうな

流石ヒッサ!

咲ちゃんが真似するも身長とどかなかったり邪魔入ったりしそう

それでも咲さんなら……?

このスレじゃ咲さん敗北しかしてませんし

咲ちゃんは存在自体が敗北フラグ

後で宮守始めます

咲さんは公式でスッガの嫁だからね
(ここでくらい誰かの嫁でも)しょうがないね

たまには咲ちゃんが勝つとこ見たい!

始めようと思ったけど混沌帝龍買わないとなので2000から始めます

>>641
清澄勢は私がヒッサを全力で依怙贔屓したくなるので……

咲さん…

: : : : :/ : : : : : :| : : : :|.. : :. ゙、: . ゙、゙、. \
: : : : : |. : : : : :i |: : : :i:|. : : : ∧: :、.i. .i: : . ` 、
.: : : : : !: : : : : | |、: : :| | : : i | !: :|:| : |:、: : : : : : >
: : : : : :| : : |: i 「! ヽート!、: : リ  !: |ハ: ト : | ̄ ̄
.: : :,..-、|: : :i: :|: !゙、 _、!二゙、-| イ: リ ! |ヽ:|
: : / へ.゙、 :丶ヾヽ<´{::::i` ヽ! 1!|:/| :!ノ゙、リ

: :ヽ    \ : :!丶   ̄     Vイ:ハ |\:i
.: : 丶    \゙、        `> リ  `
ヽ: : :`┬ 、  ヾ          /
  i: ;ィノ    U     ,....-ィ /
,,:‐レリ    _       ̄ /
゛=!_    \ `ー-、_  _/
::::::゛== 、 \   / ̄ヽ、
::::::::::::::::::::::゛===-、    >


【須賀京太郎】

所属:宮守
立ち位置:唯一の一年部員

【特に意味の無いステータス表記】

雀力:E おなかいたい

雑用、料理:D 一般的な男子高校生

【宮守編おさらい】

・ハンドボールを肩の怪我で引退
・両親離婚、母方の実家の岩手へ
・怪我でヤバイところを塞に助けてもらいその縁で入部


【部員たちからの】

シロ「ダルい……けど、ここは譲らない」

エイスリン「I will give you all my love」

胡桃「運命の人」

塞 「全部、私に任せて?」

豊音「私の王子さま」


【その他】

咲 中学の友達
久・和 ロックオン
小蒔 小さい頃のお友達
すこやん 逆光源氏を密かに狙う
宥 マフラーを拾ってもらった人
怜・竜華 ???

夏の全国大会が終わって、三年生たちはいよいよ卒業が近付いてきた頃。

三年生の先輩が五人に、一年生の後輩である京太郎が一人。

塞たちが卒業してしまえば、京太郎は一人で部に残されることになる。

今のように、先輩たちの仲に悩むこともなくなるが――



キャラ安価、下3ー

エイたそ~

しろ

胡桃

「……胡桃先輩は」

「ん?」


「……」

「なに? ハッキリしてよ」

「先輩は、進路はどうするんですか?」



判定直下
1~30 「色々考えてるけど……」
31~60 「近場の大学がいいなって」
61~00 「卒業するのはちょっと不安なんだよね……」
ゾロ目 ???

(高コンマが出ることは)知ってた

「卒業するのはちょっと不安なんだよ……」

「え」


返ってきたのは、少し意外な言葉。

胡桃なら、既に進路を決めていそうなイメージがあったからだ。


「京太郎、一人になっちゃうし」

「あぁ……そんな頼りないですか、俺」

「ううん。頼りないどころか抱き枕にされたいレベルなんだけど――周りの女が、ね」

「……」


「また、全国の時みたいなことがあるかもしれないし……」

「それは……」


清水谷竜華と、園城寺怜。

京太郎にトラウマを残した二人の女子。

思い返せば、あの時に縋り付いた相手は胡桃だった。


「……大丈夫ですよ。トシさんもいますから」

「……不安だなぁ」

救いはないんですか?(震え声

アラサーたちがコーチとして来そうだな。
トシさんならコネで呼べそう。
でも頼んでないのに来そう。

キャラ安価下3ー

エイスリン

シロ

シロ

「ダルい。部室まで運んで」


そう言うなり、京太郎に寄りかかるシロ。

放課後となり、部室に向かう途中で遭遇したと思えばコレである。

ある意味、コレもシロのブレなさというか、芯の強さと言えなくもないが――


「……先輩、そんなんで卒業したらどうするんすか」

「……?」

「卒業したら俺、いないですよ?」



判定直下ー
1~30 「それは……嫌だな」
31~60 「なら……今のうちに、もっと堪能しようかな」
61~98 「卒業、やめようかな……」
ゾロ目 ???

宮守こわい

高いとこばっかでるなあ

顔見知りの永水に預けた場合は監禁ENDだし、ヤンデレと戦うにはタフじゃないと務まらないし、京太郎は風越の大将に任せれば大丈夫だし

コンマ相変わらず高いなww

この時系列って塞さんにやられてたっけ(ニッコリ

「卒業、やめようかな……」

「……え゛」


シロは、京太郎から離れるどころか。

むしろ、更に体重を預けるように、ダラリと京太郎に凭れかかった。


「い、いや! どうすんですかソレ!?」

「どうしようね」

「……言っときますけど、留年とかされてもどうしようもないですよ?」

「うん。でも」


シロは、京太郎の胸に寄りかかりながら、顔を上げた。

気怠げな、それでも決して揺れることのない眼差しが、京太郎を捉えた。


「京太郎を取られたら――もっと、どうしようもない」

花嫁修業と称して同居すればええやん(京太郎と 2人だけとは言っていない)

逆転の発想で京太郎の花婿修行にして、同居(宮守メンバー全員)すれば良いんだ。

キャラ安価下3ー

とよね

次は宮守シェアハウス編にしよう(提案)

とよね

とよねさん

シェアハウスできるくらい仲良かったら京太郎はとっくの昔にシェアされてるはずだから…

「あの……先、輩?」

「なにー?」

「……俺、ネト麻やってますんで」


状況を説明すると。

自動卓を前にして、豊音の膝の上に京太郎が座り。

目の前からは、同じ卓を囲んだシロ、エイスリン、胡桃からの視線が強烈に突き刺さっている。


「ダメだよ、今までは私たちばっかり練習してたんだから。京太郎くんも本物の卓に触れなきゃ」


京太郎が部室に入るなり、豊音はそのまま強引に自分の膝に座らせた。

シロと京太郎の抵抗もまるで意味がない。

目の前の三人の不機嫌そうな目線は、腹の中を何かで刺されているような気分になる。


とよね判定直下ー
1~30 髪から漂う芳香が、強く意識を奪った
31~60 まるで、深く、沈んでいくような
61~98 お持ち帰り
ゾロ目 ???

ほい

おまかせあれだし!

大天使降臨

おもちかえりされたかったよ畜生

すまんな

ええんやで
っても責めてるわけじゃないから

豊音の打ち方を真近で見ることで、学ぶことができる――というのが豊音の言い分。

全国優勝まで上り詰めた彼女たちの対局は、確かにハイレベルではある。

しかし、それが役に立つかと言えば――微妙なところである。


この四人は、余りにクセが強過ぎる。


ネット麻雀で多く見られる形とは、かけ離れている。

更に、三人はあからさまに豊音を狙っている。

その理由は、言うまでもない。


「んー……?」


自分の手番で考え込む豊音に、強く抱き締められる。

無意識にしているのかはわからないが、この対局中に京太郎が解放されることはないだろう。

目の前には豊音の牌、後ろには豊音。

姉帯豊音という存在を、否が応でも感じさせられるこの状況。

長い黒髪から漂う芳香が、強く意識を奪った。

「合同合宿の誘いがきててね」


部活の終わり際に、トシがそう切り出した。


「合同合宿?」

「そう。全国優勝したウチと是非……ってね」

「うーん……」

「無理に、とは言わないよ。ただ、京太郎には良い機会だ」

「……確かに、そうですね」



京太郎の為、とあらば宮守の部員たちが難色を示すことはない。

時間的な余裕もある。


「それで、どこの学校が?」

「ああ、それは――」



宮守と合同合宿を望む高校 下1~5までで一番コンマの高いところに
劍谷とか多分書けないので除外で

清澄

清澄

白糸台

臨海

清澄

阿知賀

千里山

「清澄……って」


咲が大将をやっていた高校。

決勝の大将戦では冷や汗をかかされた相手だ。


「それに部長とも知り合いなんだって?」

「知り合いというか……まぁ」


紅茶をご馳走されて、一緒に弁当を食べた仲。

あの時の印象では、悪い感じはしなかった。

……怜と竜華の件があってからは、一度も話していないが。

「大丈夫だよ」


考え込む京太郎に、塞が微笑みかける。


「全部」


「京太郎に、良い方向になるから」


すぅっと、沈み込んでいくその声に。

何が起きても、自分は塞から離れられないことを――改めて、強く思った。

咲さん相手に冷や汗程度の損で優勝できるとか宮守の人たち何者やねんww

病んだ女の子はダークフォースを使えるから多少はね?

すこやんブーストあるから多少はね?

というわけで宮守編、次は合宿編です
もう一校くらい増やしても良かったかもしれない

乙です

こっそり小ネタ安価直下

先生編でいくのんと付き合ってる頃のワンシーン

いつまでも、こんな関係を続けていい筈がない。

頭では解っている。

自分には責任がある。プロの一人であり、チームの一員である責任。


『……これで、トビですね』


――だけど、無理だ。

たったの一度の対局で、もう完全に折られてしまった。

何の為に麻雀を打っていたのか。誰の為に積み重ねていたのか。


もう、全部崩れた。

「京ちゃんはなー……もう、頑張らなくてええんよ?」


彼女の声は、酷く甘かった。

何度も点滅する携帯を取り上げて、彼女は笑った。


「ゆっくり……休んでれば、ええねんな」


ダメだと解っていても、彼女を拒めない。

今日も、彼女に甘えて。

少しずつ、沈んで行く。


「ここで……ずぅっと、な♪」


抱き締めた彼女の体は、温かかった。

これはダメ男製造機いくのん

なんということだ……なんということだ……

すこやんに全力を尽くすよう、手を回してそうで怖い

>…これで、トビですね
どこかで見たことのあるセリフですね…

御無礼されてるな

姫子と付き合っていたがマンネリのため、新しい刺激として嫌がる哩を交えてみたら相性バツグンで、段々姫子そっちのけで二人でするようになりそして...

誤爆

スレ的には誤爆に見えないんですがそれは…

いくのんさすが

こっそり小ネタ安価直下

どんなに拷問されても京太郎と別れることをよしとしない憧と
どんなに犯されても憧と別れることをよしとしない京太郎

照とラブラブで肉体関係もある遠距離恋愛京太郎を寝取ろうと暗躍している咲

誰が加害者なんですかね…

自分が監禁されて、どれだけ経つか。

目に見えるものは、冷たい石の壁と床だけ。

衣服は剥ぎ取られ、まともな食事もなく。

爪は罅割れ、彼が綺麗だと褒めてくれた髪は枝毛だらけで艶は全くない。

段々と、自分の中の命が消えていくのが感覚的に解る。


「……あの人と別れるって。その一言だけで、いいんだよ?」


焦りを含んだ女の声。

憧は嗤おうとして、上手く形に出来ず、言葉にならない声が咳と混ざって零れ出た。


「どうして……あなた達は……!」


手足を縛られ、ヘッドホンを耳に固定され。

彼が犯される映像を延々と見せ付けられても――憧は、京太郎を愛していたし、諦めもしなかった。

犯されているということは、彼の心はこの女を見ていない。

あこ、と画面の中で彼の口が動く。


それだけで――憧には、十分だった。

例え死んでも、二人の心は離れない。

二人の絆は強固なんだな

小ネタ安価下ニ

照とラブラブで肉体関係もある遠距離恋愛京太郎を寝取ろうと暗躍している咲

白水哩の限りなきSM魂

押し掛け女房ハオさんが読みたいです!!!!

さて――自分の所属する部の長がコートの下は真っ裸という姿で、我が家の前で立っているこの状況。

両親は運が良いのか悪いのか不在中。


「……」


インターホンのカメラ越しに見る彼女の頬は紅潮していて、息は荒い。

時折小刻みに震えているのは、何をしているのか――考えるのが非常に恐ろしい。


「どうすんだ、マジで……」


深夜0時。

家に上げたら何をされるかわからんし、放置して誰かに見られたら我が家の風評がエライことになる。

心なしか――哩の顔は、羞恥と愉悦が入り混じっているように見えた。

SでありMである彼女にとって、自分にも相手にも影響があるこの状況は――


『――ッ!!』


哩の背が大きく仰け反り、インターホンからとんでもない大音量で嬌声が聞こえてきた。


「……パネぇ」


我が家の前で絶頂し果てた哩を放置するわけにはいかない。

今夜は寝ずの番をすることになる。

京太郎は覚悟を決めて、彼女を迎え入れた。

パネぇ

まじパネぇですよぶちょー

小ネタ安価下三ー

咲ちゃん大勝利

表面上は普通だけど裏でギスギスしてる姫松の面々

激突!文堂VSドム            池田ァ!もいるよ

正直こんな部長思いつかないぜ。
安価下

それは、純粋な厚意。

彼が疲れて眠っていたので、せめて毛布の一枚でもかけてやろうという親切心。


「……」

「……」


だが、時にはその優しさがダブつく事もある。

自分と同じように、毛布を持ってやって来た相手と全く同じタイミングで鉢合わせ。


「……」

「……」


一言で言えば、気まずい。

どちらかが譲ればそれで終わるのだが、下手にタイミングがズレてしまった。


「しょーがねーなー……特別に華菜ちゃんが湯たんぽになってやるし」


漁夫の利ならぬ、猫の利。

二人の間をするりと抜ける泥棒猫が、ここにいた。

池田ァ!

池田ァ!テメェ!

小ネタ安価下三ー

>>728

ハオさんで何か

ネリーかわいい

ぷにぷにと、頬を指で押すと柔らかい感触が返ってくる。

マシュマロのような頬っぺた。

ネリーが昼寝をしていなければ楽しめなかったであろう感触。


「……なんでかなぁ」


ハオに明華に――スタイルで言えば京太郎好みの子が集まる麻雀部で、本当に好きだと思える相手。

不思議なことに、それはスタイルの全てが好みとは正反対の相手。


「目ぇ、離せねえんだよなぁ………」


目も、眉も、鼻筋も、唇も。

好きだと気が付いてからは、いつの間にか目で追ってしまっている。


「牌譜整理、するか……」


いつまでも飽きずに楽しめそうだが――部活がある以上は、いつまでも楽しんでいるわけにはいかない。

名残惜しさに後ろ髪を引かれながらも京太郎はネリーの頬からそっと指を離し、他の部員が来るのを待つことにした。


「……バカ」


マシュマロのような白に、ほんのりと赤みが差していた。

ネリーかわいい!

ネリーかわいい

ちょっと待て>>731これもう二人だれか分からんじゃねえか

ネリーかわいい

ネリーかわいい

>>741
>>729

ネリかわ

>>744
>>741が言ってるのはそういう意味じゃ無いと思うぞ

このスレのせいで留学生ほんと好きになった
身の回りの世話を勝手にしてきて妻気取りのハオが見たいわ
問いつめると日本古来の嫁のあり方を勉強していてところどころ都合の良いように解釈してるとなお良しです

「俺さ、そろそろ姉離れしようと思うんだ」


瑞原京太郎がそう言うと、義姉はまるでこの世の終わりを迎えたかのような表情を浮かべた。

失望しました、ちゃちゃのんのファンやめます

口に運ばれる途中だったフォークが手から抜け落ちる。

パスタが巻き付けられたそれは軽い音を立てて皿に叩き付けられ、飛び跳ねたミートソースがテーブルを汚した。


「き……京……くん……?」


だが、今はそんな事に構っている余裕はない。

深い呼吸を何度も繰り返し、義弟に姉離れを宣言された女――瑞原はやりは、何とか自分を落ち着かせる。


「……学校で、何か言われたの?」


そう問い質すと、京太郎はバツが悪そうに視線を逸らした。

成る程、そういうことか――はやりは、納得すると同時に義弟に余計なことを吹き込んだ相手の詮索を開始する。

はやり、京太郎のこと解ってるなww

「……俺も、前から思ってたんだよ。姉さんに甘え過ぎだって」


はやりに視線を合わせられないまま、京太郎はぽつりぽつりと心境を語る。

その様子から、はやりは義弟が本心で話しているわけではないことを確信した。


「そんなことないよ。料理とか家事とか、手伝ってくれてるし」

「でも」


はやりはテーブルから身を乗り出して、義弟の手を取った。

男の子らしい、大きな手。

小さい頃からずっと繋いできた手を――離させは、しない。


「中学の頃は立派に部活やってたし、今だってそう。京くんの毎朝作ってくれるお弁当に、毎日元気を貰ってるから」

「……仕事で疲れてるのに、麻雀とか教えてもらったりさ」

「お姉ちゃんだもん。頑張る弟を助けるのは、当たり前だよ?」


京太郎の目が泳いでいる。

迷いを含んだ視線を、はやりは自分に向けさせる。


「例えお友達に何て言われても――京くんは、はやりの自慢の弟なんだから」

「……」

「寂しいこと……言わないで、欲しいな」

はやり真正面から吹き込まれたことを粉砕する気だなww
それ故に小細工なしで恐ろしい
しかし京太郎、料理スキルも麻雀スキルも原作より上がってそう

全部はやりんの主観だから、京太郎が本心で言ってる可能性も十分あるんだよなこれ

はやりん弟なんていたら猫っ可愛がりして事あるごとに抱きしめてくれそう
あのおっきなおっぱい顔に押し付けて

>>755
正面から抱きしめられた場合、京太郎の息子が元気になってしまったらバレバレww

食事を終えて、少し時間を置いてからの入浴。

浴槽に肩まで浸かりながら、京太郎は小さく溜息を吐いた。


「……はぁ」


結局、京太郎の姉離れは失敗に終わった。

はやりに上目遣いに懇願されたら、断われる筈もない。


『あなたが、はやりさんの重石になっているのではないですか?』


頭の中で、先日言われた言葉がループする。

京太郎にとって、瑞原はやりは自慢の姉であり、憧れの人であり――大好きな女の人である。

姉が忙しい時期であるにも関わらず自分との時間を無理して作っているのは感じていたし、だからこそ、その言葉に後押しされた。


「はあぁー……」


なのに――姉の悲しげな瞳を見ただけで、全てが吹き飛んだ。

姉の重石にはなりたくないが、姉を悲しませたくもない。

板挟みの心境が京太郎を締め付けるが、どうにも出来ずに出て来るのは溜息だけ。

いつもなら、こうして悩んでいる時には姉が直ぐに駆け付けて――


「お姉ちゃんにお任せ、だよ☆」

「……え゛っ?」


湯気が漂う浴室の中で。

何も身につけていないはやりが、いつものように、京太郎の額を優しく撫でた。

このプロ(28)キツイ……

京太郎が重石か、上手い言い方するわ
はやりに超攻撃的に返されてるがww

自発的に姉から離れてさせて寂しさを感じてるところを攻めるつもりだったんやろな…

ID:qYghkd40oがめっちゃ楽しそうに読んでて、いつ破滅するのかびくびくしながら読んでる俺との温度差が凄い

もしかして:入れ知恵したのはは戒能さん

>>758
このはやりんはもう少し若いやろ

姉と一緒に風呂。

それは珍しいことではないのかもしれない――互いの年齢を考えなければ。


「ふぅー……」


気持ち良さそうに姉が目を細める傍ら、同じ浴槽に浸かる京太郎は心臓が破裂しそうな気分を味わっている。

小さい頃はよく一緒にお風呂に入ったし、洗いっこもした。

だが、今の京太郎は高校一年生。恥ずかしさは勿論、姉の肢体は幼気な青少年には肢体が強過ぎる。


「ダメだよ、きちんと100を数えなきゃ☆」


少しでも風呂から上がる素振りを見せれば、抱き付いて阻止してくる姉。

さっきまでの悩みは綺麗さっぱりに吹き飛んだが――今度は、別の案件で京太郎の胸は吹き飛びかけている。

風呂から逃す気無しww
学校では介入できないが、家ならはやりのターンだな

「……それで」


「姉離れどころか、一緒にお風呂まで」


「しかも100数えてる途中に逆上せて」


「着替えと介抱をはやりさんにやってもらい」


「挙げ句の果てに抱き合いながら添い寝?」


「……」



「バッド」

誰だろ
しかしはやりとのお風呂を京太郎喋らされたのかなww

やはりかいのーさんか

やはりお前か

大丈夫、かいのーさんが姉だった時と比べりゃまだ狂気はない

戒能良子は、京太郎にとってもう一人の姉のような人物だ。

年齢も姉より近く、ある意味では、はやりよりも身近な存在かもしれない。


「……京太郎、キミは強く行かなければダメだったんだよ」

「……」

「例えはやりさんが悲しそうでもね」

「……」


京太郎が知る仕事場での姉の姿は、テレビ越しに見るものだけ。

だが、良子は違う。

良子の強い口調から見るに、やはり家での姉はかなりの無理をしているのだろう。


「……オーケイ、わかったよ」

「……どうするんですか?」

「簡単なことさ」



「キミが姉離れ出来なくて、はやりさんが重石を捨てられないのなら」


「私がはやりさんの代わりに――キミという重石を背負うことにしよう」

なんでそんなこと(日々の生活の細かい内容)言う必要があるんですか(正論)

このプロ怖いお…

同僚を気遣う社会人の鑑

もう一人の姉のような人物か
これは色んな意味で寝取られたらはやりのショックがでかそうだ

あ^~ここに貴姉と靖姉を投入して姉々の黄昏(ラグナロク)を成就させたいんじゃ~

喧嘩売ってる訳ではないけど
この人ID:qYghkd40oの文章って特徴あって毎回目に留まる
前も注意されてた人だと思うけどあんまり騒ぎすぎないでくれ

草生やしてるからわかりやすい

>>777
作者さんから注意されてたことあった?
忘れてたなら俺は凄いダメなんだが……

>>779
草生やしまくってて目につくってことでしょ。止めろとは言わないが自重したほうがいいかも

やだ…このプロコワイ……

かいのーさん、引いてだめなら押してみな(最後にものを言うのは実力行使)で京太郎奪取する気だ。

別に1からなんかあったわけでなくいいだろ

タスマニアたけしみたいな名物キャラで死後評価されそう

書く側からすると(煽りや荒らしじゃなければ)レスしてくれるのはモチベーションの元になります
あんまりスレと無関係な話題で盛り上がられるとちょっと困りますけれども、気になるなら各自対処でお願いします

とにかく読書同士の修羅場はNGってことでー

1を巡っての修羅場か

大人な対応ですね
いっぱい修羅場書いてください おなしゃす!

しゅばら?

すばら!

すばらで、しゅ、ら、ば!

このすばらしき修羅場世界

アラフォーが、魔王が、女達がロン(物理)で一人の男を求め続ける世界か

某ヤンデレスレみたいに赤文字使い始めたらえらいことになりそうだな(小並感)

あぁぁぁぁぁぁぁ心がキリキリするんじゃ~

京太郎は、はやりの運命の人。

小さな手を繋いでくれる。

それだけで、はやりは何でも出来た。


『ねーちゃん……?』


血が繋がっていないからこそ、はやりは京太郎という存在に救われた。

愛を持ってきてくれた。


『ねーちゃん、大好き!』


だから、はやりは許さない。

二人の仲を引き裂くのは、みんな敵。


――お姉ちゃんが、京くんを守らないと☆

うわキツ

このプロキツい

ある日の夕方。

京太郎が帰宅した時、既に夕食の準備まで終わっていた。

多忙な日々を過ごしている姉が京太郎よりも先に帰宅していることは珍しい。

食卓に並ぶメニューも京太郎の好物ばかり。


「今日はね……とっても、いいことがある日だから☆」


問いかけても、姉は笑顔でそう答えるだけ。

そんな姉にこれから京太郎がすることを思うと――少なからず、心が傷んだ。

戒能さんに調教されてるのを見てはやりんが絶望する展開はやめてください!何でもしますから!

>>799
はやりんがかいのんをころころしてしまってもかまわないとな?

やったね京ちゃんメニューが増えるよ!

キツいくらいのほうが可愛いよ!!

――でも、姉さんの為だもんな。


「ね、姉さ――」

「あ、京くん! このハンバーグ凄く自信作なんだ! 特にソースがね☆」


良子との打ち合わせ通りに話を切り出そうとした瞬間、突き出されるハンバーグの切り身。

出鼻を挫かれた京太郎は、大人しくそれを口に含み、モグモグと咀嚼した。


「……スゲェ、美味い」

「あはっ それでね、こっちのサラダは――」


次々と差し出される皿を前に、話を切り出す暇もない。

不自然なくらいテンションが高い姉だが、料理自体は非の打ち所がなく、美味い。

どうやら、この夕食の最中に姉離れ作戦を決行することは不可能のようである。

ハンバーグ…あっ(察し)

ハンバーグはアカン……


ハンバーグの一言だけで惨劇を思い起こさせる妲己ちゃんの罪は重いわ

おお、わしはハンバーグが大好物なのだ…

わぁいハンバーグ大好き(白目)

結局、食事を終えても話をすることはできなかった。

姉のテンションに終始押されっぱなしだったのに加えて、やはり心の中では姉と離れたくない気持ちがある。


「でも……もう、やらなきゃな」


脱衣所で上着を脱ぐ。

露わになった上半身。

胸のやや上に付けられた、赤い点。


「……」


良子の、キスマーク。

コレがある以上は――もう、後には退けない。

アカン

カニバと聞いて飛んできました

背後で、脱衣所のドアが開く音がする。

そこまでは、良子の予想通り。


「……姉さん」

「一緒にお風呂、入ろっか」


ツーサイドアップの髪を下ろしたはやり。

相変わらず、ニッコリ微笑んだままの姉に京太郎は、意を決して――


「ねえ、さ――ぁ?」


深呼吸をした瞬間。

全身が痺れて、力が抜けた。


「久しぶりに、はやりが洗ってあげる」


膝から崩れ落ちて、はやりに抱き留められる。

柔らかな肌に吸い付くように、体が動かない。


「勿論、隅から隅まで……ね☆」

盛られたぁぁああああ

大胆な薬物混入は女の子の特権

浴室で、男女が絡み合う姿。

湯気で細部は確認できないものの――響く声は、彼女もよく知っているもの。


「んっ……♪」


上気した頬が、カメラに映る。

この世の全ての幸せを噛み締めているような、蕩けそうな顔。


「あはっ――これで、もう……二人は、離れない……ねっ」


はやりは、嗤っている。

この映像を見る相手に見せ付けて。

肩や太ももから血を流しながら、優越感に浸っている。

なんで肩や太ももから血が流れるんですかね…(困惑)

よかった…映像を見せる相手は生きてるんだね

>>814
初体験やからな爪を立てるんやろ……

映像の再生を終えて――良子は、静かに小さく息を吐いた。


「……自分を、捧げた……と?」


映像の中で。

はやりは、京太郎の口に、自身の血を流し込んでいた。

外も中身も、はやりという存在で、京太郎を犯していた。


良子が京太郎に残した跡を――全て、塗り潰すように。

自身の血肉を抉り、弟に与えていた。

まさかの自傷カニバもどき
レベル高い

レベル高すぎぃ!

これは歴代修羅場スレの中でも最上位のヤンデレですね…

サイコや

中の人も割とヤンデレ気味なブラコンだからね仕方ないね。

対象を傷つけず自己を主張するヤンデレの鑑

連絡は、当然のように取れない。

住居は、既に蛻の殻。


送られて来たこの映像を最後に――二人は、消息を絶っている。


「……諦めろと、そう言うのですね」


再度、静かに息を吐いて――良子は、映像を再生していたタブレットを床に叩き付けた。

レベル高いわ

凄まじい狂気……

「待っていて」


二人がどこにいるのか。

良子には見当も付かない。


「私の」


それでも、歩みは止めない。


「私だけの、弟」


例え京太郎が良子を忘れていても。

世界にたった一人だけの、最愛の弟なのだから。

管理してた世界の記憶が…

弟ってなんだよ(哲学)

もうずっと、はやりの声しか聞いていない。

もうずっと、はやりしか見ていない。


「京くん、は……はやりの全て、で……」


「はやりは、京くんの全て……だよ、ね……♪」


絡み合い、体が融けていくような。

もう、何もわからないけれど。


「大好き……♥」


重ねた唇は、酷く甘い味がして。

それさえあれば――何も、いらなかった。

それより大事なものは、この世に存在しないということが、解った。


「俺も……だよ」


だから、果てなく与えて永遠に奪う。

二人は、二度と離れない。

ハッピーだね

これは命と一瞬を引き換えにしてるな…

はやりんのソーププレイとか京太郎そこ代われ

背景がどれだけ不幸に見えても本人達は幸せなんだよな

>>833
ローションが不自然に赤いけどええんか?

>>834
頭ハッピーエンドやめろ
端から見ても幸せだから(震え声)

乙ー

宮守の時の怜竜とか松見の時の咲ちゃんとかちょいちょい平行世界の記憶持ちがいるな

優しい世界

(読者に)優しい世界

BLACL CATのトレインがショタになる話を読んだのでショタネタ書きたい(唐突)

後で宮守編再開しますー

BLACL?
BLACKではなく?

BL CAT
何も間違えてないな

ショタネタというとパッと永水出てくるけど>>1が新しくショタネタ起源の高校書いてもらいたい

wikiにある予定ネタのショタをずっと待ってるんだよ

オネショタがくるんですか!?
やったー!

ショタネタは何度か書いてて「これヤンデレでも修羅場でもねーな」と辞めることが何度か
しかし今更感あるので多分そのうち書きます。多分


宮守編再開しますー

「よろしくお願いします」


一歩前に出て、ぺこりと礼をする久。

その後ろに並ぶ清澄の部員たちは四人。

久以外に、見知った顔は二人。

少し不安気な顔をしている咲と、その隣に立つ和。

眼鏡の女子と、猫のアクセサリーを付けた女子は画面越しでしか見たことがなく、直接顔を合わせるのは今回が初めてだ。


「こちらこそ、よろしくお願いします」


宮守側からは、塞が代表として一歩前に出て挨拶をした。

どことなくピリピリした雰囲気の中で、宮守と清澄の合同合宿が始まった。

「久しぶりね、京太郎くん」

「はい、夏以来っすね」

「もう。連絡してって言ったのに……」

「はは……すんません」


全国大会では、色々なことがあり過ぎてすっかり忘れていた。

怜と竜華との一件があってからは意図的に他校の生徒との接触を避けていたこともある。


「京ちゃん……大丈夫?」


久と話していると、咲が不安気な顔をしたまま駆け寄ってきた。

心配されているような口振りで、心当たりがない京太郎は眉根を寄せた。


「大丈夫って……なにがだよ?」

「だって、あの時の京ちゃん……凄い顔で走ってて。逃げてる、みたいだったから」

「あの時?……あぁ」


怜と竜華から逃げていた時。

すれ違いざまで声をかける余裕もなかったが――確かにアレが最後に見た姿だったのなら、不安にもなるだろう。


「まぁ……もう、大丈夫だから。お前は心配しなくてもいい」

「そ、そう? なら……いいけど」

というわけでキャラ安価下3ー

トキ…

ここはあえてタコスで

のどっち

「今日から、よろしくお願いしますね?」


和とも、久しぶりに話をする。

豊満な胸は健在――どころか、心なしか更に大きくなっている気がした。

つい下に向かいがちな視線を何とか上げて、京太郎は和と顔を合わせた。


「よろしく……っても、お手柔らかに頼むぜ?」

「ふふ……」


のどっち判定直下
1~30 「では、胸を見た回数だけ本気を出しましょうか」
31~60 「ええ……何度もやることになるでしょうし」
61~98 「同じ一年同士……たっぷり、やりましょうね」
ゾロ目 ???

ヘイ

うわぁ大変なことになっちゃったぞ

ぴゃー

宮守が関わると途端にコンマが本気出し始めるな

早速かよwww

「ああ、そうそう」

「ん?」

「後で、話をしませんか?」

「話? 今じゃ駄目なのか?」

「ええ。個人的なことですし」

「個人的?」

「はい」


和は、そっと京太郎の耳元に口を寄せて。

京太郎にだけ聞こえる声で、小さく囁いた。



「宮守の皆さんの仲を、どうにかしたいんでしょう?」

「原村さんと、何話してたのー?」


顔合わせも終わったところで、豊音が声をかけてきた。

その瞳に探るようなものはなく、純粋な好奇心で聞いているらしい。

ミーハーな豊音は、有名人である和に対してはまだ敵意を抱いていないようだった。


「まぁ……どうってこともない話ですよ。どんな練習をしてるかとか、そんなんです」

「ふぅーん?」



「そっか。そうなんだぁ」

敵意を抱く前提なのが悲しいね…

深夜。

消灯時間は当に過ぎて、皆が寝静まった頃。


『ラウンジに来れますか?』


打ち合わせ通り、和からのメール。

京太郎は寝巻きの上にパーカーを羽織って、薄暗い廊下の中を歩き出した。


1~50 「何をしてるの?」
51~00 塞たちには見付からずに、ラウンジまで辿り着けた
ゾロ目 ???

hi

たどり着いちゃったかー

判定先が書いてないから…(震え声)

塞たちには見付からずに、ラウンジまで辿り着けた。

既に和はソファで待っていて、二人分の紅茶を用意していた。


「どうぞ」


和に勧められるままに、机を挟んで対面のソファに座る。

口にした紅茶の温度は、少し冷めていた。


「……それで?」

「……」

「何で……原村さんが、うちの部の事情を知っているんだ?」


少しの焦りを感じながら、和を問い詰める。


「……ふふっ」


そんな京太郎とは対照的に、和は微笑んだままだ。

薄暗い灯に照らされた和の横顔は、少し不気味に感じた。

塞たち『には』が気になる

アイスティーしか無いんだけど、いいかな?

「原村さん……?」


少し小馬鹿にされているような気になって、焦りの中に苛立ちが混ざる。

勘の良い塞たちを何とか誤魔化して和との時間を作ったのだから、あまり話を引き延ばされたくはない。


「……ごめんなさい。でも、少し察しが良ければ気付いてしまいますよ?」

「……マジ?」

「はい。こっちの部長も、気付いているかと」


宮守の閉鎖的で、更に刺々しい雰囲気。

その中心にいる人物を見れば自ずとわかると、和は言った。


「ですが……安心してください」

「……」

「私が、どうにかしてみせますから」

ヤメロー!ヤメロー!

「どうやって――?」


身を乗り出して解決策を聞こうとした時。

どこからか焦げ臭いような匂いを感じて、京太郎は立ち上がった。


「あれ……?」

「どうしました?」

「いや……何か、おかしく――」


急激に感じた眠気。

倒れそうになって、堪らず膝をつく。


「何もおかしくありませんよ」

「でも――」


続いて、唐突に首筋に走った衝撃。

それが何かを理解する前に、京太郎の頭は真っ白になって。


「全て、予定通りですから」


意識を、失った。

次の京太郎はうまくやってくれるでしょう

京太郎は犠牲となったのだ。のどっちの性欲のためにな!

はい、京太郎は幸福です

なんということだ

ハンドボール辞めたのは京太郎を巡って(※男部員で)修羅場になったとか。
男同士で奪い合いに発展すればノンケが続けられるとは思えん。

合宿所で発生した火災。

コンセントが出火原因だと見られるそれは、多くの命を奪った。

生存者はたったの二名。

運良くラウンジにいた二人は、煙を多く吸って火傷を負ったものの、辛うじて一命を取り留めた。

でえじょうぶだ、妖怪集団宮守ならなんとかしてくれる

ヴぇ!?

のどっち……計画的犯罪か!?
ってか、同じ部の連中…しかも親友のはずの咲まで[ピーーー]とは…

京太郎君、それは反逆です

これは砂糖使ってますわ

(ノ∀`)アチャー

全滅えんど

建物が炎上するラストは呪いの浄化の比喩なので間違いなくハッピーエンド(どや顔)

白い病室。


「ふふ……」


顔の半分を包帯で覆った少女が、ベッドで眠る男の子の手をとった。

目を閉じて規則正しい寝息を立てる彼は、目を覚ます気配を見せない。


「これで……あなたを悩ませるものは、何もありません」


「私が全部、管理してあげますから」


「全部……」


「そう、全部を……」


少女はずっと、彼が目覚めるのを待ち続ける。

手を握って、呼びかけて。



ずっと――待ち続けた。



というBADEND
初期宮守ってわりとこんなノリだった気がする


コンティニューしますか?

しよう

しますよ

この投げやり感は納得出来ないのでコンティニュー

そろそろ姫松に行くのよ~

こんてぃにゅう

そらするよ

どこからコンティニュー?

>最初から
>のどっちの判定(>>854)を無かったことに

下1~3の多数決で

まさかののどっち大勝利とか。

でもこの京太郎睡眠薬が効きすぎて目が覚めなくなってる感じだから実際にはどうなんだろうね

始めから

2で

1かな

2で

2

「……あ、れ?」


目が覚めたら。

酷く、汗をかいていた。

夏も終わって、涼しくなり始めている時期なのに。


「……げほっ」


何かを吐き出すかのように、咳き込む。

風邪を引いたか、とも思ったが熱は無く体調もそこまで酷くはない。


「ん……大丈夫?」


横で眠っていた彼女を起こしてしまったらしい。


「大丈夫です……なんか、変な夢を見てたみたいで」


シャワー浴びてきますと告げて、京太郎は寝室を後にした。

宮守がインターハイで優勝して――少しだけ、部の雰囲気が良くなった。

それでもまだ、塞との関係を打ち明けることはできない。



キャラ安価下3ー

シロ

エイスリン

とよね

あれそういや宮守以外の人に見つかってたわけじゃないのね
安価下

「大丈夫? 顔色悪いよー?」


豊音が京太郎の顔を覗き込むようにして、そう聞いてきた。

朝からどこか調子が悪いのは自分でも解っているが、表情にも出てしまっていたらしい。


「……朝から、何か気分が悪くて」

「え゛っ!? それは大変だぁ!!」


あまりの大声に思わず耳を塞ぐ。

そこまで心配をかける程のことでもないのだが――


とよね判定ー直下
1~30 「保健室連れてってあげるね!」
31~60 「今すぐ帰らなきゃ!?」
61~98 「うちで看病するよー!」
ゾロ目 ???

「保健室連れてってあげるね!」

「え」


ぐわっと、一瞬のうちに抱き抱えられて。

あっという間に、豊音にお姫様抱っこをされている状態に。


「いや、あの、先輩?」


保健室は、ここから結構な距離がある。

それはつまり、この状態を多くの生徒に見られるということで。


「急ぐよー!!」

「いや、それは――」


聞く耳持たず。

京太郎は豊音にお姫様抱っこされた状態で保健室にまで連れ込まれ。


「ダメだよ、風邪はひき始めが肝心なんだから」


子守唄までセットで無理矢理にベッドに寝かしつけられては、最早どうしようもなく。

豊音の歌声を耳にしながら、京太郎は目を閉じた。

天使や…

悪魔だって元は天使なんやで(適当)

放課後、目が覚めて時計を見ると部活の終わり際で。

少し早足に部室に向かうと、トシが部員たちの前で何かの話をしていた。


「ああ、京太郎。体調はどうだい?」

「寝てたら大分良くなりました」

「そうかい。体を壊しやすい時期だから気をつけな」


さて、とトシは咳払いを一つした。


「ちょうど今、合同合宿の話をしていたところさ」

「合宿?」

「ああ。全国を制したうちと是非ってね。相手は清澄だ」

「清澄……」


「ちょうどいい機会だと思うんだけどね」


京太郎選択肢 下3
1.「……是非とも、やりたいですね」
2.「俺は……もっと、先輩たちに教えてもらいたいです」
3.その他

2

1

2

「俺は……」


清澄ということは――咲や久と、また会うことができる。

そうでなくとも、色んな相手と練習できることは、悪いことじゃないかもしれない。


「……もっと、先輩たちに教えてもらいたいです」


でも、相手が求めているのは全国優勝校としての宮守。

宮守と同じく零細部である清澄に、自分の練習の相手をする余裕はないだろうと思った。


「だから……」

「ああ、わかった。断っておくよ」

「すいません」

「いいさ。代わりに、これからはスパルタでやっていくからね」


それに。

先輩たちとの、残り少ない時間をもっと大切にしたくて。


「……そう、だね」


ふと目があった塞に、微笑みかけられた。

キャラ安価下3ー

シロ

シロ

胡桃

とよね

「合宿所にする予定だったところ。火事があったんだって」

「え。マジですか?」


ほら、と胡桃は携帯にニュースの見出しを映した。

幸いにも死傷者はいなかったらしいが、暫く宿泊施設としては使えなくなるらしい。


「このままだったら、私たち死んでたかも」

「……こわ」

「だったら、京太郎は命の恩人になるのかな?」

「まさか」


だが――もしかしたら、あり得たかもしれない未来だ。

火事で、何もかもが炎と煙の中に消えてしまう光景。

煙の中で――微笑む、少女。


「京太郎、大丈夫?」

「え……あ、すいません。ちょっとボーっとしてました」

「しっかりしてよ? 京太郎は、来年から部長なんだからね」

「え……?」

「なに惚けてるの?」


確かに、考えてみれば。

来年も部が残っていれば、宮守麻雀部の部長は自動的に京太郎務めることになる。


「しっかり! ビシバシ鍛えてくんだから!!」

「あ、はは……お手柔らかに、お願いします」

インハイ優勝校とはいえ三年が卒業するから、それまでに京太郎も実績残さないときついな

「それは京太郎次第かなー」

「はー……頑張らないと」


胡桃判定直下
1~30 「でもね……嬉しかったんだ」
31~60 「あんまりだらしなかったら、教育しちゃうからね?」
61~98 「あんまりだらしなかったら、お仕置きしちゃうからね?」

ドラァ!

「あんまりだらしなかったら、お仕置きしちゃうからね?」

「お、お仕置き……?」

「そ。お仕置き」


ゴクリと、喉が鳴る。

彼女の言うお仕置きが何なのかは、まるで想像もつかないけれど。


「……が、頑張ります」

「うむ」


ゾクリとした何かを背筋に感じ取り、京太郎は早足に部室に向かった。

まずは、さっさと準備を始めよう――




「……あんまりフラフラしてると、ホントにお仕置きしちゃうんだから」


小さな手のひらの中で。

錆びた釘が、転がった。

錆釘ヤバイ
何がやばいって、錆びた釘を打ち込まれると高確率で破傷風になること。
それが局部ともなると……

とりあえず今夜はここまででー
ちょっとゾロ目高コンマ多過ぎませんかね?



有珠山あたりでショタネタ書いてみたいけど修羅場要素が無さそう
やるとしたら番外小ネタ的な感じでやります


それでは、今夜もお付き合いありがとうございました!

教育方針で修羅場る咲さんとのどっちください

>>929
そういうのやめよう(真顔)

小ネタについて

ショタ化ネタ
一度は見たい
臨海で
白糸台や
大人組でも。

(大人組は、コーチがメインの風越、プロやアナウンサー、とか)

別の並行世界で、京ちゃん攻略済みの他校のヒロイン達が原作の世界で記憶を取り戻すの下さい
京ちゃんは空気だし清澄が京ちゃんをこき使ってるのを見たヒロイン達は……

おつ

ハオさん結婚してください!!!しましょう!!!

乙です

>>929
予防接種してても駄目なん?

PCに向かいあったまま寝落ちしている後輩。

画面にはネット麻雀の成績。


「……へぇ」


シロは、その背後から画面を覗き込むと、関心したように小さな声を零した。

自分と比べると、見劣りする成績。

それでも、以前よりは大分上達している。


判定直下
1~30 「……ご褒美、あげようか」
31~60 「……? 何の、匂いだ?」
61~98 「赤い……髪の毛?」
ゾロ目 ???

はい

イチタリナイからセーフ

wiki更新おつ

「……ご褒美、あげようか」


寝ている後輩と、自分しかいない部室。

部活が始まるまでは、まだ時間があって、二人だけの空間。


「……ちょっと、恥ずかしいな」


ほんの少しの間だけ、重なった影。

名残惜しさと一緒に離れた時には、自身の頬が熱を持っていることを感じた。


「……」


未だ眠る後輩の首筋には、赤い点が一つ。

はっきりは見えないけれど、確かにそこにはシロからの「ご褒美」が残っていた。

痕がどんどん増えるよ!

まだだ、まだ慌てるような時間じゃない

エイスリ

ンガーガール

エイスリン・ウィッシュアートにとっての須賀京太郎は、運命の相手に他ならない。

道に迷っていた自分に彼が声をかけてくれた日から、青い瞳が映す相手はただ一人だけ。


目は彼を追い、指は筆を動かす。

一冊のスケッチブックは、瞬く間に彼の姿で埋められていく。


「モウ、イッパイ……」


ページが尽きたら、また新しく。

ただひたすらに、彼の絵を描き続けて。


「……アレ?」


ある日彼女は、気が付いた。

彼の周りには、別の女ばかりいて。


自分が一番、彼から遠ざかっている。

怖い

それは、当たり前のことだ。

自分が絵を描く側なのだから、彼の隣にいる筈がない。


「……ジャマ」


それでも。

自分のスケッチブックに、他の女と話す彼の姿が描かれるのは――酷く、不快だった。




「じゃあ、どうするの?」

今でしょ

流暢な日本語…誰だ?

「彼の周りの女を消すの?」


「どうやって?」



「彼が、悲しんでも?」



その声に、エイスリンは――
1~30 「……ワカラナイ」
31~60 「……ジャマ、スルノ?」
61~98 「キョウタローモ、イッショノキモチ」

病めるのです僕たち

一緒の気持ちならしょうがないね(白目)

「キョウタローモ、イッショノキモチ」


エイスリンの答えは、変わらない。

彼も、自分と同じ気持ちに違いないから。


『嬉しく、なりました』


イラストを見て、褒めてくれた彼。

私と彼だけいればいいって、わかってくれる筈だから。


「……ジャマ、シナイデ」

「そう」



「なら、仕方ないか」

秋の大会に向けて、トシや先輩たちの厳しい指導を受ける毎日。

弱音を吐いているわけにはいかない。

少なくとも、今回は予選敗退なんて許されない。


「――あ?」


けれど、心と体の疲れは溜まっていくもの。

最近は、よく部室のPCの前で寝落ちしてしまっている。

対局中に寝落ちすることだけは絶対に避けているが、あまり褒められたものではない。


「はぁ……」


京太郎はPCの電源を落とすと、立ち上がって大きく伸びをした。

体の節々からポキポキ音が鳴る。


部活が休みで、更にトシの手が空かない日にはこうして部活のPCでネト麻をすることが多い。

家でやらないのは、こっちの方が気が引き締まりそうな気がするからだ。


「さて、と」


部室の電気を消して、鍵をかける。

京太郎は久しぶりに、一人で下校した。

ここ最近の更新ほんと嬉しい

すいません、思いっきり寝落ちしました
宮守は一旦切って次スレから再開しようと思います
このスレはまた小ネタで埋めます

というわけで小ネタ安価下3

乙です

>>934見てみたい

すばらが嫉妬に狂ってすばらじゃなくなる

>>542の宥に山の神の罰が下る
だが漁夫の利を何故か望さんが持っていく

宥の遺体が、山の中で見付かった。

その事実を知った時の父の顔は二度と忘れられそうにない。

妻を病気で失い、娘二人が不審な詩を遂げた父。

京太郎もまた、慕っていた姉二人を立て続けに失って――なんて言えばいいのか、もうわからなかった。


「……ごめんね。お茶くらいしか出せなくて」


家にいるのも辛かった。

気が付けば、この家に足を運んでいた。

幼馴染みはもう、ずっと昔にいなくなっているのに。


「ねぇ……」

「……」

「教えてあげようか?」



「辛いことを忘れられる、ただ一つの方法」


望の声が、染みるように聞こえた。

ゆっくりと、近寄る彼女の指を、京太郎は拒まなかった。

エロ同人の導入シーンのような投げやり感

小ネタ安価下3ー

>>934

獣欲に従う豊音

全員縛って逆レイプを見せつける爽

京太郎をトキたちに監禁された後の守宮勢の復讐劇がみたい(小並感)

想い人が蹂躙される様を、彼女たちはただ見ていることしかできなかった。

彼もまた、同じように。


「あ、が……さ、さわ――」


一方的に嬲られ、縛られた手足では抵抗も許されない。

爽の爪が肩に食い込み、彼女がこの身を貪る度に新しい爪痕が残る。


「は、は……! 考えたことも、なかったろ……!」


京太郎の上に跨った爽は、処女を散らした血を流しながらも、その動きを止めない。

激痛に涙を流して、自分も相手も血塗れになって。

それはまるで、野生の動物の狩りのような。


「ユキとか……成香、ばっかでさぁ……!!」


重ねられる唇。

上唇も下唇も、爽の舌に舐めしゃぶられ、閉じていた口は強引にこじ開けられた。

為すがままに咥内を蹂躙され、かと思うと爽の咥内に舌を引きずり出されていた。


「あ……はぁ♪」


時間にして、どれくらい経ったのか。

満足したのか、唇を離した爽は不気味なくらいに唇を吊り上げて、笑った。


「美味しいなぁ、京太郎……!」


もう誰も彼女を止められない。

それは、彼女自身にも。

どれだけの血と涙が体を汚しても――彼女は、もう止まらない。

はっちゃけさせたい

小ネタ安価下2

こーわーいー

安価下

すばらが嫉妬に狂ってすばらじゃなくなる

自分の恋心に気が付いたのは、インターハイが終わってからで。


「須賀……いや、京太郎! 私は、お前が好きばい! お前のことば、愛してる!!」


初恋が終わったのまた――それに、気が付いてから。

遅かった。

可愛さと愛おしさの区別がつかないうちに、彼は他の女と結ばれた。


「……すばらっ! おめでとうございます!!」


それでも、煌は笑顔の裏に本心を隠して。

彼と彼女を、祝福した。

「き、京太郎……? 一緒に帰るばい!」


さて、公衆の面前で実に男らしい告白をした哩だが、いざ付き合いだすと変なところでシャイだった。

勇気を振り絞って、手を握るのがやっと。

今にして思うと――あの告白は、緊張に追い詰められていたからこそなのだろう。


「はい、ゆっくり歩いていきますか」


そんな哩に、彼は苦笑しながら手を差し出す。

こと恋愛に関しては――どうやら、二人の力関係は逆転するようで。

そんな二人を、部員たちは初々しく見守っていた。


「いいなぁ……」


あそこに立っているのが、哩じゃなくて自分なら――なんて。

思わず口に出た言葉を、慌てて首を振って否定する。


あの二人にとって、自分はただの友人に過ぎないのだから。

――何かがおかしいと感じたのは、哩が受験シーズンに突入してから。


京太郎と哩の距離感が、何だか離れているように感じる。

普通に考えれば当たり前ではあるが、彼の表情にどこか後ろめたさのようなものが見えるのだ。


「……気のせい、ですよね?」


彼女の哩が何も言わないのだから――第三者の自分がどうこう言うものではない。

煌は、喉元にまで出掛かった答えを無理矢理に飲み込んだ。

「ん、京太郎……♥」


「ぶちょーは、こぎゃんこと、してくれなか……?」


「あはぁ……♥」



「よか、よ?」




「全部、私にぶつけて……♥」

扉の隙間から、絡み合う二人を見た時――煌は、自分の中で何かが冷たくなっていくのを感じた。

二人を糾弾するのでもなく。

哩を哀れに思うのでもなく。


「なるほど……」


「そういう、ことでしたか」


ただ、自分を満たす為だけの行動。

煌は、静かにポケットに手を伸ばした。

ある日の部活が終わった後。


「先輩、話って何ですか?」

「はい。それはですね」


自分の部屋に招いた彼をソファに座らせて、煌はポケットから携帯を取り出した。

今から、彼に見せるモノ。

果たして、彼はどんな顔を見せてくれるだろうか。


「これを、見てもらいたいんですけど――」


煌は、いつも通りの笑顔を浮かべる。

その裏に隠れているものは、何もない。

新道寺で書くと毎回姫子が起爆剤になる


というわけで今夜はここまで
お付き合いありがとうございました!


ぶちょーカワイソス

すばらですね

あ〜^

美子さんと羊さんの影すら見当たらないっぷり。
なんだろうね?

キャラの濃さじゃないか

乙です

優しい先輩キャラのすばらがこうなると怖いよな

次スレ立てました
京太郎「修羅場ラヴァーズ」憩「ナイショのキモチ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422431613/)

このスレは埋めちゃう感じでお願いします
何か小ネタあったらどうぞ

次スレのキャラとスレタイでキルミーベイベー思い出した

カツ丼のターンが見たいです

宮永姉妹による京ちゃんの見えない所での壮絶な罵倒合戦

立て乙

スレタイ通り永久に今の姿を留める措置(氷漬け・樹脂・ホルマリンetc)をされた誰か

>>716の憧が奇跡の逆転勝利・・・と思いきや大阪の雌豚が襲来

立て乙

>>1000なら姫子が京太郎を哩に盗られる

押し掛け女房ハオさん読みたいです!!!!

突撃翌隣(でもない)の京太郎家

駆け落ちした京太郎と憧のその後

>>1000なら咲さん大勝利

ネリーかわいい

はやりんとちゃちゃのんとユキちゃんの三つ巴

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