男「幻想郷で、就職活動」(638)

男「寺子屋を卒業しても、仕事がない。これが就職難という奴なのだろうか」

男「今日でもう2週間が立つが人里では出来る仕事はないようだ」

男「こうなれば自営業でなんとかするしか。でも特に出来る事とかないしなぁ」

男「今までに仕事に使える趣味でもしとけばよかったな、画家とか音楽家とか」

男「仕事なしで家に帰ると今日こそ母親に地霊殿の間欠泉地下センターに無理やり就職させられそうだ」

男「さすがにそれは嫌だな。死んでしまう」

男「上白沢先生にでも頼ってみようか」


男「すいません、上白沢先生いますか?」

生徒「上白沢先生ですね? 呼んできます」

慧音「ん? おぉ、男か、久しぶりだな」

男「ごぶさたしております」

慧音「で、どうしたんだ?」

男「非情に申し上げにくいのですが、仕事がないです」

慧音「………そうか、今は人里でも仕事が少なくなってきているししょうがないのかも知れないが」

男「何か紹介してもらえないでしょうか」

慧音「私に頼られても、妖怪の仕事くらいしかないぞ? 稗田の所に行ったほうがいいんじゃないか?」

男「もう行きましたが、やはりないそうです。危険業以外。危険じゃないならどこでもいいです。妖怪でもいいです」

慧音「本当に切羽詰まってるな」

男「間欠泉地下センターで一生を終えたくないので」

慧音「それこそ妖怪の仕事なんだが」

慧音「まぁ、そこまで言うのなら紹介してやらんこともないが、さて、どうしたのものか」

慧音「今紹介できるのが、紅魔館での労働、妖怪の山で新聞記者か発明家の助手、あとは何故かは分からんが八雲が手伝いを募集してるな」

慧音「どれがいい?」

男(紅魔館か、妖怪の山か、八雲家か。八雲ってだれだ?)

男「じゃあ>>5にします」

慧音「八雲家か、一応聞いてみるけどいつ人里に来るかは、分からないんだ」

???「その辺は心配ないわよ」

男「誰だ? そしてどこにいるんだ?」

???「壁に耳アリ障子に目アリ、いつもニヤニヤ這い寄るスキマ、みんなのアイドルゆかりんよ」ババーン

男「なにやら、空中にいきなり目が大量にある空間が出来てそこから金髪の変な女の人が出てきた!」

慧音「説明ご苦労、そしてこいつが八雲 紫。八雲家の家長だな」

紫「変とは失礼ね、まぁいいけど。話は全て聞かせてもらったわ!」

慧音「スキマ盗聴は人里では禁止されているのだが………」

紫「働きたくても働けない。仕事を探すためにかける努力は報われない。挙句の果てには家族からの冷たい視線。それを人は就職難という!」

男「あの、八雲さん?」

紫「お前に名乗る名前はない!」

慧音「もう教えたけどな」

紫「少年よ………仕事が欲しいか?」

男「えぇっと、はい」

紫「求めよ、さすれば与えられん」

男「仕事が欲しいです」

紫「声が小さい!」

男「仕事が欲しいです!」

紫「よろしい、これから貴方は試験期間に入る。それまでは貴方は毛玉よ! 幻想郷最下層の生物よ!」

男「マジですか!?」

紫「そのくだらない口から吐き出す物の前と後にマムを付けなさい!」

男「マム! イエス、マム!」

紫「うん、合格よ」

慧音「なんだろう、この茶番」

慧音「じゃあ、採用って事でいいのか?」

紫「うんokよ」

男「そういえば仕事場ってどこなんですか?」

紫「秘密よ」

男「じゃあどうやって通えばいいんですか?」

紫「うふふ」

男「おっとなにやら不穏な笑みを浮かべておりますが、そして何故か俺の上にさっきの空間が現れておりますがっ、そしてそれがどんどん下がってきていますがっ! もしかしてアレアレですかぁ!?」

紫「yesyesyes」

男「ぎゃーっ!!」

男「おろろろろろ」

紫「人間にスキマは辛かったかしらね」

男「うぇっぷ、気持ち悪い………」

紫「スキマ酔いね、少し休みなさい」

男「そうする………」

男(訳の分からないままこうやって連れてこられたが、一体ここはどこだ?)

男(多分八雲家だと思うんだが)

男「うぇ………深く考えると吐くな………」

???「紫様帰ったんですか?」

???「ん?、人間が倒れてるな。紫様がご飯代わりに取ってきたのかな?」

男「違いますっ」ガバッ

???「じゃあなんで人間がここにいるんだ? ここには私達以外は入れないぞ? 人間ならなおさら」

男「えっと、今日からここで働く事になった男です」

???「貴方が? 冗談でしょ? 人間なのに」

男「かくがくしかじか」

???「まるまるうまうま」

???「なるほど、そんな事があったのか。紫様も一言くらい私に言ってくれればいいのに」

男「飛び入りみたいなものですから」

???「そういえば紫様はどこに?」

男「さっきまでそこにいたんですが………」

???「家の中でくらいスキマは使わずに歩けばいいのに」

紫「失礼ね藍、ただ私はスキマ酔いしたこの人間の為に、水を取ってきただけよ。スキマを使ってね」

藍「紫様!? いたんですか?」

紫「いたわよぉ、スキマをつかって楽をして悪かったわねぇ」

藍「いえいえ! 滅相もないです。いくらでもスキマを使ってください。だからスキマ送りはやめてください本当」ガクガクブルブル

紫「はいお水」

男「あ、ありがとうございます」

紫「それに私は無差別に人を食べたりしないわよ、人聞きの悪い」

藍「最初から聞いてるじゃないですかーやだー」

男「あの? 紫さん。その方は?」

紫「八雲 藍、私の式神よ」

藍「どうも八雲 藍です。というか別に人を雇わなくても家事くらいなら私がしますよ?」

紫「いいのよ藍。こんなに広い家だもの、人が増えた方が楽しいわ。それに藍1人じゃどうしても手が回らない時だってあるしね」

藍「いたらなくてすみません」

紫「別に責めていないわよ。私だって家族に楽をさせてあげたいわ」

藍「紫様………」

藍「それでも稲荷寿司の怨みは忘れませんよ?」

紫「ナンノコトカシラ」

藍「こないだ私が買って置いた稲荷寿司を食べて橙のせいにしましたよね」

紫「本当に申し訳ないと思ってるのよ? だからこうして」

藍「人間連れてくるくらいなら稲荷寿司を持ってきてください!!」

男(稲荷寿司>>>>>>俺か、なんだか泣きそうだ)

男「あの… 稲荷寿司くらいなら作れますよ?」

藍「普通の稲荷寿司じゃないんですよ! 人里のとある店で買ってきた限定品なんですからね!!」

男(稲荷寿司の限定品?)

男「それってもしかして人里にあるタニマ食堂ですか?」

藍「そうですけど」

男「なら俺の家ですから、稲荷寿司もってきましょうか?」

藍「本当ですか!?」

男「まぁ、一回家に戻らないといけませんが」

藍「紫様!」

紫「了解よ」

男スキマ移動中


男「おろろろろろ」

紫「さぁ、早く稲荷寿司を持ってくるのよ!」

男(………鬼だ)

俺「ただいまー」

母「そいっ」

俺「ひでぶっ!」

母「仕事はまだ見つからないのかい!?」

俺「見つかったよ! 見つかったからマウント取るのやめて!! しかもお客さんいるのに!!」

母「いつも通りだから誰も気にしないわよ」

俺「嫌な食堂!!」

兄「母さん達、客に迷惑だからやめて」

俺「サンキュー兄貴!!」

兄「まったく喧嘩なら外でやってくれよ」

俺「冷たいぜ兄貴!!」


母「で、なんの用?」

俺「仕事先の人がうちの稲荷寿司を食べたいって」

母「なんだ、そんな事かい。私はてっきり仕事でまとまった金が必要なんだ母さん! とか言い出すのかと思ったよ」

俺「健やかな家族というものはまず相手を信頼するべきだと思うんだけどな」

母「はっ」

俺「鼻で笑われた!?」

母「稲荷寿司ねぇ。あげたいのはやまやまなんだけど今ちょうど売り切れたのよ。5分遅かったわね」

俺「材料あるんだろ? それ持っていって作るよ」

母「そうねぇ、そうするしかないわね。仕方ないけど明日の稲荷寿司は販売中止だね」

俺「全部くれなくてもいいのに」

母「遠慮しなさんな。やっと見つけた仕事なんだから。私も息子を死地に送りたくないしね」

俺「あれ本気だったのかよ……… まぁじゃあ遠慮なく貰っていくわ」

母「ん、頑張るのよ」

俺「わかってるって」



母(息子がやっと就職、うれしくもあり、さびしくもありね)

兄「母さん、稲荷寿司の材料がないんだけど」

母「あ、男にあげたよ」

兄「………一応俺が店主なんだけど」

男「おろろろろろ」

藍「あ、おかえりなさい。稲荷寿司はどうです?」

男「なかったから材料を持ってきました、流石に米はありますよね」

藍「えぇ!? 今すぐ食べられないんですか!?」

男「申し訳ない」

藍「この稲荷寿司受け入れ万全の胃をどうすればいいのですか!!」

男「待ってもらえれば」

藍「40秒で用意してください」

男「無理です」

藍「三分まで待ちます」

男「それじゃあ何もつくれません」

紫「忍法スキマ送り」

藍「い――な――り―――!」

男「いいんです?」

紫「おっけーね」

男「っと、これで完成だ」

紫「結構手馴れてるのね」

男「強制的に店の手伝いとかさせられてましたからね」

紫「さて」

ドスン

藍「それが私のお稲荷さんですか!?」

男「はい」

紫「もひとつついでに」

???「にゃっ!?」にゃんぱらり

藍「ちぇぇぇぇぇぇぇん!!」

橙「らんしゃまぁぁぁぁぁぁ!!」

藍「ちぇぇぇぇぇぇぇん!!」

橙「はい! 藍しゃま!!」

藍「ちぇぇぇぇぇぇぇん!!」

橙「なんでしょう藍しゃま!!」

藍「ちぇぇぇぇぇぇぇん!!」

橙「同じネタを続けていいのは三回までですよ藍しゃま。それ以上はなんかウザい感じです」

藍「ネタじゃないよ橙!? ウザいとか言わないで!!」

紫「正直ウザったいわね」

藍「そんな!?」

藍「さて、じゃあ稲荷寿司をいただきますか」

橙「稲荷寿司ですか!」

藍「一緒に食べようね橙」

橙「はい! 藍しゃま!!」

橙「ところで、その方はどなたなんですか?」

男「あ、今日からここで働く事になった男です」

橙「私は橙です、よろしくおねがいしますね!」

男(いい子だなぁ)

藍「橙、男は皆けだものなんだからあんまり近づいたらだめよ?」

男「けだものじゃないですよ!?」

言葉どおりかみすちーの事かは分かりませんがどちらにしろでません
幽々子様と妖夢はでます

藍「稲荷寿司の中におから!? なるほどそういうのもあるのか」

男「でも作りすぎましたかね」

紫「いいのよ後で友人に送るから」

藍「え!?」

紫「藍もいい加減にしないとお夕飯が食べられなくなるわよ」

橙「そうですよ藍しゃま」

藍「うっ、そう言われると痛いですね」

男「また今度作ってあげますから」

藍「約束ですよ!?」

男「はい」

紫「ちょっと私は幽々子のとこ行ってくるけど男も着いて来る?」

藍「じゃあ私は夕飯の買い物に人里まで行って来ますね」

橙「わたしは猫の里に戻りますね」

男(俺はどうしようか)

1 紫についていく
2 藍の手伝い
3 猫可愛い猫猫

>>32



男「わかりましたついていきます」

紫「じゃあ行きましょうか」


男「おろろろろろろろ」

紫「なれないわねぇ」

男「でもすぐに治るようになりましたけどね」

???「紫様、いらっしゃったんですか。おや、幽々子様にお土産ですか? しかし流石の幽々子様でも人間を食べないと思いますよ? でもあの方はその気になればなんでも食べますしね…」

男(妖怪こえぇ)

紫「お土産はこっち稲荷寿司よ。この人間は私のところで働く事になった男よ」

男「どうも、男です。よろしくおねがいします」

???「どうもご丁寧に、私はこの白玉楼の住み込み庭師、魂魄 妖夢です」

妖夢「なんだか従者どうし仲良くなれそうです。良かったら今度ある従者会議にいきませんか?」

男「考えておきます」

紫「世間話はそこら辺にして幽々子の所にいくわよ」

男「あ、はい」

???「何かいい匂いがするわぁ、多分お稲荷さんかしらぁ」

紫「はいはい、相変わらずの嗅覚ね」

???「で、そこの方は誰なのかしらぁ」

紫「今日から私の家で住み込みで働く事になった男よ」

男(え!? 住み込み!?)

???「へぇ、そうなのぉ。私は西行寺 幽々子。幽々子でいいわよ」

男「よろしくおねがいします」

紫「はいこれ、男が作った稲荷寿司よ」

ゆゆ「へぇ、貴方が作ったのねぇ」もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ

男(食べるのはやっ)

ゆゆ「おいしかったわ、ごちそうさま。どう私のところで働かない?」

紫「ダメよ」

ゆゆ「あら残念」

紫「さて、もうそろそろ帰りましょうか」

ゆゆ「あら、もうこんなに時間がたったのねぇ」

紫「また来るわね」

ゆゆ「お土産よろしくねぇ、男くんもまたねぇ」

男「また来ます」

ゆゆ「またお料理を楽しみにしてるわぁ。ばいばーい」



男「うっぷ」

紫「あともうちょっとで慣れそうね」

紫「あら、まだ藍は帰ってないのね。暇だからどこか行こうかしら」

紫「そうねぇ、<<39に行きましょうか」

1 人里
2 神社
3 香霖堂
4 稗田家

阿求「んー、いい感じにまとまりましたね。もうそろそろお夕飯の仕度をしましょうか」

紫「何作るの?」

阿求「もう夏ですし、冷しゃぶなんかいいんじゃないかと………え?」

紫「おじゃましてるわよ」

阿求「なんで普通に人の家で紅茶飲んでるんですかっ。しかもそれ私の秘蔵の茶葉ですよ!」

紫「安心しなさいな、ちゃんと貴方の分もあるから。男、入れてあげなさい」

男「どうぞ」

阿求「あ、どうも、じゃないですっ。なんで男さんもいるんですか!?」

紫「私が雇った」

男「雇われました」

阿求「!?」

阿求「人間と妖怪が同じ家で共存ですか………」

男「ダメですか?」

阿求「いやむしろ面白いですね。この幻想郷内で積極的に妖怪と接する人間は博麗の巫女か魔法使いくらいしかいませんしね。しかも共存となると面白いですよ」

阿求「良かったらたまにはうちに遊びに来て話を聞かせてください。歓迎します」

紫「お茶菓子はないのかしら」

阿求「貴方は帰ってくださいっ 迷惑です!」

紫「まぁ、まぁ、そういいさんな。ほらお土産の煎餅。そういえばこないだ霊夢がねぇ」

阿求「勝手に家に上がりこんでお茶を飲みながら世間話を始めるとか。貴方は田舎のおばあちゃんですか!」

紫「失礼ね! 少女よ!!」

男「紅茶に煎餅って食い合わせ悪くないですか?」

紫「それもそうね、何か甘いものないの? ケーキじゃなくてもドラ焼きくらいなら我慢するから」

阿求「帰れーっ!」

今気付きましたが安価ミスった

紫「追い出された」

男「しょぼん」

紫「十分も時間潰せなかったわねぇ。じゃああそこを冷やかしにでもいこうかしら」

紫「スキマシステム起動! 少女エネルギー充填完了!! ゆかりんいっきまーす」

男「とべよぉおおぉおぉおおおっ!!」



男「うっぷ、この目眩。まさか機関の攻撃か!?」

紫「あのれゴルゴム絶対にゆ゛る゛ざん゛っ!!」

男「ここは何の店だ? えっと香霖堂?」

紫「がらくたリサイクルショップよ」

???「ちゃんとした商売だよ。がらくたじゃなくて宝の山さ」

紫「あら霖之助さん、今日はふんどしじゃないのね」

霖「貴方は何を言ってるんだ?」

紫「あら、貴方ってふんどし一丁でわっしょいしてる時あるじゃない!!」

霖「そんな事をした覚えは産まれてこのかた一切ない!」

霖「まぁ、その話は置いておいて。ちょうど良い所に来てくれた」

紫「また道具の事? あなたはこっちの世界にいるんだからあっちの世界の事にあまり触れない方がいいわよ? 消えちゃうわよ?」

霖「それでも好奇心は抑えられないんだ。一度気になると夜も眠れなくてね」

紫「難儀な性格ねぇ」

霖「それとその方は一体?」

紫「私のツレよ」

霖「そうか、君も紫の知り合いなら入るといい。もう逢魔時が近い。人間が一人でこんな所にいたら連れ去られるぞ」

男「じゃあお言葉に甘えて」

男(時間のせいかは知らないが、客がいないな。椅子に座って本を読んでいる妖怪は客なのか?)

霖「これだ。自在に風を起こす物らしいが。もしそれが本当だとするとこれは天狗の葉団扇と同等かそれ以上のものかも知れない」

男(なんだろうこれは。丸い頭に平べったい足が生えてる。何かの九十九神か?)

霖「名前は扇風機というらしい」

紫「あぁ、扇風機ね。これは」

霖「待ってくれ。まずは僕の持論を聞いてくれ」

紫「あーはいはい」

霖「まずはこの丸という形を見てくれ。丸は完成された形だ。隙がない。それにこの網。二重の結界で風を捕まえているのだろう」

霖「そして中に入っている特殊な形三枚の刃。それはかまいたちという妖怪がいるな。一人が転ばせ、二人目が切り裂き、三人目が治す」

霖「そしてそのどれもが風のように動く。そしてもう一度見てくれこの刃は鎌のように見えないか?」

霖「そう、これはかまいたちを表現しているんだ!」

霖「するとこれは風を起こす以外に転ばせる、切り裂く、治す機能もあるのだろう」

霖「それが本当だとするとこれは凄い兵器だぞ!!」

男(なんだって!? そんな物がここにはあるのか!!)

霖「ふふふ、どうだい紫僕の持論は当たっていただろうか」

紫「いや、ぜんぜん」

霖「なんだって!」

紫「ただ弱い風を起こして暑さを和らげるものでしかないわ。兵器なんてぜんぜん」

霖「なかなか動かないからきっと物凄い物だとばかり」

紫「仮とはいえ五行の木を操るのだから凄いといえば凄いのだけど。一応これがなければ困る人が一杯いるだろうし」

紫「でもここにあっても動かないわね。という事で私が持って帰るわね。道具というんは使われてこそ本懐でしょうし。あなたも九十九神を防ぐために物を壊したくはないでしょ?」

霖「そんなっ くっ、でもその通りか……… 付き合ってくれたお礼だ持って行ってくれ」

紫「じゃあそれもって帰るわよ~」

男「了解」



藍「おや、戻られたのですか」

紫「いい物持って帰ったわよ」

藍「また香霖堂から持ってきたのですか、可哀そうに」

紫「いいのよ、どうせあっても無用の長物なのだから」

藍「電気が通ってるところなんて幻想郷にほとんどないですからねぇ」

男「電気?」

紫「霊力みたいなものよ」

男「なるほど?」

紫「私は疲れたから少し寝るわね、ご飯できたら起こしてね」

藍「はいはい、分かりました」

紫「じゃあお休み」スキマー

藍「もうそろそろ橙も戻ってくる頃かな、そうそう扇風機は居間に置いといて」

男「了解です」


男「持ってきたはいいけどどこにおけばいいんだろうな」

橙「それはここですよ、ここ」

男「あ、おかえりなさい橙さん」

橙「で、これを刺してっと。スイッチオーン」

ウィーン

男「お、風が、風が吹いた!」

橙「なんか声が変な感じですねっ」

男「凄い! 凄いよ、橙さん!」

橙「全部紫様達のおかげですよ」

男(そういえば藍さんは夕飯の仕度をしてるんだったな)

男(どうしよう手伝おうか)

1 藍さんを手伝う
2 橙さんと遊ぶ
3 扇風機であー

>>52

2

男(たしか、庭にあったよな)

男「お、あったあった」

男「橙さん、橙さん」

橙「なんですか?」

男「それ」ネコジャラシー

橙「にゃ!?」

男「うねうね」

橙「にゃにゃにゃにゃにゃにゃ!」

男「当たらなければどうという事はない!」

橙「にゃー!」がばっ!

男「うおっ」

橙「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!」

男「橙さん、くすぐったいくすぐったい!」

橙「にゃにゃー、ってあっ、すみませんすみません!」

男「いえ、いいのですけれど、できれば俺から降りて欲しいかなって」

橙「すいませんー!」

橙「なんか動く物とか、マタタビとかあるとつい本能に負けてしまうのです。橙は弱い子です」ショボーン

男「………そんな事ないですよ。本能が理性を超える事なんて誰だってありますよ。今日来た俺が言うのもなんですが、橙さんはきっと将来とても強くなりますよ」

橙「本当ですか?」

男「はい、反省をすることができれば人はいくらだって強くなれますよ」

橙「………ありがとうございますっ」

藍「紫様ー 起きてくださいなー」

男「どうやら、もうご飯のようですよ」

橙「はい、じゃあ行きましょうか」


橙との思い出『橙とネコじゃらし』を手に入れた


ここで思い出について説明します。
個別の思い出が5個溜まるとそのルートに入ることができます
また誰のルートにも入らず10個思い出を集めるとトゥルーエンドに入ります

藍「さっき稲荷寿司を食べたので夕飯は控えめですよ」

紫「そうめんオンリーね」

藍「文句があるなら食べなくていいですよ」

紫「別にないわよー」

橙「濃いぃです…」

紫「三倍濃縮だから、水で薄めないとダメよ?」

藍「紫様が持ってきたこのめんつゆ便利ですねぇ。いちいち里まで買いに行かなくていいですし」

男「おいしいです」

藍「麺をゆでるくらいしかしてませんけどね」

橙「藍しゃま、色のついたそうめんが入ってましたよ!」

藍「良かったね橙」

男「そうめんに、蚊取り線香に、風鈴。夏だなぁ」

紫「一応扇風機も夏の風物詩ねぇ」

間違えましたトゥルーは15個です


橙「橙はもう眠いので帰ろうと思います」

藍「止まっていけばいいのに」

橙「皆が待ってますから」

藍「そう? ならしょうがないね」

男「橙さんはここに住んでるんじゃないんですか?」

橙「私はまだ八雲ではないですから。ここから少し行ったところのマヨイガに住んでます」

橙「それではまた明日です」

藍「早く寝るのよ?」

男「寝る前には歯を磨いてくださいね」

橙「二人ともわたしのお父さんとお母さんみたいですね。わかってますよ」

紫「zzzzz」

藍「この人は本当良く寝るなぁ」

男(さて、妖怪と一緒に暮らすなんてどうなるか心配だったけど、いい人たちのようでよかった)

男(なあ親父。妖怪っていっても悪い人ばっかりじゃないんだぜ?)

男(て言ってももう遅いよな)

男(妹、お兄ちゃん。妖怪の所で働く事になったよ。そんな事聞いたらお前は怒るかな。私を殺した妖怪と一緒だなんて! って。それともいつもみたいな笑顔でよかったねって言ってくれるのかな)

男(でも俺、お前が妖怪に殺されたからって、妖怪全てを怨む事なんてできないんだ。弱い兄でごめんな)

男(親父、妹。俺もしかしたら大変な事しちゃったのかもな。母さんと兄貴に妖怪の所に就職したって言ったら勘当されるかもな。いや、されて当然か…)

男(今まで泣かなかったんだ。今日くらいは泣いてもいいよな………)

男「………出ないな、涙。我慢しすぎて涙腺が壊れたか? はは、格好悪いな俺」

紫「………」

男「月が、眩しいな………」

男「ふわぁ、って俺はどこで寝ればいいんだろう」

紫「貴方の部屋ならそこをずっと行って角を曲がった2個目の部屋よ」

男「スキマから顔だけださないでください。怖いです」

紫「私もうパジャマだもの。恥ずかしいわ」

男「そうですか、じゃあおやすみなさい」

紫「おやすみ、ふわぁ」


男(ここか)がらがら

男(8畳一間の中心に布団が敷いてある。おそらく藍さんがやってくれたのだろう)

男(だめだもう限界だ。早く寝よう。明日の事は明日考えるとして)

男(……………)



思い出『八雲家初日』を手に入れた

男「ふわぁ、夢は覚えてないけど。良く寝た」

男「今、何時くらいだろう」

男「見た感じ、まだ日はそんなに昇ってないから朝早いと思うんだけど」

男「朝ごはんでも作るか」

男「そういえば皆さんは一体どういう朝食がいいんだろう」

男「ご飯派かな、パン派かな」

どっち? >>69

紫に、どっちが良いか聞く

男「紫さま、朝食はどうします?」

紫「そうねぇ、ご飯がいいわ。あと塩じゃけ」

男「………和風なんですね」

紫「似合わないかしら」

男「いえ、ただ洋風の方が好きそうに見えたので」

紫「金髪だけれども和風好きよ?」

男「分かりました、ご飯に塩じゃけですね。ご飯が焚けるのをお待ちください」

紫「しょうがないわねぇ、ご飯が炊ける時間を操ってあげるわよ」

男「そんな事もできるんですか?」

紫「この程度が出来ないなら大妖怪なんて名乗れないわよ」

男(にしてはずいぶん庶民的な力の使い方だなぁ)

紫「上手に三分でできました~」

男「スキマの神秘」

男「あとは鮭を焼くだけか、七輪はどこです?」

紫「七輪じゃなくてこれを使いなさい」

男「それは?」

紫「コンロっていってスイッチをひねるだけで火が出るの」

男「魔法ですか?」

紫「どっちかって言うと科学ねぇ。まぁ、構造なんて知らなくても使えるわよ」ボッ

男「おぉ、本当に火が出てきた!」

紫「じゃあ後は任せたわね」スキマー

男「さて焼くか」

十分後

男「出来たはいいが、消し方がわからない」

男「吹き消せばいいのかな………」

紫さまが外界から灯油などやガスを持ってきてるらしいです。

藍「死にたいんですか?」

男「藍さん?」

藍「それだと私や紫様はともかく、人間の貴方は耐えられないでしょうね」カチッ

男「あ、消えた」

藍「紫様もちゃんと説明してくださいよね…」

藍「鮭ですか、橙が喜びそうですね」

男「後は持っていくだけなんで、待っててください」

藍「良いですよ、私も運びます」

男「ありがとうございます」

藍「礼なんて良いですよ。いつも私がやっていたことですから、しないほうが違和感あるんですよ。苦労性ですかねぇ」

男「あ、味噌汁にお揚げいれときました」

藍「ありがとうござますっ」ニコッ

皆「いただきます」

紫「そういえば紅魔館の方は朝食イベント消えたわねぇ」

藍「何言ってるんですか?」

紫「あぁ、こっちの台詞よ、こっちの台詞」

紫「あら、卵かけご飯なのに醤油が切れてるわ」

紫「掲示板の人達、私に醤油と卵かけご飯に合うものをちょうだい」

>>78
>>79
>>80

男(どこに向かって喋ってるんだろう)

藍「気にしないでいいよ、いつものことだから」

青じそ

なにもかけずにそのまま

味付け海苔

紫「青じそとなにもかけずにそのまま、と味付け海苔?」

紫「何もかけずにそのままって醤油類はかけてはいけないって事かしらね」

紫「青じそと卵をご飯に混ぜて、味付け海苔でっと」

男(どこから取り出したんだろう)

藍「気にしないのが長く生きる秘訣ですよ」

橙「じゃあ紫さまは何も考えてないんですね!」

藍「橙、しっ! しっ!」

紫「聞こえてるわよー」

藍「あぁ、すみません紫さま!」

紫「あとで幻想郷一周してきなさい」

藍「そんなぁ!」

紫「普通においしいわ。体をボケようと思ったのだけれど、駄目だったわね。それとも皆がそれほど私の事を好きって事かしらね」

橙「それはないです、って藍さまが言いたそうな顔をしてます」

藍「ちぇん!? してませんよ?」

紫「2週」

藍「そんなぁ!」

紫「一応私も里に行けばファンだっているのよ? 格好がちょっとあれだけど」

藍「あぁ、全裸で顔に罪って書かれた袋を被ってますね」

男「たまに見るアレって紫さまのファンだったんですか」

紫「………もっとましなファンが欲しいわ」

紫「良かった、普通のファンもいた………」

橙「よかったですね」

紫「話は変わるけど、あのご飯にかけるふりかけって何派?」

男「のりたま」

橙「旅行の友」

藍「大人のふりかけ」

紫(ゆかりが好きな人はいないのね…)

藍「どうしたんです紫さま?」

紫「いえ、なんでもないわ」

男「でもゆかりも好きですね」

紫「え?」ぽっ

男「あ、ふりかけですよふりかけ!」

紫「そう…」

橙「自分からその流れにしておいていざとなったらテレてますよ藍しゃま」

藍「案外初心だねちぇん」

紫「4週」

藍「しまったー!」


皆「ごちそうさまでしたー」

藍「ぜはーぜはー」

橙「お疲れ様です」

藍「流石にご飯食べた直後は私でもキツイ………」

男「これ、水です」

藍「ありがとう」ごくごくごく

藍「さて、これか結界の点検をしなければ」

橙「橙はちょっとリグルたちと遊んでくるのです」

藍「紫さまはまだ寝てらっしゃるようですね、じゃあ行って来ます」

男(俺は何をすればいいんだろう)

1 藍についていく
2 橙に保護者的についていく
3 家で家事をする

あ、安価忘れていました、すいません

男「これで、綺麗になったな」

男「暇だったからつい家中を掃除してしまった」

男「あとは洗濯物なんだけど本人の許可なく洗っていいものか…… 布団は干しておこう」


男「さて本当にする事がないな」

男「寝るか………」

男「zzzzzz」

男(あれ、俺まくらなんてしたっけ)

男「ふわぁ…」

紫「あら、起きた?」

男「うわぁっ」

紫「気持ち良さそうに寝てたから思わず膝枕しちゃったわ」

男「すみませんすみません!」

紫「いいのよ別に。最近藍も膝枕させてくれなくなったから」

紫「昔は素直にゆかりしゃまー ゆかりしゃまーってどこでもついてきたのに………」

紫「だからもう少し休みなさいな」

男「えっとじゃあ、お言葉に甘えて?」

男(やわらかいな、あと紫さまの顔がみえねぇ)

紫「ふふふ、これをファンに見られたらどうなるのかしらね」

男「ちょっと考えさせないでください」


罪「………なんだか殺意がわいてきた」キュピーン

男「zzzzzzz」

紫「本当気持ち良さそうに寝てるわね、まさかあの時の子がこんなに大きくなるだなんて、人間の成長は早いわね」

紫「仕事をしにきたときは驚いたわね。吸血鬼が運命でも操作したのかしら」

紫「ふわぁ、なんだか私も眠くなってきたわね………」

紫「zzzzzzzz」


藍「うわぁ、紫さまと男が一緒に寝てる!! まさか、何かあったのか!?」

男「ん? ふわぁ、藍さんおかえりなさい」

藍「お前! ちゃんと責任はとれるんだろうな!! 子供はいつ産まれるんだ!? 結婚式はいつ!?」

男「へ? へ? へ!?」

紫「うるさいわねぇ、何叫んでるのよ藍」

藍「紫さま! 人間とその、いたしてしまったんですか?」

紫「………スキマ送り」

藍「そういえば服が乱れてない―――!」

紫「まったくあの子はたまに暴走するわね」

男「それだけ紫さまのことを大切に思ってるんですよ」

紫「………知ってるわ」

男「紫さま………」

紫「ただ、あの日からあんまりついてこなくなったわね、あの尻尾をフルモッフした日から

男「縁さま………」

紫「いや、本当あれ至高」

紫「男も仲良くなったらさせてもらえるかもしれないわよ、具体的に言うと藍との思い出が3つ以上集まったらね」

男「何いってるんですか?」

紫「気にしないでいいわよ」

紫「さて、もうそろそろ幽々子の所行って来るわね。ついでだからついて来なさい」

男「あ、はい」

紫との思い出『紫の膝枕』を手に入れた

すいません、ゆかりを変換ミスりました

妖夢「あ、紫さま達、いらっしゃいませ」

男「こんにちは妖夢さん」

紫「遊びにきたわ」

妖夢「そういえば、男さんよろしければ幽々子様に料理を暇なときでいいので作ってあげてください。なにやら昨日から悲しい事に私の料理に文句を言い始めましたので」

男「なんだか、すみません」

妖夢「いえ、それは私の修行が足らなかったということでしょう、これから精進していきたいと思うのでよろしければ私に料理を教えてもらえないでしょうか」

男「別にかまわないですが」

紫「さぁ、幽々子のところいくわよ」

男(どうしようか)

1 幽々子に料理をつくる
2 妖夢に料理を教える

>>103

1

男「じゃあいきましょうか」

妖夢「じゃあ、また今度会いましょう。あ、そうだ。明日には従者会議がありますから良かったら来て下さいね」

男「行けたら行きますね」

妖夢「待ってますね」


ゆゆ「あら、男もきたのねぇ」

男「おじゃましてます」

ゆゆ「何もないけれどゆっくりしていってね」ぐー

男「………何か作りましょうか?」

ゆゆ「お願い………」

紫「大量に作ったほうがいいわよ。足りないってごねるから」

ゆゆ「別に私そんなに食べないわよぉ? せいぜい2~3皿よ?」

紫「宴会用の大皿をね」

ゆゆ「材料は一杯あるから何使ってもいいわよ」

紫「家の中に食料庫があるものね」

男「じゃあ腕によりをかけて作ります」

男「本当に材料がたくさんあるな」

男「これは作りがいがあるな」

男調理中

男「大皿4つ分も作ってしまった… まぁ食べるだろう幽々子さんなら」

男「おまたせしましたー」

ゆゆ「わーい」

紫「多いわね。まぁ幽々子なら食べきれるわね」

ゆゆ「そんなことないわよぉ」ガツガツガツ

男(料理が幽々子さんの口に吸い込まれていく。例えるならスキマみたいだ)

ゆゆ「おいしいわねぇ、流石だわぁ」シュゴゴゴゴゴ

紫「本当おいしいわよねぇ」ぱくぱく

男「作ったかいがあります(もう2皿突破か…)」

ゆゆ「本当私のところで働けばいいのに」

紫「渡さないわよ?」

ゆゆ「ふぅ。もうお腹いっぱい。もう1時間は何も食べられないわねぇ」

紫「見てるこっちも結構お腹一杯になるわね」

男「まるで飲み物ですもんね」

紫「いや、空気と一緒よ。あれは」

ゆゆ「失礼ねぇ。空気ならもっと食べるわよぉ」

男(問題はそこか?)

ゆゆ「もし亡霊になったらうちにきなさいな、高待遇で雇ってあげるわよ」

男「死んだ後の話とか縁起悪いんでやめてくださいよ………」

ゆゆ「亡霊も人間も大して変わらないわよ?」

男「そういうことじゃなくてですね」

ゆゆ「?」

紫「諦めなさい、時間の無駄よ」

ゆゆ「時間の無駄とか酷いわねぇ」

紫「事実は裁判長ですら変える事はできないのよ」

紫「もうそろそろ藍も帰ってきたころかしらね」

男「一体どこに飛ばしたんですか?」

紫「お空の所まで」

男「酷い!」

ゆゆ「じゃあね~また来なさいね~」


幽々子との思い出『吸引力の変わらないただ一つ少女』を手に入れた

紫「貴方白玉楼が気に入ったみたいね」

男「まぁ、嫌いではないですね」

紫「それじゃあ、ど~こ~で~も~ス~キ~マ~ドア~(の○代ボイス)」

男「なんかスキマからピンク色のドアが出てきた!」

紫「これを白玉楼とつなげて置くからいつでもいけるわよ」

男「凄いやスキマパワー!」

紫「もっと褒めてもいいのよ? むしろ私を褒め称える権利をあげるわ」

男「じゃあ遠慮しときます」

紫「そんなぁ」

選択肢に白玉楼に行くが増えた

助手というと誰になるんでしょうか。一応流れとしては永夜抄、妖怪の山~を予定しています

藍「私は異物じゃない…」

男「すすだらけですね…」

藍「あの鳥本気で私を焼き尽くそうとしてくるんだぞ!? 死ぬ!!」

男「お風呂沸かしたんで入ってください」

藍「そうさせてもらう………」

男「さて、夕飯作るか」

男「お待ちどう様、あれ藍さんいつもの服じゃないんですね」

藍「ちょうど服の替えがなかったからな。私服なんて着たの久しぶりだよ」

男「あぁ、味噌汁の具は油揚げでよかったです?」

藍「あぁ、ありがたい」

男「朝から走って夕方も走ってましたですもんね」

藍「いくら妖怪といえども限度はあるからな。たとえるなら人が40キロほど走ったかんじだ」

男「そりゃあ疲れますよね…」

藍「風呂でマッサージしたから筋肉痛はたぶんないと思うが」

橙「後でマッサージしましょうか? 藍しゃま」

藍「ありがとう橙」

紫「でも結構自業自得よねぇ」

藍「油揚げが体に染み渡る………」

男(油揚げって固体だよな、どういう状況だ?)

紫「さっき幽々子のところで食べたからあんまり食べる気しないわね」

男「紫様はあんまり食べてなかったですけどね」

紫「あれだけ目の前で食べられれば自分がお腹いっぱいになったって錯覚起こすわよ」

藍「いいんじゃないですか? ダイエットにもなりますし」

紫「藍? 私が太ったって言いたいの?」

藍「い、いえ? そんなことないですよ? 紫様は細身でらっしゃいますから?」

紫「………はぁ、もういいわ」

紅魔館か八雲家が終わったら妖怪の山も書こうと思います

紫「暇ね」

男(夕飯を食べた後、ぽつりと紫様が不穏なことをつぶやき始めた… これは嵐の予感がするぞ)

紫「暇、ひまー、なんかないかしらねー。らんーなんかないー?」

藍「ないですよ」

紫「ちぇーん」

橙「ないですねー」

紫「男ー」

男「そうですねぇ。夏ですし肝試しはどうですか?(なんて皆妖怪だし、肝試しとかないよなぁ)」

紫「それいいわね」

男「へ?」

紫「よーし、今から白玉楼にて肝試し大会をするわよ!」

藍「でも、私達妖怪ですよ? 肝試しなんて怖くないですよ?」

紫「そこは私のミラクルスキマパワーで、能力全て人間並みにするわよ」

橙「さすが紫しゃまのチート能力ですねっ」

紫「河童と並んで二大チートだからね。スキマと発明でなんでも説明できると思ってるんじゃないわよ!」

藍「どこに向かって怒鳴ってるんですか」

紫「じゃあ白玉楼に向かうわよ」

藍「えー」

紫「でゅわ!」

藍「それどちらかというと永遠亭の医者のほうのネタかと、ってアーッ!」

橙「なんてこった、藍しゃまがローカストホールにすいこまれちまった!」

男「このひとでなしっ!」

紫「じゃあ私達は普通にスキマドアでいこうかしらね」

妖夢「なんですかこんな時間に!?」

紫「おじゃまするわよー」

妖夢「で、いったい何のようです」

紫「肝試ししようと思ってね」

妖夢「肝試しですか!? じゃあ私はここで変な人が入らないように見張っておきますね!」

紫「やぁね~ 妖夢もするのよ」

妖夢「なななな、そんな私が皆様と一緒だなんて、おおおお恐れ多いですっ」

紫「問答無用っ」スキマー

妖夢「そんなーっ」

橙「………」

男「………」

男&橙「このひとでなしっ」

ゆゆ「で、暇だから私のところで肝試しをしようと」

紫「そうよ」

ゆゆ「面白いわねぇ、賛成よぉ」

妖&藍「そんなぁっ」

妖夢「おおお、落ち着け私。なんか変な物に出会ったら切ればいいんだ。私に切れないものなんてほとんどないのだから」

紫「あ、それと能力は人間並みに落とすわよ」

妖夢「神は死んだ………」

ゆゆ「じゃあペアはどうするの?」

紫「誰でもいいわねぇ。適当でいいんじゃない?」

ゆゆ「二人一組だと一人余っちゃうわよ?」

紫「その場合一人で行ってね。スキマでこの奥にある祠にわら人形おいてきたからそれとってきてね」

妖夢「なんでそんな怖いものおいちゃうんですかやだー」

紫「そうねぇ、せっかくだから男から先にペア決めていいわよ」

男「なにがせっかくかは分かりませんがじゃあ>>127さんと行きますね」



紫「私? 私驚かせる側よ?」

橙「じゃあ私が驚かせる側になりますから楽しんできてください」

紫「じゃあ私の力をスキマで封印しなきゃならないのね。自分で自分の境界を操るって変な感じだわぁ」

妖「ららら、藍さん。良かったら私と行きませんかぁっ!?」

ゆゆ「あら、蘭ちゃんと私は一緒のペアなのよ?」

藍(初耳なんだが…)

妖「そんなぁっ!」

紫「人間って、こんなに暗闇が見えないのね…」

男「紫様達がどのように見えてるかは知りませんが、暗闇は普通見えないですね」

紫「まぁ、そのための人魂提灯よね」

男「にしても暗いですし、白玉楼なんですから幽霊は普通にでそうですね」

紫「カメラもなしにどうやって幽霊と戦えばいいのかしら」

男「そこは逃げましょうよ」

ガサガサッ

男「何か物音しましたね」

紫「そうね、獣かしら?」

アカオニーアオオニー

男&紫「肝試しってレベルじゃねぇぞこれ!!」

鬼「ぎゃぁああああぁおお!!」

男「追ってきた追ってきた!!」

紫「走って! あぁもう人間の足って本当遅いわ!」

男「っ!?」

ビシャモンテンー

男「だからなんで別の意味で恐ろしいものを出すの!?」

紫「きゃあっ」

男「紫様!?」

紫「あいたたた、木の根っこに躓いちゃったわ。―――っ!」

男「大丈夫です!?」

紫「足ひねっちゃったみたい。足ひねるなんて新鮮ね…」

男「そんな事言ってる暇は―――」

ビシャ「ぎゃおー」

男「こうなったらっ」

紫「きゃっ。ちょちょっとおろしてよ!」

男「無理ですって!」

ビシャ&鬼「gyaooooooo!」


橙「紫しゃま達楽しそうで何よりですねぇ。………お姫様だっこは橙も少し憧れますね。うらやましいです」

紫「bbaならまだしも私を熟女扱いですって!? 私は美少女よ!!」

男「いきなりなんですか!?」

紫「いや、ちょっとね」

紫「にしても結構橙本気ね、さすが人を驚かせる程度の能力かしらね」

男「あれは驚かすっていうか、たまとったる~って感じですけどね」

鬼達「yes that's right!」

男「キャァアアァアアア、シャベッタァアアァアアアアア!!」

紫「もう少し速度上げれないの?」

男「無茶言わないでくださいなっ 紫様を抱えてるわけですし」

紫「私が重いって言いたいのかしら?」

男「そういうわけでもないですが…」

紫「あ、そこ右よ」

男「はいっ」

紫「あとはまっすぐ!」

男「了解です!」

鬼達「捕まえる事に理由は要らない!」

紫「あともうちょっとでつくわ! 遅い自分に反逆なさい!」

男「イエス!ユアハイネス!!」



紫「見えた! あと10メートルほど!!」

鬼達「これが100%中の100%だ」

男「ハヤァァァァァァいッ説明不要!!」

男「やばっ追いつかれる!!」

紫「あと一歩踏み出して!!」

鬼達「モルスァ」

男「鬼がはじかれた!?」

紫「あらかじめ安全地帯として祠周辺には結界張っておいたのよ。あとこの結界に入ったら封印された能力も元に戻るわよ」

男「じゃあこれでokですね」

紫「あ、それともうそろそろおろしていいわよ?」

男「あ、すみません」

紫「さて、じゃあわら人形とってスキマで戻りましょうかね」

男「はい!」

藍「じゃあ次は私達の番ですね」

ゆゆ「じゃあいきましょうかね」

藍「それにしても暗いですね」

ゆゆ「人間時代思い出すわぁ」

藍「おや、あれは橙の式ですね」

ゆゆ「食べれるのかしら?」

藍「多分美味しくはないと思いますよ?」

ゆゆ「やぁね、冗談よ、あら逃げて行っちゃったわ」

藍「そりゃあそうでしょうね」

ゆゆ「あとはわら人形とってくるだけねぇ」

藍「あ、祠ありましたよ」

ゆゆ「案外簡単だったわねぇ」

藍「ですねぇ」

妖夢「わわわわ私のばばば番ですねぇえええ」

ゆゆ「さっさといってきなさいな」

妖夢「しかし私がいなければ誰が幽々子様を守るのかと!」

ゆゆ「このメンバーに勝てる妖怪なんてそうそういないわよ」

妖夢「しかし」

ゆゆ「妖夢、ゴー♪」

妖夢「はい………」

妖夢「ひゃあっ、なんか首に当たりました!、絶対なんかいますってやばいですって!」

妖夢「なにか通りましたって、物音しましたもん!! ほらがさがさいってます!」

妖夢「なにかぼんやり光ってるものありますって! これ絶対幽霊ですって!! やばいですって!!」

妖夢「帰りたいぃいいい、もう帰りたいぃいいいい!!」

妖夢「妖忌爺様、助けてぇぇぇぇ」

鬼達「呼んだ?」

妖夢「………」

鬼達「返事がない…ただの(ry」

妖夢「きゅう―――」バタンッ


橙「基本的に私何もやってないんですけどねぇ………」

結果 男&紫 なんとかクリア
   藍&幽 余裕のクリア
   妖夢  気絶

紫との思い出『紫と肝試し』を手に入れた

男(月を見るのも日課になってきたな)

紫「………もう遅いわよ? 寝ないの?」

男「あ、紫様いたのですか」

紫「えぇ。いっつも月を見てるわよね。月が好きなのかしら?」

男「いいえ、月を見てると過去に帰れる気がして」

紫「隣良い?」

男「どうぞ」

紫「月の光は何も育てないけど何も殺さない。厳しいけど優しいのよね。月の光で力を得るのは一部の者だけね」

男「ただ見てるだけなんですね。だからこんなにも思い出す事ができるんでしょうか」

紫「そうなのかもしれないわね。っん。ぷはぁ。あなたも飲む?」

男「いただきます」

男「………結構きついですね」

紫「お酒は嫌な事を忘れさせてくれるし、昔の事を思い出す事もできるし万能よね。あなたがどちらを選択するのかは分からないけど。あぁ人間は忘れないのよね」

男「そうですね。嫌な事も良かった事も完全に忘れる事はできないですね。紫様はどちらの理由で?」

紫「………私はどちらなのかしらね。長く生きてると忘れてしまう事ばかりよ。それが大切だとしてもね」

紫「気がついたら大切だった人の事も忘れてしまうのかもしれないわね。少し人間がうらやましいわ」

男「紫様は、大切な人を失った事は―――いえなんでもないです。忘れてください」

紫「あるわよ。仲良くなった人が死ぬのは結構体験した気がするし。だからこそこんな所に住んでるのよ。ここは誰もこないから」

男「紫様は好きになった人がいたらどうします?」

紫「男って結構意地悪な質問してくるのね。まぁいいわ。そうね。忘れるわ」

男「好きなのにですか?」

紫「好きだからこそよ。私がどれだけ愛しても結局いなくなっちゃうじゃない。それなら忘れたほうがマシよ」

男「強いんですね」

紫「弱いわよ」

男「………………」

紫「………………」

紫「男は、いえなんでもないわ」

男「紫様だけに話させて俺が言わないわけにはいきませんから」

男「俺は―――んっ」

紫「いいのよ。泣きそうな顔してる人に話させるほど鬼じゃないわ」

紫「あなたが本当に話したくなったら聞いてあげるわ。だからそんな顔はやめなさい」

男「はい………」

紫「じゃあおやすみなさい」

男「おやすみなさい」


男(なんだかあの人はなんでもお見通しのような気がするな。心の整理がついたら一度聞いてもらおう。もしかしたら何か知ってるかもしれないし………)

男「俺は―――んっ」

紫「いいのよ。泣きそうな顔してる人に話させるほど鬼じゃないわ」

紫「あなたが本当に話したくなったら聞いてあげるわ。だからそんな顔はやめなさい」

男「はい………」

紫「じゃあおやすみなさい」

男「おやすみなさい」


男(なんだかあの人はなんでもお見通しのような気がするな。心の整理がついたら一度聞いてもらおう。もしかしたら何か知ってるかもしれないし………)

紫「今日は何をしようかしら」

藍「暇なら結界の管理を手伝ってくださいよ」

紫「いやよ、面倒」

藍「………」

橙「藍しゃまファイトです!」

藍「ありがとう橙」

男「て言いましてもすること自体そんなにないですよ?」

紫「異変でも起こそうかしら」

藍「すぐに巫女が飛んできて陰陽球で殴られますよ」

紫「私一応あの神社の神体なんだけどなぁ」

橙「橙は今日から学校です!」

紫「あーもう夏休み終わったのね」

藍「橙、お弁当は持った? ハンカチとティッシュは?」

橙「はい、男さんに用意してもらいました!」

男「一応昼まで持つような物選びましたから大丈夫だと思いますよ」

橙「じゃあ行って来ますねー」

皆「いってらっしゃい」

男「寺子屋かぁ、懐かしいなぁ」

紫「ていっても今年の春までいたんでしょ?」

男「そうですけどね。そういえば最近慧音先生に合ってないなぁ。阿求さんの所も結局行ってないですし」

藍「去年までいたって事は橙に会ったことあるんじゃないのか?」

男「一応人間と妖怪の教室は別れてましたし面識はないですねぇ。廊下ですれ違ったりしたかもしれませんが」

藍「橙はあんなに可愛いんだ。すれ違ったら印象に残るだろう?」

紫「親バカ、いやバカ親ね」

藍「そういえばたしか一週間後くらいに橙の授業参観があるんでその日休み貰えませんか?」

紫「授業参観ねぇ。皆で見に行きましょうか。藍が暴走しても困るし」

藍「暴走なんてしませんよ」

紫「さて今日はどこいきましょうかしら。そうだ男は久しぶりに人里に出たくない? 連れて行ってあげるわよ」

男「じゃあ、そうですね>>152に行きたいですね」

紫「分かったわ」

人里より守矢神社

藍「守矢神社って、よく知らないが人間は博麗の巫女を崇拝してるんじゃないのか?」

男「まぁ、基本そうなんでしょうけど。俺自体は特にどこを崇拝してるとかはないんですよね。妖怪の山の中にあるから人間はいけませんしせっかくだからと」

紫「じゃあお弁当作っていこうかしらねぇ」

藍「ピクニック気分ですか、ちくしょう」

男「あの、紫様、藍さんも連れて行ってあげたらどうでしょうか」

藍「ありがとう男、気持ちだけ受け取っておくよ。これも式の仕事だから仕方ないさ」

紫「別にいいのだけれど、熱心な式を持って私もうれしいわ」

藍「じゃあ行ってきますね」

男「いってらっしゃい」

男「お弁当できましたよ」

紫「じゃあいきましょうか」



男「ここが守矢神社なんですね」

紫「神様が二柱と、現人神が一人いるわ」

男「結構神様がいるんですね」

早苗「あら人の参拝客ですか? って紫さんも一緒ですね。てことは貴方が男さんですか?」

男「どうも男です。俺って有名なんですか?」

早苗「妖怪の山では天狗の新聞に載ってましたよ」

紫「本当あいつらはどこにでもいるわね」

早苗「でも人と妖怪の共存だなんていいじゃないですか。聖さんが聞いたら喜びますよ」

紫「商売敵に優しいのね」

早苗「商売敵だからって人の夢を邪魔したりしませんよ」

早苗「参拝という事なら歓迎しますよ。ついてきてくださいお茶くらいなら出せますから」

男「ありがとうございます」


諏訪「ん? 人間の参拝客だなんて珍しいね!」

早苗「あ、諏訪子さま、帰ってらしたんですね」

諏訪「ちょっと蛙をいじめてた氷の妖精を懲らしめてきたんだよ」

早苗「あぁ、チルノですね。あの子も懲りませんね」

諏訪「あの姿勢だけは見習いたいね」

諏訪「あ、私はここの神様で洩矢諏訪子だよ、よろしくね」

男「どうもよろしくお願いします」

早苗「そういえば私も名乗ってませんでしたね、失礼。この守矢神社の巫女をしています東風谷早苗です」

男「どうも、俺、いや私は男と申します」

諏訪「そんなかしこまらなくていいよ。もっと崩した感じでおーけーさー」

紫「フレンドリーな神様もいたものねぇ」

諏訪「ケロケロ、うちは家のようにくつろげる神社を目指してるのさー。立地が悪いから人間の参拝客はめったにこないけどね!」

早苗「事実ですが、悲しくなるからやめてくださいよ…」

諏訪「そういえば神奈子はどうしたの?」

早苗「神奈子様なら中にいらっしゃいますよ」

諏訪「んじゃ、私も中にいるよ!」ぴょんぴょん

早苗「参拝客がいるんですから普通に歩きましょうよ諏訪子様…」

早苗「じゃあ私たちも中にいきましょうか」

男「おじゃまします」

紫「おじゃまするわね」

早苗「はい、いらっしゃいませ」

神奈「………君は参拝客かしら?」

早苗「あ、神奈子様」

神奈「………私は八坂神奈子、諏訪子と同じくここの神社の神様よ」

早苗「神奈子様寝不足ですか?」

神奈「………久々の客だからがんばるわよ」

紫「口調的にキャラがかぶるわね」

早苗「あ、神奈子様は基本的に無口なので、カリスマモードや家族と話すとき以外は結構テンション低いですよ。テンションあげればしばらく高いですけど」

神奈「………蛇は変温動物だから仕方ないのよ」

男(それ関係あるのか? それにしても表情筋が一切動かないな)

神奈「………まぁ、あがって歓迎するわ」

早苗「はい、お茶です」

紫「冷えた麦茶いいわねぇ」

早苗「やはり夏といえばこれですから」

諏訪「あーうー、頭きーんってするよ」

神奈「………一気飲みするから」

男「なんか神様と一緒のちゃぶ台を囲むってなんだか緊張しますね」

諏訪「緊張なんかしなくていいよー リラックスリラックス。肩でも揉んであげようか?」

男「恐れ多いので遠慮しときます」

諏訪「残念だケロー」

早苗「諏訪子様は少しご自分が神様という意識を持った方が良いと思いますね」

諏訪「それこそ無限に神様はいるんだし、一人くらいフレンドリーな神様がいてもいいんじゃない?」

神奈「………そういえば来月は出雲に出張ね」

諏訪「楽しいけど面倒なんだよねー あれ」

神奈「………うん、でもしかたないわ。行かなかったら怒られる」

諏訪「ケロー 怒られるのは勘弁だね」

早苗「そういえば男さんは妖怪が怖くないんですか?」

男「怖くないわけじゃないですけど。昔妖怪に助けられたんですよ」

早苗「妖怪に?」

男「小さい頃って禁止されるとしたくなるじゃないですか。だから妖怪の山に忍び込んだんですけど迷った挙句山肌で足を滑らして落ちちゃったんですよ。で、体を強く打って意識を失ったんですけど気がついたら知らない所の布団にいたんですよ。でそれから体が治るまでしばらくそこにいさせてもらったんですね。残念な事に詳しくは覚えてないですけど塗ってもらった薬で後遺症とかは残らなかったです」

諏訪「ふ~ん 親切な妖怪もいたもんだねぇ」

紫「妖怪だからって皆が人に害を与えるわけじゃないわよ」

神奈「………良かったわね」

早苗「そんな妖怪が増えれば私の仕事も少しは楽になるんでしょうけど」

諏訪「優しいといえばひまわり畑の妖怪がああ見えて実は裏で人間を助けてるんだって」

男「でも幽香さんではなかったと思いますよ。あの人ずっとあそこいますし」

諏訪「人も妖怪も見かけによらないね~」

早苗「それはさすがに幽香さんに失礼だと思いますが」

紫「そういえば最近信仰はどうなの?」

早苗「ほとんどが妖怪ですねぇ。仕方ないですけど」

諏訪「信仰してくれるなら誰でもいいけどね~」

諏訪「―――だったんだよ」

早苗「それは大変でしたね」

諏訪「でも私にかかれば楽勝さぁ」

神奈「………もうお昼ね」

早苗「あ、もうこんな時間ですね。お昼ごはん作りますね。男さんたちも食べていきます?」

男「あ、じゃあお弁当もってきたんでそれも皆さんでどうぞ」

諏訪「おぉ、やったね!」

神奈「………楽しみ」

早苗「基本私以外の料理ってめったに食べませんもんねぇ。じゃあ作ってきますね」

諏訪「男は料理得意なの?」

男「得意って言うほどじゃないですけどね」

紫「いや、あれが得意じゃないんなら結構な人が下手って事になるわよ」

神奈「………謙虚も時と場合によりけりね」

早苗「おまたせしましたー」

諏訪「じゃあうちの早苗と料理対決だね!」

早苗「え!? やめてくださいよ、私料理に自信ないんですから!」

神奈「………早苗、がんばっ」ぐっ

早苗「うぅ………」

諏訪「じゃあそんな事で」

皆「いただきますっ!」

諏訪「どれではこれから究極の料理対至高の料理対決をはじめるケロー」

神奈「………おいしい」

紫「あ、そこのしょうゆとって? oh!no!ソースじゃない! 早苗no!ポン酢じゃない!」

男「早苗さんって料理上手なんですね」

早苗「男さんもお上手ですよ」

諏訪「あーうー」

思い出
※八雲家
『八雲家初日』

・紫
『紫の膝枕』
『紫と肝試し』

・橙
『橙とネコじゃらし』

・藍

※白玉楼

・妖夢

・幽々子
『吸引力の変わらないただ一つ少女』

合計 5/15


※守矢神社(対象になるかは不明)
早苗 諏訪子 神奈子

紅魔館のほうだけでは失礼かと思ったので

こうみるとトルゥーまでそんなにかからない気がする④

>>164さん、こっちまでどうもありがとうございます!

神奈「………」ぱくぱくぱく

男「八坂さんって良く食べますね」

諏訪「どっかで栄養使ってるんだよ、どことはいわないけどー」ニヤニヤ

早苗「諏訪子様。食事中にお下品ですよ」

諏訪「持つ物は持たざる物も気持ちが分からないんだよー」シクシク

神奈「………小さい方が価値があるって、この前参拝に来た人か良く分からない袋かぶった人が言ってた」

諏訪「慰めはいらないケロよー!」

紫「あいつら本当どこでも沸くわね。実は妖怪なのかしら」

男「否定できる要素がないんですよね」

早苗「悪い妖怪なら退治しますよ?」

紫「たとえ川の砂が尽きてもあいつらは尽きないから無視したほうがいいわよ」

早苗「そんなに恐ろしいのですか!?」

紫「ある意味ね」

紫「さて、もうお腹も一杯になったし、どうしようか」

男「洗濯とかしなきゃいけないんで帰りましょうか」

諏訪「えー、もう少しゆっくりしとけばいいよー」

神奈「………わがままは、だめ」

諏訪「あーうー。今度またおいでね」

男「はい」

諏訪「じゃあばいばーい」

早苗「それではまた今度」

神奈「………ばいばい」

男「はい、さようなら」

紫「また連れてくるわよ」スキマー

橙「ただいま~」

男「あ、おかえりなさい。橙さん」

橙「のどがからからです」

男「人里からここまで遠いですもんね。待っててください、八意製薬のドクトルペッパーがありますから」

橙「あれ、微妙ですよね」

男「人里で安売りだったんですよ」

橙「ネタ商品はすぐ山積みにされますからねぇ」

男「じゃあ取ってきます」

橙「はい」



橙「………飲めない事はないんですよねぇ」

男「おいしくないまずくないが一番処理困りますよね」

藍「ただいま戻りました」

橙「おかえりなさいませ藍しゃま」

男「おかえりなさい」

藍「すまないが何か飲み物をもらえないか?」

男「あー、取ってきます」



藍「………微妙だな」

男「ですよねぇ」

男「さて、夕飯まで何をしよう」

1藍の所に行く
2紫の所に行く
3橙の所に行く
4幽々子の所に行く
5妖夢の所に行く

>>173

5

男「あ、そういえば妖夢さんが今日従者会議があるっていってたな。暇だから行ってくるか」



紫「ん? どっか行くの?」

男「ちょっと白玉楼に、妖夢さんに従者会議があるって誘われたので」

紫「へぇ、夕飯はいるの?」

男「多分いらないですかね」

紫「分かったわ。藍に伝えておくわ」

男「ありがとうございます」

妖夢「曲者っ! って男さんですか」

男「切りかかる前に確認しましょうよ」

妖夢「寸止めにしてますよ、薄皮一枚で」

男「妖夢さん、目そらさないで。薄皮一枚ってそれ軽く切れてますよ。寸止めじゃないですよ」

妖夢「すみません………」

妖夢「そういえば今日は幽々子様に御用ですか?」

男「いや妖夢さんに御用です」

妖夢「私に?」

男「従者会議って言ってたじゃないですか」

妖夢「あぁ、そうでしたね。ちょっと待っててください着替えてきます」

男「はい」

妖夢「その間門番は任せました」

男「無理です」

妖夢「お待たせいたしました」

男「私服でも刀持ってるんですね」

妖夢「アイデンティティーですから」

男「そういえばどこでやるんですか?」

妖夢「旧地獄の飲み屋を予約してます」

男「旧地獄かぁ」

妖夢「現地集合ですから行きましょう」

男「はい」

パル「あら、妖夢じゃないの。男連れ? ねたましいわね」

男「この方は?」

妖夢「地獄に向かう橋の橋姫です」

パル「で、いったい地獄に何の用かしら? まさか自分が暇だからって忙しい私を笑いにきたの? なんでそんな鬼畜な発想ができるのかしら。ねたましいわね!!」

妖夢「被害妄想です」

パル「そういえばウサギとメイドと巫女とトラが来たわね。飲み会かしら?」

妖夢「えぇ、まぁ」

パル「皆でわいわいお酒を飲んでる間に、私は一人さびしく月見酒ね。妬ましいわ、本当妬ましいわ。代わりなさい!」

妖夢「お仕事がんばってください」

パル「鬼ー! 鬼畜ー! えっと、苦労性ー!!」

男「なんか、涙目で見られると凄い悪い事した気になるんですが………」

妖夢「心を鬼にしてください」

男「………………」

妖夢「さて行きましょうか」

パル「………………パルパル」

萃香「いらっしゃい、会議?」

妖夢「えぇ」

萃香「奥のほうの座席だよ」

妖夢「どうも」

萃香「その人間は料理するの?」

男「ひぃ!!」

萃香「あはは、冗談だよ。あんた紫の所の人間だよね」

男「はい」

萃香「ふぅん。あの紫が雇った人間がどんなのかと思ったら、どこにでもいそうな普通の男じゃないか。つまらないね」

男「………」

妖夢「毒舌なんで気にしないでください」

男「………無理です」

鈴仙「あ。妖夢さん」

妖夢「すみません、遅れました」

早苗「いえ、私たちも今飲み始めた所ですから」

男「あ、早苗さん」

早苗「あ、男さんも来たんですか」

妖夢「知り合いだったんですか?」

早苗「今日知り合ったんですけどね」

男「というかさっきぶりですもんね」

星「あぁ、エリーとちゆりと衣玖は忙しいそうだよ」

お燐「残念だよね。あ、そうだ。男さん男さん」

男「はい?」

お燐「死んだら死体頂戴」

男「え!?」

咲夜「気にしないで、そういう性癖の人なのよ」

お燐「性癖じゃないよ…」

男「え、あぁ、考えておきますね………」

お燐「ほら距離が開くよ! どんどん開いていくよ!!」

星「離れれば離れるほど、ひ~ひっひ」テーレッテレー

早苗「星さん。もう酔ってます?」

星「酔ってないですよ。そういうていですよ!! 私を酔わせたら大変なものですよぉ!」

男「さっきまで普通でしたよね」

咲夜「私が時を止めてがぶ飲みさせました。従者って突っ込みだけしかいないから」

男「なにやってんだあんた!!」

咲夜「さてじゃあ妖夢たちも来たことだし追加注文するわね」

萃香「何にするんだ?」

男「あれ? さっき戻ってませんでした?」

萃香「あれは私の分身だよ」

男「!?」

咲夜「じゃあ私は瀟洒にウーロンハイ」

お燐「ブラディメアリー」

星「ビール!! 瓶で!!」

妖夢「私はオレンジジュースを」

鈴仙「レッドムーンを」

男「じゃあ芋焼酎で」

萃香「あい、すぐに持ってくるよ」

鈴仙「芋焼酎ってまた渋いですね」

男「親父の影響で好きになったんだ」

星「焼酎っておいしいの?」

男「まぁ、癖はありますがおいしいですよ」

星「えへへ一口欲しいなぁって。もちろん、口移しで」

咲夜「ひゅーひゅー お暑いじゃないですかー」

男「あんたら帰れ!!」

鈴仙「妖怪に対しても怖気づかずあの物言い。あれくらいの度胸あれば私も苦労人なんて呼ばれなくなりますかね…」

お燐「永遠亭のメンバーに勇気を持っても火に油を注ぐだけだと思うけど…」

星「仏教では、腹が減ったらまずウサギが火に飛び込めっていう教訓があってだな」

男「ちげぇよ!!」

星「てへぺろ!」

男「面倒だなこのよっぱらい!!」

咲夜「いきなり始まる一発芸大会!」

男「!?」

星「やんややんや!」

お燐「………マジで?」

咲夜「マジです」

鈴仙「はじめは誰がするんですか?」

咲夜「この数字が書かれてある割り箸を使って、赤が一番最初であとは数字順に」

男「お前王様ゲームする気だろ」

咲夜「女が多いから女王様ゲームね」

男「うるせぇよ」

咲夜「じゃあ、最初はだーれだ!」

鈴仙「ほっ、4番です」

妖夢「最後ですね」

星「5番だがおー」

お燐「3番、まぁ可もなく不可もなくだね」

咲夜「………2番」

男「」←1番

何をする?
>>193

テーブルクロス引き

男「じゃあテーブルクロス引きを」

咲夜「ありきたりね」

男「うっせ」

星「だから私がテーブルの上に乗るのだ」

咲夜「これは新しい」

男「いや無理無理無理だって」

星「失敗するにしても成功するにしてもその過程は同じ挑戦だがお」

男「なんか酔っ払いが良い事的な事言ってる!!」

星「さあチャレンジだがお」

男「む、なんかできる気がしてきた」

妖夢「なんかオチが予想できますよね」

鈴仙「成功しようないですもん」

お燐「死体は拾ってあげるよ」

咲夜「変態、近寄らないで」

お燐「えぇ~………」

男「それっ」シュッ

星「あ~れ~」

男「うぐっ!」

咲夜「まさかこんな所でくんずほずれずするとは、変態!」

男「重い」

星「あててんのよ」

男「会話のキャッチボールどころか俺が野球やってるとしたらあんたやってんのサッカーだよ!」

鈴仙「そりゃあ目の前に座ってる星さんがこけて男さんの所に飛び込みますよね」

お燐「お色気シーンというか捕食シーンというか」

咲夜「捕食シーン(18禁)」

お燐「酔ってんの?」

咲夜「瀟洒な私は酔うことなんてないのら!」

お燐「呂律回ってないよ」

咲夜「さて次は私ですね」

お燐「何するの?」

咲夜「じゃあナイフ投げでもします」

男「磔にした人の周りにナイフ刺してくあれか」

咲夜「ご名答、ということで男さん。りんごを頭に乗せて下さい」

男「ウィリアム・テルじゃねぇか!!」

星「セット完了」

男「くそっ、人間の力じゃさらえない!!」

咲夜「行きますよー」

男「………ごくっ」

咲夜「行きますよー」

男「………………」

咲夜「行くったらいきますよー」

男「さっさと行けよ! ひと思いにさ!!」

咲夜「くちゅん!」シュッ

妖夢「あ、成功しましたね」

咲夜「ちっ、手が滑りました」

男「おいっ!!」

咲夜「まぁ生きてるんだからそう怒らずに」

男「死んだら怒れねぇよ!!」

お燐「あの、私やっていいかな?」

星「おっけーね!」

鈴仙「何するんです?」

お燐「死体呼んでス○ラーでも躍らせます」

男「死体持ってくるな!!」

お燐「えぇ~、それくらいしか私芸できないんですけど… あ、じゃあこれしましょう!! 脅威の脱出マジック!!」

鈴仙「そもそもあの方は幻想入りしてないですけどね…」

お燐「まず男さんがこの箱に入ります」

男「また俺か!」

お燐「で、私が外から剣をざくざくと刺します」

男「俺、大丈夫か?」

お燐「で、死んだ男さんを私が操れば無事脱出と」

男「脱出してねぇしマジックじゃねぇしそして何より俺死ぬんかい!! 却下だ却下!! 次次!!」

鈴仙「じゃあ私は目からビームだします!」

男「おぉ、かっこいい」

咲夜「芸かどうかは不明だけどね」

鈴仙「一応危ないんで、外にでましょう」

鈴仙「行きますよー赤眼『望見円月(ルナティックブラスト)』!!」ビビビビビ

???「あややややややー!!」

男「綺麗なんですけどなんか悲鳴聞こえませんでした?」

お燐「気のせいじゃないかな」

男「そうですね」

星「つぎわたしー!」

男「酔っ払ってるが大丈夫か?」

星「大丈夫だよー じゃあ行きますよ」

星「宝塔マジックいくよー。ここにひとつのりんごがあるよね」

男「それがどうなるんだ?」

星「光を当てるとあら不思議! ルビー製のりんごだよ!!」

お燐「またしても芸じゃないよね」

妖夢「鈴仙ならともかくこれはアウトでしょ」

星「じゃあ物まねするよ!! ナズーリンの物まね!!」

星「主人、また宝塔をなくしてしまったのか。しょうがない、また私が探してこよう」

お燐「おぉ、似てる」

男「ナズーリンさんとやらが誰かはしらないが、苦労人という事だけはわかった」ほろり

男「最後は妖夢だな」

妖夢「私ができることといったら、剣術くらいしかないのですが…」

咲夜「そんな事ないわよ、その半霊に乗って、きんと○ーんって叫べば大爆笑よ」

妖夢「なにか嫌な予感がするんでやめときます。そうですね、やはり半霊を使った芸としては分身ですかね」どろん

妖夢「「どうです?」」

鈴仙「一人お持ち帰りしてもいいですか?」

お燐「鈴仙落ち着け」

咲夜「じゃあもう一人は私が貰うわ」

鈴仙「okです」

お燐&男「お前等落ち着け!!」

咲夜「もう夜ねぇ」

星「そうだにゃー」

男「お前語尾間違えてる」

妖夢「ねぇ、男さん」

男「ん?」

妖夢「襲っちゃうぞー!」がばっ

男「!?」

お燐「なんで酔ってんの妖夢!?」

鈴仙「このオレンジジュース酒臭い! どうなってんですか萃香さん!」

萃香「ん?オレンジジュースって言ったから持って来たよカシスオレンジ」

お燐「素直にジュースの方持ってきてくださいよ!!」

咲夜「どうりでやたら赤いわけねこのジュース」ごくごく

お燐「あんたは飲むな!!」

咲夜「飲むなら」

お燐「乗るな、って違う!!」

妖夢「えへへへへ~、なでなでして~」

男「えっと」なでなで」

妖夢「にゅふふ~」

咲夜「お持ち帰りしたいんですがかまいませんね!」

お燐「だから自重しなって」

妖夢「ぎゅーってしてくださいぎゅーって」

男「それはさすがに困る」

妖夢「えーじゃあ私が、ぎゅー」

男「おいやめろばか」

妖夢「えへへ~………zzzzz」

男「寝た!?」

咲夜「その妖夢ちゃんをちょっとつれて帰るんでください」

お燐「だから自重を」

咲夜「私の辞書に自重という言葉はない!!」

お燐「だめだこりゃ」

お燐「さてもう遅いし解散にしようか」

男「そうですね」

咲夜「えー…」

お燐「宴は終わらないとかそんなの異変で十分ですよ」

男「じゃあ、よいしょっと」

妖夢「zzzzzz」

鈴仙「それではまた今度会いましょう」

男「はい」

男「結構軽いな妖夢さん」

妖夢「zzzzzzz」

男「そういえば半人半霊なんだっけ? だから軽いのか?」

男「妖夢さんを背負ってると昔の事思い出すなぁ」

男「にしても可愛い女の子を背負えるんだからこの仕事選んでよかったなっ」

男「………独り言、寂しいなぁ」

男「さて、白玉楼についたけど、幽々子さん所まで連れて行けばいいかな」

妖夢「いえ、この辺で結構です」

男「うわっ、おきてたんですか!?」

妖夢「はい」

男「それでは、よっと」

妖夢「ありがとうございました」

男「妖夢さん顔赤いですよ。まだ酔ってるんじゃないですか?」

妖夢「………そう、ですね。今日は早めに寝るとします。じゃあそれでは」

男「はい」

妖夢との思い出『従者会議』を手に入れた

男「ただいま」

紫「おかえり、ずいぶん遅かったわね」

男「結構色々ありまして」

紫「あ、藍はもう寝てるから静かにね」

男「はい、それではおやすみなさい」

紫「今日は月、見ないのね」

男「今日はちょっと思い出す事できましたしね」

紫「そう、おやすみなさい」

男「おやすみなさい」

紫「いただきます」

皆「いただきます」

藍「橙は、学校楽しいか?」

橙「はい! 楽しいです!!」

藍「そうかぁ、それは良かったなぁ」

男「橙さんは今どこら辺の勉強をしてるんです?」

橙「今橙は分数の足し算をしています」

男「おぉ、懐かしい」

橙「でもあんまり分からないのです…」

男「良かったら教えましょうか?」

橙「本当ですか!? ありがとうございます!!」

紫「八雲式勉強ドリルする?」

藍「橙にはあれは難しいですよ」

紫「それもそうね」

橙「橙はいつか藍しゃまのような立派な式になるです!」

紫「じゃあまずは八雲式勉強ドリルのクリアを目指しましょうね」

橙「はい! 橙はがんばりますよ!!」

藍「橙………」ほろり

紫「それはそうとして、時間大丈夫なの?」

橙「はっ! もぐもぐもぐもぐごくん。行ってきます!!」

藍「いってらっしゃい」

紫「スキマで送りましょうか?」

橙「大丈夫ですよ~」ぴゅー

男「橙さん元気だなぁ」

男「さてと、何しようかね」

1 紫の所へ行く
2 藍の所へ行く
3 妖夢の所へ行く
4 幽々子の所へ行く

>>220



男「妖夢さーん」

妖夢「おはようございます、男さん」

男「朝から修練ですか」

妖夢「早く一人前になってお爺様に認められたいのです」

男「妖夢さんのお爺さんって」

妖夢「今はいません」

男「というと」

妖夢「行方不明になりました」

男「大丈夫なんですか!?」

妖夢「お爺様に限ってどこかで野たれ死ぬという事はないでしょう」

男「ずいぶんお爺さん強いんですね」

妖夢「私の師匠でもありますから」

男「でも妖夢さん十分強そうに思えますけどね」

妖夢「私なんてまだまだですよ」

妖夢「さて修行の続きをするので危ないですから離れていてください」

男「了解です」

妖夢「はぁっ!」

男(素人目だけど十分強そうに思えるんだけどなぁ)



男「お疲れ様です」つお茶

妖夢「ありがとうございます」ゴクゴク

男「夏は脱水症状と熱中症が怖いですからね」

妖夢「そういえばこないだはありがとうございます」

男「いえいえ」

妖夢「お詫びといってはなんですがお昼ご飯を食べていきませんか?」

男「いいんです?」

妖夢「どうせ幽々子様の分も作りますしね。さぁ、白玉楼に行きましょう」

ゆゆ「いらっしゃい」

男「おじゃまします」

妖夢「さて今からお昼ご飯を作るので少しお待ちを」

ゆゆ「いい子で待ってるわぁ」

ゆゆ「で、男くんはもしかして妖夢狙いなの?」

男「どうでしょうね」

ゆゆ「ふふふ。もしかして私?」

男「ノーコメントで」

ゆゆ「つまらないわねぇ」

男「だって正直に話しても絶対からかうじゃないですか」

ゆゆ「そんなことないわよぉ」

男「目が泳いでますよ」

ゆゆ「しまったわ」

ゆゆ「もしあの子狙いだったら幸せにしてあげてね。あの子いい子よ」

男「分かってますよ」

ゆゆ「年頃の女の子なのに普通の生活をさせてあげれてないのは申し訳ないの。だからあなただけでもあの子を普通の女の子として扱ってあげてちょうだいね」

男「分かりました」

妖夢「できましたよー。何か大切なお話の最中でしたか?」

ゆゆ「ただの世間話よぉ。さてとご飯ご飯!」

妖夢「はい、男さん。幽々子様、男さんの分まで食べないでくださいね?」

ゆゆ「さすがにそこまで食いしん坊じゃないわよぉ」

妖夢「それならいいんですけど」

ゆゆ「いただきまーす」

男「いただきます」

男「おいしいです」

妖夢「いえ、料理にしてもまだまだです。男さんには及びませんよ」

男「料理を教えましょうか?」

妖夢「こんどお願いします」

ゆゆ「おかわり!」つ米びつ

妖夢「はい、待っててください」

思い出『妖夢の手作りご飯』を手に入れた

紫「あら、おかえり」

男「何してるんですか?」

紫「ゲームキューブよ、っていっても分からないわよね」

男「簡単に説明すると?」

紫「この四角い式をこれで操って遊ぶのよ。でこの大きな箱の式に絵を送るのよ」

男「なるほどわかりません」

紫「あなたもやる?」

男「ものはためしにやってみましょう」

紫「いきなり対戦もなんだし、タッグマッチでいきましょう」

男「これをどうやって操ればいいんですか?」

紫「まずはそこから教えないとだめね」

男「操作は分かりましたがまずはなにをすればいいんです?」

紫「まず自分の軍勢を作るのよ」

男「了解です」

紫「キャラの性能とか分からないでしょうから直感でいいわよ。あ、真gレッドってキャラクターお勧めよ」

男「あ、これですか。これもかわいいですね」

紫「シャドウガールねぇ、性能が悪いわけじゃないんだけど、使いづらいわよね」

男「お、かっこいい」

紫「クロノサムライね。今考えるとあれdioよね」

男「ヒーローは男のあこがれですよね」

紫「ゴールドヒーローとメタルヒーローねぇ。ゴールドヒーローで天井まで昇って逃げうちとかしてたわ」

男「西部劇みたいですね」

紫「パワードガンマンは始めお世話になったわ」

男「じゃあ最後にこれにします」

紫「サイバーニンジャとか汚いわ、流石忍者きたない」

紫「さて次は私ね」

紫「じゃあ私は、アルティメットキャノンとデスソーサーとコズミックドラゴンとビクトリーキング。あと保険でダークナイトとアヌビスウィング入れときましょう」

男「流石早いですね」

紫「やりこんでるからねぇ」

紫「さてタッグでしましょうか」

男「はい」



男「結構操作が分かってきました。お、一体倒した!」

紫「そうね、発射!」ビュー

男「………え?」

紫「やっぱりアルティメットキャノン強いわね」

男「なんか俺のキャラ死んだんですけど」

紫「アルティメットキャノンに巻き込まれれば即死よ」

男「まぁ、俺のキャラまだいますし」

紫「発射」

男「ぎゃー!!」

男「俺のキャラ、全部紫様に倒されたんですけど」

紫「そうねぇ。修行が足りないわ」

男「えー」

紫「さてもう一試合よ」

男「すみません。俺もういいです」

紫「あら、いっちゃった。からかいすぎたかしら」

紫「………流石にやりすぎたわね。謝りましょう」

橙「ただいまーって男さんどうかしたんですか?」

男「いえ、ちょっと色々ありまして」

紫「あ、男」

男「なんでしょう、俺ならもうやらないですよ?」

紫「あのさっきはごめんなさい」ペコッ

橙「紫しゃまが人に謝ってる所なんて始めてみました!」

男「あ、頭上げてください!!」

紫「お詫びに新しいゲームを用意したわ! マ○オパーティーよ!! これなら皆でわいわいできるわ。藍と橙も一緒にやるわよ」

橙「私はいいですよ?」

男「となるとあとは藍さんが帰ってくるのを待つだけですね」

藍「私がどうかしたか?」

男「あ、藍さん。おかえりなさい」

紫「さぁ、藍も一緒にするわよ!!」ぎゅっ

藍「へ?」ずるずる

橙「めでたしめでたし、ですっ」

八雲家の思い出『皆でマリパ』を手に入れた


男「さて夕食の仕込みも終わらせたし暇だな。どうするか」

1 紫のところへ
2 藍のところへ
3 橙のところへ
4 妖夢のところへ
5 幽々子のところへ

安価忘れてました>>237

1

男「紫さまー」

紫「何かしら?」スキマー

男「スキマから上半身だけだすのやめてくださいよ怖い」

紫「このポーズが一番胸強調されるじゃない」

男「少しは恥ってもんを知ってください」

紫「まぁ長い間生きてれば恥のひとつやふたつ普通に作るからねぇ。………誰がbbaよ!!」

男「いってませんよ!?」

紫「そんな事は置いといて何のようかしら?」

男「こんな物が落ちてたんですけど紫様のですか?」

紫「これは………カメラね。外から入ってきたのかしら。まぁいいわ。ありがたくもらっておきましょう」

男「何をする物なんです?」

紫「その場の思い出を形にする道具よ」

男「へぇ、そんな物があるんですか」

紫「あんまり驚かないのね」

男「そりゃあもうここに来てもうすぐ1ヶ月経ちますからね。もう簡単な事じゃ驚きませんよ」

藍「なんなんですか、ちょっと出かけてたらいきなりスキマワープされたんですけど」

橙「橙は猫にご飯を上げてたのですが………」

紫「まぁまぁ」

男「紫様が皆で思い出を形にしたいらしいですよ」

藍「?」

紫「つまり写真を撮りましょうって事よ」

藍「なるほど」

橙「でも撮る人は誰なんですか?」

紫「このカメラにはタイマーがついてて自動的に撮ってくれるのよ」

藍「なら安心ですね」

紫「さて皆集まって集まって、八雲家、ピース!!」

皆「ピース!!」

カシャッ

紫「さて後はこれを天狗の所にもっていけばいいわね」

男「思い出を形にする、ですか。少し不思議ですね」

紫「まぁ、人間は思い出を忘れないものね。妖怪は長すぎる時で思い出をかき消されてしまうのよ。だからこそ物で思い出を形作るのよ」

男「俺は皆さんの事忘れませんよ」

紫「当たり前よ、忘れたら許さないわよ。忘れたら食べてやるんだからね」

男「おぉ怖い怖い。これは死んでも忘れれませんね」

紫「死んで忘れたら幽々子に言って懲らしめてもらうわよ」

男「記憶は魂にありますからね。きっと忘れないですよ」

紫「きっとじゃ駄目よ絶対じゃなきゃ」

男「分かりました。俺は絶対皆さんの事を忘れません」

紫「よろしい。私もあなたの事は忘れないわ。死ぬまで、ね」

男「光栄です」

紫「さて私はお腹ぺこぺこよ、早く夕飯にしましょう」

男「了解です」

紫との思い出『記念写真は永遠に』を手に入れた

紫「いただきます」

皆「いただきます」

藍「そういえば明日は橙の参観日じゃないか」

橙「そうですね」

紫「何着て行こうかしら」

藍「いや、紫様来るんですか?」

紫「行ったらいけないの!?」

藍「いや、いいですけどね」

橙「男さんは来ます?」

男「俺ですか? 俺も行っていいんです?」

橙「ウェルカム、です!」

藍「おぉ、橙は英語が喋れるんだなぁ、偉いぞ」なでなで

橙「橙も日々進化しているのです!」

紫「そういえば明日は結界管理する人がいないわね」

藍「博麗の巫女にでも頼めばいいんじゃないですか? たぶんふんだくられると思いますが」

紫「自分の所の巫女に金をふんだくられるって何なのよ」

藍「博麗の巫女は自分が何を祭ってる神社の巫女なのか知りませんからねぇ」

紫「はぁ………」

橙「橙には分かりません」

男「俺もです」

紫「こないだ行ったら餓死寸前だったし」

藍「お賽銭ないですしね」

紫「早苗に餌付けされてるし」

藍「もしかしたら風祝の巫女になっちゃうかもしれませんね」

紫「そうならないといいけど、まぁあの子なら大丈夫でしょ」

橙「アスパラガス食べてください」

男「いいですよ」

藍「こら橙! 好き嫌いは駄目だぞ!!」

紫「はい、お酒」

男「ありがとうございます」

紫「今日も見てるのね、早く寝なさいよ?」

男「分かりました」

橙「参観は5時間目です」

藍「じゃあ一緒に帰れるね」

橙「はいっ」

紫「え? スキマで帰ればよくない?」

藍「歩きながら今日何があったとか話せるじゃないですか」

紫「帰ってからでもいいと思うけどなぁ」

橙「あ、じゃあもう橙は行ってきます!」

藍「橙はかわいいから気をつけていくのよー」

橙「そんな、橙はかわいくないから狙われませんよー」タタタッ

紫「あんたが狙わないか心配だわ」

藍「失敬な。yes橙好きnoタッチです」

男「さて今日は午前中限定だけどどこにいこう」

1 紫のところへ
2 藍のところへ
3 幽々子のところへ
4 妖夢のところへ

>>256

1

紫「ねぇ、男。私どんな服を着ればいいかしら」

男「いつもの道士服でいいんじゃないですか?」

紫「たまには他の服が着たいわよ」

男「じゃあ着物とかどうです?」

紫「着物、ねぇ。まだ持ってたかしら」

男「紫様ってどんな服もってらっしゃるんですか?」

紫「えっと」スキマー

ドサッ

紫「これだけね」

男「部屋の半分が服で埋まったんですけど」

紫「あんまり着ない服とかあるから自分でも分からない服があるわね」

男「………発掘しますか」

男「着物ありましたよ」

紫「これどうかしら」

男「なんだかフランス人形みたいな服ですね」

紫「似合ってる?」

男「うーん。紫様はもうちょっと和風のほうが似合うと思いますよ」

紫「んーメイド服とかあるのになぁ」

男「それで人里出たらすごい目で見られると思いますよ」

紫「それもそうねぇ」

男「これなんてどうです?」

紫「スーツ? 堅苦しいわね」

男「参観日とかこれが普通のような気がするんですけど」

紫「そういえば張り切って厚化粧とか香水つけてくる親いるけど正直臭くて勉強の邪魔よね」

男「あれはもう一種の自己満足みたいなものですから」

男「結局着物ですか」

紫「昔を思い出すわねぇ。あと番傘もさしていこうかしら」

男「流石に邪魔でしょうそれ」

紫「それもそうね。あ、そうだ男。着物の着付け手伝って☆」

男「断ります」

紫「駄目かぁ」

男「藍さまに頼んでください」

紫「そうね」スキマー

藍「ふぎゃぁっ!」ドシンッ

藍「尻尾がー! 尻尾がー!」

紫「藍、着付け手伝いなさい」

藍「おや、懐かしいですね。分かりました」

男「じゃあ俺は出ておくんで」

紫「見てもいいのよ?」

男「遠慮しておきます」

紫「どうよ」むふー

男「すごく、似合ってます………」

紫「でしょー」

藍「さて、もうそろそろ時間的にいいんじゃないですか?」

紫「駄目よ。藍も着替えないと」

藍「いえ、私はこれで、なにをするだー!」ずるずる

紫「さて、何を着せようかしらねー」

男「グッドラック」

藍「助けてー」



男「肩だし着物、だと? すばらしいと褒めてやりたいところだ!! ブラボー!! ハラショー!! 藍さんの胸に全幻想住民が感動した!!」

藍「うぅ、恥ずかしい…」

紫「でもあなた昔良くその格好してたじゃない」

藍「言わないでください。黒歴史です………」

紫との思い出『紫と藍の和服姿』を手に入れた

あと一個で紫ルートですね

紫「さて、と。スキマワープ♪」

藍「承認!」

男「何だこれ」



橙「藍しゃまと紫しゃまの服が違います!?」

藍「見ないで橙、こんな私を見ないで………」

男「似合ってますって」

橙「そうですよー?」

藍「うぅ、優しさが身にしみる」

ガラガラ

慧音「授業を始めるぞ、早く席に着きなさい」

子供達「はーい」

橙「授業受けてきますので見ててくださいね!」

藍「がんばるんだぞ」

慧音「と、言うわけでここの問題の答えはこうなる」

慧音「さて次の問題だが、古事記の編纂に関わった人物で凄い記憶力を持っていた人物は誰でしょう」

しーん

慧音「じゃあ橙」

橙「……はい」

男(答えは稗田阿礼だけど、この問題は難しくないか?」

橙「えっと、えっと」

藍(がんばれ橙!)

紫(間違えと正解の境界を弄ろうかしら)

橙「ひ、稗田阿求?」

慧音「惜しいな、答えは稗田阿礼だ」

橙「あうぅ………」

藍(あのクソ教師! 橙の言ってる事が正解なんだよ!! 橙が正義なんだよ!!」

紫「藍、顔が怖いわ。そんな顔見たら子供の何人か泣き出すわよ」

藍「おっと失礼」

~授業終了~
橙「あうぅ、橙は駄目な子です」

男「いや、あれは俺でもわからなかったですから。稗田の名前が出ただけでも凄いですよ」

藍「橙、そうだぞ。私にもさっぱりだった」

紫「私も、演算能力には自身があるけど、歴史の方はさっぱりね」

藍「それはただ単にボケただけでは………」ぼそっ

紫「藍?」

藍「すみませんでしたっ!!」

橙「本当ですか?」

男「本当ですよ」

橙「橙は駄目な子じゃないです?」

藍「もちろんだとも。ねぇ紫様」

紫「八雲の名を継ぐはずの貴方が駄目な子だと思う? あんまり私の目を無礼ないでほしいわね」

橙「紫しゃま、藍しゃま、男さん………」

紫「さぁ橙一緒に帰りましょう」

橙「はいっ!」

慧音「………幸せそうだな、男は」

慧音「教え子がどのような未来を進むかに影響を与えるのは教師だが、まさかこんな事になるとはな」

慧音「いつかきっと、人人と妖怪が共存出来る日が来るのかもしれないな」

妹紅「慧音~明日の授業って、何黄昏てんだ?」

慧音「いや、教師やってて良かったと再認識してた所だ」

妹紅「? 変な慧音だな」

慧音「明日の授業の会議だな、分かったすぐに行く」

妹紅「んじゃ、私は先にいっとくから」

慧音「あぁ」

男「橙さん今日のご飯は何がいいですか?」

橙「なんでもいいんですか!?」

紫「えぇ、良いわよ」

橙「えっとですねえっとですね、秋刀魚がいいです!!」

男「秋刀魚か、なら紫様お願いできますか?」

紫「まぁ、私しか買ってこれないものね。いいわよ」

藍「ついでに稲荷寿司も」キリッ

紫「はぁ、まぁいいわよ」

藍「やったー」

男「じゃあ今日はご馳走ですよ!」

橙「やりましたー!!」

紫「ふふ、じゃあ一緒に買いにいく?」

藍「橙を外に出してもよろしいので?」

紫「いずれ八雲になるのだもの。体験ぐらいしといてかまわないわよ」

橙「着替えてきましたー」

紫「こら、尻尾もちゃんと隠しなさい。あと耳を隠すためにこの帽子も」

橙「はーい」

藍「橙はほんと可愛いなぁ」

男「藍さん、ちょっと手伝ってくださいよ」

藍「今目が離せない」

男「はいはい、いいですからいいですから」ずるずる

藍「な、なにをするだ~」

紫「男も本当慣れて来たわねぇ………」

橙「出来ました!」

紫「ん、ok。じゃあ行くわよ」スキマー

橙「いってきまーす!!」

男&藍「いってらっしゃーい」

八雲家との思い出『参観日は特別な日』を手にいれた

紫「そういえば今日は橙は寺子屋休みなのね」

橙「はい」

紫「せっかくだから皆でどこか行きましょうか」

藍「行くって、どこに行くんですか?」

紫「そうねぇ。地霊温泉郷に行きましょうか」

藍「あぁ、お風呂ですか。でも式が剥がれたりしませんかね」

橙「あうぅ。橙はお風呂が嫌いです………」

紫「そこは私の力で何とかするわよ」

藍「普段からそうしてもらえれば助かるのですが」

紫「嫌よ、疲れるもの」

藍「………」

橙「でもそれだと、男さんが一人になっちゃいますよ」

紫「そこは私が性別の境界を操って」

男「やめてください!!」

紫「じゃあ私がまた小さくなって子供になりましょうか?」

藍「痴女です。立派なものです」

紫「じゃああんたの境界弄ってあげましょうか?」

藍「すみませんでした」

紫「ん~じゃあ男が小さくなって女風呂に」

男「もう普通に分かれればいいじゃないですか!」

紫「それだと寂しいじゃない」

藍「あ、そうだ。あそこ確か混浴もありましたよ」

男「ちくしょう!」

藍「まぁ。水着着用ですけどね」

紫「ちょっとパンフレット取ってくるわ」スキマー

紫「ただいま~」

藍「どれどれ。なるほど中と露天の間に水着に着替える部屋があるんですね」

紫「温泉なのに遊ぶ所もあるのね」

橙「橙は地霊温泉饅頭食べたいです」

紫「はいはい。お風呂入ったらね」

橙「あうぅ………」

藍「………そういえば私と橙は尻尾どうすればいいんでしょうか。確実にお湯が毛だらけになりますよ」

紫「一応、そういう妖怪向けの温泉もあるらしいけど、まぁ私の能力で消すわ」

藍「今日は能力乱発してますね」

紫「せっかく温泉行くんだもの。やっぱり貴方たちと入りたいじゃない」

藍「そうですね。じゃあ尻尾お願いします」

紫「はい」

藍「やっぱりないと結構楽になりますね。やっぱり大きいと色々とこるものですから。小さいほうがうらやましいです」


咲夜「………へっくち、風邪かしら?」

紫「荷物は持った?」

藍「はい」

橙「はい」

男「はい」

紫「じゃあいくわよ」スキマー

男「へぇ、結構普通の所なんですね」

紫「人間の客も来るらしいわよ」

藍「あれはなんですか?」

紫「温泉郷マスコットさとりちゃんよ」

橙「キーホルダーも売ってますよ!」

紫「帰りに記念で買おうかしらね」

藍「温泉だけかと思いましたが温泉街もあるんですねぇ」

紫「店を見回るのは後にしてさっさと温泉に入りましょう」

お燐「いらっしゃいませ~ あら、男じゃん」

男「あ、お燐さん」

お燐「八雲さんも一緒だけど。うちに何のよう?」

紫「温泉に、温泉入りに来る以外なにがあるのよ」

お燐「いやぁ。大妖怪っていうくらいだから、私の想像も及ばない事をしてくれるのかと」

紫「この温泉郷を消したり?」

お燐「あぁ~それは私がさとり様から大目玉喰らうのでご勘弁を」

紫「する気はさらさらないから早く案内しなさい」

お燐「お客様4名ご案内しま~す」

紫「そういえばここってどういうシステムで動いてるの?」

お燐「本来秘密なんですけど、紫さんならいいですよね。お空とレティさんが温度調節してます。あとは河童の力でいろいろな温泉を制御してます」

紫「へぇ。結構技術使ってるのね」

お燐「お金かけた分、お客様いっぱいですよ。まさに地獄のさたも金次第」

紫「ある意味ぴったりの言葉よね」

お燐「最近の幻想郷は変わり始めましたからね、その流れについていけるようにとさとり様が温泉を作りました」

紫「たしかに守矢の神が来てから色々と変わったものね」

お燐「お空の姿は変わっちゃいましたけどね」

お燐「さて、ここが温泉ですよ。分かってると思いますが赤いのれんが女湯、青いのれんが男湯です」

男「ありがとうございました」

お燐「ではごゆっくり」

男「本当に人間がいるんだな。数はあまり多くないけど」

男「水着とタオルを持って入るか」

男「中は結構広いな。いろんな種類の温泉があるけど、なんだ泡の出るお風呂? こっちは深いお風呂かぁ。面白いなぁ」



紫「髪はお湯につけないように束ねとかないとね」

藍「橙、はしゃぐと転ぶよ?」

橙「橙はもう覚悟は決めました。諦めて楽しみます!!」

藍「それは良い事だ」

紫「さて、入りましょうか」

藍「橙、最初は体を洗わないと駄目だぞ?」

橙「はい藍しゃま!」

橙「泡でわしゃわしゃーです!」

藍「紫様、いかがでしょう」わしゃわしゃ

紫「良い感じだわ」

橙「お湯で泡を流します!」

藍「目を閉じててくださいねぇ」ざぱー

紫「ん、ありがとう。次は私が洗ってあげるわ」

藍「大丈夫ですよ」

紫「今日は式と主とかは無しよ」

藍「そうですか? ではお願いします」

橙「ぴかぴかになりましたー!」

紫「ここは女湯よ? それとも罪袋にも女がいるのかしら」

藍「どうされました?」

紫「いやこっちの話よ」

橙「じゃあ橙お風呂入ってきます!」

藍「あんまり深いのに入ったら駄目だぞ」

橙「分かりましたー」

橙「なんかぶくぶくしてるお風呂があります。面白いですね、入ってみましょう」

橙「にゃー! 下から泡が! ぶくぶくと!!」

男「ん? 今橙さんの悲鳴が聞こえた気が………」

橙「むぅ、温泉とは恐ろしいものです。しかし橙は負けません!!」

橙「とう! ぶくぶくなんて怖くないんですからね!」

橙「にゃ、にゃあ。ぶくぶくが気持ちいいですね。橙はまた一つ強くなりました」

橙「ごろごろごろ」

紫「あら、橙楽しそうね」

橙「紫しゃま! 橙は勝ちましたよ!!」

紫「? そう、よかったわね」

藍「せっかくだからいろんな風呂に入ろう」

橙「はい藍しゃま!」

紫「あっちに回る風呂とかあるけど」

藍「回る?」

紫「なんか水が渦を巻いてるわよ」

藍「なにそれ怖い」

紫「ちょっと入ってみようかしらね」

藍「お気をつけて」

紫「貴方たちも一緒にね」

藍「え」

紫「一人だとさびしいじゃない」

橙「橙は入りますよ!」

紫「ありがとう、橙」

藍「はぁ、じゃあ私も入りますよ」

紫「それじゃあレッツゴーよ」

橙「とぅ! ニャ―――――!!」

藍「橙が流された!!」

紫「仕方ないわねぇ」スキマー

橙「ちぇ、橙にはまだ早いようです」

紫「じゃあ私に捕まってなさい、どれどれ」ぐるぐる

紫「結構楽しいじゃない」ぐるぐる

橙「浮き輪があると楽しそうです」ぐるぐる

藍「あぁ、橙にはまだ身長が足りなかったかぁ」

橙「いずれ伸びます」

藍「ん、あそこに塩風呂ってありますよ。どうやら体が浮くそうです」ぐるぐる

紫「浮くの? あぁ、塩で浮力上げてるのね」ぐるぐる

藍「あれも楽しそうですね」ぐるぐる

藍「浮くお風呂ってなんなんでしょうね。体があんまり温まりませんが」ぷかぷか

紫「温まりたいなら他の風呂に行けば良いのよ。まぁ、あなたはいつも一部が浮いてるじゃない」ぷかぷか

藍「紫様もですけどねー」

橙「橙は浮かないです………」ぷかぷか

藍「だがそれがいい」

紫「持つ物は持たざる物の気持ちを理解することは出来ないわ。つまり慰めになってないわよ」

藍「なんと」

橙「しかしまだまだ橙は成長期ですからあきらめません」

紫「そうね、じゃあ牛乳買ってきてあげるわ」

橙「わーい。橙は牛乳大好きです!!」

藍「私はあんまり好きじゃないなぁ」

橙「………」

藍「ど、どうした橙」

紫「藍、少し黙ってなさい」

藍「え?」

紫「泡風呂ってちょっと家じゃしにくいわよね」

藍「掃除とか大変ですもんね」

紫「あこがれたりはするんだけどね」

藍「あこがれるだけですよねぇ」

橙「あわあわですよあわあわ!」

藍「そうだね、泡だね」

橙「ふー」

藍「お、シャボン玉かぁ」

紫「ほら橙」

橙「しゃぼん玉の中にたくさんシャボン玉があります!?」

藍「無駄な特技ですね」

紫「泡風呂に沈めましょうか?」

藍「すみませんでした」

橙「泡風呂で沈んだら楽しそうですね! 泡だらけです!」

藍「橙はそのピュアなままでいてね」

紫「さて次はどこのお風呂に行きましょうか」

藍「次の奴入ったら外いきましょうよ」

紫「そうね」

橙「向こうに>>305っていうお風呂がありますよ!」

男女共用の露天風呂

紫「それ外よ」

藍「じゃあ橙が行きたがってるのでいきますか」

紫「そうしましょうか。男ー、外出るわよー」

男「はいー」



紫「橙はやっぱりスクール水着が似合うわね」

藍「犯罪的な可愛さですね」

橙「紫しゃまのパレオ付きビキニも似合ってますよ」

紫「ありがと」

藍「紫様、私の水着布地が少なくないですか?」

紫「気のせいじゃない?」

藍「気のせいじゃないと思うんですけど………」

紫「さぁ、外に行くわよ!」

橙「はい!」

藍「まだ私着てないんですが!?」

紫「男はどこかしら。あ、いたわ」

男「紫様! なんで俺の水着ふんどしなんですか!?」

紫「あら、似合ってるじゃない、クスクス」

藍「そうですね。男らしいです、ククッ」

男「笑うなー!」

橙「カッコいいですよ?」

男「ありがとう、橙さん………」

紫「ふぅいいお湯ねぇ」

男「そうですねぇ」

藍「なんで男はそんなに遠くにいるんだ? もっとこっちに来ればいいのに」

男「遠慮します」

紫「えいっ♪」スキマー

男「がばぼばぼばっ!」ぶくぶく

男「温泉で底にスキマ開くとか殺す気ですか!」

紫「やぁね。そんな事するわけないじゃない」

男「けほっけほ。あぁ、お湯飲んだ」

橙「大丈夫ですか?」さすさす

男「ありがとうございます、橙さん」

藍「なんで男はあんなに遠くにいたんだ?」

男「なんですか、これ羞恥プレイですか!?」

紫「この子悪意はないのよねぇ」

藍「?」

紫「ま、それだけ私達を意識してくれてるってことだから許してあげるわ」

男「なら足元のスキマを解除してくれませんかね!? 動けませんよ!!」

紫「いやよ」

男「そんな!」

紫「のぼせてきちゃったわ」

男「水風呂でも入ってきたらどうです?」

紫「サウナ大会でもする?」

藍「一人でやってください」

紫「つれないわねぇ。男は?」

男「断ります」

紫「そう」スキマー

男&藍「結局拒否権なしですか!?」

紫「あ、橙には辛いと思うからそこらへんで遊んでて」

橙「じゃあ橙はあそこの滝で修行してます!」

紫「………かわいいわね」

藍「暑い」

男「同じく」

紫「健康にいいのよ。アンチエイジングってやつよ」

藍「アンチエイジングが必要なのは紫様だけで」

紫「貴方の周辺だけ温度高くしようかしら」

藍「すみませんやめてくださいこげます」

紫「わかればよろしい」

紫「………いまさらだけど男ってけっこういい体してるわよね」

男「いきなりなんですか」

紫「食べちゃおうかしら」

男「美味しくないんで勘弁してください」

紫「冗談よ、冗談」

男「その冗談は心臓に悪い」

紫「駄目ー、もう限界ー」

男「結局一番最初に紫様がギブアップですか」

紫「見てよこの汗。色っぽいでしょ?」

男「いきなり何の話だ」

紫「とにかく出ましょう。この灼熱地獄から」

男「水風呂入りますか」

藍「やれやれ」

橙「藍しゃま!」

藍「おぉ橙何をしてたんだ?」

橙「滝で修行して、冷水で体を鍛えてました!」

藍「本来の使用方法とは違うけど、まったく橙は可愛いなぁ!」

男「たまらんなぁ!」

紫「あんたら周りの目は気にならないの?」

藍「格好悪くても橙が愛でれればそれでいいんですよ」

紫「駄目だこいつはやくなんとかしないと」

男「少しのぼせたかも」

紫「あら、じゃあ上がってたら?」

男「じゃあそうさせてもらいます」

紫「私達はもうちょっと入っていくから」

男「ではまた後で」

男「ごくっ ごくっ ぷはぁ。やっぱり風呂上りの牛乳は格別だなぁ」

???「ずいぶんと心の底から美味しいと思ってるのね」

男「貴方は?」

さとり「古明地さとり。この温泉のオーナーよ」

男「あぁ、さとりちゃん」

さとり「その名前はやめてちょうだい。あくまでマスコットの名前だから」

さとり「お燐達が買ってに出して、しかもそれが売れるから商品回収の仕様が無いし。それに1日で作って即日販売ってどういう事よ。おかげで心を読む暇もなかったわ」

さとり「あ、愚痴ちゃったわね、ごめんなさい」

男「いえ(この人も大変なんだなぁ)」

さとり「そういう貴方も大変らしいわね」

男「!?」

さとり「私心の声が聞こえるのよ」

男「凄いですね」

さとり「不便よ。他の妖怪からは気味悪がられるし」

さとり「こんな力がなければ私はもっと普通に生きれたのかしらね」

男「そうですか?(ただの可愛い少女なんだけどな)」

さとり「心の声だだもれよ」

男「しまった!(しまった!)」

さとり「まぁ。そう思ってくれるのならありがたいわ。可愛いだなんてあまり言われなれてないもの」

男「お燐さんがこの前さとり様可愛いって連呼してましたけど」

さとり「………あれは例外よ」



お燐「へーちょ。風邪引いたかなぁ」

男「それでも色んな人から慕われているからいいじゃないですか」

さとり「人というか動物だけれどね」

男「そういえばお燐さん、猫でしたね」

さとり「もう一人もカラスだし」

男「立ち話もなんですし、牛乳でもいかがです? あ、それとも急がしかったですか?」

さとり「フルーツ牛乳をお願い」

男「フルーツ牛乳一つ」

店員「まいどありー」

男「買って来ました」

さとり「まぁ、見てたから知ってるわ。………素直にありがとうと言えないのが私の悪い癖ね」

男「別にかまいませんよ。それくらい(紫様と比べたら)」

さとり「大変なのね」ごくごく

男「そういえば、なぜ俺に話しかけたんですか?」

さとり「紫が飼っている人間………ごめんなさい。雇っている人間がどんな人なのか気になってね」

男「はははっ たしかに俺飼われちゃってるなぁ」

さとり「人間にしては結構図太いのね」

男「紫様達といるなら図太くないと駄目ですよ」

さとり「それにしても妖怪を物怖じしない人間なんて珍しいわ。食べられるかもしれないわよ?」

男「人間でも人殺しはいますしね。それに今のところそんな悪い妖怪に出会った事ないですしね」

男「それに今話してるあなただって悪い妖怪には見えませんよ? それに人間も妖怪も似たようなもんじゃないですか」

さとり「あなたは結構異質よ。商売として関わるならまだしも、進んで妖怪と触れ合おうとする。そんなのは聖白蓮くらいよ。博麗の巫女でもそんな事はしない」

さとり「あなたはもしかしたらこの幻想郷の未来を変える位置にいるかも知れないわね」

男「そうですか? 確かに阿求さんの邪推とか無くしたらもうちょっとは歩み寄れるかもしれませんね」

さとり「確かにあれも原因の一つかもしれないわね………」

さとり「最初からそんな性格だったの?」

男「えっとですね。小さい頃妖怪の山に忍び込んだんですが、遭難しまして。そこで死に掛けてる時に妖怪に助けられまして。そこで少しの間住まわせてもらってたんですよ。だから妖怪も悪い人ばかりじゃないんだなって」

さとり「へぇ、そんなことがあったの」

男「まぁ、肝心の誰だったかは覚えてないんですけどね。紫様と一緒にいたらもしかしたら出会えるかなと」

さとり「あなたの記憶覗いてあげましょうか?」

男「え、そんな事できるんですか?」

さとり「出来るわよ」

男「じゃあお願いします」

さとり「じゃあ失礼して。今から順に記憶をたどっていくから少し時間がかかるかもしれないけど」

さとり「妖怪を基準として探していくわ」

さとり「………あなた。なんで妖怪を怨んでないの?」

男「だから、昔」

さとり「そうじゃない。なんであなたは妖怪に妹と父を殺されたのに、そんな妖怪を好きでいられるの?」

男「………死んだのは妹と見知らぬ男でした。妹のほうは刃物で死んで。男のほうは原型がないほどに破壊されてました。途中でそれを見つけた人が妹を殺したのは妖怪だって。目玉が三つある妖怪だって」

さとり「………私じゃないわ」

男「………」

さとり「確かに私は目が三つあるけれども」

男「分かってますよ」

さとり「………そんな食べるならまだしも人を殺す妖怪なんてそんなに多くないわ。もしかしたらすぐに見つかるかもしれない」

男「そんな。見つけたって仕方ないじゃないですか。俺にはそいつに復讐できるような力はないですし。殺したって妹は戻ってきません。父親の方は妖怪を片っ端から殺そうとして死んだんですし、しょうがないですよね」

さとり「なんでそんなに諦めれるの?」

男「考えて考えて何も出来ないと解決に至ったからですよ」

さとり「………」

男「さぁ、この話はもうやめにしましょう。早く例の記憶を探してください」

さとり「………わかったわ」

さとり「………分かったけれどもこれは言わないほうがいいかもしれないわね」

男「え?」

さとり「一つだけ言うとしたら、あなたも会った事のある人よ」

男「そうですか」

さとり「いずれ分かるわ」

紫「男ー」

さとり「紫が上がったみたいだし、私もう行くわね」

男「ありがとうございました」

紫「ん? 誰かと話してたの?」

男「さとりさんと」

紫「へぇ。あのあんまり表に出ないさとりがね。どういう風の吹き回しかしら」

橙「お饅頭!」

紫「あーはいはい。約束だったわね。男も何か買う?」

男「じゃあ記念にさとりちゃんマスコットキーホルダーでも買いますかね」

橙「あ、橙も筆箱につけるさとりちゃんマスコット欲しいです」

藍「私は温泉卵を食べよう」

紫「それ食堂行くときに食べればいいんじゃないの?」

藍「そうですね。じゃあ適当に買いますか」

紫「えっと幽々子にお饅頭を10個ほど買わないといけないわね」

橙「さとりちゃんボールペンもありますよ」

男「さとりちゃん商品結構ありますね」

紫「じゃあ温泉饅頭12個、さとりちゃん大福2個 さとりちゃんキーホルダー、さとりちゃんマスコットを貰うわ」

店員「毎度ありー」

紫「買った物はスキマで家に運んでおこうかしらね」

紫「もうすぐ昼ね。食堂に行きましょう」

男「本当色々ありますね」

ミス「いらっしゃいませー」

紫「あら、ミスティアじゃない。どうしたのこんなところで」

ミス「昼はこちらで働かせてもらってるんですよ」

紫「あなたの能力料理を作る程度の能力にしたほうがいいんじゃないの?」

ミス「それもいいかもしれませんね」

ミス「それで何にしますか?」

紫「何が作れるの?」

ミス「たいていのものなら」

紫「じゃあ私たぬきそば」

藍「じゃあ私狐うどんで」

橙「橙はねこうどんです!」

男「じゃあとろろつきみそばとカツ丼」

紫「卵料理作っていいの?」

ミス「無卵生の卵使ってますから大丈夫ですよ」

気がついたら今までの東方ss全てにミスティアでてますね

ミス「お待ちどうさま~」

紫「ありがとう」

藍「そういえばたぬきそばのたぬきってテンプラじゃなくてテンカスの事らしいですね」

紫「そうよ」ずるずる

男「そういえば温泉たまご頼まないんですか?」

藍「あ、そういえば。ミスティアー。温泉卵3つ!」

ミス「はい~」

ミス「ネコうどんですよ」

橙「わーい」

男「そういえばネコうどんってなんなんですか?」

紫「冷やしたうどんに冷たい汁と鰹節かけた奴よ」ずるずる

男「あぁ、ぶっかけうどん見たいなものですか」

橙「美味しいです!」

ミス「きつねうどんです」

藍「美味しそうです」ずぶずぶ

男「やっぱり油揚げは沈めますよね」

藍「最後の締めだな」

紫「そーっと」

藍「駄目です」ぺしんっ

紫「うどんも食べたいのよ」

藍「じゃあ自分の買えばいいじゃないですか」

紫「いやよ太っちゃうじゃない」

藍「そうですね(笑)」

紫「なんか今笑わなかった?」

藍「いえ」にやっ

紫「今すぐそのふざけたにやけずらをやめなさい。ほほえみ藍」

藍「サーイエッサー」

男「結局俺のが一番最後ですか。まぁ当たり前ですが」

ミス「とろろ月見うどん、カツ丼、温泉卵おまたせしましたー。」

藍「お、きたきた」

紫「一つちょうだい」

藍「駄目です」

橙「橙も欲しいです……」

藍「3個か!? 美味しいの3個欲しいのか!? 3個、この可愛い子め!!」

橙「そんなにいりませんよぅ」

紫「差別ね」スキマー

藍「ちょっと、まって、やめてください!」

紫「やめてください? やめてください? やめてくださいって? もう遅いのよ! 何もかもッ」

藍「えぇ~!?」

紫「な~んて、冗談よ」

藍「半分まで沈んだからもう駄目かと思いましたよ」

紫「今日はそういうのはなしだから」

藍「ほっ」

紫「また明日ね」

藍「!?」

男「藍さんをからかうのはそこまでにしないと伸びますよ?」

紫「それもそうね」ずるずる

藍「よ、良かった…」

紫「さてここからは自由行動でいいわよね」

藍「そうしましょう」

男(じゃあ誰と過ごそうか)

1 紫と
2 藍と
3 橙と

>>354

1

紫ルート確定しました

紫「卓球をしましょう」

男「卓球、ですか?」

紫「やっぱり温泉といったら卓球でしょ」

男「まぁ、そうなんですけど、あるんですか」

紫「あるみたいよ」

男(ふと思うんだけど浴衣で卓球したらはだけるよな)

男(まぁいいか)

男「やりますか」

紫「そうこなくっちゃ」

紫「よし、行くわよ」コンッ

男「よっと」コンッ

紫「スマッシュ!」

男「ぶべぼっ」

紫「よし、早速1点ね」

男「そういうスポーツじゃねぇから!」

紫「違うの?」

男「ぜんぜん、相手に球をぶつける遊びじゃないですから」

紫「だって、テニスみたいなものじゃないの?」

男「テニスも人にボールぶつけるあそびじゃないですから」

紫「え? だって外の世界の漫画に」

男「それはきっとテニスじゃないです」

男「はぁ。まずルールを教えます」

男「って感じですね」

紫「結構面倒なスポーツなのね」

男「これくらいで面倒って、ルールがもっと面倒なスポーツなんてたくさんありますよ」

紫「カバディとか?」

男「確かにそうですがなんでここでカバディがでた」

紫「よし、じゃあやろうかしらね」

男「はい」

紫「いくわよ」コンッ

男「そうです、そんな感じです」

紫「スキマスマッシュ」

男「!?」コンッ

紫「今のを返してくるとはね」ごくりっ

男「ストップストップ」

男「能力も駄目です」

紫「えぇ~」

男「それだったら俺が圧倒的に不利になるじゃないですか」

紫「あなた、卓球が上手な程度の能力でしょ?」

男「そんな能力いらん!」

紫「分かったわよ、じゃあ行くわね」コンッ

男「やっとまともな卓球になった…」

紫「ルールを覚えればざっとこんな物よ」

男「たしかに飲み込みは早いですけどね。そもそも人間が妖怪に卓球で勝てるものなんですかね」

紫「こういうのは動体視力とかもいるけど、結果技術が物を言うし、勝てるんじゃないの?」

男「やばいくらいスピンがかかってる球を打ちながら言われても」

紫「あぁそれ。なんだか調整が出来ないのよね」

男「………」

紫「それっ」

男(紫様の浴衣からちらちら胸元が見えるから集中しづらいんだよな…)

紫「どうしたの男、最初よりも勢いが落ちてるわよ」

男(目のやり場に困る)

紫「これで、決まりよっ」

男(あ、紫様の浴衣がはだけた)

紫「やったー、これで私のリードって、一体どこみて………!?」

紫「………見たわね」

男「不可抗力ですって!!」

紫「問答無用!!」

男「理不尽だーっ」

紫との思い出『紫と卓球と浴衣ハプニング』を手に入れた
紫の思い出が5個集まったので紫ルートに入った

紫「さて、帰ろうかしらね」

藍「そうですねー」つやつや

紫「なんだかツヤツヤしてない?」

藍「マッサージを受けてきました」

紫「そういえば橙は?」

藍「あっちのゲームコーナーで遊んでましたよ」

紫「ちぇーん」

橙「あ、紫しゃま!」じゃらじゃら

紫「………ここって玉換金できたかしら」

男「いや、橙さんがパチンコやってる事にまず疑問を持ちましょうよっ」

橙「赤いと青い羽根のお姉ちゃんが楽しいよって言ってたのでやってます!」じゃらじゃら

紫「なんでいるのかしらあいつ」

藍「どこにでもいますよね。そういえば玉は換金こそできませんが商品と交換はできるらしいですよ」

紫「そうね、そうしましょう」

男「橙さんの玉なんですが」

橙「橙はかまいませんよ」

紫「橙もこういってることだし遠慮なく使わせてもらいましょ」

男「ええ子や………」ほろり

正体不明の店員「いらっしゃいませー」

紫「何があるの?」

正体「ここの一覧をみてください」

紫「いろいろあるのね………。あらこれいいじゃない」

男「ストラップですか?」

紫「中になんだか綺麗な宝石があるわね」

男「綺麗な赤ですね」

紫「え? 青じゃない?」

藍「私には紫に見えますが」

橙「橙は黄色です」

紫「面白い宝石ね、これにしましょう」

正体「ありがとうございましたー」

紫「あぁ、そういえば」

正体「なんでしょう」

紫「あなた何人かいたら正体バレバレよ。鵺」

鵺「気づかれちゃったね」

紫「あなたも暇なのね」

鵺「布教するにも生きるにもお金は必要なのよ」

紫「あなたのところあの虎いるじゃない」

鵺「また宝塔なくして、またふっかけられた」

紫「………ご愁傷様」

鵺「じゃあ、暇があったらまた寄ってね」

紫「気が向いたらね」

紫「あ、そういえば正体不明の宝石作るなんてなかなかしゃれた事するじゃない」

鵺「ぬえー。私もそう思うわ」

鵺「また新商品だすから見るといいよ」ぬえーん

紫「じゃ、家族を待たせてるから」

鵺「ありがとうございましたー」



藍「じゃあ帰りましょうか」

紫「そうね」

橙「楽しかったです」

紫「また来ましょう。皆でね」

藍「今度は幽々子さん達も誘いましょうね」

紫「それもいいわね」スキマー

紫「起きなさい男、朝よ」

男「………へ?」

紫「なに鳩がフランス料理フルコースお値段なんと2万円喰らったような顔してんのよ」

男「いや、紫様が起こしに来たので………」

紫「何? 私が起こしに来たらおかしいのかしら?」

男「いや、いきなりだったんで」

紫「それにしても寝顔はあどけないわねぇ」

男「なに観察してるんですか!」

紫「さぁ、早く起きて朝ごはんを作るのよ」

男「その前に着替えたいんで、外出てください」

紫「だが、断る」

男「なんでだ!」

紫「着替えっ。覗かずにはいられないっ!!」

男「変態だ!!」

紫「冗談はさておき、早く着替えてね」スキマー

男「………」

男「スキマ消してください」

紫「そこに気づくとはやはり天才………」

男「枕シュート」

紫「痛いっ。痛いわよ!」

男「ていっても軽めに投げ込んだだけですけどね」

紫「男のまくらくんかくんかすーはーすーはー」

男「おいやめろ」

紫「冗談よ、さっさと着替えなさい」

男「はぁ………」

藍「紫様のセクハラがひどい?」

男「最近色んなことしてきますね」

藍「あの人も暇なんだな」

藍「まぁ、私からできることは何も無いな」

男「ですよねー」

藍「まぁ、いずれ飽きるだろう。それまでの辛抱だ」

男「………はぁ」

藍「それまではまぁ、厄神様にでも憑かれたと思って」

男「結構致命的ですね」

藍「おっと、味噌汁が沸騰しそうになってるぞ」

男「おっと危ないところだった」

藍「さて、私はお皿を運んでおこう」

男「お願いします」

紫「さぁ、食べるわよ」チャンチャン

男「お茶碗箸で叩くのやめてください」

紫「刻みたいこのビート、震えるのよハート」

男「なに意味不明なこと言ってるんですか」

紫「ぶーぶー」

男「まだ橙のほうが行儀いいですよ」

紫「橙はいい子だもんねー」

橙「照れますよー」

男「紫様もいい子になってくださいよ」

紫「いい子だなんてそんなつまらない生き方したくないわよ!!」

橙「えぇ!?」

藍「はいはい。そこらへんにしてもって来ましたよ」

紫「わーい」

藍「はいはい、落ち着いてくださいな」

紫「藍、ふりかけは?」

藍「各種取り揃えております」

紫「パーフェクトよ藍」

藍「感謝の極み」

橙「のりたまくださいな」

紫「のりたまがあればご飯5杯は食べれるわ!!」

藍「うちのエンゲル係数上げる気ですか」

紫「デザートは?」

藍「あるわけないじゃないですか」

紫「えーないのー?」うるうる

藍「はいはい。では人里行って何か買ってきますので」

紫「わーい」

藍「あ、そうだ男も付いてきてくれ」

男「あ、はい」

紫「いってらっしゃーい」スキマー

藍「………紫様の様子が変だ」

男「ですよね」

藍「以前まで悪戯は確かにしていたが、今朝の紫様はまるで童子か三月精のようだ」

男「なんでですか?」

藍「分からない。風邪でも引いたのか?」

男「紫様が?」

藍「引くはずないよなぁ」

男「あ、デザート買ってきます」

藍「あぁ」

がらがらー

兄「まだ準備中って男か」

男「デザートくれ」

兄「いきなりだな」

男「雇い主がデザート食べたいって」

兄「それはまた………。今は大福とかくらいしか用意してないがいいか?」

男「サンキュー兄貴!」

ガラガラ

兄「………金は?」

藍「ん、さて帰るか」

男「どうやって帰るんです?」

藍「飛んで帰る。高いが気にするな」がしっ

男「え?」

藍「飛ぶぞ」ビュン

男「落ちる落ちる落ちる!!」

藍「そう暴れたほうが落ちるぞ」

男「………」

藍「そう死んだまねをされてもなぁ………」

男「速い。イヌワシよりずっとはやーい」

藍「もっとスピード上げれるぞ」ビュン

男「いやぁああああぁああああ!!」

男「うぇっぷ………。酔った」

藍「大丈夫か?」

男「なんか久しぶりに酔ったなぁ」

紫「おかえりー」

藍「豆大福買って来ましたよ」

男(あ、金渡してねぇ。ま、いっか)

紫「わーい」もぐもぐ

藍「紫様はしたないですよ」もぐもぐ

男「せめて居間で食べましょうよ」

紫「豆大福よー」

橙「わーい」もぐもぐ

藍「これ美味しいな」

紫「熱いお茶が欲しいわ」

男「はいはい、いれてきますよ」

藍「私の分も頼んだ」

橙「にゃああああああ!?」

男「橙さん!? どうしました!?」

橙「藍しゃまと紫しゃまが………っ」

紫「」ちーん

藍「」ちーん

男「え?」

橙「なんかいきなり苦しみはじめてばたーんって倒れたんです!」

男「………橙さん。自首、、しましょう」

橙「橙はやってないですよ!!」

男「冗談はさておき」

橙「こんなときに冗談言わないでくださいようっ」

男「確認したところ脈拍は正常でしたし、息も普通です。まるで寝てるみたいに。とりあえず二人を寝かしましょう」

橙「じゃあ紫しゃまと藍しゃまは」

男「死んでるわけじゃないですね」

橙「よかったです………」

男「これでよし、っと」

橙「大丈夫でしょうか」

男「命に別状はなさそうですけどね」

橙「何かの病気でしょうか」

男「妖怪にも眠り病ってあるんですかね」

橙「そういえば眠った人は男の人のキスで目が覚めるって慧音先生が!」

男「こっちをキラキラした目で見ないでくださいな。あれ嘘ですから」

橙「そうなんですか?」

男「たしか本当の話は違った気が………。まぁそれは置いておいて、向こうで起きるのを待ってましょう」

橙「分かりました………」

紫「ふわぁ。よくねた~」

藍「わたしはまだねむいです」

男「あ、二人とも起きたみたいですね」

橙「藍しゃまー!」

藍「あ、橙」

橙「にゃああぁああ!?」

男「どうかしたんですか、橙さんって。えぇえぇえええええぇ!?」

紫「?」ちまーん

藍「?」ちまーん

男「藍さんと紫様が縮んでる………」

橙「どうしたんでしょう!? 藍しゃま、紫しゃま大丈夫ですか!? 永遠亭に行きましょう!」

紫「わたしおちゅうしゃ、きらい」

藍「おいしゃさん、こわい」

男「………子供になってる」

ゆかり「わーい」てとてと

らん「まってー」ぽてぽて

橙「あぁ、紫しゃま達、部屋のなかでそんなに暴れないでください!」

男「永遠亭に行くには紫様がスキマ使えないんで一回白玉楼を通っていかないといけないんですよねぇ」

橙「それでも結構時間かかりますね」

ゆかり「どこいくの?」

橙「それは行ってのお楽しみですよ」

らん「えー、ひみつなのー?」

男「さて行きましょうか」

らん「いえー」

ゆかり「れっつごー!」

妖夢「あ、男さんと………えっと」ごしごし

男「目の錯覚じゃないですよ」

妖夢「なんだか紫さんと藍さんに似た子供がいるのですが」

男「紫様と藍さんです」

妖夢「どういう事です?」

橙「かくがくしかじか」

妖夢「まるまるうまうまなのですね。それはまた奇怪な」

橙「こんな事になったのは初めてです」

妖夢「門番なのでここを離れる事は出来ませんが、頑張ってください」

橙「はい」

ゆかり「ばいばい、おねーちゃん」

らん「ばいばーい」

妖夢「はい、それでは」

ゆかり「おとこー、つかれたー」

らん「わたしもー」

男「はいはい、背中にどうぞ」

ゆかり「わーい!」

橙「藍しゃまはこっちにどうぞ」

らん「ありがとー」

男「永遠亭まであとどれくらいでしょうか」

橙「あと2時間程度ですかね」

男「まだそんなに………」

橙「そうだ、歌を歌いましょう」

ゆかり「うた?」

橙「はい」

橙「崩れおーちる、砂の楼閣」

ゆかり「とけてきえるはつちのくーに」

らん「やみがおーりるひーがしのそーらあかくそまーたー!」

男「あ、やっと竹林見えましたよ」

橙「あ、こんにちわー紅妹さん」

紅妹「ん? スキマのところの猫じゃないか。竹林に何かようか?」

橙「永遠亭に行きたくて、道案内お願いします」

紅妹「いいが、そっちの人間が病気なのか?」

男「いえ、こっちの二人が」

ゆかり「えーい」ばしばし

らん「いたいです!」

紅妹「………見た感じ元気そうなんだが」

橙「この二人、紫しゃまと藍しゃまです」

紅妹「なるほど、一大事だな。わかったついて来い」

橙「ありがとうございます」

鈴仙「あ、紅妹さん。ご苦労様です。そちらは?」

紅妹「スキマのところの猫と人間だ」

男「どうも」

鈴仙「今日はどんな御用ですか?」

橙「紫しゃまと藍しゃまを見てもらいたいのです」

鈴仙「紫さん達? どこにいらっしゃるんです?」

男「あれです」

ゆかり「おねーちゃんうさぎさん?」

らん「うさぎさんだ!」

鈴仙「え?」

紅妹「気持ちはわかるがどうやら事実らしい」

鈴仙「あー、えっと、はい、師匠呼んできます」たったった

永琳「あら、ずいぶんと可愛らしい姿になっちゃったのね」

ゆかり「男ー、この人だれー?」

男「お医者様ですよ」

らん「おいしゃさんきらい………」

永琳「あらあら、嫌われちゃったわね。飴食べる?」

らん「うん………」

永琳「いい子いい子」なでなで

ゆかり「おばさんわたしもー」

永琳「はいどうぞ。あと私はおばさんじゃなくてお姉さんよ」

ゆかり「ありがとーおばさん!」

永琳「だからお姉さんだって………。まぁ子供のいうことだから気にしないでおきましょう。あ、この症状なんだけど詳しく検査してみないとわからないわね。ひとまず今日はうちに泊まりなさい。患者用の寝室もあるから」

男「私たちもいいんですか?」

永琳「かまわないわ。用事があったらそこにいる私の弟子に言って頂戴」

鈴仙「御用承ります!」

男「よろしくおねがいします」

永琳「じゃあお姉さんについてきてもらえるかしら?」

ゆかり「えー」

橙「ついていかないとめー、ですよ」

ゆかり「わかったー」

らん「いたいことしない?」

永琳「しないしない。ちょっと向こうで調べるだけだから」

男「それじゃあよろしくおねがいします」

永琳「1時間程度で休憩にするから、それまで待ってて」

鈴仙「それでは男さん達は私についてきてください」

橙「お世話になります」

鈴仙「ではここの部屋を使ってください」

男「いいんですか? こんな広い部屋」

鈴仙「部屋はいつも余ってますから」

男「それじゃあ遠慮なく」

鈴仙「それでは失礼します」

橙「紫しゃま達大丈夫でしょうか」おろおろ

男「原因が分かりませんからね… たちの悪い病気じゃないといいんですけど」

橙「まだですかね。まだですかね」

男「まだ10分も経ってないですよ。心配するのはいいですが、心配しすぎて橙さんが倒れないでくださいよ」

橙「あうぅ」

男「紫様の事ですからどうせすぐにけろっとした顔で戻ってきますよ」

橙「そうですよね……… そうですよね!」

男「はい、きっとそうです」

永琳「おまたせ」

男「紫様達は?」

永琳「疲れて眠ってるわ」

男「それで。なんで子供になったんでしょうか」

永琳「どうやら妖力が不安定になったからそれに合わせて姿も子供になったみたいよ。なんでそうなったのかは分からないけど」

男「それじゃあ妖力が元に戻れば元に戻るんですね?」

永琳「断定はできないけどおそらくそうでしょう」

橙「よ、よかった」

永琳「大妖怪が力を失ったって知れると、それを襲いにくる妖怪が山ほどいるでしょうから、元に戻るまで永遠亭にいること。分かったわね」

男「それじゃあ永遠亭に迷惑が…」

永琳「医者なんて患者に迷惑かけられてなんぼの商売だから気にしなくて良いのよ」

鈴仙「それに、そこらへんの妖怪だったら私一人で十分ですしね」

永琳「じゃ、まかせたわよ」

永琳「了解です!」

すいません永琳「了解です!」は鈴仙「了解です!」です

鈴仙「ご飯ですよ」

男「あ、ありがとうございます」

鈴仙「ついてきてくださいね。一応廊下も外ですから気を付けてください」

雑魚「………」ちーん

男「おぉ、死屍累々………」

ゆかり「おねーちゃんつよいの?」

鈴仙「師匠ほどではないですけどね」

雑魚「油断したな、月の兎!!」

鈴仙「ビーム」びびびびびび

雑魚「ぐわぁあああぁああああ」

雑魚「………」こんがり

鈴仙「さ、行きましょうか」

てゐ「疲れた………」

鈴仙「お疲れ、てゐ」

てゐ「なんであたし達が雑魚を落とし穴に埋めてこなきゃいけないのさ………」

鈴仙「人参ジュース作ってあげるから」

てゐ「二杯で手を打つよ」

鈴仙「はいはい」

てゐ「ん? でこれがあの大妖怪ねぇ」

ゆかり「?」

てゐ「可愛いもんだねぇ」なでなで

ゆかり「えへへー。あなたもかわいいよ?」

てゐ「知ってるよ。さてあたしゃご飯食べてもう一働きしてこようかね」

鈴仙「あ、私も手伝うよ」

てゐ「鈴仙が手伝うと、即死トラップの山が出来るじゃないか。せいぜい動けなくなる程度のトラップでいいのさ」

鈴仙「そう?」

てゐ「可愛い顔して恐ろしいねぇ」

鈴仙「姫様は来ないんですか?」

永琳「ギルドがあるとかなんかで部屋にこもってるわ」

鈴仙「ほへぇ。姫様は多忙ですねぇ」

てゐ「なんか違う気がするうさ」

鈴仙「あ、みなさんもささ、座ってください」

男「あ、どうも」

らん「ごちそうだ」

ゆかり「おっきなおさかなだよ」

橙「こんなごちそういいんですか?」

永琳「いいのよいいのよ。良く人里から貰うから。腐らせるのも勿体無いし」

ゆかり「いただきます!」

男「ダメですよ、紫様」

永琳「あぁ。待たせちゃったわね。いただきます」

皆「いただきます」

らん「もぐもぐもぐもぐ」

ゆかり「もぐもぐもぐ」

らん「おかわり!」

ゆかり「わたしも!」

鈴仙「了解です! 男さんもいかがです?」

男「まだ食べ終わってませんよ」

鈴仙「そうですか!」

永琳「いつもより人が多いのがうれしいのはわかるけど少し落ち着きなさいな」

てゐ「鈴仙はさびしいと死ぬのさ」

男「鈴仙さんって飲み会の時もうちょっとおちついてませんでしたっけ」

鈴仙「こんなに大人数で夕飯を囲むのは初めてなので」

男「なるほど」

永琳「よかったらまたみんなで食べに来てね」

橙「紫様が元に戻ったらまた来ます」

永琳「あぁ、遠いものね」

皆「ごちそうさま」

てゐ「さてあたしゃいってくるかね」

鈴仙「いってらっしゃい」

鈴仙「もう夜ですし、一応部屋には結界を張っておきますね。なので部屋から出たいときは私を呼んでくださいね」

永琳「私は、もうちょっと原因を調べるとするわ」

橙「ありがとうございます」

永琳「いいわよ。個人的に興味があるし。若返りは蓬莱の薬じゃできないからね」

男「蓬莱の薬?」

永琳「気にしないで。さて頑張るかしらね」

鈴仙「さ、みなさんはついてきてください」

ゆかり「おふろは?」

鈴仙「見張りが二人いるので、てゐが帰ってきてからですね」

ゆかり「わかったー」

ゆかり「ふわぁ」

らん「ねむい………」

橙「お風呂入るまで我慢しましょうね」

らん「うん………」

ゆかり「わたしはもうねる………」

男「ダメですよ、紫様」

ゆかり「すぴーすぴー」

男「ってもう寝た。じゃあお風呂になったら起こしますか」

橙「そうしましょうか。らんしゃま、寝てもいいですよ」

らん「うん………」

鈴仙「お風呂ですよ」

てゐ「果てしなくつかれた………」

鈴仙「てゐは男さんと一緒に見張っててね」

てゐ「ひどい仕打ちうさ」

鈴仙「みなさんは私と一緒にお風呂に入りましょう」

橙「ほら、紫しゃま、藍しゃま。起きてください」

ゆかり「う、う~ん」

らん「ふわぁ」

鈴仙「さぁ、レッツゴー」

てゐ「男はあたしと一緒にお風呂の見張り。ていってもすることは何もないけど」

男「分かりました」

男「そういえばお風呂といえば、地霊温泉郷に行ったんですよね」

てゐ「あたしも慰安旅行としていきたいねぇ」

男「そういえばてゐさんは従者会議に出ないんですか?」

てゐ「あたしはあんまり騒がしいのは好きじゃないんでね。酒を飲むなら一人が良いのさ」

男「へぇ」

てゐ「地上の兎は図太いのさ」

ゆかり「わー」

橙「紫様、走らないで! 体拭かせてください!!」

鈴仙「藍さんは私の所に来てくださいね」

藍「はーい」

てゐ「上がったみたいだね」

男「てゐさん先にどうぞ」

てゐ「あたしゃまだいいよ、それとも一緒に入るかい?」

男「ぶっ」

てゐ「冗談うさ」

男「さっぱりしたー」

鈴仙「牛乳です」

男「ありがとうございます。てゐさんは?」

鈴仙「男さんが着替えてる間に入っていきましたよ。段ボールで」

男「!?」

鈴仙「なんかカメラ持ってましたよ」

男「!? ちょっ、てゐさん!?」

だっだっだ がらっ

てゐ「!? 何いきなり入ってきてるのさ! 兎符「因幡の素兎」!!」

男「ぐあぁあああああ!!」

鈴仙「ここが病院でよかったですねぇ。少ししみますよ」

男「いたたたたた」

鈴仙「いきなり男さんが風呂場に走っていくから、どうしたのかと思いましたよ」

男「てゐさんがカメラ持って風呂場に入っていったので」

てゐ「証拠がないうさ」

鈴仙「あんまりイタズラをするなら師匠と神奈子さんに言いますよ」

てゐ「それは勘弁してほしいよ」

男「そういえばなんで写真を撮ろうとしたんですか?」

てゐ「天狗に売って小遣いを稼ごうとね」

鈴仙「ギルティーです」

てゐ「永琳はともかく、神奈子には止めて欲しいよ」

男「まぁ。もういいですよ」

てゐ「ありがたいね」

男「さて、寝ましょうか」

ゆかり「うん。男一緒に寝よー」

男(まぁ、子供ですしいいか)「いいですよ」

ゆかり「わーい」

らん「お姉ちゃん、私も………」

橙「はい、いいですよ」

藍「わーい!」

男「じゃあ電気消しますよ?」

橙「はい」

男「みんな、寝たみたいだな。さすがに今日は月は見れないよな」

コンコン

男「はい?」

鈴仙「鈴仙です。開けてください」

男「はい、わかり………(あれ、鈴仙さんなら自分で開けれるんじゃなかったっけ)」

男「失礼ですが、本当に鈴仙さん?」

鈴仙「そうですよ? だから早く開けてくださいな」ガタガタ

男「自分で開ければいいんじゃないです?」

鈴仙「今ちょっと、両手がふさがってまして」ガタガタ

男(両手がふさがってるのに扉を揺すってる?)

男「鈴仙さん、ちょっと待っててくださいね」

男(結界が張ってあるのは屋敷の中。てことは家の中なら、通り抜けられるんだよな。鈴仙さんを呼びに行ってこようか)

鈴仙「早く開けてくださいよー」がたがた

男(って、考えてる暇はないか。もしかしたら力づくで結界を破られるかもしれないし)

ガラガラ

鈴仙?「あちゃー 逃げられたかぁ じゃあ、まず兎にチクられる前にあの人間から処分していこうかね」



男(今気づいたけど、鈴仙さん達がいるところに行くには絶対廊下を通らなきゃならないじゃないか。あいつが気づいてないといいけど………)

男(ここから外か)

がらがら

だっだっだ

鈴仙「あれ? 男さんどうしたんですか」

男「あ! れいせんさっ―――」

パンッ

鈴仙?「人間のくせにあれ避けるんだ。ま、この音を聞いてウザったい兎が駆けつけてくるだろうから、手早く終わらせるよ」

バキッ

男「っ………」

男(折れた、いや、折れたなんてもんじゃない完全に足の骨が砕けた)

男(それでも)だっだっだ

鈴仙?「その足で走るかぁ。でもそこにいられると邪魔だからどいてもらえないかな。中に入れない」

男「どかねぇよ。どくわけねぇだろ」

鈴仙?「なんで?」

男「好きな女がいるからだよ。好きな人が守れないで、男できるかっ!」

鈴仙?「なにそのセリフ、寒いったらありゃしない」

男「俺より強い人を守れるチャンスが来たなら。そりゃあ頑張らせていただきますよねぇ!!」

鈴仙?「死んでも?」

男「だって俺にはそれくらいしかできないからな。それしかできないならするしかないだろ」

鈴仙?「そう、じゃあ死ねよ。騎士気取り」

ガッ

男「………かはっ」

鈴仙?「一応半殺し、いや7割殺しくらいにしといてあげたよ」

男「へぇ………そりゃ、ありがたい………。げほっげほっ」

鈴仙?「一応最後の忠告、どけ。あぁここまで譲歩するなんて俺はどんだけ優しいんだって話だよな。友愛の心だな」

男「じゃあ殺せば、いいだろ。ほらぐずぐずしてると、鈴仙さんが、くるぞ。お前、死ぬぞ」

鈴仙?「あ、そ。ここまで譲歩したのにな。死ねよ、人間風情」

???「いや、死ぬのはあなたよ、妖怪風情」

鈴仙?「!?」

紫「いやぁ、やっぱりヒーローにはピンチって奴が必要よね。遅れてやってきて。ダイナミックな大逆転。そしてネバーエンディングストーリ―。てことであんたがさっさと死になさい」

鈴仙?「八雲………紫」

紫「ハロハロ。みんなのアイドル紫ちゃんよ。で、どうするの死ぬの? くたばるの?」

鈴仙?「いや、逃げさせてもらうっ」だっだっだ

紫「んな訳ないじゃない。あなたに死んでもらわないとエンディングがながれないし」

紫「そもそも人の家族を殺しかけといて、自分は死にそうになったら逃げる? ふざけるんじゃないわよ。そんな下種。美しく残酷にこの世界から往ねっ!!」

鈴仙?「あ? こんなにこの屋敷って広かったか? なんで、なんで俺はさっきから動けてないんだよ!」

紫「だから逃がさないっていってるじゃない。まぁ。安心しなさい」

紫「今私は最高に機嫌が悪い」

紫「空餌『狂躁高速飛行体』 外力『無限の超高速飛行体』 幻想『第一種永久機関』 境界『永夜四重結界』 捌器『全てを二つに別ける物』 光弾『ドップラーエフェクト』ッ!!」

鈴仙?「―――――――っ!?」

紫「塵も残さずっ! 消えなさいッ   廃線『ぶらり廃駅下車の旅』ッ!」

グチャッ

紫「はぁはぁはぁ。男、大丈夫?」

男「………」

紫「男?」

男「………」

紫「男!? しっかりしなさいっ。男? 男!?」

紫「永琳!! 鈴仙!! 早く来なさいっ」スキマー

鈴仙「いたっ!」

永琳「っと。何………。どうしたのこれ」

紫「男がっ、男がっ!!」

永琳「落ち着きなさい。鈴仙、今すぐに男を緊急治療室に!」

鈴仙「了解です!」

永琳「出血多量による気絶ね。命に別状はないけど。もうちょっと時間が経ってたら危なかったわ」

紫「良かった………」

永琳「それにしてもあなたが人間のためにここまで怒るなんて。どういうこと?」

紫「………家族だもの」

永琳「え?」

紫「藍も、橙も、男も皆、私の家族だもの。家族のために怒るのは当たり前じゃない?」

永琳「そうね。でも藍と橙はともかく、男はあなたと一緒に人生を歩めないわよ?」

紫「分かってるわ………」

紫「分かってるわよ………」

紫「それでも、それでも好きな人と一緒に居たいのよ」

永琳「男の事好きなの?」

紫「………えぇ」

永琳「駄目だとは言わないけど、結果的に傷つくのはあなたよ」

紫「………………そう、よね」

永琳「さ、今日はもう遅いのだし、早く寝なさい」

紫「分かったわ………」

てゐ「まさか、これをあたしたちが処理するの?」

鈴仙「お願いします!」

てゐ「人使い、いや兎使いが荒いね」

兎「てゐ様。がんばりましょう」

兎2「地上の兎は伊達じゃないって事を見せてあげましょう」

てゐ「それにしてもクレーターってどう処理すればいいのかね。埋めるしかないよね」

てゐ「そういえば、男は目を覚ましたのかい?」

鈴仙「まだですね。今元に戻った紫さんと藍さんと橙さんは朝ご飯食べてますね」

てゐ「あたしの朝ご飯は」

鈴仙「仕事が終わってからですね」

男「えっと、ここどこだ? 森?」

???「うぅ………」

男「子供が倒れてる!? 助けないと」

スカッ

男「触れない………!?」

子供「はぁ、はぁ、痛い、痛いよ」

男「……………これ、俺だ」

男(夢? それとも走馬灯? それとも死後の世界ってずっと自分の思い出を見続けるのか? いや、死んだなら幽々子さんに会うはずだよな。てことは夢か走馬灯のどっちかか。できれば前者であることを信じたいんだが)

???「………子供?」

男(てことはこの声は、俺を助けてくれた人っ!)

紫「しかも死にかけてるわね」

藍「どうしたんですか、紫様、って人間ですね。しかも子供の。どうするんですか? 死にかけてるみたいだし食べますか?」

紫「家に連れて帰って、治療しましょう」

藍「え? まぁ、構いませんが。どういう風の吹き回しですか?」

紫「博麗の巫女の子供もたしかこのくらいだったわよね。だから見捨てれないのよ」

子供「あの、助けてもらってありがとうございます」

紫「あら、気が付いたのね。礼ならいいわ、ただの気まぐれだもの」

男(場面が飛んだな、ここは家か)

子供「あの、あなたは」

紫「妖怪よ」

子供「そうですか」

紫「あら以外ね。妖怪と知ったらもっと慌てふためくかと思ったのだけど」

子供「えっと、ここまで丁寧に包帯が巻いてありますから。悪い妖怪ではないのかと」

紫「悪い妖怪、ねぇ。そんな事言ったら良い妖怪がいるみたいじゃない」

子供「いないんですか?」

紫「いないわよ。妖怪は妖怪。人間の害よ」

子供「それでも助けてもらったので、あなたは良い妖怪です」

紫「じゃあ、今からあなたを食べようかしら」

子供「………腕一本で勘弁してもらえないでしょうか」

紫「………冗談よ」

子供「それではありがとうございました」

紫「どこにいくの?」

子供「家に帰ろうかと」

紫「ここから家に帰ろうとしたら、帰る前に妖怪の胃袋の中よ。せめて傷が治るまでここにいなさい」

子供「いいんですか?」

紫「そうね。じゃあここにいる間、家事でもしてもらおうかしら。あとここに橙って子供がいるからその子と遊んであげてちょうだい」

子供「ありがとうございます」

紫「まぁ、家事うんぬんは怪我が治ってからにしなさい」

子供「ありがとうございます」

紫「それじゃあゆっくり体を休めなさい」

子供「それでは失礼します」

男(そうか、それで俺はここに結構な間居たんだったな)

子供「お夕飯作りました」

紫「もう怪我はいいの?」

子供「結構治りましたので」

紫「そう。それじゃあ食べましょうか」



紫「おいしいわね」ずずー

子供「ありがとうございます」

藍「お揚げが入ってますね」

子供「好きだと申されてたので」

藍「紫様、この人間このまま拉致っときませんか?」

紫「何言ってるのよ」

藍「だってお揚げが………」

紫「食べ終わったら幻想郷1周ね」

藍「そんな!」

子供「今までお世話になりました」

紫「そういえば、あれからもう1年になるのね」

子供「結構経ってましたね」

紫「悪かったわね」

子供「いえ楽しかったですから」

紫「じゃあ人里に送るわ。貴方は向こうに着いたらここで経験した事はすべて夢だと思うわ」

子供「え?」

紫「そんな泣きそうな顔しては駄目よ。貴方と私は人間と妖怪。これでいいのよ」

子供「また、会えますか?」

紫「会えるわよ。きっとね」

子供「はい。ありがとうございました」

紫「それじゃあ、またね」

男「う、うぅん」

紫「男!? 起きたのね!」

男「あ、紫様」

男(そうか、あの後、人里に送られて、神隠しにあったって事になったんだっけ)

男「また、会えましたね。紫様」

紫「! 貴方、思い出したの?」

男「さっき夢で見ました」

紫「そう。体大丈夫なの? 痛いところはない?」

男「大丈夫ですよ」

紫「そう、それは良かった」ほっ

男「あ、そうだ紫様」

紫「何?」

男「結婚してください」

紫「え?」

紫「えっと、聞き間違えかしら。今なんて?」

男「紫様、結婚してください」

紫「え、えぇえええぇえええ!?」

藍「どうしたんですか、紫様、大声なんかだして」

橙「向こうの部屋まで聞こえましたよ」

紫「………」

藍「紫様? 何固まってるんですか?」

男「なんだか俺が告白したら、固まっちゃたんですよ」

藍「へ?」

男「告白したら固まっちゃいました」

藍&橙「えぇええぇええええぇええ!?」

男「それで、紫様。俺の数年に渡る片思いの結果はどうなるんです?」

紫「………数年前っていうと」

男「あのころからですね」

紫「正気?」

男「恋心が狂気というなら狂気ですかね」

紫「なんで思い出したのよ………」

男「まぁ、ぼんやりとした記憶の頃から好きでしたしね」

紫「………………」

男「で、出来れば答えを聞かせて欲しいんですけど」

紫「――よ」

男「はい?」

紫「私もあなたの事が好きよ」

藍「えぇええぇええええ!?」

橙「じゃあ二人は結婚するんですね! おめでとうございます!!」

紫「結婚って………。恥ずかしいわね」

鈴仙「あ、男さん起きたんですね。ってどうしたんですか皆さん」

橙「男さんと紫しゃまが結婚するんですよ!」

鈴仙「えぇっと、なんだかよくわかりませんがおめでとうございます」

紫「橙、少し黙って。羞恥心で死ぬ」

藍「まるで少女ですね」

紫「それは何? 私がまるで年寄りみたいじゃない」

藍「……………」

紫「藍、なんで目をそらすのかしら」

藍「そらしてませんよ?」

紫「幻想郷1週」スキマー

藍「ひゃっほい、久しぶりのこの罰だぁあああぁああああ」

藍「ぜーはーぜーはー」

男「おかえりなさい。なんかさっき藍さんに用事があるって男の人が来てましたけど。入れ違いみたいでしたね」

藍「私に用事? まぁ、知らない人みたいだしいいか」

橙「麦茶です、藍しゃま」

藍「ありがとう橙(ごくごく) ふぅ、ところで紫様は?」

男「永琳さんに治療費を払いに行きましたよ」

藍「もう退院していいのか?」

男「たぶん大丈夫じゃないですか?」

藍「多分って………」

鈴仙「ふぅ、疲れました」

男「どうしたんです?」

鈴仙「なんだか罪って書かれた袋をかぶった集団が押し寄せてきまして。駆除に疲れました」

男「………こえぇ」

永琳「まぁ、結局精神不安定が影響して妖力が狂ったみたいなんだけど。心当たりは」

紫「大分、認めたくない心当たりがあるわね」

永琳「?」

紫「結局私も自分の恋心は操れなかったって事よ」

永琳「あぁ~」

紫「なにその意外な物を見るような目は」

永琳「てっきり、そういう事を結構経験してるのかと思ってたわ」

紫「初経験だけど悪い?」

永琳「いいえ。あと男の方はこっちの責任だから手を尽くさせてもらったわ。もう退院できるわ。あと数日寝れば、もう普通に動き回れるわね」

紫「通りで治りが早いと思ったわ」

永琳「じゃあ、治療費は1円でいいわ」

紫「あらずいぶんと安いのね」

永琳「男の分はサービスよ」

紫「はいこれ。じゃあまた何かあったら来るわ」

永琳「今後ともごひいきにね」

紫「ただいま」

男「おかえりなさい」

紫「さて帰ろうかしらね」

鈴仙「もう帰るんですか?」

紫「あんまり長いするのもなんだしね」

鈴仙「じゃあまた来てくださいね」

男「病院って嬉々としてくるものじゃないと思うんですがね」

鈴仙「永遠亭は健康診断もしてますよ」

藍「そんな事までやってるのか」

橙「橙はこの前学校で健康診断がありましたよ。身長が少し伸びてました」

藍「おぉ、すごいな、橙は」

橙「えへへ~」

鈴仙「男さん、また飲みにいきましょうね」

男「それではまた今度」スキマー

男「なんだか久しぶりに戻ってきた気がするなぁ」

紫「いろいろ会ったものね」

藍「あ、そうだ。紫様の部屋と男の部屋を一緒にします?」

紫「それはなんだかまだ早いわよ」

男「………」

橙「なんだか男さんがすっごい残念そうな顔してますよ」

紫「………………こほん。まぁ、いつかは一緒の部屋になりましょうね」

男「はいっ!」

藍「いやぁ。目の前で惚気てるなぁ。羨ましい。だれかクリーパー持ってないか?」

紫「貴方も恋人作ればいいんじゃないの?」

藍「私の恋人は橙ですから」

橙「え?」

藍「その反応結構傷つくよ橙」

紫「結構当たり前の反応だけどね」

橙「あ、そういえば先生に欠席連絡だしてません!」ガクブル

紫「んー。私が悪いんだから私から言っておくわよ」

橙「ほっ、ありがとうございます」

紫「そんなに怖いの?」

橙「満月が近いとすっごい怖くなります」

紫「あぁ、ワーハクタクだものね」

男「たしかに、頭突きは怖いなぁ」

橙「はい………」

藍「橙に頭突き!? 許せないな。抗議に行って来ます」

紫「待ちなさい、藍」スキマー

藍「スキマで空中に送られて地面のスキマでまた空中に!」

男「永遠ループって怖くね?」

藍「うえっぷ。酔った」

紫「馬鹿な事するからよ」

男「水です」

藍「ありがとう………」

ごくごくごく

藍「ふぅ、生き返った」

紫「男。水を飲む藍エロいとか考えてないわよね」

男「いきなりなんですか!?」

紫「じー」

男「いや、考えてませんよ」

紫「本当?」

男「本当です。龍に誓ってもいいです」

紫「ならよし」

橙「愛されてますね」

藍「これがリア充の雰囲気か(ぴっ)私だ。紫様はどうやら本当にリア充になる気らしい。あぁ、分かってる紫様なりの考えだな。ラ・ヨダソウ・スティアーナ」

橙「………藍しゃまはなにをしているのでしょう」

紫「見ちゃだめよ」

男「なんだか最近藍さんどんどん変になってきてませんか?」

藍「………だって、だって安価で一回も私選ばれなかったんですもん!」

紫「あぁ、そうだったわね」

藍「なんで、なんで私を選ばなかったんだぁ! うぇえええん」

タッタッタ

橙「走っていっちゃいました…」

紫「今はそっとしておいてあげましょう」

男「………なんか俺の責任っぽいですね」

紫「いいのよ。今私たちに出来ることは藍が帰ってきたときのためにいなり寿司を作ることよ」

男「そうですね。作りましょうか」

橙「橙も手伝います」

藍「ただいまー」

紫「で結局何事もなかったように戻ってくるし」

男「いなり寿司作ってますよ」

藍「いただこう」

紫「はぁ。まぁいいわ。早く手を洗ってきなさい」

橙「橙もいなり寿司作りましたよ!」

藍「ちょっと音速で手を洗ってきます」

紫「やめなさい、衝撃で家がやばい」

藍「いただきます!」もぐもぐ

紫「それ私の台詞…… いいけど」

男「紫様紫様。あーん」

紫「!? そ、そういうのは普通私がやるものじゃ///」

男「え、してくれるんですか?」

紫「………///」こくり

男「ひゃっほい!!」

紫「………あ、あーん///」

男「あーん」ぱくり

紫「お、おいしい?」

男「おいしいです」

藍「作ったの男じゃ………」

男「愛というなのスパイス」

藍「フルーツ(笑)」

紫「えっと、――しも」

男「はい?」

紫「私にも、あーんって。や、やっぱりなんでもないわ!」

男「何食べます!? から揚げですか!? いなり寿司ですか!?」

藍「熱々の白玉汁の白玉」

紫「えっと、男が選んだならなんでもいいわ」ばしんっ

藍「痛ひっ!」

男「じゃああーん」

紫「あ、あーん」もぐもぐ

紫「おいしい///」にこっ

男「………くはっ」

橙「男さんが倒れた!!」

紫「え!? え!?」

藍「幸せそうに伸びてますね」

紫「男!? 大丈夫なの男!!」

男「う、うぅん」

ぼよんっ

紫「きゃあっ」

男「!?」

男(膝枕!? ってことは今顔に当たったのは………)

男「俺、もう死んでも良いや」

紫「何言ってるの、死んだら駄目よ」

男「まぁ、そんな冗談はさておき」

男「………もう、夜なんですね」

紫「そうね。今日も月見はするの?」

男「はい」

男「そういえば、紫様は前俺が話したくなれば聞いてくれるっていってましたよね」

紫「えぇ」

男「じゃあ少し聞いてください、俺の昔話を」

紫「分かったわ」

男「―――って事があったんです」

紫「………」

男「あんまり楽しくない話ですよね。すみません」

紫「今のが愉快な話とか言ったら思いっきりぶん殴ってるわよ」

男「でしょうね。それでこそ紫様です」

紫「………様子を見てないから分らないけど、片方は妖怪だけど、妹さんの方はもしかして人かもしれないわね」

男「………なぜです?」

紫「片方はぐちゃぐちゃになってるのに、妹さんは切り殺されてる。ただの妖怪がそんな事するとは思えないわ。………妖怪をかばうわけじゃないけどね」

男「………やっぱりそうなんですかね」

紫「てことは薄々気がついてたわけね」

男「あまりにも不自然ですからね。ただ、認めたくなかっただけです。妹が人に殺されたなんて。妹は人に悪意を受けるような。恨まれるようなそんな子じゃないんですよ。優しくて、純粋で。なんで、なんでこの世はこんなに残酷なんですかね。どうして死ぬべき人じゃない人ばかり死んでいくんですかね………っ」

紫「………運命なんて言葉で片付けられないけど。きっとここでこうなって、こうなるって決める人がいるのかもしれないわ。そしてその人はとてつもなく意地悪で悲劇が好きで、涙もろい。そして泣きながら悲劇を楽しめる人よ。それに私たちは殺される」

紫「だからと言ってそれが死ぬ理由にはなりたくないけどね」

男「………………死ぬに値する理由は紫様にはありますか?」

紫「………ないわ」

男「俺は、紫様のためなら死ねますよ」

紫「………ばか」ぱしんっ

男「いたっ。何するんですか紫様」

紫「私のためと思うなら生きなさい。生きて私のそばにずっといなさい」

男「………優しいですね。紫様は」

紫「好きな人にずっとそばにいてほしいと思うのは人間も妖怪も一緒でしょ?」

男「そうですね」

紫「さぁ、もう遅いわ。寝ましょう」

男「はい」

紫「それじゃあまた明日」

男「おやすみなさい」

ゆさゆさ

男「う、うぅん」

紫「起きなさい、起きなさい男」

男「あ、あと5分………」

紫「早く起きないと目覚めのキスをしてあげないわよ」

男「いやぁ、いい朝ですね、紫様!!」

紫「本当に起きたわね」

男「それで、キスをしてくれるって本当ですか!?」

紫「え、えっとまた今度よ///」カァァァ

男「約束ですよ。約束ですからね! それじゃあ朝ごはんつくって来ます!!」タッタッタ

紫「………男とキス………」

紫「///」ボンッ

紫「鏡見なくても顔が真っ赤って分かるわね///」

紫「ちょっと顔を洗ってきましょう」

男「朝ごはんができましたよ」

紫「ありがとう」

藍「おあげは?」

男「昨日の稲荷寿司で使い果たしました」

藍「なん、だと?」

紫「今日くらい我慢しなさいよ」

藍「別にお揚げ大好きキャラって訳じゃないですから。そんなに構いませんけどね………っ」

紫「涙拭きなさいよ」

橙「わぁ、お魚です!」

男「鮭ですよ」

紫「よかったわね、橙」

橙「はい!」にこにこ

橙「いってきまーす」

男「いってらっしゃい」

紫「私はもう一眠りするわ」

藍「では私は少し出かけてくる」

男「いってらっしゃいませ」

紫「ふわぁ。いってらっしゃい」

藍「行ってきます」

紫「部屋に戻ってるわね、私」

男「はい。さて掃除するか」

男「小さいときから思ってたけどやっぱりこの家広いよなぁ。この掃除機っていう式神のおかげでずいぶん楽できてるけど」

男「ん?」

ひらひらひら

男「蝶?」

ぼわんっ

幽々子「うらめしや~」

男「おはようございます」

幽々子「驚かないのねぇ」

男「朝ですからね」

幽々子「朝に現れる幽霊って新しくない?」

男「そもそも幽々子さんみたいな幽霊なら怖くないですよ」

幽々子「つまり私がかわいいって事かしらぁ?」

男「いや、まぁそうなんですけど。というか幽々子様幽霊じゃなくて亡霊ですよね?」

幽々子「そうよぉ」

男「それで紫様なら寝てますよ?」

幽々子「え? 起きてるわよ?」

男「いや、寝てますよ?」

幽々子「だって後ろに」

男「え?」

紫「………」むすー

男「ゆ、紫様?」

幽々子「なんだか怒ってるみたいねぇ」

紫「男の浮気もの………」

男「え?」

紫「幽々子に可愛いって言ったわよね」

男「あ」

紫「男を殺して私も死ぬ!!」ひゅんひゅんひゅんひゅん

男「危ない危ない!!」

幽々子「元気ねぇ」

男「い、生きてる………」

紫「………」むすっ

男「あのですね、紫様。だって紫様のご友人に粗相をするわけにはいかないですから、可愛くないとかいえるわけないじゃないですか」

紫「………お団子」

男「お団子ですか? 分かりました買ってきます」

紫「一緒に男の家で、お団子食べましょう」

幽々子「え、お団子!」ぱぁ!

紫「………」じっ

幽々子「と思ったけど、仕事があるから私はもう帰るわぁー」ぱたぱたぱた

紫「さ、行きましょう」

男「………はい」

兄「いらっしゃ、なんだ男か」

男「なんだとは失礼な」

兄「まぁいいが、何のようだ?。あとそこの方は?」

男「嫁兼雇い主」

兄「は?」

紫「どうも。男の妻の紫といいます」

兄「え、えぇっと妖怪だよな?」

男(やべっ。ばれた!)

兄「まぁそれはいいんだが。結婚の報告か?」

男「ん、いy」紫「はい」

兄「なるほどな。母さんを呼んでこよう」

母「その必要はないわ」がらがら

男「なんで店の中で聞いてるんだよ!」

母「それで、何ヶ月なの?」

男「えっと、告白してから一ヶ月も」

母「いや、子供」

男「初対面で何聞いてるんだよ!!」

紫「えっと、まだですね」

母「まだ手を出してなかったの?」

男「童貞で悪かったな!」

母「うちの息子が甲斐性なしでごめんね?」

紫「いえ、いいんですよ」

兄「………母さんは呼ばないほうが良かったかもしれないな」

男「俺もそう思う」

母「じゃあ今日は記念に好きなものを食べていくといいよ」

紫「ありがとうございます」

兄「店主は俺、いや俺もそうしようと思っていたところだしいいか」

男「ありがとな兄貴」

兄「かまわん」

母「よし、食べるわよ!」

兄「母さんは食べないでくれよ。売り物なんだから」

母「………」がーん

男「それじゃあこれくらいで帰るわ」

兄「ん、また来いよ」

母「次は子供の報告ね」

兄「母さんは少し自重してくれ」

紫「それでは失礼します」



紫「いい家族ね」

男「そうですか?」

紫「さて、帰りましょうか」

男「そうしましょう。俺もまだ掃除のこってますし」

紫「私はもう一眠りしようかしらね」スキマー

紫「すぴー、むにゃむにゃ」

男「気持ちよさそうに寝てるな。起こさないように掃除しよう」

男「静かに雑巾で乾拭きするか」

がし

男「え?」

ぐいっ

男「!?」

ぎゅ

男「ゆゆゆ、紫様!?」

紫「すぴー」

男「なんだ寝てるのか。少し期待をしてしまったが、この状況どうするか。人間の力じゃ抜け出せん。諦めて寝るか?」

男「………収まれ、若さゆえの過ち。耐えろ、耐えるんだ我が青春。背中に柔らかいものがあるしこれは眠れん」

~10分後~

男「zzzzzz」

紫「ふ、ふわぁ。良く寝たわ、ね?」

男「zzzzzz」

紫「…………」

男「ゆかりさまぁ………」ぎゅ

紫「!?」

紫「きゃあああぁああああ!!」

藍「紫様何事!? ………って何も異常はないじゃないですか」

紫「何で男が私の布団の中にいるの!?」

藍「別に何もおかしくないじゃないですか」

紫「いやいやいや、おかしいわよ」

藍「どうせあれですよね、若さゆえの過ちを犯しちゃったんですよね」

紫「記憶に無いわよ」

藍「はいはい、そうですか。じゃあ私は仕事あるので戻りますね」

紫「あ、藍、って行っちゃったわ」

紫「………どうしようかしら」

男「ん、ふわぁ。良く寝た」

紫「じー」

男「なんです? 紫様」

紫「なんで私の布団の中にいたの?」

男「あぁ、それはですね。かくがくしかじかで」

紫「本当なの?」

男「はい」

紫(ほっ。藍の言うとおりの事が起きたのかと思ったわ。そういう事はやっぱり覚えておきたいからね)

紫「あの、ごめんなさい」

男「いや、いいですよ。紫様と寝れましたし」

紫「馬鹿な事言ってるんじゃないわよ///」

男「さて、俺は夕飯の支度をしてきます」

紫「いってらっしゃい」

紫「ごちそうさま」

男「おそまつさまです」

紫「それじゃあ私はお風呂に入ってくるわね」

藍「橙は私と入ろうねー」

橙「橙は紫しゃまと入りたいです」

紫「あら、じゃあ一緒に入りましょう」

藍「なぜ、なぜ私じゃ、駄目なんだ。誰か愛を、愛をください」

男「藍さん、ティッシュです」

藍「ありがとう」

藍「風呂が開いたぞ」

男「あ、ありがとうございます」



男「ふぅ、いいお湯だな」

がらっ

男「紫様!?」

紫「背中を流しにきたわ」

男「いやいや、正気ですか!?」

紫「嫌なの?」

男「むしろウェルカムです」

紫「ならいいじゃない」

男「なら、いいのかな?」

紫「んしょっと。流石に二人じゃこの湯船は少しきついわね」

男「紫様、当たってます、太ももとか」

紫「狭いからしかたないわよ」

男(のぼせる、違う意味で。とりあえず体を洗ってしまおう)

紫「あら、体を洗うの?」

男「はい」

紫「洗ってあげるわ」

男「それじゃあお言葉に甘えて」

紫「痛かったら言ってね」ごしごし

男「いい感じです」

紫「結構広いわね、背中」

男「男ですからね」

紫「じゃあ次は前をやるわね」

男「それは流石にいいです!」

紫「遠慮しない遠慮しない、えいっと」むにっ

男(当たってる! 紫様のが!)

男(紫様が前に来たせいで胸の谷間が丸見えだ。いくらタオルしてるからっていくらなんでも扇情的すぎる。こんな事されたら、息子が起きてしまう)

息子「おはよう」

男「………」

男(終わった)

紫「え、これって」

男「見ないでください見ないでください。生理現象なんです、血が上っただけなんです!」

紫「………えっと、これって、そのしたいってことよね」

男「え?」

紫「………………いいわよ」

男「本当ですか?」

紫「えぇ。だって貴方は私の夫でしょう?」

男「まぁ、そうなんですが」

紫「じゃあするのは当たり前よ」

男「当たり前なんですか?」

紫「多分」

紫「じゃあいくわね」

男「よろしくおねがいします」

紫「………なんだかこういうときに言う台詞じゃないわよね」

男「童貞なもので」

紫「………まぁ、私も詳しいって訳じゃないからいいんだけど」

紫「気を取りなおして、それじゃあ行くわよ」

男「はい」

響子「oh・・・!oh・・・!da…!!」

みすちー「oh・・・oh・・・da・・・お前と!!」

響子「立ち止まるヒマなんかないさ 考える余裕なんかないさ ありったけの想いを胸に 灼熱の戦いの中へ」

みすちー「あまりにも大きな 力の壁 世界の闇 絶対負けるもんか 限界超えて

響子&みすちー「今はわからないことばかりだけど 信じるこの道を進むだけさ どんな敵でも 味方でもかまわない この手を放すもんか

響子&みすちー「真赤な誓いぃいいいいいいいい!!」

みすちー「いえーい! 皆盛り上がってる!? ボーカル兼ギターのみすちーだよ!」

(罪)「いえーい!!」

響子「今日の私たち、鳥獣伎楽のライブ楽しんでいってくださいねー!「遊ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう。「⑨」っていうと「⑨」っていう。「遊ばない」っていうと「遊ばない」っていう。そうして、あとでひとりでさみしくなって、「ごめんね」っていうと「ごめんね」っていう。こだまでしょうか、 いいえ、響子ですよー!!」

(罪)「いえー!」

響子「じゃあ次の曲は『もうメタルしか歌えない』です!」

みすちー「いっくよー!!」

紫「………」

男「紫様?」

紫「こっち見ないで、いまさらだけどすごい恥ずかしいから」

男「でも、もう上がりません? のぼせますよ?」

紫「いいのよ、先に上がってて」

男「はぁ」

藍「男、紫様を知らないか?」

男「紫様なら風呂に入ってますよ」

藍「? 私の記憶が正しければ一番最初に風呂に入っていたはずだが」

男「そこはまぁ気にせず」

藍「いるならいいんだ。さて私はテレビを見てくる。渡る世間があるんだ」

男「あ、じゃあ俺も一緒に見ます」

紫「今上がったわ、あら渡る世間を見てるのね」

藍「面白いですよ」ぼりぼり

男「そういえば、紫様」

紫「こっちを見ないでちょうだい///」

男「えぇ~」

藍「なんだ、喧嘩でもしてるのか?」ずずー

男「そういうわけじゃないんですけど、まぁいろいろと」

紫「橙はもう寝たの?」

藍「寝ましたよ。学校で遊びつかれたらしいです」

紫「よっこいしょっと、私にもせんべいちょうだい」

藍「いいですよ」

紫「これ、第何期なのかしらね」ぼりぼり

藍「分かりません」ずずー

男「………落ちねぇなぁ」

紫「じゃあ私もう寝るわ」

男「一緒に寝ます?」

紫「………どうしようかしら」

藍「もう一緒に寝ればいいじゃないですかー」

紫「なんだか最近適当な返事が多いわよね、藍」

藍「そんなことないですよー。せんべいうめぇ」

紫「はぁ。さっき一緒に寝たんだからいいわよ」

男「ひゃっほう!」

紫「………もうちょっと離れなさいよ」

男「えぇ………。なぜです?」

紫「恥ずかしいからよ」

男「背中合わせなんですから、別にいいんじゃ」

紫「背中がくっついてると体温とか丸分かりじゃないのよ」

男「これ以上離れると布団からでてしまうんですけど」

紫「そもそも男が布団持ってくればよかったんじゃないの?」

男「その考えには到りませんでしたね」

紫「舞い上がりすぎよ」

男「俺は紫様と同じ布団で嬉しいですけどね」

紫「まぁ、そうなんだけども」

男「つまり紫様も嬉しいと」

紫「………忘れて頂戴」

男「人間は忘れにくい生き物でして」

紫「くっ///」

紫「………もう寝ちゃったの?」

男「zzzzz」

紫「寝ちゃったみたいね」

紫「はぁ、もう千年以上生きてるってのに、どきどきしたりするなんてまったく面倒な病気ね」

紫「でもそれがどこか心地よかったりするのよね」

紫「ふふふ、寝顔は可愛らしいのね」

紫「じゃあ私も寝ようかしらね」

紫「おやすみなさい、男」

男「ふわぁ、良く寝た」

紫「うぅん…」

男「寝てるから起こさないようにしよう。さて朝ごはんを作るか」

男「紫様の寝顔を10分ほど堪能してな!」



藍「おはよう、紫様はまだ寝てるのか?」

男「えぇ、ぐっすりですよ」

藍「そうか、じゃあ後でいいか」

男「どうしたんです?」

藍「昨日結界のほころびを見つけてな。流石に私一人じゃどうにもならないから紫様に来てもらわないといけないんだ」

男「紫様が仕事するのってそういえば初めてな気が」

藍「一年に一回あるかないかぐらいの頻度だからしょうがない。そういえば朝ごはんを作りに行く途中だったみたいだな。引き止めてすまない」

男「いえいえ、それじゃあ待っててくださいね」

藍「あぁ、楽しみにしてるよ」

紫「ねむ………」

藍「あぁ、紫様起きたんですね」

紫「朝ごはんの匂いがしたからね」

藍「あ、紫様、今日の仕事手伝ってください。ほころび見つけたんで」

紫「えぇー、面倒だわ」

藍「面倒でもやってもらわないと困るんですよ」

紫「仕方ないわねぇ」

橙「ふわぁあ、今日はちょっと寝過ごしてしまったです」

藍「もうすぐご飯だから顔洗っておいで」

橙「はい………」

紫「私も顔洗ってくるわ」

藍「久しぶりの仕事なんですから気を引き締めてくださいね」

紫「分かってるわよ」

男「じゃあ紫様が出かけてる間俺は人里にいましょうかね」

紫「分かったわ、あとでスキマ開いとくわ」

橙「じゃあ一緒に学校行きますか?」

藍「時間が違うから無理だと思うな」

橙「残念です」

藍「じゃあ私が」

紫「貴方は仕事でしょ」

藍「………くっ」

紫「じゃあ行って来るわ」

男「いってらっしゃいませ」

紫「そうそう、スキマは居間に開いといたわ。男の家につながってるわよ」

男「ありがとうございます」

藍「紫様ー 早くいきますよー」

紫「はいはい、今行くわよ」

男「なんだか、藍さんが嬉しそうだな」

男「さて、俺は人里で買い物でもしてくるかな」

男「ついたついた」

兄「!?」

男「おっす、兄貴」

兄「気のせいだと思うが今二階から降りてこなかったか?」

男「そうだけど」

兄「えぇっと。まぁ深くは突っ込まないでおこう。それでまたうちに何か用か?」

男「んにゃ、今日は人里で買い物したりするぐらい」

兄「そうか」

男「じゃ、行って来る」

兄「あぁ」

男「ふぅ、買った買った、買いすぎた」

男「そうだ、世話になったんだし永遠亭の皆におすそ分けしよう」

男「たしか竹林はこっちだったよな」



男「ここは昼でも暗いなぁ。せめて紅妹さんでもいればよかったんだけど、いないな」

男「ま、適当に歩いてたら着くだろ」



男「迷った………」

男「ここどこだ? 竹ばっかりでわかんねぇよ」

男「はぁ………」

???「………」

???「……も………りの」

ガサガサッ

男「うぉう!? なんだ、風か?」

男「どこだー、ここ」

がさがさっ

男「………誰もいないよなぁ。風、だよなぁ」

男「少し、急ぐか。道分からんけど」

がさがさっ



男「おいおい、嘘だろ、行き止まりかよ」

男「引き返すか」

がさがさっ!!

男「!?」

妖怪「ひひひっ」

妖怪2「いい天気ですね、人間さん」

妖怪3「………」

男「えっと、俺になんか用か? 食材なら持ってるけど」

妖怪「そんなもんはいらねぇよ、俺たちがほしいのはお前だよ」

男「すまないが、俺には妻が………」

妖怪「そういう意味じゃねぇ!! ちょっと人質になってもらうってだけの話しだよ。なぁに、安心しな。殺しはしねぇからよ」

妖怪2「まぁ、私たちとしても何事もなく、貴方が従ってくれるといいのですよ。無駄な労力は使いたくないですし。素直に従ってくれるというのなら暴力は振るいませんよ」

男「一応聞いておくが、なぜだ?」

妖怪3「………話す義理はない」

男「まぁ、そうなんだけど、理由くらいは聞いておかないとこっちとしても従いにくいというか」

妖怪「おいおい、何を勘違いしてるのかはしらねぇけどよ。俺らは妖怪、お前は人間。文句言える立場じゃねぇのよ」

男「あー、そういえば妖怪ってそういうもんだったな。忘れてたよ。多分なんだが俺を人質にして紫様になんかするつもりだろ」

妖怪2「ご名答」

男「だったら従うわけにはいかんなぁ」すちゃ

妖怪「そんな小刀で勝てるとでも思ってるのかよ」

男「別に、勝とうだなんて思ってないさ。これは自害用」

妖怪「は?」

男「こないだも妖怪に襲われて瀕死になったんだけどさ、やっぱり俺がどうも足を引っ張ってるみたいでさ。それならいっそ死んでやろうかなーとか思いまして」

妖怪3「………狂ってる」

男「あぁ、自分でもそう思うね。狂おしいほど愛してるのよ、紫様を」

妖怪2「―――っ、妖怪! 小刀を奪いとってしまいなさいっ!!」

妖怪「どうせはったり――――」

ずずっ

男「はったりだと思ったか? 残念、本気でした」

妖怪2「に、人間がこんな」

男「どうした? 来ないのか?」

妖怪「こうなったらすぐに死ぬ。利用価値はねぇ。帰るぞ!」

男「ははは。俺の勝ち、だな」

男「………ということで、てゐさん、助けてくれませんか?」

てゐ「危なくなったらあたしが助けるつもりだったんだけどさ。まさかここまでする普通」

男「てゐさんがいたから安心してできたんですよ」

てゐ「自害ってそんな簡単にするもんじゃないと思うけどね。よいしょっと。新しい服の代金は請求するよ?」

男「はい、それじゃあちょっと寝ますね。眠くて眠くて」

てゐ「安心して眠るといいよ。命は保障するよ」

男「はい………」

てゐ「さて、急がないといけないね。あんた達、急患だよ」

兎達「あいあいさー!」

紫「男っ!!」

永琳「ちょっと、病院では静かに」

紫「大丈夫なの!? 男は、大丈夫なの!?」

永琳「この前の蓬莱の薬の効果が残ってなかったら危なかったわね。傷はふさがったけど、出血量は多かったみたいね。意識を失ってるわ」

紫「じゃあ命に別状はないのね」

永琳「えぇ。良かったわね」

紫「なんで男はこんな事を………」

てゐ「それはあたしから説明するよ」

てゐ「男が竹林で妖怪に襲われたんだ」

紫「その妖怪のせいかしら」

てゐ「いや、男は自分で腹を切ったんだよ」

紫「なぜ?」

てゐ「あんたのせいだよ」

紫「………え?」

てゐ「あんたが気まぐれに人間を雇うからこうなったのよ」

永琳「ちょっとてゐ言いすぎ」

てゐ「永琳はちょっと黙ってて。同じ百万年歳越えだから言うけどさ。あたしたちと人間は関わっちゃいけないのさ」

紫「………」

てゐ「まして人間に恋をするなんてありえない。悲恋になるってあんたも知ってるはずでしょ」

紫「………」

てゐ「人間はか弱い、あたしたちと比べたらそれこそカゲロウほどの儚ささ」

てゐ「大妖怪の身内にそのか弱い人間がいる。狙われない理屈がないよ」

てゐ「男もその事を理解してたから、あんたの迷惑になりたくないから腹を切ったのさ」

紫「………なら、恋しちゃいけないの?」

てゐ「いけないんだよ」

紫「―――っ」

てゐ「男はあんたを愛しているからこんな事をしたのさ。じゃああんたが男を愛してるならする事は分かるね?」

紫「………………」こくり

藍「あ、おかえりなさい、紫様。男の容体はどうでした?」

紫「命に別状はないそうよ………」

藍「どうかされましたか? ずいぶん暗い顔してますけど」

紫「なんでもな。いいえ、色々あったのよ」

藍「私でよかったら聞きますよ?」

紫「ありがとう」



藍「そんな事が…」

紫「ねぇ藍。やっぱり私と男は一緒にいないほうがいいのかしら」

藍「んー。なんとも言えませんが私は一緒にいてもいいと思いますよ。ただし、この家から出さないという条件付ならですね」

紫「………」

藍「もちろん、それは男の人生をすべて奪ってしまいますけどね。それでもいいなら」

紫「藍。結構酷な事言うのね」

藍「えぇ。式ですから主に真っ向から反対はできませんからね」

紫「一番良い方法は分かってる。でもそれをする勇気がないのよ」

藍「それで決断できなくて悪い結果になるよりはマシだと思いますがね」

紫「えぇ………」

藍「とりあえず今日はご飯食べて寝ましょう。寝ると案外決心できたりするんですよ」

紫「ありがとう、藍」

藍「いいえ、これも式の勤めですから」

藍「男が帰ってくるまでまだ時間はあるんですし、ゆっくり決めていきましょう」

紫「………ありがとう、藍」

藍「さぁさぁ、涙は拭いて早くお夕飯を食べましょう。冷めてしまいますよ」

男「ありがとうございました」

永琳「いいのよ。治療費は紫に請求しておくから」

男「いや、俺が払いますよ」

永琳「そう? じゃあお金に余裕があるときでいいわ」

男「はい。ありがとうございました」

永琳「鈴仙。送ってあげて」

鈴仙「はい、師匠」

鈴仙「着きましたよ」

男「家まで送ってもらってありがとうございます」

鈴仙「また妖怪に襲われたら洒落になりませんからね。それではお大事に」

男「はい」

藍「ん? おかえり」

男「ただいまです」

藍「そうか、帰ってきたのか」

男「えっと。どうかしましたか」

藍「いや、なんでもないんだ」

男「ならいいんですけど」

藍「今日はもうゆっくりしておくといい。明日少し紫様から話があるみたいだから」

男「話って………」

藍「明日になったら分かるよ」

男「? はい」

紫「おかえり………」

男「ただいまです。どうかされましたか、ずいぶん暗い顔してますけど」

紫「いいえ、なんでもないわ」

男「そういえばなんだか話があるって」

紫「明日話すわ。今日はゆっくりしなさい」

男「………それじゃあ夕飯くらいは作りますね」

紫「えぇ………」

橙「久しぶりの男さんのご飯ですね」ずずー

紫「………」

男「あの、お口に合いませんでしたか紫様?」

紫「えっ、あ、大丈夫よ。美味しいわ」

男(なんだか紫様がずっとうわの空だ。どうしたんだろう)

藍「そうだ橙。今日の学校は楽しかったか?」

橙「はいっ。今日はですね、料理のお勉強をしたんですよ!」

藍「そっか、じゃあ今度作ってくれるかい?」

橙「はいっ。楽しみにしててくださいね!!」

男「俺も楽しみにしてますよ」

橙「―――っ」

藍「………」

男「えっと。俺なんかまずいこと言いましたかね」

藍「な、なんでもないんだ。なぁ橙」

橙「はい、お味噌汁が少し熱かっただけです」

男(なんだか皆がよそよそしいな…)

紫「ごちそうさま」

男「おそまつさまです」

紫「私、もう寝るわね」

藍「今日は男は自分の部屋で寝てくれ。怪我人だから万が一があるといけない」

男「あ、はい」

紫「おやすみ………」

男「おやすみなさい」

藍「じゃあテレビでも見ようか」

橙「はいっ」

男「そういえば渡る世間がありますね」

藍「それもそうだな」

橙「橙も好きですよ」

藍「私としてはあんまり見てほしくないけど、まぁいいか」

橙「わーい」

男「それじゃあおやすみなさい」

藍「おやすみ」

橙「おやすみなさいっ」



男(あ、そういえば今日は自分の部屋で寝るんだったな。間違って紫様の部屋の前まで来てしまった)

紫「………っ、………ぅ。………うぅ」

男(………泣いてる? どうしようか開けようか。いやそっとしておくのが一番か。泣いてる理由も分からないし)

男(おやすみなさい。紫様)

紫「起きなさい男」

男「………おはようございます。紫様」

紫「早く着替えなさい」

男「すみません。急いで朝ごはん作ります」

紫「朝ごはんは作らなくていいわ。庭で待ってるから」

男「えぇっと、はい」

紫「それじゃあ」

男(………何があるんだ?)

男「おまたせしました、ってどうしたんですか皆さん揃って」

藍「今から紫様の話があるんだ」

男「そういえば言ってましたね。それで話とは?」

紫「………男、今日で貴方を解雇するわ」

男「え? ちょっと待ってくださいどういう事ですか?」

紫「今から貴方を人里に戻すわ。記憶を消して」

男「待ってください! 俺なにかしましたか!? 言ってくれたら直しますから!!」

紫「ごめんなさい」

男「じゃあなんで―――」

紫「ごめんなさい」スキマー

藍「さようならだ、男」

橙「さようならです。男さん」

男「待ってください、紫様は、紫様は俺の事嫌いになったんですか!?」

紫「………………えぇ」

男「――――っ」

男「嘘ですっ! じゃあなんで」

紫様は泣いてるんですか

男は思い出をすべて失った

男「………………あれ。俺なにしてたんだっけ」

男「まぁいっか、家に帰ろ。仕事探せって怒られるだろうけど」

男「ただいまー」

兄「男じゃないか、久しぶりだな」

男「え? 何言ってんだ兄貴。毎朝会ってるだろ?」

兄「………え?」

男「それとももしかして俺に家にいてほしくない嫌味?」

兄「いや、なんでもないんだ」

男「? 変な兄貴」

兄「何かあったんだろうけど。あまりその事について触れないで置こう」

母「分かったよ」

兄「仕事をしていたときの記憶は全部ないみたいだから」

母「本当、何があったのかしらねぇ」

兄「分からん。ただよっぽどの事があったんだろう」

男「ん? 兄貴と母さんなに話してるんだ?」

兄「いや、今日の仕事のことについてだな」

男「そうだ、俺も仕事手伝うよ」

母「助かるわ」

男「? てっきり母さんはそんな事せずに仕事探しにいけっていうとばかり」

母「いいのよ」

男「そう? じゃあ手伝うわ」

男「じゃあ買出し行って来るー」

兄「あぁ、気をつけてな」

男「分かってるって子供じゃないんだし」




男「そういえばもう秋かぁ。って俺夏なにしてたんだっけ」

男「思い出せん。ぼけたか? いやいやまだ俺若いしっ。ってセルフ突っ込みはやめて早く買い物しないとな。いずれ思い出すだろう」

わーわー

男「そういえば去年までは寺子屋通ってたんだよなぁ。一番あの頃が楽だった」

橙「危ないですよー」

男「うわ、なんだかちっちゃい子が高い木に登ってるぞ。なんか止めてる子に見覚えが」

ずきんっ

男「痛っ 頭が痛い……… 風邪でも引いたかな」

男「早く帰るか」

男「ただいまー」

兄「お帰り、って何泣いてるんだ?」

男「え?」

ごしごし

男「なんで泣いてるんだ俺?」

ずきっ

男「うっ」

兄「大丈夫か?」

男「大丈夫。大丈夫なんだけど何か忘れたような気がするんだ。とても大切な事を」

兄「………」

男「気のせいだろうけど。風邪でも引いたかなぁ。近くに永遠亭でも行って来ようかな」

兄「あぁ、そうするといい」

男「さて、店をもうそろそろ開けるか」

ツルッ

男「うおっ!?」

兄「大丈夫か!?」

男「………」

兄「伸びてるな。しかたない。タオルでも枕にして寝かせておこう」



男(………なんかか頭の下が柔らかい)

男「う、うぅ。こけて気絶しちゃったのか」

男「そういえばこの頭の下の柔らかいものって。なんだタオルか」

男「そういえばこんな体験前にもしたような」

男「………膝枕だっけ? いやでも俺彼女とかいないしなぁ」

思い出「???の膝枕」を思い出した

男「いらっしゃいませー」

鈴仙「あ、こんにちわ男さん」

男「いらっしゃいませ鈴仙さん」

鈴仙「お団子くださいな」

男「はい」

鈴仙「そういえば傷はもう大丈夫なんですか?」

男「え? 俺怪我なんてしてませんよ?」

鈴仙「え? でも」

兄「」しー

鈴仙「そうでしたね」

男「1円になります」

鈴仙「はい。それじゃあまた来ますね」

男「はい」

男「もう暗いなぁ」

母「あ、材料が無い。男、ちょっと買ってきて」

男「材料くらい明日の朝で」

母「夕飯の」

男「分かった、買ってくる」



男「おぉ、さぶっ、あと暗いっ」

男「そういえば夏休みに友達と肝試ししたなぁ。何も出なかったけど」

『アーッ!』 『この人でなしっ!』 『神は死んだ…』 『ちくわ大明神』 『シャベッタァアアァアアアアア!!』 『もう帰りたいぃいいいい!! 助けてぇぇぇぇ』

男「あれ? こんな事あったっけ?」

男「んー たしか友達とじゃなかったよなぁ」

男「あ、そんなことより夕飯の買い物をしないとな」

思い出「???と肝試し」を思い出した

兄「風呂だぞ」

男「ん、了解」



ぬぎぬぎ

ぽろっ

男「ん? なんだこれ。絵? 絵にしてはずいぶんと本物っぽく書かれてあるな」

男「これ誰だ? 俺と、狐の人と。これは朝の女の子?」

男「それに、この女の人。なんだろう、すっごい大切な人の気が」

男「へくしっ。さぶっ。早く湯船に浸かろう」

思い出「記念写真は永遠に」を手に入れた

男「さて、寝るか」

男「それにしてもこの絵。こんなの持ってたかなぁ。俺が書かれてるんだし俺に関係あると思うんだが」

ずきんっ

男「いてて。なんでだ? なんか思い出そうとすると頭痛が走る」

男「変な病気じゃないだろうな………」

男「はぁ。本当に永遠亭に行った方がいいかもなぁ。あれでもなんだか永遠亭に最近言った気が」

ずきんっ

男「うぅ。寝るか…」

兄「おーい男。買出しに行って来てくれないか」

男「あいよ」



男「そういえば、あの女の子……… 少し聞いてみるか」

男「せんせーい」

慧音「ん? おぉ、男か。久しぶりだな」

男「あの女の子に話があるんですけど」

慧音「あの女の子って、橙じゃないか。ちょっと待ってろ呼んでくる」

男「ありがとうございます」

橙「私に用で………」たったった

慧音「おーい、橙なぜ逃げ出す」がしっ

橙「ごめんなさいごめんなさい!!」

慧音「どうした男と喧嘩でもしたのか? 喧嘩は駄目だぞ。先生が話しを聞いててやるからちゃんと解決するんだ」

橙「うぅ………」

男「なぁ、この写真の人って、誰だかわかるか?」

橙「知らないです!! 橙はその写真を服に隠したりなんてしてません!!」

男「いや、この人」

慧音「ん、どうした。紫と藍じゃないか。というかお前の雇い主だろう?」

男「え?」

橙「わーわー!! けーね先生ちょっとこっち来て下さい!!」ぐいっ

慧音「おいおい、どうしたんだ。そんなに慌てて」

ごにょごにょ

慧音「うんうん。なにっ!? そんな事が………」

慧音「あぁ、なんだすまん、男。その話に関しては私には力になれそうにない」

男「じゃあ、橙ちゃん」

橙「駄目なんです」ふるふる

男「え?」

橙「ごめんなさいっ」たったった

男「あ…」

慧音「またなんかあったら言ってくれ。力になるぞ」

男「はい… ありがとうございました」

男(慧音先生が言った。藍と紫っていうのはこの絵の人の名前だろう。どっちが藍でどっちが紫か良く分からんが)

男「おっと、すっかり買出しが遅くなってしまった」

どんっ

男「うぉ、すみません」

ぽろ

男「あ、絵が」

( 罪)「ん、これは」

男「あ、拾ってくれて――」

( 罪)「紫様の写真だと!? そして貴様はにっくきライバル男ではないか!!」

( 罪)「何!? 男だと!?」

わらわら

男(なんだ!? 頭に罪と書かれた袋をかぶった変人がわんさかやってきぞ!?)

男「とりあえずその絵は返してくれ!!」ぱしっ

( 罪)「男を断罪する!!」おー!!

男「なにがなんだかぁああああ!!」

男「ぜはーぜはー」

兄「何買出しでそんなに疲れてるんだ?」

男「俺も良く分からん………」

兄「まぁ、お疲れ様。少しの間休んでていいぞ」

男「あざーす……」



兄「稗田さん所の阿求さんがお団子を届けてほしいとの事だ」

男「いいのか? 今ちょうど昼飯時で忙しいのに」

兄「大丈夫だ、稗田さんはお得意様だからな」

男「分かった行って来る」

阿求「あれ、何か用事ですか? 男さん」

男「配達ですよ」

阿求「配達って。え? 男さんがですか?」

男「そうですが何か?」

阿求「紫さんとは?」

男「紫さんって、もしかしてこの絵の?」

阿求「何言ってるんですか。男さんと紫さんは」

スキマー

ぐいっ

阿求「うっ。く、くるし………」

男(な、なんだ!? いきなり空中から隙間が開いてそこから手がでてきたぞ!?」

じたばたじたばた

紫「長生きしたいなら余計な事は言わないほうがいいわよ」

阿求「は、はいぃ!」

阿求「はーはー。一体何なんですか………」

男(なんだ今の声!? どこから聞こえたんだ!?)

阿求「えっと、すみませんが、その写真については私からは言えることはありません。お力になれなくてすみません」

男(ん? 今の阿求の格好。着物が肩までずり落ちて、えr。じゃない。何か思い出せそうな………)

ずきんっ

男「う、うぅ………」

阿求「どうしました!? 頭が痛いんですか!?」

男「い、いえ。大丈夫です。いつものことですから」

阿求「いつもの事なら永遠亭に行くことをお勧めするのですが」

男「そうですね。時間があったらいってきます」

阿求「出来るだけ早めに行っておいた方が良いと思いますが。早期発見が一番良いと言いますし」

男「そうですね。じゃあ暇作って行って来ます」

阿求「それでは、ありがとうございました」

男「また注文してくださいね」

思い出「???と???の和服姿」を思い出した

男「さて、暇になったし、阿求さんに進められた通り永遠亭に行って来ようかな」

男「それにはまず紅妹さんを探さないとな。多分竹林の入り口にいるだろうけど」

男「ちょっと永遠亭行って来る」

兄「ん? あぁ。分かった」

紅妹「男か。どうした?」

男「ちょっと永遠亭までお願いします」

紅妹「分かった。ちゃんと付いて来いよ?」

男「了解です」



紅妹「着いたぞ」

男「ありがとうございます」

紅妹「私は外で待ってるよ」

男「はい」

男「すみませーん」

鈴仙「はいはーい。あ、男さん。何か用事ですか?」

男「診察お願いします」

鈴仙「診察ですね? 分かりましたー。少し待っててください」

鈴仙「お待たせしました。こちらへどうぞ」



永琳「今日はどうしたの。こないだのきz。いやなんでもないわ」

男「傷?」

永琳「それはまた別の患者だったわ。それでどうしたの?」

男「なんだか最近頭痛くて」

永琳「ずっと?」

男「忘れてた事を思い出そうとする時に………」

永琳「忘れてた、ね」

永琳「多分脳が疲れてるんでしょう。だから少し記憶系に障害が出てるみたいね。今はゆっくり頭を休めることが必要よ」

男「はい」

永琳「それじゃあ薬出しておくわ。頭痛くなったら飲んでね」

男「ありがとうございました」

永琳「それじゃあお大事に」

鈴仙「2円になります」

男「はい、これ」

ぶらぶら

男「あれ、こんな根付持ってたっけ?」

鈴仙「白色の綺麗な宝石ですね」

男「赤じゃないですか?」

鈴仙「え?」

男「え?」

男(待て、この会話、こないだもどこかでした気が………)

紫『え? 青じゃない?』

藍『私には紫に見えますが』

橙『橙は黄色です』

男「あ、なんで俺。こんな大事なことを………」

男は『紫と卓球と浴衣ハプニング』を思い出してた
男は全てを思い出した

男「なんで、なんで………」ぽろぽろ

鈴仙「お、男さん? どうしたんですか? どこか痛いんですか!?」

男「いえ、大切な事を思い出して………」

鈴仙「大切な事?」

男「とても大切な人の事を」

鈴仙「………男さん」

てゐ「思い出してしまったんだね」

男「てゐさん…」

てゐ「思い出さなかった方が良かったのに。どれだけ。どれだけあんたは馬鹿なんだい」

男「馬鹿ってどういうことですか」

てゐ「このまま忘れてたほうが二人とも傷つかなくてすんだのに。大ばか者だよ」

男「それって、どういう」

てゐ「あんた自分が一生紫と一緒にいれると思ってるのかい? いや。自分が死んだ後の事考えているのかい? 一緒に死ぬなんて事できやしないのに、最後はぜったい後悔するって事が分からないのかい?」

男「…………もしかして、それで」

てゐ「そうだよ。紫は一番の選択をしたのさ。あんたも自分も傷つけないためにね」

男「………」

てゐ「もう紫の事は忘れて、普通の人間として生きるんだよ。それが一番さ」

男「………そんな、そんな事できるわけが、ないっ」

てゐ「仕方ないんだよ」

男「………」

てゐ「今日はもう帰ってゆっくり寝るといい。そうすれば少しは楽になるさ」

男「………」

ガチャ

鈴仙「あれでいいのかな」

てゐ「いいんだよ」

男(俺と紫様がいずれ死に別れるだなんて考えもしなかった)

男(いや、考えていたんだ。ただそれを認識してなかっただけ…)

男(どうすればいいんだ。俺は)

兄「おかえり。どうした、そんな暗い顔して」

男「なんでもない」

兄「そうか」

男「兄貴。すまないけど俺今日はもう休ませてもらうよ」

兄「あぁ」

男「じゃ」

兄「飯だぞ、男」

がらっ

男「………」

ぷらーん

兄「………男?」

男「………」

兄「男? 男?」

兄「どうして。なんで………」

兄「首吊ってるんだよ………」

兄「本日はお集まりいただきありがとうございます」

慧音「………まさか男が」

鈴仙「………男さん」

てゐ「…………っ」

鈴仙「てゐのせいじゃないよ」

てゐ「いや、あたしのせいだよ」

永琳「二人とも、そういう話はここでするべきではないわ」

てゐ「それもそうだね。じゃあせめて華やかに送り出してあげよう」

鈴仙「そうだね」

お燐「そろーっとそろーっと。約束だから問題ないから大丈夫大丈夫」

???「こらっ!!」

お燐「ひゃうっ!?」

お燐「いやいや、私、生前の男さんと約束して、死体貰うって」

???「ははっ。知ってますよ」

お燐「って、え!? え!?」

男「ちわっす」

お燐「成仏してください、成仏してください。安らかに安らかに!」

男「火車が幽霊ビビッてどうするんすか。ってか俺幽霊じゃないし」

お燐「え? でも死んで」

男「死んだっちゃ死にましたけど。亡霊になりました」

お燐「え、えーっと」

男「生前に強い思いがあれば亡霊になるらしいですから。死にました!」

お燐「なんでそんな明るい口調で報告できるんですかね」

男「いやぁ。これで皆さんと同じですからね」

男「それで俺の死体を上げる代わりに一つ聞いちゃくれませんかね」

お燐「いいけど、何?」

男「俺を紫様の所に連れてってくれませんか?」

お燐「それだけでいいの?」

男「亡霊になったはいいですけど、まだ空飛んだりとか出来ませんからねぇ」

お燐「完全に慣れてはないんだね」

男「はい」

お燐「じゃあ死体取ってくるから待ってて」

男「いってらっしゃーい」

お燐「ずいぶん明るく送り出すね、葬儀場に………」

お燐「早く乗って!!」

男「え!? はい!」

お燐「取ってきたけど見つかった!」

男「えっとじゃあ、死体と融合しときます」

お燐「ok! じゃあ飛ばすよ!」だだだだだっ

永琳「天呪『アポロ13』っ!」

鈴仙「ルナティックブラストッ!!」

慧音「チョーク投げっ!」

シュンシュンシュン びびびびび シュッ!

お燐「危ないあぶないあぶにゃい!!」

男「かするかするかするっ!」

( 罪)「男! ここは通さんっ!!」

お燐「ゾンビフェアリーっ!!」

( 罪)

男「俺の死体がっ!」

罪袋の台詞が無いですが ( 罪)「ぎゃー」 です

男「なんだか自分の死体が動いてるの見るとすっごいシュール」

お燐「強いぞ男ロボ!」

男「ふざけてないで早く行かないと追いつかれますよ?」

お燐「それもそうだった!」

だだだだだだ

男「おぉ、死体が十傑集走りしてる。すっげえシュールその2」

てゐ「こっちにいるよー!」

永琳「まちなさーい!」

鈴仙「今なら許してあげますからー」

永琳「いや、許さないわ」

お燐「実験体はいやぁあああああ!!」

シュンシュンシュン びびびびび

お燐「男、説得とかできない!?」

男「説得してもなんかの術と認識されて俺ごと消されるので無理です」

お燐「に、逃げ切った?」

男「多分」

お燐「まさか死体一つでこんな大騒ぎになるなんて………」

男「俺って人望がありますねっ!」

お燐「その人望のせいであたし達死にかけたけどね………」

男「………うん」

お燐「さて、後は八雲家に行くだけだね」

男「はいっ」

妖夢「曲者っ」

シュッ

お燐「危ないっ」

妖夢「なんだ、お燐さんと男さんじゃないですか」

妖夢「……………男さんが二人?」

男「実は双子、じゃなくて俺死んで、こっちが肉体のほうです」

妖夢「死んだ!?」

男「はい」

妖夢「えぇっと。なんで人の姿のままなんですか?」

男「幽霊じゃなくて亡霊になりましたから」

妖夢「なるほど。なるほど?」

お燐「えぇっと。もう行っていいかな」

妖夢「えぇ。また今度」

お燐「飲みに行こうねー」

お燐「ふぅ、着いたよ」

男「ありがとうございました」

お燐「いいよいいよ。私も死体手に入ったし」

男「自分の死体を持ってほくほく顔されると凄い複雑な気持ちになりますね」

お燐「じゃあまったねー」だだだだだ

男「………さて、行きますか」

うわぁああああああんっ

落ち着いてくださいっ!

男「!? 紫様の泣き声。どうしたんだ!?」

だっだっだ

紫「私のせいだわ、私のせいでっ」ゴンッゴンッゴンッ

藍「落ち着いてください紫様。手が駄目になってしまいます!」

男「どうしたんですか!? 紫様!」

藍「あぁ、男か。紫様が男が死んだのは自分のせ………」

紫「………え?」

紫&藍「えぇええぇえええぇ!?」

男「うぉ。耳きーんだ」

藍「何で!? 何でいるんだ!?」

紫「その前に何で生きてるの!?」

男「いや、死んでますよ?」

紫「え?」

男「俺、亡霊ですからね」

藍「どういう事だ?」

男「紫様が一緒に生きれない事を悩んで俺を人里に戻したんですよね。俺は紫様と一緒に居たいですから死んで、亡霊になろうと思いまして」

藍「もしかしたらそのまま死ぬかも知れなかったんだぞ!?」

男「紫様と一緒に入れないのなら意味がないですからね、人生」

紫「馬鹿っ!」ぱしんっ

男「痛いっ」

紫「馬鹿、馬鹿ぁ………」ぽろぽろ

男「紫様………」

紫「良かった、良かった………」

紫「………けほん。それで馬鹿じゃないの?」

男「申し訳ないです」

紫「幽霊になったらどうするつもりだったのよ」

男「幽々子さんが死んでも良いと思えるほどの後悔があるなら亡霊になれるわよぉって」

紫「だからって死ぬなんて」

男「これ以外紫様と一緒に居る方法が見つからなかったもので」

藍「男って結構病んでるよな」

男「そうですか?」

藍「うん」

紫「もうこんな危険なことしないで。命令、いやお願いよ」

男「はい」

紫「そういえば人里が大混乱してたわね」

男「あぁ、それ俺が原因ですね」

紫「やっぱり」

男「どうしましょう」

紫「謝りに行ってきなさい」

男「うぅ」

紫「私も一緒に行ってあげるから」

男「ありがとうございます」

紫「ついでに結婚報告もしましょう」

男「はいっ!」

fin

ありがとうございました

自分の文章力のなさが凄い恥ずかしいです

次は妖怪の山と永遠亭を書いていこうと思います

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月11日 (土) 23:07:49   ID: Ok3Cslqz

とても面白かった。ただいきなり結婚しようは驚きだけど

2 :  SS好きの774さん   2015年03月04日 (水) 21:13:04   ID: TWIFmWPb

クリーパー持ってないか?wwwww

3 :  SS好きの774さん   2015年08月02日 (日) 07:33:29   ID: 9nvuOER1

料理上手いなら自営業できるんだよなぁ・・・

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