魔法少女ちゃん「C…C…レ…モン…?…きゃっ…」 (13)

魔法少女ちゃん「あーあ。今日も暇だなあ。私ってばなんで魔法使いなんかに…。」
魔法少女ちゃん「魔王が空から何か降って来ないかしら…。退治してやるのに。」
彼女はそう言いながら空を見上げていた。

魔法少女ちゃん「あれ…幻覚かな…何かこっちに向かって降って来てる…?」
魔法少女ちゃんに向かって、何かが入った容器がもの凄い勢いで降って来た。
魔法少女ちゃん「うわ!!あぶね!!!」
名状しがたい容器のような物は少女の前方に落ち、地面に突き刺さる。

胸があったら死んでた。
魔法少女ちゃん「うるせーな…。それよりなに?何が降って来たの?」
入れ物には謎の黄色いラベルが入っていて、今までに見たことの無い容器の形をしていた。

魔法少女ちゃん「なんだこれ…。C…C…レ…モン…?」

魔法少女ちゃん「新しい魔法薬かしら。飲んでみよーっと。」
貧乳少女ちゃんはCCレモンを普通に飲み始める。そして何故か最後まで飲み干す。
魔法少女ちゃん「おおお!!!からっ!!!なにこれ口の中しびれる!!喉…ッ」ゲホッ
魔法少女ちゃん「水!!!」
井戸で水を汲んで口の中を濯いぐ。吐き出して草にぶっかける。
雑草「ありがとうございます!!!」

魔法少女ちゃん「何よ・・・最後まで飲んじゃったじゃん…。いったい何レモンなんだ…。」
魔法少女ちゃん「あれ・・・体が・・ぽかぽかしてきた…今なら空も自由に飛べる気がする…。」

魔法少女ちゃん「きゃっ…」フワッ…

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魔法少女ちゃん「あ…なんか股がすっとする…きも…。」
魔法少女ちゃん「空は飛べないわね。」
魔法少女ちゃんはそう言うと容器をポイ捨てして家に帰ってしまった。

その頃魔王は…
魔王「やべえ!地球とか言う場所にわざわざ行って来て買ったCCレモン落とした!!」
魔王「あれが人間界に知れたら…俺は…殺されるかもしれん!!!」
勇者「バカかwwwwお前wwwwアホ過ぎwwなにやってんのwwwウケwwww」

魔王「どうしよう…勇者助けて…。」
勇者「おまwwww今から俺が[ピーーー]んだろwwww」
魔王「うるせー消えろ」
勇者を窓から放る。
勇者「ちょっwwww俺氏空飛べないwww」
魔王「空中要塞とか作って良かった。」
賢者「…。」

魔王「お前も堕ちろ。」
賢者を窓から放る。
賢者「あん…///」

魔法少女ちゃん「今日はお昼何にしようかな。」

魔法少女ちゃん「特性魔法スープとか?決まりね!」

ヒュルルルルル…

魔法少女ちゃん「何…?」
魔法少女ちゃん「も、もしかしてまた何か降って来たわけ!?」
ドゥウウウウウン
魔法少女ちゃん「うわ…天井突き破るとか何事よ。…家の倉庫に堕ちたのかしら…。」

魔法少女ちゃん「大切な器具が壊れてたら大変…すぐに見に行かなくちゃ…お昼は後!」

勇者「いてえ…wここどこよ。」
勇者「…ん…?この筒状の物…何か…グフフ…女の家か…。」

魔法少女ちゃん「何が降って来たのかしら。」

勇者「こんにちわ」
魔法少女ちゃん「うわ!!!ゆ、勇者さま!?」キラキラ
勇者「誰w」
魔法少女ちゃん「魔法少女ちゃんです!!」
勇者「おう、俺は勇者」

魔法少女ちゃん「はい!!なぜ勇者さまがここに!?」
勇者「あー…魔王がCCレモンを空から落としたから取りに来たったww」
魔法少女ちゃん「CCレモン…?」
勇者「まあ気にするなwww」
魔法少女ちゃん(聞いたことあるような…ないような)
勇者(コイツが飲んだみたいだな…。)

魔法少女ちゃん「まあ、いっか、勇者さま、これからご用事は?」

勇者「あー一緒に落とされたはずの賢者探し…かなwww」

魔法少女ちゃん「け、賢者さま!?」キラキラ
勇者「いや、まあ探さなくてもいいんだけどさ、所で、この筒何?w」
魔法少女ちゃん「ガーン…って、え!?つ、筒!?」オドオド
勇者「どうした?」ニヤニヤ
魔法少女ちゃん「え、えっと魔法使い専用の道具です!!勇者さまには関係ありません!!」
勇者「ふーん…でもこれ…女戦士とかも…w」

魔法少女ちゃん「そ、それよりCCレモンとやらをさがしましょーよ!」
勇者「そうだね。」
勇者「でも、どこに堕ちたか分からないしなあ。」
勇者「俺以外に何か空から降ってきたって言う記憶は無いかな?」
魔法少女ちゃん「…」
勇者「ん?wwwなにかあるの?言ってみ?www」
魔法少女ちゃん「し、知りませんね…!」

勇者「あ、そ。」
勇者(まあ心読めるからコイツが飲んだのは分かってんだよねwww)

魔法少女ちゃん「あ、でも、何かききおぼえがあるよーな!ないよーな…?」
勇者「そうかい。」
魔法少女ちゃん「興味なさそうですね…。」シュン
勇者「まあ、CCレモンとかどうでもいいからねw」
魔法少女ちゃん「はあ」

勇者「それより、俺は用事を思い出したからこんなところにいる時間無いんだよねw」
魔法少女ちゃん「え…。」
勇者「まあ、俺にも勇者の務めってのがあるからさw」
魔法少女ちゃん「そうですか…。(もっと一緒に居たかったなあ。)
勇者(この手の女の子ってどうして勇者のことが好きなんだろう…)
勇者「ま、また来るよ。」
魔法少女ちゃん「ほんとですか!?」

勇者「ああ。後、魔法系の料理は嫌いだからやめてwww」
魔法少女ちゃん「え…は、はい…」

魔法少女ちゃん「勇者さまが直接、うちに来ちゃった…フフフ…」

魔法少女ちゃん「素敵な人だったなあ…でもなんで料理のことが分かったんだろ…。」
魔法少女ちゃん「そういえば・・・さっきの筒・・・見られちゃった・・・変なこって思われなかったかなあ…。」

ザザ…

魔法少女ちゃん「な、なに?」

ザザザザ…地…の……んよ…

魔法少女ちゃん「だ、誰…?」

ザザ…

魔法少女ちゃん「聞こえなくなった、何だったの…?」

勇者『あー地上の人間よ、私だ、勇者だ。聞くべき者のみに呼びかけている。』
各国の王とか、勇者とか兵団とか王軍とか、その他、人間を守るべき者など。

賢者「ッハ!?勇者!?」

勇者『これは脳に直接話しかけている。一方的にしか話すことは出来ない。心して聞け』
賢者「勇者どこぉ…。」
勇者『一方的に話しかけてるって言ってるじゃん。お前の声は俺には聞こえないよ、賢者ちゃん』

賢者「はうぅ…。」
勇者『本題だが、俺は魔王討伐に行ったが失敗した。それは各地域の王が人々に伝えてくれ。』
勇者『しかしそれは問題ではない。実は魔王がチキュウと言う場所に潜入し、CCレモンを落としたらしい。』
勇者『それならまだ探せば良かったが。落とした直後、少女が飲み干したようだ。』
勇者『少女の体にまだ異変は無いが、必ずに異変は起こる。軍用テレポートを近場に設置したので』
勇者『少女に異変が起きた時、支援が出来るようにこちらも準備しておいてくれ。」

勇者『これは空間契約に反す事象だ。必ずしも魔王を討伐せねばならなくなった。』
勇者『勇者を地上に還した魔王は、慌てて地上に刺客達を送ってくるだろう。』
勇者『心して、軍に準備を促せ。』

勇者「あーあ勇者ちゃん、ちくっちゃった☆テヘッ」ペロ


魔法少女ちゃん「あーあなんか今日は頭冴えてるなー」

魔法少女ちゃん「魔法学もちょちょいのちょいで簡単に成功しちゃう!」

魔法少女ちゃん「夕飯は、奮発して甘々エーテルお肉料理にしちゃお!」

魔法少女ちゃん「ああ、勇者さまにも食べさせてあげたい…でも魔法料理は苦手…か…。」

魔法少女ちゃん「でも、普通の料理はできないんだよなあ…。」

賢者「勇者!」

勇者「おう、賢者、空中要塞ぶり!」

賢者「も、もう会えないかと思った」ウルウル
勇者「そりゃ大げさだな。」
賢者「勇者あ!」抱き
勇者「やめろ。やめて。お願い。」
賢者「うん…。」涙

勇者「泣くなよ…お前には頼みたいことがある。」
賢者「ふえぇ…なんでしょう…?」キラキラ
勇者「ついさっき言ったと思うが、魔王と少女のことは確り聞いているよな。」
賢者「もちろんなの!勇者の言うことならぜーんぶ聞いてる!」
勇者「う、うんwwでさ、その少女の所に行って、体調の管理をしてほしい。」
勇者「お前ってたしか魔法成長系の健康診断って出来たよね。魔法による血液の違いとか分かるんだっけ。」

賢者「わ、わかるです・・・けど・・・」(白目)

勇者「賢者?」

賢者「勇者と一緒に居られないと言うことですか…。」

勇者「お前にしか出来ない重要なことだ。俺は顔は広いが、お前みたいな有能な魔法学者はいねえ。」

賢者「ほ、ほんとお!?」
勇者「wwwまあ。wwたまに様子見に行くからさ、何かあったら俺に直接話しかけてくれ。」

賢者「直接///」
勇者「う、うんww」
賢者「頑張る!」

勇者「じゃ、今からその少女のとこに案内するからよろしく」
賢者「え!今から!?」
勇者「何か問題か?」
賢者「今日くらい一緒に・・・いて欲しいの・・・。」

勇者「さあ行こう」

賢者「えっ・・・ええ・・・。」

 気が向いたら続きを今日中に書く。
 寝てたら明日

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