制服JK「ゾンビだらけの学校から安価で逃げなきゃ…」 (805)

暴力シーンあり

JK「いきなり辺りが暗くなったらゾンビや化物だらけになってる…」

ゾンビ「ウウー」


JK「や、やだ…教室にまで、来ないで!」

JK「どうしよう…?そうだ>>5しよう!」

チクニー

JK「え…なんでこんな時に?」

JK「でももしかしたら何か助かる…んっ…かも…」クリクリ

JK「あっ…んっ…はぁぁ…」クリクリ

ゾンビ「…」

JK「はぁ…ん…ぁ…ぁ…」クリクリ

ゾンビ「ウゥウゥアアオオオ!!」

JK「んっ…っていや!離して!」

ゾンビ「ウウウウウ」ガブガブ

JK「あああぁぁあああっ!やだ!離してよ!!誰か来てぇ!」

ゾンビ「グッチャクチャクチャ」

JK「いやああああああああああ!」

ゾンビ「ウウウ」

JK「!?あれ?私今…?」

JK「ううん、気にしてる暇なんてないよね…!>>15しなくちゃ!」

人を襲う

JK「よし!人を襲わなくちゃ!…人を襲うって何!?何なのよぉ!」

ゾンビ「ウウウウウ」ズリズリ

JK「い、いや…こっちに来る…え、えーと誰か誰か…あ、>>22!」

デブゾンビ

デブゾンビ「ブシュルル…」ジュルジュル

JK「き、キモい…涎とか垂らして…」

ゾンビ「ウウウウ」

JK「えっ!?は、挟まれた…!?」

デブゾンビ「ウジュルウジュル」ジュルジュル

JK「こっち来ないで…!こうなったら動きの鈍そうなあっちのゾンビの横を…」

デブゾンビ「ウジュルウジュル」

JK「今だ!」タタッ

デブゾンビ「ブフー」プシュー

JK「きゃああああ!?な、何これ?!臭い!」ジタバタ

デブゾンビ「フシューフシュー」ズルズル ガシッ

JK「あああ!やだぁ!離し…て!」


デブゾンビ「グヘヘヘ」ギュギュギュ

JK「きゃあああああああ!!痛い!だ、抱きしめ…あああ!」



デブゾンビ「グヘッグヘ…」ギュウウ

JK「ああぁぁぁぁぁ!?お願い!!離して!臭いのやだあ!!」バタバタ

デブゾンビ「ヘヘヘ」ギュウウウウウウ 

JK「あがっあがあああああああああ!!だれっ…かっ…あぁあぁっがあああぁぁぁぁぁ!」バキッ

JK「…」

デブゾンビ「ウジュルウジュル」ガブガブ


JK「…ってまた…!?ああもう何とかして教室から逃げないと!」

JK「こうなったら秘密兵器の>>35を使うわよ!!」

おまる

JK「秘密兵器のおまるを使うわよ!!」

JK「って…」

JK「どう使うのコレ!?おかしいよねおまるって!てか高校におまるとかありえないって!」

ゾンビ「ウウウウウ」

JK「あぁ…まずい、どうしよう…でもおまるしかないし……とりあえず」

JK「投げる!!」ブンッ

ゾンビ「グエェ」

JK「あ、効いてる!…今のうちに逃げなきゃ!」タタタ

JK「えーとここって4階…だから下に降りる階段を…」

階段ゾンビ「ウェェ」

JK「ひっ…ヤバイよ5匹くらいいる…どうしよう…」

JK「>>42するしか…ないかな?」

節約

書くの遅くてすまん

JK「節約するしかないよね…」

JK「あ、このお菓子食べかけなのに捨てられてる、もったいないなあ」ガサゴソ

JK「ちがーう!これ節約じゃないし!てか節約って何!?意味わかんない!」ガリガリ

JK「でっ、でもこのままじゃしょうがないし節約節約…そうだスマホを省エネモードにしよっと」ガサゴソ

JK「ってそうだよスマホあんじゃん!一人でお菓子漁ってる場合じゃない!」

JK「…>>45から着信?」

友達のカナ

JK「カナからだ…かけてみよう」ポチポチ

カナ「あっ、やっと出た!生きてる!?」

JK「生きてるに決まってるじゃん、カナこそ無事なの?」

カナ「まあ、あたしは無事なんだけど…2階から動けなくって、ね」

JK「2階から?」

カナ「ほんとヤバい化物がうろついてんのよ、あたし変なウーウーうなってるのはぶっ倒してここまで来たけど…あれはちょっとね…」

JK「いやいやゾンビぶっ倒してって…まあカナらしいけど」

カナ「それよりそっちは?どこにいるの?」

JK「今は>>50にいるよ!」

先生とラブホ

JK「先生とラブホにいるよ!」

カナ「…は?」

JK「い、いやそんな素にならなくても…」

カナ「も、もしかしてあのイケメンの…」

JK「ちょっと本気にしないでよ!えっと今私は…」ツーツー

JK「えっ?…しまった節電モード通話制限あったんだった…」

JK「かけ直して…」ポチポチ

スマホ「節電モードの為すぐにおつなぎできません、もうしばらく経ってから…」

JK「あーもう!!」

階段ゾンビ「ゥ?」

階段ゾンビ「ゥゥゥゥ」ズリズリ


JK「あ…しまった……」

JK「まずい、バレた…!?」

階段ゾンビ「アアア」

階段ゾンビ「ゥオオオ

JK「3匹来る…ど、どうしよう…」

>>54

カナが助けに来る

階段ゾンビ「ゥゥゥ」
階段ゾンビ「ウェェウェェ」

JK「あ…あ…」

階段ゾンビ「オーオー」ガシッ

JK「あっ!やっ!」ジタバタ

階段ゾンビ「ゥオオオ」ガシッ

JK「嫌ぁ!私…こんなとこで…」ジタバタ

階段ゾンビ「アーン」

JK「ああああ!助けて!!だれかぁ!」バタバタ

階段ゾンビ「アァ…グエェ!」ズサー

JK「えっ?」

カナ「あんた達…」

階段ゾンビ「ウウウウウ」

カナ「あたしの友達に何すんのよ!!」シュッ

階段ゾンビ「ギエェ」

階段ゾンビ「アーアー」

カナ「後一匹…食らいな!瞬迅猛襲脚!!」ズアァッ

階段ゾンビ「グキャアアアア」ピュー

JK「ちょ…何最後のやつは…」

カナ「気にしない気にしない!それより大丈夫?怪我は?」

JK「ありがとう、カナのお陰で無傷だよ!」

カナ「ならよかった…っかあんたねえ!いきなり電話切らないでよ!めちゃ心配したんだからぁ!」

JK「ご、ごめん…」

カナ「まぁ上にのぼるしかなかったしいいけどね!それより、これからどうする?2階の階段はさっき言った化物がうろついて通れないんだよね…」

JK「じゃあ、>>59!」

私が化物を倒す

JK「じゃあ、私が化物を倒すから!」

カナ「え…はああ!?いやいや何言ってんの!体育でぜーぜー言ってるアンタがあんなの倒すなんて無理だって!」

JK「た、体育関係ないもん!カナにもできたし私にも出来る!」タタタ

カナ「ちょ、ちょっとお!待っ…」

デブゾンビ「ウジュルウジュル」ズリズリ

ゾンビ「ンアー」

カナ「5匹も来た…!?くっ…!」

2階

JK「えーと2階に着いたけど…」

化物「オンナ…オンナ…」

JK「な、何…あれ…あんなでかいなんて聞いてないよ…」

化物「ニオイ…オンナ…」ダダダダダ

JK(こ、こっち来る…>>65

真っ向勝負

JK「カナにもできたんなら、私だって出来る!ハイソ伸ばして…気合十分!」キュッ

化物「オンナ…オンナ…」ダダ ピタッ

JK(でかい、ていうかキモい…見てると吐きそうなくらい気持ち悪い…)

JK「ってボーッしてる場合じゃない!くらえ化物!!」ポコポコ

化物「…」

JK「てえええい!!」ポコポコポコポコ

JK「はぁ、はぁ、これでどう!?」

化物「セイフク…オンナ…グヘヘヘ…」

JK「き、キモいから笑わないでよ!ていうか効いて…ない?逃げ…!」

化物「オンナ…オンナ…」ガシッ

JK「あっ!?は、離してよ!!きゃあああああ!!」ドサッ

JK(ま、まずい、押し倒され…)

化物「セイフク…オンナ……」ブンッ グシャッ

JK「!?あ…ああっがああ!は、鼻…あぁああ!!」ジタバタ

化物「…」ニヤ 

JK「ぁあ…痛い…いたいよ…」

化物「オンナ…」ブンッブンッブンッ グチャグチャグシャ

JK「いやあ!ああああ!がっはぁぁ、か、顔やめ…やあああああああ!!」ジタバタ

化物「…」グシャッグシャッ

JK「おっぐぉぉ!あがあっつあああああああ!ぎゃあぁぁ…!!」ビクンッ

化物「オンナ…セイフク…」ガブッガブッ

JK「ぁあぁあああああ!?やめ!やだぁああああああ!」

化物「ウマウマ…」ガブッガブッ

JK「カナああああああ!たすけ…!いやああああぁあぁああああああああ!」バタバタバタ

カナ「ぜぇぜぇ…やっと片付いたよ全く…お願い、間に合って!」タタタッ

2階

カナ「ウソ…だよね?」

JK「ぁ…ぁ…」ピクッピクッ

カナ「あんたみたいな可愛い子がこんな目にあうわけ…ない…よね…」ドサッ

JK「…ぁ……」

カナ「ねえ、起きてよ!ねえってば!!!」

JK「……」

カナ「う、う…うわああああああ!」



エンディング4 化物に食い散らかされる

JK「!?…あれ?」

カナ「ねえ?聞いてる?2階に馬鹿でかい化物いるからどうやって降りるかって話、聞いてた?」

JK「え…あ、うん聞いてた聞いてた」

カナ「ほんとかな…まあいいや、それでねその化物なんだけど。めっちゃ食い意地張ってんの、そこら中に落ちてるものなら何でも食べてたし」

JK「そうなんだ、あんまり会いたくないなぁ」

カナ「そりゃ会ったらアンタもその落ちてるものと一緒にされちゃうし」

JK「お、脅さないでよ!じゃあ…>>73!」

こんなところにロケットランチャーがっ!

JK「こんなところにロケットランチャーが!」

カナ「?ろけっと?…うわっ、でか!こんな馬鹿でかいバズーカ何で学校にあんのよ…」

JK「気にしない気にしない!じゃあこれを持っ…重!重たいよぉ!」

カナ「そりゃそうでしょ、あたしら高校生がほいほい扱えるものじゃないし…そりゃ2階まで運べて二人がかりで撃てばあの化物も倒せそうだけどさ」

カナ「どうする?無理矢理二人がかりで運ぶ?それとも何か別の方法、あんのかな」

JK「>>76!」

こっちにはベレッタが落ちてた

JK「こっちにはベレッタが落ちてた!」

カナ「べ、べれ?…ってなんで拳銃まで。てかなんで銃の名前知ってんの…」

JK「いいからいいから!じゃあ私はベレッタ持つから、カナはロケランお願い!」

カナ「はいはい、って…いやいやおかしいでしょ!色々!」

JK「え?何で?」

カナ「重いじゃん!重いじゃん!」

JK「あー、それなんだけど」

JK「重量7キロくらいだから、カナなら余裕だって!」

カナ「あんた人を何だと…よっ…と」ガシャ

JK「よーし、早速2階までいこう!」

カナ「はぁ…筋肉痛になりそ」

2階

化物「オンナ…オンナ…」

JK「うわでか!きもっ!」

カナ「しー!大声出さない!」

化物「…オンナ…!」ダダダダダ

カナ「ほら気づかれたぁ!」

JK「えっと>>82!」

国防省に電話

JK「国防省に電話!」サラサラ 

カナ「ちょ、何スマホいじってんの!?」

JK「いや番号わからなくて」

化物「オンナ…」ダダダダダ

カナ「わああ、来た来た!!こうなったらヤケだ!いっけええええ!!」バシュッ

化物「!?グオオオ!?」ドガアアアン

カナ「痛ったあ…衝撃やばすぎ…当たったけど、あいつには効いたのかな?」

JK「うん、>>85みたい」プルルルル

カナ「まだ電話してんの…」

全っ然効いてない

化物「オンナ…フタリ…」ムクリ

カナ「ぜ、全然効いてない…逃げるよ!!」ガシッ

JK「わっ!ひ、引っ張らないでえ!」プルルルル


3階 家庭科室

カナ「ぜぇぜぇ…あいつ2階から出ないからここなら大丈夫なはず…」

JK「はぁ…はぁ…カナ足速すぎ…」プルルルル

カナ「てか、いつまでコールしてんのよ…出ないんだし切ればいいじゃん」

JK「ん……あ、出た!もしもし!国防省ですか?」

電話の相手「>>88

国防省です

国防省「こちら国防省です」

JK「えっと、あの…日本のオープン高校の生徒なんですけど、今大変な事になってて!」

国防省「え!?…まさか生存者がいたとは…」

JK「生きてます、二人まだ!だから、助けて下さい!」

国防省「…わかりました。至急そちらに救援部隊を送ります。今学校の状況はわかりますか?」

JK「えっ…と…カナ、学校の状況を教えてあげて!」

カナ「あ、うん…」

カナ「4階3階に生存者はいなくて…2階にはでかい化物がうろついてます。で…ベランダや屋上の周りを人の顔した鳥みたいなのが大量にいて、校舎にはゾンビがかなりの数…しかも校舎外からも入って来ていてあいつらが上まで来たら…」

国防省「事態は深刻か…報告ありがとうございません。あなた達二人は安全な場所から動かない様に。」

カナ「わかりました、あたし達今西校舎の3階、家庭科室にいますから!」

国防省「くれぐれもお気をつけて…」プッ

カナ「だってさ」

JK「>>94

ksk

再安価>>100

よしやろう

主人公JKのフルネーム募集中

JK「よしやろう」

カナ「は?」

JK「多分このまま待っていてもすぐには来ないよ、あのキモいのだってあがってこない保証ないんだし」

カナ「ま、まぁそうだけど…」

JK「まずはやっぱあれだよ>>105しよう!」

カラオケ

JK「カラオケしよう!」

カナ「えっ?」

JK「カラオケだよカラオケ、アカペラでいいからさ!」

カナ「い、いやもう色々おかしいよねそれ」

JK「わんつーじゅんびおっけー♪すりふぉーでけっとばして~♪」

カナ「う、歌い始めた…てかあんまり騒ぐとゾンビとか来ちゃうんじゃないのこれ…」

ゾンビ「ゥゥゥ…」ガタン!

カナ「噂をすれば!」

JK「さがしにいくんだせつなとり~」

カナ「ちょ、ストップストップ!ゾンビ来たから!」

JK「もぉ、サビだったのに~>>115してやる!」

名前は結城あおいにしようず

ポールダンス

>>113
採用

あおい「ポールダンスしてやる!」

カナ「もうなんか突っ込むのもアレだけど…あおいポールダンスやった事あんの?」

あおい「え?あるわけないじゃん」

カナ「頭痛くなってきた…」

あおい「えっと家庭科室には…あった、柱!これでポールダンスするよ!」

あおい「えーと、こう…かな…」スルスル

ゾンビ「ゥゥゥ」ボケー

カナ「?あれ、ゾンビが大人しく突っ立ってる」

あおい「はっ!よっ!とっ!」スルスルスルスル

カナ「それ、登ってずり落ちるの繰り返しなだけじゃん」

ゾンビ「ゥゥゥ」ズリズリ

あおい「こ、こっち来た!」ススルスル

カナ「に、逃げてあおい!あんたこのままじゃ…!」

あおい「えーいこうなれば、歌を歌うよっ!」

カナ「???!?????」

あおい「わんつーじゅんびおっけー♪すりふぉーでけっとばして~♪」

ゾンビ「…」ピタッ

カナ「?????????????」

あおい「さがしにいくんだせーつなとりっぷ~♪」


カナ「……はっ!あんまりに意味わからないから固まっちゃったよ…って」

カナ「>>125!?」

セガール

カナ「セガール!?…いやいやおかしいでしょ…反応しといて何だけど」

セガール「くそったれの犯罪者には、人権なんて無いんだよ」

カナ「は、はぁ…さいですか…あぁゾンビが100メートルくらい吹き飛ばされてる。てかどこから来たんだろう…」

セガール「 俺達はアメリカ警察とは違う。我が国に麻薬を送れば、ある朝お前が目覚めるとベッド脇のコップの中に大事なタマタマが浮かぶことになる 」スタスタ

カナ「いやタマ無いし…どっかいっちゃうし…」

あおい「わわっ!」ドシン

カナ「うわっ、あおいが上から落ちてきた!」

あおい「なんかポールダンスしてたら登りすぎちった」

カナ「ああ、はいはいじゃあ遊んでないで外行こうねー」スタスタ

あおい「え?カナなんで怒ってるの~?待ってよ~!」タタ

3階廊下

カナ「で、あの化物にはロケットランチャーすら通じない…て事は何か弱点を探さなきゃて思うんだけど」

あおい「弱点?>>130

亀頭

あたしリセット出来るから死にまくって弱点探すわ

亀頭

あおい「あたしリセット出来るから死にまくって弱点探すわ」

カナ「えっ?」

あおい「私ね、なんか変なんだよねさっきから」

カナ「そりゃポールダンスとかカラオケ!してるし」

あおい「うっっすらなんだけど、私ってほんとはもう何回か死んでるんじゃないかって思うんだけどさ…どう思う?」

カナ「思うって聞かれても…まぁでもさっきとかいきなりビクッてなってたりはしてたよね、急に居眠りから起きたみたいに」

あおい「でね、何回か死にながら化物に試行錯誤すれば…きっと弱点わかるはず!どう?この作戦!」

カナ「…それ、真面目に言ってる?」

あおい「もちろん!怖いけど…それしか方法なさそうだしね。」

カナ「そんなの…許すわけないじゃん!馬鹿なの!?」

あおい「わっ、ちょ、ちょっとカナ!?」

カナ「リセット出来るとか意味分からないしその話が本当でも絶対駄目!…あんたはリセット出来ても、あたしはあおいが死ぬ所なんか…見たくない…ぐすっ」

あおい「カナ…」

ギュッ

カナ「!あ、あおい…!?」

あおい「子供の頃、キャンプに行った時にカナの弟くんが溺れて…それを私が無理矢理助けに行ったら私も溺れかけてさ。カナのお父さんとお母さんに助けられたけど…」

カナ「…」

あおい「流木にぶつかり二人は帰らぬ人となった時からずっと、後悔していた。そして心に決めていたことがね、あるんだ」

あおい「もしもカナがピンチの時は、私が命にかえても助けるってね!」

カナ「違う…あたしは、あたしが望んでいるのはそんな事じゃない!あおいと…」

あおい「必ず化物の弱点掴んで戻ってくるから、待っててね!!」タタタタ

カナ「あおい!!!」

誰が流木で死んだのこれ

彡(°)(゜)「うう、腹が・・・」

彡;(°)(゜)「風穴空いとる...」

彡(゚)(゚) 「普段からやきうもろくに出来へんへぼい奴かと思っとったが、こんな時までへぼさを発揮するんやな」

彡(゚)(゚) 「原住民の味方なんかしよって!お前は生きた恥じゃ!!」

彡(゚)(゚) 「はよ死にさらせ!!」!!!」ズドンッズドンッズドンッ

彡(°)(゜)「原住民...守るで...」バシュウッ

2階
化物「オンナ…オンナ…」

あおい「うっ…相変わらずキモい……でも、必ず弱点見つけるんだから!!まずは金的を!!」

化物「オンナ…オンナ…」ダダダダダ


あおい「いやあああああああああ!」


カナ「あおい!!」ダダダ

化物「ウマウマ…」グチャグチャグシャ

あおい「…ぇ……ぁ……」ピクッピクッ


カナ「ぁ…ぁぁぁああああああああ!!!!」ガクッ


そうして何回、何百回死んだか覚えてないくらいに私は化物に殺された

だけどついに掴んだんだ…化物の弱点を

>>136
ごめんカナの両親弟は助かった

カナの両親が死んで
弟が助かった
説明不足ですません

???

あおい「っ!!はぁはぁはぁ…覚えてる、あの化物の弱点覚えてる!!やった、やったよカナ!…ってここどこ?何か暗いしまるで牢屋みたいな…」

カナ「…」ガチャ

あおい「カナ!!私、私やったよ!あのキモい奴の弱点…きゃあ!?」ドゴ

あおい「痛…か、カナ…?」

カナ「起きたかゴミ女が。のんきに寝てたみてぇだけどよ?最期の夢はゆっくり見れたかぁ?なあ」

あおい「えっ…えっ?ど、どうしたのカナ?意味がわか…げほっ!」ドボォ

カナ「お前さぁ、何猫被ってんだよマジキメェんだけど。イラつかせんなよ、お楽しみはこれからなのに…ぶっ殺したくなっちまうだろ?」グイ


あおい「い、いたいよ!髪引っ張らないで!」

カナ「あーうるせーなぁ、天下のいじめっ子結城あおい様もいつもやってたじゃねぇかよ?アタシによ?」バキッ

あおい「あっ…ぐ…は、鼻…が…」

カナ「まあ来いよ、自白剤の効果が出る頃だしよ。初恋の相手から初オナのネタまでぜーんぶ吐かせてやるからよ?あおいちゃん?」

あおい「い、いや…カナ…冗談ならやめてよ…」ズリズリ

???

カナ「ギャッハハハハ!!初オナがチクニーとかマジ受けるわ!!腹いてぇぇぇゲラゲラゲラ」

あおい「ぅぅ…ね、ねぇ…もういいでしょ!?縄で両手縛って宙吊りとか…痛いよ…」

カナ「ゲラゲラ……お前、馬鹿か?いや馬鹿だな!!痛い?もういいでしょ?アタシが同じ事言ってやめたのかよ?なあ!?」ブンッ

あおい「あぁあっ!!ぁっ…」バシッ

カナ「さっきからなんなん?アタシをこの期に及んで挑発してるん?ねぇ?でもな、あんた自慢のお仲間はここにはいないんだぞ?わかってる?」ブンッブンッ

あおい「あぁぁぁぁっ!いや!やめてよカナ!」

カナ「はいはい」ブンッブンッブンッブンッ

あおい「あっあっああああ!!と、友達…親友…じゃない、ちがう…の?」

カナ「あ?」ピタッ


あおい「私達…幼稚園の頃からずっと一緒だったじゃない…カナのお父さんとお母さんの時もカナは私を…」

カナ「あぁ、ずっと一緒だったね」

あおい「だ、だよね…」

カナ「ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずーーーっとアタシをイジメてたからなぁ!!お前はよ!!」ブンッブンッ

あおい「あがっああっ!!い、いじめて…!?違…」

カナ「しかもよお前よーくアタシの両親の事言えんなお前よ。お前が弟もろとも川に突き飛ばした癖によ!!!」

あおい「なに…それ……わたし…そんなこと…」

カナ「あぁあああ」ガリガリガリ

カナ「挑発うめぇなあお前よ、殺したくなるわ今すぐによ…でも…まだ殺さねぇ…忘れたんなら思い出させてやんよ!!」

カナ「アタシ達家族がキャンプに行った時だよ…アタシがいない隙にお前は三人を川に突き飛ばした!!」

あおい「なんでそんなことを…私がするわけない…!!」

カナ「はははっ、そうかよ!家族の葬儀の時にアタシが聞いたよ!同じ事をな!そしたら何て答えたと思う?」

カナ「あんたみたいなゴミに家族なんて必要ないあんたは人間どころか犬畜生以外の存在だからね♪だとよ」

あおい「!!!言わないよ…言うわけ無い!あの時私がずっと泣いて謝っていたら…カナは私を抱きしめてくれた!カナが無事でよかったって!!だから私は…!!」

カナ「お前…何?お涙頂戴狙ってんの?てか、アタシ本人にそんな嘘言ってどうすんの?馬鹿だなテメェ」

あおい「違う!絶対違う!!カナにそんな事言うわけ無い!今だって…ほんとは負い目がある…カナの方がしっかりしてて、私がドジばっかりでもカナはいつも笑いながら言ってくれるんだ」

あおい「あおいらしくて好きだよって…!!」

カナ「……」カチャ

カナ「はいこれモニター。映ったのはどこでしょう?」

あおい「え?…教室?…ゾンビは?化物は?誰もいないけど何で…」

カナ「はい正解教室。ではこの席は誰の席でしょう?」

あおい「窓際の後から3番目…カナのせ…き…なに、この落書き…」

カナ「はい正解。わざと消せるように水性マジックで桜木カナに死ねゴミ等罵詈雑言を書いたアタシの席でした」

あおい「……なんで私の字…なの…」

カナ「今度はそっちがクイズかな?答えは…」ブンッ

あおい「ああああ!ああっ!ああああああ!」ブシュッ

カナ「全部テメェと取り巻きが書いたからだこの野郎!!ふざけんなよ?何が友達だ親友だ!?アタシに14年も嫌がらせしといてよく言えるな?なあ!」

あおい「うっあっ…だっ…て…ほんとだもん…親友…って…ほんと…」ブシュッ

あおい「あぁぁぁぁぁああぁああ!!」


カナ「うっぜえなあ、マジで。つか今更アタシにカナ呼びとか馬鹿にしてんだろ。ずっとゴミかブス呼びだったくせによ」ザシュッ

あおい「いがあぁっああっああがああっ!!」

カナ「すぐには刺し殺さねぇよ。その生足ぶっ刺しまくるだけだから安心しろよ?ゲラゲラゲラ」

カナ「あっそうだ。実はお客さんがいるのぉ!!」ガタッゴロゴロ

あおい「え…なに…?なにか転がってきたけ…ど……」

カナ「はい、あなたの初恋の相手で絶賛片想い中の内藤ユウヤ君です!!今日は思い切って首だけで来ちゃった♪」

あおい「…ぁ…」

カナ「まあコイツもクラスメイトぐるみでアタシいじめたし当然だよな?あぁ、取り巻きとかも皆いるから安心しなよ?人気者の結城あおいさん?」

あおい「イヤアァアァアァアァアアアァァァアアアアアァァァァァアッアアアアアアぁああぁああああぁぁあぁぁあ!!!!!!!」ジタバタ

カナ「あーいい顔それそれ、それ見たかったんだよね。テメェが絶望する顔をさ」

あおい「なんっ…でっ…!どうっ…してっ…こんな…こと…!!!」

カナ「?なんかさ、お前ほんとに変だな?この期に及んでそのセリフは挑発にしてはおかしいよなぁ?」

カナ「…まさか奴らの言うとおり……お前…まさかオリジナルの結城あおいか!??!」

あおい「…オリ…ジ…ナル?」

カナ「ははっ!そうかそうか!ようこそここまで!!よく飛んできたなここまでさ!あっはははは!!」

あおい「……?」

カナ「お前…何度も死んではリセット繰り返したろ?あれはな、数回なら影響は無いが…何百回も繰り返すと別の平行世界へとずれる事があんのさ。」

あおい「へいこう…せかい…」

カナ「なるほどなぁ。そういう事か。この建物はアタシに復讐の力をくれた人物から借りてるのさ…で、あんたの力もそいつから聞いてた」

カナ「でもな、この世界の結城あおいにそれがあるかはわからなかった。だから実験を兼ねてあんたをここで拷問したりじっくり復讐したかったんだが……」

カナ「今決めた。あんたを殺して、その力…アタシがもらう」

あおい「え…!?」

カナ「ここに丁度機器もある、オリジナルを殺してアタシも死ねばアタシだけがその力を受け継げる!あの胡散臭い奴を出しぬいて、アンタの力を…受け継げる!」

あおい「な、何言ってるのカナ…言ってる意味が…」

カナ「わからなくていい、わからなくていいよ。オリジナルさん。ただアタシの目的はね」

カナ「この無限にある平行世界の結城あおいを殺し続ける事」

カナ「何回何十何百何千何万何億何兆!!!!親友だろうが仇敵だろうが!!!!全部の結城あおいを殺ス!!!それがァ!!!アタシの目的!!!!!」

あおい「…待ってよ…カナ…目を覚ましてよ、そんな事カナは…」グシャッ

カナ「って言いながら事切れるあおいもいいってよーーくわかった。もちろんなんでこんなゴミに殺されるんだって顔するあおいも見てみたぁい…」ザクッ

あおい「カナ…私達………親…ゆ……」

カナ「あぁはいはい、親友親友。安心しなよ」

カナ「コレカラズウウウットイッショダカラネェェェェゥェェ」ザクッザクッザクッザクッザクッ

学校正門

あおい「やった!ひとまず外に出れるよ!!…カナ、ほんとにありがとう。カナいなかったら私きっと…」

カナ「ううん、それはあたしも同じ。ねえあおい…………」

あおい「?カナ?」

カナ「……ワタシタチ、シンユウダヨネ?」

あおい「何言ってるの今更、あたりま…え…」ポタポタ


カナ「ジャア…ココデモマタイッショニシネルネェェェェェェ!!!!」


BADEND ズットイッショ

3階廊下
カナ「ねえ、あの化物に何か弱点てないのかなあ?こう、腕が弱い!とかさ」

あおい「うーん、そうだなあ>>172

あおい「目…かな」

カナ「お、結構真面目な答え。さっきまでポールダンスしてたとは思えないなぁ」

あおい「わ、私もたまには真面目にやるよ!ちゃんとカナの助けになりたいし…」

カナ「おーおー泣かせるねぇ」ポン

あおい「あっ…」

カナ「ありがと、あおい」ナデナデ

あおい「///…で、でもさ!自分で言って何だけど…どうやって目を狙うか、だよね」

カナ「まあねぇ…動き速いしどうすればいいんだか…」

あおい「あっ!>>182!」

おまんこを露出して釘づけにする

おまんこを露出して釘付けにする

おまんこを露出して釘付けにする

おまんこを露出して釘付けにする

自殺する

あおい「自殺する!」

カナ「えっ?」

あおい「あっ違う!違う!正確には自殺したフリするの!」

カナ「ん?つまり、死んだふりするって事?」

あおい「そうそう、あのキモいやつオンナオンナ言ってるし多分あたしが倒れていたら寄ってくるとおもう」

あおい「で、目の前で足を止めた隙にベレッタでドカンと目を!」

カナ「うーん…それかなり危険じゃない?あおい、あいつに喰われかけるって事じゃん…ならあたしが死んだふりを…」

あおい「ダメダメ!死ぬのは私がやる!絶対譲らないからね!」

カナ「はぁ、こうなるとテコでも動かないからね…じゃあ合図を決めない?言葉でも所作でもいいからさ。てか拳銃とか使ったことないけど平気かな…」

あおい「カナならいけるいける!えと合図はね>>190

おまんこを露出して釘付けにする

おまんこを露出して釘付けにする

あおい「おまんこを露出して釘付けにする!」

カナ「……はい?」

あおい「に、二回も言えない!インパクトある合図の方がいいと思って…」

カナ「いやいやいやもっといい例え無いの!?例えばやま!かわ!みたいなさ!」

あおい「そんな時代劇な…カナ、おじさん?」

カナ「露骨な下ネタの方がおっさんでしょーが!!」

化物「オンナ…オンナ…」ズシズシ

二人「!!!」

カナ(登ってくる…!?)

あおい(よし、やるしかないよね。絶対成功するよ、絶対ね)

カナ(…)コクリ


化物「オンナ…オンナ」

あおい「あっ!わたし自殺!自殺します!いやあーーぱたり」パタリ

化物「オンナ…」ダダダダダ

カナ「来たっ…!!」

化物「オンナ…ペロリ…」ピタッ

あおい「>>197!!」

ヤッターマンコーヒーライター

あおい「ヤッターマンコーヒーライター!!!」ドンッ

カナ「へ?」キョトン

あおい「あっ!カナ!ヤッターマンコーヒーライター!ヤッターマンコーヒーライター!はやく!ヤッターマンコーヒーライター!」

カナ「…いやだって打ち合わせと違…あああ!しまった混乱し過ぎて撃つのが遅れ…」

化物「マンコ?マンコ?マンコ?」キョロキョロ

あおい「今だよカナ!ヤッターマンコーヒーライター!!!」

カナ「…!いっけええええ!」ドンドンドンッ

化物「グゥオアアオアア」

あおい「やった!倒れた!」

カナ「目が弱点だったなんてね…でもよかった、倒せて」

あおい「みて、化物が>>205落としたよ!」

オナホ

あおい「見て!化物がオナホ落としたよ!オナホ!」

カナ「言わんでいい!しかも二回も!」

あおい「私生で初めて見たよ!」シミジミ

カナ「そりゃあね…普通高校生にゃ縁がないし…てか捨てなさいよそれ」

あおい「で、でももしかしたら役立つかもだし…」

カナ「なんの役に…」

あおい「よし、じゃあ先を急ごう!」ゴソゴソ

カナ「ほんとにしまってるよこの子…じゃあ次はどうする?普通に2階に降りる?」

あおい「うーん>>215

氷魔法を習得する

あおい「氷魔法を覚えよう!」

カナ「はい?」

あおい「氷魔法だよ氷魔法!ブリザドブフダイン!!」

カナ「うんそれはわかる」

あおい「 汝 美の祝福賜らば 我その至宝 紫苑の鎖に繋ぎ止めん、アブソリュートゼロ!!! 」

カナ「うんはい」

あおい「 肉体、魂、精神のすべてを討つ奥義!氷葬方陣!!これだ!これだよカナ! 」

カナ「はい」

あおい「このオナホを使って氷葬方陣!!どうよ?カナ!」

カナ「ええと確か家庭科室に食べ物が冷蔵庫に…」スタスタ

あおい「ふっ、そりゃ!てい!」ブンブン

あおい「む。すぐそこに手頃な敵>>222を発見!」

阿部高和

阿部高和「やらないか…何だ女か」

あおい「そこの男!…てかなんで学校に自動車修理工がいるのかわからないけど…とにかく覚悟!!奥義!氷葬方陣!!」ズアアアア

阿部高和「やめておきな。俺はノンケでも構わず食べる男だが…㊛を食う趣味は無い」

あおい「問答無用!!てぇやあああ!!!」ダダダダダ

阿部高和「ん?女性用だがいいシロモノを持っているじゃないか。」サッ

あおい「あれ?外した…ってあれ!?オナホがない?!」

阿部高和「代わりにこの氷の杖をあげよう。それじゃ達者でなお嬢さん」スタスタ

あおい「というわけで氷の杖を貰ったの」

カナ「頭痛くなってきた……」

今日はここまで

>>141
の前のおまけ話


カナ(鍵…?なんですか、これ?)

??(桜木カナさん、君は幼馴染の結城あおいから十数年間執拗ないじめを受けているね?)

??(その鍵に書いてある場所が君の復讐の舞台だ、私に連絡してもらえばクラスメイト全員を舞台に案内するのもたやすい、1つだけ簡単な条件…結城あおいの身体を渡してくれればいい。瀕死くらいならいくら痛めつけようが精神を壊そうが問題ない…どうかな?いい条件だと思うが…)

カナ(……やめておきます)

??(何故?)

カナ(確かに酷いことをされて家族も奪われた…でも…見たんです。結城さんが私の弟の形見を大切にしている所…馬鹿かもしれないけど…まだどこか信じたい所があるんです…)

??(君自身精神を病みかなりの量の精神安定剤の摂取を強いられている。それでも結城あおいを信じる、と?)

カナ(…薬を飲めば落ち着くし…信じる…というよりか…信じたくないんです)

??(結城あおいがただのいじめっ子でしか無いという事をかな?)

カナ(…)コクリ

??(…では鍵を預けておこう、連絡先はここだ。万が一気が変わったらいつでも寄越して欲しい)

カナ(……はい)

バシャッ!

カナ「!…ぁ…?冷たい…水…?」

あおい「はいどーん!」ゲシッ

カナ「あぐっ!…あれ…ここ…?アタシ夢を…?」

あおい「トイレですが何か?ゴミが教室にいたらダメでしょ~?!」ゲシッ

カナ「げほっ!ぁ…げ…ゲェェ…」

あおい「うわきったな!マジキモいわこいつ~」

取り巻き「ゴミがゴミ吐いてるとかさwwwwww」

取り巻き「あおい、掃除させよーよ掃除!」

カナ「や、やめ…やめてくだ…さい…」グイッ

あおい「あ~持つのもきったないけど…ほら!あんたの顔で掃除しなよ!そーじ!」グシャッ

カナ「あっ!や、やめて!あぅぅ!」ビチャビチャ

あおい「やめ、て?やめてくださいでしょ~?あんた馬鹿なん?」グシャッ

カナ「んんんんんんんー!!!」ビチャビチャ

キーンコーンカーンコーン

取り巻き「あ、休み時間終わった」

あおい「みんな先に行ってなよ、私はちょっと残るから」

取り巻き「あ、うん。そいつ放置するのも見つかったらマズイもんね」スタスタ

あおい「さて、と。最近なんだけとさぁ」

カナ「はぁ…はぁ…」

あおい「聞こえる?ねぇ?私が喋ってんだけど!?」ゲシッ

カナ「がはっ…あっ…は…はひ…」

あおい「あんたこうして遊んでやってるんだけど、マンネリっていうかな~。つまらなくてさ~」

カナ「…」

あおい「で。気づいたんだよね!」

カナ「え…?」

あおい「おかしいと思ってたんだ、こんな事してる場合じゃないって。今もやって確信したよ!私もう蹴ったり殴ったりしない!」

カナ「!そ、それって…」

あおい「うん、だからね…」サッ

カナ「?弟の形見のメガネ…?」

あおい「よっと」ガシャッ

カナ「!!!!!!!」

あおい「物理的にあんたいたぶってもつまんないしぃ、これからは心を折る路線で!よろしくね!!」

カナ「ぁあ…ああああ!ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

あおい「あーうるさいうるさい。ま、殴る蹴るより効果あるってわかったしいいや。じゃねー!」スタスタ

カナ「うっ…うっ…うっ…くすり…くすりを…」

カナ「うっ…うっ…」ガラガラガラ ゴクリ

カナ「どうして…どうして薬飲んでも…収まらないの…?」

カナ「どうしてなのぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」

カナ「もう……嫌だ…これが一生続くなんて…嫌だよ…」ガサッガサッ ガリガリガリ

カナ「ぅぅ…ぁぁぁ…」ガリッガリッ

カナ「どうしテ…おさまらないの…薬…飲んだのに…」ガリッボリッ カラン

カナ「…鍵……」


カナ「フヘ…フヘヘヘ…そう…だよね…もう無いもの!信じるものも!信じる人も!!!」

翌日

あおい「あー、むかつくわー。なんでみんなLINE反応ないのかな~。皆が皆風邪ひいたわけじゃないんだしさー!」

あおい「私がクラスの中心なんだからそこの所ちゃんとしてほしいよ!全く!」ガラッ

あおい「おはよーって…あれ?誰もいない…まさかホントに風邪ひいたとか?」

スマホ「 1.2準備おっけー♪3.4で蹴っ飛ばして ♪」

あおい「あれ?由美からだ。てかなんでメールなんだろ…何なに…」

あおい「件名 イマド 本文がコニイマスか?イマスグタイイクカンニ」

あおい「わかった、クラス皆でサプライズ企画してるんだ!さすが私!人気あるう!いざ体育館に!」タタタッ

体育館裏

あおい「みんなー!来たよー♪って…」

カナ「ブツブツ…ブツブツ…」

あおい「朝から汚いの見ちゃった…何?マジ目障りなんだけど、髪ぼっさぼさで顔も汚いわ制服も黒ずんでるわで…クラスの皆が来る前に大人しく消えてくれな……い……」パタリ

カナ「ブツブツ…ブツブツ…カクホシタカクホシタカクホシタカクホシタカクホシタカクホシタ…ブツブツ…」バチッバチッ


独房
あおい「…ん…あれ?私…」キョロキョロ

あおい「こ、ここどこ!?それに何この手錠!?」

あおい「それに何か物凄く臭い…うえ……何、あれ…」

あおい「ひき肉みたいなのが山になってるけど暗くて見えない…あれが臭いの素…うえ…」

カナ「…」ガチャ

あおい「!!…アンタなの?ねえ?私に対してこんな事したのは!?こんな事したらどうなるかわかってんの?!答えろゴミが!!」

カナ「ゲッゲッゲ…ゲラゲラゲラ!!!おま、お前あんまり笑わせんなよ?ゲラゲラゲラ」


あおい「な…なに笑って…」

カナ「どうなるか?言ってみろよ、アタシがどうなるか言ってみろよ?なあなあ!!」

あおい「私にはクラス全員味方なんだから!あんたに捕まっても全然怖くもないんだから!すぐ助けてくれてお前なんかボッコボコにするんだから!バーカ!!」

カナ「ひゃっひゃっひゃ、ねえ。あんま笑わせないでよぉぉ。それとも笑い死にさせるつもりかお前?」

カナ「朗報だよ。実はもうあおいちゃんの仲間、来てるんだ」

あおい「…え?」

カナ「しかもすぐそこに、ね?」

あおい「ぁ…ぁ…」

カナ「わかりやすいように電気つけてあげる!!はいっ!」パチリ

あおい「あぁあああぁぁぁぁあああ!!あっああああああああああああああああああああああああ!!!!ひ、人…ひとが…ばらばらに…ぁぁぁああああ!!!」ブンブン

カナ「えぇ?さっき言ってたじゃん。ボッコボコにするんでしょ、そこのひき肉共と一緒に。まだ他のひき肉もあるけどどうする?おかわりいる?」

あおい「ぁぁああっああああ…あああああああ!!!!」

カナ「えーとそこの手前のが誰だっけ?よく笑ってた取り巻きで、奥の目玉乗ってるのがよく保身に走る方で携帯貰ったのもそれから貰ったよ!で、真ん中…」

あおい「人殺し!!!誰か!!!助けてぇぇぇ!!!!」

カナ「人殺し?…おいおいおいおい、お前が言うかそれ?」

あおい「電話電話電話…あった!!警察に……もしもし!?もしもし!?!?」

カナ「コントじゃないんだからさぁ、圏外だから普通に。そうじゃないから取り上げてないんじゃん?ホントに馬鹿なんだな、お前」コツコツ

あおい「こ、来ないでよ!来ないで!」

カナ「お前…人の家族を殺して…アタシの人生狂わせて…よく被害者ヅラしてられんな?悲劇のヒロインか何かと勘違いしてねえか?」

あおい「ち…ちが…違うの!あれは事故で…わ、私は強がりで言っただけ!突き飛ばしてなんかいないんだよ!ホントだよ!?」

カナ「…」

あおい「今までの事もあやまる!いえ謝ります!!ゴメンなさい!!だ、だから…許して…ください……」

カナ「…」ポリポリ

カナ「人の事馬鹿馬鹿言ってた割に馬鹿なんだよなぁ。」

あおい「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!だから許して…こ、殺さないで!!」

カナ「普通に考えてみろよ?取り巻きが殺されて主犯が助かるなんて虫のいい話あるかぁ?なあ」

あおい「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい許して許して許して!!なんでもしますから!!殺さないでください!!」

カナ「…あぁ、許すよ」

あおい「え…」

カナ「許すって言ってるんだよ。両親の事やいじめの事も全部」

あおい「あ…あ…それじゃ…」

カナ「あんたには不思議な力があるんだと。死んでもリセット出来るかのようにやり直せる能力。ただオリジナルではない故に本当にあるかは知らないんだってさ」

あおい「ちから…?なに…それ」

カナ「この建物貸してくれた胡散臭いのから教えて貰ったよ。アタシはあんたに復讐してぶっ殺してから死体だけ渡してやろうかと思った…でも…」

カナ「気が変わった…というかどうでもよくなっちゃった。刺したり殴ったりしても虚しいだけだもん」

あおい「…」

カナ「だからね、決めたんだぁ。あおい…アンタをここで一生飼い続けるってねえ!!!」

あおい「え…!?ま、待ってよ!許すって言ったじゃない!や、約束が違う!!」

カナ「殺しはしないよ。ただここで適度に拷問されながら一生ここで暮らすだけだから!!よく考えたら死んだら楽になれるんだからさ!!!なんも仕返しにはならないんだよね!あたしの十数年は!!」

カナ「あの胡散臭いのもぶっ殺せばここで永遠に暮らせるしね…」

あおい「やだ…だれか…たすけ…てよぉ…」ジョロロ

カナ「ゲッゲッゲ…ゲラゲラゲラ!!!べそかいておもらしするクラスのアイドル!!腹いてぇぇぇ」

あおい「やだよぉ!誰かお願い助けて!!!」ズリズリ

カナ「あーはいはいじゃあそろそろ本番いこうか」ガシッ

あおい「あぁ…いやだあああ!!離してよおおおお!!」ジタバタ

カナ「自白剤の効果そろそろ出るからさ、拷問室で初オナのネタから根こそぎ聞いてあげるから、ね?」グイッ

あおい「嫌!!お願い助けてください!!わたし、まだ死にたくないんです!!謝りますから!!カナさん…いえカナ様が許してくれるまで謝りますから!!!」ズリズリ

カナ「あおい…ずっと、一緒だカラ…ねぇ??」

あおい「いやあああああああああああああ!」

おまけ終わり
本編の登場人物まとめ
結城あおい
普通の女子高生
ガッツだけはある
あほの子

桜木カナ
素手でも強い
頼れるツッコミ役
怒ると怖い

化物
バイオのタイラントみたいなの
キモい

ゾンビ
たくさんいる
女子高生の肉大好き

桜木タクジ
カナの弟
メガネっ子
真面目らしい

あおい「前回のあらすじ!!」

カナ「蛇足長かったからね」

あおい「私達は化物を倒し氷の杖を手に入れ2階に降りてきた!!」

カナ「うんうん」

あおい「思ったんだけど」

カナ「うん」

あおい「あんま進んでないよね」

カナ「うん…」

あおい「次から通常安価に戻ります!」

2階
あおい「うはー、マジで氷の杖だよ氷の杖!」

カナ「いやそれ本物なの?全くそうは見えないんだけど…」

あおい「ハッピースイートマジカルあおい!!氷の杖でキモいゾンビをおしおきよ!!」ドヤァ

カナ「はぁ…はいはい。」

あおい「おっ、目の前に>>265が!」

レズゾンビ

あおい「レズゾンビだよレズゾンビ!」

カナ「いや…ただの女ゾンビにしかみえないよ…」

あおい「いやレズゾンビだよ!だって女で私達襲うなんてレズゾンビしかしないよ!」

カナ「ゾンビって食欲で動いてるんじゃ…」

あおい「よーしじゃあハッピーピュア魔法少女あおいが>270をお見舞いしてやる!」

カナ「名前変わってない…?さっきと…」

あおい「えたーなるふぉーすぶりざーど!!!」ビュオオオ

カナ「うわっ!マジで出た?!」

レズゾンビ「ウギャアアアア」パキパキパキ

あおい「効果相手は死ぬ。氷結は終焉、氷の檻に囚われなさい…!」ドヤキリ

カナ「決めポーズなんなのそれ…」

あおい「あーすっきりした!でさカナ、気づいたんだけどさ」

カナ「うん」

あおい「クラスのみんな…というか学校の生徒、見た?」

カナ「今さら!?今さら!?」

あおい「に、2回言わなくても…」

カナ「ゾンビも見たことないのばかり、生徒も生存者どころか死体すらない…おかしいんだよね。大体あの化物だってまるで2階を守っているかのような動きだったしさ。」

あおい「うーん…もしかして>>276?」

(犯人はカナ)

あおい(もしかして、犯人はカナ?)

カナ「…」

あおい「か、カナ?」

カナ「今まさか…犯人はあたしとか思わなかった?」

あおい「え!?そ、そんなことないなよ!うん、そんな事ない!」

カナ「明らかにそんな顔してたんですけど…」

あおい「ご、ごめん!違うの!冗談だからね、冗談!」

カナ「全く…まぁいいんだけどさ、あおいの謎妄想は今に始まったわけじゃないし」

あおい「な、謎妄想!?」

カナ「勝手にクラスのみんなに嫌われて暗殺されるとか騒いだりしてたじゃん…単にサプライズ誕生祝いするだけだったのに」

あおい「あ、あれは皆冷たくするから!」

カナ「ふ、ふふふ…あっははは!ごめんごめん、からかい過ぎちゃったね!嘘嘘、気にしてなんかいないからさ!」ポン

あおい「あ…あ…もぅ、カナったら!」

カナ「ごめんごめん、じゃあさ。2階を手分けして手がかりと生存者を探さない?2階は教室多いから手分けした方がいいと思うんだ」

あおい「うん、そだね!ようし私は奥の教室からいくね!」スチャ

カナ「…あおい」

あおい「ん?どしたの?」

カナ「あたしの事、信じてくれる、よね?」

あおい「当たり前じゃん!一番の親友信じないでどうするのさ!」タタタッ

カナ「あおい…ありがとう…」


あおい「さて、奥の教室は>>285室だね!」

家庭科

あおい「ここは第二家庭科室だね!よし!早速中を探してみよう!」

巨大クモ「ガサガサ」

あおい「!!!」

あおい(ど、どうしよ?)

>>295

カナに食べてもらう

あおい「カナに食べてもらおう!カナ、カナ?」

あおい「って聞こえないか…」シュルルル

あおい「えっ!
きゃあ!!なにこれ!?糸!?
は、離してよ!!」

巨大クモ「シュルシュル」

あおい「あ…ぁ…このままじゃ食べられる…>300しなきゃ!」

あおい「い、糸が!このままじゃ食べられる…抵抗するも散らなきゃ!…?」

あおい「散るって死ぬって事!?しかも抵抗の末にって…やだやだ!!」ジタバタ

巨大クモ「シュルルル…ガブッ」

あおい「痛い!お願い離してよ!私美味しくないからぁ!!」ジタバタ

巨大クモ「チュルチュルチュルチュル」

あおい「あっ!あっ!あっ!…やだぁ…」

回想
昆虫博士(結城、クラスで、いや学校でもトップクラスの昆虫博士の俺が今日はクモについて教えてやる!)

あおい(え…やだよクモキモいし)

昆虫博士(クモは実は、獲物の肉をガジガジ食べるんじゃないんだぜ?チュルチュル液を流し込み…体内の肉等を溶かし!!液状になったものをジュルジュル吸うのだ!!!この間もアシダカクモがゴキを…)

あおい(やだやだやだ!怖いからそんな事言わないでよぉ!)

カナ(アンタ!また虫の話してあおいにべそかかせやがって!今日は殴ってやる!)

昆虫博士(ひいい、俺は善意で言ってただけなのに!!)

あおい「あっ!あっ!あっ!あっ!今…溶かされてるの…かな…」ジタバタ

巨大クモ「チュルチュルチュルチュル」

あおい「糸がどん…どん絡んで……」

巨大クモ「ジュルジュルジュルジュルジュルジュル」

あおい「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

あおい「やだぁ…カナ…たす……け…」ガクッ

巨大クモ「ジュルジュルジュルジュルジュルジュル」

ゲームオーバー
巨大クモに捕食される

あおい「…!…わわっ、糸かけられる!?>>325しないと!」

氷の杖で応戦

あおい「氷の杖で応戦しなきゃ!」

巨大クモ「シュルルル」

あおい「えたーなるふぉーすぶりざーど!!」

巨大クモ「!?……」パキパキパキ

あおい「氷結は終焉、氷の檻に囚われなさい…」キリッ

あおい「あれ?クモが>>330おとしたみたい」

心臓

あおい「心臓落としたみたい…て心臓なのかなこれ?ていうか本当に心臓なのかな…」

あおい「この心臓何かに使えるのかな?例えば>>335とか」

夕飯のおかず

あおい「夕飯のおかずとか。おかず!?絶対無理だよ!晩御飯に出たら部屋に引きこもるレベルだよこれ!?」

あおい「まぁいいやカナに聞けば何かに役立ててくれそうだし。袋に入れてと」ガサガサ

あおい「次の教室は…化学質だね!」ガラッ

あおい「うわわっ!な、なにこいつ!?」

火炎放射器ゾンビ「ヤキヤキ…」

あおい「あれって火がぼわって出るやつ…だよね。あんなので火つけられたら…」

火炎放射器ゾンビ「ヤキヤキ…」ゴオオオ

あおい「わああ!こっちこないで!>>340!」

殴り殺す

あおい「わああ!こっちこないで!殴り殺すよ!!」シュッシュッ

あおい「ほ、ほらほら!私はこうみえても強いんだからね!参ったらさっさとあっちに…」

火炎ゾンビ「ヤキヤキ…」ゴオオオ

あおい「っ!!!あっつあ!あつ!あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!?!?!」バタバタ

火炎ゾンビ「ヤキヤキ…」ゴオオオ

あおい「いぎゃあああああああ!かはっ!!こほっ!!!あつ…あがぁあぁぁぁああぁぁああ」バタリ ゴロゴロ

火炎ゾンビ「ヤキヤキ…」ゴオオオ

あおい「ぁぁぁ…ひぁぁ……ぁ………」パチパチパチ

火炎ゾンビ「ヤキヤキ」ゴオオオ

あおい「………」パチパチパチ



ゲームオーバー
火炎放射器で炭にされる

あおい「……はっ!う、わああ!そんな物騒なの持ってこっち来ないでよぉ!>>348しないと、バーベキューにされちゃう!」

真の力に目覚める

あおい「真の力に目覚めないと…バーベキューにされちゃう!…真の力って何!?」

火炎ゾンビ「ヤキヤキ」

あおい「炎……そうだ!!氷の杖の力を最大限に発揮すればいいんだ!!お願い氷の杖よ!!全ての力を引き出し、かの者に氷の裁きを!!」

あおい「これが大魔法、>>355!!」

昆虫博士が虫籠を教室でひっくり返した時の空気

あおい「昆虫博士が虫籠を教室でひっくり返した時の空気!!!!」ズアアアア

火炎ゾンビ「!!」

あおい「いっけぇぇぇ!!」ウワァクセェナンダコノムシハ、イヤァコッチコナイデー、ワァァカナタスケテェェ、アオイアタマニムシガノッテルノッテル!、サイガイジャネーカコレ!!イヤースマンスマンハハハ


火炎ゾンビ「グェアアアアア」パキパキパキ

あおい「やった!倒せた!!」

?「!」ドサッ

あおい「?上から誰か降ってきた…君はクラスの>>360!!」

飼ってたハムスター

あおい「君はクラスで飼ってたハムスター!」

ハムスター「ムキュ」

あおい「あとついでに昆虫博士」

昆虫博士「誰がついでだ!!」

あおい「ねえクラスのみんなは?あとなんで上から落ちてきたの?この間の変な虫はなんだったの?髪洗ってもぬめぬめがとれなくて泣きそうだったんだよ!?」

昆虫博士「すまんいっぺんに言いすぎてわからん」

ハムスター「ムキュ」

昆虫博士「あれは授業中だった。突然あたりに紫の霧が出て学校中が覆われてよ」

昆虫博士「気がついたら俺は変な空間にいたんだ」

あおい「昆虫博士の机みたいな?」

昆虫博士「うるさい!何だろうな、透明の個室というかカプセルホテルくらいの広さの透明の空間に俺たちは閉じ込められていたんだ」

ハムスター「ムキュ」

あおい「へーそうなんだ。私何でもなかったけど…というかそんな事あった?」

昆虫博士「例にもよってぐーすか寝てたんだろ、結城の事だからな」

あおい「その通り!」

昆虫博士「いばるな!で、俺はここに落ちては来たがどうやら動けないみたいだ。外は今どうなってるんだ?」

あおい「んー、ゾンビとかキモいのがぞろぞろいて、私も何度か危なかったけどカナがいてくれたから何とかここまで…」

昆虫博士「桜木もいるのか?他に誰かいたりしたか?」

あおい「ううん、今博士に会った以外は誰も」

昆虫博士「ううむ…」

昆虫博士「まあいい。そこの化学準備室の机を探るんだ。化学の先生、刀コレクターだから本物の刀持ってんだよ。菊一文字則宗だったか?レアなのかはわからんが」

あおい「刀って犯罪な気もするけどいいのかな?」

昆虫博士「まあアウトだろうが、今は生き延びねばならないだろ?仕方ねえさ」

昆虫博士「俺はここにいるからいつでも来てくれ、昆虫のことなら何でも答えるぜ!!!」ズオ

あおい「ああ、うん。多分行かない…それじゃ机を見てから、と」

ハムスター「ムキュ」

あおい「?どうしたのはむちゃん?…これは刀と>>368!」

ディルド

あおい「これは刀とディルド!!ってディルドってなに?何となくイケナイものなのかは見ればわかるけど…」

ハムスター「ムキュ」

昆虫博士「お、俺に聞くな!」

あおい「まあいっか、何かに役に立つかもしれないし。」

昆虫博士「しまうのかよ!置いてけよ!」

あおい「うわ刀って重たいんだなぁ、カナになら使いこなせるのかな?」

昆虫博士「桜木ってなんであんな腕っ節強いんだかな。まるでコーカサスオオカブトみたいな女だ、黙ってりゃかわいいのに」

あおい「今のちゃんとカナに伝えておくね!それじゃ必ず助けに来るから待っててね!」タタタッ

昆虫博士「うおい!どこ伝えるんだよ!…行っちまったか…でもよ、ハムスターよ」

ハムスター「ムキュ」

昆虫博士「俺らが捕まった時に…桜木っていたか?あの空間によ」

ハムスター「ムキュ」

昆虫博士「まあいっか、気をつけろよ結城…まさかあいつに俺らの命預けるなんて昆虫博士の俺ですら見抜けなかったぜ」ズオ

ハムスター「ムキュ」



廊下
あおい「あ、カナ!あれ?何か持ってる>>375かな?」

ペニバン

あおい「おーいカナ!よかった無事だったんだね!」

カナ「あおい!それはこっちのセリフ。よかった、無事で」

あおい「で、そのペニバンは?>>375

安価みすた>>382

私としたいの?

あおい「で、そのペニバンは?私と…したいの…?」

カナ「はい?」

あおい「そ、そんな真顔にならなくても!」

カナ「実は、一階へ降りる階段封鎖されててさ。鍵かかってるんだけど何でもその鍵は女ゾンビが持ってるって由美から聞いたの」

あおい「あ、由美も無事だったんだね!よかったぁ!」

カナ「まあそれはよかったんだけどさ、女ゾンビおびき寄せる餌はこれしかないとか言って渡してきてさ…しかも動けないからあとよろしくって」

あおい「由美はぶれないなあ…」

カナ「今由美もって言ったけどあおいも誰かと会った?」

あおい「あ、うん。昆虫博士」

カナ「あ、あぁ…あいつ、ね」

あおい「でね、これとこれを貰ったよ、刀とディルド!」サッ

カナ「あのクソ馬鹿あおいにこんなもの渡しやがって…後でしばいてやる!」

あおい「あっ、でもね昆虫博士がねカナはコーカサスオオカブトみたいにかわいいって言ってたよ!」

カナ「それ褒め言葉じゃなくない?…まあいいや、ええと日本刀渡されてもあたし使ったことないんだけど…」

あおい「大丈夫大丈夫、絵になるよ!じゃあ美術室に入ろう!」ガラッ

あおい「ほらちょうど刀のサビになりそうな>>390が!」

女ゾンビ

あおい「ほらちょうど刀のサビになりそうなレズゾンビが!レズゾンビ!」

カナ「だから女ゾンビだって…ていうか何でそんな嬉しそうなの…」

女ゾンビ「ウウウ」

カナ「刀ねぇ…」

あおい「いやだってカナあの漫画好きじゃん!ずつうに検診!」

カナ「まあ好きだけどさ、それとこれとは別じゃない?」

あおい「女は度胸!愛嬌!やってみよう!今だ、必殺の>>395!」

首つり

あおい「今だ!必殺の首つり!!」

カナ「首つり?ん、それって」

あおい「そうだよ!ずつ検で検診が使う奥義!」

カナ「秘伝見剣流…九首龍閃!!」ズバズバズバ

女ゾンビ「グェアアアアア」キュッ

あおい「出たあ!九つの首への斬撃から生み出される力でまるで首つりをしているかのように吊り下げられてしまう奥義!!」

カナ「ふう、なんとかなるもんだね」

あおい「次は>>402が!」

カナ

あおい「次はカナが!ってカナが何で二人…?」

カナ「え?あたしが目の前に…何これ?どういう事…!?」

カナ?「いきなり飛ばされたと思えば…目の前に世界で一番ぶっ殺したい奴がいるじゃねぇの」

あおい「えっ?えっ?わ、私?!カナ、私何かした?!」

カナ「いやあたしじゃないから!あ、いやあたしなのにあたしじゃない何か…なのかな。ああもう!あんた一体誰なの!?あたしに化けたって何も得しないんだからさ、やめてよ!」

カナ?「…?アタシ…?いやお前は誰だ?アタシの癖に幸せそうな面しやがって気に入らねぇなお前…」

カナ「気に入らないのはコッチだっての!なんか暗ぼったいし目とかも血走ってるし!大体あたしに化けてあおいにぶっ殺したいとか言うのが許せないんだよ!」

あおい「あ、あの。落ち着いてカナ。」

カナ?「うるせぇな馬鹿㊛!!!今すぐハラワタ引きずり出すぞ?テメェよ?」

あおい「ひっ!こ、怖い…」

カナ「あんた…マジで怒るよ?それ以上あおいに近づいてみな。…斬るよ?」チャキ

カナ?「お前がぁ?アタシを?ゲラゲラゲラ!笑わせんなよ?見りゃわかる…お前みたいな毎日がぬるま湯みたいな女がアタシを止められるわけ…ねぇだろうが!!」ダダダッ

あおい「こ、怖い方のカナも刀を!カナ危ない!」

カナ?「真っ二つになりなぁ!!」ヒュオッ

カナ「っ…くっ!」カキン!

カナ?「へぇえ、ちったあやるみたいじゃんか。」

カナ「あおいはあたしが護る!あんたなんかにやらせはしないんだから!」

カナ?「ゲラゲラ…そうかよ!!」プッ

あおい「わっ!口から針!?」

カナ「ああぁっ!」

カナ?「目玉に当たるのは避けたか…でもな、これで終わりだ!!!」シュ

あおい「カナぁあ!!こうなったら>>415しなきゃ!」

ホイミ

あおい「ホイミしなきゃ!氷の杖よ!!」ザッ

あおい「カナを癒やし給え!!」パアアア

カナ「あああああああっ!!」ザシュ

あおい「えっ」

カナ?「あっひゃひゃひゃひゃひゃ!!お前ホントに馬鹿だな!!ありがとなぁ、アタシを回復してくれてよ?やっぱり結城あおいって馬鹿だわ!ゲラゲラゲラ」

あおい「あ…あぁぁ…いや…カナ…いやああああああああ!!!」

カナ?「はぁ?何泣いてんだお前?意味わかんねえんだけど、つか胸糞悪いよなあ、このアタシもどきを…」ガシッ

カナ「あお…い…逃げ…て…!」

あおい「カナ、カナ!!」

カナ「こいつは…あたしが……だから逃げて!」

カナ?「…」

あおい「嫌だよ!逃げない!カナを助けてから逃げる!!」

カナ「な…何言ってんの!!こいつは危険過ぎる!すぐにここから離れないと!」

カナ?「あぁ、いいかな?そろそろ茶番も終わりにしても」

カナ「あんただけは…刺し違えてでも止める!!」サッ

カナ?「文字通りアタシを押さえて自分ごと刺そうと…」ドンッ

カナ?「でもなぁ、死にかけが根性なんかでどうにでもなるほど甘くはないんだよ?」グシャ

カナ「あおい…ごめ……ん…」ドサッ


あおい「カナあああああぁぁああ!!!うわああああああああ!」

カナ?「はーい、カナですが何か?それとも、そこのおっ死んでるのカナもどきの事かな?」ゲシッ

カナ「…」

あおい「許さない…よくも、よくもカナを!!」

カナ?「あー」ガリガリ

カナ?「むかつくなぁ、マジでよ?お前何そんな泣くんだよ?たかだかカナもどきが死んだくらいでさあ?クラスで一番のあおい様にとっては取り留めも無いことだろーが!?ああ!?」

あおい「喋らないで…」

カナ?「あん?」

あおい「カナの見た目と声だけ同じの偽者は喋らないで!!あんたにカナの何がわかるっていうの!?私がどれだけカナに助けられたか知りもしないくせに、勝手な事…言わないでよ!!」ダダダッ

カナ?「…」グサッ

あおい「あ…あ…」

カナ?「はい致命傷です致命傷です致命傷です致命傷です!!残念ここでゲームオーバー!!ゲラゲラゲラ!」ザシュ

あおい「カナ…ご…めん…ね……?」ヨロヨロ

カナ?「わはは!笑える!こいつクルクル回りながら死んでやがる!そら逆回転!」ザシュ


あおい「あぁあが…あっ…ぁっぁ…」ヨロヨロ

カナ?「また逆回転!」グシュ

あおい「……」ヨロヨロ

カナ?「またまた逆回転!ぎゃはは!おもしれ!」グチュ

あおい「…」

カナ?「ん…ああ斬り刻み過ぎたか。なんかもう結城あおいというかただの肉塊だなこれじゃよ!ぎゃはははっはは!!」グチャグチャ

カナ?「ほら串刺しにしてそのままもどきと一緒にしてやったからよ?あの世で仲良く友達ごっこでもしてなあ!!!ゲラゲラゲラ!!」


ゾンビ「ゥゥゥ」

カナ?「あ?なんだこいつ?…戻る方法もわからねぇし、しばらく暴れてやるか。くっくくくく…」


バッドエンド
キチガイカナがゾンビだらけの学校を安価で無双する

カナ?「真っ二つになりなぁ!」ヒュオッ

カナ「っ…くっ!」カキン!

あおい「…!!…目潰しされる…?何でかわからないけどそんな気がする!>>428で食い止めなきゃ!」

昆虫博士の援護

あおい「昆虫博士に援護を頼もう!携帯なら繋がるはず…」プルル

昆虫博士「おう結城、どうした!?珍しい虫がいたか!」

あおい「全然!全く!皆無!」

昆虫博士「遮二無二否定すんな!」

あおい「そんなことよりカナがあぶないの、敵の目潰しを防ぐにはどうすればいいかなあ?」

昆虫博士「>>435

俺の体液

昆虫博士「俺の体液をだな!」プツッ

あおい「…拒否リストに入れ…」サガシーニイクンダセツナトリップ

あおい「なに?」

昆虫博士「切るなよ!桜木がやばいんだろ!?いいから聞け!ディルドあるだろ、あれには俺特製虫ジュースが入っている。いわば俺の体液のようなもんだ!有効に使えよ!」プツッ

あおい「最初からそう言ってよ…」


カナ?「ちったあやるみたいじゃんか、でもなあ!」

あおい「あ、まずい!目潰しが!でええい、あたって!!…当たったかな?」

あおい「>>440

エロ漫画的お約束で衣類だけ溶ける

あおい「服だけ溶けて偽カナが半裸に!」

カナ?「ぐっ…なんだこりゃ…」

途中で書きこんじゃった

あおい「服だけ溶けて偽カナが半裸に!」

カナ?「ぐっ…なんだこりゃ…」

カナ「ちょ、ちょっとあおい!あたしの方にも少しかかっちゃったじゃん!ブレザーちょっと溶けちゃった…」

あおい「ご、ごめん…それよりカナ!今がチャンス!!偽カナを成敗だ!!」

カナ「だね。さあ偽者さん、今度はあたしの番だからね!」タッ

カナ?「はっ!服破いたくらいで調子乗るんじゃねぇ!」チャキッ

カナ「せえやあ!!隆墜閃!」シュバッ

カナ?「ぐぅ!」カキーン

カナ「まだまだ!隆商閃!!」ズアア

カナ?「くあっ…!」ガキン

あおい「防御を弾いた!!今だ!必殺の>>450!」

あおいとカナのラブラブ石破天驚拳

あおい「いくよカナ!!今こそ必殺の」

カナ「ちょ、あおい!危ないから下がってよ!」

あおい「あおいとカナの…ラブラブ~」

カナ「え?な、なにいきなり掴んで…ていうか危ないから下がってってば!」

あおい「天驚拳ーーー!!!」ズバーン

カナ「なんか変な技出た!!」

カナ?「ぎにゃああああああぁぁああ!」ドカーン

カナ「効いちゃったよ!!」

あおい「カナ、私達の勝利、だねっ!」

カナ「…ふふ、そだね」

カナ?「ぐう…」ヨロリ

カナ「じゃあ後は…」ザッザッ

あおい「え?カナ?」

カナ「こいつを…」ヒュオッ


今日はここまで

あおい「前回までのあらすじ!」

あおい「キモい化物を倒した後に生存者を探すためカナと手分けして探す私。火炎放射器持ったゾンビやでかいクモに襲われたけど、氷の杖のお陰でなんとかピンチを乗り切った!」

あおい「そしたらゲーセンの景品みたいにクラスメイトの昆虫博士と飼育してるはむちゃんが落ちてきて…クラスのみんなはとりあえずは無事だって事がわかった!よかったぁ~」

あおい「化学の先生が隠してた日本刀を合流したカナに渡してレズゾンビ相手にはしゃいでいたら…カナが二人に!?偽者?それとも…?」

おっ((o(^∇^)o))
リアルターイム((o(^∇^)o))

カナ「…」ピタリ

カナ?「…何故刀を止めた?お前らにとってはアタシはイレギュラーな存在、偽者だろ?!だったら遠慮なく殺せよ!?ああ!?」

カナ「戦って改めて確信した。あんたは…本物のあたしだよ、紛れもない桜木カナ本人…なんだね」

カナ?「…」

あおい「え…?」

カナ「色々聞きたいことはあるけど…1つだけ教えて?何故…あおいを憎んでいるのかを」

カナ?「…何もかも奪われた。アタシは結城あおいに、何もかも奪われた!家族も!友人も!……信じてた最期の希望さえも…!」

あおい「…家族…私が…奪った…」

カナ「ちょ、ちょっと待ってあおい!このあたし、カナは別の世界のカナなんだって!」

カナ?「…まぁそう考えるのが妥当だろうよ。アタシは復讐する為に胡散臭い協力者に連絡を入れようとした直前に自宅からいきなりここに飛ばされた…漫画なんかである平行世界って奴?にわかにゃ信じられないがな」

カナ「で、あんたは両親がキャンプ中の事故で死んだからあおいを恨んでるわけ?」

カナ?「ハッ…あんたらに言っても関係ねーだろ?そこにいる結城あおいは見た目こそ同じだが共通している所は馬鹿ってとこくらいだしよ。」

あおい「ば、バカじゃないもん!」

カナ「あおい、どうする?もう一人のあたしを…」

あおい「え?そりゃ>>465

駆逐

あおい「え?そりゃ駆逐するよ」

カナ「えっ」

あおい「だって危ないし!こいつ偽者じゃん!」

カナ?「…」

あおい「カナ刀を貸して!私がとどめをさすから!!」カチャ

カナ「わ、ちょ、ちょっと待っ…」

あおい「きええい、覚悟!!」グサッ

あおい「あ…れ…」

カナ?「ちょっと考え直しかけてたが…撤回だわ。やっぱり結城あおいは殺して然るべきだわな…なあ?アタシよ?」

カナ「あ、あおい…あんた…」

カナ?「そーらズバッとな」ズバッ

あおい「いやああああああああああ!」クルクル

カナ?「ひゃっひゃっひゃ!!クルクル回りながら死にやがった!!さあ休憩時間はお終いだ!もう一度殺りあおうぜぇ!?アタシよぉ!!」

あおい「ぁ…あ………」ガクッ

ゲームオーバー

あおい「!……?」

カナ「ねえ聞いてる?あおいに決めて欲しくて…もう一人のあたしをどうするかって」

あおい「あ、うん…>>475

kskst

ダブルカナ丼

寝かせる

あおい「あ、うん…ダブルカナ丼…で」

カナ「は?」
カナ「は?」

あおい「由美から聞いたよ!二人いっぺんに友達にする事をなんとか丼だって!」

カナ「はぁぁ…由美め余計な知識を…」

カナ?「…はぁ。なんか毒気抜かれちまったな、あんまりにバカ過ぎてよ」

あおい「もう!だからバカじゃないもん!バカって言うカナがバカになっちゃうんだよ?」

カナ「ははは…言わんとしている相手はわかるけど紛らわしい事この上ないねコレ…」

カナ?「…なんなら好きに呼べば?アタシ名前でなんて呼ばれた事ないからどうでもいいんだけどな」

あおい「決めた!>>482!」

かなくん

あおい「決めた!かなくん!」

カナ「かなくんて…男じゃないんだからさ…」

あおい「え?で、でも言葉使いとかちょっと荒々しい感じだし…いいよね?かなくん!」

かなくん「好きに呼べばと言った手前…ふざけんなとは言えないわな。まぁ好きにしな」

あおい「やったぁ!よろしくね、かなくん!」

カナ「んまあ…便宜上の名前が決まった所で服着なよ?制服のスカートと靴下と靴だけじゃ風邪ひいちゃうって!あたしの服貸してあげるからさ!」ゴソゴソ

かなくん「ふん…」

あおい「あれ?カナ…その服…>>490

スク水

あおい「あれ?カナ…その服…水着だよ?学校の…」

カナ「えっ?あ、あれ!?体操着のつもりが何で!?何でないのぉ!?」

かなくん「お前、アタシなのに知らねえのか?アタシが水着嫌いだってのがよ?」

カナ「し、知ってるよ!」

あおい「不思議だよね、私みたいなちんちくりんじゃなくてカナってスタイルいいから水着映えるのにさ」

かなくん「あっははは!ちんちくりん!そうだな、その通りだな!あぁおもしれぇ、帰ったらあの馬鹿に言ってやらなきゃなぁ…」

あおい「ぅぅぅ…かなくんひどいよ…」

カナ「ほらほら泣かない!…ええとごめんね、かな…くん?多分さっき由美と会った時にすり替えられてたっぽくて…ホントゴメン!」

かなくん「ちっ…まぁ胸丸出しで出歩くよりかはマシか。貸しな」

カナ「そ、そうだよ!うん…水着も…恥ずかしいけど丸出しよりかは…」

あおい「?何でカナまで赤くなってるの?何で何で?」

カナ「う、うるさい!ほらかなくんが着替えるからジーッと見ない!」

あおい「あ、うん!ごめんねかなくん!ゆっくり着替えてね!」

かなくん「ふん…」スルスル



カナ「当たり前だけどサイズはぴったりみたいね、よかったよかった」

あおい「うわ~やっぱりカナはスタイルいいよね~。学校の水着なのにわかるってのがえっちいよね!」

カナ「あおいさ…おっさんかよ…」

かなくん「何かこの格好で刀持つってのも変な話だが…余計なものがない分動きやすいととらえるべきか」

あおい「よーし、じゃあ私とダブルカナ丼、いっくよー!ふぁいとー!おー!」

カナ「…」
かなくん「…」

あおい「えぇ~?そこは二人もおー!って言わないと!」

カナ「だからさ…ダブルカナ丼の意味わかって使ってる?」

あおい「わかってるよ?私と二人のカナの力をあわせてがんばろー!って意味だよね?」

カナ「はぁ…」

かなくん「待ちな…どうやら遊びの時間は終わりみたいだぜ?」

あおい「?」

カナ「ど、どしたの?」

かなくん「何か来る、それも…物凄い殺気を纏わせてな…!」

ドゴオオオオオン

カナ「な…美術室の壁を壊して!?…しかもこいつ…倒したはずなのに…」

化物「オンナ…オンナ…」パラパラ

あおい「う、うわあキモいのが!ど、どうしよう…>>500

ペニバン装着!

ksk

>>499
ずれたのでこれで

あおい「よし!これを使おう!」スパンッ

カナ「あの…カナ…さん?」

あおい「由美が言ってたよ!?私がこれつけたらどんな相手もメロメロになるって!めちゃくちゃ恥ずいけど、頑張るよ!」

かなくん「なぁアタシよ、いくらなんでもここまで馬鹿じゃなかった気がするんだけどよ?結城あおいって女はよ」

カナ「う、うん…否定出来ないです…」

化物「アオイ…ユウキ…アオイ…」

あおい「え…?や、やだ、何で私の名前を…?」

かなくん「くっくく、メロメロになったんじゃねえのか?よかったな、モテてよ?」

あおい「よ、よくなーい!」

カナ「何で…?記憶はしないはずじゃ……」

かなくん「おいなにボサっとしてんだ!そこの馬鹿㊛ほっといたら嬲り殺されっぞ!…アタシは別にいいけど」


カナ「!…ご、ごめん。あいつの弱点は目で…さっき倒したはずなんだけど」

かなくん「目にゴーグルみたいなのが付いてる…自分で着けたかそれとも…」

カナ「かなくん!両腕を落とそう!あわせられる?」

かなくん「…そりゃこっちのセリフだ。行くぞ!!」ダダダッ

カナ「うん!」ダダダッ


かなくん「ふっ!」ザンッ

カナ「てぇやあああっ!」ザクッ

化物「グゥオオオオ…アオイ…」

あおい「だから名前を呼ばないでってば!でもやった!あいつの両腕を切り落とした!!」

カナ「やるわね、かなくん!」

かなくん「ハッ、当然」カチン

化物「……」ウジュルウジュル

あおい「!!二人共危ない!化物の腕から>>510が!」

白濁液

あおい「二人共危ない!化物の腕から白濁液が!!」

かなくん「あ?」

化物「オンナ…オンナ…」ブシャアアアア

カナ「えっ…何!?きゃあああああっ!?な、なにっ…これ…!?」

かなくん「ぐあっ!くそ…目が…!」

あおい「カナ!かなくん!」

化物「オンナ…シバル…」ウジュルウジュル

カナ「う…?こ、今度は何?」シュルシュル

かなくん「触手…?いつの間にこいつ…?」シュルシュル

化物「オンナ…シバル…」クチュクチュ

カナ「んっ!ぁんっ!や、やだ!あぁっ!」クチュクチュ

かなくん「ぐ……あっ…ぅう…んっ…」クチュクチュ

あおい「カナ!かなくん!どうしよ…このままじゃ…」
あおい「そうだ!>>516

おい、デュエルしろよ

あおい「おい、デュエルしろよ」

化物「…アオイ」

あおい「二人にひどい事するなら私が許さないよ!!あと名前呼ばないで!!」

カナ「あぁん!んっ!あお…い、だめ…こいつは…ひぅん!」

かなくん「ぁああっ!やめてってば!ひぁあっ!」

あおい「二人を離せえええ!」タタタッ


カナ「あっ!」ドサッ
かなくん「くっ…」ドサッ

あおい「あれ?あっさり離した…」シュルシュル

あおい「わ、わあああ!?つ、掴まれちゃった!?」バタバタ

化物「アオイ…アオイ…」

あおい「やだやだ!名前呼ばないで離して近寄らないでぇ!!!」バタバタ

化物「アオイ…モチカエリ…」

あおい「何モチカエリって…なんとかしないと…>>525

ゴーグルを引き剥がす

あおい「モチカエリって何…持ち帰り…やだぁ!なんでこんな化物に持ち帰られれたくないよ!」

あおい「そうだこうなったら…ねえ化物さん、私を持ち帰るならさ、もっと近くに寄せてよ!」

化物「…アオイ…」ギュッ

あおい「痛っ…!背骨がギシギシ…抱き締め…られ…」バタバタ

あおい「ぅあああああ!…くっ…今…!」ガサッ

化物「?!」

あおい「今だ!>>532

氷の杖・ペニバン「凍結乾燥○液」

あおい「氷の杖と由美のこれを使って…凍結乾燥白い液!!」ビュッ

化物「グゥオオオオ!?」

あおい「!抜けれた…!?」ドサッ


カナ「でえやああああああ!!」ザンッ

かなくん「許さねぇ、絶対許さねぇ!切り刻んでやらぁ!!」ザシュザシュザシュ

化物「グゥオアアア」グシャア

あおい「わっ!ふ、二人とも怒ってる…?」

カナ「切り刻む…まだだ、まだまだあ!!!」ザンッザンッザンッ

かなくん「があああああああ!!切れろ切れろ切れろやあ!!」ザシュザシュザシュ


あおい「あ、あの…」


化物「ドゥオアアアアアア!!!アオイ…アオイ…」ドシャア

あおい「うう、最期まで呼ばないでよぅ」

カナ「はぁ、はぁ、はぁ…このど変態が…地獄に堕ちろっての」

かなくん「ふざけやがって…ダルマにしてやったがまだ物足りねえくらいだ」チャキッ


あおい「は、ははは…」

あおい(カナ…怒るとこわいんだよね…)

おまけ
日常編 昆虫博士の憂鬱

昆虫博士自宅

ピンポーン

「宅配でーす」

昆虫博士「おっ、きたきた!よっしゃ!明日早速もっていくか!」


翌朝
教室

あおい「おっはよー!」

由美「あおい~!おはよ!会いたかったぁ!」ギュッ

あおい「あはは…いきなりそんな抱きつかれても…」

由美「あおいってほんとにかわいいよねぇ、お姉さん食べたくなっちゃうなぁ…な、ん、て」

あおい「食べる?私あんまりおいしくないよ?ひんそーだし…」

カナ「はいはいはい、そこまでそこまで」

由美「ああん、わたしのあおいが~。…じゃあ今度はカナで…ムギュッ」

カナ「だーかーら、抱きつくのやめろっての!」

由美「その豊満なバストに顔をうずめたい…うずめたくない?」

あおい「すごいよね、リモコン挟めそうなくらいおっきいもんね!…羨ましい…」

カナ「朝から色々突っ込むのダルいから、由美あんた委員会の仕事あるんじゃないの?」

由美「んもう、仕方ないなあ。じゃああおい、カナ。後でね!」タタタッ

カナ「全く…」

あおい「由美ってカナの事大好きだよね、見ててほんわかしちゃうよ」

カナ「はは…まぁ仲はいいけどさ、いかんせん度を越してる場面があったりね…」

あおい「度を越す?」

カナ「ま、まあいいじゃん!朝のホームルーム始まるまで時間あるし、お菓子でも食べよ!」カサ

あおい「わあい、食べる食べる~」


昆虫博士「皆おはよう!!昆虫博士の登場だ!」

カナ「あーうっさいのが来た」

あおい「むーしゃむーしゃ、おいし~」バリガリバリボリ

カナ「あおい食い過ぎ…床に袋散乱してるし」

昆虫博士「全く食い意地の貼った女だまるでカブトムシだな」

カナ「相変わらずよくわからん例えをありがとさん。ささ、行った行った」

昆虫博士「おのれ…まあいい。俺には貴重な実験素体の観察をせねばならん」

カナ「?言われてみれば、何その箱…」

あおい「えっ、なになに?見せて見せて!」ガタッ

昆虫博士「あっこら押すな!…おわっ!」ズルッ

カナ「あっ…落ちてたお菓子の袋に…」

昆虫博士「ぐああああ!」ドンガラ

謎の虫「カサカサカサカサ」
謎の虫「カサカサカサカサ」

カナ「わ、わあああああ!?箱から変な虫が!?」

昆虫博士「ぬおお!俺の貴重な実験素体がああああ!」

カナ「実験素体!?またあんたは変なものを…!」

昆虫博士「オンナダイスキナメクジってんだが、女を見ると興奮して身体に這い寄るらしい」

カナ「あんた!そんなものを学校に!!」

昆虫博士「勿論放すつもりはなかった…ただ本当にこいつらは女子に反応するかをだな…」

女子「いやあああ!こっち来ないでええ!」

謎の虫「カサカサ」

男子「うわこいつくせえ!俺の机通るなって!」

謎の虫「カサカサ」

あおい「うわあああん!カナぁぁ、助けてぇぇぇ!!」トテトテ

謎の虫「カサカサ」

カナ「あおい!頭に虫が乗ってる乗ってる!でええい!」シュッ ヌチャッ

あおい「あぁあぁあぁあぁ!今ぬちゃって!ぬちゃって!」

カナ「ご、ごめんあおい…ってうわあああ!手に変な液が!」

男子「災害じゃねーかこれ!テロか?!」

昆虫博士「いやーすまんすまん……そろーりそろーり」ソロソロ

昆虫博士「よし、離脱だ」ガラッ

昆虫博士「ん?ドアが勝手に…」

由美「何?博士どっか行くん?あと少しでホームルーム始まるけど」

昆虫博士「へ、変態女!どくのだっ!どいてくれ!」

由美「あんたそれが人にモノを頼む態度?」

昆虫博士「どいてください!小川由美様!私めはここから逃げねばならぬのです!」ズオッ

由美「あー、またやらかしたんだ。確かに凄い騒ぎだねぇ。…でもさ」

昆虫博士「ん?」ガシッ

カナ「おい、待てやテメェ…!」ゴゴゴゴゴ

由美「色々手遅れだったみたいね☆」ニッコリ

昆虫博士「あ、ま、ま、待て!桜木…さん!これは違う!掃除用具を取りにだな!」

カナ「掃除用具置き場…教室の後ろだよな?テメェが居る場所はどこだ?」

昆虫博士「……前側の…入口…です…」

カナ「だよなぁ?まあいいや、掃除手伝ってくれるんならよ。やってくれますよねぇ?博士様よ?」

昆虫博士「あ…は…はひ…」ガタガタ

由美「怒ったカナもいいなぁ、わたしも攻められたいっ…!」ゾクゾク

カナ「みんなー!この騒ぎの原因の昆虫博士さんが責任をもって掃除してくれるってさ!ぜーーんぶ弁償からなにからしてくれるとさ!!」

昆虫博士「え、いや、あの…桜木様…」

カナ「あん?」

昆虫博士「ナンデモナイデス…」

女子「ちょっとぉ!制服に変な液ついちゃったじゃん!超臭いからなんとかしてよ!」

男子「俺の机ぬめぬめで使えねーよ!早く掃除してくれ!」

女子「うう…スマホ壊れちゃった…」

あおい「うっぐ…えっぐ…汚されちゃったよぅ…髪の毛が…髪の毛がぁぁぁ」

昆虫博士「ま、待て落ち着け!話をだな!」ソロソロ

由美「はいストップ☆」ガシッ

昆虫博士「んな!?ブルータスお前もか!?」

由美「わたしは被害受けてないから中立。でも…」

カナ「おいテメェ、今逃げようとしたよな?逃げようとしたよな?逃げようとしたよなあ?」ズンズンズン

由美「カナの怒る顔…魅力的だから♪」

昆虫博士「う…う…うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

昆虫博士、散る

おまけ終わり

カナ「あぁもう…」フキフキ

あおい「うん、大分取れたよ変な液体。ほら、かなくんも使って!」ファサッ

かなくん「ふん…いらねぇよ。何でアンタのタオルなんか使わなきゃいけねぇんだよ馬鹿じゃねぇの」パシッ

あおい「うわーん、カナぁー!」

カナ「よしよし、泣かない泣かない。あ~、かなくんねぇあんまりあおいをいじめないでよね?こっちのあおいがかなくんにひどい事してたわけじゃないんだしさ?」ナデナデ

かなくん「ふん…」


あおい「…ん?あれって」

カナ「どしたの?あおい」

あおい「何か落ちてる…鍵?これって…」

カナ「階段にかかってる鍵かな?ていうか由美…㊛ゾンビじゃなくて化物が保ってたんじゃんか…」

あおい「ま、まあいいってことで。じゃあダブルカナ、行こっ!」

カナ「何その呼び名は…」

かなくん「待ちな…アタシはあんたらとつるむつもりはないんだが?元の場所に戻るまで好きにやらせてもらう」

あおい「ええ!?そんなぁ、せっかく仲良くなったのに!」

かなくん「いつから仲良くなったんだよ…とにかくアタシは行かねぇからな。」

カナ「あ~、まぁそう言ってるし、行こ行こ!それじゃかなくん、またね!」スタスタ

あおい「あれ?ま、待ってよカナ!」

かなくん「あぁ待ちな」

あおい「え?一緒に来てくれるの!?」

かなくん「いかねーよ馬鹿」

あおい「馬鹿じゃないよ~!」

かなくん「ああくそキリねぇな。手短に聞くがアンタはアタシ。いや、あの桜木カナを信じてるのか?」

あおい「あったりまえだよ!幼馴染だからだけじゃない、今までに楽しい思い出もたくさんだし、私が辛い時も必ず手を差し伸べてくれたんだ。どんな事があっても、必ず信じるよ!」

かなくん「ほう…そうかい。その言葉が上辺じゃないか、楽しみにしているよ。」

カナ「おーい?あおいいくよー?」

あおい「あ、うん!今いく!…ほんとにかなくん来ないの?」

かなくん「くそ、その小動物みたいな目はやめろ!イライラする!…さっきの借りを返すために二階のお仲間はアタシが護っておいてやる。行きな」

あおい「あ…ありがとう!やっぱりカナだよね、優しいもの!かなくんは!」

かなくん「…早くいけ!斬るぞコラ!!」チャキッ

あおい「わ、わああ!ごめんなさいごめんなさい!ま、またね!かなくん!」スタコラ

かなくん「ふう…全く…」

かなくん「決心が…鈍るだろうがよ…」

2階廊下

あおい「ねえ、かなくん説得しないの?カナ」

カナ「いや…あたしだからわかるんだよ。意地っ張りだからね、あたし」

カナ「多分ああなったら言うこと聞かないし、何よりあの子自身迷っているんだと思う。かなくんのいた世界は私達が過ごしている世界と似て非なるもの。かなり混乱しているはずだよ」

あおい「違う世界…全然ピンとこないなぁ」

カナ「あおいそういった感覚は無いの?」

あおい「え?」

カナ「あ、いや。何でもない。…階段を無理矢理封鎖している鎖の鍵…これを使えば…」カチャカチャ ガチャン

カナ「よっし空いた!行こう、あおいもう1階だし外も近いよ!」

あおい「うん、必ず皆で脱出しよう!!」

あおい「あれ?何か来る。>>552?」

ksk

あおい「あれは…元スワローズの川崎憲次郎さん!?」

カナ「え?誰?」

あおい「えええ!知らないの!?」

カナ「いやそりゃあ…」

あおい「98年に沢村賞をとった年はそりゃもう凄かったよ、シュートが…」

カナ「あおい…あたし達まだ生まれてない年だよそれ…」

川崎憲次郎「おや、俺を知っているのかい?」

あおい「そりゃもう!えーとあの中日ではあれだったけど…ロッテのコーチも去年限りだったけど…応援してますから!」

川崎憲次郎「ははは、まさかこんな若い娘が知っているとはな。そんな君にはこれをあげよう」ガサ

あおい「箱?」

川崎憲次郎「ここから脱出するのに必要なものだ、受け取ってくれ。それじゃあ!」スタスタ

あおい「うわー、何かな何かな!?あけてみよう!」スチャ

あおい「これは…>>558!?」

謎の小刀

あおい「謎の小刀?なんだろ、これ?」

カナ「さあ…ただあのおじさん、脱出に必要なものだって言ってたね」

あおい「まあいいや、取っておこう」ガサゴソ

カナ「とりあえず先にいこうか、あおい」

あおい「1階か…よし>>562に行こう!!」

正面玄関

あおい「1階だし正面玄関に行こう!そこからならすぐ外に出れるよ!」

正面玄関

ゾンビ「「「「「ゥゥゥゥ」」」」」バンバンバン

㊛ゾンビ「「「「「「「オォオオオオ…」」」」」」」バンバンバンバンバンバン


カナ「窓ガラスにめちゃくちゃ張り付いてるね…こんなので外出ようとしたら…」

あおい「>>566

逃げる

あおい「これじゃ出た瞬間に捕まっちゃう、逃げよ!カナ!」タタタッ

カナ「だね、あたしも離れないと……え?」

ガシャアアアアアン

ゾンビ「「「「「「ォオオオオオ」」」」」」


あおい「か、カナ!!!」

カナ「あおい、あたしの事はいい!それより逃げて!」ザシュザシュ

あおい「でも!」

カナ「あたしも隙を見て逃げるから!早く逃げて!あおい…あたしを信じて!」

あおい「カナ!約束だよ!?絶対無事でいるって!!」

カナ「任せて!あおいに言われたんなら、石に齧りついても生き延びて見せるから!!」ズバッズバッ

あおい「カナ……くっ……!!」タタタッ

1階西廊下

あおい「外のあらゆる場所にゾンビが…しかも窓ガラスに張り付いて…無理矢理外出たらダメだ、どこか抜けられる場所を探さないと!」

バタン

用具室

あおい「はぁはぁはぁ…カナ…無事でいてよね…」

ガタッ

あおい「!?誰かいるの?誰?!」

ガタッズリズリ

あおい「いや…近寄ってくる?電気を点けないと!」パチリ

あおい「!>>572!」

巨大虫ゾンビ

巨大虫ゾンビ「ギチギチギチギチ」ベチャベチャベチャ

あおい「い、いやあ!!虫嫌ぁ!!」

虫ゾンビ「ギチギチギチギチ」ベチャベチャ

あおい「ひっ…こ、こっちくる!?>>580

由美と合流する

あおい「うぅ…見たくもないよ…一旦逃げても…いいよね」タタタッ

虫ゾンビ「ギチギチギチギチ」ベチャベチャベチャ

あおい「はぁっ、はぁっ、はぁっ」

虫ゾンビ「ギチギチギチギチ」ガシャン

あおい「やあああ!て、天井から!?」

虫ゾンビ「ギチギチギチギチ」ベチャベチャ

あおい「いやあああ!誰か助けてぇぇぇぇ!」

二人が二階を降り始めた頃
外伝・かなくん編

「きゃああああああ!」


かなくん「さて、と。一応行ってやるとするか」

教室

㊛ゾンビ「オォオオオオ」

由美「わ、わたしをどうするつもり!?もしかして○○○を○○したり!?まさか○○とか!?嫌よ!カナやあおいならまだしも!!」

かなくん「…」

㊛ゾンビ「オォオオオオ」ズリズリ

由美「あぁあっ!!わたし犯される!!犯されるのね!?でもね、でもね大丈夫。わたしには王子様がいるんだから!そう…王子様が!!」

かなくん「…」スタスタ

由美「ああっ、王子カナ!!わたしを、わたしを救いに来てくれたのね!?」

かなくん「…帰ろうと思ったんだが…」

由美「そんな!わたしはもう!ああっ!掴まれて今…わたしの貞操はっ!!」バタバタ

かなくん「あ~すっげえ気が進まねぇな…大体こいつ取り巻きの一人じゃねえか。しかも…」

回想
由美「はぁいゴミ扱いされてる桜木カナ死刑囚に朗報でぇす。今日はあおいがいないから、あなたはわたしの奴隷になりまぁす☆」

カナ「は…はい…?」

由美「まずはこの鞭で…えぇい!」パチン

カナ「あっ!痛っ…!」

由美「大丈夫大丈夫、顔や見える所はやらないから。バレたら面倒だし…ね!」パチンパチンパチン

カナ「あっ!あっ!あぁぁぁっ!!や、やめてください!ああああっ!」

由美「ふぅふぅ…あぁたまんない。奴隷なんだから。この程度で済むわけないでしょぉぉ?…次はこの蝋を…」

カナ「ぁぁぁ…お、お願いします…や、やめ…ああああああああああああ~!!!」

かなくん「くっそ、嫌な思い出を…たが…」

由美「あぁあ!腕を!腕を今噛まれてわたしの赤い鮮血がっ!!王子!わたしの事はかまいません!このレズゾンビを滅ぼしてくださいませっ!!」バタバタ

かなくん「こいつもあの馬鹿女と同じで…輪をかけてどうしょもなくなってんな…」チャキッ

かなくん「おい、じたばたするな。一緒に叩き斬っちまうぞ」

由美「はい!カナに斬られるなら…本望…だよ?」キラキラ

かなくん「ぜってぇ当てねぇぇえええ!!!」ズバァァァ

㊛ゾンビ「ギャアアアア」

カナくん「はぁ…はぁ…倍疲れたわ」

由美「カナ…カナ!!」ガバッ

カナくん「うお、だ、抱きつくな!」

由美「ありがと、カナ…また助けられたね?」

カナくん「また?」

由美「もう!忘れたの?カナが私の王子様になったあの日…」

カナくん「いや、知らん知りたくもないし知る必要もない、だから言わなくていいぞ」

由美「あれはね…一年の夏休みで…」

回想
私が夏休み中3年の先輩達に遊びに誘われたんだ。あおいやカナに反対されたけれど…女の人もいるし優しい先輩達だったから安心して行ったらね…

先輩1「さあここが俺達の部屋だ。ゆみちゃん?」

由美「えっ…何ここ…!?女の子が…」

目が虚ろな同級生達が裸になって呆然と寝そべっていたんだ
わたし、そこで初めて気付いたんだ。

先輩2「処女狩り…開始だぜ?へっへっへ」

由美「あ…あ…だ、だれ…か…」

先輩3「待て待て。この女は夜のメインだからよ?それまではそこのマグロで余興を楽しもうぜ?」

同級生「……ぁ……」

由美「や、やめてよ!!その娘達だけでも帰して…きゃああっ!」バシン ズサァ

先輩2「うるせぇよ?メインディッシュは黙って見てりゃいいんだよ!」パンパンパンパンパン

同級生「ぁ…ぁ…」ズチュズチュズチュズチュズチュズチュ


由美「ああああああああ!やめて!誰か、誰かぁあああ!!」


女先輩「しっかし馬鹿だよね、今年の一年はさぁ。女がいれば安心とか思ってんのかね?」

女先輩2「キャハハ!うけるわぁ。ま、うちらは金貰えるし儲けさせて貰ってるからいーけど」

ガサッ

女先輩「…そこにいるのは、誰!?」ガシッ


あおい「あ…あぁあ…」

女先輩2「なにこいつ?涙目になって何してんの?」

女先輩「コイツ一年の…しかもさっき連れこんだ㊛の連れだよ!」

あおい「あ、あの!先輩達…こんなひどいこと今すぐやめ…あぅ!」パシン

㊛先輩「うるせぇよ?馬鹿女が!先輩に向かって偉そうなクチきいてんな、よ!」ゲシッ

あおい「がふっ!」

女先輩2「うちらが礼儀を教えてやんよ!!」バキッドカッズカッ

あおい「うぐうぅ!あぐぁ!!ゆ、ゆみ……」


夕方
スーパー
カナ「買い物買い物~と、後は豆腐と」

あおい「…カナ…」ズルズル

カナ「ちょ、あおい!?大丈夫!?ボロボロじゃん!」

あおい「ごめんね…わたしじゃ…由美をたすけ…られなかっ…た…ごめん」ポロポロ

カナ「な、泣かないでって!何があったか、落ち着いて教えて、ね?」

あおい「由美がね……」


隠れ家

女先輩「いやあカウントダウンだね、小川由美ちゃんの処女狩り!スマホで先の先からずーっと録画したげるからさぁ!キャハハ!」

由美「…」

女先輩2「夕方あんたのお友達、ちんちくりんの女がコソコソしてたからボコボコにしておいたよ!感謝してね!」


由美「あ…あおい…!?…ごめん、ごめんね…あおい…」

先輩「泣いてるゆみちゃんいいよ~これからもっともっと鳴かせてあげるからねぇ?」ネットリ

先輩2「じゃあ…そろそろ…」

ドガアアン

女先輩「え?なに、今の音…」

先輩「見張り三人が騒いだんじゃねぇか?」

先輩3「俺が外見てくるぜ、万が一もあるからな」ガチャ

先輩3「ぐえええええ!!」ゴロゴロゴロ

女先輩「キャアアアアア!!」

先輩「だ、誰だ!?」

カナ「…」ギリッ

先輩2「あ?こいつ一年じゃねえか?」

女先輩2「そ、そうだよ!この女の連れだよ!」

由美「か、カナ!!危ないのにどうして…」

カナ「殴られた跡には女物のヒールの跡があった…」ザッザッ

㊛先輩「ひっ!」

カナ「あおいを殴ったのはテメェだな?」ギリッ

㊛先輩「な、なんのこと?」

㊛先輩2「後ろが…がらあきだよ!」ブンッ スカッ

㊛先輩「な…不意うちを…ぶえええええ!!」バコン!

㊛先輩2「あ…な、なんて蹴り…」

カナ「その跡は二人分…もう一つはテメェだな…?!」

先輩「や、野朗俺の女に手を出すんじゃねえ!!」ブンブン  ガシッ

カナ「…何だそれ?」

先輩「あっ…あっさり受け止め…」

カナ「あおいに26発殴って15回蹴りを食らわせ信じてた由美を裏切りさらには同級生達まで……」

先輩2「ま、まだこっちは七人いる!ボコボコにしてこいつも犯しちまえ!!」ダダダッ

カナ「テメェら、救えねえよ?」

十分後

先輩2「う…げ……」バタリ

女先輩2「あ…あぁ……」

カナ「…残るはアンタだけだね。」

女先輩2「た、たすけ…てください…なんでもしますから…」

カナ「ふうん。ならあんたの初オナでも教えてよ。何でもするんだろ?」

女先輩2「う、うちは…ハリウッド男優のポスターみながらバイブで…」

カナ「あっははは。あっそう…」ドカッ

女先輩2「…いった…の…に…」ガクッ


カナ「あおいに手を上げてその程度で済ませたんだから感謝しろよ?…由美、大丈夫!?怪我は、何もされてない!?」

由美「カナ…カナああああ!!」ガバッ

カナ「ゆ、由美!?」

由美「恐かった…恐かったよぉ…ううぅ…」

カナ「ごめん、由美…あの時無理矢理でも止めればよかったんだ。こいつらの悪評聞いてたしさ」

由美「違うよ、悪いのはわたしだよ!ごめんはこっちだよ!あおいも…あおいも傷つけて!」

カナ「あー、うんあおいはある意味元気だから。むしろ一緒に来ようとしてたくらいだし…」

カナ「…被害受けた娘を早く助けないとね。んで、警察に連絡と。」

由美「カナ…」

カナ「ん?」

由美「ありがと、まるで…王子様みたいだった…」

カナ「そう?まぁ友達助けるためならあたしは何にでもなるから!」

由美「カナ…」

由美「という甘酸っぱいstoryを忘れるなんて!カナのいけずぅ!」

カナくん「あーくそ長え話をありがとよ。断ったのにしてくれてありがとよ。」

カナくん(しかしアタシが友人を助けるために、ねぇ…)

由美「そんなわけだから、小川由美は桜木カナのお嫁さんになれるよう…日夜精進しているからね☆」

由美「子供は大丈夫、あおいが娘みたいなものだし!三人の核家族で頑張ろう!お父さん!!スク水お父さん!!!…あれ!?どこいくの!?」

カナくん「頭いてぇ…次だ次」

「うわあああああ!!!」

カナくん「はいはい、お約束だな」スタスタ


科学室

昆虫博士「ハムスターお前ムシカード強えな!!俺のクワガタデッキを破るとはよ!強敵(とも)と呼ばせてくれ!!」

ハムスター「ムキュ」


カナくん「…」スタスタ

昆虫博士「まて桜木!!!」ザザッ

カナくん「うわあいきなり回り込むな!!」

昆虫博士「お前…スク水じゃないかそれはぁ…」

カナくん「あぁ、服をバカ女に溶かされたかんね」

昆虫博士「ナイス結城あおい!ナイス結城あおい!!」

カナくん「言いたいことはそれだけか?…ってこいつ…」

回想

昆虫博士「おい、お前結城の下僕だろ?なら俺謹製の虫ジュースを飲め!!」ズオ

カナ「え…い、いやです…」

昆虫博士「科学に犠牲はつきものだ!!飲め!!そして飲め!!!」ググイグイ

カナ「んんんんんん~!!!」バタバタ




カナくん「あーくそ、こいつにもろくな思い出ねぇ」

昆虫博士「そうだ桜木。俺の過去話をしよう」

カナくん「あぁ?またカナ話か!?」

昆虫博士「いや、俺の昆虫ストーリーだグァバァァァァ!!」ドカン


カナくん「寝てろ!!あーくそ腹立つわ…」スタスタ

由美「あぁあ!出れない!出れないよわたし!そんなっ!囚われの姫から逃れられないというのっ!?頑張れ小川由美!諦めるな由美!例え世界が滅びようとも!!」




1階

あおい「うぅ…由美の所って2階のだよね…階段の周りに虫がたくさんいていけないよぅ」

虫「ギチギチギチギチ」ベチャベチャ

あおい「ひゃああああ!ま、また出た!?どうしよう…後ろは行き止まりだし…>>620

抵抗する

あおい「こ、こうなったら抵抗してやる!氷の杖で…」サッ

あおい「あれ?光がない…まさか魔力切れ!?」

虫「ギチギチギチギチ」ガッシ

あおい「うぁっ!だ、抱きつかないで…!」ジタバタ

虫「ギチギチギチギチ」グサッグサッ

あおい「あぁああああ!痛いよ…刺さないで…」ギリギリ

虫「ギチギチギチギチ」グサッグサッグサッ

あおい「やあああぁぁぁ!」フラッ

虫「ギチギチギチギチ」ドサッ

あおい「まずい…押し倒され…」

虫「ギチギチギチギチ」グサッグサッグサッグサッ

あおい「ぅぅああああああ!!」

虫「ギチギチギチギチ」ウジュルウジュル

あおい「…!!いや…>>625じゃん…それ…」

あおい「いや…卵じゃんそれ…」

虫「ギチギチギチギチ」ウジュルウジュル

あおい「むぐぅ!んんん!んんん!」ジュルジュル

虫「ギチギチギチギチ」シャキッ ビリビリビリ

あおい(す、スカートと下着が破かれ…)

虫「ギチギチギチギチ」ズリュズリュズリュズリュ

あおい「ぶはっ!卵…飲ん…あっ!痛い!あんっ!いや!いやああああぁああああ!」

虫「ギチギチギチギチ」ズリュズリュズリュ

あおい「お願い!!私初めてなの!!もう、もうやめてよぉ!!やだぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」ジタジタ

虫「ギチギチギチギチ」ズリュズリュズリュ

あおい「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁカナああああ!!!嫌ああああ!」


虫「ギチギチギチギチ」ズリュズリュズリュ

虫「ギチギチギチギチ」ベチャベチャベチャ


あおい「うっ…うっ…ひっく…やだぁ…こんなのって…」


あおい「あい…つは行った…のかな…」ググ


あおい「正直…もうくじけそう…でも、約束したんだ…カナと…再会するって…」グググッ

あおい「スカートボロボロだけとまだ平気…かな……血…ぅぅぅ…初めてが…カナ…カナぁぁ…」ポロポロ


あおい「うぅ…いか…なきゃ…カナに…」

あおい「カナ……っひっ!!」ドクン

あおい「いまの…なに…?」ドクン

あおい「あがががっ!あっぐぁぁあ!?熱い!身体がぁぁあついぁぁぁ!?!」ジタバタ

あおい「ぐげっげっ!がっ!ごっ!」ドクンドクン

あおい「ががごごががががが!!」

あおい(身体が熱い痛い苦しい…まるで中からかきまわされてるみたいな…中…中って…)

あおい「あがつああああぁああぁぁぁ!!いゃあああああああああそれだけは嫌ああ!!!」ゴロゴロゴロ

あおい「ぐぎっ!あっ!いっ!ぼっ!!」グググッ

あおい「うぁぁ…いゃぁ…いやあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」グチュグチュグチュグチュ

幼虫「ピューピュー」ズリズリ

あおい「ああっああああああアアァァアアァああぁあぁあっあぁあぁああああがあああああああああぁあ!!!!?」

あおい「ひっ!うひっ!ひひひ…」

幼虫「ピューピュー」ズリズリ

あおい「ひっひひ…!あか、あかちゃん…ひひひひひひ!!」

幼虫「ピューピュー」ガチュガチュ

あおい「アハハ、たべ、たべて、る!あかちゃんが!たべて、る!わたし…を…たべ…アハハハッハハハハハ!!」

幼虫「ピューピュー」ガチュガチュガチュガチュ


ゲームオーバー

あおい「…はっ!…ひゃああああ!ま、また出た!?どうしよう…後ろは行き止まりだし。…そうだ、>>636

>>635

あおい「Dホイールに乗って逃げよう!って…そんなのないよ!?」

虫「ギチギチギチギチ」シャアア

あおい「き、来た!こうなったらやけだ!!氷の杖よ!!Dホイールになって!!」ブンッ ボンッ

あおい「うわほんとになった!」

虫「ギチギチギチギチ」

あおい「なんかもう色々考えてる暇はない!いけえええ!」ブゥオオオオ


虫「ギチャッ」ドカァ

あおい「わわわ!速!ちょ、ちょっと制御が…うわああああ!!」ブロロロロ

2階教室

由美「あぁカナ!あなたは今どうしているの?もう一度顔を!あなたの顔を見たい!私は月であなたは太陽…あなたがいなければ私は輝けない、カナ!かなぁああああ!!」ズオオ


あおい「わあああああああああああああ!!!!」ドッカーン


由美「!?あ、あおい!?」


あおい「うぅ…ああ。Dホイールになってた氷の杖壊れちゃった…」

由美「どうしてDホイールと合体しないんだじゃない!あおい!カナから聞いてたけど無事だったのねぇ!!」ガバッ

あおい「ゆ、由美!よかった無事で!く、苦しい…けど…」

由美「あおいが無事でお姉さん嬉しいわぁ、いっぱいいっぱい愛でてあげる!」スリスリスリ

あおい「はぅぅぅ…く、くすぐったいよぉ…」

あおい「ていうか2階に戻っちゃた…どうしよう…カナが1階にいるのに」

由美「カナ?さっきまで2階にいたけど?スク水で」

あおい「あ、あ~…あのカナは…カナくんで…」

由美「王子様モードのカナみたいで凄くカッコいいの!髪がちょっと乱れている所とかクールに振る舞っている所がセクシー!エロい!」

あおい「あ、はは…ぶれないね…由美はどこでも…」

由美「…あ、そうだ。カナいなくなっあと家庭科室に見たことない人がうろついてたよ?」

あおい「え?」

由美「見たこともない人。何か銃みたいなの持ってたよ?」


あおい「…どうしよう行ってみるかな?」

>>645

突入

あおい「よし!突入だ!由美、行ってくる!」

由美「ねえあおい」

あおい「え?ど、どしたの真顔になって」

由美「あなた銃持ってる得体の知れない相手がいる場所に丸腰て行くとか正気!?」

あおい「こ、氷の杖壊れちゃったし…」
 
由美「わたしはね、カナもだけどあおいも大切な人。死んだら…わたしも死んじゃうくらいに辛い…だから、これを持っていきなさい!」サッ


あおい「え?これ>>652?」

由美

あおい「え、これ…てか由美じゃん。わざわざリボンつけたりしてさ」

由美「そうよ!!ここからはわたしがあおいの力になるのよ!」

あおい「いや、由美も体育で私と争うくらいの実力じゃん…」

由美「甘い!!私はね!強いのよ!!」

あおい「?格闘技とかやってたっけ?」

由美「全然」


あおい「さて、行ってこよ」

由美「ま、待ちなさい!わたしも今…あいた!!また見えない壁が!!あおい!待ちなさい!わたしをこの壁から…あいた!!」

家庭科室

あおい「そろーりそろーり」ソロソロ

あおい「ささささっ、ささささっ」ソロソロ


??「動くな……いや。君は結城あおい君だね?」

あおい「えっ?」


??「私の名は>>662。国防省のエージェントだ、安心してくれ」

谷亮子

あおい「谷亮子さん?男性なのに?」

谷亮子「コードネームみたいなものさ。それより遅くなってすまない、君と生存者をいちはやく保護するため自衛隊より先駆けて潜入したんだ。」

あおい「あ…あ…よかった…助けがきてくれて…」

谷亮子「もう大丈夫だ。それで…生存者は他にもいるだろうか?」

あおい「あ、はい…友人とクラスメイトが1人ずつ後はカナが、カナが1階で行方がわからなくて…!」

谷亮子「…カナとは…桜木カナの事かな?」

あおい「はい…親友…で私もカナに何度も助けられてここまで生き延びる事が出来て…」

谷亮子「…彼女はスパイだ」

あおい「…?スパイ?何をいきなり…」

谷亮子「桜木カナは我々とは別の派閥の組織から雇われたエージェントだ。そもそもこの事件自体、防衛省の一部の暴走による事件なのだ」

あおい「えっ?えっ…?」


谷亮子「核保有国ではない日本が先進国として威信を保つ為…愛国心が暴走し奴らは作ったのだ…生物兵器を!」

あおい「生物兵器…」

谷亮子「だが実験の場が欲しかった。しかし街中で放てば混乱を招く。そこで次元をまたげる能力者結城あおいと観測者桜木カナのみを残し、政府が作り出した強制次元乖離システムで他の生徒や近隣住民を隔離した」

谷亮子「彼女の目的はゾンビ等の生物兵器の特性の観察、戦闘データの収集。そして結城あおい、君の能力の裏付けだ」

あおい「能力ってそんなの…」


谷亮子「君はいきなり ハッとなった事はないか?まるで眠りからさめたかのような」


あおい「…あるような…」


谷亮子「君はおそらく何度か死亡している…だがその度に君は酷似した平行世界を移動し、まるでゲームのリセットボタンを押したかのようにやり直せるのだ。しかも…君がオリジナル故移動したそこが結城あおい、いや世界の中心となるのだ。」

あおい「…」

谷亮子「桜木カナはそこをつけ狙っている…だから…」

あおい「どこに、どこに証拠があるんですか!?カナが、カナがスパイだなんてそんなの嘘!!」


谷亮子「…ならば彼女自身に聞いてみるがいい。両親がいない彼女がどうやって暮らしているか。援助はどこから来るのか…連中の合言葉は森のコウモリは眠らない、だ。動揺すれば…君も納得が行くだろう。…私は退路を確保する。君は安全な場所で隠れているんだ、位いね?」タッタッ

あおい「うそ…カナが…スパイ?」

ガラッ

カナくん「ようバカ女、生きてたか?」

あおい「っ!?!…カナくん?」

カナくん「何びびってんだ?この服か?水着じゃアレだしよ、ちょうどいいのあって助かったぜ。スニーキングスーツって奴か?顔以外隠れてんのに動きやすくてなぁ……お前、どうしたんだ?明るさだけが取り柄なんだからよ、ちったあ喋れって…」

あおい「…」タタタッ

カナくん「うおい!どこいきやがる!?」

あおい「カナ…カナに会わなきゃ、カナ!!」


1階 
ゾンビ「ゥゥゥゥ!」

カナ「でぇやああ!!」ズバッ


カナ「はぁ…はぁ…なんとか片付いた…」

あおい「カナ…」

カナ「!あおい!よかった!!あたし、ちゃんと約束守ったでしょ?」

あおい「…」

カナ「?どしたのあおい?どこか具合悪いとか?」

あおい「森のコウモリは眠らない」


カナ「!!!!あ、あおい…なんでそれ…」


あおい「あ…ぁぁ…うそ…やっぱりカナ…スパイ…なの…」


カナ「ち、違う!違うの!」


あおい「今まで私と仲良くしてたのも全部…嘘…だったの?」

カナ「嘘なんかじゃない!あおい、あたしは…」


あおい「…」タタタッ

カナ「あおい!!!」

あおい「……」タタタッ

スマホ「ワンツージュンビオッケースリフォデケットバシテ」

あおい「…谷亮子さん?…もしもし」

谷亮子「退路を確保した、1階の職員室に来てくれ!」


あおい「はい…」ピッ


職員室


谷亮子「やあ、来てくれたね。無事で本当によかった、結城あおいさん」


あおい「…」


谷亮子「桜木カナの事は残念だったが…仕方ない、ここはひとまず脱出し」

カナ「あおい!!!」ガラッ

谷亮子「…」


カナ「!?あんたは…!まさかあんたが…」


谷亮子「行こう結城あおい君…もうここまで来れば安心だ、自衛隊の後詰めももうじき来る。さあ、こちらへ…」


カナ「行っちゃダメ!!そいつの言うことを聞いたら…!」


谷亮子「裏切り者め、結城あおい君を保護したら処分してやる。大人しくそこで見ていろ」

カナ「くっ」カチャ


谷亮子「斬るつもりか?それは暗に私はスパイですと名乗っているようなものだろう?さあ結城あおい君、こちらに…」


あおい「…>>678

あおいちゃんアターック

あおい「…あおいちゃんアターック!!」

谷亮子「ぐおっ!!な、何を!?」

あおい「うっそだよーん!私がカナを簡単に信じなくなるわけないもん!大体ね、由美とかほったらかしにして私だけ逃がそうとするのがおかしいんだってば!」


カナ「あおい…あんた…」

あおい「ごめんね、カナ…こいつの尻尾を掴むにはこうするしかないと思って…」

カナ「あおい…ぐすっ…ありがと」


谷亮子「ふざけるなよ…俺の…俺の計画を邪魔させんぞ!!」カチャッ


あおい「じゅ、銃とかずる…」

谷亮子「安心しろ、貴様は殺さん!適度に傷めつけて拷問してやるからな!」ドンドンドン


カナ「危ない!」バッ

あおい「カナ!ありがとう!」

カナ「いいっていいって。さてヤワラちゃん?今度はあたしの番だよっ!」ダダダッ


谷亮子「…!」

カナ「よくも!あおいを!たぶらかしやがって!」ブンッブンッブンッ

谷亮子「くっ…くおっ!ぐおあああ!!」サッサッ ズブッ

カナ「利き腕を斬った…もう銃は使えないね」

あおい「す、すごいカナ…銃持った相手に…」

谷亮子「ぐぅおおおおお!…こうなれば……左でも撃てる!!死ね!結城あおい!!!」ドンドンドンドンドンドンドンドンドン

あおい「あっ…!!!」


ブシュブシュブチュバスッバスッ

あおい「……え?」


谷亮子「は、ははは!ざまあみろ!!俺に楯突くからだ!ろくにスパイの仕事もしねぇでよ!!あの世で土下座しなぁ!!」

カナくん「テメェが土下座しな」ザンッ


谷亮子「ぎゃああああああ!?腕っ!!左腕がああああ」

カナくん「ちっ、一瞬ずらしやがったか。」

谷亮子「ぐぅおおおおお!ああああああああああ!」ダッ

カナくん「逃がすか!!…?!」

あおい「いやあ!返事して!!カナぁぁぁぁ!!お願いだから!!!」

カナくん「ちっ、死にぞこないは後で殺ればいいか…!見せな!」

カナ「はぁっ……はぁっ……ぅ…」

カナくん「…これは…もう…」

あおい「嘘…でしょ!?ねえカナくん!!助かるよね!?ねぇぇ!?」

カナくん「…」


カナ「あお…い…」

あおい「カナ、カナ!!」

カナ「あたし…ずっと…言えなかった…親が死んだ後…防衛省の…人間が家を…訪ねてきたの…生活の援助…弟の学費や進学の面倒と引き換えに…結城あおいの情報を…よこせと…」

カナくん「…」

カナ「あたしは…送らなかった…簡単なプロフィールすらも…送らずにいた…それ…から数年が過ぎた時…今度は…谷が…家に来た…」

回想

谷亮子「いやあ君の働きぶりは素晴らしい。まさに無能、穀潰しだよ。国から金を貰うだけもらい対価を払わないニートのような存在だ」

カナ「そう言われると思ったから貰った金は一切使ってません。今すぐにでもお返ししますけど?」

谷亮子「…ところで、弟さんはいますかな?真面目な弟さんなのに、夜九時になっても連絡がない…」

カナ「な!!…まさかあんた達…」

谷亮子「もちろん危害は加えてない、まだね。むしろ丁重にもてなしているよ」

谷亮子「君には最期のチャンスを与えよう、君が一生懸命庇っていた結城あおいと共に生物兵器だらけの学校を脱出してみせる…簡単な生物兵器のデータのみは渡そう、君のそのちっぽけな友情がどれほどか…楽しみだ」

カナ「結局…あたしは…あおいを売ったのさ……その代わりに…命に代えてでもあおいを生き延びさせると誓ったけれど…売った事には…」

あおい「ちがう!違うよ!私が…もっとしっかりしていれば!ちゃんとしていれば気付けたのに!!」

カナ「あたしね、恐かった…両親が死んだ…理由…あれはあたしが原因…増水した川だと…知りながら…あたしのわがままで無理矢理キャンプを張った…その結果は……」

あおい「あれは私が…!」

カナ「泣きじゃくるあおいを見て…胸が張り裂けそうだった…あたしは…逃げた…抱きしめてあおいが無事でよかったと…逃げたんだ…」

カナ「おどけるあおいがたまに…見せる…申し訳ない目であたしを見るのが…つらかった…」

カナ「あたしのせいなのに…ずっと十字架を…背負わせていた…それがとても…つらかった…でももう、大丈夫…」

カナ「自分の為に生きて…あおい…そして…生き延びてここを……」フッ

あおい「カナ?ねぇ、起きてよ?カナ…寝坊は私の得意技なんだから…取らないでよ…カナ…」

カナくん「おい」

あおい「カナ!カナ!カナ!起きてよ!!ねぇ!あなたがいなくなったら私、あたし生きていけないよぉ!!」

カナくん「おい!!」ガッ

あおい「離して!!カナを、カナを起こさないと!ははは…ドジだなぁカナは…きっと今日は休みだって勘違いしてるんだ…あはは…」

カナくん「いい加減にしろ!!お前、助けてぇんだろ!?なに逃げてんだよ!!」グッ

あおい「だって…!どうしろっていうの!?わからないよ!あたし医者でも薬屋でもない!!どうしたらいいかわからないんだよ!?」

カナくん「テメェホントバカだな!!」

あおい「馬鹿だよ!!本当に馬鹿で役立たず…うぅぅ…うわああああああん!!!」

カナくん「テメェの取り柄は何だ?喧嘩の強さ?頭の良さ?そんななんじゃねぇだろ?…後先考えずにダチの事を考えてまず行動する…それがテメェの取り柄だろうがよ!!」


あおい「うっ…うぅ…」


カナくん「それにアタシに言ったよな!?何があってもカナを信じるって!!テメェはこのままカナを殺したら見殺しも同然だ!あの胡散臭い野朗が殺したんじゃねぇ!!」

あおい「カナ…」

カナくん「まだかろうじて息がある!!もう二度と喋れねぇカナ相手に現実逃避するか、わずかの可能性と戦うか、テメェで決めろ!!」


あおい「あたし…あたし…>>700

イク!

あおい「あたし…あたし…イク!カナを助けてみせる!!」

カナくん「なら決まりだな…どうする?どこにいくかはお前が決めな」

あおい「えっと…>>705!」

化学室にいく

あおい「化学室へ行こう!あそこなら昆虫博士もいるし、何かわかるかもしれない!カナくん、いこう!!」タタタッ

カナくん「くっくく、ほんとテメェは馬鹿だな」タタッ

あおい「んなっ!」

カナくん「まあ、嫌いじゃないけどな…さっきまでぴーぴーわめいてたのよりは、な」

あおい「んもー恥ずかしいからやめてよぉ!カナくんのばかぁ!!」


今日はここまで

今更な設定

私立オープン高等学校

趣味なのか女子の制服に異常なまで力を入れており、非常に可愛らしい制服を採用しているため生徒も女子の比率が高い
男子は普通の地味ブレザー
偏差値はそれなり

結城あおい
高校2年 身長149センチ
考えるより先に行動から入る天真爛漫な少女

失敗が多く、何気にトラブルメーカー

身長が低く、ちんちくりんな身体を気にしている
脱いでもちんちくりん
身体測定では毎回由美を見て格差に絶望し、カナを見て心をへし折られ泣きじゃくるのが定番
最近クラスメイトの内藤ユウヤが気になってはいるが、好きとまでは発展しいない

桜木カナ
高校2年 身長172センチ

グラマーな体型と竹を割ったようなサバサバした性格は男子女子から高い人気を誇る
基本は優しいがキレると恐ろしく豹変し、DQNグループ50人を一晩で全滅や熊を倒した等の数々の伝説が語られている

両親を幼い頃事故で失い、2つ下の弟と両親の遺産でほそぼそと暮らしている

小川由美
高校2年 身長162センチ

品行方正、頭脳明晰、才色兼備なクラス委員長であり生徒会副会長、家は大金持ちという皆からのあこがれのような存在

だが上記の言葉はあおいやカナを前にした彼女からは一切消え、顔芸はもちろん変態ぶりを包み隠さずさらけだしマイペースなあおいすらもペースに巻き込む残念美人系の変態女と化す
委員長や副会長だけあり分け隔てなく優しいがあおいが少し気にしている内藤ユウヤを目の敵にしており委員長の権限で冷遇する場面もある

昆虫博士
高校2年 身長166センチ

皆から昆虫博士と呼ばれているオタク
メガネガリの為100人が見たら100人が何かのオタクと察するほどのオタクの鑑
コミュニティ能力は高いので地味に友人は多い
あおいと同じくクラスのトラブルメーカーだが二人共クラスのマスコットとしてある程度は許容されている

カナくん

平行世界の桜木カナ
十数年にわたり幼馴染の結城あおいにイジメを受けており、非常に内向的な性格だが最期の拠り所、弟の形見をあおいに壊され自我が壊れ狂気溢れる性格へと変貌。その勢いのままクラスメイトおよび結城あおいを殺害しに向かう途中に次元嵐に巻き込まれ、オリジナルの世界に迷い込んでしまう
倫理や良心のタガが外れ、躊躇がない為桜木カナよりも高い戦闘能力を誇るが協調性が希薄

化学室
ダダダダダダ ガチャン!

あおい「はぁ…はぁ…」

カナくん「…おい虫野朗ちっと話があんだけどよ」

あおい「お願い博士!カナを…カナを助けて!!このままじゃカナが…」

昆虫博士「いや、そこにいるだろ?桜木。」

カナくん「ああうるせえ!いいから来い!!」グイッ

昆虫博士「お、おわっ!?」

ガチャン!

由美「ぜはぁーぜはぁーぜはぁー」

あおい「!由美!?どうしたの?!傷だらけじゃない!」

カナくん「まさかあの胡散臭い奴に…」

由美「ぜはぁー…ぜはぁー…にっくき透明の壁に…渾身のタックルを何度も何度も何度も何度もぶちかまして…」

カナくん「マジかよ…次元捻じ曲げられてる壁を自力で突破するかよ?変態女が…」

由美「恋する乙女のプゥワァーは凄いのよ!!」

あおい「あ、ゴメン由美!いまいそいでて…カナが…危険な状態なの」

由美「?カナならそこに…」

カナくん「だー!めんどくせえ!テメェらまとめて来い!」グイッグイッ

由美「か、カナ…駆け落ち…?」キラキラ

昆虫博士「うおい、俺も出れねえから!」ガンッガンッガンッガンッガンッガンッ

カナくん「くそ、ひっかかって…」

あおい「博士!!お願い!カナが…早くもどならきゃ…!」

カナくん「ぐ…があああああああああああああああああ!!!」ギリギリギリギリギリギリ


昆虫博士「むおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ガリガリガリガリガリガリガリガリガリ

由美「カナ…どこに行こう?熱海?それとも…」


職員室

由美「え…なんで…なんで…カナが…?」ドサッ

カナくん「色々説明してる暇はねぇ、とにかく結論言えばその死にかけてるのがテメェらの知る桜木カナだ。」

昆虫博士「……」ヨロヨロ

カナくん「気持ちわりぃボコ顔近づけんな!」バキッ

昆虫博士「…し…しどい…」ヨロヨロ

あおい「あたしじゃわからなくて…どうすればカナを助けられるか…」

昆虫博士「ふふ…ふ…ふははははははは!!!安心しろ結城!そして讃えよ!!こんな事もあろうかと薬を用意したのだっ!!」

あおい「えっ?」


昆虫博士「その名も、虫薬!!効くぞ!!」

カナくん「お前…ふざけてんなら叩き斬るぞ?なぁ」

昆虫博士「お、俺はまじめだ!!」

由美「…いいえ!あおい!カナを助けるにはこれしかない!!」ゴソゴソ

あおい「えっ?」


由美「その名もハッピー夜もビンビンドリンク!!!特別に作られた特効薬よっ!!!」ズオッ


カナくん「おい…こいつらこの期に及んで何遊んでんだ?やっぱこの世界でも桜木カナは大して重要でも……」ポンッ

カナくん「馬鹿女?」


あおい「ううん、二人共大真面目だよ。目を見ればわかる、二人が本気でカナを助けたいって!だから使うよ!>>725の薬!!」

二人

22時頃あれします

あおい「使うよ!二人の薬を!」

昆虫博士「な…」
由美「あおい…あなた…」

カナくん「おいテメェまでふざける気か!?あんまなめた事してっと…」

あおい「カナくん、あたしは本気だよ。二人がもしもの為に作ってくれた薬ならきっと…」

カナくん「ちっ…好きにしな!」

あおい「カナくん、ありがと。それじゃ早速混ぜるよ!由美とカナくんら保健室から包帯や消毒薬をお願い!博士は家庭科室から氷と一番大きいボウルをお願い!」

由美「わかったわ。…あおい、強くなったね」タタタッ
カナくん「さて、変態女と一緒なのは不本意だが…」シュタッ

昆虫博士「なんだか燃えてきたな…俺が、俺が英雄になってやる!」ダダダッ

あおい「じゃあ早速ボウルに2つの薬を入れて…」ドボボボボ

あおい「かき混ぜる!」ガシャガシャガシャ

ボコボコボコ


あおい「わああ!?変な泡が!?」

由美「まずい、これは混ざらずにお互いが中和し合って成分が溶け始める合図。このままじゃ普通の…水に…」

あおい「そ、そんな!?な、何か手は…」

昆虫博士「ダメ元だが…1つだけ方法がある」

あおい「な、何!?博士、教えて!!」

昆虫博士「お前…ここにいるモンスターの臓器…特に心臓がいいな。それを使えば恐らく究極の触媒になるはずだ、モンスターの異常な生命力の源、臓器……無いよな…」


あおい「ある…」

昆虫博士「!?」

由美「あおいそれ、本当!?」

あおい「でかいクモが落とした…」ゴソゴソ


昆虫博士「うおおお!マジであった!結城!!ボウルにぶち込むんだ!!」


あおい「でえええええい!!!」ボチャッ ボンッ、ボンッ



あおい「…出来た、これをカナに飲ませれば!」

あおい「カナ!これを、これを飲んで!!」トクトクトク


カナ「………」コクン


あおい「飲んだ…あとは…」


由美「お願い…神様…!」


カナ「うえぇっ!ぺっぺっ!!まっず!!」ガバッ


あおい「か、か、カナ!!!」

カナ「何これくっそまっず!!!」

昆虫博士「は、はは…マジかよ…マジで効きやがった…」

カナ「あー不味いこれ生臭いしぬるっとしてるしさ……ってあれ?あたし…何で生きて…」ギュッ


由美「カナぁぁぁぁ!!よかった、よかったよぉぉぉ!!」ギュウゥ

カナ「由美!…ごめんね、心配…かけちゃったね」ポンッ


あおい「かなぁ…うぅぅ…かなぁぁ…うわあああああん!」ガシッ


カナ「あおいも抱きついたら苦しい…って!……でも、ありがと。また助けて貰ったね」ナデナデ

昆虫博士「うむうむ、友情だな友情。」

カナくん「感動の再会とやらの所わりぃがここに五人全員揃った。手早く脱出してから続きをだな…」


昆虫博士「あのよ、さっきからすげー気になったんだがよ」

昆虫博士「なんで桜木が二人いるんだよ!?おかしくねぇか!?普通に会話してるがよ!」

あおい「え、こっちはカナくんだよ?」

昆虫博士「いやいやカナくんって何だよ!確かに男らしい口調だがよ…おい委員長!お前も突っ込め!」

由美「え?ラッキーじゃない。ダブルカナ丼だよダブルカナ丼!わ、わたしは…つゆだく汁だくでお願い…します…うっへへ…」

カナ「…ごめん寒気を感じたから離れてね由美…」

カナくん「言いたいことはそれだけか虫野朗。それじゃ…そこの外への窓を見てみな」

昆虫博士「くっそ…俺が、俺がおかしいのか!?って何だこれ?タイヤの付いた筒?」

カナくん「こりゃスパイなんかが使う二人乗りの超小型車だ。多分スイッチを押せば自動で安全な場所まで戻れるはずだ。」

カナ「でも大丈夫?これ谷亮子が乗ってきた奴だよね?他の仲間がいたりとか…」

カナくん「多分…大丈夫だろ。今回の件は奴が独断で起こしているはずだ、自衛隊も大方郊外で待機させているだろうよ。恐らくその周辺まで運んでくれる」

あおい「なら…その車には由美と博士が乗りなよ」

由美「な、何言って…あおいとカナ置いて逃げれるわけ…」

昆虫博士「うおい、一応男の手前逃げるわけにゃ…」


カナくん「…へぇ、馬鹿㊛なりに覚悟を決めたな?いいぜ、なら虫野朗と変態女はさっさと乗りな!」ガッガッ


由美「ちょ…ワイルドカナ!離して!あおいやダブルカナ丼を置いてなんて!!」

あおい「由美!約束する、絶対に…無事に戻ってくるから!」

カナ「そうだよ?あたしが約束破った事、あったかな?由美」

由美「……死んだら許さないからね…!死んだら…絶交だからねっ!!」

あおい「由美と絶交したくないから、戻ってくるよ!ね、カナ、カナくん!」

カナ「一度死にかけて生き返ったばかりで命無駄にするわけないじゃない、由美…またね!」


カナくん「まぁアタシは部外者だから…せいぜい応援でもしてな。二人が生き残れるように、な」ガチャン

由美「ドアが…!」

昆虫博士「おいおい、動き始めたぞ!?」

由美「あおい!!!カナ!!!必ず、必ず戻ってきて!!!約束だからね!!!」ブオオオオオ

あおい「速い…もう行っちゃったね」

カナ「だね…」

カナくん「さて、格好つけた所で…やる事はアレだろ?馬鹿㊛よ」


あおい「うん、>>740

3Pレズセックス

職員室

あおい「うん、3Pレズセックス、しよ?」シュル

カナ「そうだね…助けてくれたお礼たっぷりとしなきゃ」キュッ

カナくん「ちっ…しょうがねぇな」スルスル

カナ「あおいの身体…また…触れられるなんて、ね」キュッキュッ

あおい「あっ!やぁっ…ち、ちくび…カナぁ…そこはっ…はぁぁん!」フルフル

カナくん「おっと、片方の胸がガラ空きだぜ?馬鹿㊛が…」キュッキュッ

あおい「んんっ!んっ…あっ…カナ…くん…だめッ…」

カナ「ダメなのはあおいだよ?…本番は…これからだから、ねぇ?」スゥ ヌプヌプ

あおい「ひぁぁ!?んぁぁあ!カナぁ…」ガクガク

カナくん「まだだぜ?ここからが…見せ場なんだからよ!」スルスル…スパンパンパンパンパンパン

あおい「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!カナ…あっ!…くぅん…あっ!あっ!」

カナ「あおい…まだまだいくからね?」パンパンパンパンパンパン

あおい「あぁぁぁぁ!カナぁ!かな!かな!あっ!あっ!かなぁぁ!」

カナくん「夜は長え…たっぷりたっぷり可愛がってやるからよ?」

車内

由美「という行為に及んでいるに違いない!!ダブルカナ丼を満喫しているに違いない!!!ぁああああ!!仲間にいれてえぇぇぇぇ!!!」

昆虫博士「ねーよ」

由美「なぜ!?あれはすまないがレズ以外は出ていってくれという合図よ!?」

昆虫博士「いや、レズが追い出されたんだろ…」

由美「な!…昆虫博士君、あなたはまさかレズ博士だったというのッ!?」

昆虫博士「何だその謎理論!?」

由美「くっ!クラスの秩序を保つ為!成敗します!!」ポカポカ

昆虫博士「うわあ狭いのに暴れんな!くそ、行け!強敵(とも)のハムスターよ!」

ハムスター「ムキュ」


由美「負けない、クラスの秩序、ダブルカナ丼の為、負けられない!!」

職員室

あおい「うん、あの人…谷亮子はまだ生きている。この次元…なんとか装置を止めないと学校の皆を救えない!だからカナ、カナくん。力を…貸して!!」

カナ「あおい、あたしが寝ている間に…何か大きくなったね。」ポンッ

あおい「カナ…」

カナ「あたしが嫌だなんて言うと思う?むしろ助けてくれたお礼をする機会が出来て嬉しいくらいだよ!…どこまでも一緒、だからね」ギュッ

あおい「うん、ありがとう!」


カナくん「アタシはまぁ別に…この世界は関係ないしどうでもいいんだけど。あの胡散臭い奴は元々気に入らなかったし…予行練習代わりに付き合ってやるよ、元の世界でも奴をぶった斬る為にな」

カナ「はぁ、我ながら恥ずかしいなあ。素直じゃなさすぎてさあ」

カナくん「…うるせえよ」

あおい「カナくんもありがと。」ギュッ

カナくん「ば、馬鹿㊛!いきなり手握んな!」

あおい「それじゃ行こう?…全ての決着
をつけに!」

明日更新予定

職員室
ドシン!ドシン! パリーン!!

三人「!?」

あおい「今の…なんの音、かな…?」

カナ「さあね…少なくとも友好的な生き物ではなさそうだけど」

あおい「美術室から聞こえたみたい、行ってみよう!」

カナくん「おい待て。お前馬鹿㊛っぷり発揮してんなよ?丸腰でいくつもりか?」

あおい「えっ、大丈夫だよ!私にはこれがあるからねっ」ドヤッ

カナ「これ、>>760

谷亮子の銃

カナ「これ、谷亮子が使ってた…」

あおい「そうだよ!いくら悪人でも人間を撃つのはちょっと気が引けるけど、化物とかなら平気かなって!」

カナくん「ふん…まぁ鬼が出るか蛇が出るか…美術室に行ってみようじゃねえか」

あおい「うん!」

郊外

隊員「小隊長、まだ突入の命令は来ないのですか!?」

隊員2「あの学校に立ち込めている紫色の霧、ただ事じゃない…まだ生徒も残されていると聞きました…このままでは!」

小隊長「わかっている…だが命令が来ない以上は動けん。それに、防衛省の谷さんが先に学校に侵入し彼女らを保護する手筈となってはいるが…」

隊員「?あれは、谷さんのリフターでは?」

ドカン

隊員2「うお!?か、壁にぶつかった!?」


小隊長「谷さん?急いで救助するんだ!」ダダダッ


隊員「せーのっ!」ギリギリギリギリ

隊員2「よっ…と…あれ?学生が二人…?ってこりゃひどい怪我だ!急いで救助を!」

昆虫博士「ま…て…」

隊員「大丈夫か!?君達はあの学校の生徒か?一体何が…」

由美「お願い…します、あおいとカナ…わたしの親友達が…まだ中に!たすけて…あげ……」ガクッ

隊員2「気を失ったか、衛生班!彼女を頼む!」

小隊長「君達は何故、このリフターに?」

昆虫博士「実は…」

美術室

あおい「化物、覚悟!!…いない?」

カナ「うん、窓ガラスが粉々に割れているだけだね…」

カナくん「アタシ達がいる下には来なかった、てことは上、か」


ドシン!ドシン!ウオオオオオオオオ

あおい「…ひっ!」

カナ「屋上から聴こえた…」ダダッ

あおい「あ、カナ待ってよ~!!」タタタッ

カナくん「あの化物の死体がない…?まさかな、あのデカブツはダルマにしたはず…」

階段

あおい「もうすぐ屋上だね…普段は立入禁止だから入ったことないからさ、ちょっとワクワクするね!」

カナくん「テメェほんと馬鹿だな、何のんきな事言ってやがる」

カナ「あおい…」ギュッ

あおい「わっ、カナどうしたの?」

カナ「手…震えてる。あおい…無理しちゃダメ。あおいはここに残っ…」

あおい「ストップ!カナ!私も絶対行くからね!絶対行く!」

カナ「…ふう、絶対無理したらダメだからね?約束だよ?」

あおい「うん…逆にカナこそ無茶しないでよ!もうあの薬も無いし…カナが死んだら私…」

カナ「はいはいそんなうるうるしない!…約束する、あおい…生きて皆の所に戻ろう?」

あおい「うん!」

カナくん「はいはい友情ごっこはそこまでだ。屋上の扉だ…この先を越えれば死線、死は隣り合わせ。わかってんな?」

あおい「カナくん、それなんだけど作戦があるの」

カナくん「ほう?」

あおい「>>770

デュエルをするんだよ!

ksk

>>769

あおい「デュエルをするんだよ!」ドヤッ

カナ「は?」
カナくん「は?」

あおい「え、ちょっと二人とも知らない?デュエルモンスターズだよ?」

カナ「いやまあ…知ってはいるけどさ…」

カナくん「…一応聞くが、マジで言ってんのか?テメェよ」イラッ

あおい「本気だよ!」

カナくん「殺……」ガシッ

カナ「お、落ち着いて!カナくん!」グイグイ

カナくん「このボケナスが!勝手に行って勝手に死ね!!」

あおい「んもー、カナくんそんな怒らないでよ!じゃあいざ!」ガチャン




屋上
あおい「何…あの機械…?あのでかいのから紫の霧が出てるのかな?」

谷「ふふふ…待っていたぞ、結城あおい…」

あおい「いた、谷亮子!レッツデュ…」

谷「ふふふ…」シュン
谷「私はここだぞ?」シュン


あおい「な…い、いつの間に後ろに…ど、どうしよう…分身してるし…」

>>780

谷亮子!デュエルだ!決着をつけよう!

ksk

トマホークブーメラン

>>779
>>781

あおい「谷亮子!デュエルだ!決着をつけよう!レッツデュエル!!」スチャ

谷「ふふふ…」ザッザッ
谷「ふふふ…」ザッザッ

あおい「ちょ、ちょっと近寄らないで…これ以上近づいたらトマホークブーメランを…」

谷「…」ザッザッ
谷「…」ザッザッ

あおい「だから無言で寄らないでってば!トマホークブーメラン!!」ブンッブンッ

谷「!」ドスッ
谷「!」ドスッ

あおい「く、首にあたっちゃった…トマホークとか言って屋上行く途中に落ちてた草刈り鎌だけど…」

パチン


あおい「…?」

カナ「がっ…は…」ドサッ

カナくん「テメェ…裏切りやがん…のか?」ガクリ


あおい「え?…何で…何で…二人にでかい斧が…?」

カナ「あお…い…信じて…たのに…」

あおい「ち、ちがう…私…」

カナくん「心配して…止めに来たアタシらにでけぇ斧投げてきたのを…何が違うってんだ…?」

あおい「ち、違うよ!違うっ!私が投げたのは草刈り鎌…で…斧なんて…」

カナ「あ…お…い…あたし達…親…友だよ…ね?」ガクッ

あおい「え、あ…カナ?」

カナ「…」

あおい「いやああああああああああ!あぁぁぁぁ!嘘!!カナ!カナぁぁぁぁ!」

カナくん「…お前、なめてんのか?テメェ自身で殺しておいて…それはねぇだろうよ?親友殺しが…」

あおい「違う!違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う!!!私は…!カナを殺してなんか…!!」

カナくん「…あぁめんどくせ。…まだアタシは動けるみてぇだからよ?」ググッ

カナくん「後はあの世でカナに詫びるんだなぁぁぁ!!!」ダダダッ

屋上

あおい「ああああああああ!カナ…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…私…私…」

カナ「ねえ!あおいしっかりして!!どうしちゃったの!?」ユサユサ


あおい「ぁあぁぁああぁあああぁっああァああぁ!!うあぁあああぁぁぁあぁぁああぁあああ!!!」

カナくん「…屋上に馬鹿㊛が入った瞬間妙な光が光った…胡散臭い奴の罠か」

谷「その通りです」ズシン

カナ「谷!…その姿…!」

カナくん「なる程な、アタシらに刻まれた化物とどうやったかはわからねぇが同化したわけか」

谷「結城あおいには生きている状態でいてもらわねばなりませんのでね。…精神が壊れていようが関係はない、ただ生きてさえいれば、ね」

カナ「あおいを…元に戻せば半殺しで済ませてやるよ…今すぐあおいを戻しな」

谷「戻す?もう彼女は壊れているのでね。戻すも何も、私に能力を捧げるまで呼吸しているただの肉塊ですよ、もうね」

あおい「あぁぁぁ…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい」ガリガリガリ

カナくん「ハハハハ!いい趣味視点なぁテメェはよ?アタシも前なら似たような目に合わせてたろうねぇコイツに…」

カナくん「…ぶっ殺したらぁ…!!行くぞ、カナ」

カナ「ええ…覚悟しな、ゲス野朗…!!」

谷「ほう…高校生とは思えない闘志、まずはお見事」

谷「来い!!絶望を味合わせてやろう!!!」

あおい「ぁ…ぁ…あぁ………」



ゲームオーバー

あおい「!?…屋上の扉?」

カナ「いや見ればわかるけど…」

カナくん「馬鹿も休み休み言えよな馬鹿女が。んで、作戦て何だよ?」

あおい「んー、ない!」

カナくん「は?」

あおい「やっぱり普通に行こう!普通が一番!」ガチャ

カナくん「この野郎…」

カナ「まあまあまあ…」

屋上

あおい「何…あの機械…?」

カナ「あれが紫色の霧を出してるのかな?」

カナくん「おい!伏せろ!!」サッ

あおい「えっ!?」サッ

カナ「!?」サッ

ピカッ

あおい「何…?今何か光ったけど…」

カナくん「罠だ。なんとなく嫌な予感がしたからな」

あおい「凄いねカナくん!どうやったの?!予感って!?」

カナくん「まぁ…間接的にだがテメェのお陰だな」

あおい「え?私?」

カナくん「いじめられっ子のカンだな、あぁ何かされるんだろうなってよ?」

あおい「ぅぅぅ…私違うもん…」

カナ「ははは…」

谷「ほう、まさかかわすとは…」ドスッドスッ

あおい「で、出た!って…なにあれ…」

カナくん「なる程な、美術室でダルマにしたあの化物と同化しちまったらしいな」

カナ「そんな…」

谷「奴は本来標的の人物を捕える捕獲用の生物兵器…だが当初よりも知能のが予定値よりも下回り食欲と性欲のみが伸びてしまった失敗作…」

谷「唯一覚えていたのは結城あおいという女子高生と学校から外に出すなという事だけ…よかったな結城あおい。こいつに捕らえられたら肉片になるまで喰われるか延々と犯され続けるかのどちらかだったろうからな。」

あおい「か、カナとカナくんが守ってくれたもん!」

谷「そうだ、私の計算外は何故かいるもう一人の桜木カナの存在だった。恐らく装置の弊害で次元嵐が起き平行世界の桜木カナが来たと推測するが…」

カナくん「そりゃアタシが一番計算外だ。本来はテメェもろとも馬鹿女やクラスの連中全員ぶっ殺すはずだったんだからよ?」


谷「ほう…確かにこちらの桜木カナよりも好戦的でなおかつ戦闘能力も高い…失敗作も主に君の斬撃が致命傷になっていた。私も恐らく君には勝てないだろう女子高生というカテゴリから常軌を逸した強さ、素晴らしい」

カナくん「そうかい。だがアタシらはテメェとお喋り来たんじゃねえ」

あおい「谷亮子…今すぐクラスの、学校の皆…カナの弟君をかえして!」

カナくん「ま、大人しく返せば八割殺しで勘弁してやらぁ」

谷「…ククク…」

カナ「何がおかしいの?化物と同化しても両腕が無いなら不利な事には…」

谷「小娘共が!!調子に乗ってるみたいだがなア…!」ズブブブ

谷「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ズチュズチュズチュズチュ

あおい「あ…あ…」

カナ「両腕が生えて…巨大な爪が…!?」

谷「さあくるがいイ!!二人の桜木カナヲ、串刺しにしてくれル!!!」

カナくん「文字通りの化物ってか…カナ、ビビってねぇよな?」

カナ「そのカナってあたし?それとも自分に言い聞かせたの?」

カナくん「馬鹿抜かせ。…行くぞ!」ザッサ

カナ「ええ!」タタタッ

カナくん「その腕、また斬り落としたらぁ!!」シュッ スカッ

カナくん「な、かわし…ぐああああっ!」ドカン

あおい「か、カナくん!」

カナ「カナくん!!…くっ!!」ガギン


谷「どうじたア!!桜木カナあああァアアア!?」ドゴオ

カナ「あああああああああああ!」バコッ ズササササ

谷「ハハハハ!…ぬン!」カンッ

カナくん「馬鹿力で吹き飛ばしやがって…痛かったぞ?あぁ?」ギリギリギリギリ

谷「壁ニ叩きつけたと言うの二…ならばこいつデどうだ!!!」スバァァァ ザシュッ

カナくん「ぐあっ、ぐぁぁぁああ!」ズササササ

あおい「カナくん!?」

谷「逃さン!!!」ドスドスドスドス ガバッ

カナくん「!!しまっ…」

今日はここまで

あおい「カナくん!!!」

谷「くらエ!!」ピカッ

カナくん「!…効くかよっ!!」シャッ ズシャッ

谷「!…暗示を破っただト?!」

カナくん「効かねえよ、やらなきゃいけねぇ事がある…それまでは、死ねねぇ!!」シュッ

谷「ほウ、ならば…」ガキン プシュウウウウ

カナくん「ちっ、爪に当たり……な、なん…だ?…ぐぁ…ぁ…」

カナ「くっ…いたた…」ググ

カナ「な、何!?あの煙は!?」

谷「失敗作を取り込み私ハ力を得た…光で人の精神を惑わシ…そしテ!!」

カナくん「…はぁ…はぁぁぁ…」ヨロッ

あおい「か…カナ…くん?」

谷「人の抱えル邪な心を増幅さセ、私の傀儡とさせル…その桜木カナは下僕となったのダ!!」

あおい「う、うそだよね?カナくん強いのに操られたりなんて…」

谷「さあ下僕よ、結城あおいを捕らえヨ!!半殺し程度に傷めつけてもいいゾ!フハハハハ!」

カナくん「はぁ…はぁぁ…断る…」

谷「何!?」

カナくん「半殺し、だと?生ぬるいんだよ!!!結城あおいぃぃぃ、ぶっ殺してやる、ぶっ殺してやるよ!!そのすっとぼけた顔グチャグチャにしてからぁぁ、ハラワタ引きずり出してやっからよぉぉぉ!!!」ダダダダダ

あおい「カナくん、初めて出会った時みたいに…お願い!目を覚まして!!」

カナくん「がああああああああああっ!」シュバッ カキン


カナ「やらせ…ないよ!!」カーン

カナくん「テメェ…また邪魔すんのか…?」

カナ「邪魔するに決まってるよ、あたしはあおいを護るんだから。それが…キミであってもね」スチャ

カナくん「ひゃひゃひゃ!上等じゃねぇか!!美術室じゃ邪魔さえなけりゃ負け確定だった癖によ!?…今度は邪魔なしのタイマンだ、来なぁ?」カチャリ

カナ「あおい!こいつはあたしが止める!今のうちに谷を!!」タタタッ

あおい「カナ!カナくん!!」

谷「強靭な精神力が私の洗脳を上回ったというのカ…だガ…」ズシン ズシン

谷「それなラ私自ら結城あおいを捕らえルまデ!!!!」ズシン ズシン

あおい「く、来る…!?」

>>810

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