北斗「ああ、この前もランクアップを教えて貰ったよ。他にもセイクリッド以外のエクシーズについても教えて貰った」

刃「俺もシンクロにはただのシンクロのその先があることを教わったぜ」

真澄「シンクロのその先？」

刃「アクセルシンクロって言うらしい。黒咲さんも詳しくは知らないらしいが使っている奴を見たことがあるらしい」

北斗「アクセルシンクロどういうものなんだろう」

刃「そりゃアクセルってくらいだから今までの倍以上の速さでシンクロするのさ」

真澄「刃のターンは長いからそうなってくれると助かるわ」

真澄「って、そうじゃなくて黒咲さんが最近冷たいって事よ」

刃「だからさっきから言ってるが冷たくなんてなってねーぞ」

北斗「ああ、僕も同感だ」

真澄「じゃあ私だけなのかしら？何かしたっけ」

北斗「真澄の気のせいじゃないか？」

真澄「そんな事ないわ、この前だって」

―――――
―――
―

柚子「それじゃあ、真澄また今度ね」

真澄「ええ分かったわ、また今度」

黒咲「....」

真澄「あ、黒咲さんどうしたんですか？」

黒咲「....」

真澄「あのー」

黒咲「今、君はル....柚子と何を話してた」

真澄「えーとそんな大したこと事は話してませんが」

黒咲「何を話していた」

真澄（そうだ、最近黒咲さんとデュエルして無いからこの機会に）

真澄「私にデュエルで勝てば教えます」ｶｼｬ

黒咲「っく、仕方ない」ｶｼｬ

真澄黒咲「デュエル！」

真澄「私のターン私は手札からジェムレ
シスを召喚、効果によりデッキからジェ
ムナイト･ラズリーを手札に加える。
ジェムナイトフュージョン発動！手札の
ジェムナイト･ラズリーとジェムナイト･サファイアを融合！」

黒咲「っ！」

真澄「新たな光を生み出さん！融合召
喚！レベル7ジェムナイト･アメジス」

真澄「ここは守備表示で召喚するわ。更に墓地からジェムナイト･ラズリーの効果発動ジェムナイト･サファイアを手札に加える。続けて墓地のジェムナイトフュージョンの効果でジェムナイト･ラズリーを除外し手札に加える」

真澄「まだよ、手札からジェムナイトフュージョン発動！場のジェムレシスと手札のジェムナイト･サファイアで融合！」

真澄「新たな光を生み出さん！融合召喚！現れろ！幻惑の輝きジェムナイト･ジルコニア！」

真澄「私はカードを2枚伏せてターンエンド」

真澄（私が伏せたカードは奈落の落とし穴と聖なるバリア-ミラーフォース-これで黒咲さんの召喚も攻撃も防ぐ！）

黒咲「俺のターンドロー、手札からハーピーの羽箒を発動」

真澄「なんですって！」

黒咲「そして、ブラックガーデンを発動する」

真澄「何この禍々しいフィールドは....」

黒咲「そして、手札からRRバニシングレイニアスを召喚。この瞬間ブラックガーデンの効果によりローズトークンを相手フィールド上に特殊召喚する」

真澄「何このバラは....」

黒咲「更に俺は手札からRRバニシングレイニアスを特殊召喚、ローズトークンを特殊召喚する」

黒咲「RRネストを発動、デッキからRRバニシングレイニアスを手札に加えてから特殊召喚、ローズトークンを特殊召喚する」

黒咲 「雌伏のハヤブサよ。逆境の中で研ぎ澄まされし爪を挙げ、反逆の翼翻せ！エクシーズ召喚！現れろ！ランク４！ＲＲ－ライズ・ファルコン！ 」

黒咲「ライズファルコンのオーバーレイユニットを一つ使い効果発動！相手の場に存在する特殊召喚されたモンスターの攻撃翌力分攻撃翌力をアップさせる！」

ライズファルコン「ｷｰ!」50+800+800+800+1950+2900=7300

黒咲「全てを切り裂けライズファルコン！」

ライズファルコン「ｷｰ!」

真澄「うわあああぁぁぁぁ」
4000 - 23900 = -19900

黒咲「さぁ、ル....柚子と何を話していた？」

真澄「効率の良い融合召喚の仕方について話してたのよ」

黒咲「ッち、また融合か」

―――――
―――
―

真澄「って、事があったのよ」

刃「ワンターンキルかよ....黒咲さんが俺とデュエルするときは、指導デュエルだからこんな事やられた事ないぜ」

北斗「ライズファルコンの恐ろしさは思い出すだけで身震いがする」

真澄「ええ、更にあれに上のモンスターがいるなんて本当に恐ろしいわ」

刃「流石黒咲さんだぜ！俺らとランクがちげぇ」

北斗「でも確かに少し黒咲さんは真澄に厳しいかもしれないな」

刃「黒咲さんにも理由があったんだろ。じゃなきゃこんな非人道的なデュエルするはずねぇ」

真澄「やっぱり、柊柚子が関係あるのかしら？」

北斗「そういえば黒咲さんは柊柚子と知り合いなのだろうか」

刃「どうだろうな、確かにいつも柊柚子を気にはしているが」

真澄「でも、名前をいつも言い間違えてる気がするわ」

北斗「ルユズっていつも言ってるな」

真澄「もしかして、柊柚子と似ている知り合いがいるのかしら？」

刃「かもしれないな、だけどそれじゃあ黒咲さんが真澄に厳しい理由になって無いぜ」