エミリー「静かです……」【ミリオン放送局第三十六回】 (82)

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杏奈「……こたつ」【ミリオン放送局第三十五回】
杏奈「……こたつ」【ミリオン放送局第三十五回】 - SSまとめ速報
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エミリー「…………」

エミリー「…………」

エミリー「仕掛け人さままでいらっしゃらないのですか……」

エミリー「こんにちは、エミリー=スチュアートです」

エミリー「えっと…………今回は、最初から部屋に入ってお送りしています」

エミリー「普段は他の方やお客様が座っているのですが……なんだか寂しいです」

エミリー「ですが、選ばれたのならば仕方ありません、頑張ります!」

エミリー「えっと……あっ、はい」

エミリー「ちなみに、今回はお部屋の外の方々も少なくて……一人しかいらっしゃいません」

エミリー「あ、こちらこそよろしくお願い致します」

エミリー「……それで、えっと……あ、題名を言わなければなりませんね」

エミリー「エミリーの、ミリオン放送局!」

エミリー「この番組は」

エミリー「765事務所と」

エミリー「エミリー スチュアートの提供でお送りします」

【CM】

LIVE THEATER HARMONY 05 『リコッタ』

春香「えー、この度発売されますリコッタのアルバムですが、聞き応え抜群です」

春香「皆さんにも、きっと聞き応え抜群だと感じてもらえると思います♪」

春香「聞き応え抜群です!」

のり子「家族が聞き応え抜群って勧めてきてさ」

のり子「最初は半信半疑だったんだけど、聞き応え抜群だったよ!」

のり子「今じゃ、いっつも聞き応え抜群だよ!」

765プロダクション!!

エミリー「あ、はい、よろしくお願い致します」

エミリー「……はい、ということで、番組が始まりましたが……答えてくれる方がいらっしゃらないのは中々難しいですね」

エミリー「とりあえず、近況をお話ししましょうか」

エミリー「私はいつもの日々を……これでは駄目ですね……うーん、あっ、この前千鶴さんとお散歩をいたしまして」

エミリー「小春日和と名の通り、とても暖かい日でして、つい公園の椅子でうとうととしてしまったんです」

エミリー「気づくと、千鶴さんの膝の上で寝ていて……いつのまにか膝枕をさせてもらっていたようです」

エミリー「……落ち、ですか?」

エミリー「どうやら私は、誰かが話に応じてくれると言うことに慣れきってしまっていたのかもしれません……ちゃんと、私一人でも話を完結させられるように頑張らなければなりませんね」

エミリー「それでは……えっと……」

エミリー「……むむむ…………」

エミリー「……well…………」

エミリー「…………」

エミリー「……」

エミリー「……はっ、放送中なのに考え込んでしまいました!」

エミリー「うぅ、まだ私には荷が重いようです……精進いたします」

エミリー「そうですね……聞いてくださる皆様からのお便りを読みながら色々な話をさせていただきます」

エミリー「お便りは……えっ?」

エミリー「あ、紙ではないのですね……こちらを操作してお便りを自分で選べ、とそういうことでしょうか」

エミリー「今回は、番組中にお便りを選んでくださっている方もいらっしゃらないですからね」

エミリー「それでは、この電子板を使って、私がお便りを選んでいきたいと思います」

エミリー「……それで、どのような操作をすればお便りを読めるのでしょうか」

エミリー「えっと、この印は……画像がいっぱい出てきましたから、違うみたいですね……こちらでないなら、一度戻って……どうやったら戻れるのでしょう?」

エミリー「…………?」

エミリー「……これを操作できなければお便りが読めないのですよね……頑張ります!」

ガチャ

貴音「エミリー……まだまだ修行が必要なようですね」

エミリー「貴音さま!」

貴音「わたくしにお貸しなさい、きっと望む場所へと導いてさしあげましょう」

エミリー「貴音さま……よろしくお願い致します!」

エミリー「でも、どのように操作すればよいのですか?」

貴音「簡単なこと……この『あいぱっど』とやらも、人が作り出したもの……つまりは、人の意思が介在しているのです」

エミリー「そうなのですか?」

貴音「しいてみれば機械とは人の子供のようなもの……なにも考えずとも、人の一般意思に従えば自ずと答えはでてくるのです」

エミリー「……なるほど」

貴音「ふむ……」スッスッ

エミリー「淀み無い手つき……慣れていらっしゃいますね」

貴音「なるほど……」

セーノビノビーナス♪

エミリー「……えっと、違うようですが」

貴音「……」

エミリー「……」

貴音「……こちらですね」

クツゾコトレタ!?
ドウイウコト!?

エミリー「動画が再生され始めましたけど……」

貴音「……」

貴音「このような諺があります……『猿も木から落ちる』、と」

エミリー「『猿も木から落ちる』、ですか?」

貴音「ええ、今回はわたくしも調子が悪かったのです」

貴音「普段はこのようなもの、手足のように扱っておりますから」キリッ

エミリー「そうなのですか……確かに、調子の悪いときは誰にでもありますから、貴音さまもそう気を落とさないでください」

貴音「……えぇ」

ガチャ

エミリー「あ、やってくださるのですか?ありがとうございます」

スッスッスッ

エミリー「この中から選べばいいんですか?はい、ありがとうございます」

貴音「流れるような手つき、的確な操作……どうすればわたくしも」

エミリー「どうしました?」

貴音「いえ、何も」

エミリー「それでは、お便りを読みます……が、その前に、ひとつお聞きしたいことが」

貴音「はて、なんでしょう」

エミリー「今回のお客様ですか?」

貴音「いえ、元々はこの後の企画にのみ登場する手はずでしたが、余りにあたふたしているのを見ると忍びなく」

エミリー「この後の企画?とは、いったい」

貴音「とっぷしーくれっとです」

エミリー「……最重要機密、ですか」

貴音「それでは、窮地を脱することはできたようなので、わたくしは一時退席いたします」

ガチャ

エミリー「へ、え、あ、貴音さま!?……行ってしまいました」

エミリー「それでは、お便りをお読みします」


一通目
>>20

単独での放送、お疲れ様です!
慣れていない内は話で盛り上げようとするよりも
企画に時間をかけた方がいいかも?

まあ何はともあれ、今回もしっかり聞かせていただきます!

エミリー「なるほど……企画、ですか」

エミリー「確かに、企画を深めた方が聞いている方にとっても面白い……のでしょうか?」

エミリー「……しかし、今回やる企画を私はまだ知りませんので」

エミリー「まあ、やる企画が台本に乗っていないのはいつものことですが」

エミリー「貴音さまが出るとおっしゃっていましたが……どの企画なのでしょう」

エミリー「できれば、比較的普通の企画がよいのですが……いえ、しかし選り好みはしていられませんね、どのような企画でも体当たりでぶつかって参りますので、ご視聴よろしくお願い致します!」

エミリー「……あ、視るわけではありませんね」

エミリー「うーん、どの機会で次のお便りに進めばよいのでしょう……迷います」

エミリー「好きな機会に?……と、言われましても、一人で話していると、どれだけ話せばいいものか」

エミリー「あ、分かりました、それでは次に行きますね」

二通目
>>25

エミリーちゃんは普段本を読みますか?
SFとかミステリーとか読んだりする?
今度一緒に図書館に行きましょう!

支援だよ
今回のパーソナリティ
エミリー(13) Da
http://i.imgur.com/pxPR8d5.jpg
http://i.imgur.com/jSUSY8U.jpg

?
四条貴音(18) Vo
http://i.imgur.com/gv135dt.jpg
http://i.imgur.com/hi0Pc6r.jpg

エミリー「次のお便りはどなたにしましょうか」スッスッ

エミリー「……あれっ」

>>25

エミリー「えっと、このお便りは……もしかして」

エミリー「そうですねぇ、私は推理小説や空想科学小説はそこまで読まないです」

エミリー「どちらかといえば、日本の古典をよく読みますね」

エミリー「この前はとりかへばや物語という作品を読みまして、その中でも特に……と、この話はいいですか?」

エミリー「もしよければ、次の空いた日にでも一緒に図書館に行きたいです」

エミリー「その時には、ぜひ私にお薦めの小説を紹介してくださいね♪」

エミリー「古典以外には何か読むのか、ですか?うーん、最近は、百合子さんに紹介してもらった夏目漱石を読んでいます」

エミリー「こうやって百合子さんのお薦めをたくさん読んでいると、しまいには百合子さんに染められてしまうかもしれませんね……ふふっ」

エミリー「そういえば、このみさんや杏奈さんも、もしかすると送ってくれているのでしょうか」

エミリー「後でさがしてみますね♪」

エミリー「この番組では、皆様からの普通のお便りをお待ちしています」

エミリー「来週は……二人以上いると思いますので、皆様よろしくお願い致します」

エミリー「…………います、よね?」

エミリー「以上、ふつおたの企画でした」

エミリー「それでは、ここで一曲お聞きください」

エミリー「私、エミリー スチュアートで『君だけの欠片』です」

エミリー「お送りしております、『ミリオン放送局』」

エミリー「最初の企画……なのでしょうか……は、こちら」

『エミリーの大和撫子相談室』

エミリー「えっと、普段はこのみさんと千鶴さんが行っている企画ですが、今回は私が一人でご贔屓さま方の相談にお答えしよう、というものです」

エミリー「参考に……は、ならないと思いますが」

エミリー「それでは、早速皆様からの相談に答えていきたいと思います」

エミリー「あっ、これも私が操作して見つけるのですか?」

エミリー「うーん……選べないです……よし、目を瞑って……これにします!」


相談事
>>37

僕に年賀状送ってくれる人が誰もいません。なので僕に年賀状を送ってください。

エミリー「年賀状ですか……あっ、あのっ、気は落とさないでください!」

エミリー「そうです、これから年賀状を送ってくれるようなお友だちを作ってみたらどうですか?」

エミリー「まだ二週間ありますので、きっとどうにかなると思います!」

エミリー「あっ、私から返事が星と言うことでしたら、事務所に私宛の年賀状を送ってくださればお返しいたしますよ♪」

エミリー「余りに送ってくださる方が多すぎると、すべて手書きで書くのは難しくなると思いますが、お返しはいたしますので」

エミリー「ぜひ、私にも年賀状をよろしくお願いします」

エミリー「さて、年賀状と言えば、来年の干支は羊ですね」

エミリー「去年の年賀状が残っている方も、きちんと今年の羊の年賀状を買って、ちゃんと来年をお祝いいたしましょう♪」

エミリー「それでは、次のご相談にいこうと思います」

エミリー「えっと…………目を瞑って……これにしますっ」

エミリー「『サンタさんはいない』さんからの相談です」

『天使と悪魔の最終戦争に巻き込まれて犠牲になりました。慰めてください』

エミリー「……最終戦争……ですか?」

エミリー「天使と悪魔の最終戦争とは、つまり、聖書に書かれているあの出来事ですか?」

エミリー「私の祖母から聞いたことがあります……私がまだ英国にいたころですけど」

エミリー「それで、その最終戦争に巻き込まれたのですか?」

エミリー「うーん……よくわかりません……百合子さんなら分かるのでしょうか」

エミリー「それとも、電子遊戯の話でしょうか?」

エミリー「ともかく、お便りを送れているのなら大丈夫ではあると思います」

エミリー「……そういえば、犠牲になったと言うことなら、お便りを送ることもできないのではないでしょうか」

エミリー「えっと……えっと……?」

エミリー「細かいことは気にせず進行しろ、ですか?……分かりました、それでは」

エミリー「この企画では、皆様からの相談事をお待ちしています」

エミリー「あまり重すぎない程度の相談、お待ちしています」

エミリー「以上、エミリーの大和撫子相談室でした」

「……犠牲って、重い話題のような気がするのですけど……あ、気にするな、ですか?」

【CM】

LIVE THEATER HARMONY 06 『灼熱少女』

恵美「これは普段から聞き応え抜群なのがいいねっ!」

恵美「持ち運びにも聞き応え抜群なのがすっごく気に入ってるんだ♪」

恵美「聞き応え抜群だし!」

琴葉「このCDは、あらゆる方に聞き応え抜群と言ってもらえるCDです」

琴葉「効果には個人差がありますが、必ず聞き応え抜群ではないでしょうか」

765プロダクション!!

エミリー「お送りしています『ミリオン放送局』」

エミリー「続いての企画はこちらです!」

『誰が一番?アイドルがちんこバトル』

エミリー「たくさんの競争相手がいるこの業界、戦わなければ生き残ることはできません……と、いうことで、いつもの企画になります」

エミリー「しかし、今回は私一人しかいないのですが……」

貴音「そこでわたくしの出番です」

エミリー「貴音さま!」

貴音「エミリー、どんな勝負であろうとわたくしは本気をだします」

エミリー「ええ、私も大和撫子として全力を尽くします……」

貴音「ふふっ、良い心がけです」

エミリー「どうして貴音さまはそんなにやる気なのですか?」

貴音「それは……この勝負に勝ったら商品がらあめんだと言われまして」

エミリー「は、はぁ」

貴音「さあ、此度の勝負の内容を」

エミリー「えぇ、それでは、今回の勝負はこちらです!」

『何個書けるかな?漢字カウント!』

貴音「……ふむ」

エミリー「これから、部屋の外にいるあの方がお題となる部首を発表します」

エミリー「一分以内に、その部首が使われているより多くの漢字を書けた方が勝利となります」

貴音「なるほど……」

エミリー「ちなみに、間違った漢字を書いても点数が引かれることはないそうです」

貴音「して、その部首とは」

エミリー「えっと、今紙に書いて見せてくれるそうですが…………」

お題
『もんがまえ』

エミリー「ということで、これから一分間、書けるだけの漢字を書いてください!」

貴音「らあめんのため……負けられませんね」

  ~~  

コンマ(高いほど多く書けた)
エミリー>>52
貴音>>53

踏み台

  ~~  

エミリー「門、問、間……えっと……」

貴音「ぺなるてぃがないのでしたら……」

  ~~  

エミリー「さて、一分経ちましたが……中々思い出せないものですね」

貴音「ええ、確かに」

エミリー「それでは、外の方に採点をしてもらいましょう」

エミリー「貴音さま、すごい量を書かれていましたね……」

貴音「ふふっ、この程度、児戯にも等しいというものです」

エミリー「わぁ、流石です♪」

貴音「精進すればエミリーも、きっと」

エミリー「はいっ!」

スタッフ「四条さん、正解率半分切ってます」

貴音「……」

エミリー「……」

貴音「……面妖な」

エミリー「……」

貴音「……猿も木から落ちる、といいます」

エミリー「そっ、そうですよね!」

エミリー「私は6個、貴音さまは9個ですか……」

貴音「らあめんは守られました」

エミリー「それでは、今回のご褒美を、どうぞ!」

貴音「らあめん!」

ガチャ

貴音「…………らあめん?」

エミリー「えっと、こちらは、日本に伝わる駄菓子の一つ『ベビー〇ターラーメン』とのことです」

貴音「なんと」

エミリー「こちらが今回のご褒美ということらしいですが」

貴音「面妖な」

エミリー「……貴音さま?なんだか怖いのですが」

貴音「そんなことはありません」

貴音「しかし、これはこれで味が」ボリボリ

エミリー「そ、そうですか?……この企画では、私たちにしてほしい挑戦案をお待ちしています」

貴音「以上、がちんこばとるのこーなぁでした」ボリボリ

エミリー「あ、まだ数袋あるみたいです」

エミリー「ここで、765事務所からのお知らせです」

エミリー「来週から、765事務所全員の出演する映画が全国で公開されます」

エミリー「今回の映画の主題は『天使と悪魔の最終戦争』です」

エミリー「私も端役で出演させていただきました!」

エミリー「上映する映画館の情報などは、特設電子情報をご確認ください」

エミリー「以上、765事務所からのお知らせでした」

エミリー「さて、来週の主演を選ぶくじですが……貴音さまはひかれないのですね」

エミリー「というより、既に部屋の中にいらっしゃらないのですが」

エミリー「……次は私一人でないといいのですが」

  ~~  

>>65-67コンマ
01-17 エミリー
18-34 杏奈
35-51 百合子
52-67 まつり
68-83 千鶴
84-99 このみ
00-  全員

同じ人が連続してもそのまま続けます。つまり、三回連続で同じ人が指定されたら次回は一人回です

誰がくるかな

へい

エミリー「私、百合子さん、千鶴さんですね」

エミリー「……よかったぁ、一人じゃないです」

エミリー「お送りして参りました『ミリオン放送局』、間もなく終わりの時間です」

エミリー「この番組では、皆様からのお便りをお待ちしています」

エミリー「各企画の説明は、電子情報板をご覧ください」

エミリー「宛先は…………『million@xxxx.xx』です」

エミリー「うぅ、私がこれを言わなければいけないんでしたね……」

エミリー「せめて、貴音さまがまだいらっしゃってくだされば……いえ、私が亭主なのですから、私がやらないといけないですよね」

エミリー「……と、やってきましたが……一人とは中々厳しいですね」

エミリー「何か話しても返事が帰ってこないのは寂しいです」

エミリー「それでも、一人で放送することで何かしらを学べたような気がします」

エミリー「これを来週に活かしていければいいな、と思うのですが……」

エミリー「ということで、お相手は、エミリー スチュアートでした!」

エミリー「せーのっ……ばいばーい♪」

エミリー「この番組は」

エミリー「765事務所と」

エミリー「ご覧の方々の提供でお送りいたしました」

【番組終了後】

スタッフ「オツカレサマデシター」

エミリー「お疲れさまでした」

エミリー「……仕掛け人さまは結局来てくださいませんでしたね」

スタッフ「ほう、そうか」

エミリー「えっ?」

スタッフ「……私だ」ベリベリ

エミリー「仕掛け人さま!?」

P「ずっと見てたぞ」

エミリー「面妖な……」

P「口癖移ってる」

【おしまい】

【おまけ】

杏奈「杏奈」

百合子「百合子」

このみ「このみ」

まつり「まつり」

千鶴「千鶴の」

「「「反省会!」」」

百合子「狭いですね」

杏奈「……五人……いる、から」

このみ「エミリーちゃん、結構上手くやれてたんじゃないかしら?」

まつり「それじゃあ来週も一人でやってもらうのです」

杏奈「……心、折れる…………まで?」

千鶴「泣きますわよ」

百合子「それは許してあげてください」

千鶴「さて、それでは今週のプレゼントを決めませんと」

このみ「あら、そうだったわね」

百合子「スタッフさんのなんちゃらパッドでいいんじゃないですか?」

このみ「スタッフが泣くわよ」

杏奈「……ベビー〇ター……?」

百合子「まだ残ってるんですか」

まつり「あと十袋くらいあるのです」

このみ「買いすぎよ」

百合子「それじゃあ、これにしますか」

千鶴「そうですわね」

杏奈「……最近、食べてない」

このみ「小さい頃は良く駄菓子とか食べたわよね」

千鶴「そうですわねぇ……ヨーグルとか、水にとかす粉末ジュースとか、昔は陳腐なものでも美味しく感じましたわよね」

まつり「ほ?セレブも駄菓子を食べるのです?」

千鶴「……」

百合子「星梨花ちゃんはう〇い棒を知りませんでしたね」

杏奈「千鶴さん……庶民?」

千鶴「セレブですわ!」

このみ「何よこれ」

まつり「化けの皮の剥がれる瞬間?」

このみ「やめなさい」

千鶴「あーもう終わり!終わりですわ!」

百合子「はーい、それでは反省会のお相手は」

杏奈「望月……杏奈」

百合子「七尾百合子」

このみ「馬場このみ」

まつり「徳川まつりと」

千鶴「二階堂千鶴の五人でお送りしましたわ!」

「「「ばいばーい!」」」

百合子「そういえば、ヨーグルとヨーグルトって違うんですか?」

千鶴「ヨーグルはあくまで『ヨーグルト風味』であって、乳製品や発酵技術は使ってないんですの」

このみ「……詳しいのねぇ」

【おまけおしまい】

終わりだよ~(o・∇・o)
久し振りに駄菓子が食べたい

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