毒舌妹「ただいまおにい」兄「おかえり」(196)


兄「寒かったろ?お茶淹れとくから手洗ってきなさい」

妹「はーい、おにい」

兄「あ、うがいもなあー」

妹「はいはーい!」



兄「母さんさあ今日、残業で帰り遅いみたいだからオレが晩御飯つくってみたぞ」

妹「わあ!おにいのつくるハンバーグ、母さんのより美味しいから好きなんだー」

兄「うん、母さんの前で絶対言うなよ、それ」

妹「一昨日のカレーもおにいの暫定勝利だよ」

兄「最近、妹の毒舌に拍車が掛かってきた」



兄「とってもかわいい妹なんだけどね?」

妹「ん?何か戯れ言言った?おにい」

兄「ハンバーグ喜んでもらえて良かったって言ったんだよ」

妹「なるほどね♪」



妹「あー腹いっぱい♪」ゴロゴロ

兄「飯食った後すぐ寝るなよ。牛になるぞ」

妹「あたしくらいスリムだと少しはお肉ついた方がいいの!」

兄「ふーん、よく分析できてますこと」

兄「あ、風呂沸いたぞー」

妹「はいはーい」



兄「久しぶりに一緒に入るか?」

妹「えー、どうしようかな」

兄「兄貴として、かわいい妹の発育も確認しないといけないしな」

妹「もー、おにいったら!いいけど、欲情しないでよ?」

兄「浴場だけにな!しないよ」

妹「うん、先入ってるね」

兄「食器洗ったら行くよ」



妹(この歳になってもお風呂一緒に入ってるの珍しいよねきっと)

妹「まあ久しぶりではあるけど・・・」

兄「入るぞー」コンコン

妹「きたきた」


兄「・・・見ない間にずいぶん大人になったなー」ゴシゴシ

妹「でしょー。まだまだ育つよ」モミモミ

兄「っていうかタオルとか巻いとけよ」

妹「ん、なんでー?」

兄「女っていうのはもっと恥じらいをもってだなあ・・」ブツブツ

妹「はいはい、おにいだからいいの」

兄「じゃあちょっとだけ触らせt」

妹「調子に乗らない♪」



兄「風呂上がりはやっぱこれに限るよなあ!」ゴクゴク

妹「独り言デカ過ぎだよ。誰に同意求めてんの」

兄「牛乳は毎日買ってでも飲みたいなあ」

妹「腰に手当てて・・・王道だね」

兄「はいよ、牛乳」コト

妹「ありがと」ゴク



兄「宿題やるか」

妹「ありがとー」

兄「自分でやりなさいよ」

妹「うそうそ、もう終わってるって」

兄「ほう、明日雪降るな」

妹「酷いよおにい」



妹「ふあーあ」

兄「明日もあるし早めに寝ろよ」

妹「そうするね、おやすみー」

兄「ああ、おやすみ」



母「ただいま」ガチャ

兄「おかえり、冷蔵庫にハンバーグ入ってるよ」

母「あら、今日も晩御飯作っててくれたのね?ありがとう」

兄「毎日遅くまで働いてもらってるからね。これくらいはするよ」

母「ふふ、いい息子を持ったわ」

兄「そりゃどうも。妹はさっき寝たよ。そろそろオレも寝るね」

母「うん、おやすみ」

兄「ああ、おやすみ」



チュンチュン


兄「・・・ん?もうこんな時間か」ガチャ

妹「おにい、そろそろ起きないと遅刻するよ」

兄「ああ」

妹「先行っちゃうよ?」

兄「すぐ用意する」



兄「母さんもう出たのか。いつもながら早いな」

妹「おにいが遅すぎるんだよ」

兄「はは、そうかもな」タッタッタッタ

幼馴染「おっはよー!いやー寝過ごしちゃったよ」



兄「おお、幼馴染。おはよ」

妹「・・・おはようございます」

兄「幼馴染も朝弱いんだよな。毎日会ってる気がする」

幼馴染「っはっはー!否定はしないよ!」

兄「朝から元気だな」



幼馴染「それはそうと今日日直でしょ?急がなくていいの?」

兄「あ!そうだ!全然忘れてた。ヤバいなこれ」

幼馴染「あたしも朝練があるからね!ほら走るよ」グイ

兄「朝練って・・・もう終わってる頃だろうが」ダダダ

幼馴染「細かいことはいいの!じゃ、妹ちゃんまたねー!」タッタッタ


妹「・・・イチャイチャしやがって。馴れ馴れしいんだよ、お前」



清楚系ビッチ「・・・それでねー彼氏がねえ」

妹「へえー、すごいじゃん」

妹(コイツの話オチ弱いんだよなー。早く終われーー)

清楚系ビッチ「で何て言ったと思う?」

妹「・・・わかんない、何て言ったの?」

清楚系ビッチ「お前の所為で大っきくなっちゃったよー!だってさ、きゃははh」ガタン



妹「結局最後は下ネタかい、お前の話面白くないんだよ。声デカいだけじゃん、オチ弱いしただのガヤだよそれ?このひな壇芸人が。大体清楚な感じ出しといてビッチって何なんだよ。ほんとタチ悪いな。そりゃ男は騙されるよ。見た目は色白黒髪ロングだしな。ただ騙されるのはお前と同じ頭の弱いヤツだけだけどな!お笑いの世界入っても大成しないよお前は。このひな壇芸人止まりが」

清楚系ビッチ「え、妹、ナニ言って・・・ちょまっt」

妹「はいはい終わり終わり。あなたとの関係はこれでおしまい、さよなら」ガラ



放課後



妹友「あー、これ好きだな私」

妹「そうー?あたしはあんまり」

妹友「ええー、なかなか合わないよねー、私と妹の趣味」

妹「本当にね。普通だったらこんなに仲良くなってないはずだよね」

妹友「あー共通の話題とか無いし?」

妹「そうそう」



妹「無理矢理こっちのペースに合わせて顔色伺って・・とかすぐわかるからさ」

妹友「当たり障り無く」

妹「そうそう苦手なんだよねそういうの」

妹友「ふーん」

妹(ま、今回は関係ないけどね)

妹「あーイライラする」

妹友「・・・口について出ちゃったね。なんかあったの?」



妹「うん、まあ」

妹友「なんとなくわかるから深く聞かないけど」

妹「うん」

妹友「あたしは応援してるからねー」

妹「!・・・うん、ありがと、妹友」

妹友「うん、じゃそろそろ帰ろう?」



妹「ただいまー」ガチャ

妹「・・・あーそっか、今日おにいバイトの日だっけ」

妹「しょうがないから今日の晩御飯はあたしがつくってあげるかー」ポチポチ



妹「さあて、何つくりますかねー」

妹「おにいは嫌いなもの無いからなあ。献立考えるの楽でいいやー」

カチャカチャ

妹「うん、今日はご飯とみそ汁、鯖のみそ煮にけってーい!」

妹「さて、米研ぎしますか。ふんふーん♪」

妹「あ、そうだ」ポチポチ



ウィーン

兄「ありがとうございまーす!」

兄「ふいー、やっとお客さん引いてきたな」

店長「兄くーん、今日は20時までだったよね?そろそろあがっていいよ」

兄「はい、ではお先に失礼します。おつかれさまでした」

店長「おつかれー」


兄「ういー終わったぜー。ん?・・・メールきてるな」

兄「妹か、どれどれ」

差出人:妹
件名:無題
本文:おにいバイトおつかれさま。ごはんつくって待ってるよー♪

兄「あー何て気が利く妹なんだ。助かる」

兄「ん、もう1件来てるな」ポチ



差出人:妹
件名:無題
本文:今日もお風呂一緒に入ろうねー!

兄「・・・ふふ、喜ばしいことなんだろうけれどもしかし!そろそろいけないよなーこれ」

兄「まあそのうち言うかー。さっ、かえろ」



兄「この時間にしてはまだ少し明るいな。桜は流石に散ってるけど」

兄「城跡の夜桜すごい奇麗なんだよなー。水面の月が揺れて、桜がいい感じにライトアップされてて・・・ああ落ち着く」

幼馴染「まだ人多いよねー。こんな田舎なのに」

兄「・・・この時期になると学生カップルのデートコースに必ず入り込んでくるよね」

幼馴染「突っ込まないんだ」

兄「うん、部活帰りだろ?」

幼馴染「そうそう」



兄「前にもこんなことあったからね。違う返しをしてみたのさ」

幼馴染「やけに冷静だね。・・・冷静沈着だね」

兄「その言葉を聞くと演歌デビューした弁護士と法律の母を思い出すよ」

幼馴染「あと茶髪のなにがしね」

兄「あの番組結構好きだったな」



幼馴染「で何の話だっけ?」

兄「もうそろそろ家着くねっていう話」

幼馴染「あ、本当だ。じゃまた明日ね!」タッタッタ

兄「おう、おやすみ」

ガチャ

兄「ただいまー」



妹「おっかえりー!」トテテテ

兄「ただいま。ん、いいにおいがするな」

妹「できたてで・す・よ!」

兄「どこかで見たような表記だな」

妹「角を曲がるまで見送ってねっ」

兄「いや、別に3回たりともブレーキランプ点滅させないから」

妹「ほら、おにいも」

兄「お・腹・空・い・た・よ」



いただきまーす

パク

兄「ん!ウマいッ!」

妹「ほんと?よかったー」

兄「お前はいい嫁さんになるよ」シミジミ

妹「そんなに褒めてもらえるの?鯖のみそ煮だけで」

兄「男はみんな鯖のみそ煮上手につくれる人と結婚したいって思ってるんだぞ?」

妹「ええっ」

兄「この間もその話で盛り上がったところだ」

妹「偏見だよそれ。たぶんきっと」



妹「じゃあおにいのお嫁さんは私で決まりだね」

兄「うん、お前が奥さんだったら幸せだろうな」

妹「幸せにしてあげるよ、おにい」

兄「うん、おかわりよろしく」

妹「おっけー、おっと翻弄されてる」



兄「よーし、腹も膨れた所で風呂入ってくるか」

妹「沸かしておいたよ」

兄「オレはできる妹をもった」

妹「これくらいみんなするよー」

兄「まあいってくる」

妹「食器洗ったらいくねー」

兄「ああ、・・・ん?」



兄「ふいー今日も一日おつかれさーんと」チャプン

兄「いい湯加減だな」

兄「今日も母さん遅くなるのかな」ガラガラ

妹「おまたせー」

兄「・・・せめてタオル巻こうよ」

妹「家族でしょ?気にすんなっ」

兄「オレも一応男なんだぞー?目のやり場に困るっての」

妹「まあ減るもんじゃないし、いいよ」

兄「触られたときに言う台詞だろそれ」



妹「で、朝は大変だったみたいね」

兄「ああ、すっかり忘れてたよ日直」

兄「幼馴染が言ってくれなかったら今週ずっとやるハメになってたよ」

妹「ふーん」

妹「・・・あたしに何か言うことないの?」

兄「え?」

妹「朝起こして一緒に行こうって待ってたのに」

兄「・・・」

妹「何も言ってくれないんだ」

兄「いや、そのごめんな・・・」



妹「おにいは幼馴染ちゃんのことが好きなんだっっ」

兄「・・・どうした妹」

兄「たしかに昔からの付き合いだから仲は良いけど」

兄「そんな目で見たことは・・・無いよ」

妹「今ひと呼吸あったけど」

兄「ないよ!」

妹「ならいいんだけどさああー」ゴシゴシ

兄「・・・・・・」



妹「ふあーあ」ノビー

兄「疲れたろ。寝れ」

妹「うーん。一緒に寝る?」

兄「いろいろされそうだからそれは大丈夫」

妹「へいへい。おやすー」

兄「おう」

兄(いや否定しろよっ)


ガチャ

母「おかえり~」

兄「ただいまだろ」

母「いやー、今日も疲れたわー」

兄「ボケる元気はあるのにね」



兄「冷蔵庫に鯖のみそ煮入ってるよ」

母「あら、あなたなんでもつくれるのね」

兄「いや、妹がつくってくれてさ」

母「あらそう・・・」

兄「おいしかったよ。食べてあげて。じゃあオレはそろそろ寝るね」

母「はいおやすみ」



ガバ

妹「・・・寝れない」

妹「あーのど渇いたな」

妹「水飲みに下行くかな。・・・いや」

妹「でももうお母さん帰ってきてるしな」

妹「どうしよう。おにいに持ってきてもらおうかな」

妹「自分でやれって言われるしな」

妹「んー。何かいい案無いかな」

妹「練れない」ポチポチ



テレビ「いまならなんとこちらのセットもおつけしまして・・・」


君を少し憎む~♪ブーブーブー

兄「ん」pipi

兄「あいつまた・・・」

兄「しょううがねえな」パタン



コンコン

兄「入るぞー」ガラッ

兄「お前なあ、いつまで心開かないつもりだよ」スッ

妹「・・・うん、ごめん。ありがと」ヒョイ

兄「お前は何も悪く無いんだからいつまでも気にしてんじゃねえって」

妹「・・・だって」

兄「母さんもああ見えて心配してんだぞ?それに」

兄「もう過ぎたことだ。簡単には忘れられないけどしょうがないよ」

妹「・・・でも」

兄「お前にはオレが居るだろ」



妹「おにい・・・」

兄「オレは居なくならないし、ずっとそばにいるよ」

兄「言っておくけど青山○ルマじゃないからな?」

妹「また、会える日がくるよね?」

兄「・・・よく知ってたな。もう大丈夫だろ?」

兄「じゃあ明日の朝な」

妹「約束した場所で待ってるから」

兄「いいよ!言わないで」ガラッ

妹「・・・・・・」

妹「・・・ありがと、おにい」



兄「ふあーあ」

幼馴染「今日も一段と眠そうだね」

兄「昨日出された英語の課題やるの忘れててさ、1時前に気づいた」

幼馴染「はっはー!帰ってからすぐやらないからだよ!」

兄「へいへい、わるうござんした。優秀な幼馴染さまぁ」

幼馴染「朝ぁからタイムスリップたぁやるじゃねえの!」ドドン

兄「ノリノリかよぉ、引くわ・・・」

幼馴染「誰が振ってきたんだよっ」



兄「今日は朝練無いんだな」

幼馴染「いや、やってるよ」

兄「え?いいの行かなくて」

幼馴染「うん、毎日やってたら午前の授業キツくなっちゃうからねー」

兄「ふーん余裕だな」

幼馴染「放課後もあるしさ」

兄「・・・」

幼馴染「それに」



幼馴染「こうやって兄と朝会って話さないと一日が始まった気がしなくて!」

兄「・・・あれ、軽くフラグ立ってる?」

幼馴染「フラグって何?」

兄「今の発言はオレに気がありますよアピールだったよな?ってことだ」

幼馴染「え?いや、その・・・」カア

兄「なに顔赤くしてんだ」

幼馴染「躊躇いも無く言うなッ!」バシ

兄「そう受け取っておくよ」

幼馴染「もう・・・」テレテレ




教師「であるからこの場合はこの公式を・・」

兄「ふあ~あ・・・」チラ

幼馴染「ふふ」

兄「・・・・・・」

教師「毎年この手の問題は必ずといって良いほどセンター試験に出題されているから今のうちに理解しておくように」

生徒「はーい」

教師「では次」



友「こうして毎日お昼は購買で食べてるわけだ」

兄「ああ」

友「たまには手作りの弁当とか食べてみてえよなー」

兄「そうだな」モグモグ

友「彼女が作ってくれたんだぜー」

友「とか言ってさあ」

兄「だなあ」

友「・・・」モグモグ

兄「・・・」モグモグ

友「・・・」

友「しゃべれよ!」



兄「それに出てる女の人すげえ奇麗だよなあ」

兄「アナウンサーで一番好きかも」

友「オレもだよ!」

兄「あとあの2人のお笑いって安定感あるよな。すげえ好き」

友「安心して見てられる感じな!」

兄「かぶせ早いし」

友「あと悲しいダジャレね!」

兄「それよりもコントかな」

兄「今売れてるバンドや歌手のコンサート何かよりも見てみたいね。一度。生で」

兄「ま、オレのすんでる地域では日曜の夜7時にテレビジョンつけてもやってないからモヤモヤしてるけどな」

友「うまくねえよ!」

友「あとジョンいらねえよ!」



兄「あと薄い膜ね」

友「もういいよッ!」



幼馴染「おーおー今日も購買かい?総菜パンじゃお腹いっぱいにならないでしょー?」

友「なるんだなーこれが」

兄「あとちなみにこれは菓子パンだ」

兄「ウマいけどな」

幼馴染「けど毎日じゃ体悪くしちゃうでしょー?」

友「そりゃあねー」



兄「幼馴染は自分でつくってるんだっけ?」

幼馴染「そうだよー。あたしの好きなモノばっかり入れてるー」

友「料理できる女の子っていいなあ」

幼馴染「ふふ、彼女つくれー」

兄「・・・ふーん」

兄「あー、誰か栄養が偏ってる可哀想なオレに弁当つくってくれる可愛い幼馴染はいないもんかねえ」チラ

幼馴染「えっ?」ドキドキ



友「ははっ、お前何言ってんだよ、告白してるみてえだぞ」

幼馴染「・・・」ドキドキ

幼馴染「兄っ、明日のお昼代いらないからね!」

友「ッ?」

幼馴染「じゃまたあとでっ!」タッタッタ

兄「・・・言ってみるもんだね」

友「なにこの王道展開」



教師「ではこの問題をーー」

幼馴染「・・・・・・」

幼馴染(朝といいお昼といい)

幼馴染(胸がドキドキする)

幼馴染(なんでだろう)

幼馴染「まだ部活やってるわけじゃないのに」

女「ん?どうしたの?」

幼馴染「えっ?いや、何でも無い」

幼馴染(おっと危ない。口に出てたか)

女「顔赤いけど」

幼馴染「」



女「そこは焦るとこだと思うよ」

幼馴染「ッ大丈夫!何にもないから!」ガタ

幼馴染「気にしなくていいから!」バン

女「・・・ふーん」

女「ならいいけど」

幼馴染(ふー、なんとかごまかせた)



女「ごまかせてないけど」

幼馴染「えッッ?今のも口に出てた!?」

教師「そこうるさいぞー。じゃあこれお前やってみろー」

幼馴染「あ、はい!」



幼馴染「簡単な問題でよかったーー」

幼馴染「っていうか女が変なこと言うからだよお」

女「ははごめんごめん、顔にそう書いてあったんだよ」

幼馴染「も~う・・・」

女「もしかして兄くんのこと?」

幼馴染「ッ!え・・・なんd」

女「わっかりやすいなあ」

女「そうならそうと言えば良いのに」



女「かっこいいもんね、兄くん」

幼馴染「ま、まあそれなりに見えるんじゃないかな!」

女「へえ」

幼馴染「まあ朝なかなか起きないし帰宅部だけどね!」

女「・・・兄くん勉強できるし後者は別にいいんじゃないかな」



女「っていうか朝起こしにいく関係だったとはね・・・おみそれしました」

幼馴染「む、昔の話ねッ!」

女「幼馴染というだけあるよ。がんばって」

幼馴染「何をよッ!」

幼馴染「ッ!」

幼馴染(っていうかこんな大きい声で話してたら兄に聞こえるんじゃ)チラ

女「大丈夫だよ。寝てるから」

兄「zzzz」

友「・・・ほう」



兄「へ、へっくしょん!!」

友「いやおせえよ」

兄「なにがだよ」ズビ

友「いや・・・今日放課後暇?」

兄「バイトだわ」

友「ふーん、まあまた明日な」

兄「ああ」




兄「いらっしゃいませー!」

清純派ビッチ「いらっしゃいませええ!」

兄「そうそうそんな感じで」

兄「なるべく元気に愛想良く」

兄「店長は普段仕事のことはあまり突っ込んで言わないけど」

兄「そこだけはうるさいからね」

清純派ビッチ「そうなんですかあ・・・」

兄「君はかわいらしいからレジ混みそうだけど」

清純派「///」

兄「学校同じだし、せっかく知り合ったんだ、一緒にがんばろうね」

清純派ビッチ「はい!がんばります!」

清純派ビッチ(優しい人だなあ)



兄「ただいまー」

妹「おかえりー」

兄「あー疲れた」

妹「そうだろうと思って晩御飯作っておいたよ!」

妹「今日はエビフライでーす」

兄「本当にいい妹をもちました」ナデナデ

妹「ふふ、もっと撫でるがよいっっ」



兄「とてもおいしいよ」

妹「でもあんまり食べ過ぎないでね?」

兄「ん?なんで」

妹「だって膝がぐにゃぐにゃになっちゃうから」

兄「オレは痛風じゃねえよ」



妹「今日学校でねーー」

兄「はは、なんだよそれ」

妹「おにいは何かなかったの?」

兄「あーそういえば今日新しくバイトに女の子が入ってな」

兄「お前と同じ学年みたいだぞ」

妹「へえー、名前は?」

兄「清純派ビッチちゃんだったかな」

妹「えっ!?」



兄「なに、知ってんのか?」

妹「・・・うん、まあ名前だけね」

兄「ふーん」

兄「んでバイト終わりに、連絡先教えてください!ってすげー大声で言われてさ」

兄「店長にからかわれて大変だったよー」

妹「」

兄「ん、もうこんな時間か・・・」

兄「じゃ宿題やろっと」バタン

妹「・・・・・・」ギリ



兄「やっとお昼か」

友「おし、購買いくか」

兄「いや、今日は幼馴染が弁当つくってきてるはずだから」

友「あー、そういやそうだったなあ・・・じゃ」

友「おーいモブ男、購買行こうぜ」

友(あいつしっかり覚えてやがる・・・)



幼馴染「兄ぃー!」ガラガラ

幼馴染「お弁当つくってきたよー!」

兄「元気だな」

兄「そしてまさか本当につくってきてくれるとは」



幼馴染「昨日約束したじゃーん!」

兄「まあ。なんか悪いな」

幼馴染「あたしとあんたの仲でしょ?いいのいいの!」

幼馴染「栄養不足で倒れられちゃと思っただけだし」

幼馴染「たまたま気が向いただけだからさー」



友「で、どうだったよ、愛妻弁当のお味は」

兄「うまかったよ」

友「ん、なんだもう付き合ってんのか?」

兄「んなわけあるかよ」



友「お前ら両思いなんじゃねえの?」

兄「は?何言ってんだよ友」

兄「もし仮に気があったとしても」

兄「オレらは受験生だ」

兄「浪人しないように突っ走るのみ」

友「お前この前しっかり寝てたじゃねーかよ」

兄「さあて午後の授業だ」キーンコーン



そう、浪人しないように


清純派ビッチ「ーーでさ、昨日からあそこでバイト始めたんだけどさあ」

清純派ビッチ「先輩が超優しくてかっこいいの」

糞ビッチ「ええ、あんたまた次の男みっけたのー?」

ストイコビッチ「アイムピクシー♪」

清純派ビッチ「うーん、どうだろ」

清純派ビッチ「まず味見してみてからかなあ?」

糞ビッチ「ぎゃははは!あんたってホントやるよねえーー」

ストイコビッチ「アイm」



妹「ッ・・・」ギリリリ

妹友「ん?どした」

妹「・・・いや」

妹「なんでもない」スッ

妹友「んー・・・」

妹友「そっか」

妹「・・・・・・」

妹(・・・ふざけんなよ、ビッチが)



友「あー、やっと帰れるー」

兄「だなー。ていうか!」

兄「うちの担任hr長過ぎだろ」

友「あ、やっぱお前も思ってたー?」

兄「当たり前だろ。あれは異常だ」

兄「時々親父ギャグ入れてくるし」

友「まだ26なのにな。しかも女」



兄「仕舞いには2、3回話がループしてるし」

友「大事なことだから~ってことじゃね?」

兄「・・・って、なに担任を擁護してんだよ!」

友「まあ最低限のフォローはね」

兄「女だからだろ!」

兄「ったくいつからそん優しk」

幼馴染「兄ぃー!!」



幼馴染「いっしょ帰ろー?」

兄「おう、幼馴染。悪いな、今日バイトだわ」

幼馴染「ええー!そうなの?残念~」

兄「わりいな」



兄「ーーってかお前部活あるだろ」

幼馴染「うん!」

幼馴染「では、いってきまーす!」

兄「なんなんだアイツは・・・」

友「・・・相変わらずかわいいな」

友(今オレ完全に空気だったが・・・)



妹友「そういえば」

妹「ん?」

妹友「こないだ出した懸賞が当たってね」

妹友「映画のチケット1組余ってるんだー」

妹友「日曜日ひま?」

妹「あー、まあ予定無いけど」

妹(女同士で恋愛モノ見てもなあ・・・)

妹友「行って来なよ、お兄さんと」



妹「え?・・・いやでも妹友が当てt」

妹友「2組当たったの、チケット」

妹「・・・!」

妹友「私は先週弟と見てきたからさっ」

妹友「だからいっておいでよ?」

妹「・・・うん、ありがとう!今晩にでも誘ってみるね!」



妹「じゃあまた明日!」

妹友「うん、ばいばい」

妹友「・・・」

妹友(応援してるんだから)



清純派ビッチ「ありがとうございましたー!」

兄「ふー、やっとお客さんひいてきたね」

清純派ビッチ「はい、それにしてもこの時間混みますねー」

兄「そうなんだよ。それに」



兄「週末はもっと忙しいからね」

清純派ビッチ「そうなんですかあ!」

兄「たしか土曜日も同じ時間にシフト入ってたよね?」

兄「一緒にがんばろう」

清純派ビッチ「・・・はい」キュンキュン



清純派ビッチ「あ!それでですね」

清純派ビッチ「日曜ってお休みですよね?」

兄「そうだけど?」

清純派ビッチ「よかったら、勉強教えてもらえませんか?」

兄「ああ、勉強?」

清純派ビッチ「はい。中間テスト近いですよね?不安でして・・・」

清純派ビッチ「兄先輩、すごく頭良いって聞いていたので」

兄「まぁ・・・」



兄「・・・」

兄(てっきりデートにでも誘われるのかと思ったら)

兄(勉強ねえ。まあ1年の時のだったら今でも全然大丈夫だろうし)

清純派ビッチ「その・・・お礼はしますし」

兄「はは、何かしてもらえるのかな?」

清純派ビッチ「はい!料理は大得意なので」



清純派ビッチ「兄先輩が食べたいモノ何でもつくってあげますよ!」

兄「・・・」

清純派ビッチ「それに・・・」

清純派ビッチ「兄先輩と、もっと仲良くなりたいなあって・・・」カァァ

兄「・・・なるほど」

兄(なるほどねえ)



兄(この子バイト入ってきたばっかだし、おそらくオレに気を遣ってくれてるのだろう)

兄(時々ちょっと強めに注意するけど嫌われてはいないようだし)

兄(そりゃあこちらにしても仲が良い方が働きやすいし)

兄(この子もこの子なりに考えてくれたんだろうという期待も込めて・・・)

兄「いいよ、勉強みてあげる」

清純派ビッチ「え!?ホントですか?」パァァァ

兄「かわいい後輩の頼みだしな」



清純派ビッチ「やった!」グッ

兄「そのかわり」

兄「オレはスパルタだからな?覚悟しとけ」

清純派ビッチ「は、はいッ!」

清純派ビッチ「・・・」

清純派ビッチ(言ってよかったあ)



レスにつられていつの間にか清楚系から清純派になってた・・・

同一人物なんでそこは一つ

また今夜にでも


妹「ん」スッ

妹「うむ、いい塩梅だ」

妹「・・・よし」

妹「夕食の準備完了!」



妹「バイトで疲れて帰ってきたおにいは」

妹「妹のあまりのいい子っぷりに感動し」

妹「嗚呼妹よ、なんていい子なんだお前は。愛してる」

妹「なんて言いながらあたしを抱き寄せそして・・・!」

妹「なでなでしてくれるはず!」


妹「う」ゴクリ

妹「考えただけでもう・・・」ジュンジュワー



妹「nadenade is a favorite!」

妹「did it rise up??」

妹「oh~ suck my kiss!!」

妹「・・・」

妹「へへーんっ」

妹「かんぺき」



兄「と、まあこの前もこんな描写があった気がするが」

幼馴染「うん?」

兄「毎日こんな遅くまでやってんのか?部活」

幼馴染「やってるよー」

兄「真っ暗だぞ。球見えないんじゃないか?」

幼馴染「ふふー」



幼馴染「うちの学校のコートは夜になるとライトがつくようになってるんだよー」

幼馴染「なんてったって強豪校だからね」

兄「そういえばそうみたいだな」

幼馴染「中学の時みたく」



幼馴染「土の上にライン引いてネット張っただけ」

幼馴染「じゃなくて」

幼馴染「人工芝でできてるからねっ」

兄「へえ、すごいな」

幼馴染「そう、強豪校だから」

兄「・・・・・・」



幼馴染「とにかくやりやすくて気持ちがいいんだあー」

幼馴染「まあ校舎からは少し離れてるところにあるから」

幼馴染「行ったことないだろうけど」

幼馴染「キレイだよっ」

幼馴染「なぜならーー」

兄「強豪校だからな!わかったよそれは!」



兄「そんなこんなで家に着いた」

幼馴染「今度見に来なよ!」

兄「気が向いたらな」

兄「じゃまた明日」

幼馴染「うん、じゃあねー」スタコラッ

兄「ただいまー」



妹「おかえりおにい!」トテチテ

兄「おう。悪いな、急いで飯つくるから」

妹「その必要はないよ」

兄「ん?まさか」

妹「うん、今日もつくってみましたっ」



兄「本当か?」

妹「うむうむ」

兄「お前はなんていい妹なんだ」ナデナデ

妹「へへーん」

兄「愛してるよ、妹」ギュ

妹「!」



妹「・・・」

妹(未来予想図!?)

妹(未来予想図なのッ!?)ジュンジュワー

妹「あああたしも愛してr」

兄「じゃあたすかったー。腹ペコだよ」

妹「あっ、ご飯よそうね」

兄「うん、いただきまーす」



兄「うん、非常にうまし」

妹「ほんと?」

兄「ああ、お食事大臣名乗って良いレベルだ」

妹「よくわからないけどよかった」



兄「明日行けば今週終わりだな」

妹「毎週言ってる気がするけど長かったねー、今週も」

兄「まあバイトがあるがな」

妹「土曜だけでしょ?」

兄「ああ」

妹「じゃあさ」

妹「映画見に行かない?日曜日」


>>114
読み直してこいよ


兄「ああー、悪いけど予定あるわ」

妹「ええー!?うそん」

兄「また今度で」

妹「ええー」

妹(まさか断られるとはっ)

兄「後輩に勉強教える約束しててさ」

妹「後輩って・・・もしかしてバイトの?」

兄「そうだけど」



妹「清純派ビッチもとい」

妹「清楚系ビッチちゃんだよねえ?」

兄「そうだよ」

妹「おにい、あの子はやめときなって」

兄「なんで?しっかりしてるしいい子だぞ」

妹「あいつのこと何にも知らないからだよ!」

兄「あいつってお前・・・」

妹「評判悪いよ?すごい遊んでるらしいし」



兄「お前なあ・・・人伝に聞いた情報だろ?」

兄「よくないってそういうの」

妹「違うもん!」

妹「今日だって学校でーー」

兄「やめろ!もういいよ」

妹「えっ・・・」

兄「もう聞きたく無い」


>>119
ちゃんと読んでくれてありがとう


妹「・・・・・・」

兄「まあ清楚系ビッチちゃんは容姿も整ってるし」

兄「真面目に働いてくれるし、たしかにかわいいと思うよ」

兄「だからそれにやきもち妬いた女子が流してんだろきっと」

妹「ち、ちが・・・」

兄「人を見た目で判断したり」

兄「人の噂を鵜呑みにしちゃ良く無いよ」

兄「それに・・・」



兄「お前も兄貴なんかを誘ってないで」

兄「彼氏とでも見に行けばいいだろ」

妹「っ・・・」

妹「・・・い・・・よ」

兄「え?」

妹「おにいは何もわかってないよ!!」バン



妹「もうしらないッ!」ダダダ

兄「あ!おいちょっと・・・」

兄「・・・」

兄「やっちまった」


>>129 大丈夫わかってる

そして>>1おつ


友「やっと金曜日なわけだ」

兄「ん?ああ、そうだな」

友「いやあ今週も長かった」

兄「そうだな」

友「なんだ、うれしくないのか?」

兄「いや、大変喜ばしいことだと思うよ」

友「なんで人事なんだよ」



友「そんなことより放課後ヒマか?」

兄「ああ悪い、今日もバイトーー」ペラ

兄「じゃなかった。休みだわ」

友「まじ?久しぶりじゃん」

兄「そうなんだよ。先週の日曜かな」



兄「社員さんがインフルエンザかかって人足りないから出てくれるよね?」

兄「って電話で店長に頼まれてさ」

友「また季節外れなモンだな」

友「しかもくれるよねってなんだよ」

友「強制じゃん」



兄「自分で言うのもなんだが」

兄「高校3年生が週6でバイトしてちゃダメだと思うわ」

友「受験生なのにな」

友「まあ今週だけだしさ」

兄「そうだな」

兄「何、どっか行く?」


>>130ありがとう。お前もおつかれ



友「そうだなー久しぶりにマック寄ってこうぜ」

男「お、いいね」

友「シェイク片手に恋バナでもしようや」

男「いや女子かよ」

友「・・・察せよ」

男「え」

友「え」



女「それじゃあ明日はまた練習試合なのかい」

幼馴染「うん、そうだよ」

女「頑張るねー君んとこの部は」

幼馴染「今年で最後だしさ。それに」



幼馴染「そろそろ高体連の予選が始まるから」

女「・・・」

幼馴染「去年はあと一歩のところでで負けちゃったからね」

幼馴染「悔いが残らないようにしたいんだ」

幼馴染「まだまだ足りないくらいだよ!」

女「そうか・・・」

女(ボクも後悔はしたくないなあ)



妹「・・・はあ」

妹友「ため息つくと幸せ逃げるって言うよ?」

妹「・・・はああ」

妹友「あとベトコンも」

妹「じゃあしっかり訓練しなきゃねえええ」



妹「わかりにくいボケやめろよ!」

妹友「めんごめんご」

妹友「なに?その様子だと・・・振られちゃった?」

妹「告白はまだしてないっての」

妹友「・・・いずれはするんだ」

妹「揚げ足とんな」



妹友「まさかお兄さんが断るなんてねえ」

妹友「既にもう見ちゃってたとか?」

妹「それはないかな」

妹友「何か用事でもあったの?」

妹「~~~」

妹「それがさああ、聞いてよお妹友おお」



妹友「なるほどねー・・・それは知らなかったな」

妹「で、あたしどうすればいいかわからなくて・・・」

妹友「うーーん・・・・・・ん?」


糞ビッチ「ええ!?デートすんの?」



清楚系ビッチ「・・・うん。日曜にね」

b-girl「やったじゃん!避妊はちゃんとしろよー?」

糞ビッチ&b-girl「ぎゃははは!」

糞ビッチ「っていうかお前はいいよなー」



糞ビッチ「かわいいからイケメン取っ替え引っ替えできてさ」

清楚系ビッチ「そんなんじゃないって!」

b-girl「ホントだよ!あたしらにも少しわけてくれって」

清楚系ビッチ「~~!だからーー」

清楚系ビッチ「本気なの・・・今回は」



妹「・・・」ギリギリ

妹友「よし!」

妹友「あたしに任せて」

妹「え?」

妹「何どうしたの?」

妹友「いい考えがある」



午後マック



兄「いやー、まさか女を好きだったとはなあ」

友「だって可愛いし頭良いしメガネだし!」

兄「・・・最後のそれは理由になってるのか?」

友「なってるよ!好きの大部分に」

兄「ふーん」

兄「所謂フェチズムってやつか」

友「うむ」



友「まあ今年で片思い3年目突入したけどな!」

兄「なげっっ」

兄「ああー、そういや前にも少し聞いた気がするな」

友「うん?」

兄「心に決めた女が居る」

兄「って」

友「言ったっけか?そんなん」

兄「ハトかお前は」



兄「前にも1回相談してきたろ。何忘れてんだよ」

友「いや待て、一旦整理しよう」

友「ハトは3歩歩くと忘れる、こちらは女を思って3年目。おわかり?」

兄「ああ3年目の浮気ね、わかるわかる」

友「関係ないし、それはもう諺でもなんでもないわ!」

友「つまりオレは3年もの間飛ばず鳴かずだったんだよ」

兄「ああ、わかるぞ」



兄「石の上にも3年って言うもんな」

友「ん?まあ」

兄「ってことであと3年頑張れ」

友「嫌だ!これは3度目の正直なんだ!」

兄「残念でした、仏の顔も3度まで」

兄「首振り3年くらいじゃ女の心にゃ響かない!」

友「ころ8年、てか。無念な*り・・・」



兄「ごめんごめん、悪かったって」

友「酷すぎるわ」グス

兄「応援すっから、な?」

友「・・・」グス

友「じゃあ、お前は好きな人いねえのかよ」



友「オレは言った。お前も腹割るのが筋だろ」

兄「・・・」

兄「ーー実は」

友「ん?」グス

兄「オレにも昔から心に決めてる女がいてだな・・・」



友「お前の方が長えじゃねえかよ!なんなんだよお前」

兄「そうとも言うな。お前こそ、なんなんだって言う方がなんなんだぞ」

友「・・・ったく知らなかったぜ」

兄「雑談しかしないからなあ普段」

友「・・・」

兄「じゃ」



兄「そろそろ帰ろうぜ」

兄「飯を作らないといかん」

友「はいはい、久々に遊べて楽しかったぜ親友」

兄「はは、そんなことさらっと言うなよ戦友」

友「戦いはこれからだな」

友「お互いがんばろーや」

兄「ああ、また来週」



兄「ただいまー」シーン

兄「・・・」

兄「まだ帰ってきてないのか?」ガチャ

妹「・・・」

兄「ただいま」

妹「・・・おかえり」



兄「遅くなって悪かったな」

兄「今日は何食べt」

妹「いらない」

兄「・・・え?」

妹「お腹空いてないからいらない」



兄「そうか・・・」

妹「じゃもう寝るね」ガチャ

兄「ちょ、どっか具合でも悪いのか?」

妹「なんでもないから」バタン

兄「あ、おい・・・」

兄「・・・・・・」

兄「・・・まああれか」

兄「昨日のか」



妹「・・・」

妹「はあー、なんでこうもあたしは・・・」プルルル

妹「ん」

妹「やっとかよ」ピ

妹「あーもしもし?どんだけ待たせんのかなって思ってたとこだよ」

妹友「う、ごめんね先帰っちゃって。ちょっと用事があったからさ」

妹「まあいいけど」

妹「それより早く教えてよ、あれ」

妹友「うんとね」



妹「・・・は?」

妹友「え?聞いてなかった?」

妹友「だからーー」

妹友「お兄さんが清楚系ビッチちゃんに勉強教えるんでしょ?」

妹友「だからあたしと2人であらかじめお兄さんの部屋のクローゼットに隠れておいて」

妹友「清楚系が本性を明かした時に出て行って止めちゃえばいいんだよ!」

妹「・・・ごめん。2回聞いたけどやっぱり意味がわからないわ」



妹友「なんでよっ!」

妹「今の内容で理解し難いところは3つある」

妹友「ええ!?どこ?」

妹「まず明日、おにいと清楚系の2人がウチで勉強するとは限らない」

妹友「う、確かに」

妹「喫茶店、図書館、あるいは忌々しい清楚系糞女の自宅かも。これがひとつ」

妹「そして2つ目」



妹「おにいの部屋にはクローゼットなどない」

妹友「そこッ!?そこひっかっかっちゃったの!?」

妹「押し入れならあるが・・・」

妹友「じゃそれはいいじゃん!」

妹「うるさい話は最後まで聞けッ!!」

妹友「ッ!」ビク

妹「3つ目、最後は」



妹「良きタイミングで出て行ったところで」

妹「根本的な解決にはならないのである」

妹友「うううそれはそうだけど・・・」

妹「聞き流したけど」

妹「本性を明かした時っていつ!?」

妹友「妹ぉ~、もうそれ4つ目だよおお」ビクビク



妹「あのビッチがおにいに襲いかかろうとした時?」

妹友「まあ・・・そうなるのかな?」

妹「別に襲われようと男のおにいにとっては何も問題無いはず」

妹「受験勉強やバイトで忙しく、お遊戯時間がとれなくて溜まってもいるだろう」

妹友「溜まってるってあんた・・・」

妹「こりゃラッキー、やっちまえ的なことが脳裏を横切っているはずだろうきっと」

妹「それにビッチは常にビッチだ。あいつらは負い目など感じない」

妹「まあ清楚系の場合はしらんが」

妹友「・・・」

妹「つまりは!」



妹「親愛なるおにいの貞操を奪うなど断じて許さん!」

妹友「!」

妹「初めてはあたしがもらうのだ!」

妹「そしてあたしの初めても捧げる予定だ!」

妹友「言わなくていいよッ!それはッ」



妹「いくらあたしのクラスメイトであろうと」

妹「おにいのバイトの後輩であろうと」

妹「見過ごすわけにはできん!!」

妹「おにいはあたしが襲うんだい!」

妹「では日曜日の朝早く、ウチに集合!」

妹「さらばだ」ピ

妹友「って却下じゃないんかいッ!!」

妹友「あ、もう既に切られてる」ピピ





兄「・・・ったく」


兄「丸聞こえだっつの」


兄「まあいいや、メールでもしとくか」



母「ただいまりもっこりー」

兄「お、おかえり」

母「どうしたの?急に」

母「話がある。だなんて」

兄「ああ」

兄「そろそろかなと思ってさ」

母「え?ついにあなたも初潮がきたの?」

兄「いやなんでだよ!」



兄「オレ男だからね、完全に」

兄「そうじゃなくて」

母「じゃあなにかしら」

兄「だから・・・その」

母「ほら、やっぱり初潮じゃなーい」

兄「だからそうじゃなくてー!!」



母「もうボケないわ」

兄「自覚あったのかよ!」

兄「ちゃんと聞いてくれよ」

母「だいだいわかってるわ。あなたのことだもの」

兄「うん。でそのことなんだけど・・・」



兄「・・・」ガバ

兄「そろそろ起きたほうがいいな」

兄「ゆっくり準備すっかー」

兄「ふあーあ」



兄「おはよう母さん」

母「毎日かあさん」

兄「!?」

兄(朝から全開かよ。めんどくさいから流そう)

兄「・・・あれ、妹は?」



母「妹友ちゃん家に行ったわよ」

母「一泊二日で温泉入りに行くんだとか」

兄「へえ」

母「日曜の夜に帰ってくるって書き置きがあったわ」

兄「・・・」

兄(なるほど。そういうことか)


兄「じゃバイト行ってきます」



清楚系「ん、眠い・・・」

清楚系「・・・今日の予定はー、バイトいってー」

清楚系「・・・」

清楚系「バイトだけか・・・」

清楚系「っていうか!」

清楚系「明日の予定決めてなかったなあ」

清楚系「バイトで話し合えばいっか。で」

清楚系「ママー?明日も仕事だよねえ?」



清楚系「なんでこういう時だけ休みかなあ」テクテク

清楚系「先輩を家に連れ込めなくなっちゃったじゃない」ブツブツ

清楚系「・・・ちがうちがう」

清楚系「今回は本気なんだから」

清楚系「そんな手は使わずにかわいさアピールで勝負よ!」



兄「ね?言った通りでしょ」

清楚系「はい、まさかこんなに混むとは」

兄「はは、ゆっくり休んでね」

清楚系「・・・あの、先輩」

兄「ん?何?」

清楚系「明日の予定!」



清楚系「どこで勉強するかとか、まだ決めてなかったですよね」

兄「そういえばそうだね」

兄「手料理食べさせてくれるって言ってたから」

兄「清楚系ちゃんのお家でかなあ」

兄「とは思っていたけど」

清楚系「それが・・・明日は両親が2人とも家に居るので。その・・・」

兄「・・・ふーん」



兄「別にご両親居ても構わないけどね」

清楚系「!」

清楚系「いや、その・・・できれば」

兄「じゃオレんち来る?」

清楚系「え!いいんですかあ?」パァァ

兄「うん、君さえ良ければ歓迎するよ」

清楚系「やったー!これで後半も頑張れます!」

兄「うん、じゃあいこっか」

キートン山田「後半へ続く」



妹「ああ言ったけどさ」

妹友「うん」

妹「本当に温泉入りに来なくてもよかったんじゃない?」

妹友「いいじゃんいいじゃん」

妹友「近いんだしさ」

妹「まあバスで30分だけど」

妹友「それにまた懸賞が当たったんだよー」

妹友「タダなんだから文句言わなーい」

妹「当たり過ぎだろお前」

妹友「てへ」

妹「どこのポストに投函してんだよ!私にも教えろ!」



妹「でもせっかく温泉当たったんだからさー」

妹友「うん?」

妹「弟さんと来たら良かったんじゃないの?」

妹友「弟とはいつも一緒にお風呂入ってるから別にいいの」

妹「…そうなんだ」

妹友「それにここは混浴ないから」

妹「…さ、さいで」



妹友「だからいろいろ楽しめない」

妹「黙れ」


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