ぼく「ぼくは国語の力を信じる!!」 (35)

目の前に電流が走る

間一髪ではあるが躱した私はそこで初めて敵の姿を目視出来た


サイエンスたかし「へえ、よく僕の攻撃を避けれたものだな」



学科の存亡をかけた戦いは、既に始まっていたのだ

サイエンスたかし「いつまでそうしていられるのか、みものだね」

ぼく「くる…」

ぼく「避けきってやる」

ぼく『作者の考え』


ぼくの国語の力、作者の考えでは相手の思考を読み取る事ができるのだ


サイエンスたかし「ふっ俺の電流を躱すとは対した奴だ…だが」


サイエンスたかし「これでどうかな」



ぼく「ま、まずい!!」


サイエンスたかし『直列つなぎ!!!!」


ぼく「うわあああああああ」



サイエンスたかし「いくら行動が読めても関係ないのさ」


サイエンスたかし「お前の限界は検証済みだ」

ぼく「ふっ。まだまだだね」


サイエンスたかし「何故…


サイエンスたかし「なぜあの攻撃を受けてお前は平気なんだ!!!!」


ぼく「簡単なことさ」

ぼく『対義語』にさせて貰ったぜ


サイエンスたかし「た…対義語だ、と」


ぼく「ああ。俺はお前の攻撃を受けたという事象を反転させた』

ぼく「つまり、ぼくは攻撃を受けて『いない』んだ」


サイエンスたかし「そ…そんな非科学的なこと、あったたまるか!!!」


サイエンスたかし「くらえ!『アミラーゼの雨』!!」

ぼく『修飾語』

ぼく「お前(は)ぼく(に)倒される」

ぼく「『国語』は物語なんだ」

ぼく「それぞれの物語には込められたテーマがある」

ぼく「無論、俺達の人生にもな」

サイエンスたかし「な、なんだと!?」

ぼく「さあて、お前のストーリーを評価してやるよ」

ぼく「読・書・感・想・文!!!!」


サイエンス「ぐわああああ!!!」

サイエンスたかし「う、ぐ…」

ぼく「サイエンス、君の物語は平凡だが散り際は見事なものだよ」

ぼく「花マルをあげよう」






サイエンスたかし「花マル…だと!?」

サイエンスたかし「フハハハハハァー!!!!!!」

ぼく「なんだと!?」

サイエンスたかし「この俺には『葉緑体』の力が備わっているんでねぇー!!」

サイエンスたかし「お前の言葉、花マルという太陽のメッセージで『光合成させて貰ったぜ!!!!」

ぼく「少しばかり力を取り戻した所で何が出来ると言うんだ」

サイエンスたかし「逃げる!!!!」

サイエンスたかし『細胞分裂!!!』


ヒャッハー!!!!

アバヨー!!!!


ぼく「なんて逃げ足の早いやつだ…」




ぼく「しかし油断してしまった」

ぼく「俺は…国語の為にもこの戦い、負けるわけにはいかないんだ」

???「それで、逃げ帰ってきたという訳か」

サイエンスたかし「し、しかし…国語のやつは私の想像以上でして…」

???「ふ。理科を司るお前から『想像』という言葉…耳にしたくなかったよ」

サイエンス「しかし…」


???「お前はもう用済みだ」

???「1/2…1/4…1/8…1/16…1/32…

サイエンスたかし「や、やめてくださ

サイエンス「あおああああおあ


サイエ「ああああ

サ「あ





マス小太郎「検証で確かな結果は得られないのだ」

マス小太郎「『証明』する事でのみ、結果が得られる」

マスター学活「おやおや、理が落ちたか」

マスター学活「土曜日の3時限目を争うこの戦い」

マスター学活「果たしてどの教科が手にするのか見ものだねえ」


国数英社理

選ばれし5教科達の戦いは「理科」が脱落し、国数英社の4教科によって争われる事となった


1時限目~完~

~2時限目~





ぼく「あれ、あんな所に女の子が」

ぼく「ねえ君、こんな所にいたら危ないよ」

女の子 「」ニコッ

女の子「はうあーゆー?」

ぼく「え」

女の子「お元気ですか?って聞いてんだよ!!!!」

ぼく「う…まさか!!お前は」

イングリッシュみどり「油断したねえ」


イングリッシュみどり「『ニューホライズン!!!!』


ぼく「し、しまった」




イングリッシュみどり「ようこそ…英語の世界へ…」

イングリッシュみどり「『ニューホライズン』は私の世界よ…」

イングリッシュみどり「あなたは何所詮、井の中のフロッグ…カエルに過ぎないのよ」

アーハッハッハアア!!!!



ぼく「なにがおかしいんだ?」

イングリッシュみどり「!!!!」

イングリッシュみどり(ニューホライズンが発動しているはずなのに…)

イングリッシュみどり「YOU…お前はいったい!?」

ぼく「なーに。単純なことさ」


ぼく「『新しい国語!!!!』」

ぼく「俺もお前と同じ力、能力を持っているってだけさ」

イングリッシュみどり「国語と英語…異なるようで同じ性質の力…」


ぼく「この戦い、長引きそうだぜ」





マス小太郎「まさか君が私に立ち向かってくるとはね」

マス小太郎「社会ジン」


社会ジン「なーに。俺も5教科の端くれとしてね」

社会ジン「歴史に名を刻んでやろうと思ったのさ」

社会ジン「『三権分立!!!!』」

歴史ジン「俺は日本史、世界史、政経の3つのモードを持っている」

歴史ジン「初めからクライマックスで行くぞ!!!」


マス小太郎「ほう」

歴史ジン「くらえ…」

歴史ジン『墾・田・永・年・私・財・法!!!」


マス小太郎「う…!!!」

ばばぼぼぱばびばばああああん!!!!

歴史ジン「やったか!?」

マス小太郎『因数分解』

マス小太郎「残念ながらあなたの攻撃は私には到達しませんでしたね」


歴史ジン「それはどうかな?」


歴史ジン『歴史は繰り返される!!!!』

マス小太郎「!?」


社会ジン「『三権分立!!!!』」

歴史ジン「俺は日本史、世界史、政経の3つのモードを持っている」

歴史ジン「初めからクライマックスで行くぞ!!!」


マス小太郎「ほう」

歴史ジン「くらえ…」

歴史ジン『墾・田・永・年・私・財・法!!!」


マス小太郎「う…!!!」

ばばぼぼぱばびばばああああん!!!!

歴史ジン「やったぜ」

25

ミスった

歴史、地理、政経でした

シュインシュイン

社会ジン「ふぅ…手強い相手だった」





あなたの勝つ『確立』は




0%です





社会ジン「なんだって!?」

マス小太郎「言ったでしょう。あなたの勝つ確立は0%です…」


マス小太郎「今からそれを『証明』してあげましょう」


社会ジン「ふふふ…面白くなってきたぜ」

ぼく「くらえ!!」

イングリッシュみどり「くらえ!!」

ぼく・イングリッシュ「『前置詞!!!!!』」

イングリッシュみどり「くっ…!」


ぼく(また相殺された…このまま体力勝負になってしまうのか…)


イングリッシュみどり「このまま体力勝負だと勝負は五分五分ね」

ぼく「そうだな。のんびり行こうぜ」

イングリッシュみどり「いやよ。遊びはジエンド。英語にあって国語に無い力、見せてあげるわ」



イングリッシュみどり「『リスニング』」


ぼく「!!!」

あれ、何も見えないや

イングリッシュみどり「『前置詞!!!!!』」

ぼく「」ずばばぼばばぼぼぱばびばばあ


何も感じないや

イングリッシュみどり「現在進行形!!!」

ぼく「」ずばびびはびその褒めのややや

ぼく、攻撃されているんだろうか





何にもわからないや



社会ジン「なあ、一つ教えてくれよ」

社会ジン「なんでおれの攻撃が効かなかったんだ?」

マス小太郎「少しばかり『定義付け』させて頂きましたよ」

社会ジン「なんだいそりゃ?」


マス小太郎「まあ、この戦いにルールを持ち込んだという訳です」




マス小太郎「それがどんな定義かは教えてあげませんけどね」



マス小太郎「1/2…1/4…1/8…1/16…1/32…


社会ジン「う、うわあああああああああ

社ジン 「三権分立…」




地理ジン「あ、危なかったぜ」



マス小太郎「……」

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