【安価】艦これ『ハートフル?』学園もの (190)

※このssは、艦隊これくしょんを題材にしたssです。
※このssは、艦娘と提督を、学校の生徒として扱っています。
※このssは、艦娘と提督のハートフルコメディを書いていく予定です。
※随所で安価を取ります。
※必ずしも安価が採用されるとは限りません。
※このssには、艦娘のキャラの変化、言葉使いの変化がある可能性があります。
※このssには、エロ・グロが含まれる可能性があります。
※このssには、NTR、修羅場、ヤミ等が含まれる可能性があります。
※このssには、>>1の独断と偏見が含まれています。
※このssの>>1は、ssスレを書くのは2度目で、不慣れです。基礎的なルール、常識、必要事項を忘れることがあります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420216171

このssでは、好感度を段階で表示。
細かい数値は>>1が大まかに決めます。
このssでは、艦娘から提督への好感度だけでなく、提督から艦娘への好感度も設定します。

したがって、提督から艦娘への好感度がある程度ないと、艦娘からの告白があっても、その先へ進むことはできません。

艦娘から提督への好感度と、提督から艦娘への好感度は、初期のヒロイン設定時のコンマを利用せず、別でコンマ安価を行います。

理由は、次のヒロイン設定の場で行います。

このssでのヒロインの決定方法は、まず、↓1〜10の安価をとります。
その後、>>1の独断と偏見で4〜5人を選びます。
その後、ヒロインから提督への初期好感度を、コンマによって設定。
提督からヒロインへの好感度も、同様に、この後におこないます。

イベントは特に縛りません。
自由安価を多少多めに使っていく予定です。
ただし、縛らないので、>>1や安価次第で、一回のイベントの内容量に差が出ますが、ご了承ください。
また、イベントには、>>1の好みが出ます。

ヒロイン決定から

↓1〜10の、中から独断と偏見で4〜5人
少なければその範囲で

はい、やってしまいました。
すいません。
ヒロインがどんな人かも、書いてください。

って書くのわすれちゃったテヘペロ

↓1〜10

あ、前のスレの方かな?
新しく始めてみました。
前スレで得た経験を元に頑張るよ


にしてもみんな幼馴染み好きね
幼馴染みは負けフラg...(なんでもないです)

選考結果

川内 クラスのマドンナ
大鯨 部活の先輩
暁 かわいい後輩
秋月 隣の幼馴染み
春雨 クラスメイト

選考は、立ち位置がなるべく被らないようにってのが主。あとは好み。
2周目からは、ENDの子は選考から永久欠番の予定。


初期好感度設定

川内↓
大鯨↓2
暁↓3
秋月↓4
春雨↓5


【好感度一覧】
川内 34
大鯨 56
暁 51
秋月 54
春雨 92


お、今回は平和な感じだな(チッ



続いて提督からの好感度
川内↓
大鯨↓2
暁↓3
秋月↓4
春雨↓5

提督完全にスレてますわこれ
でも母性には若干弱い(確信

【逆好感度一覧】
川内 18
大鯨 56
暁 3
秋月 18
春雨 40

逆好感度一覧若干見づらいね
ちょっと変更


【逆好感度一覧】
提督→川内 18
提督→大鯨 56
提督→暁 3
提督→秋月 18
提督→春雨 40

確かに春雨ちゃんが一番有利かも


【提督の人物像】
ヒロインと提督の初期好感度を考慮して、提督の人物像を決めます。

今回は、相手側からの好感度はまあまあだけど、提督側の好感度が軒並み低いから、周りの目を気にして振舞っているものの、その実、他人への興味が薄い、スレちゃった系男子。
ただし、若干母性に弱い傾向あり。

勿論、話の展開次第で、提督からの好感度が低いキャラにもチャンスはあります。
ただし、現状、春雨と大鯨が有利って感じ

今回は自由安価増やすつもりだから、お気に入りのヒロインの時は頑張ってほしいっぴょん!

そうだね、ヒロイン安価取らないことには書けないからね〜。


狙いの子がいない場合でも、自分だったらこうしてみたいっていう投影とかに使って楽しんでくれたりすると嬉しい


眠さに負けず頑張って書いてくる

基本的に地の文は三人称。
とりまプロローグだけ。
続き寝てからで
すまんの

【プロローグ】


久しぶりに帰ってきた町は、あの頃と変わらなかった。

提督「この町も、久しぶりだな。5年振りだっけか?なーんか、そんな気がしないな〜」

彼の名は提督。ほんの4.5年程前までは、この町でくらしていた。
彼は、ある事を機に一度引っ越してから、この町に戻ったことはなかった。
故に、この風景を見るのも久しぶりのことである。
にも関わらず、彼の目に映る景色は、あの頃となんら変わらない。
変わったのは、提督の目線の高さ。そして提督自身だけ。
この数年で変わった提督には、この光景が妙に懐かしくて、眩しくて。
それ以上に、鬱陶しくて仕方がなかった。

「はあ、まだつかねーのか」

バスに揺られながら、提督はかつての彼の家に向かう。
信号で止まったバスの中から、ふと提督の目に、1本の桜の木が目に入る。
そこから舞い落ちる桜が、春の盛りを大地にまで伝えていた。
しかしそんな光景すらも、提督には、止まっているように感じられてた。

時間かかったし、出せてない子いるしで、反省点ばっか。
余程のことがない限り単発も採用するかな。
一応安価先とかはランダムにする予定だし、自由安価なら単発にはきついだろうからね。

投下しまーす

提督「この家も久しぶりだな。なんか前よりボロくなった気がするな」

バス停から降りてそう遠くない所に、昔提督が住んでいた家がある。
心なしか、昔に比べて老朽化したように見えるが、住む分には問題はないだろう。
そんなことを何気なく思いながら、提督は鍵を開けた。

提督「...ただいま」

母「...おかえりなさい」

小さく呟かれた提督の言葉に、それよりも小さな声で返事が返される

母「久しぶりね。...葬儀以来かしら。」

提督「...そうだな」

そこには、親子の会話とは思えない、詰まるような空気が流れていた。

母「そう...部屋は、あなたが昔使ってた部屋を使って頂戴。荷物はそこに運んであるわ」

提督「...わかった」

再び短く返事を返すと、提督は母の言葉通りに、かつての自分の部屋へと入っていく。
綺麗に掃除されたその部屋には、少数の段ボールと、それほど大きくないタンスに、真新しいベッドが鎮座しているだけで、他には何もなかった。

提督「はは、こんなに狭かったけか、この部屋」

子供の頃使ってた部屋は、今の提督には幾分狭く感じられた。

提督「でもまあ、そんな困ることもないからいいか」

提督「にしても、あの人も随分変わったな。いや、単純に老けただけか」

そう呟いた言葉は、誰の耳にも入ることなく、家の静かさに飲まれていった。









提督「あーチクショウ、春先だつてのに、意外と寒い。部屋に上着置いてきちったよ」

部屋の整理を手短かに済ませた提督は、母親に告げることなく家を出た。
何処か行く宛があるわけではないが、家にいるよりはマシだろうと思って出てきたのだ。
しかし、思わぬ寒さに提督は自分の判断に早くも後悔し始める。

提督「マジでついてねぇ。家も外もクソ食らえだ。」

理不尽な暴言が、寒さで凍える提督の口から漏れる。
それでも、提督は、家に戻るつもりはなかった。

提督「お?あんなとこにコンビニ出来たのか。ラッキー。さみーし、ちょっと寄ってくか」

そうして意味もなくかつて歩いた道を歩いていると、そこには、提督がこの町を、出てから作られたであろうコンビニがあった。
引っ越してからというもの、スッカリと都会に慣れてしまった提督にとって、このコンビニは、なんとも魅力的に写った。
イギリスに行ったときのカップ麺状態である。
故に提督は、嬉々として、そのコンビニにはいろうとした。

?「あれ?も、もしかして!」

提督「ん?」

冷えた体を温めようとコンビニに向かう提督に、コンビニから出てきた少女が声を発した。
提督にはその声に聞き覚えがあまりなかったが、言葉尻から、どういう用件なのかを察した。
それと同時に、自分がコンビニにはいるのが遠のくことも、察し、僅かばかりの憂鬱が芽生える。

?「やっぱりそうです!提督です!もう帰ってきてたんですね!」

提督「あ、ああ。えっと...」

秋月「提督、もしかして秋月のことお忘れですか?秋月ですよ!ほら、隣に住んでる」

提督「あー、お前秋月だったのか。髪とかも伸びてるし、全然わかんなかったわ」

提督に声をかけたのは、今も変わらず提督の隣の家に住んでいる、幼馴染みの秋月だった。
提督と秋月は、隣同士だったがために、親の仲もよかったので、よく遊んでいた。
それこそ、提督が引っ越すときも、直前までである。
しかし、それでいて提督が気付けなかったのは、ひとえに、秋月の容姿と、言葉使いの変化のせいだろう。

秋月「そんなにわからないですか?」

提督「ああ。言われて初めて気付くくらいには、わからないな」

それもそのはずだ。
提督と遊んでいた頃の秋月は、どちらかといえば活発なタイプであり、言葉使いも、男の子に物怖じしない勢いであったほどだ。
むしらわかる人のほうが稀と言えるだろう。
提督もその例に漏れず、気付くことはできない。

秋月「そんなに変わったんでしょうか...自分だとそんなことないと思ってるんですけど...」

提督「いやいや、それで変わってないとかないだろ。あの秋月がこうも美人になってりゃ、誰だってビビるって」

秋月「え、び、美人って、な、何言ってるんですか!」

提督「ん?唯の感想だけど」

秋月「そ、そうですけど、いきなりそういうこと言うのはどうかと思います!」

提督「いいじゃん、別に貶してるわけじゃねーんだからさ。むしろ盛大に褒めてるつもりだったんだが。」

秋月「提督は提督で随分変わったみたいですね...」

その後、提督と秋月は談笑は、提督が寒さに耐えかねて話を切り、コンビニへとはいるまで続いた。

提督「あーコンビニの中あったけー。ったく、秋月のやつ、どんだけ喋るんだよ。見た目変わっても中身は変わんねーもんだな。さてと、このまま立ち読みするかな」

提督は雑誌を取ると、おもむろに読み始める。
雑誌を読む提督の頭の片隅には、ついさっきの秋月との邂逅があった。
姿が変わっても、中身はちっとも変わっていなかった秋月。
それに対して、姿も中身も変わった、変わってしまった自分。
それが提督には、当て付けの様に感じられてやまなかった。



・・・・・



提督「今週の記事も、相変わらず微妙だったな」

数刻後、雑誌を読み終えた提督は、今しがた読んでいた記事に、乱雑な言葉を放ちながら、雑誌を元の場所へと戻す。

提督(長居して目ー付けらるのもあれだし、なんか買って出るかな)

提督は、あまり長居しすぎて、このオアシスから放逐されるのを懸念し、ゆっくりとではあるが、陳列棚に並ぶ商品を眺め始める。
提督はその中から、あったか〜いコーヒーを2本程選んで購入すると、外へと出る。
数刻程たっても、外はまだ寒い。
コンビニであったまっていた提督には、余計に寒く感じられた。

それ故に、提督は今しがた購入した缶コーヒーを両手で包み込んで、暖をとる。
そして手が温まると、その場で缶コーヒーを開け、少しずつ飲み始める。

提督(あー、体の中から温まるとやっぱ違うな。...ん?)

急激な温度の変化で意識が缶コーヒーに集中していた提督は、そこで初めて、周囲の様子に気付いた。

提督(うわ、はいる前はいなかったのに、すげーいる。こういう奴はどこにでもいるもんだな)

提督の視線の先には、コンビニの前にたむろしている、数人の不良。
粗野な言葉と、下品な笑い声がを撒き散らしながらかなりのスペースを占拠している。
提督はしばしその集団へ視線を向けていたが、あまり見ているとろくなことにならないと思い、視線を逸らそうとした。

提督(うん?あれは...)

その時、その集団の横を通ろうとする、特徴的なピンク色の髪をした、どこか気弱そうに感じられる、かわいい少女が提督の視界にはいった。
どうやら、その少女もコンビニに用事があるようで、不良の集団を気にして、少し迂回しながら、コンビニへと向かっていた。

提督(あ、ありゃヤバいかな...)

提督には、この状況から起こりうるであろう事態が、簡単に推測できた。
もしこれで、あの少女が人並みの容姿であればわからないが、少女の類稀な可愛らしさと、どこか気弱そうな雰囲気が、提督の推測をより確かなものにしていた。

不良「あれ、君かわいいね〜!ねえねえ、今時間ある?あるよね?ちょっと話そうよ」

少女「え?わ、わたしですか?今は、その...」

突然掛けられた声に、少女は動揺を隠せない。
その狼狽え振りは、普通の人には、見ていているのが辛くて堪らなくなるほどだ。

提督(あーあ、かわいそ)

しかし、提督にとっては、それすらも興味の外だった。
少女の運の悪さに同情こそすれど、それ止まりにすぎない。
それこそ、助ける気などは微塵もない。
それでも、どうしてか目をそらすことができなかった。

不良4「おい、何見てんだよ、なんか文句あんのか?あ?」

提督(あーあ、やっちまったのは俺もか)

目をそらさなければ、こうなることはわかっていた。
しかし、それでも逸らすことができなければ、提督も彼らに目をつけられるのは当然と言えた。
不良の視線が少女から外れ、全員が提督に向けられた。

少女「あ...」

そして、少女の視線もまた、提督へと向けられる。
提督の視線と少女の視線が重なる。
少女の視線には、戸惑いと恐怖がありありと浮かんでいた。

不良「おいおいおい?無視してんじゃねーよ!ガンつけといて何様だテメー!」

不良の1人が視線を少女に向けたままの提督に、不良が怒鳴りちらす。
それでも提督は焦らない。

不良「おい!なんとか言ってみろよ!それともあれか?ガンつけといてビビッちゃった?あ?」

提督「はあ...」

提督「お前らさ、もうちょっと考えて生きらんないの?」

不良「は?いきなりなんなのお前?」

提督「店の前できたねぇ面晒しやがって、挙句には人様に直接迷惑かけるとかさ、ホント何考えてんの?って話なわけよ」

不良「は?なに?マジで喧嘩売ってんの?」

提督「喧嘩売ってきたのはお前のほうだろ?そんなこともわかってないのか...はあ...」

不良「テメェ、マジで調子のってんだろ、おい。痛い目みないとわかんねーのかな?あ?」

不良達の標的はすでに少女から外れ、提督に集中していた。

提督「はあ、ホントに俺の言ったこと理解できてねーのな。邪魔だから失せろって言ってるのがわかんないかな?」

不良「...テメェ、マジぶっ[ピーーー]ぞ?」

提督の言葉に、すでに不良は冷静さを失っていた。

提督「ふーん、そう、じゃあやってみてくれよ?なあ?」

不良「は?」

提督「ほら、やってみろよ?なあ?」

不良「は?な、なんだテメー、いかれてんのかよ、気持ちわりぃ」

不良の集団に1人で対峙しているとは思えない提督の様子が、不良達の間に動揺を与えた。
不良達にとって、自分達に対して明確に反抗してくる存在はそう多くはいない。
ましてや、自分と同年齢か、それより年下に見える男が反抗してきたことなど、あるはずもない。
それ故に、不良達にとって、提督未知だった。
人はえてして、本能的に未知を恐れる。
未知とは、それだけで恐怖だ。
だからこそ、不良達は提督に対して恐怖を感じることは当然と言えた。

不良「ち、なんか萎えるわ。きみわりぃし、行こうぜ」

提督「...」

提督「はあ、やっといったか...」

提督(なーにやってんだ俺。あの手の奴らはほっとくに限るってのに...)

提督は、自分の無駄な行動にため息を吐く。

少女「あの...」

そんな提督に、先程まで不良に絡まれていた少女が、恐怖が冷めやらぬまま、それでも声を絞り出し、自分を助けてくれた男に声をかける。

提督「ん?ああ、大丈夫だったか?」

その少女の声に、提督も思い出したように少女に安否を問いかける。

少女「は、はい。おかげさまで大丈夫です。ありがとうございます、助かりました」

提督「そうか、ならよかったよ。ほら」

そう言って提督は、2本買ったコーヒーの内の1本を少女に放り投げる。

提督「ほら、これやるよ。今日さみーし、さっきので冷えてるだろ?あったまるぞ」

少女「え、あっ!」

提督が唐突に投げた缶コーヒーを、なんとか落とすことなく少女がキャッチする。

少女「そんな、助けてもらったのに、それ以上何かもらうなんて!」

提督「いや、もう渡しちゃったし。それに、2本買ったけど、冷えてマズくからさ、むしろもらってくんね?」

少女「で、でも...」

提督「じゃ、俺は行くから。気をつけて帰れよ?」

そう告げると、提督は未だ混乱したままの少女を残したまま、立ち去ろうと背を向ける。

少女「わ、私、春雨って言います!あの、名前、教えてください!」

その背中に、まだ恩人の名前を聞いていないと、困惑の中にいた少女が、それでも恩人の名を知ろうと、必死で声を上げる。

提督「...そうか。提督だよ。じゃあな」

春雨「提督...さん」



提督と春雨の再開は、彼らが思うよりも、ずっと早く訪れることを、彼らは知らない。

学校始めるまで部活の先輩とか出せないから困る。
安価くれたのに出せなくてすまんの。


ところで、次イベント安価の前に、なんか会話とかあったほうがいいかな?

とりま次イベント安価 ↓3
ヒロインの中から1人。
シチュ希望あれば書いて、どうぞ。

加賀「みんな、早く静かにしなさい。HRを始めるわよ。私が今年度このクラスを担当する加賀よ。よろしくお願いします。このHRの後はすぐ始業式です。なので、さっそくだけれど転校生を紹介するわ。提督、はいりなさい」

提督「はい」

加賀「それでは、自己紹介をお願いします」

提督「東京の学校から転校してきた、提督です。小学校の半ばくらいまでこっちに住んでました。えー、まあ、よろしくお願いします」

パチパチパチ

転校初日。
提督は、面白みのない無難な挨拶を終える。

その後、転校生特有の質問責めに合う間も無く、始業式へ向かう。
そこで、どこの高校に行っても変わらない校長の退屈な話を聞く。
そんな話を、真面目に聞く気など提督には毛頭なかった。
提督が気がつけば、すでに式最後の校歌になっていた。


始業式が終わり、教室に戻ると、すぐにHRの続きが始まった。
初日ということもあり、プリントを配り、多少の話だけで今日は終了であった。

加賀「それでは、皆さん勉強を怠らないよう、しっかりなさい。以上です」

HR終了の合図とともに、提督に周囲の席のクラスメイトを中心に声をかける。
在り来たりな質問の中に、幾つかの突っ込んだ質問もあったが、提督はそれを丁寧に捌く。
一通りの質問をし終え、提督の周囲から人が減った頃、秋月が提督に声をかける。

↓3
提督と秋月は

1:同じクラス
2:違うクラス

途中から会話主体にしてみた
場面的に会話の方が書きやすくてね
どっちが読みやすい?
まあ多分会話文だろうけど。




秋月「提督、転校初日から大変そうですね」

提督「そう思うなら、もっと早くこえかけてくれりゃいいのにさ」

秋月「私は違うクラスだったので、普通に来ただけです。でも、友達を作るのは大事なんですから、ああいう時間は大事にしないといけないですよ」

提督「はいはい、お前は俺の親かよ」

秋月「それはそうと、今日は一緒に帰りませんか?」

提督「帰り?ああ、お前隣だしな、いいよ」

秋月「よかったです!それじゃあ、帰りましょうか」

提督「ああ」






帰り道

秋月「提督、学校はどうでした?」

提督「うーん、初日だし、特にはないな。校長の話は、どこでも変わらないなとは思ったかな」

秋月「そ、それだけですか?もっとこう、何が楽しかったとか、こういう人と仲良くなったとか、そういうのわ無いんですか?」

提督「まあ初日だし、こんなもんだろ。てか、お前が俺を連れ出したんだろうが」

秋月「う、そ、そうでしたね。まあ、それは置いといて、今日の夕ご飯の話がありまして」

提督「うっわ、露骨」

秋月「う、うるさいです!それでですね!今日の夕ご飯なんですけど、秋月の家に来ませんか?」

提督「夕飯か。いいのか?」

秋月「はい!母も呼びたいって言ってましたので、是非来てください!」

提督「そうだな。おばさんのとこにまだ挨拶行ってないし、行かせてもらうよ」

秋月「はい!料理は秋月が作るので、楽しみにしててくださいね!」

提督「秋月がか?若干不安になってきた」

秋月「な!?大丈夫です!去年のクリスマスは七面鳥だって焼いたんですよ!」

提督「そうかそうか。じゃあ期待しないで待ってるよ」

秋月「せめて少しは期待しててください!」

ピンポ-ン

秋月「はーい。あ、提督!待ってましたよ」

提督「ああ、お待たせ。ちょっと遅れちったわ。わりーな」

秋月「いえ、そんなに気にしないでください」

秋月「さ、あがってください。もうすぐ準備できるので」

提督「あいよ。おじゃまします」




家にはいると、秋月はキッチンへ向かい、代わりに秋月の母が提督を出迎えた。

秋月母「提督君久しぶりね」

提督「あ、お久しぶりです」

秋月母「大きくなったわねー。提督君が引っ越す前は、秋月と身長も同じくらいだったのに。それにこんなにかっこよくなっちゃってー」

提督「はあ、ありがとうございます」

秋月母「昔からかっこよかったけど、こんなにかっこよくなるなんてね〜。ねえねえ提督君。うちの秋月なんてどう?母親の私が言うのもあれなんだけど、結構いい線いってると思わない?」

ガッシャン!!

秋月の母親の言葉に提督が言葉を返すよりも早く、キッチンから大きな音が響く。

秋月「お、お母さん!いきなりなんてこと言ってるんですか!自分の娘をなんだと思ってるんですか!」

秋月母「あら、いいじゃない別に。提督君かっこいいんだから。秋月だってまんざらでもないでしょ?」

秋月「誤解を招くようなこと言わないでください!大体、提督とは久しぶりにあってから数日しか経ってないんですよ!」

秋月母「でも秋月、昔は提督君のことすk...」

秋月「わーわーわーわー!!それは言わないでください!」

秋月母「あら、ごめんなさい。でももう遅いわよ。ねえ?提督君?」

提督「へ?ああ、まあ...なんだ?そんな時期もあったんだな、秋月」

秋月「っ...!提督まで!もういいです!料理運んでくるので大人しく座っててください!いいですか!大人しくですよ!大人しく!」

秋月母「はいはい。頼むわね」





秋月「お待たせしました。これで全部です」

提督「結構な量作ったんだな。大変だっただろ?」

秋月「いえ、普段から作ってますから。量は普段より多いですけど、案外変わらないものなんですよ?」

提督「そうか。ならよかったよ」

秋月母「ふふふ。それじゃ、いただきましょうか」

みんな「いただきます!」

秋月の料理スキル 直下コンマ
1〜20: あれっ?
21〜80: 上手い
81〜100: こいつ、野生のプロか!?

提督「おっ、普通に美味いな。秋月ってこんなに料理上手かったのか」

秋月「そうですか?ありがとうございます」

提督「普段から作ってるだけのことはあるな。俺も多少はできるけど、比べるのが悪く感じられるな」

秋月母「ふふ、秋月はよく料理手伝ってくれるものね。きっといいお嫁さんになるわ〜。提督君もそう思うでしょう?」

提督「へ?まあ、確かにこんな料理が毎日出てくるなら、そりゃ幸せだと思いますけど」

秋月「ちょ...///お、お母さん!余計なことは言わないでって言ってるじゃないですか!」

秋月母「あら、あなたが料理運んでる間はちゃんと大人しくしてたわよ?それに私は事実しか言ってないもの。ちっとも余計なことなんかじゃないわ」

秋月「へ、屁理屈言わないでください!提督も、お母さんの言葉にのっからないでください!」

提督「いやでも事実だし?余計なことじゃないからいいんじゃね?」

秋月「ふ、二人ともそんなこと言うんですか!?か、からかってるんですか!?」

提督「うん。そうだけど」
秋月母「ええ、そうね」

秋月「な!?///もういいです!さっさと食べてください!」

秋月母「あらあら。秋月ったら、スネちゃって」

提督「ははは。からかったのは悪かったって。でも、美味いと思ってるのは本当だからな?」

秋月「っ...///」




夕ご飯を終え、しばし思い出話に花を咲かせていると、夜も更け始める。

提督「それじゃ、ご馳走さまでした。秋月はまた明日な」

秋月「はい。またいつでも来てください。そのときはまた違うものをご馳走するので」

提督「ああ。楽しみにしてるよ」

秋月母「今日は色々話せて楽しかったわ。提督君。うちに来たくなったらいつでも来ていいのよ?あなたは私達にとって、もう一人の家族のようなものなんですから」

提督「そんな、恐れ多いですよ」

秋月母「そんなことないわ。本当に、いつでもきてね」

秋月「ええ。いつでも来てくださいね!」

提督「そう、ですね。また遊びにきます。今日はありがとうございました」

秋月「はい、また明日です」

秋月母「ええ。またね。提督君」



提督の部屋。

提督「家族...か」

提督は部屋に戻ると、そのままベッドに倒れこみ、先ほどの会話を思い出す。
『家族』という言葉は、提督に重くのしかかった。


秋月から提督への好感度が上昇
提督から秋月への好感度が上昇

秋月イベント1回目終了。
なんか秋月母の方が重要ポジションになっててヤバい。

あと、ご指摘の通り、ペースの遅さがめだってます。
なんかいい方法ないかな...
>>1は要領が悪いから誰かいい案教えてください。なんでもします。


とにかく次イベント安価とります

次イベント安価↓3
ヒロインの中から1人
シチュ希望などあればどうぞ

秋月のスナイパー魂がたぎるのね!

にしてもヒロイン安価が完全に二択になってる。
やっぱりプロローグには全員出すべきだったかな...と後悔。
でも他三人は学校始まってからじゃないと出しづらいし...

とりあえず秋月で書いてきます。シチュ希望はなかったので>>1が無い頭絞って考えてきます。

言い忘れてたので、一言。
ヒロインのイベントごとに、時間が逆行することがあるよ。
でも逆行はしても、他でやったイベントがなかったことにはならないよ。




朝。
提新しい学校に通い始めて数日、提督は、早くも新しい生活に慣れ始めていた。

ピンポ-ン

提督「はいはい、今出るからちょっと待ってろ」

提督がインターホンを通じて返事を返す。
毎朝迎えに来る幼馴染み。
これにもようやく慣れ始めた頃だ。

秋月「提督。おはようございます。準備はできていますか?」

提督「ああ。おはよう。大丈夫だよ。さ、行くか」

秋月「はい!」

提督と秋月が並んで歩く。
これが今の提督の朝だった。



秋月「そういえば。提督、部活とかは何かやる予定なんですか?」

他愛のない会話の途中、秋月が質問を投げかける。

提督「部活ねー。元々バイトやるつもりだったから、考えてなかったんだよな」

秋月「そうだったんですか。でもうちの高校はバイト禁止なんですよね」

提督「そうなんだよ。マジで最悪だわ。でも一応、何かしらやるつもりではいるけど、まだ悩んでる」

秋月「そうなんですか?でも提督、昔から運動得意じゃないですか。やらないと勿体無いと思いますよ?」

提督「そうか?まあ実際、やるとしたら運動部にはいるつもりではいるんだ」

秋月「あ、やっぱり運動部なんですね。秋月もそれがいいと思います」

提督「まあ、見てから決めるさ。そのスポーツが好きでも、部活の雰囲気が嫌いとかはありそうだしな」

秋月「そういうことなら、今日の放課後は秋月が部活の案内しましょうか?」

提督「いいのか?じゃあ頼むとするかな。見学するにも、知り合いが間持ってくれた方が助かるしな」

秋月「はい!それじゃ、今日の放課後に部活見学に行きましょう!」

放課後。
授業終了の合図とともに、学校全体が騒がしくなる。
今日はほとんどの部活が練習ということもあり、活気が出るのも当然と言えた。

秋月「提督!お待たせしました。早速部活を見に行きましょう!」

提督「ああ。よろしく頼むな」

秋月「ええ!任せてください!」



提督「それで、最初はなんの部活を観に行くんだ?」

秋月「そうですね、最初は↓2で、次は↓3、その次は↓4に行こうと思ってます」

提督「最初は↓2か、わかった」

提督の部活見学安価↓2↓3↓4

ただし運動部に限ります。
この3つの中から最終的に選びます。
そして、その部活に大鯨先輩がいます。

人いないっぽいからこの3つにします。
すいません。

そういえば提督との関係一覧書き忘れてたorz
数値は出さずにアバウトにいくよ。



【ヒロイン→提督】
川内 知り合い
大鯨 いい後輩
暁 いい先輩
秋月 友達
春雨 気になる

【提督→ヒロイン】
川内 ただのクラスメイト
大鯨 いい先輩
暁 興味なし
秋月 知り合い
春雨 知り合い

テニスコート。

秋月「では最初はテニス部からですね」

提督「テニスか。確かにテニスは出来ると将来的なステータスにもなるし、悪くないんだよな」

秋月「あ、そうですね。テニスが出来るって言うだけで、なんか上品さがでてるように感じるのは、なんとなくわかります」

提督「それにしても、結構コートの数とかあるんだな」

秋月「あ、それはですね、とある財閥のお嬢様がテニス部でして、色々と提供してもらってるそうなんですよ」

提督「そりゃすげーな」

?「とおおおお↑おおおお↓!」

提督「で?たまに聞こえてくる、あのよくわからん抑揚の叫び声はなんだ?」

秋月「さ、叫び声じゃなくて掛け声だと思いますけど...。えと、あれは確か、熊野先輩ですね。女子テニス部のキャプテンの方です。さっき言った財閥のお嬢様なんですよ」

提督「お嬢様なのにあんな声上げていいのか...?そんでもって有名なのって確実にあの叫び声のせいだろ」

秋月「そ、そんなことないですよ!...多分...」

提督「そこはせめて断言してやれよ」

体育館。

秋月「今度はバドミントンです」

提督「バドミントンか。さっきからラケット好きだなお前」

秋月「え?いえ、別にそんなことはないですよ?」

提督「...間に受けるな」



?「いくぜ!摩耶さまの攻撃!喰らえ〜!」

提督「...この学校は誰かしら叫ばないと廃部にでもされるのか?」

秋月「...いえ、別にそういうわけじゃないですよ?ホントに」

提督「ていうか、バドミントンっていう、ただでさえ体力いるスポーツで叫ぶとか、自殺行為だろうに」

秋月「そうやって考えると、確かに凄いですね。実際、摩耶先輩はバドミントン部のエースですし」

提督「マジですごいやつだったよ...」

体育館。

秋月「時間もあまりないので、今日はバレーボールで最後にしますね」

提督「そうだな。割とじっくり見てたらかなり時間かかっちまったな」

秋月「ふふ、そうですね。提督ってば、すごいじっくり見学するんですから」

提督「悪かったって。さ、バレー部の見学行こうぜ」

秋月「はい!」



?「そこがガラ空きっぽい!」スパンッ

ピピッ! アウトッ!

?「嘘っ!?今のは絶対はいったっぽい!」

提督「ここにも叫ぶやつがいるっぽい?」

秋月「提督、言葉が釣られてますよ?」

提督「...あの語尾、つい釣られそうになる気がしてならない」

秋月「それはなんとなくわかります」

秋月「ちなみに、今スパイクを打ったのが、女子バレー部エースの夕立です」

提督「ん?呼び捨てつまてことは同級生か?」

秋月「そうですよ。秋月と同じクラスなんですよ」

提督「へー、そうだったか。まだ同じクラスのやつで精一杯だからなぁ。他のクラスの顔とか、全然覚えてないな」

秋月「まだまだ時間はありますから、ゆっくり覚えましょう」

提督「ああ、そうさせてもらうよ」



秋月「さて、ではそろそろ帰りましょうか」

提督「その前に秋月、お前は何の部活にはいってるんだ?」

秋月「秋月がですか?秋月は↓1ですよ」

書いてて思った。
提督からの好感度が低くて、ヒロインからの好感度高いと、提督が完全に攻略される側になっている、と



秋月「秋月は料理部ですよ」

提督「あ、秋月は料理部だったのか。通りで昨日の夕ご飯が上手いわけだ。さすが料理部ってところか?」

秋月「煽ててもなにも出ませんよ?でも、美味しいと思っていただけたのならよかったです。何か食べたいものとかあったら言ってくださいね?出来る限り作りますから」

提督「お、いいのか?そりゃ嬉しいな。今度頼むことにするよ」

秋月「はい!秋月にお任せください!」




提督「にしても、煽ててもなにも出ないって言う割に、煽てたら注文する権利がでてくるとは思わなかったな」

秋月「な!?べ、別にいいじゃないですか!そ、それより、提督はどこの部活に行くか決めたんですか?」

提督「そうだな、いまのとこは、バレーボールにしようと思ってるよ」

秋月「バレーボールですか、提督バレーボールの経験はあるんですか?」

提督「中学のときはバレーボール部だったな」

秋月「あ、そうだったんですか。じゃあ、前の高校でもバレーボール部だったんですか?」

提督「いや、高校はバイトしてたから、部活は行ってなかったんだ。でもこの高校はバイトできないから、何か新しくやろうか迷ってたけど、やっぱりやってたことのあるスポーツがいいかなってな」

秋月「なるほど、確かにやったことのあるスポーツの方が、今からやるには丁度いいかもしれないですね」

提督「ああ。にしても、今日は俺に付き合わせて悪かったな、秋月。おかげで助かったよ」

秋月「いえ、気にしないでください。それじゃ、帰りましょうか」

提督「ああ。荷物取ってくるよ」

帰り道。

家が隣同士であり、転校したばかりの提督と旧知の仲である提督と秋月が、一緒に帰ることは、ごく自然なことだった。
そうして二人並んで歩く道は、かつて彼らが同じ小学校に通っていた頃と、何一つ変わっていない。
しかし、道は変わらずとも、その道を歩く彼らだけは、大きな違いがあった。


提督「最近はまたこの道通ってるけど、昔と何も変わらねーな」

秋月「ええ。提督が引っ越してからも、特になにもなかったですからね」

提督「そうだな。パッと思いつく変わった場所って言うと、あのコンビニくらいしか思いつかないな」

秋月「秋月も、そのコンビニくらいしか新しくできたものって、おもいつかないですね」

秋月「でも、秋月にとって、この道は大きく変わりました」

提督「ん?そうなのか?何か変わったか?」

秋月「ええ。だって、この道を通るときは、提督がいて、その提督が昔とは全然違うじゃないですか。だから、秋月にとっては、この道は、とっても変わってみえるんですよ」

提督「なんだ、そういうことか。俺が変わったから、この道も変わったってことか。俺が何か見落としてるのかと思ったよ」

秋月「ふふ。大丈夫ですよ。提督が見落としてるわけじゃありませんから。秋月だって、提督がいなかったら、この道が変わったなんて言いませんから」

提督「そうだな、確かに、今この道で変わったって言えるのは、俺と秋月くらいか。そういう風に思った事はなかったな。」

秋月「ええ。何も変わってない中に、違って見えるものがあるって、案外素敵なことなんですよ?」

提督「何も変わってない中にある、違ったもの、か。↓2」

1:悪くないな

2:↑+でも、それがいいことなのかは、わかんないな

3:俺はあんまり、好きじゃないな

4:(自由に)

提督「何も変わってない中にある、違ったもの、か。悪くないな、そういうのも」

秋月「あ、提督もそう思います?」

提督「ああ。そうだな。何も変わらないってのも、つまらなそうだな」

秋月「ふふふ。提督らしいですね」

提督「おいおい、俺らしいってなんだよ」

秋月「そのままの意味ですよ?」

提督「そのままの意味って、お前なあ」

秋月「冗談ですよ、冗談。この間からかわれた仕返しです」

提督「秋月、お前案外根に持つタイプなのな」

秋月「ふふふ。知らなかったんですか?」

提督「ああ知らなかったな。お前が昔俺のことすきだったのと同じくら...」

秋月「そ、それは言わないでください!///」

からかわれた腹いせに、提督が秋月をからかおうとすると、その言葉は言わせまいと、秋月が提督のくちを塞ぎにかかる。

提督「ちょ、おま!あぶなねぇって!ってうわ!」

秋月「きゃあ!?」

その拍子に、提督と秋月はもつれ合うように倒れる。


そして2人は↓2のような体勢に。

提督「うわっ!」

提督と秋月は、提督を下に、もつれ合いながら倒れこむ。
結果、提督の上に覆いかぶさるような体勢となる。
倒れる前、秋月は提督の口を塞ごうとしていたがために、2人は当然向かい合っている。

提督「いってぇ...」

秋月「いたた...」

しばし、互いに痛みで、目が閉じられていたが、それも少しの間。

秋月「て、提督ごめんなさい、勢い余って...怪我とかしていませんか?」

秋月は、提督を押し倒してしまい、提督に怪我をさせてしまったのではないかという心配と、罪悪感が頭を巡る。

提督「ああ、大丈夫だ。問題な、いつっ」

秋月「やっぱり怪我してるじゃないですか!見せてください!」

そう言って、提督の傷を見ようと、提督が怪我をしたであろう右手を掴もうとする秋月。

提督「いや、大丈夫だから」

しかし、わざわざ傷を見せる気はない提督は、自身の右手を掴もうとする秋月の手を、逆に掴む。

秋月「あっ」

秋月の口から、声が漏れ、掴まれたことで、提督の方へ顔を向ける。
提督と秋月の視線が交わる。
秋月の目には、罪悪感と後悔、そして、手を掴まれたことに対する困惑が、ありありと出ていた。

秋月「でも、提督に、お怪我させてしまって...」

提督「それはもういい。とりあえず、俺の上からどいてくれ」

秋月「えっ?あっ...」

秋月の口から再び声が漏れる。
しかし先程とは違い、その声には、わずかに羞恥が混ざっていた。
それもそのはず、秋月が視線をずらすと、そこには提督の体に跨る自身の体。
そしてそんな格好を白昼の道の上でやっていたことに、ようやく気付いたのだ。

秋月「うわ!?ご、ごめんなさい!///」

秋月が、凄まじい勢いで提督の上から退いた。

提督「はあ。秋月、心配するのもわかるが、先に状況見てからな?」

秋月「ううっ///面目ないです」

提督「ま、心配してくれてたんだろ?ならいいさ。それより、秋月のほうこそ大丈夫か?」

秋月「私は、なんともないです。私なんかより、提督のほうが...」

提督の言葉で、再び秋月の目に罪悪感と後悔が表れる。

提督「あー、俺も特になんともないからさ、気にすんなって。ほら、血も出てないし」

秋月「でも、私が焦ってあんなことしなければ...」

提督「だから気にすんなって。それに、俺がからかったのが悪いんだからさ」

秋月「それでも、秋月は、...」

提督(秋月は昔から責任感強かったからなぁ。こりゃ何か言わないとダメだな)

提督「わかった。そこまで言うなら、秋月にやってもらいたいことがある」

秋月「!はい!なんでも言ってください!」

提督(なんでも、ねぇ?こいつ危機感とかあるのか?)

提督「そうだな、じゃあ秋月には↓2してもらおう」

魚の鱚(きす)料理的な展開わ最初に書いたけどさすがにやめた



提督「そうだな、じゃあ秋月には俺にキスしてもらおうかな」

秋月「へ?キス?」

提督の予想外の言葉に、一瞬秋月の脳が停止する。

秋月「ほ、本気で言ってるんですか!?提督さっきので頭ぶつけたんですか!?ならすぐ病院に!」

提督(...てきとーに冗談言って終わろうと思ってたが、これはどうやらお仕置きがいるな)

提督「秋月!」

秋月「は、はい!?」

慌てふためく秋月に、提督が強めに名前を呼ぶ。
その力強さに、秋月が反応する。

提督「秋月。お前はさっきなんでもするって言ったな?」

秋月「た、確かに言いましたけど、それとこれとは話が違います...」

提督「いーや、違わないね。秋月はなんでもすると言った。そして俺はしてほしいことを言った。どこがおかしい?」

秋月「うぅ...そ、それはその...」

提督「はあ。しゃーない。俺のほうで勝手にやらせてもらうからな?ほら秋月、目閉じてろ」

秋月「え?嘘、提督本気なんですか!?ちょ、ちょっと待ってください!」

提督「いいから。ほら、早くしろよ」

秋月「そ、そんな!提督ほんとに?」

提督「そう言ってんだろ?」

秋月(て、提督、本気なの?でも、なんでもすると言ってしまった以上は、もう...)

秋月「...わ、わかりました...」

提督「決心がついたか?なら、目閉じてろ」

秋月(て、提督とキスだなんて、そんな...)



↓コンマ
1〜10:ホントにキス

11〜100:デコピン

ゾロ目で・・・

ちょっとキスさせてみたい自分がいた。
展開も早くできるかなって。
でも書くのむずそうだしホッとしてもいる。



目を瞑り、いつくるかわからないキスを待つ。
秋月の心はすでに困惑の境地だった。
秋月(こんなに急に、自分の初めてのキスが、まさか提督になるなんて)

ペシンッ!

秋月「あいたっ!?」

しかし、そんな秋月の内面とは打って変わった、色気の欠片もない音と声が響く。

提督「ばーか。嘘に決まってんだろ?何まに受けてんだよ。ほんと秋月は昔から騙されやすいな」

秋月「へ?え?」

秋月の中の困惑が、別の困惑へと変わる。
秋月(嘘?え?嘘?!...もしかして...からかわれた?)

秋月は、自分の純情をからかわれた状況を理解するにつれて、困惑が怒りへと変わる。

秋月「て、提督!まさか、また秋月をからかったんですか!ひどいです!今回はひどすぎです!」

提督「そんな怒んなよ。別にホントにキスしたわけじゃないんだからさ。それに、なんでもするって言ったのは秋月だろ」

秋月「そ、そうですけど、限度ってものがあります!それに!こういう嘘はひどすぎます!」

提督「まあそうケチケチすんなって。ていうか、嘘じゃなければよかったのか?」

秋月「なっ///そ、そういうことを言ってるんじゃないです!も、もういいです!提督なんて知りません!」

提督「悪かった悪かったって。でも、これでイーブンになっただろ?」

秋月「知りません!」

秋月の部屋

秋月「はあ。提督には、悪いことしてしまいました」

提督のイタズラで、すっかりヘソを曲げてしまった秋月は、帰り着いてしばらくするまで、その機嫌は直らなかった。

しかし、部屋に戻ってから、秋月の中に、提督への罪悪感が再度沸き立つ。

秋月「提督はきっと、秋月に思い詰めないでほしくて、あんなことをしたはずなのに、それを...秋月は...」

秋月は、元来責任感の強い子である。
それ故に、1度責任を感じてしまうと、逆にその責任に押し潰されそうになってしまうのだ。
ましてや、大切な友人を怪我させたとなれば、秋月が責任を感じないはずがない。

秋月「で、でも、もっと別のことでもよかったんじゃないでしょうか///...き、キスだなんて///...でも、なんであのとき...」

最も、今秋月が悩んでいるのはその責任についてではない。
あのとき。
提督が自分にキスをすると言ったのが、嘘だとわかったとき。
それをどこか残念に思った自分がいたこと。
それが今、秋月の心をおおいに悩ませていた。

秋月「提督との、幼馴染みとのキス...そんなの絶対におかしいのに...それなのに、秋月は...」

どこか期待してしまった。
その事実を、今の秋月は受け止めきれない。
というより、単純に理解できていない。

秋月「わからない。これが、この気持ちがなんなのか...」

今の秋月に、その気持ちの答えを知る術はなかった。

秋月「提督...」

そっと、吐き出すように提督の名前を呟いた秋月の心は、温かさと心地よさに包まれていた。

はい。秋月イベント2回目しゅーりょー。
書いてて思った。
あれ?まだ2つしかイベントやってないの?って。


今日はこれで終わり。寝ます。次イベントはまた今度で。

次イベントの安価 ↓3
ヒロインの中から1人
シチュ希望とかあったら書いてちょ

メーデー!メーデー!
緊急事態発生!
明日の深夜25:00から始まる艦これのアニメが、我が拠点では明後日放送になっている!
早急な、放送支援を要求する!


どうも>>1です。
艦これアニメ、もうすぐですね。
艦娘が動いてれば満足と言いつつ、なんだかんだ期待感が高まってます。

そんな>>1は、テレビで生で見ることはできなさそうです。上の通りです。さっき知りました。



本題(?)ですが、なんとなく試しに投下予告してみます。
というわけで23:30くらいに投下します。
安価くるとこまでです。


あとちょっと補足。
提督の所属部活をバレーボール部にしたのは、>>1がバレーボール部だったから。
それだけです。


ジャンプ シテ ユレル タイゲイチャンノ キョウプソウコウ

悔しい!
でもビクンッビクンッ!




昼休み。

提督「なあ秋月」

秋月「はい?なんですか?」

入部届けを担任に提出し終えた提督が、秋月に声をかける。

提督「バレー部にはいるのはきめたんだが、シューズとか練習着がなくてさ、ここいらで、そういうの買えるところってあったかなって思ってさ」

秋月「そうですね...この辺りだと、スポーツ用品店はないですね」

提督「やっぱりそうか。俺がいない間にできてたりしてくれれば助かったんだが。ま、そんなうまい話はねーよな」

秋月「残念ですけど、それはないですね。本格的なスポーツ用品店に行くとなると、ちょっと遠くまで行かないとダメですね」

提督「やっぱりかー。小学校の頃はここいら辺から出たことほとんどないし、行き方とか調べないとダメか」

秋月「そのシューズとかは、すぐにいるんですか?」

提督「いや、すぐにって訳でもないけど、早いに越したことはないからな。近くにあれば、今日の放課後にでも行ったんだか」

秋月「それでしたら、一緒に行きませんか?」

提督「え?いや、わざわざ付いてきてもらうほどじゃないし」

秋月「いえ、秋月もちょうど、スポーツ用品店の近くにあるショッピングモールに用事があるので」

提督「ああ、そういうことね。なら、一緒に行くか」

秋月「はい!それじゃあ、今日の放課後でいいですか?」

提督「ああ。それじゃ、放課後はよろしく頼むよ」

秋月「はい!お任せください!」

放課後。

提督と秋月は、一旦家に帰り、買い物に必要なお金を準備し、私服に着替える。

秋月「提督、お待たせしました」

提督「大丈夫。俺もさっき準備終わったばっかだ」

提督と秋月は、家を出たすぐの場所で待ち合わせる。
その後二人のはバスに乗り、繁華街へと向かう。

提督「どれくらいでつくんだ?」

秋月「たしか、30分くらいだったと思います」

提督「意外と遠いんだな。そうなると、あんま気軽には行きづらいな」

秋月「そうですね。秋月も普段はあまり行かないですね。今日みたいに何か必要なことがないと行かない感じです」

提督「なら、部活用品以外も色々買っとくかな」

秋月「それがいいと思います。家の近くだと買いづらいものもありますからね」



目的のバス停につくと、2人は別行動をとる。
提督はスポーツ用品店に、秋月はショッピングモールへと向かう。

提督「そういや、秋月は何買いに行くんだ?」

秋月「秋月ですか?秋月は新しいレシピ本と、日用品を幾つか買うつもりです」

提督「そうか。なら、俺の方が早くすみそうだな」

秋月「そうですね。レシピ本も、どれを買うかは決めてないので、時間がかかると思います」

提督「なら、俺は買い終わったら適当にブラついてるよ。秋月の買い物が終わったら連絡してくれ」

秋月「了解です!」

提督「予想通り、早く買い終わったな。にしても、さすがにバレーボール用のシューズは高いな〜」

学生には重目の出費に、提督がぼやく。

提督「まあ必要経費だし、気にするほどではないか」

提督「それより、どこで時間潰すか考えないとな」

提督「まあ、↓2でいいか」

満場一致 平和やな


提督「本屋にで立ち読みでもするか。本屋なら、秋月との合流も楽そうだしな」

提督は本屋で立ち読みをするとこを決めると、その場を後にする。




ショッピングモール内。

提督「にしても、このショッピングモール、相当な規模だな。地図で本屋見つけるのすげー苦労したからな」

提督の言う通り、このショッピングモールは、県内でも規模が大きく、適当に歩けば迷子間違いなしの大きさである。

提督「ま、場所も分かったし、早目に行くか。入れ違いは面倒だからな」

そう言うと、足早に本屋へと向かう。
ショッピングモールが大きいので、入れ違えばそれだけ面倒なことになるのは目に見えている。

↓コンマ

奇数で秋月に何か買ってあげようと思い至る
偶数で買わない

提督は気が効かない系男子。
ハッキリわかんだね。
出遅れた方、申し訳ない。
今日はコンマと安価多目だから頑張ってくれると嬉しい。



提督「あ、どんな店があるのか見ながらくればよかったか。ここにはまた来るだろうし、そん時のために見とくべきだったか」

提督「まあいいか。そん時はそん時だ。それより、秋月のやつまだ本屋いるか?」

提督は、道中の店舗に目もくれず、本屋へとたどり着く。

提督「秋月は確かレシピ本を買うって言ってたな。なら、料理関係のコーナーか」

提督(時間潰すにしても、先に秋月の居場所は把握しといたほうがいいだろうな)

そう考え、提督は秋月を探し始める。



提督「お、あれは
↓コンマ
1〜80:秋月
80〜100:人違い。秋月は別の場所

持ってない男、提督。



提督「お、あれは...」

大和「あら、この料理美味しそう。今度作ってみようかしら」

提督(人違いだったか。危うく声かけるところだった。にしてもそっくりだな。あんなにそっくりな美人の人、いるもんなんだな。世の中すげー)

提督が料理本コーナーで見つけたのは、身長が秋月と同じなら、見間違えんばかりにそっくりな女性だった。

提督(世の中そっくりな人が3人はいるって言うけど、あながち嘘じゃなさそうだな、こりゃ)



その後、料理本コーナーを見て回るも、秋月の姿を見つけられなかった。

仕方なく、提督は秋月へと電話を、かける。

プルルルッ プルルルッ
秋月『もしもし。提督ですか?どうかしましたか?』

提督「ああ、俺だ。買うもの買ったから、秋月がいるかと思って本屋に来てみたんだが、いなくてさ。今どこにいるのか聞いとこうと思ってな」

秋月『そういうことでしたか。秋月は、料理の本はもう買ってしまったので、入れ違いになってしまいましたね。今は、↓2で買い物をしてます。」

提督「そうか、なら↓4」

↓2:自由に
↓4
1:俺も今からそっち行くよ
2:ここで待ってるよ

一緒に買い物なのに合流だけで手間取るという>>1の無能さ
>>1の無能さと引き換えに提督にリベンジのチャンス!



秋月『秋月は今地下のスーパーで夕飯の食材を買ってます。さっき地下にきたばかりなので、まだ時間かかりそうです』

提督「そうか。なら、俺も今からそっち行くよ」

秋月『え?そうですか?そこで待っててくださっても大丈夫ですよ?」

提督「いいって。ちょうど少しモール内をみとこうかなって思ってたからさ。ちょうどいいし、そっち行くよ」

秋月『そうですか?わかりました。では、ゆっくり見ながらきてくださいね!』

提督「ああ。そうさせてもらうよ。じゃ、またあとでな」

秋月『はい。またあとで』

ピッ

通話を切り、地下を目指す。

提督(さすが料理部。今日の買い物が全部料理関係だな。秋月の料理美味かったのも納得だな)

提督「秋月はホント努力家だからな〜、昔から」

提督「とりあえず、少しだけ見て回ってから秋月のとこ行くか」

↓コンマ
1〜60:秋月に何か買う
61〜100:買わない

安価とコンマくどいかな?
くどくても、今回のイベントはこれで行くよ。
許して。
次イベントからは調節するから。



提督(そういや、秋月には料理作ってもらったし、部活選びの手伝いもしてもらったんだったな。なのにこれと言ってお礼もしてなかったな...)

地下へと向かう途中の数店舗目。
提督は、ふと秋月に対して、何もお礼をしていなかったことに思い至る。

提督(転校したばっかとは言え、情けなさすぎんだろ、俺。秋月に甘えすぎてたな)

提督(よし!これで足りるとは思ってないが、タイミングもいいし、何か秋月にプレゼントを買うか)

提督は、秋月への感謝の形として、プレゼントを送ることにした。
しかし今度は、何を買うかという問題が浮上する。

提督(うーん、最近の秋月にはやっぱり料理関係のプレゼントがいいのか?でも素人が選ぶものでいいのかわからん。そもそも料理関係だとすでに持ってたりしそうだな...)

提督(そうなると小物系か?でもあいつの好みがわからん。好みが分かれば、それなりの物を選べるとは思うんだが...うーむ、どうするべきか)

提督(いや、悩んでても仕方がない。ここは男らしく、パッと決めよう)

提督(よし、これにしよう!)

提督が買ったものは?
↓2

くどくないか。
ならよかった。
むしろ今までが少なかったかな。
そんでもって遅筆すまんの。



提督(よし!この髪飾りだ!)

そう言うと、提督は値段も見ずに、自分が秋月に似合いそうだと思った髪飾りを選ぶと、レジへと持っていく。

提督「すいません、プレゼント用に包んでください」

店員「かしこまりました。こちらの包装紙でよろしいですか?」

提督「はい。それでお願いします」

提督がプレゼント用の包装を頼むと、店員が快く引き受ける。
そして、髪飾りを丁寧に包装しながら、店員が提督に問いかける。

店員「恋人へのプレゼントですか?」

提督「へ?」

店員の予想外の言葉に、提督の口から間の抜けた声が漏れる。
女性用の髪飾りをプレゼント用に包んでもらう。
そしてそれを頼んだのが提督のような顔の整った男性であれば、誰もがたどり着く結論である。

そんな状況を初めて理解した提督は、急に恥ずかしさが湧いてくる。

提督「い、いえ、別にそういうわけじゃ...」

否定の声もどこか弱々しいものになっていた。

店員「そうでしたか。相当真剣に決めていらっしゃったので、てっきり恋人かと」

提督「そ、そう見えましたか?」

そこでまた、自分がそんな真剣な顔をしていたことを、提督は初めて知った。

店員「ええ。あれだけ真剣なら、恋人ではないにしても、大切な方なんでしょうね」

提督「...はは。まあ、そうです、ね」

妙な気恥ずかしさが、提督を襲う。
ちょっと前の提督なら、笑って否定したであろうに、今の提督には、それが出来なかった。

店員「それでは、こちらが商品の方になります」

提督「はい。ありがとうございます」

店員「はい。ご来店ありがとうございます。恋人さんにもよろしくです」

提督「だ、だから違いますって///」

提督「はあ。あの店員フランクすぎるだろ。最後のとかもう狙ってたな、絶対」

店を出た提督はため息を吐く。
妙な気恥ずかしさは、まだ提督の中で燻っていた。

提督「さーてと、さっさと合流しないとな」

提督は、わざとらしく声を出し、強引に気持ちを切り替える。

提督「そういや、秋月のやつは今地下のどの辺なんだ。ていうか、ここ地下って言ってもめちゃくちゃ広そうなんだが」

提督(ま、見つかんなければ電話すればいいか)

そう適当に決めると、提督は地下へと向かう。



地下食品売り場

提督の心配とは裏腹に、運良く秋月はすぐに見つかった。

秋月が押しているカートには、食品が大量にはいっていた。

提督「秋月ー」

秋月「あ、提督。よく見つかりましたね」

提督「ああ。こんなに早くみつかるとは思わなかったよ。しても、今日の夕飯分にしては多くないか?」

秋月「あ、これですか?これはですね、提督との電話のあと、お母さんに何か必要なものありませんかって聞いたら、一杯頼まれちゃいまして」

提督「おばさんが?随分と沢山頼まれたんだな。1人じゃ持ちきれないだろ?」

秋月「えっと、お母さんが、提督君に頼んだらって...」

提督「まっ、そんなこったろうと思ったよ」

秋月「すみません。ご迷惑かけて...」

提督「ん?いや、気にすんなよ。むしろこれくらいのことはさせて貰わないとな」

秋月「そうですか?そう言ってもらえると助かります」

2人は並んで食料品を買っていく。
提督がカートを押し、秋月が食品を選ぶ。
その様は、ずっと2人でいたかのように自然で、それでいて若々しかった。

買い物を終え、帰路のバスに乗る。

提督「ふー。席空いてて助かったな」

秋月「はい。座れないとつらいですもんね。でも、すみません。そんなに持ってもらって」

提督「いいって。むしろ秋月に持たせちまって悪いくらいだよ」

秋月「そんな!ホントは秋月が、もっと持つべきなんです!それを...」

提督「あー悪かった。はい、この話終了。おしまい」

秋月「...ちょっと強引すぎませんか?」

提督「そうでもしないと引きずるだろ?」

秋月「うう、めんもくないです」

さほど混んでいないバスの中で、秋月と提督の会話が続く。
始めこそ、秋月特有の責任感でギクシャクしたものの、すぐに明るい会話にもどる。
小学校の頃の思い出や、お互いが離れていた間のこと。
そんな思い出話に花が咲く。
そしてそれは、二人が離れていた時間を、徐々に徐々に埋めていくのだった。




バスから降り、互いの家の前に着く。
提督「今日は付き合ってくれてさんきゅーな」

秋月「いえ。こちらこそ、色々手伝ってくれて、助かりました」

そこで提督は、思い出話ですっかり忘れていた、プレゼントを思い出す。

提督「っとと、あぶねーあぶねー。忘れるとこだった」

秋月「提督?どうかしましたか?」

提督の唐突な言葉に首を傾げる秋月。
そんな秋月に、提督はポケットからおもむろに取り出した箱を、秋月へと渡す。

提督「はいこれ。この間の夕飯の分とか、今日の分とかのお礼ってことで」

秋月「え?」

提督から急に差し出された、丁寧な包装をされた箱に、秋月が少しの間固まる。

提督「最近秋月の世話になりっぱなしだったからな」

秋月「そ、そんな!悪いですよ!」

提督「いいからいいから。俺が勝手にプレゼントしたいだけだからさ」

秋月「で、でも、秋月は何も」

提督「言っただろ?俺が勝手にプレゼントしたいだけ。だから秋月が気にする必要はないの。それに、ここで貰ってくれないと、これ捨てるしかないんだよな〜」

秋月「そ、その言い方は卑怯です!受け取らないと秋月が悪いみたいじらないですか!」

提督「あーあ、可哀想に。このまま誰にも使ってもらえずに捨てられるなんて」

提督は、わざとらしく芝居がかった言葉で秋月を追い詰める、

秋月「わ、わかりましたから!それはもうやめてください!」

提督「お、そう?じゃあはい」

秋月「くう、スッパリ止められると、それはそれで腹が立ちます...」

提督「じゃ渡したからな。また明日」

秋月「...また明日です」

そうして、ホクホク顏の提督と、不満そうながらも、どこか幸せそうな秋月は、揃ってそれぞれの家へとはいっていった。

秋月イベント3回目しゅーりょー。
最後のほう安価なくてゴメンね。
今度おまけつけるから許して。


1イベントごとに10レス使ってることに愕然とする。
ただでさえ展開遅いのに、遅筆も相まってやばい。

付き合ってくださってるみなさまに感謝。



次イベント安価とります。
取ったら寝ます。すいません。
次イベント安価↓3
ヒロインの中から1人
シチュ希望があれば書いてちょ

偏るのは、ヒロイン5人用意しときながら、2人しか出せてないクソザコファックマンな>>1が悪いですね。
どう考えても。


次イベント安価取るときは時間指定とかにしてみようかな。
安価方法も緩急つけて変えてみたいね。

やっぱり顔見せは必要だったね。
変に転校生にしたのが>>1の愚かさの象徴。
次までに他三人書こうかな。

反省の川内編。
こんな感じでいいか的なテストです。
文体が不安定なのは...。
場合によっては書き換えます。
それじゃ今度こそ寝ます。おやすみ。


地の文のフォントを変更。
文が詰まりすぎないように調整。
今回は、第一印象をわかりやすくするために、一人称を一部使用。
多用はしない予定。


【川内初接触イベント】

「ねえ、提督はさ、気付いてるんでょ?私がどういう人間か」

そう言って笑う顔は、妖麗で、蠱惑的で。
それでいて、どこか薄ら寒さを感じずにはいられない笑顔だった。



このクラスには、俗に言うマドンナ的存在がいる。

美しく、華やかで、明るくて、それでいて馴染みやすい気さくさも持っていて、誰もが憧れてやまないような、そんな存在。
それがマドンナ。

そんな存在が、いるはずがない。馬鹿げている。

誰もがそういうに違いない。

しかし、こんな過剰とも思える表現すら、全て備えている。
そんな人間だっているのだ。

そう。
全て備わっているのだ。
今俺の前で笑っているこの女。
俺が転校してきたクラスにいるこの女。
川内には。


では、なぜそんな誰もが羨むようなこの少女が、俺の前で笑っているのか。

それは単純だ。
俺が気付いてしまったから。
川内が、なぜこんなに完璧な存在なのか、気付いてしまったから。


なぜ気づいたか?
簡単だ。
俺とこいつ、川内が、根っこの部分でそっくりだったから。
だから気付いた。

ん?じゃあ俺がマドンナってことになるって?
馬鹿言うな。俺はそんなんじゃない。
そっくりってのはそこじゃない。

俺と川内は、ベクトルは違うが、生き方がそっくなんだよ。

誰にでも同じ笑顔を向けるこいつを見て、思ったんだ。
ああ、こいつも、上辺だけ作って生きてるんだなって。

そんな風に眺めてたら、気付いた。

それと同時に気付かれてたんだ。
俺という人間も。



これが、俺と川内の馴れ初め。
知り合ったばかり。
それでも、俺ほど川内を理解してるやつはいないって、確信できた。
そしてきっと、川内も。

今思えば、このときからすでに、互いに求めていたのかも知れない。
そっくりなのに、全く違う道を歩いている、その理由を。
その術を。

こんばんわ。
>>1です。
今日は投下します。20:00くらいの予定。
大鯨と暁の初接触、秋月イベントの安価のとこまでです。



ところでみなさんもうアニメ見ました?
>>1はあと6時間弱で見れます。
もう楽しみで仕方ないです。
ネットでの評判とかも見てないので、まだ期待感で満ちてます。

あと、今日そこまで行くかわからないですけど、次のヒロイン安価は、時間指定で、そこに1番近いものを選ぶという形にしようと思ってるんですけど、どうでしょう?

この時間は人いないかもね



【大鯨初接触イベント】

休み時間。
人付き合いの上手い提督は、すでにクラスに溶け込み、友人もできていた。
提督は、そんなクラスメイトと、休み時間の談笑と洒落込んでいた。

友人A「なあ提督。お前最近部活見学にしてただろ?どこの部活はいるか決めたのか?」

提督「ああ、一応は決めたよ」

友人A「お、そうか!どこにはいるんだ?
体育のとき思ったけど、お前すっげー運動神経いいから、やっぱり運動部か?」

提督「今のところ、バレーボール部に入る予定だよ」

友人A「なに!?お前バレーボール部なのか!?
なるほど、やっぱりお前も男だったのか」

提督「...なんだよ、急にテンションあがったな。しかも意味わからし。」

友人A「ばっかお前、バレー部って言ったら、マネージャーの大鯨先輩に決まってんだろ!」

提督「いや、俺転校してきたばっかでしらねーよ。なんかすごいの?その先輩?」

友人A「なんだ知らなかったのか。まあいいや。それより大鯨先輩だ。あの人はマジですごいからな!?」

提督「だから、なにがだよって」

友人A「胸がだ!」

提督「...は?」

提督が友人Aに向ける視線が、一瞬で冷たくなる。

しかし、それに友人Aは気づかない。
むしろ話に乗せている力が増していく。

友人A「当然胸だけじゃない!笑顔のかわいさ!滲み出る優しい雰囲気!溢れんばかりの器量の良さ!誰にでも優しく接してくれる聖母のような気品!
大鯨先輩を目当てに、何人がバレーボール部にはいったことか!
だが!それら全てを凌駕するあの...」

提督「おーけーわかった。今日の放課後よ予定は変更だ。お前の自首に付き合う。それが今日の予定だ。
なに、まだ学生だ。すぐに出られるさ」

友人A「おいこら!人をいきなり犯罪者扱いするんじゃない!
俺はただ純粋に男なら誰しもが思うことを言っただけだ!」

提督「はいはい。言い訳したいなら、ここじゃなくて豚小屋の中でしてくれ」

友人A「...お前容赦ないな」

放課後。
この学校で途中から入部をするには、学校側への入部届けと、部活の部長への届けが必須となる。

そのため、提督は放課後になると、体育館で練習中のバレー部のもとを訪ねた。

提督「あー、しくった。もう練習始まってるよ」

しかし、運の悪いことに、今日最後の授業が延長し、さらには掃除当番でもあったため、提督が体育館に着く頃には、練習が始まっていた。

提督「こうなると、部長に声をかけるのはあれだしな。待たねーとダメか」

これから入部を希望している部活の練習を中断させるような行為は、さすがに躊躇われるため、提督はキリのよさそうなタイミングを、練習を見ながら待つことにした。

そんな提督を見て声をかける人がいた。

?「あの、もしかしてバレー部に何かご用ですか?」

提督「え?あ、はい。そうです」

声がかけられるとは思わなかった提督は、弾かれたように振り向く。

?「そうですか。それでしたら、私が伺いますよ?」

提督「いえ、部長の先輩に入部届けを出しにきたんですが...それでその、先輩はどういう...」

大鯨「あ!すみません。私、バレーボール部マネージャーの、大鯨です」

提督「大鯨先輩?...ああ、あの...」

大鯨「あの?」

大鯨という名前を、友人Aとの会話で聞いたことを思い出し、提督はつい言葉に出してしまう。

提督「あ、すみません。なんでもないです」

大鯨「そうですか?」

提督「はい。それでなんですが、この入部届けなんですけど」

大鯨「あ!それでしたら、私がお預かりしますよ」

提督「いいんですか?」

大鯨「はい。部長にも私の方から伝えておくので」

提督「そう...ですか。じゃあお願いします」

大鯨「はい!任せてください!」


そう言って微笑む大鯨の顔を見て、提督は、友人Aの言っていたことも、あながち嘘とは言えないのかもしれないと、どこか納得していた。

正直、かわいい後輩っていうポジションで、提督からの好感度3ってどう書けばいいか、>>1の掃き溜め程度の技量だと表現しきれない。



【暁初接触イベント】

提督が、部活を始め、体も大分運動に適してきた頃、今度は高1生の部活見学が始まる。

中学時代の経験と、人並み外れた運動神経を持つ提督は、すでに部活内でも上位の実力を発揮し始めていた。
加えて、提督は、ビジュアル面においても優秀だったこともあり、部長の提案によって、高1生が見学に来る際の、ちょっとした広告塔として扱われることになった。

提督「あーあ、面倒なこと頼まれたなー。でも断るのも印象悪いだろうし」

部活の後輩が誰になるかについて、さして興味もない提督にとって、今回の部活見学など、心底どうでもいいのだ。

しかし、部長に頼まれてしまった以上は、断るのも難しいので、やむなくこの提案を受け入れたのだ。

提案「まあ、どうせいつもの練習に観客がちょっとつくだけだし、気にしないんだが」

提督に与えられた役割は、全校集会での部活のPR。
こちらは、他の数人の部員と、マネージャーの大鯨で行うらしい。

もう一つは、部活見学の当日に、普段の練習の実演を実際にやってみせることだ。
部長が説明し、それを提督が2.3回やってみせる。
そんな単純作業だ。

それでも、提督にとって面倒なことには変わらない。

提督「はあ。面倒だなぁ」



部活見学の日。

集会でのPRがよかったのか、かなりの数の生徒が集まっていた。
少し前に友人Aが言っていた、大鯨先輩効果もあってか、男子生徒が目立つ。

そんな集まった生徒を見渡して、提督は少し面白いものを見つける。

提督(あの集団、もしかして姉妹か?)

提督の視線の先に、仲よさげな四人組が見える。
それだけなら、何も興味など湧かないが、その四人は、ただの友人の集まりというには、幾分似すぎているように感じた。

提督(ただのお友達って言うには、似すぎてる。でも、四人姉妹とか、珍しすぎだろ)


その珍しさ故に芽生えた興味も、すぐに消える。
彼女らが姉妹であろうとなかろうと、提督にとっては結局どうでもいいのは自明の理である。


だから、彼女ら四人姉妹のうちの1人。
お姉ちゃんと呼ばれていた少女が、実演してみせる提督に尊敬の視線を向けていたことなど、提督が気付くよしもなかった。


【秋月イベント4回目】


提督「あっれ、鍵がねえ...しくったな。今朝持っていった覚えがない...」

とある日の放課後、部活を終え家に着いた提督は、残酷な現実に直面する。

今朝、鍵を持っていくのを忘れ、その後親がしっかりと戸締まりをして仕事へ向かった。
導き出される結論は、

提督「締め出された...」



今朝の自分への悪態を心の中でつきながら、提督はどうするかを考える。

提督(あの人は仕事で夜遅いし、それまで、家に入るのは無理だな。でも、時間を潰すにしても持ち合わせがない...何より風呂にはいりたい!)

運の悪いことに、今の提督の財布の中身は、コンビニのおにぎり数個分しかない。
母親が帰るまで時間を潰すには、心許ないこと限りない。

提督(どうするべきか...)

そうして玄関前で悩み続ける提督に、救いの手が与えられた。
声がかけられ振り向くと、そこには秋月の母親がいた。

秋月母「提督君?玄関前でどうしたの?あっ!もしかして鍵がないのかしら?」

秋月の母親が、目聡く提督の置かれた状況を把握する。

提督「ええ。鍵を持っていくのを忘れてしまったみたいで」

秋月母「あら、もしかして夕食もまだ食べてないのかしら?」

提督「ええ。でも、夕飯を買うお金くらいならあるので」

秋月母「そんなもったいないことするくらいならウチに食べにくればいいのに。そうよ。それがいいわ」

提督「へ?」

秋月の母親の唐突な発言に、提督は抜けた声を出す。

提督「いや、悪いですよ。この間もお世話になったばかりなのに」

秋月母「気にしないでいいのよ。私達と提督君の仲じゃない。それに、提督君秋月に髪飾り買ってくれたんでしょう?秋月ったらホントに嬉しそうだったの。だから、そのお礼も兼ねて。ね?」

こうなったら、この人はもう意見を曲げない。
そう思った提督は、そもそも髪飾り自体がお礼です、とうい言葉を飲み込み、素直に受け入れることにした。

元々、受け入れたとして、提督に損がある訳ではないのだが。

提督「じゃあ、おねがいします」

秋月母「ええ。そうだ、提督君、部活後でしょう?お風呂、自由に使っていいわよ」

秋月の母親にはかないそうにない。
提督が引っ越す前から、ずっと思っていたこと。
提督はそれを再認識することになった。

提督「おじゃまします」

秋月母「はい、いらっしゃい。そうそう、秋月は帰ってくるのにもう少しかかると思うから、ゆっくりしててちょうだい」

提督「はい。ありがとうございます」

提督はリビングのソファーに座り、スマホを弄りはじめる。

秋月母「じゃあ、私は少し出かけてくるわ。夕食は秋月に作って貰ってちょうだい。お風呂は今溜めてるから、溜まったらはいっていいわよ」

提督に向けて、秋月の母親が、まるで自分の子供に言うように告げる。

提督としても、秋月の母親が自分のことを本当の子供のように思ってくれているのは知っている。
しかし、それを差し引いてもそれでいいのかと思わざるを得ない言い方に、苦笑いを禁じえない。


秋月母「それと、秋月に手をだしてもいいけど、避妊はちゃんとしてあげるのよ」

提督「しませんよ!ていうか、冗談にもほどがあります!いきなり自分の娘を売らないでください!秋月が聞いたら泣きますよ!」

秋月母「ふふふ。ゆっくりしててね」

秋月の母親の母親は、狼狽する提督を見て、満足そうに笑うと、提督の発言をあえてスルーし、そのまま出かけていった。

提督「せめて冗談って言ってほしかった...」

そう提督が思うのも、無理ないことだった。



秋月母(提督君、あれだけ焦るなら、ちゃんと秋月のことそういう風にも見てるのね)

提督の反応を見て、秋月の母親はその意味を理解する。

秋月母(ふふふ。秋月、あなたにも、十分チャンスあるみたいよ。提督君みたいな男の子、そうそういないんだから。ちゃんとゲットしなさいよ)

つまるところ、秋月の母親には、2人の気持ちなど、バレバレなのだ。
例えそれが、本人達が気付いてない気持ちであったとしても、だ。

提督「はあ。なんか意味もなく疲れた」

提督だけとなった秋月の家で、提督がため息をつく。

提督「あの人、冗談きついなあ」

冗談ではないのだが、提督がそれに気づけるはずもない。

提督「それにしても、何するかな。意外とスマホの電池もやべーし。何するか思い浮かばん」

提督「こんなことなら、もうちょっと自主練でもしてりゃよかったかな」

提督「でももっと遅かったら、秋月の母親に会ってないだろうし、まあ運はいいのかな」

提督「はあ、まあとりあえず、↓2でもするか」

やっぱり提督は変態。
ハッキリわかんだね。
実際にこれやってバレたら絶対に出禁食らうよね。


提督「暇だな。せっかくだし、少しこの家回ってみるか」

暇というのは恐ろしいものだ。
仮に提督が暇でなければ、この行動を思いつくことすらなかっただろう。

しかし、暇な人間は好奇心が強くなる。
退屈を埋められる何かを求めて、好奇心が沸くのだ。

それは提督も例外ではない。
冷静になれば、マズいことなど一目瞭然なのにも関わらず、提督はそれを実行した。

提督「リビングは、俺が引っ越す前に来た時と、全然かわってなかったけど、秋月の部屋とかどうなんだろ」

記憶に任せて、秋月の部屋へと向かう。
小学生の頃は、よくお互いの部屋で遊んだな。
そんな思い出を思い出しながら、部屋にはいる。

提督「おっ、むかしとは随分違うな。あの頃はなんか、もっとこう、雑な感じだったのになぁ」

提督の記憶とは異なり、しっかりと整理された、女の子らしいきれな部屋だった。


提督(あれ?これもしかして俺ヤバいことしてる?)

部屋の女の子らしい雰囲気を感じ、提督はようやく、自分がマズイことをしていると気付いた。

提督(あーどうしよ。いや、でもまだはいっただけだし。↓2)


1:今出れば問題ないよな

2:...でも、ここまできたら同じだ。()してみるか

※2なら詳細も

提督(あーどうしよ。いや、でもまだはいっただけだし。今出れば問題ないよな)

自分の過ちに気付いた提督は、そそくさと部屋から退散する。

そして再び、ソファーに座る。

提督(何やってんだ俺。バレたら人生終了ものだっての)

提督は自分の行動の愚かさを再認識し、バレたときのリスクに思い至り、背筋が冷えるのが止まらなかった。

提督(やっばい、なんかもはや寒くなってきた。体あっためないと...)

そう考えた提督は、
↓コンマ

1〜50:リビングで筋トレ
51〜100:溜まりかけの風呂に溜めながらはいる

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