ほむら「上條恭介の腕を千切ったら健康な腕が生えて来た」(51)

ほむら「一方千切った腕からは全身の神経が断裂した新しい上條恭介が生えて来た……」

さやか「あたしの願いは恭介の身体が元に戻る様な身体になること」

淫獣「回りくどい言い方するね」

さやか「折角の一回だけの願いなのにまた動かなくなったら嫌でしょ?」

淫獣「成る程」

さやか「ちなみに恭介の身体が治るにはどれくらいの……」

淫獣「相当な再生力が必要だね」


ほむら「まだ治ってないから切り落として完全に諦めさせようと思ったら生えてくるなんて……」

淫獣「それがさやかの願いさ」

ほむら「こっちの全身動かない上條恭介はどうしろと云うのよ」

淫獣「僕の知り及ぶところではないね」

ほむら「私もそう言いたいわ」


杏子「今から乗り込んでそいつの手脚潰して、あんたなしじゃ生きられない身体にしてやるのさ」

さやか「アンタ……!」

ほむら「そうしたものがこちらになります」

さやか「きょ、恭介!?」

杏子「どういうことだ……バイオリンの音は聞こえるぞ!?」

ほむら「美樹さやか、貴方が一番良く知っているはずよ」

さやか「まさか……」

ほむら「とりあえずこっちの上條恭介は貴方なしではいられない身体よ」


ほむら「あっちの上條恭介は腕が新しく生えた方、こっちの上條恭介は腕から生えた物よ」

杏子「つまりズタボロの腕からは再生したからズタボロの身体なのか?」

ほむら「生きているのが不思議なくらいね」

さやか「でもあたしの魔法でなんとか……」

杏子「他人の為に魔法使うのか?バカバカしいね」

ほむら「魔法使わなかったらこの大荷物どうするつもりなのよ」

プラナリアかー

しょっぱなからカオス過ぎんぞwwww

上増恭介

世にも奇妙な物語かよ

毛が抜けたとか爪切ったとかレベルでも再生したりするならちょっと大変だな

これはひどい

裏目にしか出ないあたりさやかっぽい

>>9
トカゲのアレか

とりあえず、三角関係問題は解決だな。
これ以上増えたりしたら、放射能汚染したとこの清掃にでも使うしかないかな

さやか「ある程度はあたしの魔法で復元できたけど……」

ほむら「あまりにも複雑な脳は治らないようね」

恭介「」

杏子「要するに脳みその代わりを用意すりゃ良いんだろ?」

さやか「できるの?」

杏子「あんたがあたしの話し聞かないから『あたしのはなし聞けよ!』って思ったら幻覚復活した」

ほむら「流石杏子ね。私に眼鏡をかけてファックしても良いわよ」

杏子「いいか、幻覚の魔法で神経に信号を送り込むからな」

さやか「そのためにあたしの剣を使うんだね」

ほむら「延髄に差し込んで……」

さやか「痛々しい……」

ほむら「痙攣してるわね……」

杏子「静かにしろよ……慎重に…」

恭介「あぐん!」

杏子「にゃー!!」

ほむら「ああっ!痙攣した上條恭介にビビった杏子が手元を狂わせて上條恭介が真っ二つに!!」

さやか「また一人増えるの!?」

ほむら「どうするのよ……木偶人形が二つに増えたわよ」

恭介「」

恭介「」

杏子「もう一回やるぞ、抑えとけ」

さやか「あいよ」

杏子「そーっと……よし、差し込めたぞ」

ほむら「じゃあ外に出ている部分を切り取って……」

さやか「歯の部分に魔法をかけるんだね」

杏子「ああ、あんたの云うことを聞くようにね」

恭介「……」

ほむら「一体は完成ね」

杏子「試しに動かしてみろ」

さやか「うーん、じゃあエアギターやって」

恭介「ピロピロピロピロギュイーンツクヅクツクツクヅクツク」

ほむら「折角左手が治ったのにレフティで歯ギター……」

杏子「お前も不憫だな……」

さやか「なんで!?」

ほむら「もう一体はどうしましょう……」

さやか「同じってのも不気味だしな……」

杏子「一日待ってくれ、スペシャリストを呼んでくる」

ほむら(……私の知り及ぶ範囲では心当たりがまるでない)

さやか「スペシャリスト?」

ほむら(千歳ゆまは今回は契約していないでまどかの家に居候させることでまどかを魔法少女から遠ざけ自信も持たせる一石二鳥作戦……)

杏子「待ってろよな」

ユウリ「あたしは飛鳥ユウリ、内科担当だよ」

こまち「切断ならおまかせ!わたしはこまち!」

クレア「電気ショックならお任せを、クレアです」

ニコ「神那ニコ、変型を担当するよ」

かずみ「リーミティ木っ端微塵!破壊担当!かずみだよ!」


ほむら「」

さやか「」

杏子「今からこいつを女に改造する」

こまち「わたしが切って」

ニコ「私が作り変えて」

かずみ「わたしがいらない物を壊して」

ユウリ「あたしとクレアが最終調整かな?」

クレア「しかし人を創るなど神に逆らうも同然なのでは?」

杏子「あたしら魔法少女は契約の時点で神様に楯突いてるもんなんだよ」

ほむら「わけがわからないわ」

杏子「そーっとだぞ、すぐ再生するからな。切り終わったらすぐに頼むぞニコ」

ニコ「了解」

こまち「うぅ……よっと」

恭介「ナ━━━━!!」

クレア「おとなしく……しなさい!」

さやか「恭介が点滅してる!?」

ニコ「あらよっと」

杏子「かずみ、これは木っ端微塵にしとけ」

かずみ「了解!」

かずみ「リーミティ……エステ」


さやか「あの子露出凄いねぇ」

ほむら「もう少し大人だったら完全に痴女ね」

かずみ「~~~!!!」


ユウリ「ああっ!空振って爆風でそこそこバラバラになったけど再生し始めてる!」

杏子「ひぃふぅみぃ……オイどういうことだよ……」

ほむら「また木偶人形が十体に増えた……」

ニコ「こっちが終わったらなんとかしよう」

杏子「こっちは問題無いな」

ニコ「大体形は作ったから調整段階かな」

ユウリ「ホルモン注射だな」

さやか「うわー、ちゃんと恭介が女になってる」

ほむら「その前にちゃんとした人間であるべきだと思うのだけど」

ほむら「女上條恭介はとりあえず延髄加工も終えたし……」

こまち「これどうしよう……」

ユウリ「同じ顔が沢山は多少イケメンでも無理……」

杏子「マジでどうすんのさ……コンクリに詰めて棄てる?」

ニコ「いや、ここは全員適当に作り変えてみよう」

ほむら「阿修羅とか委員長の魔女とかが見えるのは気のせいかしら?」

さやか「ケンタウロスみたいなのも居るよ」

ニコ「そろそろグリーフシードキツイ」

杏子「つーかこいつら使い魔に食わせたらいいんじゃね?」

さやか「ちょっと!?」

クレア「ここに弱い魔女の使い魔が既に」

ユウリ「ああもう食わせろ食わせろ!背に腹は変えられない!」

ニコ「うん、魔女になるのはゴメンだからね」

さやか「えっ」

こまち「知らなかったの?」

杏子「初耳」

ほむら「認知率高いわねしかし」

さやか「ソウルジェムが濁り切ると……」

ユウリ「グリーフシードと同じように魔女が孵るのか」

かずみ「それじゃ……」

ほむら「しかもソウルジェムがないと魔法少女は死ぬわ。ソウルジェムで動いているのよ私達は」

クレア「なかなか冒涜的な話ですよね」

さやか「ゾンビにされたようなもんじゃない……」

杏子「でもあの坊やも十分化け物だよな」

かずみ「なるほど!」

ユウリ「聞く限りさやかのせいだけどね」

かずみ「使い魔があらかた食べたみたいだね」

ニコ「早くしてくれー、魔女るぞー」

こまち「魔女になっても弱いねこいつ」

ユウリ「そりゃ暗闇の魔女なのに、クレアが稲光で照らしてたらね」

クレア「神那さん、グリーフシードです」

ニコ「む、ごくろう」

杏子「ってか転がってる死体の方が使い魔っぽいんだけど」

さやか「あっちの普通のつがいの恭介で遊んでくる」

あ、このかずみ13人目じゃないよ

これ外伝だけじゃないのかよ
モバゲーとか知らねえよ

頭がティロティロしてきた

なにこのスレ(´・ω・`)

誰得とはまさにこの事

生えてくるところを仁美が見たら全力で逃げそうだwww

ほむら「ソウルジェムも身体の一部として認識されるのかしら?」

杏子「さぁ……」

ほむら「契約させてみましょう」

さやか「恭華、契約して。願いは私が魔女に未来永劫ならないこと」

杏子「あ、ずりいぞ、ってかなんだその名前」

淫獣「契約は成立だ」

ほむら「ソウルジェムを叩き割ってみましょう」

さやか「もうぞんざいに扱われるの見てるのも慣れてきた」

ほむら「……ソウルジェムはソウルジェムで別で再生するのね」

杏子「もう倫理観とかどうでもいいよね。これ全部母星で孵化させればエネルギー問題解決じゃん」

さやか「もうあのバイオリン弾いてる恭介が無事ならいいよ」

ほむら「というか彼の細胞を上手いこと埋め込めば私達も最強の身体に……」

さやか「なりたくない!」

杏子「でもあたしらもう化け物みたいなもんなんだろ?」

ほむら「というわけで神那さんをまた呼んできたわ」

ニコ「ぼいっすー」

杏子「さやかよりスタイル良いな」

ほむら「下半身はさやかの方が上手ね」

ニコ「この身体を君達の身体に適応させて埋め込めば良いのかな?」

ほむら「そうよ」

杏子「再生より防御が欲しいんだけどな」

さやか「無いよりはマシかな」

ほむら「埋め込んだ分少し身体が大きくなったのね」

杏子「ほむらお前ニコに体系似てきてないか?」

ほむら「肩が疲れるのもわかるわ」

さやか「貧乳じゃない転校生なんて……完璧過ぎて!あんたなんか増えちまえー!!」

ニコ「ちょっ」

杏子「さやか長い髪が乱れて前が見えてないぞ」

ほむら「酷い……感覚が麻痺してるわよ貴方」

ほむら2「……」

さやか「なんであたしは髪なんだよー!」

ニコ「ほむらと杏子の胸見てて可哀想だったから」

杏子「可哀想ってなんだよ可哀想って」

ほむら「あら、ソウルジェム一個しかないのに起き上がった……」

ほむら2「……ここどこ?……あれ、眼鏡は……?肩もなんか少し重い……」

杏子「こっちが本性か」

ほむら「恥ずかしい……」

ニコ「なんだこの小動物」

杏子「本当に眼鏡持ってたのかよ」

ほむら「貴方の為にスタンばってたわ」

㍋ほむ「皆さんは……」

ほむら「私は貴方の生き別れの姉よ」

さやか「同一人物だよね」

㍋ほむ「えっ……」

ほむら「そしてこの子達は私の友達よ」

さやか「あんたと友達になった覚えないんだけど」

ニコ「うわさやか」

杏子「いくらなんでも酷いなお前もう魔女だろ」

ほむら「ぐすぐす」

㍋ほむ「成る程……それで皆さんは騙された訳ですね」

ほむら「まぁそうね」

㍋ほむ「じゃあ私がなんとかします」

ニコ「えっ」

㍋ほむ「ちょっと鹿目さんのところに行きますね」

さやか「ちょっと!」



まどか「キュゥべえ騙してたの!?酷い!」

㍋ほむ「しかもキュゥべえがいなかったら洞穴生活だったとか……」

まどか「キュゥべえ、契約だよ」

淫獣「それを聞いても契約するとは意外だね」

まどか「私の願いは、キュゥべえを現在過去未来全ての呪いを受け止め、私達に文明を齎す存在にすること!」

淫獣「そんな願いが叶うとしたら、僕達はこの世界から消え去ってしまう!」



ニコ「魔法使い放題だね」

杏子「負の感情も湧いて来ない。代わりに世界を揺るがす発明が思いつくな」

ほむら「巴さんが生き返ってるわね」

マミ「あら?キュゥべえは?」

さやか「キュゥべえ?何ですかそれは」

さやか「っていうかあたしらどうやって魔法少女になったんだっけ」

ほむら「気にしたら世界が壊れるかもしれないわ」

さやか「っていうかこの壊れた恭介どうしよ」

杏子「ってかあたしの家って何をしてたんだっけ」

まどか「そうか……呪いが消えたから宗教はいらなくなったんだね」

何かいてんだかわかんなくなった

これを機に外伝キャラや、プラナリアに興味を持った人が居れば幸いです

http://i.imgur.com/3xx0a.jpg
にこたそ~
http://i.imgur.com/qnq25.jpg
かずみ
http://i.imgur.com/0gdrw.jpg
ユウリ

モバゲー組はモバマギwikiにある


何そのいかにも海外の違法うpサイトから引っ張ってきました的な画像
引くわ

その発想が引くわ
普通に画像検索だろ

ニコちゃんにすじが!

終わりかよ
ユウリ可愛い

イミフ

最後の画像だけでも価値あった

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