そっきん「今日から魔族統一の旅に出てもらいます」

まおう「意味がわからない」

そっきん「旅立ちの資金に100gを贈呈します」

まおうは100g手に入れた

そっきん「旅の前に城下町で装備を整うがよい。では旅立つのです」

～城下町～

まおう「突然城から追い出されて旅に出された」

まおう「手始めに装備を見繕うかな」

武器屋「っらしゃい！」

まおう「武器を見たいんですが･･･」

武器屋「あいよ！」

まおうのつるぎ2000000g
まおうのつえ 1500000g
まおうのよろい1300000g
まおうのころも1000000g
まおうのまんと 800000g

まおう(値段おかしくね？)

武器屋「うちは魔王城の近くだからね。武具は最上級なんだよ」

まおう「あの･･･」

武器屋「なんだい？」

まおう「100gで買える武具はありますか？」

武器屋「冷やかしならけーれ！このボケナス!!!!」

まおう「店を追い出された」

まおう「一度城下町の外に出てみようかな」

まおう「魔界は相変わらず曇って天気が悪いなあ」

ｶﾞｻｶﾞｻ

まおう「んっ？」

デーモンがあらわれた

まおう「なんだデーモンか。僕の名前はまおう。魔族の王である。ひれ伏すがよい」

デーモンは火炎呪文を唱えた

まおう「えっ」

まおうに180のダメージ

まおうはちからつきた

そっきん「おお･･･まおうよ、しんでしまうとはなさけない･･･」

まおう「なんだ夢か」

そっきん「夢ではありません。魔族統一を達成しない限り魔族は敵なのです」

まおう「えっ？」

そっきん「まおうの次のレベルアップに必要な経験値は5です。さあいくがよい」

まおう「ふたたび城を追い出された」

まおう「次は魔物に遭遇しないように気をつけよう」

まおう「すり足さし足しのび足･･･」ｿﾛｿﾛ

ｶﾞｻｶﾞｻ

まおう「」ﾋﾞｸｯ

････････

まおう「なんだ。風か」

まおう「草原をぬけるとあたり一面沼でした」

まおう「辺鄙な場所に城を建てないでほしいよ」ｻﾞﾌﾞｻﾌﾞ

ｽﾞｸｽﾞｸｯ!!まおうに5のダメージ

まおう「この沼ピリピリするなあ」ｻﾞﾌﾞｻﾌﾞ

ｽﾞｸｽﾞｸｯ!!まおうに5のダメージ

まおう「まだ半分以上あるな」ｻﾞﾌﾞｻﾌﾞ

ｽﾞｸｽﾞｸｯ!!まおうに5のダメージ

まおうはちからつきた

そっきん「おお･･･まおうよ、しんでしまうとはなさけない･･･」

まおう「いったいなにがおきた!?」

そっきん「毒沼に体力を奪われましたね」

まおう「なにそれこわい」

そっきん「歴代最弱の魔王ですね」

まおう「僕はインドア派ですから」

そっきん「まおうの次のレベルアップに必要な経験値は10です」

まおう「さっき経験値5じゃなかった？」

そっきん「正式な魔王になるまでは死ねば死ぬほど強くなる呪法を昨晩に」

まおう「やめて」