まどか「ほむらちゃんのソウルジェムが、私に同化しちゃった!」(724)


ほむら「ま、まどか!それ、私のソウルジェムなの!受け止めて!」

まどか「えっ!う、うん!分かったよ!」ぱっ

ほむら「ほっ…助かったわ。手が滑ってしまって……ありがとう」

まどか「もう、ソウルジェムはほむらちゃんの魂なんだから、慎重に扱わないと―――あれ?」きらきら

ほむら「な、なに…?私のジェムが光って……」


まどか「わ、わわっ!ほむらちゃんのジェムが!」しゅううぅぅぅ

ほむら「まどかの胸に…吸い込まれてる……!?」

まどか「あう……はうっ!」しゅうううぅぅぅ

ほむら「まどか!大丈夫なの!?」

まどか「う、うん…ちょっと胸が熱くなったけど、もう……」


ほむら「良かった……あなたにもしものことがあったら私……」

まどか「でもどうしようほむらちゃん……」

ほむら「何?」

まどか「だって、ほむらちゃんのソウルジェム……私の中に入っちゃったんだよ?」


ほむら「あっ……ど、どうしましょうまどか」おろおろ

まどか「私も分からないよぉ……今まで、こんなことはなかったの?」

ほむら「えぇ、どの時間軸でもなかったわ……初めての事よ」

まどか「そっか……じゃあ、qbなら何かわかるかなぁ」

ほむら「確かに、アイツしか分かりそうなのはいないわね……」


ほむら(でも、アイツに物を訪ねるなんて非常に遺憾ね)

まどか「その気持ちは分かるけど、今はそんな場合じゃないよ」

ほむら「えっ?」

まどか「?」


ほむら「まどか…私今、喋ってたかしら?」

まどか「えっ?うん、ほむらちゃんの声が聞こえたけど……」

ほむら「そう……」

ほむら(思ってるっことを口に出してたなんて、意外と焦ってるのね)


まどか「うん、無理もないよ。だってソウルジェムはほむらちゃんの魂なんだもん……それが私なんかの中に入ったなんて、焦ってもしょうがないよ」

ほむら「いやいや!今度は確実に喋ってないわよ!」

まどか「?」

ほむら「まさかっ……!」

ほむら(まどか、まどか…私の声が聞こえるかしら……?)

まどか「うん、聞こえるよ」


ほむら(……まどか、好きよ)

まどか「なっ…!?こ、こんな時に何言ってるのほむらちゃん!!///」

ほむら「やっぱりまどかには……私の思ってることが聞こえるようね」

まどか「えぇ!?そ、そうだったの!?」

ほむら「私のジェムと一体化した事が原因でしょうね……まぁ、まどかでよかったわ。まどかになら、私の思考が筒抜けでも問題ないし」


まどか「///」

ほむら「さて、仕方ないけど、頼れそうなのはqbしかいないわよね……今はマミの家かしら」

まどか「あっ、じゃあ、私がマミさんに電話で聞いてみるよ」

ほむら「頼むわ」


ほむら「………」そわそわ

ほむら(何故かしら……まどかが見えなくなった途端、妙に落ち着かないわ……)

ほむら「………」そわそわ

ほむら(……な、なによ、まどかは、ちょっと電話をするために部屋を出ただけじゃない……そうよ、落ち着くのよ私)

ほむら「………」そわそわっ

ほむら(まどかぁ……はっ!お、落ちくどころか、どんどんまどかが恋しくなっていく!?どうしたっていうの私は!?)

ほむら「………」そわそわっ!


ほむら「ま、まどかぁ!」そわっ

まどか「なぁに?」

ほむら「わっ、まどかっ!もう戻ってきたの?」

まどか「うん、だってほむらちゃんが、私がいないと寂しいって思ってるみたいだったから」

ほむら「ほむっ!?///」

ほむら(離れていても聞かれてしまうのね……///)

まどか「みたいだねぇ」


まどか「もう大丈夫だよね?じゃあ、電話するね」

ほむら「えぇ、お願いするわ」

まどか「んー……マミさん…っと」ぴぴぴっ

ほむら「………」

まどか「………」ぷるるるる

ほむら「………」そわそわ


まどか「あっ、もしもしマミさん?まどかです」

ほむら(何故かしら……まどかが近くに来たら来たで、今度はもっとまどかに近づきたい……いえ、くっつきたいという欲望が……)

まどか「はい、キュゥべぇなんですど、マミさんの所にいますか?」

ほむら「………」そわそわ

ほむら(だ、だめよ暁美ほむら……まどか今電話中、邪魔をするわけにはいかないわ)すっ


まどか「はい、そうでs―――痛っ!痛いよほむらちゃん!」

ほむら「えっ…はっ、わ、私は何を……?」ぎゅー

まどか「もぉ、腕に抱き着くのはいいけど、あんまり痛くしないでね?あっ、すみませんマミさん。なんでもないんです」

ほむら「ほむぅ///」すりすりぎゅー

ほむら(安心するわ……///)


まどか「はい、じゃあ今からお邪魔しますので……はい、失礼します」ぴっ

ほむら「どうだった?」すりすりぎゅー

まどか「うん、やっぱりマミさんの家にいるって。マミさんも構わないって言ってたから、早く行こ」

ほむら「そうね」すりすりぎゅー

まどか「ほむらちゃん……このままじゃ歩きずらいよ?」

「ず」じゃくて「づ」だな


ほむら「分かってるわ」ぎゅーっ

まどか「離れるどころか、より強く私の腕を抱きしめてるよほむらちゃん」

ほむら「ごめんなさいまどか……でも、なぜかどうしても離せないのよ」すりすりぎゅー

まどか「お外でもこのままのつもりなの?」

ほむら「ダメかしら……?」うるうるぎゅー

まどか「もう…そんな顔されたら断れないよぉ///」


ピンポーン

マミ「はーい」がちゃ

まどか「こんにちはマミさん」

マミ「あぁ、いらっしゃい鹿目さん」

ほむら「お邪魔するわマミ」ぎゅー

マミ「暁美さんも……ん?」


ほむら「まどかぁ」すりすり

まどか「くすぐったいよぉ」

マミ「……えっ?」

まどか「ほむらちゃん、腕に抱き着いたままじゃ入れないよ?」

ほむら「じゃあ背中に抱き着くわ」だきっ

まどか「もぉ……///」

マミ「……ど、どういう事なの?」


まどか「事情はキュゥべえと一緒に説明します」

ほむら「いい匂いがするわ///」くんくん

まどか「か、嗅いじゃだめだよぉ///」

マミ「……ま、まぁ、早く上がって、今紅茶を用意するから」

まどか「はい」

ほむら「くんくん」ぎゅー

まどか「やぁ///」


少女説明中…

qb「事情は分かったよ。でも、残念だけど原因はボクにも分からないね」

まどか「そんな……キュゥべえにも分からないなんて……」

ほむら「使えないインキュベーターね」うでにぎゅー

qb「失礼だね。はっきりした原因は分からないけど、推測ぐらいならできるよ」

まどか「ホントに?それでもいいから教えて!」


qb「それが君の願いdむぐっ」

ほむら「撃たれたいの?」ちゃきっ

qb『冗談だから、ボクの顔に銃口をねじ込むのはやめてくれないか』

ほむら「ふんっ」ぎゅー

まどか「く、苦しいよほむらちゃん…」


qb「…話してもいいかい?」

まどか「うん、お願い。ほむらちゃん、あんまり痛くすると、もう離してもらうからね」

ほむら「そ、それは嫌よ!」うるうるぎゅー…

まどか「もぉ、その顔は反則だってば///」

ほむら「///」すりすり


qb「……恐らくは君たちが何か、共通の強い感情を抱いて互いに惹かれあっていたんじゃないのかい?」

まどか「えぇ!?///」

ほむら「…否定はしないわ」ぎゅー

マミ(言葉を濁されても、見れば嫌でも想像つくけど……///)


qb「通常ならそれにはなんら問題はないだろうけど、暁美ほむらの場合はソウルジェムという形で魂が具現化していたからね。だからまどかに触れた途端、あまりに強く惹きあっため、まどかに吸収される形で一体化してしまったんじゃないか……とボクは思うよ」

まどか「そ、それって……///」

ほむら「私達って、魂が一つになっちゃうほど愛し合っていたのね!」ぎゅー

まどか「恥ずかしいから大きな声で言わないでよぉ!///」

マミ「///」


キュゥべえ「ほむらの思考がまどかに聞こえたり、ほむらがまどかから離れられなくったのは、きっとほむらの魂がまどかの肉体とだけでなく、魂とも一体化し始めたからだと思うよ。このままといずれは、まどかとほむらの魂は完全に一つになるのも時間の問題だろうね」

まどか「一つになるって……キュゥべえ、元に戻す方法とかは……」

ほむら「私はそれでもでも一向にかまわないわよ。むしろ、まどかと一つになれるなんて願ってもないことだわ」ぎゅー

まどか「もぉ!///」


qb「無いこともないよ」

まどか「教えてよ!」

qb「簡単なことさ。僕と契約して、まどかの魂もソウルジェムにして具現化s―――」たーんっ

ほむら「ふっ…まどかは絶対に契約させないわ」すりすり

まどか「かっこよく決めても、私に抱き着いてる時点で台無しだよほむらちゃん///」

ほむら「それでも照れてくれるあなたが好きよ」ぎゅーっ

まどか「///」


マミ「キュゥべえ……大丈夫?」

qb「問題ないよ。……きゅっぷい」

まどか「契約以外で何か方法はないの?」

qb「悪いけど、正直言って分からないね。でも、一応は調べてみるよ。何か面白い発見があるかもしれないからね」

ほむら「ふんっ、精々頑張るといいわ」ぎゅっ


qb「あぁ、あとその様子なら大丈夫だと思うけど」

まどか「何?」

qb「まどかはあまりほむらと離れない方がいいよ。ソウルジェムの時と同じように、精々100mくらいが限度だと思うよ」

ほむら「インキュベーター……あなたが聞かれてないことまで答えるなんて……何を企んでいるの?」ぎゅー

qb「折角親切で教えてあげたのに……訳が分からないよ」


ほむら「それだけ信用ならないって事よ」

まどか「ダメだよほむらちゃん、確かにキュゥべえは信用ならな所もあるけど、今頼れるのはきゅぅべえだけなんだから……だから、キュゥべえに謝ろ?」

ほむら「まどかが言うなら仕方ないわね……まぁ、悪かったわ」すりすりぎゅー

qb「何か釈然としないものがあるよ」


まどか「お邪魔しました」

マミ「また、いつでも来てね」

まどか「はい」

ほむら「お邪魔したわね」ぎゅー

マミ「別にいいのだけどね?せめてこっちを向いて言ってくれると嬉しいわ……」


ほむら「こうしてまどかの胸に抱き着いていないと出れないのよ」

まどか「すみませんマミさん……じゃ、行くよほむらちゃん」くるっ

ほむら「あぁ、まどかの胸の柔らかな感触が……!まぁ、背中は背中でいいものがあるわ」すりすりぎゅー

まどか「もぉ!///」

マミ「あはは……気を付けてね」


ほむら「ねぇ、まどか」てくてくぎゅー

まどか「なぁに?」

ほむら「これからなんだけど、私がまどかと離れられられないんじゃ、自分の家に帰れないと思うのだけど……」ぎゅー

まどか「あっ……そ、そうだよね、どうしよっか……?」

ほむら「私はまどかと離れると死んでしまうわ!」ぎゅーっ

まどか「わーっわーっ!そういう人に聞かれたら恥ずかしい事を、大きな声で言わないでよぉ!///」


ほむら「でも実際に死んでしまうわ…」ぎゅっ

まどか「う、うん……ほむらちゃんって、一人暮らしなんだよね?」

ほむら「えぇ」すりすりぎゅー

まどか「じゃあ、元に戻るまで私の家で暮らせばいいよ。パパとママは何とか私が説得するから」

ほむら「えっ……それは嬉しいけど、それじゃあまどかにもまどかのご両親にも迷惑が……」ぎゅ…


まどか「私と離れられなんじゃ、そうするしかないよ?大丈夫だよ、ほむらちゃんなら全然迷惑じゃないから!」

ほむら「そ、そうかしら……」ぎゅー

まどか「うん!」

ほむら「まどか……ありがとう。私本当に嬉しいわ///」すりすりぎゅー


まどか「原因の半分は私にもあるんだから、当然だよ」にこっ

ほむら「///」すりすりぎゅー

ほむら(まどかと一緒に暮らせるなんて…夢のようだわ!///)

まどか「えへへ、私もだよ///」

ほむら「ほむっ!?///」ぎゅっ!


まどか「―――だから、しばらくほむらちゃんを家においてあげられないかな?」

ほむら「すみません……」

知久「うーん、もちろんそういう事情なら僕は全然かまわないけど…ママがなんていうかだね」

まどか「大丈夫だよ!ママも絶対に私が説得するから!」


知久「ははっ、その意気なら問題なさそうだね。暁美さん、まどかの親友なら遠慮はいらないから、自分の家だと思ってくれて暮らしてくれて構わないよ」

ほむら「あ、ありがとうございますっ!」ぺこっ

まどか「やったねほむらちゃん!」

ほむら「えぇ!」だきっ

まどか「わわわっ///」


知久「2人は本当に仲が良いみたいだね。さて、それじゃあ暁美さんの部屋を用意しないとだね」

まどか「あっ、それなら大丈夫だよパパ。ほむらちゃんは私の部屋で寝泊まりするから!」

知久「ん?暁美さんはそれでいいのかい?」

ほむら「は、はい」ぴしっ

ほむら(む、むしろ、まどかと一緒の部屋の方が……///)

まどか「えへへ、そう思ってくれてるなら嬉しいな///」

ほむら「ほむぅ///」


知久「じゃあ、暁美さんの布団だけ用意すればいいのかな?」

まどか「それもいらないよ。私のベッドで一緒に寝るから!」

知久「それはいくらなんでも狭くないかい?」

まどか「くっついて寝るから大丈夫だよ?ねっ、ほむらちゃん」

ほむら(ま、まどかと一緒のベットでくっついて寝れるなんて……本当に夢じゃないのよね…?///)

まどか「私も夢みたいだよ///」

ほむら「ほむっ///」


知久「ははっ、わかったよ。必要なったらいつでも言ってね」

まどか「うん。じゃあ、私達はほむらちゃんの家に行って、必要な物を持ってくるね!」

知久「気を付けて行くんだよ」

まどか「はーい!行こっ、ほむらちゃん!」くいっ

ほむら「えぇ」


まどか「ほむらちゃん、色々私が勝手に決めちゃったけど……本当に良かった?

ほむら「?」すりすりぎゅー

まどか「ほむらちゃんは私と同じ部屋とか、一緒のベッドで寝るとか……」

ほむら「全然構わないわ。というか、まどかは私の考えを聞いていたのでしょ?///」ぎゅー

まどか「うん、そうだけどちょっと不安になちゃって……」


ほむら「本心から思っていたから安心して。それに、まどかと長い間離れているのは難しいと思うわ…さっきお義父様と話している少し間も、ずっとまどかに抱き着きたい衝動を押さえるので必死だったもの……」ぎゅっ

まどか「そ、そっか…///」

ほむら「あぁ、まどかは安心するわ」すりすりぎゅーっ


ほむほーむ

まどか「何か手伝うことはあるかな?」

ほむら「いえ、まどかはくつろいでいて、荷造りくらいは一人でも出来るわ」

ほむら(持ってくのは着替えとか下着くらいだし……まどかに私の下着を見られるのは恥ずかしいわ///)

まどか「ほ、ほむらちゃんの下着なら、見てみたいかなーって///」

ほむら「ほむっ!?だ、ダメよ…恥ずかしいって言ってるじゃない///」

まどか「えへへ、冗談だよ?///」

ほむら「もうっ///」


ほむら「えっと、これとこれは持っていこうかしら……」そわ

ほむら「下着は……これくらいでいいかしらね…?」そわっ…

ほむら「あっ、制服と教科書とかも持っていかないと」そわそわ

ほむら「えーっと後は、後はぁ……」そわそわっ

ほむら(まずい……まどかに抱き着いてないと落ち着かなさすぎて、全然荷造りが進まない!)


ほむら「まどかぁ……」うずうずそわそわ

ほむら(い、いやいや、まどかに今さっき一人でも大丈夫って言ったばかりじゃない!ここは我慢するのよ……)

ほむら「………」うずうずそわそわっ

ほむら(で、でも…結局この葛藤はまどかに筒抜けなのよね…?だったら、もうこの衝動に流されても……)

ほむら「……ま、まどかぁ!!」ばたばたがちゃ

まどか「わわっ!?」どーん

ほむら「ほむぷっ!」


まどか「いたた…ほ、ほむらちゃん、部屋から出る時は気を付けてほしいなって」

ほむら「ま、まどか!どうして……って、聞くまでもないわね……///」ぎゅっ

まどか「うん、やっぱり今のほむらちゃんは、私がいないと駄目そうだったから」

ほむら「ほむぅ……まどかでも、私の考えが全部筒抜けなのは恥ずかしいわ///」すりすりぎゅー


まどか「私は嬉しいよ?ほむらちゃんはこんなにも私の事を好きでいてくれてるんだってわかれて///」

ほむら「でも、私のイメージは大分変ってしまったでしょ…?まどかの前では頑張って格好よくあろうとしていたのに……幻滅してない?」ぎゅ…

まどか「えへへ、全然そんなことはないよ?むしろ、ほむらちゃんの可愛いところを知れて、ますます好きになっちゃったくらいだよ///」

ほむら「ほむぅ///」すりすりぎゅー


まどか「さぁ、早くしないと日が沈んじゃうよ。一緒に荷造りしよ!」

ほむら「えぇ!」ぎゅぎゅー

まどか「……ほむらちゃん、一緒のお部屋にいれば…少しくらい抱き着くの我慢できるよね?」

ほむら「えぇ、造作もないわ」すりすりぎゅー

まどか「じゃあ、ちょっとの間だけ頑張ろうね」

ほむら「えぇ」ぎゅーっ


まどか「……ほむらちゃん?」

ほむら「も、もうちょっとだけ!もう少しでまどか分が満タンになりそうなのよ!」ぎゅぎゅっ

まどか「まどか分って……もぉ、それが満タンになれば、いっぱい動けるんだね?」

ほむら「え、えぇ、もちろんよ」ぎゅー

まどか「しょーがないなぁ」

ほむら「満タンで……3分くらい…いえ、2分持てば上々…」すりすりぎゅー

まどか「燃費が悪すぎるよほむらちゃん!?」


詢子「……で?何をしていれば、こんな時間になんの?」

時計「8だョ!」

まどか「うぅ…ごめんなさい」

ほむら「すみません……」

詢子「はぁ、それはもうわかったよ…だから、何でこんな遅い時間まで帰ってこなかったのかって聞いてるの」


まどか「そ、それはぁ……」

ほむら「………」

まどか(言えない…あれから1・2分動いては、30分くらいのほむえらちゃん曰く「まどか分の補給」を繰り返してたらこんな時間になったなんて……)

ほむら(ごめんなさいまどかぁ)

詢子「……はぁ、わかった、じゃあ最後にこれだけは聞く。万が一にも、やましい事をして遅くなったわけじゃないよな?」


まどか「う、うん!それは間違いないよ!」

詢子「ん、それならもういいよ。さて、知久も心配してるから早く上がりな」

まどか「あっ、ま、ママ、ほむらちゃんの事なんだけど……」

詢子「それなら知久から聞いてるよ。まぁ、うちなんかで良いなら、好きなだけいるといいよほむらちゃん」

ほむら「あ、ありがとうございますっ!」ぱぁ


詢子「あー、やっと夜ご飯にありつける。いただきます」

まどか「ごめんなさい……」

詢子「それはもういいって言ってるでしょ。まぁ、遅くなるなら前ににも言ったけど、ちゃんと連絡するするように。じゃないと心配するから」

まどか「うん」

知久「ほら、まどかも食べるといいよ。暁美さんも遠慮しないでね」

まどか「いただきます」

ほむら「い、いただきます」そわ


詢子「どうだいほむらちゃん?知久の料理は美味いだろ?」

ほむら「は、はい、とても」そわっ

知久「口に合ったみたいで良かったよ」

まどか「私も早くパパみたいに料理上手になりたいなぁ」

知久「まどかならすぐにでも上手くなるよ」


まどか「えへへ、そうだといいなぁ」

ほむら(まどかの手料理……いつか食べてみたいわね)そわ

まどか「あっ、もちろん上手になったら、一番にほむらちゃんに食べさせてあげるからね?」

ほむら「ほむっ!?」

ほむら(ま、まどかの手料理を私が一番に……今から楽しみだわ!)

まどか「そ、そんなに期待されちゃうと、困るかな///」ぼそっ


詢子「それであの経理のハゲがまたねぇ―――」

まどか「あはは、ママったらもぉ―――」

ほむら(ま、まずいわ…いえ、当然まどかのお義父様の料理はとても美味しいのだけど、また発作が……)そわそわ

まどか「―――」ちらっ

ほむら(ま、まどか!聞こえてるのよね?私、もう限界よ!30分も我慢したんだから、もうゴールしてもいいわよね!?)そわそわっ


まどか「………」ちらちらっ

ほむら(も・う・す・こ・し・が・ん・ば・って…ですって……!?うぅ、もう少しってあとどれぐらいなのよぉ)がくがく

ほむら(こ、このままだと、まどか分が切れて私……死んじゃうわよぉ!)がくがくっ

まどか「ほ、ほむらちゃん?だ、大丈夫…だよね?」

ほむら「む、無理かもしれないわ」がくがくぶるぶる


まどか「わわわっ!パパママごちそうさま!私達もうお風呂に入るね!行こうほむらちゃん!!」くいっばたばた

ほむら「え、えぇ」すりすり

知久「あっ…って、もう行っちゃったか」

詢子「まぁまぁ、今日くらいはいいんじゃないの?ちゃんと残さず食べてるしさ」

知久「うん。そうだね」


まどか「はぁ…ほむらちゃん、もう大丈夫?」

ほむら「えぇ、バッチリよ」すりすりぎゅー

まどか「でも、30分が限界なんじゃ、明日からの学校はどうするの?」

ほむら「………が、頑張るわ」ぎゅー

まどか「答えるまでに不安になる間があるよほむらちゃん……」

ほむら「………」ぎゅー


まどか「とりあえず、今はお風呂に入ろっか。ほむらちゃんも準備して」

ほむら「えぇ……えっ?」ぎゅっ?

まどか「どうしたの?」がさがさ

ほむら「えっ、い、一緒って……まどかと一緒にお風呂に入るの!?///」ぎゅっ!?

まどか「うん。だって、一緒に入らないでほむらちゃんは大丈夫なの?嫌だよ私、お風呂から上がったらほむらちゃんがおかしくなってるとかは……」


ほむら「……ほ、保証しかねるわね」ぎゅ…

まどか「ほらぁ…だから、ほむらちゃんも早く準備して」

ほむら「わ、分かったわ///」

ほむら(まどかと一緒のお風呂……洗いっことか色々できるのかしら///)

まどか「えへへ、それくらいなら、ほむらちゃんがしたいならしてあげるよ///」

ほむら「ほむぅ!///」


脱衣所

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「なにかしら?」ぎゅー

まどか「離れてくれないと、服が脱げないよ?」

ほむら「当然ね」すりすりぎゅ

まどか「………」

ほむら「………」すりすりぎゅー


まどか「離れようねほむらちゃん」くいっ

ほむら「ほむむっ」いやいや

まどか「………」

ほむら「………」ぎゅぎゅー


まどか「ほむらちゃん?」ぐいっ

ほむら「ほむーっ」いやいや

まどか「………」

ほむら「………」すりすりぎゅぎゅぎゅー

まどか「ほむらちゃん…一旦離れないと、服が脱げないのは分かってるんだよね?」

ほむら「もちろんよ」ぎゅー


まどか「じゃあ、ちょっとの間だけ離れよっか?」くいっ

ほむら「ほむんっ」いやいや

まどか「………」

ほむら「………」すりすりくんくんぎゅぎゅぎゅー

まどか「うん…私はどうしたらいいのかなほむらちゃん?」


ほむら「そうね……私がまどかを脱がせるって言うのはどうかしら?」ぎゅー

まどか「ええっ!?そ、それは流石に恥ずかしい…かなぁ///」

ほむら「じゃあずっとこのままね」すりすりぎゅー

まどか「それ一択しかないの!?」

ほむら「えぇ」すりすりぎゅー

まどか「うぅ…今のほむらちゃんが相手だと、本当にずっとこのままになりかねないよ……分かったよ、それでいいよ……だけど」


ほむら「何かしら?」

まどか「その代り、ほむらちゃんの服は私が脱がせちゃうからね///」

ほむら「ほむっ!?そ、それは駄目よ!恥ずかしいじゃない……///」

まどか「私だって恥ずかしいって言ったでしょ!これは交換条件だよ。じゃないと私も、ほむらちゃんに脱がされてあげないもん///」

ほむら「ほむむ……分かったわ。じゃあお互いに脱がせっことしましょうか///」

まどか「う、うん///」


まどか「えっと、どっちから脱がせるの?」

ほむら「私からでいいかしら?」ぎゅー

まどか「う、うん……や、優しくしてね?///」

ほむら「まどか…それはなんだか違う意味に聞こえてしまうわ///」ぎゅー


まどか「ふえっ?へ、変な意味でじゃないよぉ!ほむらちゃんのえっち///」

ほむら「うふふっ、私は別にえっちな意味に聞こえたなんて言ってないわよ?」ぎゅー

まどか「あうぅ…ほむらちゃんのいじわる///」ぷいっ

ほむら「あぁ、ふて腐れるまどかも可愛いわ」すりすりぎゅー

まどか「もぉ!///」


ほむら「では、そろそろまどかを脱がせましょうか///」わきわきぎゅー

まどか「ほ、ほむらちゃん?その手の動きはなんかいやらしいよ…?」

ほむら「大丈夫よまどか…服を脱がせる以外は何もしないわ///」はぁはぁぎゅー

まどか「息遣いが全然信用できなよ!?」

ほむら「まぁまぁ、私を信じて…さて、脱がせるためにはまどかの背中に回らなくてわね」もぞもぞぎゅー


まどか「んにゅ…」

ほむら「はい、まどかばんざい」

まどか「うん///」ばんざーい

ほむら「………」しゅるしゅる…ぱさっ

まどか「///」


ほむら「ピンクのブラなんて…実にまどからしくて可愛いわね///」

まどか「うぅ、そういう事は恥ずかしいから言わないでよぉ///」

ほむら「何で?私は事実を言ってるだけなのに……あぁ、まどかの素肌はすべすべでしっとりもちもち…まるで上質な絹のようね」すりすり

まどか「やぁ、くすぐったいよぉ///」

ほむら「……んっ」ぺろ

まどか「ひゃう!?な、何で首舐めるの!?流石の私も怒るよほむらちゃん!///」

ほむら「頬を膨らませて怒るまどかも可愛いわ」はぁはぁ

まどか「もぉ!ほむらちゃんの変態……///」


ほむら「(まどかに罵られるのもいいわ///)」ぞくぞく

まどか「ほむらちゃんさっきから、思ってることと実際に言ってることが全く一緒だよね…///」

ほむら「私はまどかに嘘をつかないわ。さて、次はスカートね……」ぱちっじじー…ぱさっ

まどか「///」

ほむら「そして下着…まずはブラジャーからね///」わきわき


まどか「んっ///」

ほむら「ほむむ……柔らかい」ぷちっぱさっ…ふにふに

まどか「ほ、ほむらちゃん…揉んじゃだめだよぉ///」

ほむら「まどかには揉めるほどの大きさがあるのね……それに比べて私は……」ふにふにずーん

まどか「だ、大丈夫だよほむらちゃん!ほむらちゃんは、例えお胸が小さくても、十分魅力的だから!」


ほむら「慰めてくれてありがとうまどか……それじゃあ、最後にパンツを脱がせましょうか」ふにふに

まどか「えっと、パンツだけは自分で脱ぐって言うのはダメ…かなぁ?///」

ほむら「ダメよ。じゃないと、私はこのまま永遠にまどかの胸を揉み続けるわ」ふにふにっ

まどか「んんっ、強く揉んじゃダメぇ……分かったからぁ///」

ほむら「では失礼して……///」しゃがみ

まどか「///」


ほむら「ほむっ……ほむぅ///」しゅるしゅる……

まどか「お願いだからまじまじ見ないで///」

ほむら「難しいお願いね……まどか、足を上げてもらえるかしら」

まどか「うん///」

ほむら「……これで脱ぎ終わったわね」


まどか「タオル巻いてもいいかな?///」

ほむら「まどか、お風呂でタオルを巻くのはマナー違反よ」

まどか「脱衣所ならいいんじゃないかな?///」

ほむら「(タオルなんて巻いたら、まどかの裸が見れないじゃない!)」

まどか「堂々としてれば本音を言ってもいい訳じゃないよほむらちゃん!///」

ほむら「だって、隠した所でどうせまどかには知られてしまうじゃない」

まどか「そうだけどぉ……もぉ!///」


まどか「つ、次は、私がほむらちゃんを脱がせる番だからね///」

ほむら「え、えぇ、どんとくるといいわ///」

まどか「じゃあ今度は、私がほむらちゃんの背中に抱き着くよ///」もぞもぞ

ほむら「ほむっ!///」

まどか「えへへ///」ぎゅー


ほむら「だ、抱き着かれるのは、抱き着くのとはまた違った安心感がるのね///」すりすり

まどか「ほむらちゃんって、柔らくていい匂いがするよ///」すりすりくんくん

ほむら「ま、まどか?ちょっと恥ずかしいわ///」いやいや

まどか「ほむらちゃんだって、散々私にやったでしょ?だからこれはお返しだもん///」すりすりくんくん


ほむら「んっ、そんなぁ///」

まどか「ほむらちゃんを抱き枕にできたらいいのになぁ…こんなに抱き心地がよかったら、私すぐに眠れちゃうよ///」すりすりくんくん

ほむら「まどかが望むなら、私はいつでもまどかの抱き枕になってあげるわ」

まどか「えへへ、それじゃあ今夜から頼んじゃおうかな///」すりすり

ほむら「お安いご用よ。さて、早く私を脱がせてしまって。あまり時間をかけては、まどかが風邪を引いてしまうわ」

まどか「心配してくれてありがとう。じゃあ、ほむらちゃんばんざい」

ほむら「ほむっ///」ばんざーい


まどか「んしょ……」するする…ぱさっ

ほむら「///」

まどか「白なんだね///」

ほむら「に、似合ってないかしら……?///」

まどか「ううん、清楚な感じで、ほむらちゃんにとっても似合ってるよ///」

ほむら「ほむぅ///」


まどか「スカートも脱がすからね」もぞもぞ

ほむら「え、えぇ///」

まどか「///」ぱちっじじーっぱさっ

まどか「下着も…私が脱がせなきゃダメなんだよね///」

ほむら「もちろんよ///」

まどか「だ、だよね……んしょ…///」ぱちっ…ぱさっ

ほむら「///」


まどか「えっと……あっ、うん…次はパンツだね」ぱっ

ほむら「まどか…今、私の胸を揉もうとしたのに止めなかった……?」

まどか「な、なんの事かなぁ……?」ふいっ

ほむら「まどか?」じーっ

まどか「………」ふいっ


ほむら「私の胸は、揉む価値もないって事なのね!?」ぶわっ

まどか「ち、違うよ!」

ほむら「じゃあ、ない胸は揉めないとでもっ!?」ぶわわっ

まどか「そうじゃくて!も、もぉ、分かったよぉ!///」ふにっ

ほむら「ほむんっ!///」


まどか「こ、これで良いでしょ…?///」ふにふに

ほむら「あっ…んっ…///」もぞもぞ

まどか「別にほむらちゃんの胸に魅力がないなんて、絶対に思ってないからね?ただ、自分で揉むのは恥ずかしかったって言うか……///」ふにふにふにふに

ほむら「う、嬉しいわまどか……で、でも、もう止めて……まどかに揉まれると、感じすぎてしまって……///」びくびく

まどか「揉んだら揉んだで止めてって、私はどうしたら正解だったの!?」ふにふにっ

ほむら「ほむーっ!?///」びくんびくん


まどか「えっと……ごめんねほむらちゃん///」ちらちらっ

ほむら「ま、まどかは悪くないわ…まどかに胸を揉ませるようにけしかけたのは、私だから……///」びくびく

まどか「その…やっぱりパンツも脱がせた方がいいのかな?///」

ほむら「いえ…流石にこれをまどかに脱がせてもらうのは恥ずかしすぎるわ///」

まどか「だ、だよね///」


ほむら「少しの間だけ、目をつぶってもらえるかしら」

まどか「うん///」

ほむら「………」するするもぞもぞ

ほむら(いや……いくらまどかに胸を揉まれたからって、これは濡れすぎじゃない私?パンツがびしょびしょじゃないの……)

まどか「ほ、ほむらちゃん…今は心の中でも描写しないでほしいなって///」

ほむら「ほむっ!?///」はっ


がらっ

まどか「先に湯船に浸かるのと、体を洗うのと、ほむらちゃんはどっちがいい?」

ほむら「何を言ってるのまどか?一緒に体を洗うのでしょ?」ぎゅっ?

まどか「えっ?」

ほむら「だから洗いっこよ洗いっこ。入る前にやってくれるって言ったじゃないの……まさか嘘だったの…?」しょぼーんぎゅー


まどか「わわわっ!嘘じゃないよ!嘘じゃないから落ち込まないでほむらちゃん!」

ほむら「じゃあ私からまどかを洗ってあげるわ!」ぎゅっ

まどか「いいけど…なんか、騙されたような……」じとっ

ほむら「き、気のせいよ」ひゅーひゅーぎゅー

まどか「うーん……」


ほむら「さ、さぁ、これに座ってまどか!頭と体、どっちを先に洗ってほしいかしら?」ぐいぐいぎゅー

まどか「わわっ…えっと、頭が先の方がいいかな」

ほむら「任せて!えぇと、シャンプーは……これね。じゃあ洗うわよまどか」あわあわ

まどか「うん。お願いね」めをつぶり

ほむら「………」わしゃわしゃ

まどか「………」ぎゅー


ほむら「…痛くないかしら?」わしゃ?

まどか「ううん全然痛くないよ。気持ちいいよ」ぎゅー

ほむら「良かったわ」わしゃわしゃ

まどか「………」ぎゅー


ほむら「………」わしゃわしゃ

まどか「………」ぎゅー

ほむら「………」わしゃ……ちらっ

まどか「………」ぎゅー

ほむら「………」じーっ


まどか「ほむらちゃん?急に手が止まったけどどうしたの?」ぎゅー

ほむら「いえ、泡が目に入らないようにと、ずっと目をぎゅーってつぶっているまどかが可愛いなぁと思って、ちょっと愛でていただけよ」

まどか「ふえっ!?///」ぱちっ

ほむら「あら、駄目よまどか。目を開けたら、泡が入ってしまうわよ」

まどか「あうっ…!」ぎゅー


ほむら「大丈夫だった?」

まどか「うん、何とか……それより、恥ずかしいからもう見ちゃ駄目だからね!///」ぎゅー

ほむら「残念ね……では続けるわ」わしゃわしゃ

ほむら(そう言いつつやっぱり見るのだけどね)じーっ


まどか「ほむらちゃん…さっきからちょくちょく忘れちゃうよね?今の私にはほむらちゃんの考えてることが分かっちゃうって」ぎゅー

ほむら「ほむっ!?ご、ごめんなさい……」わしゃわしゃ

まどか「次やったら、ほむらちゃんの事嫌いになっちゃうんだからね!」ぎゅー

ほむら「ほむぅ!?」わしゃー


シャー

ほむら「も、もう泡は流し終わったわよ」びくびく

まどか「うん。ありがとうほむらちゃん」ぱちっ

ほむら「………」ちらちらびくびく

まどか「どうしたのほむらちゃん?そんなに不安そうな顔して」


ほむら「えっと、その……ま、まどかは私の事、き、嫌いになってないわよね…?私、あれから見なかったわよ……」びくびく

まどか「…あぁ!大丈夫だよほむらちゃん。あれは冗談だからね?私はどんなことがっても、本当にほむらちゃんの事を嫌いなんてなったりしないから」

ほむら「ま、まどかぁ!」ぱぁ!ぎゅぎゅー

まどか「わぷっ!も、もぉ、ほむらちゃんったら……///」


ほむら「あぁ、良かったわ!私、まどかに嫌われたらどうしようかと…」すりすりぎゅー

まどか「ほ、ほむらちゃん、裸ですりすりされるのは恥ずかしいよぉ///」

ほむら「ほむぅ!」すりすりっ!

まどか「なんで余計に強くするの!?///」


ほむら「次は体ね!」

まどか「うん」

ほむら「ボティーソープはこっちね」きゅきゅっ

まどか「スポンジはそこにあるからね」

ほむら「分かってるわ」あわあわ

まどか「じゃあ、またお願いするね」


ほむら「任せてちょうだい。では……」あわあわ

まどか「…うん?ほむらちゃん?スポンジ持ってないけどどうやって洗うつもり―――ひうっ!?」

ほむら「………」ぺたすりあわあわ

まどか「ちょ、ちょっとほむらちゃん…!?な、何で素手で洗ってるのかな…?んんっ///」


ほむら「いや、まどかの繊細な柔肌を守るためには、素手で洗うのが一番だと思って」すりすりあわあわ

まどか「毎日そのスポンジで洗ってるんだから大丈夫だよぉ///」

ほむら「でも、念には念を入れよと言うわ」すりすりあわあわ

まどか「今はそんな念を入れなくてもいいの!///」


ほむら「………」ふにふにあわあわ

まどか「ひゃうっ!?///」

ほむら「まどかの胸はぬるぬるね」ふにふにあわあわ

まどか「んっ、へ、変な言い方しないでよぉ///」

ほむら「………」ふにふにふにふにふにふにふにふにふにふにふにふに

まどか「何も言わなければ揉んで良い訳じゃないよ!///」


ほむら「腕」すりすりあわあわ

まどか「///」

ほむら「脇……こちょ?」すりすりあわあわ

まどか「んんっ!?く、くすぐったいよ!///」

ほむら「背中……」すりすりあわあわ……つつーっ

まどか「ひゃあっ!?もう!いい加減怒るよほむらちゃん!///」


ほむら「失礼、ついやりたくなってしまって。次はお腹……もちもちね」すりすりあわあわ

まどか「えっ…ふ、太ってるかな……」

ほむら「そういう風に思って言ったわけじゃないわ。まどかのお腹は、赤ちゃんみたいにもちもちで気持ちがいいなぁと」すりすりあわあわ

まどか「それはそれで褒められてるの……?」

ほむら「私は褒めたつもりよ。さて、そして次は……おまたね」あわあわ


まどか「ほ、ほむらちゃん?そこは流石に自分で洗いたいかなぁって///」

ほむら「駄目に決まってるじゃない。さぁ、こっちを向いてまどか」あわあわ

まどか「じゃ、じゃあ、せめてスポンジを使ってほしいなぁ///」

ほむら「却下ね」あわあわ

まどか「うぅ…す、素手でやったら、ほむらちゃんの事嫌いになるよ!それでもいいの?///」

ほむら「ほむっ……!」ぴたっ


まどか「それが嫌だったら、スポンジを使ってよね!///」

ほむら「……まどか」

まどか「な、なに?///」

ほむら「さっきまどかは言ったわ……」

まどか「?」


ほむら「『私はどんなことがっても、本当にほむらちゃんの事を嫌いなんてなったりしないから』……と」

まどか「!」

ほむら「私はまどかが嘘をつくような娘だとは思わないわ……という訳で、ここは素手で行くわ」わきわきあわあわ

まどか「ま、待ってほむらちゃん!ほ、本当に嫌いになっちゃうよ!?ほむらちゃんを嫌いになっちゃうんだからね!?っていうかそもそもその手つきはおかしいよほむらちゃん!!///」

ほむら「ほむーっ!」わきわきあわあわ!

まどか「きゃー///」




明日は書けないと思う


まどか「………///」

ほむら「…まどか?」

まどか「………///」ぷいっ

ほむら「まどかー?」

まどか「………///」ぷいっ


ほむら「まどか、返事をしてくれないと悲しいわ」

まどか「…の…か///」

ほむら「何?」

まどか「……ほむらちゃんの馬鹿///」じとっ

ほむら「うっ……」


まどか「ダメって言ったのに…嫌って言ったのに……///」じとーっ

ほむら「ご、ごめんなさい…つい調子に乗ってしまって……反省してるわ」

まどか「ほむらちゃんのせいで、私もうお嫁に行けないよ……///」じとーっ

ほむら「安心して、私が貰うから。是が非でも私が貰うから。そもそも絶対に私以外にまどかは渡さないわ」

まどか「もぉ!そういう話をしてるんじゃないの!///」

ほむら「?」


ほむら「……まどかはお嫁さんより旦那さんの方がいいの?」

まどか「ほむらちゃんが私のお嫁さんかぁ…それもいいかも……って、そういう話じゃないんだってば!///」

ほむら「?」

まどか「もういいよ!今度は私がほむらちゃんを洗ってあげるから、ほら座って」すくっ

ほむら「お願いするわ」

まどか「………」じーっ

ほむら「このいす……まどかの温もりが///」

まどか「なんでそういう事を言うのかなぁ///」


まどか「………」わしゃわしゃ

ほむら「ちなみにまどか」

まどか「何?」わしゃわしゃ

ほむら「さっきので、まどかは私の事嫌いになってしまったかしら?」

まどか「…そんなの、言わなくても分かってるくせに」わしゃわしゃ

ほむら「でも、実際にまどかの口から聞いていないもの…不安なのよ、やっぱり嫌われたんじゃないかって…」


まどか「もう、ほむらちゃんったらしょうがないね……」わしゃ……ぎゅっ

ほむら「まどか…?」

まどか「さっきも言ったでしょ?私はどんなことがあっても、ほむらちゃんを嫌いになんてなったりしないよって……それは勿論、さっきみたいなことをされれば怒ったりもするけど、だからって本当にほむらちゃんを嫌いになんてならないよ」ぎゅーっ

ほむら「まどか///」

まどか「さっ、どんどん洗っちゃおうね!」わしゃー

ほむら「♪」


シャー

まどか「はい、おしまいっと」

ほむら「んっ、とても気持ちがよかったわまどか」

まどか「えへへ、ありがとう。じゃあ次は体だね」

ほむら「そうね」

まどか「………」あわあわ


ほむら「……まどか、何で手だけで泡を作っているのかしら……?」

まどか「えっ?何でって、決まってるでしょ?」

ほむら「な、何でかしら……」

まどか「もちろん、ほむらちゃんの柔肌を気づつけないために、素手で洗うからだよ♪」

ほむら「い、いやぁ……べ、別にスポンジで洗っても、私の肌なんて傷つかないわよ」

まどか「ほむらちゃん……『念には念をいれよ』……でしょ?」にこっ

ほむら「……まどか…もしかしてまだ、怒ってる?」


まどか「ううん、もう怒ってないよ?だけどねほむらちゃん……」あわあわ

ほむら「………」ごくりっ

まどか「私は、怒ってないのとお返しをしないっていうのとは、それはやっぱり違うかなぁって、思ってしまうのでした♪」わきわきあわあわ

ほむら「あ、あはは……」

まどか「覚悟してね?ほむらちゃん…」わきわきあわあわ

ほむら「ほむーっ!?///」


まどか「…ほむらちゃんの肌って、白くて綺麗だしすべすべだよね…羨ましいなぁ」すりすりあわあわ

ほむら「そ、そんな…私なんてただ青白くて不健康なだけよ……私は、まどかの健康的な肌の方が羨ましいわ」

まどか「もぉ、どうしてほむらちゃんは、そんなに自分を卑下して評価しちゃうのかな……もっと自信を持ってほしいなって、私は思うよ」すりすりあわあわ

ほむら「そ、そうかしら……///」


まどか「えへへ…だってほむらちゃんは、私の自慢の彼女さんだもん///」みみもとで

ほむら「ほむっ!?///」

まどか「だから…ね?///」すりすりあわあわ

ほむら「わ、わかったわ///」ぞくぞく


まどか「背中もお腹もすべすべだね……こちょこちょー!」すりすりこちょこちょ

ほむら「ふふっ!ま、まどか、ふっ、だ、ダメよ、くすぐったいわ!」

まどか「止めないよ?だってこれはお返しだもん…私がほむらちゃんにやられた事、ぜーんぶ倍返しでプレゼントしてあげる♪」すりすりこちょこちょー

ほむら「倍ってそんな!?あはっ、だ、だめもう…あ、あははっ!」

まどか「ふふふふっ♪」すりすりこちょこちょー

ほむら「あははははっ!」


ほむら「はぁ…ふふっ……はぁ」くてー

まどか「やり過ぎちゃったかなぁ……ほむらちゃん、大丈夫?」ささえ

ほむら「だ、大丈夫よ……ふふっ」くてー

まどか「次はおまただけど……もう座ってられそうにないね。イスをどかしてっと…ほら、横になろうねほむらちゃん」


ほむら「ほむー……」くてー

まどか「よいしょ……」

ほむら「ほむ……?」くてー

まどか「ふふっ♪」わきわきあわあわ


ザバー…チャプン

ほむら「しくしく」

まどか「あの…ほむらちゃん?」

ほむら「しくしく」

まどか「ご、ごめんね?ほむらちゃんの反応が可愛すぎて、歯止めがきかなくなっちゃって……」

ほむら「しくしく」


まどか「本当にごめんねほむらちゃん!」ざばー

ほむら「しくしく」

まどか「……ほ、ほむらちゃん?」

ほむら(しくしく…まどかか私が男だったら、今頃は既成事実が出来ていたでしょうに……!)しくしく

まどか「悲しんでる理由はそこなのほむらちゃん!?」


まどか「はぁ…謝って損しちゃったよ……」

ほむら「私はまどかにされることは、基本何でも受け入れるわ」

まどか「またそういう恥ずかしい事を……///」

ほむら「でも残念だわ…あそこまで行ったのだから、女同士でなければ今頃……///」


まどか「……ほむらちゃんは、やっぱり私が男の子の方が良かった…?」

ほむら「何で?」

まどか「だって、それなら普通に子供も出来るだろうし…パパやママ、みんなだって私達の事を隠す必要がなくなるんだよ?」

ほむら「そうね……」

まどか「やっぱりそうだよね……」


ほむら「でもねまどか」

まどか「?」

ほむら「確かに私は今、私かまどかが男だったらと考えたわ。でもだからって、本気でまどかが男だったらなんて全然思ってないわ。もちろん、私がって言うのもね?」

まどか「本当に?」


ほむら「今のまどかかには、私の心の声まで聞こえるのでしょ?私が本心から言ってるって分かるのでしょ?」

まどか「…うん///」

ほむら「さて……まどか」

まどか「な、何?///」

ほむら「私、そろそろ限界だわ」うずうす


まどか「えっ、何が?」

ほむら「もう、まどかに抱き着きたくて仕方ないのよ…!い、良いわよね?」じゃばじゃばだきっ

まどか「わぷぷっ!もぉ、折角格好良く決まってたのにほむらちゃんったら///」

ほむら「ほむー///」ちゃぷちゃぷぎゅー

まどか「///」


まどか「///」

ほむら「ほむー」ぎゅー

まどか「///」

ほむら「ほむー」ぎゅー

まどか「///」


ほむら「ほむー」ぎゅー

まどか「ほ、ほむらちゃん、そろそろ上がらないかな?///」

ほむら「ほむー」ぎゅー

まどか「あっ、別にほむらちゃんに抱き着かれてるのが嫌って訳じゃなくてね?その、もう恥ずかしいのとお湯が熱いので、私のぼせちゃいそうで///」

ほむら「ほむー」ぎゅー


まどか「えっと、だからまたちょっとの間だけ離れてほしいなって///」

ほむら「ほむー」ぎゅー

まどか「……ほむらちゃん?」

ほむら「ほむー…」


まどか「私の部屋に行ったら好きなだけ抱きついてもいいから、ねっ?」ゆさゆさ

ほむら「ほむー……」ゆらぁ…じゃぶーん

まどか「あれ?」

ほむら「ぶくぶく」


まどか「って、何してるのほむらちゃん!?」だきあげ

ほむら「ほむ……」くてー

まどか「もうっ!のぼせてるなら早く言ってよぉ!」

ほむら(だ、だって…次にまどかに裸で抱き着ける機会なんていつになるか……だからめいいっぱいこの状況を堪能しようと……)くてー


まどか「だからってこんなになるまでしなくても……それに、どうせ明日も一緒にお風呂にはいるんだよ?」

ほむら(あっ…そう言われればそうね……私としたことが迂闊だったわ……うぅ、気持ち悪いわ……)

まどか「はぁ、じゃあもう上がろうね」じゃばぁ

ほむら「!」

まどか「んしょ……」ぺったぺった


ほむら「ま、まどかに……」

まどか「ん?どうしたの」

ほむら「まどかに……まどかにお姫様抱っこされるなんて……のぼせるのもあり…かも///」

まどか「っ…こんな時までそんなこと言って!///」

ほむら「うっ、でもやっぱり気持ちが悪いわ……まどか、出来れば今度は私の体調が万全の時にお願いするわ……」

まどか「もぉ、知らないよ!///」


ほむら「そんな……やってくれないの…?」

まどか「今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!///」

ほむら「ほむぅ……」

まどか「んしょ……んー…両手が塞がって扉が開けられない……ごめんねほむらちゃん、辛いかもだけど開けてくれるかな?」

ほむら「!……うっ!?」

まどか「えぇ!?ほ、ほむらちゃん大丈夫!?」


ほむら「うぅ、大丈夫じゃないわ……このままだと、魔法少女にあるまじきな粗相をおこしてしまいそうだわ……」

まどか「わわわっ!えっと、えっと、じゃあ一旦降ろすからねっ?」

ほむら「そ、それには及ばないわ……」ぎゅー

まどか「何で!?このままじゃほむらちゃんが……!」


ほむら「大丈夫よ……まどかがあることを約束さえしてくれればおさまる気がするの……」

まどか「約束って……?」

ほむら「ま、まどかが…明日も私の事をお姫様抱っこしてくれるって約束さえしてくれれば……!!」ぎゅー

まどか「何でそうなるの!?」

ほむら「ううっ!は、早くしないとリバースしてしまうわ……とにかくお願いだから約束してちょうだいまどかっ!」まっさお

まどか「わ、わかったよ!明日もしてあげるから!」

ほむら「嬉しいわまどか!」すりすりぎゅー



ほむら「ほむー」すりすりぎゅー

まどか「……あれ?」

ほむら「ほむー」すりすりぎゅー

まどか「………」

ほむら「ほむー」すりすりぎゅー

まどか「……ほむらちゃん、本当にのぼせてるんだよね?」

ほむら「ぎくっ……う、うっうー、気持ちが悪いわー…」ぎゅ…

まどか「……ほむらちゃん?」じとー


ほむら「………」

まどか「………」じとー

ほむら(……ごめんなさい!つい出来心だったの!のぼせたフリをすれば、まどかにかいがいしく看病してもらえるかなぁって思って…)

まどか「はぁ…ほむらちゃん……」じとー

ほむら「………」

まどか「………」じとー

ほむら「……てへっ☆」ぎゅっ


まどか「っ!?そ、そんなので誤魔化されないんだからね!///」

ほむら「そんな……結構勇気を出してやったのに…やっぱり似合わなかったかしら……」しゅん

まどか「ち、違うよ!その、凄く可愛いと思ったけどっ!だけどそれとは別の話ってだけで……///」

ほむら「まどかに可愛いって言われたわ///」すりすりぎゅー

まどか「もぉ…これじゃあ怒るに怒れないよぉ///」


まどか「とりあえず、何ともないならもう降ろすからね?」

ほむら「えっ…?」ぎゅっ

まどか「何でそんな、この世の終わりみたいな顔するの……?」

ほむら「まるで一人でワルプルギスの夜に挑んで敗れて、まどかが契約してしまった時のような絶望感だったからよ……」ぎゅー

まどか「そんなになの!?」


ほむら「あー、今降ろされたら魔女化してしまうわー」ぎゅー

まどか「そんなこと言っても……じゃあ、ほむらちゃんが扉を開けてよ」

ほむら「嫌よ。開けたら結局降ろされてしまうのでしょ?」ぎゅー

まどか「ほむらちゃんを抱き上げたままじゃ服は着れないもん」

ほむら「だから私は開けないわ」ぎゅぎゅー


まどか「もう、我がままばっかり言って…このままじゃ私もほむらちゃんも風邪引いちゃうよ」

ほむら「だったらまた湯船につかればいいのよ」

まどか「それじゃあいつまでたってもお風呂から出れないよ……」

ほむら「私は意地でもまどかから離れないわ」すりすりぎゅぎゅぎゅー


まどか「もう……じゃあもう一回お湯につかったら、今度は大人しく出てくれるね?」

ほむら「……約束するわ」すりすりぎゅー

まどか「約束だよ」ぺったぺったじゃぶー

ほむら「ほむー、冷えた体に染み渡……ぶくっ!?」じゃばじゃば

まどか「うわっ!?大丈夫!?」くいっ


ほむら「ぷはっ…少し飲んじゃったわ……」ぎゅっ

まどか「ほむらちゃん…ちょっと脱力しすぎだよ」

ほむら「だって、あまりにもまどかの腕の中が落ち着くから、つい力が抜けてしまって……はぁ、極楽ね」すりすりぎゅー

まどか「もう…いつものクールで格好いいほむらちゃんは何処に行っちゃったの?///」

ほむら「こんな私は嫌いかしら…?」ぎゅ…


まどか「勿論、どんなほむらちゃんも私は大好きだけど……私もいつもみたいにほむらちゃんに甘えたいなぁって///」

ほむら「存分に甘えるといいわ!」ぎゅぎゅー

まどか「この状況でどう甘えろって言うのほむらちゃん……」

ほむら「んー」ちゅー

まどか「ふえっ!?///」


まどか「な、何してるのかなほむらちゃん……///」

ほむら「何って、まどかがキスしやすいように目をつぶってるのよ」

まどか「今までの話の中でどうしてそうなるの!?」

ほむら「細かい事は気にしない気にしない。ほら、ちゅー」

まどか「ちょ、ちょっと待ってよぉ!///」


ほむら「何よ……まどかは私とキスするのが嫌なの?」

まどか「そうじゃないけどぉ……これって結局、ほむらちゃんがキスしたいだけで、私が甘えるっていうのとは違うような……///」

ほむら「そう……そんなこと言って、やっぱり私とキスするのが嫌なのね……」しょぼーん

まどか「だ、だからそうじゃないって言ってるでしょ!///」


ほむら「じゃあ……まどかからして///」うるうる

まどか「うー…またそういう顔して……い、一回だけだからね?///」

ほむら「えー……」

まどか「それが嫌だったらしてあげないもんね///」

ほむら「ほむ…仕方ないわね。ではでは…んー」ちゅー


まどか「っ……えいっ///」ちゅー

ほむら「んっ……///」

まどか「んんっ……ぷはっ、こ、これで満足d―――んむっ!?///」

ほむら「ちゅっ…んっ……」ぎゅぎゅー

まどか「ふぁ…んちゅ……///」

ほむら「ちゅー……んんっ…はぁ……ふふっ」ぎゅー

まどか「はぁ…はぁ…///」


ほむら「まどか、大丈夫?」ぎゅっ

まどか「はぁ…はぁ…ほむらちゃんの馬鹿ぁ…一回って言ったのに…しかもあんな深いの///」

ほむら「気持ち良くなかったかしら?」ぎゅ…

まどか「良かったけど……もう///」

ほむら「ふふっ、キスでもまどかを甘えさせることは出来たでしょ」ぎゅー

まどか「うー…///」


ほむら「さて、そろそろ上がろうかしらまどか?」

まどか「ま、待って…もう少しだけ……///」

ほむら「あら、まどかは早く出たかったんじゃないの?」

まどか「その…今ので体に力が入らなくなちゃって……///」

ほむら「じゃあ今度は私がまどかをお姫様抱っこしましょう」じゃぶじゃぶ


まどか「わわっ、い、いいよぉ!それは恥ずかしいから!///」じゃぶじゃぶ

ほむら「まぁまぁ、遠慮しないで」じゃぶじゃぶ

まどか「恥ずかしいからって言ってるでしょ!///」じゃぶじゃぶ

ほむら「ふふっ、力の抜けたあなたがいくら抵抗しても無駄よ……ほら」ひょい

まどか「ひゃう!?///」じたばた

ほむら「あぁ、抱き上げられて足をバタつかせるまどかも可愛いわ」ぎゅー

まどか「もー!///」じたばた


がちゃ

まどか「もぉ、ほむらちゃんってば変なところで強引なんだから……///」

ほむら「でも、まどかも嫌ではないのでしょ?」

まどか「っ…知らないよっ!///」ぷいっ

ほむら「まぁ、いいわ……さて、体を拭いて服をきましょうか」ふきふき

まどか「あっ、うん、そうだね……」

まどか(流石に拭きあいっことか、着せあいっことかまではないんだね……)ふきふき


ほむら「………」がさごそ

まどか(な、何か物足りないような……い、いや、これが普通なんだよ私!さ、さっきまでのおかしかったんだよ///)ふきふき

ほむら「……はい、まどかの下着とパジャマよ」

まどか「ありがとうほむらちゃん……ん?」

まどか(あれ、私こんな下着持ってたっけ…それにパジャマも黒ではなかったような……)


ほむら「♪」いそいそ

まどか「って、待ってほむらちゃん!それ私のパンツじゃないの!?」

ほむら「えぇ!?あ、あらー、本当ねー!つい間違って穿いてしまったわー」いそいそっ

まどか「棒読みすぎるよほむらちゃん!しかも何で言いながらも穿いてるの!?」

ほむら「お、おかしいわー、体が勝手にー…これは魔女の口づけによる可能性が―――」

まどか「無いよ!1ミリたりともそんな可能性ないよ!明らかにほむらちゃんが自主的にやってるよ!」


ほむら「でももう穿いてしまったわ……今からでも脱いで返す?」

まどか「い、いいよ!私は部屋に行って代わりの下着持ってくるから…///」

ほむら「まぁまぁ待ちなさいまどか」くいっ

まどか「嫌だよ!どうせ私はほむらちゃんのパンツを穿けばいいとか言うんでしょ!///」

ほむら「そこまで分かってるのなら話が早いわ…さぁ、観念しなさいまどか」

まどか「うー……///」


ほむら「ちなみに無理に取りに行こうとしても、例のごとく私はまどかに抱き着いて妨害するわよ」

まどか「それも分かってから悩んでるんだよ……///」

ほむら「私としてはまどかに抱き着くのは全然構わないのだけどね?むしろいつでも抱き着きたい衝動に駆られているのだけど……でも、抱き着いたらまた当分は離れないわよ」

まどか「もう、いいよ!穿けばいいんでしょ穿けば!///」がさごぞ

ほむら「♪」


まどか「はぁ…いくらほむらちゃんが相手とはいえ、まさか下着の穿きあいっこするなんて思いもしなかったよ……///」

ほむら「あぁ、まどかが私のパンツを穿いてる……なにかしらこの全身にくるゾクゾクするものは///」

まどか(聞こえない聞こえない…///)いそいそ

ほむら「~♪」

まどか「……んんっ」きゅっ

まどか(やっぱりちょっとキツイなぁ……)


ほむら「っ!?」

まどか「ね、ねぇ、ほむらちゃん……その、ブラジャーの事なんだけど……」

ほむら「………」ぺたぺた

まどか「………」

ほむら「………」すかすか

まどか「あ……うん、遅かったかぁ……」


ほむら「………」ぶわっ

まどか「わわっ!何も泣かなくても!!」

ほむら「えぐっ、な、泣いてなんて…ないわっ!」ぶわわっ

まどか「あー、ほらよしよし…大丈夫だよー…きっと、ほむらちゃんはこれからおっきくなるから」なでなで

ほむら「ほ、本当になるかしら……」


まどか「なれるよ!だって私たちまだ中学生だよ?先はまだまだ長いから大丈夫だよ!」

ほむら「そうよね……そうよ!いつか私だって、マミみたいになれるわよね!」

まどか「マミさっ……う、うん…」

まどか(マミさんはレベルはちょっと難しいような……)

まどか「え、えっと、じゃあ、ブラジャーだけはそれぞれ自分のにしよ?」

ほむら「そうね…いくらまどかのとはいえ、これをずっと身に着けてられるほど私のメンタルは強固ではないわ」

まどか「あはは……」


がー

ほむら「………」

まどか「………」じー

ほむら「ふぅ、こんなものかしらね」ふぁっさぁ

まどか「………」じー

ほむら「ごめんなさいねまどか、髪を乾かすのに待たせてしまって」


まどか「ううん、ほむらちゃんは髪が長いんだから仕方ないよ」じー

ほむら「?」

まどか「………」じーっ

ほむら「……あの、まどか?そんなに見つめられると照れてしまうわ……どうしたの?///」

まどか「あっ、ごめんね…ほむらちゃんの髪があまりに綺麗だったから、私見とれちゃって///」

ほむら「えっ!?そ、そんな…私の髪なんて別に……///」


まどか「だって、ほむらちゃんの髪って黒くて艶々で、長いのに枝毛もなくてサラサラで……すっごく羨ましいもん」

ほむら「そ、それを言うならまどかだって…私はまどかのその、桃色でふわふわな髪が羨ましいわ」

まどか「そ、そうかなぁ……///」

ほむら「えぇ、それにまどかの髪は、なんだかほのかに甘い香りがするし」ぎゅっすんすん

まどか「そ、それはお風呂上がりだからじゃないの?///」


ほむら「いえ、常日頃思っていたわ。まどかは良い匂いがするなぁって……それに今日わかったけど、これはシャンプーの匂いとは違う……」ぎゅーくんくん

まどか「やぁ、そんなに真剣にかがないでよぉ///」

ほむら「あぁ、兎にも角にもこの香りは落ち着くわ」くんかくんか

まどか「うー……そんなこと言って、ほむらちゃんだっていつも良い匂いがしてるよ!///」くんくん

ほむら「ほむっ!?ちょ、ちょっとまどか?首筋に顔を埋めないでっ、く、くすぐったいわ///」


まどか「こ、こんなに近くで嗅いだの初めて……やっぱり凄くいい香りだよほむらちゃん///」くんかくんか

ほむら「ほむむ…ま、まどかの方が良い匂いに決まってるわ!///」くんかくんか

まどか「いーや!絶対ほむらちゃんのほうが私なんかより良い匂いだよ!」くんかくんか

ほむら「まどかの方よ!///」ぎゅー

まどか「ほむらちゃんだよ!///」ぎゅー


詢子「どっちでもいいから、何時までも脱衣所を占領しないで欲しいもんだね」

まどか「ふえっ……!?ひゃっ、ま、ママ!?///」がたがた

ほむら「!!??///」

詢子「いやぁ、邪魔する気はなかったんだけどね……このままじゃいつまでたっても出てきそうになかったからさ」


まどか「い、何時からいたの……?///」

詢子「んー…髪がどうのって所あたりから聞いてたよ。まぁ、ドア越しだから断片的にだけど」

まどか「そ、そっか……あっ、その、待たせてごめんなさい!行こっ、ほむらちゃん!///」

ほむら「え、えぇ……///」

ガタガタッバタン!

詢子「うーん………まっ、別にいいか」


まどか「はぁ、びっくりしたよぉ!///」

ほむら「お、お義母様に、まどかと抱き合っていたのを見られてしまったかしら……?///」

まどか「う、うーん…すぐに離れたから大丈夫……だと思いたい///」

ほむら「そうね……じゃ、じゃあ、ここは見られてなかったってことにしましょうか///」

まどか「だ、だね///」

ほむら「///」

まどか「///」


まどか「今度は、もう少し周りに気を付けて抱き合った方がいいね///」

ほむら「え、えぇ///」

まどか「えっと…まだ寝ないよね?折角だから、寝るまで何かして遊ぼっか」

ほむら「それは良いわね。じゃあ、まずはまどかに抱き着つかせてちょうだい」そわそわ

まどか「ほむらちゃん……言ってるそばからそうやって……」

ほむら「だ、だってしょうがないじゃない!抱き着きたいんだもの!それに、ここはまどかの部屋なんだから、誰かに見られる事なんてないでしょ?」


まどか「まぁ、そうだけど……わかったよ。いいよ、ほむらちゃんの好きにすれば///」

ほむら「ほむー」ぎゅー

まどか「んにゅ…それで、寝るまで何したい?」

ほむら「……じゃんけんなんてどうかしら?」ぎゅー

まどか「じゃんけん…?ほむらちゃんはじゃんけんがしたいの?」

ほむら「えぇ、ただちょっとしたルールがあってね……?」ぎゅっ


まどか「うんうん」

ほむら「その、負けた方は、一枚ずつ服を脱いでいくんだけど……」ぎゅ

まどか「却下だよ」

ほむら「ほむっ!?な、何故なの!?」ぎゅっ

まどか「自分の胸に手を当てて、よーく考えてみるといいよ」


ほむら「………」ふにっ

まどか「んっ…///」

ほむら「………」ふにふに

まどか「んやぁ……///」

ほむら「………///」ふにふにっ


まどか「っ……って、違うよ!何してるの!?私の胸じゃなくて自分の胸だよ!!///」

ほむら「あっ、ごめんなさい……いい感じに揉みやすそうなまどかの胸があったものだからつい」ぎゅー

まどか「そもそも私は、揉めなんて一言も言ってないよ……」

ほむら「でもこの、まどかに抱き着いた状態から自分の胸に手を当てるのは無理よ」ぎゅっ

まどか「一旦離れればいいんだよ?」

ほむら「嫌よ。今日はもう、寝るまでまどかから離れる気はないわ!」ぎゅぎゅぎゅー


まどか「じゃあもう諦めてよ……なんか他にしたいことはないの?」

ほむら「そうね……じゃあ、脱衣麻雀なんてどうかしら?」すりすいぎゅー

まどか「却下だよ」

ほむら「またなの!?」ぎゅっ

まどか「色々言いたいことがあるけど、そもそも私、麻雀なんてルールも知らないしできないよ」


ほむら「大丈夫よ。私もルールなんて知らないわ」ぎゅー

まどか「じゃあ何で提案したの!?」

ほむら「それは勿論、脱衣ゲームの定b―――」ぎゅー

まどか「もうそれ以上言わなくていいよ……他は?」

ほむら「ほむむ……では、この部屋にトランプはあるかしら?」ぎゅ


まどか「えっと……うん、確か引き出しにしまってあったと思うけど」

ほむら「では、ポーカーならどう?」ぎゅ

まどか「うん、一応ルール位なら分かるからいいけど……で、負けると?」

ほむら「無論、d―――」ぎゅー

まどか「却下だよ」


ほむら「だから何でなの!?却下の理由が皆目見当がつかないわ!」ぎゅぎゅー

まどか「脱衣だよ!何で脱衣ありが前提のゲームばっかり提案するの!?」

ほむら「そんなの……まどかの裸が見たいからに決まってるじゃない!」すりすりぎゅー

まどか「なっ……さ、さっき散々お風呂で見たのに、まだ見足りないの!?///」

ほむら「お風呂での裸と、それ以外の場所での裸はまた違うのよ!まどかにはこの違いが分からないっていうの!?」ぎゅぎゅー

まどか「分かりたくもないよ……///」


ほむら「では、お風呂で私が裸なのと、今この部屋で裸の私を想像してみなさい……そうすれば自ずと答えが見えてくるはずよ」ぎゅー

まどか「だから分かりたくないってば……///」

ほむら「いいからいいから、物は試しよ」ぎゅっ

まどか「うーん………?」


ほむら「………」すりすりぎゅー

まどか「んー……っ!?///」

ほむら「………」くんくんぎゅー

まどか「………ぁぅ///」

ほむら「……分かってもらえたかしらまどか?」すりすりぎゅー

まどか「うー……ま、まぁ、分からないでもない…ような///」


ほむら「じゃあ早速、脱衣ありのポーカーを―――」ぎゅー

まどか「それは却下だよ!///」

ほむら「な、何で!?まどかは今、私の想いを理解してくれたんじゃ……!?」ぎゅぎゅっ

まどか「それとこれとは話が別だよ!そ、それに、ここで裸になるなんてお風呂の何倍も恥ずかしいもん!///」

ほむら「くっ、そこに気が付くとは……」ぎゅ


まどか「とにかく!別にポーカーをやってもいいけど、脱衣は無しだからね!///」

ほむら「脱衣がないんじゃ、別にポーカーなんてやりたくないわ。よく知らないし」すりすりぎゅー

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「それじゃあ、しりとりがいいわ」ぎゅっ

まどか「……一応聞くけど、負けたら脱衣?」

ほむら「えっ?勿論まどかが良いっているなら―――」ぎゅー

>>275
最後のほむらのセリフを訂正

ほむら「えっ?勿論まどかが良いって言うなら―――」ぎゅー


まどか「言わないよ」

ほむら「ほむぅ……」ぎゅ

まどか「でも、何でしりとりになったの?」

ほむら「ただまどかから離れなくてすむ遊びをと考えたら、最初にしりとりが浮かんだけよ」ぎゅぎゅー

まどか「実に今のほむらちゃんらしい考え方だね」

ほむら「ほむ♪」どやぁ

まどか「別に褒めた訳じゃないよ」


ほむら「ちなみに一つルールとして、単語に限らず文章でも可っていのうはどうかしら」ぎゅっ

まどか「それじゃあ永遠に終わらないと思うけど……」

ほむら「問題ないじゃない。それなら眠くなるまでずっと続けられるわ」ぎゅー

まどか「うーん…ほむらちゃんがそれでもいいならいいけど」

ほむら「決まりね!では、まどかからどうぞ」ぎゅっ

まどか「うん…えっと、最初は…ほむらちゃんの「ら」」

ほむら「ほむっ!?ま、まさかまどかに先制を受けるなんて///」ぎゅー

まどか「?」


ほむら「まぁ、いいわ。「ら」ね……来年も、いえ、来世でもまどかと恋人同士でいたいわ」ぎゅぎゅー

まどか「ふえっ!?///」

ほむら「まどか、次は「ふ」ではなくて「わ」よ」ぎゅー

まどか「い、いや、待ってっ、ほむらちゃん今なんて…!?///

ほむら「だから来世でも、私はまどかと結ばれたいなぁって」すりすりぎゅー


まどか「うぅ……そ、そんなの無しだよぉ!///」

ほむら「最初に文章もありって言ったでしょ?それにまどかも同意したのだから、何の問題もないはずよ」ぎゅぎゅー

まどか「むぅ、そうだけどぉ…!///」

ほむら「それとも……まどかは来世では、私とは付き合いたくないって言うの……?」うるうるぎゅー

まどか「そ、それは勿論、出来るなら私も来世でもほむらちゃんと付き合いたいと思うけど!だけど、そういう事を抱き着かれながら言われるのは恥ずかしくて……///」


ほむら「嬉しいわ!まどかも同じ思いなのね///」ぎゅーっ

まどか「聞いてよ///」

ほむら「細かい事は気にしない気にしない。さぁ、まどか「わ」よ」すりすりぎゅー

まどか「うー……わ、わっか///」

ほむら「可愛いまどかと結婚したい!」ぎゅぎゅぎゅー

まどか「!!??///」


ほむら「「い」ね」ぎゅー

まどか「あうぅ……い、いし///」

ほむら「死ぬほどまどかを愛してる!」すりすりぎゅー

まどか「はうっ///」


ほむら「「る」よ」ぎゅー

まどか「……るす///」

ほむら「好きよ、まどか」きりっ

まどか「///」ぷしゅー


ほむら「まどか、次は「か」よ」ぎゅー

まどか「///」

ほむら「まどか?」ぎゅっ

まどか「///」

ほむら「……ま・ど・か?」ふー


まどか「ひゃうっ!?な、何するのほむらちゃん!?///」

ほむら「返事をしてくれないまどかが悪いのよ」すりすりぎゅー

まどか「そ、それは、ほむらちゃんがあんな事言うから……///」ごにょごにょ

ほむら「そんなことはさておいて、次は「か」よ」

まどか「そんな事って……///」


ほむら「安心して、私は本心しか口にはしてないわ」

まどか「それが分かっちゃうから余計に困るの!///」

ほむら「あぁ、真っ赤になって照れるまどかは最高に可愛いわ///」すりすりぎゅー

まどか「うぅ、ほむらちゃんがそういうつもりなら、私にも考えがあるからね!///」

ほむら「ほむ?」ぎゅー


ほむら(あれ、この流れ…なんかデジャブ……?)

まどか「「か」でしょ……えぇっと、格好いいほむらちゃんも、可愛いほむらちゃんも、どんなほむらちゃんも私は大好き!///」

ほむら「ほむぅっ!?///」ぎゅっ

まどか「えへへ、「ほ」じゃなくて、「き」だよ?ほむらちゃん///」

ほむら「はっ……や、やるわねまどか。今のは中々効いたわ…でも、私も負けないわよ///」ぎゅーっ

まどか「私だって負けるつもりはないよ///」


ほむら「ほむむ…「き」ね…キスがしたい///」ぎゅー

まどか「っ!?お、終わったらね……何時でも、何時までもほむらちゃんと一緒にいられたら、それはとっても幸せだなって///」

ほむら「私も幸せよ。天使のような、まどかの笑顔が大好きよ///」ぎゅー

まどか「て、天使は言い過ぎじゃないかな……呼ばれた時とか吃驚した時とかに出ちゃうほむらちゃんの「ほむ」って可愛いよね///」


ほむら「そ、そんな事、言ってたかしら……ネコミミまどかを付けたまどかが見てみたい///」すりすりぎゅー

まどか「ほ、ほむらちゃんがどうしてもって言うなら付けてみてもいいけど……じゃあ私は、イヌミミを付けたほむらちゃんが見てみたいかなぁ///」

ほむら「まどかがネコミミを付けてくれるなら喜んで付けるわ……何よりもまどかを愛してるわ///」ぎゅぎゅー

まどか「私も、何よりもほむらちゃんを愛してるよ///」


知久「………」

詢子「…そんな所で何してんの?」

知久「わっ、ま、ママか…脅かさないでよ」

詢子「別に脅かしたわけじゃないけど……で、まどかの部屋の前でどうしたのさ?」

知久「いや、冷たい飲み物でもと思って届けに来たんだけど……」

詢子「だけど?」


知久「それが……」

詢子「んー?」

ほむら『何――もまどか―愛して―わ///』

まどか『私も、―――りもほむら――んを愛―てる―///』

詢子「あー……」

知久「流石に入りにくくてね……」


詢子「そっとしとけばいいんじゃない?喉が渇けば、自分たちで降りてくるだろうし」

知久「うーん、そうかな」

詢子「そうそう、じゃ、それ代わりに私にちょうだい」

知久「あっ、うん、どうぞ」

詢子「ありがと……んくっんくっ、ぷはぁ…んー、冷たくて美味いけど、やっぱりお酒が飲みたいね」

知久「ははっ、じゃあすぐ用意するよ」

詢子「頼むー」


ほむら「勝った♪」すりすりぎゅー

まどか「うー……///」

ほむら「まどかもまだまだね。最後にほむらちゃんってつけしまうなんて」ぎゅー

まどか「だってもう、勢いで言ってんだもん///」

ほむら「……ちなみにまどか、一回でいいから私の事を、ほむらって呼び捨てで呼んでみてくれないかしら」すりすりぎゅー


まどか「えぇ?///」

ほむら「今までまどかに呼び捨てで呼ばれたことがなかったから、どんなものか気になるわ」ぎゅー

まどか「そう言われれば……あれ?そもそも私ってほむらちゃんに限らず、呼び捨てで呼んでる人がいないような……?」

ほむら「じゃあ、私がまどかの初めてかもしれないのね!」ぎゅーっ

まどか「うーん……うん、思い出せる限りでは多分」


まどか「う、うん、別にいいけど……///」

ほむら「♪」わくわくぎゅー

まどか「えっと…その……ほ、ほむら///」

ほむら「!」きゅん


まどか「え、えへへ、呼び捨てで呼ぶって結構恥ずかしいね。どうだったかな、変じゃなかった?///」

ほむら「ま、まどか、もう一回お願い…良く聞こえなかったの///」ぎゅー

まどか「えぇ?もう、しょうがないなぁ……ほ、ほむら///」

ほむら「も、もう一回!///」ぎゅー

まどか「ほむら///」


ほむら「こ、今度は私の目を見て言って///」ぎゅー

まどか「……ほむら」きりっ

ほむら「ほむっ///」ずきゅーん

まどか「……も、もういいでしょ?///」

ほむら「ほむー///」

まどか「ほむらちゃん?ほ、ほむらちゃん?」ゆさゆさ


ほむら「……はっ!」ぎゅっ

まどか「だ、大丈夫?」

ほむら「大丈夫よ…余りの破壊力に、ちょっとヘブン状態なってしまっただけだから///」ぎゅー

まどか「そ、そんなに?///」

ほむら「えぇ、これはもう安易にまどかに呼び捨てで呼んでとは頼めない位よ……とてもじゃないけど私の精神が持たないわ///」ぎゅぎゅー


まどか「そんな大げさな……ほむら?」

ほむら「ほむっ!だ、だからダメって言ってるでしょ///」ぎゅー

まどか「えー、呼んで欲しいって言ったのはほむらの方でしょ?」

ほむら「そ、そうだけど……///」

まどか「えへへ、ほ・む・ら♪」ぎゅー

ほむら「ほむぅ!///」ぷしゅー


まどか「ふぁ……」

ほむら「…そろそろ眠い?」ぎゅー

まどか「うん…ほむらちゃんはまだ眠くないの?」

ほむら「そうね…でも、まどかが眠いというなら合わせるわ」すっ

まどか「?」

ほむら「………」ぎしっ…もぞもぞ


まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「さぁ、来るといいわまどか」

まどか「えっと…先にベッドに横になってどうしたの?」

ほむら「?…どうしてって、だってまどかは今夜、私を抱き枕にするんでしょ?だったら私は先に横になっていた方がいいと思って」

まどか「えっ…お、覚えてたの?///」


ほむら「当たり前じゃない。私はまどかとの約束は決して忘れないし、絶対に守るわ」

まどか「ほむらちゃんが言うと、物凄く説得力があるね」

ほむら「さぁ、良いから早く来て。自分から離れたけど辛いのよ」

まどか「う、うん、分かったよ」がさごそ


まどか「んしょ…これでいいかな?///」ぎゅっ

ほむら「まどか、今の私は抱き枕なのだから、遠慮せずに足も絡めて良いわよ?」

まどか「えっと…じゃ、じゃあ、失礼して///」もぞもぞぎゅー

ほむら「んっ///」

まどか「痛くない?」ぎゅっ

ほむら「えぇ、むしろまどかをよく感じれて、とても心地が良いわ」


まどか「そ、そっか……///」ぎゅーっ

ほむら「……ちなみにまどか」

まどか「なぁに?」ぎゅー

ほむら「私もまどかを抱いてもいいかしら?」

まどか「…それなら最初に離れた意味がない気がするけど……うん、いいよ」ぎゅー


ほむら「ありがとう」もぞもぞぎゅー

まどか「んにゅぅ」ぎゅー

ほむら「強い?」ぎゅ

まどか「ううん、私もほむらちゃんがよく感じられて、凄く心地いいよ」ぎゅー

ほむら「///」ぎゅー


まどか「………」じーっ

ほむら「………」ぎゅー

まどか「………」じーっ

ほむら「……?」

まどか「………」じーっ


ほむら「えっと……まどか、そんなに見つめられると照れるのだけど……どうしたの?///」ぎゅー

まどか「……ちゅっ///」ぎゅー

ほむら「えっ……?」ぎゅっ

まどか「えへへ、お休みのちゅーだよ?///」ぎゅー

ほむら「えっ……えぇ!?///」ぎゅっ

まどか「お休みほむらちゃん!///」ぎゅぎゅー

ほむら「えっ……あっ、ず、ずるいわまどか!私もまどかにお休みのちゅーしたい!///」


ちゅんちゅん…ちゅんちゅん

ほむら「……んっ」もぞもぞ

ほむら「んー……?」もぞもぞ

ほむら「ま…まど…か…?」もぞもぞ

ほむら「んー……!」もぞもぞ


ほむら「………」もぞ…

ほむら「まどか……?」

ほむら「……いない?」

ほむら「夢、だったの……?」

ほむら「……そうよね…あんな都合のいい事なんて、夢に決まってるわよね……」

ほむら「…はぁ、早く支度して、本物のまどかに会おう」むくり


ほむら「……あれ?」

ほむら「ここは…間違いなくまどかの部屋……えっ、じゃああれは夢じゃなかったの?」

ほむら「………」そわ…

ほむら「あっ、この感じ…やっぱり夢じゃない!」そわそわ

ほむら「ま、まどかぁー?」そわそわっ

ほむら「えぇと……まどかはもう起きてるのよね!」バタバタッ!


ほむら「まどかぁー、まどかぁー」

知久「ん?やぁ、おはよう暁美さん」

ほむら「あっ、おはようございますお義父様。その、まどか知りませんか?起きたらいつの間にかいなくて……」そわそわ

知久「あぁ、まどかならキッチンにいるよ」

ほむら「ありがとうございます!」パタパタッ

知久「朝から元気だねぇ」


まどか「~♪」

ほむら「まどかぁー!」バタンッ

まどか「おはようほむらちゃん。ごめんね、朝から寂しい思いさせちゃって」

ほむら「本当よ!起きたら隣にいるはずのまどかがいなくて、どれだけ不安になったか……と言うわけで今すぐ抱き着かせなさい!」パタパタッ

まどか「わわっ、今はまだ駄目だよ」

ほむら「な、何で?」ピタッ


まどか「これ」

ほむら「……フライパンに、菜箸?」

まどか「うん、今、お弁当作ってるの。その、昨日ほむらちゃん、私の手料理をいつか食べてみたいって思ってたでしょ?だから、まだまだへたっぴかもだけど、ほむらちゃんに早く食べてもらいたいなって///」

ほむら「ほむっ!」

まどか「えっと、嫌…かな?」


ほむら「そんなことないわ!食べたい!絶対にまどかの愛妻弁当食べたい!」

まどか「あ、あいっ…もうっ、なに言ってるの!///」

ほむら「えっ…だって、まどかは私の嫁だし……愛妻で合ってるわよね?」

まどか「そうだけど……って、そういう事じゃないのぉ///」


タツヤ「あいー」

知久「はいはい、タツヤー、今はそっちに行っちゃ駄目だよ」

タツヤ「えー、なんでー?」

知久「あははー、何でだろうねー?そんな事よりタツヤ、パパと一緒にトマトの水やりでもをしよう!」

タツヤ「みずやり!やるー!」きゃっきゃっ

知久「よーし、じゃあお外に行くよー」

タツヤ「あい!」


ほむら「それよりもまどか、私も手伝うわ」

まどか「えっ、そんな気にしなくて大丈夫だから、ほむらちゃんは座ってゆっくりしてていいよ」

ほむら「いえ、まどかに抱き着けない以上、1mmでもまどかの近くにいたいのよ。でもだからといって、ただここに突っ立っていては邪魔でしょ?だから、洗い物でも何でもいいから手伝わせてちょうだい」

まどか「うーん、ほむらちゃんがそういうなら…お願いしちゃおうかな」

ほむら「なんでも言いつけるといいわ!」


まどか「じゃあ、これが終わったら卵焼きを作ろうと思ってたから、そこのボウルに卵を割って混ぜておいてくれるかな」

ほむら「ふふん、そんなの私にかかれば朝飯前よ」

まどか「えへへ、頼もしいね。あっ、その前にそこの棚の中にエプロンが入ってるから、付けてね」

ほむら「えぇ、分かったわ」

ほむら「えぇと、卵…卵……まどか、卵って冷蔵庫に入ってるのかしら?」

まどか「えっ、むしろ冷蔵庫以外にどこにあるのかな?」


ほむら「そ、そうよね!……あっ、あった…まどか、何個使うのかしら?」

まどか「えっとね…3個でいいよ」

ほむら「わかったわ……よし、次はこれをボウルに割るのね」

ほむら「………」

まどか「~♪」

ほむら「………」


ほむら(卵を割る……ほむむ、卵って…どう割るのかしら……?)

まどか「ほむらちゃん…それは、冗談…だよね?」

ほむら「ほむっ!え、えぇ、当たり前じゃない!私にかかれば、卵を割るくらい朝飯前よ!」

まどか「だ、だよねぇ…ちょっとびっくりしちゃったよ」

ほむら「あはは……」


ほむら(ま、まずい……えっと、割るって言うくらいなんだから、取りあえずどこかに叩きつければ良いのよね……)

ほむら(そ、そうよ、何時だったかテレビで卵を割るのを見たときは……確かこうやって……!)ぐしゃっ!

ほむら「あっ………」

まどか「………」べちゃ

ほむら「………」


まどか「………」べちゃぁ

ほむら「あの…その……」

まどか「…ほーむーらーちゃーん!」

ほむら「ほむぅ!ご、ごめんなさい!その、私、実は料理なんてロクにやったことがなくて……」

まどか「だったら誤魔化さないで正直に言ってよ……もぉ、エプロンが卵でべちょべちょだよ」

ほむら「うぅ……」


まどか「はぁ…えっと替えのエプロンっと……」ぬぎぬぎ

まどか「んー……うん、これでよしっと…はい、ほむらちゃんも」

ほむら「本当にごめんなさいまどか…」

まどか「あはは、別に怒ってはないから良いよ。それにしても、ほむらちゃんって意外とドジっ娘だよね」

ほむら「えぇっ?そ、そんな事はないわよ…?」すっ

まどか「ストップほむらちゃん!」


ほむら「えっ?」ぴたっ

まどか「今、髪をかき上げようとしたでしょ?ダメだよ、その卵でべとべとな手で髪なんて触っちゃ」

ほむら「……あっ」

まどか「やっぱり、ほむらちゃんって結構ドジっ娘だよね」

ほむら「うぅ…///」じゃー


まどか「さてと、卵の掃除も終わったし……ちなみに、ほむらちゃんは何ならできるのかな?」

ほむら「そうね…洗い物と……野菜とかを切ることなら出来るわ」

まどか「洗い物は良いとして……本当に大丈夫なの?」

ほむら「今度は本当よ。以前の学校で包丁の使い方は教わったもの」

まどか「まぁ、それなら大丈夫…かなぁ……?」

ほむら「任せなさい」


まどか「じゃあ、この人参を細く切ってくれるかな」

ほむら「人参ね!分かったわ」

まどか「私は卵をっと」かしゃ

ほむら(細く……まずは3当分くらいに切ればいいかしら)

ほむら「………」さくっさくっ

まどか「………」かしゃっ…ちらっ


ほむら(えぇと…次はこれを薄く切るのよね……)

ほむら「………」さくっさくっ

まどか「………」じー…まぜまぜ

ほむら「………」さくっさくっ

まどか「………」じーっ


ほむら(んーっ…すべって切りにくい…っ!)

まどか「ぁ…ぅ……」はらはら

ほむら「ふっ……痛っ!」しゅっ

まどか「!?だ、大丈夫ほむらちゃん!?」

ほむら「え、えぇ、大丈夫よ。ちょっと指を切っただけだから」

まどか「でも血が出てるよ!えっと、絆創膏はこの引き出しに……あ、あれ?空っぽ……ど、どうしよぉ」あたふた


ほむら「ま、まどか落ち着いて、私は全然大丈夫だから」

まどか「で、でも取りあえず出血を止めないと……あっ、そうだ!ほむらちゃん、こっちに手をだして」

ほむら「?えぇ、いいけど……」すっ

まどか「はむっ」

ほむら「!?」


まどか「ちうちう」

ほむら「えっ…ま、まどか!?一体何を…!///」

まどか「ふぁって、ばんそうこうがらいからこうひて、なめてひをとめふしかないれしょ?」ちゅうちゅう

ほむら「い、いや、だからってまどかが舐めなくても///」

まどか「いやらった?」ちゅー

ほむら「そ、そんな、嫌って訳じゃ……///」


まどか「ちうちう」

ほむら「///」

まどか「ちゅー」

ほむら「///」

ほむら(まどかが私の指を一生懸命吸ってる……な、なんだか赤ちゃんみたいで可愛い///)

まどか「ふえっ?も、もうっ、こんなときになにかんえてふの…?///」ちゅー


ほむら「あっ、ご、ごめんなさい…その、あまりにまどかが可愛くって///」

まどか「か、可愛いって///」ちうちう

ほむら「///」

まどか「///」ちゅー


ほむら「ま、まどか///」

まどか「な、なに?///」ちゅうちゅう

ほむら「私もその…まどかの指を吸ってもいい?///」

まどか「な、なんでそうなふの!?///」ちゅーっ

ほむら「だって、まどかったら何だか凄く美味しそうに私の指を吸ってるから……だから、私もまどかの指を吸ってみたいなぁって…まどかの指はさぞ美味しんだろうなぁって///」


まどか「そ、そんなふうにみえふの?///」ちうちう

ほむら「えぇ///」

まどか「うー……ちょ、ちょっとらけらからね?///」すっ

ほむら「嬉しいわ!じゃあ……はむっ///」

まどか「///」ちゅうちゅう

ほむら「///」ちゅうちゅう


まどか「ど、どうかな…わたひのゆびは…?///」ちうちう

ほむら「やっぱりまろかは、ゆびもあまひわね///」ちうちう

まどか「そ、そっか……///」ちゅー

ほむら「///」ちゅー

まどか「///」ちうちう

ほむら「///」ちうちう


ほむら「///」ちゅー

まどか「んー?ちのあじがしなくなってきたような…?」ちゅうちゅう

ほむら「らって、わたひはまほうしょうじょらもの。これくらいひのきずなら、すぐになおってしまふわ」ちゅうちゅう

まどか「そっかぁ」ちゅー

ほむら「えぇ」ちゅー


まどか「………」ちうちう

ほむら「………」ちうちう

まどか「………」ちゅー

ほむら「えぇと…まろか、きずもふさがったようふだし、もうわたひのゆびをなめなくてもひひわよ?」ちゅー

まどか「じゃあ、ほむらちゃんももういいね?」ちゅっ


ほむら「………」ちゅう

まどか「…ほむらちゃん?」ちゅう

ほむら「…もうふこし……もうふこしだけ///」ちゅーちゅー

まどか「もう…しょうがないなぁ…じゃあわたひももうふこしだけ///」ちゅーちゅー

ほむら「///」ちゅうちゅう

まどか「///」ちゅうちゅう


ほむら「///」ちうちう

まどか「えっと、さふがにそろそろやめないとじかんが……///」ちゅー

ほむら「そう……なごりおしいけどしかなひわね///」ちゅー

まどか「///」ちゅうちゅう

ほむら「///」ちゅうちゅう


まどか「ほむらちゃん…はなしてよ///」ちうちう

ほむら「まろかこそ///」ちうちう

まどか「うー…じゃあ、せーのではなそっか///」ちゅーっ

ほむら「ほむ…それでひひわよ///」ちゅーっ

まどか「ひくよ……せーの!…んっ」

ほむら「あっ……」


まどか「あ、あはは…手がべとべとだね///」

ほむら「そ、そうね……///」

まどか「さ、さてと!早く手を洗って、料理を再開しないとだね!///」

ほむら「……ぺろっ///」

まどか「って、何してるのほむらちゃん!?///」

ほむら「だって、なんだかまどかの涎をただ洗い流してしまうなんてもったいない気がして……あぁ、私の手、凄くまどかの味がするわ///」ぺろぺろ

まどか「なっ…!///」


ほむら「んぅ…これも、関節キスって言うのかしらね?///」ぺろぺろ

まどか「し、知らないよぉ!///」

ほむら「はぁ…///」ぺろぉ

まどか「うぅ…///」

ほむら「どうしたのまどか?まどかは手を洗うのでしょ?早く洗うといいわ」ぺろぺろ

まどか「わ、分かってるよ!」じゃばじゃば


ほむら「あっ……」

ほむら(…まどかが舐めてくれなかった……まどかは、私と関節キスしたくなかったのかな……?)しょぼーん

まどか「……っ!」じゃばじゃば

ほむら「………」しょぼーん

まどか「…ほむらちゃん!」


ほむら「なにかしらまどk―――んむっ!?」

まどか「んっ…ちゅっ……んー…///」

ほむら「んんっ…ふぁぁ…んちゅっ///」

まどか「ちゅ、ぷはぁ……わ、私は関節キスなんかしなくても、本当のキスをするからいいの!///」

ほむら「ふわぁ…そ、それにしても、いきなりはキスするなんて反則よぉ///」とろん

まどか「っ///」ぷいっ

素晴らしいな料理は全く進まなかったがw
駄菓子菓子、関節じゃなくて間接であることは覚えておいて欲しい

関節キスってなんだろうか……
>>375 指摘ありがとう
関節を間接に訂正で




まどか「さ、さっ、もうほむらちゃんがいたらいつまでたっても料理が進まないから、そこに座って大人しくしてて!」

ほむら「えっ、そ、そんな…大丈夫よ!三度目の正直ともいうし、今度こそは迷惑をかけないようにするから……だからもう一度私にチャンスを!」

まどか「うーん……あっ、じゃあこうやって……」ぎゅっ

ほむら「ふえっ!?ま、まどか?何で私に後ろから抱き着くの…?///」

まどか「さ、最初だけ…最初だけは、こうやって私が後ろからサポートして、人参の切り方を教えてあげる…///」ぎゅー


ほむら「で、でも、それじゃあ結局まどかに迷惑を……///」

まどか「別に全然迷惑なんて思ってないよ?でも、こうやって私に教わるのが嫌って言うならすぐに離れて、ほむらちゃんには洗い物を頼むけど……」すっ…

ほむら「待って!」がしっ

まどか「?」

ほむら「…お願いするわ……このまま私に、人参の切り方を教えて……///」

まどか「…うん!」


まどか「えっと、まずは左手はこうやって、猫の手みたいにして添えて…」ぎゅー

ほむら「成程…これなら指を切る心配もないと……まどかは天才ね」

まどか「……ほむらちゃんは、本当に前の学校で包丁の使い方を教わったの?」

ほむら「えっ?え、えぇ、勿論…でも、これは初めて知ったわ」

まどか「うーん…普通は一番に教わると思うけど……まぁ、いいや。それで、もう三等分に切れてるから、次は端の一か所だけを薄く切るの」ぎゅー

ほむら「ほむほむ」とんっ


まどか「そうしたら、その切った面を下にして切ってみて」ぎゅー

ほむら「ほむ……あっ、凄い…!これなら滑らずに切れる!」とんっとんっ

まどか「半分をより切ってバランスが悪くなってきたら、今度は逆から切っていけば切りやすくなるよ」ぎゅー

ほむら「あはは!凄い凄い!こんな幸せな気持ちで切るなんて初めて!」とんっとんっ!

まどか「ほむらちゃん…?て、テンションがおかしいよ?」ぎゅー


ほむら「もう何も怖 まどか「スットプ!!」 むぐっ!?」

まどか「そのセリフは言っちゃ駄目!言ったら、ほむらちゃんの指がざっくり行っちゃいそうで怖い!」ぎゅー

ほむら「むぐぐっ…ぷはっ!あ、ありがとうまどか…私、初めて包丁を使いこなせたものだから、ちょっとハイになってたわ……」

まどか「うん…だいぶ変だったよ」ぎゅー


詢子「ふぁぁ…おはよー」がちゃ

ほむまど「!!??」ばっ

詢子「んー?まどかにほむらちゃん…2人してキッチンで何してるさ?」

まどか「お、おはようママ!えっと、今日のお弁当をほむらちゃんと一緒に作ってたんだよ!ねっ?ほむらちゃん!」

ほむら「え、えぇ!そうなんです!」

詢子「ほほう、それは良いじゃん。で、うまくできてるの?」


まどか「あっ、ま、まだ作り始めたばっかりで……」

詢子「ふーん…じゃあ、急がないと遅刻するぞ?」

ほむまど「えっ……」

まどか「えぇ!?もう7時半!?」

ほむら「確か、私が起きたのが6時半位だった筈だから……私達、1時間もなにしてたのよ……」

まどか「本当だよぉ!ほ、ほむらちゃん、後はもう1人でも大丈夫だよね!私は卵焼き作るってるから!」

ほむら「え、えぇ、任せて!」

詢子「あー……成程、ね」


まどか「行ってきまーす!」

ほむら「い、行ってきます」

知久「2人共行ってらっしゃい。気を付けて行くんだよ」

まどか「はーい!さっ、行くよほむらちゃん!急がないと、さやかちゃんと仁美ちゃんも待ってるから!」

ほむら「えぇ、それは良いけど、まどか」

まどか「何?」


ほむら「私は学校に行くまで、まどかのお姫様抱っこを要求するわ」

まどか「えっ……な、何言ってるのほむらちゃん!?///」

ほむら「だって昨日、まどかは今日も私の事を抱っこしてくれるって約束したじゃない……忘れてしまったの?」

まどか「お、覚えてるけどぉ…何も今じゃなくても///」

ほむら「むしろ今が良いわ!今日はまだまどかにロクに抱き着けてないし……それに、学校についたら抱き着かせてくれないのでしょ?だからチャンスは今しかないのよ!」


まどか「ほむらちゃんは恥ずかしくないの?学校につくまでにいろんな人に見られちゃうんだよ?///」

ほむら「見ず知らずの人間にいくら見られようと、私は何も感じないわ。それよりも私はまどかに抱っこされたいのよ」

まどか「うー…じゃ、じゃあ、さやかちゃん達がいる所までだからね?///」

ほむら「えぇ、分かっているわ」

まどか「じゃあ行くからね?んっと」

ほむら「いやん、まどかったら強引……///」ぎゅー

まどか「ほむらちゃんから言い出したんでしょ!///」


ほむら「あぁ、やっぱりまどかの腕の中は最高ね」すりすりぎゅー

まどか「///」



知久(出来れば、玄関の前でやるのは止めてくれないかな2人共……ゴミを捨てに行けない)


まどか「ふぅ…ほら、もうすぐさやかちゃん達との待ち合わせの場所だから…降ろすよ?」

ほむら「………」ぎゅー

まどか「今回ばかりは遅刻もしちゃいそうだし、本当に降ろすからね?」

ほむら「………」ぎゅー

まどか「……んしょ」


ほむら「ほむー…!」ずるずる

まどか「痛い痛いよ!首にぶら下がらないでほむらちゃん!」

ほむら「だって、物足りないのよぉ……」もぞもぞぎゅー

まどか「最初にここまでって、納得したでしょ?」

ほむら「でもまどか分がぁ…まどか分が決定的に足りないのよぉ」すりすりぎゅー

まどか「もぅ…これで本当に、今日一日大丈夫なの……?」


ほむら「もういっその事、この抱き着いたまま学校に行きましょうよ」ぎゅー

まどか「それはダメって言ってるでしょ!///」ぐいっ

ほむら「ほむー!そんなまどか、無体な!」

まどか「無体なって……お、お願いだから、今はこれで我慢して!///」すっ

ほむら「ほむ……えっとまどか、この手はなにかしら…?」

まどか「もぉ!何でこういう時に限ってほむらちゃんはこう鈍いのかなぁ……手を繋いで行こうって言ってるの!///」

ほむら「!」


まどか「その、今のほむらちゃんが、手だけじゃ満足できないって言うのは分かるけど……手を繋いでる位なら皆にも変に思われないと思うし…だから今はこれで我慢してほしいなって」

ほむら「…分かったわまどか。ごめんなさいね、私ったら我がままばかり言ってまどかを困らせてしまって……」

まどか「ううん、大丈夫だよ。そもそもこうなちゃった原因は、私にもあるって言ったし……それに、ほむらちゃんの我がままを聞けるのって、結構楽しいかなって思ってるし///」

ほむら「まどか…///」

まどか「ほむらちゃん…///」


ほむら「まどかぁ…!///」

まどか「ほむらちゃん…!///」

ほむら「んー///」ちゅー

まどか「んー…って、違うよ!キスしてる場合じゃないよ!///」

ほむら「えー…今のは行ける雰囲気だったわよ?」

まどか「こんな道端で雰囲気も何もないよ!///」


まどか「おはよー!さやかちゃん仁美ちゃん!」

さやか「おっそーい!こんな遅刻ギリギリまで何してたのさっ!」

まどか「ごめんね!…その、寝坊しちゃって……」

仁美「ほむらさんも、寝坊ですの?」

ほむら「えぇ、遅れてしまって悪かったわ」ふぁっさぁ


さやか「まったく、同じ日にそろって寝坊とか…アンタらどんだけ仲いいのよ」

まどか「ふえっ?や、やだなぁさやかちゃん…ただの偶然だよぉ」

さやか「ふーん、偶然ねぇ……にしてはぁ、その手は何なのさ?さっきからずーっと手なんか繋いじゃってさぁ」

まどか「あっ、いや、偶にはほむらちゃんと手を繋いで登校してみたいなぁって思っただけでね?ふ、深い意味はないよ!」

さやか「くぅ、このままじゃ、まどかがほむらに寝取られる!」

まどか「ねとっ…!?だから、私とほむらちゃんはそんなじゃないってばぁ!///」

ほむら「………」


さやか「とにかくまどか!アンタは私の嫁なんだぞ!だから私もまどかと手を繋ぐ!」ビシッ

まどか「えぇ?う、うん、いいけど…」

仁美「まぁまぁ、では私はほむらさんと繋ぎましょうか。構いませんか?」

ほむら「…好きにするといいわ」

さやか「さって…じゃあこのまま走って学校に行くかー!」

まどか「えっ?この状態で走って行くの!?」

さやか「だってもう、走っていかないと遅刻だし……」


キーンコーン……

さやか「やばっ、これ予鈴じゃん!急ぐよ!」グイッ

まどか「わわわっ!」

ほむら「………」

仁美「あらら」


ほむら(まどか…まどか…)

まどか「?」タッタッタッ

ほむら(ま、まどかは私の嫁よね?さやかのじゃないわよね?)

まどか「ふえっ?な、何で今そんな事聞くの…!?」ボソボソッ

仁美「?」チラッ


ほむら(だ、だって、分かってはいるけど、何だか凄く不安になってしまって……違うわよね?さやかの嫁じゃないわよね?)

まどか「うー…さやかちゃんのあれは、ただふざけて言ってるだけだからね?……その、私には、ほむらちゃんしかいないよ///」ボソボソッ

ほむら「///」

仁美「!」ウットリ

ほむら→まどか  思ってるだけで口に出してない、仁美は聞こえない
まどか→ほむら  小声だけど口に出してる、仁美にも聞こえる

二人の表情はもちろんチラ見してる

>>410 的確な説明だ



さやか「セーフッ!!」ガラッ

まどか「はぁ…ま、間に合ったみたいだね……」

仁美「ですわね」

ほむら「まぁ、本当に間に合わなそうだったら、まどかだけは時間を止めて運んであげたけどね」

さやか「おい」

仁美「さぁ、先生が来てしまいますわ。早く席につきましょう」


さやか「で、2人ともいつまで立ってんの?先生来ちゃうよ?」

まどか「う、うん…えっと」くいっ

ほむら「………」ぎゅー

まどか「ほむらちゃん、お願いだから離して…!」ぼそぼそっ

ほむら(…何とか手を繋いだまま授業を受けられないかしら?)


まどか「無理だよ…!どう頑張っても届かないから…!」ぼそぼそっ

ほむら(いや…ほら、こうっ、んーって伸ばせばあるいは……)

さやか(ほむらが一生懸命手を伸ばしてる……なぜ?)

仁美「はぁぁ///」


まどか「だから無理だってば…!仮に伸ばせたとしても、間になる人に凄く迷惑がかかるから…!」ぼそぼそっ

ほむら(……今日だけ私はまどかの隣って事には)

まどか「ならないよ…!もうっ、聞き分けのないほむらちゃんは…嫌いになっちゃうよ!」ぼそぼそっ

ほむら(ほむっ!?)

まどか「そ、それが嫌だった、今は大人しく自分の席について……また、休み時間になったら好きなだけくっついてもいいから……」ぼそぼそっ

ほむら(うぅ…分かったわ……じゃあ、約束だからね休み時間!絶対よまどか!)ぱっ


まどか「うん…!」

ほむら「ふぅ…じゃ、三人ともまた休み時間に」ふぁっさぁ

スタスタ……

さやか「まどか…今ほむらと何話してたの?なんか揉めてるぽかったけど……?」

まどか「えっ?あ、ちょ、ちょっとね…でも大したことじゃないから大丈夫だよ!」


さやか「ふーん…まぁ、まどかがそう言うならいっか。相手もほむらだし」

まどか「心配してくれてありがとうね」

さやか「んーんー良いって事よ!……で、仁美…アンタは何故そんな恍惚とした表情をしてる?」

仁美「たまりませんわぁ///」

面白いくらい続きが思いつかない



和子「えー、ここの訳はこの比較級に注意して……」

ほむら「………」そわそわ

ほむら(まどか…まどかぁ…!)

ほむら(あぁ…まどかと話したいまどかに触れたいまどかに抱き着きたいぃ!)

ほむら(………まどかぁー)


和子「―さん?暁美さん!」

ほむら「はっ!な、なんですか?」

和子「もう、授業中にボーっとしていたらダメですよ?」

ほむら「す、すみません……」

和子「それじゃあ暁美さん、改めてこの最上級を用いて何か英文を作ってみてください。もちろん間違っていても構いませんからね」

ほむら「は、はい…」


ほむら(最上級…私にとって最上級なことといえば……まどか!うん、まどかしかないわ)

ほむら「…madoka is the most important person in the world for me!」

まどか「!?」

和子「はい、流石は暁美さんですねー、完璧ですよ。えぇと、今の訳は…『まどかさんは私にとって、世界で一番大切な人です』ですね」

ほむら「はい」

和子「このまどかは鹿目さんのことですか?ふふっ、暁美さんにそこまで想われてる鹿目さんは幸せ者ですね」


ほむら(まどかぁ!)ふりふり

まどか「うぅ///」

和子「爆はごほんっ、座ってください暁美さん。えー、では次は―――」

ほむら「はい…」

ほむら「………」そわそわっ

ほむら(まずいわ……中途半端にまどかの顔を見たから、また発作が……)


ほむら(授業が終わるまで後40分……40分!?いやいやいや…無理ね)

ほむら(…何とかして、授業中でもまどかとくっつける方法はないかしら………)

ほむら(授業中…抱き着く……二人っきりになれる場所……)

ほむら(………保健室)

ほむら「先生!」びしっ

和子「はい、どうしましたか暁美さん?」


ほむら「なんかこう、心臓がヤバいんで保健室に行きたいです!」

和子「えっ?」

ほむら「動悸が激しくて、早く横になって安静にしないと、もう心臓がなんて言うか…ぱーんって破裂しそうです」

和子「心臓がぱーん!?そ、それはもう、保健室じゃなくて救急車を呼んで病院に行った方がいいんじゃないですか!?」

ほむら「大丈夫です、単なるいつもの発作ですので、薬を飲んで安静にすればすぐに治ります!」


ほむら「ですけど自力では歩けそうにないので、保健委員のまどかさんに保健室まで同行してもらいたいです……おんぶで!」

まどか「えっ!?」

和子「いやでも……」

ほむら「早くしてください!じゃないと私……死にます!」

和子「わ、分かりました!鹿目さん、暁美さんをお願いしますね!」

まどか「はっ、えぇ!?」

ほむら「まどかぁ!早く行きましょ!」ぐいっ


まどか「うわっ、ほむらちゃん何時の間に!?引っ張らないでぇ」

ほむら「ほむっ!ほむっ!」だだだっ

ガラガラッ…バタンッ!

さやか「いや……アイツ今普通に走って…超元気そうだったけど……」

仁美「さやかさん、そこはスルーライフですわぁ」


ほむら「さて……よいしょ」もぞもぞ

まどか「はぁ…ほむらちゃん、もうちょっと我慢できなかったの?」

ほむら「えっ?な、なんのことかしらー?私は本当に心臓の発作が起こってー」ぎゅー

まどか「だからほむらちゃんの考えてることは全部筒抜けなんだってば…しかも凄い棒読み……」

ほむら「だって仕方ないじゃない!私の席からじゃ、まどかの姿すら見れないんだもの!」ぎゅー

まどか「だからってあんな言い訳……」

ほむら「いやでも、まどかに抱き着きたいという発作を起こしていたから、あながち嘘でも……」ぎゅぎゅー

まどか「全然違うよ……」


まどか「失礼しまーす」がらがら

まどか「あれ、誰もいない……」

ほむら「好都合がいいわね」

まどか「もぅ、何言ってるの…///」

ほむら「その方がまどかと存分にイチャイチャできるじゃない」

まどか「///」


ほむら「まぁ、一応先生が来た時のためにベッドには寝ていましょうか。まどか連れてって」

まどか「う、うん///」

まどか「んしょ……はい」ぎしっ

ほむら「ほむ」もぞもぞ

ほむら「さぁ、まどかのスペースよ」

まどか「あっ、うん―――って!私はいいよ!///」


ほむら「ちっ……でもまどか、それじゃあ折角保健室に来た意味がないわ」

まどか「本当に保健室に何しに来たの!?私は椅子に座ってるから、それで我慢して!///」

ほむら「ほむむ……」

まどか「はぁ…///」

ほむら「………」じーっ

まどか「///」

ほむら「………」もぞもぞ


まどか「………」

ほむら「………」かちっ

まどか「………」ぴたっ

ほむら「さて、靴を脱がせて、ベッドに寝かせて……んしょ、よし…後は抱き着いてっと」もぞもぞぎゅー

まどか「………」

ほむら「ほむほむ///」かちっ

まどか「んやぁ!?///」


ほむら「ほむぅ///」すりすりぎゅー

まどか「あぅ、ほ、ほむらちゃんってば、魔法を使ったでしょ!///」もぞもぞ

ほむら「な、何の事かさっぱりねー」すりすりぎゅー

まどか「服が魔法少女の時のやつに変わってるのに何言ってるの!ダメっ、もう、離してよぉ///」もぞもぞ

ほむら「ふふふっ、魔法少女の私の力に、まどかが敵うわけないでしょ?というか、そんなに嫌がられると結構へこむわよ」ぎゅー

まどか「うー!///」もぞもぞっ


ほむら「やっと大人しくなったわね」すりすりぎゅー

まどか「はぁ…はぁ…///」

ほむら「何でそんなに嫌がるの?理由によっては私、本当に心臓発作で死ねるわよ」しょぼーんぎゅー

まどか「うぅ…私だって、ほむらちゃんとくっつきたいのをずっと我慢してるの!それなのに、学校でもほむらちゃんと添い寝なんかしちゃったら、もうこの先我慢が出来なくなっちゃうと思ってたからぁ……だからダメって言ったのにぃ///」

ほむら「ほむっ!?///」ぎゅっ

まどか「ほ、ほむらちゃんのせいなんだからね!もう知らないよ!ほむらちゃんがそのつもりなら、私ももう我慢しないもん!」ぎゅー

ほむら「まどか……///」ぎゅー

まどか「ほむらちゃん……///」ぎゅー


ほむら「ちゅー……んっ」ぎゅぎゅー

まどか「んむっ…ちゅっ///」ぎゅぎゅー

ほむら「はぁ、まどかぁ……んんっ///」ぎゅっ

まどか「ふぁぁ、ほむらちゃぁ……んー///」ぎゅっ

ほむら「ちゅう……はぁはぁ……ふふっ、今度は雰囲気は大丈夫だったみたいね?///」ぎゅー

まどか「う、うん///」ぽー


まどか「///」ぎゅー

ほむら「///」ぎゅー

まどか「///」ぎゅー

ほむら「まどか」ぎゅー

まどか「なぁに?」ぎゅー

ほむら「……流石にちょっと暑いわね」

まどか「それはまぁ……元々蒸し暑い中、その上布団の中で抱き合ってるんだもん…仕方ないよ」


ほむら「ほむ……」もぞもぞ

まどか「ほむらちゃん?布団に潜って何を……?」ぎゅー

ほむら「んー……」ぷちぷち

まどか「やぁ、くすぐったいよ///」

ほむら「んんー……」しゅるしゅる

まどか「…んっ///」

ほむら「ぷはっ……獲ったどー」


まどか「えっ……って、それ私の制服!?ひゃっ、私いつの間にか下着姿にされてる!?どうやったの!?///」

ほむら「とっぷしぃくれっとよ。まぁしていえば、愛がなせる業かしら」きりっ

まどか「はうっ///」

ほむら「さて…では私も脱ぎましょうか」もぞもぞ

まどか「ほむらちゃんも脱ぐの!?///」

ほむら「えぇ、じゃないと意味がないでしょ?」もぞもぞ

まどか「///」


ほむら「ほむ……やっぱり下着姿の方が、幾分か暑さがマシになるわね」ぎゅー

まどか「そ、そうだね……///」ぎゅー

ほむら「………」じーっ

まどか「?///」ぎゅー

ほむら「………」すりすりぎゅー

まどか「やんっ、い、今は胸に顔を埋めないでよぉ///」ぎゅー


ほむら「……ぺろぺろ」

まどか「ひゃうっ!?な、何してるのほむらちゃん!?」

ほむら「いや…まどかが汗をかいてるみたいだったから、舐めとってあげようかと……ぺろっ」

まどか「いやっ、ちょっ、本当にダメ……ひうっ///」

ほむら「ぺろぺろ」ぱちっ、ふにふに


まどか「む、胸っ、ほむらちゃん…学校でそこまでは流石にアウト……んっ///」

ほむら「ぺろ?あら、でもまどかの乳首はこんなににも……」くりっ

まどか「んにゃぁっ!つ、抓っちゃだめぇ!///」

ほむら「ふふっ、実はまどかも期待してるじゃないの?」にやにや

まどか「うー…ほむらちゃんのばかぁ///」うるうる


ほむら「あぁ…そんな顔されたら、ますます我慢が出来なくなるじゃない!///」ちゅー

まどか「んぁ、んちゅっ…やぁ///」

ほむら「ちゅちゅ……」くにっ

まどか「んんっ!?ほむらちゃ、ふわっ、そこは、本当にダメっ……!///」

ほむら「大丈夫よ。今は授業中だもの、保健室に来る人なんていないわよ……」くにくに

まどか「そうっ、ひうっ、問題じゃっ、あんっ///」


ほむら「本当にまどかはどんな表情をしても可愛いわぁ///」くちゅくちゅ

まどか「あぁん、んあっ…ひうっ///」

ほむら「ふふふっ、ここが良いのかしら?」ふにぃ

まどか「~~~っ!そこっ、押しちゃっ、らめぇ!///」

ほむら「あら、もうイってしまったの?最初には刺激が強すぎたかしら……」

まどか「はぁ…はぁ…///」


ほむら「ほむ…もうグショグショね……穿いていても意味のないパンツは脱ぎ脱ぎしましょうか」もぞもぞ

まどか「あぅ……///」

ほむら「……さて、こんなに濡れているなら、もう指も入りそうね」

まどか「ふえっ…?ま、待ってほむらちゃん…!ちょっと休ませ―――!」

ほむら「えいっ♪」ぐちゅ

まどか「んやぁぁ!///」びくんっ


ほむら「ふふっ、すんなり入ったわね」ぐちゅぐちゅ

まどか「だめっ、イったばっかりなのに、そんな激しっ、あうっ!///」

ガラガラ

まどほむ「!!??」

女生徒「失礼しますなのー、あのー、怪我をしてしまったので消毒を……あれ、先生いないの?」


女生徒「せんせー?」

まどほむ「………」

まどか「ば、ばれてない…よね?///」ぼそぼそ

ほむら(た、多分……カーテンをめくられない限りは大丈夫だと……)

女生徒「いないんじゃ仕方ないなの…面倒だけど自分でやるしかないの。えっと、消毒液はどこなのー?」ごそごそ

まどほむ「………」どきどき


まどか「///」どきどき

ほむら「………」

まどか「///」どきどき

ほむら「………」くちゅ

まどか「っ!?ほ、ほむらちゃんっ、何してっ…!?待って、今はホントにダメっ……!///」ぼそぼそっ

ほむら「………」くちゅくちゅ


まどか「んやっ、だめっ、だって、ばぁ…!///」

女生徒「…?今なにか聞こえたような……?」

まどか「!///」

ほむら(まどか、余り大きな声を出してはバレてしまうわよ?)

まどか「誰のっ、せいだとっ、むぐっ!///」

ほむら(手で押さえてあげるけど、まどかも我慢してね?)ぐちゅぐちゅ

まどか「んんーっ!///」


女生徒「あっ、消毒液あったなの。おまけに絆創膏まであるのー」

ほむら(……ねぇまどか、ここに人が入って来てから、指への締め付けが強くなってるのだけど……もしかしてこの、バレちゃうかもっていう状況で興奮してる?)ぐちゅぐちゅ

まどか「ふわぁっ!?んーんー!///」ふるふる

ほむら(でも、さっきまでより愛液の量も凄く増えてるみたいだし……正直なれば?)ふにふにぐちゅぐちゅ

まどか「胸、までっ、あっ、あうぅ…!///」

女生徒「消毒液が沁みるのー」

女生徒は女生徒であって、それ以上でもそれ以下でもない




まどか「んんっ、あっ、ふぁぁぁ!///」

ほむら(ほむほむ)ぐちゅぐちゅ

女生徒「絆創膏も貼って……うん、これで完璧なの」

まどか「ほ、ほむらちゃっ、私っ、もうイっちゃ……!///」

女生徒「んー…どうせもう休み時間になっちゃうし……ちょっとベッドで休んでいこうかなーなの」

まどか「!?///」


女生徒「んっ、いたたなの……」てくてく

まどか「ほむら…ちゃんっ、まずいっ、よぉっ…!///」

ほむら(大丈夫よ。向こうがカーテンを開けたら時間を止めてあげるから……)ぐちゅぐちゅっ

まどか「そ、そんなぁ…ひうっ、だめっ、だめぇ!///」

女生徒「…?中に、誰かいるの……?」すっ


まどか「んくっ、やっ、もうっ…///」

ほむら(存分にイっちゃいなさい!)

まどか「ふわああぁぁぁっ!///」ぷしゃああぁぁぁ!

女生徒「失礼し―――」


ガラガラッ!

女生徒2「女生徒!怪我したって聞いたけど大丈夫なのだし!?」

女生徒「あれ、女生徒2ちゃん?うん、ちょっと転んで膝を擦りむいただけだから、大したことはないの」

女生徒2「ほっ…それなら良かったし……まったく!女生徒はホントにおっちょこちょいだし!」

女生徒「えへへ、心配してくれてありがとうなの」にぱっ

女生徒2「うっ…べ、別に心配したわけじゃないし!ただ、女生徒にもしものことがあったら、女生徒のお姉ちゃんに合わせる顔がないだけだし!///」


女生徒「それでも、ありがとうなの」にこっ

女生徒2「~~~っ!な、何ともないなら早く教室に戻るし!///」ぐいっ

女生徒「あっ……」ちらっ

女生徒2「どうしたの?あっ、ま、まだ痛む…?」

女生徒「んー……なんでもないなの。行こっ、女生徒2ちゃん」

女生徒2「?」

ガラガラ……


シーン……

ほむら「……行ったわね」

ほむら「そしてまどかもイったわね」

まどか「はぁ…はぁ……///」くてー

ほむら「一時はどうなるかと思ったけど……何とか切り抜けられたわね」

ほむら「まどか、まどか…大丈夫?」ゆさゆさ


まどか「んっ……ほむら、ちゃん…?」

ほむら「えぇ、私よ」

まどか「はぁ…からだに、ちからがはいらない……」

ほむら「ごめんなさい…その、まどかの反応があまりに可愛くて……また調子に乗ってしまって……」

まどか「ほんとだよぉ…まったく、ほむらちゃんは……わたし、バレたらどうしようって、ずっと怖かったんだからね」

ほむら「うぅ…やり過ぎたと反省してるわ……」


まどか「んっ…なら、優しくちゅーしてくれたら許してあげる」

ほむら「そ、それで許してくれるなら喜んでするわ!」

まどか「んー」

ほむら「ちゅっ……」

まどか「んんっ、ちゅっ……えへへ///」

ほむら「本当にこれだけで許してくれるの?」


まどか「うん…その、な、なんて言うか、あのバレちゃうかもっていう状況で、怖かったって言うのも確かなんだけど…ほむらちゃんの言ってたみたいに、ちょっと興奮もしてかなぁ……って思って……///」

まどか「だから、そんなにほむらちゃんを責めるのもどうかなって……///」

ほむら「まどか……」

まどか「えっと…ひ、引いちゃったかな?だって、人に見られるかもって状況で興奮するなんて、変態だもんね……」

ほむら「いえ、そんな事は決してないわ!どんなまどかでも、私は絶対に受け入れるわ!」

まどか「ほむらちゃん…///」


ほむら「それにあくまで興奮したのはちょっとだけなんでしょ?それくらいなら、人間だれしもが持ち合わせてる感情よ。確かにこれが度を過ぎれば変態と呼べるでしょうけど、まどかくらいならまだまだ正常よ」

まどか「そ、そうなのかな……?」

ほむら「えぇ。まぁ、例えまどかが変態であっても、私的にはウェルカムだけどね!」

まどか「ほむらちゃん……ありがとう、大好きだよ!///」ぎゅっ

ほむら「ほむぷっ!」

まどか「えへへ///」すりすりぎゅー

ほむら「///」

今月末は忙しいんで申し訳ない。



まどか「むにゃ……」ぎゅー

ほむら「すぅ……」ぎゅー

キーンコーン

まどか「……ふわぁ…あれ、寝ちゃってた……?」

ほむら「すぅすぅ……」ぎゅー

まどか「んー…今、何時だろ」もぞもぞ


ほむら「ほむ……」ぎゅぎゅー

まどか「……動けない」

まどか「ほむらちゃん、ほむらちゃん…」ゆさゆさ

ほむら「んっ…まどか…?」

まどか「うん、起きてそうそうで悪いけど、時間を確認したいから離れて―――」

ほむら「えへへ、今度は起きたらちゃんとまどかがいる……幸せぇ」すりすりぎゅー

まどか「ふにゅう…苦しいよほむらちゃん……」


ほむら「まどかぁ」なでなでぎゅー

まどか「あぅ…頭なでないでよぉ///」

ほむら「まどかは可愛いわぁ」なでなでぎゅー

まどか「うぅ、何時まで寝ぼけてるのぉ……///」

ほむら「まどかぁ、まどかぁ」ふにふにぎゅー

まどか「んやっ、胸、揉んじゃだめぇ///」


ほむら「ほむほむ」

まどか「んんっ、ホントにいつまで寝ぼけて……///」

ほむら「服を脱がせて吸ってもいいかしら?」

まどか「やぁ、ダメに決まって……あれ?」

ほむら「それは残念……仕方ないからまどかをその気にさせるしかないわね」

まどか「スットプほむらちゃん」

ほむら「ほむ」ぴたっ


まどか「ほむらちゃん……もしかしなくても、もう起きてるよね?」

ほむら「………」ふいっ

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「………」だらだら

まどか「ほむらちゃん?」じーっ

ほむら「……バレた?」

まどか「はぁ…もう、何時から起きてたの?」


ほむら「えっ…いやぁ、まどかに起こされたから起きたのよ?」

まどか「ほむらちゃん?」じーっ

ほむら「………」だらだら

まどか「ほーむーらーちゃん?」じとー

ほむら「ごめんなさい!最初から寝てすらいませんでした!その、なんて言うか、ずっとまどかの寝顔を堪能してて…そうしていら、まどかが起きたみたいだったから寝たフリしました!」

まどか「なっ…もぉ、なんで寝顔なんて見るのかなぁ///」

ほむら「だって、まどかの寝顔はまるで天使…いえ、天使すら凌駕するほど可愛らしくて癒されるもので、一度見てしまったら目が離せないんだもの」


まどか「天使って…そんな事ないよ///」

ほむら「……そうね」

まどか「えっ……」

ほむら「まどかの寝顔は天使をも凌駕する……つまり!もうまどかの寝顔は、女神と呼んでしかるべきよね!」

まどか「ふえっ?」

ほむら「まどかは寝顔は女神様!!」

まどか「だから、言い過ぎだってば///」


ほむら「ほむ…でも待つのよ…まどかの寝顔が女神だということは分かったわ……だけど、まどかは寝顔に限らずとも、どんな表情や仕草をしていても超絶可愛いし癒されるわ……」

ほむら「はっ!つまり……まどかは存在そのものが実は女神だったの!?」

まどか「人間だよ……もぅ、さっきからほむらちゃん、私の反応見るためにふざけてるでしょ…私時間見に行くからね///」むくり

ほむら「あぁん、まどかが離れて力でないー」

まどか「何言ってるの……」しゃー

ほむら「ほむー」ころころ

まどか「時計は……えぇ!?」

ほむら「どうしたのー?」ころころ


まどか「ほむらちゃん……もうお昼休みみたい……」

ほむら「へー」ころころ

まどか「………」じーっ

ほむら「ほむー」ころころ

まどか「………」

ほむら「ほむー」ころころ

まどか(ころころしてるほむらちゃん可愛い///)

ほむら「ほむー……って、お昼休み!?」がばぁっ


ほむら「えっ、お昼って…始まってどれくらい経ってるの?」

まどか「まだ始まって5分くらいだけど」

ほむら「ほっ、それなら良かったわ」

まどか「良かったって…もぉ、結局午前中の授業の殆どをサボっちゃったよ」

ほむら「そんな些細なことはどうでもいいのよ。それに、今日の授業の内容はちゃんと私が、責任をもって手取り足取りいろんな所を取ってまどかに教え込んであげるから安心して」

まどか「お願いするけど、余計な所は取らなくていいよ……///」

ほむら「さぁまどか、早く一緒にお昼を食べに行きましょう!初めてのまどかの愛妻弁当が私を待っているわ!」ぐいっ

まどか「わわっ!」


ガララッ!

さやか「あっ!やーっと戻ってきたよ」

仁美「暁美さん、もう心臓は大丈夫なんですの?」

ほむら「心臓?……あっ、え、えぇ、もうバッチリよ」

仁美「うふふ」

さやか「にしても、なーんで付添いのまどかまでずっと戻ってこないのかなー?」

まどか「えっ、あ、あはは……///」


さやか「そこで何で顔を赤らめる……むむ?アンタ達まさか、保健室でよからぬことをしてたんじゃ……」

まどか「ふえっ!?そ、そんなことしてないよぉ!」

さやか「その必死な否定のしよう……けしからん!まったくもってけしからんですな仁美さん!」

仁美「ですわねぇ」うっとり

まどか「もぅ、2人して…ほむらちゃんも黙ってないで否定してよ!///」

ほむら「えっ?でもあながち間違って―――むぐっ」

まどか「あはは!ほむらちゃんはなにを口走ろうとしてるのかなぁ!」


さやか「おーい、どうしたのー?」

仁美「まぁまぁさやかさん、ここは静かに(聞き耳を立てて)待つべきですわぁ」

ほむら(な、なにをするのまどか!?苦しいわよ!)

まどか「ほむらちゃんが余計なこと言おうとするからでしょ!」ぼそぼそ

ほむら(いやでも、本当に間違ってないじゃない。実際、保健室ではまどかと色々犯っちゃたわけだし)

まどか「だからってそれを正直に言っていいわけないでしょ!それくらいほむらちゃんも分かるよね!」ぼそぼそ


ほむら(でも、まどかと愛し合ったことに対して、私は嘘をつきたくないわ)

まどか「嘘も方便だよ!嬉しいけど、時と場合を考えて」ぼそぼそ

ほむら(ほむ……)

まどか「もぅ!これ以上話がややこしくなると、お弁当を食べる時間が無くなっちゃうよ!それでもいいの?」ぼそぼそ

ほむら(ほむっ!そ、それは困るわ!初めてのまどかのお弁当だもの、ゆっくり味わって食べたいわ!)

まどか「じゃあ、ちゃんと誤魔化してね」ぱっ


ほむら「ぷはっ…ふぅ、美樹さやか、保健室では何もなかったわよ。まどかはあくまで私の体を心配してそばにいてくれただけに過ぎないわ。変な勘繰りはよしなさい」きりっ

さやか「えっ…?あ、あぁ、そう……」

まどか(は、早い)

ほむら「では早く、お弁当を食べに屋上へ行きましょう!」

まどか「あっ、うん」


さやか「おっ、じゃあ私達も一緒に―――」

仁美「さやかさん、今日は教室で私と2人で食べましょう」

さやか「えっ、何で?いつも通りみんなで食べた方が……」

仁美「2人で食べましょう?」

さやか「いやでも」

仁美「さやかさん?」ごごごごっ


さやか「そ、そうだね!私と仁美は教室で食べることにしよう!」

仁美「うふふふ…ではそういう事ですから、お2人は心置きなく屋上でゆりゆり…もとい、お昼を楽しんできてください」

まどか「じゃあ、また後で――うわわっ!」

ほむら「早くしないと時間が無くなるわ!」ぐいぐいっ

仁美「うふふ♪」うっとり

さやか「今日の仁美はなんか怖い……」


ほむら「やってきたました屋上」

まどか「うん……」

ほむら「燦々と照りつける太陽…いい天気ね」

まどか「いい天気だけど……暑いよ。屋上は暑すぎるよほむらちゃん」

ほむら「直射日光と地面からの照り返しの合わせ技ね。手元の温度計では、36度を記録したわ」ぎゅー

まどか「ほむらちゃんがくっつくから余計にだよ……このままじゃ熱中症になっちゃうよ…ほむらちゃん、やっぱり今日は教室で食べた方がいいんじゃ……」


ほむら「安心してまどか。私はこれくらいの事、すでに計算済みよ。と言う事で、この魔法の盾から取り出したるは……」がさごそ

まどか「?」

ほむら「これよ!」てれれてってれー

まどか「えっ…ほ、ほむらちゃん!?それ私の!///」

ほむら「あっ、間違えた、これまどかのパンツ……そうじゃなくて」すっ

まどか「はい没収!///」ばっ

ほむら「ほむぅ!?そんなっ!それ私の宝物なのよぉ!」


まどか「なんで私のパンツが宝物なの!?もぅ、パンツなんかじゃなくても、その、言ってくれれば私が………///」ごにょごにょ

ほむら「なに?最後の方がよく聞こえなかったわ」

まどか「と、とにかく!パンツは返さないからね!///」

ほむら「ほむぅ……」しょぼーん

まどか「な、なにもそんなに落胆しなくても……そ、それで、本当は何を出すつもりだったの?」

ほむら「そうね…まどかのパンツはいつでも手に入るのだし、落ち込んでいてもしょうがないわよね」

まどか「聞き捨てならない言葉が聞こえた気がするけど、もうスルーするよ」


ほむら「では、今度こそこの盾から取り出したるは……これよ!」てれれてってれー

ドスンッ!

まどか「うわっ!…こ、これって…キャンプセット?」

ほむら「そうよ。いつかまどかと一緒にキャンプとか行きたいなー、と思って時に、ほーむセンターで拝借…ごほんっ、買っておいたの」

ほむら「これがあれば、日影が出来るし、落ち着いてテーブルでお弁当が食べられるわ」

まどか「ほむらちゃんのその盾は本当にすごいね……まるまるキャンプセットが収まるなんて……」

ほむら「これくらいまだまだ余裕よ。さっ、そんな事より早く食べましょ」

まどか「そうだね」


ほむら「ほむ、何してるのまどか?」

まどか「何って…座ろうとしてるんだよ?」

ほむら「違うわよ。まどかの席はこ・こ。私の隣よ」

まどか「えっ…で、でも、折角だから向かい合って食べた方が……」

ほむら「確かにまどかの顔を見ながらのお昼も魅力的よ……でも!向かい合って座ると、あーんがしにくいじゃない!」

まどか「えぇっ!?///」


ほむら「まどかの手作りのお弁当を、まどかにあーんされて食べる…そしてお返しに私もまどかにあーんする……これが私の夢なのよ!」

まどか「夢って……///」

ほむら「さぁ、だからまどかは私の隣に来なさい。と言うか、まどかに触れてないと落ち着かない!」

まどか「う、うーん…わ、分かったよぉ///」

ほむら「ほむっ」ぎゅー

まどか「むぎゅぅ///」


ほむら「さぁさぁ、はやくお弁当を出して!」

まどか「う、うん。はい」

ほむら「あら、これは私のお弁当箱じゃない。そうじゃなくてまどかのお弁当箱をちょうだい」

まどか「えっ、なんで?」

ほむら「だって、あーんってするから」

まどか「……まさかとは思うけど、もしかして最初から最後まで食べさせあうつもりなの?」


ほむら「?当然じゃない」

まどか「時間がかかるよ!絶対にお昼休みの間に食べ終わらないよ!」

ほむら「食べ終わらなければ、授業をサボればいいのよ」

まどか「お願い、開き直らないで」

ほむら「大丈夫よ。午後の授業の内容も、手取り足取りその他いろんな所を取って、むしろその他をメインで取って教え込んであげるから」

まどか「はぁ、せめてメインは勉強にして……」


ほむら「成程、では勉強メインなら何をしてもいいということね」

まどか「そういう意味でもないよ」

ほむら「今から楽しみね!さぁ、それはさて置いて、まどかのお弁当箱を渡しなさい」ひょい

まどか「あー……」

ほむら「はい、こっちはまどかに。いつでも来ていいわよ!」あーん

まどか「もぉ、しょうがないなぁ……はい///」

ほむら「あーん…もぐもぐ……」


まどか「ど、どうかな?美味しい、かな?」

ほむら「………」

まどか「ほ、ほむらちゃん?もしかして、美味しくなかったかな……」

ほむら「最高よ……私、こんなに美味しい料理を食べたのは、生まれて初めてよ」

まどか「そ、そんな…大げさな///」

ほむら「そんな事はないわ!このお弁当からは、まどかの愛情がひしひしと伝わってきて…私は今、とても感動しているわ!」

まどか「///」


ほむら「さっ、まどかにもあーん」

まどか「あ、あーん///」

ほむら「あぁ、あーんって口を開けてるまどかは、なんてキュートなのかしら!///」きゅんきゅん

まどか「萌えるのいいけど早く食べさせてよぉ!ずっと口を開けてる私の身にもなって!///」あーん

ほむら「失礼。あまりの可愛さについ……じゃあ、改めてあーん」

まどか「あーん…もぐもぐ///」


ほむら(あぁ、何かしらこの、内からとめどなくあふれてくる感情…このまどかを顔を守りたいという…はっ、こ、これが母性?)

まどか「違うと思うよ…///」

ほむら「そうね、仮に母性だとしたら、同時にこのまどかを(性的に)食べちゃいたいなぁ…なんて思わないわよね」

まどか「お願いだから、食べ終わるまではその衝動は押さえてね」

ほむら「まどかは食後のデザートですね、わかります」

まどか「全然分かってないよ……///」

ほむら「はいまどか、あーん」

まどか「あーん…///」


まどか「ほむらちゃん、あーん」

ほむら「あーん、もぐもぐ、んっ……ねぇまどか、そろそろ喉が渇いたわ」

まどか「あっ、じゃあお茶出すね」

ほむら「ノンノン、私が欲しいのはお茶じゃなくて……」

まどか「?」

ほむら「まどかの、だ・え・き♪」

まどか「流石の私も、引・く・よ♪」

ほむら「………」

まどか「………」

ほむら「お茶、いただけるかしら」

まどか「はい」


ほむら「はい、あーん」

まどか「あ、あーん……///」

ほむら(もう何回もやっているのに、それでも全然慣れないで照れてるまどかは可愛いわぁ)きゅんきゅん

まどか「それはほむらちゃんが、一々そういうことを考えるからだよ!///」

ほむら「大丈夫よ、分かってやってるから」

まどか「分かってるならやめてよ!///」

ほむら「はいまどか、あーん」

まどか「うぅ、またそうやって…あーん///」


ほむら(ほむ…恥ずかしがるまどかはいくら見ても飽きない……だけど、お弁当の残りも半分となったし、ここでなにかもうひとアクション欲しいわね)

まどか(もう知らない……///)

ほむら(食べさせ合い…飲み物…唾液……口移し)

ほむら「んくっ………」

ポンポン

まどか「なに?」

ほむら「ちゅー」

まどか「んむっ……んくっんくっ…ぷはっ///」


ほむら「口移し、どうだった?」

まどか「本当に今のほむらちゃんは、思いついたまま行動するね///」

ほむら「だってこれなら、まどかは水分補給、私はまどかの唾液を補給と一石二鳥じゃない」

まどか「はぁ……///」

ほむら「まどかもやりましょ?口移し」

まどか「やらないよ」

ほむら「えっ……」うるうる

まどか「っ…も、もうその顔には流されないからね!」


ほむら「そんな…まどかぁ……」すりすり

まどか「///」

ほむら「お願いよ……一回でいいの、まどかから口移しされてみたいの」

まどか「っ///」

ほむら「まどかぁ」

まどか「うぅ、分かったよ!でも一回だけだからね!約束だよ!///」

ほむら「やったわ!」

まどか(結局また流されちゃった……)


ほむら「さぁ、来て!」

まどか「はぁ……んっ」

ほむら「///」どきどき

ほむら(あぁ、口をぷくーって膨らませたまどか…なんて愛らしいの)

まどか「んー!///」ぽかぽか

ほむら「あはは、叩かないで叩かないで、ごめんなさい。でも、可愛すぎるまどかがいけないのよ?そんな可愛い顔をされたら、誰でもこう反応するわ」

まどか「///」

ほむら「では今度は、出来る限り何も考えないようにするわから、来て」


まどか「んー……ちゅっ///」

ほむら「んっ、んくっんくっんくっ…///」

まどか「ちゅ…ぁ……んん?んー!///」

ほむら「ちゅー…んむぅ…んちゅっ…」ぎゅー

まどか「ふわぁぁ……んぁ…///」

ほむら「ちゅちゅ…んー……はぁぁ、ごちそうさま」

まどか「うー……ほむらちゃんの馬鹿!長いよ!///」

ほむら「しょうがないじゃない。一回って約束だから、限界までまどかの唾液を吸い取ろうと頑張ったのよ」

まどか「はぁ…そんなこと頑張らないで///」


キーンコーン

ほむら「あら、もうチャイムが……でも私は気にしない、まどかあーん」

まどか「フリでもいいから少しは急いでよ…あーん、もぐもぐ///」

ほむら「嫌よ。私はゆっくりまったりまどかとお昼を食べたいのだから」

まどか「はぁ…はい、あーん」

ほむら「あーん…ほむほむ、んっ……あーん」

まどか「あーん///」


ほむら「まどか、お茶ー」

まどか「んっ、手元にあるでしょ」

ほむら「くっ…ナチュラルに頼めばやってくれるかと思ったのに……」

まどか「そこまで単純じゃないよ……一回だけって言ったでしょ」

ほむら「こうなったら、過去に戻ってやり直して、是が非でも回数を増やすしか……」

まどか「止めてよ!そんなくだらない事で過去に戻らないで!」

ほむら「くだらなくないわ!死活問題よ!」

まどか「大丈夫だよ。口移ししなくてもほむらちゃんは死なないから」


ほむら「いえ、可能性は捨てきれないわ……」

まどか「はい!」

ほむら「むぐっ!もぐもぐ……だからね、まd」

まどか「あーん!」

ほむら「あ、あーん、もぐもぐ」

まどか「はいはい」

ほむら「ちょっ、まどか、ペースがはyむぐむぐ」

まどか「ゆっくり食べたいならもう諦めようねー」

ほむら「もぐっ!わ、分かったわ。分かったから詰め込まないで!」


まどか「はい、あーん」

ほむら「あーん、もぐもぐ」

まどか「はぁ、やっと食べ終わったよ…」

ほむら「お腹も心も満腹ね。ごちそうさまでしたまどか」

まどか「お粗末様でした」

ほむら「んー!さて……」

まどか「急いで教室に戻ろっかー」


ほむら「待ちなさいまどか」

まどか「……ほむらちゃん?私、嫌な予感しかしない」

ほむら「大丈夫、私を信じて」

まどか「何でだろ、私、ほむらちゃんのこと信じたいのに、全然大丈夫って思えない」

ほむら「デザートとしてまどかをいただきます」

まどか「だと思ったよ!いやっ、本当にダメっ!いくら人がいないからってこんな外で……っ///」


ほむら「そう思って、そこにあらかじめテントを張って置いたわ」

まどか「何時の間に!?」

ほむら「そこは時間を止めてパパッとね?さぁ、観念して私に食べられなさい。なんならまどかが私を食べてもいいから」ぐいぐい

まどか「いやぁー///」ずるずる

ほむら「ほむー」


まどか「あぅ…///」

ほむら「ふふふっ、やっと観念したようね。では入口を閉めて…ほむっ?」どさっ

まどか「…///」

ほむら「ま、まどか?私はなんで覆いかぶされているのかしら…?」

まどか「わ、私がいつまでもやられっぱなしだと思ったら大間違いだよ!保健室でのお返しをしてあげるんだから///」

ほむら「ほむっ!そ、そんな…あぅ…///」


まどか「ほむらちゃんが実は押しに弱いって、私知ってるもん。えへへ、こうなったら抵抗できないでしょ?」

ほむら「いや、あの、でも、あれは許してくるって……」

まどか「昨日も言ったよね?私は、許すとのお返しをしないって言うのは、それはとっても違うかなって思うの。それに、さっきほむらちゃん、私がほむらちゃんを食べてもいいからっていってたよね?」

ほむら「ほむっ!?い、言ったわね……」

まどか「だからぁ…いただきます♪」

ほむら「ほむーっ!///」


ほむら(いや、でも…いつもみたいにまどかを攻めるのもいいけど、やっぱりまどかに攻められるのも…良い!!)

まどか「結局ほむらちゃんはどっちでもいいんだね///」

ほむら「だってそもそも私、基本受け身だし、まどかが相手なら何されてもいいって思ってるし///」

まどか「はぁ…やっぱりほむらちゃんには敵いそうにないよ///」

ほむら「あら、私はいつも、まどかにだけは敵わないと思っているわ」

まどか「えぇ?なんで私なんかに……?」


ほむら「だって私は、まどかの声が聞こえるだけでもドキドキして、体中が火照って、思考が麻痺したみたいにまどかの事以外を考えられなくなって…これでも、いまだにまどかと話すときには結構緊張してるのよ?」

まどか「///」

ほむら「それに理性も酷く脆くなってしまってね…だからついまどかを襲ってしまうのよ」

まどか「///」

ほむら「ねっ?そんな私が、まどかに勝てる道理がないでしょ?」

まどか「うぅ…もおぉぉ!どうしてそうほむらちゃんはそう、ナチュラルに恥ずかしい事言うのかなぁ!嬉しいけどね!///」ぐちゅぐちゅ

ほむら「ほむーっ!?あうっ、まどか、いきなり激しっ、ひうぅ!///」

まどか「もぉー!///」

ほむら「ほむううぅぅ!///」びくんびくん


ほむら「あっ、んっ…ふわぁぁっ///」

まどか「ねぇ、ほむらちゃん」くちゅくちゅ

ほむら「あうっ、な、なに?まどかぁ…///」

まどか「外に出てみない?」ぼそっ

ほむら「えぇ!?そ、外って、んっ、テントの……?///」

まどか「うん。今は授業中だし、誰も来ないと思うからさ…ね?」


ほむら「えっ、で、でも私、恥ずかし…んあっ!///」

まどか「えー、でも私も、保健室でとっても恥ずかしい思いしたんだけどなぁ…カーテンを隔ててたとは言え、あんな人前で……」ぼそぼそっ

ほむら「うっ…わ、分かったわ…あうっ、まどかのしたいっ…ようにしていいわ…///」

まどか「えへへ、じゃあ出よっか」

ほむら「うぅ///」


ワーッワーッ

まどか「あっ、今の時間は、外で体育の授業やってるみたいだね」

ほむら「えっ?あんっ、そ、そうなの?///」

まどか「聞こえない?じゃあ柵の方に行って見ようよ」

ほむら「あっ、ちょ、まどかっ///」

まどか「あっ、ねぇねぇ、あの今走ってるのって、マミさんじゃないかな?」

ほむら「えっ?え、えぇ、よく見ればマミみたい―――ひゃうっ!?///」

まどか「えいえい♪」

ほむら「あっ、まど、まどかっ、そんな激しいわっ、んやあぁぁ!///」


まどか「ほむらちゃん、あんまり大声出すと、下に聞こえちゃうかもよ?」

ほむら「そ、そんな、いくらなんでも、あっ、それは……ひうっ!///」

まどか「えー、でもほら、さっきほむらちゃんが声を上げたとき、何人かこっちを向いたような…」

ほむら「えっ…」

ほむら(そ、そう言われれば、さっきからずっとこっちを向いている人がいるような…えっ、ま、まさか見られちゃってるの!?私、こんな恰好なのに見られちゃってるの!?)

まどか(あせってるほむらちゃん可愛い…大丈夫だよ。今、私達は太陽に背を向けてるから、向こうからは逆光で私達なんて見えてないから安心して!)


ほむら「ま、まどかぁ!私、まどか以外にこんな姿見られるの嫌よぉ!」

まどか「えー、でもそんなこと言ってほむらちゃんってば、さっきから痛い位に私の指をきゅうきゅう締め付けて来てるよ?」

ほむら「ふえっ?そ、そんな事、あんっ、あるわけ……!///」

まどか「それに愛液もほら…こんなに溢れてきて」ぬちゃ

ほむら「っ///」

ほむら(そ、そんな…私、まどか以外の人に見られて興奮してるの?)

まどか「えへへ、さっき保健室で私にあんなこと言っておいて、実はほむらちゃんも見られて興奮しちゃう変態さんだったんだね♪」ぐちゅぐちゅっ

ほむら「ひゃううぅぅ!?///」


まどか「でも、私も変態さんだったみたいだし、変態さん同士、私達やっぱりお似合いかもね///」

ほむら「あうっ、ま、まどか?ひま、なんて……んっ!///」

まどか「何でもないよ!さっ、ほむらちゃん♪大声出してイって、下のみんなの注目集めちゃえ!」ぐちゅぐちゅっ!

ほむら「ひうっ、そんなっ!ダメッ、ダメなの!まどか以外にっ、イク姿見られる、なんて、絶対にっ!ああああぁぁぁぁ!!///」びくんびくん

まどか「えへへ、イってるほむらちゃんはいつみても可愛いね…ちゅっ」ぎゅー

ほむら「はぁ…まどかぁ///」

まどか(予想以上にほむらちゃんが大声あげちゃったけど…下は特に変わった様子はないし大丈夫だよね)

まどか(…でも念のためにテントには戻っとこう)


ほむら「ほむぅ……///」

まどか「取りあえずほむらちゃんが気が付くまでに、色々とぐしょぐしょだからそれを綺麗に……」

ほむら「うぅ、まどかぁ!」がしっ

まどか「うわっ、き、気が付いたのほむらちゃん?」

ほむら「どうしようまどかぁ!私、あんな恥ずかしい姿をまどか以外にぃ!!」ゆさゆさ

まどか「ちょっと、分かったからっ、それについてはっ、ちゃんと説明するからっ、揺らさないで!」

ほむら「まどかぁー!!」ゆっさゆっさ

まどか「うわっ!うわわっ!!」ぐわんぐわん


ほむら「つまり…実は太陽の逆光で向こうからは私達の姿なんて見えるはずもなく、声も下の体育の掛け声とかで聞こえるわけもなかった…ってこと?」

まどか「うん」

ほむら「な、なんだ、そうだったの……良かった」

まどか「ごめんね。最初から分かってたんだけど、焦ってるほむらちゃんを見てたら、こう、抑えきれない衝動が……で、でも、お互い様でしょ?」

ほむら「えぇ…そうね。私にまどかを責める資格はないわ…まぁ、そもそも怒っていたわけじゃないから良いのだけど」

まどか「違ったの?」

ほむら「私はただ、まどか以外の人に、私のはしたない姿を見られたと思ったのが悲しかっただけよ…だって、それ見てもいいのは、この世でまどかだけだもの」

まどか「それは私も一緒だから、ちゃんと分かってるよ///」


ほむら「さて、いつまでもこの恰好じゃ、幾ら暑くても風邪をひきかねないから服を……いえ、あえて風邪をひいてまどかに看病されるというのも……」

まどか「一瞬で元の調子戻ったねほむらちゃん」

ほむら「切り替えが早くなくちゃ、幾度ものループには耐えられないのよ」

まどか「まさかこんなところで役に立つとはね」

ほむら「着替え…まどか、私のパンツは濡れてて役に立たないから、まどかの穿いてる私のパンツを返してちょうだい」

まどか「嫌だよ。どうせ盾の中にたくさん私のパンツが入ってるんでしょ。それ穿きなよ」

ほむら「なぜバレたの?」

まどか「冗談で言ってみたのに、本当にたくさん入ってるの!?」

ほむら「大丈夫よ。ちゃんとローテーションを組んで、取っては戻してを繰り返してるから」

まどか「そういう問題じゃないよ!」


キーンコーン

まどか「あっ、五限も終わったみたいだね」

ほむら「そうね…そういえば、今日の六限って確か……」

まどか「体育だよ」

ほむら「まどか、戻りしょうか」

まどか「えぇ、いきなりどうしたの?てっきりもう、六限にも出ないって言うと思ってたのに」

ほむら「なにをいってるのまどか。学生の本分は学業にあるのよ?それなのに、私的な理由でサボるなんてもってのほかよ」

まどか「是非とも少し前のほむらちゃんに聞かせてあげたいセリフだね。でも、本当にどうしたの?」


ほむら「だって体育なら、別にまどかのそばにいても問題ないし…それに」

まどか「それに?」

ほむら「それに体育なら、まどかのブルマ姿が見れるじゃない!」

まどか「あー…そういう事かぁ……」

ほむら「ブルマ姿のまどかは、体育じゃなきゃ見れない…だから一回一回のチャンスを、私は無駄にしたくないの!」

まどか「はぁ、別にほむらちゃんが頼むなら、体育以外で着てあげないこともないけどね」

ほむら「さぁ、早く教室に戻って着替えるわよまどか!」


まどか「聞こえてない…あっ、ま、待ってよほむらちゃん。その前にこのテントとかキャンプセットを片付けて行かないと……あれ?消えちゃった?」

ほむら「もう片付けたわ!」

まどか「早い!」

ほむら「さぁさぁ、早く早くぅ!」ぐいぐい

まどか「わっ!?ちょ、ちょっとほむらちゃん!?引っ張ってもいいけど、お願いだからスカートの裾は引っ張らないで!!///」

ほむら「えっ?マンネリしないようにと思ったのだけど…ダメだった?」

まどか「ダメに決まってるでしょ!///」


ほむら「じゃあ抱っこで」ひょい

まどか「わわっ!な、なんでそうなるの!?」

ほむら「だって、普通に腕を引っ張ったんじゃつまらないじゃい!視覚的にも感触的にも!」

まどか「知らないよ!もぉ、降ろしてよぉ!///」じたばた

ほむら「降ろしてもいいけど、その場合、問答無用で教室までスカートを引っ張っていくわよ」

まどか「うっ……」

ほむら「ちなみに私のモットーは、有言実行よ。今決めたわ」

まどか「はぁぁ…もう好きにして///」

ほむら「ほむ♪そうさせてもらうわ」


ガラガラッ

ほむら「ほむ!」

まどか「おーろーしーてー!///」じたばた

さやか「あれ?アンタ達まだいたんだ」

ほむら「さやか、なによその言い方は」

さやか「あー、いや、さっき先生に言われて、アンタ達を保健室とかに探しに言ったんだけど、いなかったからてっきり帰ったのかと……ねぇ、仁m―――」

仁美「うふふふふ///」うっとり

さやか「ごめん、なんでもない」


まどか「ほむらちゃん!本当に降ろしてよぉ!///」じったばった

ほむら「あぁ、ごめんなさい。あまりに抱き心地がいいものだから、抱いてるのを忘れてしまっていたわ」

まどか「もぉ…///」

仁美「うふふ」

さやか「まぁ、戻ってきたなら早く着替えないと休み時間終わっちゃうよ」(私はもうどっちにもツッコまない。てかツッコミたくない)


ほむら「分かってるわ。まどか、着替えるのを手伝」

まどか「わなくていいよ。私は一人で着替えられるから」ぬぎぬぎ

ほむら「ほむぅ…じゃあ、まどかが私の着替えを手伝」

まどか「わないよ。自分で着替えてねほむらちゃん」

ほむら「…まどかのいけず」しょぼーん

さやか「……夫婦漫才?」

仁美「いえ、婦妻漫才ですわ」うっとり


ほむら(仕方ないわ…着替えを手伝えないなら、せめてこの目に焼き付けましょう)じーっ

まどか「焼き付けなくていいから、ほむらちゃんも着替えなよ……///」ぬぎぬぎ

ほむら(私はまどかが着替え終わったら、時間を止めて着替えるから問題ないわ)じーっ

まどか「はぁ…今さら私の着替えなんて見ても、面白くもなんともないでしょ…///」ぬぎぬぎ

ほむら(そんな事ないわ。まどかの着替えは、何度見ても私の気分を高揚させるもの///)

まどか「………」

ほむら(こう、全身が火照って、まどかに飛び掛かりたくなるというか///)

まどか「本当にほむらちゃんは底なしだよね…慣れたけど」

ほむら「褒めても何も出ないわよ?」

まどか「褒めてないよ」

生きてる



キーンコーン

先生「はい、ではまずは準備体操ですの。二人一組になってくださいな」

ほむら「まどか、私と組みましょ?」(まどかまどか!まどかは当然私と組むわよね!)

まどか「もちろんだけど、ほむらちゃんの内と外のテンションの差に吃驚だよ」

ほむら「どっちの私が好みかしら?」

まどか「どっちもほむらちゃんには変わりないから、大好きだよ」


ほむら「嬉しい…まどかぁー!って、あら?」すかっ

まどか「もう、授業中は抱き着くのはダメって言ったでしょ!」

ほむら「そんなぁ!」

先生「ほら、そこの百合ップル。イチャついてないで早く準備体操なさい」

ほむまど「!?」

ほむら「……ね、ねぇ、まどか…もしかして、私たちの関係ってもうバレてるんじゃ……」

まどか「ま、まさかぁ……」

ほむまど「………」


ほむら「えぇと、最初は膝の屈伸から…まどかからどうぞ」

まどか「うん。いっちに、さんし」

ほむら「違う、違うわまどか」

まどか「えっ…なにが?」

ほむら「屈伸のやり方よ」

まどか「やり方って…屈伸にこれ以外のやり方なんてないでしょ?」

ほむら「それがあるのよ。私の知ってる屈伸はもっとこう、足を開いてやるの」

まどか「足を開いてって……こう?」


ほむら「もっとよ!」

まどか「えぇ…じゃ、じゃあ、これくらい?」

ほむら「そうそう、それくらいから腰を下r―――膝を曲げるのが本当の屈伸と言うものよ」

まどか「これ、結構キツイよ…わわっ!」ぺたん

ほむら(まどかのm字開脚キターーーーー!)

まどか「うー///」


ほむら「次は伸脚ね」

まどか「いっちに、さんし」

ほむら「違う、違うわまどか」

まどか「えっ…また?」

ほむら「えぇ、またよ」

まどか「じゃあ、今度はなにが違うの?」

ほむら「いい?伸脚と言うのはね…こう、バレエのように足を上げて伸ばすものなのよ」


まどか「私の知ってる伸脚と全く違うけど……本当なの?」

ほむら「私を信じて」きりっ

まどか「……はぁ、分かったよ///」

まどか「んしょっ…んっ……こ、これでいいの?」

ほむら「もっと!そこから限界まで足を伸ばして!」

まどか「もう限界だけど……んーっ」ぷるぷる

ほむら(あぁ!ぷるぷる震えながら、目をぎゅって瞑って一生懸命に足を上げてるまどか可愛い!そしてこの白くスラッと延びたこの脚線美…にも関わらず赤ちゃんのようにぷにぷにそうなあのあんよ!舐めたい!そして踏まれたい!!)

まどか「んーっ///」ぷるぷる


ほむら「次は上体の前後屈ね」

まどか「いっちに、さんし」

ほむら「………」

まどか「にーに、さんし……これはあってるの?」

ほむら「えぇ、だから早く後屈に移りなさい」

まどか「う、うん。いっちに、さんし」

ほむら(あぁ!体操着は薄い生地で出来いるから、まどかの天覧山が!天覧山がぷるぷると!!)

まどか「高尾山くらいはあるよ!」


ほむら「次はアキレス腱ね」

まどか「いっちに、さんし」

ほむら「まどか」

まどか「はぁ…何が違うの?」

ほむら「これは形はあってるけど、足場が違うのよ足場が」

まどか「足場?」

ほむら「えぇ、まずアキレス腱をやるときは、パートナーが横になるの」

まどか「うん…それで?」


ほむら「そのパートナーの顔に、前に出す方の足を乗せて行うのが、正しいアキレス腱のやりかたよ」

まどか「………」げしっ

ほむら「あぁん!///」

まどか「いっちに!さんし!」げしげしっ

ほむら(ほむぅ!いい!いいわまどか!この容赦ない踏み方、最高よ!その上、そのちょっと蔑んだような視線……あぁん!ゾクゾクするわ!///)

まどか「にーに!さんし!」げしげしっ


ほむら「最後に深呼吸ね」

まどか「面倒くさいからやる前に聞くけど……どうやるの?」

ほむら「まず、今度はまどかが横になるの」

まどか「うん」

ほむら「そして私はまどかの横に正座して……私の口からまどかの肺に酸素を送りこむと」

まどか「ほむらちゃん…これって、人口呼吸じゃ……」

ほむら「暁美流準備体操では、これが深呼吸なのよ。と言う事で、ちゅー」

まどか「はぁ…///」


ほむら「♪」にこにこ

まどか「満足?」

ほむら「えぇ、それはもう!まぁ、欲を言えば、少しくらいまどかにツッコんで欲しかったわね」

まどか「ツッコんでたらキリがなさそうだったから……じゃあ、次はほむらちゃんの番だね」

ほむら「えぇ、では屈伸から…いちに、さんし」


まどか「違うよほむらちゃん」

ほむら「えっ?」

まどか「屈伸は、もっと足を開いてやるんでしょ?」にこにこ

ほむら「えっ………あっ」

まどか「頑張ってやろうね?暁美流準備体操♪あっ、でも、私は顔を踏まれるのは流石に嫌だから、アキレス腱だけは特別に鹿目流準備体操を教えてあげるね」

ほむら「」


ほむら「お、終わったわね……///」はぁはぁ

まどか「う、うん///」はぁはぁ

先生「はぁ…やっと終わったんですの?」

ほむら「!…は、はい」

先生「そう…じゃあ、早く教室に戻りなさい」

まどか「えっ?な、なんでですか?授業は……あれ?誰もいない……?」


先生「面倒だから放置してましたけど、もうとっくに授業は終わってますの」

まどか「えぇ!?」

ほむら「ちなみに私は途中のチャイムで気付いていたわ」

まどか「それなら言ってよぉ!」

先生「はぁ…先生も早く職員室に戻って、あの娘とゆりゆりしtごほんっ!仕事を片付けたいので、あなた達も戻りなさい」


ほむら「分かりました。さっ、急ぎましょまどか」ひょい

まどか「わわっ!な、ナチュラルに抱き上げないで!///」

ほむら「あっ、つい条件反射で」

まどか「もぉ!おーろーしーてー!///」

ほむら「断固拒否するわ」すたすた


和子「では、皆さん気を付けて下校してくださいね」

ほむら「ふぅ…まどか、なんとか無事に一日学校を乗り切ったわね」

まどか「全然無事じゃなかったと思うよ。授業に出てたの、1限の半分以下と6限の準備体操だけだもん」

ほむら「なんで?だって無事にまどかと、学校で一日中イチャイチャできたじゃない」きょとん

まどか「うん、もういいよ」


さやか「まどかー、ほむらー、一緒に帰ろー」

まどか「あっ、さやかty―――」

ほむら「悪いけどさやか、私達これから用事あるのよ。だから今日は一緒には帰れないわ」

さやか「そうなの?んじゃあしょーがないかぁ…仁美、2人で帰ろっか」

仁美「えぇ…ほむらさん、頑張ってくださいね」

ほむら「……なにを?」

仁美「うふふ、ではごきげんよう」

さやか「じゃー、まどかにほむら!また明日ー」


まどか「また明日ねー!……で、ほむらちゃん、用事ってどこに行くの?私まったく聞いてないよ?」

ほむら「えぇ、言ってないもの。用事と言うのは、ネコミミとイヌミミを買いに行くのよ」

まどか「えっ?」

ほむら「えっ?って…まさかまどか、昨日の夜の約束を忘れてしまったの?私、かなり楽しみにしていたのだけど……」じわっ

まどか「あわわっ!な、なにも涙目にならなくても!大丈夫だよ!ちゃんと私も覚えてるから!」

ほむら「……本当に?」


まどか「昨日の夜のしりとりの時に言いあった奴でしょ?忘れる訳ないよ……///」

ほむら「まどか…そうよね…まどかが私との約束を忘れるはずないわよね。疑ってごめんなさい」

まどか「ううん、すぐに反応できなかった私も悪かったから……」

ほむら「まどか……///」じーっ

まどか「ほむらちゃん……」じーっ

和子「あ、あの…暁美さんに鹿目さん?先生、2人の関係にどうこう言うつもりはありませんけど…お願いですから、教室のど真ん中で抱き合いなが見つめうのは止して下さい。掃除の邪魔です」


まどか「あっ、ご、ごめんなさい!///」

ほむら「ちっ…後もう少しでまどかとキス出来たのに……まぁいいわ。ではいざ行かん」ひょいっ

まどか「だからなんでナチュラルに私を抱きあげるの!?」

ほむら「ほむ…私は、まどかを抱いて移動することを強いられているのよ!」

まどか「なにに!?」

ほむら「えぇと……くらげっぽい百合神様に」


ほむら「~♪」

まどか「ご機嫌だね」

ほむら「えぇ、だって愛しのまどかとのお買い物だもの♪」

まどか「そう思ってもらえるのは嬉しいな。だけど、もうちょっと私を気にかけてくれないかな?」

ほむら「えっ?むしろ私はまどか以外なんて見てなかったのけど……なにか見落としいてたかしら?」

まどか「うん。私ね、もう羞恥心で顔から火が出そうなの」


ほむら「羞恥心……?なんで?」

まどか「なんでって、それはね?商店街のど真ん中を、ほむらちゃんにお姫様抱っこで抱えられてるからだよ」

ほむら「まどかはふわふわね」

まどか「…それでね、もう何回目か分からないけど…ほむらちゃんにお願いがあるの」

ほむら「なんでも言ってちょうだい。まどかのお願いなら、大抵の事は叶えてあげるわ」

まどか「じゃあ言うよ…降ろして?」


ほむら「何回目か覚えてるけど答えるわ。それは嫌よ」

まどか「………」

ほむら「………」

まどか「……!」ぐぐぐ

ほむら「ほむむ…!」


まどか「もぉ!なんでそんなに頑ななの!?私のお願いは叶えてくれるんじゃなかったの!?」

ほむら「残念だけどそればかりは無理なのよ…まどかを抱くことは、もはや私の生命維持に必要不可欠な事だから。それと、あんまり騒ぐとさらに注目を浴びるわよ?」

ザワザワ…

まどか「あっ…あぅ///」

ほむら「……キスしていい?」

まどか「えっ…だ、ダメに決まってるでしょ!///」


ほむら「えぇー…じゃあそんな、私を誘うような可愛らしい顔をしないで」

まどか「しないでって…それなら私は、どんな顔をしてたらいいの?」

ほむら「ほむ…まどかはどんな表情をしていても、可愛らしくキュート……よってこの解決策は、大人しく私にキスされる以外はありえないと思うわ」

まどか「したら本気で暴れるよ」


ほむら「………」

まどか「………」

ほむら「まどかのいけず…」

まどか「いけずなのはほむらちゃんの方だよ…時と場所と状況を考えて」


qb『…まどか、ほむら』

まどか「えっ…あっ、この声…キュゥべえだよほむらちゃん!」

ほむら「………」すたすた

まどか「あ、あれ?ほむらちゃん?どうして歩くのが早く…?もしかしたらキュゥべえがなにか分かったかもしれないのに…」

qb「その通りだよまどか」ぴょん

まどか「わっ!」びくっ


ほむら「くっ…タイミングの悪い……それよりもまどかの上から退きなさいキュゥべえ。まどかに触れてもいいのは私だけよ」

qb「まったく、無視したり邪魔扱いしたり…これでもボクは、君たちの為に急いで解決方法を模索してきたというのに…酷いじゃないか」

ほむら「いいから退きなさい」きっ

qb「分かったよ…ほむら、君は随分と独占欲が強くなっているようだね」ひょい


ほむら「そんな事はないわ。私は至って普段通りよ」

qb「少なくとも昨日までの君は、まどかを往来で抱いて歩くような真似をするような人間じゃなかったよ」

まどか「それでキュゥべぇ、解決法を探してきたって、何か分かったの?」

qb「あぁ、勿論だよ」


ほむら「………」

まどか「本当!やったねほむらちゃん!これで元に戻れるよ!」

ほむら「…こいつが本当に解決方法を見つけてきたのならば、ね」

qb「ボクを疑っているのかい?」

ほむら「むしろ疑わない要素がお前にはないわ」

qb「つくづく信用がないようだね」


まどか「ま、まぁまぁ、ほむらちゃん、今は抑えて抑えて……それで、どうしたら元に戻せるのかな?」

qb「なに、簡単な事さ。まどかがボクとkギュプッ!!」

ほむら「それ以上先を言ったら…ハチの巣にするわよ」

まどか(キュゥべぇの顔にほむらちゃんのヒールが突き刺さってる……)

qb『言わないから抜いてほしいな』

ほむら「ふんっ」すぽっ


qb「きゅっぷい…ちょっとしたジョークじゃないか」

まどか「あはは…で、えっと、契約以外の方法を見つけて来てくれたんだよね?」

qb「あぁ」

ほむら「それならそれをとっとと言いなさい。私たちは急いでるんだから」

qb「はぁ、分かったよ……方法と言うのはね、まどかがほむらの事を嫌いになる事さ」

ほむら「そんなことあり得る訳gむぐっ!」

まどか「ほむらちゃんが喋ると話が進まないからちょっと黙っててね。それで、どういう事なのかなキュゥべぇ?」


ほむら「むぐむぐ」

qb「ほむらのソウルジェムがまどかと同化してしまった原因は、昨日ボクが推測したことでほぼ間違っていないと思う」

ほむら「むぐー……むっ!」!

qb「だから、まどかとほむらの互いを好きと言う感情が行き過ぎて魂が同化してしまったとなれば、まどかがほむらを嫌う事によって同化は止まり、最終的にはほむらのソウルジェムがまどかから追い出される形で出てくると思うんだ」

ほむら「……ぺろぺろちゅぱちゅぱ///」

まどか「…原理は分かったけど、それは無理だよ」ぱっ


ほむら「ぷはっ!そうよ!まどかが私を嫌うなんてありえないわ!……ありえないわよね?後、もうちょっとだけ手を舐めさせて!」

まどか「うん、大丈夫だよ。後、自重しようねほむらちゃん」

qb「それくらい感情のないボクでも分かってるよ。なんてったって君たちは好きという感情だけで魂が同化しようとしているんだ。並大抵の感情じゃない」

ほむら「それを分かっていてなお提案するって事は…まさか何か考えがあるんでしょね?」

qb「当然さ…杏子!」

杏子「っと、やーっとあたしの出番みたいだね」


まどか「杏子ちゃん?」

ほむら「杏子がどうしたっていうのよ?」

qb「杏子は幻惑の魔法が使えるからね。だから一時的にまどかに魔法を掛けて、ほむらをまどかにとって嫌いな人間であると洗脳すればいいのさ」

まどか「な、なるほど、それなら上手くいくかも……」

qb「ほむらもボクではなく、杏子がまどかに魔法を使うと言うのなら、信用できできるだろう?」

ほむら「まぁ、確かに……でも杏子はいいのかしら?幻惑の類の魔法はあまり使いたくないんじゃ……」


杏子「あー?まぁ、そうだけど…まどかもほむらも困ってって、あたしの力が必要なんだろ?2人には世話になってるし、こんな力でも役に立つってなら使ってやるさ」

まどか「杏子ちゃん…!」

qb「あまり悩んでいる暇はないよ」

まどか「ほむらちゃん!やってみようよ!」

ほむら「うっ…で、でも、まどかに嫌われるのよね……私、正直耐えられる自信が……」

まどか「ほむらちゃん……大丈夫だよ」ぎゅっ

ほむら「あっ……///」


まどか「例え杏子ちゃんの魔法で、ほむらちゃんの事を嫌いなっちゃったとしても…絶対に私が、本心からほむらちゃんを嫌うなんて事はないから」ぎゅー

ほむら「ま、まどかぁ…///」

まどか「それでも信じられないなら…ちゅっ///」

ほむら「んっ///」

まどか「ちゅー…んっ…ねっ?えへへ///」

ほむら「…うん///」


杏子「よくまぁ、こんな往来で抱きながら、あんな事出来るなぁ……」

qb「もう少しでボクも羞恥と言う感情を理解してしまいそうだよ」

まどか「///」ぎゅー

ほむら「///」ぎゅー

杏子「あぁ!見てるこっちまで恥ずかしいわ…キュゥべえ、あたしは先に移動してるからね」すたすた

qb「あぁ、分かったよ」


まどか「///」ぎゅー

ほむら「///」ぎゅー

qb「………」

qb(これで上手くいけば、まどかに徹底的に嫌われたほむらが絶望し、元に戻ったまどかがほむらを助けるために契約し魔法少女に…そうなればこちらのもの)

ザワザワ

qb「…2人とも、そろそろだいぶ注目を浴び始めたから、2人の世界から戻ってきてくれないかい」


まどほむ「///」

杏子「結構時間かかったな……」

qb「いくら声をかけても反応してくれなくてね…途中であきらめたよ」

まどか「うー…ほむらちゃんのバカ!///」

ほむら「えぇ!?今回私は悪くないわよね?」

まどか「あんなに大勢の人前で……うぅ///」

杏子「まぁ、なんだ…式には呼んでくれよな?」


ほむら「分かったわ」

まどか「もぉ!!///」

qb「ほら、ただでさえ無駄な時間を使ってしまったと言うのに、またさらに無駄なやり取りをしている場合じゃないよ」

ほむら「…お前に言われると、とてつもなくイラつくわね」

qb「よっぽどボクが嫌いなようだね…杏子、まどかのほむらに対する好感度もこれくらいにしてくれないか」

ほむら「えぇ!?そんな…嫌よ!いくら状況が状況とは言えまどかから、鬼畜で淫獣な同じ空間にいるだけでも不快感を覚えるド畜生なんて思わるのは!」


まどか「ほ、ほむらちゃん…」

qb「君がボクの事をどう思っているのかはよーく分かったよ」

杏子「はぁ…で、実際どうすりゃいいんだよ?」

まどか「えっと、不安だから最初は少し嫌いって程度にしてもらえるかな…」

杏子「結構難しいこと言うな…まぁ、引き受けからにはやってやっけどさ。じゃっ、行くよ」

まどか「う、うん…」

ほむら「あぁ…まどか……」


qb「…」

杏子「んー……はぁ!」

まどか「!」

qb「終わったのかい?」

杏子「上手くいってればな」


ほむら「…えぇと、まどか?」

まどか「んっ…えっ?なに、暁美さん?」

ほむら「!」がーん

qb「どうやら第一段階は成功みたいだね」

ほむら「そんな…まどかに暁美さんって…暁美さんって他人行儀に……」

まどか「えっと…どうしたの暁美さん…?」

ほむら「ほむあっ!」ごぱぁ


まどか「えぇ!吐血!?ほ、本当に大丈夫暁美さん!?」だきっ

ほむら「ほむぅ!!」ごぱぁっ

まどか「あ、暁美さん!暁美さん!しっかりして暁美さん!」

ほむら「ほ…む……」がくっ

まどか「暁美さーーーーん!!」

杏子「おい…一応これ、ほとんど嫌わせていない段階なんだけど……大丈夫かよ」


qb「うん…アレだね。どうせこの段階でもほむらがこの調子なら、いくら嫌わせても変わらないと思うよ。だからいっそのこと思いっきり嫌わせようよ。その方がほむらたちのの為だ」

杏子「…まぁ、それもそうか?んじゃあ、まどか!」

まどか「なぁに杏子ちゃん?」ぱっ

ほむら「ほむぅ!?」ごんっ

杏子「もう一回魔法をかけるからな…はっ!」

まどか「!」


ほむら「うぅ、痛いわまどか…いきなり離すものだから思い切り地面に体を撃った―――はっ!」

まどか「…」にこにこ

ほむら(ま、まどかが私を見て微笑んでいる…?これはもしかして、余りの私の惨状を見て杏子が幻覚を解いたのかしら…?いえ、否!断じて否!そうだとすればまどかは心配して、真っ先に倒れた私にかけよってくるはず!)

まどか「…」にこにこ

ほむら(そうよ…あのまどかの笑顔…ループした時間もあわせれば、まどか一筋数十年の私には分かる!あれは紛れもない作り笑いっ!!)


ほむら(作り笑い…まどかはそれを、その相手と事を荒立てたくない、もしくは必要以上に関わり合いたくないときに用いる…すなわち!これはまどかの私に対する好感度は…最悪ね!)

ほむら「えぇと…まどか」

まどか「っ…あっ、うん……なぁに、暁美さん?」

ほむら「!」がーん

ほむら(今、話しかけられて明らかに迷惑そうにした!)


ほむら「あっ、いえ、ごめんなさい…呼んでみただけよ」

まどか「そ、そうなんだ…あ、あはは…」

ほむら「え、えぇ…」

まどか「…」

ほむら「…」

ほむら「私死ぬわ」


杏子「ちょっと待て!早まるな馬鹿!」

ほむら「だって!だって!これが数分前のまどかなら、照れながら『えへへ、ほむらちゃん///』なーんて言ってくれて!それで、なんやかやんでまどかとにゃんにゃん出来たはずなのに!!なのになによこの気まずい空気は!!??」

杏子「しょうがないだろーがよ…今のまどかはお前の事を心底嫌ってるんだから」

ほむら「うぅ、そんな…手元にないから分からないけど、私のソウルジェムがマッハで黒ずんでいるに違いないわ」

qb「…」


まどか「えっと…用がないなら、私もう帰ってもいいかな?」

ほむら「!」がーん

まどか「そろそろ夕方だし……んあっ!」

ほむら「えっ…な、なに!?どうしたのまどか!?」

まどか「胸が…熱くて…!」

ほむら「胸!?胸が痛むの!?」がしっ


まどか「うぅ…出来れば、杏子ちゃんが…!」

ほむら「!」ががーん

杏子「もう一々反応するなよ…って、ホントに大丈夫か?」

まどか「う、うん…ふわぁ!な、なにか、私の中から…出て……うぅ!」きらきら

qb「これは…」

まどか「うぅぅ…はうぅ!!」ひゅ!

杏子「うおっ!って、これ…」


ほむら「それは私のソウルジェムよ!と言う事は、上手くいったのね!」

qb(まさか本当にこんなことで同化が収まるなんて…やっぱり人間は訳が分からないね)

まどか「うぅ…なにが起こってるの……?」

ほむら「ほら杏子!もう解決したのだから、早くまどかの洗脳を解いてちょうだい!これ以上まどかにぞんざいに扱われたら私本当に死ねるわよ!」

杏子「はいはい…よっと」

まどか「!」


ほむら「えぇと…戻った、のよね?」

杏子「あぁ」

ほむら「抱き着いても…嫌な顔しないわよね?」

杏子「しないんじゃねーの?と言うかほむら、お前案外臆病だな」

ほむら「う、うるさいわね!まどかに拒絶されるのは本当につらいのよ!」

まどか「えっと、ほむらちゃん?来たかったら来てもいいよ?///」

ほむら「!」


まどか「えへへ、おいでほむらちゃん…なんて///」

ほむら「ま、まどかぁ!!」だきっ

まどか「わぷっ!もぉ…///」

ほむら「あぁ!まどかぁ!私頑張ったわ!吐血したり死のうと思ったりもしたけど、頑張って耐えたわ!」ぎゅー

まどか「うん、私もちゃんと全部覚えてるから分かるよ。ごめんね?私、ほむらちゃんにあんな態度取っちゃって…」

ほむら「いいえ、いいのよ…私はこうして、また無事にまどかに抱き着けただけで満足だもの」すりすりぎゅー


まどか「ほむらちゃん…///」

ほむら「まどか…///」

杏子「はぁ、またかよ…キュゥべえ、用が済んだみたいだからあたしは帰るよ」

qb「ボクもこれ以上この二人のそばにはいたくないよ…」

まどか「ほむらちゃん…///」

ほむら「まどかぁ!って、うわっ!?」がばっ

まどか「わわわっ!?」


バターンッ!

杏子「お、おい、大丈夫か?」

ほむら「え、えぇ、ちょっと勢いが過ぎたわ…まどかも大丈―――あら?私のソウルジェムが光って…」きらきら

まどか「え、えっと…これって最初の時と…あわわ!」しゅううぅぅ

ほむら「私のソウルジェムが、またまどかの胸に吸い込まれて…!」

まどか「はうっ!」しゅううぅぅ

ほむら「ま、まどか?」


まどか「うぅ、また元に戻っちゃったよ…」

ほむら(…まどか、愛してるわ)

まどか「聞こえてるよぉ///」

杏子「って、どうすんだこれ?これって、結局取り出してもまた吸い込まれるってことか…?」

qb「かもしれないね…これは同化すること自体を何とかしないと意味がなさそうだ」

まどか「そんなぁ…」


ほむら「私はもう別に、一生まどかから離れられなくてもいいと思っているけどね」

まどか「はぁ…///」

まどか(まぁ…ほむらちゃんなら私も……///)

ほむら「ま、まどか…!まどかも私と同じ気持ちなのね!」

まどか「えぇ!?わ、私、口に出してた!?って、これってもしかして…」

まどか(…ほむらちゃん…あ、愛してるよ///)


ほむら「ほむぅ!そ、そんな…分かってはいるけど、いきなり言われると恥ずかしいわまどか///」

まどか「やっぱり…今度は私の心の方まで聞こえるように…///」

qb「まぁ、いまさら大して状況は変わらないだろう?ボクは一応、解決方法をまた探してきてあげるよ」

まどか「うん、お願いねキュゥべえ」

qb(まだチャンスはあるようだね。どうすればまどかの契約に持ち込めるだろうか…もっともらしい解決方法はなにか……)


杏子「んじゃ、今度こそあたしも帰るな」

まどか「あっ!ありがとうね杏子ちゃん!」

杏子「んー」

ほむら「…」すりすりぎゅぎゅー

まどか「じゃあ…私達も帰ろっか?」

ほむら「そうね…いえ、そういえば、まだネコミミまどかを拝んでないわ」


まどか「でも、もう日も暮れそうだし…明日じゃダメ?」

ほむら「…そうね。どうせこれから、一生まどかと一緒だもの、急ぐ必要もないわね」

まどか「解決する気はないの!?」

ほむら「ソウルジェムが同化しないようになったら、まどかは私のそばにいてくれないの…?」しょぼーん


まどか「わわっ!そういう訳じゃ…えっと…わ、私も、ずっとほむらちゃんと一緒にいたいよ!///」

ほむら「嬉しいわまどか!」すりすりぎゅぎゅぎゅー

まどか「あっ…もぉ!またそうやって!///」ぷくー

ほむら「あぁ、ふくれた顔のまどかは最高に可愛いわぁ///」すりすりぎゅぎゅぎゅー

まどか「うー///」

最後っぽくないけどおわり
続けるとまた、延々とまどほむがいちゃいちゃして終われない

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