【安価】雪乃「好感度MAXで」結衣「強くてニューゲーム」【コンマ】 (1000)

八幡を皆で攻略するお話
ニューゲームで戻る限界は高校入学まで後で安価


最初にニューゲームする人物を3人選びます(結衣・雪乃・八幡以外)
※ニューゲームしてなくても攻略は可能


安価下10までで多かった三人

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420550077


ニューゲーム者
結衣
雪乃
いろは
小町
陽乃

戻る過去

コンマ下1
偶数なら2年
奇数なら1年

一年スタート

結衣side

結衣「目が覚めたら入学式前に戻ってた……」

結衣「訳がわからないよー!」

結衣「そうだ!ゆきのん!」

―――

雪乃side

雪乃「……どうなってるのかしら」

陽乃「ひゃっはろー!」

雪乃「……姉さん。どうしたの」

陽乃「いやー……これから独り暮らしする雪乃ちゃんのこと考えたら寂しくてー」

雪乃「欠片も思ってないでしょうに……」

陽乃「……」ジー

雪乃「……何かしら?」

陽乃「んー。普段の雪乃ちゃんなら問答無用で追い出してくるのになーって思って」

雪乃「……それもそうね。出ていって頂戴」

陽乃「ひどいっ!?」

いろはside

いろは「……いみわかんないですけど……」

いろは「何で私中学生になってんの!」

いろは「いや、それ以前にまた受験!?嘘!?」


―――

小町side

小町「……うわー」

八幡「……どうした」

小町「いやー……今小町ちょっと混乱してるの」

八幡「はぁ?」

小町「ねぇ、お兄ちゃんって中学生?」

八幡「もうすぐ高校だが……」

小町「……だよねぇ」

八幡「頭でも打ったか」

小町「……あーもう……結衣さんや雪乃さんはどうなんだろ……」

八幡「?」


小町(……お兄ちゃんを事故にあわせたくないしなぁ……)

小町(どうもお兄ちゃんは記憶ないみたいだし)

小町(朝早く出掛けなかったら事故にはあわないけど)


八幡「……」

小町(……そうなると結衣さんと会わないしなぁ……)


八幡「お前……どうしたの」

小町「お兄ちゃんのせいだよ!」

八幡「えぇ……理不尽じゃないですかね」

小町「うーん」


入学式前日

小町(……どうしよどうしよ……雪乃さんたちに電話しようかな……)

コンマ下1

偶数で電話
奇数でしない


入学式


八幡「いってきまーす」

小町「お、おおおにいちゃん!」

八幡「あ?なに?」

小町「車には気を付けてね!後犬!犬連れてる女の子がいたらリードに気を付けてもらっといて!」

八幡「はぁ?」

小町「とにかく!わかった!?」

八幡「……あ、ああ」


コンマ下1

奇数で結衣と出会う
偶数で雪乃
ゾロ目でニューゲーム者から一人自由安価

ごめん冒頭抜けてた>>23




小町(うー。もし二人に記憶がなかったら変に思われちゃうし……)

小町「どうしよー!」


八幡「……思春期か」

ちょっと休憩
質問に答えとくと八幡はニューゲームじゃないです
24時過ぎたら再開します


結衣「……あ!いた!」

八幡「……」シャー

結衣「ちょ!ちょっと!何で無視するの!」

八幡「え。ちょ」ガタッ

結衣「へ?わわわ!」

ガシャン

八幡「……だ、大丈夫か」

結衣「う、うん。ごめん。ヒッキーこそ大丈夫?」

八幡(ヒッキー?え?俺?どういう意味ですかそれ)

八幡「はぁ……まぁ自分は大丈夫ですが」

結衣「よかったぁ……間に合った」

八幡「?」

結衣「えーっと……」

結衣(どうしよう!何も考えずだった!)

コンマ下1

偶数でイベント継続


結衣「えーっと……はじめまして……?」

八幡「……はぁ。はじめまして」

八幡(何だこの人。新手の勧誘か何かか)

結衣「……」

結衣(やっぱりヒッキー覚えてないんだ)

八幡「えーっと……俺学校なんで」

結衣「あ!ご、ごめんね。引き留めて」

八幡「それじゃあ」

結衣「うん。またねー」


八幡「……またね?」

―――

学校

結衣「ゆきのーん!」

雪乃「由比ヶ浜さん」

結衣「よかったよぉ……ゆきのんは覚えててくれて」

雪乃「……そうね。何故戻ってしまったのかしら」

結衣「これからどうしよ……」

雪乃「……そうね」


八幡「……ここか」

一年のクラスメイトは

安価下5までで多かった三人

雪乃以外

結衣
姫菜
相模
で抽選
コンマ下5までで多かった人二人

1-3姫菜
4-6相模
7-9結衣
0指定人物

クラスメート
川崎
相模
姫菜


―――

自己紹介後

八幡(何人かとメルアド交換したがどうせ送らなくなるんだろうな)

コンマ下1

偶数で三人の誰かから話しかけられる


川崎「……よろしく」

八幡「……ああ、よろしく」

八幡(そうそう。これぐらい淡白な対応してくれた方がありがたい)

八幡(何か他はさっそくカースト作り始めてるなぁ……まぁここでこれからの立ち位置が決まるんだから当然か)

コンマ下1

奇数でイベント継続

ゾロ目ボーナス


川崎「……あんた」

八幡「ん」

川崎「……どっかであったことある?」

八幡「いいや」

川崎「……そう」

八幡「……どうかしたか?」

川崎「別に」

八幡「……あ、ああ」

川崎と出会った

川崎と連絡先を交換した


―――

平塚「奉仕部……ね」

雪乃「……ええ」

平塚「作るのは構わんが正式に認められるには色々と大変だぞ」

雪乃「大丈夫です」

平塚「……ふぅ」

雪乃「平塚先生」

平塚「なんだ?」

雪乃「……煙草は少し控えた方がいいと思いますよ」

平塚「む。すまんな……」ケシケシ

雪乃「いえ……出過ぎたことをいってすいません」

平塚「なに、気にするな」

雪乃(未来で煙草が原因で婚約できなかったと言ってたのだから……少しぐらい止めてもバチは当たらないわよね)

強くてニューゲームってSS渋で見たことあるけど別の人ってことでいいんかいね

とりあえず寝ます
質問等あればどうぞ
お疲れ様でした


誰sideで行動するか

コンマ下1
1,5雪乃
2,6陽乃
3,4結衣
7,9小町
8,0いろは

これ記憶ない人ヒロイン脱落じゃないですかー

>>54
別人です

>>57
そんなことはない
乱数に勝てば皆にチャンスあり


小町side

小町「……んー。やっぱり夢じゃないよね」

小町「お兄ちゃんの事故は回避できたしよかったんだけど……問題は」



八幡【あ?高校?別に普通だぞ。どこにでもある普通の】


小町「あの言い方からすると雪乃さんたちとは出会ってないんだろうなぁ……」

小町「……そもそもお兄ちゃんが部活はじめたの2年からだったし……」

小町「……今のうちにお兄ちゃんを少しでも更正させておいたら結衣さんも雪乃さんも苦労しないんだろうけど……」

小町「んー……」

八幡「小町ー飯できたぞー」

小町「はーい」

小町(でもお兄ちゃんをどうやって更正させたらいいんだろ)

コンマ下1

偶数なら買い物
奇数なら特になし
ゾロ目ならデート


小町(そうだなー……ゆっくり慣らしていこう)

小町「おにーちゃーん!今度の休み暇でしょー!」タタッ


八幡「人様の予定を勝手に決めつけるなよ……」

小町「え?暇じゃないの?」

八幡「いや、暇だけど」

小町「よし。なら小町とお買い物にいこう」

八幡「何買うのよ」

小町「それは後で考える!」

八幡「なんだそれ……」


日曜日買い物が決まりました

―――

学校

ワイワイガヤガヤ

八幡「……」

八幡(入学から1ヶ月あらかたクラスでの立ち位置も決まり始めたな)

八幡(まぁ俺は案の定話してたのは最初だけで今では殆ど喋ってない)

八幡(一応今のカースト上位ってか目立つ存在は……)

相模「えー!まじー?」

女「ほんとほんと!」


八幡(あの一角と)

川崎「……」

姫菜「さきさきー!」ダキッ

八幡(川崎ぐらいか……川崎は何か怖いってのが強いらしいが)

川崎「さ、サキサキいうなって」

姫菜「おうおう。かわいいのぅー」ナデナデ

川崎「ちょっと……喉触らないで」

八幡(こうしてみると別に怖くも何ともないんだよな)

川崎「……なに」

八幡「……何もないぞ」

八幡(やっぱり怖い。女性って怖い)

姫菜「……」


コンマ下1

奇数で相模
偶数で姫菜


相模「ねぇ、比企谷くん」

八幡「……?」

相模「もうすぐGWじゃない?」

八幡「はぁ……」

相模「それで、皆で親睦会しようって話になってるの」

八幡(うわー。出たよ。んで一応俺にも声をかけておこうと)

相模「よかったらこない?」

八幡「悪いけど遠慮しとく」

コンマ下1

奇数ならイベント継続


相模「そっか。じゃあーまたね」

八幡「ああ」

八幡(このまたねってのは社交辞令であり大半は次も断れよってことだ)

八幡(一応クラスでのってことにしたいなら声ぐらいかけとかないとってのと誰にでも声かける私優しいってのを確立させたいんだろう)

川崎「……」ジー

八幡「……なんだよ?」

川崎「……別に」プイッ

八幡「……?」


誰sideの行動するか
安価下5までで多かった人物


川崎side

川崎(……やっぱりどっかであった気がする)

姫菜「サキサキーどしたのー?」

川崎「何でもないよ……あとサキサキ言うな」

姫菜「またまたーほんとは嬉しいでしょ?」

川崎「嬉しくないから……」

姫菜「えー?……比企谷くんみてたの?」

川崎「別に」

姫菜「へー」

川崎「……なに」

姫菜「サキサキのタイプは比企谷くんみたいなひとかぁ」

川崎「違うっての」

姫菜「もー。照れない照れない」

川崎「照れてない……頭撫でるのやめて」

姫菜「んふふー」

川崎「ただいま」

大志「おかえりー」

京華「おかーりーさーちゃーん」

川崎「ただいまーけーちゃん」

川崎「大志あんた勉強してんの」

大志「し、してるよ」

川崎「ほんとー?」

大志「ほ、ほんとだって」

京華「さっきまでテレビみてたよー」

大志「あ」

川崎「あんたねぇ……」

大志「これからやるってばぁ」

川崎「はいはい……大志」

大志「なに?」

川崎「あんたって中3……だっけ」

大志「いや、中2だけど」

川崎「……そうだよね」

大志「変な姉ちゃん」

京華「さーちゃん?」

川崎「何でもないよ」ナデナデ


次の視点安価下3まで多かった人


いろはside


いろは「うー……めんどくさい」

女「どうしたの?」

いろは「んーん。何でもないよ」

いろは(中学までの人間関係なんて覚えてないよ)

いろは(あー。先輩どうしてるんだろ)

いろは(会いに行こうかなぁ……んー)

コンマ下1

奇数、ゾロ目ならで行く
偶数で行かない


女「いろはー。いくよー」

いろは「ああ。うんー」

いろは(あー……仕方ないなぁ)

いろは(先輩に会うのはもう少し後だなぁ)


―――

部屋

いろは(あー。もう)

いろは「疲れた……こんなにめんどくさかったっけ」

いろは「……はぁ。やっぱり中学のときって薄っぺらだったんだなぁ」

いろは「ぁー……先輩に会いたいよー」

八幡side

八幡「はぁ……」

八幡「やっとGWか……」

小町「お兄ちゃんー!買い物いくよー!」

八幡「……そんな約束してたな」


―――

小町「お兄ちゃん」

八幡「どした」

小町「今日は小町を一人の女としてエスコートしてください」

八幡「……はぁ?」

小町「こいつ何言ってんだ?みたいな顔しないでよ」

八幡「こいつ何言ってんだ」

小町「声にも出さないの!」

八幡「えぇー……」

小町「今日は私を彼女さんと扱うの!わかったー?」

八幡「わかりません」


八幡「で、普通に買い物してるだけなんだが」

小町「いいのいいの」

コンマ下1

1雪乃
2結衣
3いろは
4川崎
5-9指定人物


小町「ほらー。つぎあっちだよ」

八幡「わかったから……」

陽乃「……キャッ」トンッ

八幡「あ、すいません」

小町「もー。お兄ちゃん何やって……陽乃さん?」

陽乃「!……すいません。大丈夫ですか?」

八幡「ええ。大丈夫です」

陽乃「ぁ……アイスが袖に」

八幡「え?ああ。別に問題ないですよ」

陽乃「そんなわけにはいかないですよ」チラッ

小町(こっちを見た?……まさか)

八幡「いえ、ほんとに大丈夫ですから」

小町「まぁまぁお兄ちゃん。ここじゃ邪魔になるしそっちの椅子に……」

八幡「お、おい」


陽乃「ほんとにすいません」

八幡「いえ、此方も不注意でしたから」

陽乃「こちらクリーニングに出しますので」

八幡「いや、そんなことしなくてもいいですよ」

陽乃「……じゃあせめて代えの服を買わせてくれませんか?」

八幡「なんでそうなる……」

陽乃「……ほんとごめんなさい」

八幡「え、ええ」

陽乃「どうしました?」

八幡「……いえ、何でもないです」

陽乃「……妹さんとお買い物ですか?」

八幡「ええ」

小町「あ、比企谷小町っていいます」

陽乃「そっか。私は陽乃。雪ノ下陽乃です」

小町「よろしくお願いします」

陽乃「うん。よろしくね」

八幡「ぁー……雪ノ下さん。弁償もクリーニングも本当に大丈夫なので」

陽乃「そうですか……」

八幡「ええ」

陽乃「では、これを」スッ

八幡「え」

陽乃「私の番号とアドレスです。気が変わりましたらご連絡ください」

八幡「はぁ……」

陽乃「それでは失礼します」チラッ

小町「……」コクッ

―――

小町「綺麗な人だったねー」

八幡「……そうだな」

小町「……どうかした?」

八幡「別に」

小町「連絡するの?」

八幡「まさか」

小町「……お兄ちゃんそれ見せてよ」

八幡「ああ?……ほら」

小町「ありがと♪」

小町(番号暗記っと)


小町「やー買い物したねー」

八幡「……何も買ってないんだが」

小町「もー!こんなのは気分だよ気分」

八幡「そうですか」

小町「うん」

小町「ねぇお兄ちゃん」

八幡「んー?」

小町「お兄ちゃんは過去をやり直せるとしたらどうする?」

八幡「なんだそれ」

小町「例えばだよ」

八幡「どれぐらい戻るんだよ。それによるだろ」

小町「んー中学ぐらい?」

八幡「そうだなー」

八幡「黒歴史ノートの処分……かな」

小町「え?それってあの押し入れにあるやつ?」

八幡「待て。何故知ってる」

小町「何でだろうね」

小町「……てかそんなことでいいの?」

八幡「といわれてもな……そんなこと言われてもやり直せないから人生な訳だし、そりゃセーブできて何度でもロードできるなら苦労しないっての」

小町「そうだよねー……」

小町(そのやり直しってのになっちゃってるんだけどなぁ)

誰sideを見るか安価下5までで多かった人物


いろはside

いろは「……はぁ」

いろは「駄目だ……やっぱり一年とか長すぎだよー」

いろは「神様もせめて高校入学からにしてくれれば楽だったのに……」

いろは「あー……勉強もだるいし……友達と遊ぶのも……何か違うしなー」


コンマ下1

偶数町へ
奇数総武へ
ゾロ目なら八幡と遭遇


商店街

いろは「……一人でなにやってんだろ」


八幡「……」


いろは「……嘘!?」

いろは(ど、どどどどうしよ!?)

コンマ下1

奇数きさくに話しかける
偶数初対面のように話しかける
ゾロ目蹴り飛ばす


いろは「先輩!」

八幡「……」

いろは(……え。無視?無視ですか?こちとらどれだけ先輩に会いたかったかも知らずに?)

いろは「……」タタッ

いろは「なーに無視してくれてるんですかこの人はー!」ドゴッ

八幡「ゲフッ!」

いろは「まったく!先輩の愛しの私がここにいるってのに酷いですね」

八幡「ゲホゲホ……な、なんだ?だれだ?」

いろは「……ぁ」

いろは(も、もしかして……やらかした?先輩記憶ないの?)

いろは「……す、すいません!」

八幡「今日は厄日か……」


喫茶店

いろは「ほんとすいませんでした!」

八幡「……いいけどさ」

いろは「すっごく知り合いに似てて……」

八幡「はぁ……」

八幡(めっちゃ尻痛い……さっさと帰りたい)

いろは「えーっと……あ、私いろはっていいます!一色いろはです」

八幡「はぁ……比企谷八幡です」

いろは(どうしよ……これ一番やっちゃいけない出会いかたしたよね)

コンマ下1

偶数学校の話をする
奇数適当に話をあわせる

いろは「先……比企谷……さんは学生ですか?」

八幡「……?ああ」

いろは「どこの学生なんですかー?」

八幡「……」

八幡(何なんだこの子)

いろは「もしかして総武とかですか?」

八幡「そうだけど」

いろは(ここから話題広げていこう)

いろは「私も総武受験しようとしてるんですよー」

八幡「はぁ」

いろは「先輩ですね」

八幡「まだ受かってないだろうに……」

いろは「そのはずなんですけどねー」

八幡「?」

いろは「先輩」

八幡「なんだよ」

いろは「今度学校案内してくださいよー」

いろは(案内されなくてもわかるけど)

八幡「……えぇ……」

八幡(いきなり蹴られて学校案内とか滅茶苦茶なんですけどぉ……)

いろは「いいじゃないですかぁー」

八幡「……そのうちな」

いろは「あ、先輩のそのうちは信じないので明日でお願いしますね」

八幡「な……」

八幡「あのなぁ……俺だって用事の一つぐらい」

いろは「あるんですか?」キョトン

八幡「……」

いろは「ないんですね……」

八幡「……」

いろは「まぁまぁ、ここは奢りますから」

八幡「もともと奢るって言って連れてきたんだろうが……」

八幡「結局押しきられた……」

いろはの連絡先をてにいれた

出かけることになった


誰sideを見るか
安価下5まで多かった人物


ガハマside

結衣「ゆきのーん!やっはろー!」

雪乃「こんにちは」

結衣「やっと部として認めてもらえたねー」

雪乃「そうね」

結衣「あたし少しは役に立った?」

雪乃「……むしろ前の時は1ヶ月もかからなかったかしら」

結衣「うそ!?それってあたし足手まといってことじゃん!」

雪乃「ふふっ……冗談よ」

結衣「もー!」

雪乃「ごめんなさいね」

結衣「いいけどさー」

結衣「……それにしても不思議だよねー」

雪乃「……そうね」

結衣「今日はその話をするんだっけ」

雪乃「ええ。あなたと私は過去に戻ってしまった……それは間違いないわ」

結衣「うん。ビックリしたよー卒業間際だったのに目が覚めたら入学前なんだもん」

雪乃「……え?」

結衣「……え?なんか変なこと言ったかな」

雪乃「……いえ、そう……よね」

結衣「変なゆきのん」

雪乃(卒業間際から戻った……?)

雪乃「……由比ヶ浜さん」

結衣「なーに?」

雪乃「貴女の卒業間際っていうのは大学の……よね?」

結衣「へ?高校だけど?」

雪乃「……」

結衣「どうしたの?」

雪乃「……私は……大学卒業間際からこの時代に戻ったわ」

結衣「……嘘」


結衣「ゆきのん大学生だったの!?」

雪乃「前はね」

結衣「ほぇー……あ!じゃあじゃあ未来のあたしってどんな風になってた?」

雪乃「……相変わらずよ」

結衣「ど、どういう意味!?」

雪乃「それよりこれからどうするか話し合わないといけないわね」

結衣「……そうだねー」

―――

結衣「……と言ってもこれといってどうすることもできないんだよねー」テクテク

コンマ下1
奇数陽乃と出会う
偶数小町
ゾロ目八幡


結衣「……あ」

小町「え?」

結衣(やばっ。小町ちゃんともあったことないんだった!ゆきのんにも変に思われるから注意されてたのにー!)

結衣「あ、あははー。ひ、人違いです!」

小町「……結衣さん?」

結衣「……小町……ちゃん?」

―――

GW二日目

八幡「……あー……何で貴重な休みに」

いろは「いやーここが総武かぁー」

八幡「学校こなければいけないのか」

いろは「まぁまぁ、こんなかわいいことデートできると思ったらチャラですよ、むしろお釣りが返ってくるんじゃないですか?」

八幡「……いきなり蹴りかかってくる女のどこが可愛いんだよ……」

いろは「だからそれは謝ったじゃないですかー」


いろは「この学校はどうですか?」

八幡「どうって……別に普通だ」

いろは「何か変な部活とかないんですか?」

八幡「変な部活?」

いろは「……」

いろは(この反応だと先輩は奉仕部にはいってないのかぁー……んー……アタックするなら今がチャンスなのかも)

いろは「ほら、憧れませんか?そういう普通とは違う部活とか」

八幡「まぁ憧れてた時期はだれにだってあるだろ」

いろは「先輩ってそういうの好きそうですもんね。現実にありえないようなもの」

八幡「……そりゃ現実にありえないから欲しくなるんだよ」

いろは(……ごめんなさい結衣先輩雪ノ下先輩)

いろは「私もそうなんですよー」

八幡「ふーん」

いろは「私も……本物がほしいって思って思ってしまったんですよ」

八幡「……」ビクッ

いろは「……あくまで理想で、無理かもですけど」

八幡「……かもな 」

いろは(思ったより反応薄かった……)

―――

八幡「一周したな」

いろは「ですねー」

八幡「帰るか」

いろは「えー。速くないですか」

八幡「んなこと言われてもな」

コンマ下1

ゾロ目ならそのまま喫茶店へ

ごめん修正
コンマ下3までにゾロ目あるなら喫茶店


八幡「……わかったよ」

いろは「ほんとですか!」

八幡「……ちょっとだけな」

八幡(初めて出会ったかもしれない……本物を求めてるやつ……そんなものが存在してるわけないのに)

いろは「それじゃいきましょーかー」

休憩します
24時過ぎたら再開予定
111のゾロ目には驚いた


いろは「ねー先輩」

八幡「んー?」

いろは「先輩は何で総武選んだんですか?」

八幡「進学校だからな」

いろは「……普通ですね」

八幡「当たり前だろ……」

いろは「まぁそうですよね」

八幡「そっちこそ何でだよ」

いろは「んー。私も先輩と変わらないですよ」

八幡「普通だな」

いろは「そう。普通だったはずなんだけどなぁ」

八幡「今は違うのか」

いろは「……秘密です♪」

八幡(うわー……かわいくねー)


八幡「そろそろ帰るわ」

いろは「小町ちゃんが待ってますもんね」

八幡「ああ。じゃあな」

いろは「はい。さよならです」





八幡「……あれ?俺に妹がいるって言ったっか……?」


誰sideを見るか安価下5まで多かった人物


結衣side

結衣「小町ちゃんは記憶がある……」

結衣「……けどヒッキーにはないんだよねー」

小町「多分……ですけど」

結衣「そっかぁー仕方ないねー」

小町「でも結衣さんに記憶があるってことがわかってよかったですよー」

結衣「誰かが同じだと安心するよねー」

小町「そうですね、それに安心して愚兄を任せれるんで……」

結衣「ぁ……事故のこと?」

小町「はい。もしかしたら事故が起きなかったせいで結衣さんや雪乃さんと出会わないんじゃないかーって思いまして」

結衣「んー……そうなってたらどうなってたんだろうね」

小町「きっと……何時までも独り身で……小町がめんどうをみることに……」

結衣「……あ。そうだ。それなんだけど」

小町「何です?」

結衣「小町ちゃんって自分が何時からここに戻ったかわかる?」

小町「へ?……えーっと」

小町「……思い出せない」

結衣「え?」

小町「……確か総武で三年の時……?」

小町「ゆ、結衣さんは何時からなんですか?」

結衣「……あたしは卒業の時かなぁ……」

小町「卒業……ですか」

結衣「……やっぱバラバラなんだねー」

小町「どういう意味ですか?」

結衣「んっとね、ゆきのんも記憶があるんだけど」

小町「ゆきのさんも?」

結衣「うんー。でもゆきのんは大学を卒業するときにこっちに戻ったんだってー」

小町「へぇ……」


結衣「優美子や隼人くんは記憶持ってないみたいだし……何でなんだろ」

小町「あ。陽乃さんは記憶あるそうですよ」

結衣「え!?そうなの!?」

小町「はい。この前偶然出会いまして」

結衣「うへー……でも何か当然って思えちゃう」

小町「あはは。陽乃さんって何でもお見通しって感じですもんね」

結衣「そうそう!」


コンマ下1
奇数で雪乃
偶数で陽乃
ゾロ目なら八幡


雪乃「由比ヶ浜さん……急ぎの用とはなにかしら」

結衣「あ。ゆきのん!やっはろー」

小町「雪乃さんやっはろーですー」

雪乃「やっは……こんにちは由比ヶ浜さん小町さん……小町さん?」

小町「どもですー」

結衣「まぁまぁ、これから説明するよー」


――――

GW三日目

八幡「今日こそゆっくりしよう」

コンマ下3までにゾロ目ならお出かけ


小町「お兄ちゃんーご飯だよー」

八幡「おー」

ゴロゴロ過ごすことにした

―――

誰sideを見るか安価下5までに多かった人物

おやすみなさい
戸塚は友情endならあるよ


陽乃side

陽乃「……暇だなぁ」

陽乃(未来で障害になった人達はもう問題なくなったし)

陽乃(比企谷くんと結婚する準備もできたし)

陽乃「問題はどうやって比企谷くんを落とすか」

陽乃「気分転換に誰かのとこいこうかな」

コンマ下1
奇数雪乃
偶数小町


陽乃「こんにちはー」

小町「いらっしゃいませー」

陽乃「ごめんねー?急に押し掛けて」

小町「いえいえー。全然問題ないですよ」

陽乃「今日は比企谷くんはなにしてるのかな?」

小町「んー。部屋から出てきてないので多分本読んでるかアニメ見てるか寝てるかですね」

陽乃「そっかー」

小町「呼びますか?」

陽乃「んー。それもいいけど邪魔しちゃ悪いし」

陽乃「今日は小町ちゃんとお話したいしね。この前のメールの内容を詳しくね」

小町「……はい」


陽乃「雪乃ちゃんは大学、ガハマちゃんと小町ちゃんは高校の頃から戻ってきた……」

小町「はい……」

陽乃「……ふーん」

小町「何かわかりますか?」

陽乃「……んー。どうだろう」

小町「陽乃さんはどのタイミングで戻ったんですか?」

陽乃「私?えっとねー雪乃ちゃんが大学卒業してから一年後だったかなー」

小町「……ってことは一番未来から来たってことですかね」

陽乃「どうだろうね」

小町「お兄ちゃんとかどうしてたんですか?」

陽乃「私の相棒」

小町「ええ!?」

陽乃「無理矢理やらせてたんだけどね」ニコニコ

小町「まさかお兄ちゃんが働いてるなんて……」

陽乃「嫌嫌って言ってるくせに仕事は速いし的確だし」

陽乃「必要と思ったら泥を被ってくれたり……助かってたよ」

小町「あのお兄ちゃんが……」

陽乃「で、私が猛アタックしてたんだけどねー」

小町「まさか……」

陽乃「頑固だよねー」

小町「流石すぎるよ……お兄ちゃん」


GW最終日

小町「お兄ちゃんーアイスが食べたいよー」

八幡「……家にあっただろ」

小町「それ……昨日お兄ちゃんが食べたんだけど」

八幡「……」

小町「一週間前は小町のプリン食べたよね」

八幡「……買ってきます」

小町「よろしくね!」


コンマ下3までにゾロ目あれば誰かと遭遇


コンビニ

八幡「アイス……っと……ついでに立ち読みしてくか」


誰sideを見るか安価下5まで多かった人物

雪乃side

雪乃「……腹が立つわね」

雪乃(何故彼は覚えてないのか)

雪乃「……ばか」


雪乃(……脆くなったわね。ただ会えないだけでこんなに腹が立つなんて)


雪乃「……はやく来年にならないかしら」


コンマ下1

奇数陽乃
偶数結衣
ゾロ目コンビニへ

コンビニ

雪乃(……わざわざ彼がよく行ってたコンビニにきたけど)

八幡「……」ペラペラ

雪乃(本当にいるとはね……)

雪乃(……フフッ相変わらず週刊誌を読んでるのね……ネタバレをしてあげたらどんな顔をするかしら)

雪乃(……少しだけならいいわよね。私が立読みしても)

八幡「……」ペラペラ

雪乃「……」


コンマ下3までにゾロ目なら話しかける


八幡「……やべ」

雪乃「……」

雪乃(あのアイス……小町さんのね……シスコンは変わらずね)

雪乃(……比企谷くんが変わってないから安心するなんてね)

雪乃「……」

雪乃(……だからこそ……もう彼にあんなことさせたりしない)

雪乃「……絶対に」




GWが終わりました


時間軸

安価下10まで多かった方

1,二学期から
2,三学期から
3,二年四月から


二学期スタート


八幡「……あっという間だったな……」

小町「……と言うか夏休み外出てなかっただけでしょ」

八幡「まぁ、そうだけどさ」

小町「彼女の一つでも作ればいいのに」

八幡「冗談だろ」

小町(いやー。お兄ちゃんさえその気になれば3人はできると思うんだけどなぁ)


コンマ下3まででゾロ目なら誰かと遭遇


クラス

ガヤガヤ

八幡「……」


相模「ほんっと楽しかったね!」

女「ねー!」


姫菜「ひっさしぶりー!サキサキー」

川崎「だから抱きつかないでってば」


八幡(今日から二学期ねぇ……)

誰に話しかけられる
安価下5までに多かった人物
川崎
相模
姫菜


川崎「……ひさしぶり」

八幡「……あ、ああ。ひさしぶり」

川崎「……」

姫菜(それだけ!?サキサキもっと頑張りなよ!?)

コンマ下1奇数ならイベント継続


川崎「……どうだったわけ」

八幡「何が」

川崎「……」

八幡(え。何で黙るの……どうだったってなんだ……)

川崎「……」

八幡「……ああ、夏休みか」

川崎「それ以外ないんだけど」

八幡「特に何もしてないぞ?普通の夏休みだ」

川崎「…そう」

八幡「……」

八幡(こういう沈黙って辛いよな。特に顔見知り程度の仲での沈黙)

八幡(小町とかなら沈黙でも何時間でも大丈夫なんだけどなー)


教師「文化祭の出し物と役割決めてくぞー」

八幡「……」

八幡(さて、こういうときどうやって当選を回避するか。そりゃもう目立たないことが条件なわけだ)

教師「一年だしどんな出し物でもいいぞー好きなもん作れ、簡単なのでもいいしな」

相模「なんか大きいことしたいでーす」

八幡(うわー。でたよー。あのやるなら大きいこと!でも面倒なことはしたくないってスタイル)

出し物

コンマ下1
奇数簡単な出し物
偶数お化け屋敷


八幡(一時間近くごねた結果簡単な出し物になった。日本中の方言を集めて展示するそうだ)

八幡(地味だがこれはこれでめんどくさいな)


八幡(チームを作って方言を調べるそうだが……こういうときって大体あぶれるのが一人や二人はいるんだよな……もちろんこの場合は俺だけど)

コンマ下3までにゾロ目ならチームを組める

奇数ゾロ目なら川崎、姫菜
偶数ゾロ目なら相模

教師「好きなやつと組んでいいから黒板に書いていけー」

八幡(最後まで残ったやつと組むか……別に一人でやってもいいし)

川崎「……あんた誰と組むの?」

八幡「決まってないぞ」

川崎「……そ」ガタッ

八幡「?」

川崎「……」カッカッカ

川崎
海老名
比企谷

八幡「……はい?」

川崎「……だめだった?」

八幡「いや、別にいいけどさ」

姫菜「よろしくねー」

八幡「は、はぁ……よろしく

八幡(どうしてこうなった)



相模「……へー」ニヤ


誰sideを見るか安価下3


雪乃side

奉仕部部室

結衣「ゆきのーん」

雪乃「どうしたの?」

結衣「文化祭どうするのー?」

雪乃「と言うと?」

結衣「奉仕部としてなにかするのー?」

雪乃「いいえ、特に予定はないわ」

結衣「ないんだ!?何かしてると思ってた」

雪乃「普通に楽しめばいいんじゃないかしら?来年は……しっかりしないといけないけれど」

結衣「……さがみんヒッキーと同じクラスになっちゃってたねー」

雪乃「……そういえばそうね」

結衣「なにするんだろーね」

雪乃「どうかしら」

雪乃「……」

結衣「どうかした?」

雪乃「……いえ」

雪乃(……そうよ。見落としていたわ……彼のクラス……何故クラスメイトが変わっているのかしら)

雪乃「……私たちの知ってる過去とズレがある?」

休憩乙でした


結衣「んーどうしようかなぁ」

雪乃「と、いうと?」

結衣「折角戻ったんだからヒッキーと回ってみたいなーって思ったんだけどね」

雪乃「……なるほど」

結衣「でもあんまり出会ったりしたらヒッキーが奉仕部入ってこないかもしれないんだよね?」

雪乃「可能性の話だけどね……」

結衣「うー」

コンマ下3までにゾロ目なら接触してみる


雪乃「……偶然を装ってなら」

結衣「大丈夫なのかな?」

雪乃「わからないわ……けど」

雪乃(もうすでに私たちの知ってる過去ではないのなら……待っているだけでは比企谷くんは奉仕部にこないのかもしれない)


結衣「けど?」

雪乃「……いいえ、それとなく接触してみましょう」

結衣「おー!」


八幡(さて、何故か川崎や海老名さんと同じ班になってしまった)

姫菜「ほい。資料」

八幡「ああ。ありがと」

姫菜「年度別と地域で区切るんだよね?」

八幡「適当にやっていいと思うけどな」

川崎「……それ、半分やるよ」

八幡「……あー。お前の方は大丈夫なのか?」

川崎「平気。てかあんたの方がちょっと多いから」

八幡(思ったよりよく見てるのな)

姫菜(あれ。意外と噛み合ってる?)


コンマ下1

奇数ならイベント


川崎「……あんたさ、文化祭誰かと回るわけ?」

八幡「いいや」

川崎「……ふーん」

姫菜(サキサキ!そこ!何でそこでもうちょっと押さないかなぁ!)

八幡「……こっち終わったぞ」

川崎「……海老名のが残ってる」

八幡「ん」

姫菜「あ……ごめん」

八幡「いや、いいよ」

姫菜「……」

姫菜(……適当でいいとか言いながら真面目にやってるんだ)

川崎「こっちも終わったから貰うね」

姫菜「はっ!?私もしかして一番働いてない?」

川崎「人には人の作業ペースがあるから」
姫菜「ほんとごめん二人とも」

川崎「気にしないで」

八幡「……」



誰sideの話を見るか安価下5までに多かった人物


同数なためコンマ下1
奇数結衣
偶数いろは


姫菜もコンマに勝てば攻略することは可能


結衣side

男「とりあえずこんなもんか?」

葉山「だな」

女「間に合ったねー」

戸塚「お疲れさまー」

女「結衣ー悪いんだけど先生呼んできてくれないー?」

結衣「わかったぁー」

戸塚「僕が行こうか?」

結衣「ううん。大丈夫。彩ちゃん休んでて」

結衣(ついでにヒッキーのクラス覗いていこうかなぁ)


誰と出会うコンマ下1
奇数戸塚
偶数葉山
ゾロ目八幡


戸塚「由比ヶ浜さんー」

結衣「へ?どしたの?」

戸塚「ううん。やっぱ一人で行かせるのも悪いなって思ったから」

結衣「そんなことないよ?あたしあんまり役に立ってなかったし」

戸塚「いやいや、由比ヶ浜さん皆のために準備とか凄いしてたじゃん」

結衣「そんなことないって。彩ちゃんのが頑張ってたし」

結衣(奉仕部で活動してたからそういうのに慣れちゃってただけなんだかどなぁ)

戸塚「あはは……ほんとはついでに飲み物でも買っていこうかなって思っただけなんだ」

結衣「あー、たしかに喉乾いたねー。先生呼んだら買いにいこっか」

戸塚「うん」

結衣(……ヒッキーのクラスは覗けなかったなぁ)


姫菜「きりもいいしここまでにしよっか」

川崎「うん」

八幡「わかった」


八幡「……さて、帰るか」

コンマ下3までにゾロ目があればイベント


八幡「ただいま」

小町「おかえりー」

八幡「あれ……早いな」

小町「たまたまね」

小町「文化祭小町も行っていいかなー?」

八幡「いいんじゃないの」

小町「そっか。お兄ちゃん何するんだっけ」

八幡「方言まとめてるだけ」

小町「うわぁ……地味」

八幡「他回りたいから簡単なやつにしたんだろ」

小町「まぁそうだろうけどねー」

小町「暇があったら覗いてみるよ」

八幡「暇だから文化祭くるんだろうが……」



誰sideを見るか安価下5までで多かった人物

コンマ下1

奇数陽乃
偶数川崎


陽乃side

陽乃「……大学の単位も取ったし」

陽乃(社内の裏切り者も排除したし)

陽乃(私が今すぐお父さんの代わりになっても大丈夫なんだけどなー)

陽乃「……まぁそのためには比企谷くんが必要な訳だけど」


陽乃(もうすぐ文化祭かー比企谷君に会いに行くのもかねてめぐりのとこ行ってみようかな)

コンマ下1

奇数町へ
偶数学校へ
ゾロ目比企谷家へ


陽乃(暇だしブラブラしようかな)


―――

陽乃(……面白そうなの見つけちゃった)


雪乃「……」

結衣「……」


陽乃(雪乃ちゃんとガハマちゃんかぁー仲良くしてるんだねぇ……あんなことになったのに)


陽乃(ま、今はそれより……)

陽乃「やっほー。隼人」

葉山「……陽乃さん」

陽乃(こっちだよねー)


葉山「悪い皆……ちょっとこの人と話してくるよ」



陽乃「相変わらず人気者だねー」

葉山「なんのようだい?」

陽乃「もー。久しぶりに見かけたから声かけただけなのに」

葉山「……そうか」

陽乃「ふふっ。高校生活は楽しんでる?」

葉山「そこそこには」

陽乃「……ねぇ隼人」

葉山「……なにかな?」

陽乃「比企谷八幡って子知ってるかな?」ニコニコ

―――

文化祭3日前


八幡「準備もできてるし……後は展示物運ぶだけか」

姫菜「そうだね」

川崎「……結構な量になったけど」

八幡「そうだな」


教師「あー。いい忘れてたわ。文化祭当日展示物飾ってる間留守番が必要た」

教師「交代制でいいと思うが……その何人かを決めてくれ」


八幡(決めてなかったのに驚きだよ……)


八幡(当然自分からそんな役を引き受ける奴がいるわけもなく……)


教師「……ま、そうなると思ったからくじ引きを用意した、引いてくれ」


八幡(……さてと)


コンマ下3までにゾロ目なら留守番回避


八幡(こういうところで見事に引いて微妙な空気を作るやつっているよな……俺だけどさ)


八幡(別に誰かと約束があったわけじゃないから留守番でいいけど……一人なら気楽だし)


教師「一人だと大変だろうからひとつの時間帯毎に二人のペアでやってもらう」


八幡(……嘘だろ)


相方は?
コンマ下3までにゾロ目なら以下の人物
1-3川崎
4-6相模
7-9姫菜


0ゾロ目なので安価下5まで多かった人物
姫菜
川崎
相模


教師「あと一人は相模か」

相模「……」ウゲェ

八幡(さて、あの顔は俺と組むことに対するものかせっかくの文化祭なのに留守番することになったからなのか)

相模「最悪ー……」

女「あちゃー。どんまいー」


八幡(何もなく終わればいいけど)



―――

誰sideを見るか
安価下5までに多かった人物


川崎side

京華「あはは!ブーン!」バタバタ

川崎「けーちゃん。ちゃんと前見ないと危ないよ」

大志「最近何かいいことでもあったの?」

川崎「?なんで」

大志「最近ねーちゃん楽しそうだったから」

川崎「そんなに?」

大志「うん。でも今日はちょっと悲しそうな顔してた」

川崎「……」

大志「どうしたの?」

川崎「あんたってそういう無駄に鋭いとこをもっと生かせば彼女の一人や二人できるのに」

大志「なっ!ねーちゃんだって彼氏いないくせに!」

川崎「う、うるさい!ばか」

大志「高校生なのに好きな人の一人や二人いないなんて」

川崎「あんただっていないでしょ」

大志「そ、それは……」

川崎「……え」

京華「私はさーちゃん大好き!」ダキッ

川崎「あはは。私もけーちゃん大好きだよ」

川崎(好きな人……かぁ。あいつは違う……よね)


文化祭当日

小町「それじゃー昼ぐらいにはいくからー」

八幡「ああ。そうしてくれ」


八幡(休日に学校ってのも疲れるなぁ)


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


川崎「おはよ」

八幡「……おはよ」

姫菜「おはよー」

八幡「どうも」

―――

体育館

生徒会長「それでは総武校文化祭を開催します」


八幡(さて、教室に行きますか……)


誰sideを見るか安価下5まで多かった人物


総武校

いろは「……きちゃった」

いろは(……始まったばっかりっぽいけど)

いろは「さて、先輩の出し物は……」

いろは(……やば。そういや先輩のクラス知らないや)


コンマ下3までにゾロ目なら八幡


いろは(んー。適当に一年の所回ってたらいいかな)


戸部「それまじぃ!?パネー」

男「戸部!うるせぇ!」

戸部「すいません!先輩!」

いろは(戸部先輩は相変わらず戸部先輩だなぁ……声でかいし)

三浦「あーし、コーラ飲みたい」

いろは(三浦先輩も変わらないなー)

めぐり「ガスには気を付けてくださいね。……ここは大丈夫ですね。次の検査を」

いろは(めぐり先輩も変わらずだー)

いろは(一年前の先輩たちを見るって面白いなぁ)

ドンッ

いろは「あ、すいません」

葉山「いえ、こちらこそごめんなさい」

いろは「……ぁ」

葉山「ん?」


八幡「……」

相模「……」ポチポチ

八幡「……」

八幡(思ったより暇だ……本でも読むか)

八幡「……」ペラッ

相模「なにしてんの」

八幡「読書だけど」

相模「客きたらどうするの」

八幡(……携帯弄ってるのはいいんですかねぇ)

八幡「……悪かったよ」

相模「ふんっ」

八幡(はぁ……どうせなら一人のがよかった)

相模「……あんたさ」

八幡「何だよ」

相模「川崎さんとつきあってんの?」ニヤ

八幡「いいや」

八幡(ああ、これめんどくさいやつだ……明らかに悪意のこもった質問だ)

相模「へー。でも仲良さそーにしてたじゃん?お似合いだと思うけどなぁ」

八幡「お似合いかどうかはわかんないだろ」

相模「えぇ?二人揃っていつも黙ってるじゃん?お似合いだよー」アハハ

コンマ下1

奇数雪乃・結衣が来る
偶数陽乃


八幡「……」

八幡(さて、どうやって切り抜けるか……川崎に迷惑はかけれないし)

陽乃「こんにちは♪」ニコニコ

八幡「……」

相模「あ、いらっしゃいませー」

相模(うわっ凄い美人)

八幡「あれ?えっと」

陽乃「久しぶりー比企谷くん」

八幡「あ、お久しぶりです。雪ノ下さん」

八幡(アイスぶつけられた人だよな)

陽乃「元気してた?」

八幡「はぁ。まぁそこそこに」

陽乃「 そっかぁー今は展示物の留守番してるんだ」

八幡「ええ」

陽乃「……ふーん。あ、そうだ……」

八幡「え?」

陽乃「私この学校初めてなんだけど、トイレの場所教えてくれないかな?ちょっと化粧直したいんだー」

八幡(トイレなんてそこら中にあったと思うけど……)

八幡「えーっとそこの階段をおりて」

陽乃「私方向音痴だからさ……君……教えてくれないかな?」ニコッ

相模「え?ウチですか?」

陽乃「駄目かな?」

相模「いい……ですけど」チラッ

八幡「……気にしなくていいぞ。留守番なんて一人でもできる」

相模「そう。じゃあご案内しますね」ニコッ

陽乃「うん♪ありがとう」ニコニコ

八幡(……こりゃ帰ってこないな。案内ついでにそのままトンズラするだろう……俺からしてもそっちのが助かるからいいけど)

八幡(さて……やっと静かになったな)


次誰が来るか

安価下5までに多かった人物


八幡「……」ペラッペラッ

結衣「やっはろー」

雪乃「こんにちは」

八幡「……いらっしゃいませ」

結衣「……わ、方言ってこんなにあるんだ」チラッ

雪乃「よくこれだけ調べたものね」チラッ

八幡(……何か見られてるんだが……こちとら人の視線には敏感なんだぞ……やめてくれ)


コンマ下1

奇数なら話しかけられる
ゾロ目なら

ごめんいろはと同票だった
後でいろはも出します


結衣「これってヒッキーが調べたのかな?」

雪乃「どうかしら……どれかはそうでしょうけど」

八幡(ヒッキー?どっかで……)

結衣「ねぇヒッキー。どれがヒッキーが調べたやつー?」

雪乃「ゆ、由比ヶ浜さん!?」

八幡「え。俺?」

結衣「あ……」


八幡「……思い出した……入学式の時の……」

雪乃「……はぁ」

結衣「あ、あはは。久しぶり」


八幡「あ、ああ……久しぶり」

雪乃「由比ヶ浜さんは前にも会ったことがあるのね」

結衣「うん。入学式のときにちょっと」

雪乃「……なるほど」

八幡「えーっと……」

雪乃「ごめんなさい自己紹介がまだだったわね……雪ノ下雪乃よ」

八幡「ども……比企谷八幡です」

結衣「……はっ!?そういえばあたしもまだ自己紹介してない!?」

雪乃「貴女って人は……」

結衣「ゆ、由比ヶ浜結衣です!」

八幡「……ども」

結衣「なんか引かれ気味だ!?」

雪乃「むしろ私も引き気味よ」

結衣「ゆきのんまで!?」

八幡(なんなんだ一体)


コンマ下3までにゾロ目なら昼から一緒に回らないか誘われる


雪乃(どうみても警戒されてるわね)

雪乃「次に回りましょうか」

結衣「あ、うん」

雪乃「それではね……比企谷くん」

結衣「またねー」

八幡「あ、ああ」

八幡(前のまたねってのは同じ学校だったってことか)

八幡「……あれ」

八幡(何で由比ヶ浜は入学前から俺の事知ってたんだ……?)


いろは「こんにちはー」

八幡「いらっしゃいませ」

いろは「あ、やっと見つけたー」

葉山「ここだったか」

いろは「はい。案内ありがとうございました」

葉山「気にしなくていいよ。それじゃあね」

いろは「はい」

八幡「よう。来てたのか」

いろは「来てたのか。じゃないですよー。文化祭があるぐらい教えてほしかったです」

八幡「何でそんなことを教えないといけないんだ……」

いろは「えーっと……そりゃあー自分が希望してる学校の学祭ぐらいみときたいじゃないですか」

八幡「そーですか……で、感想は」

いろは「普通ですね」

八幡「そりゃそうだ……」

八幡「……さっきのやつは?」

いろは「ああ。葉山先輩ですか?ちょっと色々あって案内して貰ったんですよここまで」

八幡「ふーん」

いろは「で、先輩いつまで店番なんですかぁー?」

八幡「知らん……相方は帰ってこないし交代もまだこない」

八幡(つーか交代時間はとっくに過ぎてるんですが……もう昼だぞ)

いろは「……もしかして押し付けられちゃったんですか?」

八幡「かもな」

いろは「うわー。何か先輩らしいなぁ」

八幡「らしいって……そんなに知り合ってもないだろ……」

いろは「あはは。私にはわかるんですよ」

八幡「そりゃ凄い能力なことで」

コンマ下3までにゾロ目なら誘われる

いろは「交代きたら先輩は暇なんですか?」

八幡「……そうだな。いらっしゃいませー」

いろは(先輩暇そうだし……交代きた後に予約いれとこうかな)

いろは「せ」

女「あれ?いろは?」

いろは「え?」

女「わ。やっぱりー。何してるのー?こんなところで。一人?」

いろは「あれー。奇遇だね!」

いろは(うわぁー!こんな嫌なタイミングでこないでよー!)

女「一人ならよかったら一緒にまわろーよー」

いろは「あはは。そうだねー」

いろは(ああ……折角のチャンスが……)


八幡「……やっと人がいなくなったか」


八幡「……まじで交代がこない」


八幡(外から焼きそばの匂いとかするせいで余計に腹へったんだが……)


八幡「人も来ないし暇だ……」

コンマ下1

奇数陽乃
偶数川崎
ゾロ目相模


川崎「お疲れ」

八幡「……あれ。次の交代って川崎だっけ」

川崎「違うけど……あんたの後の子がライブ見に行くのが見えたから」ガサッ

川崎「……差し入れ」

八幡「え……」

川崎「焼きそばとかたこ焼き……適当だけど買って来たから」

八幡「悪い……いくらだった?」

川崎「500円」

八幡「……少なくないか?」

川崎「私も半分貰うから」

八幡「ああ、それで……サンキュ」チャリン

川崎「ん」


八幡「海老名さんはどうしたんだ?一緒じゃなかったのか」

川崎「何かびーえる?の本が売り出されるから買いにいくっていってた」


八幡(何やってんだあの人……つかそんなもん売り出すなよ。何考えてんだこの学校)


川崎「あんた、回ってきていいよ」

八幡「なにが?」

川崎「文化祭。店番なら私がしとく」

八幡「……別にいいぞ。特にみたいやつがあるわけでもないし」

川崎「……ずっと店番もきついでしょ」

八幡(困った意外と頑固だ……)

コンマ下1
奇数なら任せて行く
偶数なら残る
ゾロ目なら交代がくる


八幡「それこそ川崎に悪いから行かないっての」

川崎「……あんたって頑固だよね」

八幡「お前もだろ……」

川崎「……別にいいけどさ」




八幡「……ごちそうさん。まじで助かった」

川崎「いいよ。これ、片付けてくる」

八幡「いや、置いといてくれれば後で俺が」

川崎「店にゴミ置いとくのはみっともないでしょ」テクテク

八幡「……川崎って何か母親っぽいな」


コンマ下1
奇数相模
偶数陽乃
ゾロ目交代

強くてニューゲームのはずが八幡攻略の難易度があんま下がってないな


八幡「いらっしゃ……相模」

八幡(てっきりそのまま遊んでるかと思ったが……帰ってくるとは)

相模「……ただいま」ガタガタ

八幡(この短時間でお前になにがあったんだよ)

八幡「お、おう……おかえり」

相模「ひ、比企谷」

八幡「なんだ?」

相模「ご、ごめんなさい……さっきの……」

八幡「あ、ああ……気にしてはないけど」

相模「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

八幡(ふぇぇぇぇ何か相方が壊れて帰ってきたよー……オヤシロサマ助けてください)

八幡「わ、わかったからもう謝るな……」

相模「ほ、ほんと……?」

八幡「あ、ああ」

陽乃「……」ニコニコ

相模「ひぃ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

八幡「ちょ。だから気にしてないって」

八幡(頼むから勘弁してくれ……誰かに見られたら完璧に俺が虐めてるみたいじゃないか)


八幡(やっと解放された……)

八幡(と言うかもうほとんど終わりじゃねーか……)

小町「お。お兄ちゃんやっほー」

八幡「ああ、小町」

小町「さっき展示見に行ったけどお兄ちゃんいなかったよー」

八幡「ああ、丁度入れ代わりだったんだろ」

小町「面白いことあった?」

八幡「変なことならやたらと起きた……」

小町「へ?変なお兄ちゃん」

八幡「……疲れた」

小町「あはは。ごめんお兄ちゃん。小町ちょっと用があるからこれでー」

八幡「ああ」

八幡(適当にどっかで休むか)

誰と出会う安価下5までに多かった人物


いろは「先輩ー!」

八幡「……」

いろは「おーい、先輩ー?」

八幡「ああ、俺か」

いろは「そりゃそうですよ」

八幡「こんだけ人がいるのにわかるかっての」

いろは「先輩は先輩ですよ?だから先輩と呼ぶんです」

八幡「何か哲学っぽいが言ってることは無茶苦茶だ……」


八幡「……で、お友だちはどうした」

いろは「ああ、葉山先輩のバンド見るってんでおいて……じゃなくて抜け出してきました」


八幡「それ……言い直しても酷いこと言ってるからな」


いろは「あはは」


いろは「で、先輩は暇ですよね?」

八幡「俺は休みたいんだが……」

いろは「まぁまぁ、そう言わずに」

いろは「まだ出店も出し物もしてますし……遊びましょう!」パシッ

いろは「まずは出店からですねー」ニコニコ

八幡「……」

いろは「どうかしました?」

八幡「……いや、ただ今の財布の中身を計算してた」

いろは「うわぁー……学祭の出店ぐらいでなんてケチっぽいことを……」

八幡「学生だからこそだろ」


いろは「あ、射的勝負しましょうよ」

八幡「はいはい」


◆◆◆

校舎

陽乃(あれ?比企谷くんだ……隣にいるのは……)

めぐり「はるのさーん。もうすぐ有志のほうの準備にいってくださいー」

陽乃「あ。うんー」

陽乃(……へぇ……あの子もなんだ)


八幡「ただいま」

小町「あれ!?」

八幡「何だよ」

小町「打ち上げとかは?」

八幡「そんなの行くわけないだろ……」

小町「うわー……やっぱりこれも変わらないんだ……」ボソッ

八幡「何か言ったかー?」

小町「ううんー。なんでもなーい。文化祭楽しめた?」

八幡「……まぁ、そこそこには……な」

小町「……そっか!」ニコッ


文化祭終了


次の時間軸

コンマ下1
偶数三学期
奇数二年


雪乃・結衣side

雪乃「……結局あれから接触の機会もなかったわね」

結衣「そうだねー」ハァ

雪乃「何故巻き戻ったのかもわからずじまいで二年生……ね」

結衣「そうだねぇ……」

結衣「ちゃんとヒッキー奉仕部にはいるのかなぁ」

雪乃「……どうかしら」

雪乃(これから先起こることを考えたら彼はここに入らない方がいいのかもしれないわね……)

―――
いろはside

いろは「やーっと入学かぁ……一年って長かったなぁ」

いろは「さーて、頑張ろー」

いろは(多分先輩は二年生のどこかのタイミングで奉仕部にはいるはずだからそれまでにアドバンテージ作っとかないと)


いろは「結衣先輩も雪ノ下先輩も手強いからなぁ……」

―――

陽乃side

陽乃(……雪乃ちゃんガハマちゃん……小町ちゃんにいろはちゃん……そして私)

陽乃「私の記憶通りなら共通点はあるんだけどなぁー」


陽乃(まぁいろはちゃんはもうすぐ総武に入学するし……接触は何時でもできる……)


陽乃「問題が出てくるのはこれからだろうし……どうするんだろ……雪乃ちゃん」



二年生編スタート

きりいいから今日はもうここまでにします

>>476
これでも限界まで下げてるつもりなんです……すいません
八幡ってめんどくさいよね


お疲れ様でした


八幡「二年生……か」

八幡「行ってきます」

小町「あ、お兄ちゃんー」バタバタ

八幡「んー?」

小町「ふぅ……いってらっしゃい!」ニコッ

八幡「……ああ。行ってきます」


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡(さて……新しいクラスメイトは……)


安価下5まで多かった人物3人

葉山
雪乃
結衣以外



川崎「よろしく」

八幡「……ああ、よろしく。まさかまた同じクラスになるとはな」

川崎「……海老名は違うクラスになったけど」

八幡「……あ、ああ」

川崎「……」ズーン

八幡(なんだかんだ言いながら好きだったのか)

八幡(他の顔見知りっていえば……)

相模「……」ビクッ

相模「……」プイッ

八幡(あれ以来顔を見られるとこうだ……まぁあからさま敵意がないだけいいけど)


八幡(んで、問題があるのが……あいつか)


結衣「いやー、それはどうだろー?」

戸部「いや、まじだって!」

大和「ないな」

岡部「ないない」

三浦「……隼人ー。今日放課後暇?」

葉山「ああ、今日は部活も休みだよ」


八幡(……ようわからんやつには近づかない方がいいか)プイッ

結衣「……」チラッ

結衣(……ヒッキーと同じクラスにはなれたけど姫菜もいないし彩ちゃんもいない……どうなってるのー!?)


平塚「今日から私が君たちの担任の平塚静だ。どんなやつかは君達がこれから私を見て判断してくれればいい」

平塚「自己紹介とかも特に不要だ。残り時間は適当に談笑の時間にでもしてくれ」

八幡(……すげぇ美人の先生だな……)


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


葉山「やぁ、よろしく。葉山隼人だ」

八幡「……ああ、よろしく。比企谷八幡です」

八幡(あれ……どっかで……)

葉山「文化祭以来だね」

八幡「……あの時の」

葉山「ははは。あの時はお互い一瞬だったからね、今年は仲良くしよう」スッ

八幡「……ああ」スッ

八幡(何だ……この違和感……モヤモヤした感じ……嫌な気分になる)

結衣「や、やっはろー」ヒョコ

八幡「……げ」

結衣「ぅ」

結衣(やっぱりドン引きされてるよぉぉ!)

八幡「わ、悪かったから泣きそうな顔しないでくれ」

結衣「な、泣いてないし!」

八幡(どうみても泣きそうな顔してたじゃねーか……)

結衣「その……改めてよろしくね」

八幡「……あ、ああ」

三浦「結衣ー隼人ーなにしてんの?」

三浦「……」

八幡「……ども」

三浦「……」

八幡「……?」

葉山「こっちは比企谷くん。でこっちは優美子」

三浦「……三浦優美子」クルッ

八幡「……」

八幡(クラスの面子が濃すぎるんだけど……)


川崎「……あんたって意外と顔広いんだ」

八幡「はぁ?まさか……」

川崎「……ふーん」

八幡「……」

八幡(今日はもうさっさと返って寝よう……疲れた)


誰sideを見るか安価下5まで多かった人物


結衣side

結衣「……何か変なの」

雪乃「変?」

結衣「うん」

結衣「姫菜や彩ちゃんがいないし……隼人くんや優美子がヒッキーに話しかけてた」

雪乃「……」

結衣「……何て言うか……どんどん知らない世界になっていってる気がするんだ」

雪乃「……そう……ね」

結衣「優美子も少し柔らかいっていうか……出会った頃はもっとツンツンしてたと思うの」

雪乃「……」

結衣「……ねぇゆきのん」

雪乃「……何かしら」

結衣「あたし……何か怖くなってきた」

雪乃「……大丈夫よ」

結衣「そうかなぁ……」

雪乃「ええ……大丈夫よ」


―――

結衣「ゆきのんはああ言ってたけど……」

コンマ下1

奇数で陽乃
偶数で小町

ゾロ目なら八幡


陽乃「ひゃっはろー」

結衣「陽乃さん」

陽乃「今日は雪乃ちゃんは一緒じゃないんだ」


結衣「はい、今日は用事があるっていってたので」

陽乃「そっかそっか」

陽乃「ガハマちゃんは今から少し時間ある?」ニコッ


―――

小町「ただいまー」

八幡「おかえり」

小町「お兄ちゃんー。新しいクラスはどうだったぁ?」

八幡「ぁー。何か一年の時より疲れそうだ」

小町「可愛い人とかいなかったのー?」

八幡「ぁー?そんなの見る余裕なかっ……ああ、美人ならいたぞ」

小町「え!?だれだれ!?」

八幡「担任」

小町「……」

小町「お兄ちゃん……小町は色んな意味で残念だよ」

八幡「ちょっと待て何でそんな憐れみの目を向ける」

小町「ほんと……そりゃ皆苦労するよ」

八幡「……皆?」

小町「何でもないですよー。着替えてくるー」

八幡「ああ」


奉仕部

結衣「……こないねー」

雪乃「……そうね」

結衣「……静かだね」

雪乃「……そうね」

結衣「もうすぐ5月だね……」

雪乃「……ええ」

結衣「……このままじゃ林間学校に間に合わないね……」

雪乃「……その時は私達がなんとかするしかないわ」

結衣「うん……頑張らないと」

雪乃「どちらにせよ今回は彼に汚れ役をやらせる気はないわ」

結衣「……そうだね」

雪乃「ええ」

コンマ下5までにゾロ目なら八幡奉仕部入部


平塚「何だね……このふざけた作文は」

八幡「そんなに変ですかね」

平塚「……確かに君の考えは悪くない。間違ってもいないと思うが……これを提出するという行為が大間違いだ」

八幡「……すいません」

平塚「責めてはいない。ただ、この作文に担当教師はカンカンだ……何かしらの罰は与えねばならない」

八幡「……体罰とかは勘弁してほしいんすけど……先生の拳って痛そ」

ヒュン!

平塚「こんなか弱い先生を捕まえておいてその言いぐさはないだろう?」ゴゴゴ

八幡「そ、そうすね。俺が悪いですね」

平塚「……ふぅ」

平塚「……付いてきたまえ」


平塚「入るぞー。雪ノ下、由比ヶ浜」

雪乃「!」

結衣「!」ガタッ

平塚「最近暇だっただろうから面白いものを連れてきたぞ」

雪乃「……面白いものですか?」

結衣「そ、それって!」

平塚「ほら、入りたまえ」

八幡「……なんすかここ……は」


八幡「……え」

平塚「新入部員の比企谷八幡だ」


八幡「は?」


平塚「君にはここで部活動をしてもらう」

八幡「ちょっと待ってください」

平塚「何だね」

八幡「意味がわかりません」

平塚「君は人生に意味のある出来事ばかりが起こると思ってるのかね」

八幡「はい?」

平塚「まぁ仮入部みたいなものだよ……」

八幡「いや、だから」

平塚「では、後は頼んだぞ。雪ノ下、由比ヶ浜」


八幡(話をまったく聞いてくれないうえに丸投げしていきやがった)


雪乃「……」

結衣「……」

八幡「……えーっと……お久しぶりです?」

八幡(何で俺から話しかける空気になってんだよ……)


誰sideを見るか安価下5まで多かった人物


結衣side


結衣「……ヒッキー……あたしね……ヒッキーの事が……」


八幡「……由比……ヶ浜?」


結衣「……好きです」



結衣「はっ!?」


結衣「……ゆ、夢?」


結衣(とうとうヒッキーが入部してきた)


結衣「……けど、どうみてもヒッキー警戒してる……」


結衣(確か最初の依頼って彩ちゃんだったよね?)

結衣「今日あたりにでもあの場所に行ってみよう」


八幡「……」モグモグ


結衣「やっぱりここにいた」

八幡「え……」

結衣「やっはろー」

結衣(ヒッキーってこの場所好きなんだよね)

結衣「お昼ここで食べてたんだ?」

八幡「……ああ」

八幡「由比ヶ浜はどうしてこんなとこに」

結衣「あたし?あたしはじゃん負けしてさー」ドッコイショ

八幡(何故隣に座るんだ……)

八幡「……」

結衣「……良いとこだね……ここ」

八幡「……そうだな」

八幡(……聞いてみるか)

八幡「……なぁ、由比ヶ浜」

結衣「ん?」

八幡「何で俺の」

戸塚「こんにちは」

結衣「あ、彩ちゃん。やっはろー」

八幡「……」

結衣(……ごめんね。ヒッキー)


結衣「休憩?」

戸塚「うん。休憩だよ」

結衣「ヒッキーは彩ちゃん知ってる?」

八幡「……俺に女子の知り合いなんて……」

八幡(………考えたら少しはいるな)

戸塚「……僕男の子なんだ」

八幡「……はい?」

―――

奉仕部

八幡「……」ペラペラ

結衣「……」ポチポチ

雪乃「……」ペラペラ


八幡(一体なんのための集まりなんだこれは……奉仕活動ってどういうことするんだよ……)

コンマ下3までにゾロ目ならイベント


一時間後


八幡(……帰っていいかなぁ……これ)


結衣「……あ、ゆきのんこれすごくない?」ポチポチ

雪乃「なにかしら?」


八幡(……二人の仲は良さそうには見えるな)



誰sideを見るか安価下5まで多かった人物


川崎side

朝5時

ガラガラ

川崎「……ただいま」

大志「姉ちゃん」

川崎「……大志……あんたこんな時間まで何してるの」

大志「それはこっちの台詞だよ」

川崎「……あんたには関係ないよ」

大志「なっ!」

川崎「……疲れてるから寝させて」

大志「……待ってよ!姉ちゃん!」

川崎「うるさい京華がおきるでしょ」

バタンッ


川崎「……疲れた……でも後少しで学校……二時間だけ……」スゥ


「愛してるぜ!川崎!」


川崎「……っ!」ガバッ

川崎「……」ボー

川崎「……やばっ。遅刻」

川崎「……どうせ遅刻だしゆっくりいこ」

コンマ下3までにゾロ目ならイベント


平塚「えらく重役出勤だな」

川崎「すいません」

平塚「ここのところ増えてるようだが……何かあったのか?」

川崎「何でもないですよ」

平塚「……ふむ。君がそう言うなら仕方ないな……さて、もう一人の重役はいつくるか」

川崎(もう一人の重役?)

平塚「なぁ?比企谷ぁ?」

八幡「……」ビクゥ

八幡(何で気付かれてるんですかねぇ!)

平塚「話を聞かせてもらおうかぁ?」

八幡「いや、これはですね、あのですね」

平塚「問答無用だ!」


ドタバタ


川崎「……」クスッ

川崎「バカみたい」


八幡「……ひどい目に遭った……」

川崎「おはよ」

八幡「お前は何でしょっぴがれないんだよ」

川崎「さぁ?日頃の行いじゃないの」

八幡「そうですか」

川崎「……あんたは聞かないんだ」

八幡「何を」

川崎「……いや、何でもない」

八幡(遅刻したりする理由なんて聞くかよ……だいたい一年の頃から優等生だったやつが急にサボりだすっていったら、聞いていい理由じゃないだろうしな)

八幡「……はぁ」

八幡(多分平塚先生もわかってるんだろうけど……それでも俺に対する仕打ちは酷くないかなぁ……奉仕部とかいう意味不明な部にぶちこむし)


放課後

八幡「……行きますか」


八幡(嫌なはずなんだけど足が勝手に向かってしまう……これが日本人の悲しい習性なのかなもな)


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


平塚「ああ、比企谷。悪いが部室へと荷物を運んで貰いたいんだ」

八幡「……わかりました」


職員室への道中出会うのは

コンマ下1
奇数いろは
偶数陽乃


陽乃「およ?比企谷くんー。久しぶりー」

八幡「あ……どうも」

平塚「陽乃」

陽乃「やっほー。静ちゃん。文化祭以来かな?」

平塚「今日はどうしたんだ」

陽乃「めぐりに生徒会の相談受けてね」

平塚「……ほう。それだけのためにわざわざ来るようなやつだったかね」

陽乃「もー。ひどいなぁ静ちゃんはー」

陽乃「比企谷くんもそう思うよねー?」

八幡「はぁ……どうでしょうか」

八幡「……先生とはどういったご関係で?」

陽乃「……私の先生だったんだよー」

平塚「手を焼かされたものだ」

陽乃「えー?そんなにかなぁ」

八幡(……だったらなんであの時……)

―――

八幡「……」

八幡(荷物を受け取ったのはいいが)

陽乃「……」ニコニコ

八幡(……どうして陽乃さんまで付いてくるんだ)

陽乃「元気だった?」

八幡「まぁそこそこには」

陽乃「そっかそっか。雪乃ちゃんやガハマちゃんとは仲良くやってるのかなぁ?」

八幡「……何でそう思うんですか?俺雪ノ下さんにそういう話したこと……雪ノ下?」

陽乃「あれ?気がついてなかったの?」

陽乃「私、雪ノ下雪乃ちゃんのお姉ちゃんだよ」

八幡「……まじですか」

陽乃「あはは。君らしくないね。頭の回る君ならとっくに気がついてるかと思った」

八幡「……じゃあついでに聞いていいですか」

陽乃「なーに?何でも聞いていいよー?」

八幡「……どうして文化祭の時初めてだって嘘を?」

陽乃「……」ニヤリ

陽乃「そこら辺はちゃんと気がつくんだ」

八幡「……」

陽乃「……特に理由はないよ?強いて言うならちょっとあの子とお話したかったからかな♪」

八幡(この人は敵に回すと絶対におっかないな)

ごめん抜けてた

コンマ下3までにゾロ目ならイベント継続

奉仕部

八幡「よっと」 ドサッ

陽乃「お疲れー」

結衣「やっはろー!なにその荷物……あれ?陽乃さん?」

雪乃「こんにちは比企谷くん」

陽乃「雪乃ちゃんお姉ちゃんには挨拶してくれないの?」

雪乃「呼んでないもの」

陽乃「酷い!比企谷くーん。雪乃ちゃんが虐めるよー」

雪乃「ね、姉さん、比企谷くんから離れなさい」

陽乃「ほらー。そんなに怒ってるとまた嫌われちゃうよ?」ギュー

雪乃「姉さん……」

八幡(……あの二人の間に挟まれてる俺を誰か助けてくれませんか)

結衣「ちょ!二人ともやめてってば」

八幡(由比ヶ浜!初めてお前がいいやつに見えるぞ)

雪乃「由比ヶ浜さん……でも」

結衣「ヒッキーも困ってますから陽乃さんも離れてあげてください」

陽乃「んふふ。しょうがないなぁー」

陽乃「それじゃあ私は用があるからこれで。またね!比企谷くん」

八幡「……やっと解放された」


結衣「大丈夫?ヒッキー」

八幡「ああ。助かった……由比ヶ浜」

結衣「えへへ」

雪乃「何か姉さんようにトラップでも設置しようかしら」

結衣「あ、あはは」

八幡(どうやら仲がいいとは言えないみたいだな)


誰sideを見るか安価下5までに多かった人物

安価の方ですが今後多数決と通常の安価方式を交互に使っていこうと思います


結衣side

結衣「……ねぇゆきのん」

雪乃「なにかしら?」

結衣「彩ちゃん依頼こなかったね」

雪乃「……そうね」

結衣「一応前みたい聞いてみたんだけど今は皆頑張ってるって言われちゃった」

雪乃「……それはいいことね」

結衣「うん……いいことなんだけどさ」

雪乃「……不安が残るのね」

結衣「うん……やっぱりあたしたちの知ってる過去じゃなくなってる」

雪乃「でも彼は入部したわ」

結衣「……そう……だけど」

雪乃「確かに戸塚くんの依頼が来なかったのはおかしい……けれどそれは後から来る可能性もあるわ」

雪乃「今の問題はやっぱり林間学校よ」

結衣「そう……だけど」


ガラガラ

八幡「よっと」ドサッ

陽乃「お疲れー」

―――

雪乃「今日はここまでね」

結衣「うん」

八幡「はいよ」

コンマ下1
奇数雪乃
偶数陽乃
ゾロ目八幡


結衣(やっぱりゆきのんともう少し話し合おう)

結衣「ゆきのんー。今日これから暇?」

雪乃「……そうね。特に用はないわよ」

結衣「ゆきのんの家に行ってもいいかな?」

雪乃「……わかったわ」

結衣「ごめんねー。急に」

雪乃「構わないわよ。ただ……帰りに買い物によってもいいかしら?」

結衣「全然大丈夫!それじゃあね!ヒッキー」

雪乃「さようなら」

八幡「ああ」


「―――好きです」



小町「おにーちゃんー起きてー」

八幡「んー」

小町「学校だよー……うわ凄い顔」

八幡「……」ボー

小町「……涎」

八幡「……顔洗ってくる」

小町「うんー」

小町「……泣いてた?」


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


教室


八幡(今日も川崎は遅刻か)

八幡(何やってんだあいつ)

結衣「……」

三浦「……結衣?」

結衣「あ!なになに?」

三浦「何かあったん?」

結衣「何でもないよー」


平塚「おらー、お前ら席につけー」


誰sideを見るか安価下3


いろはside

いろは(折角総武入ったのに……)

いろは「なかなか先輩と会えない」

いろは(しかも陽乃さんには私が巻き戻ったのばれてるし)

いろは(結衣先輩や雪ノ下先輩まで戻ってるならほんとにアドバンテージ無いし……)


いろは「いっそのこと奉仕部に入部しようかな」

いろは(……食堂にでもいってこよ)

コンマ下1
奇数めぐり
偶数葉山
ゾロ目八幡


食堂

いろは(人多すぎ……パンも買えやしないし)

葉山「……ん?久しぶり一色さん」

いろは「……ああ、葉山先輩。お久しぶりです」

葉山「よかったちゃんと総武入れたんだ」

いろは「ええ。その節はお世話になりました」

葉山「気にしないでいいよ。俺もあそこの展示に興味があったから」

いろは「そうなんですか」

いろは(……そのわりには速攻で帰ってたような)

葉山「パンをかいに来たのかい?」

いろは「はい。弁当忘れたんで」

葉山「そっか……惣菜と菓子パン。どっちがいい?」

いろは「どちらでも構いませんが」

葉山「わかった。少し待ってて」

いろは(あー、流石葉山先輩だー。こういう目に見えるところでイイ人なんだよね)


葉山「はい、一応適当に取ってきた。好きなの取って」

いろは「それじゃこれとこれで……お金も」

葉山「たしかに」

いろは「……聞きましたよ。大会での活躍」

葉山「あはは……たまたまだよ」

いろは「いやいやー、一年のクラスにもその噂はかねがね」

葉山「はは、まいったな」

いろは「……」

葉山「……」

いろは「無理に背負うことないのに」

葉山「……そうかもね」

いろは「それじゃ、パンありがとうございました」

葉山「一色」

いろは「はい?」

葉山「……君も気負いせずに自由にすればいいと思うよ」

いろは「……はい!」


奉仕部

結衣「もうすぐテストだからさ、皆で勉強しようよ!」

雪乃「構わないわよ」

八幡「……俺は一人で」

結衣「小町ちゃんも来るって言ってたしさ!」

八幡「……まじかよ……」

雪乃(由比ヶ浜さん……また危ない橋を渡ってるわよ)

結衣「サイゼにレッツゴー」


サイゼ

八幡(小町を餌に釣られたが本当にくるのか小町のやつ)

結衣「飲み物でも頼んでおこうか」

雪乃「そうね……」


小町「やっほーお兄ちゃん」

大志「……ども」

八幡「……ちょっと待て」

小町「どしたのお兄ちゃん」

八幡「小町……誰だそいつ」

小町「小町のお友達だよ?」

八幡「本当にお友達なだけなんだろうな」

小町「本当だってー」

小町(何かお兄ちゃん何時もよりシスコンな気がする)

大志「まぁまぁ落ち着いてお兄さん」

八幡「お前にお兄さんと呼ばれる筋合いはない」

小町「えっと……こちら川崎大志くん」

小町「で、こっちがうちの兄です」

大志「どうも、川崎大志っす」

八幡「お前を弟とは認めん」

小町「お兄ちゃん……」

雪乃(話が進まないわね)


八幡「……川崎?」

雪乃「それで、川崎くんはどうしたのかしら?」

結衣「あたしたちと勉強しにきたの?」

大志「いや、今日は折り入ってお願いが……」

小町(何て言うか二回目って色々としんどいなぁー)

――

八幡「……急に帰りが遅い……ねぇ」

大志「そうなんです……学校からも遅刻してるって連絡があったし」

雪乃「……」

結衣「……」

小町(あれ?二人はだんまりで行くのかな?てっきりささっと解決するのかと思ったけど)

八幡「……」

八幡(確かに二年になってから遅刻が目立ち始めたが……)

大志「姉ちゃん塾にも通ってるし元は真面目だったのに……それに最近冷たいし」

八幡「……バイトでもしてるんだろうな」

大志「そ、そうっす!何でわかったんすか?」


八幡「……それぐらいしか思い付かんぞ」

コンマ下1

奇数で川崎のもとへ


八幡「……よう」

川崎「何やってんのあんたこんな時間に」

八幡「遅刻しただけだよ」


川崎「……そ」

八幡「バイトはじめたのか」

川崎「……うん」

八幡「……そうか」

八幡「大学行くつもりなんだよな」

川崎「うん……家族に迷惑かけたくないから」

八幡「……なら、そのこと大志にもしっかり教えてやれ」

川崎「……あんた、なんで」

八幡「お姉ちゃんの事が心配なんだとよ」

川崎「……大志に言ったら気を使わせるから」

八幡(だと思ったよ……こいつ変に繊細なとこあるもんな)

八幡「……バイト代、何に当ててるんだ」

川崎「塾と大学費用」

八幡「……そっか」


廊下

平塚「……よー比企谷ぁ川崎」

平塚「仲良く社長出勤してくるとはいい度胸だなぁ」

八幡「……げ」

川崎「おはようございます。先生」

平塚「川崎よ、いくら成績が優秀だろうが出席点が足りなければ留年するんだぞ」

川崎「……」

平塚「君もわかっているんだろう?このままでは不味いことぐらい」

川崎「先生」

平塚「何だ?」

川崎「先生もこのままじゃまずいってわかってるんじゃないですか?結婚とか」

平塚「ぐはっ!」ガクッ

川崎「それじゃ」テクテク

八幡(……容赦ないな……)

平塚「……比企谷」

八幡「……何ですか?」

平塚「……少しは彼女の話は聞けたか?」

八幡「……少しなら」

八幡(何だかんだでいい先生なんだよな……誰か貰ってやれよ)

誰sideを見るか安価下5まで多かった人物


静side

平塚「……ふぅ」

教師「お疲れのようですね」

平塚「……ははっ。そうかもしれませんね」

教師「今日も遅刻でしたか」

平塚「そうですね」

教師「平塚先生が甘いんじゃないですか?」

平塚「ははは。返す言葉もありませんよ」

教師「よければ私が」

平塚「いえ」

教師「……」ムッ

平塚「彼女は今壁のようなものに当たってるんですよ」

教師「壁ですか。ではこのままでは押し潰されるんじゃないですか?」

平塚「どうでしょうか」

教師「平塚先生……」

平塚「確かにそれを無くすのは我々の仕事かもしれません」

平塚「ですが、何でもかんでも介入していては彼女達のためにはなりませんよ」

教師「その結果……彼女が留年するかもしれないんですよ?」

平塚「……確かにそうなるかもしれませんね」

教師「そうなられては困るんですよ。学校としてもね」

平塚「……もう少し様子を見てやってくれませんか」

教師「……はぁ。何故平塚先生はそうまで彼女を信じられるんですか」

平塚「……生徒ですから」

平塚(……やれやれ。うるさいものだ……)


奉仕部

結衣「どうだったー?」

八幡「ああ、バイトしてる理由は聞けたぞ」

雪乃「……そう。何だか意外ね」

八幡「なにが」

雪乃「貴方が彼女のために動くのも、彼女が貴方に理由を教えたのもよ」

八幡「……一年の時から知ってる奴だからな」

雪乃「そう」

結衣(あ、これもしかしてゆきのん妬いてる?)

雪乃「……それで、解決策は見つかりそうなのかしら?」

八幡「いや、どう考えてもわからん」

結衣「え」

雪乃「!」

八幡「なんだよ?」

結衣「ううん。何でもないんだけど……」


雪乃「大志君に聞いたのだけど彼女の塾はここらしいわ」ガサッ

八幡「へぇ。結構でかい塾なんだな」

結衣「……ヒッキーは塾行ってないの?」

八幡「ああ……行こうと思ったんだけどな……」ガサッ

雪乃「……」

八幡「……これは」

結衣「なになに?」

八幡「……スカラシップ……か」


川崎「……」フラフラ

八幡「……大丈夫か?」

川崎「……おはよ」

八幡「……無理しすぎなんじゃねーの」

川崎「……平気」

八幡「バイト掛け持ちまで始めたんだって?」

川崎「またあの子は余計な……」

八幡「……ほら」

川崎「……なにこれ……うちの塾のチラシ?」

八幡「下の方読んでみろ」

川崎「……スカラシップ」

八幡「それとって少しバイトの時間減らせばいいんじゃないのか」

川崎「……」

八幡「……」


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡「あれで解決になるのかねー」

小町「なーにをぶつぶつ言ってるの」

八幡「あ、小町ー」

小町「なーに?」

八幡「俺が急に朝帰りとかしはじめたらどうよ」

小町「そんなことを妹の小町の前で言うのはポイント低いよ」

八幡「……まぁそうだわな」

小町「でもー。大志くんのお姉さんみたいに働くんだったら小町泣いちゃうかも」

八幡「バイトぐらいなら俺だってするっての」

小町「違うよー。朝まで働いちゃうなんて小町寂しくて泣いちゃうってこと」

八幡「……」

小町「なーんてね。今の小町てきにポイント高い!」

八幡「……八幡てきにもポイント高かったぞ」ナデナデ

小町「……えへへ」


誰sideを見るか
安価下3


小町side

小町「何だかんだでもうすぐ夏休みだねー」

八幡「ああ」

小町「ねぇお兄ちゃん」

八幡「何だよ」

小町「好きな人できた?」

八幡「……はい?」

小町「だーかーらー好きな人」

八幡「いないっての」

小町「えー?じゃあさーバレンタイン」

八幡「?」

小町「チョコ貰ってたよね?」

八幡「……」

小町「あれ誰のだったのー?」

八「……黙秘する」

小町「えー?じゃあじゃあ、ホワイトデーの時のあれは?」ツンツン

八幡「……うぜぇ」

小町「えー?」


小町「……もー。お兄ちゃんは本当に」

小町(……ほんと前途多難だなぁ)

コンマ下1
奇数雪乃とメール
偶数いろは
ゾロ目なら八幡とお出掛け


プルルル

小町「……雪乃さん?」


小町「……今度会えないかしら……聞きたいこともあったし丁度いいや」


小町「了解ですー……と」


小町「……お兄ちゃんはお嫁さん見つけてくれるのかなぁ」


―――


八幡「後三日で休みか」

小町「そうだね」ゴソゴソ

八幡「何してんだ?」

小町「準備だよー」

八幡「どっかでかけるのか?」

小町「うんー。まだ先だけどね」

八幡「こんな荷物持って……家族旅行の予定なんてあったっけ」

小町「まぁまぁ、お兄ちゃんは気にせずあと少しの一学期をちゃんと過ごすことー」

八幡「あ、ああ」


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


教室

川崎「おはよ」

八幡「……はやいな」

川崎「うん」

八幡「……」

八幡(……何とかなったんだな)

川崎「……ありがと」

八幡「……」

誰sideみるか安価下5まで多かった人物


川崎side


平塚「やぁ川崎」

川崎「……どうも」

平塚「頑張ってるみたいだな」

川崎「……その節はどうも」

平塚「なに、私はなにもしてはいないよ」

川崎「……親を説得してくれたの先生でしょ」

平塚「……はて、何の事かな」

川崎「……」

平塚「礼なら比企谷達に言うといい」

川崎「……そうします」


平塚「ああ、そうだ……川崎」

川崎「はい?」

平塚「君の夏休みの予定を少し貰えないかね」

コンマ下3までにゾロ目なら林間学校に川崎参加


川崎「……」

平塚「どうかね?」

川崎「すいません。その日は家族旅行入ってるんで」


平塚「……」ガクッ


平塚「そ、そうか……なら仕方ないな」

川崎「は、はい」

平塚「なーに、気にすることはない。存分に楽しんできなさい」

平塚「ではな」

川崎(先生……背中が寂しそうなんだけど)

平塚(くそぉ……すっごくかっこよく決めたのになぁ……)

平塚「……家族旅行……家族かぁ」トボトボ

平塚(かたや幸せに家族旅行……かたや生徒の引率)

平塚「……うぅ……結婚したい」


奉仕部

八幡「……この部活ってさ」

雪乃「どうしたの?」

八幡「休み中は活動ないよな」

雪乃「……そうね。特に考えてないわよ」

八幡「そうか」

結衣「あ!はいはい!じゃあ夏休み皆で遊ぼーよ!」

八幡「嫌だ」

結衣「少しは考えてよ!?」

雪乃「……ごめんなさい由比ヶ浜さん。私も忙しいわ」

結衣「ぅ……そっかぁ……」

八幡「……」

八幡(休みはゆっくりできるな)

コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡「んじゃお疲れ」

結衣「うんー。またねー」

雪乃「さよなら」

八幡(久しぶりに本屋でも行ってみるか)

誰sideを見るか
安価下3

雪乃side

雪乃「……結局彼は変わってなかったわね」

結衣「……うん」

雪乃「彼がどう出るかを確認したかったからあえて黙ってたけど」

結衣「結局前みたいになったね」

雪乃「……と言ってもチラシを見せたりはしたけれど……」

結衣「でも……」

雪乃「ええ……もし林間学校にいって鶴見さんを見たら彼は必ず同じことをするわ」

結衣「それは……嫌だね」

雪乃「そうね……」

雪乃(そして彼は文化祭……修学旅行と同じように……)

雪乃「させないようにしないと」


結衣「うん」


雪乃(さて、帰ろうかしら)

コンマ下1

偶数直帰
奇数スーパー
ゾロ目本屋


雪乃「……今晩ぐらいの材料は冷蔵庫にあるわね」



ガチャ


陽乃「おかえりー」

雪乃「……」

ガチャ

陽乃「あはは。何ベタなことしてるのー?」

雪乃「……姉さん……不法侵入よ。どうやって入ったの」

陽乃「合鍵使ってだけど」

雪乃「……返しなさい」

陽乃「んー。返してもいいけど条件があるよー」

雪乃「条件?」

陽乃「そんなに睨まなくても大丈夫だよ?簡単なことだからさ♪」


八幡「……やーっと夏休みだ」

コンマで連絡先を交換した人物から連絡があります

コンマ下1
1,4,7川崎
2,5,8いろは
3,6,9陽乃

0やゾロ目なら指定人物と外で出会います

>>830が指定なければ安価します


いろは「あ、もしもし先輩ですかぁ?」

八幡「……ああ」

いろは「あーそびましょー」

八幡「ことわ」

いろは「いいじゃないですかぁー」

八幡「あれだよあれ。あついだろ?」

いろは「……」ニヤリ

いろは「んじゃー決まりですね」

八幡「……はい?」


―――

プール前

いろは「いやー。夏と言えばここでしょう」

八幡「何でそうなるんですかね……」

いろは「とか言いながら来てるじゃないですかー。密かに水着姿に期待してるんじゃないですかぁ?」

八幡「違うから……小町がたまには外に出ろって追い出したんだよ」

いろは「へー。そーなんですかー」

八幡「……まじであつい……」

いろは「あれなら映画とかにします?私はどっちでもいいですよー?」


コンマ下1

奇数映画
偶数プール


八幡「映画で」

いろは「うっわぁ……即答ですか」

八幡「お前知ってるか?この時期のプール」

いろは「何がですか」

八幡「人地獄。プールの中は人人人。ろくに泳ぐこともできないし人とぶつかりまくる」


いろは「うわぁ……」


八幡「そんな中泳いでも嫌だろ?映画にしとこうぜ……」

いろは「確かに……何か気分が」

八幡(計画通り……誰がプールで運動するかよ……)


いろは「さて、映画館に来たわけですが」

八幡「ああ」

いろは「何見ます?」

八幡「好きなの選べよ……」

いろは「あれ?アニメっていうと思ったのに」

八幡「別に俺はアニメ以外も普通に見るぞ」

八幡(小町とか話題のDVDとか結構借りてくるし)

いろは「へー」

八幡「好きなの選んでいいぞ」

いろは「んー」

コンマ下1
奇数ホラー
偶数恋愛
ゾロ目アニメ


いろは「じゃあこれで」

八幡「……定番だな」

いろは「やっぱ駄目ですか?」

八幡「……大丈夫だろ」

八幡(……大体こういうのにはドロドロの展開があるはずだし、そこら辺を楽しみにすれば……)

いろは「それじゃあこれで」


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


いろは「微妙でしたねー」

八幡「……」

いろは「ドロドロとも純愛ともいえない展開でしたし」

いろは「先輩?」

八幡「……ああ。悪い何でもない」

八幡「お前……途中から映画見てなかっただろ」

いろは「え?そんなことないですよ?」

八幡(思いっきりこっち見てたんだよなぁ……)

八幡「……今更だけどちゃんと総武受かったんだな」

いろは「そーなんですよ!何でか学校で先輩とすれ違わないんですよねー」

八幡「そりゃ、俺の行動範囲狭いし」

いろは「ほんとーですよー」

八幡「……さて、帰るか」

いろは「……目的がなくなったらすぐ帰るのも変わってないんだ」

八幡「は?」

いろは「んーん。何でもないですよー。帰りますか」

八幡「……ああ」


誰sideを見るか安価下5までに多かった人物


川崎side


川崎「お先です」

店長「はい。お疲れ様」

川崎(あっつ……夕方だってのに)

川崎「……何やってんだろ……あいつ」

川崎(……何であいつの事なんて気にしてんの)

コンマ下3までにゾロ目ならイベント

川崎「けーちゃーん」

京華「あ!さーちゃーん」

川崎「お待たせ。帰ろっか」

京華「うん!先生さよーならー」

川崎「失礼します」ペコッ

先生「はい、さよーなら。気を付けてねー」


川崎「ちゃんといい子にしてた?」

京華「うん!」

川崎(折角時間ができたんだし……今はこうやってればいいかな)

川崎「帰りにアイス食べてこうか」

京華「アイスー!」

八幡「夏休みも中盤か……」

小町「宿題終わらないよー」

八幡「ちゃんと宿題しないと夏休みがループするぞー」

小町「……ループ?」ピタッ

八幡「……ネタだからマジに取らないでくれよ……」

小町「あ、うん」

八幡「どうしたんだよ」

小町「何でもないですよー。ただお兄ちゃんの厨二っぷりに呆れてただけだよー」

八幡「それはそれで酷いこと言ってるからな……」


コンマ下1
1,4,7陽乃
2,5,8川崎
3,6,9いろは


小町「お兄ちゃんー携帯なってるよー」

八幡「……どうせスパムだろ」

小町「ほいっ」

八幡「投げんなよ……って川崎?」

小町「え?川崎さん?」

八幡「暇してないか……」

八幡(暇と言えば暇だが外には出たくない)

コンマ下1
奇数で外出
偶数だと出ない


八幡「暇じゃないっと」

小町「暇なくせに……」

八幡「気分が乗らん……外には出たくない」

小町「もー……」

八幡「寝て過ごす……これぞ休み」

小町「最低だぁ」

誰sideみるか安価下1

結衣side

三浦「あつーい」

結衣「あついねー」

三浦「歩くのもめんどい」

結衣「あはは休憩しよっか」

三浦「んー」

―――

三浦「何かへんなんだよね」

結衣「何がー?」

三浦「……わかんないからイライラする」

結衣「へ?」

三浦「あ、アイス食べよーよ」

結衣「う、うん」


コンマ下1
奇数陽乃
偶数雪乃


雪乃「あら、由比ヶ浜さん」

結衣「ゆきのん!」

三浦「……雪ノ下さん」

雪乃「……由比ヶ浜さん。そちらのかたは?」

結衣(あ!そっか……ここでは初対面なんだ)

結衣「えーっとあたしと同じクラスの三浦優美子……」

三浦「……三浦」

雪乃「雪ノ下雪乃です。よろしく」

三浦「……うん」

自宅で寝てるとか機会が完全にないならゾロ目八幡は無くなるのか

>>916
そうなります

元々の流れだと普通に番号聞いてるのになんで聞く素振りすらないのん?なんか逆に好感度下がってない?


雪乃「それじゃあ」

結衣「うん!またねー」

雪乃「ええ。三浦さんもさようなら」

三浦「……うん」


結衣「どうかした?」

三浦「……もっとすかしてて仲良くなれそうにない嫌な奴だと思ってた」

結衣「あはは」

結衣(実際卒業間際まで争ってたんだけどね……)

結衣(ここでは仲良くなれたらいいなー)

>>924
番号を持ってるものだと勘違いして番号交換するのを忘れてるだけ


八幡「……休みが終わる」ゴロゴロ

八幡「休みが足りない……」

着信平塚静

八幡「何回目だよ先生……しかも長文……あれ下に……」

電話出ろ

八幡「……見なかったことにしよう」

小町「おにーちゃーん。準備してー」

八幡「あー?何を」

小町「はい。これとこれもって」

八幡「何だよ……一体」

小町「これから千葉にいくよー」

八幡「はぁ?」


平塚「まったく……君には呆れるぞ」

八幡「……小町さん……これは?」

小町「平塚先生お願いしますー」

平塚「うんうん。任せたまえ」

結衣「やっはろーヒッキー」

雪乃「こんにちは」

陽乃「ひゃっはろー」


八幡「由比ヶ浜に雪ノ下に……雪ノ下さん?」

陽乃「きちゃった♪後陽乃でいいよー?雪乃ちゃんと混ざっちゃうでしょ?」

八幡「ははは……勘弁してください雪ノ下さん」

陽乃「んもー。つれないなぁ」

小町「ど、どういうことですか」コソコソ

雪乃「……ごめんなさい。どうしても行くと聞かなくて」

結衣「ビックリしたよー待ち合わせ場所に行ったら陽乃さんもいるんだもん」

平塚「ほら、お前ら乗り込め」

乗り込む位置は

コンマ下1
偶数助手席
奇数後部座席


八幡「……」ガチャ

小町(さ……流石お兄ちゃん真っ先に助手席奪いに行ったよ)

八幡(後ろにのったら色々と後が恐い)


平塚「ふむ。比企谷が助手席か」

八幡(まだ先生と話してた方が安全な気がする)

八幡「よろしくお願いします」

陽乃「あー!私も助手席で静ちゃんと話したかったのにー」

雪乃「子供みたいな事を言わないの……置いていくわよ」

陽乃「ちぇー」


コンマ下3までにゾロ目ならイベント


八幡「……で、何処に向かってるんですか」

平塚「ふふふ……何時から」

陽乃「千葉村だよ♪」

八幡「千葉村?」

陽乃「うん」

平塚「千葉村にいくと……」

雪乃「そこで小学生が林間学校をやってるのよ」

八幡「何でそんなとこに?」

平塚「錯覚……」

結衣「皆の引率をしてほしいんだってー」

八幡「……小町に完璧に騙されたな……」

小町「えー?騙してないよー。千葉としか言ってないし」

平塚「……」ショボーン

陽乃「あ、そうそう、そこにある川で泳ごうって話だったけど比企谷くんはちゃんと水着もってきた?」

八幡「そもそも荷物すら用意してないんですけど」

小町「抜かりありませんよ!今度はしっかりと入れてきました!」

八幡「今度ってなんだよ……これが一度目だろ……二度目なんてないから……」

結衣「ま……まぁまぁヒッキー元気だして……ね?」

八幡「何で夏にまで奉仕活動することになるんだよ……休みに活動はないって言ってたじゃん……」

雪乃「あら、基本的にといったはずよ?」

八幡「……完全に詐偽の手口なんですが……」

雪乃「そう気に病むことはないわよ。余った時間は自由にできるのだから」

八幡「……はぁ」

八幡(どっちにしろ車に乗った時点で逃げられはしないか……)

平塚「……いいんだ……どうせ私なんか」

八幡「ど、どうしたんすか先生」


平塚「休憩にしよう……この後休む場所もない……手洗いにいくなり一服するなりするといい」

八幡(トイレだけでも行っとくか)



誰と喋るか

安価下5までに多かった人物
結衣
雪乃
陽乃
小町


結衣「ヒッキー!」

八幡「んー?」

結衣「わたあめ!わたあめ売ってるよ!」

八幡「このくそあついのによくそんな喉が乾くやつ食べようとするな……」

結衣「ほんとはりんごあめがあればよかったんだけどねー」

八幡「ここは夏祭り会場かよ……普通のインターに何を求めてるんだお前は……」

結衣「えへへ、それもそっか」

結衣(……あれ、ヒッキーから祭りの話題ふってくれた……これってチャンスじゃん!)


コンマ下1
ゾロ目なら祭りに誘う
それ以外なら妨害がはいる


結衣「あのねヒッキー!」

陽乃「比企谷くーん。ガハマちゃーん。出るよー?」

八幡「あ、はい」

八幡「……で、どうした?」

結衣「あー……ううん。また今度でいいや!行こっ!」パシッ

八幡「お、おい引っ張るな自分で歩く」

結衣「ほらほら、ちんたらしてたら置いてかれるよー」

八幡「そんなわけがあるか」


千葉村

陽乃「着いたねー……懐かしいなー」

静「各自荷物をまとめるように」

雪乃「……」キョロキョロ

八幡「どうした雪ノ下」

雪乃「いえ、何でもないわ」

雪乃(おかしい……葉山くんたちが来てない)

結衣「……あれ?」

陽乃「……どうしたの?」ニコニコ

結衣「あ……いえ」

八幡「……?」

小町「……ほら、お兄ちゃんは男なんだからこれ」

八幡「あ、ああ」

八幡(何か空気が変だったよな……今)


雪乃「先生」

平塚「なんだね?」

雪乃「引率は私たちだけですか?」

平塚「ああ……張り紙をしてはみたが結局希望者はこなかったよ」

雪乃「!」

結衣「……嘘」

陽乃「……」

平塚「どうした?そんなに意外かね?確かに内申点は貰えるがわざわざ休みの時に来る方が珍しいものだ」

雪乃「いえ、そういう訳では……」

陽乃(さーて、比企谷くんも隼人も無しでどう切り抜けるか見せてもらおうかなぁ……雪乃ちゃん♪)

誰sideを見るか安価下3

お疲れ様

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月07日 (水) 23:30:17   ID: RaRuhH27

期待してる

2 :  SS好きの774さん   2015年01月10日 (土) 03:32:45   ID: 6swF8fpP

おもしろい

3 :  SS好きの774さん   2015年01月10日 (土) 10:03:55   ID: sGYYDVTb

面白い!ぜひつづけてほしいです‼

4 :  SS好きの774さん   2015年01月10日 (土) 23:45:42   ID: W1PXAsNv

なにこれ本当に安価なの普通に面白いんだけど

5 :  SS好きの774さん   2015年01月11日 (日) 02:52:25   ID: aqTdQrWX

素晴らしいな

6 :  SS好きの774さん   2015年01月16日 (金) 03:34:25   ID: EQgkCYRr

めっちゃ面白いなー誰endでもいいから続きますように

7 :  SS好きの774さん   2015年01月16日 (金) 04:24:49   ID: VIjvn5CW

宣言する
このスレは荒れて終わる

8 :  SS好きの774さん   2015年01月16日 (金) 16:18:23   ID: MlagT1GL

おい、車中での千葉村ネタをつぶして静ちゃんをいじめるな!!!

9 :  SS好きの774さん   2015年01月16日 (金) 21:20:04   ID: _5HnohaT

続きがすごい気になる!
是非、完走して欲しいです!

10 :  SS好きの774さん   2015年01月17日 (土) 13:31:28   ID: fmnSAqDA

ひさびさの面白さ!
必ず完結して下さい!(^_^)ゞ

11 :  SS好きの774さん   2015年01月17日 (土) 21:44:32   ID: 3dTKmvhU

おお葉山なしかどうなるんだ

12 :  SS好きの774さん   2015年01月26日 (月) 22:19:09   ID: -c6kmFEJ

一応貼っておく次スレ↓

【安価】いろは「好感度MAXで」陽乃「強くてニューゲームだよ」【コンマ】
http://ssmatomesokuho.com/thread/read?id=266925

13 :  SS好きの774さん   2015年06月09日 (火) 10:39:54   ID: kSE8hyqx

安価スレだからメインが誰になるかはどうでもいい
だがそのメインから外れている戸塚がいないのはだめじゃないか!
八幡の癒しが!

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