【R-18】北上「夜戦の予行演習」 (61)

注意:ただのエロ小説。エロシーンは地の文付。後編は需要があれば書きます。

前編 大井と北上の百合全開。拘束等多少マニアックな点あり。

後編 提督とアレして北上さんが処女じゃなくなる話。

何はともあれ、始めます。

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―北上の部屋―

北上「…………はぁ」

北上(指輪……提督から貰っちゃって早一週間ほどが経ったけど……)

北上「……どうして私、こんなもの見つけちゃったんだろう……」

ピーンポーン……

大井「北上さーん」

北上「あ、大井っちだ……えっと、コレ隠さないとね……」

ガチャッ

北上「どうしたの?」

大井「あの……ちょっといいですか?」

北上「え、うん。入る?」

大井「失礼します」

北上「まあすわりなよ、お茶とかは?」

大井「いえ、大丈夫です」

北上(いつになく、大井っちの目が真剣だな……)

大井「……えっと、あの……風の噂で聞いたんですけど……提督から指輪をもらったって、本当……ですか?」

北上「……うん、そうだよ」

大井「……そう、ですか……」

北上(そういえば大井っちには言えるタイミングなかったんだっけ。なんかしばらくぶりに会った気もするね)

大井「え、ええと……それで、指輪とかもらったって……」

北上「これでしょ?」

大井「……本当に……」

北上(大井っち、どうしたんだろう……?)

大井「…………それで、その……提督とはどうなんですか?」

北上「え?」

大井「だから、その……どういう事をした、とかないんですか? キス、とか……そういうの」

北上「……んー、まだないね」

大井「まだ?」

北上「うん、大井っちは親友だしね。つつみ隠さず全部話すよ」

大井「親友……」

大井(私は親友で……提督は……私にとっての一番は北上さんなのに……)

北上「何て言えばいいかな……プライベートな夜戦、というか、そういうのに誘われちゃったんだよね……」

大井「……それってつまりセックスのお誘いですか?」

北上「うわ、大井っち隠さないね」

大井「今は2人っきりですし……別に私は気にしないので」

北上「うーん、でもまぁ、私は言うのちょっと恥ずかしい……かな。それでまあ、そういうのよくわかんないし、まだ提督を……その、結婚相手というか、そういう風に認識できないというか、まだ慣れてないから適当に流しといたんだよ、また今度ねーとかいいながらさ」

大井「…………はい」

北上「そんで提督の私室にたまたま入る機会があってさー……こんなもの見つけちゃったよ」

大井「……それ、縄ですか?」

北上「提督の趣味……なのかな? やっぱ男の人ってこういうのが好きなのかな?」

大井「……それは、ないと思いますけど……」

北上「ねぇ大井っちぃ、どうすればいいかな? 提督との初めてで、こういう結構ハードなことされたら、私ちょっとアレなんだけど……」

大井(…………提督は、私よりも後に北上さんを好きになって、私より先に北上さんを取ってしまった……)

大井(今くらいは……私が北上さんをもらっても……きっと誰も怒らないはず……)

北上「……大井っち? 聞いてます?」

大井「はい、大丈夫ですよ」

北上「……それで、どうすればいいと思う?」

大井「北上さんが嫌じゃなければですけど……練習しませんか?」

北上「……え?」

大井「北上さんがそういうハードなものにもたえられるように、私と練習……なんてどうかなって……あはは、何言ってるんでしょうね、私」

「ごめんなさい、この話は忘れてくださ――「やるよ」

大井が慌てて話を畳もうとしたときに、北上から予期せぬ返事が返ってくる。

「え?」

驚きが声を漏らし、北上の方を見た。その目は決意に満ちていた。

「やるよ、私。その練習。何かわかるかもしれないし」

「ちょ、北上さん、自分が何を言ってるのかわかってるんですか?」

「分かってるからこそ、私は親友の大井っちと練習がしたいんだ」

……親友。その言葉は、昔はとても好きだった。でも今となっては、親友と言うのは、自分が彼女にとっての1番ではない存在だと告げる枷でしかない。大井にとって親友は、胸が痛くなる言葉だった。

「……後悔、しないんですね?」

無言でうなずく北上。ここで大井も決意を決めた。だが、親友としての決意ではない。

あの男と同じ彼女を愛している人として、彼女をこの瞬間だけでも……私の物に。

その考えが、大井の脳内を支配した。そこからは早かった。大井はゆっくりと立ち上がり、北上から紐を受け取ると、束ねてあった紐をほどいていく。

何故か縛り方は、彼女の体が知っていた。まずは、北上の服を脱がすところから始めなければならない。

あの男の事だ。ただで脱がせることは絶対にないだろう。

大井は紐を解くと、北上に歩み寄った。北上はかつてない緊張と空気感を大井から感じ取ったのだろうか、少し驚いた表情をしている。

ぐいと顔を鼻の頭が触れるくらいに近づけ、そのまま……一度軽いキスをしてみる。

「ちょっ……大井っち?」

北上の唇に人差し指を立て、微笑む。そして、指をどけてもう一度……歯が当たらないように、そっと……。

「んっ……ちゅっ……ちゅぷっ」

「…………」

少し声を立てる北上に対し、一切何も発さない大井。彼女の体はまだ、理性が支配している。

これは練習であり、北上が思っているのは私ではない。提督の事なのだ……そう感じてしまっているのだ。

「はぁ……はぁ……」

そろそろ頃合いだろうか。火照ってきた彼女の頬を見て、もう一度キス。そのまま舌を入れて、北上の口内をこじ開ける。

舌と舌が触れ合いながら、2人にしか聞こえない水音を立てる。その音を聞いてもなお、大井はまだ、北上が自分の物になっていないと思っていた。

どうすれば自分の物になるのか……今だけでいい、一瞬でいい。そう思いながら……彼女の肩に触れる。

「あぁ……んっ……まだするの?」

「……はい……我慢しててくださいね……?」

「……う、うん」

肩を伝い、胸の辺りに手を置く。お世辞にも豊満とは言えないが、このくらいがちょうどいいとさえ思えるサイズ。相変わらず彼女はすべてが完ぺきだ。

キスを絶えずつづけ、服のボタンを外し、上の服を脱がせる。それに流されるように、北上も体をねじり、服を脱がせやすくさせた。

徐々に私の物という感覚が出てきている……いい感じだ。

胸につけている白色のブラも、彼女を抱き寄せ、キスをしながら、フォックを外し取り除く。いつの間にか上半身の服がなくなっている北上は、それを気にすることはもうなかった。

「ん……んぁ……」

少し長めに、舌を着ける。北上の舌の感触をじっくりと味わい、全てを絡め取るように、舐めていく。

「ぷはぁ……っ」

ほどよく二人の唾液が混ざった糸が、彼女たちの唇をつなぐ。それがぷつりと切れた時、大井は改めて、じっくりと北上を見た。

……下半身はまだ服が残っているが、どちらにせよ、素晴らしい肉体だと大井は関心した。

控えめに膨らんだ胸は、彼女から漂う独特な素朴感をままにさらけ出すようなものになっている。

「……それで、この次は?」

「……スカート、脱がしますね」

「……わ、分かった……」

荒くなった呼吸を整える暇も与えず、大井は彼女をベッドに移動させ、胸を触る。

できる限りソフトに、指先だけでなぞるような感覚……それだけでも、高揚した彼女には効果は絶大だった。

「ん……んぁ……大井っち……」

次に、北上の唾液の味がまだ残っている舌を使って、固くなった乳首をコロコロと撫でまわす。

「ふぁ、あ……うっ、くぅ……」

「どうですか?」

「え、えと……なんていったらいいのか……わかんない」

それほどまでに初心な体を、今私はいじっているのか……私が北上さんを汚しているのか……考えとは裏腹に、感情は動かない。まだ彼女が、大井の方を一度も、ちゃんと見てくれていないからである。

今度はわざと、音を立てて彼女の体にキスをしていく。

「はっ、ちょ……あ、やめ……大井っちぃ……んぅ」

音を立てられたことにより、興奮はさらに高まり、全身から少し熱めの温度を感じた。そして彼女が、ピクリと体を動かす時に、そっとスカートに手を入れる。北上は察したようで、その手を制し、

「……じ、自分でやる……から……大丈夫」

と言い、するするとスカートを脱いだ。

……下着の股の辺りが、濡れているのが遠くから見ても分かるだろう。それを見て大井は、自分自身が北上を犯していることを自覚し、多少の満足感を得た。

「……下着も、脱いでくれませんか?」

「……うん」

何の抵抗もなしに、するりと下着を脱ぐ。彼女の秘部はぬらぬらと光り、だらしなく開いていた。

「……ふふっ」

さらに、満足感が増す。

少し筋をなぞり、その指をくわえてみる。

「……おいしい」

そうつぶやいたら、紐を、彼女の体に巻いていく。

「や、やっと……? もうすぐ終わる?」

「何言ってるんですか北上さん? ここからですよ……」

紐によって無防備になり、縛られた北上の目は潤み、表情から緩みが伝わった。

「……どうですか? キツくないですか?」

「うん……だいじょうぶ」

「そうですか……なら……」

さらにキツく締める。

「あぁ……っ!! うぐっ……!」

「ダメなんですよ、こういうのは少し苦しいくらいに締めないと……我慢してください、ね?」

「うん……提督のためにも……頑張らなきゃね……」

――提督。

彼女の気分は、その言葉を聞いて下降した。少し高まってきた温度や、先ほどの満足感は消失。結局まだ、大井は北上に見られてないのだ。ただの練習相手、親友。その枠は今はいらない。今だけはいらない。

「……では、いきますよ?」

少しくらいなら、彼女に酷なことをしても……罰は当たらないだろう。

もう一度人差し指を立て、随分と入りやすくなっている彼女の膣にゆっくりと入れていく。

「うぅっ……!! ああ……」

そこにはもう、普段の彼女のかっこよさはなかった。あるのは、縛られながらも自分の陰部をいじられ、体をよじらせながら感じるだらしない淫らな女……。

「……北上さん、今の気分は?」

「ちょ、ちょっと怖い……かな? でも、大丈夫だよ」

「それも……提督の事を思っているから、ですよね?」

「……うん、はぁ、はぁ……だから平気。大丈夫?」

「はぁ……」

……もう、いいや。

そう思った。ここで彼女の中で何かが途切れた。

彼女のためを思って、ここまで制御ができていた何かは、彼女が多いを思ってくれないことによって暴走を始めた。

「北上さん」

縛られた彼女の顔に、更に近づく。その剣幕に圧倒されてか、北上はその時は声を発さなかった。

「あなたは今、私大井の物です」

「え? どういうこと?」

「分からないんでしょうね……だから、ちょっと悲しいですけど、分からせてあげることにしました」

「……へ?」

上ずった声。ようやくここで私を見てくれたか……。

「今までの比になりませんから。気を付けてくださいね」

「……え、な、何す」

言葉を待たずに、指を奥まで入れる。

「ひあぁっ!?」

さらに、指の関節を折り曲げ、内部を刺激。そのたびにがくがくと震える彼女が可愛くて、愛しい。

「あ、あぐっ、うぅっ、お、大井っちぃ……何か私変だよぉ……」

「……それが、イクって言う状態なんです」

「い、イク……? イクって……?」

「貴方が行おうとしている行為です。すごく気持ちいいんですよ……? でも……まださせない」

ぐちゅっ、と音を立てて、指が出てくる。先ほどよりも多量の汁が、北上の秘部からあふれていた。

……大井は、その人差し指をよく口で味わい……

……拳を握りしめる。

「……え? 嘘……大井っち、まさかそれ……」

問答無用。

「あああああっ!?」

体にぐりぐりと入っていく。処女の彼女にはキツいだろう……出血させない程度に、それでいて激しく。これは……彼女にとっての北上への復讐ともいえるだろう。

「私はあなたが大好きだから……こういうことだってできちゃうんです……」

体がまた、再び熱くなってきた。

「だめっ!! だめだめ大井っち!! それは本当にやめて!! お願いだからぁ!!」

縛られてる彼女は、そう言いながら大井の拳によがるしかないのだ。

……そうだ、ここらでアレを使ってみよう。

「……お願い、ですか……? じゃあ、外してあげます」

拳を取り外し、彼女の私物の武器から、1つだけ弾薬を取り出す。

12㎝ほどあるだろうか。太さもそれなりだ。

「……これ、使ってみますか?」

「……え、どれ?」

姿勢を変えるのに不自由な束縛者の目の前に、その弾薬を見せつけてやる。すると彼女は目を丸くした。

「大井っち……? まさかそれ……」

「これを、提督のアレと見立てて使うんです」

「……あ、アレって……?」

「……北上さんの口からききたいです」

「え……えっと……ち……ん、でしょ?」

「え?」

「……お、おちんちん……でしょ?」

「はい、正解です」

ズブリ

「あがぁっ!?」

「まあ、貴方の処女を守るためには、この程度までしかさせないのですが……それだけは残念ですね……」

「……はぁ、はぁ」

「あれ、さっきより余裕ありますね、北上さん……」

「……ま、まあね……」

「もしかして、あんまり気持ちよくないんですか?」

「……だって……さっきまで結構ガンガン動かされてたから……」

「なるほど、刺激が足りないと」

これも、大井の策のうちである。

「じゃあ……さっきみたいにお願い、してくださいよ?」

「え?」

「フィストを拒んだあなたは、私に必死でお願いしましたよね? 苦しいからやめてくれ、って……提督のためではなく、私にやめてほしかったから……」

「な、何……言ってるの?」

「だから、私が今は北上さんを犯してるってさっきも言ったじゃないですか」

「う、うん……」

「……私に、お願いしてください。もっともっと動かしてくださいって……ほら」

「え……ええと……」

北上は言葉を紡ぐ。大井が自分に好意を持っていることは知っていたが、まさかこれほどまでだったとは……だとしたら、自分が今まで言ってきたことは、親友の彼女を傷つける発言であったのだ、と……。

縄がキツイ。だが、これを縛ってくれたのは大井だ。四肢はしびれるような感覚が常に襲っていたが、その感覚も少し無くなってきた。

彼女もまた、決意した。

「今は私は……大井っちの物……」

「……っ!」

「大井っちの物だからぁ……好きにして……? 今ならもう何されても大丈夫だから……」

「……き、北上さん……」

ゾクゾクした。体の中の理性がすべて外れる音がした……。

「じゃあ、行きますね……?」

「う、うん……あぁっ」

ぐりぐりと弾薬を回転させる。それにリズムを取るかのように、痙攣をする北上。

大井からすればそれは絶景だった。今は北上は、完全に頭の中に私がいる。それが伝わってくるのだ。

体が熱い。衣類を外し、左手で弾薬をいじり続け、右手で胸を触りながら、北上の唇にキスをする。

そうしながら、自分の体が濡れていく感覚を味わった。

「あ、あぁっ、大井っち……大井っち!!」

「北上さん……ちゅるっ、ちゅっ……」

「ごめんね大井っち……ごめんね……?」

涙を浮かべる北上のその言葉が、酷く大井の心を突き刺す。

でも、今だけはその痛みを感じることはない。

だって、今だけは北上さんは私の物。その後どうなろうが、どんなに私が悲しい結末になろうが、なんだっていい。

今この瞬間、気持ちいいと思える自分がそこにいれば、私はもう何だっていい。

ぐりぐりといじられた彼女の秘部は限界に達しつつあった。

「あ、大井っち……これ、なんだっけ? ……そ、そうだ、イクよ……?」

「本当ですか? 早くイッてください。私に犯されて……イッてください!! 北上さん!!」

「ん、大井っちぃいい!!」

「北上さん北上さん北上さん!!」

何度も名前を呼びあいながら、絶頂を迎えた北上は、声にならない叫び声を上げ、大量の潮をまき散らした。

ベッドはびちゃびちゃになり、しかし何も羞恥を感じていない様子の北上。その顔は、羞恥を優に超す快楽に満ち溢れていた。

じゅるっ、じゅるるるっ

音を立てて、直に北上の潮を吸う。

「ああっ! ちょっ、お、大井っちぃ……ああっ」

……これで、全てが終わった。大井は縄を解き、自分の服を手に取ると、もう一度大きなため息をつく。

「……もう、私は用済みですね」

そう言って、下着を着けようとした大井に……北上の手が重なる。

「……待ってよ、大井っち」

「……え?」

「まだ、大井っちはイッてないよね……? それってずるくない?」

痛々しい縄の跡が残り、手足に回った血流が、彼女の体に痛みを走らせているはずだ……にも関わらず、彼女は大井の行動を止めた。

「さっきは私が大井っちの物になってたから……今度はその逆」

「……え、え? 北上さん?」

「ここからは、大井っちが私の物だよ」

……嬉しくて、涙が溢れる。そのまま、一つの筋を頬に作り、流れた。

「……ふふっ、うふふっ、こんなに嬉しい事が……今まであったでしょうか?」

「……大井っち……さっきの大井っち程、上手じゃないかもしれないけど……今度は私は、道具なんか使いたくないかな」

「……へ?」

北上は自身の濡れた陰部を指さした。

「こことここ……擦り合わせてみようよ。それは……提督とはできないことだからさ」

「……………………」

……ここからは、提督の事は抜きに、2人で楽しむ時である。

「ああ……北上さん、気持ちいいです……これぇ……っ!!」

「ん、私も……うまく言えないけど、何かすごく……いいね、これ……」

「……これ、今回だけなんですか? 本当に今しかできないことなんですか? 私、こんな幸せな気持ち、ここだけにしたくないです……北上さん、大好きです……あなたが大好きです……うぅっ!」

「大井っち……私も好き……大井っちにシてもらったの、すっごく、何ていうか、嬉しかったんだ……だから、私も、大井っちが好き……あっ、はぁっ……だから……今だけじゃないよ?」

今だけじゃない……幸せなその言葉の味を、北上と接吻しながら感じる。

「うっ、あ、ああっ!! も、もう……もうイケます……北上さんは!?」

「わ、私も……イク……よ……!!」

「……はぁ、はぁ……う、あぁっ……ああああっ! 北上さん、一緒にイコ?」

「お、大井っちぃ~!」

甘えた声を出しながら、2人は互いの体を汚し合った。

…………その後の記憶は、あまりない。

北上「……はぁ、はぁ……はぁ……はぁ……」

大井「き、北上さん……ど、どうでした……?」

北上「な、何ともいえない……よ……途中から予行演習じゃなくて、本番みたいになっちゃってたしさ……」

大井「で、ですね……でも、私は……すごく楽しかったです」

北上「……私もだよ」

大井「き、北上さん……」

北上「さ、今日はもうこのまま寝ようか。疲れちゃったしね……」

大井「……抱きついていいですか?」

北上「……大井っちの胸、ずっと見ながら寝るのかぁ、ちょっとアレだなぁ」

大井「北上さんの体も、すごくいいじゃないですか? ふふっ」

北上「……さすがにもう一回は、私キツいよ?」

大井「私も……です……」

前編 END




こんな感じでした。

後編は需要あるんでしょうか……?


あるならあるで書くとしたらまた明日になります。

俺にも需要あったよ

需要があるみたいで嬉しいです。

とりあえず後半は書き溜めてから一気に行きたいので、明日の夜に投下します。

それと全然関係ないんですけど、>>26さんのIDがおぱいGで草

後編

北上「……今日の任務もこれで全部おしまいだねぇ。提督、お疲れ様」

提督「ああ、北上も疲れただろ? 今日はゆっくり休めよ」

北上「うん、そうするよ」

提督「……あれ、部屋に戻んないのか?」

北上「え、なんで?」

提督「いや、だってさ……」

北上「ほら、コレ……」

提督「指輪だな、俺の渡した……」

北上「だったらここに私がいても、何も問題ないよね?」

提督「そう言われたらそうだけどさ……」

北上「というわけで、今日はのんびり一緒に話そうよ。そんで……んと」

提督「……どうした?」

北上「あの、その……提督が嫌じゃなかったら……一緒に寝たいなー、なんて……ね」

提督「き、北上……」

提督(……提督になれて、北上を選んで……本当に俺は幸せ者だな……)

提督「まあ、その、何だ。ちょっと話そうか」

北上「うん」

提督「おいで」

北上「寄っかかっていい?」

提督「ああ」

北上「えへへ、ありがと」

提督「…………」

北上「…………」

提督「……まだ提督として、全然何もわかってないとき、それも初日だったな。お前がここに来てくれたのは……」

北上「造ってくれたのは提督だよ?」

提督「まあそうだけど……そんなお前が一緒に今までサポートを続けてきてくれたから……俺はここにいて、北上はこうして……俺に寄り添ってくれてるんだなってさ」

北上「……まあ私も最初は、正直あんまり期待してなかったけどね。さほどいい指揮ができそうなわけでもないし、リーダーに向いてないタイプって感じがしてたよ」

提督「あはは、相当なダメだしだな」

北上「今だから言えるんだよ」

提督「……そうか」

北上「……いつから、私を好きになってくれた、とか、聞いてもいい?」

提督「最初からだ」

北上「どういうところがよかったの?」

提督「さっぱりしてると言うか……ボーっとしてるというか……鎮守府にいて、俺も皆の命を背負ってるっていう立場なのに……安心感があってさ」

北上「…………えへへ」

提督「あと、たまに見せるそういう笑顔。俺、好きだよ」

北上「改めて好きとか言われると、照れちゃうなぁ……うん、やっぱ提督はいいセンスしてるよ……じゃあ、さ」

「改めて訊くけど、提督は私の事、好きなんだよね?」

「え? ああ、まあな。何度も言ってるし、その指輪が証拠だよ」

「……じゃあ、キスしよ?」

「……へ?」

予想していない言葉に、彼は驚く。

「いいじゃん。もう私は……提督のお嫁さんだよ?」

そう言って頬を赤らめ、目を閉じる。……男の事を待っているようだ。

彼は決意を固める。そして、改めて問うた。

「本当に……いいのか?」

「うん、私はもう……大丈夫だから。たとえ提督が私を縛ろうと平気だよ?」

「うわ、趣味がばれるってなんか嫌だな…………でも、さすがに初めてでそんなことはしないさ」

彼の唇が、重なる。

「……んっ」

もう一度

「…………」

さらにもう一度

「……んあっ」

火照った彼女の体を抱き寄せ、今度は舌を絡める。

「ん……ちゅぷっ、ちゅるっ……はぁ……」

抱き寄せた彼女の体を伝いながら、服を外していく。

「あっ……ふあっ……んぷっ……ちゅぷっ」

服を脱がされたことに、彼女は気付いているのだろうか。快楽に水を浸けている彼女にとって、衣類などないものに等しいのかもしれない。

「んっ……ぷはっ」

唇を解く。その時ひいた糸が、北上と提督の興奮をあらわにさせていた。

「……やっぱ、何かこういうのっていいね」

「……どういう意味だ?」

「特別な感じ……提督は他の子には、こんな事したことないでしょ?」

「当たり前だろ……?」

「……じゃあ、もう少し……もう少しだけキスしてよ」

「……北上らしくないな」

「どうして? 好きな人の事を求めちゃだめなの?」

「そういう意味じゃないよ。ただ、北上にしてはえらく……焦っている気がするんだ」

「……だって、早くしないと夜が終わっちゃうよ」

北上は窓の方を見ながらそうつぶやいた。

「夜が終わったら朝が来る。そしたら……私はまた戦わなくちゃいけない。戦うって事は、死ぬかもしれないって事なんだよね」

「……ああ、そうだな」

「だからもしかしたら、明日が私にとっての、提督との結婚生活の最期の日になるかもしれない」

「そんな事、冗談でも言わないでくれ」

「冗談なんかじゃない。いつ私に何が起きるか分からないんだよ。だからさ……今のうちに、もっともっと私は、提督が欲しいの」

「…………北上、お前の気持ちは十分に分かった」

「……そう、じゃあ」

「でも……お前を死なせたりなんかしないぞ」

「……え?」

「お前がどんなに強い敵と戦おうが、お前がどんなに恐ろしい場所に行こうが、俺はお前を死なせない。そのために俺は、ここまで腕を磨いてきたんだ」

「提督……んっ……!」

強引に顔を近づけ、もう一度、さっきより長い時間接吻を交わす。そして、北上の目を見て、彼はこういった。

「もう俺がお前を守れるから、結婚したんだ」

「…………やっぱかっこいいねぇ、提督は」

そっと、北上の胸に触れる。

「あっ……続き?」

「ああ、朝が来る前に……な」

「……えへへ」

しばらく、北上の胸を触り続ける。柔らかいそれを揉みしだいてみたり、そっと撫でてみたり、乳首をかるくつまんでみたり、

「あっ、んんっ、ふぁっ……あっ」

そのたびに、抑えきれない気分の昂りを声にする北上を見て、男の方も体が熱くなった。

「さ、そろそろ下も脱いでみようか」

「……うん」

ベッドから立ち上がり、するりとスカートを降ろす。下着は彼がずらしてやった。

「ちょっ、ま、まだ心の準備が……」

彼女の秘部は濡れて輝き、小さく動いていた。そこを何の躊躇もなく、舌で味わう。

「ああっ!? えっ、そ、そんな……舐めちゃうの?」

「ん、だめか?」

「だ、だめじゃないけど……まさか、そんな……提督は平気なの?」

「ああ、おいしいよ北上」

「ちょっとキモイ……」

「そう言うなよ」

音を立てて吸う。彼女は立つ姿勢を保っていたが、それも困難になったのか、脚を震わせながら、ベッドに腰掛ける。

その瞬間、提督が北上の両肩にぐいと力を加え、ベッドに押し倒した。

「ひゃあっ!?」

「びっくりさせたか? でも、もう俺も限界なんだ……」

提督がじりじりとチャックを下げて、自分のモノを見せる。

「……うわ、初めて見たよ……提督の魚雷」

「魚雷? あはは、変なたとえ方するんだな」

「う、うるさいなぁ……普通におちんぽってあんまり言いたくないだけだよ」

「言えるじゃんか」

「あっ……も、もう」

顔を真っ赤にするが、彼女は男の股間を見て、躊躇いながら股をゆっくりと開いていく。

「は、はい……私処女だから……あんまり楽しくないかもしれないけど」

「いや、大丈夫だ。それより北上は、痛かったら言えよ? やめるからさ」

「……普通に声出ちゃうと思うな、私」

「……そうだな」

男の陰部が、ぬるりと彼女の秘部の入り口をなぞる。

「あっ……」

「よし、じゃあ、ゆっくり行くぞ」

そう告げると、北上はうなずいた。先ほどよりも北上の陰部は、大きく動いている。

……まず、先の方を入れる。

「ひうっ……!!」

ゆっくりと、ゆっくりと入れ込み、半分ほど入った。

「あっ……くっ……まだ、まだ入るよ……」

さらに奥までいれて、根元まですっぽりと、男の股間は彼女の膣内に入った。

「どうだ、北上……?」

「め、めっちゃくちゃ痛い……思ってたよりも痛い……」

「やっぱり抜くか?」

「嫌だ」

「……でも、痛いんだろ? 気持ちよくなくちゃ意味がないだろ?」

「分かってないなあ。痛いけど幸せなんだよ」

「……え?」

「ほら、動いて。そしたら私、さっきよりいい声で鳴くよ?」

「自分から言うなよ、自分から……さっ」

少し抜いて、もう一度入れ込む。

「ああっ!!」

秘部から流れ出る血液が、彼女の体への痛みの象徴のようにも思えた。構わない。突っ込む。

「いっ!? あぐっ、うあっ、はあぁぁ……!」

北上本人が言っていた通り、彼女は先ほどとは比べ物にならないくらいいい声を出した。

痛みの中にあるわずかな快楽、その快楽は彼女にとって、キスの10倍は気持ちいいものだろう。少量の血と共にあふれ出る大量の透明な蜜が、北上の性への悦楽を目で見れるものにしていた。

「いい……よ、提督ぅ……あっ、ううっ、うぐっ」

「このまま、イッてもいいか?」

「ま、待って……? どうせなら……ああっ、はあ……一緒にイコうよ」

「き、北上……っ!?」

「痛いけど、でも気持ちいいんだ……幸せなんだよ、今までにない変な感じ……私、きっとさみしかったんだね、今まで……熱くて、すごく、気持ちいい……だから、この気持ちいいがいっぱいになるのは……提督と一緒がいいなってさ」

「北上……お前……」

「提督……もっと私の事を呼んでぇ……」

「……き、北上、北上!!」

呼応されると共に、動きの激しさが増す。膣内がぐちゃぐちゃにされる感覚が、彼女の体を支配した。

「ふぁ、ああ、来てっ! 提督!! 私もうダメ!! イク、イクから!!」

「俺も……出すぞ……中でいいか!?」

「いいよ……しっかり狙ってね?」

「ああ……北上っ!!」

「提督……うっ!! うぐっ! ……はぁ……はぁ……」

北上の中で、何かが弾け、弾けた何かは奥まで入っていく。

彼の体がビクビクと動く。彼女もまた、体を反らしながら絶頂を楽しんだ。

「……はあ……はぁ……ん、まだ出てるね……」

「……久しぶりだからな……最近忙しかったし……」

「えへへ、そうなんだ……私の初めて……提督だからね?」

「……ああ」

「他の子ともしかしたらする機会はあるかもしれないけど……私が提督に初めてをあげたって事は忘れないでね?」

「分かってる」

「それならいいです」

ぐちゅり。

と、深い水の音と共に、2人の体は解かれた。彼女の陰部からあふれ出る、白く濁った液体と赤い血が、男に初めてを渡したという事を改めて知らしめる。

「……あ、提督、ちょっとおちんちん借りるね」

「は?」

体制を起こし、手で北上が股間を軽く握る。

「……ちょっ、北上?」

「まだ出ちゃってるじゃん……何かもったいない気がしてさ……」

股間を舌で丁寧に扱って、精液を取り、さらにそこから奥までしっかりと咥えて離す。

「……ふぅ、どう?」

「正直めちゃくちゃいい」

「あははっ、それならよかった。でも……もうダメ……」

「……俺も、ちょっと昼の疲れがな……」

「じゃあ、もう寝よ? ほら、シーツあるし」

北上を抱き寄せ、1つのシーツに入る2人。

幸せな愛に包まれて、2人は同じことを思うだろう。





明日も、2人で一緒にいれたらいいな……。



―翌日 鎮守府―

提督「……ん、何か寝れないな……」

提督「……まだ3時か……もう少し寝ないと体が持たない……」

「……ねぇ」

提督「……ん?」

北上「まだ、時間、あるよね?」

提督(うわ……裸にシーツ一枚って、超エロイな……)

北上「……私も寝れなくなっちゃったし……時間もたっぷり、あるよ……?」

提督「…………」ゴクリ

提督「……じゃあ、始めようか」

北上「はい、えへへ……お願いします」

後編
―END―

ひとまず終了。お目汚し失礼しました。依頼してきます

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年07月31日 (月) 02:46:46   ID: ikPdgrwm

レズはない。!!全体にない。

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