伊緒奈「私のT○itterが荒らされてるのだけれど」 (46)

少し前に、

るう子「じゃあ言うとおりにするよ」 伊緒奈「え」

を書いた人です。
今回は1期をいじりました。
前回に引き続き、いろいろとキャラ崩壊してます。というか、それがメインです。

面白いネタが思いつかない・・・

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1419168368

Selector infected WIXOSS 第10話より



伊緒奈「………」ポチポチ

『コメントを送信しますか?』

伊緒奈「………」ポチポチ

『送信完了』

伊緒奈「……ふぅ」

ウリス「準備オッケー、って感じ?」

伊緒奈「……ええ」

ウリス「来るかしらねぇ?あの子」

伊緒奈「来る……必ず。私と同じだから」

ウリス「そうよねぇ。あなたもあの子も、戦うことしか頭にない……後は空っぽ。ウフフ」

ウリス「ほーんと、似たもの同士よねぇ」

伊緒奈「………」

次の日 〜るう子の学校・PC教室〜


るう子「………」カタカタカタ

るう子「………」カタカタカタ

るう子「……(PC全然分かんねぇな)」カタカタカタ

生徒1「ねぇ、これ見た?」

生徒2「見た見た!伊緒奈のファンの集いでしょー?」

るう子「…?」

生徒2「でも何だろ?『選択』って」

生徒1「何かを選ぶってことでしょ?」

生徒2「それは分かるけどさ〜」

生徒3「どこでやるんだろう?」

生徒1「他に何も書いてないね〜」

生徒2「あ!明日提出の宿題やった?あれ全然分からないんだけど」

生徒1「私もまだやってないー。今夜は遅くなりそう…」

キャッキャウフフ

るう子「………」

るう子「なんでわざわざ洗い物の報告するんだろうね、伊緒奈は。構ってちゃんなのかな?」ヒソヒソ

遊月「いや違う違う。『選択』だから。『洗濯』じゃないから」

遊月「るう子!検索、検索かけてみて!」

遊月「『伊緒奈 ファンの集い』」

るう子「え〜、と……『伊緒奈 ファミレスの』」カタカタカタ

遊月「違うって!『ファン』!ファミレスに集まってどうすんのさ!」

るう子「だ、だって『ファ』って打ったら勝手にファミレスって」

遊月「あー予測変換ね。あるある」

るう子「でも伊緒奈がファミレスに1人でいると、なんか笑えるねw」

遊月「家族連れの隣の席で1人メロンソーダを飲む伊緒奈とか?」

るう子「さ、寂しい!w」

遊月「はいはい、じゃあ今度こそ検索して、るう子」

るう子「『伊緒奈 ファンの集い』ww」カタカタカチッ

遊月「いやそんなに面白かった⁉︎」

遊月「あ、出た!」

るう子「え、もしかして…漏らしたの?////」

遊月「いや違うって!てかなんで赤面するのさ!」

遊月「ほら、PC見て!」

るう子「どれどれ……」

@伊緒奈
『選択をするものに告げる。

選択を迫られし者に…。

選択を拒まぬ者に…。』


るう子「………」

遊月「………」

るう子「…………………」

遊月「……………………」

るう子・遊月「「うわぁ………´д`;」」

遊月「こ、これは………σ^_^;」

るう子「ね、ねぇ遊月」

遊月「な、何?」

るう子「………なんかコメント打ってあげた方がいいかな…?」

遊月「いやダメだって‼︎ここはそっとしておくべきだよ!」

るう子「で、でもさ…ほら、コメント0だし」

遊月「た、多分皆分かってるんだって。ほら、暗黙の了解ってやつ!あ、あははは」

るう子「で、でも何も無しじゃ可哀想じゃない…?」

遊月「かといって、なんて返信するのさ?」

るう子「うーんとね……とりあえず送ってみるよ!」カタカタカタ

ピロリーン♪

ウリス「あら、早速きたわよ?返信が」

伊緒奈「……どうせくだらない内容なんじゃないかしら」

ウリス「さぁ?もしかしたら、あの子からかもしれないわよ?」

伊緒奈「……どうかしらね」

ウリス「暇つぶしにでも見てみればいいじゃない」

伊緒奈「………」ポチポチ

『コメントが一件』

伊緒奈「………」ポチッ

@るうたん
『中二乙m9(^Д^)』

伊緒奈「」

伊緒奈「」ガタッ

ウリス「あら?どうしたの?」

伊緒奈「なんでもないわ」

ウリス「明らかに動揺してたように見えたけど」

伊緒奈「あなたが気にすることじゃないわ」

ウリス「ということは何かあったのね。ウフフ」

伊緒奈「……少し黙ってなさい」

ウリス「あらやだ、怖い怖い」

伊緒奈「……(一体何のつもりなのかしら)」

遊月「ちょwwるう子、何送ってんのさ!」

るう子「一回言ってみたかったんだ、このセリフ♪」

遊月「るう子、T○itterやってたんだね…」

るう子「そうだよー。どう?るうたんって名前、可愛くない?」

遊月「まぁ可愛いっちゃ可愛いけど…」

遊月「ていうかさ、もうちょっとオブラートな言い方無かったの?」

るう子「遠回しに言うのって、逆に失礼じゃないかなぁ。るうは的確にスパッと言うのが1番良いって思うし…」

遊月「いやもう内容が十分失礼だけどね」

るう子「でも、さ……なんというか……」

遊月「……うん」

るう子「………痛い、よね」

遊月「ほ、ほら!やっぱり伊緒奈も1人の学生だからさ!なんかカッコいい感じのセリフを言いたい年頃なんだって!」

るう子「そ、そうだよね!皆、一度はそういう道を通るものだよね!」

遊月「そうそう!だからさ、ここはもうそっとしてあげよ?」

るう子「や、やっぱりそうしてあげた方がいいのかな……」パソコンチラッ


@伊緒奈
『選択をするものに告げる。

選択を迫られし者に…。

選択を拒まぬ者に…。』


るう子「ダメだワロタwww」

遊月「るう子www」

るう子「だってさ、読モだよ?今どき中二病の読モっていないよ?」

遊月「やっぱりさ、モデルの世界って大変なんだよ。そういう世界にいるとストレスが溜まっていくんだって」

遊月「それで、徐々にストレスが溜まっていって、爆発しちゃうんだよ…」

るう子「そういうことか〜」

遊月「分かってあげなよ。T○itterでなんかイイ感じの文を書くことでストレスを発散していたんだろうね」

遊月「きっと、伊緒奈にはどこにも鬱憤を晴らせる場が無かったんだよ」

るう子「え、でもさ、伊緒奈ってバトル好きなんだよね?」

遊月「それがどうかしたの?」

るう子「じゃあバトルでストレス発散すればいいじゃん」

遊月「あ……」

るう子「え、じゃあさ」












るう子「ただの痛い人だね('・_・`)」

遊月「('・_・`)」

るう子「ただの痛いh」

遊月「いや2回言わなくていいから」

伊緒奈(@るうたん………)

伊緒奈(これ、絶対るう子よね)

伊緒奈(私が中二病……?とんだ言いがかりね)

伊緒奈(私を愚弄する気かしら……)

伊緒奈(話してみないことには始まらないわね)

ポチポチ

@伊緒奈
『あなた、るう子ね?』

伊緒奈「さて、どう出てくるかしら……」

るう子「あ、返信きた!」

遊月「マジ⁉︎」

るう子「えーとね……」

@伊緒奈
『あなた、るう子ね?』

るう子「なんて送ろうか?」

遊月「正直に答えなくてもいいんじゃない?ネットで実名出すとか怖いし」

るう子「そうだね。じゃあちょっと違う名前でいこうかな」

遊月「まぁもう普通にバレてると思うけど」

るう子「よし!これでいこう!」カタカタカタ

ピロリーン♪

伊緒奈「きたわ」

伊緒奈「さて、と………」ポチッ

@るうたん
『アキラッキーだよ☆』

伊緒奈「おちょくってるわねこの子」

伊緒奈「よりにもよって何でアキラの名前使ってくるのよ」

伊緒奈「しっかり注意してあげる必要があるわね」

ポチポチ

伊緒奈「これでどうかしら」

ピロリーン♪

るう子「返信きた!」

遊月「え、伊緒奈って暇なの?」

@伊緒奈『あなたがるう子だってことは、ちゃんと分かってるわよ』

るう子「気持ち悪っ」

遊月「ちょ、直球だね……」

るう子「このメッセージからは何か病んでいるような感情が滲み出てるよ……」

遊月「ていうかモデルが一般人と普通にT○itterで喋ってるのも珍しいけどね」

るう子「それだけ時代が進化してるってことだよ」

遊月「いや答えになってないよ」

るう子「でもこれだけ痛々しいツイートをするということはさ」

遊月「うん?」

るう子「やっぱり……悩みがあるんだよね」

遊月「……そうかもしれないね」

るう子「そうだ!私たちで伊緒奈の悩みを聞いてあげようよ!」

遊月「うーん……まぁいいんじゃない?」

タマ「るぅ、いおな、困ってるの?」

るう子「実はね、タマ。伊緒奈は病気なんだ。だから、今度伊緒奈に会ったら、痛いの痛いの飛んでけー!って言ってあげてね?」

遊月「るう子ww」

タマ「うん!分かった!」

遊月「分かっちゃったよ」

るう子「よし‼︎じゃあ送信!」カタカタカタ

※ここから先、たまにT○itterでの会話形式になります


ピロリーン♪

@るうたん『伊緒奈、何か悩みとかあるの?』

@伊緒奈『………急になにかしら?』

@るうたん『だって伊緒奈、突然気の毒なツイートをしてたし……』

@伊緒奈『気の毒とは失礼ね』

@伊緒奈『そうね、しいて言うなら……あなたから変なコメントが来るのが今の1番の悩みかしら』

@るうたん『変なコメント?るう、何も変なこと言ってないよ?』

@伊緒奈『いやもう自分のことるうって呼んじゃってるじゃないの』

@るうたん『アキラッキーだよ☆』

@伊緒奈『もう遅いわよ』

@伊緒奈『話を戻すけれど、私が気の毒とはどういう意味かしら?』

@るうたん『伊緒奈……いくらカッコつけたいからって、あんなツイートはだめだよ…』

@伊緒奈『話が見えないのだけれど』

@るうたん『伊緒奈のツイート、すごく痛々しいよ?』

@伊緒奈『……どのあたりが?』

@るうたん『全体的に』

@伊緒奈『つまり私のツイートが中二病っぽく見える、と言いたいの?』

@るうたん『違うよ』

@伊緒奈『え、違うの?』

@るうたん『嘘だよ』

@伊緒奈『面倒くさいわねあなた』

@るうたん『いや〜伊緒奈』

@伊緒奈『何よ?』

@るうたん『夏だねぇ』

@伊緒奈『今思いっきり冬だけれど』

@るうたん『ウホホッ(*^ω^)』

@伊緒奈『なんなのよあなた』

@伊緒奈『というかあなた、更々悩み聞く気無いじゃない』

@るうたん『あ、やっぱり悩みあるんだ?』

@伊緒奈『無いわよ』

@るうたん『るうには正直に話してくれていいんだよ?』

@伊緒奈『そうね、しいて言うなら……あなたから変なコメントが来るのが今の1番の悩みかしら』

@るうたん『変なコメント?るう、何も変なこと言ってないよ?』

@伊緒奈『いやこのやりとりさっきもしたわよね⁉︎』

@伊緒奈『邪魔をしたいならもうメッセージは送ってこないでちょうだい。時間の無駄だわ』

@るうたん『うん』

@伊緒奈『よろしい』

@るうたん『こ』

@伊緒奈『あなた本当にどつき回すわよ』

ピロリーン♪

『@るうたんさんに「あなた本当にどつき回すわよ」をリツイートされました』

伊緒奈「しなくていいわよ!」

るう子「伊緒奈面白いねぇ」

遊月「るう子急に投げやりになったね」

るう子「なんかめんどくさくなっちゃた」

遊月「自由に生きてるね」

るう子「何か新しい展開が欲しいなぁ…」

遊月「もうちょっと伊緒奈いじっとく?」

るう子「そだね」

るう子「……そういえばさ」

遊月「んー?」

るう子「なんで伊緒奈って、@るうたんがるうって分かったんだろね」

遊月「(いやそりゃあんた自分のこと思いっきりるうって伊緒奈に言ったからじゃね?)………んー、何でだろね?」

るう子「ちょっと聞いてみよっか」

タマ「ねぇるぅ、いおな、よくるぅのことわかったね」

るう子「そうだね〜、伊緒奈はすごいねぇ。今度伊緒奈に会ったらヘンタイって呼んであげてね。伊緒奈喜ぶから」

遊月「るう子www」

タマ「うん、わかった!」

遊月「分かっちゃったよ」

ピロリーン♪

伊緒奈「……またきたわね。なんだかんだで、あの子も私に気があるんじゃないかしら」

ウリス「あんたバカでしょ」

@るうたん『そういえば伊緒奈って、なんで@るうたんがるうって分かったの?』

伊緒奈「……名前で推測したってのが本音だけど……」

伊緒奈「るう子にバトルを促すには、こういうところでもアピールする必要があるわね」

@伊緒奈『あなたのことなら何だって分かるのよ。だからバトルしましょう。あなただってしたいんでしょう?』

@るうたん『いや気持ち悪いよ。そんなんだからネットの裏でクレイジーサイコレズとか呼ばれてるんだよ。もっと自覚しなよ』

伊緒奈「」

ウリス「さすがのわたしもドン引きね」

伊緒奈「……黙ってなさい」

伊緒奈「私は……ネットでクレイジーサイコレズって呼ばれていたのね…」

ウリス「みたいね。まぁ実際そうじゃない。このクソッタレさん」

伊緒奈「うるさいわね…!」

ピロリーン♪

伊緒奈「なによ!」

@るうたん『伊緒奈うんこ〜』

伊緒奈「そ、そんなに私は汚いのかしら……」

ウリス(あ、結構ダメージくらってる)

伊緒奈「本題を忘れていたわ」ガタッ

ウリス「立ち直り早っ」

伊緒奈「セレクターに告げたのはいいけど、バトルの場所をまだ言ってなかったわね」

ピッポッパッ

伊緒奈「これでいいかしら」

ガチャッ

るう子「ばあちゃんただいま!」

ばあちゃん「あらるうちゃん、おかえりなさい」

ばあちゃん「今日はるうちゃんの好きなシチューを作ったからね」

るう子「ありがとう!ちょっと着替えてくるね!」

ガチャッ バタンッ

るう子「さて………」

遊月「るう子、顔変わってる変わってる」

るう子「あれから伊緒奈、またつぶやいてるかなぁ」

遊月「T○itter見てみる?」

るう子「そだね」

ポチッ

るう子「あ!なにかあるよ!」

遊月「どれどれ……」

@伊緒奈『選択を迫られし者に告げる…。戦いの場は○○ビル。時は夕刻……』

遊月「なるほど……セレクターは皆ここに集まるってわけだね」

るう子「めんどくさいなぁ」

遊月「一衣と約束したんだからちゃんと行かないと」

るう子「はーい」

ピロリーン♪

伊緒奈「コメントがきたわね」

@るうたん『これってセレクターのことだよね?』

@伊緒奈『そうよ。ついにバトルをしてくれる気になったのね』

@るうたん『へ〜。ねぇ、これっていつやるの?』

@伊緒奈『夕刻よ』

@るうたん『夕刻って?』

@伊緒奈『夕方のことよ』

@るうたん『なるほど〜。ねぇ、これってどこでやるの?』

@伊緒奈『○○ビルよ。ちなみにあなたがした質問は全部最初に書いてあるわよ』

@ヒットエー『はじめまして。セレクターです。戦いの場はどこで開かれますか?』

@伊緒奈『いやだからね、○○ビル。便乗はやめてくれないかしら』

@秋の幸運『ふん、あんたなんてモデルなんかやめてしまえばいいのよ』

@伊緒奈『ちょっとアキラ。あなたそんなダサいユーザー名にしてたの?というかどさくさに紛れて荒らすのはやめてもらえるかしら。すでに荒れてるけど』

@ヒットエー『すみません、もう一つ質問があります。○○ビルとはどこですか?』

@伊緒奈『地図を見ればいいわ。というか私に聞かなくても普通に解決できるでしょう。なんで聞くのかしら』

@秋の幸運『モデルやめてしまえ。ところでバトルの場所はどこだよ』

@伊緒奈『しつこいわね。だから○○ビルって言ってるじゃない!』

@るうたん『伊緒奈、モデルやめるってよ』

@伊緒奈『やめないわよ!!』

@ばあちゃん『最近孫がカードに夢中でして。その戦いとやらの場所の詳細を教えてもらえると嬉しいわ』

@伊緒奈『いやあなたたちしつこいわよ!夕刻に○○ビルに集合って書いてあるじゃない!ねぇ聞いてる⁉︎』

@ばあちゃん『るうちゃん、そろそろ降りてきなさい。シチューが冷めちゃうからね』

@るうたん『うん、今行くよばあちゃん!』

@伊緒奈『いやここで家族の会話するのやめてくれないかしら⁉︎直接喋りなさいよ!』

@伊緒奈『それよりも、自分のばあちゃんってよく分かったわね⁉︎』

ピロリーン♪

『@るうたんさんがあなたをブロックしました』

伊緒奈「なんでよ⁉︎」

〜数日後 セレクターの集い当日〜

〜○○ビルの屋上〜


伊緒奈「……そろそろ全員が集まったころかしら」

ウリス「なんだかあまりセレクターの気配を感じないけれど」

伊緒奈「気のせいよ。あなたでもヘマをするときだってあるのね」

ウリス「ヘマをしたのはあなたじゃない?」

伊緒奈「今はそんな生意気な口を聞く気はないわ」

伊緒奈「さて、そろそろ行こうかしら」

〜○○ビル内〜


るう子「誰もいないね〜」

遊月「工事中みたいだね…。なんでこんな場所なんだろ」

タマ「あー!るぅみて!おっきぃてぇび!」

るう子「テレビ、だよタマ」

タマ「てれび?」

るう子「そ」

遊月「…!ねぇ、あれ見て!」

るう子「え?」

伊緒奈『ごきげんよう、セレクターの皆さん』

伊緒奈『今日は、私たちセレクターにとって新たな扉を開く日となります』

るう子「ねぇ、なんか勝手に語りだしたけど、どうする?」ヒソヒソ

遊月「しかもカメラに向かって背中向けてるよ。やっぱりカッコつけたい年頃なんだよ」ヒソヒソ

るう子「セレクターの皆さん、とか言っちゃってるけどさぁ。実際ここにいるのって、るうたちだけだよね」ヒソヒソ

遊月「それも背中向けてるから分かんないんだよ、きっと」ヒソヒソ

遊月「ほら、伊緒奈のポケット見てよ。カードがちょこっとはみ出てる。なんかウリスがスゴく『あちゃー』みたいな顔してるよ」ヒソヒソ

るう子「あ、ホントだ」ヒソヒソ

伊緒奈『では、セレクターの皆さんには、番号の書かれたクジを引いてもらいます。……おっと、その前に』

遊月「あ、やばい。そろそろこっち向きそう」

るう子「まずいねぇ、スゴくまずいねぇ」ニヤニヤ

伊緒奈『今回、このセレクターバトルを主催させていただく─────』

るう子「だめだよ伊緒奈!1人しか集まってないって知ったらショック死するよ⁉︎」

伊緒奈『私の名前は─────』

遊月「伊緒奈ー!こっち向くなー!」

伊緒奈『浦添伊緒奈、です』クルッ

るう子・遊月「「終わったーーー!!!wwww」」

伊緒奈『………』

るう子「………」ハラハラ

遊月「………」ドキドキ

タマ「ふわぁ〜、たまねむい……」

伊緒奈『………』

伊緒奈『……………え?』

伊緒奈『ちょ、いやいや、どうして?』

伊緒奈『に、人気モデルの私があんな呼びかけをしたのに、どうして誰もいないの⁉︎』

るう子「これは見ていられないね」

伊緒奈『るう子!それに……‼︎どうしてあなたたちしかいないの⁉︎』

るう子「え、うーん……」

伊緒奈『言いなさい!』

るう子「伊緒奈、バトルっていつやるんだっけ?」

伊緒奈『だから夕刻から始めるって何回も言ってるじゃないの!!』

るう子「何日の?」

伊緒奈『え⁉︎』

るう子「何日の?」

伊緒奈『……………え?』

るう子「何n」

遊月「もうやめてあげてww」

伊緒奈『………え、言ってなかった?』

るう子「もう一度自分のT○itterよく見てみなよ」

伊緒奈『………』ポチポチ

@伊緒奈『選択を迫られし者に告げる…。戦いの場は○○ビル。時は夕刻……』

伊緒奈『………』

伊緒奈『………』ヘナッ

遊月「あーもー泣いちゃうよこれ」

るう子「ほんと、いつの夕刻だよって話だよね」

伊緒奈『………』

るう子「痛いつぶやきをして自己満足になって、周りが見えなかったんだね」

伊緒奈『………』

るう子「だからあの時、あんな痛々しいつぶやきは止めるよう言ったのに」

伊緒奈『………グスッ』

るう子「今どき中二病モデルとかホント笑えr」

遊月「いやもうちょっとやめてあげて⁉︎w」

伊緒奈『……今回は私のミスだったようね』

るう子「うん」

伊緒奈『どうやら私は色々痛い人間だったようね』

るう子「うん」

伊緒奈『私の考えは間違ってたのかしら……』

るう子「うん」

遊月「めっちゃ肯定するね」

るう子「でもさ、伊緒奈。またやり直せばいいよ!人間、誰しも間違いはあるんだから!るうも応援するよ?」

伊緒奈『………るう子』ジーン

タマ「あ!いおなだ!」

伊緒奈『…あら、タマ。久しぶり……でもないかしら。元気そうね』

タマ「いおな、げんきないの?」

伊緒奈『……タマは優しいのね。でも、もう大丈夫よ。ありがとう、タマ』ニコッ

タマ「あっ!」

───実はね、タマ。伊緒奈は病気なんだ。だから、今度伊緒奈に会ったら、痛いの痛いの飛んでけー!って言ってあげてね?───

伊緒奈『どうしたのタマ?』

タマ「ねぇいおな!」

伊緒奈『なにかしら?』ニコッ

タマ「いたいのいたいのとんでけー!」

伊緒奈『』グサッ

るう子・遊月「「あーーーーー!!!www」」

伊緒奈『……ど、どうせ私は痛い人間よっ!!』グスッ

伊緒奈『うわああああああああん!!!』バタバタ

るう子「あ!伊緒奈待って!」

ブツッ

遊月「あ、画面消えた」

るう子「やっちゃったね〜」

タマ「たま、わるいこといった?」

るう子「ううん、大丈夫だよ」

遊月「で、どうする?」

るう子「うーん……ラーメンでも食べに行こうか!」

遊月「いいね!…って、食べられるのるう子だけじゃん」

るう子「えへへ〜」


つづくかも

1です。

以上です。
最後ID変わっちゃってましたね・・・。すみません。
読んでくださった方、ありがとうございました。

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