黒ギャル「うちが恋愛応援団長になったげようか?」男「いいよ」(27)

『男』と『黒ギャル』その他による日常系ドタバタラブコメssになる予定です。

黒ギャル参考画像
http://pics.dmm.co.jp/mono/movie/adult/h_275tdbr38/h_275tdbr38pl.jpg


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男「(俺の名前は……まあ、『男』と言う事にしといてくれ)」

男「(俺は、市内の高校に通うしがない高校一年生だ)」

男「(友人からはよく『歳の割に冷めてる』なんて言われるが……)」

男「(まあ、その話は取り敢えず置いといて)」

がらっ

女生徒a「……ねえねえ来たよ」

女生徒b「くすくす……」

男「………………」

男「(……女子からのこんな反応も今やすっかり慣れっこだ)」

男「(まあ、俺みたいな一般的に『オタク』と言われてる奴には妥当な扱いだろう)」

男「(しかし、この娘だけは……)」

黒ギャル「すー……すー……くすぴー……」

男「(彼女の名前……まあ、彼女も『黒ギャル』としておこうか)」

男「(染めた髪に焼いた肌、はだけた制服、派手な化粧、香水の匂い)」

男「(彼女は俺が最も苦手とするタイプで、入学当時に彼女を見た時は正直関わりたくないと思ったもんだ)」

男「(それが今は……)」

男「おい」

ぽんっ

黒ギャル「……ふにゃ」

男「起きろよ」

黒ギャル「……んん、ああ、男君か……ふぁぁ、おはよ」

男「おはよ、じゃないよ。なんでホームルームも始まってない朝っぱらから熟睡してんだ」

黒ギャル「……朝早くから目が覚めちゃったんだからいーじゃん……」

男「それに、そこは俺の席だ。どいてくんないと座れないんだがな」

黒ギャル「……いーじゃん、こっちの方が座り心地いいんだからさ」

男「同じ型の椅子だから座り心地もクソも無いだろ」

黒ギャル「……ん」

くいっくいっ

男「ん?」

黒ギャル「……前、前。代わりにうちの席座ってていいよ」

男「……やれやれ」

~~~~~~

担任「さぁて出席取るぞ……って、男、何やってんだ?」

男「はあ。黒ギャルちゃんが俺の席からどいてくんないもんで、仕方なしに膝に座ってます」

担任「それでまだ起きない黒ギャルも黒ギャルだな……」

~~~~~~

黒ギャル「あー、もう!膝なんかに座んないでよ!学校はそー言う店じゃねーんだから!」

男「君がいつまでもどかないから悪いんじゃないか」

黒ギャル「オプション料金取るよ?」

男「……いくらだ」

黒ギャル「ホントに財布を出すな!」

黒ギャル「もー、あんたが上に座ってたから脚が痺れちゃってジンジンするじゃんか……」

男「………………」

黒ギャル「…………はっ!」

男「ていっ!ていっ!」

ぺしっ!ぺしっ!

黒ギャル「いたっ!いたっ!痺れてる脚を叩くなっ!」

……………………

イケメン「何だかんだ言いつつも……」

ギャル友「仲良いんだよねー、あの2人……」

今回はここまで。
続きは未定です。

~~~~~~

~昼休み~

ちょいちょい

男「旦那、旦那」

黒ギャル「旦那って何よ、花も恥じらう乙女に対して失礼じゃない?」

男「自分で言ってて罪悪感感じないか?」

黒ギャル「……もう話聞いたげない」

男「ごめんて」

黒ギャル「……もー、何?」

男「ちょっとさ、相談したい事があるんだ。放課後、時間取れないか?」

黒ギャル「……そ、相談?」

男「無理だったらいいんだけど」

黒ギャル「……いや……大丈夫だけど」

~~~~~~

~放課後~

きーんこーんかーんこーん

女生徒a「ねえ、今日マクド寄ってかない?」

女生徒b「うん、行く行くー」

がさごそ

黒ギャル「さぁて、と。ねえ、男君。どうすんの?相談って?」

男「うん……ここじゃ何だから、帰りながらでいいか?」

黒ギャル「うん、いいよ」

男「じゃあ行こうか」

がたっ

女生徒b「……ねえねえ、あの2人、一緒に帰んの?」

女生徒a「……えー?マジ似合ってないんですけど」

女生徒b「……援交?」

くすくす

黒ギャル「……ちょっと何なのよあいつら、感じ悪いなー」

男「ほっとけほっとけ、いつもの事だからさ」

~~~~~~

~帰り道~

黒ギャル「……で、相談って?」

男「うん……あのな、笑わずに聞いてくれるか?」

黒ギャル「……な、何よ」

男「女の子に告白するとして、どう言う台詞が良いかなと思ってさ」

黒ギャル「こ、こここ告白ぅ!?」

男「いいじゃないか、俺が女の子に告白したって……何だよ」

黒ギャル「いや……別に悪かないけど……誰?」

男「え?相手?……あのさ、隣のクラスの清楚子ちゃん。知ってる?」

黒ギャル「あー……あの娘ねー……」

男「何だよその反応は」

黒ギャル「男君、あんなakbみたいなのが好きなの?」

男「何だよそれ。好きになるタイプなんて人それぞれじゃないか」

黒ギャル「まあ、そりゃそうだけどさ……」

男「で、どうなんだろうな?やっぱりムードとか必要なんかな?」

黒ギャル「………………」

男「……聞いてるか?」

黒ギャル「……え?ああ、うん、聞いてるよ」

男「例えば君だったら、どんな告白されたら嬉しい?」

黒ギャル「え……うん、やっぱり……素直に気持ち言ってもらって、素直に好きって
言ってくれる方がいいかな」

男「やっぱりそうなのか……色々考えてたんだけどな」

黒ギャル「……まあ、うちは告られるより好きになる方が多いんだけどね……」

男「……ん?何か言った?」

黒ギャル「えっ?あ、いや、何にも……」

男「そっか……うん、それで行ってみよう。今日は話聞いてくれてありがとな」

黒ギャル「……うん」

男「じゃ、また明日。結果報告すっからなー」

黒ギャル「あ…………」

追加投下失礼。
続きは未定です。

******

~入学してすぐの頃~

黒ギャル『あー、職員室どこなんだろ……』

黒ギャル『この学校、何でこんなに広いのよ!』

黒ギャル『今日中にこの書類先生に渡さないと間に合わないのに……』

たたたたたっ

がくっ

黒ギャル『きゃっ!』

ずだだだだだっ!

……………………

黒ギャル『いったぁ……』

黒ギャル『もう、何なのよ今日は……職員室見つかんないし階段からこけるし……』

黒ギャル『…………っ!いたっ!』

黒ギャル『足が……めっちゃ痛い……どうしよう……』

黒ギャル『……よいしょっと……いたたたっ!』

がくん!

黒ギャル『ダメ、痛くて立てない……』

女生徒b『……えー?何あの娘?ケガ?』

女生徒a『先生呼んでくる?』

女生徒b『……いいよ。それより映画遅れるよ』

女生徒a『あ!もうこんな時間!』

たたたたたっ

黒ギャル『ちょっと……』

黒ギャル『誰か……助けてよ……』

男『(さぁて、帰るか帰るかっと……ん?)』

男『(何だあの娘は?あんな所にうずくまって)』

男『(……パンツ丸見えだな)』

男『(……今晩のおかず決定)』

男『(いやいやいや)』

黒ギャル『(………………)』

黒ギャル『(何こいつ……じろじろ見てんなよ……)』

男『……ねえ、大丈夫?』

黒ギャル『……えっ?』

男『何か立てなくなってるみたいだけど』

黒ギャル『うっさいなぁ……関係ないでしょ、あっち行ってよ』

男『……あっそ』

黒ギャル『(………………)』

黒ギャル『(うう……痛いよぅ……)』

~~~~~~

男『だからって無理する事ないだろっての』

黒ギャル『……うるさいなあ。……つうかお姫様抱っことかやめてくれる?
パンツ見えちゃうんだけど』

男『今更気にしたって仕方ないだろ……っと、保健室に着いたぞ』

黒ギャル『………………』

男『……何やってんだよ』

黒ギャル『……え?』

男『ドア開けてくれよ。俺両腕が塞がってんだからさ』

黒ギャル『あ……ああ、ごめん……』

がらっ

男『すんませーん、ケガ人でーす』

黒ギャル『ちょっと!恥ずかしいからやめてよ!』

男『だってケガ人には違いないじゃないか』

保健室の先生『はい、どうしたの?』

男『あ、この娘階段踏み外して足ケガしちゃったみたいで……よいしょっと』

保健室の先生『あらあら、大変ね。じゃあ、あっちのベッドに座って』

黒ギャル『ちょっと!『よいしょ』とか、うちがまるで重いみたい……』

男『じゃ、俺はこれで』

黒ギャル『……あ、あの……』

今回はここまで。
続きは未定です。



泉麻耶みたいなのかと思ったがこの子もいいな

>>19
erikaと言う女優ですよ。mokaと言う名前でも活動してました。

後、泉麻『那』ですね。本人もブログで気にしてましたので(笑)

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