【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 7】 (1000)


 この星には――あなた達の住まう、この星には力がある。
 多様な生命を生み出し、育み、時に滅ぼし、時に恵みを与える。

 地球に芽生えた、知的生命体――人間。
 言語を介し、文化を作り、文明を発展させた人間。
 彼らは時に星の上にあることを忘れ、時に星に畏怖し、星を探究する。

 2XX0年――。
 とうとう、始まりの人間が星の恩恵を知り、その手に握る。
 彼は星の恩恵を『借り/操り』――『掴む/攫む』。

 星の力を『掴んだ/攫んだ』――彼は――始まりのグラスパー。

 彼の出現後、人々は星の恩恵を『借り/操り』ようと躍起になり、とうとうそれを『掴む/攫む』術を見つけ出す。


 星の力を巡る、欲しの物語

「誰――?」

「どうして助けてくれたの…?」

「このままいなくなっちゃえば、きっと楽になれたのに」

 男の子は差し出していた手で、わたしの手首を掴む。

「生きないと」

「死んだら二度と、生きられない」

 瓦礫の山が崩れていく。
 それまでのわたしが圧し潰されて消えていく。

 焼ける街へふらふらと、男の子はさまよい歩いて去っていった。


 前スレ
 1 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415615140/)
 2 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 2】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416137182/)
 3 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 3】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416573805/)
 4 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 4】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417349321/)
 5 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 5】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417861637/)
 6 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 6】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418215241/)



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418563430

 
 ――個人情報――
 名前:菊野明 性別:女 職業:異能管理機関職員 身体能力:高め 精神面:普通
 異能:武器具現 特技:人を騙す 願望:恩人の男の子と再会して恩返しをする
 グラスプスキル:ポイント196/100 アーム271/200 コートMAX バーニッシュMAX
 ピラー250/250 アンテナ50/200 ステルス311/300

 ――異能管理機関・正職員――
  宇和時久:東京支部支部長 五感共有の異能 10
  流石愛花:異能犯罪対策課課長 爆乳 ?
  緑野柳:異能犯罪対策課 植物操作の異能 碧石と夫婦 ?
  碧石不動:異能犯罪対策課 日替わりの異能 緑野と夫婦 巨乳派 30
  枢木イアン:某市異能犯罪対策課課長 封じの大釘の異能 50
  鏑木千恵:某市支部 治癒の異能 40
  槙島軍人:司令部特務課 炎の異能 アニオタ 100
  島津久:情報部所属 残留思念の異能 60

 ――ブラック・ライト――
  次郎・エドワース:鈍化の異能 ー
  黒山輝代:榊の側近 ー
  榊日和:ブラック・ライトのボス 衝撃の異能 ー
  福路万里:風扇の異能 チャイナドレス美女 ー

 ――友人・勢力不明――
  萑部律:天才技術者15歳 ズレ気味 260
  宮東湊:光線の異能 大学生 140
  リク:9歳美少年 おっとり系 氷の異能 恩人? 150
  朝霧冬也:旅人 掌握・光蝶の異能 足フェチ 80
  御手洗深道:ATCV-1の異能 変態盗撮魔 収監中 50
  エリオール・コンデンナー:増幅の異能 他称神様 ー
  六星姫:十二単の異能 60
  忍川隼実:NINJA 影分身の異能 ?
  天上院秋雨:電撃の異能 冬也の師匠 ー

 ――冬也LOVE勢――
  ナスターシャ・リンカーン:メキシコ麻薬カルテル首領の一人娘 黒髪褐色美女
  エリカ・ブラッディー:日系米人 彼女を巡って冬也は銃撃戦してた
  アニムス・ベネット:DVから冬也が助け出した 湊好みのナイスバディー
  ハル・リンスレイン:日系人 自分探しの旅の途中で巻き込まれたシージャックで冬也に助けられた



 【安価下2】
 極道さんのお屋敷の前にいたよ
 看板には何組って書いてありました?
 ヤクザさんの名字お願いしまする

岩鬼

六星

たておt
安価なら美多

ガチで姫だったのか


 >>5
 すまん、すまん…

―――――

看板『美多組』

明「…美多組と言えば、国内有数の極道でしたか」

 ギィィィ…

組員「おう何じゃ、ねえちゃん、用事か?」

明「あなた、新入りですか? そんなことしてると、上に叱られますよ?」

組員「ああーん!?」

 【安価下2】
 1 イケメン若頭登場
 2 組長登場

1

2


 【安価下2】
 組長の下のお名前

本田平八郎

彼方かなた


男しかダメなら仁

前スレ>>1000ありがとうって裾野さんが言ってた


 やだ、この組長、すごく爽やかネーム
 あ、ちなみに組長は男性っす

―――――

美多「何してる」

組員「組長…この女がじろじろと見てたんで、何をしてんのかと――」

美多「カタギの方に迷惑かけんじゃねえ」

組員「すっ、すいやせん!」

明「お気になさらず、わたしも立派な屋敷だなとつい見入っていただけですから」

美多「お姉さん、あんた…カタギじゃねえな?」

 【直下 コンマ判定】
 1~5 美多「名前…何てぇ言うか聞かせてもらっていいですか?」明「…菊野明といいます」
 6~9 美多「その目…なかなか見所のありそうな方のようだ。いきなりだが、人助けには興味はありませんかな?」


美多「名前…何てぇ言うか聞かせてもらっていいですか?」

明「…菊野明といいます」

美多「それは何番目の偽名で?」

明「……さあ、どうでしょうか」

美多「ところで菊野さん、あんた、お金には困っていやせんか?」

明「【安価下2】」

 1 困っているほどではありませんが、仕事は探しています
 2 いえ、特には

1

1


明「困っているほどではありませんが、仕事は探しています」

美多「いいお話ができそうだ…。おい、この方を案内しな」

組員「へいっ」

美多「すぐ戻るんで、ちょいと中で待っててもらえますか?」

明「分かりました。では、失礼します」

 ・
 ・
 ・

 ――東京某所・美多組本邸――

明「おお、なかなか…Vシネにでも出てきそうな、まんまのお宅ですね」

美多「お待たせしましたな、菊野さん」

明「いえ、興味深く、お部屋を眺めさせてもらっていました」

明「とても趣味がよろしいようで」

美多「それはそれは…」

 【直下 コンマ判定】
 1~5 美多「実は今、うちは腕のいい用心棒を捜してましてな。菊野さん、どうです?」
 6~9 美多「紹介したいのがいるんで、まあ、まずは顔を見てやってください」


美多「実は今、うちは腕のいい用心棒を捜してましてな。菊野さん、どうです?」

明「用心棒…ですか。しかし、あまり時間を拘束されては困る事情があるんです」

明「日中の数時間程度なら問題ないのですが――」

美多「1日2時間から、お時給は3万円。何もなければ、くつろいでもらってるだけでいいでしょう」

美多「どうです?」

明「…」

明「【安価下2】」

 1 いいでしょう、引き受けました
 2 お時給は3万、ですか…3万…3万ですかぁ…
 3 詳細について、少しおうかがいしたいのですが

2


明「お時給は3万、ですか…。3万…3万ですかぁ…」

美多「いいでしょう、ならば5万」

明「5万5000円!」

美多「…」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 美多「5万。ただし、用心棒としてのお仕事をされた日はボーナス…でどうです?」明「乗りました」
 4~6 美多「ならば6万。カチコミがあって、あなたが活躍されれば別途ボーナス」明「乗りました」
 7~9 美多「気に入った、10万! 別途ボーナスももちろん用意しましょう」明「乗りました」

でやっ

うん

ほい


美多「ならば6万。カチコミがあって、あなたが活躍されれば別途ボーナス」

明「乗りました」

美多「いい交渉ができましたな」

明「ええ、こちらも嬉しいですよ。これほどいい職場に巡り会えるとは――」

 シュタッ

明「!?」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 明「はぁああああっ!」ドスッ
 4~6 忍川「お命、ちょうだい申す!」明「あなた、は――!?」
 7~9 明「甘いっ!」?「ぐえっ…!?」

んb


明「はぁああああっ!」ドスッ

 天井から落ちてきた襲撃者を、明は視認するなり拳を叩き込む。
 呆気なく襲撃者は殴り飛ばされ、庭園の池に落ちた。

明「何者ですかっ!?」

美多「おお、これはこれは…」

明「はい?」

美多「いや、少し試させてもらっただけですよ」

美多「これなら安心だ。あれはうちのもんです」

明「…そうでしたか」

美多「では、明日からどうぞよろしく」

明「こちらこそ。ただし、次からはこのようなテストはなしでお願いしますよ」

明「間違って手にかけてしまっては、寝覚めが悪いでしょう?」

美多「もちろん、これきり。次からは殺すつもりでいいです」

 【安価下2】
 何か、美多に尋ねておきたいこととかある?
 1 特にないよ
 2 あれば質問内容よろっす

2 用心棒を探してる理由を訪ねてもよろしいですか?

詳細について、少しおうかがいしたいのですが


明「詳細について、少しおうかがいしたいのですが」

美多「詳細?」

明「どうして用心棒が必要なのか、とか」

明「あとはお給料日や、社会保障費についてなど、もろもろです」

美多「…ふうむ」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 美多「あなたはただの用心棒…。理由については、お答えしかねますな」
 4~6 美多「なに、いずれ分かりますよ、もしかすれば…ですがな」
 7~9 美多「つまらない理由です。近頃は物騒な者がいるから、その用心を…と」

ふっ

ていうか今日>>1がやたら00出すな


 ――明の隠れ家――

美多『あなたはただの用心棒…。理由については、お答えしかねますな』

明(結局、理由については明かされなかった…)

明(まあヤクザというのを考えれば、そうそう秘密を漏らしたくはないのだろうが…)

明(…………危なくなれば切り捨てればいいだけ、今はよしとしておこう)

 ガチャ

律「ただいまですー!」

明「おかえりなさい」

明「ラボはどうですか?」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 律「だいたい、半分です」
 4~6 律「全工程の6割完了…って感じです」
 7~9 律「あと一息、7割型完成です」
  0  律「明日仕上げて、完成です!」

ああ


律「あと一息、7割完成です」

明「進みましたね。――て言うか、早すぎません?」

律「ふっふっふっ、作業用ロボットちゃんを使えばヨユーなのです!」エッヘン

明「なるほどと納得してしまうあたり、あなたの技術力には馴れすぎましたね…」

明「そうそう、わたしも今日、職を見つけましたよ。時給6万円の」

律「ええっ!? な、何です、そのすごく怖い感じ…?」

明「極道の用心棒です。心配はいりませんよ、わたしですから」

律「そ…そうなんです…?」

律「で、でも、あんまり危ないのは…」

明「大丈夫ですよ、心配しないでください。命の危険を感じて、やってられないと思えば辞めますから」

律「約束です」

明「ええ、約束します」

 
 ――個人情報――
 名前:菊野明 性別:女 職業:異能管理機関職員 身体能力:高め 精神面:普通
 異能:武器具現 特技:人を騙す 願望:恩人の男の子と再会して恩返しをする
 グラスプスキル:ポイント196/100 アーム271/200 コートMAX バーニッシュMAX
 ピラー250/250 アンテナ50/200 ステルス311/300

 ――異能管理機関・正職員――
  宇和時久:東京支部支部長 五感共有の異能
  流石愛花:異能犯罪対策課課長 爆乳
  緑野柳:異能犯罪対策課 植物操作の異能 碧石と夫婦
  碧石不動:異能犯罪対策課 日替わりの異能 緑野と夫婦 巨乳派
  枢木イアン:某市異能犯罪対策課課長 封じの大釘の異能
  鏑木千恵:某市支部 治癒の異能
  槙島軍人:司令部特務課 炎の異能 アニオタ
  島津久:情報部所属 残留思念の異能

 ――ブラック・ライト――
  次郎・エドワース:鈍化の異能
  黒山輝代:榊の側近
  榊日和:ブラック・ライトのボス 衝撃の異能
  福路万里:風扇の異能 チャイナドレス美女

 ――友人・勢力不明――
  萑部律:天才技術者15歳 ズレ気味
  宮東湊:光線の異能 大学生
  リク:9歳美少年 おっとり系 氷の異能 恩人?
  朝霧冬也:旅人 掌握・光蝶の異能 足フェチ
  御手洗深道:ATCV-1の異能 変態盗撮魔 収監中
  エリオール・コンデンナー:増幅の異能 他称神様
  六星姫:十二単の異能
  忍川隼実:NINJA 影分身の異能
  天上院秋雨:電撃の異能 冬也の師匠
  美多彼方:美多組組長

 ――冬也LOVE勢――
  ナスターシャ・リンカーン:メキシコ麻薬カルテル首領の一人娘 黒髪褐色美女
  エリカ・ブラッディー:日系米人 彼女を巡って冬也は銃撃戦してた
  アニムス・ベネット:DVから冬也が助け出した 湊好みのナイスバディー
  ハル・リンスレイン:日系人 自分探しの旅の途中で巻き込まれたシージャックで冬也に助けられた


―――――

 本日2度目の休憩です
 どうもありがとうございました

 そろそろ、明編も終わりでしょうかね…


明ももう終わりかあ
結構イベント尽くしだったな
今度は子供世代とか面白そうかも
湊(独身)に両親の馴れ初めを聞きに行くとこまで見えた

一旦乙
明編はクビの謎とかブラックライトとか神様とか爆乳とかまだ広げられそうだけどどうなるやら
次の主人公は学校に行くようになったリクの同級生とかどうよ

休憩行ってらっしゃい もうすぐ終わり、そろそろ恩人について調べないといけないな


冬也が裾野さんのくるぶしに気付く日はくるんだろうか

明編もうすぐか~…次はリクあたりが高校生になった話とか面白そうだな!
高校生くらいが無鉄砲で青春できてストーリー的には動かしやすいかも!
ちなみに別に明編が嫌いなわけではないですよ!

とりあえずポーラにも会っときたいし、律パパンの問題もあるんだよな…


 【直下 コンマ判定】
 偶数 明「さて、今日の予定は…っと」
 奇数 明「さて、今日の予て――」律「うわぁああああああ―――――――んっ!」
 ※0は偶数扱いです

ほい

リクの同級生主人公にするならもうリクでいいんじゃないの?
まあわざわざ短なところから選出しなくても今までの関係すっぱり切って北海道支部みたいなのもアリだと思うけど
大穴というかなんというか、冬也に助けられた女の子が冬也に好きになってもらうために冬也を追いかけるみたいなのもありっちゃあり
追いついても修羅場だけど


 ――明の隠れ(という表現に少し疑問が入るころになってきた)家――

明「さて、今日の予定は…っと」

明「2時間後に美多組で用心棒をして…後はいつも通りのフリー…」

明「……まあいいか」

明「【安価下2】」

 1 グラスプスキルの練習からわたしの朝は始まる
   A ポイント196/100
   B アーム200/200
   C コート573/300
   E ピラー250/250
   F アンテナ50/200
   G ステルス311/300
 2 ニュースでも見てよう
 3 その他、自由行動
   ※行動時間は1時間分しかないから、コミュはムリよ

2

1B


 すまぬ、アームの数値が間違ってたね

 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 アーム 271/200
 ※00、99、88のいずれかが出たら特訓しようかなって気になれる

a

つーかコートも間違ってた!
めんご、次は(忘れなきゃ)直すね!
これは判定に数えないよ1


 そして、補正も忘れてた!
 …………ごめんなさい

 よって
 271+28+15=314
 アーム 314/200 となります

―――――

 ――美多組――

明「お茶、おいしいです」

組員「へいっ」

明「おお、みたらし団子まで…どうもすみませんね」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 きたよ、早速
 4~9 無事に今日のお仕事終了だぜ!

そろそろ恩人探しに本腰入れる頃合いか
もう敵と戦うなんて起こるか起こらないかだろうし1日情報収集かな
終盤での特訓はほぼ無駄になると冬也の時に学んだ


組員「今日のお給金です」スッ

明「どうもありがとうございます」

明「では」

組員「ご苦労さまでしたぁっ!」ビシッ

明(思っていた以上に楽なお仕事だな…)

明(このお見送りだけはちょっと仰々しい…)

 ズラァッ
 スタスタ…

明「さて、そろそろブラック・ライトに乗り込むもろもろの準備をしておきたいところ…」

明「【安価下2】」

 1 それは置いといて、ふらっと散歩でも
 2 湊と相談でもしておこう
 3 協力者でもいれば、少しは安心かも…。でも、巻き込むのも何だか…

3

2

2

2


 ――湊の家――

明「お邪魔します」

湊「おう」

リク「あきらっ! みてみて、ブーメラン!」

明「いまだにお気に入りですか」

湊「朝から晩まで、ブーメランにつきあってやってるよ…」

湊「いい加減疲れてきた…見てるだけだし」

明「そうですか…」

明「ところで、湊。そろそろ、ブラック・ライトの件で相談でもしようかと思って、訪問したんですが」

湊「ああ、ぼちぼちだとは思ってた」

明「【安価下1】」

 1 まず、移動手段をどうするかです
 2 乗り込むメンツについてなんですが
 3 その他、何かあったっけ?

1

2


明「まず、移動手段をどうするかです」

明「ブラック・ライトはどうしてか、海上、海中、はては無人島などにアジトを作っています」

明「ですから、海を移動できる乗り物か、空を飛ぶ乗り物がないと乗り込めません」

湊「いきなりだよなあ…」

湊「…泳ぐわけにもいかねえし」

明「いかないですね。到着できたとして、疲労困憊間違いなしです」

湊「と、なると…」

明「【安価下1】」

 1 湊、お金は溜め込んでるんでしょう? 使い捨ての船でも買ってくださいよ
 2 ……………そう言えば、律くん、スランプ解消したし、言えば作ってくれる?
 3 その他、妙案求む

2

2


明「……………そう言えば、律くん、スランプ解消したし、言えば作ってくれる?」

明「…かも?」

湊「それだ」

明「後で頼んでおくとします」

明「ものすごくあっさり解決してしまいましたね」

湊「いや、引き受ける前提かよ」

明「だって律くんですよ? 尻尾がついてればぱたぱた振りながら喜んで何でも作るでしょう」

湊「…まあいいか、それで」

湊「んじゃあ…実際に行くメンツだよな」

明「ええ…。わたしと、湊は決定だとして…」

湊「2人ってのもなあ…」

明「しかし、あまり他人を巻き込みたくないですね」

湊「ああ…」

リク「いきたいっ」

湊「ダメ。これは本当にダメ」

リク「…」

明「……けど、リクくんのルーツを知るために行くんですし、同行した方がいいのかも…」

湊「はあ? いくらリク絡みだろうが、危なすぎるだろうが」

明「それは重々承知ですが…」

明「【安価下1】」

 1 承知の上で、彼も行くべきでは?
 2 …やはり、危険ですよね

1


明「…やはり、危険ですよね」

湊「留守番だ、留守番」

リク「いきたい」

明「こればかりは、お留守番ですよ」

湊「分かれ、リク、お前のためだ」

リク「…でも」

湊「リク、言うこと聞け」

リク「…」トテトテ

明「…来たがってましたね」

湊「けどダメに決まってんだろ、あんなに小せえんだぞ」

明「ええ」

明「………じゃあ、改めて、メンツですが…」

湊「だな」

明「呼びつけて困らないであろう知り合いなど…」

明「【安価下1】」

 1 六星さん――はでも、役にも立たなそうなんですよね
 2 槙島さん――って、やたら疲れるんですよね、傍にいられるだけで
 3 ……あれ、いない? 湊、誰か、誰かいませんか?
 4 その他、呼びたい人おる?

1

ぐんちゃんに何度も助けられてるのに酷い扱いだ w


明「六星さん――はでも、役にも立たなそうなんですよね」

湊「あのダメ姫か」

明「ええ、彼女です。正直、大した役に立ちませんでしたよね」

明「けど…頭数としては入れておいた方がいいでしょうかね…」

湊「とりあえずで、声かけとけ」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 明「――断られました」
 4~6 明「――10万円で乗ってきました」
 7~9 明「――ちょっと脅したら、喜んで協力すると約束してくれました」

a

ぜ……0……


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 明「――何か、知り合いが独立したらしく、キャンペーン中だから5万円で斡旋するとか」
 奇数 明「――何か、湊にまた会えるなら~とかお花畑なこと言ってますよ?」湊「はぁ?」
 ※0は偶数扱いです

いけ

おい湊春が来たぞ w w w (ただし貧乳)


明「――何か、湊にまた会えるなら~とかお花畑なこと言ってますよ?」

湊「はあ?」

明「惚れられたんじゃないですか? 良かったですね」

湊「けっ、あんな使えねえ女――」

湊「……」

明「どうしました?」

 【直下 コンマ判定】(黒髪+1)(清、楚…?-1)(十二単+1)(貧乳-2)
 1~5 湊「いや、ないな」
 6~9 湊「…………ほう?」明「えっ」


湊「いや、ないな」

明「ちょっとびっくりしたじゃないですか」

湊「気の迷いだ、シフトしたばっかだから悩んだだけだ」

明「シフトって…」

明「とりあえず決定、ですね」

明「にしてもあなた、ダメな女に惚れられやすいタイプじゃないですか?」

明「あのメンヘラの方とか、六星さんとか」

湊「んだと、こら?」

明「しかし、まだこれで3人だけ…。もうちょっと欲しいですよね」

湊「…ちっと、俺の方でも当たってみるか」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 湊「ダメだった」
 4~6 湊「出所直後のおっさんが1人捕まった」
 7~9 湊「変態のおっさんと、元アイドルババアゲットだぜ」明「元アイドルババア…?」

風条さんようやく再登場

そういや、おっちゃんも風条さん(だっけ?)も冬也の奇跡がなくても生きてた地味に生存力高い組だっけ

しかもおっさんは1周目ボス撃破に一役買ってる


湊「変態のおっさんと、元アイドルババアゲットだぜ」

明「元アイドルババア…?」

湊「某市支部の馴染み。おっさんは盗撮で捕まってたけど、出所したばっかだったからな」

湊「で、元アイドルババアってのは、そのまんま」

湊「某市支部でとっ捕まって、犬にされて、恩赦で自由の身になったのに某市支部に居残ってたんだ」

湊「けど、お前と同じタイミングでクビにされたんだと」

明「そうですか。戦力としては期待できるんですか?」

湊「…………それはまあ、頭数…って感じだな」

明「心もとないですね…」

明「せめて、もう1人…」

湊「だな…。ちゃんと戦力にカウントできそうなのがいれば…」

 ウ----ン…

 【直下 コンマ判定】
 1~6 明「わたしの唯一の欠点は…コネのようでした…」湊「それだけじゃねえだろ」
 7~9 明「…………依頼でも、してみます?」湊「依頼?」

忍者くるか

まてよ、そういやフリーに目的を見失った願い叶えましょうマシーンのエリオールがいたな……流石に無理か


明「…………依頼でも、してみます?」

湊「依頼?」

明「ええ…。六星さんが所属していたような、要するに裏稼業っていうものですか」

明「そういうところに依頼でもすれば…大外れでもなければ――協力者が得られるかと」

明「法外な値段取られますけどね」

湊「……苦渋の策だな。信用できんのか?」

明「それは何とも分かりませんが」

明「【安価下1】」

 1 とりあえず、依頼してみましょうか
   A 1番腕の立つ人を
   B 1番安上がりな人を
   C いっそお任せで
 2 いや、やっぱりやめときましょう、忘れてください

1A

1a


明「とりあえず、依頼してみましょうか。1番腕の立つ人を」

湊「高いんじゃねえの?」

明「金で命が買えると思えばいくら積んでもいいんじゃないですか?」

湊「…んじゃ、一応」

明「ええ。じゃ、電話かけてみますね」


 【直下 コンマ判定】
 1~6 *『申し訳ありませんが、当事務所のNo.1は予約が3年先まで埋まっていまして』
 7~9 *『なるほど~、それでしたら、1日2億円になりますが』明「」
  0  *『お客様、ラッキーですね。ただいま、キャンペーン中でNo.1でも1日200円で派遣できるんですよ』

裏掲示板みたいなとこに張り出すなら天ちゃんもワンチャンあるかなと思ったけど甘かった


*『申し訳ありませんが、当事務所のNo.1は予約が3年先まで埋まっていまして』

明「3年先…ですか?」

*『はい~。10億円で割り込みをすることもできますが』

明「……割り込みは、けっこうです」

湊「法外すぎるだろ…」

*『ご予算に応じた紹介もうけたまわっておりますよ?』

明(律くんからお金を工面してもらうと考えても、限度は1億円…)

明(ここには潜り込んでいたから分かる――1億円クラスかけると、戦力カウントできるかは五分五分…)

明(運良く、新入りでとても腕が立つような人に当たるのなら、100万円でも一縷の望みは託せる、が…)

明「【安価下1】」

 1 1億円予算で、お願いできますか
 2 5000万円…の予算で
 3 100万円で…できるだけ腕が立つような人がいれば…
 4 やっぱりけっこうです

4


明「やっぱりけっこうです」

*『それではまたご用がありましたら~』

 ガチャ

明「…………5人で乗り込むことに決定されました」

湊「不安しかねえな…おい」

明「仕方ないでしょう」

明「けど、5人です。5人もいれば…えーと…」

湊「…戦隊ヒーローってか?」

明「わたしはレッドですね」

湊「俺がレッドだ」

明「湊は…ブルーって感じですよ」

湊「やっぱお前とは気が合わねえ」

明「では、肝心の決行日ですが」

湊「お前に任せた」

明「【安価下1】」

 1 律くんに乗り物を用意してもらい次第――ということで
 2 1週間もあれば行けるでしょう。1週間後に決行です
 3 念入りに、2週間後ということで


明「念入りに、2週間後ということで」

湊「2週間後――8月最後の日じゃねえか」

明「偶然ですね」

湊「んじゃ、それまでは抜かりなく準備しておこうぜ」

明「ええ」

明「2週間後、ブラック・ライトで真実を掴みましょう」


 ――――ブラック・ライト突撃が2週間後に決定されました。


 【直下 コンマ判定】
 1~6 律「もうちょびーっとで、ラボ完成です」
 7~9 律「いよいよ明日、ラボ完成です!」
  0  律「ボクのラボが完成しました!」

a

a


 ――明のお家――

律「いよいよ明日、ラボ完成です!」

明「早いですね。着工から10日も経ってないのでは?」

律「むふふ…ボクのラボはすごいです!」

律「明日、いっぱいいっぱい、いーっぱい、明さんに説明するです!」

明「では楽しみにしていますよ」

律「はい!」

明「あ、そうそう。律くん、乗り物作ってもらえませんか?」

律「乗り物…です?」

明「はい。ブラック・ライトのアジトへ向かうのに当たって、足がなかったので」

律「どんなのがいいです?」

明「どんなの…ですか」

明「【安価下1】」

 1 船とか
 2 空飛びたいですね
 3 お任せでいいんで、すごいのを

2


明「空飛びたいですね」

律「お空ですか…」

明「ええ、人数は5人です」

律「5人乗れる空飛ぶ乗り物…」

律「オッケーです! ラボで1番最初に作るのが決まったです!」

明「よろしくお願いしますね」

律「はい!」

律「…でも、やっぱりブラック・ライトに行っちゃうんですよね…」

明「ええ」

律「……」

明「律くん?」

律「あ、何でもないです! 冷める前にご飯食べるです!」

律「明さんのごーはんー♪ いっただきまーす!」

明「…いただきます」

律「んんっ!? とってもおいしいです!」ニコニコ


―――――

 今夜はここまでです
 どうもありがとうございました

乙ー

柳様は鬼強だそうだが果たしてどれほどか


 ――オマケ・お年頃のりっちゃん――

律「あ、あああああのっ、明さんっ!」

明「何ですか? あ、このお皿洗いロボット、肝心の油汚れを落とすの苦手みたいなんですよ」

律「ああ、それはちゃんと『32度のお湯で油を落とすモード』にしないとダメです」

明「何ですか、そのモード。この『何でも汚れ落としモード』じゃダメなんですか?」

律「油汚れは『32度のお湯で油を落とすモード』にしないとダメなんです。油汚れだけは」

明「何でそんな2モードしか選べないんですか。で、そのモードを変更するスイッチは?」

律「えーっと、確か、右足の甲のハッチをぱかってしたところにあるコンソールに1235って暗唱番号を入れて…」

律「すると鍵盤が胸部から出てくるから、ドドソソララド~って弾いて、今度はお尻から出てくるホースをお口に――」

明「面倒臭いですよ! スイッチ1つで何でもできるのが律くんの発明の便利なところでしょう!?」

律「だ、だっていつもそれじゃあ飽きちゃうかと思って…!」

明「だったらロボットから離れましょうよ…」

律「ロボットから、離れる…!? そ、それです――」

明「じゃあお願いしますね」

律「じゃなくてっ! じゃなくてです、明さん! きょ、今日こそはあの――」

明「そうそう、玄関の自動靴揃えロボットなんですけど、逆にスペース取っちゃってますし、あれ、どけませんか?」

律「ええっ!?」

明「だいたい、自分で靴なんて揃えられるでしょう。ニッチすぎる用途のメカは考えものですよ」

律「はいです…。あの、明さん…じ、実は今日、DVDをレンタルしてきたから、一緒に眠る時にでも見れたらって…」

律「で、でもって、お部屋を暗くして、いいムードになりながらその、ぼぼ、ボク、ボクの初めてを、あ、明さんにっ――」

明「DVDって何借りたんですか?」

律「激動の昭和史・沖縄決戦――」

明「1回見たことあるんで、お1人でどうぞ」

律「ええっ!?」

明「それに、寝る前に見るようなものでもないですよ、それ。内容知ってるんですか?」

律「知らないです…けど? 見たことないから…」

明「……まあ、ご自分の判断でどうぞ」

 で、その夜――。

律「うわぁああああっ!? すすすすっぷ、すぷぷっ、スプラッターですぅぅぅっ!」ヒシッ

明「んん~…だから言ったのに、抱きつかないでくださいよ…」モゾモゾ

律「うぅぅ…夢に出てきそうですぅ…」ブルブル

明「はいはい…。にしても、仲代達矢はカッコいいですね」ポンポン

律(こ、こんな形でベッドで抱きつくだなんて…でもでも、映画おっかなくて下半身がさっぱりうずかないです…)

律「――って、明さんは仲代達矢みたいのが好みですっ!?」

明「ほら、寝ますよ」

律「うぅぅ…明さぁん…」

明「暑苦しいから、ちょっと離れてください」

律「うわぁぁぁん…」


これ以上失うものはないし地味に強いからまあ勝てるだろうし早く済ませて欲しいな

>>118
そういう言い方は>>1も見てる人もよく思わないだろうから控えた方がいいと思うよ

>>119
『つまらないので早く終わらせてほしい』こうして直に書き込まないと浅ましくも話題をすり替えつつ誤魔化そうとするのか?

あまり否定する突っ込みもよそうぜ
これで荒れたら元も子もないしスルーが一番安定だよ

戦争おっぱじめる訳じゃないからサクッと終わるかはコンマ次第だろうね
某変態さんを引けたのはかなりプラスだと思うが主人公組が脳筋だからなぁ…
スニーキングミッションでいいんだがドンパチやらかしそうな予感

長く続くと読者様がウザいすな

自治するなら歓迎するし構わないんだけどさ
気に入らない展開になったとな単にあーだこーだ喚きだして安価誘導するのは控えたほうがいいかな^^;

嫌なら見るな

荒れる流れを作ってしまって申し訳ない。あまり安価とか関係ない書き込みは控えるわ。すまんかった

スパイ役が嫌だとかうるさい人が居る時は必要ないと思ってスルーしたけど
結局安価とった者勝ちだったの知ってるんで暗に空気を読めとかそういう悪質な妨害はやめてね


 ――東京某所・律のラボ――

律「じゃじゃーん! これがボクの新しいラボです!」

明「でっかいですねえ…。都心から随分と離れちゃいましたし」

律「土地面積の問題で、都心は難しかったです。もちろん、設備もボクの手製だから一般のものよりすごすぎなんです!」

律「地下には核でも、ケラウノスでも耐えられるように設計したスーパーすごいシェルターもついてるです」

律「肝心の住居スペースも、もちろん、とってもすごい感じになってて、特にあの…」

明「これ、いくらかかったんですか?」

律「……耳を」

明「…」スッ

 ヒソヒソ

明「…………すごいですね…。て言うか、それ、もう蓄えがないんじゃ…」

律「い、一応、大丈夫です!」

明「一応ですか…。それで、昨日お願いしておいた、乗り物はどれくらいでできますか?」

明「2週間以内にはできますよね?」

律「よゆーです! ばっちり任せてください!」

明「では引き続き、がんばってくださいね」

律「はーい!」

明「さて、わたしは…」

 【安価下2】
 1 誰かとコミュしに行こうかな
 2 お仕事お仕事
 3 グラスプスキルの練習しないと
   A ポイント196/100
   B アーム314/200
   C ピラー250/250
   D アンテナ50/200
   E ステルス311/300
 4 その他、自由

1

うえ

3B


明「誰かと交流でもしておこう」

明「…誰とするかが問題だけど」

 【安価下2】
 どなたとコミュしますか?
 ※変態おっちゃんは可能だけど、風条さんはまだ到着してないからムリっす

ポーラさんいける?


 >>134
 いけまする

 これは数えないですよ

↑ダメなら下で


明「そう言えば律くん、ここを作る時に手伝ってくれたという人ですが」

律「ポーラさんです?」

明「ええ。わたしからも一言、挨拶をしておこうかと思いまして」

律「えーと、だったら今日帰っちゃう予定だったから呼び止めておくです」

律「でもここまで来るのは大変だから――」

 ガッシャ----ン
 キィィィッ

律「ボクのラボがぁっ!?」

 ガチャ

ポーラ「律に呼ばれた気がした! 唖然としてる律かわいいよ、律」

律「」

明「…」

ポーラ「うん? おお、あなたは律がお熱だという、かわいい胸の持ち主ではないか!」スッ

 ペタっ

ポーラ「うんうん、小さくて愛らしい。いいよいいよ、かわいいよ、ああんもうたまらん」スリスリ

明「…」

明「少し、向こうでお話をしたいのですが」

ポーラ「はすはすはす…」スリスリスリ


 ↓1~3 ポーラさんとのコミュ内容
 例)・いきなり壊したラボの修理代について  ・ちっぱいの正義について  などなど


 あ、なければ「なし」もありなんで!
 これは数えないっす

律の可愛さについて

律くんとどのような関係ですか

修理代について


明「いくつかお話したいことはあるんですが――」

ポーラ「まずは律のかわいさだな!? ふふふ、律はな、天才だぞ!」

ポーラ「あのぷっくらしたほっぺの上についてる頭の中には300年は人類の技術レベルを押し上げられるだけのものが詰まってる!」

ポーラ「そんなとんでもないものを持っていながら、だ! 実年齢から3つは下にも見えるほどの童顔と、発育の悪さ!」

ポーラ「抱き締めた時に分かるうすうすの体と、脆弱そのものの骨格、その他もろもろ! エトセトラ!」

ポーラ「しかも知っているかな、律の左乳首にはほんとに僅かなホクロがあって、それを――」

明「あなた、どうしてそんなこと知ってるんですか」

ポーラ「剥いた」

明「剥かないでくださいよ!」

ポーラ「身長153センチ、体重42キロ、体脂肪率13%、足のサイズは23.5、服を買おうにもSサイズからしか選べない!」

ポーラ「好きな食べ物は根菜全般、嫌いな食べ物は酢豚のパイナップル、愛読しているのは科学誌フューチャー」

ポーラ「チャームポイントはほっぺも欠かせないが、あのふくらはぎもまたたまらん! キミは律のふくらはぎを観察したことがあるか?」

明「ないですけど…」

ポーラ「ないだと!? バカな!? 産毛しかないすべやかな律の足を目に入れたなら、そのふくらはぎの緩やかな曲線は見るところだろう!」

明「あのですね…」

ポーラ「そうか、内面か、内面の話なのか!? ふふふ、律は見た目もかわいいが、中身も相当だぞ」

ポーラ「まずあの、奇妙な敬語! ですをつけておけばいいだろうという、安易な丁寧語! しかも口癖になっているときた!」

ポーラ「あれは彼がわたしの部下になった初日に、敬語ショタもいいかも知れないとわたしが仕込んだが、まさかあれほどになるとは思っていなかった」

ポーラ「それに表情の豊かさもまた語らなければならないポイントのはずだ!」

ポーラ「いつもにこにこと笑って、少しおどかせば大袈裟に驚き、少し悲しい話をすれば目に涙を溜める!」

ポーラ「それでいて嬉しいことがあるとすぐに人は小走りで近寄っていく様は柴犬のそれにも似ている!」

ポーラ「これほど表情が豊かで、感情表現も多彩な律だが、ひとたび作業を始めればぶつぶつと呟きながらひたすら手を動かす!」

ポーラ「あの時の真剣な表情、同時にいくつも並行して思考・計算をしている時の冷静な目つき、視線! ああああああ、たまらんっ!」

ポーラ「このように律は外面と内面、ともに高レベルにかわいらしいものを備えているのだ!」

ポーラ「しかも最近は色気づいてきて、少し抱きついてやれば顔を真っ赤にしながら一瞬だけ拒否しようとする、が!」

ポーラ「それでも拒否しきれずに突き放そうとする力はかなり弱々しく、遠慮がちで、胸を押しつけると口元がみっともなくでれる!」

ポーラ「たまらんだろう?」

明「軽く事案なんですけど」

ポーラ「まだまだある、そうあれは冬の寒い日のことだったが――」

明「もういいです、ちょっと落ち着いてください」

ポーラ「で、そっちのターンだが」

明「わたしの、ターン…?」

ポーラ「律のかわいらしさPRバトルに決まってる! さあ、わたしも知らない律の一面を!」

明「…………アニメのオープニングテーマを見ながら、楽しげに歌ってたんですけど、地味に音程ずれてるんですよね」

ポーラ「ぐっはぁっ!? な、何だと…律のちょっと音痴な歌…ああ、想像するだけで身悶えしてくる…」

明「こんなでいいですか?」

ポーラ「他には!?」ガシッ

明「…」


明「――とまあ、こんなところにしておきまして、次です」

ポーラ「律かわいいよ律」ハァハァ

明「あなた、律くんとどんな関係なんですか?」

ポーラ「元上司と、元部下だ」

明「にしてはおかしいでしょう、何でプロフィールとか色々と網羅して、軽く襲ってるんです」

ポーラ「律のかわいさについては議論を交わしたばかりだが、まだ続きをやるか!? 大歓迎だ、では今度は――」

明「もういいです、1週間あっても終わりそうにないですし…」

ポーラ「律の才能を見出したのは、他でもなくわたしだ」

明「そうなんですか?」

ポーラ「かわいいものを求めてさまよい歩いていた時、ビビッとアンテナに引っかかったところにオイルまみれの幼い律を見つけた」

ポーラ「試しに簡単なおもちゃを与えたところ、IQ150は必要なパズルを難なく解いて確信した!」

ポーラ「いっそ、わたしのものにしてしまおうと!」

明「おまわりさんに見つからなくて良かったですね」

ポーラ「それからはアプローチをし続けて、どうにかわたしの部下になるようありとあらゆる手段を用いた」

明「…」

ポーラ「そして今や、こうして自前のラボを持つまでに至った。ああ、かわいい上に才能があるなんて素晴らしい!」

明「ラボと言えば…あなたが車で突っ込んできた壁の修理代なんですけど」

ポーラ「さて、そろそろおいとましようか」スクッ

明「修理代くらい払ってくださいよ、カツカツなんです、こっちも」

ポーラ「では仕方ない、わたしが体で律に支払っておく。それでいいな?」ドバドバ

明「鼻血出しながら勝手なこと言わないでください。ゲンナマに決まってるでしょう、もしくは振り込み」

ポーラ「はぁ…仕方ない。車のトランクにまとまった金がある」

明「まとまった金って…」

ポーラ「軽く5000万はあるから、充分だろう?」

明「」

明「な、何でそんな大金を…?」

ポーラ「どんなかわいいものでも、その場で金を使って手に入れるためだ! 頭金としても5000万あればどうにかなるからな!」

明「…」

ポーラ「しかし、そろそろ某市支部に帰らないといけない時間だ」

ポーラ「非常に名残惜しいが、ここらで失礼させてもらおうか」

ポーラ「金は適当に置いておく。それではな!」

明「…………律くん、あんな人のそばにいて、よくあんな風に育ったな…」

明「次からはあの人と会っても、律くんについて熱弁させちゃいけないか…。ものすごく疲れた…」



明「はぁぁ…」

律「明さん、何だかお疲れです?」

明「作業は一段落ついたんですか?」

律「はい! ちょびっと休憩です! 明さんの傍にいたいから…///」

明「……今後、ポーラさんに迫られてもちゃんと押しのけてくださいよ?」

明「…わたしがいるんですから」

律「!」

律「は、はい!」

 【安価下2】
 1 グラスプスキルの練習しないと
   A ポイント196/100
   B アーム314/200
   C ピラー250/250
   D アンテナ50/200
   E ステルス311/300
 2 さて、お仕事の時間だ
 3 その他、自由

槇島を戦いに誘う


 ――東京・某電気街――

槙島「むっ、菊野ではないか!?」

明「そのキャンプに行くような重装備の中身は何ですか? て言うか、いつもいるんですか、もしかして」

槙島「ふふふ、戦利品が見たいか? お前もとうとう興味を持ったのか、素晴らしきユートピアだぞ!?」

明「…今日は少し、マジメなお話にきました」

槙島「うん?」

 ・
 ・
 ・

 ――メイドカフェ――

メイド「ご主人様、ラテアートは何にしますかにょろ?」

槙島「ゾイドのフィーネで頼む!」

メイド「かしこまりましたにょろ~」

槙島「それで、マジメな話とは何だ?」

明「…」

明(とりあえず来てしまったものの…槙島さんを加えてしまったら、間違いなく、隠密行動はできなくなる)

明(いや、万に一つという可能性はあるが…必要以上に事態を大きくしてしまいかねない)

明(荒事になった場合の戦闘能力には期待ができるが、そうならないのなら、その方がベターとも思える)

明「【安価下2】」

 1 実は今度、ブラック・ライトのアジトへ行くことになってまして
 2 やっぱり、あなただと不安の方が大きいのでなかったことにしましょう
 3 その他、自由台詞

反省のできる男ぐんちゃんに期待して1

3
槙島さん、あなた隠密行動って得意ですか?


明「槙島さん、あなた隠密行動って得意ですか?」

槙島「隠密行動?」

明「どうですか?」

槙島「具体的には?」

明「そうですね…。誰にも見つかってはならないという大前提で、闇に紛れるようにして動き回ったり…」

明「仮に誰かに見つかったとしても、迅速に、何より静かで誰の気も惹かないように撃退をしたり…」

明「そういう感じですね」

 【直下 コンマ判定】(熱血ぐんちゃん-2)
 1~5 槙島「そんなものできるか!?」
 6~9 槙島「やろうと思ってできぬことなどない! ……………かなり誇張をすれば!」明「…」
  0  槙島「俺は司令部特務課所属のエリートだぞ、その程度、雑作もないわ!」



槙島「そんなものできるか!?」

槙島「男ならば、正々堂々と真正面からぶつかり合い、目標を遂行するまで!」

槙島「こそこそと動くなど言語道断だ!」

明「ですよねー…」

明(有事の際の戦力を取るか、リスクを取るか…)

明「【安価下2】」

 1 まあでも、あなたの力は買っていますからね
 2 やっぱり、これはあなたには関係のないことでした

1


明「まあでも、あなたの力は買っていますからね」

槙島「わはははっ! どういう事情か知らんが、俺は強いぞ!」

メイド「ご主人様~フィーネたんのラテアートできましたにょろ~」

槙島「おおっ、すごいではないか! 写真を撮ってもいいか!?」

メイド「じゃあじゃあ~、ご主人様とわたしでツーショット写真撮影もしたいな~」

メイド「1枚2000円」

槙島「よし、撮ろう!」

明「…」

明「大丈夫だろうか…」

 ・
 ・
 ・

槙島「委細承知! 大船に乗ったつもりでいろ!」

明「隠密行動ですけど…」

槙島「堪えられるだけ堪えてやろう! いつまで堪えきれるかは分からんがな! わははははっ!」

明「…そうですか」

明(槙島さんの協力は得られた…。もしもの時は少し心強い)

明「にしても…何か疲れるんですよね、あなたの声聞いてると…」

槙島「失礼なヤツめ!」

明「耳から疲れるんですよ、声が大きいんで」



 ――律のラボ――

 バチッ
 バチバチッ

 ウィ-----ン…
 ガガガッ

律「…」

律「できた、です…」

 【直下 コンマ判定】
 偶数 律「明さん、乗り物ができたです!」
 奇数 律「これさえあれば…きっと…」
 ※0は偶数扱いです

律に乗り物六人用にしてもらわんと


律「これさえあれば…きっと…」

 ガチャ…

 パチッ

明「律くん、まだ作業をしていたんですか?」

明「しかも部屋を暗くしたままで…。夕飯の時間ですよ?」

律「あ、はいです!」スッ

明「ん? 今、後ろに何か隠しました?」

律「えっ!? な、何のことです!?」ソソソ…

明(カニ歩きまでして、背中を見せようともしないとは…わかりやすすぎる)

明「【安価下2】」

 1 分かってるんですから、後ろに隠したもの見せてください
 2 ではわたしはダイニングで待ってますから、ちゃんとここを片づけてから来てくださいね
 3 その他、自由台詞

1

1


明「分かってるんですから、後ろに隠したもの見せてください」

律「え、ええっ!? な、何も隠してなんかないです! …けども!?」

明「じゃあ、両手をゆっくり頭の上へどうぞ」

律「そっ、それはあのっ…えっと、四十肩で、今…」

明「夕飯抜いちゃいますよ?」

律「そんなっ…うぅ…」

明「何を隠したんですか?」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 律「これ…です」明「何ですか、これ」律「…………アゲアゲくん特別仕様機…です」
 4~6 律「万能ブーツ…です」明「ものものしいブーツですね」
 7~9 律「男の子のロマン…です」明「…円筒状の…何ですか?」律「ライトセーバー…です」

アゲアゲくんのコンマは呪われてるとしか思えない


 何なんだろうね、このアゲアゲくんになっちゃう率…

―――――

律「これ…です」

明「何ですか、これ」

律「…………アゲアゲくん特別仕様機…です」

明「特別仕様機…? 小型のようですけど、どう特別なんです?」

律「それはその…」

明「怒られるようなもの作ったんですか?」

律「…………このアゲアゲくんはお料理のフライヤーじゃなくて、その…人を昇天させる系のフライヤーなんです」

明(またすごく物騒なもの作ってる)

明「【安価下2】」

 1 どうしてそんなものを?
 2 つまり、これをわたしにサプライズプレゼントしようとか画策してたんですか?
 3 その他、自由台詞

ksk

1


明「どうしてそんなものを?」

律「どうせ明さん、ボクのことはまた置いてっちゃうだろうから…こっそりついてこうかなぁって…」

明「事前に止められそうで良かったですね」

律「それで、この特別仕様機を持っていけば自分の身は自分で守れるはずって思ったんです」

明「…」

律「ボクもう、お留守番は嫌なんです」

律「いつもいつも、明さんが帰ってくるのが心配だし、ボクだって男だし…だから…って思って…」

明「【安価下2】」

 1 何度でも言いますが、危険なことなのであなたを連れていくことはできません
 2 そんなにわたしは頼りないですか?
 3 止めてもついて来るのなら…目の届くところにいてもらいたいですね

ksk

1


明「何度でも言いますが、危険なことなのであなたを連れていくことはできません」

律「…だから、隠してたんです…」

明「例えやって来たところで何ができるんですか?」

明「この特別仕様機というのも、要するにボディーガードロボットなんでしょう?」

明「完全にあなたの領分からは逸脱してますし、そもそもできることがないんですよ」

明「…厳しい言い方ですが、分かってください」

律「…」

明「【安価下2】」

 1 特別仕様機はラボの警備にでも使ってください
 2 これは没収します
 3 さ、夕飯にしましょう。冷めてしまいますよ

ksk


明「さ、夕飯にしましょう。冷めてしまいますよ」

律「…はいです」

明「…」

 バタム…

特別仕様機『…任務了解』ピカ----ン


 【安価下2】
 1 一気にブラック・ライト突撃まで時間短縮しとこうよ
 2 あと2日分の行動してから突撃にしとこうか


 ――個人情報――
 名前:菊野明 性別:女 職業:異能管理機関職員 身体能力:高め 精神面:普通
 異能:武器具現 特技:人を騙す 願望:恩人の男の子と再会して恩返しをする
 グラスプスキル:ポイント196/100 アーム314/200 コートMAX バーニッシュMAX
 ピラー250/250 アンテナ50/200 ステルス311/300

 ――異能管理機関・正職員――
  宇和時久:東京支部支部長 五感共有の異能
  流石愛花:異能犯罪対策課課長 爆乳
  緑野柳:異能犯罪対策課 植物操作の異能 碧石と夫婦
  碧石不動:異能犯罪対策課 日替わりの異能 緑野と夫婦 巨乳派
  枢木イアン:某市異能犯罪対策課課長 封じの大釘の異能
  鏑木千恵:某市支部 治癒の異能
  槙島軍人:司令部特務課 炎の異能 アニオタ
  島津久:情報部所属 残留思念の異能
  ポーラ・ヘヴィサイト:某市支部技術部部長 かわいいものマニア

 ――ブラック・ライト――
  次郎・エドワース:鈍化の異能
  黒山輝代:榊の側近
  榊日和:ブラック・ライトのボス 衝撃の異能
  福路万里:風扇の異能 チャイナドレス美女

 ――友人・勢力不明――
  萑部律:天才技術者15歳 ズレ気味
  宮東湊:光線の異能 大学生
  リク:9歳美少年 おっとり系 氷の異能 恩人?
  朝霧冬也:旅人 掌握・光蝶の異能 足フェチ
  御手洗深道:ATCV-1の異能 変態盗撮魔 収監中
  エリオール・コンデンナー:増幅の異能 他称神様
  六星姫:十二単の異能
  忍川隼実:NINJA 影分身の異能
  天上院秋雨:電撃の異能 冬也の師匠
  美多彼方:美多組組長

 ――冬也LOVE勢――
  ナスターシャ・リンカーン:メキシコ麻薬カルテル首領の一人娘 黒髪褐色美女
  エリカ・ブラッディー:日系米人 彼女を巡って冬也は銃撃戦してた
  アニムス・ベネット:DVから冬也が助け出した 湊好みのナイスバディー
  ハル・リンスレイン:日系人 自分探しの旅の途中で巻き込まれたシージャックで冬也に助けられた

2

2


 ――律のラボ――

律「乗り物できたです」

明「どうもありがとうございます」

律「すごいですよ、自信作に数えられるデキです」

律「最大積載量6トン、全長136メートル、全幅75メートル、全高35メートルの大型スカイシップです」

律「居住スペースもゆったりくつろぎ空間で20人の宴会も可能な座敷完備、しかもオートパイロットでどこにでも行けちゃうです」

律「最大時速がマッハ3.1でボク的には少し控えめだけど、攻撃されたって装甲はとっても頑丈なんです」

律「しかも、空はもちろん飛べるけど、海上移動も、海中への潜航もできちゃうんです!」

律「明さんの作戦で使い終わったら、お金持ちさんにレンタルして荒稼ぎしまくれる豪華仕様です!」

明「きっちり先のことまで考えてるとは…律くん、商魂も持ち合わせてますね」

律「今日は、明さん、どんなご予定あるんです?」


 【安価下2】
 1 美多組へお仕事
 2 誰かとコミュする
   コミュ相手も併記してね
 3 作戦会議をするのだ
 4 その他、自由

3

3


明「今日は作戦会議があります」

律「作戦会議…」

明「そんなわけで、このラボの会議室を使わせてもらいますね」

律「ハッ、ポーラさん以来のお客さん!? お掃除ロボット、全機出動です!」

 ・
 ・
 ・

 ――律のラボ・会議室(中)――

明「はじめましての方も、顔なじみの方も、本日はご足労いただいてありがとうございます」

御手洗「おお、こうも女が多いとはねぇ…おっさん、張り切っちゃおうかな~げへへ」

湊「相変わらずだな、おっさん」

風条「何でおっさんまで…。それより湊、ちゃんと報酬出してくれるんでしょうね?」

湊「生きてたらな」

六星「…」チラチラ

湊「ダメ姫、てめえ、また役立たずだったら払うもんも払わねえからな」

六星「が、がんばるもん!」

槙島「どうでもいいから、さっさと会議を始めんか!?」

御手洗「はぁ~…野郎連中が半数ってのはいただけないのよねぇ…」

明「では、作戦の説明をしましょう。乗り込むのは、太平洋の小さな島にあるブラック・ライトのアジトです」

明「作戦の達成条件は、リクくんのルーツを探ること」

明「このアジトは生体兵器研究の本拠地として使用されているので、ここなら記録があるはずです」

明「そして、その記録を奪取して離脱。ここまで完了して、無事に作戦終了と言えます」

明「【安価下2】」

 1 それでは具体的な作戦内容の検討会議を始めましょう
 2 とりあえず、情報を奪取して離脱できれば万事オーケーです
 3 各自の役割から作戦内容を考えていきましょうか

3


明「各自の役割から作戦内容を考えていきましょうか」

明「まず、求められるのは隠密性です。無闇にことを荒立てる必要はありませんから」

明「そこで、ステルスが使える人、挙手をお願いします」ノ

湊「…」ノ

御手洗「おっさん得意よ、そーいうの」ノ

風条「かるーくなら使えるわね」ノ

六星「使えない」

槙島「使う必要性を感じたことがない!」

明「では、さらに隠密行動の経験、実績がある方、挙手を」ノ

御手洗「はいはーい、おっさんに任せとけば万事オーケーよ?」ノ

湊「ぶっちゃけ性に合ってねえんだよな…」

風条「実績ってほどのことはしてないけど、一応」ノ

明「ふむ…」

明(湊が戦闘能力にはあまり期待できないと踏んだ2名は、隠密行動が得意そうな様子…)

明(しかし、これではいざという時が少し不安ですね)

明(それに隠密行動という性質上、人数の上限は3人…。わたしはアジトの構造が少し分かるから潜入必須として…)

明(有事に備えて戦闘の得意な湊か槙島さんも行動をともにしておきたい)

明(選ぶべき人材は――)

 【安価下2】
 1 湊  2 六星  3 風条  4 御手洗  5 槙島
 ※2人まで、明とともに潜入をする人を選んでください
  1人だけ選択してもおk

4 5

13

>>190
間違えた1 4でお願いします


明「湊と、御手洗さん。それにわたしを加えた3人で、情報奪取を目指して潜入をしましょう」

湊「任せろ」

御手洗「んだよ、また強面ボーイと一緒か…」

湊「ああーん? 文句言ってんじゃねえぞ、おっさん」

御手洗「へいへい、まぁ~? 明ちゃんが一緒なだけマシだけどねぇ、げへへ…」

槙島「では、俺は何をすればいい!?」バンッ

明「新品の机なんで、あまり叩かないでください」

槙島「むっ…すまん」

明「残っているのは六星さん、槙島さん、風条さん…」

明(戦力的にはバランスもいいですね。しかし、潜入となると役立たずの六星さんと、突撃しか能がない槙島さんが足を引っ張りかねない)

風条「外で見張りでもしてればいいの?」

六星「湊と一緒じゃ、ない…だと…」

湊「…」

明「ふむ…では、あなた達は【安価下2】」

 1 表で思いっきり暴れてもらって、帰り道を確保しておいてもらってはどうでしょう
 2 あなた達で、わたし達とは別ルートで潜入して敵を引きつけてもらってはどうでしょう
 3 その他、妙案求む


明「ふむ…では、あなた達はあなた達で、わたし達とは別ルートで潜入して敵を引きつけてもらってはどうでしょう」

明「わたし達という本隊を悟らせないためにわざと潜入に失敗し、盛大に暴れてもらってもけっこうです」

槙島「つまり殲滅戦か! 腕が鳴る!」

風条「そういうの好きじゃないんだけど…」

六星「えー…?」

湊「お前の異能ならノーダメだろ、ぶーたれてんじゃねえ」

六星「うんっ」

湊「…」

明「そう言えば六星さん、ドMでしたよね。ドMなくせに傷つかない異能って…」

六星「ほっといてよ!」

明(わたしと湊ならば、どうにかこうにか強敵でも下せるし、そうしてきた…)

明(御手洗さんは湊に聞いていた話を聞く限り、直接的な戦闘能力はともかくとして隠密行動や、逃亡能力が突出している)

明(槙島さん達の方も、火力はわたしが見てきた中ではダントツに高い槙島さん、高い防御性能を持つ六星さん、後方支援タイプの風条さん)

明(どちらもいい具合にメンツは割り振れた…はず)

明「よし、では何か…他に詰めるべきことがあれば」

 ↓1~3 何か確認しときたいこととか、誰かに何か言い含めおきたいこととかあれば
 ※なければ「なし」でおkっす
  10分経って何も出てこなければ〆切にして進めまする

全員に改めて協力してくれたことについてお礼を言う(特にたくさん集めてくれた湊)

思いっきり暴れろぐんちゃん!

それぞれの異能の強みと弱点について


明「当初の作戦通りにいけば、それがもっとも良いのですがそうもいかない可能性は捨てきれません」

明「そこで、ここにいる6人の異能と、その強みと弱点、両方を全員で共有しておきましょう」

明「まずわたしの異能は武器具現。武器と認識しうるものならば、同時にいくつでもその場で作り出せます」

明「弱点は大きすぎるものや、構造の複雑な武器――機械類ですね。そういったものを作り出すのに時間がかかる点」

明「この制約のせいでどうしても、武器そのものにバーニッシュをかけたものが最大火力になるので、一撃の威力が限られることも弱点です」

明「では、次に湊」

湊「光線の異能。ただし、光源に威力を依存しがちなのと、光源がなきゃ何もできねえこと。お日様最強、以上」

槙島「俺の異能は炎! 弱点などない、最強だ! 最大火力ならば何であろうと燃やし尽くす自負がある! 以上、異論は認めん!」

御手洗「おっさんの異能はね、バカにしちゃうのよ。けど元々の頭がいいのにはかかりずらいのよね」

御手洗「まあ~でも狙撃とか、ある程度の集中力を必要とする行為ならばりばり阻害できちゃうの」

風条「わたしは自分以外の身体能力を強化してあげられる異能。だけどせいぜい、幅跳びで5メートル上乗せする程度だし、自分にはかかんない」

六星「十二単をまとって、あらゆる刺激を遮断できる異能よ。攻撃力は皆無だけどね」

明(何だかわたしだけ語りすぎているような…少し恥ずかしい)

湊「こんなもんだな。他にあんのか?」

明「いえ、こんなものですね。…………しかし、1つだけ」

明「それぞれに事情があって、この場にいてくださっていると思います」

明「金銭の都合であったり、下心な理由だったり、単純な人助けの精神など…。しかし、協力をしていただけて感謝しています」

湊「今さら改まりやがって…んなのいるかよ」

御手洗「お礼ならさあ、お尻をちょびぃーっと触らせてくれるだけで――」

風条「うっさい、おっさん!」ゲシッ

御手洗「もっと蹴って~」

明「…特に、湊。声をかけて人を集めてくださって、ありがとうございます」

明「いつも、あなたには助けられてばかりですね」

湊「なっ…俺はリクのためであって、お前のためってのとは違うんだぞ」

明「それでも、どうもありがとうございます」

湊「お、おう…。まあ、まあ俺様だからな」

槙島「ふん、素直になればいいものを…。まんざらでもないのではないか?」ニヤニヤ

湊「ぶっ飛ばすぞ、てめえ」

槙島「上等だ、やってみるがいい」

明「槙島さん、ここは抑えてください。しかし…その時が来たら、隠密とかどうでもいいですから、思いっきり暴れてください」

槙島「おう、任せておけ! 悪党どもなんぞ、この俺の正義の炎が全て燃やし散らしてくれるわ! わははははっ!」

明「では、皆さん。――生きて戻ってきましょう」

明「どうぞ、よろしくお願いします」


 【安価下2】
 ここにいる誰かとコミュしとく?
 1 別にしなくてもいいよ
 2 しとくよ
   A 湊  B 六星  C 風条  D 御手洗  E 槙島

A

A

2C

2 B


 ――律のラボ・見晴らしのいいテラス――

明「湊。こんなとこにいましたか」

湊「ん? 明か…」

明「何してたんですか?」

湊「あそこ」

明「ん? 庭でリクくんがブーメランで遊んでますね。……………槙島さんと」

湊「リク、何でか槙島にも懐いてんだよ。あんなのの何がいいんだか」

明「単純に面白いんじゃないですか? 言動とか、何だか子どもと波長が合ってそうですし」

湊「だとしても、何かなぁ…。リク、俺のことはみなとって呼ぶくせに、槙島のことはぐんちゃん呼びだぜ」

湊「俺だって、みーちゃんでもいいから愛称ってやつをだな…」ブツブツ

明(湊が、みーちゃん…? 似合わない…すごく何か、ミスマッチ感しかない…)

湊「んで? お前は何しにきたんだよ?」

 ↓1~2 湊とのコミュ内容
 ※なければ「なし」もおkですよ

一言だけいいます、死なないで下さい!湊がいないと毎日がつまらないですからね!

この戦いが終わったら六星さんと付き合ってあげたらどうですか? ドMだからリリカさんのような危険はありませんし

何となく、抱き締める


明「この戦いが終わったら、六星さんとつきあってあげたらどうですか?」

明「彼女はドMですから、あのメンヘラゴスロリさんのような身の危険もありませんし」

湊「はあ? あんな貧乳論外だろ」

明「…」

湊「…か、噛みついてこない、だと…!?」

明「ええ、いい加減、あなたのその誤った価値観を修正しようとするのはムダだと悟ってますから」

湊「決めつけやがって…」

明「しかし、あなたが目覚めた黒髪清楚…とポジティブに振り切って考えれば、当てはまりますよ」

明「髪は黒いですし、彼女の異能の十二単なんて大和撫子そのものでしょう」

湊「……いや、ないな」

明「強情ですね」

湊「へっ、巨乳だけは譲れねえんだよ」

明「一言だけ言っておきます、絶対に死なないでください」

明「湊がいないと毎日がつまらないですから」

湊「…死ぬつもりなんざねえよ」

 【直下 コンマ判定】
 1~7 湊「俺が死んだらリクがどうなる」
 8~9 湊「俺は生きるぜ。死んだら二度と生きられねえ」



湊「俺が死んだらリクがどうなる」

明「結局そこですか…」

湊「たりめーだろ。けどお前も死ぬんじゃねえぞ」

湊「お前が死んでも、リクが寂しがる」

湊「リクだけじゃねえ、律なんざ涙が枯れるまで泣いちまうぜ」

明「死ぬつもりなんて、わたしだって毛頭ないですよ」

明「…」

湊「…」

明「ありがとうございます、いつも」

湊「おう。…んじゃ今度、ハムカツおごれよ」

明「ハムカツ?」

湊「さーて、もう行くわ。んじゃあな、律を泣かすんじゃねえぞ」

 スタスタ…

明「…ハムカツですか」


 ――個人情報――
 名前:菊野明 性別:女 職業:異能管理機関職員 身体能力:高め 精神面:普通
 異能:武器具現 特技:人を騙す 願望:恩人の男の子と再会して恩返しをする
 グラスプスキル:ポイント196/100 アーム314/200 コートMAX バーニッシュMAX
 ピラー250/250 アンテナ50/200 ステルス311/300

 ――異能管理機関・正職員――
  宇和時久:東京支部支部長 五感共有の異能
  流石愛花:異能犯罪対策課課長 爆乳
  緑野柳:異能犯罪対策課 植物操作の異能 碧石と夫婦
  碧石不動:異能犯罪対策課 日替わりの異能 緑野と夫婦 巨乳派
  枢木イアン:某市異能犯罪対策課課長 封じの大釘の異能
  鏑木千恵:某市支部 治癒の異能
  槙島軍人:司令部特務課 炎の異能 アニオタ
  島津久:情報部所属 残留思念の異能
  ポーラ・ヘヴィサイト:某市支部技術部部長 かわいいものマニア

 ――ブラック・ライト――
  次郎・エドワース:鈍化の異能
  黒山輝代:榊の側近
  榊日和:ブラック・ライトのボス 衝撃の異能
  福路万里:風扇の異能 チャイナドレス美女

 ――友人・勢力不明――
  萑部律:天才技術者15歳 ズレ気味
  宮東湊:光線の異能 大学生
  リク:9歳美少年 おっとり系 氷の異能 恩人?
  朝霧冬也:旅人 掌握・光蝶の異能 足フェチ
  御手洗深道:ATCV-1の異能 変態盗撮魔 収監中
  エリオール・コンデンナー:増幅の異能 他称神様
  六星姫:十二単の異能
  忍川隼実:NINJA 影分身の異能
  天上院秋雨:電撃の異能 冬也の師匠
  美多彼方:美多組組長
  風条葵:心身強化の異能

 ――冬也LOVE勢――
  ナスターシャ・リンカーン:メキシコ麻薬カルテル首領の一人娘 黒髪褐色美女
  エリカ・ブラッディー:日系米人 彼女を巡って冬也は銃撃戦してた
  アニムス・ベネット:DVから冬也が助け出した 湊好みのナイスバディー
  ハル・リンスレイン:日系人 自分探しの旅の途中で巻き込まれたシージャックで冬也に助けられた


 一旦、ここまでです
 どうもありがとうございました

乙 御手洗さん収監中になってるで
あとリリカ表から消えてるけど死んだ?


本格的に終わりが見えてきましたね


 >>213
 指摘感謝です
 リリカちゃんはブタ箱突っ込まれたんで事実上の退場です

 ――個人情報――
 名前:菊野明 性別:女 職業:異能管理機関職員 身体能力:高め 精神面:普通
 異能:武器具現 特技:人を騙す 願望:恩人の男の子と再会して恩返しをする
 グラスプスキル:ポイント196/100 アーム314/200 コートMAX バーニッシュMAX
 ピラー250/250 アンテナ50/200 ステルス311/300

 ――異能管理機関・正職員――
  宇和時久:東京支部支部長 五感共有の異能
  流石愛花:異能犯罪対策課課長 爆乳
  緑野柳:異能犯罪対策課 植物操作の異能 碧石と夫婦
  碧石不動:異能犯罪対策課 日替わりの異能 緑野と夫婦 巨乳派
  枢木イアン:某市異能犯罪対策課課長 封じの大釘の異能
  鏑木千恵:某市支部 治癒の異能
  槙島軍人:司令部特務課 炎の異能 アニオタ
  島津久:情報部所属 残留思念の異能
  ポーラ・ヘヴィサイト:某市支部技術部部長 かわいいものマニア

 ――ブラック・ライト――
  次郎・エドワース:鈍化の異能
  黒山輝代:榊の側近
  榊日和:ブラック・ライトのボス 衝撃の異能
  福路万里:風扇の異能 チャイナドレス美女

 ――友人・勢力不明――
  萑部律:天才技術者15歳 ズレ気味
  宮東湊:光線の異能 大学生
  リク:9歳美少年 おっとり系 氷の異能 恩人?
  朝霧冬也:旅人 掌握・光蝶の異能 足フェチ
  御手洗深道:ATCV-1の異能 変態盗撮魔
  エリオール・コンデンナー:増幅の異能 他称神様
  六星姫:十二単の異能
  忍川隼実:NINJA 影分身の異能
  天上院秋雨:電撃の異能 冬也の師匠
  美多彼方:美多組組長
  風条葵:心身強化の異能

 ――冬也LOVE勢――
  ナスターシャ・リンカーン:メキシコ麻薬カルテル首領の一人娘 黒髪褐色美女
  エリカ・ブラッディー:日系米人 彼女を巡って冬也は銃撃戦してた
  アニムス・ベネット:DVから冬也が助け出した 湊好みのナイスバディー
  ハル・リンスレイン:日系人 自分探しの旅の途中で巻き込まれたシージャックで冬也に助けられた


 ――律のラボ――

明「いよいよ明日、か…」

明「やり残したことがないようにしておかないと」

律「あの、明さん」

明「どうしました?」

律「今日、夕飯、レストラン予約しちゃったんでよろしくです!」

明「レストラン? どうしてそんな気合い入れて…」

律「このお店に19時です! それじゃ!」タタタッ

明「…ふむ。では19時までがタイムリミットですね」

明「さて…【安価下2】」

 1 グラスプスキルを練習しますか
   A ポイント196/100
   B アーム314/200
   C ピラー250/250
   D アンテナ50/200
   E ステルス311/300
 2 お仕事行きますか
 3 誰かとコミュ
   ※コミュ相手も併記
 4 その他、自由

1A

1B


 【直下コンマ判定】(精神普通+15)
 コンマ二桁分加算
 アーム 314/200


 アーム 362/200

明「ここに来て…はかどらなかった、だと…?」

明「まあいい、仕方ない、こればかりは…」

明「気を取り直して…【安価下2】」

 1 お仕事行きますか
 2 誰かとコミュ
   ※コミュ相手も併記
 3 その他、自由

ksk

2風条

2風条


 ――湊の家――

湊「おいこらおっさん、トイレに何てもんしかけてやがる!」ゴスッ

御手洗「やめれっ、おっさん、野郎からの暴力は快復しないか――ごふわぁっ!?」ドサッ

リク「おっさんしんだ?」ツンツン

御手洗「」

湊「って、おい、風条! 何だ、この鼻にむわっとくる甘ったるい臭い!?」

風条「その言い草失礼じゃない? ったく、これだからガキってのは…香水よ、香水」シュッシュッ

湊「げぇっほ、げっほ…!」

風条「あれ? お客さんみたいだけど?」

明(カオス…)

明「風条さんとお話でもしようかと思ってきたのですが…」

風条「わたし? 丁度良かった、ガキかおっさんしかいなくて退屈してたの」

風条「お喋りしましょ、ほらほら、好きなとこ座って」

湊「てめえの家じゃねえんだぞ、間借りさせてやってるだけだぞ、遠慮しろ!」

風条「はあ? 家主面? でもここ、枢木が家賃出してるんでしょ?」

湊「うっ…」

風条「明だっけ? こっちおいでよー」

明「…失礼します」

 ↓1~2 風条とのコミュ内容
 ※なければ「なし」もおk 10分無反応だったら勝手に進めまする

湊との思い出話でも

あれ?確かアイドルの方ですよね?

彼氏いるのか

恋バナ


明「お名前を聞いた時と、湊に軽くお話をうかがった時から思ってたんですが…」

明「確かアイドルの方ですよね?」

風条「あら、知ってんの? まあ、1年前にもう廃業したけどね」

明「ええ、知ってますよ。デパート屋上限定アイドルで、風条葵が出没したら、近くのラブホに変死体が残るという都市伝説まで」

風条(もろバレしてたの!?)

風条「あ、そそそ…そう? ふ、ふーん? そんな都市伝説アッタンダー?」

明「なるほど、あなただったのですか」

風条(やだ、このコ…鋭い)

明「ところで、随分と湊と打ち解けているようですけど…」

風条「そう? あー、でもまあ…一応借りはあるし? 持ちつ持たれつ?」

明「何か思い出話でも1つ」

風条「そうね…」

 【直下 コンマ判定】
 偶数 風条「湊とデートした時のこととか?」明「み、湊があなたとデート!?」
 奇数 風条「湊ってさ」明「ええ」風条「ぶっちゃけ、ホモっぽくない?」
 ※0は偶数扱いです


風条「湊ってさ」

明「ええ」

風条「ぶっちゃけ、ホモっぽくない?」

明「」

風条「いつも、リクリクーって、かわいがってるし?」

風条「冬也とも文通よ、文通。今の時代に、メールじゃなくて、わざわざ手紙受け取っちゃってさ?」

明「し、しかし…彼は女性の胸にけっこうなこだわりも持ってるようですが?」

風条「どーだか…そういうアピールっぽく見えちゃうのよね、わたしレベルになると」

風条「でもって、それっぽいエピソードがあるんだけど、見ちゃったのよねぇ…」

明「見ちゃった…とは?」

風条「湊が泣きながら、『俺が男だったばっかりに…』って肩震わせてるところ」

明「マジですか」

風条「あれは去年の冬だったわ――」

風条「その時、仕事が終わって一杯やってから某市支部に帰ってきてたの」

風条「もういい具合に夜中でさ、おでんの屋台がまた最高においしくて、熱燗で最高に幸せになってたの」

風条「ふらふら基地のわたしの私室まで向かって歩いてた。夜中だから人気はないんだけど、すすり泣いてる声が聞こえてきたの」

風条「何だろう、夜中なのにちょっと気味悪いなって思いながら…好奇心に駆られて、ステルスを使って、気配も消して覗いた」

明(すごい念の入れようじゃないですか、好奇心すげえ)

湊『俺が男だったばっかりに…』

風条「確かにそう言ってたわね。壁に両手をついて、顔は俯いてて、涙が足元に水たまり作ってた」

風条「尋常じゃないくらい悔しそうに泣いてたのが印象的で、次の日も目の周りを腫らしてたのよ」

風条「だから尋ねたわ。――『ねえ湊、昨日、何かあったの?』って。そうしたら…」

湊『見てたのかよ…。クソ、最悪なとこ見られた…。いいか、忘れろ。絶対、冬也には言うんじゃねえ』

湊『――あいつに心配なんかされたら、もう立ち直れねえ…』

風条「あれは自分が男なばっかりに冬也に想いを打ち明けられない、男泣きってやつに違いなかったわ」

風条「その一件があってから、妙に冬也と距離を置いてるようにも見えたし、リクへの溺愛っぷりに磨きがかかってたもの」

風条「だからきっと、湊はホモで、冬也に失恋までしたのよ、間違いないわ」

明(何だか…思い出話っていか、憶測と妄想っぽい感じ…)

明「【安価下1】」

 1 へえーそうだったんですかあー
 2 ちなみに、風条さん的にはどっちが攻めなんですか?
 3 ちょっと湊に確認してみましょう

2

3


明「ちなみに、風条さん的にはどっちが攻めなんですか?」

風条「難しいけど、やっぱり基本的に湊が受けよ、受け」

風条「あんなにつんけんしてるクセして、いざとなるとモラル的なとこに縛られて受けに回っちゃう感じ!」

明「なるほど、あなたの目が腐ってたからそう見えただけですね」

風条「ちょっとどういうことよ、それ!」

明「どうせ湊のことですから、あなたが目撃したのだって、女だったら女湯覗き放題だったのにー、とかそういうレベルでしょう」

風条「あなたまさか…女なのに、全然興味がないの!? 妄想とかしないの!?」

明「しませんね、そういうの」

風条「なんて恐ろしいコ…!?」ガビ----ン

明「【安価下1】」

 1 もう彼女と話すことはない…。では、また明日
 2 【自由話題・台詞】

こいばな


明「腐った妄想はしませんが、わたしもいっぱしの乙女です」

明「恋バナでもしときますか?」

風条「あら、分かってんじゃない。いいわね、あんた。気に入ったわよ」

明「それはどうも」

 キャッキャ
 ウフフ…

湊(何かあっちから、メンツに似つかわしくない黄色い声が聞こえてくる…)

御手洗「ねえねえ、みーたん、これほどいてちょーだいよ!」

湊「るっせえぞ、おっさん! 死んどけ!」ゲシゲシッ

御手洗「ちょっ、野郎からの暴力はダーメだってば…!」

 ヤメレェ----

明「そんでですよ、律くんったら毎晩のように呼吸を荒げてくるから素知らぬふりもそろそろ面倒臭くて」

風条「別にいいんじゃないの? ヤッちゃえば」

明「いやいや、彼まだ15ですし、何か…そういう趣向だと思われたら嫌ですし」

明「もうちょっと大人っぽければワンチャンあるんですけど、幼いんですよねえ、まだ」

風条「ふーん?」

明「風条さんは恋人とか、想い人とかいないんですか?」

風条「わたしぃ?」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 風条「男なんてバカばっかだし、妄想してた方がはかどるってば」
 4~6 風条「いい男がそうそういないのよねぇ…」
 7~9 風条「まあ、ちょーっとはいい…かも? みたいのはいたりしたんだけど、何かねぇ…」チラッ 湊「くたばれ、おっさん!」ゲシッ
  0  風条「……実はわたし…」


風条「男なんてバカばっかだし、妄想してた方がはかどるってば」

風条「妄想の中なら自分好みにできるんだし? むふふ…」

明「何だかさみしい人ですね」

風条「アイドルなんてやってたから、小汚いとこばーっかり知ってんのよね」

風条「まあでも、他人の恋路ほど見てて楽しいものはそうそうないし、応援はしといてあげる」

風条「それでぇ~? 律のどこがいいわけ?」

明「どこ…ですか」

明「まあ、そうですね…。熱心さに惹かれたと言うか、初めてあんなにはっきりと告白もされましたし…」

風条「意外、明って押しに弱いタイプ?」

明「いえ、そうじゃなくてですね。ただ、しがらみから解放されたタイミングで律くんに想いを告げられまして」

明「それで一緒に食べていたアイスがとても美味しかったものですから――」

風条「アイス?」

明「………アイ、ス…?」

 ドクンッ

 【直下 コンマ判定】
 1~4 明「何でアイスなんてもの…」
 5~9 明「そうだ――どうして、わたしはっ、アイスへの愛を忘れてしまっていたんだ…!?」

a

復ッ活ッ! アイス魔神復活ッッ! アイス魔神復活ッッ!


明「そうだ――どうして、わたしはっ、アイスへの愛を忘れてしまっていたんだ…!?」

風条「えっ?」

明「思えばもう、何日…何週間、アイスを摂取していない!?」

明「アイスアイスアイスアイスアイス…アイスゥウウウウウウウウ―――――――――――――ッ!」

 バタンッ
 ドドドドド…

風条「…えっ?」


 ――コンビニ――

明「ここにあるアイス、全部ください!」

店員「ぜ、全部っ!?」

明「早急にお願いします!」

店員「は、はいぃっ…!」

 アザッシタ-

明「アイスアイスアイス…」

 ベリベリ…
 モグッ…

明「おおふ…」

明「この甘さ、冷たさ、炎天下の下で食べる涼しくも、まったりと甘いおいしさ…」

明「アイスって素晴らしい…」ウットリ

明「…」モグモグ

明「……………ハッ、しまった、思わず飛び出してきてしまった!」

明「しかし、どうしてアイスを忘れて――」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 明「……………アイスおいしいし、まあいいや」
 4~6 明「思考欠陥の異能で消し去られた、恩人の記憶…。同時期に消失したアイスへの愛…」
 7~9 明「そうだ、アイスは…あの時、アイスをあの誰かが、くれたから…」
  0  恩人の記憶を地力で取り戻しちゃった系

マジか

~エンディングロール流れます~


 明さん、どんだけアイス好きなんや…

―――――

明「――そうだ…思い出した」

明「思考欠陥の異能で消えてしまっていた記憶が、今、完璧に蘇った」

明「だが…あの時の彼がリクくんだったかまでは覚えていない」

明「しかし、あの日に起きたことは鮮明に思い出せた…」

明「…………やはり、リクくんが恩人だったかどうかを確かめるには、ブラック・ライトのアジトに乗り込むしかない」

明「……………それにしてもアイスがおいしい」モグモグ

明「…………………リクくんが、あの時の男の子だったとして…でも、雰囲気は違う」

明「リクくんはおっとりしていて、難しいことには無言で首を傾げて疑問符を頭に浮かべるタイプ…」

明「けれど、彼は――」


 『生きないと』

 『死んだら二度と、生きられない』


明「…そう、確固とした自我のようなものを持ち合わせていたような気がする…」

明「…………しかし、わたしをアイス好きにしたのは、間違いなく――」


 【安価下1】
 1 いっけね、風条さんを放り出したままだった☆テヘペロ
 2 少しリクに確かめておきたいことができてしまった
 3 まあいいや、今はアイスを無心でむさぼらないと。アイス欠乏症にかかっちゃう

1

3


 ――湊の家――

明「すみません、急に飛び出してしまって」

風条「どうしたの、いきなり?」

明「あなたのお陰で大切なものを取り戻せました」

明「せめてものお礼です、こちらをどうぞ」ガサッ

風条「ねえ、スーパーの特大サイズビニール袋いっぱいに入ってるの…全部アイスにしか見えないんだけど」

明「ええ、アイスですよ」

風条「…」

明「さあ、遠慮せずに食べてください。毎日、これと同じ量をお届けしますから」

風条「いらないわよっ、そんなに!」

明「そっ、そんな…!?」

明「【安価下1】」

 1 では、どのような形で感謝の気持ちをあらわせばいいんですか!?
 2 アイスの味がお気に召さなかったんですね、何味がお好きですか!?
 3 ハッ、つまり量より質――そういうことなんですね!?
 4 その他、自由台詞


明「アイスの味がお気に召さなかったんですね、何味がお好きですか!?」

風条「いやそういう問題じゃなくてっ…」

明「 何 味 が い い で す か ! ? 」

風条「…ちょ、チョコミント…?」

明「チョコミント! いいですねいいですね、チョコミントいいですよ」

明「清涼さとチョコの甘さ、アイスとの愛称が抜群ですし、見た目も鮮やかなグリーンがいいんですよね」

明「では早速、明日から様々なバリエーションのチョコミントを1種類につき20個ずつ贈りますね」グッ

風条「」

明「そう閉口するほど喜ばれるほどではありません、感謝の気持ちなんですから」

明「ああ、何ていい気分だろう」

明「やはりアイスは素晴らしい、世界を救いますね!」

明「むしろ、わたしを救ってくれるものは常にアイスなのかも知れません」

明「ああアイス、ああ、ああ、アイス、ああアイス…」

風条「もうやだ…」ウルウル


―――――

 今夜はここまでです
 …うん、明さんは反動でかなりひどいアイスジャンキーになりましたとさ…

 どうもありがとうございました

おつおつ

乙ー

人物特定かと思ったけどそう上手くはいかないか


 あらすじ
 ・明が探している「恩人の男の子」がリクなのかもしれない
 ・でもリクは記憶も感情もまっさらな状態で拾われてきたから、本当にそうなのか本人に問い質せない
 ・だからブラック・ライトに乗り込んで改造される前のリクについて調べようとしてる
 ・そうしてた中で思考欠陥の異能で、恩人に救われた10年前の記憶を失っていたのに自力で取り戻しちゃった
 ・キッカケになったアイス、すげえ←今ここ

 【安価下2】
 1 リクとのディナーまでキングクリムゾン
 2 風条さんを明のアイスジャンキーっぷりでどん引きさせたところから続き

2

2


 ――湊の家――

明「どうぞ、アイスです」

リク「アイスっ」モグモグ

湊「…」

御手洗「えっ、おっさんにもくれんの? いや~嬉しいなあ」

風条(もういらない…ほんとにアイス送りつけてくるつもり…? 嫌がらせ…?)

明「うんうん、アイスは正義ですね」

湊「いや、お前さ…思い出したのか?」

明「ええ、思い出しました。恩人の記憶についても」

明「しかし、あの男の子がリクくんかどうかまではどうも、まだはっきりしないんですよ」

リク「?」

 【安価下2】
 1 律にも電話で記憶戻ったって連絡しとこう
 2 いかにアイスに救われたかについて熱弁しておく
 3 この場の誰か(湊・リク・風条・おっさんのいずれか)とコミュ
   ※相手も併記
 4 その他、自由

2

フラッシュグレネードを5個ずつ渡す

フラッシュグレネードを5個ずつ渡す


 prrrrr…

律『はい! 明さんの律です!』

明(電話越しでもものすごく迫ってきたのを感じられた…)

明「作業はどうです、はかどってますか?」

律『明さんの声が聞けたから、この後は3倍速間違いなしですっ!』

明「そうですか。報告をしておこうと思いまして」

律『報告…です?』

明「ええ。まだ誰かまでははっきりしていませんが、恩人に助けてもらった記憶が戻りました」

律『そうなんです!? 良かったです、じゃあじゃあ、アイスも!?』

明「はい。進行形でおいしくいただいてますよ」

律『おおっ、さすが明さん』

律『でもアイスと恩人さんって、どういうつながりがあったんです?』

明「【安価下2】」

 1 後でゆっくり話しますよ
 2 そうですね。お話しておきましょうか
 3 それは…秘密です


明「そうですね。お話しておきましょうか」

律『わくわく』

明「10年前に、光が丘でグラスパーが暴走して、多数の死傷者を出した事故が起きました」

明「少々、昔のわたしは引っ込み思案なところもあって、けれど遊び盛りで、友達もいないのでひとりぼっちで遊ぶ健気な少女でした」

律(意外と寂しい人だった…)

明「でもその日はお客さんが来ていたんです。…それが、あの男の子でした」

律『お客さん…?』

明「ええ、どんな事情があって、どういう理由があって、彼がわたしの家にいたかは分かりません」

明「けれど…そう、まるで捨てられたネコみたいな印象でした。みすぼらしくて、薄汚れていて…」

明「多分、両親のどちらかが彼を見兼ねて連れてきてしまったのではないかと思っています」

明「彼に食事を出したり、風呂へ入れたりと世話を焼いていて、それが面白くなくてその日も1人で外へ遊びに行ったんです」

明「そして家に帰ろうとした時、帰り道の駄菓子屋さんに、男の子がいました。物珍しそうに駄菓子屋を覗いてたんです」

明「無視して帰ろうとしたんですけど、彼に見つかってしまって、お店の外に冷蔵庫があって、アイスが入ってたんですよ」

明「それを買ってほしい、ちょうだい、っておねだりされてしまいまして…ポケットに入ってた少ないお小遣いで買ってあげました」

明「氷菓子をおいしそうにほおばるのがとてもおいしそうに見えて、ツバを飲みましたね」

明「それで自分のも買って食べたんですが…今までのものとは、別のものではないかと思うほどおいしかったです」

明「それでわたしはアイス好きになったんです。言わば、彼こそがわたしをアイス好きにした張本人ですね」

律『…………リク、小さい明さんと一緒にアイスを食べたって言ってたです』

明「そうなんですよね。これはもう、限りなく黒ですよね」

律『でも、やっぱりリクだとしても年齢がおかしいです』

明「そこです。…あ、ちなみにその後にグラスパーが暴走して大規模な事故が起きました」

明「一瞬で何もかもが壊れていって…気づいたら、瓦礫の中にいました」

明「男の子がわたしを瓦礫の中から引きずり出してくれて、立ち上がらせてくれて…」

明「1度死んだら2度と生きられなくなるから、死んではダメだと…。そういった意味のことを言って、ふらふらと去っていきました」

明「その後、ブラック・ライトに引き取られて、嫌なことや、辛いことがある度にアイスをかじりました」

明「アイスはいつもおいしくて、またあの子が助けてくれるんじゃないかと…そう思いながら」

律『…』

明「…………少し、しんみりしてしまいましたね」

明「記憶の男の子は大人しい印象はありましたが、芯が通っていたような感じがあります」

明「しかしリクくんは…まあ、事情が事情とは言え、どうも…芯がないと言うか、何でもそのまま受け止めるような感じで」

明「顔も声も、今となってはさっぱりですしね」

律『やっぱり…確かめなきゃダメ、です…?』

明「ええ。こればかりは』

律『…………分かったです。長話させちゃって、ごめんなさい。ありがとうです』

律『それじゃあ、レストランでまた、です!』

明「はい。楽しみにしてますよ」

明「……」

 【安価下2】
 1 誰かとコミュ
 2 1人で物思いにふける
 3 その他、自由

フラッシュグレネードを5個ずつ渡す

戦うメンバーにでした

2


 >>268
 連取りになっちゃう+装備は(基本的に)皆同じのを持ってるので意味がないです
 なので申し訳ないですが、エラーで>>266の安価は【この下】にずらします

あ、気付きませんでした すいません

1流石


 >>270がきてたんで、これを採用にします

―――――

明「……」

明(そう言えば10年前、になるのか…)

明(いつ死ぬか分からないなりに、あっという間に過ぎてしまった…)

明(あの日、あの事故が起きて、わたしは何もかもが変わってしまった)

明(彼に助けられて、病院で目が覚めて、異能にも目覚めて――それで、ブラック・ライトに引き取られて)

明(もし、リクくんが恩人だったのならば…ずっとある程度近いところにいたことになる?)

明(スパイとして動いていたし、内部事情にそれほど精通はしていなかったが…それでも――)

明(…………)

明(そう言えばわたしは…恩人と再会できたら、どうやって恩返しをすればいいんだろう?)

 ↓1~3
 恩返しって、具体的にはどんなやろ?
 募集した中から、さらに多数決をとって『一応』の決定とします
 例)・これまで生きてこられたことへの感謝の言葉を贈る  など
 ※募集して何もなかったら、例に挙げたので決定ということにさせてもらいます
  『一応』というのは、安価とコンマ次第でどんな状況で恩人判明するか分からないから暫定的に、という意味です
  15分経って何もなかったら先へ進めちゃいます。お願いします

思い出の駄菓子屋さんでまたアイスをおごる


 【多数決】最速3票集まったものに決定
 1 恩人に助けてもらったことで、これまで生きてこられたことへの感謝の言葉を贈る
 2 思い出の駄菓子屋さんでまたアイスをおごる

 よろしくお願いしまーす


明(今のわたしがあるのは、ひとえに彼がわたしをアイス好きにしてくれたお陰――)

明(再会が叶ったら――いや、その人と判明したら、あの駄菓子屋でまたアイスを買ってあげよう)

明(…そう、だから必ず、また生きてここへ戻ってこないと)

明「……よし、がんばろう」

明「そろそろ時間か」

明「では湊、お邪魔しました。皆さんも、明日はよろしくお願いします」

湊「おう、んじゃな」



 ――東京某所・レストラン――

明「まさかのドレスコードだと…」

明「いつもスーツルックで良かった」

明「こんなところを予約とは…律くん、張り切ってますね」

店員「どうぞ」

律「あっ、明さん」

明「早いですね」

律「えへへ…待ちきれなくて、早く到着しちゃったです」

明「そうでしたか。にしても、こんなお店を知ってるとはすごいですね」

律「これでもボクは大人なんです」エッヘン

明「…そうですか。見直しましたよ」

律「!」

明「それで、わざわざこんなお店で夕食だなんて…嬉しくないわけではありませんが、どういった理由で?」


 【直下 コンマ判定】
 偶数 律「じ、実はそのっ――あ、いや、でも、まだっ…まだですっ。後回しです」
 奇数 律「…………明さん、これを黙って受け取ってほしいです」明「…」
 ※0は偶数扱いです

はい


律「じ、実はそのっ――あ、いや、でも、まだっ…まだですっ。後回しです」

明(怪しい…)

明「まあ、それならそれでいいですけど、律くんも背伸びした格好ですね」

律「えへへ、似合ってるです?」

明「いやあ、七五三を彷彿としますよ」

律「うぅ…」

明「でもぴしっとしてていいじゃないですか。白衣も珍しく脱いでますし」

律「それだけが今はとっても落ち着かないです」

 【安価下2】
 律とおしゃべりする?
 1 別にいいかな
 2 するよ【話題併記】

kskst

1


店員「食後のデザートです」

明「これはっ…」

律「とってもおいしいはずの、アイスです」キラン

明「律くんっ…なんて、あなたは気が利くんでしょう」

律「えへへ…。実は、アイスを食べてもらえれば記憶が戻ったりするかもーって思ってたです」

律「でも、その前に記憶が戻ったってたなんて、誤算です…」

明「いえ…嬉しいです。どうもありがとうございます」

律「!」

律「ささ、早く食べてです」

明「ええ、いただきます」

 【直下 コンマ判定】
 偶数 律「それで、明さん。明さんに、プレゼントがあるんです」
 奇数 明「ああ、まったり濃厚な甘さでいて、上品な舌触――」ガキンッ
 ※0は偶数扱いです

ほい


律「それで、明さん。明さんに、プレゼントがあるんです」

明「プレゼント…ですか?」モグ

律「はい」

律「こ、これっ…う、受け取って欲しいんです」スッ

 律がジャケットの内ポケットから、小箱を取り出す。
 それを恭しくテーブルの上に置いて、明の方へと押し出した。

明「…拝見」パカッ

 小箱の中におさめられた、宝石のついた指輪。
 大きなダイヤモンドが店内の照明を受けて煌めいていた。

律「ぼ、ボクと結婚、してくださいっ! 3年後ですけど!」

明「…」

明「【安価下2】」

 1 喜んで
 2 はい
 3 その他、自由台詞だぜ

その時まで好きでいましたらね


明「喜んで」

律「ほ、ほんとです!?」

明「わたしが嘘つきに見えますか?」

律「元スパイ…」

明「…過去は過去、今は今です」

明「でも…喜んでこの指輪も、あなたの言葉も、受け取らせていただきます」

明「…な、何だか、ちょっとこれは照れますね…///」

律「明さんが…顔を赤らめ、たっ…!? しかも、目まで逸らしたなんて…!?」

明「こっ、声が大きいですよ、ほら、ただでさえ注目集めちゃってるんですから…」

律「ボク、絶対、ぜぇーったいにっ! 明さんのこと幸せにします!」

律「だから、ボクのことも幸せにしてほしいです! 一緒に、ずぅーっと、仲良しで、幸せになりたいです!」

明「だから声がっ――」

律「ボク、今、すっっっっごく! 嬉しいんです!」

 パチ…
 パチパチパチ…

律「うぇっ、あ、あうっ…あ、どうもありがとうございます、です…」ペコペコ

明(こっ恥ずかしい…。でも…)

明「律くん、愛してますよ」

律「ぼ、ボクも…です///」

 ――個人情報――
 名前:菊野明 性別:女 職業:異能管理機関職員 身体能力:高め 精神面:普通
 異能:武器具現 特技:人を騙す 願望:恩人の男の子と再会して恩返しをする
 グラスプスキル:ポイント196/100 アーム362/200 コートMAX バーニッシュMAX
 ピラー250/250 アンテナ50/200 ステルス311/300

 ――異能管理機関・正職員――
  宇和時久:東京支部支部長 五感共有の異能
  流石愛花:異能犯罪対策課課長 爆乳
  緑野柳:異能犯罪対策課 植物操作の異能 碧石と夫婦
  碧石不動:異能犯罪対策課 日替わりの異能 緑野と夫婦 巨乳派
  枢木イアン:某市異能犯罪対策課課長 封じの大釘の異能
  鏑木千恵:某市支部 治癒の異能
  槙島軍人:司令部特務課 炎の異能 アニオタ
  島津久:情報部所属 残留思念の異能
  ポーラ・ヘヴィサイト:某市支部技術部部長 かわいいものマニア

 ――ブラック・ライト――
  次郎・エドワース:鈍化の異能
  黒山輝代:榊の側近
  榊日和:ブラック・ライトのボス 衝撃の異能
  福路万里:風扇の異能 チャイナドレス美女

 ――友人・勢力不明――
  萑部律:天才技術者15歳 ズレ気味
  宮東湊:光線の異能 大学生
  リク:9歳美少年 おっとり系 氷の異能 恩人?
  朝霧冬也:旅人 掌握・光蝶の異能 足フェチ
  御手洗深道:ATCV-1の異能 変態盗撮魔
  エリオール・コンデンナー:増幅の異能 他称神様
  六星姫:十二単の異能
  忍川隼実:NINJA 影分身の異能
  天上院秋雨:電撃の異能 冬也の師匠
  美多彼方:美多組組長
  風条葵:心身強化の異能

 ――冬也LOVE勢――
  ナスターシャ・リンカーン:メキシコ麻薬カルテル首領の一人娘 黒髪褐色美女
  エリカ・ブラッディー:日系米人 彼女を巡って冬也は銃撃戦してた
  アニムス・ベネット:DVから冬也が助け出した 湊好みのナイスバディー
  ハル・リンスレイン:日系人 自分探しの旅の途中で巻き込まれたシージャックで冬也に助けられた

エンダァアアアアア



 【直下 コンマ判定】
 1~4 ?「…」コソコソ
 5~9 特別仕様機『任務、継続中…』
  0  律「さて…ボクはボクで、やれることをやらなきゃです。リク、いいコにしててです」リク「…」


 【安価下2】
 律の作った、空も飛べて、海上も海中も自在にどこでも進めちゃうスーパーすごい乗り物のお名前
 今後ももしかしたら登場する…かも、だからあんまり変じゃない方がいいな
 ※なんとか号とか、なんとか丸でもええんよ

ブンブン丸

メアリー・セレスト号

幽霊船じゃないですかー


 やだ、とっても素敵なお名前…て思ったらwikiに載ってたんですがあの…
 うん、まあうん、縁起が悪かろうがね、良かろうがね、うん…

―――――

 ――メアリー・セレスト号――

湊「すっげえ、何だこれ!?」

槙島「おおっ、胸が高鳴るな、ロマンだ!」

風条「相変わらずよねぇ…彼の技術力…」

六星「これ、いきなり航行不能になったりしない…? 仲間割れするとか」

明「あなたもそれを心配していたとは…。しかし、律くんが作ったのですから大丈夫…でしょう」

御手洗「まあまあ、だいじょーぶでしょ~。それよりさあ、到着するまで、おじさんといいことしない?」ゲヘヘ

明「さて…ではこのメアリー・セレスト号からはパラシュートで上陸をします」

明「そこで、陽動部隊の槙島さん、六星さん、風条さんはわざと発見されて、暴れていただきます」

明「わたしと湊、御手洗さんはステルスをしたまま飛び降りて、その間に別の入口から侵入をはかります」

明「情報達成次第、無線で連絡を入れます」

明「リモコン操作でメアリー・セレスト号は再び戻ってきますから、それに乗り込んで離脱…という流れになります」

明「さあ、作戦開始ですよ」


 【直下 コンマ判定】
 1~4 度重なる襲撃で手痛いダメージを受けてきたので、明がいたころより警備レベルが上がってました
 5~9 上陸・潜入、無事に完了

ほい


 ――太平洋上某所・とある研究基地――

明「よし、上陸完了」

明「さあ、行きましょ――」

 陽動部隊と離れた地点へ着地し、明は颯爽とスタートダッシュを決めようとした。
 しかし、その瞬間にぴんっ、と何かが抜けるようなマヌケが音がして降り立った森の一部が大爆発をする。

湊「はぁあああああっ!? おい、どうなってんだ!?」

御手洗「うわーお、過激ぃ…」

明「ブービートラップ…でしたね」

 大爆発はコートで受け流したが、すぐに駆けつけてきてしまいかねない。
 折角の陽動部隊だったのに、いきなり捕捉される危機に陥ってしまった。

明「あちらが陽動だと気づかれては、わたし達が別動の意味さえなくなりかねない…」

明「【安価下2】」

 1 わたし達もさらに2人と1人で分かれて、本命を装った陽動を仕掛けましょう
   A 御手洗さん、お願いします
   B 湊、どうかご無事で
 2 今すぐに動けばとりあえずの捕捉はされないはずです。急いでこの場を離れましょう
 3 その他、妙案求む

ksk

1A


明「わたし立ちもさらに2人と1人で分かれて、本命を装った陽動を仕掛けましょう」

明「御手洗さん、お願いします」

御手洗「ええっ、おっさんなわけ!?」

湊「おっさんなら逃げるのうまいし、どうにかなんだろ」

湊「でも完全に撒いたら俺らの動きが捕捉されかねないから、適度にやれよ」

御手洗「ええー…おっさん使いが荒いよ、ちみたち…」

明「お願いします」

御手洗「じゃあ明ちゃんのおっぱい触らせてー」

 【直下 コンマ判定】
 1~6 明「では湊、行きましょう」
 7~9 明「これは律くん限定ですから」湊「んん…?」
  0  明「昨日、律くんにさんざん――じゃなくて、セクハラがすぎると後頭部をバットでぶん殴りますよ」湊「」

 【直下 コンマ判定】(おっさん有能説+3)
 1~4 御手洗「やべっ、明ちゃん達の方にも向かっちゃったかも」
 5~9 明「どうやら順調のようですね」


 ごめん、補正のある方は【下2】だった…
 お願いいたします

ほいさ


 ――ブラック・ライトの研究基地・B1――

明「どうやら順調のようですね」

 タタタッ

湊「みたいだな」

明「にしても、この律くんの作ったグラサン、すごいですね」

明「自動光量調節に、サーモグラフィー機能までついて…ステルスで見えなくなってても、丸見えじゃないですか」

湊「ステルスは目に見えなくなるだけで、体温までは消せやしねえからな」

明「御手洗さんもうまくやってくれているようですし、このまま順調にいければいいですね」

 【直下 コンマ判定】(陽動と陽動+2)
 1~3 突然の強風
 4~6 無事にB2に到着
 7~9 無事にB3まで一気に来られた
  0  ?「泳がされているとも知らずに…」


 ――ブラックライトの研究基地・B2――

明(無事に地下2階まで来られた…)

明(順調そのものですね。槙島さんが大暴れでもして、手に負えなくなっているのでしょうか)

明(それとも、二重の陽動がうまくわたし達の存在を隠してしまえている?)

湊「おい明、ここ…」

明「ご存知なんですか?」

湊「…………俺が、ずっと前にいたとこだ…」

明「…そうでしたか」

明「【安価下2】」

 1 しかし、今は先に進むべき時です。急ぎましょう
 2 あなたの記録も、ここに残っている…のかも知れませんね
 3 ここを出る時、全て爆破してしまいましょうか。爆弾でも仕掛けておけばできますよ


明「しかし、今は先に進むべき時です。急ぎましょう」

湊「…ああ。悪いな。ちっと…思い出しかけてた…色々…」

明「いえ――仕方のないことでしょう」

明(このフロアーは事前情報の限りだと、用がない。しかし、ここには湊と同じ存在がいるかも知れない)

明(もし、生体兵器として実戦配備されて出てきたら、湊には厳しい事態になりかねない)

明(薄情かも知れないが――今は、仕方がない…)

 タタタッ

 【直下 コンマ判定】(陽動と陽動+2)
 1~3 イージスアーマーが出てきた
 4~5 懸念してたデザインベビーの兵隊がぞろぞろ…
 6~9 B3に到着

とうっ


 ――ブラックライトの研究基地・B3――

明「だんだんと、近づいてきましたね」ヒソ

湊「ああ…それに、人も多い」ヒソ

明「しかし、ここにいる大半は戦闘能力のない研究員のはずです」ヒソ

明「見つからないのは最優先ですが、速攻で口封じをすればバレないでしょう」ヒソ

湊「にしても…無性に苛つくぜ、ここにいると…」ボソッ

明「【安価下2】」

 1 ここから先は1フロアごとに、どんなものが研究されているか確かめていきましょう
 2 人体改造がどこのフロアで行われているのか、確かめたいところですね
 3 とりあえず最下層を目指しましょう

2


明「人体改造がどこのフロアで行われているのか、確かめたいところですね」

湊「どうやって?」

明「…」

明「【安価下2】」

 1 元スパイとして、聞き出してきましょう
 2 適当に連れ去ってボコって吐かせて、ふん縛っておきましょう
 3 その他、妙案求む


明「適当に連れ去ってボコって吐かせて、ふん縛っておきましょう」

湊「大賛成、やっぱお前とはこういう時に気が合うわ」

明「それは光栄です。では、やりましょう」

 【直下 コンマ判定】(そつなくこなせる明さん+2)(悪人面・強面の湊+1)
 1~5 研究員「ひぃぃぃっ」ポチッ 明(アカン)
 6~9 研究員「ち、地下5階ですっ…!」明「どうも、ありがとうございます」

a

o

おうう


研究員「ち、地下5階ですっ…!」

明「どうも、ありがとうございます」

湊「おいお前、覚えがある面だな。ああ、口はもう開くな、頷くだけでいい」

湊「お前、3710号との関わりは?」

研究員「っ…? !」コクコク

湊「やっぱか。――てめえだよなあ、俺に毎日、クソみてえな痛さの注射打ってたの」

研究員「も、もしかしてお前、37――」

 ガシッ

湊「喋んな。それに、俺は3710号じゃねえ。湊様だ」

 カチッ

研究員「ッ――ー~~~~~~~~っっ!?」ジタバタ

湊「こんくれえで勘弁してやる、よっ!」ドゴォッ

 ドサッ…

明「…」

湊「悪い、時間取らせた。行こうぜ」

明「ええ…」

明(レーザーポインターを目に照射して、異能で焼いて…)

明(湊…何だか、少し――)

 【直下 コンマ判定】(陽動と陽動+2)
 1~3 響き渡る警報
 4~6 生体兵器様御一行
 7~9 B5まで到達

やあっ


 ――ブラックライトの研究基地・B5――

明「とうとう、ここまで来られた…」

湊「で、どこに行けばブツがある?」

明「資料室のようなところがあれば…もしくは、コンピューターの中になってしまいますね」

明「資料室にコンピューターがあれば、同時に探ることもできますが」

湊「…任せた」

明「【安価下2】」

 1 資料室を探しましょう
 2 手頃な部屋に侵入して、そこのコンピューターを使って調べましょう

1

1


明「資料室を探しましょう」

湊「分かった」

 タタタッ…

 【直下 コンマ判定】
 1~3 黒山「忍び込んだネズミがお前だったとはな、菊野明」
 4~6 資料室に、すでに誰かいた
 7~9 明「コンピューターも置かれていますね。早速、探しましょう」


 【直下 コンマ判定】(??-1)
  1  湊「お前…何でここにいる…?」
 2~5 ?「3710号、及び裏切り者の菊野明を発見――」
 6~9 サボってた研究員でした
  0  明「誰かいる――リク、くん…?」

はーい


 ――ブラックライトの研究基地・B5・資料室――

?「3710号、及び裏切り者の菊野明を発見――」

 スチャッ

湊「お前っ…」

明「どういうことですか…。湊そっくりの…」

?「わたしはデザインベビー3880号。塩基配列の上では3710号と同一の存在である」

?「3710号、及び裏切り者の菊野明を、これより排除する」パァンッ

 3880号が発砲した。銃弾は難なくアームをかけた手で払いのけるが、明には迷いが生じていた。
 目の前にいるのは、まさしく湊と瓜二つの少年だ。これが、湊の辿っていた別の未来だっとするならばと思い至ると恐ろしかった。

湊「明、速攻で片づけるぞ――」

 駆け出した湊が拳を握った。3880号が、目を大きくする。
 瞬間、3880号もまた、アームを発動した。両者の拳がぶつかり合い、シンクロした動きで、2人はすかさず距離を取る。

 【安価下2】
 1 バーニッシュ・プラズマ×鈍器で参戦
 2 バーニッシュ・プラズマ×刃物で参戦
 3 その他、自由戦法

1

プラズマ鉛玉が溶け消える威力だがはたして耐久時間は如何なものか


明「速やかに、抹殺する…!」

 金属バットを生成し、バーニッシュ・プラズマをかける。
 炸裂破壊光はバットを蝕むように食らっていくが、異能の性質上、どれだけ蝕まれても問題はなかった。

明「はぁあああっ!」

3880号「接触は危険――」

 3880号が本棚を倒して障害物にするが、バーニッシュ・プラズマはそれをものともせずに触れた箇所から削ぎ消す。
 明が振り切ったバットは3880号が体をよじったために当たらなかった。

湊「いつまで、んなことしてんだ。てめえは」

 たんっ、と湊が床に手をついた。
 同時に3880号がピラーの中へ囚われる。アームで破ろうとしてもピラーはビクともしない。

湊「やってくれ、明」

3880号「ッ――!?」

明「さようなら、名もない湊の同胞さん」

 湊のピラーごと削りながら、明の金属バットが3880号を食らった。

 【直下 コンマ判定】
 1~3 明「ゆっくり調べる時間はないようですね」
 4~6 明「湊、一応…他にこないか、見張っていてください」
 7~9 明「………騒ぎは、ないようですね…。早速、リクくんのことを調べましょう」

a

はあっ


明「湊、一応…他に来ないか、見張っていてください」

湊「ああ…」

 バーニッシュ・プラズマを解いたバットは僅か数秒だけだったのに、物干し竿のような細さになっていた。
 それをちらと見てから消し去り、3880号の死体をできるだけ視界に入れず、明はリクの資料を探し始める。

明「…」ゴソゴソ

湊「3880号なんてのがいたって、初めて知った…」

明「…そうでしたか」

湊「失敗しようが、成功しようが、作られた時の番号は外されねえ…」

湊「3880番目で終わったのかも、まだ…作られては死んでいくようなのがいるかも分からねえ」

湊「けど…何のためにこいつは生まれたんだろうな…」

湊「見ろよ。俺よりも肉付きは悪いし、顔色だって青白い…」

湊「死ななかっただけで、劣等固体なのは明らかだ。なのに、それでも…こいつは戦って死んだ」

湊「……楽しいことなんて何も知らなくて、楽しいってのが何なのかも知らねえで…そのまま、死んだんだぜ」

湊「そんな、こんな終わりって…ばっかみてーだよな…」

明「…湊、声が震えてますよ」

湊「そいつの分まで、俺が代わりに泣いてやってんだよ…言わせんな、このアマ…」


 【直下 コンマ判定】
 1~4 湊「感傷に浸るのもここまでだな…何か来たぞ」
 5~9 明「…やさしいですね、湊は。…あ…この、記録…」

a

ていっ


湊「感傷に浸るのもここまでだな…何か来たぞ」

明「まだ見つかっていません。ここまで来て引き返すわけにもいきませんし…」

湊「俺が時間稼いでやる。急いで探せ」

明「…お願いします」

 【直下 コンマ判定】
 やって来たのは…
 1~3 デザインベビー×イージスアーマー×3=DANGER
 4~6 デザインベビー×5=湊のメンタルにダメージが続く…
 7~9 雑兵×20

 【下2 コンマ判定】
 1~5 なかなか見つからない
 6~9 戦闘は始まったけど見つかった!

せいや

sssss

とうっ

もうだめだ…負のスパイラルのはじまりだ


湊「おいおい、イージスアーマーにしちゃ、デザイン変わってやがんぜ」

湊「お揃いの顔なんか、見せるんじゃねえっつーの…」ギリッ

明「どうにかお願いします、湊」

湊「任せとけ。俺は名無しの使い捨てじゃねえんだ」

湊「モブなんかに、負けるかよ」

 がちゃん、がちゃん、と音を立てながらデザインベビーのイージスソルジャーが駆け出した。
 湊がガイアを発動して、それを迎え撃つ。激しい破壊音が繰り返し響く。

明「ここの棚は見た…こっちも確認をした――」

明「ならば、こっちを…!」

 廊下で湊の怒号が響き渡る。
 派手な破壊音の度に、明の作業速度も上がっていく。

明「早く、見つけないと…!」

 パラパラパラ…

明「っ――この記録…」

明「10年前、光が丘…改造人間――これだっ」

 見つけ出したファイルから、資料を破り取る。

明「湊、撤退をします!」

 【直下 コンマ判定】(デザインベビー×イージスアーマー:-2)
 1~3 湊、ボロ雑巾手前
 4~6 湊、傷はあるけどまだ動ける
 7~9 湊、TUEEEEEEEEE

TUEEEEEE


明「湊、撤退をします!」

湊「おら、よぉっ!」

 湊のグローブが激しい衝撃を発散させた。
 イージスアーマーが吹き飛ばされ、胸部に仕込まれていた星業動力が破壊される。

湊「残り、2体!」

明「さすがですね、やはり湊と一緒で良かったです」

湊「けど…どうにかこうにかだ…」

明(律くんが手がけたものとは意匠が違う――)

明(沙神が戦争のためにイージスアーマーを売りつけていたが、ブラック・ライトもその技術を買ったのか)

明(そして、ブラック・ライトが独自に改造をしたことものが、このイージスアーマー…?)

明「かなり深い階層まで来ていますからね、ここから脱出のは容易ではありません」

湊「んじゃ、どうする? 諦めるなんて言わねえもんな、お前は」

明「当たり前ですよ」

明「【安価下2】」

 1 (通信機に)槙島さん、地下5階まであなたの火力で穴とか空けられます?
 2 どうやら、星業の動力は胸部にあるようですし、それを破壊するだけなら充分にやれるでしょう
 3 隠密はこれで終了。暴れる時間です

1


 ザザッ

明「槙島さん、地下5階まであなたの火力で穴とか空けられます?」

 ザザッ

槙島『それが望みならばやってやろうではないか!』

明「ではお願いします」

槙島『すぐに行く、待っていろ!』

湊「うっかり俺らまで燃やされちゃたまんねえぜ?」

明「さて、槙島さん達が到着するまで凌ぎましょうか」

湊「なーに言ってんだ。…殺すに、決まってんだろ――」ギラッ

 湊が駆け出した。ガイアをかけて踏み込んだ足は簡単に床をへこませる。
 イージスアーマーが星業銃を撃ったが、それを湊はガイアをかけた腕で弾き飛ばした。
 そのまま接近して胸部の装甲へ拳を叩き込む。しかし、星業動力を守る胸部装甲は桁外れに頑丈だった。

明「湊、邪魔です!」

 槍の穂先にバーニッシュ・プラズマをかけ、明が突き出した。
 湊はとっさにイージスアーマーの両肩を掴み、腕の力だけで自分の体を持ち上げて跳んだ。
 湊の体が持ち上がったところへ、間髪入れずにバーニッシュ・プラズマの刃が突き込まれて星業動力を破壊する。

 【直下 コンマ判定】(暴れろぐんちゃん命令+2)(下層階-1)
 1~3 榊「――きっと、こういう楽しいことが起きると思っていました」
 4~6 湊「残り、1体!」
 7~9 槙島「ブヮァアアアアア―――――――ニィィィイイイ――――――――――――ング!!」

とうっ

ここで1っすか……嫌われてんなあ明
鬼強柳様無双くるか


榊「――きっと、こういう楽しいことが起きると思っていました」

 温和で包容力のある声。
 だが、そこには含まれる人をゾッとさせる、何かがあった。

明「っ…榊、日和……」

湊「ああ? 何だ、あの女…?」

榊「下がっていてください、3719号」

 残っていたデザインベビーに榊が言う。
 すっと一歩下がったデザインベビーだったが、瞬時にその肉体がイージスアーマーの内側から弾けとんで肉と血が装甲の隙間から飛び出た。

湊「っ…!?」

明「何だ、今の…」

榊「楽しいことをしましょう」

榊「世の中には波が足りません。あらゆる波にもまれるからこそ、そこに抵抗が生じ、手応えになるのです」

 【直下 コンマ判定】(鬼強榊様-4)(楽しみたいから手加減しなくちゃ♪+2)
 1~5 榊様強すぎィ
 6~9 手加減してくれるっぽい

どうだ

てかげんn


 ちなみに…4スレ目の>>1000がああなった時点で
 榊様がてんちゃん、神様に並ぶくらいの実力者になりました☆テヘペロ

―――――

湊「っざけんじゃ、ねえぞォ!」

 ガイアを発動して湊が飛び出した。
 にっこりと榊が微笑んだ途端、湊のまとっていたガイアが、――星のチカラが弾けとんだ。
 針を刺された風船のようにぱんっ、と鎧の形状をとっていた星のチカラは消え去られたのだ。

榊「3710号――デキのいいあなたでも、この程度ですか?」

 通路の床や壁、天井から細いピラーが次々と繰り出されて湊を殴打しまくる。
 ほんの1秒にも満たぬ一瞬で、音だけが重なり合いながら響いて湊の体が歪んだ。

明「湊――!?」

 先端にフックをつけた物干し竿で吹き飛ばされた湊の襟を掴み、引き寄せる。
 1秒未満の短い時間で湊が打ちのめされた事実が、明の動悸を早くする。

榊「さあ、菊野。あなたも、早く向かってきなさい」

榊「あなたが起こした波でしょう? わたしを退屈させるつもりではありませんよね?」

 【直下 コンマ判定】
 1~5 ぐんちゃん、まだかよ!
 6~9 ぐんちゃんきたよ!

 【下2 コンマ判定】(特別仕様機+3)
 1~4 榊「来ないのならば、わたしから」
 5~9 榊「来ないのであれば――」特別仕様機「任務を遂行する」ピョンッ

こい

手加減ってなんだっけ
頼むぐんちゃんハリー!


榊「来ないのであれば――」

特別仕様機『任務を遂行する』ピョンッ

 場違いな機械音声がして、明の荷物の中からアゲアゲくん特別仕様気が飛び出てきた。
 コーヒーカップほどの大きさしかない、小さなサイズのアゲアゲくん。

明「律くんがこっそり作っていた…」

榊「アゲアゲ…? まあ、こんなに小さく…」

特別仕様機『主からのメッセージを再生します』

 ザザッ…

特別仕様機『明さん、ボクの技術力を信じると思って、特別仕様機に頼ってほしいです』

特別仕様機『絶対に、ボクに変わって特別仕様機が明さんのことをお守りするです!』

明「律くん――」

榊「アゲアゲが相手をしてくださるのですか? ふふ…では少し、遊んでいただきましょう――」

 榊が微笑んだ瞬間、特別仕様機が吹き飛んだ。
 しかし、同時に大量のスモークを撒き散らし、レーザーがそれを貫きながら榊へと襲いかかる。
 コートでレーザーは受け流されるが、タバコほどのサイズの小型ミサイルが8つ発射されていく。

湊「明っ…ここは律に任せて、先に行くぞ…」グッ

明「湊、動けますか?」

湊「平気っ…だ」

 明が肩を貸して湊を立たせた。
 特別仕様機は次々と、本物とは規模でしか違わない強力な平気で榊を攻撃している。

 【安価下2】
 1 この場は特別仕様機に任せて、槙島との合流を急ぐ
 2 特別仕様機とともに、ここで榊を相手取る

―――――

 一旦ここまでです
 どうもありがとうございました

ぐんちゃんと合流さえすればどうとでもなる
1


明「槙島さん、まだ来られませんか!?」

明「こちらも待ってはいられないので動きます!」

 ザザッ

槙島『すまん!』

明「今、どちらです? あと状況は?」

 【直下 コンマ判定】(合流が遅れてる-3)(でも呼びつけたの地下5階+1)
 1~3 槙島『黒山とか言う女に手こずっている! 地下1階だ!』
 4~6 槙島『現在、B2! ぞろぞろと兵隊が現れて、対処に手こずっている!』
 7~9 槙島『B3まで来ている! 想定以上にここの床が熱に強くて、なかなか溶けん!』明「階段使ってくださいよ!」


槙島『現在、B2! ぞろぞろと兵隊が現れて、対処に手こずっている!』

槙島『上層階――B2までは、すでに戦闘員であふれ返っているような状況だぞ、B5はどうか知らんがな!』

明(ここはまだ、さほどではない――。にしても、B4、B3を手負いの湊とわたしだけで強攻突破できるかは怪しい)

明「状況は分かりました」

槙島『どう動くつもりだ!?』

明「【安価下1】」

 1 どうにか、槙島さん達の方まで向かいます。ですから、退路は任せました
 2 ブラック・ライトの基地には緊急時の抜け道が必ずあります。それを発見し、そこからの脱出をはかるので、外で合流しましょう
 3 その他、妙案求む

2


明「ブラック・ライトの基地には緊急時の抜け道が必ずあります。それを発見し、そこからの脱出をはかるので、外で合流しましょう」

槙島『了解した! 必ず、五体満足で戻ってこい!』

明「四肢が断裂しようとも死なずに帰りますから、安心してください」

槙島『うむ! ではこちらはこちらで、盛大に惹きつけておいてやろう!』

 ザザザッ

明「湊、行きましょう」

湊「抜け道なんて…知ってんのか?」

明「見つけるしかないんです。どこかにある――それは確かなことですから」

湊「っ…そういや、前に…榊…だったか。あのアマと対峙したが、別のグラスパーに戦わせといていつの間にか逃げてやがった」

湊「その時はボス様のお部屋だったぜ…」

明「ボスの部屋は、確かさらに最下層のB6――。そこに抜け道がある…?」

 【安価下1】
 1 B6の榊の部屋へ向かう
 2 いや、抜け道ってぐらいだし、全フロアを通過してるはず。それを探すしかない
   A 壁をノックして回って音の違いで、探す!
   B 湊ってここにいたことあるんでしょ、何か他に思い当たることないの?
 3 バーニッシュ・プラズマで壁を削りまくって抜け道を露出させてやんよ、消耗するかもだけど

1

ここまで来て撤退してどうすんのよ1


 ――ブラックライトの研究基地・B6――

明「このフロアはやけに静かですね…」

湊「出払ってるから――じゃあなさそうだな…」

明「とにかく、暁光です。榊日和の部屋を探さないと」

湊「なあ、リクの資料は見つけたのか?」

明「ええ。手に入れました。まだ中身はきちんと確認していませんが、きっと…」

明「これだけ長い廊下で、部屋はここしかない…? このフロアが、丸ごと榊日和のスペース…?」

 ウィ----ン

湊「部屋ってよか、ホールだな…。贅沢な作りしやがっ――痛ってぇ…」ズキッ

明「いちいち毒づかなくていいですよ。抜け道を探さないと…。そこであなたは休んでてください」

湊「リクの資料、見せろ。もしも間違ってたら、また来るなんてごめんだぞ」

明「どうぞ」パサッ

湊「ああ…」

明「抜け道、抜け道…どこだ?」キョロキョロ


 【直下 コンマ判定】
 偶数 明「っ…ここの本棚、明らかに位置がおかしいし、綺麗に揃いすぎている…?」ガコンッ
 奇数 湊「明、――お前だけで行け。俺はちょっと、用事を思い出した」ググッ
 ※0は偶数扱いです

ほい


明「っ…ここの本棚、明らかに位置がおかしいし、綺麗に揃いすぎている…?」ガコンッ

 僅かな違和感を覚えた本棚。
 そこにぎっしりと収められている背表紙を見渡し、気になった一冊を引いた。
 栓のようなものが外れる音がし、本棚が左右にスライドされ、奥に昇降機が姿を見せる。

明「こんなものが…。湊、こちらへどうぞ」

湊「…」ペラペラ

明「湊、時間がありませんから早く」

湊「っ…ああ…今、行く…」ヨロッ

 昇降機に乗り込み、2つあるボタンの上の方を押した。
 本棚が下に戻っていき、昇降機は闇に閉ざされる。ゆっくりと上昇を始め、その初速の重力がずっしりとのしかかった。

明「…」

湊「明…」

明「何です?」

湊「…これ返す、お前が持ってろ」グイッ

明「ええ…分かりました」ゴソゴソ

明「【安価下1】」

 1 何て書いてありました?
 2 もう少しですから、がんばってくださいよ、湊

1


明「何て書いてありました?」

 ごうん、ごうん、と音を立てながら昇降機は上昇する。
 湊はしばらく黙っていた。唯一響いている音だけが、その長い沈黙に奇妙な緊張を与える。

湊「……明」

明「何ですか?」

 【直下 コンマ判定】
 1~4 湊「お前の恩人は、もう死んでる」
 5~9 湊「お前の恩人、やっぱりリクだった」
  0  湊「リクはお前の恩人じゃねえ」

神よ

無能ですまん

キターーーーーーーー・・


湊「お前の恩人、やっぱりリクだった」

明「っ…本当、ですか?」

湊「ここに書いてあんのがデタラメじゃあなければ、な」

明「リクくんが、あの時の…」

湊「だがその前に、今はここから帰ることだ」

湊「一つ、真実が明らかになった。あとは生きて帰って、それからの話だからな」

明「ええ」

 ガコンッ

 昇降機が静止した。
 扉がゆっくりと開いていき、――

 【直下 コンマ判定】(警備は強化されていました-2)
 1~3 無数のバーニッシュ弾が撃ち込まれた
 4~6 燃え盛っていた激しい炎が目の前でかき消された
 7~9 明るい光で目が眩みそうになった

うーん


 昇降機が静止した。
 扉がゆっくりと開いていき、――無数のバーニッシュ弾が撃ち込まれた。

 炸裂した無数の銃声。とっさにコートで弾丸を受け流す。
 湊はピラーで自分の身を守っていた。ずらりと出口の前に並んだ、イージスソルジャーが飛び出してくる。

明「こんなところにまで…!」

 バットにバーニッシュをかけ、襲いかかってくるイージスソルジャーを打ちのめす。
 頭部を殴りつけ、胸部をバーニッシュ・スパークをかけたメリケンサックで抉り抜く。

湊「放しやがれ、このザコどもがぁっ!」

明「しまっ――湊っ!?」

 星業動力を破壊して振り返ると、太陽光が辺り一面に撒き散らされた。
 一瞬で周囲の木々が燃え尽き、イージスソルジャーの動きが僅かに止まる。

 その隙を突いて湊がガイアで組みついてきたイージスソルジャーを殴り飛ばすが、榊の攻撃ですでに体はボロボロだ。
 全身がバラバラになりそうな激痛で、湊が歯をキツく食いしばる。

 チャキッ

 3つの星業銃の銃口が湊へ向けられた。
 必死の反撃をした直後の湊のガイアはすでに解除され、生身のままになっている。

 【直下 コンマ判定】
 1~3 明「湊――!」ドンッ
 4~6 槙島「ブワァアアアアアア―――――――――――ニィィィイイイイイ――――――――――――ングッッ!!」
 7~9 御手洗「ほいほい、おバカになーれっと」

頼む

恩人判定の時に出せよ俺の馬鹿野郎……


 そうそう、こういうタイミングで0は欲しいよね、劇的になるよね
 が、がんばって偶数を取ってください…(震え声

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 ??「みなとっ!」
 奇数 湊「ッ――!?」
 ※0は偶数扱いです

 頼むでぇ…

頼む

ワロタ


湊「ッ――!?」

 三梃の星業銃から吐き出された星のチカラが、湊を飲み込んだ。
 星業装置によって変換された青白い極光は圧倒的な勢いを伴って、そこを吹き飛ばす。

 その光が過ぎ去る。
 大木に偽装されていた昇降機の出入り口は吹き飛ばされ、地面にぽっかりと人工的な四角い穴を残していた。
 向こう数十メートルまで地面は放射状に抉られ、焼けた地面は赤く発光しながら煙を上げる。

明「み…なと…?」

 不遜な笑顔が脳裏を駆け抜ける。
 口を開けばすぐに何かへの文句ばかり出てくる声が、何度も脳内で反芻される。

 死ぬはずねえだろ、と人を小馬鹿にしたような言葉が届くのではないかと明は耳を澄ませる。
 すぐにでも、どこからか出てきて颯爽と拳を振るって解決しようとするのだ。それが宮東湊という男のはず――

 何にでもムキになって、何にでも噛みついて。
 誰にでも反抗をして、誰にだって対等以上であろうとして。

 そんな人間が、こうもあっさりといなくなってしまうはずがない。

 1秒間でさえ一瞬に感じられた。
 あまりにも長い、体感時間。明は瞳を小刻みに揺らしながら、何もかもが吹き飛ばされたそこを見つめる。

 そんなはずないと、信じている。
 そんなことがあってはならないと、信じている。

 それなのに――

明「湊、何してるんですか!? シャレにならないですよ、早く姿を――」

 口を突いて出た言葉。
 その問いかけが、消えていく。
 照りつける太陽は何も撃ち抜こうとせず、沈黙を守る。


 【直下 コンマ判定】
 1~5 溶けるように消えた明の問いかけに、突きつけられた銃口が1つの答えをくれた。
 6~9 明「姿を…見せて――」

―――――

 今夜はここまでです
 どうもありがとうございました

0こい

やったる

う、嘘だろ、湊って本編超主要キャラ……いや死ぬポジションだなとは思ってたけど

来れコンマ神00を導いてくれ

>>398お前すげえな
なおそれに比べておれは ()

コンマ神「導いたよ」

コンマ神「いつ導くとは言ってない」


明「湊、何してるんですか!? シャレにならないですよ、早く姿を――」

 口を突いて出た言葉。
 その問いかけが、消えていく。
 照りつける太陽は何も撃ち抜こうとせず、沈黙を守る。

 溶けるように消えた明の問いかけに、突きつけられた銃口が1つの答えをくれた。

明「っ――」

 星業銃の引き金が絞られる。
 青白い光が明の体を包み込んで分解していく。


明『一言だけ言っておきます、絶対に死なないでください』

明『湊がいないと毎日がつまらないですから』

湊『…死ぬつもりなんざねえよ』


 あの約束を破ったのは湊が先だ。
 けれど、明もまた反故にしてしまった。


湊『お前が死んでも、リクが寂しがる』

湊『リクだけじゃねえ、律なんざ涙が枯れるまで泣いちまうぜ』

明『死ぬつもりなんて、わたしだって毛頭ないですよ』


 こんな終わり方をするはずではなかった。
 それなのに、と――後悔ばかりが脳裏をよぎった。

 一度は憧れた終わり。
 しかし、これを憧れていたままに迎えるには、大切なものが増えすぎてしまっていた。


                           ―――――― DEAD END



 はい、気を取り直して…

 【安価下2】
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 1 >>383
 2 >>389
 3 >>392
 4 >>395

2

1


明「何て書いてありました?」

 ごうん、ごうん、と音を立てながら昇降機は上昇する。
 湊はしばらく黙っていた。唯一響いている音だけが、その長い沈黙に奇妙な緊張を与える。

湊「……明」

明「何ですか?」

 【直下 コンマ判定】
 1~4 湊「お前の恩人は、もう死んでる」
 5~9 湊「お前の恩人、やっぱりリクだった」
  0  湊「リクはお前の恩人じゃねえ」

今度こそ

任せろ!

ナイス

恩人が死んでた方がいいのか?

リクが恩人って結構ムリがあるし最初から湊仄めかしてたし湊じゃないならいない方がいいみたいな感じじゃないの?


湊「お前の恩人は、もう死んでる」

明「え――?」

 ごうん、ごうんと昇降機は上昇していく。
 一切の光がない闇で、ゆっくりと湊の声が語っていく。

湊「…10年前、光が丘に派遣されたブラック・ライトのグラスパーがいた」

湊「リクと同じ、改造されたガキだ。任務の内容は、暴走してブラック・ライトから離叛したグラスパーの始末」

湊「その任務には成功したが、そのまま死亡したってここに書かれてた」

明「っ…し、しかし、リクくんはわたしのことを知っていると――」

湊「それがどういう理屈かは分からねえ。けど…お前が掴んできた、この真実によれば死んでるんだ」

湊「今はへこたれてる場合じゃねえだろ。開くぞ――」

 ガコンッ

 昇降機が静止した。
 扉がゆっくりと開いていき、――

 【直下 コンマ判定】(警備は強化されていました-2)
 1~3 無数のバーニッシュ弾が撃ち込まれた
 4~6 燃え盛っていた激しい炎が目の前でかき消された
 7~9 明るい光で目が眩みそうになった

前と同じ展開になりつつある……

今こそ00を出すとき!


 昇降機が静止した。
 扉がゆっくりと開いていき、――無数のバーニッシュ弾が撃ち込まれた。

湊「明、ボケてんじゃねえ!」

 銃声が響くまで固まっていた明は、その声で我に返る。
 瞬時に湊の張ったピラーがバーニッシュ弾を受け止めるが、完全に止められずに粉砕された。

 割れたピラーの破片は飛び散りながら溶けていく。
 それと入れ違うようにしながら、イージスソルジャーが飛び出してきた。

明「っ――すみません、湊!」

 バットにバーニッシュをかけ、襲いかかってくるイージスソルジャーを打ちのめす。
 頭部を殴りつけ、胸部をバーニッシュ・スパークをかけたメリケンサックで抉り抜く。

湊「それでいい――けどっ…!?」

 苦しげな湊の声がして振り返る。

明「しまっ――湊っ!?」

 瞬間、太陽光が辺り一面に撒き散らされた。
 周囲の木々が燃え尽き、イージスソルジャーの動きが僅かに止まる。

 その隙を突いて湊がガイアで組みついてきたイージスソルジャーを殴り飛ばすが、榊の攻撃ですでに体はボロボロだ。
 全身がバラバラになりそうな激痛で、湊が歯をキツく食いしばる。

 チャキッ

 3つの星業銃の銃口が湊へ向けられた。
 必死の反撃をした直後の湊のガイアはすでに解除され、生身のままになっている。

 【直下 コンマ判定】
 1~3 明「湊――!」ドンッ
 4~6 槙島「ブワァアアアアアア―――――――――――ニィィィイイイイイ――――――――――――ングッッ!!」
 7~9 御手洗「ほいほい、おバカになーれっと」


くらえ

(あれ、今思えばこれイアンが湊を拾ったときに似てね?だったら死んでる扱いも納得)

なんで0コンマまで被るんだよ w w w


 な、何やこのデジャブ…

 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 ??「みなとっ!」
 奇数 湊「ッ――!?」
 ※0は偶数扱いです

どうだ

偶数

やったぜ

恩人が亡くなってたら明の物語は終わりだよな


リク「みなとっ!」

 ここにいないはずの声。
 何かが空から落下して、体の芯が震えそうになる冷気を感じた。

 ズドォォォンッ

 大人でも一抱えしないといけないようなサイズの氷塊。
 それが3つ、湊を今まさに撃ち抜こうとしていたイージスソルジャーを叩き潰す。

湊「リ、ク――?」

 迎えに来ていたメアリー・セレスト号から小さな体が降ってくる。
 地面から氷の柱が立ち上り、そこにリクが両手両足をつきながら着地した。

明「リクくん…? どうして、こんなところに――」

湊「リク、お前っ…忍び込んでたのか!?」

リク「…」シュン

明「今は、問いつめるのは後回しですね…」

 【安価下2】
 1 気を取り直し、包囲している敵の殲滅
 2 メアリー・セレスト号を海に着水させて槙島達が来るまで死守する
 3 湊はもう戦えないし、3人でこの場から逃れるのが先決

2


明「湊、肩を貸します。リクくん、ついて来てください!」

湊「おい、俺よかリクを――」

 増援のイージスソルジャーが遠くからスラスターを噴かしながら走ってくる。
 とんでもない速度だったが、小太刀を生成してバーニッシュをかけた。放たれた光条をコートで受け流す。
 バーニッシュの要領で湊まで星のチカラで覆い、それごとコートで脱ぎ捨てることで湊も守り抜いた。

明「危険に巻き込みたくない気持ちは同じですが、彼は彼で決意を固めてここに来ているはずです」

明「彼と同じ年頃の時、あなただって戦っていたのでは? 信じてあげましょう」

 イージスソルジャーが大振りのナイフを抜いて明に向かってきた。
 小太刀にかけていたバーニッシュを一瞬だけバーニッシュ・プラズマにし、すれ違いざまに胴切りにする。
 真っ二つになったイージスアーマーが爆散する。

リク「みなとっ…ごめんなさい」

 地上に降りてきたリクが、明と並走しながらしゅんとした顔をする。
 込み上げてくるものを堪えながら、湊は苦しげに息を吐き出した。

湊「うちのルール、お前はまだ適用されたことなかったな」

湊「悪いことしたら、ゲンコツ3発の刑だぞ、覚悟しとけ」

 ザザッ

槙島『菊野、脱出はできたか!?』

明「ええ、今、地上です。島の東側へメアリー・セレスト号を回しますから、そこまで来てください!」

明「こちらの方が先に到着するはずなので、死守します!」

槙島『了解した!』

 ザザッ

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ??「逃がしはしねえぜ?」
 4~6 明「それにしても、増援がやみませんね」
 7~9 御手洗「あーきらちゅわぁ~んっ!」明「いいところに!」

くるか重力


次郎「逃がしはしねえぜ?」

 防風林の中を走っていくと、声がした。
 瞬時に、全ての動きがスロー再生している映像のように鈍化する。

明(この異能は――)

次郎「さーてさてさて? どうやって痛めつけてやろうか?」

明(知っている、次郎・エドワーズ…視界に入れた何もかもを鈍化させる異能の持ち主…!)

 【安価下2】
 1 ピッカピカで鏡一歩手前の大きな剣を生成
 2 異能とか使えないの湊、異能くらい使えない、どう?
 3 その他、妙案求む


 目に入ったものは、問答無用で鈍化される。
 通常よりも視野が広いという特異体質によって、異能を最大限に発揮するグラスパー。

 だが、逆に言えば異能を発動している状態で自分を見れば、自分の行動さえ遅くなるのだ。
 それは異能のオンオフという行為であっても――

次郎「裏切り者には死を、ってな」

 得意気に愛用の万力を懐から取り出す次郎。
 明、湊、リクを視界に収めたまま、ゆっくりと近づいてくる。

次郎「お前からだぜ、菊野明よぉ」

 明の手首を掴んで下卑た笑顔をした次郎だが、その表情が驚きに変わった。
 驚愕に表情を染めたまま、ヤバいよ、とゆっくり顔が動いていく。

明「さて、言い残したいことがあれば受けつけますよ」

明「言い切れるかどうかは、分かりませんけど」

 何か言おうとする次郎だが、その前の鏡を見てしまったという驚愕がまだ追いつかない。

湊「何なんだ、こいつ…」

 【安価下2】
 1 慈悲なんかない。バーニッシュ・プラズマ斬り
 2 鏡大剣ごとバーニッシュ・ハンマー
 3 その他、トドメを刺す武器でもよし、痛めつける程度に留めてもよし、次郎さんの処遇について自由

1

3殺さない程度に


明「殺さない程度に留めてあげましょう」

明「子どもが見ていますから」キラリ--ン

湊「リク、向こう向け…」

明「ふんぬうっ!」

 ドゴッ
 ゲシッ
 ズドォッ
 ガチャッ
 ドッゴォォォッ

明「さ、行きましょう」パンパン

湊「行くぞ…リク…」ヨロヨロ

リク「うん」

 タッタッタッ

 【直下 コンマ判定】(明さんの悪い笑み+2)
 1~4 次郎「詰めが…甘いっつー、のっ…!」ギランッ
 5~9 次郎「」シュ-
  0  明「もし起きても、首から下が地面に埋まってればどうにもできないしょう」


ほい

そん


 ――東側の砂浜――

明「湊は足手まといですから、先にメアリー・セレスト号へ」

湊「てめえ、足手まといって――ぐっ…」

明「そんな状態で強がらないでください。リクくんもですよ」

リク「でもあきら…」

明「湊を、よろしくお願いします。すぐに無茶をしてしまう人なんですから」

湊「あのな、俺を何だと…」

リク「うんっ。みなと、行こっ」

明「さて――」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 明「あなたもいたんですか」福路「ええ、ここで始末してあげる」
 4~6 御手洗「あーきらちゅわぁ~んっ!」
 7~9 ザザッ 槙島『もうすぐ行くぞ!』明「あんなところに火柱が…」御手洗「お、明ちゃんはっけーんっ」


御手洗「あーきらちゅわぁ~んっ!」

明「ふんっ!」ズドッ

御手洗「ぐふっ…い、いきなりなんておじさん――興奮しちゃうっ! もっとやっていいのよ?」ゲヘヘ

明「あなたがいてくれるのは心強いですが、不用意に近づかないでくださいよ」

明「次にしがみつこうとしてきたら、もぎますよ?」

御手洗「」

明「冗談はさておき、いっぱい来ていますね」

明「メアリー・セレスト号を死守しないといけないのですが…」

御手洗「あー、だいじょーび、だいじょーび、おっさんの異能なら流れ弾でも当たりゃあしないのよ」

御手洗「でも大人数だと的外させるだけで精一杯だから、前線はよろちくび」

明「そうですか」

明「では、もう一踏ん張りといきましょう」

 イージスソルジャーがぞろぞろと砂浜へやってくる。
 星業銃の狙撃が効かないと見て、突撃を開始してきた。

明「ここは通しません!」

 【安価下2】
 次々と突撃してくるイージスソルジャーをどうやって撃退してく?
 1 バーニッシュ・プラズマで片っ端から撃破あるのみ!(消耗大)
 2 もしかしてメアリー・セレスト号に武装とかあるんじゃね?
 3 気合いだ!
 4 その他、妙案求む

笑ったから3

2

2


明「湊、メアリー・セレスト号に武装とかないですか?」

 ザザッ

湊『武装…? 今、ブリッジにいるけど、んなのどう使えばいいんだか…』

湊『そもそもあんのか…? ちょっと確認する』

 【直下 コンマ判定】(天才技術者+4)
 1~3 湊『ない』
 4~6 湊『あるけど、ごちゃごちゃしてて分かんねえよ、使えるか!』
 7~9 湊『おっ、あった。なになに、ラクラク操作システム…? よし、やってみるわ』


湊『あるけど、ごちゃごちゃしてて分かんねえよ、使えるか!』

明「そうですか…」

御手洗「うわ、明ちゃん、来てる来てる!」

明「お任せを!」

 飛びかかってきたイージスソルジャー。
 その拳を捕まえ、思いきり捻りながら投げ飛ばす。
 しかし、砂浜へ叩きつける前にスラスターが噴かされ、逆に投げ飛ばされた。

*「…」ピピピ

御手洗「はいはい、それは当たんないよ~?」

 シュバァンッ

 吐き出された光条は明に掠ることもなく、空へ霧散していった。
 落下した勢いで、巨大ハンマーを生成し、バーニッシュをかけながら思いきり叩きつける。

明「助かりました」

御手洗「でもさぁ~? ヤバいんじゃないのぉ?」

明「御手洗さん、機械の扱いは?」

御手洗「おっさんになーにを期待しちゃってるの? 女の子の扱いなら得意だけど?」ゲヘヘ

明(御手洗さんに武装を操作してもらうのも期待できない…)

明(かと言って、わたしがここを離れるわけにもいかないし、実質的に使用不可ですか)

 【直下 コンマ判定】
 1~4 明「早く槙島さん達に来てもらわないと、ヤバいですね…」
 5~9 槙島「待たせたな! ブワァアアアアア――――――――――ニィィイイイイイ――――――――――ング!!」


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 ザザッ ?『明さん、どっかーんといくから気をつけてです!』
 奇数 榊「菊野、あのアゲアゲ、とっても面白かったです」明「っ――榊日和…!?」
 ※0は偶数扱いです

a


 ザザッ

律『明さん、どっかーんといくから気をつけてです!』

 通信機から声がした。
 瞬間、背後のメアリー・セレスト号から何かが発射される。

明「っ――!?」

 凄まじい光が目の前で弾けて、全てがなぎ倒されていった。
 その爆風から腕で顔を守るが、それでも踏ん張らないと吹き飛ばされかねなかった。

御手洗「な、こ、これっ…?」

明「律くん!? あなたまで来てるんですか!?」

 ザザッ

律『ちゃんとお留守番してるです!』

律『けど何か、武装を使おうとしてたのをこっちでキャッチしたから、遠隔操作中です!』

御手洗「最近のお子様おっかなぁ…」

律『さ、じゃんじゃん撃つから気をつけてくださいです!』

 メアリー・セレスト号から無数のミサイルが発射された。
 イージスソルジャーを粉微塵に吹き飛ばしていき、衝撃と爆風で周囲が荒れ狂う。

明「律くん…これほどあなたを頼もしく感じたの、初めてですよ」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 黒山さん登場
 4~9 いい加減、ぐんちゃん追いつけよ!


六星「ちょっとぉ~! 盾にしないでってば!」

風条「あんたの異能ならヨユーでしょ、我慢しなさい!」

槙島「わはははっ! この殺伐とした荒れ具合、何とも血が滾るぞ!」

明「やっと来ましたか――」

律『砲撃やめ、です?』

明「一旦、ですけどね。槙島さん、早くこちらへ!」

 姿を見せた3人。
 六星を抱きかかえ、着物の裾などで姑息に身を守る風条と、通ってきた跡を全て真っ黒に焦がしている槙島。
 槙島ばかりがやけに傷だらけで、六星と風条は身の危険を敵ではなく、むしろ槙島の方に感じている始末だ。

明「御手洗さんも、メアリー・セレスト号に戻って――」クルッ

明「もういない…?」

御手洗『いや~、落ち着くのよね、室内って』

湊『おっさん、てめえ! 終わってねえんだぞ、くつろぐな!』

槙島「菊野、目当てのものは手に入れたんだな?」

明「ええ――まあ、それについては、後で…」

槙島「?」

六星「いいから早く脱出しないと死んじゃう!」

風条「さっさと行くわよ、うだうだしないで!」

明「はい――」

 【安価下2】
 1 さらば、ブラック・ライト――今度こそ、もう2度と会いたくない
 2 でも離脱する前に、メアリー・セレスト号で可能な限り破壊してからいこう
 3 最高速で一気に離脱! 1秒も長居するものか

最後までずっと前線に出張ってたのかな男だなぐんちゃん


 ――メアリー・セレスト号――

明「一気に離脱をします、皆さん、シートベルトが間に合わなければ手近のものに捕まってください!」

明「メアリー・セレスト号、発進!」

 明が操縦席で機器を操作し、メアリー・セレスト号を発進させた。
 浮き上がった船体が大空へと飛翔していく。

明(終わっ、た…)

 【直下 コンマ判定】(すぐに離脱+2)
 1~4 マッハ4超えの戦闘機が追っかけてきましたよ
 5~0 無事にブラック・ライトの研究施設を後にできました


明「ここまで来れば、もう大丈夫ですね…」

 オートパイロットモードに操縦が切り替わり、明は席を立った。
 ブリッジの緊張感が緩み、それぞれの口から詰まっていた息が抜けていく。

湊「ようやくか…」

六星「あのー、湊? 傷の手当てしてあげる」イソイソ

湊「…」

御手洗「あれれー? おっさんも何だか、腰が痛いなぁー?」チラチラ

槙島「それは大変だな、俺が今、骨盤を矯正してやろう!」ググッ

御手洗「違う違う、おっさん、そういうのは求めてるんじゃなく――あっ」グキッ

御手洗「」ドサッ

槙島「しっかりしろぉおおおお―――――――――っ! 今、向こうの部屋に横にしてやるぞ!」

風条「ああもう、うっさい! シャワー浴びさせてもらうから」

リク「…あきら」クイクイ

明「リクくん…どうしました?」

リク「…ごめんなさい」ペコリ

明「…リクくん、1つ、尋ねたいんですけれど、前にわたしの小さい頃を知ってると、仰りましたよね?」

明「どこでわたしを見たか、教えてもらえませんか?」

リク「…………ゆめ」

明「夢?」

リク「くさいお水の中でね、ずっとねむってて、ずっとゆめをみてたの」

リク「そのときに、あきらがゆめに出てきたの。アイスをかってくれて、いっしょにたべたの」

明「…ゆめで、わたしを見たと?」

リク「うん」コクリ

明「……」パサッ

明「…………光が丘へ派遣された、改造人間の実戦配備兵…」

明「製造年月は…16年前の8月31日…。レプリカ・クローン…8号――?」

明「レプリカ・クローンは夢の波長が稀に合致して…他のレプリカ・クローン同士との交感をする…」

明「8号はレプリカ・クローンとして作り出され、その上で改造措置を施し、最初に成功した固体…」ペラッ

明「写真――この、顔つき…」

 パサッ

リク「? おちたよ、あきら…」ヒョイ

リク「…………8号だっ、あきら、8号。8号がね、ゆめでおしえてくれたの」

リク「ひんやりしてて、あまくて、アイスがおいしかったって――あきら…泣いてる?」

明「っ…いえ…やっと、探していた人の顔を見られたものですから…」

明「嬉しいのか…悲しいのか…切ないのか…自分でも分からなくて…」

リク「8号ね、またアイスたべたいっていってたよ」

リク「あきらと一緒のアイスが、おいしかったよって」

明「はい……ありっ、がとう…ありがとう、ございます……」ポロポロッ

 泣き崩れた明の頭を、リクがぽんぽんと撫でる。
 長い長い1日が終わろうとして、水平線の向こうに夕陽が沈もうとしていた。
 ブリッジに差したオレンジ色の光を受けて、ずっと明はそこで涙をこぼした。


 ――東京・光が丘――

明「すみません、これをください」

店員「はいよ、2つで220円ね」

明「ありがとうございます」チャリン

店員「あれ? ねえ、あなたって――」

 スタスタ…

 ・
 ・
 ・

 ミ-ンミンミンミ-

明「残暑が続きますね…」

明「ここから見える景色も、随分と変わった…」

 ザッ

明「自分で生きろとわたしに教えておきながら、そのままあなたが亡くなっていたなんて、思いもよらなかった…」

明「あなたとまた会って、またアイスをおごろうと決めていたのに残念です」

明「…」

明「しかし、アイスを溶かしてしまうのは不本意…」

明「1本はわたしがもらうとして、このもう1本も、変わりにわたしがいただくとしましょう」

明「…………」ガサガサ

 ベリベリ…

明「…」ガリガリ

明「おいしい…」

明「…あの日も確か真夏日で、ここに2人で並んで腰掛けたものですね…」

明「…………あなたが救ってくれた命、これからも大切にさせていただきます」

明「いつかわたしが天国にでも行った時、一緒にアイスを食べましょう」

明「誰かと食べるアイスは、格別においしいものですから――」



 ――東京某所・律のラボ――

律「うわぁあああああ―――――――――ん、明さぁああああんっ!」

 ガシッ

明「帰宅してすぐに抱きついてくるなんて…盛りすぎですよ」

律「違うんです! アゲアゲくん14号機が、14号機がぁっ!」

明「また爆発でもしたんですか?」

律「食材調達機能をつけたら、築地であんなにいっぱい買ってきちゃって!」

 ズラァァァッ

明「これはこれは…魚屋さんでも開くんですか?」

律「請求書が、こんなにっ!」ペラッ

明「1…10…100…1000――これ、はっ…!?」

律「このままじゃ破産しちゃうですっ!」

明「今すぐに14号機を止めればいいでしょう」

律「それが、今、北海道まで行っちゃってて…止めようにも、遠くて…」

明「~~っ、どうして、あなたはいつもいつもっ!」

律「ご、ごめんなさいっ…」

明「仕方ないですね、ちょっとわたしが止めてきます。停止させるためにはどうすれば?」

律「えーっと…『律、愛してる』って気持ちを込めて囁いてもらえれば…///」モジモジ

明「壊すしかないようですね」

律「そんなぁっ!?」

明「先日の、あのバイクで出てきます」

律「壊しちゃうんですか、壊すんですか、14号機を!? そんな殺生な…!」

明「機械に囁けるほど軽い言葉じゃないんですよ」

明「あなたに直接言わないと、意味がないでしょう?」

律「はうっ…」

明「でも愛してるのと、メカを処分するのは別問題なので。行ってきます」

 ブゥゥゥウンッ

律「い、行ってらっしゃいです…けど、やっぱり14号機は壊さないでほしいですぅぅっ!」



 ――あの日、わたしは全てを失い、1つの支えを手に入れた。
 何もかもが焼けて、瓦解していく炎の園で、弱い少女は鋼の武器を手に入れた。

 弱さを捨てて、チカラを欲した。
 救われた命を大切に守り抜くために、再会を果たして笑われてしまわないように。

 挫けそうになろうとも、最後に支えてくれるものを与えてもらったから。
 そして今度は、わたし自身がまた――誰かを強く支えられるようになりたかったから。

 その手に握る武器の名は、信念。
 必ず生き抜き、愛する人を支えると決めた、強くあろうとする女の誇り。

 菊野明は、その手に刀を具現する。
 傷つけるためではなく、誰かを守るため、彼女は武器を握り締める。


                 『菊野明』が紡いだ、想いを掴む物語 ―――――― END.


何故かスッキリしないな ヤッパリ恩人を亡くしたらアカンかったんや

乙!
なんだかんだでハッピーエンドで良かった


 くぅ疲
 どうも、おつきあいいただいてありがとうございました

 …………うん、バッドではないけど…な、エンドでした
 でもまあ、うん、うんまあ、律なら明さんを幸せにしてくれると信じて!

 それに何だかんだ、湊が死なないで済んだしね
 正直、湊が1番気に入っちゃったかも知れないキャラでね、うん、>>1もショックだったんですよ


  菊野明
  性別:女   
  職業:用心棒
  身体能力:高め
  精神面:普通
  異能:武器具現
  特技:人を騙す 
  望む奇跡:恩人と再会して恩返しをする

  グラスプスキル
  ポイント:196/100
  アーム:314/200
  コート:MAX
  バーニッシュ:MAX
  ピラー:250/250
  アンテナ:50/200
  ステルス:311/300

  戦闘スキル
  狙撃:115/100
  天上院流格闘術:30/100

 ・元スパイ
 ・異能は瞬時に武器を具現して使用できる武器具現
 ・無類のアイス好き
 ・律のプロポーズを受けて婚約をする
 ・律の発明品の暴走を止めたり、用心棒をしている先で鉄砲玉を撃退したりする日々を送る


 はい、そんなわけで!
 重ね重ね、明編におつきあいいただいて、どうもありがとうございました

 次、やりましょ、次!

 おつきあいしていただければ幸いです…


次すぐ行く?まかしとけ

乙 天上院流格闘術使えたのか…!

狙撃高い w
あと地味に天上院流格闘術習得しててワロタどこで習ったんだ w w w


 あ、ごめん!
 冬也の時のコピペの消し忘れでした!
 最後までやっちまったぜ、ほんとにごめんなさい…

 明さんの戦闘スキルは 「 な し 」 です!
 それでもやれるんだからね、すごいよね

 3人目のお話…を、始める前に!
 明編だとね、冬也編の次年度からスタートって感じだったんすよ

 そこで、今度はね、何年後、もしくは何ヶ月後にスタートするかも、安価で決めちゃおうかなと
 10年後とかになっちゃうと、出てくる人はけっこう一新されちゃうだろうし、かと言って明編から半年後!だと変化がね…

 【安価下2】
 何年後、もしくは何ヶ月後にする?
 1 3年くらいでいいんじゃね?
 2 5年くらい、いっとく?
 3 10年…とか?
 4 その他、自由
   ※ただし、1~10年の範囲内でお願いします

3

3

10年かぁ

息子娘だな (確信)

リクが主役でもいいかもしれんね


 マジか、マジで10年後か…

 明さん30歳
 冬也は29歳
 天ちゃんは…還暦過ぎたね(実年齢は)
 リクが…19? なかなか期間が空いたね

 でもエラーじゃない安価の採用は絶対ということで、決定

 【安価下3】
 3人目の性別を
 1 男
 2 女

リクが高校生くらいかな?


 はい、男性の3人目となりましたー!

 ではでは、とっても大事な安価をいきますね
 【安価下3】
 3人目の「お名前」
 お願いしまーす!

ksk

リク

ハワード=ロックフェラー

十文字 鋼
じゅうもんじ はがね

南条 グウィン(ナンジョウ ー)

朝霧夏樹

遠河 涼 とおが りょう

外国編…!?

欧米編来たか


 おおう、まさかの外人さんですね
 ただ、お名前の「=」と「・」って大した違いない…よね?
 グラさんの時は何も考えずに採用したけど、>>1は「・」派なので、そこだけ変えさせていただきやす、許してください

 名前:ハワード・ロックフェラー
 性別:男性

 えーと…名前が外人さんなので、先にこれを決めときましょうか
 【安価下3】
 主要舞台
 1 アメリカ大陸のどこか!
   A それなりに栄えてる都市
   B それなりに…田舎?
 2 日本でやろうや、来日理由とか掘り下げられるかも!
   A 東京
   B 某市
   C 新舞台
 3 その他、自由に指定しちゃって

 ※ちなみに、何でアメリカかって言うとね、大した理由はないけど、とりあえず言語は英語でええんじゃろ、っていうとこです

2C

ロンドン

2c

2c

英国

機関本部のあるとこ


 はい、日本のどこかの新舞台ということになりまして…

 【安価下2】
 1 どこぞの地方都市
 2 どこぞの田舎町
   A 山の中
   B 海のそば

2A


 主用舞台は日本のどこぞの地方都市ということになりました
 何だろ、先代とか、名古屋とか、大阪とか、そういうイメージでいいかな?

 ただ、某都市とかってつけちゃうと、パッと見で某市と被るんで、
 【安価下2】
 何かいい感じに○○市ってつけちゃってください
 上下とかに、>>1がビビッときたのあったら、そっち採用するかもですけども…ご理解をお願いします

横浜

天宮市

荒浜

流石市

星守市(ほしもりし)

神奈川市


 主要部隊:天宮市
 名前:ハワード・ロックフェラー
 性別:男

 では、職業やりましょうか
 【安価下3】
 1 高校生やでぇ
 2 大学生やでぇ
 3 また機関かえ?
 4 新勢力とかもいいかも?
 5 その他、自由

4

1

留学生(大学)

1

旅行客


先生「ハワード・ロックフェラーくん」

ハワード「はい」



 ……………うん、別に何でもないんだよ?

 じゃ、何年生かな?
 【安価下3】
 1 ピカピカの1年生!
 2 楽しい時期の2年生!
 3 進路が迫ってる3年生!
   ※3年生は部活とかムズい…かも?

 ※もし、部活とか入ってても、フレーバー程度なんだけどね

2


 名前:ハワード・ロックフェラー
 性別:男
 職業:高校生
 年齢:15(もしくは16)才

 さてさて、それじゃあ…ステータス決定のお時間でございます
 前回同様、振り直しは1回こっきり、振り直したら再変更不可です

 ゾロ目が出たら、何かそのステータスに関連する特別な何かをゲット…っていうオマケでもやりますか
 例えば、精神値で11が出たら何かが破綻してるとか、身体能力値99出たら湊やリクみたいな特別な存在かも…みたいな
 出ればね

 【直下 コンマ判定】
 身体能力値 01<00

 【下2 コンマ判定】
 精神値 01<00

 【下3 コンマ判定】
 頭脳値 01<00

a

ゾロ

冬也かこいつ


 あっ…
 メンタルと頭の弱い脳筋系…?
 なにそれ意味不明――かと思ったら、あれれ、どっかで見たことがあるようなないような…

 振り直します…よね?

 身体能力値:95
 精神値:32
 頭脳値:39

 【安価下3】
 1 身体能力値を振り直し
 2 精神値を振り直し
 3 頭脳値を振り直し
 4 振り直さなくてもええやろ


3

2

3

4


 はい、メンタル矯正のお時間でございます!

 【直下 コンマ判定】
 精神値を二桁で判定!

ほいさ

ゾロ目か

ひとつ上がってゾロ目!


 うん…?
 冬也っぽいかと思ったら、明っぽくもある…?

 でも、ゾロ目でしたー!
 あまり良くない系の何かがゲットです

 【直下 コンマ判定】
 偶数 キレやすい
    ※ぷっちん具合によっては、いつかの湊みたいなことも…ギャグシーンならあり得るかも!
 奇数 特定のワードでものすっげー落ち込む
    ※何で落ち込むかは>>1が勝手に決めちゃいます
 ※0は偶数扱いです

そういや異能強度判定がまだ無いな

初のヤンキー系主人公かな

湊が主人公になった感じかな?


 主要舞台:天宮市

 名前:ハワード・ロックフェラー
 性別:男
 職業:高校生
 年齢:15(もしくは16)才
 身体能力値:95
 精神値:33(キレやすい)
 頭脳値:39

 はい、おまちかねの判定いきますよー!
 【直下 コンマ判定】
 異能強度!!
 ※ゾロ目だと…

a

はい

キレやすい冬也だこれ!

すまぬ

光蝶かな?

肉弾戦ををサポートできる異能ならワンチャン

光蝶を考えた俺に任せろ(白目)


 アカン…

 うん、冬也の光蝶(初期)並みに使えない異能だね
 でもって、異能なんて使ってられるかと腕っ節にものを言わせる感じ…なのかな?

 はーい、じゃあお待ちかねの、異能決定の時間だよー(白目
 別に異能強度は関係なしに考えてもらっていいですよ
 こっちでパワーバランスとかは調整するんで

 でも、前にご紹介した、エラーになりやすい異能案というのを思い出していただければ…と思います
 1人で複数ってのは(例え同時使用が不可であっても)かなーり、採用されなくなりますからね

 募集した中から、>>1がノミネートしてまとめて、そこから多数決で決定という流れになります
 ほいじゃあ、20分もあればいいですかね?
 あ、1人で何個か出してもいいですよ
 でもあんまり懲りすぎてるのは>>1の頭脳値が低めなんで、ノミネートされなくなっちゃう…かもです

 では、このレスから20分後まで、よろしくお願いしまーす!

鉱物非鉱物問わず宝石を生み出す
ただし身体から10cmも離すと塵になってしまう

人間に有害な物質を体内で生産使役出来る能力

空中を駆け回れる

熱の遮断

シンプルに「水を操る」

光る

光蝶のあれ偶数取りたかったな

触れたものを透明化する能力
手を離した後も効果は2分だけ持続する

肉体変化
有機物にも無機物にも変化可能

失敗の異能

星の異能
最初はキラキラした星を出して周りを照らす程度だけど、頑張れば流れ星みたいに攻撃できたり、最終的には願いを叶えられる…かも?

火炎放射

負傷しているほど強くなる

腕から電気を放つ

空間固定 空中に足場を作ったり、物を固定して強度を上げたり

音楽の異能
フルートを奏でれば音符が形になる。成長すれば超音波みたいに出来たり、癒やし効果をだしたし出来る!

太陽の異能
熱さと気合でなんとかなる

怒りに燃える(キレる)ほどグラスプスキルが一時的に強くなる

心理読み取り

『溜め』をした分だけ遠距離を攻撃できる

磁力を操る

空を飛べる能力

ライオンに変身する

触れた物と触れた物を融合させる

女体化

螺旋丸

戦えば戦うほど相手の思考や性格が伝わってくる

だんだんネタになってきててワロタ

波紋

物質同化

>>1多数決とるのは異能提示から数分経ったあとに開始してほしいれす

お前らどっから沸いてきたんだよ

今思うと湊の異能考えた人ファインプレーだな

すまんsage忘れた

名前が一瞬だったときは笑ったわ

今までの登場人物見てきたら、全員一人っ子だな


 はい、>>596までで〆切でーす

 ではでは、選考に移るんで…ていうか、後半オイ
 >>598ラジャーっす

 ほいで、頭もメンタルも良くないし、異能まで弱いときたから…救済措置
 【直下 コンマ判定】
 1~5 戦闘スキル:ストリートファイト取得
 6~9 戦闘スキル:ジャパニーズ・カラテ取得(※空手ではない)
  0  ??「拙者、NINJAでござる。ハワード殿、今日から拙者を先生と呼ぶように」

 これとは別に、また特技の安価はとりますんで

しかし10年かあ、明には間違いなく子供がいるな
冬也がどう決着つけたのかも気になる
安定の湊になるかどうか

10年の間に事件あったかもわからんし、見たことある人が意外な転職してたりな

リクはでてくるかな


 はい、こんな感じになりましたー

 1 宝石具現
   強度が低いので、持続困難、すぐ消えちゃう
 2 空中疾駆
   強度が低いので、単にジャンプ力が普通より高い程度に…
 3 遮断
   何かを遮るバリアを作る。強度が低いのでかなり脆い
 4 水
   強度が低いので、些細な水芸ができるくらい
 5 発光
   それでどうするかは不明
 6 肉体変化
   強度が低いので、がんばっても利き手くらいしか変えられないし持続時間も短い
 7 失敗
   悪いアクシデントが起きやすい体質程度のもの、強度が低いので他人に適用できない…
 8 負傷増強
   傷を負うごとに身体が頑丈になる…気がする程度、やっぱり強度が低いから
 9 電撃
   強度が低いからピリッとする静電気程度しか起こせない
 10 空間固定
   念動力の動かさずに保持するバージョン。強度が低いから倒れないドミノ倒しで嫌がらせさせられる程度
 11 磁力
   鉄だのを磁力で自在に操れるはずなんだけど、強度が低いからコンパスを持つと壊れる程度しかできない
 12 獅子変化
   ライオンに変化ができるはずなんだけど、強度が低いから毛深くなって牙と爪が伸びる程度


 どこかで特訓イベントが起きて、異能の強化を選んで成功すれば化ける…のもちょくちょくちょく…と
 >>1の傾向的にはシンプルなものほど強くなりがち、というのがあります
 でもって、何かを作り出す系の異能(特に明みたいの)は、作り出したもので破壊力が限定されちゃうという弱点があるんで注意
 グラスプスキルで強化をって考えても、ぐんちゃんの炎みたいなバカげた広範囲攻撃とかは難しくなっちゃうからね

 前回は華麗にスルーされたけど、今度こそ1票くらい入ると信じて!
 今回の>>1のオススメは「2」と「12」ですよ

 そいじゃ、考えてもらう時間を少し取ります
 5分くらいでいいよね?

 じゃ、どれにするか考えてくださいな

11

ごめんなしで


 >>610-611
 だいじょうぶっすよ、まだ多数決始めてないんで

 >>1がタバコ吸い終わってjinroを一口飲んだら多数決始めますから


 それでは!
 シンキングタイムは終了です

 【多数決】22:39まで
 1 宝石具現
   強度が低いので、持続困難、すぐ消えちゃう
 2 空中疾駆
   強度が低いので、単にジャンプ力が普通より高い程度に…
 3 遮断
   何かを遮るバリアを作る。強度が低いのでかなり脆い
 4 水
   強度が低いので、些細な水芸ができるくらい
 5 発光
   それでどうするかは不明
 6 肉体変化
   強度が低いので、がんばっても利き手くらいしか変えられないし持続時間も短い
 7 失敗
   悪いアクシデントが起きやすい体質程度のもの、強度が低いので他人に適用できない…
 8 負傷増強
   傷を負うごとに身体が頑丈になる…気がする程度、やっぱり強度が低いから
 9 電撃
   強度が低いからピリッとする静電気程度しか起こせない
 10 空間固定
   念動力の動かさずに保持するバージョン。強度が低いから倒れないドミノ倒しで嫌がらせさせられる程度
 11 磁力
   鉄だのを磁力で自在に操れるはずなんだけど、強度が低いからコンパスを持つと壊れる程度しかできない
 12 獅子変化
   ライオンに変化ができるはずなんだけど、強度が低いから毛深くなって牙と爪が伸びる程度

 おひとり様、1票でお願いします
 同率1位だったら、その票に絞って再投票です

 では、お願いしまーす

2

2

5

5

11

12

9

2

11

9

2 リストに載っただけ嬉しい

9

9

6

9

3

9

9

9

9

9

どっから湧いてきてんだよホント w

9



 はい、〆切でーす
 22:39:00.00
 までのは受けつけます

 それでは集計しますんで、少々お待ちを…

電撃系主人公きた!

電撃か。天ちゃんの隠し子かな?

>>619以外で9選んでる人みんな単発で怖いんですけど…

>>646
俺もこの9推しにはびっくりよ

そういや天ちゃんヤりまくってな
食ったの15人だっけ


 「9」 12票 圧倒的!

 おいおい…天ちゃんが出るとは限らないんだぜ、ベイベーたち…
 でも決定は決定ですね

 名前:ハワード・ロックフェラー
 性別:男
 職業:高校生
 年齢:15(もしくは16)才
 身体能力値:95
 精神値:33(キレやすい)
 頭脳値:39
 異能強度:07

 異能:電撃

 戦闘スキル:ストリートファイト(要するに喧嘩が得意)


 そいじゃあ、今度はフレーバー程度しか活躍の場がなかった…特技です(震え声

 【安価下3】
 ハワードの特技とは!?
 ※お料理とか、お裁縫とか、あやとりとか、そういうのでもええんやで…?
  凝ってても使い道があるかどうか…

編み物

合気道

気配遮断

自転車競技

>>652アサシンかよ w w w
性格とミスマッチ過ぎるがいいんだろか

人間離れしすぎてるなwwww


 >>652はね、うん…ごめんとしか言いようがないです
 ごめんなさい
 ずらしてー…>>653とな!?

 何だろ、意外とやさしいのかな…?
 それとも、歌とは言ってもパンク的な感じなのかな?

 名前:ハワード・ロックフェラー
 性別:男
 職業:高校生
 年齢:15(もしくは16)才
 身体能力値:95
 精神値:33(キレやすい)
 頭脳値:39
 異能強度:07

 異能:電撃

 特技:歌
 戦闘スキル:ストリートファイト


 えーと…
 職業が高校生だから、勢力はフリー…と、言いたいところですが

 【安価下3】
 勢力選択
 1 フリーでいいよ
 2 『ロックフェラー家』
 3 採用するかどうかはともなく、何か他に
   ※「悪の秘密結社」とか言われても…うーんってなるよ?

よし、電撃つながりで天ちゃんの息子といきたいがここは
冬也の弟子で

2

2

3 美多組養子
無理なら安価下


 ロックフェラー家って、何や
 それって勢力ってカウントしてええん? ってことで…

 【直下 コンマ判定】
 ロックフェラー家とは…
 偶数 代々傭兵稼業の物騒な一族
 奇数 いわゆるヤクザもの、つまりマフィアなんやで!
 ※0は偶数扱いです

おまいら早すぎて草不可避

そういや、明のときも思ったんだけど冬也ってネームバリューはかなりのもんだと思うんだけどあまり知られてなかったな


 ロックフェラー・ファミリーとでも言いましょうか

 となると?
 そこに名を連ねちゃってるハワードは…

 【安価下3】
 1 次期ボス
 2 妾の子なもんで、母の故郷の日本へ…
 3 跡取りとしては不出来とされて除け者扱い
 4 他に、何ぞかある?

3

これは兄弟が出てくる感じ?


 そらグレても仕方ねえわ…

 名前:ハワード・ロックフェラー
 性別:男
 職業:高校生
 年齢:15(もしくは16)才
 勢力:ロックフェラー・ファミリー
 身体能力値:95
 精神値:33(キレやすい)
 頭脳値:39
 異能強度:07

 異能:電撃

 特技:歌
 戦闘スキル:ストリートファイト


 えーと、じゃあ…
 【安価下2】
 ハワードが家族で、1番親しいのは…?
 1 そら母親よ
 2 妹とかいちゃったり?
 3 兄貴がいたり?
 4 弟なんていちゃったり?
 5 姉ちゃんだったり?
 6 家庭内孤立待ったなし!

 ※あ、これしか兄妹がいないとかはまた別のお話ね?

5

4

1

やっとロリが出るのか…


 とうとう出た、妹!
 年下キャラが出てきても性別選択で「男」ばかり選択されてきたのに!

 名前:ハワード・ロックフェラー
 性別:男
 職業:高校生
 年齢:15(もしくは16)才
 勢力:ロックフェラー・ファミリー
 身体能力値:95
 精神値:33(キレやすい)
 頭脳値:39
 異能強度:07

 異能:電撃

 特技:歌
 戦闘スキル:ストリートファイト

 そいじゃあ、来歴的なものも含めて、大切な大切な、【望み】

 これもまた、募集した中から多数決…という流れにしようかな、と
 何もないなら>>1が数秒で考えた、例を採用します

 例
 望み:自分の力を認めさせる
 跡取りの座なんてどうでもいい。
 だけどこの俺を、デキが悪いだの、不要だのとのたまったヤツらは絶対に許さねえ。
 今に見てろ、俺を必ず認めさせてやる。

 こんな感じで、簡潔(?)にお願いします
 じゃあ、10分くらいあればいい…かな?

 23:16まででお願いしまーす!

ハワード馬鹿だから日本連中と関わらせるのはほぼ無理だな、主に言葉の問題で

妹だけはこのくだらない一族や危険から守る

妹と添い遂げる

自分の存在を世界に刻み付けたい
ただし馬鹿なので方法は考えてない
とりあえず今はケンカの強さで有名

妹以外に信頼し、守り合える「家族」が欲しい

自分の歌を聞かせたい

たった一度でいいから誉めて貰いたい

普通に友達や恋人を作って、普通に暮らしたい

えーと、目的がはっきりしてる方がよくて、なおかつ長期的なものではなく短期に決着のつくものが好ましいんですよね

なら、8年前に一族を半壊させた男に一言礼を言いたい

冬也さんが世界放浪中に女の子絡みで……まあいつものやつ

一族の名声をより広いものとしたい

一族は嫌いだが自分にも利益はあるから一族の力をより強くしたい

一人で日本に住むはずが妹も一緒についてきた
大事な妹を自分一人でも守れるように強さを磨き続ける

強えヤツとたたけえてえ!おらわくわくすっぞ!


 ほい、>>692までで〆切でござんす

 今、ちょろっとまとめますんで、その間に…
 【安価下3】
 妹のお名前
 ※名字が違ってたりすると、「おっ…?」ってなるよね

リオナ

ミレイ

露崎 言子 つゆさき ことこ

ミーシャ

セレナ

名字どころか国籍まで

よっし>>696サンキュ!

日本人とどこかのハーフだな

日常会話ぐらいならできそうな日本語力が装備できたな
妹の境遇にもよるが

日本ではハワード露崎になるのかな

え、マジで言ってんの?

ロックフェラー家ってレッドリボン軍みたいにもう色々やってる系マフィアかな


 はい、こんな感じになりましたー

 1 自分の力を認めさせる
   自分を認めようとしないファミリーや、何より父親を絶対に許せない。認めさせてやる
 2 ロックフェラーから妹を守る
   シスコン疑惑爆誕!
 3 自分の存在を歴史に刻む
   とりあえず俺の名前でビビるようになりゃいい
 4 本当の家族が欲しい
   妹はあくまで妹、自分で作る「家庭」が欲しい
 5 俺の歌を聴け
   >>1はマクロス系見たことないでござる
 6 誉めてもらいたい
   俺はいらない人間じゃない、ロックフェラーの人間。何でもいいから、誉めてほしい
 7 普通に生きたい
   生まれも育ちも関係なく、俺は普通になりたいんだ
 8 ある男に礼を言いたい
   そいつはうざいロックフェラー家にカチコミをかけて、見事に半壊させた。爽快だった
 9 自分の力だけで妹を守る
   とにかく強くなって、どうなろうが妹を守り抜く
 10 強いヤツと戦う
   それが強ければ、どこの誰でもいい。親兄弟だろうが、国家権力だろうがぶっ潰す
 11 妹と添い遂げ…るの?
   それ何て近親ものですか、でも名字違うんだよ、そもそもどういう関係だよ、ほんとの妹じゃ…ないならいいのか?

 ※11は…うん、うん…一応入れたけど…>>1の迷いから察してもらえれば助かりまする

 シンキングタイムは、5分くらいでいいよね?
 多数決開始はまたアナウンスしますね


 それでは、【多数決】のお時間でございます

 1 自分の力を認めさせる
   自分を認めようとしないファミリーや、何より父親を絶対に許せない。認めさせてやる
 2 ロックフェラーから妹を守る
   シスコン疑惑爆誕!
 3 自分の存在を歴史に刻む
   とりあえず俺の名前でビビるようになりゃいい
 4 本当の家族が欲しい
   妹はあくまで妹、自分で作る「家庭」が欲しい
 5 俺の歌を聴け
   >>1はマクロス系見たことないでござる
 6 誉めてもらいたい
   俺はいらない人間じゃない、ロックフェラーの人間。何でもいいから、誉めてほしい
 7 普通に生きたい
   生まれも育ちも関係なく、俺は普通になりたいんだ
 8 ある男に礼を言いたい
   そいつはうざいロックフェラー家にカチコミをかけて、見事に半壊させた。爽快だった
 9 自分の力だけで妹を守る
   とにかく強くなって、どうなろうが妹を守り抜く
 10 強いヤツと戦う
   それが強ければ、どこの誰でもいい。親兄弟だろうが、国家権力だろうがぶっ潰す
 11 妹と添い遂げ…るの?
   それ何て近親ものですか、でも名字違うんだよ、そもそもどういう関係だよ、ほんとの妹じゃ…ないならいいのか?


 23:40までで最多獲得したものを採用です
 同率1位になった場合は、その票に絞ってさらに投票です

 では、お願いします

1

1

8

スマン>>1
どうせ票入らないだろうから11

1

8

8

1

5

5

5

1


 〆切でーす
 集計に移ります…

歌が意外な健闘を見せたな…

また抽象的なのきたなあ、何を持って認めさせるのかそれが問題
歌手デビューでもしとく?

妹は養子かな

今回は大丈夫みたいだけど、さっきの異能投票あきらかに11人分を1人で取得してると思うの


 7票獲得で「1」に決定されました

 正直、俺の歌を聞けじゃなくて良かったです
 すごく焦りました
 喧嘩してる場合じゃないだろ、と戦ってる場合じゃないだろ、となりかけてました

 そんでもってパッて考えただけだから、具体的な着地点が見つからぬ…
 まあ、安価とコンマで決まること…だよね!

 名前:ハワード・ロックフェラー
 性別:男
 職業:高校生
 年齢:15(もしくは16)才
 勢力:ロックフェラー・ファミリー
 身体能力値:95
 精神値:33(キレやすい)
 頭脳値:39
 異能強度:07

 異能:電撃
 望み:自分の力を認めさせる

 特技:歌
 戦闘スキル:ストリートファイト

 【安価下2】
 妹の 露崎言子 って…おいくつ?
 ちゃんと物語に絡ませたいなら、8歳~でお願いします
 それ以下だともう、マスコット的になります
 8でも怪しいくらい、リクがどんなだったか考えて、よろっす

16

いっそ二歳

10年後か〜、勢力図とかどうなってるのかな 伝説のグラスパーの末裔とか存在しても面白そうだよな

安価なら 15歳

(あっ、これ名前しか出ないパターンや)

実質独りやん

(い、1番かわいい時期だから天使枠で出番あるさきっと)

いっそ、て…

チックショー

安価下で頼むぜ・・・


 おおう、不良(と決まったわけじゃないけどぷっつんあんちゃん)と幼児真っ盛りか
 なるほど、まだまだ無垢だからこそぷっつんするわけにもいかず、何やかんやで仲良く…

 やっぱりごめんなさい、ほんとにこれはごめんなさい
 代わりに言子ちゃんとは別に2歳児をマスコット的に出すから!

 15歳でいこうと思います

 そいで…
 これが多分、設定決め最後かな?
 もう日付変更直前ですね(白目

 【安価下2】
 日本に来た理由
 1 見知らぬ土地で自活する俺SUGEEEEEE
 2 おとんに反発しまくって飛び出て、腹違いの妹の母親の生家の露崎家に来ちゃった
 3 その他、何かいい塩梅で頼む

朝霧冬也を捜して

2

2

スナイプすげえ

でも今まで決めた事項に冬也関係ないしな…目的が8だったらわかるけど…


 >>747
 すまぬ…
 来歴で冬也との接点もないもんで…

 「2」でいこうと思います


 名前:ハワード・ロックフェラー
 性別:男
 職業:高校生
 年齢:15(もしくは16)才
 勢力:ロックフェラー・ファミリー
 身体能力値:95
 精神値:33(キレやすい)
 頭脳値:39
 異能強度:07

 異能:電撃
 望み:自分の力を認めさせる

 特技:歌
 戦闘スキル:ストリートファイト


 あ、えーと…最後に、もう1つ判定がありました
 【直下 コンマ判定】(ロックフェラーの男+1)
 グスプスキルの初期修得度について…
 1~3 グラスパーなりたて
 4~6 ポイントくらいなら使える
 7~9 アームくらいまでなら使える
  0  高校生のくせにやりおるわ

理由付けはいくらでもできるだろ、どっかで誰か言ってたけどネームバリューはすごいはずだし実力も申し分なし

なkなkのスペック

これはがんばればノヴァ狙えたりするかな


 >>755
 存在は知られてても、個人の特定はちょっとその気にならないとはっきりしない…くらいのもんなんですよ、実際
 でもって、ハワードはね、頭が弱めなもんで…きっと、冬也のことなんて知らない

 名前:ハワード・ロックフェラー
 性別:男
 職業:高校生
 年齢:15(もしくは16)才
 勢力:ロックフェラー・ファミリー
 身体能力値:95 ぶっちゃけかなりすごい
 精神値:33 悪癖・キレやすい 思考停止による力ずくの解決しか知らない
 頭脳値:39 劣等
 異能強度:07 貧弱にもほどがある

 異能:電撃 静電気でパチってさせる程度
 望み:自分の力を認めさせる

 特技:歌
 戦闘スキル:ストリートファイト

 グラスプスキル
 ポイント 100/100 200/200


 はい、こんな感じになりましたー

 1時間くらい休憩してから始めます?
 それとも、今夜はこんなもんにしとく?

 ↓1~3 で1が1つでも入ったら1を採用
 1 さっさと休憩してこいよ
 2 終わりでいいんじゃね?

 結果に関係なく、>>1は離席いたします!

1

今すぐやっていいのよ?
しかし別段不可能ってわけじゃないのに安価結構無視になったな今回

>>1にあまり負担をかけてやるなよ


 ――天宮市・露崎家別邸――

ハワード「…狭い」

 ポツン

ハワード「これが、ロクジョーヒトマの美学…?」

ハワード「こんなところに押し込めやがって…」ワナワナ

 ガララ

言子「お兄ちゃんっ――ほんとに、いた…」

ハワード「言子」クルッ

言子「いきなり、どうしたの…? 日本に来るなんて」

ハワード「あっちにいたくなっただけだ」

言子「また…喧嘩?」

ハワード「喧嘩? 喧嘩なんかじゃない! あいつは、俺を何とも思わない!」

ハワード「だから俺は、俺の力でのし上がって見返してやるんだ!」

言子「…でも、どうしてうち?」

ハワード「お前のとこしか…行き場所が思い浮かばなかった」

 【直下 コンマ判定】
 言子のハワードに対する好感度
 最低値 50 で固定
 ※50以下の場合は50とします
  00は100扱いです

はい


言子「で、でも…こっちに来てどうするの?」

言子「お母さんはもう…お父さんとは関係ないんだし」

ハワード「迷惑をかけるつもりはない」

ハワード「とにかくこっちで生活する」

言子「こっちで…って、どうやって?」

ハワード「ここで世話になることを約束させた」

ハワード「だから、ここに居座る」

言子「じゃあ、ここで何して過ごすの?」

ハワード「…」

言子「学校とか…行くの?」

ハワード「それだ」ピコ-ン

言子「…で、でも、今さら入れるところなんて…!」

ハワード「ロックフェラーに不可能はない」

 スチャッ

 prrrrrr…

*『はい』

ハワード「俺だ。言子と同じ学校に俺を通えるようにしておけ」

*『……しかし、ボスが』

ハワード「親父は関係ない。俺の命令だ、聞け。俺はロックフェラーだぞ」

*『…かしこまりました』

 プツッ

ハワード「解決した」

言子「…お兄ちゃん…」

ハワード「【安価下1】」

 1 言子、この土地を案内しろ
 2 言子、俺は腹が減った
 3 その他、自由台詞

日本で有名なグラスパーは?

見直したか?


ハワード「日本で有名なグラスパーは?」

言子「え?」

ハワード「だから、この国で1番有名なグラスパーはどこの誰だ?」

言子「そんなこと言われても…」

 【直下 コンマ判定】
 1~5 言子「知らないよ…」
 6~9 言子「テレビに出てる、あの人…かな?」


言子「テレビに出てる、あの人…かな?」

ハワード「テレビ?」

言子「うん。タレントだけど、確かグラスパーだったはず」

言子「有名人のグラスパーなんて、わたしはその人くらいしか知らないよ」

言子「確か、名前は【安価下1】って言ったかな?」

 【安価下1】
 「タレント」なので有名なグラスパーの名前

マギー新宿

子供タレント枢木恭子

リク


ハワード「マギー新宿…?」

言子「出てくるだけで笑ってきちゃうようなランクの芸人だけどね」

ハワード「そんなのが…日本の1番だと…?」ワナワナ

言子「…知名度で、ね?」

ハワード「もう寝る…。ところでベッドはどこだ?」

ハワード「マットレスがあるのに、ベッドがない」

言子「それ、マットレスじゃなくてお布団」

ハワード「おふ、とん…?」

言子「日本は、それを畳の上に敷いて眠るの」

ハワード「床に寝る!?」

言子「うん」

 【直下 コンマ判定】
 1~5 ぷっつん
 6~9 ハワード「…わ、分かった。こんなことに俺は負けない」

はあ

はい


ハワード「床になんて俺は寝られない!」

ハワード「どうして、俺が床に、こんな薄いクッションしいて寝なきゃいけない!?」

言子「お、落ち着いてよ、お兄ちゃんっ」

ハワード「落ち着いてなんかいられない!」

ハワード「こんな、こんなので、床に直接だなんて…!」

 ビリビリィッ
 バサァッ

言子「お布団破いちゃった――」

ハワード「ベッドじゃないと、俺は絶対に寝ない! 言子、ベッドはどこで売ってる!?」

言子「えっと…家具屋さん?」

ハワード「そこに行く! 案内しろ!」

言子「わ、分かったからもう怒らないで!」

ハワード「怒ってなんかないだろうが! どこが怒ってる!?」

言子「それがだよ…」


 【直下 コンマ判定】(ジャパンクォリティー+1)
 1~3 ご機嫌斜めのまま
 4~9 ハワード「おお…」言子(もう機嫌が治った…)

こいつめんどくさいなw

(見事なクズっぷり)

行く末が不安だ


 ――閉店間際の家具屋――

店員(こんな時間に外人と女の子がきた…)

店員(しかもめっちゃキレてるし…何でこんな閉店もうすぐの時間に…)

ハワード「どれもこれも、小さい!」

ハワード「これじゃ俺の体が入らないだろ!」

言子「だって日本のお店だもん…。お兄ちゃんサイズのはそうそうないよ…」

ハワード「~~っ、おい、大きいのはどこだ!?」

店員「ひゃっ、はいっ、えーと…今、あるのは…こちらの商品になってしまうんですが…」

言子「これじゃ、お部屋に入らないよね…?」

ハワード「入らないのか?」

言子「だって、入口でつっかえちゃうよ」

ハワード「…これより小さくて、俺の体が入るのは!?」

店員「ええっと、ですね…。でしたら、こちらのものは…?」

ハワード「言子、入るか?」

言子「て言うか、こんなダブルサイズの置いたら、あの部屋はいっぱいいっぱいだよ」

言子「シングルじゃないと…」

店員「シングルで、お客様でもゆったりしたもの…ですと…」

店員「ええと…」

ハワード「ないのか?」

店員「す、少し探して参りますので…少々、お待ちを」タタタッ

店員(あの客怖ええええええっ! でも一緒にいる女の子がかわいぃいいいいいいっ!)

言子「お兄ちゃん、わがまま言っちゃダメだよ」

言子「お布団で寝ればいいのに」

ハワード「絶対にあんなので寝ない!」

言子「もう…じゃあ、ベッドならちゃんと寝るって約束してくれる?」

ハワード「……しないこともない」

言子「するの、しないの?」

ハワード「じゃあしてやる」

言子「…店員さん、このベッドでお願いします」

店員「はい、ただいまお探ししてますので――えっ?」

言子「お願いします」

店員「…はい。えーと、お届けはいつで?」

ハワード「今日だ」

店員「」

言子「ごめんなさい…できますか?」

店員「…やりましょう! ただ、少しお時間をいただきます…」

言子「ありがとうございます。ほら、お兄ちゃんもお礼言わないと」

店員(天使やでぇ…この娘…)



 ――天宮市・商店街――

言子「あの店員さん、絶対にお兄ちゃんを怖がってたよ?」

ハワード「それが普通。俺はロックフェラーだ」

言子「そうやって威張るの、わたしは好きじゃないな…」ツン

ハワード「…でも俺はっ――」

言子「お腹すいたよね? お兄ちゃん、何か食べたいのある?」

ハワード「食べたいの?」キョロキョロ

ハワード「…あの店」

言子「【安価下1】」

 1 ミスター・フライヤー? あそこのハムカツおいしいんだよね
 2 牛丼屋さんでいいの?
 3 ハンバーガー…。やっぱり、お兄ちゃんもこういう系好きなんだ…

1

腹減ってきた…


 ――ミスター・フライヤー店内――

<いらっしゃいませー

言子「じゃあ、適当に買ってくるね。お兄ちゃんはここで待ってて」

ハワード「分かった」

言子「勝手に喧嘩売っちゃダメだからね?」

ハワード「許可取ったらいいか?」

言子「出しません~」

<ハムカツと、メンチと、あと…

ハワード「…」

ハワード「……ん?」チラッ

 【安価下1】
 ふと視線を向けた先には…
 1 目つきの悪い地元ヤンキー
 2 身長190センチ超のハワードを見上げる小学生女児
 3 ミスター・フライヤーのマスコットキャラクター・アゲアゲくんの着ぐるみ


女児「…」ポカン

ハワード「…」

女児「…」

ハワード「…見るな」

女児「っ…」ビクッ

ハワード「!?」

ハワード「待て、子どもに怖がられるのは本意じゃない!」

女児「おっ…お母さぁああんっ」タタタッ

ハワード「…」

ハワード「何でだ…?」

言子「お兄ちゃん、自分の体のサイズ分かってる?」

ハワード「どういう意味だ?」

言子「お兄ちゃんみたいのに見下ろされて、大きな声出されちゃ怖くなって逃げるに決まってるよ」

ハワード「そういう怖がられ方は欲しくない!」

言子「だから、そうやってすぐ怒らないの。席座って食べよ」

ハワード「…」

言子「ミフラーのアルバイトって、調理がすごい楽だから人気なんだって」

言子「すごいよね、SASABEって…。社長が発明王で、何でも作ってるんだから」

言子「車も、飛行機も、調理器具も、携帯電話も、日用品も…何でも作ってて」

ハワード「そうなのか?」

言子「噂じゃ、社長の奥さんが敏腕って話だけど」

言子「でも…何で、揚げ物のファーストフード店なんだろ?」

ハワード「興味ない」

 ↓1~2 言子とのコミュ内容
 例)・どうすれば親父を見返せると思う?  ・俺はそんなに見た目だけで怖がられるか?  などなど
 ※特になければ「なし」でもおk

最近調子はどうだ?

日本人で強いグラスパーやデカい事件に関わったやつを調べてみてくれ

SASABEはグラスパーを抱えていたりするのか?


ハワード「最近調子はどうだ?」

言子「いきなりどうしたの?」

ハワード「お前と会うのも2年ぐらいぶりだから気になった。元気だったか? 前より…縮んだか?」

言子「お兄ちゃんが大きくなったの」

言子「元気だよ、見ての通り。元気なさそうに見える?」

ハワード「…見えない。だけど言子は昔から弱いから」

言子「強いとか弱いとか、そういうのばっかり…。お兄ちゃん、ちょっとは成長しなよ」

ハワード「その言い方は何だ! 俺は見ての通りになった! 筋肉もついた、背も伸びた!」

言子「そうじゃないのに…」

ハワード「元気ならそれでいい。言子、日本人で強いグラスパーや、デカい事件に関わったヤツを調べてみてくれ」

言子「どうして? て言うか、どうやって?」

ハワード「言子ならできる気がする」

言子「…図書館行けば調べるくらいはできるだろうけど、グラスパーって機関に管理されてるし…」

言子「あんまり、公にはならない人達だから…そんなこと分からないと思うよ」

ハワード「それでもいいからやってくれ」

言子「…うん」

言子「でも、理由教えて。危ないことを考えてるなら、お兄ちゃんの頼みでも聞かないよ」

ハワード「…」

ハワード「【安価下1】」

 1 親父を見返すために、まずは日本人のグラスパーを倒す
 2 言いたくない。でもやれ。命令だ
 3 その他、自由台詞

1

(できれば強いグラスパーを倒して見返す、強すぎれば弟子入りでもなんでもして自分を磨くでお願いします)


ハワード「親父を見返すために、まずは日本人のグラスパーを倒す」

言子「倒すって、喧嘩売るってこと?」

言子「そんなの絶対にダメ!」

言子「だいたい、機関に見つかったらお兄ちゃんが捕まっちゃうよ?」

ハワード「俺はロックフェラーだ。機関でも手出しはされない」

言子「っ…それでもっ」

ハワード「言子…お願いだ」ギュッ

言子「…」

 【直下 コンマ判定】(何だかんだで…+1)
 1~3 言子「それでもダメ。…自分でやってよ、そういうの」
 4~6 言子「…手伝ってあげるだけ。それに、わたしは反対したからね?」
 7~9 言子「分かったよ…」ハワード「言子、偉いな」ナデナデ


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 言子「……うん///」ハワード「言子、顔が赤い」
 奇数 言子「お兄ちゃん、頭の中はそれしかないの? そんなお兄ちゃん…わたし、嫌いだよ」ハワード「何だと!?」
 ※0は偶数扱いです

そい


言子「……うん///」

ハワード「言子、顔が赤い」

言子「だ、暖房がちょっと強いだけだよ」

言子「はい、ハムカツ冷めちゃうよ、食べて食べて」

ハワード「…?」モグ

ハワード「!?」

ハワード「これは…うまい…?」

 ガツガツ

言子(良かった、気に入ってくれて…)

ハワード「言子、久しぶりに一緒に寝るか?」

言子「なっ…い、いい加減子どもじゃないし、もういいってば」

ハワード「そうか」

言子「こ、このメンチもあげる。これもおいしいから」

ハワード「食べる」ガブッ

ハワード「これも…うまい!?」

 ガツガツ

言子(夢中になって揚げもの食べてるお兄ちゃん、かわいいかも…)


 ――個人情報――
 名前:ハワード・ロックフェラー 性別:男 職業:高校生 年齢:15才
 身体能力:超優秀 精神:怒りん坊 頭脳:BAKA
 異能:電撃 特技:歌、ストリートファイト 願望:自分の力を認めさせる
 グラスプスキル:ポイント100/100 アーム200/200

 ――家族――
 露崎言子:腹違いの妹


―――――

 今夜はここまでです
 どうもありがとうございました

 引き続き、ハワード編も楽しんでいただけるようがんばります



着地点がなあ。
もう親父に聞きに行こうぜ


そういえば冬也って神様に10年すれば~みたいなこと言われてたな
冬也も神様並になってるんだろうか

つまらん安価とるやつ多いなぁ
>>1はお疲れ

日本のグラスパーを絡ませたい人が積極的に安価取ってた感じ?
何にせよこのおこりんぼうがどんな感じで成長していくのか期待。今までいなかったタイプだからな

草生える

このスレは赤いIDが多すぎる

草生える


 ――オマケ・各主人公プロフィール――

 ハワード・ロックフェラー
 身長:192cm 体重:88kg B:117 W:78 H:98 血液型:O 出身地:USA 年齢:16
 好きなもの:強い自分  嫌いなもの:(自分を認めない)ロックフェラー・ファミリー  職業:高校生
 得意なもの:喧嘩、歌  苦手なもの:勝手に怖がる子ども、威嚇してくる動物
 悪癖:キレやすい
 社会認知:ロックフェラーの役立たず

 朝霧冬也
 身長:174cm 体重:66kg B:93 W:72 H:86 血液型:A 出身地:東京 年齢:29
 好きなもの:お酒、平穏  嫌いなもの:理不尽  職業:?
 得意なもの:サバイバル、狙撃、旅  苦手なもの:女性からの猛アタック、ホラー全般
 悪癖:天然女たらし
 社会認知:最期のグラスパー、凄腕バウンティーハンター、爆死して欲しいグラスパーNo.1

 萑部(旧姓:菊野)明
 身長:168cm 体重:53kg B:83 W:59 H:82 血液型:B 出身地:東京 31
 好きなもの:アイス、律  嫌いなもの:胸の大きさを必要以上に誇示する女、巨乳を必要以上に信仰する男  職業:社長秘書
 得意なもの:大抵のこと  苦手なもの:初めての経験全般
 悪癖:世界中の誰もがアイスを好きだと信じこんでいること
 社会認知:SASABEの社長夫人


 ――オマケ2・その他人物プロフィール――

 露崎言子
 身長:157cm 体重:45kg 血液型:O 出身地:USA 年齢:15
 好きなもの:?  嫌いなもの:ロックフェラー  職業:高校生
 得意なもの:世話焼き、英会話  苦手なもの:ロックフェラー、しがらみ
 悪癖:?  社会認知:ハーフっぽい顔立ちのかわいい女の子

 宮東湊
 身長:177cm 体重:67kg 血液型:B 出身地:? 年齢:29
 好きなもの:ハムカツ、美女、お日様  嫌いなもの:ゴスロリファッション、晴れてない天気  職業:?
 得意なもの:料理、(自称)育児、ゲーム全般  苦手なもの:台風
 悪癖:俺様  社会認知:目つきが悪い人

 萑部律
 身長:161cm 体重:49kg 血液型:AB 出身地:地方 年齢:25
 好きなもの:明、発明、自作メカ、家族、根菜  嫌いなもの:道具を悪用する人、酢豚のパイナップル  職業:社長、発明家
 得意なもの:発明  苦手なもの:怒っている相手、社長の振る舞い
 悪癖:発想がズレてる  社会認知:SASABEの社長、発明王、変人

 枢木イアン
 身長:177cm 体重:63kg 血液型:B 出身地:? 年齢:?
 好きなもの:家族、休暇  嫌いなもの:仕事  職業:異能管理機関某市支部司令
 得意なもの:24時間勤務、早起き  苦手なもの:暑さ、デスクワーク
 悪癖:味覚バカの無自覚と料理したがり  社会認知:異能管理機関某市支部司令

 槙島軍人
 身長:186cm 体重:92kg 血液型:A 出身地:地方 年齢:33
 好きなもの:アニメ  嫌いなもの:燃(萌)えないもの全般  職業:異能管理機関職員
 得意なもの:アニメの長時間耐久観賞  苦手なもの:うねうねしてるもの
 悪癖:声と態度がデカい  社会認知:電気街の熱血アニオタ軍曹

 天上院秋雨
 身長:178cm 体重:65kg 血液型:? 出身地:? 年齢:?
 好きなもの:面白いもの  嫌いなもの:ゴミムシ  職業:?
 得意なもの:大体何でも  苦手なもの:?
 悪癖:見限ると冷徹  社会認知:賞金首、敵にしたくないグラスパーNo.1

 忍川隼実
 身長:180cm 体重:85kg 血液型:AB 出身地:NINJAの里(?) 年齢:?
 好きなもの:和  嫌いなもの:なし  職業:殺し屋
 得意なもの:殺し全般  苦手なもの:拷問
 悪癖:勘違いしやすい  社会認知:NINJA、最強の殺し屋

 リク
 身長:183cm 体重:69kg 血液型:? 出身地:? 年齢:19
 好きなもの:食べもの全般  嫌いなもの:なし  職業:?
 得意なもの:大体何でも  苦手なもの:折畳み傘を畳むこと
 悪癖:のんき  社会認知:やだ何あのイケメン

 ※第3部開始時点のものです

リクでけぇな!

爆死して欲しいグラスパーNo.1www

B83で貧乳とか、72がキレるぞ


 ――天宮市・天宮高校――

 ヒソヒソ…

<何あの外人、生徒?

<デカくね、あれで高1?

 ヒソヒソ…

ハワード「…」ギロッ

 ビクッ
 サササ…

ハワード「ふん…」

 ガララ

担任「はいどうもー! 1年1組の新入生諸君、今日からあなた達を担任として面倒を見る――」

 カッカッカッ…

担任「【安価下2】先生でーす!」

担任「1年間よろしくね!」


 【安価下2】
 やたらハイテンションで入ってきた担任の先生
 ※某ダブル名字さんみたいなことになったら、出番も減るでぇ…

相楽 美奈子

五十嵐 ミナミ


 ミナミさんって…
 【安価下2】
 1 男性?
 2 女性?


五十嵐「――とまあ、そういうわけで!」

五十嵐「先生もこの高校に赴任したばっかりだから、皆さんと同じ1年生同然です!」

五十嵐「だけど先生として精一杯、皆さんに楽しいスクールライフと、厳しい勉強を仕込むのでよろしく!」

五十嵐「気軽にミナミせんせ♪って呼んでね!」

五十嵐「それじゃあ今日のところは、かいさーん!」

五十嵐「明日からも遅刻するなよー! ばいばーい!」

 ザワザワ…

ハワード「うるさい女だな…」ガタッ

言子「お兄ちゃん、一緒に帰ろう」

ハワード「【安価下2】」

 1 1人で帰る
 2 頼んでおいたことは、調べがついたか?
 3 分かった
 4 その他、自由台詞

3


 ――天宮市・メンズファッション店――

言子「天宮高校って私服だから、大変だよね」

言子「お兄ちゃんでも着れるサイズ…これは…まだ小さいかな?」

ハワード「何でこんなとこにいる?」

言子「だってお兄ちゃん、いつもジーパンとシャツだけじゃない」

言子「ずっとそれじゃ、ますますクラスに溶け込めなくなっちゃうよ?」

ハワード「服なんてどうでもいい。だいたい、日本のはどれも小さい」

言子「どうでもよくありません~」

言子「あ、これとかどう? いいんじゃない?」

ハワード「…」ハァ

言子「とりあえず、これだけ買えばいっか…」

言子「はい、お兄ちゃんの買い物終了~」

ハワード「…俺の?」

言子「今度はわたしにつきあってね」

ハワード「何するんだ?」

言子「折角、高校生なんだし、帰り道でお店に寄ったりするの楽しいじゃない」

言子「別に行き先は何でもいいんだけど…」

ハワード「【安価下2】」

 1 じゃあ、コーヒーが飲みたい
 2 腹が減った
 3 その他、自由台詞


 ――天宮市・喫茶店――

言子「うわぁ、いい感じのお店だね」

ハワード「…うちの方が立派だ」

言子「あの豪邸と比べちゃ、何だってそうなるよ」

言子「アメリカン2つお願いします」

店員「かしこまりました」

言子「て言うかさ、お兄ちゃん」

言子「本当に天宮高校入っちゃったけど、大丈夫なの?」

ハワード「何がだ?」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 言子「ものすごい進学校だよ? 日本語の読み書きもできないのに、平気?」
 4~6 言子「去年共学になったばっかりだから、女の子ばっかりだし…」
 7~9 言子「ちゃんと学校に馴染める? わたしでも変な目で見られるのに…」ハワード「お前は美人だからだろ」


言子「ものすごい進学校だよ? 日本語の読み書きもできないのに、平気?」

ハワード「俺がそんなのもずっとできないと思ってるのか?」ジロ

言子「明日から授業なんだよ?」

ハワード「…」

ハワード「俺はロックフェラーだ、できないことなんかない」

言子「それならいいけど…本当に大丈夫?」

ハワード「しつこいぞ、言子」

言子「分かった、分かった…。もう怒んないで」

 【直下 コンマ判定】
 1~4 ?「うわ、すっげえかわいい子がいる! ねえねえ、俺と一緒にお喋りしない?」
 5~9 店員「お待たせしました~」

読み書きもできないのに進学校とかダメですやん
勉強一色じゃないですか w


店員「おまたせしました~」

言子「ありがとうございます」

ハワード「…」スゥ

ハワード「…………」ズズ

言子「ふぅ…お兄ちゃん、アメリカンで良かったよね?」

ハワード「別に何だっていい」

言子「そっか」

言子「お兄ちゃん、困ったことあったらすぐに相談してね」

ハワード「…分かった」

ハワード「【安価下2】」

 1 じゃあ、日本語を俺に教えろ
 2 それより、あれは調べついたのか?
 3 その他、自由台詞

2

いち


ハワード「じゃあ、日本語を俺に教えろ」

ハワード「読み書き」

言子「お兄ちゃんが、自分から勉強しようとするなんて…」

ハワード「お前は俺を何だと思ってる!?」ガンッ

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ?「うるせえな! 静かにし――」ハワード「お前、喧嘩売ってるのか?」ゴゴゴ
 4~6 言子「お兄ちゃんっ! ダメでしょ!」店員「あの…」言子「ごめんなさい、ごめんなさい…」ペコペコ
 7~9 ハワード「俺は誰かにナメられたままじゃいられないだけだ! それでシンガッコーって何だ!?」

ほい


言子「お兄ちゃんっ! ダメでしょ!」

店員「あの…」

言子「ごめんなさい、ごめんなさい…」ペコペコ

店員「あ、いえ…何もないなら、それでいいんですけど…」

言子「お兄ちゃんも謝ってよ」

ハワード「…」フイッ

店員「大丈夫ですので…ごゆっくりー…」ソソクサ

言子「ほーら、店員さんに迷惑かけた」

ハワード「いいから読み書きを教えろ」

言子「はいはい…。それじゃ、今日から毎日、わたしとお勉強ね」

ハワード「毎日?」

言子「そうじゃないと追いつけなくなっちゃうよ?」

ハワード「…そうか」


 【直下 コンマ判定】(BAKA-2)
 1~5 言子「あんまりはかどらないね…」ハワード「お前の教え方が悪い」
 6~9 言子「うーん…」ハワード「はっきり言え」言子「厳しいよね」
  0  言子「すごい、平仮名は完璧じゃない」ハワード「もっと誉めろ」言子「カタカナは?」ハワード「…」


 ――天宮市・露崎家別邸――

ハワード「頭が…痛む…」

ハワード「何で言子はシンガッコーなんかに…」

 【安価下2】
 1 本邸に顔を出す
 2 言子が来ないか待つ
 3 グラスプスキルのトレーニング
   1 ポイント 100/100
   2 アーム 200/200
   3 コート 0/300
   4 バーニッシュ 0/200
 4 夜の街へ行く
 5 その他、自由

4

4


 【直下 コンマ判定】(見るからにおっかないハワードくん16歳+1)
 1~3 繁華街で何やら騒動が…
 4~6 地元の不良に絡まれました
 7~9 ハワード(どこ行こう…)

ほあ


 ――天宮市・とある路地裏――

不良A「なあ、今、ガンつけてたよな?」

不良B「何だこいつの服、乳首浮いてやんの」

不良C「マジだ、きめぇ」

 ゲラゲラ

 【直下 コンマ判定】
 1~5 ぷっつん
 6~0 ハワード「喧嘩を売ってるのか?」

りゃ


ハワード「喧嘩を売ってるのか?」

ハワード「喧嘩を売ってるよな?」

不良A「はあ?」

不良B「3対1で何言っちゃってるの?」

不良C「にほんごできてまちゅか~?」

ハワード「【安価下2】」

 1 ぶちのめす
 2 お前らみたいな小物はどうだっていい、消えろ
 3 その他、自由台詞

死にたい奴から前に出ろ


ハワード「お前らみたいな小物はどうだっていい、消えろ」

不良A「は? 何言ってんだよ、てめえ!」

 不良Aがハワードの足を蹴る。
 だが、鋼のようなハワードのボディーはビクともしなかった。

ハワード「消えろ」

 ぎらりとハワードの目が光る。
 怖じ気づいた不良Aはそれまでの態度も崩し、一目散に逃げ出す。

 それに続いて不良Bと不良Cも、彼を追いかけて走っていった。

ハワード「…少し痛い」

 蹴られたところを少し見て、ぽつりとハワードは呟いた。

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ハワード「…どこ行こう」
 4~6 ???「偉いっ、偉いよ、ハワードくん!」
 7~9 ?「ハワード様」


五十嵐「偉いっ、偉いよ、ハワードくん!」

 ギュッ

ハワード「!?」

ハワード「放せ!」

五十嵐「おっとっ…」サッ

ハワード「お前…誰だ?」

五十嵐「酷い!? 担任の五十嵐ミナミです」

五十嵐「見てたよ、ハワードくん。やられてもやり返さずに追い払うなんて、偉いね」

五十嵐「ハワードくんには良い子ポイント、1点をあげます!」

ハワード「…」ジィッ

五十嵐「あれ? 嬉しくない?」キョトン

ハワード「【安価下2】」

 1 よいこぽいんとって何だ?
 2 どこから見てた?
 3 お前何者だ
 4 その他、自由

1


ハワード「よいこぽいんとって何だ?」

五十嵐「よくぞ聞いてくれたね! もう1ポイント贈呈しちゃおう!」

五十嵐「良い子ポイントはハワードくんが良い子でいると、先生から個人的にプレゼントします!」

五十嵐「良い子ポイントがたくさんだと、それだけハワードくんが良い子ってことになるよ」

五十嵐「さあ、良い子への階段を駆け上がれ!」

ハワード「【安価下2】」

 1 お前はバカなのか?
 2 よいこになったらいいことがあるのか?
 3 何でこんなとこにいる?
 4 その他、自由台詞

2

2


ハワード「よいこになったらいいことがあるのか?」

五十嵐「それは…うーん…」

五十嵐「そう、それを確かめるためにも、良い子を目指しましょう!」

五十嵐「先生とのお約束! ね?」

ハワード「…分かった…ことにしておく」

五十嵐「しておくじゃなくて、分かってね!」

五十嵐「それじゃ、先生、帰り道だからばいばーい!」

ハワード「…うるさい女だ」

 【直下 コンマ判定】
 1~5 五十嵐「もしもし…ハワード様が喧嘩をしませんでした。…はい…ええ…かしこまりました、引き続き、監視を続けます」
 6~9 五十嵐「ハワードくん、意外と良い子そうだったなあ」
  0  五十嵐「ハワードくん…カッコいいなあ、やっぱり筋肉は正義だよねぇ…。いい筋肉堪能しました」


 ――個人情報――
 名前:ハワード・ロックフェラー 性別:男 職業:高校生 年齢:15才
 身体能力:超優秀 精神:怒りん坊 頭脳:BAKA
 異能:電撃 特技:歌、ストリートファイト 願望:自分の力を認めさせる
 グラスプスキル:ポイント100/100 アーム200/200
 良い子ポイント:2

 ――家族――
 露崎言子:腹違いの妹

 ――知人――
 五十嵐ミナミ:担任教師 明るい

えい!


五十嵐「もしもし…ハワード様が喧嘩をしませんでした。…はい…ええ…かしこまりました、引き続き、監視を続けます」

五十嵐「はい…。では、失礼します。――【安価下2】様」

 【直下 コンマ判定】
 偶数 ロックフェラーの二男からのお電話でした
 奇数 ロックフェラーの長男からのお電話でした

 【安価下2】
 ハワードの兄貴のお名前
 ※ファーストネームだけでお願いします

ダニエル

バスタ

ジョウ


 ――天宮市・天宮高校――

 キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン…

ハワード「」プシュ-

言子「お兄ちゃん、大丈夫?」

言子「頭から湯気出そうな勢いだよ」

ハワード「頭が…パンクしそうだ…」グッタリ

言子「今日の勉強、分かった?」

ハワード「…」ブンブン

言子「だよね…」

言子「それじゃ、今日も勉強しよっか」

ハワード「さらに…勉強…?」ゾゾッ

ハワード【安価下2】」

 1 おーまいがっど…
 2 今日はしない!

1

1


 ――天宮市・喫茶店――

ハワード「…」ゲッソリ

言子「お兄ちゃん、大丈夫?」

ハワード「このぐらいで…へこたれはしな、い…」ググッ

言子「ムリしないでいいよ、頭に入らないのにやっても意味ないんだし」

言子「ちょっとずつでも、毎日やることに意味があるんだから」

ハワード「言子…」

言子「なんて、何様だろうね。偉そうにしてごめんね」

 【直下 コンマ判定】
 1~4 自由行動のお時間です
 5~9 言子「それと、春休み中にお兄ちゃんに言われてたことなんだけど」ハワード「グラスパーのことか」ガタッ


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 10年後の誰かがいよいよ姿を見せる!
 奇数 prrrr… 言子「電話だ、誰だろーーっ…」ハワード「どうした?」
 ※0は偶数扱いです

ほい


 prrrr…

言子「電話だ、誰だろーーっ…」

ハワード「どうした?」

言子「なっ、何でもないよ。ちょっと、電話出てくるねっ…」

 パタパタ
 カランッ…

ハワード「…」

 ・
 ・
 ・

 カラン…

言子「ごめんね、待たせちゃって」

言子「そろそろ帰ろうか」

ハワード「【安価下2】」

 1 言子、嘘をつかずに言え。誰からの電話だった?
 2 分かった。帰ろう
 3 その他、自由台詞

1


ハワード「言子、嘘をつかずに言え。誰からの電話だった?」

言子「友達だよ、中学のころの」

ハワード「嘘をつくなと言った」

ハワード「言子の嘘くらい、俺は見抜ける。分かる」

ハワード「言え」

言子「…」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 言子「お父さん、から…」
 4~6 言子「【長兄】から…」
 7~9 言子「バスタ兄さん…から」


 二男に続いて、長男ですね

 【安価下2】
 長男のファーストネームをお願いします
 ※さっき注釈忘れてたけど、外人名でどうぞよろしくです

ジョット

アルマ

グレイ

ケリオール


言子「アルマ兄さんから…」

ハワード「アルマ!?」

ハワード「どうしてアルマが! 内容は?」

言子「お兄ちゃんに関係ないよ」

ハワード「そうやって関係ないことにされてることが、関係ある!」

言子「っ…」

ハワード「それに、言子はもうロックフェラーとは関係ない」

ハワード「だからアルマから電話なんて、絶対におかしい」

ハワード「何だった? 言え」

言子「…協力しろって、言ってた」

ハワード「何を?」

言子「……バスタ兄さんが、次のボスを狙ってるみたいだから、こっちにつけって言われた」

言子「それで…つかないなら、どうなるか分からないぞ…って」

ハワード「【安価下2】」

 1 何て答えた?
 2 これだ…俺が次のボスに立候補して、決まったところで全部蹴り飛ばせば鼻をあかせる
 3 じゃあ断れ。何かされるなら、俺が全部ぶちのめしてやる
 4 その他、自由台詞

2


ハワード「何て答えた?」

言子「わたしは…もうロックフェラーとは関係がありませんって」

言子「だから、跡目を決めることには一切、関与しないし…誰にもつかないし、アルマ兄さんへの協力もできないって」

ハワード「そんなこと言ったら、アルマなら間違いなくしかけてくる」

言子「でも、わたし…お母さんみたいには、なりたくないもん」

言子「ロックフェラーとまた関わったら、わたしまでっ…」

ハワード「…」

言子「何があっても…わたしは、ロックフェラーとは関わらないって決めてるの」

ハワード「【安価下2】」

 1 それでいい。お前は俺が守ってやる
 2 俺も、ロックフェラーだ
 3 アルマがしかけてきたら、どうするんだ?
 4 その他、自由

1

1

1


ハワード「それでいい。お前は俺が守ってやる」

言子「お兄ちゃん…」

ハワード「アルマとバスタが跡目争いをしてるなら、両方潰す」

ハワード「俺にひれ伏させる。そうすれば親父も、俺を見る」

言子「…お兄ちゃんの頭ん中って、それしかないの…?」

ハワード「…そう思うか?」

言子「…」

ハワード「言子がもうロックフェラーと関係がなくても、お前は俺の妹だ」

ハワード「だからお前のことは守ってやる」

ハワード「ついでに、鼻を明かす」

ハワード「それじゃダメか?」

言子「でも危ないよ。危なくなったら、警察に助けてもらえればいいんだし――」

ハワード「ロックフェラーを縛れる法はない」

言子「そんなことない!」

ハワード「だったら、お前の母親はあんなことにならなかった」

言子「っ…!」

ハワード「でも安心しろ、言子。お前は俺が守ってやる」



 ――天宮市・露崎家別邸――

ハワード「…狭いけど馴れてきた」

 ポツン

ハワード「何しよう…?」

 【安価下2】
 1 本邸に顔を出す
 2 言子が来ないか待つ
 3 グラスプスキルのトレーニング
   1 ポイント 100/100
   2 アーム 200/200
   3 コート 0/300
   4 バーニッシュ 0/200
 4 夜の街へ行く
 5 その他、自由

4

3 2

34


 あ、すまん
 アルファベットにしてなかったね…

 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分上昇
 アーム 200/200

a

おまかせあれ!


 アーム 282/200

ハワード「よし…」グッ

ハワード「腹が減ってきた」

ハワード「言子、来ないのか…?」

 【安価下2】
 1 本邸に顔を出す
 2 言子が来ないか待つ
 3 夜の町へ行く
 4 夕飯を作って食べる
 5 その他、自由

1

1


 ――露崎家本邸――

ハワード「…」

 ガララ…

言子祖母「!」

言子祖母「あなた…何しにきたの?」ジロッ

ハワード「【安価下2】」

 1 言子に会いに来た
 2 お腹がすいた、食事したい
 3 その他、自由台詞

 【安価下4】
 言子のおばあちゃまのお名前

ksk


名前なら葉子

とめ


ハワード「お腹がすいた、食事したい」

葉子「あなたには離れをお貸ししています」

葉子「それで、あなたとはこれ以上、関与しないともお約束したはずです」

葉子「こちらには足を踏み入れることのないよう、くれぐれもお忘れなく――」

 パタパタ

2歳児「…」

ハワード「…」スッ

葉子「あなた、その子に手をあげたら――」

ハワード「名前は何ていう?」ヒョイ

2歳児「!? たかーいっ!」

 【安価下2】
 天使枠の2歳児のお名前

翔かける

にこ


にこ「にこはね、にこ!」

ハワード「2個は…2個?」

葉子「にこ! ああ…早く下ろしなさい!」

にこ「もっとたかくして! もっともっと!」

ハワード「こうか」

 ヒョ-イ
 フワッ
 ガシッ

にこ「すっごーい! にこ、ふわってした、ふわって!」

言子「おばあちゃん、どうしたの大きな声――って、お兄ちゃん」

ハワード「言子、腹がへった。食事をしたい」

にこ「もういっかい! もういっかいして!」ペシペシ

ハワード「何か食べさせろ」

葉子「出ていきなさい!」

言子「…」

 【直下 コンマ判定】
 偶数 言子「おばあちゃん…お兄ちゃんのこと、良く思ってないから、あんまりこっちに顔出さない方がいいよ?」コトッ
 奇数 言子「はい、カレーね」ハワード「こっちじゃ狭い…」
 ※0は偶数扱いです


言子「おばあちゃん…お兄ちゃんのこと、良く思ってないから、あんまりこっちに顔出さない方がいいよ?」コトッ

ハワード「これは、何だ?」

言子「肉じゃが」

ハワード「…」モグ

ハワード「!?」

ハワード「これは言子が作ったのか?」

言子「おばあちゃんだよ。こっちはもうご飯食べたから、その余りもの」

 トテトテ

にこ「はわーど、もういっかい!」ギュッ

言子「こら、にこ。お兄ちゃんはご飯食べてるんだから、ダメでしょ」

ハワード(…………なつかれてる)

ハワード「…別に構わない」スクッ

にこ「わーい!」ギュッ

ハワード「それ」

 ポイッ
 ガシッ

にこ「! もういっかいやって! もういっかいだけ!」

ハワード「それ」

言子「ああもう…子どもが2人いるみたいな感じ…」

ハワード「ところで、これは誰の子だ?」

言子「…お母さんの妹の子どもだから、わたしの姪っ子だよ」

言子「おばさん、蒸発しちゃったんだけど…」

ハワード「じょーは、つ…?」

言子「とにかく、もう終わり。にこ、おばあちゃんとお風呂入っておいで」

言子「お兄ちゃんもご飯食べて。おばあちゃんがお風呂上がる前に食べて、戻ってよ」

ハワード「【安価下2】」

 1 分かった
 2 そんなに俺は、ここに来ない方がいいか?
 3 それ、もう1回
 4 その他、自由台詞

2

1

ハワードいいキャラになってきたな
安価なら下


 姪っ子じゃなくて、いとこだよ!
 >>1のバカ! 見逃してちょんまげください…

―――――

ハワード「分かった」

言子「あと、ご飯くらい自分で用意するようにしなきゃ」

ハワード「…作ったことがない」

言子「じゃあ、料理にチャレンジしてみるとか」

ハワード「チャレンジ…そうかっ」ガタッ

言子「ご飯の途中に立ち上がらないの」

ハワード「…」ガタ

言子「あんまり、こっち来ないでね?」

ハワード「…分かったって言った」

 ――個人情報――
 名前:ハワード・ロックフェラー 性別:男 職業:高校生 年齢:15才
 身体能力:超優秀 精神:怒りん坊 頭脳:BAKA
 異能:電撃 特技:歌、ストリートファイト 願望:自分の力を認めさせる
 グラスプスキル:ポイント100/100 アーム200/200
 良い子ポイント:2

 ――家族――
 露崎言子:腹違いの妹
 露崎葉子:言子の祖母
 露崎にこ:言子のいとこ
 バスタ・ロックフェラー:ロックフェラーの二男
 アルマ・ロックフェラー:ロックフェラーの長男 危ない雰囲気

 ――知人――
 五十嵐ミナミ:担任教師 明るい


 ――天宮市・天宮高校――

五十嵐「それじゃあ、皆さん、さようならー!」

五十嵐「明日も元気に登校して来るんだよー! ばいばーい!」

 ザワザワ…

ハワード「」プシュ-

言子「お兄ちゃん…今日も、だね…」

ハワード「疲れた…」

五十嵐「ハワードくん、それに言子ちゃん」

言子「はい?」

ハワード「…」ジロッ

五十嵐「何か、困ったこととかあったら、先生に遠慮なく相談していいからね」

五十嵐「良い子ポイント集めもがんば! それじゃっ、先生、職員室に戻るから。ばいばーい」

言子「良い子ポイント…?」

ハワード「【安価下2】」

 1 もう一勝負。今日こそ、負けない…
 2 今日は1人で帰る
 3 勉強は、今日はかんべんしろ
 4 その他、自由台詞

4とりあえず部活見学


 ――天宮市・喫茶店――

ハワード「…」ジリ

言子(ここのコーヒーゼリー、おいしい…)

ハワード「…」ムムム

言子(そう言えば、数学の宿題出されてたんだっけ)

言子(今の内にやっちゃおう。…お兄ちゃん、宿題まで手が回ってるのかな…?)

ハワード「…」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ハワード「もうやめた! 俺はもう、これで充分だ!」言子「今日は17分でギブアップか…」
 4~6 ?「面倒臭え…こんな田舎まで来て、無駄足だったらどうしてくれんだか…」
 7~9 ハワード「…言子」言子「がんばった方だよ、もうちょっとで1時間だったけど」

いいキャラではあるが良いやつでは断じてないけどな


ハワード「…言子」

言子「がんばった方だよ、もうちょっとで1時間だったけど」

ハワード「そうか、じゃあもう終わりだ」

ハワード「ただの文字のくせに俺を疲れさせて! 日本語め!」

言子「文字に怒る人なんて世界広しでも、お兄ちゃんくらいだよ…」

言子「どれどれ? えーと…うん、ひらがなは判読できるようになったね」

ハワード「偉いか?」

言子「偉い偉い…。2年も日本語に触れてるにこより一歩先をいってるよ」

ハワード「あれと比べるな!」

言子「ごめんってば」

ハワード「お前、最近俺のことなめてるか?」

言子「なめてないよ。なめてたら、読み書きの勉強なんてしてあげてないでしょ?」

ハワード「………そうか」

言子「そうだよ」

ハワード「それならいい」

言子「それじゃ、帰ろうか」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 さあ、グラスパーとの戦いのお時間です
 4~6 帰り道で遭遇したのは誰でしょうね
 7~9 無事に帰っちゃった

いよっ

未だに戦いが始まらない


 ――露崎家別邸――

ハワード「…」

ハワード「…最近、喧嘩してない」

 【安価下2】
 1 本邸に顔を出す
 2 言子が来ないか待つ
 3 グラスプスキルのトレーニング
   A ポイント 100/100
   B アーム 282/200
   C コート 0/300
   D バーニッシュ 0/200
 4 夜の街へ行く
 5 その他、自由

3A

3b


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 アーム 282/200

 【下2 コンマ判定】
 偶数 言子「何してたの?」
 奇数 prrrrr…

a


 アーム 341/200

言子「何してたの?」

ハワード「グラスプスキルのトレーニングだ」

言子「グラスプ…スキル?」

ハワード「奇跡の練習だ」

言子「ふうん…。お兄ちゃんもグラスパーだもんね」

ハワード「グラスパーのこと、いい加減調べたか?」

言子「うん、そのことで来たの」

ハワード「!」

言子「危ないことは、本当はしてほしくないんだけど…」

言子「ちょっとでもお兄ちゃんが痛い目に遭って、考えを改めてくれればなあ…って気持ちで、やってることだからね?」

言子「…大怪我は、しないでよ?」

ハワード「俺に不可能はない」

ハワード「それで? どんなだ? ここから行ける場所か?」

言子「【安価下2】」

 1 残念ながら、東京みたいだよ。機関の人でもないのに犯罪をするグラスパーをやっつけちゃう、グラスパーがいるんだって
 2 うん、天宮市にいるグラスパーみたい。お店やってて、そこで暴れた人を一瞬でやっつけて拍手喝采されたんだって
 3 ここから…って言うか、昨日の事件らしいんだけど…グラスパーが通り魔したんだって

2


言子「うん、天宮市にいるグラスパーみたい。お店やってて、そこで暴れた人を一瞬でやっつけて拍手喝采されたんだって」

ハワード「お店?」

言子「…飲食店の、店長さんみたい」

ハワード「どんな店だ?」

言子「そこまでは…。ただ、繁盛してる店なんだって」

言子「暴れた人は一般人だったらしいんだけど、刃物出したんだって」

言子「それで揉めてたところに店長さんが来て、お店から一瞬で放り出したんだってさ」

ハワード「【安価下2】」

 1 早速探しにいく!
 2 明日、調べにいく
 3 その内調べる

3


ハワード「その内調べる」

言子「意外…。すぐ調べるとか言い出すと思ってたのに」

ハワード「今日はもう遅い。マッスルトレーニングの時間だ」ヌギ

言子「ちょっ…いきなり脱がないでよっ!」

ハワード「俺の筋肉を嫌そうな目で見るな!」

言子「嫌なんだってば! もうっ!」

ハワード「俺に向かって嫌とは何だ!?」

言子「デリカシーないの!?」

ハワード「言子にそんなの必要ない!」

言子「必要あるの! もうっ、帰る!」

言子「それじゃ、おやすみ!」

ハワード「言子め…。俺の筋肉を嫌なんて…」

ハワード「認めさせてやる…」

 フン フン フン フン フンッ


 【直下 コンマ判定】
 1~5 アルマ「言子…俺に逆らうとどうなるか、分からせてやる」
 6~9 バスタ「兄貴にファミリーは任せられない…。さて、どんな手を使うか――」
  0  ?「ここが天宮市…」


 ――個人情報――
 名前:ハワード・ロックフェラー 性別:男 職業:高校生 年齢:15才
 身体能力:超優秀 精神:怒りん坊 頭脳:BAKA
 異能:電撃 特技:歌、ストリートファイト 願望:自分の力を認めさせる
 グラスプスキル:ポイント100/100 アーム341/200
 良い子ポイント:2

 ――家族――
 露崎言子:腹違いの妹
 露崎葉子:言子の祖母
 露崎にこ:言子のいとこ
 バスタ・ロックフェラー:ロックフェラーの二男
 アルマ・ロックフェラー:ロックフェラーの長男 危ない雰囲気

 ――知人――
 五十嵐ミナミ:担任教師 明るい


 ――アメリカ・某州・ロックフェラーの屋敷――

バスタ「兄貴にファミリーは任せられない…。さて、どんな手を使うか――」

 prrrr…

バスタ「何だ?」ガチャッ

五十嵐「ミナミです」

バスタ「どうした?」

五十嵐「ハワード様は依然、何もする気配を見せていません」

バスタ「あれだけ啖呵を切って飛び出して、か…」

五十嵐「どうなさいますか?」

バスタ「…いいことを思いついた」

バスタ「ハワードに見込みがあるか、テストをしてみよう」

五十嵐「テスト、ですか…?」

バスタ「俺とあいつの利害が一致するかどうか…」

バスタ「兄貴を親父並みに毛嫌いしていて、かつ、俺にさほどの敵意を剥き出しでなければ…利用価値を見出せるかもな」

五十嵐「かしこまりました」



 ――天宮市・天宮高校――

五十嵐「ハワードくん」

ハワード「…」ジロ

五十嵐「何だかすごく、疲れ目だね」

五十嵐「元気出さないとダメだぞっ」

ハワード「…」フイッ

五十嵐「あっ、目を逸らしたな?」

五十嵐「でも、そうはいかんのだ! ハワードくん、良い子ポイント1点あげるから、先生のお手伝いしてくれる?」

ハワード「…お手伝い?」

五十嵐「ちょっと買い物行かないといけないんだけど、大きなもの買うから先生じゃ持てないの」

五十嵐「だから、手伝ってくれない?」

ハワード「【安価下2】

 1 分かった
 2 嫌だ、これから言子と勉強しなきゃいけない
 3 その他、自由台詞

ksk

1

少しだけだぞ

手伝えば良い子ポイントくれるのか?


 ――天宮市郊外・大型ディスカウントストア――

五十嵐「いやあ、助かっちゃった!」

五十嵐「角材を10本も20本も運ばせちゃってごめんね」

五十嵐「良い子ポイントを1点、贈呈です! おめでとーう!」

ハワード「疲れた…」

五十嵐「がんばってくれたから、ハワードくんに先生がジュース買ってきてあげる」

五十嵐「そのトラックから離れないでね!」

 タッタッタッ…

ハワード「はぁ…」

 【安価下2】
 バスタが差し向けてきた刺客のお名前

マイク・マロウ

ライト

レイヤード

ローレンス・ブラッドフォード

四十万 力 しじま りき

カルヴィン=ボニーヤ


 ザッ…

ハワード「…?」チラッ

ライト「――ハワード・ロックフェラー」

ハワード「誰だ、お前は?」

ライト「それは後でいいとして――筋肉ダルマちゃん、軽くひねってあげるからかかっておいで」ニコッ

 ブチブチィッ

ハワード「誰が、筋肉ダルマちゃんだ!?」

 ぶちキレたハワードが、怒鳴り、ライトに向かって駆け出した。
 190センチ超の巨体が向かってくるにも関わらず、ライトはにこやかな笑顔で懐に手を入れる。

ライト「ごめんごめん、ついつい口が滑っちゃって」

 取り出されたトカレフがハワードへ向けられる。
 銃声が数発響いたが、弾丸をハワードはアームで強化した腕で弾き飛ばす。

ライト「すごいすごい! てっきり紙粘土みたいな筋肉だと思ってたよ!」

 あっはっはっ、と笑うライトの胸ぐらをハワードが掴む。
 そのまま右拳で殴ろうとしたが、その前にぐるりとハワードの体が回転してアスファルトへ叩きつけられる。

ハワード「!?」

ライト「ジュージュツって知らない? ――あっ、脳みそも筋肉だから知らなかったよね、めんごっ☆」

ハワード「~~っ!」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 毒舌ライトさん、言うだけあるわ
 4~6 ハワードがんばれ
 7~9 怒れるハワードをナメちゃあかんぜよ


ハワード「お前は、許さない!」

 跳ね起きたハワードが、ライトの胸ぐらをまた掴んだ。
 すかさずライトは再度投げ伏せようとしたが、その前にハワードが力ずくで持ち上げて逆に叩きつける。

ライト「いい筋肉だね、ぼくの上腕二頭筋ちゃ~んって声でもかけてあげてるの?」

ハワード「死ね!」

 容赦なく蹴り落とした足が、アスファルトを抉った。
 後転しながらハワードの攻撃を避け、ライトが両腕を突っ張って体を持ち上げる。

ライト「うんうん、アームは上等だ。ダテじゃない筋肉と相まって、とんでもないことになってる」

ハワード「ちょこまかとっ!」

 ハワードが拳を次々と繰り出していくが、ライトはそれを腕で受けて払い落としていく。
 痺れを切らしてハワードが思いきり蹴りつけた。ライトの脇腹を直撃したかに見えたが、裏があるとしか思えない爽やかな笑顔は崩れない。

ライト「そんな喧嘩殺法が通用するのは、素人くらいだよ」

ライト「――あっ、キミはロックフェラーのクセに何も取り柄がない出来損ないちゃんだったよね?」

ハワード「ぶっ殺す!」

ライト「そういけばいいよね。でも、キミがボクを殺せるとは思えないね」

 【安価下2】
 ライトの異能

飛翔の異能

他人の体感温度を狂わせる

飛行

物質を手元に吸い寄せる


ハワード「言っていろ、ひょろガリ!」

ライト「はーい、クールダウン、クールダウン――」

 ハワードが繰り出した拳を撫でるようにしてライトが言う。
 するりと拳は受け流され、ぴたとハワードの太い首筋に手が当てられた。
 瞬間、体の芯が凍結したかのような寒さに襲われてハワードの動きが止まる。

ライト「気分はどう? 怖くないのにブルってきちゃった?」

ライト「そんなキミにプレゼント、これがプロの殺すつもりってヤツだよ」

 スパンッと鋭い音がして、ハワードの顎がかち上げられた。
 そのまま服を掴まれて引き倒され、アスファルトに後頭部がぶつかる。

ハワード「お前っ――」

 ガチャッ

 上体を起こそうとしたハワードだったが、その口にトカレフが突っ込まれる。
 馬乗りになったライトが拳銃をぐりぐりとハワードの喉の奥へと押し込みながら、にこやかな笑顔を浮かべる。

ライト「怖いかい?」

ライト「それとも、全く怖くない?」

ライト「今のキミの胸中は? まさか、心まで筋肉で武装してるわけじゃないだろう?」

ライト「落ち着いて、よく考えてから答えを言うんだ。いいね?」

 ゆっくりライトが拳銃を抜き、唾液のついた銃口をハワードの顎下から脳天へ向けて突きつけた。

ハワード「【安価下2】」

 1 …ぶっ殺す
 2 俺は出来損ないじゃない、ハワード・ロックフェラーだ
 3 その他、自由台詞

1

2


ハワード「俺は出来損ないじゃない、ハワード・ロックフェラーだ」

ライト「ファミリーで誰もキミを認めていないのに?」

ハワード「だったら認めさせるまでだ」

ハワード「お前みたいのから、ぶっ倒して」ギロッ

ライト「…二言はないね」

ハワード「お前が撃つより早く、お前をぶっ飛ばす」

 トカレフがゆっくりとハワードの鼻先に向けられた。
 腕を伸ばして両手で構え、ライトがその照準を合わせる。

ハワード「っ――」

 ライトが呼吸をしたのを見つけ、ハワードが跳ね起きようとした。
 しかし、その前に銃声が響き、火薬の臭いが弾ける。

ライト「――合格っ」

 銃口から飛び出た、一輪の造花。
 それに呆気を取られていると、ライトがハワードの上をどいた。

ハワード「何のつもりだ!?」

ライト「いやあ、申し訳ない! ハワード様にこんな乱暴をするなんてほんとは首チョンパものなんだけどね」

ライト「でも、これも命令。従う他ないから、僕のような下っ端には辛いところだね」

ハワード「だからどういうつもりだ!?」

ライト「はじめまして、ハワード・ロックフェラー様」

ライト「僕はバスタ・ロックフェラー様のしがない部下の1人で、ライトと申します。以降、お見知りおきを」スッ

 丁寧に腰を折り、優雅にライトが顔を上げる。
 瞬間、ハワードが耐えきれずに殴っていた。無防備だったライトが軽く数メートル殴り飛ばされる。

ライト「っ…これだから筋肉は――」チッ

ハワード「説明しろ」

ライト「はい、ただいま」ニコッ

ライト「――と、いきたいのですが、また改めて。今夜、お伺いいたしますので」

 すぅ、とライトがステルスで姿を消してしまう。

ハワード「っ…どこ行った!? 出てこい!」

 タッタッタッ

五十嵐「ハワードくん、どうしたの?」

ハワード「今ここに――何でも、ない…」ムスッ

五十嵐「?」

五十嵐「じゃあ、ちゃんとここを離れないで待ってたから、良い子ポイントを、もう1ポイント贈呈でーす!」

五十嵐「はい、ご苦労さまでした。ジュースをあげるね」スッ

ハワード「…」ゴクゴク

五十嵐「それじゃあ帰りましょー! トラック乗って!」


―――――

 一旦、ここまでです
 どうもありがとうございました


 忘れない内に…ぺたり

 ――個人情報――
 名前:ハワード・ロックフェラー 性別:男 職業:高校生 年齢:16才
 身体能力:超優秀 精神:怒りん坊 頭脳:BAKA
 異能:電撃 特技:歌、ストリートファイト 願望:自分の力を認めさせる
 グラスプスキル:ポイント100/100 アーム341/200
 良い子ポイント:4

 ――家族――
 露崎言子:腹違いの妹
 露崎葉子:言子の祖母
 露崎にこ:言子のいとこ
 バスタ・ロックフェラー:ロックフェラーの二男
 アルマ・ロックフェラー:ロックフェラーの長男 危ない雰囲気

 ――知人――
 五十嵐ミナミ:担任教師 明るい
 ライト:バスタの部下 温度の異能

一旦乙
ワクワクしてきた

これはハワードが弱いのかライトが強いのか


 ヤカンに火をかけながら気づいたんだ…
 言ってもいいかな? いいよね?

 >>971-973で3連続でゾロ目が出たんだ
 何か嬉しくなったんだ
 それだけなんだ…

 さっさと休憩終わらせてくるね

ハワードはまだそんなつよくないからなあ
バーニッシュ目指したい

これはあれだ、一家の抗争が周囲を巻き込むやつだ

冬也以降の主人公は全体的にクズ度が高い

>>977
明とハワードは境遇が特殊だから仕方がない
これからいくらでも更正のチャンスはありそうだし

個人的にはクズってほどではないけどな。冬也にせよ明にせよハワードにせよ、なんやかんやで動かしてると愛着が湧いてくる


 ――露崎家別邸――

ハワード「…あいつが来ない」

 ポツン

ハワード「…言子も来ない」

 ポツン

ハワード「…」

 【安価下2】
 1 筋トレしながら待つ(ステータス変化はしません)
 2 挑戦というのはいい響きだ。自炊にチャレンジ
 3 グラスプスキルのトレーニング
   A ポイント 100/100
   B アーム 341/200
   C コート 0/300
   D バーニッシュ 0/200
 4 夜の街へ行く
 5 その他、自由

1

2

3b


 【直下 コンマ判定】
 1~3 天宮市繁華街とは! 365日、必ず騒動が起きる危険地帯である!
 4~6 ハワード(ジャパニーズ・ラーメン…うまい…!)
 7~9 ハワード「どこ行こう…」

a


 ――JR天宮駅周辺――

ハワード「どこ行こう…」

ハワード「腹も減った…弱そうなヤツしかいない…」

ハワード「…」

ハワード「【安価下2】」

 1 あの行列の店に行くか
 2 本屋…そろそろ…アルファベットが恋しい…
 3 強いヤツはどこだ…
 4 その他、自由行動

2

3

1


 ――天宮市・駅ビル5階本屋――

ハワード「…」キョロキョロ

 スタスタ…

ハワード「もしかして…」

 スタスタ…
 キョロキョロ

ハワード「英語の本が、ない…!?」

 【直下 コンマ判定】
 1~5 ぷっつん
 6~0 ハワード「はぁ…」


 判定把握

 次スレです
 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 8】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418913209/)

 テンプレ貼りしてから再開するね


>>1000ならライトに兄弟がいる

1000なら湊が既婚

>>1000なら他のマフィアも抗争に参加する

>>1000なら露崎にこがグラスパーで異能は年齢操作

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