ロイド「黒の競売会…?」(12)

ゼムリア大陸

レマン自治州


トテトテ…

ティオ「…」

トテトテ…

ティオ「…」キョロキョロ

ティオ「兄様、一体どこに…」

トテトテ…

ロイド「……」

……ピクッ ピクッ

ロイド「! とうっ!」グイッ

ザバアアァンッ

魚「ピチピチ」

ロイド「よし、大物だ!」


トテトテ…

ティオ「…ぁ」

ティオ「はぁ、また釣りですか…」

ロイド「ノーブルカプルか…こんな所にもいたんだなぁ」

ティオ「……兄様」

ロイド「…ん?」

ロイド「あれ、ティオ。どうしたんだ?」

ティオ「さっきから探していたんですよ。…今日はエリィさんがいらっしゃる日じゃありませんか」

ロイド「…」

ロイド「! あ、そうだった」

ティオ「はあ、やっぱり忘れていましたか」

ロイド「いやぁ、朝はちゃんと覚えていたんだけどね。散歩がてら、ここに寄ったら見掛けない大物がいてさ…。ほら」

魚「ピチピチ」

ティオ「釣りの事になると、他の事はすぐに忘れるんですから。…全く、呆れてしまいます」

ロイド「はは、ごめんごめん。それじゃあ屋敷に戻ろうか」

ティオ「はい」

爆釣王だー

支援

ロイドの屋敷前

スタスタ…

ロイド「……ん?」

ティオ「…ぁ……」

ロイドの屋敷前には立派な導力カーが停められていた

ティオ「あれはエリィさんの導力カーです」

ロイド「いいタイミングに戻ってこれたな」


アーネスト「…おや」

エリィ「あら、ロイド…」

ロイド「やぁ、エリィ」

ティオ「お久しぶりです。エリィさん、アーネストさん」

エリィ「ふふ、本当にお久しぶりね」

アーネスト「やぁ、お二方。お久しぶりだね」

ロイド「ごめん、ちょっと外していたんだ」

エリィ「いいのよ。私達も着いたばかりだし…」

アーネスト「大方、釣りでもしてたんじゃないかな?

ロイド「うっ」ギクリ

ティオ「バレバレですね」

アーネスト「はは、図星だったかな」

エリィ「変わらないわね。あなたも…ふふっ」

ロイド「アーネストさんの眼は誤魔化せないなぁ…」

ティオ「立ち話もなんですし、中へどうぞ」

ロイド「おっと。それもそうだな」

エリィ「ロイドのお屋敷に上がるのも本当に久しぶりね」

支援

支援

書かないの?

書かないならスレ立てんなやカス

まだー?

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