平民「俺が勇者!?」【安価】第2章(32)

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前回までのあらすじ

ニートだった平民は勇者試験に合格し見事勇者に!

しかし依頼の最中に不慮の事故にあい死亡!!

だが天国で個性的仲間や元カノに出会い無事生還!

その後、婚約者との結婚を認めてもらう為に庭掃除の旅へ出る

そしていくつもの修羅場を乗り越え遂に結婚を認められる

そんな感じの冒険活劇を終え平民は幸せな生活を送っていた

平民(結婚してはや一週間)

平民(俺こと平民は今、倦怠期の真っ最中だ)

平民(嫁のニューマシンガンズは相変わらずベタベタしてくるが正直いってかなりうざい)

平民(それにいつまでもこんなヌルい新婚生活を送っていたら俺の熱い闘士的な何かが燃え尽きてしまう)

平民(なので浮気をしようと思う)

平民(しかし浮気なんてしたことがないからどうやっていいかわからん)

平民(ここは人生の先輩である>>5に話を聞こう)

お爺ちゃん

平民(ここは人生の先輩であるお爺ちゃんに話を聞こう)

ニューマシンガンズ「あら、平民どこかに出かけるの?」

平民「うん。ちょっとおじいちゃんの家までな」

ニューマシンガンズ「そうなの。じゃあ何か手土産を用意しないと」

平民「ああそういうのいいから」

平民「それじゃ俺ちょっと行ってくるわ」バタバタ

ガチャン

ニューマシンガンズ「急にどうしたのかしら」

ーお爺ちゃんの家ー

平民「きたぞ~」ガラガラガラ

平民「あれ?いないのかな」キョロキョロ

お爺ちゃん「う、う~ん」グッタリ

平民「お爺ちゃん!!」

平民「どうしたんだよ!しっかりしろよ!!」ユサユサ

お爺ちゃん「・・・くれ」

平民「んっ?」

お爺ちゃん「>>8

重婚の許可はとった。女神とも結婚してやってくれ

お爺ちゃん「重婚の許可はとった。女神とも結婚してやってくれ」

平民「へっ、重婚?」

お爺ちゃん「だってあのままじゃ絶対かわいそうじゃん」

お爺ちゃん「それにあの子の方が胸デカいし」

お爺ちゃん「だから重婚してあげて♪」

平民「じゅ、重婚って!俺にそんな甲斐性があると思ってんのか!!」

お爺ちゃん「甲斐性が無くてもお前なんて所詮ニューマシンガンズのヒモなんだから心配ないだろ!!」

平民「たしかに・・・」

平民「じゃなくて!どうやって重婚の許可を得たんだよ!!」

お爺ちゃん「なんか>>10したら許可おりた」

神にお願い

お爺ちゃん「なんか神にお願いしたら許可おりた」

平民「神!?」

お爺ちゃん「うん。だってわし、神とは高校の頃の同級生だもん」

平民「神と同級生とかどんな学校だよ」

お爺ちゃん「そんなことより女神のことも幸せにしてやれよ」

お爺ちゃん「あの子、割と隠れ巨乳なんだから」ニマァァ

平民「あんたはそれしか頭にないのかあああ!!」

お爺ちゃん「うん」コクッ

平民「ダメだコイツ」ジトー

お爺ちゃん「ほら、いつまでもこんな所にいないで女神の家にでも行きなさい」

お爺ちゃん「女神、今こっちの世界で暮らしてるんだろ」

平民「そうだな。なんかお爺ちゃんと話してたらお爺ちゃんみたいな人間にならないために頑張らなきゃいけない気がしてきたよ」

平民「お爺ちゃん色々とありがとな。俺、浮気する前にまず甲斐性のある男を目指すわ」

お爺ちゃん「うむ。頑張るんだぞ!!」

タッタッタッタッタ

お爺ちゃん「これでいいのか」

スッ

ニューマシンガンズ「ありがとうございます」ペコッ

ニューマシンガンズ「あなたのおかげで平民もやっと甲斐性のある男を目指してくれました」

お爺ちゃん「ダメな祖父を演じて・・・ダメすぎる孫を更生させる」

お爺ちゃん「・・・楽な仕事じゃないよ」ダッ

ニューマシンガンズ「本当にありがとうございました」ペコリ

ー女神の家の近所ー

平民「確か彼女ちゃんはここら辺だったよな」」キョロキョロ

平民「んっ?なんだあの人だかり」

平民「あの~すいません」

おばさん「あら、どうかなさったの?」

平民「いや人だかりがすごいからどうしたのかなぁ~と思って」

おばさん「ああこれね」

おばさん「なんかこの近くに住むOLの人が彼氏にフラれたとか何とかで自殺しようとしてるらしいのよ」

おばさん「それで騒ぎを聞きつけた警察が来てそのOLの人を説得してるみたいなの」

平民「そんなことが・・・」

平民(そうだ!彼女ちゃんの家に行くついでにどんなOLか見てこよう)

ガヤガヤ ワーワー

平民「おっ!やってるやってる」コソコソ

警察「君~!いつまでもそんな所にいないで降りてきなさ~い!!」

女神「うるせええええ!国家の犬どもがあああ!!」

平民「あれもしかして・・・」タラタラ

女神「お前らなんかに私の何がわかるんだああああ!!」

女神「へたなまねしたらこの>>15で自殺してやるからな!!」

豆腐の角

女神「へたなまねしたらこの豆腐の角で自殺してやるからな!!」

警察「バカなことはやめるんだ!そんな事をしてもなんの意味もないぞ~!!」

女神「黙れえええええ!お前らみたいな犬は犬小屋に帰って尻尾でもふってろ!!」

平民「お~い、彼女ちゃ~ん」

女神「その声は平民君!!」バッ

女神「どうしてここに・・・」

女神「まさか!哀れになった私をあざ笑う為にわざわざここへ来たんじゃ!!」

女神「ちくしょおおおお!こうなったらほんとに死んでやるうううう!!」バッ

平民「まずい!このままじゃ豆腐の角を頭にぶつけて彼女ちゃんが自殺してしまう!!」

平民「一か八かだが説得を試みなければ!!」

平民「>>17

女神!重婚の許可が出た!結婚しよう!

平民「女神!重婚の許可が出た!結婚しよう!」

女神「うるさあああああい!!」

女神「そんなウソに私が騙されるとでも思ってるのか!!」

平民「嘘じゃない!本当だ!!」

女神「ええい!うるさいうるさいうるさい!!」

女神「もううんざりだ!!」

女神「死んじゃえばいいんだ!私以外の存在はみんな死んじゃえばいいんだ!!」スッ

警察「何をする気だ!!」チャキ

女神「天国にいるときこれを作っておいてよかったわ」ニコリ

女神「おまえらみたいな下等種族なんか私が開発した最終兵器>>19で木端微塵にしてやる!!」

メカ女神

女神「おまえらみたいな下等種族なんか私が開発した最終兵器メカ女神 で木端微塵にしてやる!!」

女神「ちれえええええええ!!」キュイイイイン

平民「なんか光りだしたああああ!!」

フッ

ズドオオオオオオオオオオオオン


メカ女神が放った一撃により一瞬にして世界は火の海と化した

メカ女神による被害は町ひとつにとどまらず世界の40%が塵となった

そんな今世紀最大の出来事を人々は>>21と名付けた

~第2章プロローグ完~

メカ女神の覚醒

~数十年後~

モブA「おい!配給はまだなのか!!」

モブB「早くしてよ!私なんか昨日から何も食べてないのよ!!」

兵隊「騒ぐな豚共!配給は一人1日1回だ」

兵隊「それ以上のものが欲しければ働くことだな」

モブC「横暴だ~!!」

モブB「最近じゃ1日1回の配給だって出回ってないじゃないか!!」

兵隊「ええい黙れ!これ以上騒ぐようなら痛い目をみることになるぞ」チャキ

モブ「・・・」

兵隊「わかったら働け!軍に頼ることでしか生きていけない豚共が!!」

兵隊「いくぞ!」

下っ端「はっ!!」

ブゥゥゥゥゥン

老商人「へへへへ、軍に頼ることでしか生きていけない豚共とは奴らもうまいことをいうもんだ」

老商人「しかしメカ女神覚醒みたいに世界がぶっ壊れるようなことが起きちまえば一般人なんてそうせざるえないだろうに」

老商人「そうは思いませんか旦那」

?「・・・」

老商人「だんまりですかい」

?「・・・無駄口を叩く暇あったら自分の仕事をしたらどうだ」

老商人「へいへい、今やってますよ」ガチャガチャ

老商人「ほら、注文の品ができやしたぜ>>24の旦那」

メカ一般市民

老商人「ほら、注文の品ができやしたぜメカ一般市民の旦那」

メカ一般市民「・・・」カチカチ

老商人「しかし銃をご所望とは一体なんの仕事をなさってるんですかい」

老商人「まさか殺し屋とか言うオチじゃないですよね」

バサッ

メカ一般市民「配給切符はこれで足りるだろ」

老商人「へへへ、ありがてえ」

メカ一般市民「ひとつ聞きたいことがあるんだがいいか」

老商人「なんでしょう?」

メカ一般市民「この近くに平民って男はいるか」

老商人「平民ですか?」

老商人「ここらじゃ聞いたことない名前ですなぁ」

メカ一般市民「そうか」

老商人「いや待てよ・・・。>>26なら知ってるかもしれませんぜ」

メカ平民

老商人「いや待てよ・・・。メカ平民なら知ってるかもしれませんぜ」

メカ一般人「メカ平民?」

老商人「ええ。裏通りに住むこのあたりじゃ有名な情報屋ですぜ」

老商人「少々手間賃はかかりますがここら辺じゃそいつに聞くのが一番手っ取り早いですぜ」

メカ一般市民「なるほど。助かった」

老商人「いえいえ、こっちこそこんなに配給切符をいただいちまって申し訳ないですぜ」

老商人「これで当分は遊んで暮らせるぜ」

メカ一般市民「邪魔したな」

老商人「へへっ、お気をつけて」

そうして俺はメカ平民に会うため危険な裏通りへと足を進めた

ー病院ー

ピーピーピー

平民「・・・」シュコー

ニューマシンガンズ「今、少し笑わなかった」

当主「気のせいじゃないのか」

ニューマシンガンズ「笑ったわよ。私にはわかるわ」

ニューマシンガンズ「それにしてもあの爆破事故からもう1年がたつのね」

ニューマシンガンズ「まさか彼女が土壇場であんなことをするなんて思わなかったわ」

当主「・・・ニューマシンガンズ」

当主「やはりお前も新しくいい人を見つけた方がいいんじゃないのか」

ニューマシンガンズ「ありがとうお父さん。でも私、彼以外の男の人一緒になる気はないの」

ニューマシンガンズ「それに平民はあんな悲惨な事故にあいながらもこうして何とか生きてる」

ニューマシンガンズ「だから私は彼が目覚めるのずっと待ち続けるわ」

当主「ニューマシンガンズ・・・」

ニューマシンガンズ「それにしても平民はどんな夢を見てるのかしら」ニコニコ

平民「・・・」シュコーシュコー

ー第2章完ー

これで第2章終了となります

もしご覧いただいてくれた方がいれば幸いです

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