幸子「ボクの奇妙な冒険!」モバP「……」カタカタッターン (17)

早漏(短編)予定につき
ご愛嬌とご容赦の言葉に全力で甘えたい今日この頃

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幸子「プロデューサーさん!」

モバP(以下P)「アハイ」

幸子「…冷たいですよ!」

モバP「仕事がwwwwww終わらんwwwwww正月明けなのにwwwwww……おのれチヒロット…」ブツブツ

ちひろ「人聞きが悪いですね、私は自分の分をキチンと年末に終わらせてたからこうしてゆっくりとプロデューサーが右往左往してるザマを眺められるってわけですよ」オチャウメー

P「鬼!悪魔!元々これあなたの仕事だろうがッッ!!」



ちひろ「はいはい頑張ったら500モバコインで5%チケ売ってあげますから、仕事仕事」

P「ひゃっほう!神!天使!ちひろ様!」

ちひろ「この私のために仕事でもしているのが似合っているぞPッッ!!」

幸子「………」



幸子「てりゃっ」ブスッ

P「あひん」

幸子「……」

P「さ、幸子……お前何をしてくれとるんや…」ガクガクビクンッビクンッ

ちひろ「プロデューサーさん?どうしました?」

P「ちひろさん……自分の担当アイドルに刃物で刺された…」ヒクッヒクッ

ちひろ「こ、これはッッ!」

P「死ぬ…血が…血が……デテナーイ…何で?」ムクッ

幸子「ふんっ」ズボッ

P「もっとやさしぐぅ!」ビクンッ

ちひろ「幸子ちゃん、どうしてあなたがそれをッ!」

幸子「ちひろさん…どうやらあなたは知っているようですね。この、『矢』のことを!」

P「なんだドッキリの道具か、脅かすなよ幸子」

幸子「……何してるんですか?気安くボクの頭に触るんじゃあないぜッ!」パシッ

P「お?」

幸子「この小汚い手で触るな!と言ったんですこのマヌケがッ!」ツーン

P「拗ねるな拗ねるな、後でちゃんと相手してやるから」

幸子「本当ですね?約束しましたからね?嘘ついたら怒りますよ!」ウルウル

P「わかってるわかってる」

幸子「嘘ついたら死にますよ!プロデューサーさんが!」

P「おっと急に物騒だな。この仕事を終わらせたらちゃんと……」

ピロリパロピリロラ

P「はい、いつもニコニコ、アイドルの周りを這い寄るモバPですが。………え?今すぐ?な、そんなの無理に決まって………るわけないですよねー。大丈夫です。すぐに送信します、はい。失礼します」

幸子「プロデューサーさん?何のお電話ですか?」

P「ちひろさぁん!パソ子借りますよ!」

ちひろ「え?あ……100モバコインですけど」

P「このアホがーーーッ!今はそれどころじゃないんだよォーーッッ!!」

ちひろ「300モバコイン」

P「お支払いしますから勘弁してください」

ちひろ「どうぞー♪」ススッ

P「無駄な出費を……!」ガタッ

幸子「パソコン2台同時に使うんですか?」

P「同時進行前提じゃないと間に合わないんだよ!」

幸子「……」

P(無理だ!これは無理だ!残業確定!幸子に構ってやる暇なんてとても……)

P「な、なぁ幸子。明日ならいっぱい構ってやれるぞ?」

幸子「今日はダメなんですか?」

P「が、頑張ってはみるが…」

幸子「ふーん…ボク、言いましたよね?」

P「え?」

幸子「嘘をついたら、『プロデューサーさんが死にますよ』って……!」ドドドドド

幸子?『………』

P「俺の背後にッ!幸子によく似た女の子がッッ!!?」

幸子「そのコは約束を違えた者に罰を与える審判者……その名を『ボクこそが天使』(ライブラエンジェ)!」

P「ねぇ キミ。アイドルに興味ないか?絶対売れる。トップアイドルも夢じゃない」

幸子?『!?』アタフタ

幸子「ボクを差し置いて勝手にスカウトしないでください!」


ちひろ「やはり…!プロデューサーさん、離れてください!!」

P「は?」

ちひろ「その子は実体じゃあありません!女の子だとと思っていたのは、幸子ちゃんの生命エネルギーが作り出すパワーある像なんです! そばに立つというところから、その像を名づけて『幽波紋』(スタンド)!!」

P「スタンドちゃんって言うのか。よろしく、俺モバP。幸子の親戚?」

ちひろ「離れろと言っただろうがあぁーーーーああッッ!」ボギャァァアアァッ!

P「ギャワン!!」

幸子?『』ビクッ


幸子「ちょっと!そっちまでびっくりしてどうするんですか!」

幸子?『そんな事言われてもこまりまふ!びっくりするものはびっくりします!』

幸子「あ、噛みましたね、こまりまふ!って」

幸子?『噛んでないです!やめてください!」

幸子「でも噛んだところでカワイイですね、流石ボクのスタンドです」

幸子?『いえいえ、そちらこそとってもカワイイと思います』

幸子「当然ですね!」



P「幸子が幸子と喧嘩し始めたと思ったら今度はお互いに褒め出した……」


ちひろ「スタンドが意思を持っているだと……」

幸子「と…とにかく!嘘つきには死あるのみでふ!あっ、噛んでません!やっちゃってください!」

幸子?『あいあいさー!』スチャッ

P「こら、そんな危ない刃物持ち出したらダメだろ」

幸子?『ごめんなさい…』シュン

幸子「こらーー!!」プンスカ

幸子?『あっ、う、嘘つきは死あるのみです!』ヒュンッ

P「わひぃ!」サッ

ビューン

P「ダニィ!?ナイフが追いかけてくるだとッ!!」

幸子「そのコが投げた物は、何であれ目標を追いかけ続けます!ただしそれはボクに一度でも嘘をついた人に限定的にですが!」



P「だずげでーーッ!」ヒュンヒュン

幸子「死にたくなければ約束は守ってください!」

P「分かったから止めてくれーーー!」

幸子「わかればいいんです、わかれば」パチン

P「止まった……」

ちひろ「どうでもいいですけど、プロデューサーさん。時間は大丈夫なんですか?」

P「あぁ!」

(俺は何をやってるんだ…とりあえず寝不足だし寝よ)

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