久美子「キレイさの秘訣……?」【モバマス】 (11)

・モバマス、松山久美子のSSです

松山久美子(21)
http://i.imgur.com/udUK2dv.jpg
http://i.imgur.com/BY0yJv2.jpg

・以前VIPに投下したネタのリサイクルなので既視感があったらそれです
・オリキャラ…というか、久美子母が出てきます、苦手な方は注意

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1369676349


P「えーっと、松山久美子さん、ですね?」

久美子「はい」

P「(年齢は21歳……趣味はピアノか、なるほど)」チラッ

P「!?」



P「(ななな、なんちゅうべっぴんさんじゃあ!)」ヒャー

P「(この人のプロデューサーやるのかよ俺、うわー緊張してきた)」

久美子「?」

P「ん、ゴホン! 失礼……」

P「私があなたのプロデュースを担当させて頂くことになります、Pと申します」

P「以後、よろしくお願いします」

久美子「は、はあ……こちらこそ、よろしくお願いします」

久美子「(この人、なんかソワソワしてるけど、大丈夫かな……)」


P「とりあえず、今日のところは顔見せの挨拶という事で、本格的な活動開始は後日になりますが」

P「そうですね……今現在何か要望などありましたら、なんでも仰ってください」

久美子「じゃあ、その……敬語で喋るのをやめてもらいたいかなって」

久美子「これから一緒にやっていくことになるんでしょ? それで敬語だとお互い他人行儀になっちゃうから」


P「……わかった、敬語は使わないようにするよ……これでいいかな?」

久美子「うん、その方が良いね! あと、私の事は久美子って呼んでくれていいからね!」

P「それじゃ改めて、これからよろしくな、久美子!」

久美子「(どんな人が担当になるのか分からなくてちょっと緊張してたけど、悪い人じゃなさそうで良かった)」ホッ


──数日後──

P「それじゃ、これからミーティングを始めるぞ」

久美子「ミーティング……どんなことをするの?」

P「そうだなあ、とりあえずアイドル活動をしていくにあたっての、方針とかを決めようと思うんだけど……」

P「その前に、久美子はなんでアイドルを目指してるんだ? まずそれを聞いておきたい」


久美子「私ね、もっとキレイになりたいの」

P「!?」


P「(もっと綺麗に……だと!?)」

久美子「女をキレイにするのは、やっぱり見られてるって意識なんじゃないかなって思って」

P「(それ以上綺麗になってどうするってんだ……!?)」

久美子「だから、アイドルになれば、たくさんの人に見てもらえるよね?」


P「なるほどな……となると、ビジュアルを伸ばしていくことになるか」

P「モデルの仕事とかが向いてるかもなー」

久美子「あ、でも、私ピアノを弾くから、音感とリズム感も悪くないと思うよ?」

久美子「プロデューサーがお仕事取ってきてくれるなら、選り好みはしないから」

P「そうか……まあ最初のうちは、小さい仕事ばかりになると思うけど、一緒に頑張っていこう」

久美子「うん! 頼りにしてるからね? プロデューサーさん!」ニコッ

P「(ヤバい……超可愛い)」キュン




久美子「(それからしばらくは、営業とレッスン漬けの日々だったっけ)」

久美子「(でもあの頃から、ほとんど毎日プロデューサーと一緒に居たんだよね)」



久美子「プロデューサー、おはよっ! 今日はどうするの?」

P「今日は挨拶回りに行く予定だ、アイドルをやる上でお世話になる人は多いからな」

久美子「挨拶回りね、了解! 今日もがんばろっ!」

P「(ヤバい……美人過ぎ)」キュン




久美子「ねえプロデューサー、私とショッピング行こうよ!」

P「はぁ!? ショッピングぅ? なんで俺と……?」

久美子「プロデューサー的には、お仕事優先な感じ? たまにはいいでしょ?」

P「(いやいやいや、年頃の男女がショッピングって……それってデートってヤツじゃないの?)」

久美子「アイドルのモチベーション維持もプロデューサーの仕事でしょ! ねぇ行こうよぉ!」

P「あーもう、しょうがないな……それじゃ付き合うよ、事務所の備品の買い出しついでにな」

P「(あくまで仕事だから! 仕事で買い物に行くだけだからコレ!)」

久美子「やったっ! ついでっていうのが気になるけど……それじゃ早速行きましょ!」

P「(ヤバい……結婚したい)」キュン




P「そういえば、どうして久美子は綺麗になりたいんだ?」

P「アイドルになりたいから綺麗になるっていうなら分かるけど……逆だよな?」

久美子「うーん、改めて聞かれると……なんでだろう?」

P「ありゃ? なんだ、明確な目的があるわけじゃないのか?」

久美子「でも、私がキレイになったら、プロデューサーも嬉しいでしょ?」

P「うん、それはもちろん(今でも十分すぎるだろうがよおお!)」


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──数週間後──

久美子「ホントにアイドルになれちゃうんだもん、驚いたよ」

P「ふっ、俺の手にかかればたやすい事よ」

久美子「さすが、私のプロデューサーさん!」

P「なんてな、デビュー出来たのは久美子の努力の結果だよ、俺は少し手伝ったに過ぎない」

久美子「でも、プロデューサーはアタシの才能を見抜いたんでしょ?」

久美子「という事は、プロデューサーと私って、結構相性いいかも! そう思わない?」

P「えっ!?」ドキッ

久美子「?」


P「(いや待て、まあ落ち着け……変に深読みするんじゃあない)」

P「(今のはあくまでアイドルとその担当プロデューサーっていう関係の上での発言だろう)」

P「(全くこれだから童貞は……)そうだな、良いか悪いかで言えば、良い方だろうな」


久美子「私の魅力を引き出せるのはプロデューサーだけだからね! 私のことだけ、ちゃんと見ててよ!」

P「!!?」

P「(いちいちドキッとする発言をかましてくれるな!)」

P「デビューはしたけど、まだまだ始まったばっかりだからな、しばらくは久美子のことだけ見るよ」



久美子「(デビューしてからは、毎日が目まぐるしかったっけ)」

久美子「(それでしばらくして、そうだ……あのお仕事がきたんだ)」



──久美子実家──

久美子「ただいまー」

母「あら、おかえりなさい」

久美子「ごめんね? もっと顔を見せに帰ってきたいんだけど」

母「気にしないでいいわよ、忙しいんでしょう」

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