凛「非公認音ノ木坂ボードゲーム同好会」 【安価アリ】 (38)

今、凛たちの間ではあるものが流行ってるんだ!

それはボードゲーム!

希ちゃんが「Rose&Scall」(薔薇と髑髏)っていうボードゲームを持ってきたことがきっかけで凛たちはボードゲームにハマっちゃって今では皆がライブの予算であまったお小遣いを出し合って色んなボードゲームを買ったりしているんだ!

ちなみに凛の今のお気に入りは「チャオチャオ」!

簡単に言えば相手の振ったサイコロの目を当てる心理戦のゲームなんだ!

今日は雨で練習はお休みなんだけど、皆でゲームで遊びたくてついつい部室に来ちゃった♪

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1419745441

ちなみに凛は今部室に一人きり。

かよちんも真姫ちゃんも忙しいからしょうがないんだけど、それでも一人は退屈。

はやくだれかこないかなー



絵里「あら?凛一人なの?」

あっ、絵里ちゃんが来た!

凛「うん、かよちんと真姫ちゃんはちょっとクラス委員の用事があって遅れてくるんだよね」


手伝えるなら手伝いたかったけど、かよちん達がいいって言うなら仕方ないよね


絵里「そうなのあの子達も大変みたいね」

絵里「あっ、そうだ!暇ならこの前買ったゲームの相手をしてもらいたいんだけど、いいかしら?」

凛「もちろん!」

絵里「フフ、ありがとね」

絵里ちゃんが取り出した箱には「algo」(アルゴ)って書かれてて、絵里ちゃん曰く、数学の偉い人達が作ったゲームらしいよ。

ルール
1.準備

①使用するのは0~11の数字が書かれた白いカードと黒いカード計24枚

②まず最初に束の上から1枚ずつ引いてその数字を比べる。そして数字が小さい方が先行になる(ジャンケンでも可)

③②でめくったカードを束に戻してシャッフル。そして束からお互いに4枚の手札引く。(プレイヤーの数によって手札の数は変わる)

④それをルールに従って数字の順番に並べ替える。

 数字の順番
 (1)左から順に数字が小さいカードを並べていく。(小←―→大)

 (2)同じ数字の場合は黒が左側に来る。(黒の方が小さい数字として扱う)

 (例)【●6】【○3】【○0】【○6】だった場合→【○0】【○3】【●6】【○6】と並べる

⑤これで準備完了!

2.ゲームのルール

①手番のプレイヤー(A)はカードを一枚デッキから引く。

②相手(B)の伏せられた手札を一枚選んで0~11の数字を宣言する。(これをアタックという)

③(B)はその数字が当たってるか、違うかを宣言する。

 (3-1)当たっていた場合、そのカードは表になる。

 (3-2)違っていた場合は引いていたカードを表で手札に加える(この時、表になった手札は正しい位置に置く)

 (例)伏せられているカードが【○0】【○3】【●6】【○6】、引いたカードが【●0】だった場合は、【○0】の左側に置く。

④(A)は引いたカードを手札として伏せるか、他のカードにもアタックができる。

⑤アタックが失敗するか引き札を伏せたら(B)が①から始める

⑥これ(①~⑤)をどちらかの手札が全て表になるまで続け、全て表になった方の負けになる。 

⑦2人プレイの場合は2ラウンドを取った方の勝利。

結構ごちゃごちゃしてるけど、凛でも一回プレイすれば覚えられるシンプルなルールだね。

ちなみに、凛の提案で勝った方にジュースを一本おごる事になったよ。

そして迎えた第3ラウンド。

このラウンドで買った方がジュースをおごってもらえるんだ。


ゲームは絵里ちゃんの先行。

よーし!やるからには負けないぞ!

凛の手札は
【○0】【○1】【●7】【○10】

絵里ちゃんの手札は
小←――――――――→大
【○A】【●B】【○C】【●D】
(ssという形式の都合上、絵里側の裏のカードにはアルファベットを使用します。ご了承ください。)

絵里「まずは…11ね」

絵里ちゃん指したのは凛の【○10】。

凛「ぶっぶ-、違うよ」

絵里「あら、残念」

そしたらAとBの間に置かれる【●3】

ちょっと意地悪に、ふざけながら答えるけど絵里ちゃんの目は凛々しくて、いつもの頼れるお姉さんって表情を崩さない。

さすが絵里ちゃん、でも凛が一泡吹かせてあげるんだからね!

今度は凛の番!

お互いの手札は

凛が
【○0】【○1】【●7】【○10】

で全部が裏側。

絵里ちゃんが
小←――――――――――――――→大
【○A】【●3】【●B】【○C】【●D】


引いたのは【●11】

伏せてもいいし、表になってもそれほど大きなダメージは無いね♪

ふっふーん、それに凛は絵里ちゃんの一番端っこのカード(A)がわかるんだ!

何故なら!

凛の手札は白の0と1があって、しかもAに置ける数字は0~2の間!

つまり!あそこに置けるカードは必ず2なんだ!

凛「2だよ!」

自信満々にAにアタックをしかける!なんたって絶対に当たるんだからね!

絵里「あら、正解よ」

表になる【○2】!やった!まずは一歩リードだよ!

凛「へっへーん!ジュースは凛の物だよ!」

絵里「あら?まだ始まったばかりよ?そう浮かれてたら足元を掬われちゃうかもね」

凛は【●11】を右端に置く。

でも絵里ちゃんの言う通り。

油断は禁物。

なんたって相手はあの絵里ちゃんなんだからね!


【○0】【○1】【●7】【○10】【●11】

全て裏側。

絵里
小←――――――――→大
【○2】【●3】【●B】【○C】【●D】


絵里「あら」

引いたカードを見て、すこし顔をしかめる絵里ちゃん。

表になったら危ないカードを引いちゃったのかな?

絵里「………0ね」

凛「あぅ…正解だよ」

絵里「じゃあ…1」

うっ

凛「正解だよ」

うぅ…2枚も表になっちゃった。

絵里「やっぱりね、じゃあ私はこれをここに伏せて終わるわね」

【●3】のとなりに置かれる白いカード(【○E】)

うーん、あれだけじゃわからないなぁ


でも気になるのは絵里ちゃんの漏らした一言。

やっぱり?じゃあ絵里ちゃんはこの2枚がわかっていたって事なのかな

0はともかく、1も取れたのは端っこから順に見ていく絵里ちゃんのセオリーのおかげなのかもしれないけど…

やっぱりなんていうくらいだから、たぶんめくる前からわかってたんだろうね……なんでだろう。

わかってはいたけどこの勝負、一筋縄じゃいかなそう


絵里(深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ…なんてね♪)

今度は凛の番、

凛の手札が
【○0】【○1】【●7】【○10】【●11】

で、0と1が表になっている。(次からは凛のカードには数字の隣に表か裏か書きます)


対して絵里ちゃんは
小←――――――――→大
【○2】【●3】【○E】【●B】【○C】【●D】


引いたカードは【○7】


さて、正直な所、凛は絵里ちゃんのカードがわからないよ…

わかるのはEが3~6、8、9のどれかって事とDが10以下の数字って事だけ。

凛「うぅぅぅ…」

頭をひねってもわからない。

よし、ここは思い切って勘で行こう!

とりあえず狙うはE!数字は……>>9だ!(安価先がありえない数字(0~2、10、11)・数字以外だった場合は下)

ミス
>>10

申し訳ない
>>12

5

凛「5!」

絵里「………」チラ

絵里「残念、違うわ」

うぅ……じゃあどれなのかなぁ

カードを表で置いて、次は絵里ちゃんの番。

当てられないと良いけど…


【○表】【○1表】【●7裏】【○7表】【○10裏】【●11裏】


絵里
小←――――――――→大
【○2】【●3】【○E】【●B】【○C】【●D】


絵里ちゃんが引いたのは黒いカード。

【●7】は大丈夫だと思うけど、怖いのは【●11】

さっき【○10】が11って言われた以上、これも11って言われそう…

もしかしたらそこから芋蔓式に10も当てられるかもしれないし…

うぅぅ…

絵里「11」

指されたのはやっぱり11のカード。

凛「正解だよ」

絵里「ふふっ、形勢逆転といったところかしら♡」

絵里「じゃあ私はこれを伏せるわね」

Dのとなり、端っこに置かれる黒いカード。(F)

じゃあDは9以下のカードって事になるのかな



でも凛、勝てるのかな?

ううん!諦めちゃダメ!

絶対に買ってついでに真姫ちゃん達の分までジュースをおごってもらうんだから!

凛「じゃあ凛の番だね」

それぞれの手札は

【○0表】【○1表】【●7裏】【○7表】【○10裏】【●11表】


絵里
小←――――――――→大
【○2】【●3】【○E】【●B】【○C】【●D】 【●F】

引いたのは【○3】

やった!これでEの候補が一つ消えたよ!

絵里「あら?良いカードを引けたみたいね」

それでハッとする。ダメダメ、ポーカーフェイスをしないと…

わかってるのは

・Eは4、6、8、9のどれか

・Fは6、8、9、10のどれか

・Dに10、Bに10と9はあり得ない

ってことかな?


うーん、じゃあ…>>16(アルファベットと数字)でやってみようかな?

D7

凛「じゃあこれで7番!」

絵里「7ね…残念、違ったわね」

あぅ…じゃああれは何番なんだろう…?

3番が表になって、絵里ちゃんは何やら神妙な顔つき。

そんな表情に凛はカッコいいなぁなんて思っちゃう。


…あれ?凛の手札に黒い7番あるじゃん!

や、やっちゃった………これじゃ凛手札をわざわざ見せただけじゃん…

それでもなんとかポーカーフェイスは保って絵里ちゃんの番。

凛の手札は
【○0表】【○1表】【白3表】【●7裏】【○7表】【○10裏】【●11表】


絵里ちゃんの手札
小←―――――――――――――――――――――→大
【○2】【●3】【○E】【●B】【○C】【●D】 【●F】

絵里「じゃあ私の番ね………」

絵里ちゃんが引いたのは黒いカード。

絵里「あれは………確か…7……で……」

絵里ちゃんは何やらぶつぶつ言っていて思案中。

そして聞こえた7って数字。

も、もしかしてばれちゃった?

すっごくドキドキして、心臓の音が聞こえてきそう。絵里ちゃんに聞こえてたらどうしよう…

そして、制限時間の30秒に近づいた頃、絵里ちゃんは【●7】のカードを指して宣言する。


絵里「………9?」

凛「………」

絵里「………」


……………あれ?いきなり飛んだ?

凛「………違うよ」

凛は驚きと緊張で詰っていた声をなんとか絞り出して、違うことを教えてあげる。

絵里「え?」

何だか絵里ちゃんの方も驚いてるみたい。結構自信会ったのかな?

絵里「じゃ、じゃあ置くわね」


置かれたのは【●5】のカード

場所は……EとBの間

これはもしかしたら結構なアドバンテージなのかも?

凛の手札は
【○0表】【○1表】【白3表】【●7裏】【○7表】【○10裏】【●11表】


絵里ちゃんの手札は
小←―――――――――――――――――――――→大
【○2】【●3】【○E】【●5】【●B】【○C】【●D】 【●F】

引いたのは【●0】

うぅ、これは伏せても意味がないなぁ。

結構ヒントは出てるはず。

でも絵里ちゃんはなんでいきなり9を当ててきたんだろう?

うーん、もうちょっと考えればわかりそうだけど………

あっ、もう時間だ!

よし、ここはこれで行こう!多分間違いないはず!

凛「これで>>22!」(番号とアルファベット)

またやってしまった
>>24

自分の手札と相手がカードおくところから相手の手札を予測してくゲームってことかな?安価が頑張れば勝てるのかな

E4

>>26

凛「4!」

ここが絶対4なのはわかってるからね。

絵里「ええ、もちろん正解よ」

覚悟できてたからか絵里ちゃんのポーカーフェイスは崩れない。

絵里ちゃんの手札は
小←―――――――――――――――――――――→大
【○2】【●3】【○4】【●5】【●B】【○C】【●D】 【●F】

BかF次第では他のカードもわかりそうだけど、今の情報じゃ多分完璧には特定できない。

うーん、絵里ちゃんは結構慎重な性格だし、これを伏せたら絵里ちゃんにカードを防ぐ選択肢を与えるだけ。

しかも次に絵里ちゃんが引くのは白いカード。

あれの中身によっては凛の手札も全部特定されちゃう…

ここで引く意味はない!押せ押せだよ!

凛「よし!ここはアタックだよ!」

>>30(アルファベットと数字)

連取り良いならF10
ダメなら安価下

凛「10!」

絵里「ええ、正解よ」

なんだか悔しそうな顔。でもそれも演技に見えてくるのは多分凛の精神が追い詰められてくるせいなのかも。

でもこれで結構たくさんの情報が出てきた。多分全部の手札を当てられるのかもしれない。

気になるのは絵里ちゃんがブラフを仕込んだんじゃないかって事。

絵里ちゃんの性格だと考えにくいけど、他でもない凛自身が宣言したんだし、それも絶対とは言えない。

でもそれは逆も通るって事で……ここでどっちか決めうつべきなんだと思う。

よし!決めた!これで勝って絵里ちゃんにジュースをおごってもらうんだ!

>>32(今回は連取りは抜きで・アルファベットと数字)

このゲーム面白そうだな
D8で

凛「それは…8だよ!」

絵里「………ええ、これは私の負けかしら?」

表になるのは黒いカードに書かれた白い8の文字。

やった!当たったにゃ!

つまり、あとの2枚は黒8の間と黒5の間の、6か7しかありえないけど、7は全部凛がもってるから…

凛「後の2枚は両方6!」

凛のアタックを聞いて絵里ちゃんは少し微笑んで2枚のカードをひっくり返す。

絵里「私の負けよ、おめでとう凛」

やったぁ!凛の勝ち!あの絵里ちゃんに勝てたよ!

絵里「じゃあそこの黒って何だったの……そこに入るのってあと7しかない気がするけど」

凛「うん…実は7なんだ、手札に7があるの忘れてコールしちゃってて」

絵里「………ハラショー」

それは、ポカーンなんて擬音が似合うけど、納得がいったっていう感情が似合う…とにかくすごい表情だった。

絵里ちゃんのこんな顔初めてみたし、もう見れないかもしれないね。

これは凛だけの秘密として胸の中にしまってあげるにゃ♪

それからこのゲームを気に入って、勝利で勢いに乗った凛は絵里ちゃんにかよちんと真姫ちゃんの分のジュースも賭けて勝負を挑んだんだけど……

結果は最初の一回を含めて1勝2敗の2連敗中。

結局さっきもぎ取ったジュースの分は無くなっちゃったどころか、凛が奢ることになっちゃった。

でも絵里ちゃんは結局、一緒に遊んでくれたお礼とか後輩へのプレゼントなんて言って凛たち皆にジュースをおごってくれたんだ。

そんな絵里ちゃんを見て、凛はこんなおねえちゃんが欲しいなと思いながら、ひそかにリベンジに燃えてるんだ。


喉を通るオレンジジュースの味は甘くて、いつもより美味しかった。


凛「…っていうゲームなんだにゃ」

穂乃果「へえ、結構面白そうだね」

凛「うん、簡単だけど奥が深くて、『ろんりてきしこうりょく』っていうのも良くなるんだって」

にこ「へえ、後で絵里にお願いして私もやらせてもらおうかしら」

凛「一回やれば絶対に気にいるよ!4人でも遊べるみたいだし」

絵里「あら?今日は3人なのね」

凛「あっ!絵里ちゃん!あのね、昨日のゲームを皆に教えていたんだ!」

絵里「相当気に入ったのね、いいわ、皆が来るまで一回やりましょう」

凛「うん!」







一応このSSはここで終わりです。

ゲームとしてはわかっている情報を予測し合って、数字を詰めていくゲームです。

単純だけど奥深く、短い時間でできるゲームです。おおよそ1500円とお手軽な値段なので是非職場などで勧めてみてください。

3人編・4人編は希望があれば後日やるかもしれません。

訂正


一旦、このSSはここで終わりです。

algo(アルゴ)は、わかっている情報で相手の数字を予測し合って、数字を詰めていくゲームです。

単純だけど奥深く、短い時間でできるゲームです。おおよそ1500円とお手軽な値段なので、友人などに是非勧めてみてください。

3人編・4人編は希望があれば後日やるかもしれません。

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