【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 (1000)


Fateのssです。
基本的に安価、コンマで主人公である「貴方/貴女」を操り聖杯戦争を生きていきます。

1程悪く、9ならば良い結果になります。
0は特殊と扱い、あらゆる補正を受けません。

一部スキルやある宝具はぞろ目でも特殊判定とします。

連取りはコンマは許可しますが、安価の場合は下を採用します。
また、雑談なども下にします。
※場合によっては>>1の判断で再安価や安価下となる場合があります。
  ご了承ください。

※ですがこのスレは雑談一切ありません、もっと喋っても良いんですよ。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420449588

先代
【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419595586/#footer)

新ルール追加
※雑談も質問もオッケー! 質問の答えはその日の終わりにでも答えます。


それでは、貴方はどんな死徒でしょう。

死徒判定
9~7、十二真祖クラス
6~4、貴族
3~1、魔術上がり
>>下コンマ


うわーお、すごいね

んではでは、個性を決めましょう!
重要なのは個性です、ぶっちゃけ初代から先代までこの個性でキャラ付けされてますん。


はい! 個性どうぞ!
19:05の>>下3


すみません、間違えました。

19分でもう一度


これは難しいですね。
今度から一言限定にしましょうかね。

安価選択
1、正義の味方を目指してい「た」
2、正義の味方にはなりたくない
3、悪者を目指してい「た」
4、悪者にはなりたくない
>>下3


お風呂行ってました


『悪の拒絶、4』
貴方「ドンだけ落ちても悪者はやだなー」

ついでに忘れていた二個目のスキル
1、【封印指定】
2、もう良いです
>>下3


それでは、どの時空での戦争でしょう
1、第四次時空
2、第五次時空
>>下2


ほむほむ、ではでは。

外来? 地元?
>>下2


番号付け忘れたこちらのミスですし、こちらこそごめんなさい。

貴方の外見年齢と精神年齢。

外見年齢
自由安価、だいたいどれ位でしょうか。
20:10の>>下2

精神年齢
どれ位なのか。
20:15の>>下3

あ、外来で行きます

20歳

100歳


見た目、中年+中身、中年≒中年


ではでは、第五次時空の参加者を選出しましょう!
>>下
>>下3
>>下5
どうぞ!

獅子GOさん


精神年齢は実年齢とは関係ありません。

獅子GOさん←強敵、イリヤ←強敵、トッキー←まぁ強敵

ではでは、残りの参加者もどうぞ!
>>下2
>>下4
>>下6
出て来いやぁ!

フィオレ


桜、おじさん、士郎ですね。


サーヴァントの召喚方法はどうします?
1、相性召喚 ※外れは怖い
2、コンマ召喚 ※当りはすくない
>>下3


ではでは、どうぞ!

98、セイバー
76、ランサー
5、アーチャー
4、ライダー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下2コンマ

ご飯食べてきます


そぉれ!

98、剣に選ばれた王様
7、剣に選ばれた王子様
6、白銀の剣士
54、絢爛豪華な皇帝
3、無口な英雄
2、男勝りな剣士
1、鬱陶しい顔の黒い騎士

>>下コンマ

ほい

赤王様か


赤王ですね、赤ちゃまに決定どす。
やったぜ!

獅子GOのサーヴァント
98、ランサー
76、アーチャー
5、ライダー
43、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ

真名
21:10の>>下2

えい

武蔵坊弁慶


どっちのヴーラドだっ!

奇数、APO
偶数、EX
>>下コンマ

エクストラの方か


嫁嫁うっさい方のヴラドになりました、ジッサイコワイ!

イリヤのサーヴァントです!
98、アーチャー
7、ライダー
6~4、バーサーカー
3、キャスター
21、アサシン
>>下2コンマ

21:22の>>下2で真名

織田信長


一瞬0が見えて、「ひぇぇ、人がくしゃみして鼻血出している間に何してんだ」って思いました。
0だとエクストラクラスが出てきます。

そしてトリスタン……。

トッキーのサーヴァントです。
9~7、ライダー
6~4、バーサーカー
32、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ

21:33の>>下で真名

ほい

ナーサリー・ライム


キャス狐ですね、良い妻になるんだよ(ホロリ

桜のサーヴァント選出だ!
9~6、ライダー
54、バーサーカー
3~1、アサシン
>>下コンマ

21:43の>>下2で真名

パションリップ(気配遮断A+)


桜&腕ハサン! 爺の介護はどっちだ!

おじさんでぇす!
9~7、ライダー
6~1、バーサーカー
>>下2コンマ

21:50の>>下2で真名

のこった士郎は21:53の>>下3

ヘラクレス(ゲス顔)


おじさん+金ちゃん
士郎+メドゥーサです
では、友好度判定


獅子GO >>下2コンマ
イリヤ >>下4コンマ
トッキー >>下6コンマ
どりゃあ!

えい

とりゃあ

えい


イリヤ好感度 >>下コンマ
トッキー好感度 >>下2コンマ

イリヤとは相思相愛か


イリヤ→貴方【親友】
貴方→イリヤ【親愛】

トッキー→貴方【注意】
貴方→トッキー【敵視】を取得しました


おらおら、どんどん行くぜ!
桜 >>下コンマ
おじさん >>下3コンマ
士郎 >>下5コンマ
よいしょお!

えい

とう


おじさん好感度 >>下コンマ
士郎好感度 >>下2コンマ

えい


おじさん→貴方【苦手】
貴方→おじさん【友情】

士郎→貴方【良い人】
貴方→士郎【良い奴】を取得しました

ついでに赤王好感度 >>下コンマ


赤王→貴方【おっさんでは無いか! 余は不満だ!】
貴方→赤王【苦手】を取得しました。

では、ちょっとプロローグを書いてきます。




猛吹雪と大森林……そして、その奥に聳え立つ城。

黒いレンガで覆われたそれは、まさしく来るものを拒む城本来の姿を堂々と現していた。


「あー……そろそろかなぁ」

その城の主は、窓を見つめそう言った。

「……こうも早く始まるなんて……やれやれ」

その窓には霊器盤が映っており、すでに二つ……バーサーカーとアサシンが召喚されていた。

「はぁ……ぼかぁもうオッサンなんだけどさぁ……辛いね、収集家ってのは……」

そう言い手を横に振るい、窓は霊器盤ではなく外の景色を写す。

「やれやれ……さっさとケリをつけなきゃね、っと……」

彼がそう言うと城の召使達がそそくさと彼の用意した荷物を持ってくる。

「…………」
「はいはい、触媒ねありがと」

「…………」
「おっと、飛行機のチケットは君が持っていたか」

「…………」
「おいおい、お金はこんなにいらないよ……しょうがないなぁ」

「…………」
「うん、じゃあ行ってくるから……僕以外のオッサンは入れないでね~」

「…………」

召使達は、主に手を振り別れを伝える。



「あー……素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。……んーと、なんだこりゃ」

まったく、僕がこの国に来るのはまだ数回程なのに、あの子達訳を書いてくれてないじゃないか。

はぁ、こう言うのはパパッと終わらせたいんだけどなぁ……。

「うーんと……我は常世総ての悪を敷く者。 汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」


突如、ホテルの部屋が光に覆われる。

セイバー「……此度の聖杯戦争にて、セイバーとして余は呼ばれた……ふむ、そなたが余の奏者か?」

「……ああ、よろし―――」
セイバー「っな!? オッサンではないか!」

……確かにそうだが。

セイバー「な、なぜ余の奏者がオッサンに……」

「いやいや、ぼかぁちゃんと君を触媒を使って呼んだんだよ?」

セイバーに召喚に使った触媒……コロッセオの土を見せる。

僕はれっきとしたセイバーのマスターだと言う事をちゃんと理解させる。

セイバー「う、うぐぐ……いやだ! ヤダヤダヤダヤダッ! オッサン奏者はやだ! 余ヤダ!」

「そんなぁ……」

これは……今回は随分と前途多難な収集活動になりそうだ……。




.


本編始まる前に。

太陽判定
>>下コンマ

衝動判定
>>下2コンマ

赤王様がマスター嫌うのて珍しいな


太陽? 平気に決まってるだろ
衝動? 血も収集しちゃうよ!


判定
>>下コンマ 領地持ち+2


血はやっぱり新鮮な方が良いよね!


この貴方、結構アグレッシブですね、オッサンなのに。

一日目、朝


セイバー「…………」

貴方「ははは、ほらほらセイバーちゃん、そんなにプリプリしないでさ……」

セイバー「……っふん!」

……少しショックだったみたいだ……。

いや、こっちの方が重症なんだけどさ。

貴方「あー、じゃあ僕は隣の部屋を新しく借りるから、セイバーちゃんはゆっくり休んで落ちついたら来な」

セイバー「……ん……」

……その反応に僕が一番傷ついているんだけどなぁ……ははは。



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下

3セイバー


貴方「よいしょっと……」

ちょうどいい物は、っと……洗面所の鏡が良い感じか。

貴方「なにか映ってくれよ……『秘蔵蒐集(コレクション・ダウングレート)』……っと」

手をかざし、それを振るうと鏡が別の場所を映し始める……。



調査判定
5以上で成功
>>下コンマ 初日:-2

ほい


貴方「へぇ……今の学校ってこうなってるんだねぇ……」

……なかなか……いやいや!

結局マスターらしき人物は映らないじゃないか!

貴方「はぁ……オッサンって言われてショックだったのかなぁ……ぼかぁ自覚している方なんだけどな~」

……しょうがない、一旦やめよう。

貴方「ふぅ……そろそろ昼か……」



.

一日目、昼


貴方「うっおぉぉぉ……負けるな僕ぅぅぅ……」

た、太陽に負けるんじゃないぞぉぉぉ。

貴方「よ、よし……勝った……」

また、連勝記録を積み重ねてしまった……。

貴方「あいててて……腰痛めた……」



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下

3イリヤ


貴方「はぁ……虚しい」

城に帰ればみんなが暖かく接してくれるのに……こっちに来た途端「オッサンはヤダ」だもんなぁ……。

貴方「……セイバーちゃん、僕出かけるから……呼んだら来ておくれよ」

扉越しに呼びかけてみる。

セイバー「……わかった」

返事は辛うじてしてくれるらしい。



貴方「はぁ……外に出てみては良いものの……オッサン干からびちゃうよ」

しかし……ホテルに戻っても待ってるのは冷え切った主従関係だけ……。

イリヤ「……あれ、おじさん日本に帰ってきていたの!?」

貴方「おや、イリヤちゃん……ああ、戻って来たんだ……どうだい? 士郎君とは」

イリヤ「ちゃんと私が面倒見てるわっ!」

それは頼もしい。

イリヤ「ねぇ、ちょっとあそこの喫茶店に入らない?」

貴方「あ、ああ……そうしてくれると嬉しいよ」



会話候補
>>下1~下5まで候補

イリヤは今日も君は可愛いな、君は雪の妖精のように美しい


貴方「ふぅー……やれやれ、ここに着いて初めてまともに接してくれる人に会えて嬉しいよ 」

イリヤ「あら、そうなの?」

貴方「ああ、反抗期の娘って奴がちょっとわかったね」

……世界中の反抗期の娘、息子を持つ親は大変だなぁ……。

貴方「……イリヤちゃんは今日も君は可愛いな、君は雪の妖精のように美しい」

イリヤ「もう! おじさんったら! おじさんだって変わらず元気そうね」

貴方「ああ、そりゃあもちろんさ……イリヤちゃんがこうもしっかりしていると、士郎くんはさぞ逞しい青年になってるんだろうなあ……」

イリヤ「あはは、そんなこと無いわ、まだまだへっぽこよ」

ははは、そいつは手厳しい。

貴方「じゃあ、今度そっちに行ってもいいかな?」

イリヤ「ええ、いつでも待ってるわ! ぜひ来てね!」

貴方「ははは、楽しみだなぁ」

イリヤ「うふふ、私士郎にお料理教えて貰ったの、おじさんが来たら振舞ってあげる」

貴方「お、そりゃあ楽しみだ」

イリヤ「ええ、私は待ってるから……いつでも来てね!」


そう談笑し、二人で喫茶店で昼を過ごす。

イリヤ「……おいしいでしょ? この紅茶」

貴方「ああ、上品な甘みだ」

イリヤ「そうでしょ? お気に入りなの」


さて、っと。

貴方「……しかし、流石にこんだけ近いとお互い分かっちゃうもんだね。 参ったなぁ」

令呪を見せ、イリヤを見る。

イリヤ「そうね……あ、わかった! サーヴァントと相性が悪かったのね!」

貴方「おっと、ばれたか! ははははは、イリヤちゃんには隠し事はできないね!」

イリヤ「ううん、おじさんが隠し事が下手なだけよ」

そいつは困った。



.


今日はここまで、お疲れ様でした。

オッサンを動かすのは楽しいですね。

では、今日の17:30ごろに開始します。

おやすみなさい。


始まります、人はいるかな?

一日目、夜


貴方「あー、気分はどうだい?」

セイバー「……戦闘に支障はない」

……それはよかった。

肝心な所まで無理だというわけではなさそうだ。



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下


貴方「じゃあ、僕ちょっと調べ物するから、ゆっくりしててね」

セイバー「うむ……」

そう言って、ルームサービスの一覧を覗くセイバーちゃん。

……だいたい調子は戻ってきたらしい。

これなら明日には僕の事も立ち直ってくれるだろう。

貴方「なにか出てくれよ……『秘蔵蒐集』……よっと」

さっそく洗面台に向かい、向こう側を覗き込む。



調査判定
5以上で成功
>>下コンマ 初日:-1


陣営判定
98、ランサー
76、アーチャー
5、ライダー
43、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ


ちょっと遅れます


状況判定
9、脱落
87、戦闘
6~4、クラス
3~1、何もなし
>>下コンマ


貴方「お、おやおや?」

鏡に人影が映る……イリヤちゃんだ。

貴方「……絵面が酷い気がする」

見た目幼女を見た目中年が覗く……犯罪だな。

貴方「……ふむ、健やかに育っているようだね」

しかし、重要なサーヴァントの情報は一切出てこない。

貴方「流石に御三家か……ガードが固いね」

ま、それはしょうがないか。

手を振り、映像を消す。



.

一日目、深夜


さてと、ここからが死徒の時間とも行って差し支えないだろう。

慎重なマスターならこの時間も動いているかもしれない。

貴方「さて、久しぶりに頑張ろうかねぇ」



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話 ※セイバー限定
4、自由安価
>>下


…………さて、行くか。

セイバーちゃんが寝るのを待ち、ホテルから街へ出かける。

こればっかりは、親しい人程見られたくはない。

貴方「さてさて、夜中に出歩く悪い子は居るかな、っと」



判定
5以上で成功
>>下コンマ


貴方「……ごちそうさま……」

血を抜いた女性の死体に手をあわせ、そして燃やす。

しっかりと証拠を消さなければ、今度は僕がああなるだけだ。

貴方「……ごめんね」

もう一度手をあわせ、踵を返す。



※吸血衝動判定が三日目から六日目に変化しました。


イベント判定
98、セイバー
76、ランサー
5、アーチャー
4、ライダー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ


状況判定
98、関係良好
76、会話
54、発見
32、戦闘
1、脱落
>>下コンマ


陣営判定
9~7、ランサー
6、アーチャー
5、ライダー
4、バーサーカー
32、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ


街から帰ってきて、洗面所で顔を洗う。

小汚い顔が血まみれ……これは流石に酷い。

貴方「ふぅ……すっき、りぃっ!?」

いつの間にか、鏡にはオッサンの顔ではなくイケメンの顔が映っていた。

ああ、いつの間にか使ってたのか……。

……どうやら何か喋っているようだ。

―――イリヤ「アーチャー、何しているの?」

―――アーチャー「……いえ、この国から見える月を見ていたのです」

―――イリヤ「そう……城からは出ないでね」

どうやら、イリヤちゃんは城に居て、召喚したサーヴァントはアーチャーらしい。

これはついてる、うっかりもたまにはいいものだ。



.

二日目、朝


セイバー「む……奏者か」

貴方「そうですよ、っと……ありゃ、結構使ったねぇ」

ルームサービスでここまで豪遊するとは……さすが皇帝か、まいったね。

セイバー「なんだ! 文句でもあるのか!」

貴方「いやだな、無いよないない、まだお金はいっぱいあるしね」

……大目に持ってきて良かった。



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下


貴方「……あー、そうだセイバーちゃん! 君はこの時代の事って気にならないかい?」

セイバー「……気になる」

よし、釣れた。

貴方「じゃあ戦争は一旦忘れてさ、街を散策してみない?」

セイバー「……」



思考判定
9~6、「良いのか!?」
54、「それは流石に……」
32、「戦争を忘れるだと?」
>>下コンマ お金持ち:+1


セイバー「……それは流石に……駄目だろう」

ですよね~。

貴方「じゃ、じゃあ何する?」



思考判定
9~6、「さ、策敵ならいいんじゃないか?」
54、「……お主の事を聞いてやる」
32、「余は寝る」
>>下コンマ お金持ち:+1


セイバー「余は寝る」

貴方「そ、そう……お疲れ」

……僕も何もしていないのに疲れたよ……。



.

二日目、昼

今日は良い曇りだ、魔力の巡りが良い。

……まあ、それだけなんだけど。

セイバーちゃんも戦闘すれば気分良くなるだろうか……。



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下


誰と会話でしょう

1、セイバー
2、イリヤ
3、士郎
4、雁夜
>>下


……はぁ、この国に着てから心労が凄いよ。

いままでのストレスフリーな生活が祟ったかなぁ……。

イリヤ「……おじさん、どうしたの? すっごく疲れて見えるけど」

貴方「ああ、おじさん疲れちゃったんだ……」

イリヤ「え、えーと……とりあえず暖かいものを飲んで休もう? ほ、ほらベンチに座って!」

……冷たい態度の後に温かい態度……これじゃあおじさん泣いちゃうよ……。



会話候補
どちらの視点でもOKです
>>下~下5で候補


ちょっとお風呂行ってきます


イリヤ「はいおじさん、コーヒー」

ホットコーヒーをイリヤちゃんから受け取る。

貴方「…………ぷはぁ、ありがとうねイリヤちゃん……おじさん今は少し優しくされるだけで天使に見えちゃうよ……」

イリヤ「え、と……大丈夫! おじさんはまだまだ頑張れるわ!」

貴方「うん、ありがと……イリヤちゃんって御三家だけど、それって苦労するもの?」

イリヤ「うーん、退屈だけどセラやリズがいるから大丈夫よ」

あ、駄目だ……城のみんなを思い出して涙が出てきた。

貴方「ぞ、そうか……よかったね……そっちのサーヴァントとは上手くやってるかい?」

イリヤ「うーん、結構頼れるんだけど……なんだか天然で」

そうか……どこも苦労しているんだなぁ。

貴方「イリヤちゃん……好きです付き合ってください、具体的に言えば僕の心労を癒し―――」

イリヤ「ごめんなさい、私には士郎がいるから」


……。

貴方「ははは、そうだよね~」

神も仏もいない。



.

二日目、夜


貴方「………………」

セイバー「……ど、どうかしたのか?」

貴方「……フラれた」

セイバー「……そ、そうか……大丈夫か?」



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下


セイバー「あー、えーと……奏者よ、恋愛に障害はつき物だぞ」

貴方「……ありがとね、セイバーちゃん」

駄目だ、元々冴えない顔なのに、落ち込むとさらにしょぼくれてしまう。



会話候補
どちらの視点でも可
>>下~下5で候補


ええい、めんどくさい奏者め。

セイバー「あー、暇つぶしに奏者の願いを聞かせよ 」

これも円滑な主従関係……そして聖杯の為なのだ……やっぱり余は天才だな!

貴方「え? 無いよ」

セイバー「ほうほう、それはそれは……ん?」

貴方「無いよ」

……美貌もなければ願望も無いのか。

つくづくがっかりな奏者だ。

貴方「えー、っと……じゃあセイバーちゃんの願いって何?」

……むむむ、どうしよう。



思考判定
9~5、「聞いて驚け!」
4~1、「秘密だ!」
>>下コンマ


ふむ……。

セイバー「聞いて驚け!」

貴方「お、何だい?」

セイバー「秘密だ!」

ふふふ、ずっこけおったわ。

セイバー「どうしても知りたくば、余のマスターとして精進することだ!」

貴方「しょ、精進ってなにをするのさ」

セイバー「……自分磨きだな」

貴方「ええー? この年でぇ? この顔でぇ? 冗談きついよー」

セイバー「駄目だ! そんなんじゃ駄目駄目だ! 奏者失格だ!」

まったく!
向上心までないとは!

貴方「じゃあ、さ……例えばどういう顔や態度をしていれば僕はこう、もてるんだろう?」

セイバー「うむむ……」



思考判定
9~5、「余に任せてみよ!」
4~1、「知るかっ!」
>>下コンマ


ど、どうしたものか……全くわからん。

貴方「ん、どうしたのセイバーちゃん?」

セイバー「……し」

貴方「し?」

セイバー「知るかっ!」

貴方「そーだよねー、自分で探すしかないかぁ……」

セイバー「そ、その通り! そういう物は自分で見出してこその物だからな!」

なんとか誤魔化せたか……。

セイバー「……ようやく元に戻ったな」

貴方「あれ、励ましてくれてたの?」

セイバー「……ふん、オッサンでも余の奏者だからな、しょぼくれてては敵わん」

貴方「そっか……励ましてくれてありがとね、お礼に熱いハグを……」

セイバー「……………………」

こいつ……すぐ調子乗りおって……。

貴方「な、なんだい……そのハリセン……ちょ、やめ――」

摂関だっ!



セイバー→貴方好感度
5以上で成功
>>下コンマ

貴方→セイバー好感度
5以上で成功
>>下2コンマ


貴方→セイバー【友好】を取得しました。
※貴方の精神強度が1上がりました



.

二日目、深夜

貴方「ははは、話してみれば良い子じゃないか」

セイバー「撫でるな! なーでーるーなー!」

ははは、接してみればまるで犬みたいだ。



行動安価
1、就寝
2、策敵
3、調査
4、会話 ※セイバー
5、自由安価
>>下


貴方「……さて、出かけようか」

セイバー「やっとか」

……君の態度に傷ついていた……なんて言ったらまた折檻なんだろうなぁ。

セイバー「何はともあれ出発だ!」



策敵判定
5以上で成功
>>下コンマ


陣営判定
98、ランサー
7、アーチャー
6、ライダー
54、バーサーカー
32、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ


1、ランサー
2、アーチャー
3、ライダー
4、バーサーカー
5、キャスター
6、アサシン
この中から一つか二つ選択して下さい

23:19の>>下2


セイバー「っむ! あっちだ!」

貴方「お、さっそくか」

これは幸先が良いね。



セイバーが先導し、大きな橋まで来た。

貴方「……ん、あれか」

橋には2騎のサーヴァントと2人のマスターが戦っていた。



有利判定
9ほどアーチャー優勢
>>下コンマ


セイバー「ふむ、拮抗しているな……いや、アーチャーが若干有利か?」

確かに、お互いの実力は伯仲している。


ランサー「この不信心者め! 磔にしてくれる!」

アーチャー「……それは、困りますね」

サーヴァントの2騎は互いのステータスに大きな開きはないようだ。

イリヤ「アーチャー! もっと張り切って啖呵を切ってよ!」

獅子劫「おいおい、余所見してて良いのかい?」

マスター同士は……イリヤちゃんが何とか頑張ってる、って所かな。



思考安価
1、様子見をしよう
2、イリヤちゃんを助けよう
3、殴りこもう
4、自由安価
>>下


まあ、やる事は決まってるんだけどさ。

貴方「さて……イリヤちゃんを助けにいこっか」

セイバー「なるほど、了解した!」



イリヤ「お、おじさん!?」

貴方「助太刀するよ、イリヤちゃん」

獅子劫「っち……セイバーが来やがったか……」

貴方「ははは、頑張らせてもらうよ、っと」



セイバー >>下コンマ 同盟:+1
ランサー >>下2コンマ

セイバー 5、ランサー 8
判定:-2【拮抗】


ランサー「っちぃ! 不信心者が増えたか! だが!」

セイバーが二人の戦いに参戦した途端、ランサーは先程よりもいっそう攻撃が荒々しくなる。

セイバー「ぬぅ! まだまだ!」

アーチャー「ええ、まだです」

だが、二人の連携はまだ完成されてはいない。

ランサー「そこだ!」

セイバー「っく! アーチャー!」

アーチャー「はい」

未だ、ランサーを倒しきる攻撃は出来ていない。



セイバー >>下コンマ 同盟:+1
ランサー >>下2コンマ

セイバー 7、ランサー 9
判定:-4【不利】


数本の矢が、ランサーの鎧を貫くが……。

アーチャー「……効いています?」

ランサー「効かん!」

セイバー「ぬわぁぁっ! おいアーチャー! しっかり狙え!」

しかし、そのどれもランサーんを絶命には至らす事はできない。

セイバー「ええい! こうなったら……皇帝特権だ!」



判定
5以上で発動
>>下コンマ


皇帝特権失敗したので今日はここでお仕舞いです。

また17:30に再開します。

それにしても、今日程このスレに人が来た日はないね!


セイバー「……っむ!」

失敗したか……。

ランサー「死ねぇい!」

アーチャー「させません」

ランサーの攻撃をアーチャーが防ぐ。

セイバー「すまぬ!」

アーチャー「いえいえ」

皇帝特権はまた隙があれば使おう。



セイバー >>下コンマ 同盟:+1
ランサー >>下コンマ

セイバー 8、ランサー 7
判定:-3【拮抗】


獅子劫「ちぃ! しぶてぇな」

貴方「痛ってて……おじさんだって友達の前位はかっこよくさせてくれ」

ランサーのマスターが放つ散弾をイリヤちゃんを抱え回避する。

イリヤ「おじさん! 気を付けて! 来るわ!」

貴方「りょーかい、っと」

獅子劫「っくそ! 避けんな!」



セイバー >>下コンマ 同盟:+1
ランサー >>下コンマ

セイバー 9、ランサー 1
判定:+7【優勢】


セイバー「くらえランサー! 『花散る天幕(ロサ・イクトゥス)』ッ!!」

ランサーに向かい突進し、すれ違いざまに斬り付ける。

ランサー「っがぁぁぁ! おのれぇぇ、磔では飽き足らんなぁ!」

セイバー「っちい、しつこいぞ!」



セイバー >>下コンマ 同盟:+1
ランサー >>下コンマ

セイバー 9、ランサー 2
判定:+16【優勢】


突如、ランサーの懐に飛び込むセイバー。

ランサー「何っ!?

セイバー「今度こそ終幕だ! 『童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)』ッ!!」

ランサー「ぐぉぉぉぉっ!?」

セイバーの剣戟により、ランサーに十字の傷ができる。

―――だが……。

ランサー「まだだ……我が妻の為には……まだ倒れることはできぬ……っ!!」

アーチャー「なんと……」

ランサー「行くぞセイバー!!」




セイバー >>下コンマ 同盟:+1
ランサー >>下コンマ


うっかり忘れてました

下コンマで成否

セイバー 9、ランサー 5
連続クリティカル:+3
判定:+18【勝利】


セイバー「いいぞ……ならば最期まで付き合ってくれる!」

ランサーの槍を弾き、再び懐に潜り込む。

セイバー「これで――」
ランサー「甘い!」

しかし、ランサーはわざと近づき、剣戟をその身で止める。

ランサー「死ねぇ!」

そうして、自身ごとその槍で貫こうとする―――。

アーチャー「させません」

ランサー「なにっ!?」

アーチャーの放った矢に腕を貫かれ、槍の動きが僅かに止まる。

セイバー「―――ッ!! 食らえっ!」

そうして、ランサーの体は引き裂かれる。

ランサー「……お、のれ…………」



.


貴方「……終わったみたいだね……いてて、流石に何発か貰っちゃったか……」

それにしても、ランサーのマスターは随分薄情な人物の様だ、劣勢だと分かるとすぐ逃げてしまった。

貴方「さて、と……お疲れイリヤちゃん、怪我は無いかい?」

イリヤ「う、うん……ありがとうおじさん」

お、セイバーちゃんも戻って来たみたいだ。

貴方「お疲れ、怪我は無いみたいだね」

セイバー「もちろんだ、余は強いからな!」

貴方「あはは、そうだったね、頼りになるなぁ」

だんだんセイバーちゃんの扱い方も分ってきた気がする。



???判定
5以上で成功
>>下コンマ


イリヤ「それじゃあね、おじさん……今度は敵よ」

そう言い、アーチャーと共に去り始める。

貴方「ああ、わかったよ……わかってるんだけどなぁ」

なんともまぁ、世知辛いシステムだよ。

……数分経ち、完全に見えなくなる。

貴方「……じゃ、いこっかセイバーちゃん」

セイバー「……まさか、奏者お主……」

貴方「え? ……い、いやいや、違う違う!」

セイバー「どうだかな、慌てるのが怪しい」



.


イベント判定
98、セイバー
76、アーチャー
5、ライダー
4、バーサーカー
32、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ


イベント判定
98、察知
76、何もなし
5~3、戦闘
2、襲撃
1、脱落
>>下コンマ

三日目、朝


……ふむ、早くおきてしまったな。

奏者でも起こしに行くか。

セイバー「んんー、良い朝だぞ奏者!」

貴方「うわああっ!?」

何故か知らんが、奏者がいきなり踊りだした。

うーむ、動きは良いがまだ駄目だな、今後とももっと励まなければな。



行動安価
1、調査
2、索敵
3、会話
4、自由安価
>>下


……ヒドイ目にあった。

貴方「とほほだよ、まったく……『秘蔵収集』っと」

とにかく、何か情報でも得られればセイバーも突飛な事はしないと思うんだけど……。



調査判定
>>5以上で成功 朝:-1


陣営判定
98、アーチャー
7~5、ライダー
43、バーサーカー
21、アサシン
>>下コンマ


ちょっと遅れます


状況判定
9~7、マスター情報のみ
65、クラス看破
4~2、戦闘
1、死に掛け
>>下コンマ


鏡は歪み、別の場所を映し始める。

……これは、この前の学校かな?

貴方「うーん、また外れか……」

手を振り、映像を消そうとした時、見知った顔が映る。

貴方「……思ったより逞しくなったね」

そこには、数年前よりも男らしくなった少年の姿があった。

そして……。

貴方「……令呪、か」

これは、少し戦いづらいかもなぁ。

貴方「はぁ、知り合いが参加しすぎだよ」

もしかして殆ど知り合い、なんて事……ありそうだなぁ。



.

三日目、昼


セイバー「うむ、これを頼む!」

……セイバーちゃんは相変わらずルームサービスで豪遊している。

貴方「……楽しいかい?」

セイバー「うむ!」

それは良かった。



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下2

貴方がお金持ちでよかった


貴方「セイバーちゃん、ちょっと洗面所借りるよ」

セイバー「ふぉむ、いいふぉ」

貴方「……飲み込んでから喋ろうね」

……さて。

貴方「『秘蔵蒐集』」

本日二度目だ。



調査判定
5以上で成功
>>下コンマ 昼:-1


貴方「うーむ、何もなしか」

……最近調子悪いなぁ……。

太陽浴び始めてるからかな?

貴方「……そのピザくれる?」

セイバー「ヤダ」



.

三日目、夜


セイバー「奏者は何を鏡の前で項垂れているんだ?」

貴方「……何も映らないんだ」

……何を言ってるんだ。

セイバー「……そうか、残念だったな」

そっとしておこうか。




行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下2

1


貴方「はぁ、疲れた」

セイバー「……奏者は何もしていないではないか」

貴方「おじさんはね、何もしていなくても疲れるんだ」

セイバー「難儀だな」

貴方「うん、すっごい苦労してる」



会話候補
>>下~下5で候補

セイバー「願いはないと言っていたがなら何故聖杯のために戦う」


セイバー「…………そう言えば」

じっとこちらを見るセイバーちゃん。

貴方「なんだい?」

セイバー「奏者はよく鏡を見ているがそんなに容姿を気にしてるのか」

……ああ、そう見えるのか。

貴方「ははは、気にしていたらこんなヒゲ生やしてないよ」

セイバー「じゃあ何故鏡の前にいるのだ」

貴方「うーん、まぁ情報収集だね」

セイバー「なるほど」

……会話が途切れる。

貴方「あ、そうだ……僕の知りあいの死徒に同じネロって言う名前が居るんだけどさ、セイバーちゃんの名前から取ったらしいんだ、本物のネロがこんなに可愛らしい知ったらどう思うかな」

とっさに知り合いの話を振る。

セイバー「そうか……奏者よ、貴様に一つ聞きたい事がある」

スルーされた、しかも何だか真面目なトーンだ。

セイバー「奏者は願いは無いと言っていたが、なら何故聖杯のために戦う?」

……ベッドに座ったセイバーは、真剣な顔で僕を見つめる。

貴方「それは……」



思考判定
9~5、「それはね……」
4~1、「実はね……」
>>下コンマ


貴方「実はね……ぼかぁ色んな物を収集する為に戦っているんだ」

そう言って笑う奏者。

セイバー「……その言葉、真であろうな」

貴方「ああ、本当だよ……そう言えばさ、昨日の戦いはかっこよかったよセイバーちゃん、惚れちゃうね」

……ふふふ、褒めるでない。

セイバー「まぁ、余は最優のセイバーだからな! アレくらいならアーチャーの手も借りず撃破できた」

貴方「おお、そいつは凄いねぇ、ぼかぁあのマスターと戦って凄く疲れちゃったよ」

そう言って肩を手で押さえる奏者。

セイバー「よし、ならば我が美声をもって奏者を癒してみせよう!」

これも皇帝の責務だ。

しっかり休むが良い!



歌判定
>>下コンマ


セイバー「――――どうだ奏者! 癒されたか!?」

貴方「凄いじゃないかセイバーちゃん! ぼかぁもうしっかり癒されちゃったよ!」

腕を回し、笑顔を向ける奏者。

セイバー「うむ、ならば良い!」



セイバー→貴方好感度
5以上で成功
>>下コンマ

貴方→セイバー好感度
5以上で成功
>>下2コンマ


セイバー→貴方【友好】
貴方→セイバー【信頼】を取得しました。


.

三日目、深夜


セイバー「余~はぁこ~て~い! ローマのこ~て~い! て~んかむ~そ~のだ~いこ~て~い!」

貴方「いいぞ! ひゅーひゅー!」

セイバー「げ~じゅつ、てつがくめじゃないぞ~」


……騒音で怒られた。



行動安価
1、就寝
2、調査
3、策敵
4、会話 ※セイバー
5、自由安価
>>下2


僕がホテルの従業員の応対をしていると、セイバーに

セイバー「奏者、奏者よ。 余に奏者が言っていた情報収集とやらを見せてみよ!」

貴方「え、いいよ~、見ててね……『秘蔵蒐集』!」



調査判定
5以上で成功
>>下コンマ


陣営判定
98、アーチャー
76、ライダー
5~3、バーサーカー
21、アサシン
>>下コンマ


状況判定
98、クラス看破
7~5、戦闘
4~2、???
1、襲撃
>>下コンマ


状況判定
98、クラス看破
7~5、戦闘
4~2、???
1、襲撃
>>下コンマ

どうなったんだ

あ、二度目のはうっかりです
すみません

今度ミスしたらスレタイを変更します

ミスしてもええんやで(ニッコリ)


状況判定
98、アサシンが誰かを倒した
76、アサシンが同盟ばれた
54、マスターが変わってた
32、アサシンが死んだ!
1、金ぴかだ!
>>下コンマ


貴方「……なるほどね」

鏡に映ったのは、一人の少女に支えられた男だった。

セイバー「これがどうしたのだ?」

貴方「えっとね、セイバーちゃん……二人の手を見てごらん」

そう言われ、手を見る……そこには令呪が浮かんでいた。

セイバー「なるほど……そうなるとこやつ等は同盟を組んだのか」

貴方「ああ、そうなるね」

おお、奏者はすごいな!

セイバー「凄いではないか! これ、凄いぞ奏者!」

貴方「ははは、ありがと」



.


イベント判定
9~7、セイバー
65、アーチャー
43、バーサーカー
21、アサシン
>>下コンマ

ほい


状況判定
98、特になし
76、察知
54、戦闘
32、襲撃
1、脱落
>>下コンマ


9~7、セイバー
6~4、アーチャー
3~1、ライダー
>>下コンマ

四日目、朝


セイバー「おはよう、奏者」

朝起きて、奏者に挨拶する。

貴方「うん、おはよう……朝は何を食べる?」

奏者からメニューを渡される。

セイバー「うーむ、これとこれだ!」

貴方「OK、待ってて頼んでくる」



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下2


貴方「うぅぅぅ……焼けるぅぅ……」

だが、今のうちに日の光を浴び、外出できる様に慣らしておく。

貴方「じゃ、じゃあセイバーちゃん……こっちは用意できたよ」

セイバー「うむ! こっちも適当な服を着たぞ!」

そう言ってセイバーは僕に自分の姿を見せる。

なるほど、彼女の選んだ服は、今の時代でも違和感の無い服装だ。

貴方「うん、じゃあ行こうか」



イベント判定
9~6、誰かと出会う
5~2、セイバーイベント
1、金ぴか
>>下コンマ


セイバー「そーしゃー! ここを見てみろ! 凄いぞ!」

貴方「あ、ああ……そうだね、凄いね」

セイバー「こ、こっちだ奏者! これを見てみたいぞ!」

……初日の冷たい態度は気を使って疲れてしまったが、中が良くなったら良くなったで疲れてしまう。

おじさんには辛いね……。



行動安価
セイバーを喜ばせよう
>>下3


……きつくなってきたな。

貴方「そうだセイバーちゃん、水族館に行こう」

セイバー「な、何だと!? 良いのか!?」

良いも何も、屋根があるならどこでも良いけど。

貴方「うん、早速行こうか」



セイバー「おお、なんだこれは!」

貴方「ウニだね、美味しいよ」

セイバー「じゃあこれは?」

貴方「カニだね、美味しいよ」

セイバーちゃんに振り回されながら、水族館を回った。



イベント安価
水族館で何か起こった、何?
>>下3


やっぱりね、でると思ったんだ(歓喜

では、明日早いのでここまで。
17:30くらいに再開します。

1、金ぴか
2、覚者
3、アヴェ
4、アイドル
5、エルキ

>>下~下5で多数決

1


アヴェンジャーのマスターは誰。

>>下~下5で候補


98、バゼット
76、凛
54、葛木
32、臥籐
1、有珠
>>下コンマ


臥籐「どうでしょう我が神!」

アヴェンジャー「うっとうしい」

臥籐「なるほど! 周囲の民草が騒がしいということですな! ならば恐れ多くも小生! 神の為に働かせていただき――」
アヴェンジャー「やめろ」



セイバー「……どうかしたか?」

貴方「あ、ああ……」



思考判定
9~5、「あっちお人たちが五月蝿いなって」
4~1、「……見知った男の子がいて」
>>下コンマ


貴方「あっちの人たちが五月蝿いなってさ……いこっか、セイバーちゃん」

公共の場で、ああ言う事はしない方が良いと思うけどなぁ。

セイバー「う、うむそうだな!」



行動安価
1、続水族館イベント
2、遭遇判定
3、セイバーイベント終了
>>下


遭遇判定
5以上で成功
>>下コンマ


遭遇判定
9~7、イリヤ
6~4、士郎
3~1、雁夜
>>下コンマ


状況判定
98、桜と一緒
7~5、一人
4~2、金ちゃんと一緒
1、???
>>下コンマ


???「……げぇっ!?」

背後からうめき声に似た声がする。

貴方「ん?」
セイバー「む?」

雁夜「な、なんでお前がここに……」

貴方「おお、雁夜くん! お久しぶりー」

振り返ると、以前知り合った友人がいた。

貴方「いやぁ! 君まだ生きていたんだねぇ!」

雁夜「失礼だぞ!」

いやいや、実際死に掛けていたじゃあないか。

貴方「あっはっは、いいじゃあないか、君と僕の仲だし」

雁夜「うるさい! そんな関係になった覚えは無い!」



会話候補
どちらの視点でも可
>>下~下5で候補


セイバー「……奏者よ、この今にも死にそうな者とはどういう間柄なのだ?」

そう後ろからセイバーに聞かれる。

貴方「大親友」
雁夜「邪魔者」

セイバー「……あー、分かったそういうことか」

……なんだか変な目で見つめられる。

雁夜「……また日本に戻って何をしに来たんだ……まさか聖杯戦争じゃないだろうな……」

……変わらないなぁ。

貴方「そういう迂闊な発言は控えた方が良いよ、自分は戦争に参加していますって言っているような物だよ」

特に今回の様なイレギュラーな物は、特にだ。

雁夜「っう……」

まぁ、雁夜くんは結論が出た上で聞いているんだろう。

貴方「君は……まだあのおじいさんの下で生活してるのかい」

雁夜「……あそこに寝泊りしているわけじゃない、それに……俺はやらなきゃいけない事があるんだ」

それは、もしかして。

貴方「雁夜くん……昨晩君が少女に支えられているのを見かけたが、そんなに弱っているのかい?」

雁夜「お前……どこから」

貴方「そこまで辛い思いしてまで聖杯戦争に参加したいのかな?」

じっと、雁夜くんの目を見つめる。

雁夜「っぐ……ああ、そうだ俺は今度こそ……」



思考判定
9~6、「助けなくちゃいけないんだ」
5~2、「……いや、いい……今夜、橋に来い」
1、???
>>下コンマ


ちょっと遅れます


雁夜「俺は……助けなくちゃいけないんだ」

そう言い、雁夜くんはこちらの目をジッと見据える。

貴方「……良い目だ、よければ手を貸そう」

雁夜「じゃあ、必要になれば……頼らせてもらう」

そういい、雁夜くんは手を伸ばす。

貴方「そうかい、じゃあこれが今の拠点の電話番号だ、何かあれば頼ってくれ」

握手した手にホテルの番号を書いた紙を握らせる。

雁夜「ああ、それじゃあな」



.

四日目、昼


セイバー「うーむ、やはり友情は美しいな……」

貴方「だよねぇ、仲が良いのはおじさん嬉しいよ」

セイバー「……まぁ、今は顔の話は止そう、人は外見より中身、心が大切だからな!」

……あれ、そう言えば初日の僕らって……。

セイバー「さぁ奏者! 午後はどうする!?」

貴方「あ、ああ……さて、何しようか」



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下


貴方「じゃあセイバーちゃん、敵を探しに行こうか」

セイバー「うむ、わかった!」

そそくさと準備を始めるセイバーちゃん。

貴方「あー、準備が終わるまで出て行くよ」

流石に目の前で着替えられるのは恥ずかしい。



策敵判定
5以上で成功
>>下コンマ


貴方「……美味しい?」

セイバー「うむ!」

それは良かった。

貴方「あー、じゃあ僕はそのアイスください」

「はーい、どうぞー」

……歯磨き粉みたいな味がする。

いや、でも案外いけるな。

貴方「うん、いける」

セイバー「そ、奏者よ! 余も食べたいぞその味!」

貴方「そうかい? じゃあほら」

セイバー「んはぁ! 美味しいぞ奏者!」

貴方「あー、そうだねぇ」



.

四日目、夜


貴方「……ふぅ、なかなか楽しかったね」

セイバー「ああ! 余は楽しかった!」

貴方「それは良かった」

しかし、今日は大変だったなぁ。

水族館行って、街でアイス買ってぶらぶらして……。

貴方「………………今日戦争してないじゃんっ!?」

なんてこった、遊んですごしてしまった……。



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下


貴方「こ、こうなったら……こ、『秘蔵蒐集』!」

何か映ってくれよー、頼むから。

戦争中に遊んでいたなんてかっこ悪いじゃないか。



調査判定
5以上で成功
>>下コンマ


陣営判定
98、アーチャー
7~5、ライダー
43、バーサーカー
2、アサシン
1、アヴェンジャー
>>下コンマ


状況判定
98、クラス看破
7~5、マスター発見
4~2、戦闘
1、死に掛け
>>下コンマ


今日はここまでです。
途中席を離れ更新できずすみません。

明日も17:30には再開します。

おやすみなさい。


陣営判定
9、アーチャー
8~6、バーサーカー
54、アサシン
3~1、アヴェンジャー
>>下コンマ


貴方「…………」

よりにもよってこの二人か……。

……考えられる中で最悪の組み合わせだ。

だが、二人を止めるべきではないだろう。

少なくとも……彼等は無闇に殺し合い等はしないだろうけど……。



行動安価
1、二人のところへ向かう
2、二人をここで見守る
>>下


貴方「……」

見守るしかないだろう。

恐らく、雁夜くんは覚悟を決めたのだ。

僕が出る幕は無い。



戦闘安価
1、いつものコンマ戦闘
2、簡易版コンマ戦闘
>>下


雁夜「いけぇ! バーサーカー!」

バーサーカー「まかせなぁ! マスター!」

鉞を振り下ろし、ライダーを攻撃する。

ライダー「っく!」

士郎「大丈夫かライダー!?」

ライダー「……ええ、いけます」



ライダー >>下コンマ
バーサーカー >>下2コンマ 筋力差:+1

ライダー 7、バーサーカー 9
天性の肉体:-1
判定:-3【拮抗】


バーサーカー「おらおらぁ! さっさと決めさせてもらうぜぇ!」

手に持つ鉞を嵐の様に振るい、ライダーを圧倒する。

ライダー「……近寄れませんね……では、これでっ!」

バーサーカー「しゃらくせぇ!」

ライダーの放った短刀も、あえなく弾かれる。




ライダー >>下コンマ
バーサーカー >>下2コンマ 筋力差:+1

ライダー 7、バーサーカー 8
天性の肉体:-1
判定:-5【不利】


士郎「ライダー危ない!」

ライダー「――ッ! ありがとうございます、マスター」

バーサーカー「っち! 良い目してるじゃねぇか、そこの坊主」

雁夜「ば、バーサーカー……そろそろ」

バーサーカー「おおよ!」




ライダー >>下コンマ
バーサーカー >>下2コンマ 筋力差:魔力不足により相殺

ライダー 9、バーサーカー 10
天性の肉体:-1
判定:-7【不利】


バーサーカー「んなら! 行かせてもらうぜっ!」

突如、バーサーカーが持っている鉞が振動し始める。

バーサーカー「食らいやがれっ!! 『黄金喰い(ゴールデンイーター)』ッ!!!!」



ダメージ判定
9~7、-7
6~4、-5
3~1、-3
>>下コンマ

スタン判定
5以上で成功
>>下2コンマ

判定:-12【敗北】


ライダー「―――ッ!! 危ないっ!」

士郎「っ! ライダーーッ!」

ライダーはバーサーカーからの攻撃を受け止め、マスターを身を呈して守った。

ライダー「…………さよう、なら……」



バーサーカー「……行こうぜ、マスター……肩ぁ、貸すぜ」

雁夜「あ、ああ……ありがとう」



.

四日目、深夜


貴方「……あぁー、やな汗かいたぁ」

だけど、無事に決着が着いて良かった。

……しかし、士郎くんまでマスターとは……。

世間って狭いなぁ。



行動安価
1、就寝
2、調査
3、策敵
4、会話 ※セイバー
5、自由安価
>>下


貴方「……ちょっと、出かけてくるね」

セイバー「む? では余も行こうか!」

貴方「いや、セイバーちゃんはここを守っておいてね、これは君にしか出来ないことだ」

セイバー「……うむ! では余はここで待っている故、早く戻ってくるのだぞ!」

貴方「……ああ、わかったよ……」



吸血判定
5以上で成功
>>下コンマ


……居ないか。

貴方「……はぁ、居なかったかぁ」

……何故か、ホッとしている時分がいる。

……いや、それはもう僕自身気付いてるか。

いやぁ、いつまでこんな中途半端なだろうねぇ、おじさんもっと自分を持ちたいよ……ははは。

貴方「さて、さっさと帰ろう」

セイバーちゃんが待っている。



.


ちょっとお風呂行ってきます

五日目、朝


セイバー「そーおー……」

貴方「起きてる、起きてるから!」

危ない危ない……また朝日に焼かれるところだった。

セイバー「奏者よ! 今日は天気が良いぞ!」

貴方「ぬわぁぁぁぁぁぁっ!!」



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価


調査判定
9~7、アーチャー
6~4、バーサーカー
32、アサシン
1、アヴェンジャー
>>下コンマ


状況判定
9~6、マスター判明
5~3、???
21、戦闘
>>下コンマ


貴方「……おや、ここは……」

鏡に映った場所は見た事がある場所だった。

セイバー「どこだ、ここは?」

貴方「ここは……間桐邸だね」

セイバー「たしか、御三家だったか?」

今分かっているのは三騎士ライダーにバーサーカーだから……キャスターかアサシンか。

貴方「……そういえば、この前雁夜くんの肩を担いでいたなぁ……」

セイバー「ふん! それなら余の敵ではないな! わっはっはっは!」



.

五日目、昼

セイバーちゃんは下のバイキングに行った。

貴方「……」

そう言えば、最近はここまで静かなのは久しぶりだなぁ。

貴方「……僕も行こっと」




行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価


18:30頃に再開予定です


貴方「……ふぅ、ごちそうさま、っと」

セイバー「うむ、なかなか美味だったな!」

貴方「そうかい、それは良かった」

さて、何について話そうか。



会話安価
1、作戦会議
2、セイバーコミュ
>>下


貴方「さて、せいばーちゃん」

テーブルの食器を隅に置き、セイバーちゃんを見つめる。

……セイバーちゃんも察したのか、こちらを見る。

貴方「今の状況を整理しよっか……今脱落が確認できたのはランサー、ライダー……アサシンとキャスターにはまだ接触していない訳だ」

セイバー「そうだな、恐らくキャスターかアサシンが先程の少女がマスターだろう」

貴方「その通り、それでアーチャーはイリヤちゃん、バーサーカーは雁夜くんだって言うのは割れているわけだね」

セイバー「ならば、決めるべきは今後の方針であろうな……」



作戦候補
19:10の>>下~下4で候補


13:30ごろには再開予定


貴方「……そうだねぇ、例えば御三家に使い魔を置いてみたらどうかな?」

能力を使うよりは、確実だろう。

貴方「それに、イリヤちゃんのアーチャーなら、積極的に宝具を使って倒せそうだし」

セイバー「監視か……そうなると、重点的に調べるべきは間桐であろうな、同盟しているのなら、こちらも何か手を打つべきだ」

貴方「そうだねぇ、だとするとやっぱり同盟はアーチャーかな、一応一旦は同盟を組んだ仲だしね」

さて、如何するべきか……ねえ?



作戦安価
1、使い魔を御三家に
2、アーチャー撃破
3、間桐をしっかり監視
4、アーチャーと同盟
>>下~下5複数可


貴方「……それじゃあ、アーチャーと同盟を組もうか」

今の雁夜くん……いや間桐は、以前より危険だ。

危うい……とも言えるが。

セイバー「うむ、余もあの可憐な少女と手を組むのは賛成だ!」

どうやら、セイバーちゃんもこの案を賛同してくれるようだ。

貴方「じゃあ、食べよっか」

セイバー「うむ!」



.

五日目、夜


……夜だ。

…………そろそろ喉が渇いてきたな。

早く血を吸わなければ。



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価

>>下


貴方「とりあえず、サーヴァントに会わなきゃね」

同盟するにしろ、戦闘するにしろ、それができなきゃ話にならない。

セイバー「では、参ろうか!」



策敵判定
5以上で成功
>>下コンマ


陣営判定
9~7、アーチャー
6~4、バーサーカー
32、アサシン
1、アヴェンジャー
>>下コンマ


貴方「やぁ、雁夜くん」

雁夜「っく……何だ、お前か」

……随分やつれたみたいだ。

貴方「どうにも、進退窮まったしまったようだね」

最後まで、彼は頼ってくれないみたいだ。

雁夜「い、けぇ……バーサーカー……!」

バーサーカー「そういう訳だ、さっそく行かせてもらうぜ」



セイバー >>下コンマ
バーサーカー >>下2コンマ 筋力差:+1

セイバー 7、バーサーカー 9
天性の肉体:-1
判定:-3【拮抗】


バーサーカー「オラオラァッ!!」

セイバー「っく! この馬鹿力め!」

まずいな……。

ステータスで圧倒されてしまう。

……令呪を使う覚悟をしておこう。



セイバー >>下コンマ
バーサーカー >>下2コンマ 筋力差:+1

セイバー 9、バーサーカー 4
天性の肉体:-1
判定:+2


セイバー「くらえっ!」

懇親の一撃が、バーサーカーの胴体を真横に切り払う。

バーサーカー「ぐおっ!? ……やるじゃねぇか!」

セイバー「ふふん! 幕引きを早めようか!」

セイバー「皇帝特権だ!」



スキル判定
5以上で成功
>>下コンマ


特権判定
9~7、天性の肉体C
6~4、狂化E
32、神性D
1、動物会話C
>>下コンマ


セイバー「っむ!」

「わぁ、あの人達何か暴れてるー」
「こわいねー」
「いこーぜー」

セイバー「むぅ、何だこれは……」

バーサーカー「よそ見してんじゃねぇぞ! セイバー!」

セイバー「っく! 卑怯な!」



セイバー >>下コンマ
バーサーカー >>下2コンマ 筋力差:+1

セイバー 7、バーサーカー 1
天性の肉体:-1
判定:+9【優勢】


セイバー「はぁぁっ!」

次第にバーサーカーが圧倒され始める。

バーサーカー「……っは! やるじゃねぇか!」

セイバー「っふん、貴様が鈍っているようにも見えるがな!」

……たしかにセイバーちゃんの言うとおり、先程よりもキレがなくなっている。



セイバー >>下コンマ
バーサーカー >>下2コンマ 筋力差:魔力不足により相殺

セイバー 8、バーサーカー 3
天性の肉体:-1
判定:+14【勝利】


セイバー「これでっ!」

剣戟がバーサーカーの霊核を破壊する。

バーサーカー「っが、ごふっ……へへ、やられちまった、じゃあな、マスター……」

徐々に光の粒子になっていくバーサーカー。

セイバー「……さらばだ、バーサーカー」



???判定
5以上で成功
>>下コンマ


さらに判定
桜判定
9~5、成功
4~1、失敗
>>下コンマ


貴方「大丈夫かい、雁夜くん」

雁夜くんの元へ駆けつけ、肩を貸す。

雁夜「……ああ、問題、ない」

……嘘みたいだ。

貴方「聞きたい事があるんだ」

雁夜「……なんだ」

貴方「どうして、君は戦うんだい?」

雁夜「俺は、今度こそ……桜ちゃんを助けなきゃいけないんだ……」

桜……その子が間桐のもう一人のマスターだろうか。

貴方「……詳しく聞かせてもらうよ」

間桐邸に向かっていた僕らは、一転ホテルの方へ変える。

貴方「とりあえず、事情は明日聞くよ、今日は休むと良い」



.

五日目、深夜


貴方「……はぁ」

セイバー「あ奴は眠ったのか?」

貴方「うん、ぐっすり……あれじゃあ翌朝まで起きないだろうね」

十分回復してくれればいいんだけど。



行動安価
1、就寝
2、調査
3、策敵
4、会話 ※セイバー
5、自由安価
>>下


貴方「……よし」

セイバーちゃんは寝てしまったようだ。

サーヴァントとしてはどうかと思うが、今はこっちのほうが好都合だ。

貴方「……行ってきます」

寝顔に手を沿え、静かに出て行く。


吸血判定
5以上で成功
>>下コンマ


……まずいな、誰も見つからない。

貴方「……日ごろの行いは良いはずなんだけどなぁ」

はは、何言ってんだか……。



.


イベント判定
9~6、セイバー
54、アーチャー
32、アサシン
1、アヴェンジャー
>>下コンマ


イベント安価
1、セイバー
2、アーチャー
3、アサシン
4、アヴェンジャー
>>下2


アヴェンジャー判定
9、何もなし
8~3、戦闘
21、脱落
>>下コンマ


陣営判定
9~7、セイバー
6~4、アーチャー
3~1、アサシン
>>下コンマ


アーチャー「逃がしません!」

アヴェンジャー「っくそ! おいマスター! どうすんだこれ!」

臥籐「ふっはっはっは! 心配召されるな我が神! 小生も戦います!」

アヴェンジャー「……つかえねー!」



アヴェンジャー >>下コンマ 英霊との差:-3
アーチャー >>下2コンマ

アヴェンジャー 3、アーチャー 6
英霊との差:-2
判定:-5【不利】


アヴェンジャー「いいってぇ!」

アーチャーの放った矢が二人の腕に突き刺さる。

臥籐「っくぅ! だがこのガトー、まだ諦めん!」

アヴェンジャー「てめぇは力量の差もわかんねぇのか!?」



アヴェンジャー >>下コンマ 英霊との差:-3
アーチャー >>下2コンマ

アヴェンジャー 10、アーチャー 8
英霊との差:-2
判定:-5【不利】


臥籐「ぬわっはっは! 小生も相手との力量は理解しております!」

アヴェンジャー「じゃあなんで!」

臥籐「ふふふ、つまりこういう事です!」

臥籐の腕の令呪が光り、そして一画消える。

アヴェンジャー「お、おお! 令呪か! ……ん、特に変わってねぇぞ?」

臥籐「何を仰られる! 小生ごときが神であるあなたを命令するなど!」

……こいつ、馬鹿だろ。


アヴェンジャー >>下コンマ 英霊との差:-1
アーチャー >>下2コンマ

アヴェンジャー 5、アーチャー 1
英霊との差:-1
判定:-1【拮抗】


臥籐「ぬおおおおっ! せいっ!」

アーチャー「え、うわぁっ!?」

アヴェンジャー(……さすが令呪、ただの魔術師でも一発は当てられるか)

臥籐「でりゃぁぁっ!」

アーチャー「っく、やりますね」

アヴェンジャー(……もうあいつ一人で良いんじゃないかな)



アヴェンジャー >>下コンマ 英霊との差:-1
アーチャー >>下2コンマ

アベンジャー 6、アーチャー 3
英霊との差:-1
判定:+1【拮抗】


臥籐「はぁぁぁっ! 神パーンチ!」

アーチャー「っく、離れてください!」

臥籐「ぬわっはっは! そうはいかんのだ!」

アーチャーは臥籐が近すぎて十分な戦闘をすることが不可能だった。

アヴェンジャー(……あれ、俺いらなくね)




アヴェンジャー >>下コンマ 英霊との差:-1
アーチャー >>下2コンマ

アヴェンジャー 3、アーチャー 5
英霊との差:-1
判定:-2【拮抗】


アーチャー「いいかげんに……っ!」

臥籐「ぬおぉっ!!」

しかし、混乱から抜け出したアーチャーは腕を振るい臥籐を振り払う。

アーチャー「行きますよ」

臥籐「ふっはっは! ならまた近づくのみ!」



臥籐 >>下コンマ 英霊との差:-1
アーチャー >>下2コンマ

臥籐 2、アーチャー 3
英霊との差:-1
判定:-4【不利】


臥籐「ぐ、ううう……ま、まだまだぁ!」

アーチャー「……まだ立ち向かいますか……その戦意、賞賛しましょう」

アーチャーの狙撃により、臥籐の体は次々と矢が突き刺さる。

臥籐「だが、だがまだ諦めるわけにはぁぁ!」




臥籐 >>下コンマ 英霊との差:-1
アーチャー >>下2コンマ

臥籐 2、アーチャー 9
英霊との差:-1
判定:-12【敗北】


――だが、その叫びも空しく散ることになった。

臥籐「がっ……っは!?」

臥籐の体には、針金で編み出された剣が突き刺さっていた。

イリヤ「まったく、何しているのよ」

アーチャー「申し訳ありません、あまりに突拍子もなかったもので」

イリヤ「……まぁいいわ、帰りましょう」



汚染判定
5以上で成功
>>下コンマ

六日目、朝


聖杯戦争も、もう六日目だ。

貴方「そろそろ、派手に動きたいねぇ」

セイバー「むー、そーしゃー……余もそーおもー……う」

貴方「はは、そいつはありがたいね……だけど、顔は洗ってきたら?」

セイバー「うーむ……わかったー」




行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下


策敵判定
9~5、アーチャー
4~1、アサシン
>>下コンマ


貴方「……よし、みつかった!」

探し続けて早数時間、かなり時間がかかったが目当ての者は見つけられた。

セイバー「お! この前の童か、いつ見ても愛らしいなぁ!」

……うん、良いよ……おっさん全然気にしていないから。

セイバー「これで同盟相手も見つかったな!」

貴方「ああ、そだね」



.

六日目、昼


貴方「おや、雁夜くん……大丈夫そうだね」

雁夜「ああ、もう大丈夫だ……すまん」

貴方「いやいや、気にしなくて良いさ……ぼかぁ頼られるのは好きなんだ」



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下


修練安価
修練の内容
>>下


貴方「ほらほら、そんなんだから蟲何かに頼るはめになるんだよー」

いま現在、雁夜くんは腕立て伏せをやってもらっている。

雁夜「お、重い……」

セイバー「な、なんだと!? ふ、不敬だぞ!」

あーあ、涙目だよ。

貴方「はーい、後十回追加-」

雁夜「な、なんでこんなことにぃ……」



修練イベント
1、修練の成果が……っ!
2、雁夜との会話
3、セイバーとの会話
>>下


修練結果
9、健康体に!
8~1、疲れただけでした
>>下コンマ


雁夜「…………」

貴方「うわぁ……死人みたいな顔がもっと死人っぽくなってしまった」

雁夜「だから……お前は……嫌いだ……」

セイバー「余は重くないぞ……重くないのだ……絶対嘘に決まっておる……」

……すごいカオスな空間になってしまった。



会話安価
1、セイバー
2、雁夜
>>下


貴方「……いやだなぁ、そんなに怒らないでおくれよ」

雁夜「怒っているんじゃない……呆れているんだ」

貴方「まったく、冗談が通じないんだから」

つまらない男だよまったく。



会話候補
貴方視点
>>下~下5まで


貴方「しかし、やっぱり無理があったみたいだね」

雁夜「……聞かないぞ」

貴方「雁夜くんの体をタフにするの」

雁夜「……聞かないっていっただろ」

貴方「うーんでも、何が悪かったのだろうかねぇ……惜しかった気がするんだけど」

雁夜「いいよ、俺の体は」

……ふと、悪い事を思いついた。

貴方「……血が悪いのかな、血がさ……参考までにちょっと採ってみたいね」


雁夜判定
5以上で成功
>>下コンマ


雁夜「……お前、いい加減五月蝿いぞ」

……慣れないことはするもんじゃないね。

雁夜「お前に血なんかやったら何されるかわかったもんじゃないからな」

貴方「そうかい、そいつはいい……ところで」

雁夜「……なんだよ」

貴方「そろそろ君が戦っている理由を教えてほしいな」

雁夜「それは……」

貴方「僕が力を貸すよ友達だからね」

雁夜「……」



雁夜判定
5以上で成功
>>下 助けた:+1 台詞ボーナス:+1 友情:+1


雁夜「……ああ、話すよ」


――雁夜くんの話は、十年前ほど遡った。

――遠坂に二人の女の子が生まれた事、そのうち片方が間桐の家の養子になった事。

――その女の子が間桐の家系の魔術にあうよう調整されていた事、それを助けるため前回の聖杯戦争に出た事。


雁夜「その後は、この通りジジイの気まぐれで生かされて、今に至ったわけだ」

貴方「そうか……雁夜くんは……相変わらずお人よしだ」

雁夜「うるさい」

だけど。

貴方「お人よしで良いと思うよ、ぼかぁそう言うのに憧れる」

雁夜「なんだよ、それ……」

貴方「ははは、さてね」



※雁夜→貴方【苦手】から【信頼】に変化しました。

六日目、夜


セイバー「うう、うううう……カリヤは良い奴だなぁ……余は、余は感動したぞ……」

雁夜「あ、ああ……そうか」

セイバー「カリヤよ、何かして欲しい事があるか?」

雁夜「あ、いやいい」



行動安価
1、調査
2、策敵
3、会話
4、自由安価
>>下


セイバー「うう、ううう……そーしゃー、カリヤが、カリヤがぁぁ」

貴方「はいはい、はなかんで」

セイバー「う、うむ……」



会話候補
どちらの視点でも可
>>下~下5


はなをかみ、セイバーちゃんは机の上に立つと。

セイバー「よし! カリヤの為に余も奏者と共に闘うぞ!」

そう僕達に宣言した。

どうやら雁夜くんが気に入ったみたいだ。

貴方「はは、雁夜くんは良い奴でしょセイバーちゃん、今まで雁夜くんが僕を嫌ってたのは俗に言うツンデレて奴だね」
雁夜「ちがうぞ」

セイバー「はっはっは、奏者もカリヤも仲が良いな!」
雁夜「違うからな」

貴方「うん、セイバーちゃんも雁夜くんも僕に優しくなってくれて嬉しいよ」

セイバー「む? 何を言っている、最初から我らは仲良しだったでは無いか!」

ああ、そうかい……じゃあ、それでいいよ、もう……。



思考判定
5以上で暴露
>>下コンマ


セイバー「あ、そうだ奏者よ! 奏者は前回の戦争にも参加していたみたいだな、よければ聞かせてくれ!」

貴方「ん、いいよー……そうだねぇ、まずどんなクラスのサーヴァントを呼んだかと言うと――」



.

六日目、深夜


……渇いて乾いて仕方が無い。

喉が焼ける、焼け爛れる。

この街中の血を吸っても足りない。

――いや、駄目だろ、戦争中だよ?

渇く、乾く、かわく、カワク。

――……落ち着いてくれよ、僕。



行動安価
1、就寝
2、調査
3、策敵
4、会話 ※セイバー
5、自由安価
>>下


??判定
5以上で??
>>下コンマ


失敗
貴方は???になりました。


1、コンテニュー
2、セイバー視点
>>下~下3で多数決


コンテニュー先を選んでください。

六日以内のレスならどこでもいいです。
細かく言うと>>587以降ですかね。

0:50の>>下2


では、コンテニュー場所も決まったので、今回はここまでとします。

明日の13:30ごろに再開予定です。

みなさんお休みなさい。


はなをかみ、セイバーちゃんは机の上に立つと。

セイバー「よし! カリヤの為に余も奏者と共に闘うぞ!」

そう僕達に宣言した。

どうやら雁夜くんが気に入ったみたいだ。

貴方「はは、雁夜くんは良い奴でしょセイバーちゃん、今まで雁夜くんが僕を嫌ってたのは俗に言うツンデレて奴だね」
雁夜「ちがうぞ」

セイバー「はっはっは、奏者もカリヤも仲が良いな!」
雁夜「違うからな」

貴方「うん、セイバーちゃんも雁夜くんも僕に優しくなってくれて嬉しいよ」

セイバー「む? 何を言っている、最初から我らは仲良しだったでは無いか!」

ああ、そうかい……じゃあ、それでいいよ、もう……。



思考判定
5以上で暴露
>>下コンマ


貴方「あー、雁夜くんセイバーちゃん、少しまじめな話がある」

セイバー「む?」
雁夜「なんだよ」

二人に向かって姿勢を正し、なれない真面目な顔を作る。

貴方「僕、実は死徒……つまり吸血鬼なんだ」



雁夜「……知ってる」
セイバー「だろうな」

貴方「……あれぇ?」

僕の一大決心は、案外あっさり終わった。

セイバー「奏者よ、そなたが最近出歩いていたのは知っているんだぞ、隠せるわけ無いだろう」

え、え……え?

雁夜「だってお前……前回俺の前でサーヴァントと二体一とは言え殴りあっていたじゃないか、ばれるに決まってるだろ」

は、え、はっ!?

貴方「え、ちょ、っま……ええぇ!?」

セイバー「奏者は優しいからな! 吸血するのも苦心していたのは知っている!」

貴方「え、嘘嘘嘘、なんでなんで」

セイバー「ほれ! 雁夜が輸血パックを使い魔でとってきたらしいぞ! 飲むが良い!」

貴方「え、ああ……ありがとう」



※今後、衝動判定が起きなくなりました。

六日目、深夜


セイバー「奏者よ! 何余に隠し事をしたのだ!」

貴方「いやー、ははは……最近は便利だねぇ、これじゃあ血を吸う危険もないよ、ははは……」

セイバー「はーなーしーをーそーらーすーなー!」



行動安価
1、就寝
2、調査
3、策敵
4、会話 ※セイバー
5、自由安価
>>下


夢判定
5以上で成功
>>下コンマ

イベント判定

9~7、セイバー
6~4、アーチャー
3~1、アサシン
>>下コンマ


セイバー判定
98、会話
7~5、???
4~2戦闘
1、???
>>下コンマ


会話安価
1、セイバー
2、雁夜
3、全員
>>下


雁夜「まさかアレで隠せてたなんて思うとわな」

セイバー「はは、奏者もなかなか可愛い所があるではないか」

貴方「……」

屈辱だ、恥ずかしい、顔から火が出る。

貴方「こんなおじさんを二人がかりでからかわないでおくれよ」



会話候補
誰の視点でも可
>>下~下5


セイバー「ところで奏者よ、奏者はどうして死徒になったのだ?」

そうセイバーちゃんに尋ねられる。

貴方「いや、僕は魔術師上がりでもなければ、被害者って訳でもないんだ」

雁夜「じゃあ、なんだよ」

貴方「僕は親から領地やらなんやらを受け継いだ、つまるところ結構気高い出身なんだ、死徒としてはね」

雁夜「……ほんとかぁ?」

貴方「この領収書を見たまえ」

懐から取り出し、雁夜くんに渡す。

雁夜「……うっわ……」

ドン引きである。

貴方「はっはっは、どうだい? 驚いたろう」

雁夜「いや、お前ら……どう使ったんだよ……」

貴方「うーん、まあ良いじゃないか、そんな細かい事」



.


……そう言えば。

貴方「あー、真面目な話するとさ、僕たちが戦いに行くとき雁夜君くん着いてくるかい?それともホテルでいる?」

雁夜「……行かせてもらう、もともとは俺ら間桐の話だしな、誰かに丸投げして良い話じゃない」

セイバー「そうか! なら奏者も雁夜も余がしっかり守るから安心せよ!」

それは、頼もしい。

貴方「じゃあさ……もし聖杯に願いを託すとしたら、君のおじいさんを消したいのか桜ちゃんを元通りにしてあげるのかどっちなんだい?」

もう一度、真剣な顔で雁夜くんに迫る。

雁夜「……それは……」



思考判定
9~5、桜
4~1、臓硯
>>下コンマ  良いおじさん:+1 友情:+1


雁夜「……爺いを、俺は消したい……消さなきゃならない」

そうか……。

貴方「わかった……君に任せたよ、後始末は」

雁屋「ああ、了解した……俺は寝るよ、じゃあな」



.

七日目、朝


貴方「ふぅ……」

……戦争が始まって、もう一週間……か。

セイバー「んん……すやすや……」

貴方「はは、安らかに眠ちゃってさ……」



行動安価
1、調査
2、索敵
3、会話
4、自由安価
>>下


貴方「そろそろ、終盤だといいんだけどさ」

まぁ、後三騎……だれか映ってくれると良いんだけど。

貴方「よし『秘蔵蒐集』……だれか映ってくれよ、っと」



調査判定
5以上で成功
>>下コンマ 昼:-1


貴方「……さっぱりか」

間桐の方もしっかり調べたが、特に気になった点は無い。

……雁夜くんが戻ってきていないのに、だ。

貴方「……やっぱりあのおじいさん、かなぁ」

となると、結構厄介だ。



.

七日目、昼


貴方「ああー、いい感じに焼けてる」

セイバー「くぅっ! ならこれでどうだ!」

鏡で別の窓からの光を当てるが。

貴方「あっはっは、今日はもう日光には慣れたさ」



行動安価
1、調査
2、索敵
3、会話
4、自由安価
>>下


セイバー「ふふん! 行くぞ奏者、カリヤよ!」

そう言って僕等の手を引っ張るセイバーちゃん。

雁夜「お、おい! どこに行くんだよっ!?」

セイバー「善は急げだ!」

雁夜「い、今から行くのか!?」

セイバー「そうだ!」



索敵判定
5以上で成功
>>下コンマ 昼:-1


セイバー「……奏者よ! いったいどこにいるのだ!」

貴方「うーん、おじさん新都には間桐さん家は無いとおもうなぁ」

セイバー「なんだと!?」

雁夜「だから……待てって……言った、だろ……」

雁夜くんは息切れをして、今にも死にそうだった。



.

七日目、夜


セイバー「うー、余は疲れた」

絶対おじさん達の方が疲れてるから。

セイバー「カリヤよ、余の肩を揉んでも良いぞ」

貴方「無茶言わないであげてよ! 死んじゃうよ!」

尊い雁夜くんの命の為に、僕が代わりに揉むことにした。



行動安価
1、調査
2、索敵
3、会話
4、自由安価
>>下


貴方「まったく、おじさんに肉体労働なんて、ナンセンスだよ」

僕みたいな頭脳派は、こうやって疲れずに調べるのさ。

貴方「さぁて、名誉挽回だ『秘蔵蒐集』」



調査判定
5以上で成功
>>下コンマ


……うん、こんな日もあるさ。

セイバー「……ぷぷぷ」

貴方「っんな!」

セイバー「かっこつけて失敗したなぁ、かっこ悪いぞぉ奏者……ぷぷぷぷ」

……すっごい、ムカつく。



.

七日目、深夜


雁夜「……結局何も進展しなかったな」

貴方「うん……」

セイバー「そうだな……」

……お葬式みたいな空気になってしまった。



行動安価
1、就寝
2、調査
3、策敵
4、会話 ※セイバー
5、自由安価
>>下


セイバー「奏者よ何か映すのだぞ!」

雁夜「……まぁ、期待せずに待ってる」

……この差だよ。

やるけどさ。


調査判定
5以上で成功
>>下コンマ


陣営判定
9~5、アーチャー
4~1、アサシン
>>下コンマ


状況判定
98、クラス判明
7~5、戦闘
4~1、???
>>下コンマ


手前側には、銀髪の少女と弓を持った青年。

イリヤ「アーチャー、今度は大丈夫よね?」

アーチャー「善処します」

奥には、白い仮面に黒い肌の男。

アサシン「…………」



アサシン >>下コンマ
アーチャー >>下2コンマ

アサシン 2、アーチャー 4
判定:-2【拮抗】


アーチャーの放つ矢は、アサシンには当たりこそはしないが、しかしアサシンの攻撃の機会っを奪う。

アサシン「……………」

アーチャー「っく、ちょこまかと……」

しかし、どちらにも決定打が無かった。



アサシン >>下コンマ
アーチャー >>下2コンマ

アサシン 5、アーチャー 2
判定:+2【拮抗】


アーチャー「……ふっ!」

再度、アーチャーは矢を放つ。

アサシン「…………」

だが、アサシンは体術のみで躱す。

そして……。

アーチャー「――っ! 飛び道具か!」

アサシンが放ったダークは、アーチャーの頬を掠る。

……アサシンとの距離が縮まる。



アサシン >>下コンマ
アーチャー >>下2コンマ

アサシン 7、アーチャー 7
判定:+2【拮抗】


アサシンがダークで弾き、アーチャーへと距離を詰めようとするが、アーチャーはその隙に数歩後退する。

そうするだけで、アサシンは傷ついていく。

……筈だが。

アーチャー「なかなか……やりますねっ!」

アサシンの防御には隙が無く、殆ど完璧だった。

……両者とも、決定打に欠ける戦いが続く。



アサシン >>下コンマ
アーチャー >>下2コンマ

アサシン 8、アーチャー 8
判定:+2【拮抗】


アサシンのダークは当たらず、アーチャーの矢は弾かれる。

距離は詰まる事無く、ただただ矢とダークが飛びかうのみ。

戦場は殆ど千日手の様な状態に陥った。



イベント判定
9~7、セイバー
6~4、令呪
3~1、宝具
>>下コンマ


セイバー「ちょっっっっと、っっったぁぁぁ! この様な催しに、余を呼ばぬとは不敬であるぞ!」

戦場に颯爽と乱入する赤。

セイバー「と言うわけだ、この戦場の主役になるぞ!」

そう、高らかに宣言した。



思考安価
1、アサシンの味方
2、アーチャーの味方
3、両方倒す
>>下


セイバー「手を貸そう、アーチャー!」

アーチャー「貴方はいつぞやの……忝い」

セイバー「礼は良い! 行くぞ!」



セイバー >>下コンマ
アサシン >>下2コンマ

セイバー 3、アサシン 5  ※同盟:+1
判定:-4【不利】


セイバー「たぁぁぁっ!」

アサシン「…………っ!」

セイバーの剣戟に、アサシンはそのダークと体術で躱す。

アーチャー「……っく、セイバーを盾に使っている……これでは……」



セイバー >>下コンマ   同盟:+1
アサシン >>下2コンマ

セイバー 2、アサシン 4
判定:-7【不利】


アサシン「……っふ!」

セイバー「ぐあっ!?」

アサシンがセイバーを横へ弾き、アーチャーの射線上に投げる。

アーチャー「っな!」

そうして一気にアーチャーへと距離を詰めようとする。

セイバー「させん!」

アサシン「…………っ!?」

なんとかアサシンの進軍を止められはしたが、いつ不意を突かれるかわからなくなる。

セイバー「……こうなれば、皇帝特権だ!」



スキル判定
5以上で成功
>>下コンマ


スキル判定
9~7、戦闘続行C
6~4、投擲(短刀)B
3~1、心眼(偽)C
>>下コンマ


セイバー「むむう! 見える、見えるぞ!」

アサシン「……なに?」

セイバーの動きは先程と見違える様に変わった。

まるで投げ出されるダークがどうやって出されるかを知っているように。

セイバー「見切ったぞ!」



セイバー >>下コンマ   同盟:+1
アサシン >>下2コンマ  見切り:-1

セイバー 6、アサシン 6
判定:-7【不利】 ※連続不利により発展


アサシン「ちっ……」

セイバー「無駄だと言っている!」

何度も何度も、ダークは叩き落される。



イベント判定
98、アーチャー令呪
7、セイバー令呪
6~4、アサシ令呪
3~1、???
>>下コンマ


貴方「セイバーちゃん、令呪を持って命ずる! アサシンを倒せ!」

セイバー「おおお、みなぎってくるぞー!」

そう叫び、先程よりも苛烈になった剣戟がアサシンを襲う。

アサシン「……っ!?」



セイバー >>下コンマ   同盟:+1 令呪:+2
アサシン >>下2コンマ  見切り:-1  令呪:-1

セイバー 6、アサシン 10
礼呪:+2
判定:-9【劣勢】


セイバー「これでっ!」

アサシン「っく!」

??「避けろ、アサシン」

セイバーの斬撃は、空を斬った。

貴方「……来たか……間桐のおじいさん」

臓硯「っかっかっか、やはり今回も来たか、死徒よ」

闇夜から現れた、矮小な体躯の老人。

雁夜「お、おい! 桜ちゃんはどうした!?」

臓硯「ほぅ、何かと思えば雁夜か……あやつは臆したのでな、儂が令呪を貰った」

貴方「よく言うよ、どうせその怖い顔で脅したんじゃないの?」



セイバー >>下コンマ  令呪:+2
アサシン >>下2コンマ

セイバー 10、アサシン 7
判定:-6【不利】


アーチャー「っく、先程より早い!」

セイバー「くぅ、力もだ……」

……セイバーちゃんたちが押され始める。

それなら……!

貴方「セイバーちゃん! 宝具だっ!」

セイバー「良いのか!?」

貴方「ああっ!」

セイバー「……ふふふ、ははははは、あーっはっはっは! 良いぞ奏者よ、そなたの為に我が宝具を開帳しよう」

地面に剣を突き刺し、そして大きく腕を広げる。

セイバー我が才を見よ! 万雷の喝采を聞け! インペリウムの誉れをここに! 咲き誇る花のごとく……開け! 黄金の劇場よ!!」

周囲の空気が震え始める。

セイバー「レグナム カエロラム エト ジェヘナ……築かれよ我が摩天! ここに至高の光を示せ! 我が才を見よ……万雷の喝采を聞け……座して称えるがよい! 黄金の劇場を!!」

次第に、空気だけでなく地面も激しく揺れる。

セイバー「『招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)』ッッ!!!!」

そうして周囲が書き換えられる。




セイバー >>下コンマ  令呪:+2 宝具:+4
アサシン >>下2コンマ  宝具:-2

セイバー 9、アサシン 6
判定:-3【拮抗】


アサシン「これは……」

アーチャー「圧巻ですね……」

セイバー「わーーっはっはっは! ここではアサシンなんぞ敵ではないわ!」

そう、セイバーの言う通りアサシンのステータスは大幅にダウンしていた。

セイバー「さぁ、そろそろ幕引きだ!」



セイバー >>下コンマ  令呪:+2 宝具:+4
アサシン >>下2コンマ  宝具:-1

セイバー 9、アサシン 8
連続クリティカル:+3
判定:+1【拮抗】


セイバー「っちぃ! ちょこまか逃げおって!」

アーチャー「っく、早い」

セイバーの剣戟も、アーチャーの狙撃も、未だアサシンを斃しきれていない。

臓硯「アサシン! 何をやっている!」



セイバー >>下コンマ  令呪:+2 宝具:+4
アサシン >>下2コンマ

セイバー 9、アサシン 5
連続クリティカル:+3
判定:+8【優勢】


セイバー「そこまでだアサシン!」

アサシン「ぐおおっ!?」

遂にセイバーがアサシンの速度に到達した。

アーチャー「隙あり!」

アサシン「ぐっ!」

そうして、動きの止まったアサシンはアーチャーの矢に貫かれる。



セイバー >>下コンマ  令呪:+2 宝具:+3
アサシン >>下2コンマ

セイバー 8、アサシン 9
判定:+7【有利】


アサシン「はぁっ!」

セイバー「っなに!?」

アサシンは体中に矢を受けながら、尚もその動きを止める事無く……先程よりもさらに激しい物になっていた。

セイバー「ふむ、足掻くか! ならば華麗に幕引きを行うだけだ!」



セイバー >>下コンマ  令呪:+2 宝具:+2
アサシン >>下2コンマ

セイバー 9、アサシン 10
判定:+6【有利】


アーチャーやセイバーがアサシンの命を削っていく。

矢が、剣がアサシンを消耗させる。

……だが。

アサシン「……『妄想心音(ザバーニーヤ)』」

隙を突かれ、虚を突かれたその攻撃は、まさに逆転の一撃足りえる攻撃だった。



人物判定
9、アーチャー
8、イリヤ
7~5、雁夜
4~2、セイバー
1、貴方
>>下コンマ


宝具判定
98、回避
7~1、死亡
>>下コンマ


セイバー「――ッ!? 奏者! 避け――」

――何もかもが遅かった。

腕はすでに僕のすぐ手前まで迫っている、もう避け――。

雁夜「ッ!」




視界が、回る。

その隅で、親友が死にながら、回っていく。

セイバー「―――ッッ!!!」

セイバーちゃんが叫ぶ。

アサシン「―――」

アサシンが……潰した。

……何を?

――それは、紛れも無く彼の■■。



――親友が死んだ。

――僕みたいな半端な悪者を助けて、死んだ。



???判定
5以上で成功
>>下コンマ


セイバー「……奏、者?」

貴方「……ごめん、セイバーちゃん……大丈夫、落ち着いてる」

そう、今の僕は、酷く、冷たい。

セイバー「だ、だが……」

貴方「よそ見しないで、来るよ」

セイバー「……っ!」

アサシン「次は……貴様だ」



セイバー >>下コンマ  令呪:+2 宝具:+1 ???:+1
アサシン >>下2コンマ  ???:-1

セイバー 5、アサシン 4
???:+1
判定:+8【優勢】


セイバー「たぁっ!」

アサシン「……っぐ」

さっきより、動きが鈍い。

今なら、どうにかなる。

アーチャー「なっ!?」
アサシン「何っ!?」

セイバー「奏者っ!?」

今なら、空腹の僕でも、なんとか、なる。



セイバー >>下コンマ  令呪:+2 宝具:+1 ???:+1
アサシン >>下2コンマ  ???:-1

セイバー 8、アサシン 1
真祖(空腹):+1
判定:+13【勝利】


……おい、倒れるなよ、まだ、だろう?

腕が、千切れる、だけだろう?
腹が、吹き飛んだ、だけじゃないか?
頭が、潰れた、だけなんだぞ?





セイバー「――奏者! もう止めろ!」

貴方「――え、あれ? なんだい、セイバーちゃん?」

セイバー「もう、終わった! 終わったのだ! アサシンは消えた! あの爺はアーチャーにやられた!」

貴方「え、え? なんで? なんで終わってるのさ?」

セイバー「……奏者……」

奏者の瞳は、酷く、冷たく見えた。



貴方「…………あー、ごめん……思い出した、帰ろっか」

途端に、瞳には先程までの冷たさが消えた。

セイバー「……ああ、わかった帰ろう奏者よ」

だが……そういった奏者は、今度はさらに寒く感じた。

きっと、奏者はもっと寒いのだろう。

セイバー「……余は、絶対負けんからな」

貴方「……そう? ありがと」



.


今日はここまでです。

いよいよ残すはアーチャーのみとなりました。

次回は17:30に再開予定です。

おやすみなさい。


いつの17:30とは言ってない……つまり(ry

すみません、風邪引いてました

30に再開します

八日目、朝


……。

セイバー「…………」

貴方「…………」

………………昨晩から、まるで空気が抜けたかのように、活気がなくなった。

貴方「……そろそろ、この戦争も終わりだね」

……そんな言葉も、虚しく消えるだけだった。



行動安価
1、索敵
2、会話
3、自由安価
>>下


セイバー「奏者よ、外に行こうか」

そうセイバーちゃんに言われる。

貴方「……ああ、そうだねそうしようか」

セイバー「うむ、では早速行こうか」



索敵判定
5以上で成功
>>下コンマ 日中:-1


……ホテルを出て、暫くすると見知った顔に出会う。

イリヤ「あ、おじさん……」

貴方「お早う、イリヤちゃん……昨日は手伝ってくれてありがとね」

イリヤ「でも……おじさんのお友達……」

貴方「いいんだ、人は死んじゃうもんだし、彼は望んで戦場に来たんだ」

イリヤ「……わかった」

察してくれたのか、イリヤちゃんはそれ以上彼についての話はしなかった。



行動安価
1、会話
2、宣戦布告
>>下


会話候補
貴方とイリヤの視点で
>>下~下5までで候補

貴方「英霊が6体魂になったけど体は大丈夫なのかい」



貴方「でもやっぱり簡単にいなくなっちゃうのは寂しいなぁ、なんだか本当に寂しい」

まるで、ぽっかり穴が開いてしまった様だ。

イリヤ「仕方ないわ、だっておじさんは凄く優しい人なんだもの」

貴方「そうかな、そうだといいけどね」

イリヤ「ほんとよ、嘘じゃないわ」

……優しいなぁ。

貴方「……でも、残りの英霊が2体になったけど体は大丈夫なのかい?」

ふと、心配になる。

イリヤ「……支障がない、とは言えないけど……おじさんと戦うのには問題ないわ!」

貴方「はは、それなら良かった」

イリヤ「もう、あまり撫でないで!」

手を振り払われてしまった。

貴方「そう言えば、士郎くんの事も気になるなぁ、どうしてるんだい?」

彼と戦った時は死にはしなかったが、一応聞いておこう……また無茶をしてないとは限らない。

イリヤ「しばらく落ち込んで、そこからは元気になったわ」

貴方「はは、なんだいつもどおりか」

イリヤ「うん、いつもどおり……」

ふと、イリヤちゃんが俯く。

貴方「……どうしたの?」

イリヤ「……おじさんは、この戦争が終わったら……帰っちゃうの?」



思考判定
9~6、本当の事を話す
5~1、嘘を吐く
>>下コンマ


貴方「ああ、帰るよ……城の皆を放っておけないからね」

優しい嘘を吐くわけでもなく、ただ本当のことを言う。

イリヤ「……ふーん、そうなんだ……」

貴方「おや? ショックだった?」

イリヤ「ぜーんぜん! だっておじさん私のお城にも時々顔出してくれるでしょ?」

見破られちゃったか。

貴方「ははは、じゃあそうさせてもらおうかな」



.

八日目、昼


セイバー「奏者よ、思えばそなたとの日々も、もうすぐ終わるやも知れないのか」

……急にシリアスになったよ、この娘。

貴方「……あ、ああ……もう残りは一騎だけだしね……どうかしたの?」

セイバー「……もう少し、顔がなぁ……」

……酷い!

いまさらそこ言うかねっ!?



行動安価
1、索敵
2、会話
3、自由安価
>>下


セイバー「そろそろ……決着をつけねばならぬな」

貴方「ああ、その通りだね……」

恐らく、今度イリヤちゃんに出会ったら……戦いは避けられないだろう。

貴方「さっ、いこっか」



策敵判定
5以上で成功
>>下コンマ 日中:-1


……行けども行けども姿は見えず。

貴方「……カッコつけたら空振りするのかなぁ」

でもそうしたら「奏者かっこ悪い」なんて言われるだろうしなぁ。

セイバー「むむむ、まったく見つからんな……」

貴方「うん、そだね」



.

八日目、夜


セイバー「……この部屋……こんなに静かだったか?」

……初日はだいたいこんな感じだったよ。

貴方「……案外二人とも萎縮しちゃってるからかもね」

セイバー「な、なんだとぉう!? 余、よよよ、余が萎縮して……いる分けなかろう!」

すごい怒鳴られた。

貴方「……ふーん、じゃあそう言う事にしてあげるよ」

セイバー「ムキーッ! そんな事を言うのはこの口かっ! そんな口はこうだっ!」

貴方「いてててててててて! 痛い痛い!」



行動安価
1、索敵
2、会話
3、自由安価
>>下


貴方「さ、さて! 気を取り直して探そう!」

体中が痛いが、まぁ戦闘には支障は無い。

セイバー「……見つからなければ……こうだっ!」

セイバーちゃんが身振り手振りで僕を脅す。

……おいおい、その動きは一体何をするつもりなんだ。

……今回は、見つけられなければ……もっと酷い目にあいそうだ。



策敵判定
5以上で成功
>>下コンマ


イリヤ「……ごきげんよう、おじさん」

橋の中心で、彼女達は待ち構えていた。

イリヤ「もう、待ちくたびれちゃったわ」

貴方「あはは、ちょっと用事があってね」

イリヤ「……そう、じゃあ始めましょう……やっちゃえ、アーチャー」

貴方「行っておいで、セイバーちゃん」



セイバー >>下コンマ
アーチャー >>下2コンマ

セイバー 3、アーチャー 2
判定:+1【拮抗】


セイバー「っふ、貴様とは何度か共闘したが、まさか最後まで残っているだなんてな」

アーチャー「私もです……っ!」

セイバーに放った矢は、忽ち叩き落される。

セイバー「はぁぁっ!」



セイバー >>下コンマ
アーチャー >>下2コンマ

セイバー 10、アーチャー 9
判定:+2【拮抗】


セイバー「貴様相手なら、余も出し惜しみはせんぞ!」

剣を傍らに置き、そうして空気が揺れ始める。

アーチャー「宝具ですか……させません!」

だが、それを容易く許すアーチャーではなかった。


貴方「僕も、邪魔はさせないよ」

しかし、真祖クラスの力を持つ死徒も、それを許さなかった。

セイバー「かたじけない奏者よ……さてアーチャー、行くぞ!」

セイバー「築かれよ我が摩天! ここに至高の光を示せ! 我が才を見よ……万雷の喝采を聞け……座して称えるがよい! 黄金の劇場を!!」

セイバー「『招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)』ッッ!!!!」

橋の上は、セイバーの宝具によって書き換えられた。



セイバー >>下コンマ 宝具:+4
アーチャー >>下2コンマ 宝具:-2

セイバー 9、アーチャー 1
判定:+12【優勢】


宝具の中の舞台で、セイバーはその本領を遺憾なく発揮していた。

セイバー「『花散る天幕(ロサ・イクトゥス)』ッ!」

アーチャー「っく!」

その猛攻に、アーチャーは剣を抜き勢いを多少殺す事しか出来なかった。

セイバー「そろそろ終幕だ!」



セイバー >>下コンマ 宝具:+4
アーチャー >>下2コンマ 宝具:-1

アーチャーゾロ目出したが何か来るんかな

セイバー 7、アーチャー 6
判定:+13【勝利】


アーチャー「……すみません、いり……ヤ」

セイバー「……さらばだ、アーチャーよ」

アーチャーは光の粒子となり、消滅した。

貴方「……さて、聖杯さんが来ますよ、っと」



聖杯判定
5以上で成功
>>下コンマ この世全ての悪:-4 汚染判定成功:+1


貴方「……あれか」

セイバー「おお、奏者よ! アレこそが聖杯か! 美しいぞ!」

……随分時間がかかってしまったが、まあいいだろう。

貴方「セイバーちゃん、君から願いを叶えると良い……ぼかぁ後でも構わないし」

セイバー「……どうかしたのか?」

貴方「ははは、正直さ……僕、願いなんて大層な物は無いしさ……ま、あるとしてもささやかな事だし」

セイバー「……い、いいのか? 本当に使っちゃうぞ、残りの魂なくなっちゃうかもしれないぞ……」

可愛らしく、わたわたし始めるセイバーちゃん。

貴方「そんときは、その時さ」

セイバー「そ、そうか……では……」



さて、じゃあ僕も、っと……。





.




猛吹雪と大森林……そして、その奥に聳え立つ城。

黒いレンガで覆われたそれは、まさしく来るものを拒む城本来の姿を堂々と現していた。



セイバー「ほうほう、ここが奏者の宝物庫か……どれどれ……おお! これはこれは……皇帝特権で余の物にしよう」

その城の地下で、こそこそと宝を漁る皇帝。

セイバー「ふむふむ……おい、そこの貴様、しばし預かっておれ……壊すでないぞ」
「…………」

セイバー「なに? ご主人様の物だから触っちゃ駄目? ……奏者は余の家来だから大丈夫だ!」

貴方「……それは初耳だね」

セイバー「むむ、なんだ……と……こ、これはこれは奏者よ、ど……どうしたのだ? 怖い顔だぞ?」

貴方「セイバーちゃん、そこに正座」

セイバー「ま、待つのだ奏しゃ――」
貴方「正座」
セイバー「はい」



――あれから、数日が経ち僕達は無事城に帰ってこれた。

――いやぁ、戦争中より帰りの飛行機で殺されかけるとはね、おじさんビックリした。


貴方「……まぁ反省してくれたようだし、おや……この辺がいいな」

セイバー「む、奏者よ……何を持っているのだ?」

貴方「ああ、手紙だよ……冬木の皆は元気だってさ」

冬木の皆の写真も、そこに挟まっていた。

セイバー「おお! カリヤの奴回復したのか! 良かったな奏者よ!」

貴方「ああ、そうだね……よいしょ、っと……うん、いい配置だ」

我ながら、感心するね。

セイバー「奏者、奏者よ! 余はもう一度カリヤやイリヤに会いたいぞ」

貴方「ああ、それなら大丈夫だよ、チケットが添付されてあった……いつでもいけるさ」

まあ、殺されかけるのはごめんだけどさ。

セイバー「そうか! では奏者よ、そろそろ夕食の時間だ」

貴方「ん……あ、ほんとだ、いこっか」



そう言って、僕は宝物庫の扉を閉める。





『No.3456 題名「空の聖杯」』
~HAPPY END~

面白かったです おつ!


死徒なおっさん貴方、無事終了です。

途中、こちら側で何度も不手際が起こり、何度か躓きかけましたが、今回も無事終わりました。

明日は早速5代目、と行きたいところ……ですが、すみません!

「スキル」が「不足」してます!

幾つかこちらで作ったわ良いですが、案外少ないって事に最近気付きました。

ので、ちょっとここらでスキル募集です。

基本的にこの括弧にスキル名を書き→例:【死徒】
家系・魔力・幸運・属性などの条件を書きます→例:家計『6』・以上魔力『3』以下

明日は更新できそうに無いので、今から明日の終わりまでを期限とさせていただきます。

とりあえず新スレも立てますが、一度このスレが埋まってから新スレでスキルを落としてください。

では、皆様の素敵なスキル、待っています。


新スレ
【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421246120/)


お休み!

【八極拳】 無条件(身体能力も決めれるなら条件を付けれるのですが)
戦闘時に0が出た場合、直後判定で7以上をだせば一撃必殺

【英雄の血筋】 家系5以上魔翌力5以上で家系=魔翌力となっている場合
安価で指定したサーヴァントのスキルor能力を1つ使える

【貴族】 家系7以上魔翌力6以上
礼装所持(どんなものかは安価で)

【先生】 条件なし
穂群原学園の生徒との友好度判定+2

【イレギュラー】 家系魔翌力幸運属性のいずれかに0が含まれる
8人目のサーヴァントを召喚したイレギュラーな存在。サーヴァントはアヴェンジャーなどのイレギュラークラス固定

【スポーツ選手】
種目を安価。コンマ判定により習熟度が変化。種目によっては様々な補正を受ける
4以下で趣味レベル、5~6で部活レベル、7~8でプロレベル、9で世界優勝レベル、0はその種目における神の領域
7以上だと知名度に補正が掛かる

【独学魔術】 家系3以下魔翌力7以上
安価で指定した分野の魔術の本を所持。その分野を使うことに関して補正がかかる
(この分野のエキスパートとなるがその分野以外に関しては素人)

【ネクロマンサー】魔翌力5以上家系5以上
死体や霊に干渉する魔術を使うことができる。アンデットの作成と使役などが可能

【魔砲使い】魔翌力7以上
戦闘時コンマ2連続成功で魔砲を使える 
使ったターン戦闘補正+3追加となるがその次のターン戦闘補正-3となってしまう

【運命逆転】幸運が1か0
1日に1度だけ、コンマの値を入れ替える(1なら0、2なら9、3なら8、4なら7、5なら6)事が出来る


……このスレのどこからこんな人が……(感動

【千年樹の一族】家系4以上魔翌力7以上
スキル選択時以下の能力の内1つ使える
1高度な錬金術とホムンクルス作成2人体工学による魔術礼装取得3人形工学によるゴーレム生成
4呪殺・拷問用の礼装や魔術(黒魔術)5獣の使い魔や悪霊の召喚6他者の魂をおのれの糧とする魔術

【言峰の一族】家系4以上魔翌力6以上
言峰家関係者と判定有り。綺礼との判定において成功で聖杯戦争の真実を獲得

【蒼崎の一族】家系9以上魔翌力5以上
蒼崎家関係者と判定有り、また以下の3つから能力を選択
1人形遣い 1回の戦闘で1回死亡判定無効
2マジックガンナー 戦闘のコンマ成功で戦闘補正+1連続成功で更に補正+1最大補正+3
3第五魔法(魔翌力0のみ選択可能) 『魔法・青』(時間旅行などができる)使用可能

【いつでも繋がってる】家系5以上
安価で人物選択 その人物と互いに信頼獲得

【伸びしろ】
魔翌力『4』以上 家系『7』以下
ストーリー中に誰かに師事を受ける事で魔翌力上昇イベントが一度だけ起きる

【起源「大罪」】
魔翌力『0』
起源が七つの大罪のいずれかになり、行動が制限される
固有結界を得る

【アイドル】
家系魔翌力の合計が6以下
異性との感情判定に常に+2する


けっこう良い感じに集まりましね。

明日の17:30再開しますので、そこで募集終了です。

埋めもかねているので、ばんばん送ってください。

【霊子ハッカー】魔翌力7~
1ターン目攻撃判定成功で敵補正-1
またハッキングにより拠点で戦闘する場合補正+1

【願いし者】
家系『5』以上
安価で聖杯への願いを決めそれを中心に行動する

【穂群原教師】
生徒(4次なら藤ねえ 5次なら士郎とか)との友好度判定自動成功

【十二支ん】
幸運『0』
神獣の加護を受ける安価でどの神獣か決める

【山育ち】家系1~4魔翌力1~4
初撃必殺・1ターン目成功した場合そのコンマ2倍(10の限界超える)

【兵士】家系1~5
安価で「傭兵か軍人か」「武器」選択
・傭兵 誰に雇われたか安価で選択(聖杯戦争参加者も可) 
・軍人 どこの国の軍所属か安価選択 軍の補助により参加者を一方的に知ることが可能
傭兵でも軍人でも暗殺または奇襲可能


さあ、約束どおり18:30ですね

そろそろ始めますが、人はいるかな?


よーしじゃあはじめちゃうぞー

とりあえず、性別だ!

1、男性
2、女性
18:40の>>下2

……関係ないけど、女子の成分少なくないかな?


それが人間のする事かよぉぉぉっ!?

はい、魔力だよ、魔翌力じゃないよ、直すのめんどくさかったよ。
>>下2コンマ


おい











おい


家系だよ、家系なんだよ

>>下コンマ!


よかった!
……のか?

属性です!
0は駄目だよ!

>>下2コンマ


秩序・中庸どすえ!

幸運度だよ、幸運だといいですね

>>下コンマ


ラッキーまんですな。

スキル抽出します。


あ、その前に。

振りなおしをどうぞ。

複数可能です。
1、魔力 10
2、家系 1
3、属性 8(秩序・中庸)
4、幸運 7
5、振りなおさない
19:03の>>下2


家系だよぅ

>>下2コンマ


…良い子ちゃんです、ぺっ

スキル抽出します。


あ、ちがった、家系だった


1、【起源『虚無』】
2、【起源『停止』】
3、【封印指定】
4、【死徒】
5、【記憶喪失】
6、【衛宮の一族】
7、【遠坂の一族】
8、【間桐の一族】
9、【アインツベルンの一族】
10、【時計塔講師】
11、【貴き一族】
12、【伝承保菌者】
13、【執行者】
14、【紅赤朱】
15、【半妖】
16、【特性】
17、【ドラゴンボーン】
18、【マジ狩る八極拳】
19、【政治家】
20、【魔笛術】
21、【魔剣士】
23、【マスター(真)】
24、【○○の英雄】
25、【むしょく】
26、【イレギュラー】
27、【混血】
28、【魔砲使い】
29、【千年樹の一族】
30、【蒼崎の一族】
31、【いつでも繋がってる】
32、【起源「大罪」】
33、【半人半獣】
34、【魔法の歌】
35、【愛国者】
36、【魔獣使い】
37、【魔眼】
38、【起源覚醒者】
39、【スロースターター】
40、【願いし者】
41、【エーデルフェルトの一族】


……(白目
19:25にもう一度安価を取ります、そこまで考えてください(白目


>>925の中から選んでください

三つのうち一つ目です


19:30の>>下2


もう決めたぞ、以上以下をくっつけて制限しちゃる

……次回から


魔眼ですね……結構取るのは楽なんだけどなぁ……もっと強いの選んでも良いのよ

ノウブルカラー判定
9、虹
8~5、宝石
4~1黄金
>>下コンマ


ライダークラスか……普通だなー(麻痺


>>925から選んでください、選ばない場合は「選ばない」とレスを

19:40の>>下3

30


【マスター(真)】ですか。
渋いね。

19:47の>>下2

トラップマスター

やば早とちりしてしまった ごめんなさい下で


ああ、すみません、スキルの選択です。

スキルの効果は次スレ辺りでやりますので

19:52の>>下2


Oh! アオザーキ!

では、最後に個性です!
輝く個性を!
光る個性を!

19:55の>>下2

いたずら好き


4が一番困るんだよなぁ……
でも二桁目もなぁ……

と言うわけで。
>>下コンマでいたずら好き再判定!


すごいいたずら好きです

では新スレを
【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421246120/)

ここは埋めましょう


生め

うめ

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