馬幼女「羊幼女ちゃんが引きこもって出てこない」 (71)

馬幼女「ねぇ!いい加減出てきてよ羊ちゃん!」ドンドン



『...』シーン



馬幼女「もう2015年だよ!今年は羊ちゃんの年なんだよっ!?」



『...』シーン



馬幼女「というか早く出てこないと私が神様に怒られちゃうから出てきてよ!」



『...やだ』



馬幼女「うるせぇ!!!さっさと出てこいやぁ!!!」ドンドン

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『...こわい』


馬幼女「こっちだって好きで怒ってるわけじゃないよ!」

馬幼女「...分かった!じゃあ出てこなくてもいいから私を部屋に入れて?」


『...何もしない?』


馬幼女「うんうん!何もしないよ!」

馬幼女(中から引きずりだしてやる...)


『...』ガチャ


馬幼女「ありがとう!」

馬幼女(引っ掛かったな馬鹿め...)


『...』

『...やっぱりやめた』バタン



馬幼女「ふざけんなボケェ!!!!!!!」

馬幼女「ど、どうして入れてくれないの?」


『...どうせ部屋に入ったら腹パンでもして気絶させて無理矢理部屋から出すんでしょ?』


馬幼女(うっ...バレてる...)

馬幼女「わ、分かった!本当に何もしない!ただ話すだけだから!」


『...神様に誓える?』


馬幼女「えっと...それはその...」


『...さようなr』


馬幼女「誓う!誓うから!」



『...』ガチャ

馬幼女「ほっ...良かった」

馬幼女(仕方ない...説得して部屋から出す作戦に変更だ...)


羊幼女「どうぞ」ゲッソリ


馬幼女「...羊ちゃん何か痩せたね」

羊幼女「こっちにも色々あったの...」

馬幼女「そ、そうなんだ」


羊幼女「...何か飲み物飲む?」

馬幼女「あ、じゃあレモンティーで」

羊幼女「麦茶ね了解」

馬幼女「麦茶しかないなら聞かないでよ...」


羊幼女「はい麦茶とお餅」ゴトッ

馬幼女「お餅はもう朝御飯に食べたからいらないよー」

羊幼女「いいから黙って食え」


馬幼女「えぇ...」

馬幼女「で、どうして引きこもってるの?」モグモグ

羊幼女「...」

馬幼女「他の十二支のみんなも心配してたりしてなかったりしてるよ?」ゴクゴク

馬幼女「とりあえず話してみようよ。気が楽になるよ」


羊幼女「...」


羊幼女「私ってさぁ一番十二支の中で影薄いよね」


馬幼女「えっ」


羊幼女「一番いらない子だよね...面汚しだよね...」

羊幼女「もういない方がマシだよね...羊なんていなくても別に問題ないよね...」


馬幼女「ちょ、ちょっとストップ!」

馬幼女「ま、まさかそのことを気にして引きこもってたの?」

羊幼女「うん...」

馬幼女「馬鹿らしい!羊ちゃんがいらない子なわけないよ!!!」

羊幼女「だって一番個性がないし...」

馬幼女「そんなことないよ!みんなと同じくらい個性が強いよ!」

羊幼女「じゃあ羊の特徴を言えるだけ言ってみてよ...」


馬幼女「まず毛がモコモコしてる!」

馬幼女「それから...!」






馬幼女「...あれ?」

羊幼女「ほらそうなるでしょ...」

馬幼女「ちょ、ちょっと待って!今考えるから!」

羊幼女「...」


馬幼女「そうだ!何かいつも眠そうなイメージだよねぇ!」

羊幼女「別に眠くない...」


馬幼女「電気タイプっぽい!」

羊幼女「まったく関係ない...」


馬幼女「CMに出てたじゃん!羊のキャラ!」

羊幼女「そのキャラの名前は?」


馬幼女「あー...うん...何だっけ...」

馬幼女「...」


羊幼女「ほら覚えてない...」

馬幼女「ご、ごめん」

羊幼女「そもそも羊のキャラなんてまったく見ないよ...」

馬幼女「そ、そうかなぁ...け、結構観るような...」

羊幼女「例えば馬のキャラと言えば誰を思い浮かべる?」


馬幼女「えーっと...マキバオーとか黒王号とか?」

馬幼女「名前に馬が付いてる社長とか地上最強の男とか...」

馬幼女「あとファンタジーの世界ではペガサスとかユニコーンとかケンタウロスも馬っぽいよね!」


羊幼女「じゃあ羊のキャラは?」


馬幼女「...」

馬幼女「メ、メリープ...」


羊幼女「所詮私はポケモンにしか居場所がないんだよ...」

羊幼女「そのポケモンですら馬にはギャロップとかゼブライカとかその他馬っぽいやつがいっぱい居るよね...」


馬幼女「そ、それは馬が使いやすいだけだよ!」

馬幼女「そもそも人が乗れる馬とモコモコの羊を比べる方がおかしいよ!もっと他の十二支と比べたらどうかな!?」

羊幼女「どうせ私が最下位なのは決まってるよ...」


馬幼女「えーっと...まずネズミ!」

羊幼女「電気ネズミと夢の国に勝てるわけがない...」


馬幼女「牛!」

羊幼女「おっぱいキャラには勝てないよ...」


馬幼女「虎!」

羊幼女「野球...バニー...魔法瓶...」

馬幼女「兎!」

羊幼女「サンリオ...ミッフィー...こころぴょんぴょん...」


馬幼女「龍!」

羊幼女「勝負にすらならない...」


馬幼女「蛇!」

羊幼女「日本神話...」


馬幼女「猿!」

羊幼女「サイヤ人だけでフルボッコ...」


馬幼女「鶏!」

羊幼女「鶏が消えたら生活出来ないよ...」


馬幼女「犬!」

羊幼女「私が猫だったらいい勝負だったね...」


馬幼女「猪!」

羊幼女「...ん?」

羊幼女「あれ?猪って角が生えてる豚みたいなもんだよね!?」

馬幼女「そうだよ!毛がモコモコしてるヤギと言われてる羊といい勝負だよ!」

羊幼女「やった!じゃあイノシシで有名なキャラって誰が居たっけ!?」


馬幼女「えーっとねぇ...イシシノシシとかライオンキングのプンバァとかファンゴとか?」

羊幼女「あ、無理勝てない」




羊幼女「うぅ...結局私が最下位...」

羊幼女「まあ当たり前だよね...羊 キャラクターで検索したら1ページ目にエロゲが出てくる私が勝てるわけないよ.ね」


馬幼女「そうだ!牡羊座!羊には星座があるじゃん!」

馬幼女「星座の動物なんてすごいじゃん!」


羊幼女「...」

羊幼女「正直牡羊座ってパッとしない...どうせなら双子座とかの方が良かった...」


馬幼女「でもカーストは上の方だよ!蟹よりマシだよ!」

羊幼女「じゃあ十二支に蟹って居るの?」

馬幼女「...」


羊幼女「最底辺と比べられても嬉しくないよ...」

羊幼女「もういいよ...どうせ羊は十二支に相応しくないよ...」

羊幼女「新しくヤギにでも入ってもらえればいいよ...少なくとも羊よりマシだからさ」

馬幼女「そ、そんな...」


馬幼女「...あっ!あるじゃん!羊で有名なやつで他の動物にも負けてないやつ!」

羊幼女「...なに?」ピクッ



馬幼女「ジンギスカン!!!!!」



羊幼女「...」

馬幼女「お肉の質なら十二支でも負けてないよ!」


羊幼女「...」


馬幼女「あ、あれ?羊ちゃん...?」


羊幼女「...馬刺しにしてやろうかこの馬鹿馬」

馬幼女「」ビクッ

羊幼女「もういいよ...出て行って」

馬幼女「え、でも」


羊幼女「出てけぇ!!!」ゲシッ


馬幼女「ひん!」ズサー


バタン!!!!!!!


馬幼女「お、追い出された...」

.......................................................
...................................


馬幼女「というわけで羊ちゃんが引きこもってる理由はかくがくしかじかでした」


龍幼女「...で、どうしてわらわの所に来るのじゃ?」

馬幼女「十二支カーストの中でもトップに君臨しそうな龍ちゃんならどうにか出来そうかなーって」

龍幼女「お主見た目で決めておるじゃろ...」


龍幼女「しかしこればっかりはどうにも...」

馬幼女「何とかしてよーこのままじゃ十一支になってサッカーチームみたいになっちゃうよー」

龍幼女「うむむ...」


龍幼女「...本人が十二支の足を引っ張ると思ってるのならそうでないことを証明するしかないであろう...」

馬幼女「えーでも羊ちゃんの個性の無さはトップクラスだよ?」


馬幼女「羊だと思ってた手紙を食べるのもアルプスの少女の方も嵐の夜も全部ヤギなんだよ?」

龍幼女「うむむ...」

龍幼女「...こんなに羊のキャラが少なかったとは想定外じゃな」

馬幼女「私もびっくりしたよ、羊かと思ったら全部ヤギだったんだもん」


龍幼女「やはり羊をリストラして新しくヤギを加入させた方が...」


馬幼女「それだけは絶対駄目!!!!!」


龍幼女「ならどうしろと...もう新年じゃぞ?そろそろあの間抜けな神も羊が居ないことに気付くはずじゃ」

馬幼女「うーん...」



馬幼女「...無理矢理他の十二支の誰かの評価を落として羊ちゃんを上にする...?」

龍幼女「では誰を落とす?さすがに何か悪行を働いたやつではないと駄目じゃぞ?」

馬幼女「...評価を落とされても自業自得レベルの屑の十二支のメンバーかぁ...」



馬幼女「あっ」

馬幼女「というわけで今からあなたは十二支カーストの最下位です!!!」




鼠幼女「はぁ?」




鼠幼女「言ってることの意味分からないんだけど」

馬幼女「あなたは昔とある動物に酷いことをしましたよね?」

鼠幼女「してないし、というか何もないなら早く部屋から出て行って」


馬幼女「本当に何もしてない?神様に誓える?」

鼠幼女「だからしてないって...」

馬幼女「では犠牲者の方に入っていただきましょう!」




ガチャ




猫幼女「...にゃー」


馬幼女「あなたのせいで十二支に入れなかった猫ちゃんです!」

猫幼女「久しぶりだにゃあ鼠ちゃん」


鼠幼女「...誰こいつ」


馬幼女「しらばっくれても駄目だよー証拠は全部あるんだから」

馬幼女「犬と並んで2大ペットと言われる猫ちゃん!」

馬幼女「その猫ちゃんがどうして十二に居ないのかなー?」


鼠幼女「し、知らない...」プイッ


馬幼女「本人が言ってくれないなら仕方ないねー。猫ちゃん、代わりに話してくれるかな?」

猫幼女「分かったにゃ...」

猫幼女「あれは神様が十二支決定戦フルマラソンの説明をしに来たときの話にゃ...」

....................................................
..................................

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神様「えーということで突然ですが十二支決定戦私のとこまでフルマラソン大会を開催しようと思います」


猫幼女(あ!あそこに蝶が飛んでるにゃ!)


神様「ルールは簡単、元旦に私ところに挨拶に来た先着12名を順にそれぞれ一年間動物の王様にしようと思います」


猫幼女「にゃ!にゃ!」クイクイ


神様「と言っても特に特典はないんですけどね」

神様「ということで皆さん頑張ってください」




猫幼女「にゃ!にゃ!」ピョンピョン

猫幼女「あっ...上に飛んで行っちゃったにゃ...」

猫幼女「...あれ?神様は?」キョロキョロ


猫幼女「はっ!しまったにゃ!マラソンの日がいつか聞いてなかったにゃ!」

猫幼女「他のみんなは...もうどこかに行っちゃったにゃ...」キョロキョロ

猫幼女「ど、どうしようにゃ...猫のみんなに会わせる顔がないにゃ...」


猫幼女「...ん?あそこに居る小さいのは...あっ!鼠ちゃんにゃ!」ダッ


鼠幼女「フルマラソンか...私は体が小さいからそういうことは苦手なのよね...」ブツブツ

鼠幼女「体が大きいやつの上に乗って気付かれないように着いて行こうかしら...」ブツブツ


猫幼女「鼠ちゃん!!!」


鼠幼女「」ビクッ

鼠幼女「な、なんだ猫か...脅かさないでよ...」


猫幼女「驚かしちゃってごめんにゃ!ところで鼠ちゃん神様が言ってたマラソンの日っていつか知ってる?」

鼠幼女「そんなの当たり前でしょ」


猫幼女「良かったにゃ!実はマラソンの日がいつの日か聞き忘れて困ってたんだにゃ!良かったら教えて欲しいに!」

鼠幼女「アンタ...神様の説明を聞いてないとか何してたの...」

猫幼女「にゃはは...ごめんにゃ...」


鼠幼女「まあいいわ...マラソンの日はがんt...」

鼠幼女(ちょっと待てよ?こいつにマラソンの日を教えたらライバルが一人増えるってことになる...)

鼠幼女(...聞いてない方が悪いわよね)ニヤリ


猫幼女「ん?よく聞こえなかったからもう一度言って欲しいにゃ!」


鼠幼女「あぁ...ごめんなさい...マラソンの日は大晦日よ」

猫幼女「大晦日か!確かにそれっぽいにゃ!」


猫幼女「ありがとうにゃ!鼠ちゃん!」ダッ

鼠幼女「どういたしまして...」ニヤァ

~~~~大晦日~~~~


猫幼女「今日は待ちに待ったマラソン大会にゃ!」

猫幼女「一位は無理でも頑張って入賞ぐらいはしてみせるにゃ!」


猫幼女「よし!よーいドンにゃ!」ダッ






猫幼女「それにしても他のみんなはいつまでのんびりしてるんだろうにゃあ」タッタッタ

猫幼女「まさか私が一番だったり...?にゃはははははは!!!」ビューン






猫幼女「ぜぇ...ぜぇ...つ、着いたにゃ...」

猫幼女「さっそくピンポンを鳴らして知らせるにゃ!」


ピンポーン


『どちら様ですか?』

猫幼女「神様!猫だにゃ!約束通り挨拶に来たにゃ!」

『...はぁ?』


猫幼女「だから神様に挨拶に来たんだにゃ!」


『...確かに私は挨拶に来いと言いましたがそれは元旦、明日ですよ?』


猫幼女「にゃっ!?」


『どうやら話をよく聞いてなかったようですね...猫さんアウトー』

『では私はガキ使を見るのに忙しいのでこれで』プツッ



猫幼女「...」


猫幼女「そ、そんな馬鹿にゃ...」ガクッ

...........................................................
..........................................


猫幼女「ということがあったにゃ...」

馬幼女「うんうん...大変だったねぇ」


鼠幼女「...」

猫幼女「ちなみにこの話を猫のみんなに話してからトムとジェリー現象が起きたにゃ...」

馬幼女「これは大変なことだよね...表沙汰になったら十二支取り消しとかになっちゃうんじゃないかな?」


鼠幼女「...何が言いたいの?」

馬幼女「だから最初に言ったじゃん。十二支で最下位になって欲しいって」


鼠幼女「ふん...そんなの無理に決まってるじゃない」

鼠幼女「私はあの電気ネズミと夢の国、音速の青鼠にグリとグラ...」

鼠幼女「あの人気キャラ達のモデルなのよ?上位カーストの私が最下位なんて無理に決まって...」


馬幼女「あ、言い忘れてたけどさっきの話十二支のみんなにも話したんだよ」

鼠幼女「!?」


馬幼女「今頃みんな全国で鼠の人気を下げることをしてるんじゃないかなぁ...」

馬幼女「ちょっとテレビ付けてみよっか」ピカッ

TV『緊急ニュースです!夢の国で龍、虎、蛇、猪が暴れています!』


鼠幼女「!?」





龍『まさか鼠があそこまで卑劣なやつじゃったとは!少しお仕置きが必要じゃな!』ゴォォォ

虎『にく!たべる!おいしい!』モグモグ

蛇『ハハハハハハ!あの小さいやつは前から好かんかった!』ドッカーン

猪『フンガアアアアアアアアア!!!』ドーン




鼠幼女「わ、私のテーマパークが...」

馬幼女「この惨状だとしばらく営業は無理だろうねぇ」


鼠幼女「くっ...でも私には電気ネズミがある!いくら何でもゲームを潰すことは無理でしょ!?」

馬幼女「あ、今ネットが面白いことになってる...見てみる?」スッ

鼠幼女「は、はあ!?見せなさいよ!」

『ピカチュウはオワコン、これからは妖怪ウォッチの時代』

『ジバニャン可愛すぎワロタ』

『ポケモンなんてダッセーよな』

『妖怪ウォッチの方が面白いよな』




鼠幼女「な、なにこれ...」

馬幼女「ステマってすごいよねぇ...簡単に流れを作れちゃうんだもん」



兎幼女「ちょっと馬居るー?」ガチャ

馬幼女「あ、どうしたの兎ちゃん」

兎幼女「とりあえず流れ作ってみたけどどうする?海外に宣伝することも出来るけど」

馬幼女「今のところは日本でいいよ。他のみんなと一緒に宣伝を引き続きお願い」

兎幼女「りょうかーい」バタン




馬幼女「ということになってます」

鼠幼女「...うそぉ」

馬幼女「早く認めないと取り返しがつかないことになっちゃうよー?」

鼠幼女「う、うぐぐぐぐぐ...」

馬幼女「ん?電話だ、ちょっとごめんね」プルプル


馬幼女『あ、もしもし?うんハム太郎をエビちゅに差し替えておいて』

馬幼女『あとUSJの方にお客さんがいっぱい来るように宣伝よろしk』



鼠幼女「分かったぁ!!!認めるからのもう止めてぇ!!!」

馬幼女「...ファイナルアンサー?」

鼠幼女「ふぁ、ふぁいなるあんさー...」シクシク


馬幼女『みんなもしもーし馬だよー!』

馬幼女『鼠ちゃんが最下位ということに決まったから今すぐ作業を止めて戻ってきてね!』



鼠幼女「私が何をしたって言うの...」シクシク

馬幼女「あ、猫幼女ちゃんにも謝ってね」

鼠幼女「ごめんねぇ...間違って教えて本当にごめんねぇ...」シクシク


猫幼女「にゃ、にゃあ...気にしないでいいにゃ...」

猫幼女(ちょっと引くにゃ...)


馬幼女「後は羊ちゃんに報告しに行くだけだね!」



馬幼女「羊ちゃーん!開けてー」ドンドン


『...』シーン


馬幼女「何と!十二支カーストが決定したよ!」


『...』ドンガラガッシャーン


馬幼女(あ、転けた)


羊幼女「...ほ、本当...?」ガチャ

馬幼女(最下位だと思ってるのに結果は気になるんだ)

馬幼女「うん!本当だよ!」

羊幼女「み、見せて...」

馬幼女「はい!どうぞ!」ペラッ


羊幼女「...」ゴクリ


1. 龍
2. 馬
3. 犬


馬幼女「えへへー私2位だったんだよ!」

羊幼女「や、やっぱりトップ3はこの順番だよね...」


4. 牛
5. 蛇
6. 虎
7. 兎


羊幼女「...」

馬幼女「まあ正直ここら辺はどうでもいいよね」

8. 猿
9. 鶏
10. 猪


羊幼女「や、やっぱり私最下位なんだ...」

馬幼女「もう!最後まで見ないで何言ってるの!」

羊幼女「もう見なくても分かるよ...どうせ羊なんて何の特徴もないヤギの劣化だよ...」

羊幼女「羊たちの沈黙でも見てるよ...」


馬幼女「あぁもうじれったい!これ見て!」ペラッ






11. 羊

12. 鼠


羊幼女「最下位に決まって......!?!?!?!?!?」

馬幼女「おめでとう!11位だよ!!!」

羊幼女「えっ!?うそっ!?なにこれっ!?」

馬幼女「実は鼠ちゃんにスキャンダルが発覚してね!一気に人気が下がって羊が11位になったんだよ!」


羊幼女「う、嘘...」ポロッ


馬幼女「おめでとう!」パチパチ



ゾロゾロ  ゾロゾロ



龍幼女 犬幼女「おめでとう」パチパチ


牛幼女 蛇幼女 虎幼女 兎幼女「おめでとう」パチパチ


猿幼女 鶏幼女 猪幼女 「おめでとう」パチパチ


鼠幼女 猫幼女「おめでとう」パチパチ



羊幼女「う、うわああああああああん」ポロポロ

馬幼女「よし!今日はみんなで羊ちゃんのお祝い焼き肉に行こうかー!」


ヤッター ヤキニクダー


馬幼女「羊ちゃんもいつまでも泣いてないで焼き肉に行くよ!」

羊幼女「うん...うん...ありがとう...」ポロポロ






羊幼女(あれ?スキャンダルで順位が落ちたってことはもしスキャンダルががなかったら実質最下位...)

馬幼女「ん?どうしたの羊ちゃん」


羊幼女「...ううん!何でもない!」

羊幼女(馬幼女ちゃん...ありがとう...)


馬幼女「じゃあみんないっぱい注文して!今日は私のおごりだよ!」

龍幼女「牛カルビ」


犬幼女「馬刺し」


蛇幼女「豚カルビ」


虎幼女「タン」


兎幼女「鶏肉」


猿幼女「ジンギスカン」



馬幼女「...やっぱり焼き肉は止めてお寿司にしよっか」






おわり

おわり
正月に何書いてるんだろ自分

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