一夏「童貞を・・・卒業するぅッ!」 (23)

一夏「高校生にもなって・・・童貞」

一夏「恥ずかしいなんてもんじゃぁないッ!」

一夏「ダサいだなんだとスイーツが語る上っ面な気持ちで言ってるんじゃなく!」

一夏「人として恥ずかしいことだ!」

一夏「25歳なってもニートッ!」

一夏「それはこの恥ずかしさを体感できないものの末路だッ!」

一夏「俺はここで童貞を卒業できなければニートになってしまうッ!」

一夏「そんなことになるくらいなら・・・俺は死を選ぶッ!」

一夏「命がけのミッションだ!だが俺は決して失敗したりしない!」

一夏「あいにくだが、俺の知る範囲で5人・・・俺にほれているッ!」

一夏「一声かければ簡単に股を開く女が5人ッ!」

一夏「・・・高校を卒業するまでに童貞を卒業することなどたやすいことだ」フッ

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prrrrrrr


一夏「ん?電話?」

ピッ


一夏「もっしー、どったん?」

弾「よう一夏、聞いてくれよ、俺とうとう童貞を卒業したよ!」

一夏「な、なんだとぉぉぉぉぉぉおおおおっ!」

弾「いやー、ナンパしたらさ、その子がすげー経験豊富でさ!すぐにホテルチョッコー」

弾「すごかっ ピッ

一夏「」ワナワナワナ


prrrrrrrr


一夏「弾が童貞を・・・卒業した・・・だと・・・・?」


rrrrrrrrr


一夏「俺よりも早く・・・卒業・・・?」


rrrrrrrr


一夏「・・・このままでは・・・一生あいつの足元を這い蹲って生きていかなければならない・・・だと・・・!?」


rrrrrrrr


一夏「ふざけるなああああああっ!」ビャクシキィィィィィ!


ドガーーーーーーンッ!



タッタッタ


一夏(だがまて!まだあせるほどじゃあない!)

一夏(やつは言った!ナンパした”糞ビッチ”だと!)


タッタッタ


一夏(だから・・・処女だッ!)


タッタッタ


一夏(やつを越えるのは処女しかいないッ!)

一夏(俺が処女を手にすればやつと同等!いや!それ以上の男になれるッ!?)


タッタッタ


一夏「箒ッ!」ガチャ

箒「な、なんだっ!ど、どうしたのだ!?」

一夏「ハァハァハァ・・・俺と・・・付き合え!」

一夏(箒なら・・・処女だ!)

一夏(ずっと剣道打ち込んでいる!)

一夏(面を取られすぎておかしくなった頭の逝かれたイタイ女だッ!)

一夏(あきらかにま○こからくせぇ臭いを漂わせている淫獣とは違うッ!)

一夏(清らかさが!こいつにはあるッ!)

箒「つ、付き合う?・・・か、買い物か?」

一夏「すっとぼけてんじゃねぇぞこのビチクソがぁッ!」

箒「ひっ!」ビク

一夏「男と女の関係に!なれと言っているのだッ!」

箒「お、男と女・・・そ、それって!///」

箒「・・・は、はい///」コク

一夏「クックック、処女を手に入れるなぞたやすいことだ」

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箒「あ、あの・・・一夏?」

一夏「どうした?はやく服脱げよ」スッポンポン

箒「こ、こういうことは・・・その・・・じゅ、順番がだな・・・」モジモジ

一夏(処女特有のめんどくささか・・・まぁいい、今となってはこれすら心地よい征服感を与えてくれる)

一夏「最初は優しくするよ、緊張しているのかい?」キラン

箒「いや、き、緊張も・・・する・・・なにせ・・・こ、こういうことは久しぶりだから・・・///」

一夏「ははっ!かわいいな箒は!そうか久しぶりか・・・」

一夏「・・・」

一夏「久しぶり?だと?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

箒「ま。まぁこの年になって経験がないって言ったら嘘になるな・・・///]

一夏「このクソビッチがああああああああああああああッ!」

箒「きゃっ!い、一夏!?」

一夏「てめぇはどこぞの男とすでに交わったザーメンモンスターだったのかああああああああああああッ!」

箒「ふ、普通だろ?高校生にもなって処女なんて・・・普通いないだろ!?」

一夏「なんだと?」

箒「みんな中学までに済ましているぞ?処女なんてこの学園にいるわけないだろう!」

一夏「この学園に・・・いないだと?」

箒「よ、よく考えてみろ?やけに女子のレベルが高いと思わないか?」

一夏「たしかに」

箒「IS適合者は美人と相場が決まってるんだ!どうしてかは知らんが!」

一夏「なら・・・処女は・・・」

箒「すごく不細工な女ならまだ処女じゃないか?それを我慢してでも欲しいのか?お前は?」

一夏「な・ん・・・・・」

一夏「」

バタ

箒「い、一夏ッ!きゅ、救急車ーっ!」


シャル「あっ、気がついた!」

一夏「・・・ここは」

シャル「病院だよ?一夏、箒の部屋で倒れたんだって?」

一夏「そうか・・・俺は・・・死にぞこなったのか・・・」

ラウラ「なにを言っているのだ?助かったんだぞ?」

シャル「でも、本当によかったよ~」

一夏「・・・よくなんてないさ」

ラウラ「やけに元気がないな?なにかあったのか?」

シャル「もしかして全裸で倒れてたことと関係あるの?」

ラウラ「そういえばどうして全裸だったのだ?」

一夏「箒と・・・SEXしようとした・・・それだけだ」フッ

シャル「セッ!?///」

ラウラ「な、なにをしてるのだ貴様はっ!」

一夏「ふっ、ビッチどもがなにをいってやがる」

一夏「いまどきの高校生なら普通だろ?」

一夏「してないほうが恥ずかしいってもんだ」

一夏(もうこの世に処女(美人)はいない)

一夏(なら俺は・・・)

シャル(そ、そうなの!?み、みんなもうやってるの!?)

ラウラ(せ、せっくすとは聞いたことがあるが・・・あ、あんなミッションインポシブルを・・・!?)

ラウラ「コ、コウノトリが運んでくるんじゃ!?」

シャル「わ、わかるよその気持ち・・・」

一夏「なぁお前達もさ、もうやってるんだろ?」

シャル「へぁ!?」

ラウラ「な、なにをだ!?」

一夏「なにって、高校生にもなって隠すことかよ?」

シャル「う・・・そ、それは・・・」

シャル(駄目なの!?高校生にもなって処女っていけない事だったの!?)

ラウラ(ここで処女だといってしまえば下らないガキだと卑下されてしまう)

ラウラ(”子供は返ってママのおっぱいでも吸ってな”と相手にされなくなってしまうッ!)

シャル(そ、それだけはさけなきゃっ!)

シャル「も、もちろんバリバリやっちゃってるよ!うんっ!」

ラウラ「あ、あんなミッションたやすいものだ!二等兵でもクリアできるっ!」

一夏「そうか・・・やっぱりか・・・」

シャル「こ、これで仲間だねー」エヘヘ

シャル(ど、どうしよ!?嘘ついちゃった!)

ラウラ「ち、ちなみに一夏は・・・け、経験があるのか!?」

一夏「っ!?」

一夏「・・・童貞だ」

シャル「へっ?」

ラウラ「ど、童貞?」

一夏「くっ!」

シャル(い、一夏って・・・童貞なんだ・・・じゃ、じゃあ別にぼくが処女でもいいんじゃ・・・)

ラウラ(な、なにか壮大な勘違いをしたんじゃないか?わたしは?)

シャル「ね、ねぇいち ガラガラガラ

鈴「はー、しんどかったー」

一夏「鈴・・・」

鈴「聞いてよ!さっきさー童貞とあっちゃったのよー」

ラウラ「ど、童貞と?」

鈴「そうよー、クラブでナンパしてきたやつがちょっといいなーって思ったらそいつ童貞だったのよ」

鈴「ありえなくない?その歳で童貞って?」

鈴「童貞が許されるのって小学生までだよねーって感じ!」

シャル「!?」

一夏「・・・」

ラウラ「そ、そのだな一夏・・・」アセアセ

鈴「ていうかあんた起きてたんなら聞いてたでしょ?童貞よ童貞!もう天然記念物見た感じよー」ケタケタケタ

一夏「・・・」

シャル「ど、童貞でも別にいいんじゃないかなーっ」ハハハ

ラウラ「う、うむっ!誰しも最初は初心者なのだからっ」

鈴「あんたらマジ?童貞よ?童貞なんて社会になにももたらさないんだからね!」

鈴「あんなの害虫よ害虫!地球から絶滅しなくちゃいけない逆絶滅危惧種よ!」

一夏「ッッッ!」ワナワナワナ

シャル「り、鈴ッ!ちょっ 「出て行けッ!」

鈴「な、なによいきなりっ!どしたのよ!?」

一夏「いいから出て行けッ!」

ラウラ「い、一夏!お、落ち着け!体に障るぞ?」ドウドウ

一夏「出て行けって言ってんだろがああああああああああッ!」

ドンガラガッシャーンッ!

シャル「わ、わわわっ!で、出て行くからっ!ねっ?お、落ち着いてッ!」

一夏「うがああああああああああああああっ!」


~屋上

ビュオオオオオオッ

一夏「・・・」

セシリア「あら一夏!こんなところにいたんですの!?」

一夏「セシリア・・・」

セシリア「病室にいないからさがしましたわ」

一夏「・・・」

一夏「セシリアはさ、男とエッチしたことあるか?」

セシリア「な、なんてことを聞くんですか!淑女に向かって!」

セシリア「まぁありますけどね」

一夏「ふっ、地獄だなこの世界は」

セシリア「一夏さんってもしかして処女厨ですか?」

一夏「しょ、処女のなにが悪い!」

セシリア「はぁ?悪いに決まってるでしょう」

セシリア「女性社会の昨今、殿方を向かいいれる淑女が未経験のだなんて」

セシリア「相手に失礼だとおもいませんこと?」

一夏「・・・」

セシリア「今まで男性社会だった名残でそのような考えをお持ちの方をいらっしゃいますが」

セシリア「男性社会では今の逆だったんじゃないでしょうか?」

セシリア「男は甲斐性、女は初物」

セシリア「そういう古い考え方はよろしくなくてよ?」

一夏「くっ・・・」

セシリア「あ、そうそう!丁度いいですわ!今まで聞きたかったことを質問しますね?」

一夏「・・・なんだ?」

セシリア「一夏さんって・・・童貞ですか?」ジュルリ

一夏「なっ!?」




シャル「ね、ねぇラウラ・・・」

ラウラ「なんだ?」

シャル「その・・・経験・・・ないんだよね?」

ラウラ「!?」

ラウラ「う、うむ・・・勢いで嘘をついてしまった」

シャル「ぼ、ぼくも・・・」

ラウラ「し、しかし嫁も童貞だといっていたぞ!?なら別に処女が悪いわけじゃ!」

シャル「だと思う・・・けど」

ラウラ「うーむ・・・本人に聞かなきゃわからないか」


ドガーーンッ!!!

ラウラ「な、なにごとだ!?」

シャル「う、上からだよ!」



セシリア「ほほほっ!お待ちになってーーーっ!」ピュンピュンピュン

一夏「くそぉ!童貞を馬鹿にしやがって!」

鈴「あれ?セシリアじゃんどうしたの?」

セシリア「ふふっ、童貞狩りですわ!」

鈴「童貞・・・ひょっとして・・・一夏?」

セシリア「ええっ!初物ですわ!」

鈴「へぇ・・・童貞なんだ・・・一夏・・・」

鈴「じゃあ駆除しなきゃね?わたしがたっぷり絞りとってあげるわ!童貞をッ!」ジュルリ

一夏「くそッ!ザーメンモンスターどもめッ!」







シャル「一夏!?」

一夏「シャル!」

ラウラ「こっちだ!ついてこい!」

セシリア「あら?独り占めはよくありませんわよ?」

鈴「逃がすわけないでしょ!」

ラウラ「くっ!しかたない!ドイツまで飛ぶぞ!」

シャル「うそっ!」

ラウラ「持ちこたえろーーーーッ!」






ラウラ「・・・ぜぇぜぇ」

シャル「い、いくらなんでも無茶・・・だったよ・・・」

一夏「ここは・・・」

ラウラ「わ、わたしの基地だ、ここには我が隊がそろっている」

ラウラ「しばらくは安全だろう」

一夏「一体・・・どうなっているんだよ」



クラリッサ「隊長!周辺に異常はありませんでしたっ!」

ラウラ「うむ、ご苦労」

クラリッサ「ハッ!」

シャル「・・・とりあえずは落ち着いたね」

一夏「で?これからどうするんだ?」

ラウラ「その前にお前に話しておかなきゃならないことがある」

一夏「なんだよ?」

シャル「一夏が・・・というより世の中の童貞君がどういう状況にあるのか・・・だよ」

一夏「世の童貞?」

ラウラ「お前は童貞であることをどう思う?」

一夏「そりゃあ・・・恥ずかしいことだと」

シャル「それがつくられたものだとしたら?」

一夏「は?なに言ってんだよ?」

ラウラ「童貞は悪いことだとどうして思う?」

シャル「昔、童貞は世界にごまんといたんだよ?それが今じゃ成人するときにはわずか人口の2%まで減っている」

一夏「そりゃみんな童貞は嫌だから成人するまでには卒業するだろうよ!」

ラウラ「それがつくられたものだというのだ」



シャル「世の中は・・・童貞を排除しようとしている」

一夏「・・・」

シャル「そう考えることもできるけど、でも本当は逆なんだ」

一夏「逆?」

シャル「童貞を・・・蒐集しているんだよ」

一夏「???」

ラウラ「童貞を悪だとみなし排他的にすることで効率よく蒐集する」

ラウラ「世の風習は方法であって結果ではない」

シャル「童貞は・・・必要なんだ」

シャル「今の腐った世の中を変えるには、童貞でなければならな!」

一夏「な、なにいってるんだ!わけがわからん!」

一夏「童貞であることと世界を変えることがどうつながるってんだよ!」

ラウラ「うむ・・・それを説明するにはまずこいつをみてもらわなければならない」

一夏「・・・パソコン?」

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