友奈「勇者部で一番女子力(受)が高いのは?」 (58)

・ゆゆゆSS
・一度目の満開はしてる頃の設定(一部時系列無視してます)
・ちょいエロも入っちゃうかも
・キャラ崩壊は大赦してください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1419605466

友奈「やっぱり夏凜ちゃんかな?」

カキカキ トンッ
樹『お姉ちゃんも負けてないと思います!』

東郷「そうね。頂点を争うのはやはりその二人かしらね」



風「待って」

夏凜「待ちなさい」

風「確かに。」

風「私の女子力が高いのは認めるわ。」

風「でも、(受)って何よ。(受)って。私の女子力は(獣)なのよ!」


夏凜「風はともかくとして。私が受けはありえないわね。」

夏凜「私は勇者になるために修行してきたの。」

夏凜「あんた達とは鍛え方が違うのよ!」

東郷(ああは言うけれど、二人とも押しに弱そうなのが……)

樹(お二人とも頼りにはなるけど押しに弱そうです)

友奈「でも、二人ともとっても押しに弱そうだよね」

風「!?」

夏凜「!?」

東郷「友奈ちゃん。はっきり声に出ちゃってるわ」

東郷「そこが友奈ちゃんのいいところだとは思うけど。」

友奈「え?東郷さんはそう思わないの?」

東郷「いいえ。その意見には全面的に同意するわ。」

樹「」コクコクッ

夏凜「……ふんっ。ばかじゃないの。」

夏凜「私は負けないわ。たとえ友奈が相手でも私が勝つわよ。」

友奈「夏凜ちゃん、それほんとう?」

夏凜「えぇ。いつでもかかってきなさい。」


東郷「じゃあ、シミュレートしてみましょう」

夏凜「えっ」

東郷「夏凜ちゃん。あなたはどうやって友奈ちゃんを落とすのかしら?」

夏凜「どうって……」

東郷「何でもいいわ。友奈ちゃんに告白するシチュエーションでも想像してみて頂戴」

夏凜「そ、そうね。じゃあ例えば……」

~~~~ここから夏凜の妄想~~~~

夏凜宅でパーティ後の想定。

夏凜「……ふぅ。片付け完了」

夏凜「やれやれ、皆して人んちに押しかけて勝手に騒いで行って迷惑ね。勇者部って」

夏凜「……ま、まあ、私も楽しかったからべ、別にいいけど……///」

夏凜「ふふっ、まったく友奈も。こんなにカレンダーに勝手に予定書き込んで……」

夏凜「って、あれ?予定以外に何か書いてあるわね」

夏凜「砂浜で待ってるね、って……」

夏凜「友奈からの呼び出し……」


~砂浜~


夏凜「……友奈。来たわよ」

友奈「あ!夏凜ちゃん!来てくれたんだね!」

夏凜「友奈ったら、カレンダーに私が気付かなかったらどうするつもりだったのよ」

友奈「えへへ。でも夏凜ちゃんならきっと気付いてくれると思ったんだ」

夏凜「まったく。友奈らしいっちゃらしいけどね」

夏凜「で?待ちぼうけになるかもしれないのに呼び出したのは何か用があったのよね?友奈?」

友奈「うん」

友奈「夏凜ちゃんとの思い出が作りたくて、呼び出しちゃったんだ」

夏凜「思い出?それならさっき作ったじゃない。うちで散々騒いだでしょ」

友奈「そうだね。夏凜ちゃんが入った勇者部で最初の活動、楽しかったね」

夏凜「ま、まあね。わ、私も楽しかったわよ///」カァ

友奈「それでね。今度は二人の思い出作りたいな、って」

友奈「だめ、かな?」

夏凜「二人の思い出……私と、友奈の……」

友奈「そう。私たちだけの思い出だよ」

友奈「夏凜ちゃん……」

夏凜「友奈……」

~~~~ここまで夏凜の妄想~~~~

夏凜「~~~///」カァ

風「夏凜、あんた……」

東郷「……自分から落とされに行くのね」

東郷「友奈ちゃんへの告白を、と言ったのだけれど、されるのを想像するなんて」

東郷「これは相当女子力(受)ポイント高いわね」

カキカキ トンッ
樹『夏凜さんかわいいです。この後二人はお楽しみなんですね』

友奈「そっかー。夏凜ちゃんそういうの好きなんだねー」

夏凜「ち、違う!これは違うのよ!」

夏凜「わ、私が好きとかじゃなくて!」

夏凜「ゆ、友奈がね!多分こういうの好きなんじゃないかなーって思って!それで!」


風「わかってる、わかってるわ夏凜」

風「夏凜も色を知る年頃だもんね。存分に今を楽しみなさいな」

風「ふふん。それに夏凜は普段はそんなだけど乙女なんだから」ニヤニヤ

風「たっぷり友奈にかわいがってもらうといいわ。女子力(受)が高いんだからね」ニヤニヤ


夏凜「」ムカッ

夏凜「そういう風はどうなのよ?」

夏凜「私と風で女子力(受)の頂上を争うそうじゃない?」

風「ふっ……。三好夏凜は四天王最弱……」

風「そんな挑発には乗らないわ。さっきも言ったけど私の女子力(獣)が暴れださないうちにやめておいたほうが……」


友奈「はいはーい!じゃあ私が風先輩を落とすシミュレートします!」

風「えっ!?ゆ、友奈が私を!?」

友奈「がんばるよー!」

風「ちょ、ちょっと待って。心の準備が……」

~~~~ここから友奈の妄想~~~~

部室にて。

風(ん……。あれ、私……)

風(そうだ。今日はいつもより早く部室に来て……)

風(まだ誰も来てなかったからうとうとして……それで……)


友奈「……ぱい、寝てる……起さないように……」

風(友奈、か……もしかして結構寝てた?そろそろ起きて……)

友奈「風先輩、やっぱりかわいいなー。寝顔も素敵だよね」ボソッ

風(……起きづらいな……)


友奈「私いつも見てるますよ、風先輩のこと」

友奈「風先輩は美人でスタイルもよくていつも元気一杯で」

友奈「部長としての頼もしさと、優しさがあふれてて」

友奈「たまにやる中二っぽいところも風先輩だからかっこいいっていうか」ウンウン

友奈「風先輩と一緒に勇者部やれて私今すごい楽しくて」

友奈「風先輩は私の憧れの先輩なんです」


風(うぅん……後輩にここまで慕われているとは……)

風(私の女子力はとどまるところを知らないようね)

風(なんてね。友奈からこんな風に思われてるなんてすごく嬉しいけど)

風(これ聞いちゃったからなー……いつ起きよっかな……)

友奈「ふふっ……それに、私の話聞こえてるのに寝た振りしてる先輩も、すごくかわいいかなーって」

友奈「ね?風先輩?」

風「……」ビクッ

風(あ、あれ?起きてるの気付かれてた?)

風(やばっ。どうしよ。)

風(え?でも私が聞こえてる知ってて、友奈は私のこと……?)

風(あっ……友奈こっち来た)

風(お、起きるなら今しかないけど、どどどどうしたら……)


チュッ

風「~~!?」ガバッ

友奈「あ!やっぱり起きてましたね、風先輩」ニコッ

風「なっ……!?ゆ、友奈っ……!い、今っ!私に……!」

友奈「キス……しちゃいましたね、風先輩」

風「友奈!あんた意味わかってて……!?」

友奈「はい。もちろんです。」

友奈「私、風先輩のことs」

~~~~ここまで友奈の妄想~~~~

風「だぁーっ!」

風「もうこれ以上は駄目よ!樹もいるのよ!///」カオマッカ

友奈「あれ?だめですか?これからが風先輩の女子力(受)の見せ場なのに」

東郷「風先輩、耳まで真っ赤ですね」

風「あんたたちー!先輩をからかって楽しいのかー!」カオマッカ

友奈「からかってなんかないですよ。風先輩のことはほんとに大好きですよ」ニコッ

風「うぅ……///友奈の笑顔は卑怯だわ///」カオマッカ

風「くっ……しかし友奈が強すぎる。まるで魔王だわ」

夏凜「まったくね……」

友奈「えー!私魔王じゃなくて勇者ですよー」

風「そういえば……、ってそしたら私が魔王じゃない」

風「ふっ、なるほど……やはり魔王は勇者によって倒される運命《さだめ》なのね……」

夏凜「ほっといても世界征服はできなさそうな魔王だけど」

風「うっさいわよ、夏凜」

東郷「ふふっ、じゃあ次は私が魔女となって魔王を攻略する話でも一つ」

風「へっ!?と、東郷も私を?!」

東郷「あら?だめでしょうか?」

風「いや……だめってわけじゃないんだけど……」

風「……」

東郷「風先輩?」

風「あ、あのさ、東郷。一つ聞いてもいい?」

東郷「はい。答えられることなら」

風「うん、じゃあ……」

風「東郷って、その……友奈のことがさ、一番なんじゃないの?」

東郷「友奈ちゃん?」

友奈「私?」

風「そう。勇者部に入る前からずっと一緒だったし」

風「なんかこう普段のふれあいを見てるとそう思えてくるっていうか……」

東郷「……なるほど。」

東郷「そう、ですね。確かに友奈ちゃんは私の大切な親友です」

東郷「ずっとそばにいてくれて、優しく声をかけてくれる」

東郷「他の何を犠牲にしてでも守りたい私にとってかけがえのない存在です」

友奈「東郷さん」

風「……だよね、うん」

東郷「でも」

東郷「でも、それと同じくらい今は勇者部の皆、もちろん風先輩もとても大切な仲間です」

東郷「そこに順番なんて私にはつけられません」

風「東郷……」

風「あー……ごめん、東郷。すごい意地悪な質問しちゃったね」

風「いやさ、普段の東郷みてるとなんか冗談でも好きだとか、そんなこと言わなそうに思えて、つい……」

東郷「……!」ハッ

風「ん?どしたの、東郷?」

東郷「……申し訳ありません、風先輩。」

東郷「先ほどの質問の意図、私今気付きました」

東郷「いえ、正確には先輩の気持ち、と言うべきでしょうか」

東郷「風先輩。先輩は私のことが好きだったんですね」

風「へ?質問の意図?ご、ごめん、ちょっと好奇心でさ……」

風「……ん?」

東郷「風先輩は私のことをいつの頃か好きになった」

東郷「でも、私は友奈ちゃんのことが好きだと思っていた」

東郷「だから、風先輩は自分の気持ちを伝えずに私達を見守っていた」

東郷「そして、私の気持ちを確かめるような質問をしてしまった」

東郷「そういうことなんですね、風先輩」

風「……んん?」

東郷「でも、もう大丈夫です」

東郷「風先輩の気持ちを知ったからには私は先輩の気持ちに全力でこたえます」

東郷「これからはずっと一緒ですよ、風先輩」フウノテヲギュ

風「えぇ!?ちょ、ちょっと東郷///」

友奈「あれー?私いつの間にか東郷さんに振られちゃったー?」

東郷「ごめんね、友奈ちゃん。」

友奈「そっかー、残念。」

友奈「でも、東郷さんは取られちゃったけど、風先輩は渡さないよ!」

東郷「あら、いくら友奈ちゃんが勇者でも私から風先輩を奪えるかしらね?」

友奈「負けないよー!」ウシロカラフウヲギュ


風「……って、あんたたちー!やっぱり私をからかってるだけじゃないのよー!///」

風「先輩をからかっちゃだめでしょー!///」

友奈「わー!風先輩に怒られたー!」

東郷「ふふっ、ごめんなさい風先輩。先輩がかわいかったから、つい」

風「と、東郷ー!」

ワイワイキャッキャ

夏凜「ふぅ、あっち座ってられないわね」

夏凜「横。失礼するわ、樹」

樹「」コクコクッ

夏凜「まったく。あの三人は相変わらずにぎやかなもんね。風もあんなに顔真っ赤にしちゃってさ」

樹「」コクコクッ

カキカキ トンッ
樹『お姉ちゃん、照れてるけど嬉しそう』

カキカキ トンッ
樹『三人とも私が勇者部に入る前からとても仲良しでちょっと羨ましいです』

カキカキ トンッ
樹『私も、いつかお姉ちゃんみたいになれたらあの中に入っていけるのかな、って思います』

夏凜「そうね。」

夏凜「風はあんなだけどちゃんと先輩やってるし、ま、ちょっとは認めてあげなくもないわ」

樹「」コクコクッ

夏凜「まあ、でも、樹までそんな風と同じになろうとしなくてもいいんじゃないの?」

樹「?」カシゲ

夏凜「風には風の、樹には樹のいいところがあると思うし」

夏凜「風は前に立って引っ張ってくタイプで、それを樹が後ろで支えてく」

夏凜「そんなのもありじゃないかなって思うわけで」

樹「」

カキカキ トンッ
樹『ありがとうございます 夏凜さん』ニコッ

夏凜「ん。まあ、何が言いたいかって言うと、皆ちゃんと樹のことも見てるわよってこと……」

友奈「……」ニコニコ

東郷「……」ニコニコ

風「……」ニヤニヤ


夏凜「……なによ」

風「どうぞ、続けて」ニヤニヤ

夏凜「……言いたいことがあるならはっきり言いなさい、風」

風「いやいやー、だって夏凜が樹を口説くなんてねー」ニヤニヤ

樹「///」ポッ

夏凜「くどっ……!?べ、べつにそんなんじゃ!///」

風「いいのよ、夏凜。思いのままに咲き誇ればいいわ」

風「でも、だめね!妹の樹はそう簡単には渡さないわ!」キリッ

風「樹をものにしたいなら私を倒してからにしなさいな!」

カキカキ トンッ
樹『お姉ちゃん!夏凜さんを私にください!』

夏凜「樹も案外ノリいいわね。ってその台詞もおかしいでしょ!」

風「くっ……!樹にそんなこと言われたらお姉ちゃんはっ……!」

風「ふっ、夏凜……樹を頼んだわよ……」フラッ

カキカキ ウーン ペラッ
カキカキ トンッ
樹『だそうです、夏凜さん。これからもよろしくお願いしますね』

夏凜(書き直し……?)

夏凜「なんなのよ、もうっ」

風「あれあれー?樹をよろしくしてくれないの?夏凜ー?」ニヤニヤ

夏凜「そ、そんなの当たり前じゃない!く、口に出さなくたってよろしくされるわよ!///」

風「ふっふっふっ、よかったわねー、樹」

樹「」コクコクッ

夏凜「まったく、風ったら……」

友奈「あはは、お疲れ様、夏凜ちゃん」

夏凜「姉ばかにもほどがあるでしょうに……」ドンッ

夏凜「おっと、樹のスケッチブック落としちゃった」

夏凜(そういえば、さっき樹は書き直す前はなんて書いてたんだろ……)ペラッ


『姉妹丼』


夏凜「……」

友奈「?どうかしたの?夏凜ちゃん。散華した後みたいな目してるけど」

夏凜「……いえ、なんでもないわ」

夏凜「私は何も見なかったわ……」

友奈「?変な夏凜ちゃん」

風「ふっふっふっ……ここまでは私の女子力も負け越したわ……」

風「けど!私が頂点はありえない!なぜなら樹がいるからよ!」

風「私と樹なら私が女子力(受)で負けることもないはず!」

樹「」ニコニコ

風「やっぱり女子力(受)の頂点は夏凜の一人勝ちのようね!」

カキカキ トンッ
樹『私とお姉ちゃん、聞きたい?』

風「……えっ?い、樹?」

カキカキ トンッ
樹『お姉ちゃんがどうしてもって言うなら』

風「ま、待って、樹!やっぱり私の負けでいいから……」

~~~~ここから樹さんの妄想~~~~

部室内の四角

風「ちょ、ちょっと樹……やめっ……んっ」

樹「」モゾモゾモゾモゾ

風「だめよ……やっ……わ、私達姉妹なのよ……」

樹「」モゾモゾモゾモゾ

ペラッ
樹『声出しちゃだめだよ、お姉ちゃん』

風「んんっ!そ、そうよ……誰か来るかもしれないから……はぁはぁ……」



パタパタパタ

風「!?」


ガラガラッ

友奈「結城友奈、来ましたー!」ビシッ

東郷「同じく東郷美森、到着しました」ビシッ

友奈「ってあれー?まだ誰も来てないのかなー?」

風「~~!」ビクッ

ペラッ
樹『友奈さんたち来ちゃったね』

ペラッ
樹『声出したら友奈さんたちに気付かれちゃうよ?』ニコッ

風「樹っ……!だめっ……お姉ちゃんもうっ……」ビクッ


友奈「あれ?誰かいるの?」

東郷「何か聞こえた?」

友奈「気のせいかな?」


風「んっ……んんっ……!」ビクッ

ペラッ
樹『お姉ちゃん、さっきより感じてない?』

ペラッ
樹『そっか、こういうの好きなんだね、お姉ちゃん』

風「ふぅん……い、樹っ……!」ビクッ

ペラッ
樹『いいよ、お姉ちゃん、私で一杯気持ちよくなってね』

風「~~!」ビクビク

~~~~ここまで樹さんの妄想~~~~

カキカキ トンッ
樹『お姉ちゃんとこんなことしてみたいです』

東郷「声が出なくなったことを逆手に取った見事な手腕」

東郷「流石樹ちゃんね。これなら勇者部の未来は安泰よ」b

友奈「おお~。樹ちゃんやるな~」b

樹「」b



風「ふふっ……何よ……樹……」

風「隣どころか……」

風「いつの間にか……前に立ってるじゃない……」タイイクスワリ

夏凜「風!風、しっかりして!それはもっと感動的なシーンで言うものよ!」

風「犬吠崎姉妹の女子力……たっぷり見せ付けてやるわ……」タイイクスワリ

夏凜「風ー!」

風「ふぅ……とりあえず落ち着いたわ」

友奈「風先輩も落ち着いたし次行ってみよー」

東郷「じゃあ次は私と夏凜ちゃん?」

夏凜「いや、それは……東郷には勝てる気しないわ……」

東郷「あらそう?」

東郷「私が押したら素直な夏凜ちゃんが見れるのかしら」

夏凜「ばっ……!わ、私はいつだって自分の気持ちに素直に生きてるわよ!」

東郷「あらあら、うふふ」


友奈「夏凜ちゃん棄権するなら後は風先輩と夏凜ちゃんの頂上対決かなー」

夏凜「頂上……」

風「対決……」

風「ふっふっふっ……他の3人には勝てなかった……けどっ!」

風「夏凜には負けないわっ!私の女子力は53万あるのよ!」

夏凜「いいえ!風には絶対負けるわけないじゃない!」

風「おやおやー?日々の栄養取得をサプリに頼ってるあんたがねー?」ニヤニヤ

夏凜「サプリは体にいいのよ!」

風「そもそも料理を作らず毎日コンビニ弁当だからサプリが必要なんでしょ?」

夏凜「くっ……!ま、まあ料理は確かにできないけどっ……他の事だったらっ」

風「炊事?洗濯?掃除かなー?私は毎日樹と二人分こなしてるのよ?他の事だって負けないわー」ニヤニヤ

夏凜「うぅ……い、いや今回は女子力(受)の話じゃない!それだったら私にだって……」

風「いやー?こう見えて床上手よ、私?夏凜には負けないわー」

風「なんなら実践でやってみるー?」ニヤニヤ

夏凜(床上手?)

夏凜「上等じゃない!やってやろうじゃないの!」

風「あっ、そう?ならここじゃあれだから移動しましょ」

風「夏凜の部屋で勝負よ」

夏凜「わかったわ。行きましょ」

風「そういうことで決着つけるために先行くわ、んじゃね」ヒラヒラ



東郷「……逃げられたわね」

カキカキ トンッ
樹「この場で実践でもよかったですよね」

東郷「流石にそれは……」

友奈「そうだねー、残念だー」

~~次の日~~

風「……」

夏凜「……///」コイビトツナギー


友奈「……」

東郷「……」

樹「」


風「……や、やあ、皆おはよう」

友奈「おはようございます」

東郷「おはようございます」

カキカキ トンッ
樹「おはようございます」


夏凜「……おはよう、皆///」ギュッ

風「……」

夏凜「……///」ギュッ


東郷「……」

樹「」


友奈「……勝敗は」

樹「」コクコクッ

友奈「勝敗はどうなったんですか?」



風「あー、うん……」

風「勝敗は……私の勝ち、かな///」

夏凜「……今回は負けたけど、悔しくはないわ……///」



友奈「おめでとう、夏凜ちゃん、風先輩」

東郷「おめでとうございます、夏凜ちゃん、風先輩」

カキカキ トンッ
樹「おめでとう、お姉ちゃんか、夏凜さん」



おわり

とりあえず締めて終わらせたった
最終回先に見ちゃって燃え尽きた感満載

1レスSSとかなら書いたことあったけど長いのはだめぽ
収拾がつかないね

お義姉ちゃん!
それもありだな

お義姉ちゃんって呼ばれてまんざらでもなさそうな夏凜ちゃんかわいい

おまけ

風「やー、今日は散々だったわね」トントン

夏凜「まったくよ。からかわれてただけじゃない」

風「ふふふ、夏凜はいじりがいがあるんじゃないのー」トントン

夏凜「ぐっ……!って、あんたも同じ扱いだったじゃない」

風「わ、私はほらあれよ、部員からの敬愛の念はちゃ、ちゃんと受け取らないとねー」トントン

夏凜「……家でも気をつけなさいよ。不意に樹に襲われない様にね」ニヤニヤ

風「……だめよ、樹……わ、私は姉として……」ブツブツ

夏凜「わーわー!ごめん、風!」

風「はい、お待たせー、お姉ちゃん特製晩御飯よー」

夏凜「悪いわね。料理作らせちゃって」

風「いいわよー。今日部屋にお邪魔させてもらうんだし」

風「それに夏凜にまかせちゃコンビニ飯になっちゃうでしょ?」ニヤニヤ

夏凜「うっ……まあ、悔しいけど女子力(料理)に関しちゃ適わないわね……」

風「ふふふ、とくと味わえ私の女子力!」

夏凜「いただきます」パクッ

風「……どう?」

夏凜「……うん、おいしいわ」

風「へっへー、ありがと」ニコッ

夏凜「///」ドキッ

風「んじゃ、私もいただきまーす」パクッ

夏凜「///」パクパク

夏凜「はー、おいしかったわ、ご馳走様」

風「お粗末様ー」

夏凜「しかし、流石よねー、風の女子力」

風「まあねー、毎日お姉ちゃんやってるからね」

夏凜「樹はしあせものね」

夏凜「これだけおいしい料理なら毎日食べたくなるわ」

風「」ブフッ

夏凜「ちょっと!どうしたのよ、風」

風「げほっげほっ……」

風「……夏凜、あんたそれ意味わかっていってるの?」ケホッ

夏凜「意味?深い意味なんて……」

夏凜「!」ハッ

夏凜「ば、ばっかじゃないの!そ、そんなんじゃないから!」

風「そうよね、私ったら深読みしすぎよね」

夏凜「あ、あ!そうだ!お風呂!沸いてるからお先どうぞ!」アタフタ

風「お!お風呂いいわねー!じゃあお先に失礼しようかしら」

風「……一緒に入る?」ニヤニヤ

夏凜「!?な、なにいって」

風「あー、でも夏凜は恥ずかしいんだっけかー」ニヤニヤ

風「私のナイスバディと一緒には入れないわねー?」ニヤニヤ

夏凜「」ムカッ

夏凜「……いいわ、背中を流してあげる」

風「あ、あれ?ほんとに入る?」

夏凜「勇者に二言はないわ!いくわよ!」

風「そ、そう……じゃあ一緒に入りましょうか///」

……


~~~ここまで監視カメラの映像~~~

樹「」ハッ

ペラッ
樹『ここから先を見たい場合は供物を捧げてくださいね』ニコッ

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