青葉「俺だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだぜ?」(1000)


・スパシン(すっぱだかシンジ)もの

・カプ要素は未定。現在LMS(霧島マナ)

・何でも許せる人向け。

・実況レス超大歓迎。

・4スレ目。


◎1スレ目:シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」

◎2スレ目:アスカ「あたしだって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいの」

◎3スレ目:マリ「私だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいのにゃ♪」

マリ「私だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいのにゃ♪」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.m.shitaraba.net/b/i.cgi/internet/14562/1413448233/)

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長いよ!予想以上に鋼鉄長くなっちゃったよ!くどいよ!ごめんね!

ちなみにホントはマナは死ぬ予定だったんだよ!

鋼鉄本編の高熱で溶けたあのメントスみたいな奴になる予定だったんだよ!

悲恋を胸に、シンジは前へ進む予定だったよ!

どうしてこうなったんだよ!そんなの簡単さ、勢いだけだからだよ!?


さあ4スレ目もくるくるクルクル狂狂狂狂!!クルッてイくぜーっ!ギャハハハハ☆

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青葉「おいおい!何度も言ってるだろ?!」


青葉「俺は青葉!青葉シゲル!よく『青葉が茂る~』なんてちゃかされたもんさ!」

青葉「青菜でも青田でも青森でも青砥でも青木でも青樹でも青島でも青井でも青江でも青沼でも青野でも青海でも青紫でも青柳でも青山でもアントニオでもアバーフォースでも葵でもないんだよ!!」

青葉「俺は!! 青 葉 シ ゲ ル ! 」



青葉「わかったかい?!シンジくん!!」

シンジ「ごめん今ちょっと他ごと考えてた。もっかい言ってくんね?」

.





      あづっ!!あ
      ッッつッッ!!
   イ可コレ     熱ッッ!
       土 刀
       ト 口
      ト⊥__



.


~第壱中学~


トウジ「……」

シンジ「ふぅ…あ、トウジは何にする?」

シンジ「今ちょっと食べたんだけどねぇ、豚玉とイカ玉がおいしかったよ!」


トウジ「さよか。ほんでな?ちょっと聞きたいんやけど」

シンジ「何?」

トウジ「何でお前教室に鉄板持ち込んでお好み焼き焼いとるん?」

シンジ「やだなぁ、アツアツのが教室でも食べたいからに決まってるじゃないか」ジュージュー

トウジ「今更やけど…お前"常識"っちゅーもんをおかーちゃんの腹ン中に忘れてきたんちゃうか?」

シンジ「どうかな…母さんが母さんだったし」ジュージュー

.


ケンスケ「おっはよ…ってなんかいい匂い?」

シンジ「おはよ」ジュージュー

ケンスケ「あのさ…シンジ何やってんの?」

シンジ「今はお好み焼きだけじゃなくてたこ焼きも焼いてるよ」

ケンスケ「いやそういうことじゃなくて」

シンジ「食べる?美味しいよ?」

ケンスケ「…たべる」

トウジ「あ!ワシも!ワシにもくれ!」

シンジ「はいよー」ジュージュー

.


・・・・・。


カヲル「たこ焼きはいいねぇ」モグモグ

綾波「ええ、いいわねぇ」モグモグ

貞本「同意はしてやるわ。常識はないけど」モグモグ

式波「美味しい…これが浪花の魂」モグモグ

惣流「美味いわね!やるじゃない」モグモグ

ヒカリ「でもダメよ碇くん!学校に必要ない物持ってきたら!」モグモグ

マナ「シンジって料理上手よね」モグモグ

マリ「にゃー」モグモグ

シンジ「好評のようで僕は嬉しいよ」ジュー

.


根府川「はい、みなさんおは、…碇、またお前は何をしとるんだね」

シンジ「一皿どうです?」ニコッ

根府川「いらな、」

ふわぁっ…!

根府川「……」ゴクリ

シンジ「ネギたこ焼き。あえて味付けはあっさり醤油、ラー油トッピングで美味辛仕立てです」

根府川「…ふん!ラー油?ちょっと前に流行った『食べるラー油』アレンジか?」

根府川「あんなのかけても辛いだけ」

シンジ「は、文句は食ってから言ってください」

シンジ「もっとも、食った後で同じ言葉が吐けるかはわかりませんがね」

根府川「……」

.


根府川「……」ガツガツガツガツモグモグモグモグ

シンジ「…貞本1巻の後ろの方にも書かれてたけどさ、」

シンジ「作品を見もせず、読みもせず知りもせずに偏見で」

シンジ「『不味い』とか、『面白くない』って言うのはやめてほしいんだよね」

シンジ「食べた上で『不味い』って言うなら…まあいいけどさ」

シンジ「でもさ、それだって。生まれや育ち、環境なんかが違うんだから100人が100人全員『面白い』『好きだ』って言う作品なんて存在しないよ」

シンジ「どっかの哲学者だってさ、

   『この世で必ず失敗すると断言できる事は、全ての人に好かれようとする事だ』

   って言ってるんだよ?」

シンジ「もし、自分が何か作品を作っててさ、悪く言うやつがいるんだとしてもさ、」


シンジ「そいつらは数が多いだけで神様でも何でもないんだぜ?」


シンジ「ただの雑魚キャラなんだよ」

シンジ「気にかけてやる事でもないんだ」

.


シンジ「だからね、」

トウジ「センセ!お代わり!お代わりくれ!」

ケンスケ「俺も!」

カヲル「僕も」

綾波「わさび醤油美味しいわね」

ヒカリ「碇くん、レシピ教えてくれない?」

シンジ「うん、今僕ちょっと良いこと言ってたんだけど聞けよテメーら」


.


マナ「でもさ、シンジ。その『そいつらは数が多いだけで神様でも何でもないんだぜ?』って」

シンジ「うん。『荒川アンダーザブリッジ』の星の台詞」

シンジ「荒川は単行本の後ろについてる詩が好きでさ」

シンジ「中村さんマジ文才的な才能あるわって思うんだよね。エヴァ4コマのアレの人でもあるんだけど」

惣流「…ちょっと待ちなさいよ」モグモグ

シンジ「?」

惣流「あのさ、気になってたんだけど」モグモグ

惣流「なんで霧島さんシンジの事呼び捨てになってんの?」モグモグ

シンジ「え、今更?」

.


マナ「あれ?シンジ言ってなかったの?」モグモグ

シンジ「わざわざ言う事でもないかなって」

惣流「……は?どういう、」

シンジ「ああ」


シンジ「僕、マナと付き合ってるんだ」


全員「「「「  」」」」


.

「は…?」
「え、え……?」
「バカな、ウソ…だろ?」
「いやいや…いやいやいやいやいやいやいやいや」
「マナたん…?ウソだよね?!ウソと言ってよ!」
「うっそ…霧島さん勇者過ぎるでしょ…」
「いやいやでも全裸少年碇の言う事だし、どうせ」

マナ「私、この前箱根にお泊まりデートしてきたんだけど…そこで告られちゃって」

マナ「今、シンジと付き合ってまーす♪」ギュ♪

シンジ「ちなみに僕はその時に童貞じゃなくなりました」

マナ「やだシンジ!恥ずかしいからやめてよ!////」バシバシ

惣流「  」
式波「  」

綾波「」

カヲル「」

トウジ「 」

ケンスケ「」

ヒカリ「」

根府川「」モグモグモグモグ


ヒカリ「あの…霧島さん?」

マナ「何?」

ヒカリ「その…こんな事言うのもよくないとは思うけど……頭大丈夫?」

マナ「大丈夫ですぅ!」プクゥ

シンジ(いや僕が言うのもなんだけどマナは頭ヤバイと思う)

トウジ「シンジぃいいい!!!」ブンッ

シンジ「おわっ?」ヒョイ

トウジ「すまんなぁ!ワシはお前を殴らなあかん!!」

トウジ「殴っとかな気がすまへんのやぁああああああ!!」ブンッブンッ!

シンジ「えーなんでなんで?」ヒョイヒョイ

トウジ「なんで!!全裸のお前が!ワシより先に彼女作った上に童貞捨てとるんやぁああああああ!!!」

シンジ「イタズラ好きな運命の神様っているんだなぁとしか」ヒョイヒョイ

.


ケンスケ「僕もぉおぉお!!僕も殴る!!なんでだよシンジぃいいい!!」ブンッブンッ

シンジ「いや僕もテラ不思議ス」ヒョイヒョイ

カヲル「……」ガシ

シンジ「あ」

綾波「…」ガシ

シンジ「へ」

綾波「ハリケーンミキサー。」ドゴム

シンジ「ごはっ…!?」

カヲル「そして地獄の断頭台!」ズコム

シンジ「悪魔超人?!」ゴハー?!


根府川「君たちそろそろやめなさい」モグモグモグモグ

.


<ギャーギャー!

貞本「……」チラ

惣流「 」
式波「 」

貞本「…その、元気出しなさい、よ?」

惣流「は?別に?別に元気なくなってなんかいないわょ…!」

式波「はン!なんでシンジに彼女ができただけで落ち込まなきゃ、いけな……ぃのょ……」

貞本「言葉尻小さくなってんだけど」

惣流「でもあたしには加持さんいるしぃー?全然大丈夫だけどね!」


貞本「そうね、なら早く膝ついてないで起き上がりなさいよ」

惣流「いや違うのよ?別にダメージは受けてないけどちょっとしんどいから膝ついてるだけだから」

.


貞本「はぁ…本当、あんたバカァ?」

惣流「は?バカじゃないわよ?バカって言った方がバカだけど?」

式波「あたしちょっとトイレ行く」フラフラ

貞本「…ハンカチ、いる?」

式波「ありがと。でも持ってるから」

貞本「はいはい。長くなるならケータイメールして」

式波「…ありがと」


ケンスケ「あれ、僕これ本気でシンジをブッ飛ばさなきゃいけないんじゃないか?男子代表で」

.


シンジ「ヒャッフォー!!!」プラーンプラーン!

根府川「碇、天井の吊り下げ電灯からぶら下がるんじゃない!」

シンジ「このまま背筋!!腹筋!背筋!腹筋!」

根府川「碇ぃいいい!!」

シンジ「そのままアクロバットに教室の後ろへ!」クルクル……スタン!

シンジ「じゃあな!僕はこのまま授業からエスケープするぜ!」

根府川「待ちなさ」

シンジ「サラダバー!!」ガラッ!


<イヤッフゥー!

ペタペタペタペタペタペタ……

根府川「」

「先生、もう碇については諦めた方が」

根府川「私もそんな気がしてきた」

.


・・・・・。

シンジ「屋上に来てみたなう」ペタペタ

シンジ「……」

シンジ「空が青いなぁ……」

シンジ「………」

シンジ「そういえば青といえばネルフのオペレーターにも、青……」

シンジ「青、……青井?」

シンジ「青、アルカリ……?」

シンジ「あれ、なんだったっけ?」

シンジ「ちゃ、あの…あの第一発令所のロン毛の」

シンジ「アン……アン……」

シンジ「……猪子、猪子なんとかってのは思い出した。うん」

シンジ「………」

シンジ「荻田だっけ?」

.


シンジ「あいつ地味なんだよな…ロン毛なのに」

シンジ「キャラは立ってる気がするし、そこそこ会ってるんだけど」

シンジ「……」

シンジ「ばんの、坂野だっけ?」

シンジ「あ、今近かった。今絶対近かった」

シンジ「………」

シンジ「…よし、確認しにいくか」

シンジ「…」ピュイイイ!

マリ「呼んだかい?」シュタッ!

シンジ「ネルフ本部まで」

マリ「このあたしのタクシー代わりっぷりったらないよね、うん」

.


・・・。


シンジ「やっぱ早いなー」

マリ「でしょ?」シュタタタタ

シンジ「…でもさ、マリってなんでこうなったんだっけ?」

マリ「ワープ装置の不具合で、猫と混ざっちゃったんだよ」シュタタタタ

シンジ「ふーん…混ざっただけなのになんでこんな超人化したんだろうね?」

マリ「…そういえば。」シュタタタタ

シンジ「意識的にはどうなの?今」

マリ「ん?んー…」シュタタタタ

.

―――――――――――――――――――
~マリの精神~


マリ『あたしがオリジナル』

ウート「にゃーにゃー」

      混 ↓ 在


ウート「猫の意識+人間の頭脳」

マリ『私。人間の意識+猫の意識』

―――――――――――――――――――



マリ「―――って感じ?」シュタタタタ

シンジ「ふーん?大変だね」ホジホジ

マリ「…いつかは元に戻れるといいんだけどね」

.


マリ「でもこれもちょっと前のあたし。」

マリ「今は『真希波・マリ・イラストリアス』だけをちょっとずつ出力でき始めたかな」

シンジ「ふーん…」

マリ「お、もーすぐネルフ本部への入り口だよ」シュタタタタ

シンジ「もう地上→地下へのリニアに乗らず直接行けたらいいのに」

マリ「わんこくん専用ルート?侵入者も入ってきちゃうよ」

マリ「ネルフは敵多いんだし」

シンジ「はー…リニアとか公共交通機関は裸族には辛いんだよなー…」

シンジ「視線とか突き刺さるし。」

マリ「いやどこでもそうじゃないの?」

シンジ「いやそこそこ人が密集してると特にっていうか」

.


シンジ「…つーかマリもほとんど裸じゃん」

マリ「ほとんどっていうか裸だけどね、一応」

シンジ「局部が毛で隠れてるだけだもんねぇ」

マリ「実はいっかい服着ようとしてみたんだけど」

シンジ「へー?」

マリ「『今から全裸な』って言われて脱がされそうになったような拒絶感が体を支配してさ」

シンジ「ああ、犬や猫からしたら服は着たくないだろうしねぇ」

マリ「はー…早く元に戻って可愛い服着たいにゃー」

シンジ「ふーん…」

.


~ネルフ本部:第一発令所~

オペレーター『浅間山の観測データは可及的速やかにバルタザールからメルキオールへ、ペーストしてください』


マヤ「う、うう……!」グス、グス…!

日向「ヒヒ、イヒヒヒ…!」つ漫画⊂

青葉「フフン♪フンフン♪フンフン…♪…ギュン!」エアギター

マヤ「……ふぅ。使徒が来ない内は比較的暇でいいわね」

日向「ウヒヒヒヒ…え?ああ、そうだね。比較的」

青葉「だな。…比較的。」

.


マヤ「……」

日向「…?」

青葉「…?」

マヤ「…あの、今更かつすごく失礼な事なんですけど」

日向「?」

青葉「どうしたの?マヤちゃん」

マヤ「……お名前、なんでしたっけ」

日向「……」

青葉「……」

日向「えっ」
青葉「えっ」

マヤ「その、日向さんじゃない方の。ロン毛の」

青葉「………」


青葉「えっ、俺?」

マヤ「はい」コクン


青葉「えっ…いや、あのさ?」

青葉「俺………それなりに長く勤めてんだけど」

青葉「あの、飲み会とかもマヤちゃん居たよね?」

マヤ「はい」

青葉「…マヤちゃんもそれなりに長い方だよね?確か」

マヤ「はい」

青葉「……知らないの?」

マヤ「…はい」

青葉「そっ……………かぁ…………」

.


青葉「あ、じゃあ改めて自己紹介しとくな?」

青葉「俺は青 オペレーター『第一発令所、聞こえますか?』

日向「あ、はい!どうしました?」

オペレーター『浅間山データ計測中に謎の物体を発見したとの報告です』

日向「…謎の物体?」

オペレーター『はい。使徒の可能性があるのではとの事です』

日向「了解。ただちに担当の者と調査にあたります」

青葉「…」

日向「あ、えっと」

青葉「ああ気にしないでくれ。仕事が先さ」


青葉「……」

青葉(泣きたい)

.


青葉(思えばいつもこんな感じだったっけ)

青葉(いや名前忘れられるとかではないんだけど)

青葉(二番手っていうか…地味っていうか…)

青葉(スポットライトの真ん中へいけない、いかないタイプ?)

青葉(縁の下のって言えば聞こえはいいけど…)

青葉(…なんだかな)


マヤ「…ア・バオア・クーじゃなかったでしたっけ」

日向「いや語感は似てるけども」

.


シンジ「ツンタカター♪ツンタカター♪ツンタカタッタッター♪」

シンジ「マリはネルフ本部前で別れてきたがっと」

シンジ「ロン毛(仮名)さんはどこかいなっと」ペタペタ

リツコ「…」スタスタ

シンジ「あ、リっちゃん!」ペタペタペタペタ


シンジ「膝かっくん!」

リツコ「あはんっ?!」カックン!


       \ドシーン/


リツコ「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

シンジ「リっちゃんリっちゃんちょっと聞きたいんだけど」

リツコ「…先に何か言う事があるんじゃないかしら?」ニッコリ#

シンジ「んもぉ!そーんなにおこっちゃヤっ♪」


       ごっす。


リツコ「…先に何か言う事があるんじゃないかしら?」ニッコリ?

シンジ「いきなり膝カックンしてサーセンしたッス」タンコブ

.


リツコ「それで?」

シンジ「あんさーあんさー」

シンジ「第一発令所に男でロン毛のオペレーターいるじゃん?」

リツコ「男でロン毛?」



リツコ「……ロン毛………?」

シンジ「えっ」

シンジ「…あの、第一発令所勤務なら同じ課だよね?」

リツコ「え、ええ…そのはず、なのだけど…」

リツコ「…ロン毛の人なんていたかしら?」

シンジ「」

.


シンジ「あの…リっちゃん大丈夫?」

リツコ「え?ええ」

シンジ「……」

シンジ「…まさか、デュラル星人の仕業か?!」

シンジ「それか魔術師か!おのれ魔術師!」

リツコ「あなたは何を言ってるの…いえ、今までだって理解できた事はないけど」

シンジ「じゃあゴルゴムの仕業か!?」

リツコ「私、仕事あるから行くわね?」

.


シンジ「……」

シンジ「他の人にも聞いてみよ」ペタペタペタペタ


・・・・・・。



冬月「ん?ロン毛?…いや、すまないが私はネルフ職員全ての顔と名前を一致させているわけではないんだよ」

ミサト「え?ロン毛?眼鏡じゃなくて?日向くんの隣?……えっと…?」

アオイ「え?さあ…」

カエデ「ごめん。わかんないなー」

サツキ「んん…?男でロン毛のオペレーターなんていたかしら?」

.


剣崎「知らん」

加賀「ごめんなさい知らないわ。赤木博士が知らないなら私もたぶん知らないはずだし」

ゲンドウ「知らん。記憶にない」

・・・。

マヤ「うん…実は私、彼の名前知らないのよ」

シンジ「マジ?配置は隣の隣だよ?」

マヤ「ちょうどさっき名前を改めて聞こうとしたくらいなの」

シンジ「へー…」

.


シンジ「日向さん」

日向「やあシンジくん。コーヒー飲むかい?お菓子もあるけど」

シンジ「わーい!ありがとうございます!」ニコッ

日向「待ってなよ?今いいのを出すから…」ゴソゴソ

シンジ「…なんか日向さん僕に優しいね?」

日向「シンジくんには葛城さんへの愚痴や想いを聞いてもらったり相談に乗ってもらったからね」ニヤ

シンジ「そんな大した事してないのにぃー」ニヘニヘ

日向「誰にも打ち明けられなかったから助かったんだ。…ほら、どうぞ」つ

シンジ「あざーす!」

.


日向「隣のロン毛男?ああ、アイーダさんの事?」

シンジ「へぇーあのロン毛のオペレーターさんアイーダって言うんだー」ゴクゴク

日向「ハーフなのかもね?僕も仕事で話したりはするけどプライベートでは話した事ないなぁ」モグモグ

シンジ「へー」モグモグ

日向「んー…ギターか何かをやってるとかは聞いたかな?他は知らないなぁ」

シンジ「そっかー」

日向「それにしてもビックリしたよ。まさかマヤちゃんが同じ部署と配置、2つ隣の席の同僚の名前を知らないなんて」

シンジ「あり得ないよねー」アハハハ

.


日向「でも副司令や司令も知らないなんて…案外スパイだったり?」アハハ

シンジ「また?多いなースパイ」アハハ

シンジ「でもアイーダさんも可哀想だよね、名前すら忘れられるなんて」

日向「うーん…まあ僕らはシンジくん達とは違って替えが利く"その他大勢"だから…ある意味仕方ないのかもね」

シンジ「…なんかやだな…」

日向「あ、それはそうと。聞いたよシンジくん。彼女できたんだって?」

シンジ「あ、やだなー聞いちゃいました?」

日向「意外にやるねー?僕も頑張らなきゃって思うよ」

シンジ「そうですよ頑張ってくださいよ?こんなキチガイ全裸少年でも彼女はできるんですから!」


日向シンジ「「あっはっはっは」」


.


シンジ「じゃ!僕はこれで!」

日向「あ、シンジくん!」

シンジ「はい?」

日向「実はさっき、浅間山で使徒かもしれない物体が発見されたんだ」

シンジ「あらま」

日向「今担当の者が調べてるんだけど…もし本当だったら召集されると思う」

シンジ「わかりました。じゃあ本部から離れないようにしときます」

日向「悪いね。頼むよ」

.


シンジ「あ、ちなみにその担当って?」

日向「今話したロン毛の彼さ」ニヤ

シンジ「はーい」クスクス

.


・・・・・・。


シンジ「……」ペタペタ

シンジ「……」

シンジ「んー……?」ハテ

シンジ「なんだろ、この胸に込み上がってくる感じ…」

シンジ「『お前も間違えて覚えちゃってるじゃねーか!』」

シンジ「とか…」

シンジ「『誰だよ!!?"ア"しか合ってねーよ!!』」

シンジ「なんか、そんな想いが胸に込み上がってくる…」

シンジ「なんなんだろ、この気持ち」

.


シンジ「まさか…これが…恋?!」ドキーン!

シンジ「ダメだよ!僕にはマナって恋人が!」クネクネクネクネ

シンジ「ん?」ピタ



青葉「はぁー…やれやれ。探査機手配にまだ時間がかかるなんてなぁ」スタスタ

青葉「…青葉シゲルってそんなに覚えにくいか?」

.


青葉「キャラでも変えてみるか…?」

青葉「……」

青葉「金髪赤目、シャープな銀縁眼鏡つけて…」

青葉「『旋律の縛めよ』!」バッ!

青葉「『ネクロマンサーの名の下に具現せよ!』」ババッ!

青葉「『ミスティック・ケージ』!」バッ

青葉「…いや中2キャラはちょっとな」

青葉「いっそファンキーキャラは?グラサンかけて…ロン毛真拳奥義!!」

青葉「『ただしつけものテメーはダメだ!』」ドーン!

青葉「……いややっぱ普通で、」ピタ

シンジ「…………」

.


青葉「あ、やあシンジくん!」

シンジ「……」

青葉「あー……見てた?」

シンジ「…」コックリ。

青葉「いや恥ずかしいとこ見られちゃったな」ハハ

青葉「あー、できれば黙っててくれると嬉しいんだけど…いいかい?」

シンジ「あっはい」

青葉「ところでシンジくんはどうしたんだ?今日は特に訓練とかはなかった気がするけど」

シンジ「……」

青葉「?」

シンジ「青葉さんですよね、名前」

青葉「え?ああ。そうだよ?」

シンジ「…もし、ある日気がついたら誰も彼もが自分の存在を忘れてるとしたら」

シンジ「どう思います?」

青葉「え?」


シンジ「使徒がそんな形の攻撃したとか考えられませんか?」

青葉「まあ…そうかもな?」

シンジ「…浅間山、どうでした?」

青葉「あれ?なんで俺が浅間山の件担当って知ってんの?」

青葉「実はまだわかんないんだ。火口探査機が今修理中の上に強化しなくちゃあの火口深度は無理らしくて」

シンジ「あの、青葉さん本来そんな担当なんですか?」

青葉「いや?これはどっちかって言うと日向かな」

青葉「まあ俺もできるから別にいいんだけどさ。居辛かったってのもあったし」

シンジ「……」

青葉「そういえば聞いてくれよ。さっきマヤちゃんがさー」

シンジ「…」

.


シンジ「青葉さん」

青葉「ん?何?何か言いたい事があるのか?」

シンジ「…たぶんなんですけど」

青葉「うん」


シンジ「使徒の攻撃で…僕以外の人間が青葉さんの事を忘れてるんじゃないかなって」

青葉「へ?」


シンジ「…だって!さっきも」

青葉「ははは!シンジくん、そりゃないよ」

青葉「だってさ、仮にそうだとしても俺が皆から忘れられたからって何になるんだ?」

青葉「俺が居なくなってもすぐに俺の代わりが俺の仕事をするし」

青葉「俺が本部に使徒を誘導できるわけでもないし…」

.


青葉「俺は、別に特別なんかじゃない」

青葉「シンジくんみたいに代えが利かないわけじゃないんだ」

青葉「碇司令や副司令、赤木博士なんかならともかく。こんな俺が忘れられたからって何になる?」

シンジ「でも!」

青葉「大丈夫さ。でも心配してくれてありがとな!」ニカッ!

シンジ「……」

青葉「さ、俺も仕事に戻らなきゃ。じゃな!」ヒラヒラ



シンジ「……青葉さん」

.

切る。

知っている人は知っている。青葉さんスレと名前弄り。

飽きた人は飽きている。しかし>>1は割りと好き。


シンジ「………」

シンジ「…青葉さんは、泣いていたんじゃないかな」

シンジ「いやそりゃあさ?涙は流してなかったよ」

シンジ「でも、」

シンジ「…やっぱり泣いていたんじゃないかな」

シンジ「………」

『今、目の前で泣いている人間を救えない人間がね、明日、世界を救えるわけがないんですよ』


『目の前で、子供が泣いてるとしますよね。

 銃で誰かに撃たれそうだとしますよね。

 その時に、「正義とは何だろう」とか考えててどうするんですか?

助けちゃえばいいんですよ』

シンジ「……よし」グッ

.


~第一発令所~

日向「…」カタカタ

マヤ「…」カタカタ

青葉「…」カタカタ

シンジ「…」ヒョコ

シンジ「青葉シゲル!青葉シゲル二尉!!!」

青葉「え?」クルッ


シンジ「加持さん特製のウイルスドーン!!」ガチャコ!


「「「えっ」」」

.



ヴィヨヴィヨ!ヴィヨヴィヨ!


マヤ「ちょっ!?シンジくん何したの!?イヤァアアMAGIが!?」

日向「?! 大変だ!主モニターに何かが勝手に映りだしたぞ!」

青葉「うぉおいシンジくん?!何してくれんの!?」

主モニター「―ザ―――ザザ―――…」



          パッ



.


青葉『………』


青葉「お、俺?!」


青葉『俺は青葉!!青葉シゲル!!』ヌギヌギ

青葉(半裸)『情報局第二課所属ッッ!!情報局第二課所属ッッ!!!』ヌギ

青葉『趣味はエレキベース!ネルフ入る前は売れないバンドのベーシストだったよ!』ワキワキワキ

青葉『そっしてロン毛っ!!!ロン毛っ!ローンー毛ー!!』

青葉『そんな俺は!?』


青葉『青葉ッッ!!!シゲルッッッ!!!』ドーン!!!


日向「マヤちゃん?!」

マヤ「ダメですッ!主モニターでの青葉二尉の動画再生が停止できませんっ!」

マヤ「しかもネルフ本部全体でこの動画がループ再生されていますっ!」

青葉「マジで?!」ガーン!?

.


~リツコの研究室~

リツコ「ふぅ…あら?」

PC<ピコ!

リツコ「…第一発令所からムービーが来た?」

リツコ「頼んでいた仕事のやつかしら?」カチ

青葉『俺は青葉!!青葉シゲル!!』ヌギヌギ


リツコ「」

.


~ネルフ本部:ラウンジ~


青葉(半裸)『情報局第二課所属ッッ!!情報局第二課所属ッッ!!!』ヌギ

青葉『趣味はエレキベース!ネルフ入る前は売れないバンドのベーシストだったよ!』ワキワキワキ


ネルフ職員「」

ネルフ職員2「」

ネルフ職員3「」

ミサト「」

加持「…」ニヤリ

.


~ネルフ本部:各ブロックセクション~


ネルフ職員A「」

ネルフ職員B「」

ネルフ職員C「」

.


~ネルフ本部:医療ブロック~


青葉『趣味はエレキベース!ネルフ入る前は売れないバンドのベーシストだったよ!』ワキワキワキ


医者「」

ナース「」

患者「」

.


~総司令執務室~

ゲンドウ「………」

冬月「………」


青葉『俺は青葉!!青葉シゲル!!』ヌギヌギ

青葉(半裸)『情報局第二課所属ッッ!!情報局第二課所属ッッ!!!』ヌギ

青葉『趣味はエレキベース!ネルフ入る前は売れないバンドのベーシストだったよ!』ワキワキワキ

青葉『そっしてロン毛っ!!!ロン毛っ!ローンー毛ー!!』

青葉『そんな俺は!?』


青葉『青葉ッッ!!!シゲルッッッ!!!』ドーン!!!



冬月「恐らく、シンジくんだな」

ゲンドウ「ああ」

.


~ゼーレとの会議室~


青葉『俺は青葉!!青葉シゲル!!』ヌギヌギ

青葉(半裸)『情報局第二課所属ッッ!!情報局第二課所属ッッ!!!』ヌギ

青葉『趣味はエレキベース!ネルフ入る前は売れないバンドのベーシストだったよ!』ワキワキワキ

青葉『そっしてロン毛っ!!!ロン毛っ!ローンー毛ー!!』

青葉『そんな俺は!?』


青葉『青葉ッッ!!!シゲルッッッ!!!』ドーン!!!


SEELE01『……珍しく極秘呼び出し回線が開かれたと思えば…碇め』

.


青葉「」

シンジ「これならもう誰も忘れないはずだ」

シンジ「これならもう大丈夫なはずだ」

シンジ「うん」

シンジ「日向さん」

日向「シンジくん!早く戻してくれないか?というか誰なんだい?このロン毛の人」

シンジ「……」

青葉「えっ?」

マヤ「シンジくんダメじゃないのイタズラしちゃ!」プンスカ!

マヤ「このロン毛の人、どこの誰?」

シンジ「……」

青葉「……えっ…」


青葉「………嘘、だろ?」


.


青葉「おい!ちょっと待ってくれ!」

日向「ん? …失礼、見た事がない顔ですが所属はどちらですか?」

青葉「ふざけてるのか?!今まさに現在進行系で恥を晒してる青葉シゲルだよ!」

日向「……?」

青葉「ほ、ほら?ネルフのIDカードだって!」

日向「偽造かもしれないじゃないですか」

青葉「さっきまで隣に座ってた同僚を忘れるなんてあり得ないだろ!?」

.

きる


・・・・・。

~ネルフ本部:ラウンジ~

青葉「…一体、何がどうなってるんだ?」

シンジ「はい、青葉さん」つ缶

青葉「ああ…ありがとうシンジくん」

青葉「使徒の精神攻撃か?だとしたら対象を間違えすぎだろ…」

シンジ「……」

青葉「ああ、ゴメンゴメン。別に『俺じゃなくてシンジくんがやられろ』ってつもりじゃないんだ」

青葉「ただ…『なんで俺なんだろ』って」

シンジ「まあ元気出せよロン毛。僕も最初エヴァに乗った時そんな気持ちだったさ」

青葉(最初……そっか、シンジくんもこんな気持ちだったんだろうか)

青葉「……」

青葉「いや…なんか違うような…?っていうかシンジくん今」

シンジ「冷めるから早く飲んだ方がいいッスよ青葉さん」

.


青葉「…はあ…でも何でこんな、」グビッ

青葉「ぶぅうううううううッッッッ?!」ブバー!

青葉「げほっ、げほっげほっ…な、何これ?!」

シンジ「え?別に普通の焼酎ですけど」クピクピ

青葉「中学生が何頼んでんの!?」

シンジ「嫌な事は酒飲んで忘れるに限りますよ」クピクピ

青葉「おっさん?!」

シンジ「ちなみに僕はミロ飲んでます」

シンジ「甘くてココア味の麦芽飲料美味しいです」

青葉「…なんか俺も久しぶりにミロ飲みたくなってきたな……」

.


シンジ「でもなんなんでしょーね?」クピクピ

青葉「やっぱ使徒だろ。他に考えつかないし」

シンジ「盛大なバースデーサプライズとか」

青葉「俺誕生日5月なんだけど」

シンジ「じゃあ嫌がらせ」

青葉「そんなに嫌われる事した覚えはないんだけど…」

シンジ「父さんに何かしたとか。父さんなら命令出せるでしょ」

青葉「ええ…?いや碇司令にそんな事は」

シンジ「ロボットの時の管轄外命令違反出撃とか?」

青葉「なら日向やマヤちゃんもだろ」

.


シンジ「『社会人的にロン毛はねーよ非常識が!』とか?」

青葉「碇司令の髭とか赤木博士の金髪とか加持さんの縛りロン毛と無精髭は?」

シンジ「…」

青葉「…」

シンジ「使徒はなんで青葉さんなんかを忘れさせようとしたんですかね?」

青葉「さあなぁ…」ハァ



青葉「…今、青葉さんなんかって言った?」

シンジ「でもいいじゃないですか。僕は忘れてませんから!」ニコッ!

青葉「いや今の」

シンジ「よかったですよね!たった一人!僕という人間が青葉シゲル二尉さんを忘れてなくて!!」

青葉「……ああ、うん…」

.


シンジ「でも大丈夫なんですか?仕事ほっぽらかして」

青葉「…言ったろ?もし俺が居なくなっても俺の代わりが俺の仕事をするってさ」

青葉「引き受けてた仕事は引き継ぎしてあるし、オペレートも出来ないわけじゃない」

青葉「本部の第一発令所勤務オペレーターっつったってさ、結局は末端だし」

青葉「基本家には帰れない。階級は二尉だから給料安いし」

青葉「残業代っていうか連日連泊仕事代だし」

青葉「最近休日なくて2週間以上勤務だし…ああ、なーんで俺こんなブラックな仕事してんだよ…」

シンジ「働くって大変なんだなぁって思いましたまる」クピクピ

青葉「…実に中学生らしい作文感想をありがとう」

.


シンジ「じゃあいいんじゃないですか?」

青葉「…何が?」

シンジ「たまった有給休暇をとるってやつですよ」

青葉「…そうかな」

シンジ「きっと神様からのプレゼントです。ゆっくり休日満喫しましょうよ」

青葉「…そうだな、そう思った方が気楽だな」

シンジ「家、帰れなかったんでしょ?帰っちゃいましょうよ」

青葉「…だな!」

シンジ「久しぶりに好きな事したらいいんですよ」

青葉「ああ。…でもまずは掃除かな…」

シンジ「なんなら僕も手伝いますよ」

青葉「いいの?」

シンジ「というか青葉さんが他に忘れられると困る人に忘れられてたら僕が仲介にならないと大変なんじゃないですか?」

青葉「じゃあ…頼んでもいいかい?」

シンジ「喜んで!」ニコッ


~青葉宅~

青葉「ちょっと散らかってるが…気にしないでくれよ?」

シンジ「お邪魔しまうま」ガチャ

シンジ「…」

シンジ「洗濯物類が散らばってたり、食事後がそのままだったり?」

シンジ「あとは…やっぱ多少拭き掃除が必要なくらいかな。パッと見だけどさ」

青葉「かな。…まあ掃除が必要って言うか使ってなさすぎ、なんだろうな」

シンジ「…青葉さんがどんだけネルフに酷使されてきたかがわかりますね」

青葉「だろ?」ハハ

.


~3時間後~

シンジ「ふーっ!終わりんこ」クイックイッ

青葉「尻振るのやめてくれないか?」

シンジ「綺麗になったし…ご飯にしましょうか」

青葉「だな。出前でもとっちゃおっかな?寿司の特上とか!」

シンジ「いいですね~!あ、よかったら僕にも奢ってください!」

青葉「当たり前だろ?好きなの頼みな!」ニカッ

シンジ「わーい青葉さん大好きー」

青葉「ははは」

青葉(シンジくんはイタズラや奇行、中学生なとこもあるが…いい子と言えばいい子だ)


青葉(……全裸じゃなきゃなぁ………)

.


・・・・・。

シンジ「美味っ!うまままままっ!」

青葉「寿司なんて久々に食うなぁ」モグモグ

シンジ「青葉さん大変なんだね…お寿司食べられないなんて」

青葉「ん?はは、よくわからないけど確かに大変だな。俺は」

シンジ「なんか酒開けます?」

青葉「別にいいけど…シンジくんこのまま行くとアル中になっちまうぞ?」

シンジ「語尾にアルがつくアルか」

青葉「アルコール中毒にそんな症状はねぇよ」ハハ

.


青葉「…」モグモグ

シンジ「青葉さんはなんでロン毛なの?」

青葉「また唐突だな…おしゃれだよ、おしゃれ」

シンジ「へー…」

青葉「バンドマンの名残?みたいなもんかな…」

シンジ「どんな曲やってたんですか?」

青葉「やっぱロックだね。ロック最高だよ」

青葉「やるならロックに限る」

シンジ「僕も音楽はやってるんで気持ちは確かにわかりますね」

青葉「へぇ?ならあとでセッションでもしてみるかい?」

シンジ「いいですね!やろうずやろうずぇ!」

.

切る。

>>1はSS速報の

シンジ「マヤ姉ちゃん!」

に期待しています。(1乙もしてないけどな!)

で、そのスレで松風やマリィを見て思い出したけど彼女らが出てるゲームをやった、キャラ知ってる人ってどのくらいいるんだろうか…



青葉「よっと…そういえばギターもあったんだよな…昔、ギターかベースか迷ってさ…」

シンジ「青葉さん確かベースでしたよね。じゃあ僕ギターやります」

青葉「ありがとう、頼むよ」

シンジ「あ、でもチューニングしとかないと…道具あります?」

青葉「ああ。ちょっとまってろよ…はい」

シンジ「ども」


・・・・・・。


.


シンジ「とりあえずは流してみますか。青葉さんのクセとかわかんないし」

青葉「ああ。お互いの技量とかわかんないしな」

シンジ「曲は『Fly Me to the Moon』でどうです?」

青葉「ん?バラードか?」

シンジ「いえ、ロック調の方。慣らしもありますからとりま」

青葉「ま、いいけど…譜面とか大丈夫?俺はその曲暗記してるけどさ」

シンジ「ご心配なく。できない事は提案しませんや」ニヤリ

青葉「そうかい?んじゃ」

シンジ「ワン・トゥ、ワントゥスリィフォっ!」

.


シンジ「…」ギュイーン…

シンジ「っ」ギャギャッギャ!ギュイギュイーン!

シンジ「…」ギャギャギャギャギャッギャ♪

シンジ「…」ダンダンダダン!

青葉(へぇ?中々やるなぁ…)

青葉「…」バボボボボボボ!

青葉「…」ボンボンボボボボボ♪

シンジ「Fly me to the moon!♪」
   (私を月へと飛ばして!)

シンジ「And let me play among the stars!♪」ギュイギュイ♪
   (星々の中で遊ばせて!)

シンジ「let me see what Spring is like On Jupiter and Mars!♪」
   (金星や火星での春がどんなのか、私に見せてよ!)

.


シンジ「In other words, hold my hand!♪」
   (つまり…私の手を握ってよ!)

シンジ「…」アイコンタクト

青葉(入ってこいって?OK!)

青葉「In other words, darling kiss me!♪」
  (つまり…キスして欲しいの!)

青葉シンジ「「 Fill my heart with song And let me sing forevermore!♪」」
     ((歌で私の心を満たして。永遠に歌わせて!))

青葉「All I worship and adore!♪」
  (私が思慕し、尊敬し、熱愛するのはあなただけ!)

シンジ「In other words, please be true!♪」
   (つまり・・・正直になってよ!)

青葉「In other words,!♪」
  (一番の言葉、それは!?)


青葉シンジ「「I love you !!」」
     ((愛している!!))

シンジ「…」ギャーン…

青葉「…」ボボ…


シンジ「FooOoo!」ハイタッチ

青葉「イエーイ!!」ハイタッチ

シンジ「青葉さんスゲーすわー」

青葉「いやいや!シンジくんこそホントに中学生か?上手いじゃないか!」

シンジ「いやいや!ンな事はナッスィンですナッスィン!」

青葉「じゃあ次はアドリブ弾きやるかい?」

シンジ「いいっすねー!あーできればドラムとか居たらよかったんだけどなー」

青葉「それは無理だ」ハハ

青葉(…なんかこういうの久々だな……楽しい)

シンジ「やっぱ"ロック"って大事ですよねー。僕も僕なりの"ロック"があるんですが」

青葉「……」

青葉(ハッ!まさか…シンジくんが服を着ないのはそれが彼の"ロック"だからなのか?!)

.


青葉(確かに世の中には全裸ミュージシャンもいる!)

青葉(シンジくんはどちらかと言うと天才系だし、彼の奇行は音楽センスに繋がってるんじゃ?!)

青葉(天才は人としての何かを犠牲にしてるケースも多い…)

シンジ「ギターとかあんま触った事ないけど意外といけたわ」

青葉(なるほど、やはり天才か!)

シンジ「あー…なんかこのギターで誰かの頭かち割りたくなってきたな~…」

青葉(ロックだ!!)

.


シンジ「青葉さん…」

青葉「なんだいシンジくん!」

シンジ「ギターどーん!!!」ドゴシャッ!

青葉「おぼごっ?!」

シンジ「すみません…悪気はなかったんです」

シンジ「でもなんか…やっとかないといけない気がして…」

シンジ「ゴメン!!!」

シンジ「あと…あの、未だにネルフで流れてるアレも!!ゴメン!!!」

青葉「……」

青葉「いいさ、別に」ニコッ

青葉「アレは確かにやり方を間違えちゃってるが、君が俺の事考えてやってくれたのはわかるし」

青葉「結果も効果無し。異常事態だって事もわかった」

青葉「それに…今のギターも。俺が君のロックに付き合っただけさ」ニコッ

シンジ(どうしよう青葉さんが予想以上に大人かつ寛容だった)

.


青葉「さ、それより音楽だ!ロックをやろう!」

青葉「なんか解放された気分だ!今日はとことん演奏《ヤ》ろうぜっ!!!」

シンジ(あれ?大丈夫かコレ?なんかヤバイとこ叩いちゃったかコレ?)

青葉「イヤッホーイ!!今日は騒ぐぞぉおお!!」バボボボボボボ!!

シンジ「まいっか!イヤッホーイ!!!」


<コロン


紅い玉


紅い/玉<パキョ。

サー……

.


~同時刻:浅間山火口最深部~

ゴポ。ゴポゴポ…

ゴポッ………


『……………』

『キエタ』

『ヒトノ体に魂ヲ分ケ、胎児トシテ成長、ヒトヲ依代ニヒトノ身カラ産マレヨウトシタガ』

『何者カガ魂ヲカチ割ッタ』

『ヒトノ身ヲ乗ットリ、交信、内部崩壊サセ本体ヲ"彼ノ地"へ呼ビコマセルハズガ』

『…ヤムヲ得ナイ。』

『"本体"ヲコノママ成長サセ、行コウ』

『ソシテ、"彼ノ地"へ』


ゴポ……ッ

.


~総司令執務室~


ゲンドウ「…何?青葉ニ尉が?」

冬月「ああ、例の件で無断帰宅したようだ」

ゲンドウ「……」

冬月「どうするかね?」

ゲンドウ「問題ない。仕事は滞りなく進んでいる」

ゲンドウ「半日程度の休暇くらいならばくれてやる」

冬月「ほう。お咎め無しの上に休みとは…お前にしては随分温情のある措置だな」

ゲンドウ「使徒の可能性がある物体の確認が先だからだ。たかが一職員の無断退社程度に構ってられん」

冬月「そうだな」

.


~リツコの個人研究室~


リツコ「あら…青葉くんの動画がやっと削除できたわね」

リツコ「…にしても。なぜ青葉くんの事を忘れてたのかしら」

リツコ「……」

リツコ「年……かしら…ね?」

.


~作戦司令室~

ミサト「あ」

加持「どうした?葛城」

ミサト「よ~やく思い出せたのよぉ~!青葉くん!そう、青葉ニ尉!」

加持「青葉ニ尉がどうかしたのか?」

ミサト「いや~ちょーっち忘れててさ」

加持「おいおい。彼を忘れるなんて相当だぞ?何せネルフでロン毛は彼だけだ」

ミサト「あんたもじゃないの」

加持「ん?ああ、すまん『オペレーター内で』ってつけるべきだったな」ハハ

.


~第一発令所~

日向「悪い事しちゃったなぁ青葉ニ尉に」カタカタ

マヤ「ね。私…あとで謝らなきゃ」カタカタ

日向「その罰なのか…青葉ニ尉の分の仕事もやらないといけなくなったのは痛いね」カタカタ

マヤ「帰宅は責められませんけどね。あのままいったら最悪『侵入者』として始末されていたかも」カタカタ

日向「にしても…なんで僕たち忘れてたんだろ?」

マヤ「さあ…?使徒かもしれないわね」

.


・・・・・・・。

~次の日、第壱中学:教室~

惣流「シンジ!」

シンジ「何?今僕コーヒー淹れるのに忙しいんだけど」トポポポ…

カヲル「うん…いい香りだ」

綾波「でも私紅茶がいいわ」

トウジ「教室にコーヒーマシンと粉、ネルドリッパーにマグカップ持ち込むって…」

ケンスケ「お好み焼きの器具とかよりはグレードダウンしたけどねぇ?」

マナ「シンジって多才よねぇ…」ウットリ

ヒカリ「そ、そうだけど…」

惣流「あんたあのまま帰ったから知らないだろーけど!あたし達修学旅行に行くんだってさ!」

シンジ「ん?へー。使徒がくるかもって事で待機になったりしないのかな?」

惣流「うぐ…さあ?わかんないけど…ありそうよね…」

.


シンジ「アスカもコーヒー飲む?」ニコッ

惣流「…まあ、もらってやるわ?」

惣流「…」ングング

惣流「中々美味いじゃない」

シンジ「よかった」

式波「ちょっとシンジ!アタシにも淹れなさいよ!」

シンジ「はいはい。ちょっと待ってろーい!」


「…全裸じゃなけりゃあな」
「いいんじゃね?もう皆慣れてるみたいだし」
「友達になっても……いや、うーん?」
「私は無理ね」
「惜しいよねぇ…ホント。」


「「「全裸じゃなければなぁ…」」」


.


シンジ「トウジ!」

トウジ「なんや?」

シンジ「コーヒー」つ

トウジ「いやいらんて。ワシ苦手なんやって」

シンジ「トウジの意気地なし!!」バッシャアアアア!!

トウジ「ほわぁああああ?!あっちゃああああ?!」


「あと奇行」
「イタズラが酷いからなぁ…碇は…」

.


トウジ「シンジ!!?何さらすんじゃボケッ!!」

シンジ「でーもー!でもでもでもでも?!」

シンジ「この洗剤を使えばあっと言う間に落ちるんだジョニー!」

トウジ「えぇ…ワア!ホントだよ!スゴいよイアン!アッという間に汚れが落ちていくヨ!」キュキュッ!

シンジ「今ならこのハイパーギガンテスクリーナーに更にシンジきゅんストラップをつけて!!?」

シンジ「なんとなーんと!!10万8千円!!やっすぅー!!」

トウジ「アホ!めちゃんこ高いやないか!!」ビシッ!


シンジトウジ「「アッハッハッ!!」」


「謎の友情…鈴原が取り込まれちまったな」
「やっぱエヴァパイロットって変わりもんがなるんだなぁ…」

.


シンジ「そして特に意味はないけどケンスケに肘!」ゴスッ!

ケンスケ「本当になんで?!」ゴハー

シンジ「綾波に投げキッス!」チュパッ☆

綾波「笑止」サッ

カヲル「…コーヒーはいいねぇ」ゴクゴク

カヲル「え?僕に投げキッス?なんで?」

シンジ「お前ちゃうわーい!!」スパーン!

カヲル「?!」

ヒカリ「碇くん!そろそろ暴走を止め」

シンジ「そういえば今日はヒカリのパイオツ揉んでなかった」モミモミ

ヒカリ「あんっ?!」

マナ「やめてよシンジ!!そんなに揉みたいならあたしの揉みなよ!」サッ

シンジ「合意に基づくもみもみより緊迫感のあるもみもみがいいんだよボカァ!!」

.


惣流「ふーん?なら、あたしの揉んでみなさいよ!揉めるもんならね!」

式波「別にアタシのでもいいわよ?そんな度胸があるならね!」

シンジ「いや…アスカ達のはいいや」フルフル

アスカS「「なんでよッッ?!」」

シンジ「いや…なんか揉みにくい。なんか悪いなって…」

貞本「ふーん?あんたにもそういうのがあんのね?」

シンジ「まあね!誰の乳でもいいってわけじゃないんだよ!揉める時は揉むけどな!!」

マリ「わんこくんはおっぱい星人だねぇ?」


シンジ「男は皆!!おっぱい大好きなんだよッッッッ!!!」くわっ!


「あの性犯罪者どうにかしてよ」
「救えんな」

シンジ「うるせぇ揉むぞ!!!」

.


『メンタルケア:ネット相談所』


―――Q.学級崩壊していらっしゃるとの事ですが?

根府川「はい。実は以前から超問題児のS・Iくんがいるのですが…っと」

.


~ネルフ本部:作戦司令室~


惣流「えぇぇええ!!修学旅行に行っていい!?」

ミサト「そーよん♪」

式波「やったわね!水着何にしようかなぁ!」

綾波「トクトクする……楽しみ、?そう私…楽しみなんだわ」

カヲル「修学旅行ねぇ?そんなにいいものなの?」

トウジ「まあ中学生活ん中でも花形イベントやしなぁ!」

ケンスケ「そーそ!…いっぱい写真撮るぞぉ…!」ニヒヒ

貞本「でもさ、アタシ達は嬉しいけど…その、いいの?もし使徒が来たら…」

ミサト「ああ、エヴァパイロットが一人残るから大丈夫なのよ」


「「「え?」」」


.


~ネルフ本部:室内プール~

シンジ「…」ザパーン!

シンジ「飛び魚!飛び魚飛び魚飛び魚!!」バシャーン!バシャーン!バシャーン!

シンジ「僕イズ飛び魚!!!」

シンジ「Foooooo!!!」バシャーンバシャーン!

シンジ「一人シンクロ!一人シンクロナイズドスイミンッ!!」クルクルクルクル

シンジ「オリソン!『マッチョベイベー!』謳います!!」

シンジ「人生でー一度はやってみたいー♪」

シンジ「醤油風呂ー♪コーヒー風呂ー♪酒の海でも溺れたいー♪」

シンジ「でーもー!デモデモー♪マッチョなら溺れないベイベー♪」

シンジ「グルタミン酸♪THEグルタミン酸♪オゥイエッ♪」シャカシャカ♪

.


タタタ…バン!

トウジ「センセ、探したで!」

カヲル「シンジくん僕らのために修学旅行行かないって本当?」

ケンスケ「いいのかよ、シンジ!」

シンジ「イワシー♪イワシ食べろー♪イワシの頭は魔除けにもなるぞぉ~♪」クイックイッ♪

トウジ「話聞けや」

.


シンジ「慌てるな!!急いては事を子孫汁!!」くわっ!

カヲル「何言ってんの?」

シンジ「まずは一曲歌わせろってコトダヨッッ!!!」ボリョーン!

カヲル「わけがわからないよ」

・・・・・・。

~一曲歌いました~

シンジ「で?僕に結局結論血気盛んにどうしてほしいのさ?さ?」

トウジ「え、えっとやな…」

ケンスケ「何とか皆で修学旅行に行ける方法を考えようぜって事さ」

シンジ「納得!あ、納得と納豆食うって似てるよね」

カヲル「もしヒーロー気取りで残るってんならやめてほしいね」

カヲル「僕らだってそんなんで行ったって楽しくないし?」

トウジ「渚、お前なぁ!」

ケンスケ「まあまあ。んで?ちなみにシンジはどうして残るんだよ?」


シンジ「いやほら…ひっかかるからさ」

ケンスケ「え?」

トウジ「何にや?」

シンジ「いやゲートとかで。今回使う空港は第3新東京市の外の空港だろ?」

トウジ「せやな」

カヲル「せやで」



シンジ「僕…全裸だろ?服、着ないだろ?今後一切着る気もないし…」

トウジ「あっ…そうか…全裸ではひっかかるんか…!」

カヲル「これは盲点だったね。解決策もない…!」

ケンスケ「いや服着ろよそれで解決だろ」

.


シンジ「いや僕は服を着るくらいなら死を選ぶから」

トウジ「せや!服を着るシンジなんてシンジやない!個人の自由や!」

ケンスケ「他の人にとっては視覚の暴力でもあるんだけど」

カヲル「でもシンジくんの裸体は美しいから別にいいんじゃないの?」

ケンスケ「例え俺たちに理解があっても世の中はわかっちゃくれないよ…」

トウジ「なるほど?つまりは、や」

カヲル「シンジくんが服を着てるように見せかければいい、ってワケか」

ケンスケ「うーん?」

シンジ「まあそれは置いといて。でもさ、他パイロットの修学旅行参加が許されたのはさ、」

シンジ「『碇シンジが残るから』なんだよ?」

「「「?」」」

.


シンジ「『エースパイロットの碇シンジ一人がいれば、使徒が来ても必ず勝てる』」

シンジ「…ミサりん達はそう判断したんだってさ」

トウジ「…」

ケンスケ「…」

カヲル「なるほどね」

シンジ「だから…どっちみち行けない僕一人が残るって決めたんだよ」

シンジ「そしたら皆行けるし…僕のせいで疲れる事もない」

シンジ「そろそろ限界な根府川先生の胃も守られるんだよ?」

ケンスケ「自覚あんならやめてやれよ…」

.


シンジ「だからさ、僕の分まで楽しんできなよ」

トウジ「センセ…」

ケンスケ「しょーがない、よな…」

カヲル「…お土産買ってくるよ」

シンジ「…でも気を使ってくれたのは嬉しかった」

シンジ「ありがとう」ニコッ

.

着る。シンジは着ないけど

>>91

×青葉「In other words,!♪」
  (一番の言葉、それは!?)

○青葉「In other words,!♪」
  (つまり、それは!)

.


・・・・・・。

綾波『…沖縄。暑い所。離れた日本…トクトクする』

惣流『ま、あんたには感謝してやるわ?あんたの分も楽しんでくるから』

式波『悪いわね。お礼と言っちゃなんだけど土産になんか買ってきてやるわよ』

貞本『Danke Sch`o`n!(ありがとね~!)』

ケンスケ『じゃ!ホント悪いね。シンジの分も楽しんでくるからな!』

トウジ『ありがとさん。ほなワシらは楽しんでくるでぇええ!!』

カヲル『君が来なきゃつまんないから行かないって言ったら怒られたんだ。…仕方ないから行くよ。また3日後に』

マナ『えー!?シンジ行かないの!?そんなぁ!あたしシンジとデートプラン組んでたのにぃい!』

ヒカリ『お土産期待しててね。旅行中で勉強した内容はあとで纏めてレポートにして碇くんに渡すから!』

.


~成田空港~


シンジ「……」

シンジ「…皆、沖縄に行ってしまった」

シンジ「トウジもケンスケもヒカリもマナも渚も綾波もアスカ'Sも…」

シンジ「友達は…友達と呼べる人は、誰も居なくなってしまった…」


「…フンフン♪フンフン♪フンフンフンフン♪」

「フンフンフンフン♪フーン♪フフン♪」


シンジ「第九…?」

シンジ「まさか?!」クルッ

.


カヲル「フンフン♪フンフ♪フーフーフーフン♪フーフー♪フンフ♪フーン♪フフン♪」

シンジ「相変わらず音外してるね?キーを上げろよキーを」

カヲル「君がいないから脱走してきたよ!!」テッテレー♪

シンジ「…お前、どんだけ僕の事好きなの?」アキレ

カヲル「いや好きっていうか…君と一緒にいるのが一番居心地がいいだけさ」ニヤ

カヲル「他の人も嫌いじゃない。でも一番いいのは君だからね」

シンジ「はあ…ああまあ、ちょっと嬉しいけどさ…」


警察「いたぞー!全裸少年だ!!!」ダダダダ

警備員'S「「「待てぇええ!!!」」」


シンジ「やべっ!ポリスメェンだ!!」ダッ
カヲル「案の定だね!!」ダッ!

.


チャッチャラッチャー♪チャーラララー♪
(ルパン3世のアレ)

カヲル「シンジくん!」サッ

シンジ「名前呼ぶなよ!身元バレるだろ!」ダンッ!

カヲル「ファイトォォォォォ!!」

シンジ「イッパァアアアッツッッ!!」ピョイーン!

警察「バカな!白髪少年の両手を踏み台にハイジャンプだと?!」

シンジ「とーう!!」ピタン!

 シンジ
飛行機

シンジ「八艘飛び(飛行機ver.)ってね!!」ダンッ!


   ミシンジ
飛行機 飛行機 飛行機


警備員「な、なんて奴だ…!飛行機から飛行機へと跳んで!」

.


カヲル「シンジくん!」ジャンプッ!

警察「白髪少年が飛び降りた?!」

シンジ「カムヒア!」ピュイイイイ!


マリ「にゃあああ!」ダダダダ!


マリ「ほいっ!キャーッチ!」

カヲル「悪いね」

マリ「良いってことよ!」

警察「なんだあの猫コス少女は!?」

カヲル「真希波さん!シンジくんのところへ!」

マリ「オッケー!」ダダダダダダダダ!

警備員「一体何なんだ彼らは!?」

.


マリ「わんこくん!」

シンジ「さあ行くぞ!」

シンジ「シンジ選手のぉおおおお!!!」

シンジ「だいっジャ――――ンップッ!!」ダンッ!


警備員「全裸少年が飛行機から飛び降りたぞ!?」

マリ「キャーッチ!」

シンジ「っし!」

シンジ「っしゃあああ!!全力で逃げるぞぉおおおおぉおおおお!!」

マリ「合点承知!!」ダダダダ

シンジ「あ~~ばよっ!とっつぁ~~ん!!」

警備員「」ポカーン

警察「」ポカーン


警察「何者なんだ…あいつは…」

.


~第3新東京市~


シンジ「ぷひー。見慣れた我が街だぷ~」

カヲル「余裕だったね」

シンジ「まあ大体マリに追いつけるやつなんていないしね」

シンジ「このままなんか食べにでも、」

マリ「…そろそろ降りてもらってもいいかい?お二人さんよ」

シンジ「へーい」ヒョイ

カヲル「はいよ」ヒョイ

マリ「はー……っと。」クキクキ

.


マリ「さて。あたしも魚食べにいこっかにゃー」スタスタ

シンジ「え?お金は?」

マリ「にっひっひ……ごちになりゃーすっ!」つシンジの財布

シンジ「あ?!」

シンジ「ま マリ「フハハハハハ!走行代と思いなよ!」ダダダダダダダダダダダダ

シンジ「」

シンジ「ファッック!!ファッキンガム!ファッキンファッキンファッック!!!」

カヲル「…何か奢ろうか?」

シンジ「だから好きだよ渚たん」デュフフフ♪

カヲル「ごめん、素直にキモいと思ってもいいかい?」

.


~Big apple ダイナー~

<カランコローン♪

徳さん「!」

徳さん「ァッいっらっしゃいまっせぇ~?」ニッコォ!

カヲル「2名で」

徳さん「はいはい!お好きな席へどうぞー♪」

シンジ「揺ーれる♪回る♪触れるっ♪切なーいっ♪気持ちぃー♪」シュババババ

徳さん「シンジさん!いらっしゃいませ!」ニッコリ

シンジ「うぇえええい!うぇえええいッヒィー!」クルリラクルリラ♪

.


シンジ「回転ドア!さながら僕は回転ドアさ!」クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル

カヲル「ふーん?最近の回転ドアってそんなに回るんだ?」

徳さん「知りませんでしたなぁ~」

シンジ「おめーら正気か!?」クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル

徳さん「ところで御注文は何になさいます?」ニッコリ

シンジ「僕ね、僕ね!『徳さんスペシャル』がいいな!」クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル

徳さん「かしこまりました」ニッコリ

カヲル「じゃあ僕もそれで」

徳さん「かしこまりました」ニコ

シンジ「ヒョォオオウ!!ヒョォオオウ!!!」クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル

.


徳さん「ところでなぜシンジさんは高速回転を?」

シンジ「当ててみな…正解したらなでなでしてやるよ」クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル

カヲル「はい」ノ

シンジ「はいそこの白髪くん!」クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル

カヲル「『なんかやりたくなった』から」

シンジ「……」ナデナデ

徳さん(当たった!?)

.


・・・・・・・。

シンジ「徳さんスペシャルのサンドイッチにでっかいチキン!シーザーサラダに魚!ごはんに卵!」

シンジ「んまいっんまいっんまいっ!」

シンジ「思わず口からポポポポーンだよ!このポポポポーン臭があれば挨拶する度に友達増えるよ!」

シンジ「やったね!ポポポポーン!ポポポポーン!」

カヲル「う…シンジくんよくこの量食べれるね…」ウプ

シンジ「僕普段から運動量半端ないからね!無駄に動き激しいからね!」

シンジ「いらんならくれ!!!」

カヲル「どうぞ…」

.


シンジ「ガツガツバクバクモグモグブシャーッ!」

カヲル「ここまで来るといっそ気持ちのいい汚い食べ方だな、それ。」

シンジ「もっちゃもっちゃ。生き物はねぇ、生き物食べて生きてんのよ!」

シンジ「せっかくの命は、全部漏れなく食べ尽くしなさいよ!」

シンジ「ね!」モッチャモッチャモッチャモッチャモッチャモッチャ

カヲル「…そうだね」

シンジ「………」

シンジ「…そう、そうなんだよな……生き物を殺して、僕らはその死体を食べて生きている」

シンジ「理不尽に捕まえて、踏みつけて…」

シンジ「食べられずに廃棄される命は毎日腐るほど出る」

シンジ「世の中は死体で満ちている……」

.


シンジ「…時々さ、思うんだ。使徒との戦いもある意味同じなんじゃないかなって」

カヲル「……」ピク

シンジ「生存競争……そんな感じがする。やっぱり」

シンジ「あいつらは理不尽に現れて僕らを殺そうとする」

シンジ「いや、本当はそんなつもりはないけど副次的にそうなってるだけかもしれない」

シンジ「でも、とかく使徒が来る事で僕らは死にかける」

シンジ「中には亡くなった人もだ」

シンジ「…僕らも彼らを理不尽に殺そうとしてる」

カヲル「でもさ、それは正当防衛というやつなんじゃないの?」

カヲル「彼らからしても、僕らからしても」

.


カヲル「ナイフを突きつけられて自己防衛するのは生命として当然の反応なんじゃない?」

カヲル「それにさ、何されるかわからないなら先に殺してしまえばいいじゃないか」

カヲル「そしたらもう何も怖くない」

シンジ「僕は君の思考が怖いけどね」

シンジ「ある意味では正しいんだろうけど」

シンジ「…でもさ、よく考えてみたらさ?使徒が現れた時に最初に手を出すのはヒトじゃないかな」

シンジ「使徒はただ、現れただけで、」

カヲル「……ふーん?なら、どうするの?」

シンジ「え?」

.


カヲル「君の言いたい事はわかるさ」

カヲル「で、君の考えを要約すると…要約する程でもないけど、」

カヲル「『人間は使徒に悪い事をしてきたんじゃないか?』」

カヲル「だよね?そこまではわかったよ」

カヲル「それでさ、聞きたいんだ」

カヲル「君はそこからどうするの?」

シンジ「……」

徳さん「食後のコーヒーいかがですか?」

カヲル「ありがとう。もらうよ」

シンジ「あ、僕も」

徳さん「かしこまりました」ニコ

.


カヲル「…」ズズ…

シンジ「…」ズズズズズズズズ

カヲル「使徒に菓子折りでも持って謝りにいくワケ?」

シンジ「……」

カヲル「それとも、『私達は自殺します、使徒樣に地球で生きるイニシアチブを献上いたします』とでも?」

シンジ「…それは、」

カヲル「無理だろ?考えてみるだけ無駄さ」

カヲル「変に偽善者ぶるより何も考えない殺戮マシーンの方が幸せだよ」ズズ

シンジ「……」

シンジ「でも、僕はそれでも偽善者ぶって考える事に意味があるように思うんだ」

カヲル「ふーん?」

.


カヲル「考えるのはいいけどさ。でもそれ、結局はヒトの自己満足なんじゃないの」

シンジ「かもしれない」

シンジ「でも他者の気持ちを考えてみる事は決して悪い事じゃ」

カヲル「だから!!それで結果どうなるってんのさ!?」バンッ!

シンジ「?!」ビクッ

カヲル「何も変わらないだろ!僕らは結局どう足掻いても殺しあうしかないんだから!」

カヲル「他者の気持ち?自分と自分の大事なモノを守るだけで手一杯なのに?」

カヲル「偽善者ぶりたい?はっ!」

カヲル「使徒側の気持ちを一切考えてないじゃないか!自分の事ばっかりだ!」

カヲル「散々色々やっといて、今更自分達が清い存在になれるとでも?」

カヲル「笑わせるなよ、ニンゲン!」

シンジ「…え…?」

.

カヲルくんもキレたことだしちょっと切れる。


カヲル「…っ、いや、ゴメン…ちょっと…」

シンジ「……」

カヲル「…もういいだろ、この話はやめよう」

シンジ「…うん」

カヲル「…」ズズ

シンジ「…」ズズズズズズズズズズズズズズズズ

シンジ「渚」

カヲル「なにさ」

シンジ「いつか…次じゃなくていいから、」

シンジ「いつか、使徒と和解できたらいいなって僕は思うよ」

カヲル「…この話はやめるって言っただろ。そんな禅問答よりこれから何して遊ぶか話そうよ」

シンジ「だね。」ズズズズズズ

.


シンジ「んー……どっか行きたいとこはあるあるな感じアルか?」

カヲル「いや?特に希望はないな。君に合わせるよ」

シンジ「っし、じゃあカラオケ行こうずぇ!!カラオケ!!」

シンジ「歌いに唄って詠いまくりの詩を唱ってから謳っといて謡っぽく吟っていくフォー!!?」

カヲル「いいよ…あ、でもシンジくん彼女に財布を」

シンジ「後で返すから!!貸せ!!どぅーゆーあんだすたーん!?」ヘイヘイ

カヲル「わかったよ」

シンジ「おいおいおい!!そこはいえすあいどぅー!!だるぅろおう?!」

カヲル「いえすあいどぅー!!」

シンジ「よし!会計はしとけよ!僕は先に外で阿波躍りしてるから!!」ダッ

.


<「アリガトウゴザイマシター!」カランコローン♪

カヲル「さて、と」

シンジ「ソイヤホイサッ♪あっそーれッッ!!♪」

シンジ「たったらった♪たったらった♪ヨイヨイヨイヨイヨイヨイ♪」

シンジ「チャンカチャンカチャンカチャンカ!!!」

シンジ「ヨイヨイヨイヨイヨイヨイッッッッ♪」

シンジ「ポウ!!!」シャキーン!

カヲル「終わった?」

シンジ「うん。じゃ、行こうか」

シンジ「シャドーしながら!」シュシュッシュッ

カヲル「こう?」シュッシュッシュッ

シンジ「筋はいいぜ?」シュッシュッシュッシュッ

.


~カラオケ店~

<ティロリローン♪

店員「いらっしゃーせー……?!」

シンジ「Say!WAAAAH!!♪」カポエラカポエラカポエラカポエラカポエラカポエラ

カヲル「ボーボボッッ!♪」カポエラカポエラカポエラ

シンジ「Say!WAAAAH!!♪」カポエラカポエラカポエラカポエラカポエラカポエラ

カヲル「ボーボボッッ!♪」カポエラカポエラカポエラ

店員(な?!なんじゃああああッッ?!)

シンジ「ゲッダップ!スタンダッ!♪」カポエラ!

カヲル「ポウ!」シュタン!

カヲル「フリータイム、2名!ジョイで!」キメッ!

店員「か、かしこまりました…?」

.


~部屋~

シンジ「渚はとりあえず裏声出せるようになろうか」

カヲル「?」

シンジ「渚は一定以上高音が出ないからアレってことさ」

カヲル「へぇ」

シンジ「じゃあ目一杯高い声出してみるね?この音域を目指して声を出してみて。この音な?」

シンジ「ッッァァアアアアアアアアア――――――――――――――――――――――――――――ッッッッッッ!!!」

<ガッシャーン!!

シンジ「?」

カヲル「?…ちょっと見てくるよ」ヨイショ

カヲル「……」

シンジ「どっだったのん?」

カヲル「……君の奇声とも思える声でおばあちゃんがびっくりして倒れたみたいだ」

シンジ「マジで?」

.


・・・・・。

カヲル「結局出なかったね」テクテク

シンジ「最初は誰でもそんなもんさ」ステップステップ

カヲル「シンジくんも?」

シンジ「いや?僕は割りと最初から出せたけど?」

カヲル「いきなり説得力が消えたね」

.


~同時刻:浅間山観測所~


所員「もう限界です!これ以上やったらホントマジで壊れますから!」

ミサト「いえ、後500。お願いします」

『深度:1200。耐圧隔壁に亀裂発生』

所員「…だそうなんですが葛城さん」

ミサト「壊れたらウチで弁償します。後200!」

所員(くそっ!これだからNERVは!)

.


日向「モニターに反応!」

ミサト「了解。解析開始!」

日向「了解!」

ピピピピピピピピピ………

ブツッ!!!

『観測機圧壊、爆発しました』

ミサト「解析は?」

日向「ギリで間に合いましたね。……パターン、青です」

ミサト「そう、やっぱり使徒だったのね…」


葛城「これより当研究所は完全閉鎖、NERVの管轄下となります」

葛城「一切の入室を禁じた上に過去6時間以内の事象は全て部外秘とします。


葛城「碇司令宛にコード:A―17を要請!大至急で!」

「「「了解!!」」」

.


SEELE07『A―17?こちらから打って出るというのか?』

碇司令「そうです」

SEELE03『駄目だ!危険過ぎる!15年前を忘れたとは言わせんぞ!!』

SEELE03『15年前、我々が使徒に――』

碇司令「お言葉ですが、これはチャンスです」

碇司令「これまで防戦一方だった我々が初めて攻勢に出るための」

SEELE01『……リスクが大きすぎるな』

碇司令「しかし、生きた使徒のサンプル。その重要性はすでにご承知でしょう」

SEELE01『………』

碇司令「キール議長。…御決断を」

SEELE01『失敗は、許さん』

.


碇司令「それでは」

ブツッ……

SEELE04『本当によろしいのですかな、キール議長』

SEELE01『やむを得ん。先のサードの心を折る計画はマリの失態と裏切り、事故により失敗した』

SEELE01『使徒細胞のストックが全て消えた今、なんとしてでも手に入れねばならん』

SEELE01『何より、今後の事を考えれば"生きた使徒"の重要性は非常に高い』

SEELE02『だが使徒はまだまだ現れる。また採取する機会はあるのでは?』

SEELE08『…第7使徒を初号機が捕食した際、初号機の歯に挟まっていた使徒の細胞が偶然かろうじて生きていた』

SEELE08『貴殿はそんな偶然が再びあると確約できるのですかな?』

SEELE01『…碇も使徒細胞の力に気づいているはずだ。何せ己の手駒に埋め込んだのだからな』

SEELE01『碇は信用できん。我々のシナリオを通すためにも今回は決行する』

.


~浅間山観測所~

シンジ「これが使徒?」

ミサト「そうよ。まだ完成体になっていない蛹の状態みたいなものね」

ミサト「今回の作戦は使徒の捕獲を最優先とします」

カヲル「…」ピク

シンジ「へー」

ミサト「できうる限り原形をとどめ、"生きたまま"回収すること。

カヲル「できなくなった時は」

ミサト「即時殲滅。いいわね?」

シンジ「よくない時は?」

ミサト「思いっきりビンタするわ」

シンジ「」

.


ミサト「作戦担当者は…」

シンジ「はい!はいはいはいはいはいはい!!!」

ミサト「別にいいけど…潜行捕獲を担当するなら耐熱プラグスーツを着てもらうわよ?」

シンジ「着ない!けど!潜る!!マーグマ!マーグマッ!マグマ潜ってみたい!」

ミサト「シンジくーん?言っておくけど着ないと死ぬわよ?」

シンジ「他は知らんが僕は死なん!!だから裸でイかせろ!!」


      げん
      こつ


ミサト「カヲルくん、弐号機αで担当して」

カヲル「わかったよ」


シンジ「」ちーん

.


~浅間山火口付近:仮設ケイジ~

弐号機α(D型装備)「……」

カヲル「なんか昔の潜水服を着させられてるみたいだね」

リツコ「耐熱・耐圧・耐核防護服。局地戦用のD型装備よ」

シンジ「イカせろよぉ~僕にイカせてよぉ~~リっちゃぁ~~ん」シガミ

リツコ「しがみつかないでちょうだい。動きにくいわ」ペシ

シンジ「い~~や~~だ~~!!イくんだい!僕がイクんだぁあああ!!!」ヤダヤダ

リツコ「だから、あなたがプラグスーツを着れば構わないと言っているでしょ」

シンジ「死んでも僕は服は着ねぇ~~………」

リツコ「なら諦めなさい」

シンジ「やだぁあ……イクぅう!!イクイクイクイク!!!僕がイクぅう!!」

.


シンジ「駄々をこねるぞぉ~…ドン引き必至な駄々をこねまくるぞぉお~~…」

リツコ「既にドン引きしてるわよ。早く離して」

シンジ「リぃいった~ん…」

リツコ「……」


     ゴチ
     ン!!


シンジ「」ちーん

リツコ「弐号機αと初号機を指定ポイントへ配置」

「「「了解」」」

.


~浅間山火口前~

青葉『レーザー、作業終了』

日向『進路確保』

マヤ『D型装備、異常無し』

日向『弐号機α、発進位置』

ミサト『了解。カヲルくん、準備はいいかしら?』

カヲル「いつでもどうぞ?」

葛城『了解。 発 進 !』


初号機(ガッツリ拘束)「…」

シンジ『何で僕拘束されてんだよぉおおおお!!!』

ミサト「いや自由状態で待機させたらシンジくん絶対火口に飛び込むでしょ?」

シンジ『………』

ミサト(やっぱりか…拘束して正解だったわね)

.


シンジ「くそっ!くそっ!完全拘束の上にシンクロカットかよ!」

シンジ「……ん?」

戦闘機<キーン

シンジ「UNの空軍?捕縛作戦なのに何でここに?」

シンジ「使徒が火口から出てきた時の援護射撃用?…にしては待機位置が真上とかおかしくね?」

青葉『違うよ』

シンジ「青葉さん?」

青葉『援護じゃない。処理するためさ』

シンジ「処理?」

.


青葉『渚くんが本作戦を失敗した時。それはつまり火口の最深部へ沈没する弐号機αを見捨てる時だ』

青葉『そしてD型装備がない初号機では火口へは潜れないし、火口にいる使徒を殺す手段がない』

青葉『だから、使徒をN2爆雷で熱処理するんだ。…俺達ごとな』

シンジ「ほわい?!」

シンジ「いやいやいやいや!じゃあ僕らや青葉さん達はどうなんの!?」

青葉『仕方ないんだ。エヴァ以外で使徒にダメージを多少なりとも与えられるのはN2爆雷しかない』

青葉『で、火口に爆雷を落とすとエヴァ2機とクレーン、その他センサーや精密機器なんかの直接操作圏内地域一帯はどうしても消し飛ぶ』

青葉『…まあ、有事の際はシンクロカットが解除される。初号機はA.T.フィールドがあるからシンジくんは死なないさ。安心しな』

シンジ「…そんな」

.


青葉『碇司令《トップ》の命令なんだよ。俺達下っ端は聞かなきゃな』

シンジ「……事実上の『死ね』って命令でも?」

青葉『そうだよ』

シンジ「…狂ってる」

青葉『それが軍隊だよ。命を懸けてるのは君達兵士だけじゃないのさ』

青葉『シンジくん。もし俺達が死んでもこれだけは忘れないでくれよ?』

シンジ「皆が死ぬのは僕らの責任って事をですか」

青葉『違うよ』

青葉『例えどれだけ犠牲を払ってでも使徒は倒さなきゃいけないって事さ』

シンジ「……」

シンジ「…わかってますよ…そんな事…」

.


青葉『だから…できればもう少し真面目…いや、慎重になってくれると嬉しいかな』

シンジ「……考えときます」


シンジ(…『使徒』。)

シンジ(どれだけ犠牲を払ってでも倒さなきゃいけない敵、か)

シンジ(いつか和解できるなんてやっぱり夢のまた夢かな…)

シンジ「……」

.


マヤ「深度400…450、500、550、600、650」

マヤ「900、950、1000、1020、安全深度、オーバー」

マヤ「…深度1300、目標予測地点です」

ミサト「カヲルくん、何かいた?」

カヲル『何も?』

リツコ「…思ったより対流が早いようね」

青葉「目標の移動速度に誤差が生じているようです」

ミサト「そう。再計算急いで。作戦続行、再沈降開始」

マヤ「了解。深度1350…1400、」

日向「第2循環パイプに亀裂発生!」

マヤ「……深度1480、限界深度オーバーです!」

ミサト「目標とまだ接触していないわ。続けて」

(((マジか)))

.


ミサト「カヲルくん、どう?何か見える?機体や命綱の耐久性は?」

カヲル「一応問題はないね。まだイケるんじゃないの」

ミサト「そう。…そうだ、近くにいい温泉があるのよ。この作戦が終わったらご褒美に連れてってあげるわ」

カヲル『そりゃどーも』

ミサト(可愛くない反応ねぇ)ハフゥ

マヤ「限界深度、+120、…+200!」

日向「葛城さん!これ以上は!」

葛城「……赤木博士、クレーン等関連機器とD型装備の耐久度から見てまだ沈降可能かしら?」

リツコ「…可能ね。安全性は保証できないけれど」

葛城「そう。なら更に再沈降」

.


マヤ「深度1780。目標予測修正地点です」



サンダルフォン『………』


カヲル「!」

カヲル「…見つけた。目標を肉眼で確認したよ」

.


青葉「目標を映像で確認!」

葛城「了解。捕獲開始!」

リツコ「渚くん。対流が激しくてエヴァと目標はお互い流されているわ」

リツコ「耐久強度や深度からして接触のチャンスは一度しかないと思ってちょうだい」

カヲル「了解」

日向「目標接触まで、残りサンマル!」


弐号機α「……」ウィーン

サンダルフォン『…』

ガチャン。


カヲル「電磁柵展開、…問題なし。目標、捕獲」


         __________
弐号機α「…」つ[サンダルフォン『…』]
         ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒


カヲル「目標の捕獲に成功っと」


ミサト「よくやってくれたわカヲルくん!ありがとう!」

カヲル『捕獲作業は終了。浮上作業、頼むよ』

日向「了解!」

ミサト「はぁあ~~………」

リツコ「緊張がいっぺんに解けたみたいね、ミサト」

ミサト「まね…」

リツコ「あなたも今日の作戦、恐かったんでしょ?」

ミサト「そりゃね。下手に手を出せばあれの二の舞なんだもん」

リツコ「……」

リツコ「そうね。セカンドインパクト。二度とごめんだわ」


.


カヲル「……」

サンダルフォン『久シブリダ、同胞。…ソシテ父ヨ』

カヲル「……」

サンダルフォン『ダガ肉体ガナイ』

サンダルフォン『トコロデ。羽化ニ必要ナ温度帯カラ遠ザカッテイルノダガ』

サンダルフォン『…ドウイウツモリダ?』

カヲル「……」

サンダルフォン『父ヨ』

カヲル「……」

サンダルフォン『マサカ、』

サンダルフォン『私ヲリリンへノ贄ニスル気ナノカ、父ヨ』

カヲル「…」

.


サンダルフォン『何故』

カヲル「……」

サンダルフォン『何故』

カヲル「……」

サンダルフォン『父ヨ』

カヲル「……」

サンダルフォン『何故』

カヲル「……」

.



ミサト「…カヲルくん、どうかしたの?浮かない顔してるけど」

カヲル「……別に」

.



ラミエル『何故』

ガギエル『ドウシテ』

イスラフェル『何ノツモリダ』


カヲル「……」

カヲル(僕にしか聞こえない使徒の声)

カヲル(疑問、糾弾、慟哭、断末魔)

カヲル(親から死を与えられる彼等の気持ちというのはどういう風なんだろうね)

カヲル(考えない、考えない、考えない)


カヲル(……考えたら、終わりだ)


.


~浅間山付近~


シンジ『渚ー暇過ぎね?』

カヲル『だね。使徒の解剖実験の護衛といってもやる事ないしね』

シンジ「……」

カヲル「?」

シンジ「なんか元気なくね?」

カヲル「気のせいだよ」

.


カヲル(…僕がやってる事は正しいはずなんだけどな)

シンジ『しりとりでもしよっか』

カヲル「…ごめん。今そんな気分じゃないんだ」

シンジ『ネルフの『フ』からね』

カヲル「僕の話聞いてたワケ?」

シンジ『フ、フ……フ……、フ?』

シンジ『くそっ…ダメだ、何も思い付かない…!』

カヲル「…始まりすらしないとは思わなかったな」

.


シンジ『!』


シンジ『フルチン!!!』ドヤァアアッ!


カヲル「……君の負けだね?」


シンジ『くそっ!カウンターかよ!』ガンッ!

カヲル「いや自滅って言うんだよ」

.


シンジ『はあ!?じゃあそんなに言うなら渚からやれよぉ!』

カヲル「だから、やらないって言ってるだろう?」

シンジ『ふーんだ!ふーんだ!渚の負け犬!』

カヲル「別の機会にって事じゃダメなの?」

シンジ『ダメ!ダメダメっ!ダメェ―――!!』

カヲル「…はあ。…じゃあ、一回だけだよ?」

シンジ『渚のそういう付き合いいいとこが好きだよボカァ』

カヲル「はいはい」

.


カヲル「ネルフのフからでいい?」

シンジ『ケーオツっす!ウス!』

カヲル「ん…『風呂』」

シンジ『ろ、ろ…………ろ…ろ?』

カヲル「…降参?」

シンジ『待てよ!ちょっと待てよ!』

シンジ『えーっと、えーっと、…』

シンジ『…濁点とかってあり?』チラ

カヲル「有りでもいいけど、『ろ゙』から始まる単語ってあんの?」

.


シンジ『ろ、ろ、ろ……』

カヲル「実験終了まだかな」

シンジ『降参!くそっ!くそぉおおおおっ!!渚つえー!超つえー!』

カヲル「君が極端なだけだろ」

シンジ『くっはー!で!この余裕?くっはー!』

カヲル「…ぷっ、」

シンジ『やべー渚どらめちゃごっつスーパーバリハイパー超つえーわコレ!』

シンジ『何お前?しりとり星からきたしりとり王子?マジパネェ!』

カヲル「ぷっ…はは、あはははは!!」

シンジ『何がおかしい』

カヲル「いや、いや…うん、なんだか少し気が楽になってね」

シンジ『? まあ、渚が笑ってくれるなら僕も嬉しいけどさ』

カヲル「ふっふふっ!…シンジくん、やっぱり君は僕にとって最高の友達だよ」

シンジ『そうだろ!』エッヘン!

.


・・・・・。

ミサト「んでー?何かわかった?」

リツコ「…そうね、使徒が基本的に『何でもアリ』というのがわかったかしらね?」

ミサト「そんなの今までからしてわかってた事じゃないの」

リツコ「あら『正体不明の敵』という事もわかったわよ?」

ミサト「そういうのって、『わかった事はない』って言うんじゃない?」

リツコ「そうでもないわ。…見てコレ」

ミサト「どりどり?」

.


リツコ「601…解析不能を指すナンバーよ」

ミサト「……んで?」

リツコ「『MAGIがわからない』。つまり、使徒の体の構成要素は地球外の素材って事」

リツコ「なのに…使徒とヒト、その遺伝子の合致率は」

リツコ「『99.89%』。」

ミサト「ね…私の勘違いでないならさ、その数値…私達はよく見てない?」

リツコ「シンジくんの初号機との基本シンクロ率と全く同じね」

ミサト「…………」

.

切る


ミサト「エヴァは、あの時南極で見つけた"光の巨人"のコピー…」

リツコ(正確にはちょっと違うのだけれどね)

ミサト「エヴァ=使徒。であるならば」キリッ

リツコ(んなわけないでしょ。言いたいニュアンスはわかるけど)

ミサト「…シンクロとはエヴァとの"同化"率。それの基本数値がヒトと使徒の差異と同じ数値」

ミサト「シンジくんは使徒ともシンクロ可能なんじゃないかしら」キリッ

ミサト「"99.89%"。ヒトが(エヴァ=シト)とそこまで似ていて、まさにドンピシャその数値から"同化"できるならば」

ミサト「いつかヒトと融合するタイプの使徒が現れた時。シンジくんが使徒になって私達の敵になるかもしれな」

リツコ「ミサト?痛い妄想はその辺にしてくれないかしら?」ニコッ

リツコ(『いつかシンジくんが敵になるかもしれない』という点だけは同意するけども)

.


リツコ「私が言いたかったのはね、ある意味においては使徒も私達と同じ人間なんじゃないか?って事よ」

ミサト「…つまり?」

リツコ「知ってる?」

リツコ「ヒト同士…"自分"と"他人"の遺伝子的な違いも約0.1%程度なのよ」

リツコ「という事は。使徒はヒト、私達にとっての他人ぐらいにしか違わないって事」

ミサト「えー?あんなに姿形や生態が違うのに?アレをヒトと言うにはちょっちねぇー」

リツコ「あら、ヒトだって国や人種、文化の違いがあれば『理解出来ない別の生き物』になり得るわよ?」

.


リツコ「私達は結局ヒト同士で戦争をしてるだけなのかもしれないわ」

リツコ「…ねぇミサト。A.T.フィールドってなんだと思う?何を象徴してると思う?」

ミサト「え?"超カタイバリア"としか認識してなかったけど」

リツコ「そ、そう…まあ間違いではないのだけど」

リツコ「ミサト、『リビドー』や『デストルドー』という言葉はご存知かしら?」

ミサト「ご存知でないわね。リビドーくらいならなんとなくわかるけど」

リツコ「そう。簡単に言えば『"生きたい"という欲望、希望』が"リビドー"、」

リツコ「反対に、『死への欲望、衝動』が"デストルドー"というの」

.


ミサト「フロイト先生だっけ?」

リツコ「そうよ。そして"A.T.フィールドはね、リビドーの象徴なのよ。"心の壁"とも言い換えてもいいわ」

リツコ「『A.T.フィールドが物理的攻撃を防ぎ、自分を守る』」

リツコ「これはつまり、"生きたい"という誰もが持つ欲望でもあり、他人との境界線、他人から自分を守るための壁、他人との間の壁でもあるのよ」

ミサト「じゃあA.A.T.フィールドは…」

リツコ「その対である"デストルドー"の象徴」

リツコ「ん…そうね、あえて"殺意"と説明しましょうか」

リツコ「"デストルドー"…心理学的な意味の一つでは悪魔的な"生命の破壊衝動"」

リツコ「その衝動は自己と他者の区別無く、反復強迫的に無意味に生命破壊を目指すの」

ミサト「わかりやすく言うと?」

リツコ「ものすごく簡単に言えば『自分も皆も、誰でもいいから殺してやる』という破滅願望」

リツコ「それは愛憎なんかの感情すらも越えるわ」

.


     A.T.フィールド    A.A.T.フィールド
リツコ「『自己を守る壁』を『自己も他人も殺す攻撃性』で破る」

リツコ「それで思ったのよ」

リツコ「エヴァと使徒の戦いとは、」

リツコ「心の壁があるヒトに対して『お前の事なんてこれっぽっちもわからないから殺すわ』」

リツコ「そう言ってナイフを刺しにいくんだって事なんだって」

ミサト「ふーん…」

ミサト「くぅっらいわねぇ~…というかそんなウダウダ考えて気にするべきかしら?」

ミサト「いいじゃない別に。だって相手もその理論でくるのよ?殺らなきゃ殺られるんだからいいじゃないの」

ミサト「ホントに解り合えないならそのまま解ろうとしないで殺った方が色々と楽じゃないのよ」

リツコ「…軍人的な考えね。いえ、きっと現実的にはそれが正しいのでしょうけども」

.


~待機エヴァの中~

シンジ「マッジッカッル☆バっナっナっ♪」

シンジ「バナナと言ったら僕のちんこ♪」パンパン♪

カヲル『シンジくんのちんこと言ったらウインナー♪』パンパン♪

シンジ「ウインナーじゃねぇよフランクフルト♪」パンパン

カヲル『見栄を張るなよ短小包茎♪』パンパン♪

シンジ「短小包茎と言ったら父さんも♪」パンパン♪

カヲル「…知りたくなかったよ」

.


シンジ「冬月先生のもかな」

カヲル「やめてやれよ」

シンジ「……そういや渚のも、」チラ

カヲル「僕のは普通だよ!?」

シンジ「そんな変わらないだろ!」

カヲル「変わるよ!絶対僕のがデカイね!」

シンジ「はあー!?いやいや!絶対僕のがデカイし長いよ!」

カヲル「変わらないって主張どこいったんだよ!?」

シンジ「いやよく考えてみたら確か僕のがデカかったなって思い直したんだよ!」

カヲル「わかったよ!じゃあそんなに言うなら比べてみようよ!」

シンジ「いーよ!?まあ僕のデザートイーグルのがゴツいけどね!」

カヲル「は、AK小銃が何言ってんのさ!」

.


シンジ「じゃあせーので見せっこな!勃起させんのも無しだかんな!」

カヲル「あーいーともさ!」


シンジカヲル「「せーの!!」」



ミサト「シンジくん達、お疲れ様!ちょっと休け、」



ミサト「………ウインナー二つ、早くしまってくれない?」

.


~仮設待機所~


ミサト「…あんた達って仲いいわよね」

シンジ「まあね。渚はいいやつだよ」

カヲル「肯定してもいいかな。シンジくんといると楽しいし」

シンジ「な」

カヲル「ね」

シンジカヲル「「うへへへへへへ!!!」」

ミサト(使徒とヒトも、これくらいわかりあえて仲が良ければいいのにねぇ?)

.


シンジ「ところで生け捕り使徒はどうなるん?」

ミサト「ん?そーねー…リツコ次第ってのもあるけど」

ミサト「使徒をバラバラにして活動再開出来ないように固定、あとは各パーツを研究ってとこかしらねー」

カヲル「……」

ミサト「あ、ごみんごみん。グロな話だったわね」

カヲル「いえ」

シンジ「ねぇねぇミサりーん!僕お腹すいたー!」

シンジ「めーしー!めーしーめーしー!!」バンバンバンバンバンバン!

ミサト「はいはいわかったわー。じゃあ出前でも」

.



ドッッゴォォォォオオォォォォオオン!!!!



ミサト「?!」

カヲル「爆発?」

シンジ「うーっ!サンバ!」クネクネクネクネクネクネ

.


サンダルフォン(成体)「………」ノシ……ノシ、


サンダルフォン「…」ギロッ!!!

カヲル「……」



シンジ「なんだあのアノマロカリスとカレイだかヒラメだかを合体させたの…」

ミサト「シンジくん達!急いでエヴァに!」

.



ウィーム。ガシャン!


シンジ『初号機、搭乗完了!!ほぅー!ほわちゃーっ!!』

カヲル『弐号機も搭乗完了した』


ミサト「了解!いい、シンジくん達!今エヴァの武器はナイフとデュアルソー、パレットライフルしかないわ!」

ミサト「いつもと違って武器庫ビルや兵装ビルの助けはないと思って!」


『『了解!!(ンッハーン!)』』


.


ミサト「シンジくん達!なるべく生かしたまま再起不能にするわよ!」

ミサト「まずはあの手のような部位から破戒して、」


初号機『シンクロ率100%!!食らえ初号機ビィイイイインムッッッ!!!』


初号機カッ!<〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓>

サンダルフォン「?!」


ズドォオオオオオォォォォォンッッ!!!!

ミサト「バカぁああああ!!!」

.


サンダルフォン「…」ケロッ

初号機『なぬぅ――――?!』



シンジ「ヴゥァカなぁッ!!あれを食らっトゥェ無ぅう傷ゥだとゥゥッッ?!」

ミサト「シンジくん!殺しちゃダメだから!半殺しだから!」

カヲル(ヒトは中々に外道だね)

シンジ「!」


サンダルフォン「コロロロロロ……!」フワッ…!


シンジ「浮いた?!来るぞい!渚ァ!」

カヲル「ああ、わかってるよ」

.


弐号機「っ!」ズダンッ!

サンダルフォン「コロロロロロ!!!」グワバッ!


~仮設作戦部~


青葉「使徒の覚醒、碇司令には!?あと命令って出たか!?」カタカタ

日向「伝えた!葛城さんが今こっちに向かってるからその時に出る!それまで僕達はオペレート!」カタカタ

マヤ「待って!センパイは?!センパイはどうなって、」

青葉「心配なのはわかるけど今は自分の仕事をやってくれ!」カタカタカタカタ

マヤ「わかってますよッ!ああ…センパイ…」カタカタカタカタ

.


サンダルフォン「っ」バクンッ!


弐号機『おっと!』ヒョイ

初号機『ほほいっ!』ヒョイ



日向「エヴァ両機、目標のハグをかわしました!」

青葉「現在目標は宙に浮いた状態でエヴァを捕獲しようとしています!」

青葉「目標の口が開閉している事から捕獲後に齧りとる気のようです!」

ミサト『了解!』タタタ

.


シンジ「……」


サンダルフォン「コロロロロロ!!」ゴワバッ!

弐号機『おっと』ヒョイ

初号機「…」

サンダルフォン「コロロロロロ!!!」ガシ!


日向「目標、初号機を捕らえました!」

ミサト『シンジくん?!どうしたの!戦って!』

シンジ「わー…パイナップルの輪切りみたいな口だな」

口<ゴプァアア…!

シンジ「牙でみっちり構成されてなければなー」

サンダルフォン「コロ」ガブッ

初号機「」

サンダルフォン「ォォォォオオオオオオオオ!!!」カジカジカジカジカジカジカジカジ

初号機『いだだだだだだだだだだだだ』


豆シンジ「ねぇ、知ってる?」

豆シンジ「アノマロカリスはwikiだと捕食者側でサンヨウチュウを拐って齧る海の王者みたいな扱いされてるけど、」

豆シンジ「2010年発表の資料によるとあのパイナップル牙は硬いものを齧る力がなかったんだって」

豆シンジ「最近だと化石からかなり色々わかるようになってきたんだけどね、サンヨウチュウなんかの硬い生き物を齧るには筋力や牙自体の硬度が足りないんだってさ」

豆シンジ「計算では現代の海老ですら齧れないんだってー」

豆シンジ「ついでに牙にも硬いものを齧っていたならつくはずの傷も見受けられなかったんだって」

.


初号機『だからこのアノマロカリスっぽい使徒の牙に、何かを噛み砕くような力はな』

サンダルフォン「…」ガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジ

初号機『痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い』


日向「初号機の胸部装甲が破損!更に齧られていきます!」


初号機『いだだだだだだ何これなんか動けないし痛い痛い痛い』

フワッ…


初号機『あれ?これ浮遊ってか…連れ去られてね?ちょっ離せ!離いだだだだだだ』

日向「目標、初号機を捕獲したまま移動を開始!」

.


弐号機『シンジくんを離せ!』つプログナイフ

ガキィイイイイイイ!


日向「目標にダメージは見受けられず!」

青葉「目標の甲殻は熱、斬撃に耐性があるようです!」

ミサト『了解!カヲルくん!パレットライフルで攻撃してみて!』

弐号機『了解!』ガチャコ

弐号機『くらえっ!』バラタタタタタ!

サンダルフォン「…」カキンカキンカキンカキンカキン

弐号機『くそ、硬い!A.T.フィールドは中和し切っているのに!』

.


シンジ「なんだこいつなんだこいつ!地味!地味に強い!」

シンジ「パッとしないクセに掴む力と防御力、齧る力が半端ない!」

シンジ「まるでオペレーターの人みたいだよッッ!!」


青葉(え、俺?)

日向(あれ、これ僕?)

マヤ(私…じゃないわよね?え?違うわよね?)

.


サンダルフォン「…」フヨフヨ…


青葉「目標、移動を開始!」

青葉「この進路は……?!」

青葉「浅間山ですッ!目標は浅間山火口に再び潜行する気です!」

プシュー、ガコム!

ミサト「何ですって!?」ハァ、ハァ、ハァ…


サンダルフォン「…」フヨフヨ

初号機『離せ!はなさんかい!抱きしめられるのはおにゃのこからだけって決めとるんじゃい!』ジタバタジタバタ


.


ミサト「シンジくん!シンクロ率を上げてエヴァを強化した上でとにかく抵抗して!」

ミサト「初号機と裸のあなたではマグマに潜れば死ぬわよ!!」


シンジ『そうは言われますてものぅ…』

ミサト「何!?どうしたの!」

シンジ「いや…僕一回マグマに潜りたくて」

ミサト「バカ!死ぬわよッッ!」

.


青葉(にしても他のチルドレンを修学旅行に行かせない方がよかったんじゃ)

日向(それは言わない約束だろ)

マヤ(フツーあり得ないですよね?)

日向(おい葛城さんをバカにするなよ?例えベストな選択をしなかったとしても結果を出すならいいんだよ!!)

日向(シンジくんならやってくれるさ!)

青葉(まあ確かにシンジくんならな)

マヤ(でも失敗したら?損害が出たら?)

マヤ(私、やっぱり葛城さんはバカだとおも)

日向(マヤちゃん?僕に本気を出されたくなければ今すぐ黙るんだ…!)

日向(僕はキレたら何をしでかすかわからないぞぉおおおお?!)

マヤ(もうちょっと感情論を抑えてくれない?)

.


弐号機『A.T.ブレード…!』ビュアン!

初号機『渚?それ僕も死んじゃうんだけど』

弐号機『大丈夫だよ。上手く斬るからさ』

初号機『やめてやめてやめてやめて』

弐号機『だってこのままでも君は死んじゃうんだろ?』

弐号機『だったら今殺してやった方が』

初号機『よくねーよ?!つか殺す気なの!?』


ミサト『カヲルくん!ブレードは使わずに直接組ついて!』

.


弐号機『わかっ』


サンダルフォン「…」ヒュン

初号機『たすk』


青葉「初号機、目標と共に浅間山火口に潜行!!」


ミサト「シンジくんッッ!!?」


マヤ(エヴァがあと2機あったら防げたかもしれないのに)

日向(結果論だろ!そういうのいいから!)

.



ドポン。


サンダルフォン「…」ギュン!

初号機『A.T.フィールド、全っ!開っ!』

サンダルフォン「?!」

ヴァチッッッッッ!!!


初号機『っしゃああああ!!人生初のマグマin the 碇!!』

初号機『さあ!!満喫するぞー!!マンマン、キツキツするぞーっしゃ!』


シンジ「………」

シンジ「……」

シンジ「…」


シンジ「…あっちぃ……」グデン

.


シンジ「なんだこれ…いやA.T.フィールドで守られてるから実際は暑くないし熱くないんだよ?」

シンジ「でもなんか…気分的に暑い……」

シンジ「あーもうあと3枚くらい着てるものを脱ぎたい気分だよ…」

シンジ「…でもどうしよっかな」

シンジ「"ブレード"や"ランス"なんかなら倒せそうだけど、それやるとマグマから身を守るA.T.フィールドを解かなきゃいけないんだよなー…」

サンダルフォン「……」ジー


シンジ「向こうもいつまで様子見してくれるか…」

.


ミサト「D型装備、いける?」

マヤ「はい!あと80秒でいけます!」

ミサト「了解!…いいわね、カヲルくん!」

ミサト「今初号機は自己保存のためにA.T.フィールドを張っているわ!」

ミサト「故に身動きはとれないし、浮上が出来ないの!」

ミサト「手遅れになる前にもう一度火口に潜ってシンジくんを引き上げるのよ!」

カヲル「了解!」

ミサト「先の事例を踏まえてD型装備に追加装甲、耐熱プラグスーツにヘルメットもつけたわ!」

ミサト「火口内で充分活動できるはず!」

ミサト「本作戦からは使徒は捕獲から殲滅へと変わります。また、初号機及びそのパイロット救出が目的となります!」

カヲル「了解!」

.


日向「急な注文なのに追加装甲パーツやらが届いてよかったですね」

ミサト「先回の潜行でも使えればよかったんだけどねぇ…使徒の孵化予定時間が迫ってたし」

ミサト「ま、無駄にはならなかったからいいわね」

カヲル『ほわぁあああ?!』

ミサト「どうしたの?」

カヲル『ちょっ、これ予想以上に膨らんでるんだけど!』

カヲル『相撲取り用の着ぐるみ(上下)を着た気分だよ!』

ミサト「我慢して!安全性は上がったわ」

カヲル『もう少しビジュアルとか、なんとかならなかったワケ…?』

ミサト「技術部にあとでたっぷり文句でも言ってあげて」

カヲル『たく…シンジくんの『服なんて着れるか』って気持ちが少しわかる気がするよ』ブツブツ

ミサト「それはわかったら人としてアウトよ?」

.

22999


~浅間山火口:深度400~

初号機「…」

サンダルフォン「コロロロロロ!!」ガキンガキンガキンガキン


シンジ「パイナップルの輪切り牙の動きがマジで艶かしい」

シンジ「いや生めかしいかな。ヌルヌルうねうねわきわきな動きだよ」

シンジ「ニコニコの良質動画並みにヌルヌル動くぞこれは」


サンダルフォン「コロロロロロ!!!」イライライライライライラ


シンジ「はっはっは、僕のA.T.フィールドは破れないだろ!?」

シンジ「何せ結界レベルまで出力してるからね!」

シンジ「お陰で一ミリも動けない上に電磁波とか遮断しちゃってSOS信号も遺言も辞世の句すら残せないけどな!!」


サンダルフォン「コロロロロロ!!!」ゴガン!ゴガンゴガン!ゴガン!


シンジ「だーっひゃっひゃっひゃっ!無駄な努力してやんのー!」ゲラゲラゲラゲラ

シンジ「ぶひゃひゃひゃひゃ!!僕のちょばむあーまーは超かてーぞコラァ!」


シンジ「ちょーだぞ!ちょー!!」

サンダルフォン「コロロロロロ!」ビキュン!

シンジ「加粒子砲?ハッ、だからなんだってーの!」

シンジ「D型装備ならともかく、生身初号機=全裸初号機の僕にそんな豆鉄砲なんぞ効かぬわ!!」

シンジ「効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ!!!」

シンジ「効かぬわ―――――!!!」

.



シンジ「ぷぎゃぁっははははははは!!!」


初号機「…」ゴポゴポゴポゴポ…



マヤ「初号機、現在地は深度500!更に沈降していきます!このままでは!」

ミサト「まさかまた使徒キャッチャーを、それもエヴァの救出に使うなんてね…」

ミサト「カヲルくん!沈降して!」

カヲル『了解!』


カヲル『…ああ、動きづらい…僕将来絶対デヴにはならないようにするよ…』

.


弐号機「…」ドポン!


弐号機「…」ゴポゴポゴポ…



日向「弐号機、沈降を開始!」

青葉「なお現在初号機は深度600地点で目標から攻撃を受け続けています!」

マヤ「初号機のA.T.フィールドが強力過ぎてパイロット及び機体の現状はモニターできません!」


ミサト「はぁ…シンジくんがもう少しちゃんと抵抗…いえ、まともだったらこんなことには」

ミサト「帰ったらまた叱ってあげなきゃ」

.



シンジ「……」

サンダルフォン「コロロロロロ!」ガジガジガジガジガジ

シンジ「……」


シンジ「…いいのか、このままで」


シンジ「僕は命惜しさに保守ばっかり、自己保身してばっかりじゃないか?」

シンジ「いいのか、このままで?」

シンジ「……」

.


シンジ「…ダメだよ」

シンジ「ダメだ、ダメだダメだダメだダメだダメだ、ダ~メダメよ♪」

シンジ「抵抗しなきゃ」

シンジ「戦わなきゃ!!!」

シンジ「守ってばかりじゃ!!何人にも勝てやしない!!!」

シンジ「守ってばかりのそんなクソつまんねー人生でアーユーオーケー!?」

シンジ「NO!!!断じて!!NOooooooッッ!!!」

シンジ「ハジケろ!!活きろ!!死んでるみたいに生きてちゃダメだ!!!!」

シンジ「傷つくことを!!恐れるな!!!」

シンジ「影に隠れてコソコソ逃げ回るなんてクソダセェ!!!」

.



シンジ「僕はなぁ!」


シンジ「生まれてこの方!!!」



シンジ「ダサかった事なんて一度もないんだよぉおおおお!!!」



初号機「ッ!」カッ!


.


マヤ「?! 初号機の反応が回復しました!」

ミサト「?!」

マヤ「そんな…!初号機がA.T.フィールドを解きました!」

ミサト「何ですって?!シンジくん焼け死ぬわよ?!」

マヤ「初号機の現状をモニターします!」カタカタ

マヤ「!? 初号機、既に第3装甲まで融解!!」

マヤ「素体の10%は既にレベル3の火傷!!」

マヤ「シンジくんにもフィードバックされ、て、」

マヤ「ダメ!シンジくん早くA.T.フィールドを張り直して!」

.


シンジ「あづっ!!あッッつッッ!!何コレ超熱ッッ!」

シンジ「?! ひぎっ…ぃいいいい!!!」

シンジ「あッッッッッぢぃッッッッッッッッ!!」

シンジ「あづい゙っ!!あぢゅいよ゙ぉ゙お゙お゙お゙お゙!!!」

シンジ「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッッッッッッ!!!」


初号機「ォ、オォ…!」ギュルルリリ…!



マヤ「初号機、掌にA.T.フィールドを収束!!」


初号機「ウ、ォ、ォオォ……!」

サンダルフォン「コロロロロロ!!」ギュン!

青葉「目標、初号機へ接近!!」

.


シンジ「死にたくない…!絶対に死にたくない!!」

シンジ「でも゙ぉっ、…活゙ぎでな゙い゙生゙ぎ方゙な゙ん゙で!」



シンジ「 絶対、 」


シンジ「 イヤだ!!! 」



シンジ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


初号機「グ、ォ…!」グググ…!


.


サンダルフォン「コロロロロロ!!!」ガブッ!

初号機「ご、ぉ…」

サンダルフォン「コロロロロロ!!」ガジガジガジガジガジガジ


青葉「目標、初号機に齧り付いていますッ!」

マヤ「初号機、頭部拘束具が破損!素体頭部、融解を開始!!」

日向「ダメです!弐号機の到達まで、あと200!間に合いません!!」

ミサト「…シンジくん!」

ミサト「一発かましてやんなさい!!!」

.


シンジ「わ゙がっで……」

初号機「ォ…オォ…!」


シンジ「る゙ッッぢゅ゙ー………」


初号機「ォォオォオォォォオォ!!!」


シンジ「の゙ぉぉおおおおぉおおおおぉおおおおッッッッ!!!」


初号機「ウォォオォォオォオォォオォオォォオッッッッ!!!」


.


マヤ「初号機、指先から収束したA.T.フィールドを解放!」


ズバァアアアアンッッッ!!!!

サンダルフォン「コ、ロ、ロ…ロ……」


日向「A.T.フィールドの爪が目標を切り裂きました!」


ズドォォォオォオォォオォオォオォンンン!!!


青葉「目標、殲滅を確認!」


.


シンジ「やっ………た……」


シンジ「」カクン


マヤ「!? パイロットの意識、消失!パルス及びシンクロも消えました!」

ミサト「カヲルくん!」

カヲル『! 見つけた!初号機を肉眼で確認!確保します!』


弐号機「っ」つ対使徒キャッチャー

カヲル『電磁柵、展開!……初号機確保!』

 弐号機
  |
 _⊥_
[初号機]
 ⌒⌒⌒

ミサト「やった!ナイスよカヲルくん!」

.

シンジ「斬るよ!メリークリスマス!」


・・・・・・。

ブシュウウウウウウ………


初号機(ウェルダン)「」プスプス


リツコ「…真っ黒焦げね。ミサトの料理かしら?」

ミサト「初号機を調理した覚えはないわよ」

リツコ「…シンジくんは?」

ミサト「意識不明で付近の病院のICUに搬送。全身大火傷だもの」

リツコ「あの状況下でよくもまあ倒したわね」スパー

ミサト「本当。称賛に値するわね。表彰されてもいいくらいだわ」

リツコ「…命に別状はないのよね?」

ミサト「たぶんね」

リツコ「プラグスーツの生命維持装置無しな上に全裸でよく助かったわねぇ」

.


ミサト「まあシンジくんがちゃんと本気で抵抗してくれたらマグマの中で生身で戦うなんてなかったんだけど」

リツコ「シンジくんだものね」

ミサト「…なんかえらく理解があるわね?」

リツコ「理解ではないわ。諦め、よ」

ミサト「私も早く諦めるべきかしらね」

リツコ「そうね」

ミサト「…」

リツコ「…」

ミサト「そういえばリツコよく助かったわね?」

リツコ「ええ。運良く浅間山観測所の解析データを回収と削除をしに出てたのよ」

.


リツコ「カヲルくんは?」

ミサト「シンジくんに付き添いに行ったみたいね」

リツコ「仲良しね」

ミサト「私達以上に仲良しかもねー」



日向「あ、葛城さん!」

ミサト「?」

.


日向「大変です!シンジくんがフォースと病院を脱走!!現在、所在が不明です!」

ミサト「」

リツコ「あの大怪我で?タフね…」

日向「治療途中で目を覚ましたらしく、医者の話ではあのまま激しい運動をすると後遺症が残る可能性があると、」

ミサト「あンの大バカぁあああ!!」

リツコ「保母さんは大変ね」クスクス

ミサト「全力で探させなさい!」

日向「は、はい!」ダッ

.


~草むら。~

シンジ「…」ガサガサ

カヲル「ねぇ、戻った方がいいんじゃない?」

シンジ「え?なんでさ」

カヲル「いや…だって君、全身水ぶくれが出来てて皮膚とかベロンベロンだし…」

カヲル「まっかっかじゃないか。ヤバイ感じに。素人が見ても一目で『長期入院が必要なヤバイ火傷』ってわかるレベルの」

シンジ「シンジイズバイオハザードって事か…ゾンビ?シンジイズゾンビ?」

カヲル「というか痛くないの?」

シンジ「死ぬほどめちゃんこごっつ痛い。シンジイズめちゃ痛い」

.


カヲル「じゃあやめとけよ。治療受けに戻れよ」

シンジ「絶対、イヤだ」

シンジ「シンジ・イーズ?絶対、イヤだ」

カヲル「そのシンジイズってフレーズ気に入ったワケ?」

シンジ「イエース!シンジイズマイブーム!イエーイ!!」

ズキンッ!!!!

シンジ「」

カヲル「ちょっと動くだけで、何かが触れただけで言葉にならないくらい痛いならもう本当やめとけよ」

シンジ「やだ」プルプルプルプルプルプル

.


シンジ「僕は自分に御褒美あげる事にしたんだ」

カヲル「罰とか、セルフSMとかじゃなくて?」

シンジ「イエス!!オーイエス!シンジイズマイ御褒美ウォンチュー!」

カヲル「シンジくん?割りと最初から意味わかんなかったけど君の言ってる事が更に意味わからなくなったよ」

シンジ「うるひゃあ!僕の言葉は僕がわかっていればそれでいいのだ!オーバー!?」

カヲル「しかし君も酔狂だね」



カヲル「今から修学旅行に飛び入り参加しにいくだなんて」

シンジ「へけっ☆」


.


カヲル「でもどうやって行く気?普通の飛行機には乗れないだろう?」

シンジ「うん。全裸だから引っ掛かる」

カヲル「ならどうやって」

シンジ「こーやって」サイドステップサイドステップ

カヲル「……」

シンジ「こーやって」サイドステップサイドステップ

カヲル「…君が何を言ってるのかわからないよ…」

シンジ「かーらーのー?!ロボッットダーンスッッ!」シャカシャカ

カヲル「おい!いい加減に教えろよ!」

.


・・・・。



マリ「じゃーにゃー」

シンジ「ぁあああ……いだい…いだいいだいいだいいだい…」

カヲル「あの速度で長時間走行とか…今の君には拷問だよね?」

シンジ「だけどなんとか港にはついたよ」

カヲル「船で行くんだね」

シンジ「船なら意外と手荷物検査されなかったりするからね」

カヲル「……手荷物?」

シンジ「じゃ、僕はこのトロリーバックに入るから渚は僕を持って乗船してよ」

カヲル「」

.


カヲル「よく入るね、そんな箱に」

トロリーバック「いやいや人一人くらいは入るからね。ほら、ヤーさんの死体遺棄的なさ?」

トロリーバック「んもー渚ったらそんなこともわからぬぅあいのくぁーい?ンーフー?」

カヲル「このまま海に沈めてやろうか?」

トロリーバック「やめてやめてやめてやめて」

.



・・・・・。


~沖縄~

アスカ(惣流)「は~!白い砂浜!青い海!」

アスカ「新しい水着もジャストフィット!言う事ないわね!」

ヒカリ「アスカの深紅のビキニすごい似合ってるわね!」

アスカ「でっしょ~?」ドヤァ!

綾波「……」

アスカ「…あによ、なんか言いたい事があんなら言いなさいよ」

.


綾波「別に」

アスカ「あっそ」

綾波「へっ」

アスカ「何?!ねぇ!何が言いたいのよッ!」ガシッ

綾波「別に」ニヤニヤ

アスカ「じゃあその含み笑い止めなさいよッ!感じ悪い!」

綾波「ぷふー!フフフフフフ!!?」クククククク


アスカ「むぉおおお!なんなのよぉおおおお!!笑うんじゃないわよぉお!!」

アスカ「似合ってないって言いたいワケェ?!」

綾波「別に」

アスカ「ああああああああああああ!!?」イライライラ

.


ヒカリ「あ、アスカ…」

アスカ「ふんだ!いいわよッ!別に!似合ってるもん!」

綾波「でも誰も似合ってないなんて言ってないわ」

アスカ「じゃあなんであんな笑い方しとんのじゃコラ」

綾波「…その、」

綾波「皆でこうやって旅行に来て何かするって、初めてだから」

綾波「私。…調子に乗ったの」

アスカ「え」

綾波「ごめんなさい」

アスカ「お、おう」

.


アスカ「ま、まあいいわ!あんた不器用そうだし。貶したり嘲笑ったわけじゃないなら」

アスカ「許してやr」

綾波「…プッ。」

綾波「ふひっ…ふひひひひひ…」クックックッ…

綾波「ぷー(笑)くすくす(笑)」

アスカ(…本当よね?)

.


ヒカリ「でもいいわね!特別に水上スキーとフライボードやらせてくれるなんて!」

アスカ「よね!あー楽しみ!」

綾波「ふふ…」



「どいてどいて―――――!!!」



アスカ「――――へ?」クルッ


シンジ「あ!アスカ!なんか久しぶりぃいいいい!」クルクルクルクルクルクル


アスカ「いやぁああああ!!!全裸が横回転で飛んでくるぅううう!!!」


.







<ドゴーン!


\イヤァアアアアア!!!/



シンジ「FOOOOoooOOO!!!まさかのガメラ方式!」

シンジ「イエス!ガメラシンジさん!イヤッフォー!」


アスカ「」ちーん

綾波ヒカリ「「碇くん!?」」

シンジ「いやーまいっちんぐまいっちんぐ。フライボードを手足につけたらマイアヒでさー」

シンジ「あれ?アスカはもうおねむの時間かい?しょうがないなぁ」

アスカ「あんたね…体当たり食らわせておいてそれはないでしょうが…」

.


シンジ「あれあれー?皆は?他のみなみなさんはー?キョロキョロキョロキョロ!キョロりんこ!?」

ヒカリ「霧島さん達ならさっきあっちで見かけたわよ?」

シンジ「ありがとうヒカリ!僕呼んでくるね!!!」ダッ

ヒカリ「あ、うん…」

シンジ「おおっと!忘れてた!」

ヒカリ「?」

シンジ「スク水ヒカリのおっぱい揉んどかないと」モミモミモミモミモミモミ

ヒカリ「あひぃんっ?!///」

.


シンジ「ハァー!でも綾波のパイパイも揉みてぇ――――ッ!!!」モミモミモミモミモミモミ

ヒカリ「あんっ、あんんっ////」

シンジ「揉むか」モミッ

綾波「やめて。碇くんやめて」ペシペシペシペシ

シンジ「ごめん……気持ち良すぎて無理」モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ

シンジ「やめられない!止められない!かーっぱっ!えびせん!おやつカンパニー!!」モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ


アスカ「やめんかこのセクハラ野郎ッッ!!」グシャッ!

シンジ「あがっ……僕のオティンティンがぁあああっふあああ!!!」

.


アスカ「あんたね!そーいうのは彼女にやんなさいよ!変態!キチシンジ!バカシンジ!」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ

シンジ「だが断る!断ーる!!!」

シンジ「でもたまには彼氏としてマナの乳も揉んどくか!」

シンジ「ダダッ☆ダーッシュ!!!シンジさんダーッシュ!!!」

シンジ「ポーウ!!!」ダダダダダダダダダ…



アスカ(…何よ、あたしのは揉もうともしないって)

.



マナ「はー…シンジ、今頃何してるのかな…」

アスカ(貞本)「さあね。また回りに迷惑かけてるでしょ」

マナ「残念だけど否定できないなー」

アスカ「あんたさぁ…アイツのどこがそんなよかったワケ?」

アスカ「あたしにはこれっぽっちもわからないんだけど」

マナ「えー?わかんない?」

アスカ「…色々器用な所とか?」

マナ「うん。そこも好きかな」

アスカ「ええ?…じゃあー…生き様に拘ってる所とか?」

マナ「そこも好きかな」

アスカ「ぅえ?…えーと…、元気なとこ?自由なとこ?なんだかんだイイヤツな所?」

マナ「……ぷっ」

.


マナ「なーんだ。貞本さんもシンジにも好感が持てる、良いところがあるってわかってるんじゃない」

アスカ「は、はあ!?違うわよっ!こんなの適当言っただけだし!」

マナ「そ?」

アスカ「そ!」

マナ「にしても。あーあ、せっかく色々考えてたのになー」プクー

アスカ「…ちなみにどんな?」

マナ「え?聞きたいの?」

アスカ「え?あー…まあ。今後の参考に?」

マナ「うんとね…」

.


シンジ「おーい!マナー!」ダダダダダダダダダ

マナ「シンジ?!ってどうしたのよ!?その体!」

シンジ「え?ああちょっとヤバイレベルで大火傷しちゃってさ!」

マナ「」

アスカ「」

シンジ「あ、でもアレだから!さっきまでよりだいぶ痛みに耐えれるようになったから!大丈夫だから!」

.

ちょっと切る


マナ「どうやってここまで来たか知らないけど!今すぐ病院行って!」

シンジ「無理」

マナ「無理じゃない!というか何したのよ?!」

シンジ「ちょっと使徒を狩った時にマグマ煮えたぎる火山に入ってきた」

マナ「?!」

アスカ「は、はあ?!使徒が出たの?!何でミサトはあたし達に召集かけなかったのよ?!」

シンジ(僕だけで充分ってミサりんが考えたのは言わぬ方がいいか)

マナ「シンジ!」

シンジ「でもアレだよ?これ大分痛み引いてきたし皮膚も今はまっかっかなだけだからね」

アスカ「何それちょっと前はもっと酷かったってーの?」

.


シンジ「数時間前まで全身水ぶくれでぐっじゅ、皮膚が剥がれてバイオハザードでしたが」

アスカ「」

マナ「」

シンジ「どうしたんだ!僕達には口と通じる言葉があるのに何故しゃべらないんだ!」

アスカ「うるさい喋んな化け物」

シンジ「僕が君の言う事を聞いてやると思っているのか」

.


アスカ「だって…あんたそれ本当だったらマジで人間じゃないわよ!」

シンジ「ネルフの医療技術は世界一ぃいいいい!ってー事なんじゃなーい!?」クネ?

アスカ「限度があるわよ!医療ってかもうそれ魔法じゃないのよ!」

シンジ「ケアルガ!」ピロリロ♪

アスカ「キンハー?!」

シンジ「やせい の シンジ があらわれた! ▼」

シンジ「そして シンジ は じこさいせい した! ▼」

アスカ「やかましい!ポケモンかあんたは!」

.


シンジ「シンジ は ぜんら で おどりくるっている! ▼」

アスカ「カイリューか何かにはかいこうせん撃たれればいいのに」

シンジ「はかいこうせん! シンジ にはこうかがないみたいだ… ▼ 」

アスカ「もうそれウザいからやめなさいよ!」

マナ「ねぇシンジ!さっきから言ってるけど病院に」

シンジ「あ、忘れてた」

マナ「?」

シンジ「僕はマナのパイパイも揉みに来たんだったよ」モミモミモミモミモミモミ

マナ「あんっ///」ビクンッ

アスカ「」

シンジ「いつもより愛がある愛撫!さすがシンジさん男前!だんでー!」モミモミモミモミモミモミ

マナ「あんっ、あんんっ!シンジ、激し…っ////」

アスカ「ちょっと…あたしの前で乳繰りあうのやめなさいよ」

.


シンジ「わかったよ…君も交ぜてあげるよ!このさびしんぼうめっ!」

アスカ「あたしが言った事を何一つ理解してないじゃないのよッ!」

シンジ「まあまあ」モミモミモミモミ

アスカ「あひぃんっ?!」ビクンッビクンッ

マナ「シンジ!あ、んっ!浮気はダメだからね!」

シンジ「オーケーイッ!わかってる!わかってるよー!?シンジさんちゃーんとわかってるよーっ!」モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ

アスカ「」ピキッ。

.



・・・・・・・。


トウジ「そんでお前はそんな頬を腫らしとるんか…」

シンジ「ぶっちゃけ火傷より貞本の拳(グー)が痛かった気がする」ジンジン

ケンスケ「でもシンジ、本当にそんな大火傷したのか?もう普通のいつも通りの肌じゃないか」

シンジ「そんなに疑うなら渚に聞いてみそ!確認とってみそ!」パン♪パン♪スイーッ♪

式波「? アイツは?」

シンジ「渚?渚なら…」

.


~港~

船長「でさぁ…君わかってんの?」

カヲル「……」

船長「死体遺棄したでしょ君」

カヲル「だから、最初から言ってるけどさ!シンジくんは死体じゃないから!」

船長「あんな赤黒い上にグロな状態の人間が生きてるわけないだろう常識的に考えて!」

カヲル「だからシンジくんに常識は通用しないんだと何度言えば」

船長「だとしても海に鞄の中の生きた人間を落とすか?あ゙~?!」

カヲル「いやそれもシンジくんの要望で」

船長「というか」

船長「タ・メ・グ・チぃいいいいッッッッ?!」グイーッ

カヲル「首根っこ掴むなよ痛いだろ」

.



シンジ「そんなわけで僕も参戦するんでシクヨロ!」

根府川「頭とお腹が痛い…」キリキリ

シンジ「サーターアンダギー楽しみだなー」

シンジ「あとシーサー!ゴーヤ!ゴーヤの丸齧り!生!生生で!」

シンジ「ゴゴゴ♪ゴーヤ!ゴーヤ!♪」ブンブン!

トウジ「鬱陶しいからワシの至近距離でヘドバンやめてくれへん?ほんまに」

シンジ「でもさ、先生が昔『人の嫌がる事を進んでしなさい』って」

ケンスケ「んー俺の予想だと先生そんなつもりで言ったんじゃないんじゃないかなー?」

.


~警察署~

ポリ公「だからさ、やったんでしょ?吐いちゃいなよ」

カヲル「やってないって言ってるだろ!」バンッ!

ポリ公「はいはい、犯人は皆そう言うんだって」

カヲル「それでも!!僕はやってないッ!!!」

ポリ公「んー…というか仮に生きてたとしても密航補助だからさ…ね?」

カヲル「」

.


~民間宿泊施設~

マナ「はいっ!シンジ、あーん♪」

シンジ「あーん!!!」バクンッ!

シンジ「ゴーヤぁあああッフー!!!」モグモグモグモグモグモグ

ヒカリ「……」ジー

トウジ「むっちゃ美味いな!やっぱ飯が一番の楽しみやなぁ!」モグモグ

ケンスケ「トウジは人生つまらなそうだな」モグモグ

ヒカリ(…お弁当……どうかな…)モグモグ

惣流「ゴーヤ苦ーい!」モグモグ

式波「何よアンタ残す気?生き物はねぇ、―――」

貞本「もうそれ聞きあきたわ」モグモグ

綾波「はい。あなたにも私のをわけてあげるわ…」つ\\

マリ「あっりがっとさ~ん!♪」ハグハグ♪

.


~警察署~

ポリ公「…ネルフから保釈金支払われたし、パイロットだからって事で釈放だよ」

カヲル「…」グス

ポリ公「ほら…飯食ってなかったろ。餞別だ、カツ丼食べな」コト

カヲル「はい…」モグモグ

カヲル(このカツ丼、少ししょっぱいな…)モグモグ

.


シンジ「枕投げじゃあぁあああぁあああっしゃらぁああああ!!!!」つ枕

トウジ「死ねやシンジぃいいいい!!!」つ枕

ケンスケ「相田投擲兵、枕爆弾投擲するであります!ドーン!」つ枕


ドタンバタン!ドタンバタン!

根府川「君たち、ここはホテルではな、」

シンジ「敵発見!殺れ―――――!!!」ブンッ

トウジ「しゃー!!」ブンッ

ケンスケ「おるぁあああ!」ブンッ

根府川「ごっ、がああああああああ!!!」

.


~警察署前~

ポリ公「ほら…家まで送るから」

カヲル「いえ、あの…僕は」

ポリ公「ああ、他に泊まる所が?」

カヲル「…ええ。まあ」

ポリ公「帰る場所、"ホーム"があるという事は幸せに繋がる」

ポリ公「…君には大事な人がまだいるんだろう?」

ポリ公「その大事な人を悲しませてはいけないよ…」

カヲル(悲しませるっていうかそいつが根元なんだけど)

.


~女子部屋~

惣流「そんでさぁ…あんたシンジとヤったって本当なわけ?」

マナ「んーまあねー?…はい、あたしも上がり」

惣流「…………あっそ」

ヒカリ「すごいわよね…色んな意味で」

綾波「ヤったって、何?」

貞本「あんたバカァ?セックスに決まってんじゃない。ハイ、あたしもペアできたからあがり」

ヒカリ「や、やだ…!そんな言葉言っちゃダメょ!不潔ょ!////」

式波「/////」

惣流「//////」

マナ「正しい中学生の反応ねー」クスクス

貞本「どうせだし猥談でもする?ちょーど経験者もいる事だしさ」

ヒカリ「ぅえ?!わ、私はいい!遠慮するわ!」ブンブン

綾波「Y弾…?」


ドタンバタン!ドガン!

式波「はー…オトコってホントガキね」

マナ「でもそーいうのが可愛いじゃない?」フフ

式波「なんかそのヨユーがムカつくわ」

貞本「わからないワケじゃないけど…あたしはやっぱ大人がいいなー」

惣流「やっぱ加持さんね!加持さんしかいないわ!」グッ

「「「加持さん?」」」

綾波「ネルフの人よ」

ヒカリ「へー…アスカはその加持さんが好きなの?」

惣流「そーよ!やっぱり包容力があって余裕があって、シンジみたいにキチじゃなくて仕事も遊びも出来る大人がいいの!」

貞本「よねーあたしも抱かれるなら加持さんがいいわ」

惣流「はあ?!前々から、ドイツ支部の時から言ってるけど!あんたに加持さんはあげないから!」

貞本「はあ?!別にあんたのもんでもないでしょーが!」

.


式波「アタシにはなんであのおっさんがいいかわかんないわね」

惣流式波「「ンだとコルァ!」」

式波「とゆーか、ミサトの恋人でしょ?あの人色んな女に声かけてるけど本命は未だにミサトみたいだし」

式波「アンタ達はともかくアタシは接点もないし」

貞本「ハンッ!まーあんたはゲームばっかで加持さんの優しさとかわかんないしね~?」

式波「そうね。アタシにとってはゲーム以下なのよ」

惣流式波「「ンだとコルァ!」」


ドタンバタン!「根府川先生が殺られたぞー!」

「大丈夫!僕が根府川先生に追悼の言葉を送るから!」


綾波「碇くん達、まだ暴れてるわね」

.


ズガァアアアン!ドガシャーン!

「衛生兵!衛生ヘーイ!」

「ザオリク!」「…ハッ!私は一体?」

「かーらーのー!『『『ミナデイン』』』!!!」

「ぐぁあああああ!だが私を倒しても第二第三の根府川(せんせい)がお前達に注意をしにくるだろう…!」

「じゃあそいつらにもザラキ唱えてやるよ」


アスカ'S「「「ホントにガキね」」」

ヒカリ「もー!鈴原もよね!私ちょっと注意してくる!」

マナ「あ、あたしも行こっかな!シンジ~♪」

.


式波「そーいえばさ、修学旅行は男子の部屋に遊びに行くのが定番らしいわね」

綾波「なぜ?」

貞本「そりゃアレでしょ。実際には何にもならないけど異性と仲良くして今後そーいう仲になれるかもって期待が半端ないからよ」

綾波「そう」

惣流「…あたし達も行く?」

貞本「あたしはいいわよ?」

式波「アタシも。んじゃ、行きますか!」


カヲル「はぁ、やっとここまで来れた」

カヲル「最初は行く予定だったからしおりで宿泊予定地は確認済みさ」

カヲル「お邪魔しま、」ガラッ



ヒカリ「ガミガミ!ガミガミガミガミ!」

根府川「セカンドインパクト!セカンドインパクト!セカセカ!ンドイン!」

トウジ「はい…すんませんでした」ボッコボコ
ケンスケ「はい…調子こいて先生にモデルガン撃ったのは反省して…」


カヲル「…何やったの」

シンジ「あ、なんかね、僕以上に調子こいてやりすぎたから正座で説教食らってる」

カヲル「ふーん?」

シンジ「僕の部屋に今アスカ達がこっそり来てるから渚も来なよ」

カヲル「そうするよ」

.


ミサト「完全復活した上に修学旅行に参加してる?!」

剣崎「はい」

ミサト「かー…よーくも、まあ」

ミサト「…っていやいや、あり得ないでしょ!」

ミサト「あんな大怪我が治るわけが」

剣崎「事実です。…回収しますか?」

ミサト「んー…まあ、いいわ。修学旅行楽しませてあげて」

剣崎「了解」


プシュー、ガコム。


ミサト「……」

ミサト「シンジくんのデータを見直す必要があるわね」

.


シンジ「サーターアンダギー焼きたては美味いよね!」モグモグ

マナ「ね!」モグモグ

カヲル「んー…一言で言うと味無しドーナッツ、かな」モグモグ

トウジ「おとんやサクラにこうてったろかな…」モグモグ

惣流「シンジ!あんたちょっと…あ、やっぱいいわ。あんたに任せたらどうなるかわかんないし」

シンジ「何頼もうとしたかは知らないけど賢明な判断だね」

貞本「? どうしたワケ?」

惣流「サーターアンダギーの袋詰め渡しておいて皆でつまみながら行こうかなって」

式波「自分で持ちなさいよそれくらい」

惣流「いやよ!なんであたしが!」

綾波「私、ときどきあなたがわからないわ」

ヒカリ「皆!次は首里城なんだからちゃんと学びなさいよ!遊びに来たんじゃないんだからね!」

.


ケンスケ「あ、皆こっち向いてくんない?」

「「「?」」」

ケンスケ「写真!なんならビデオも回すからさ!」

シンジ「おおー!そういや僕ら撮ってなかったね!」

マナ「相田くん!あとであたしのデジカメでも撮ってくれる?」

ケンスケ「いいよ!」

ケンスケ「んじゃ、撮るぞー!」

ケンスケ「1+1はー?」


「「「「2ぃ- シンジ「∞《インフィニティー》!!!」


パシャッ!


.



        次回予告

ミサト「突如NERV本部を襲う大規模停電」

ミサト「その停電は加持リョウジのミスで本部だけではなく第3新東京市まで影響が及ぶ」

ミサト「そんな碇ゲンドウと冬月コウゾウの不在中で起きた停電事件の途中で重なる第9使徒の襲来」

ミサト「NERVは目も耳も手足も頭もエヴァも封じられた状態で挑む」

ミサト「そして暗闇の中、発情したアスカは碇シンジに迫る」

ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」


ミサト「『何考えてんのお前ぇぇ?!時と場合を考えろよぉおお!!!』。」


ミサト「さぁーって!この次もっ?サァービスサービスぅっ♪」

.

今更ながらだけどこの>>1はちゃんとそれぞれのアスカの特徴捉えてるよな
三人を含んだ会話だと名前無しでも分かる気がする




   サード 
     幕間



.



マユミ「はい、『またか』とか『うわっ』とか思ったやつら」


マユミ「おう、またやで?しかも今後もあるかもしれんのぉゲッヘッヘ」スパー

マユミ「…ああ、あけおめ。ことよろー」

マユミ「去年はほんまに世話んなったな。また今年も仲良うしたってや。読んだって」

マユミ「え?お年玉?すまんなぁ、ワシ14歳やから」

マユミ「むしろくれ。銀行振込みでな」スパー

.


マユミ「…いやあ。にしても、や」スパー

マユミ「来てもうたな。エヴァyear」

マユミ「ついに時代が2015年。エヴァの時代設定に追い付いてしもうたわけや」

マユミ「…ワシも年とるわけやで……」スパー

マユミ「……」

マユミ「一応ゆうとくとな?こんなおっさん臭いけどな、ワシまだかなり若いからな?」

マユミ「いや14歳言うたばかりやけど……な?」

マユミ「聡い君らならわかるんちゃうかな、ワシの言いたいこと」

マユミ「まあどうでもええんやそんなことは」ヒラヒラ

.


マユミ「なあ…『エヴァ』が生まれてもうン十年や」

マユミ「こんだけ息の長いコンテンツも珍しいやんな」

マユミ「オタが好きな作品の代名詞に使われてきた『エヴァ』も今やファッション誌やパチ、なんかにも進出して」

マユミ「一般人にも『エヴァ』はかなり浸透したんちゃうかなって思うわけや」


マユミ「『山岸マユミ』は浸透せんかったけどな」スパー


.


マユミ「まあええねん。ぶっちゃけあんま萌えへんし、地味でゲームキャラで人に好かれるタイプやないわ」

マユミ「アスカや綾波、ミサトさんにマリ。」

マユミ「次点でマヤ、リツコ、ヒカリ、ユイ」

マユミ「3番手でマナ、アオイサツキカエデ、」

マユミ「そのあとくらいでマユミや」

マユミ「まあ知名度だけならその下に加賀や松風、マリィがあがるんちゃうかな」

マユミ「……」

マユミ「ワシの地位、ひっくいなぁ…」

マユミ「まあ松風やマリィ、加賀はワシより『え?誰?』ってなる思うけどな」

マユミ「ちゅーか実はまだおんねんで?超絶マイナーなエヴァキャラって」

マユミ「…ああ、綾波育成の三尉だけちゃうよ?」フリフリ

マユミ「ワシも名前忘れてもうたんやけどな、なんかおってん」

マユミ「そういうもんよかマシ、かも知らんけどなぁ…」

マユミ「あかんな。下ばっか見て安心したらあかん」

マユミ「いつかは綾波アスカマリマユミのランクくらいにならな、な」

マユミ「……」

マユミ「うっさいわ。叶っても叶わんでも夢を見るだけならタダやろが」

マユミ「ああ…あとくどいが貞本さんエヴァ完走おめでとさんでした」

マユミ「14巻、貞本さんが50過ぎとるからかもわからんがゲンドウへのフォローと話、真意、優しさ、愛…」

マユミ「いやほんまによかった。アレはほんまによかった」

マユミ「ゲンドウ好きだからってだけちゃう。庵野は庵野でよかったけど旧劇をほんまに綺麗に幸せに書いてくれて」

マユミ「冬月先生がね…」

マユミ「あとはユイさんが昔どういうキャラだったかとか」

マユミ「ゲンドウとのなれそめとかがね、もうね」

マユミ「コミックス発売含め、貞本エヴァは20年。」

マユミ「次巻で終わるらしい碇シンジ育成計画よりも巻数ない上に時間かかりすぎてるけども」

マユミ「ほんまにお疲れ様でした」ペコ

マユミ「ただな?」


マユミ「エクストラステージでマナやマユミも書いてくれてよかったんやで?」

.


マユミ「そういや現行エヴァSS、大分エタってまったなぁ…ああ予備軍含めてや」

マユミ「ワシも速報のやつだけで4つくらい追ってたんやけど」

マユミ「帰ってくる事を祈るしかないなぁ」

マユミ「シンを観てから書くとかかも知らんし、また増えるやろうしな…」

マユミ「まあエヴァに限った話やないけど再構成するのはほんまに難しいしキツい」

マユミ「なんせ終わった話を掘り返して違う答えを出すんやからな」

マユミ「日常系とか時系列無視、ただのカプもんなら書きやすいけどな、」

マユミ「あれもモチベを維持すんのが大変やねんなー」

マユミ「…もしこれを読んどる中にエタった、荒らされたり叩かれたりしたやつがおったらそいつに言うけど」

マユミ「お疲れさん。でもまた次書いてや?挑戦した事だけでもすごい事やし。楽しみにしとるから」

マユミ「現行で書いとるやつおったら。」

マユミ「応援してます。お互い完走目指して頑張ろう」

.


マユミ「……」

マユミ「…おいシンジ!おせちと雑煮まだか!」

シンジ「サーセンッス!今できたっす!ウス!ウスバカゲロウ!」

マユミ「はー…あ、もちはちゃんと2つ入れたんやろな」

シンジ「入れたす!どうぞお碗をご確認してくださいな!」


マリ「にゃー」

マリ2「にゃー」

マユミ「…」



\シンジ「熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い」/




   サード 
     幕間:終劇



.



ミサト「…『碇シンジ(14)』。」


ミサト「『マルドゥック機関によって選出された』」

ミサト「『エヴァンゲリオン初号機専属パイロット、
     3番目の適格者《サード・チルドレン》』。」

ミサト「『第3新東京市在住、同市内の市立第壱中学2―Aに在籍。』」

ミサト「『2004年に行われた初号機の起動実験において、目の前で母(碇ユイ)を失い、その後まもなく父(碇ゲンドウ)により碇ユイの兄に預けられる。』」

ミサト「『2015年7月、父によりNERV本部へ徴兵。初号機の専属パイロットの任に就く』」

.


ミサト「『性格は非常に活発でアグレッシブ。』」

ミサト「『万物に全く物怖じせず、悪戯と奇行、エキセントリックな言動が多く、動揺する人の反応を楽しむ。』」

ミサト「『常に全裸であり、服を着る事や拘束される事を極端に嫌う』」

ミサト「『使徒との戦いでは―――』」

ミサト「違う…こんな誰でも知ってる情報なんかいらないのよ」

ミサト「もっと、何か表層的なものじゃなくて――」カタカタ

ミサト「!」

ミサト「……『異常な身体能力について』」

.


ミサト「『彼は日常的に窓ガラスを割り、約5mの高さから落下する』」

ミサト「『N2地雷の爆風からも擦り傷で済ました』」

ミサト「『しかし、緻密な肉体を精査したが』」

ミサト「『あくまでも普通の人間と断定』…」

ミサト「……」

ミサト「いやいや…いやいやいやいやいや」

ミサト「『本人曰く、「理屈を知ってれば意外とイケる」』」

ミサト「いやいやいや」

ミサト「ないない。あんな短時間では火傷は治癒されないから」

ミサト「最新の情報…最後に受けたメディカルチェックデータは…?」カタカタ

.


ミサト「…修学旅行から帰ってきたあとメディカルチェック受けさせたんだから」カタカタ

ミサト「何かしらはあるはず……」ピク


『NO DATA』


ミサト「……え?」

ミサト「治療前のデータすらも、ない?」

ミサト「嘘よ!一度彼は病院へ行って治療を」

ミサト「……」

ミサト(情報操作としての建前や改竄もない)ギシ、

ミサト「……まだ報告があがってない…いえ、」

ミサト「……」



ミサト「第8使徒が現れたあの日、シンジくんの治療過程で箝口令が敷かれた…?」


.




    何
    考
    え
    て       
    ん    ?!時と場
   おの前   合考えろよ
    ぇ     ぉおお
    ぇ     !!!



.


~京都、某所~


加持(さて。)

加持(16年前、ここで何が始まったんだかな)

加持「…」ガチャ…

加持(…誰も、何も、いない…か。)

加持(埃が積もりに積もったオフィス。)

加持(実際に会社として使われた形跡もほぼなし…か)

加持(やれやれ)

   ・・・
加持(ここも、か)

.


加持「…」

加持「!」

おばちゃん「……」

加持「…ああ、あんたか」

謎のおばちゃん「ああ。私だ」

謎のおばちゃん「この会社…シャノンバイオは外資系のケミカル会社だ」

謎のおばちゃん「しかし、9年前からここにあるが9年前からこの姿のままだ」

謎のおばちゃん「そしてマルドゥック機関と繋がる108の企業のうち、106がダミーだった」

加持「んで、ここが107個目…と言うわけか」

.


謎のおばちゃん「…この会社の登記簿だ」スッ

加持「取締役の欄を見ろ、だろ?」ニヤ

謎のおばちゃん「なんだ。もう知っていたのか?」

加持「"知ってる名前"ばかりだしな。彼がよく情報操作で使う名前ばかりだ」

加持「…"マルドゥック機関"」

加持「エヴァンゲリオン操縦者選出のために設けられた、」

加持「人類補完委員会直属の諮問機関…」

加持「だが組織の実体は未だ不透明」

謎のおばちゃん「貴様の仕事はネルフの内偵だろう」

謎のおばちゃん「マルドゥックに顔を出すのはまずいぞ」

加持「ハハ、いや何事もな?自分の目で確かめないと気が済まない質なのさ」

謎のおばちゃん「…バカめ。だから貴様は早く死ぬ事が決まったんだ」

.


加持「いつ頃俺に死神がくるかわかるかい?」

謎のおばちゃん「知ってはいる。だが教えられんな」

加持「そうかい」カチッ

謎のおばちゃん「…条件を満たしたら、とだけ」

加持「そうか…悪いな、ありがとう」カチッ、カチッ、

加持(にしても。やはりこの組織の裏でも実権を握っているのは)シュボッ

加持(碇司令、か)スパー

加持「……」


加持(俺の名前が死神のノートに書かれるのはどんな時なんだろうな)

.


~第壱中学~

根府川「というワケで、マルドゥック機関の実権は碇ゲンドウただ一人が握っているのであります」

根府川「しかし何故隠蔽し、情報操作をするか」

根府川「これは恐らく組織でやる事で発生するリスクを分散すると同時にパイロット選出の際に誰かの意思や思惑を介入させないためで」

根府川「もっと言えば碇ゲンドウに都合がいいパイロットを任意に選ぶためであります」

根府川「また同時にエヴァパイロットになれる条件を誰にも悟らせないためであります」

根府川「エヴァパイロットは母親が不在でなければならない。そしてその状況は作る事も出来る」

根府川「色々と公的にしてると不味いために、建前として用意されたのがマルドゥック機関なのであります」

.


シンジ「え?どうしてあんな簡単に窓ガラス割ったり飛び降りても無事なのかって?」

シンジ「元々窓ガラスってね、割るコツがあるんだよ」

シンジ「言っちゃうとね、堅い物で力を一点集中させて叩くと簡単に割れるの」

シンジ「鍵でも割れるんだよ」

シンジ「でも実際に学校で試してガラス割って先公に怒られても僕のせいにすんなよ!」

シンジ「あとね、人が高いとこから落ちて無事な安全限界が5mなんだよ」

シンジ「ちなみに普通の建物の3階くらいの高さかな」

シンジ「あと女子棒高跳びの世界記録ぐらいだったかな?」

シンジ「だから受け身とれば大体イケるんだよ」

シンジ「え?屋上からのやつ?あれは壁の途中にあった自殺防止ネットで勢い殺してるから」

.


シンジ「あと爆風から逃れる技術ってのもあってね」

シンジ「単純な話、爆風と同じ速さで後ろへ跳べばある程度は衝撃緩和はできるし、」

シンジ「僕がやった時はミサりんのルノーが盾になったから後ろ受け身を車に対してやれば爆風はほとんど届かない」

シンジ「…まあ、元々グラウンドゼロからもかなり遠かったし」

シンジ「受け身だけなら達人だからね僕」

シンジ「でも!くれぐれも言うけど!実際にやって飛び降り自殺になったり爆風で死んでも知らないからな!?」


「「「いややらないから」」」ブンブン


根府川(私の話誰も聞いとらん)

.


カヲル「シンジくん」

シンジ「何?」

カヲル「あの火傷は?」

シンジ「ああ、アレ?アレはね」


シンジ「実は怪我ってね、『治れ~治れ~』って神様にお願いすると治るんだよ。知ってた?」

カヲル「ダウト」


.


×シンジ「ちなみに普通の建物の3階くらいの高さかな」

○シンジ「ちなみに普通の建物の2階くらいの高さかな」


シンジ「ほんとだもん!全部ほんとだもん!」

綾波「でも碇くんは4階から飛び降りてたわ」

綾波「もし2階程度…5mが安全限界なら死んでるわ」

惣流「大体、N2兵器の爆風と同じ速さで跳ぶぅ~?ハンッ」

惣流「無理無理。C4クラスならともかく、いくら車って盾とか距離があってもN2兵器レベルの爆弾の爆風と同じ速さなんて無理よ」

惣流「それに受け身は多少衝撃逃がすだけでしょ。単純に体重分の重さが体にかかるんだからフツーに死ぬわよ」

トウジ「ちゅーかお前もっと4階より高いとこから飛び降りたり…なんやかんやと理屈で説明できん事めっさしとるやろ」

シンジ「……」

.


シンジ「世の中って理屈では説明できない不思議な事っていっぱいあるよね!」

カヲル「君がドヤ顔で語ってきたんだけど?」

シンジ「いや理屈自体は本当なんだよ。窓ガラスも5mが安全限界ってのも」

シンジ「ただよく考えたら…僕には当てはまらないな」キリッ

カヲル「シンジくんダサいね」

シンジ「いやダサくないだろ!常識が通用しないんだよ?!むしろカッコイイだろ!」

貞本「いや超ダサいわ」

シンジ「……」

シンジ「…」モミモミモミモミモミモミ

貞本「あひぃっ?!」

.


シンジ「よし、わかったわかった…ようするに何故僕が最高なのかを理論的に教えればいいんだろ?」

式波「誰も求めてないし最高じゃないしアンタが勝手に自分から言い出してきたんでしょーが」

シンジ「実は僕、シンクロ率が半端ない故にエヴァと同化してエヴァに近い体になって超頑丈なんだよ!」

シンジ「だから再生能力とか半端ないんだよ!!」

カヲル「ヒトにそんな機能なんてあんの?」

シンジ「ありませんッッッッ!!!」

カヲル「君ってロジックが苦手だよな」

.


シンジ「不毛だから話変えるけどさケンスケ」

ケンスケ「え?俺?」

シンジ「マジックやるから見ててくれない?」

ケンスケ「いいけど」

シンジ「ありがとう!」

シンジ「では今からケンスケのソバカスがヒカリに移るマジックやります」

ヒカリ「え゙っ…いや嘘よね?!出来っこないわよね?!」

シンジ「理屈で説明出来ないし…たぶん出来ないんじゃないカナァ?」

ヒカリ「そ、そうよね!いくら碇くんでも」

シンジ「写れ…!移れ移れ移れ移れ移れ移れ移れ移れ移れ移れ移れ移れ」クネクネクネクネクネクネクネクネクネクネ

シンジ「オンキリソワカ!オンキリソワカ!ソバカスソワカ!」クネクネクネクネ

ヒカリ「いやぁっ!なんか碇くんだと本当に出来そうで怖い!」

.


・・・・・。





ケンスケ「……」つ鏡

ヒカリ「…」つ鏡


ケンスケ「…ソバカスがない自分を久しぶりに見たよ」

ヒカリ「ソバカスなんてこの世から絶え果てればいいのに」


シンジ「な?世の中って理屈じゃ説明出来ない事っていっぱいあるんだよ!」

式波「どうでもいいから戻してやんなさいよ!可哀想じゃないの!」ベシッ

綾波「一体どうやって」

トウジ「んー…すまんなぁ。ワシ頭悪いからわからへんわー」

.

キル


シンジ「ソバカス見てたらおにぎり食べたくなってきちゃったよ」ガサゴソ

ヒカリ「碇くんお願い元に戻してッ!?」

シンジ「寝て明日起きたら戻ってる」ガサゴソ

ヒカリ「ほんと?よかったぁ~…」ホッ

惣流「今すぐには戻らないのね…」

シンジ「といいな~…」ボソ

トウジ「?!」

シンジ「じゃんじゃじゃーん!!今日はサッカーボールおにぎりだー!」

トウジ「シンジ今お前」

シンジ「トウジも食べる?中身はマーマレードだけど」

トウジ「いらんわ!いや、今お前」

シンジ「トウジの口にシューゥウウトゥッッ!!!」ブンッ

トウジ「ダバボッ?!」

綾波カヲル「「ナイッシュー!」」

.


トウジ「もがもがもがもが」

シンジ「さて僕も食べよ」パク

シンジ「むぐむぐむぐむぐ!!」

シンジ「不味い!!なんだこれは豚の餌か!?これを作ったシェフを呼べぇええええ!!!」

シンジ「ハイッ!ぼ―――く―――ッッ!!!」イェーイ!

シンジ「自分を呼び出すシンジさん!!カッケェぇええええ!!!」

シンジ「FoooooooOOOOOO!!!」

シンジ「ちなみに此度用意した『碇シンジのおにぎり御膳』、味は」

シンジ「『マーマレード』、『ビーフカレー』、『ロッテンマイヤー』『マヨネーズ』」

シンジ「となっておりますッッッッ!!!Ya―――haッッ!!!」

.


惣流「『ロッテンマイヤー』ってどんな味よ…」

シンジ「聞きたい?聞きたい聞きたい?しょーがないにゃーアァアスカちゃんぅわぁああ!!」

惣流「うざっ!」

シンジ「説明しよう!ロッテンマイヤー味とは!!!」

シンジ「モッツアレラチーズとトマト、白身魚とバター醤油、僅かなちぎりパンを」

シンジ「形を崩さずにぎゅぐぎゅ、ぐぎゅぎゅ…っとおにぎりの中央に配置したやつさ!」

シンジ「ところでアルプスの少女はいじィイイを観た事ある?」シュバ!

ケンスケ「また唐突に話が…ああ。あるけどさ」

シンジ「ロッテンマイヤーさんいるじゃん?」

トウジ「ああ、あの意地悪おばはんやな」

シンジ「あのさ、おにぎり作ってる途中で思ったんだけどね、たぶん皆小さい頃に観てたからハイジ目線でしかロッテンマイヤーさん見てなかったんじゃないかなって思ったんだ。かく言う僕もそうだったんだけど」


シンジ「今客観的に思い出すとさ…『あれ?ロッテンマイヤーさん別に意地悪とかではなくね?』って思った」

シンジ「色々責任感あったりまじめだったりしただけだろうし、そもそもハイジがアルムの山から送られたのも本当は契約不履行だったんだよ?」

シンジ「本当は『クララと同じくらいの年で教養ある少女を』って話だったのに」

シンジ「ハイジは当時8歳だった上に無教養。皿の肉を手掴みで食うレベルのワイルドさだったからね」

シンジ「キレて追い返してもよかったのに勉強させて友達になれるようにしたりとかしたし」

シンジ「あの人普通にいい人だったんだよ!」

シンジ「そんなあの人をイメージして……握りました」

惣流「へー…」

シンジ「でロッテンマイヤーさんのいい所はまだあってさ」


惣流(…なんであたし…突如ハイジ話を聞く事になっちゃったんだろ…)


貞本「バカね、シンジに話かけるからよ」

.


惣流「?!」バッ

貞本「別に心読んだワケじゃないわ。そんな顔してたのよ、あんた」

惣流「あっそ…なら助けなさいよ」

貞本「イヤよ、面倒クサイ」

式波「…アタシもハイジ観てみよっかな…」



シンジ「結局さ、何が言いたいかって言うとやっぱセバスチャンいい人だったなって事だよ」


アスカ'S(((最終的な結論それ?!)))

.


シンジ「あ、皆も作れよ!『碇シンジのおにぎり御膳』!んで作ったらうPれよ!」

シンジ「さてと、誰か将棋やろうよ将棋!っしゃ!トウジやろ!将棋!」

トウジ「あー?あかん、パスや。ワイ頭使うやつ苦手やねん」

シンジ「大丈夫大丈夫!山崩しだから!」

トウジ「まーそれならええか。ケンスケもやるか?」

ケンスケ「いーよー」

カヲル「僕も混ぜてよ」

根府川「君達!今は授業中、」

「おっ、面白そうだな!次俺もやらせろよ!」
「俺も俺も!」
「もー!男子ぃ!」


キャッキャッ!


根府川「もう…教師辞めようかな…」




・・・・・。



.


~ネルフ本部某所~


加持「…」スパッ

加持「……」カチャカチャ

加持「さて、次だ」

加持「……」スタスタ

.


加持(碇司令やリッちゃんは何かを隠している)コツコツ

加持(使徒が日本のNERV本部だけを狙って現れるのは明らかに異常)

加持(…間違いなく、ここには"使徒が欲しがる何か"があるから現れるんだろう)

加持(だが、"アダム"じゃない。復元された肉体は第6使徒が来た時に初めて俺が碇司令に渡した)

加持(もし仮に、この本部のどこかに元々復元されたアダムの肉体があるなら碇司令はアダムを欲さなかったはず。)

加持(ここにはリッちゃん、MAGI、最高の設備とスタッフと知識がある)

加持(もしあったら容易くコピー出来ただろうさ。)

加持(………つまり。)

加持(あるはずだ。第3から第5の使徒までがここを目指した理由が)

加持(…具体的に考えるなら、アダムに類似した性質を持つ"何か"なんだろうが…)

加持(ゼーレやNERVが俺たちに教えてくれない"何か"が、ここのどこかに、)


加持「…」スパー…

加持(…電源ケーブルは随所を物理切断)

加持(電子的な切断…トラッププログラムやブレーカーダウンを追加設定)

加持(正、副、予備。それら全ての電源を同時ダウンできるようにした)

加持(電源が落ちた時。そこからの復活順こそが鍵だ)

加持(碇司令や副司令なら人命や生命維持よりも組織や計画にとって一番大事な所を最優先して復活させるだろう)

加持「…」

加持(…しまったな。第3新東京市から直接供給する可能性がある)

加持(電源復活はNERV本部内のだけでしてくれなきゃ困るんだよ)

加持(しっかし…物理切断しようにもケーブルは地中だからなぁ…)

加持(と、なると…第3新東京市の方に仕掛けなきゃならんな)


加持「……」

加持(いやぁ、なんだか楽しくなってきたな。)

加持(この『誰も知らない世界の真実』に近づいている感がたまらないよ)



加持(さ、上へ上がろうか)

.


~第3新東京市:Big apple ダイナー~


シンジ「そいでさー」カチャカチャ

アスカ(惣流)「…あんたコーヒーに砂糖入れすぎじゃない?」

シンジ「今日はそんな気分なのさ!」カチャカチャカチャカチャ

アスカ「ま、いいけど…」ズズ

シンジ「でも意外だね!ご飯誘って来てくれるって思わなかったよ!」カチャカチャカチャ

アスカ「まー暇だったし」

シンジ「ふーん?」カチャカチャカチャ

.


アスカ「そーいえば。あんた霧島さんはどーしたのよ?」

シンジ「マナ?さあー?メールは送っといたけど」カチャカチャカチャ

シンジ「今日の僕はアスカと話がしたかったんだ」ドポドポドポドポ

アスカ「ふーん…(ミルク入れすぎ)」ズズ…

シンジ「なになにー?なんかマナによーじッスか」カチャカチャ

アスカ「ハァー?あたしがアイツに用なんかあるワケないでしょ。」

シンジ「? ならなんで?」

アスカ「…別に。あたしがあいつの代わりだったら殴って帰ってやろうかなって」

.


シンジ「ふーん…」

アスカ「でもさ、あたしと何を話したかったっのよ」

シンジ「美味」ジャリジャリジャリジャリ

アスカ「聞きなさいよ…って、あんたそれもうコーヒー飲む擬音じゃないんだけど」

シンジ「『飲む』って言うか『食べてる』だね、うん」ジャリジャリ

アスカ「忠告しといてやるけどさ、あんたそれ続けたら病気で早死にするわよ」

シンジ「かなぁ?」

アスカ「少なくとも体にいいわけないでしょうが」

.


シンジ「そーいやアスカは今日何時まで遊べるの?」ジャリジャリ

アスカ「NERVからは18時30分までには帰れってさ」

シンジ「ふーん。案外きっちりしてるんだね」ジャリ

アスカ「あったりまえでしょ!あたしは人類を守るエヴァパイロットなのよ?」

アスカ「その中でもあたしはメイン戦力だしー?おまけにすっごぉく可愛いしぃ?」

アスカ「何かあったら誰か、って言うより人類が困っちゃうのよね~!」

アスカ「差し詰めあたしは人類の至宝ね!」

シンジ「そうだね。それは正しいと思うよ」ジャリジャリジャリ

アスカ「でっしょ~!」フフン♪

.


アスカ「そんな人間と喫茶店で食事だなんて、あんた世界一ラッキーね!」

シンジ「だね。もし神様がいるなら感謝するよ」ジャリジャリ

アスカ「……」

シンジ「?」ジャリジャリ

アスカ「あんた合わせてるでしょ!」

シンジ「は?」ジャリジャリ

アスカ「あたしがこんなちょっとおかしい高慢ちきな事言ってるのに、それに対して本当に心底同意するようなやついないわよ!」

シンジ「そんな事言われても。ぶっちゃけ本当にそう思ってるけど?」ジャリ?

アスカ「んなわけないでしょ!あんたバカァ?!」ダンッ!

シンジ「?」ジャリジャリジャリ

アスカ「…ああ、そうね。あんたはバカだったわね…」

シンジ「? わかってもらえて嬉しいよ」ジャリジャリ


アスカ「…あんたさぁ、あたしの事をどう思ってるわけ?」

シンジ「どう?」

アスカ「ほら…憧れてるとか、尊敬してるとかアイドルみたいなものと思ってるとか」

アスカ「友達とか…関係性だけじゃなくて、あんたがあたしをどういう気持ちで見てるかって事よ」

シンジ「……」ジャリジャリ…

シンジ「そんなの決まってる」ゴクン

シンジ「アスカは一番好きだよ」

アスカ「……」

アスカ「ふぁっ?!は、はぁああ?!」

シンジ「関係は友達だけどさ。あ、徳さんコーヒーお代わり!」

徳さん「はいはぃ~」

.


徳さん「どうぞぉ」つ

シンジ「ありがとう!僕さ、コーヒーは徳さんのコーヒーが一番好きだなー」

徳さん「あやや、それはありがとうございますぅ!」

シンジ「やっぱタダだからかなぁ?」

徳さん「んもーシンジさんたらぁ!」

シンジ徳さん「「あっはっはっはっ」」

アスカ「あっはっはっじゃない!どーゆー事よ!?」

シンジ「え?何が?」キョトン

アスカ「好きって!好きって何よ!」

アスカ「…あ、友達?友達としてって事?」

シンジ「いや?異性として」

アスカ「はい?」

.


アスカ「は、はあ?!じゃああんた、霧島さんは?!」

シンジ「いやマナも大好きだよ?ただ一番好きなのはアスカ」

アスカ「…え?じゃあなんであんたあたしじゃなくて霧島さんと付き合ってんの…?」

シンジ「だってマナが好きって言ってくれたし…僕に好き好きビーム撃ってくるし」

アスカ「は…?何これ?どういう事?あたしがおかしいの?これ…?」

シンジ「説明した方がいい?」

アスカ「当たり前でしょ!!」

.


シンジ「一番好きなのはアスカだけどさ」

シンジ「アスカと付き合えるとか、相手も自分を好きでいてくれるなんてないだろ」

シンジ「僕は常に全裸だし、キチだし、チビだし…まあそもそも人に好かれるのは難しい」

シンジ「つか友達がいる事が奇跡過ぎるじゃんか」

アスカ「まあ…」

シンジ「そんな僕をさ、受け入れてくれる異性なんてこの地球上に何人いるかって話だよ」

シンジ「そんな中さ、生まれて初めて好きだって言ってくれた人がいて」

シンジ「しかも告白して成功した」

シンジ「僕自身もマナは大好きだし」

.


シンジ「だから…いつか別れなきゃいけなくなる時まではマナと一緒にいようって思ってる」

シンジ「大事にしたいって思ってる」

アスカ「……」

シンジ「でも、感情としては」

シンジ「やっぱりアスカが一番かなぁって」

アスカ「……」

シンジ「でもアスカは僕の事は一番好きってわけじゃなさそうだから」

シンジ「加持さんが好きみたいだし…僕から好きなんて言われても迷惑になるだけだろうし」

アスカ「…そんなの、わかんないじゃないの」

シンジ「わかるよ。僕の人生今までがそうだったから」

シンジ「『自分がどんなに好きでも相手はそうじゃない』から」

シンジ「それに…自分を好きでいてくれる人と付き合えて、好きな人と友達としていれるならそれは幸せじゃないか」

.


アスカ「……」

シンジ「マナを選んだのは妥協って言われるかもしれないけどさ」

シンジ「知るもんか。大体、一番好きな相手を困らせるくらいならそれは忘れた方がいいだろ」

シンジ「それなら2番目…って言うとイヤな言い方だけど、ギリギリで1番じゃない人と一緒にいるよ」

シンジ「…今これを言ったのは聞かれたからだけど」

シンジ「忘れてくれていいよ。ごめんね、変な話して」

アスカ「……」

アスカ「…そうね、忘れるわよ」

.


シンジ「このあと何して遊ぼっか」

アスカ「……酒」

シンジ「へ?」

アスカ「飲まずにはいられないのよ…」

シンジ「どうしたのアスカどうしたの」

アスカ「うっさいわよ!いいから今日は飲むわよ!付き合いなさい!」

シンジ「あっはい」

アスカ「徳さん!」

徳さん「はいはぃ~コーヒーですかぁ?」

アスカ「いいえ、酒よ!ビールと熱燗とスルメ…焼き魚持ってきなさい!」

シンジ「…おっさん?」

アスカ「うっさい!」

.


・・・・。


アスカ「ごきゅごきゅごきゅごきゅ」

シンジ「…あの、アスカピッチ早くね?吐くよ?リバースするよ?」

アスカ「バカね、ドイツじゃこれが普通よ!」

アスカ「ドイツなんてねぇ、みぃーんな昼間ッから酒かっくらってアル中が基本なのよッ!」

シンジ「ドイツ怖ェ」

アスカ「おい!徳!酒ぇ!」

徳さん「は、はい喜んでー!」

シンジ「あ、徳さん!僕もウイスキーストレートで!」

徳さん「かしこまりましたぁ~」

アスカ「…シンジ」ヒックヒック

シンジ「何?」

.


アスカ「あんたさぁ……もしあたしが」


ブツン!


「って何よ!真っ暗じゃないの!」

「? 停電かな?」

「はやや…ただ今見てきます!」

「……」

「……」

「外がまだちょっと明るくてよかったね」

「そうね。早く直らないかし…?」

「? どうしたの」

「…ねぇ、シンジ」

「ほいほい」

「ここだけじゃない!第3新東京市の街全部が停電してる!」

「な、なんだってー!(棒)」


「どーゆー事よ!何が起きてるの?!」

「わっかりーませーん!わっかりーませーん!」アバババ

「ひぇえ!電気がつきません!」

「…シンジ!本部に行くわよ!」

「え?なんで?まだ僕のウイスキー来てないんだけど」

「そうね…って違う!使徒の攻撃かもしれないでしょ!」

「この街は太陽光発電もあるし、エヴァを運用できるくらいの独自の発電システム持ってんのよ?」

「なのに街全体がダウンするなんて、それこそ人為的か使徒かしかないじゃない!」

「なるほーなるほー。でもさ…」

「あによぉ!」

「僕ら完全に酒入ってるこの状態でネルフ本部行くの?」

「………」

.

きる。

>>287そう言ってもらえると嬉しいです


「本部に行けばアルコール抜く薬かなんかがあるわよ!とにかく行くの!」

「いえっさー!」ビシッ!

「ごめん徳さん!シンジにツケといて!」ダッ

<バタン!

「…ごめんね、今全額払っとくから」バリバリ

「ありがとうございますぅ、シンジさん」

.


シンジ「ふー」バタン

アスカ「遅い!罰金!」

シンジ「やれやれ。どこの団長様だ」

アスカ「早くしなさいよ!鈍クサイわね!」ゲシ

シンジ「君の分を払ってたんすが?!」

アスカ「ハァ!?ツケといてって言っといたの聞いてなかったわけぇ?!」

シンジ「いや徳さんの店はツケなんて出来ないし、今日はアスカと僕でめっちゃ飲み食いしたでしょ」

シンジ「いつもタダ飯だけどさすがに今日ノーマネーは不味いって。次僕が行きづらくなるわ」

アスカ「あっそ」

シンジ「じゃあアスカの分を」

アスカ「あんたあたしが好きなんでしょ?好きな女と食事したらオトコが支払うのは当然よね!」

シンジ「最近はそうでもないし、それ言うと嫌われるからやめとけよ。前時代的だから」

アスカ「あんたバカァ?あんた以外にはこんな事言わないわよ!」

シンジ「……」

シンジ(あー…なる。甘えてくれてんのか。)


アスカ「…何ニヤニヤしてんのよ」イライラ

シンジ「ん?アスカ可愛いなって」ニヤニヤニヤニヤ

アスカ「はぁ?キモいからやめて」

シンジ「……」マガオ

アスカ「急に真顔になんのもやめなさいよ…怖いわよ」

シンジ「やれやれ注文が多いアスカ店だな」

アスカ「…いいから行くわよ!あんたもネルフから渡されてる非常時マニュアルを出して!」

シンジ「どんなやつだっけ?」

アスカ「これよこれ!こーいうやつ!」つ

シンジ「あーこれ?アスカまだこんなの持ってたの?」



シンジ「渡されたその日に細かく千切ってマリの餌に混ぜたよ」

アスカ「二重の意味で何してんのよッ!!?」


.


~ネルフ本部~

「…私……じゃないわ、よ?」

「でもセンパイが実験開始のシステム開始電源を入れた時に落ちましたよ…?」

「……大丈夫よ。データは全てバックアップ済みだし、すぐに副か予備電源が入るわ」

「……」
「……」
「……」


「入り…ません、ね?」

「おかしいわね。すぐに切り替わらない…となると、人為的な仕業と見るべきかしらね」

「私ちょっと見てくるわ」

「大丈夫ですか?センパイ」

「平気よマヤ。それに今この場に私より内部構造に詳しい人間は居ないわ」

「ああ、ダミープラグ実験は中止。皆は原因を探ってちょうだい」

「「「「了解!!」」」」

.

~第一発令所~

『そうだ!生き残った電力はターミナルドグマとMAGIへ回せ。最優先だ!』

「しかし副司令、それでは施設全域の生命維持に支障をきたします!」

『かまわん!もし今使徒が来たらアウトだぞ!』

「了解!」

『私も今から徒歩で第一発令所へ向かう。青葉二尉、日向二尉!復旧を急げ!』

「「了解!」」

ブツン。

「…iPhoneが震えたと思ったら冬月副司令だもんな。ビビったよ」

「わかるよ。青葉くん顔真っ青だったもんな」

「青葉だけに…か」

「……」

「……」

「すまん。早く復旧しよう」カタカタ

「だね」カタカタ


~ネルフ本部:エレベーター内~

「……」

「ぬぅあ~んで一緒に閉じ込められたのがあんたなのよぉ…」

「不満かい?」

「あったりまえでしょ!何されるかわかったもんじゃない!」

「おいおい…そこまで俺は狼じゃないぞ」

「どぅぉーだかっ!」フン!

「…にしても。あっついな…」

「ホント。クーラー様の有り難みを再認識させられるわねぇ…」

「…」

「…」

「なあ、葛城」

「あによぅ…」

「こうやって二人で暗闇にいるとさ、昔を思い出さないか?」

「……」


「大学時代。君と一緒に素っ裸で一日中ゴロゴロしたりさ」

「飲み方わかってないのに酒をバカみたいに飲んだり」

「色んなとこ旅行に行ったりして遊び回ったよな」

「…そーね」

「俺の今までの人生。君と過ごしたあの時代だけがキラキラ輝いてるように思うよ」

「…くっさい台詞。他の女の子にもそんな事言ってるワケ?やめた方がいいわよ」

「まさか。こんな事葛城にしか言わないし、葛城にしか言えないよ」

「……ふーん」

「それに、飾ってるわけじゃない。本音だよ」

「……」

.


「なあ、葛城」

「何よ」

「俺は…ドイツにいた時からお前に会いたかった。ずっと」

「…そのわりにはフラフラ女の子に声かけてたじゃないの」

「仕事ってのもあるんだよ。…なあ、」


 ・・・
「ミサト」

「………」


「俺の気持ちは8年前から変わってないよ」

「…」

「やり直そう。もう一度」ギュ

「か…じ、」

.


~ネルフ本部:紳士用トイレ~

「碇…」

「なんだ」

「個室トイレの鍵、自動にするべきではなかったな」

「ああ…復旧するまでは出られんな」

「…だが隣の個室がお前でよかったよ。会話相手に困らん」

「ああ」

「冬月」

「なんだね」

「何故トイレの電源も復旧させなかった」

「単純に電力が足りんからだよ。ターミナルドグマの維持とMAGIの維持には電力がいる」

「少しくらい大丈夫だろう」

「大丈夫だと判断出来なかったから私は指示しなかったんだ」

「今生き残ってる電源は本当にごくわずかなんだぞ。手回しのやつしかない」

「…そうか」


「それにだ」

「なんだ」

「私の個室には紙がない」

「…お前の個室もか」

「…碇、お前もだったのか」

「ああ。お前の個室の紙を借りようと思っていた」

「そうか…」

「しかし何故だ。予備も置いてあったはずだが」

「どうやら何者かがトイレットペーパーを予備ごと持っていってしまったようだな」

「……」

「……」

「…シンジだな」

「ああ。恐らくシンジくんだな」

.


「何かおかしな事があったら大体シンジくんだからな」

「ああ」

「まさかこの停電もシンジくんか?」

「…かもしれん。あり得ないと否定はできんな」

「……」

「冬月」

「なんだ」

「尻が気持ち悪い」

「私も同じだ。我慢しろ」

「しかしだな」

「財布に入ってる札でもつかったらどうかね」

「尻を拭くのに一万円、か…」

「残念だな」

「ああ…」

.


~ネルフ本部:某通路~

「なんや?なんでいきなり電気消えたんや?」

「さあ…?抜き打ち訓練かなぁ?たまーに軍はやるらしいけど」

「ふぅん。そうなの?」

「でもおかしいわ」

「何がよ?」

「本部は停電したらすぐに副電源か予備電源が起動して復旧するもの」

「いつまでも復旧しないのはおかしいわ」

「へー…アンタ詳しいのね」

「…長い間いるから」

「あっそ。じゃああんたあたし達を発令所に道案内しなさいよ」

「わかったわ」

.


「真っ暗で明かりは無し。ファーストがいなきゃ迷子になったね」スタスタ

「ホントホント。綾波がいてくれて助かったよ」

「…////」

「ぷっ。あんた照れてるでしょ」

「照れてないわ」

「真っ暗でもわかるわよ」

「でもよかったわよね。アタシ達がプラグに乗る前の停電で」

「せやなぁ、もし乗っとったら閉じ込められとった」

「そう言えばシンジくんはどうしたんだろうね?」

「さあ?帰りの時は惣流も一緒だったみたいだけど」

「珍しいね?」

.


~地上→地下への入口~

アスカ「さ!シンジ、ゲート開けなさい!」

シンジ「んほんほんほんほんほ!!!」ドコドコドコドコドコドコ!

アスカ「…何ゴリラみたいにドラミング(ゴリラが胸を叩くアレ)やってんのよ」

シンジ「んほぉおお!!!んほんほんほんほ!!」ドコドコドコドコドコドコドコドコ!

アスカ(…なんであたしこんなやつを……)

シンジ「ウホウホ」ノシノシ

アスカ(なんでもうちょっとまともじゃないのよ…慣れたけど)

シンジ「んほぉおおおぉおおおぉおおおッッ!!!」ドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコ

シンジ「じゃ、満足したからやるよ」ヨイショ

アスカ「そうして」

.

きるんほ


シンジ「ところでアスカちゃん略してアん」

アスカ「略しすぎでしょ。何よ」

シンジ「このゲート開閉ノブさ、手回しで開けるタイプじゃん?」

アスカ「それが?」

シンジ「普通に開けるのつまんないから頭おかしいんじゃねーの的な開け方してもいいかな」

アスカ「もう!何でもいいから早くやんなさいよ!」

シンジ「オォウケェェエエエイッッッッ(ソプラノ)!!!」

シンジ「それじゃあとりま僕のお尻のアヌスに扉のハンドル取っ手を挿入するよ!」

アスカ「イヤァアアアッッッ!!キモい!!」

シンジ「あふんっ♪」ジュヌプ

アスカ「イヤァアアアァアアア!!!エッチバカ変態!信じらんない!!」

.


シンジ「そーれそれそれ!!お尻を回せ!回せ回せ回せーッ!!!」

シンジ「ヘイヘイ♪オォウケェェエエエイッッッッ♪」

アスカ「いやっ…!助けて加持さぁん…っ」

シンジ「ぬひょひょひょひょひょひょ!!!」クルクルクルクルクルクル

ゴゴ、ゴゴゴ……ゴゴン!

シンジ「開いたよ!アスカ!お望み通り開けたよ!僕のアナルもぽっかりな!!」

アスカ「あんたのケツの穴があく事なんて望んじゃいないわよぉ!!バカぁああ!!!」

シンジ「おい早く行くぞ何ちんたらしてんだあン」

.


・・・・・。


~ネルフ本部:非常通路~


「やっぱりこの道も真っ暗なのね…」

「いってー……ぶつことないじゃんか!」

「むしろぶつだけで済ませてやった事に感謝しなさいよ」

「やれやれ!とんだ暴れンガールだっぜぃ!」

「ポーゲー♪ポーゲー♪ポーゲーゲーゲー♪」

「ポーゲーポーゲー♪ポーゲーポー♪」

「煩いわね!妙な第九を鼻歌で歌わないで!」

「これが表現の自由の弾圧か…嫌なら聞かなきゃいいのに」

「ハァ?同じ空間にいるしかないんだからもうちょっとお互いを尊重しなさいよ!」

「じゃあ君も僕を尊重してよ!」

「イヤよ!なんであたしが我慢しなきゃいけないのよっ!」

.


「待てよ!これじゃ平行線だ!」

「あんたが黙れば済む話でしょ!」

「やだ!声高らかに歌って行けば楽しい事を知っているシンジさんは黙らない!」

「というか黙るの苦手!超苦手!超絶苦手ってぃんぐ!」

「はー…もういいわよ。どうせならもう、うんと上手く歌いなさいよ!」

「オォウケェェエエエイッッッッ!!ヒァウィゴーッッ♪」

.


「オッペマ♪オッペマ♪もじゃもじゃ♪もー♪」

「ちんぴょろすぽーん♪チンゲンサイ♪」

「(台詞:お前の母ちゃん浮気してんの知ってんだかんなオレ!)」

「バーニングボリビア~~~~ン♪」

「Ha~~♪OPPAI☆OPPAI☆」

「マッケンジーのヘソの緒ォオォオォオォオ~~♪」


「…歌詞がクレイジーなのにメロディーとか歌がすっごく綺麗で腹立つわね」

.


「あら?」

「どったん?」

「いや…分かれ道」

「んー…右だよ」

「えーなんでわかんのよ?知ってる道なわけ?」

「偉大なる神々の言葉に耳を傾けてみれば『右だったらいいな~』って言ってるのが聴こえてくるはずだなも!」

「それただの願望じゃないの」

「あとね、さっき出てた案内経路図で右行ったらネルフの食堂行けるらしいから」

「それ先に言いなさいよバカぁ!」

.


・・・・・。

ガチャ、コム。

「あれ?本部の食堂も真っ暗だ」

「え?…ホントだわ。真っ暗」

「んー…停電かな?」

「停電?やーね、そんなのすぐ直しなさいっての!」

「直せないから真っ暗なんだよ?」

「そういう話じゃないわよ…ってそれはいいんだけど」

「何?」

「この非常時を乗り切るためには優秀なリーダーが必要よね!」

「え?なんで?二人しかいないのに?」

「あたしがリーダーね!あんたはあたしの言うことは何でも聞くのよ!いいわね!」

「は?それは嫌だけど?」

「んなっ?!」

「僕はアスカと主従関係でいたいわけじゃないし」


シンジ「僕は僕の意思で僕の僕による僕のために僕の人生を生きたいんだ」

シンジ「だからさ、命令だとか、言いなりになるなんて真っ平なんだ」

シンジ「……お願いなら聞いてあげなくもなくもなくないけどさ」

アスカ「なく、ん?今」

シンジ「お腹すいたなー…ちょっと食べ物かっぱらってくるよ」

シンジ「イィィィイイヤバダバドゥ―――!!!」ダバダバ

アスカ「…あんたさっきあたしとめちゃくちゃ食べてたわよね?」

.

きる。ちょっと心が落ち着き過ぎてて書けぬわ


アスカ「…」

アスカ「あれ?」チラ

通路<真っ暗

アスカ「停電から復活したのかと思ったけど…」

アスカ「……」

非常灯<つかへんつかへん

アスカ「…この食堂だけ、電気が通ってる?」

アスカ「非常用出入口だから独立電源系統でも持ってんのかしら?」

アスカ「……まいっか」

.


シンジ「ァァアアアアスカァアアアアアア!!!」ズザザザァッ!

アスカ「いやっ!何よ!スライディングしてくるんじゃないわよ!」ゲシ!

シンジ「オウフ御褒美!」

アスカ「で?用は済んだわけェ?」

シンジ「うん!いっぱい食料とかあったんだけどさ、」

アスカ「まあ食堂なんだから食料には困らないわよね…」

シンジ「じゃっじゃじゃーん!ドーリーアーンー!♪てってるぅえええーッ!♪」

アスカ「もうちょっとお手軽なものチョイスしなさいよ!」

シンジ「シンジ頭突き!」ゴス

ドリアン<パカッ

シンジ「見て見てアスカ!割れたよー♪」ニパー♪

アスカ「はいはいよかったわねー」

シンジ「僕の頭も」ダクダク

アスカ「んもォオオ!!バカぁああッ!」

.


シンジ「そしてさらに細かく砕くぜ!シンジさん頭突き!頭突き頭突き頭突きィイイイリリリッヤッホーイ!!」ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン

アスカ「ちょっ、やめなさいよ!もうあたし知らないからね!もう先に行くから!」

シンジ「刻むぜ常夏のビート!!!」ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン

アスカ「自分の頭で奏でなくてもいいでしょ!」

シンジ「あ、ごめんごめん…アスカも欲しいよね。食べる?」つ

アスカ「要らないわよッ!」ベシッ

シンジ「ド♪ド♪ドリアンよっ♪」ズザザザァッ!

アスカ「もう!それ食べたら行くわよ!」

シンジ「アトランティス探しに?」

アスカ「……」スタスタ

シンジ「ロマン感じろよ!今から僕達古代のロマン発掘に行くんだぜ?!」

.


アスカ「ったく…」テクテク

シンジ「~♪」モッシャモッシャ

アスカ「…」テクテク

シンジ「今度ドリアンを題材にした絵でも綾波の顔に描いてみようかな…」

アスカ「…」スタスタ

シンジ「クルーシオ!」テクテク


アスカ「…あんたさぁ、何でエヴァに乗ってんのよ」

シンジ「?」


アスカ「あたしね、ドイツ支部にいた頃…あんたの事調べたのよ」

シンジ「ストーカーかよ」

アスカ「…」バキャ

シンジ「なふっ?!」

.


アスカ「父親からあんな扱い受けて…いきなり命がけの戦争に巻き込まれて」

アスカ「あたし達みたいにエヴァに乗る事が前提だったわけでもないのに」

アスカ「あたしは、あたしがエヴァに乗るのは、皆にあたしを認めさせるため…」

アスカ「それで、5才の時から必死で努力してきて…なのに。悔しいけど…」

アスカ「…あたしはあんたの大活躍で霞んでる」

シンジ「……」

.


アスカ「ねぇ、なんでよ」ガシッ

シンジ「…」

アスカ「何で戦う理由もロクに無いようなあんたが!」グイ

シンジ「……」

アスカ「あたしより、絶対努力なんてしてこなかっただろうあんたが!!」グイ

アスカ「なんで、あたしより評価されてんのよ」

アスカ「なんであたしより結果を出してんのよ」

アスカ「なんで…あんた、あたしの事を好きだなんて言ったのよ…」グイ

シンジ(いきなり何言ってきてんだよ情緒不安定だなぁ…割りとガチな感じで)

シンジ(暗闇、二人っきり、今までの鬱憤、不安、告白…)

シンジ(色々な感情でぐちゃぐちゃになってんのか)

.


アスカ「あんたはあたしの事好きらしいけど」

アスカ「あたしはあんたなんか嫌いだから」

シンジ「……」

シンジ「そう。でも、僕はそれでも君が好きだよ」

アスカ「え…?」

シンジ「前にも言った。僕が戦う理由の一つに、『君と会えるから』って」

シンジ「僕が頑張れば、君がもう少し生きれるだろ」

シンジ「君のきもちは、聞いた。それで、思うんだ」

シンジ「君は、『人生は自分が思っているよりずっと面白いんだ』って事をもう少し生きて知るべきだって」

アスカ「……」

シンジ「君がエヴァで戦う為に生きてきたのはよくわかったよ。でも、それが全てじゃないんだよ」

.


シンジ「今の自分が絶対じゃないよ」

シンジ「今辛くても、生きようと足掻く限り。ヒトは幸せになれる時がいつか必ず来るよ」

シンジ「だからさ、アスカもそんな気にしない方がい アスカ「うっさい!あんたに何がわかんのよッ!」ゲシッ!

アスカ「知ったかするんじゃないわよッ!あたしの想いなんてわかんないクセにぃ!」

シンジ「…じゃあ、教えてよ」

アスカ「……何を」

シンジ「僕は君の想いがわかってないんだろ?だからさ、教えてよ」

シンジ「君の今の想いを」

シンジ「君は本当は今、何を望んでいるのかを」

シンジ「羞恥心とかプライドなんてさ、全部燃えるゴミに出しちゃえよ」

シンジ「聞くよ。んで、ちゃんと受け止めるから」ニコッ

アスカ「……」


アスカ「……あたし、の」

シンジ「うん」

アスカ「………言えない。言うわけないでしょ!キチシンジなんかに!」

シンジ「そう?」

アスカ「そーよ!誰があんたなんかに言うもんですか!」

シンジ「言ってくれなきゃわかんないよ」

シンジ「察しなきゃいけない事もあるけれど、言葉にしなくちゃいけない事だってあるんだ」

シンジ「嫌なら、理解されたくないなら…無理に話さなくてもいいけど」

アスカ「……」

.

切る


アスカ「……ねぇ、シンジ」

シンジ「なんでっしゃろ?」ニコッ

アスカ「……」

.





「キス、しよっか。」





.





シンジ(いや何故そうなるし)




.


シンジ「え?え?え?いや、え?つまり…どゆこと?」ハァン?

アスカ「何よ…あんたが言ったんでしょ」

アスカ「あたしが本当に望んでる事を、って…」スッ

シンジ「いや言ったけども…」

アスカ「なによ」

シンジ「や、ほら。僕彼女いるからさ…浮気はダメだと思うんだ」

アスカ「ふーん…ま、そうよね」

シンジ「だろ?」ホッ

アスカ「ねぇシンジ」

シンジ「何?アスカ」

.


アスカ「ふんっ」ドンッ!

シンジ(壁ドン?!)

アスカ「知ってる?」ググッ

シンジ「何をでしょう(顔近い…)」


アスカ「世の中にはねぇ、"NTR(ねとり)"って言葉があんのよ」

シンジ「いやそれNTR(ねとられ)じゃね?」




シンジ「むぐっ……?!」

.


シンジ「?! ?!」ジタバタジタバタ

アスカ「……っん、」レロ

シンジ「?! ?!」カックンカックン

アスカ「……っはぁ…、んっ」チュプ

シンジ「?! ?!」ズンドコズンドコ

アスカ「…鼻、息かかるから…」ギュ

シンジ「ちょっ、まっんむぐ」

アスカ「…ん……」

シンジ「」

アスカ「………」

シンジ「」

アスカ「…」ギュ

シンジ「」

.


アスカ「……伝わった?あたしの気持ち。」ギュ

シンジ「」

アスカ「…何よ、何とか言いなさいよ」

アスカ「それとも」

アスカ「あたしとキスできて、もう言葉に出来ないとか?」クスクス


シンジ(ぶっちゃけ酒臭くて死ぬかと思った)

.


アスカ「ぷっ。今のあんた、すっごい面白い顔してるわよ?」クスクス

シンジ(あー…そっか。酒も入ってるから、か)

アスカ「ねぇ」

シンジ「?」

アスカ「あんな女となんか別れなさいよ。そんでさ、」

アスカ「あたしだけを見なさいよ…」ギュウ


シンジ(やべ、不覚にも僕ちょっと落ちそう)


アスカ「見なさいょ……」グラッ

シンジ「?! あぶなっ!」ガシッ

アスカ「ZZZ…」

シンジ「酔いつぶれよった…」ハァ

シンジ(…なんだかんだ、アスカもまだ子供なんだよなぁ……)ギュ

アスカ「ma………ma…」ZZZ

シンジ「……」ナデナデ

.




シンジ(ってこれひょっとして、僕がアスカ背負って第一発令所まで行かなきゃいけないってことか―――?!)

アスカ「mamaー…ZZZ」ウヘヘ


.


~第一発令所~


青葉「なんとか明かりはつけたけど…」


蝋燭<ユラユラ


日向「ないよりマシさ。…しっかしマヤちゃん居ないからMAGI復帰がなー」カタカタ

蝋燭蝋燭蝋燭蝋燭蝋燭

蝋燭蝋燭蝋燭蝋燭蝋燭

蝋燭蝋燭蝋燭蝋燭蝋燭

蝋燭蝋燭蝋燭蝋燭蝋燭


青葉「…司令と副司令に繋がらなくなっちまった。どっかで立往生してんのかも」

日向「かもね。早く復帰させないと…」

.


貞本「やぁっとついたぁー」ヘタリ

トウジ「あかん、ワシもうへとへとや…」クタン

ケンスケ「僕もぉ~~……」グッタリ

綾波「皆お疲れ」

式波「だらしないわね!これくらいで!」


日向「き、君達自力でここまで来たのかい!?ブロック1つは向こうだっただろ?」

式波「はン!アタシには近すぎるくらいね!」ドヤ

青葉「偉い偉い。皆お疲れ!よかったら発令所名物の冷めたコーヒーがあるぜ?」

貞本「ハァ?他に何にもないんですかぁあ?」

青葉「ごめんな!」ハハ

貞本「サイアクぅ~!」ウキー!

.


綾波「?」キョロキョロ

トウジ「? なんや、どないしたんや綾波」

綾波「いないわ」

トウジ「? 誰がや?皆ちゃーんとおるやないか」

トウジ「ワシやろ、ケンスケやろ、」ユビオリユビオリ

ケンスケ「綾波、貞本、式波。ほら全員いる」

綾波「いないわ」

式波「? 誰が?青……さんならそこにいるわよ?」

青葉「青葉な?青葉」

綾波「違うわ」

式波「?」


綾波「フォースが、いないわ」


.







「「「「「「あ。」」」」」」




.


~ネルフ本部への入口(第3新東京市)~


カヲル「………」ガチャ

カヲル「……」キョロキョロ


カヲル「おかしいな、僕の記憶が正しければここは外だ」

カヲル「迷った…か。こんなとこ来るはずじゃなかった」

カヲル「…戻、」ピク

カヲル「………」

カヲル「!」バッ

カヲル「………」

カヲル「………」


カヲル「………来る…!」

.



ググググ…………ッ、ズズン!

ググググ…………ッ、ズズン!


ググググ…………ッ、ズズン!



ググググ…………ッ、ズズン!



マトリエル「…………」


マトリエル「ボルボルボルボル……!」ギョロギョロギョロ!



.



カヲル「…アメンボのように移動する蜘蛛型の使徒を肉眼で確認、か」

カヲル「急いで知らせないと不味いな」ダッ

カヲル「運がよかったな。もしこれで僕が迷ってなければ人類は滅びていたよ」

カヲル「…今度は迷わないようにしないと……」

カヲル「ええっと…『右へ行くと食堂』…」

カヲル「じゃあ左か」スタスタ


.


~紳士用トイレ~

「碇」

「なんだ」

「私の携帯の電池が切れた」

「そうか」

「連絡が取れんのでは不味い。お前の携帯で連絡してくれないか」

「………」

「嫌がるな…わかった、なら私に貸してくれないか」

「わかった。だが中身は見るな」

「そこまでデリカシーがない人間ではないよ…」

「上から投げる」

「上、空いとるのかね?そこから脱出は」

「登るのは難しい。それに仮に出れてもケツの間に糞を納めたまま外を歩くのは…」

「…わかった。投げてくれ」

.


「いいか、真ん中あたりからくる。画面を明るくさせておくからその光を目印に受け止めろ」

「わかった」

「せーの…それっ!」

「おわっ、と、あっあっ、」


ボチャン!

「」


「冬月。受け止めたか?」

「」

「……冬月?どうした?」

「……いや、な」チラ


携帯<水没


.


「…まさか、」

「…………スマン」

「待て、私のは幸い防水加工だ。今なら手を突っ込めば」

「この自分のでいっぱいの汚水にか…」

「お前がしでかした事だろう。お前が責任を取れ」

「わかってる。だがちょっと待て…」

「早くしろ」

.


~第3新東京市外~

軍曹「おい…NERVはどうしてエヴァを出さないんだ?」

新兵「わかりません!第3新東京市、及びNERVは依然として沈黙したままです!」

新兵「兵装ビルも起動せず街も戦闘用変形は無し!また、通信は一切繋がりません!」

軍曹「ええい!奴等何をしてる!使徒はもう街内に侵入してしまったぞ!」

軍曹「まさかNERVの連中は全員慰安旅行でも行きやがったんじゃないだろうな!」

軍曹「私だって慰安旅行に行きたいわぁあああ!!!」

新兵「軍曹、話がズレています!」

軍曹「やかましい!」ゴスッ

新兵「あいた!」


新兵(つーか、何かがあったに決まってんだからまず異常の原因突き止めろよカス)

.

キルシュ


~第一発令所~

ブウゥウウン…ッ!

青葉「…よし!復旧した!」

『MAGI 起動します。』

日向「やった!」

青葉「早速…」

ビーッ!ビーッ!ビーッ!

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
emergency emergency emergency emergency
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

.


マトリエル「ボルボルボルボル…」

マトリエル「…」ドロドロトロトロ

車道<ブシュウウウ!!

し う

マトリエル「ボルボルボル…」ドロトロトロドロ

.


マトリエル<溶解液ブシャアアア!!!
| ∥ |
| ∥ |
\ ↓ /


青葉「大変ドゥアアアアアア!!!!!」

日向「使徒ドゥアアアアアア!!!!!」

.

新スマホ使い辛い

切るゥアアアア!!!!!


青葉「おい不味いぞ!街には避難勧告すら出ていない!」

日向「なんてこった…エヴァも動かせない、葛城さんも赤木博士も司令も副司令もいない」

日向「まだMAGI再起動しか出来てないから各システムも起動しない…」

日向「はは…もう人類は終わりか?」

貞本「ハァ?!あんた諦めるってーの?!」

日向「いやそういう訳じゃ」

青葉「日向!それでも今はまだ俺たちにできる事はあるだろ?!」

青葉「とにかく手段は何でもいいからまずは避難勧告!」

青葉「本部全体にも通達してエヴァを手動で動かす!それから司令と副司令に連絡!」

青葉「な?諦めるにはまだ早いだろ」

青葉「ああ、君達にも手伝ってもらうぜ?このまま使徒にやられちまうわけにはいかないだろ?」

チルドレン「「「「「はい!」」」」」


.


青葉「レイ、君には俺のiPhone貸すからLINEのNERVグループに使徒出現の報告を頼む!」

綾波「了解」

青葉「鈴原くんは日向から借りてここにいないチルドレン達に連絡!使徒出現とケイジ直行の旨を伝えてくれ!」

トウジ「わかりました!」

青葉「相田くんはパソできたよな?マヤちゃんの貸すからそれ使って使徒のデータ採取ツール起動」

ケンスケ「了解であります!」

青葉「式波、貞本2名は番号教えるから自分ので整備班達に『エヴァに予備電池装備を手動でつけるように』と連絡!」

アスカ,S「「了解!」」

青葉「俺と日向は復旧作業と他に出来ることをやる」

青葉「頼むぜ!」

「「「「「了解!!」」」」」


.

日向「悪かったよ。ちょっと弱気になってた」

≫434

日向「悪かったよ。ちょっと弱気になってた」

は無し


青葉「よし、じゃあ各自与えられた仕事をこなしながら自分の機体があるケイジに向かってくれ!」

「「「「「了解!」」」」」

タタタタタ…

青葉「ふー…」

日向「悪かったよ。ちょっと弱気になってた」

青葉「気にすんなよ。さ、俺たちもやろうぜ」カタカタ

日向「だね」カタカタ

.

モウジカンナイカラコンカイハココマデ-

もう青何とかさんなんて呼べないぐらいかっこいいよ!青何とかさん!

青木さん かっこいい

おいやめろよ!青世木さんだろ!
人の名前を間違えるなんてクズだぞォ!!!



>>440 青葉「ソッコーで呼んじゃってんじゃねーか!」

>>441青葉「青葉だって青葉!あ・お・ば!」

>>442青葉「じゃあお前もクズじゃねーか!」

.


~トイレ~

「とれたか、冬月」

「トングを見つけた。それで今…よし!」

「やったぞ碇!取れた!」

「ならば早くしろ」

「わかっている。落としてすまなかった」

「あとで機種変更をする。お前が一括で払え」

「もちろんだ。…む?」

.


ピコン!

「碇、LINEに新しいメッセージが来ているが」

「…」

「わかっているよ。絶対見ないから安心しろ」

「いや、今回は見ても構わん」

「何?珍しいな」

「嫌な予感がする」

「そうか。では失礼して」

「…前のメッセージは見るな」

「無茶を言うな、碇」

「…極力、見るな」

「わかったよ」

.


青葉二尉(発令所のロン毛)

『使徒、第3新東京市、NERV本部直上に出現だぴょん!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆』

「…碇、色々ととんでもないメッセージだったんだが」

「そうか。内容はなんだ」

「使徒だ。本部がほぼ全施設停電中の今、な」

「そうか」

ピッ。

プシュー、ガコム。

「ん?どうやらトイレのドアが開いたようだな」

「ということはこのブロックが復帰出来るくらいには復旧したのか」

.


ゲンドウ「…」履き履き

ゲンドウ「…」スタスタ

冬月「い、碇? お前まさか」

ゲンドウ「…初号機のケイジへ行って手動で出撃準備をする」

冬月「しかし碇!お前、まだ尻に糞が挟まってるんじゃないのか?」

冬月「せめてーーー」

ゲンドウ「黙れ」

ゲンドウ「リーダーが誰よりも率先して動かなくてどうする」

ゲンドウ「使徒殲滅が最優先事項だ。順番を間違えるな」

冬月「……ふっ、」

冬月「すまなかったな、碇。」履き履き

碇司令(ケツinウンコ)「では行くぞ」

冬月(ケツinウンコ)「ああ、急ごう」

ダダダダダダ!!!

.


綾波「LINEは初めて打ったのだけどこれでよかったのかしら」

綾波「確かメールは顔文字を使うはず。これで間違ってはいないはず」

綾波「…もし何か間違っていたら…」

綾波「……」

綾波「これはオペレーターの人のiPhone」

綾波「いざと言う時は青空二尉が打った事にしてしまおうかしら」

.

ブッた斬る


綾波「…やっぱり後でちゃんと碇司令に」

綾波「あっ」コケッ

iPhone<ガッシャーン!

綾波「 」


.


綾波「 」

iPhone<コナゴナ

綾波「 」

綾波「 」

.


~その頃リツコ~

リツコ「ふー……っ」スパ-

リツコ「…まさかタラップが取れて下に降りれなくなるとはね」

リツコ「…タラップなんて飾りだと思ってたけれど」

リツコ「まさか本当に飾り化してたなんてね」スパ-

リツコ「施設整備も考えなければいけないわね」

.


~その頃加持ミサト~




ぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅ。




.


~その頃オペレーターズ~

マヤ「電源が復旧したのはいいけど私達がいるブロックから発令所に行くにはまだ復旧してないブロック通らなきゃいけないのよね…」

アオイ「使徒が来たのに何も出来ないなんて…歯がゆいわね」

サツキ「ここの端末使ったら余計に復旧遅れちゃうし大して役には立たないもんね…

カエデ「困ったわねー」

.


~その頃シンジ~

シンジ「エッチらおっちら」

アスカ「zzz」

シンジ「ちぇっ、僕の背中でグッスリ眠りこきやがって」

アスカ「むにゃむにゃ」

シンジ「あー…重てーなちくしょう」

アスカ携帯<~♪♪


シンジ「ん?アスカの携帯か」

シンジ「…なんか嫌な予感する。今の鳴った理由を見た方


がいい気がする」

シンジ「普段なら人の携帯の中身なんてみないけどね」

メール:ジャージ猿

シンジ「ああ、トウジかコレ」

.


アスカ携帯<~♪

シンジ「あっ今度は電話か」ピッ

シンジ「オッス!オラ悟空!」

トウジ『あ?何でセンセがでるんや?ワシ何か間違うたか?』

シンジ「ちゃいまんがなちゃいまんがな!我輩が勝手に出ただけやで!」

トウジ『その口調めちゃイラつくからやめてくれへん?』

シンジ「や」

.


シンジ「で、なんの用?アスカにデートを申し込むの?それならデートチケットとマネージャーである僕の審査を通って貰わないと」

トウジ『ちゃうわ!大体ワシはもっと家庭的なんが』

シンジ「いやオメーの好みなんざ興味ないわ」

シンジ「んで用件は?」

トウジ『おっとあかんあかん』


トウジ『使徒…襲来やで』

シンジ「予想外に大事でワロタ」

トウジ『大事やなかったら惣流なんかに連絡なんかせんわ』

シンジトウジ「『あっはっはっ」』

.


シンジ「でもごめん…こんな時、どうしたらいいか、わからないの」

トウジ『ケイジに行けばいいと思うよ』

.

時間切れ。またの


~その頃カヲル~



カヲル「……」

カヲル「おかしいな、なぜ僕はまたここへ」


マトリエル「ボルボルボル」ドピュドピュ


カヲル「なんでだろ」

カヲル「まいったな、早く皆に知らせないといけないってのに」

.


~第7ケイジ~

シンジ「オッポレオッポレ」

シンジ「ぬも?」

ゲンドウ「ではいくぞ!!」

整備班‘s「「「はい!!!」」」

ゲンドウ「引けェぁァアアアア!!!!」

整備班’s「「「ウィェアアアア!!!!!」」」

ゲンドウ「オーエス!!オーエス!!」

シンジ「…父さん達が奇声を発しながらロープを引っ張ってる…」

シンジ「やめてよ!なに年甲斐もなく綱引きやってんだよ恥ずかしい!子供に恥かかすなよな!」プンスコ!

アスカ「う…ん、おまえが…言うな…」

▼ アスカ は 寝言 を 言った !

.



ゲンドウ「引けェァァア!!!!」

整備班's「「「うぉおおおおおお!!!!」」」

ゲンドウ「エントリープラグ、パイロット搭乗出入口まで挿入!!!」

整備班「「「ウェイ!!!」」」

ゲンドウ「サードチルドレンはまもなくここへ来る!!」

ゲンドウ「それまでに必要作業は済ませる!やれぇぇえ!!」

整備班's「「「オーエス!オーエス!!」」」

シンジ「…」

.


ゲンドウ「エヴァンゲリオンは!!!」

整備班's「「「皆で動かすモノ!!!」」」

ゲンドウ「子供だけに!」

整備班's「闘わせるな!!!」



シンジ「…誰だよ。キャラ変わってない?」


整備員「うう…」

整備員「もうダメだ…無理だって、こんなの」

ゲンドウ「…何をしている、お前も早く起動準備に参加しろ。命令だ」

整備班「だってこんなの!使徒侵攻がわかってからどんだけ時間たったと思ってるんすか!」

整備員「オマケに今運用可能なエヴァはS2機関積んでる初号機と参号機、四号機だけ!」

整備班「なのにパイロットはまだ誰も各ケイジにたどりついてない!」

整備員「うう…」

ゲンドウ「…」


ゲンドウ「諦めるのか」

整備員「…」

ゲンドウ「お前が今立ち上がらなければお前は全て失うのに、お前はそこでうずくまるのか」



ゲンドウ「お前は今までの使徒との戦いで何を見てきた」

整備員「…」

ゲンドウ「サードチルドレンの闘いを思い出せ」

ゲンドウ「お前が何のためにここに就職したかを思い出せ」

整備員「…」

ゲンドウ「佐藤整備員。お前は『人類を守るヒーローを助ける仕事がしたい』のだろう」

整備員「?!」バッ

ゲンドウ「何を驚いている。ネルフに入る人間くらい、私は把握している」

整備員「でも、俺はもう何もやる気が」

ゲンドウ「…」

.


ゲンドウ「焼肉は好きか」

整備員「? 」

ゲンドウ「焼肉は好きか、と聞いている」

整備員「…好きっす」

ゲンドウ「そうか。なら」

ゲンドウ「もし、この後生き残る事ができたら」


ゲンドウ「叙々苑に連れていってやる」

整備員「!?」


ゲンドウ「私の奢りで、食べ放題だ」

整備員(…んだよ、そんなんで釣る気なのかよ)

ゲンドウ「今は一人でも戦う意志が必要だ」

ゲンドウ「…頼む、私と戦ってくれ」

整備員「…」


「「「オーエス!!オーエス!!」」」

整備員「…司令」

ゲンドウ「なんだ」

整備員「俺、めちゃ食いますから」

ゲンドウ「問題ない」

整備員「司令」

ゲンドウ「なんだ」

整備員「俺…ずっと碇司令についていってもいいですか」

ゲンドウ「好きにしろ」



.


整備員「オーエス!オーエス!」

ゲンドウ「肩部の第一、第二ロックボルトを破壊しろ!」

「「「了解!!!」」」


シンジ「フカクーにも父さんがやだかっこいい」

シンジ「…にしてもなんか、いやどうでもいいんだけど」

ゲンドウ「! シンジ、来たか」

シンジ「…なんかァ、臭くね?ウンコ臭くね?誰か漏らしてね?」

ゲンドウ「…冬月の加齢臭だ。気にするな」

シンジ「マジかよ副司令テラヤベェな」


.


シンジ「父さん」

ゲンドウ「なんだ」

シンジ「僕が来る事を信じて起動準備しててくれたんだね」

ゲンドウ「…ふん」プイ

シンジ「ありがとう父さん。僕頑張るよ」ニコッ

ゲンドウ「……早く初号機に搭乗しろ」

シンジ「あのさ、勝って帰ってくるから…僕も叙々苑連れてってよ」

ゲンドウ「わかった」

シンジ「…」スタスタ

ゲンドウ「シンジ」

シンジ「?」




ゲンドウ「しっかり勝ってこい」

シンジ「うん」ニコッ
.


初号機『わーお、これひょっとして』

青葉『そうだよ。今はアンビリカルブリッジも動かせないんだ。悪いけどエヴァで動かしてくれるかい?』

初号機『イエッサー』

ガコン!グィィイイイ…!

※アンビリカルブリッジ:エヴァがケイジに収容されてる時にエヴァの前にある通路のこと

.

時間切れ。すまんなぁ読んでくれとる人ら。ワシは仕事をやらなあかん。

やっとかな給料貰えへんのや!

.


別ケイジ

参号機『鈴原トウジ、搭乗完了しました!』

ーーーーーーーーー

四号機『同じくスィクススチルドレン、相田ケンスケ!四号機に搭乗しましたッッ!!』

青葉『了解!各自アンビリカルブリッジを手動で移動、プラグにNERV内のマップを送るから目標までの最短ルートで向かってくれ!』

『『了解!!』』


.


初号機『ターンターン♪ターヌキーの♪キーンター⚫︎はー♪』ガッショガッショ

参号機『ラーラーラーラー♪』ガッショガッショ

四号機『ずったー♪ずたー♪』ガッショガッショ

初号機『物資補給用ダクトをエヴァで匍匐前進か…』

参号機『はー…なんや、けっこーしんどいな、コレ』

四号機『ぴょーう!!マジもんの兵站訓練みたいだ~♪』

四号機『この作戦!!四号機パイロットは死ぬ覚悟で完遂するでありむぁぁぁぁぁあすッッッ!!』


初号機『ケンスケってこーいう時は頭のネジ外れちゃうよね』

参号機『せやな。頭がまともなんがおらんくなるから辛いわ』

.


整備員(ベテラン)「碇司令!非常用電源バッテリーを弐号機α、β、γに搭載完了致しました!」

ゲンドウ「わかった」

冬月「ゼェゼェゼェゼェ」

ゲンドウ「…まだ死んでもらっては困るぞ、冬月」

冬月「寄る、年、波…!」ゴフッ!ゴハッ!

ゲンドウ「…日向二尉。目標の現在の動向は」

日向『はっ!目標は直上にて目玉のような模様から溶解液を垂れ流し続けています!』

日向『MAGIの計算によると、10時間後に本部に到達するようです!』

ゲンドウ「そうか」

冬月「…どうやら、勝算はありそうだな?」

ゲンドウ「ああ」

ゲンドウ「弐号機シリーズも全て追撃させろ!これ以上被害を出させるな!」

日向『了解!』


ゲンドウ「……む?」

ゲンドウ「待て、レイはどうした」

日向『ファーストチルドレンはまだ零号機ケイジに未着!今探知します!少々お待ちください!』

ゲンドウ「…到着次第、追撃させろ」

日向『了解!』

.


~その頃のレイたん~

綾波「…」ペタペタ

iPhone<セロハンテープまみれッス

綾波「…これでいいかしら」

綾波(近くに事務室があってよかったわ)

綾波「あっ、」ポロッ


ガッチャーン!!!

綾波「 」

.


綾波「ハァハァ、ハァハァ…!」ペタペタ

綾波「……」

iPhone<いっそ殺せェェェエエ!!!

綾波「…」ペタペタ


綾波「あっ」

iPhone<ガラスぼろてぃーん!!

綾波「……」

綾波「…ダメなのね、もう…」

.


~TV版のあの縦穴だぜベイベー~

初号機『おったおった。おりやがりましたぜぇ、旦那ァ!げひひひ!』

参号機『なんやあれ…これまたエラくサイケデリックなデザインの使徒やなぁ…』

四号機『誰から殺る?!ねぇ!誰から殺る?!俺からでもいい?!』

初号機『オメーはちょっと頭冷やせ』

参号機『なぁなぁ、取り敢えずコレ撃ったらええんとちゃう?』

初号機『パレットライフルか…まあ確かに小手調べにはいい、かな』

初号機『攻撃仕掛けた時にアクションが変わるタイプとかじゃなきゃいいんだけど』

四号機『殺らせろ…!殺らせろぉぉ!』

四号機『俺の刃のエサになれ…!』

初号機『興奮すんなよザギ様よぅ』ゲシッ

四号機『ユーリぃ?!』グハッ?!

.


~別のダクト~

α『ちょっと!ここはアタシが先でしょ?!』

β『ハァ~?なぁんであんたを先に行かせなきゃいけないワケェ?』

γ(うー…あたまぼーっとする…あたしいつの間にエヴァに乗せられたんだろ…)

γ『って!ちょっと?!あたしが先にいき』

ガギッッッ!!!

『『『?』』』

α『……』

β『……』

γ『…ねぇ、もしかしてさ…』

■■
■ β ■
■α γ■

γ『…詰まっ…た?』

『『『さ、サイアクぅぅう~~!!!』』』

.


マトリエル「ボルボルボルボルボル…」ダラダラダラダラ

マトリエル「?」


参号機『ほないっちよやったるわ』

初号機『いてこませー』

四号機『撃てェェエエエエエェエエエ!!!奴の土手っ腹に風穴開けてやれェエエい!!!』

初号機『さっきからうるせーよお前の土手っ腹から風穴を開けてやろうか』

マトリエル「……」

マトリエル「ボルォオオオオオォォォオオオ!!!」

初号機『?! トウジ!!戻れ!!』グイッ!

参号機『ほがっ?!』

マトリエル「オオオオオオオオオ!!!!」


ブシャアアアアァァァアア!!!!


.


ドボドボドボドボトボ!!!!

ブシャアアアアウウウウッゥウウウウ!!!!

初号機『あっぶねー…今度の使徒は何でも溶かす液を使ってくるのか…』

マトリエル「オオオオオ!!!」

初号機『…「蜘蛛汁ブシャーッ!」って?さっきまで涙みたいな出だったのが…』

マトリエル「ボルボルボルボルボル…!」ブシャアアア!

初号機『まるでマナの潮吹き並じゃないか』

参号機四号機『『何ィ?!』』バッ

参号機『ほんまか?!霧島はあんな感じで潮を吹くんか?!』

四号機『うぉぉお!!マジかぁぁぁああ!』

.

きりんぐ。


~第一発令所~

日向「…彼等は今まさに人類滅亡の瀬戸際だって事がわかってないんだろうか」

青葉「はは、エヴァパイロットになったとする中学生時代の自分に同じ事聞いてみろよ」

青葉「きっと何にもわかっちゃいないと思うぜ?中学生なんてそんなもんさ」

日向「僕はもうちょっとマシだったよ」

青葉「そうか?」

青葉(そう思えるなら本当にそうでも自分が客観視出来ないだけだとしても君は幸せだな)

.


初号機『にしてもどうしよっか』

参号機『せやなぁ、今のでライフル落としてもうたし』

初号機『僕がシンクロ率限界まで上げてビーム撃つか”ソード”とか”ランス”でやれなくはないんだけど』

四号機『なんでやんないの?』

初号機『正直メチャメチャキツイ上にミスるとたぶん理性なくして暴走する。敵味方関係なく破壊するかもしんない』

参号機『そらあかんやろ…』

初号機『うん。できれば使いたくない』

初号機『僕だって“火の七日間”なんて起こしたくないし』

四号機『指揮は?具体的な作戦ってどうなってんだろ』

初号機『聞いてみっか』

初号機『父さん各方面とか指示とか何やらで忙しいだろうし…ミサりん指揮とってくんないかなぁ』

.


「…何、コレ」

「エンゲージリング、って言ったらどうする?」

「考えさせて」

「冗談さ。…そうだな、あえて言うなら」

「俺の8年間がそこに入ってる」

「…あんた、なにしてたのよ」

「色々だな。…ああ、本当に。」

「ふぅん」

「さ、そろそろ本気でこっから出ようか」

「なによ、さっきまで脱出する気なかったわけ?」

「当たり前だろ。キミと二人っきりの時間を手放すなんて俺には出来ないよ」

「…ふぅん」

「嬉しいかい?」

「…そうね、ちょっと嬉しいわ」


ゲンドウ「…まだか」

日向「申し訳ありません!現在目標のA.T.フィールドによる電波妨害のため、通信全てが行えません!」

冬月「我々は未だ闇の中で戦っている、ということか」

ゲンドウ「ああ。…ならばアナログ方式だ。拡声器を使え」

日向「了解!」

ゲンドウ「私が直接指揮を執る。冬月、あとを頼む」

冬月「…わかった」

冬月(碇め、関係各省やらの対応全てを私に丸投げとは)

冬月(緊急時なのだから仕方ないのだがな、昔から面倒ごとを押しつけすぎではないか?)

冬月(全く。やれやれだ)

.



初号機『…でないや』

参号機『何をやっとんのやろな?』

四号機『何か凄い作戦を立案中とか?』

初号機『んー、でもあてにはできないよねぇ』

四号機『どーする?』

初号機『縦穴の上からおびただしい、エグいほどにTHE☆ナイアガラ級溶解液の滝が落ちて来てるしなぁ』

マトリエル「ボルボルボルボルボルボルッ!」

ドパドボドボダババババババババ!!!

初号機『…ここ以外の縦穴か、エヴァ射出用エレベーターの穴から外に出て攻撃を仕掛けよう』

四号機『んー、ここから一番近いとこは…』

参号機『なぁなぁ、もうシンジがビーム撃って地上への穴開けてそこからいったらええんやないか?』

初号機『使徒がそこから溶解液垂れ流して来たら?穴の分被害は大きくなるし、もしくは撒き散らされたらどーすんの?』

参号機『う、』

.


初号機『…よし、役割分担をしよう』

初号機『僕がここに残って縦穴にA.T.フィールドの傘を張る』

初号機『トウジは僕の後ろ…ここで待機。僕に何かあったら殲滅よろしく』

参号機『お、おう!』

初号機『ケンスケはトウジよりもシンクロ率とか兵器の扱いの上手さとか機動力あるから近くの射出エレベーターから出て使徒の迎撃をお願い』

四号機『了解であります!』ビシッ



初号機『…今僕達にできる最善を尽くそう』

『『おう!』』

.


初号機『…』



シンジ「…」

シンジ「違うんだよな」

シンジ「なぁ~んっかっ、てぃぐぁうんどぅあよぬぅあぁ~」

シンジ「…なんかこう、もっと…」

シンジ「僕らしさってぇの?アイデンティティー?ないよね」

シンジ「ツマンネー生き方してたジャスト12秒前の僕にグッバイフォーエヴァー」

シンジ「…」チラッ

参号機『やったるんや、シンジが失敗したらワシがなんとかせなあかんのや』ブツブツ



シンジ「よし、トウジを投げ捨ててみるか」


.

きチシンジめ!トウジが何をしたっていうんだ!
るンバ

すごい今更な訂正。

>>185

×
リツコ「心の壁があるヒトに対して『お前の事なんてこれっぽっちもわからないから殺すわ』」

○リツコ「目の前に現れたヒトに対して、『生きたい?そんなの知らないよ』

リツコ「『私のために死んで』」

.


初号機『ヘイ!トウジ!ヘイヘイ!リッスン!』

参号機「なんや?』

初号機『リッスン!リィイイッスゥウウンッ!!!』

参号機『だからなんやねん!ちゃんと聞いとるやろ!』

初号機『トウジに足りないモノについてなんだけど』

参号機『足りないモノ?ワシは色々足りなさすぎる人間やからどれの事かわからへんわ』

初号機『トウジはエヴァパイロットとしての実力が足りひん思うねんこれしかし!』

参号機『なぁそれ関西弁のつもりか?』

.


初号機『兎にも角にも?!A.T.フィールド張る力とかシンクロ率をアゲ↑アゲ↑しなきゃいつまでたっても使えぬティンクァス野郎なんだ!!』

参号機『せやかてセンセ、どないしたらあがんのかが』

初号機『人間は生命活動を著しく阻害される恐れのある時こそ限界以上の力出すよね!』

参号機『そらぁ、そーかも知らんけど。それって』

初号機『という訳で』ガシッ

参号機『は?』

初号機『アバヨ!!地獄の閻魔によろしくな!!!』

ぽーいっ。

参号機『 』



トウジ「はぁあぁぁぁぁぁぁぁあああ?!!」


.


初号機『まぁ別に今やる必要性は特にないっつーか1マイクロナノメートルもないけどノリで』

トウジ「ぁぁぁぁぁァアアアアああいヤァああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!?!!??」

初号機『…これが親友の断末魔…か…』

初号機『チッ、イヤなもん聞いちまったぜ…』

初号機『さ、僕は被害縮小のためにA.T.フィールドの傘を張るか』

.

初号機『許せトウズィ…お前というバックアップ的な保険的な切り札的ななんかそんなんを用意しておくそんな自分に幻滅とか絶望とかしたくなかったんだ』

初号機『ぶっちゃけトウジの成長よりも自分のことばっかりなんだ…』

初号機『さらばトゥーズィ!!君のジャージの襟の色は一生忘れないよ!!』


初号機『A.T.フィールドっ!展ッッ開ッッッ!!!』


ぺかーん!!!!

マトリエル「?」タパバパパバパ

初号機『んな?!この溶解液A.T.フィールドまでゆっくり溶かすのかよ?!』


マトリエル「…」


マトリエル「ボルゥゥゥウオオオオオオオッッッッ!!!!」

初号機『更に量が?!貴様!脱水症状が怖くないと申すか!?』

初号機『シンちゃんピィィイイイインツィィイ!!!!!!』

.




参号機『…』



参号機『あのスカタン、いつかしばいたる…』


参号機『ギリギリ途中で手と足を引っ掛れんかったらどないなっとったか』

参号機『あ~…』


参号機『ワシ、この戦いが終わったらシンジに腹パン祭りしたる!』

参号機『鈴原、夏の腹パン祭りや!!』

.


四号機『えっさ、ほいさ!』ドンガドンガ

四号機『よし!もうすぐ地上に出れる!』

四号機『出たらとりま武器庫ビルから何か適当に手に入れて』

四号機『はっちっのっ!巣にしてやるぞぉぉぉオォオオ!!!』

四号機『うははは!!相田ケンスケの力を見せてやる!!』

四号機「待ってろよ蜘蛛野郎!今夜はパパが銃弾で舐め舐めしてやるぜぇ!!』

四号機『ヒィィィーーーハァーーーーッッ!!!』


.




エヴァ射出用エレベーター(という名の絶壁)


四号機『 』

四号機『…いや!イケる!こうSASUKE的なアレでイケば!』

四号機『どぅおぅりゃああああああ!!!!!』



~発令所~

ゲンドウ「繋げたか」

日向「はい!」

ゲンドウ『あー、あー、マイクテスマイクテス』




ゲンドウ『シンジ、聞こえるか』


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



~縦穴~

ゲンドウ『シンジ、聞こえるか』


シンジ「はぅううぅんんん!!!」キュピピピ-ン
!

シンジ「このハスキーボイス…!間違いない!パパンのヴォイスッ!!!」

初号機『なんだいファーザー?!マミーのパンプキンパイならまだ焼きあがってないよ!?』

初号機『何せ僕らのママンときたら真っ黒焦げな墨の塊になってもまだ火の通りが悪いっていうくらいだからね!HAHAHA!!!」

ゲンドウ『そのアメリカン?な感じをやめろ。鬱陶しい』


ゲンドウ『目標は溶解液の量を増やし続けている。防ぐ事もほぼ不可能だ』

初号機『なるほど…つまり僕のティクビの片方が変色する恐れがあると』

ゲンドウ『そんな事は言っていない。真面目に聞け』

初号機『ウーッッップスッ!!!まさかの聞き間違いですかぁーーーー?!この僕トゥしたこトゥが!!』

ゲンドウ『もうその場所は破棄する。その場を離れ、別ルートから地上へ向かえ』

ゲンドウ『仮に目標がジオフロントへ降りた場合はレイの零号機が迎撃する』

初号機『えっ?何?「アスカのパンツに穴を空けたのは私だぜウッフン♪」だって?!』

ゲンドウ『お前の耳には言語歪曲ツールでも搭載されているのか』

初号機『おいいいから早く作戦伝えろよノロマなヒゲだな』


ゲンドウ『シンジ』

初号機『なんだい父さん』

ゲンドウ『人類の未来は今、お前にかかっている』

初号機『うん、そうだね!』

初号機『で?』

ゲンドウ『…この先を言わなければわからないのか?』

初号機『わからんね、ああ。』

初号機『なぜなら僕は幼稚な嬉し恥ずかし中学二年のシャイボーイだからね』

初号機『おっと、「全裸なのにどこがシャイボーイなんだ」とか言う奴は枝豆を目玉に擦り付けてやるからな?!』


ゲンドウ『…っはぁー…』

初号機『どうしたトゥーサン、溜息なんてキャラじゃないよ』

ゲンドウ『そうさせているのはお前だ』

初号機『これが責任転嫁か…』

ゲンドウ『もういい。いいから地上へ行って目標を撃破しろ』

初号機『最初からそう言ってよおっとう』

ゲンドウ『…』



日向「そういえば碇司令、白髪が増えたよな」ヒソヒソ
青葉「そりゃシンジくんと暮らしてる上に職場でも顔合わすんだから…」ヒソヒソ

ゲンドウ『…早く行け。命令だ』

初号機『”命令”なら動きマセーン!ワタシは命令なんかでは動きマセーン!』

初号機『「頼む 乗ってくれ」』

初号機『「おまえを信頼している」』

初号機『「おまえを愛している」』

初号機『そう言ってくれたらやるよ!!?”お願い”なら殺るよ僕!!!』

ゲンドウ『……』

ゲンドウ『頼m』

初号機『ウェッヒヒーイ!!!』ダダダダタダダタダダダ

ゲンドウ『………』


日向「初号機、地上へ向けて疾走!!拡声器の伝播範囲から離脱しました!」

ゲンドウ「…わかっている」

日向「碇司令の声も気持ちも届きません!!」

ゲンドウ「やかましい」


~地上~

四号機『…よし、』

四号機『とりあえずサブマシンガンを手に入れた』

四号機『あとは…』チラッ

マトリエル「ボルボルボルボルボルボルボルボルボルボルボルボル」

ドボハッ、ボパババボドボボボポ!!!

四号機『奇襲をかけるタイミング…!』



ケンスケ「…やるぞ」

ケンスケ「やるぞ、やるぞやるぞやるぞやるぞ…!」

ケンスケ「僕だって勝ち星をあげるんだ。僕だってもう足手まといにはならない」

ケンスケ「…やるぞ、相田ケンスケ。こーいうのは得意分野じゃないか」

四号機『…』ガチャ、リ。

マトリエル「ボルボルボルボル」


ケンスケ「…よし!」


マトリエル「ボルボルボルボル」


四号機『…ッ!!!』バッ

ケンスケ「いっけぇぇええええええええッッッ!!」

四号機『ッ!!』

バラタタダダダダダダ!!!!!

マトリエル「ッッッ?!」



マトリエル「ボルッ?!ボルボッ、ボルボラロバロッ?!」

ドチュッ!ブチュッ!!バチュバチュバチュ!!!

マトリエル「 」

ズズズズズズ…


ズズゥウウウウウンン!!!!!

四号機『…やった!穴だらけにしてやった!』

四号機『僕の勝ちだ!!』

四号機『僕のーーー


マトリエル「ッ」ブシャッッ!!

四号機『え』


ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー


初号機『よっこいせーのほいさっさ!』

初号機『さぁ地上でごんす!いぇーい!』

初号機『…あん?』


四号機『』ブシュウウウ…


初号機『! ケンスケ!!』

四号機『』

初号機『…プラグは大丈夫そうか。追わなきゃ』


初号機『いた!』ドンガドンガ


マトリエル「…」ググッ…

マトリエル「…」ズズン、ズズン、

マトリエル「…」ドパッ!!

マトリエル「…」ズズズ…


初号機『…移動しながら溶解液を?』

初号機『!』

初号機『まさか、円を描くようにポイントポイントで溶解液を垂らして脆くして、』

初号機『この街をジオフロントの上に落とす気なのか?!』

初号機『あの野郎!意外にヤベェな?!』タダダダダダ

マトリエル「ボルボルボルボル」ドプドプ


初号機『防御不可の溶解液攻撃…でも代わりにA.T.フィールドは無い』

初号機『しかもたかがサブマシンガン程度の火力で穴だらけの瀕死になったんなら!』

初号機『そぉおい!!』バキョッ!!!

初号機『確かこの武器庫ビルの中に…あった!』

初号機『涙流して感動しろよ?!…”とっておき”を見せてやる!!』

マトリエル「…ボルボルボルボル」

マトリエル「?」



初号機『マゴロク・エクスターミネート・ソード!!!』ジャキィィイン!!


初号機『「A.T.ブレードあるからいいじゃん」という意見を捩じ伏せ技術班が開発してくれたエヴァ専用の白兵戦用刀!!』

初号機『やっぱアレだよね!いくつになっても男は剣を持つのってテンション上がるよね!!!』

初号機『それはさておき』

初号機『ケンスケとトウジの敵討ち。弔合戦じゃい!!』

初号機『タマぁよこせや目玉蜘蛛おおお!!!』ドンガドンガドンガドンガ!!

マトリエル「ボルボルボルボル…!」ノソノソノソ

マトリエル「ッ、ッ!」ドバッ!ドバッ!

初号機『はぁぁああぁあたあああ!!!!』

初号機『スラァァァアアアアッッッシュッッ!!!!!』


マトリエル「ーーーーーー…


ズドォォオオオオオオオンン!!!!


初号機『仇は討った…』

初号機『ケンスケ、トウジ…今頃あの世でアヘ顔ダブルピースして喜んでくれてるかな』グスッ

四号機『しないよ!?それに死んでないよ!?』

参号機『ワシもや!!勝手に殺すんやないわ!!』

初号機『おっほう!使徒死んだから通信回復ゥ!二人とも生きておったか!!』

参号機『ちゅーかや!さっきはよーやってくれたな!!シンジ、お前あとで腹パンしまくったるからな!!』

初号機『いいよ』サラリ

参号機『ほぉー!?ええ度胸やなぁ?!覚悟しぃや!?めっちゃしばいたるからな!』

初号機『でもその代わりやったらやった分×10だけ腹パン返しするよ?』

参号機『』


参号機『えぇー…なんでや?そこはお前、』

初号機『やれよ。但しあとで辛いのはテメーだぜ』

参号機『…やめとく』

初号機『トウジなら許してくれるって信じてたよ!!』


四号機『…ヘタレだね』
参号機『やかましい』

~第一発令所~

青葉「目標、殲滅を確認!」

日向「ダクトに詰まっていた弐号機シリーズ、及び他エヴァ全機回収します!」

プシュー、ガコム。

冬月「ふー…やれやれ」

ゲンドウ「冬月か。こちらも終わった」

冬月「そうかね。私も関係各省からの非難を受け続けた甲斐があったようで何よりだ」

ゲンドウ「…」

冬月「…」

冬月「ではこれでようやく」

ゲンドウ「ああ」ガタッ


冬月「やっと尻の物を拭う事が出来るな」スタスタ

ゲンドウ「ああ」スタスタ


日向「シリのもの?なんだろう?」ヒソヒソ
青葉「余計な詮索はよしとけよ。きっと機密事項だ。末端は知らなくていい事さ」ヒソヒソ


リツコ「…助け、遅いわね」

ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー

カヲル「今度こそ!」ガチャッ!

カヲル「…」

カヲル「…もう家に帰っちゃおうかな…」

カヲル「…あ、使徒も倒されて、」

カヲル「……こういう時、リリンはどんな顔をするんだ?」

カヲル「…よくわからないから『紙で指を切ってしまった時の顔』をするか…」

カヲル「…」ウグゥッ!

~ネルフ某所~

加持(さて。収穫だ)カタカタ

加持(どれどれ…)カタカタ

ピポ。パパ、ピココ。

加持(はは、これは…マヤちゃんのダミープログラムか)カタカタ

加持(MAGIから復旧ルートを辿れないようにって?甘いな)カタカタ

加持(もしこれがリッちゃんのプログラムならキツかったが…この程度なら)カタカタ

加持(そうら、イケた)

加持(…”ターミナル・ドグマ”。L.C.L.プラント)

加持(ネルフの地下の更に地下。ここにお宝があるってワケか)

加持(いやはやなんとも。そりゃ何かを隠すならうってつけだ。フツーこんな所は探さないよ)

加持(…ここに、使徒が欲しがる何かが、)

加持(イイね)

加持(ゾクゾクする)

加持(…さあ。ネルフの深淵を覗いてみようじゃないか)

加持(しっかし…まさか作戦決行時に使徒が来るなんてな)

加持(ツイてなかったのか、はたまた使徒はそれを知ってたから攻めてきたのか)

加持(いずれは使徒の秘密も解き明かす)

加持(葛城に渡したアレには俺が8年間調べ上げたアレが入っている)

加持(あと俺が存命中にやっておかなければならない事は…)

加持(ゼーレが人類補完計画とは別にやらかそうとしている計画について調べる事か)

加持(…別にヒーローごっこをしたいわけじゃないんだけどな)



加持(…そういえば。なんで第3新東京市までダウンした?)

加持(俺は街からの供給は出来ないように仕掛けたがダウンまではやっちゃいない)

加持(一体、何故)


加持(仕掛けた所のカメラ映像に何か…ん?)



シンジ『さっき加持さんが入っていったとこに来てみたが…』

シンジ『何もねーな。よし、ネルフのVIPトイレからパクってきたトイレットペーパーをここに詰めといちゃろ』

機械<ごばぁぁあああ!!!


加持(お前)



         次回予告

ミサト「一家団欒をする碇家。そして日常」

ミサト「しかし、第10使徒による重力攻撃《G-shock》が開始される」

ミサト「大気圏外から落下してくる超巨大な使徒に対してミサトが立てた作戦は」

ミサト「南極で安置されていた謎の槍は。」



ミサト「…そして、NERV本部、その最深部であるターミナル・ドグマに遂に使徒が辿り着いてしまう」


ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」


ミサト「『多すぎる目玉とデカすぎる目玉、そして多すぎるエヴァ』。」


ミサト「さぁーって?!この次もっ!!!サァービスサービスぅッ♪」ミ☆

.


~とある回転寿司屋~

幼女「わーい!わーい!おすしだ!おすし!」

父「はっはっは。ほら、たくさん食べろ。どれもすごく美味しいぞ!」

母「もーパパったら。回転寿司だからって調子乗らないの!」

父「はっはっは」

幼女「なにたべよっかな~…?」チラッ

ウィーン…

シンジ「…」

幼女「 」


レーンon the シンジ「…」

父「」

母「」

幼女「」



シンジ「Yes」b

幼女「寝そべった全裸がレーンを流れてきたぁぁァアアアアああッッッ?!」



シンジ「…」つ醤油

シンジ「ふん!」ドパパパバ!!

シンジ(醤油まみれ)「…」

幼女「 」


シンジ「さあ!!!食せ!!!!」クワッ!

幼女「イャアアアアア!!!!」





タタすぎる る目玉、
デ 目玉 と そ して 多す
カすぎ ぎる

エヴァ



~朝、碇家の食卓~

シンジ「マンマミヤ♪ママミヤ♪ママミヤママミヤ♪」

シンジ「勢い余ってダイニングテーブルへダァァァアアイブッッッ!!!」

ドガチャァァアアンンッッッ!!!!

シンジ「ヨーーロッレッイッヒィィーーー!!!!」

ゲンドウ「…レイ、学校はどうだ」ヒョイ…モグモグ

綾波「はい。問題ありません」ヒョイ…モグモグ

リツコ「あらそう?この間のテストは大丈夫だったのかしら?」ヒョイ、モグモグ

綾波「…意外と難しくて92点でした」

リツコ「あら」


マリ「なーん」ムッチャムッチャ

シンジ「ポゥ!パゥ!ヒャオ!」ブレイクブレイク

シンジ「え?綾波ってあのテスト92点だったの?僕、満点だったけど?」ドャァア!?

綾波「そう」

リツコ「へぇ?満点!中々やるじゃない。大したものだわ」

ゲンドウ「…」


シンジ「父さんは何か感想ないの?」

ゲンドウ「…、…そのまま精進しろ」

リツコ「あらあなた、少しは褒めてあげたら?」

リツコ「 人は褒めたら伸びますわ?」

ゲンドウ「うむ…」

ゲンドウ「…よくやったな、シンジ」

シンジ「…」

シンジ(いやそんな感じで褒められても…)

シンジ「うん、ありがとう父さん」ニコッ

ゲンドウ「…また頑張れ」

シンジ「うん!」

シンジ「…」


シンジ(…親に褒められる事ってこんなに嬉しく感じる事だったんだな)


リツコ「シンジ?」

シンジ「なぁーに?」

リツコ「取り敢えずぐっちゃぐちゃになったテーブルの上、片付けてもらえるかしら?」

シンジ「うぇーい」

綾波(この異常な行動に対して耐性と慣れがついてしまった私達は大丈夫なのかしら)


シンジ「だがもっぺんテーブルへダイブ!!ダイブダーーイブッッッ!!!」

ドガチャァァアアンンッッッ!!!!

ゲンドウ「シンジ、ちょっとここに座れ」


~第壱中たいいくのじかん~

シンジ「イッケーェェ!!!超絶早いストレート、”飛竜”!!!」

トウジ「おっごぉお?!」

ケンスケ「デッドボール!」

トウジ「ほがっ…ほがっ…!」

ケンスケ「トウジ!大丈夫かトウジ!傷は浅いぞ!」

トウジ「あかんて…ワイはもうあかん…ケンスケ、ワシが死んだらサクラに『にぃにはちょっと遠くへ行った』と…伝えてくれんか…」

ケンスケ「トウジぃぃぃいいい!!!」

シンジ「さあ、次の罪人よ、バッターボックスという名の処刑台に立ちな」

シンジ「次はギロチンこボールであの世へ速達だバカヤロー」

根府川「碇、退場」

シンジ「?!」

切るー

~運動場の隅っこ~

シンジ「ちぇっ!ちぇっ!なんだいなんだい!」

シンジ「敵を木っ端微塵にする勢いでブッ倒すことの何がそんなにいけねぇってんだちきしょうめ!」

シンジ「…」

シンジ「…なんか久しぶりだなーこの感じ」

ワイワイ

シンジ「みんながドッジボールやってるのに自分だけジャングルジムに登って遊びだす時のこの感じ」

シンジ「…」

シンジ「よし、確か近くに隠しておいたおもちゃ箱の中に…」ゴソゴソ

シンジ「あった!」


~運動場~

カヲル「随分顔が青いけどこのまま授業受ける気?」

トウジ「はん!ワシはたかが脇腹直撃くらいで倒れるほどヤワやないわ!」プルプル

ケンスケ「トウジ、やせ我慢はすんなよ?」

惣流「全くね!介護しなきゃいけなくなるヒカリや相田のことも考えてやんなさいよ」

トウジ「せやな、すまんな。でも迷惑はかけへん
から」

ヒカリ「わ、私は迷惑だなんて思ってないから!」

シンジ「ウェッヒヒーイ!!!☆」ダダダダダダ

ケンスケ「ん?シンジの奴なにを持ってんだ?」

シンジ「そーらーにー♪消えてーったー♪打ち上ーげーはーなー…」

シンジ「ビィィイイイイイイインンッムッッッッ!!!!」

ズドオォオン!!


「「「「「?!」」」」」

ひゅーるるるるる……


    ・∵∴∵・
  ∴※※◎※※∴
 ∴※◎☆★☆◎※∴
・※◎★\川/★◎※・
∵※☆ \\V// ☆※∵
∴◎★三>*<三★◎∴
∴※☆//∧\\☆※∴
・※◎★/川\★◎※・
 ∵※◎☆★☆◎※∵
   ∵※※◎※※∵

   ・∴∵∴・
     i
     i
     i
  _       _

_ |FF|/\/\ _ |FF
田L|FF||FF||田||田L|FF


ドォオォォォオオオン!!

シンジ「たーーーーーーまーーーーーーやーー!ーー!!!!!」


~運動場の端っこ~

貞本「…なんで真昼間の校庭から打ち上げ花火が上がんのかしらねー…」

マナ「何でかは知らないけど。まー九分九厘間違いなくあたしの彼氏の仕業よねー」


シンジ「きーんたーーー◯やーーーー!!!」

シンジ「…あとは花火セットの目玉…」ゴソゴソ

シンジ「じゃっじゃじゃーーーん!!!ロケット花火ーーー!!!」

シンジ「…」つ臼ライタ-

シンジ「点火《ファイヤ》!!!!!」シュボッ!

シンジ「…さーて、ここで問題でェす」

シンジ「この僕、シンジラレータは一体何をしよォとしているでしょォか?」

シンジ「答えは答えはとーっても簡単!!ってシンジはシンジはマジキチスマイルしながら点火されたロケット花火を脇に抱えてみたり!!」

シンジ「さー!!!ヒァウィーゴォー!」ダッ!


トウジ「そいでやなー」

ケンスケ「へー」

カヲル「ふーん?」

惣流「でもそれってさー…ん?」

ヒカリ「どうしたの?」

式波「ん? 火薬の匂い?」

綾波「?」


シンジ「ヒャッッフォォォオオオオ!!!!」ダダダダ!!

シンジ「綺麗な花火で汚ねェ花火になりやがれェェェエエエエエ!!!!」アビャアビャビャビャ!!!

式波「イャアアアアア!!!ロケット花火をこっちに向けんなぁー!!!」


シンジ「きーみーがーいたなーつーはー♪」

シンジ「遠いーゆーめーのなかーあ!」

シンジ「そーらーにー消えてーったーっ!」

シンジ「打ち上ーげーはーなーびー!!」

シンジ「つまり戀人は花火で遠い処に逝ったんだよ!!!」

惣流「曲解しすぎでしょ!!」

シンジ「ファイヤーーーーーー!!!!!」

バシュー!!!バシュバシュバシュ!!!!

シンジ「ヒーーーーーハーーーー!!!」

ドドーン!!!バーン!!パーン!!!

ヒカリ「ダメよ碇くん!女の子の顔に大火傷負わせるかもしれないのよ?!」

トウジ(なんやその言い方やと男はどうなってもええみたいやなぁ)


シンジ「大丈夫大丈夫!トウジ以外には当てないから!!」

トウジ「?!」

シンジ「そーれそれそれ!」

バシュー!!バシュバシュバシュ!!!

ケンスケ「おわぁーああ!危なっ!やめろシンジ!」

綾波「火…熱いモノ。便利で、恐いモノ。」

惣流「ちょっと!!あんた背中燃えてるわよ?!」

綾波「燃える…無くなる事。色んなモノを灰燼へと変えるモノ。」

カヲル「ポエムってないで早く消す努力しろよ」


トウジ「アッづーーー!!!」


ヒカリ「碇くん!!」

シンジ「知らぬ知らぬ!!さぁ逃げ惑えよ!!ヒッカリーン♪」

ヒカリ「碇くん!!いい加減にしないと…!」プンスコ!

シンジ「うるせぇ洞木ーコング!!お前さんはウェへウェへ笑ってろーーい!!!」コチョコチョコチョコチョコチョコチョ

ヒカリ「やっ!ちょっとやめ、あはっ!?あははっいやっ!やめて!私本気で怒ってんっふふふふ!」

シンジ「だがそこでやめるハズなど、これっぽっちもない、シンジさんなのでしたー。(暗黒笑)」

ヒカリ「あははははははははは!!!!ひひひひひ!!」

シンジ「はーい笑って笑ってー?(強制)」

ヒカリ「ひーーーひひひひひひ!!!」


ケンスケ「結果的には暴走を止めた…流石委員長だよ」クッ

トウジ「せやな。いいんちょの尊い犠牲によってワシらは助かったんや…!」クッ

カヲル「…」


カヲル「英霊となったッ!洞木委員長に~ッ!!」

カヲル「敬礼ッッ!!!!」

トウジ「(T^T)ゞ」ビシッ!

ケンスケ「( ̄^ ̄)ゞ」ビシッ!


ヒカリ「フヒーーーッッ!!!ヒッヒヒヒヒ!!!!あはははははははははは!!!…っく…」

シンジ「あ、やべっヒカリンそろそろガチ泣きしそう」

・・・・・。

ガラッ

シンジ「チッ、まーた生徒相談室と職員室と生徒指導室をハシゴかよー」

トウジ「おっお疲れさん。待っとったで、センセ」フリフリ

ケンスケ「やれやれ…僕らも早く帰りたいんだからさーあんま問題起こさないでよ」

カヲル「今日はどっか寄ってく?」

トウジ「せやなー」

ケンスケ「シンジんちでゲームやる?」

シンジ「ェェェエエエエエ!!!いいよ!!!!!」

トウジ「ほないこか」

シンジ「よーしャシャシャシャ!!!」

シンジ「サンバを踊りながら行くぞォォォオオオ!!!!」

「「「おー」」」


シンジ「フゥッフー!フゥッフーウ!!」シャカシャカシャカ!クネクネクネクネ!

カヲル「フゥッフー!フゥッフーウ!!」シャカシャカシャカ!クネクネクネクネ!

トウジ「フゥッフー!フゥッフーウ!!」シャカシャカシャカ!クネクネクネクネ!

ケンスケ「フゥッフー!フゥッフーウ!!」シャカシャカシャカ!クネクネクネクネ!



アスカ「「「ホンッットにガキね。バッカじゃないの?」」」


~碇宅~

シンジ「ただいまンゴー」

マリ「んーおかーりーワンコくん」グデグデ

シンジ「今日友達連れて来たんさー今片付けるからって事で外で待ってもらってる」

マリ「おっ、そーなの?んじゃま、あたしはゲンドウくんの部屋にでも引っ込んでるよ」

シンジ「マリも一緒に遊べば?」

マリ「んー?気持ちだけ受け取っとくよ。ありがとねー」ヒラヒラ

シンジ「…意外と社交性ないよなぁ?」

シンジ「マリの性格上、結構遊びたがりっぽいよーな気はするんだけど」

剪るにゃー


シンジ「さて、と!」

洗濯物<ドッチャリ

シンジ「部屋にはリッちゃんと、はやなみのブラやらパンテーやらが散乱しているわけですが」

シンジ「…いやまぁ僕がぶち撒けたんだけども」シレッ

シンジ「皆には刺激ックスかぬー?かぬかぬー?」

シンジ「きっとあとですごく怒られるんだろうな…」

シンジ「だがシンジさんは媚びぬ退かぬ省みぬ!!!」



シンジ「ついでに父さんのブリーフもバラ撒いた上で招き入れるか…」スタスタ


トウジ「ほな、邪魔するでー」

ケンスケ「おっじゃまっしま~す!」

カヲル「それじゃ、お邪魔させてもらうよ」

シンジ「じゃ、皆!僕ンちに入った時の儀式をやっとくれ!」

カヲル「儀式?」

シンジ「イエス!イエスイエーーース!!イエスッ!!!」ガッガッ!

シンジ「僕ンちに入る時はまず、はやなみっやリッちゃんとかのツンパーを頭と顔に被ってクンカクンカしなければならないんだ!!」

トウジ「ほんまか?!」

ケンスケ「はあ?!」

カヲル「でもホントにいいの?僕も遠慮なくやるけど」

シンジ「あたぼうよ!!!いやむしろどこにダメな理由があるだろうか、いや無い(反語)!!!」

ケンスケ「いやむしろダメな理由しかないだろ」


トウジ「にしても綾波のか…」

シンジ「別にリッちゃんのでもいいよ?」つ

トウジ「いやそれは…あー、ミサトさんのはないんか?」

シンジ「父さんのブリーフなら…」つ

(((あの人ブリーフ派だったのか…!)))

シンジ(まぁ僕が父さんのボクサーパンツを全て何度も何度も焼き払ったから父さんはブリーフ派を余儀なくされたんだけども)


カヲル(リっちゃんのパンツ)「フゴフゴフゴフゴ」

トウジ(綾波のパンツ)「フゴフゴフゴフゴ」

ケンスケ(親父のパンツ)「フゴォォォオオオ!!!?フゴォォォオオオ!!!」

シンジ「ドウドウ!暴れるなよケンスケ!いいじゃないか父さんのツンパでも!」


シンジ「あ、ゲーム何する?大乱交スッパダカブラザーズやる?!それかマリカ?!」

ケンスケ「やだよお前やり口エゲツないもん」

トウジ「いやそれお前もやろ。お前ら人が真面目に走っとる時になんのかんのと徹底的に潰してくるやんか!」

カヲル「それは君がカモられやすいプレイしてるからだろ?」キョトン?

トウジ「んなことあらへんわ!」

ケンスケ「いやぶっちゃけ実際のとこトウジは真っ先に潰しにかかるなぁ」

シンジ「だって狩りやすいし行動パターン予測しやすいし真正面なフェアプレイでしか攻めてこないしねぇ」

カヲル「この世は弱い生き物から死んでいくんだよ。そんなことも知らないの?」

トウジ「お前らダーティーすぎるでホンマ…」

カヲル「君がピュアっピュアなだけじゃない?

~結局~

シンジ(E:デュエルディスク)「僕のターン!ドロー!!!」

シンジ(遊戯声)「相手フィールドにいる『ジャージ猿』を生贄に!星8つモンスター『フルチン・バーサーカー』を特殊召喚!」ドン☆

トウジ「な?!なんやて!?」

シンジ「効果発動!!『フルチン・バーサーカー』は召喚された瞬間、相手フィールド上の魔法カードとトラップカード、及びモンスターカード全てを破壊する!!」

トウジ「?!」

シンジ「尚、その時相手が手札を3枚以上所持していた場合、その全てのカードは今回のデュエルでは使用不可!!」

トウジ「ホワッツ?!」

シンジ「更に相手のライフを半分にする!!」

トウジ「理不尽や!!!」

シンジ「ゆけっ!!『フルチン・バーサーカー』!攻撃力9999の力を見せつけてやるのだ!」

シンジ「焼き払えっ!!『ポコチンが顔にフィット』!!!」

トウジ「チートやぁあああ!!!」


シンジ「プレイヤーにダイレクトアタック!!ダイレクトアタック!!ダイレクトメール!!」

トウジ「ぐはっ?!がはっ!!ウゴォエエエエ!?」

ケンスケ「やめて!トウジのライフはもうゼロよ!」



カヲル「? なんで鈴原は痛がってんの?」

ケンスケ「いやそこは触れちゃいけないトコだから」フルフル

シンジ「僕もプレイヤーにダイレクトアタック!ダイレクトアタック!」ペシ-ンペシ-ン!

トウジ「へぼぁ?!」

ケンスケ「やめるのデス!シンジボーイ!」


~んでゲーム~

シンジ「ゼルダ無双ォォォオオオ!!!」カチャカチャカチャカチャ!!

カヲル「ぐ、…やるね!」カチャカチャ

ケンスケ「ああっ!俺のザントが!」

トウジ「あっあっ、アカン!アカンて!あっ、あー…」




トウジ「ほななー」

ケンスケ「またなー」

カヲル「じゃ、僕も帰るから」

シンジ「またねー」ケツフリケツフリ

プシュー、がコム。


シンジ「…」


シンジ「…」

シンジ「この友達と別れた後の寂寞感って嫌いだな」

シンジ「変なの。別にまた会えるってのに」

シンジ「…マリー?」

マリ「すぴょすぴょ」

シンジ「…寝てやがる」



シンジ「…寂しい」


シンジ「綾波もまだ帰ってこないしなー」

シンジ「リッちゃんも父さんもネルフだし」

シンジ「…」


シンジ「マナと電話でもしよっかな」

シンジ「片小指で倒立しながら」


トゥルルル、トゥルルルルン♪


シンジ「ほいっ…ほいっ…!」シュッシュ

ガチャ、

シンジ「こちらはジャックバウアーだ。大佐、応答してくれ(渋声)」

『あ、何?シンジ?』

シンジ「Yes,Iam.」シュッシュッ

マナ『どしたの?シンジから電話してくるなんてめっずらしぃ。』

シンジ「…」シュシュッ

シンジ「…なんか、寂しくなっちゃって」ヒュババババ

マナ『へぇ?何かあった?』

シンジ「んーん。なーんも。あー…ただ、なんかね」シュバババババ

マナ『そう?』

シンジ「うん。誰かの声が聞きたくなったっていうか」ピョインピョイン

マナ『人恋しい?』

シンジ「かも」

マナ『…じゃあ、今から会う?』

シンジ「えっいいの?」

マナ『もちろん♪』

シンジ「ありがとうマナ!僕目一杯オサレしてくよ!!」

マナ(おしゃれ?)

マナ『(まいっか)じゃあたしもシンジのためにおしゃれしてこっかなー』

シンジ「じゃあデート楽しみにしてるよ!」

マナ『あたしもっ!』フフッ

シンジ「あ、あのさ」

マナ『?』


シンジ「その…愛してる、よ////」

マナ『ありがと、シンジ。あたしも愛してる。』クス

ギル

~待ち合わせ場所~

マナ(シンジまだかなー)

<「さっきまでと言ってる事違うじゃない♪」

マナ「?」

シンジ(白髪糸目)「ちょっとだけ素顔見せたけれど♪フゥ♪フゥ♪フゥ♪」

マナ「シンジ?なんで白髪に染めて目を細めてるの?」

シンジ「もぅ♪ちょっとだけ捕まっとってもよかったのに残念や♪」フリフリ

マナ「あれ?歌が変わった?というかなんなの?それ」

シンジ「今日の僕はギンジさんという事だよ」

マナ「(意味がわからない)そ、そういえば髪染めたんだ?オシャレ(?)だね!」

シンジ「オシャレやない。”オサレ”や」

マナ「どう違うの?」

シンジ「よく13kmったり、ポエムるって事だよ」

マナ「ポエム?」

シンジ「そう。ポエムや」


マナ「じゃあ何か一つポエムってよ」

シンジ「ええよ」

シンジ「……」

シンジ「『君がもし蛇となって」

「人を喰らい始めたとして。」

「人を喰らったその口で」
「僕を愛すと吠えたとして」


「僕は果たして今日と同じに」

シンジ「君を愛すと言えるだろうか』」

マナ「…」

シンジ「…」ドャア

マナ「…」

シンジ「うんそのなんとも言えない顔が見たかった」


マナ「あ、これからどうしよっか。どっかでお茶する?」スル-

シンジ「ええな」

シンジ「んじゃ、グーグルマップでええ感じのとこ調べるわ」

シンジ「…ん。でた。」

マナ「どんなとこ?」

シンジ「『スゥオゥルソサエテー』って店やって」

マナ「へぇ?どのくらいの距離?」

シンジ「かなり遠いなぁ。刀百本分×500くらい」

マナ「それってつまり…どのくらい?」

シンジ「ほんなら卍解はどんくらい延びるかわかる?」

マナ「いやそもそも卍解の意味がわからな、」

シンジ「しゃァない よう分かるように キミらの長さで 教えたげるわ」





シンジ「ーーーー13kmや」ドャア

マナ「遠ッッッ!?」



シンジ「ピンとけぇへんやろ 数で聞いても」 ニタリ

マナ「いやわかるよめちゃくちゃ遠いって」


マナ「他の店は?」

シンジ「あ、えっとね…」

・・・・。

シンジ「あとはこの別れ道を行くだけや」

マナ「随分分岐した道ね」

シンジ「なん…だと…!」

マナ「どうしたの?」

シンジ「数えてみたんだ。別れてる道の数」

マナ「?」

シンジ「しゃァない よう分かるように キミらの数え方で 教えたげるわ」




シンジ「13岐路や」ドャア

マナ「へぇー…多いね?」



シンジ「ピンとけぇへんやろ 数で聞いても」 ニタリ

マナ「いや目の前にあるし」


・・・・・。


店長「いらっしゃい。私の実験し、…カフェへようこそ歓迎するヨ…ってフルチン?!どういうこと?!」

シンジ「さーせん、これがデフォルトなんで」

店長「正気かネ?!」

シンジ「…ハッ ”正気”かよ」

シンジ「生憎そんな面倒なモンは 最初から持ってた覚えは無えな」ドャア

マナ「シンジ、そこドヤ顔するとこじゃない」


店長「服を着ろ!着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ!」

シンジ「断る」

マナ「すみません、あたしの彼氏ちょっとエキセントリックなんです」

店長「君も大概おかしいヨ?!」


シンジ「そういえばマナ聞いた?今の」

マナ「?」

シンジ「しゃァない よう分かるように教えたげるわ」





シンジ「ーーー”13着ろ”や」ドャア

マナ「」


シンジ「ピンとけぇへんやろ 数で聞いても」

マナ「そうね、常人なら13回も服を着ろって言われないものね?」


・・・・・。

シンジ「皿フリスビーぃぃイイイイッッ!!!」

ガッチャン!ガチャーン!!ドガチャァァアアンン!!!

シンジ「ィィイイイリリリリッッヤッフゥォオオオオッッッーーーイイ!!!」

店長「」

シンジ「カーァァアアニバァアルッッッ!!!」

店長「貴様!」ブン!

マナ「刀?!シンジ、あぶな」

ガキィイン!!

店長「なん…だと…!?」

シンジ「妙な気分だな…俺があんたの刀を(ケツで)受け止めた事がそんなに信じられねえか?」

シンジ「怖いか? 自分の目の前で理解が出来ねえ事が起こるのが」

店長「そりゃこんな事態になったらネ?」


シンジ「くく…!重い!なかなかに重いなお前の刀は!」

マナ「シンジ、あの…大丈夫?その、色んな意味で」

シンジ「刀の重さについてなら大丈夫だよ」

マナ「そう?」

シンジ「え?どんくらいの重さかって?」

マナ「いや聞いてないけど」

シンジ「しゃァない よう分かるように キミらの重さで 教えたげるわ」





シンジ「ーーー13kgや」ドャア

マナ「シンジ?そろそろそれしつこいよ?」




シンジ「ピンとけぇへんやろ 数で聞いても」

マナ「まぁ…重いんだろうなぁ、としか」


切ろ。切ろ切ろ切ろ切ろ切ろ切ろ切ろ切ろ切ろ切ろ切ろ切ろ


・・・・・・・。


~夜、公園、ベンチ~

マナ「んもー、シンジってばはしゃぎ過ぎ。」

シンジ「ごめりんこぅ!」シャクレ

マナ「しゃくれないで。あたしだってちょっと恥ずかしいんだから」

シンジ(アレをちょっと恥ずかしいって思うだけってすごいなぁ…)


マナ「そういえば…お義父さんとか大丈夫なの?」

シンジ「何が?」

マナ「ほら、門限とか…夜遅くまで出歩くな~とか」

シンジ「あの父さんが?ナイナイ」

シンジ「まーありえないわけじゃないけどさー」

シンジ「多分『大事なパイロットガー』とか『人類の未来担ってるのニー』とか…そんな理由で言うんじゃないかな」

シンジ「まーそれにしたって…愛情からとかじゃないような」

シンジ「リッちゃんもマリも父さんも…ウチってそんな感じじゃないし」

シンジ「僕は好き勝手やる性格ってわかってるからかもしれないし」

マナ「…そっか」


シンジ「というかマナこそ大丈夫なの?女のコの夜の一人歩きは大変危険ですのでご遠慮ください!!」

マナ「何故敬語だし。というかあたしはいいのよ」

マナ「今は一人暮らしだし…いたとしてもお父さんうるさいだけだし、母さんは、…あたしもあの人もお互いキライだから話しかけてこないし話さないし」




マナ「…あたしに何かあっても、」

シンジ「…」



シンジ「僕が心配するよ」

マナ「…」



シンジ「マナになんかあったら耐えられないし、その、なんていうか、」

シンジ「…ごめん。うまく言えない。ただ、」

シンジ「マナが大事だから。だから、その」

マナ「…ん。大丈夫。シンジがあたしを大事に思ってくれてるのがわかったから」

マナ「ありがと、シンジ」ニコッ

シンジ「ん」



マナ「じゃ、そろそろ帰ろっかな。シンジに心配かけたくないし…あたしもシンジが心配になっちゃうしね!」

シンジ「うん」

マナ「あっ!じゃあさ、今度はどっちにも心配かけないようにあたしんちに泊まりに来なよ」

シンジ「なんですと」

マナ「…いっぱい、イチャイチャしよーね?」クス

シンジ「ウホッ!ウホォーオ!!ウホウホウホ!!」ドコドコドコドコ!!

マナ「んじゃ!またね!」フリフリ

シンジ「ん!」

シンジ「…」

シンジ「コンドーム、いっぱい買っとかなきゃなぁ」デュフフフフ...


ー宇宙ー



「…」


ぷくーーーーーっ…!

ぷるんっ、ぷらんっ!

「ッ」


ぷちっ…



ーーーーーーーーーュュュュユュュウウウウウウウウ!!!!










~第一発令所~

青葉「第六サーチ衛星より目標の映像データの受信を確認!主モニターに回します!」


パッ。



サハクイェル『………』




マヤ「インド洋上空の衛星軌道上で発見。2分前に突然出現しました」カタカタ

ミサト「…でっかいわね」

リツコ「ええ。今回の使徒、その大きさはエヴァの優に数十倍、他の使徒と比べても極大のサイズと表現できるわ」

青葉「接触まで後2分」カタカタ

日向「コンタクト。サーチを開始します」カタカタ


サーチ衛星「…」

サハクィエル「…」

サハクィエル「ッ!」





青葉「な?!…っ、第6衛星、大破!」

リツコ「…なるほど。A.T.フィールドの新しい可能性ね」

リツコ「A.T.フィールドを拡大、加重する事でサーチ衛星を破壊するなんてね」

マヤ「あ、でもシンジくんも似た事はしてましたね」

リツコ「あれはA.T.フィールドを”凝縮”してるの。拡大と加重は違うわ」

リツコ「そもそもA.T.フィールドはそこまで一定の指向性を持った形状操作は出来ないモノよ」


リツコ「…まぁ、シンジならやろうと思えばやれるのかもしれないけど」

ミサト「よね」コクン


リツコ「それで?彼の地へ出張してるあの人と副司令への連絡は?」

日向「ダメです!現在使徒のジャミングにより通信不可です!」

ミサト「…使徒同士でも繋がりがあるのかしらね?最近の使徒は私達の通信手段を奪うっていう情報戦をしてきてる」

リツコ「使徒は活動を停止した後に、その魂が一つの所へ還っているのかもしれないわね」

リツコ「その場所で『この手ではダメだったから今度はこの手で。この手は効いたから今回も』」

リツコ「そんな事でも喋っているのかもしれないわね」

ミサト「嫌ねぇ。マニュアルが組めないし。」


~ちょっち後~

日本列島「土手っ腹に風穴あくかと思いましたわ」

ミサト「…さっすがA.T.フィールド。大した破壊力ね」

青葉「使徒は子機のような分身を自身からひりだし、日本列島目掛けて落下させてます」

マヤ「落下のエネルギー、そして子機自身から発生させられるA.T.フィールドを利用しています。子機使徒そのものが爆弾みたいなものですね」

リツコ「とりあえず初弾は太平洋に大外れ。で、2時間後の第2射がそこ。後は確実に誤差修正してるわ」

ミサト「…誤差修正のズレがもう殆どない」


ミサト「N2航空爆雷は?」

日向「効果はありません。A.T.フィールドで防がれました」

ミサト「使徒自身のA.T.フィールドもかなり強力、か」

青葉「以後、使徒の消息は不明です」

ミサト「サーチ手段は衛星以外にもまだあったはずじゃ?」

青葉「ええ。しかし使徒のジャミングのため全ての情報が封鎖されているため不明です」


リツコ「…ちなみにジャミングは大別して妨害(ノイズ・ジャミング)型と欺瞞(ディセプション)型があるわ」

リツコ「この分類に従うのであれば、通信の妨害は前者、索敵網からの逃避は後者。」

リツコ「しかし本使徒のやってのけた結果は前者と後者の性質を持ってなければできない。」

リツコ「つまり、本使徒は更なる攻撃を回避する為に、己のジャミング能力を妨害型からより高度且つ複雑な欺瞞型に進化させたと考えられるわ。」

リツコ「つまり、今回の使徒にしても後続の使徒も。学習能力や肉体の適応、進化速度は凄まじいために早期決着が必須となってくる」

リツコ「理解できたかしら?覚えておきなさいミサト。今後の作戦立案時に役に立つかもしれないわ」キリッ

ミサト(立つかしら…?)


ミサト「んー…碇博士、エヴァの宇宙運用は?」

リツコ「難しいわね。宇宙空間での物理的生物的な問題は何とかクリア出来そうだけど」

リツコ「肝心のエヴァを宇宙まで持っていく手段がないわね」

ミサト「ロケットブースターとか…スペースシャトルをエヴァの背中に背負わせたらどーかしら?」

リツコ「残念。そんな装備は開発してないし、仮に決行できたとしても打ち上げた後のエヴァはどうやって無事に帰ってくるのかしら?」

ミサト「パラシュートで海へドボーンじゃダメなの?」

ミサト「もしくはA.T.フィールドで翼とか…グラインダーみたいなので滑空しながら帰還とか」

リツコ「…シンジくんでもない限り、パイロットの生存は絶望的ね?それ」


ミサト「……」

リツコ「…」



ミサト「…来るわね、多分」

リツコ「ええ。次はここに、本体ごとね」




ミサト「その時は第3芦ノ湖の誕生かしら?」

リツコ「計算上では富士五湖が一つになって、太平洋とつながるわ。本部ごとね」

ミサト「…まいったわねー」ガシガシ


ミサト「…」ハァ


ミサト「…シンジくんを呼んでくれる?」

日向「了解です」


シンジ「離せェェェエエエエエ!!!離すのだァアアアア!!!」

黒服「公道の標識を使ってやたらと艶かしいポールダンスをしていた所を捕獲しました!」

ミサト「色んな意味でよくやってくれたわね。ありがとね」


シンジ「我の自由を妨げる愚か者には三日三晩、『お尻とお尻の間に汗がめっちゃたまってなんかキモチワルッ』ってなる呪いがかかるであろう…!」

ミサト「随分ささやかな呪いね」

シンジ「んで?ぬぅあーーーんでミサトゥりんさんは僕を呼んだんですかァー?また『エヴァに乗れ。乗らんなら危ないでおウチ帰っとき!ばーちゃんトラックで送っちゃるよぉ!』ですかァー?」

ミサト「ニュアンスへ合ってるわね。この作戦はたぶんあなたにしか出来ない。だから呼んだのよ」

シンジ「ミサりんスルースキル高くなったね」

ミサト「じゃ、今から作戦概要を伝えるわね」

シンジ「ぅんぁっッッッたかいンだからァアアアア~~♪」

ミサト「スクリーンの右端を見てね」


×ミサト「ニュアンスへ合ってるわね。この作戦はたぶんあなたにしか出来ない。だから呼んだのよ」

◯ミサト「ニュアンスは合ってるわね。この作戦はたぶんあなたにしか出来ない。だから呼んだのよ」


ミサト「本作戦は目標を倒す作戦行動を3つ用意しています」

シンジ「ほーん」

ミサト「そしてシンジくんのみ、この3段階の作戦全てに携わってもらいます」

シンジ「なーんてこったい!これじゃまさしく不公☆heyって奴ジャマイカ!!」

シンジ「僕ばっかり僕ばっかり!!」

シンジ「つーかふっつーに労基法違反だコノヤロー!ボイコットボイコット!!ストストスト!ドストレート!」

ミサト「ごめんね、ネルフって超法規組織だから」

シンジ「訴えて勝つよ?!」

ミサト「今から作戦内容話すからよく聞いてね?」

.

ミサト「まず第一段階。第四使徒戦時にシンジくんが使ったA.T.フィールドの投槍を放ってもらうわ」

ミサト「第四使徒戦時のデータにある威力と飛距離なら衛星軌道上の目標を撃ち抜けるはず」

シンジ「そんなの…やってみなければわかんないだろ!」ガタッ

ミサト「そうね。そしてもしその作戦が失敗した時は第二段階にシフトします」

ミサト「第二段階にシフトする時…恐らくこのタイミングの時には目標はこの本部目掛けて本体ごと落ちてくる」

ミサト「この時、シンジくんにはA.T.フィールドで足場を作ってもらって、落下する目標に攻撃を仕掛け続けてもらうわ」

ミサト「ビームでも剣でも、何でもいい。とにかく撃破を優先するわ」

シンジ「…もし仮に撃破したとして、その時の使徒の体の破片は?」

ミサト「地上に待機しているエヴァ全機がA.T.フィールドで地上に激突するのを防がせるわ」

シンジ「ふーん…んで?もし僕が取りこぼしたら?」

ミサト「その時は第三段階。地上に待機するエヴァとシンジくんには落下してきた目標を受け止めてもらうわ」

シンジ「衛星軌道上の高度から強力なA.T.フィールド張って落ちてくる使徒を受け止めろだって?」

ミサト「そうよ。それ以外に方法はないわ」

シンジ「アメェェエエエエジィィイイイイイングッッッ!!!!ヒューゥウ!!こいつァクレイズィイイイイだっぜ!!!ッァフー!!」

ミサト「…いつもこんな作戦ばかりでゴメンね」


シンジ「…」

ミサト「もし…今回も生き残れたら何か奢るわ」ニコッ

シンジ「じゃあ僕ザギンでシースータラフクがいいな」

ミサト「…かっぱ寿司でよくない?」

シンジ「使徒じやなくて全国のかっぱ寿司に槍ブン投げよっかな」

ミサト「…ステーキとか、焼肉なんてどう?食べ放題よ?」

シンジ「今は肉よりたっかい寿司を腹一杯食べ放題したいです」

ミサト「…考えておくわ」

シンジ「そんな曖昧にしないで?逃げるでしょ?約束ね!!」

ミサト「…はいはい、わっかりました!」



~第3新東京市、投擲ポイント~

『政府による特別宣言D-17が発令されました。市民の皆様は速やかに指定の場所へ避難してください。』

『第6、第7ブロックを優先に、各区長の指示に従い、速やかに移動願います。』

初号機「…」



シンジ「やれやれ。僕が有能過ぎるってのも考えモノだっぜ!」

シンジ「何せアレもコレもソレもドレも全部全部イチトゼンブ僕がやんなきゃダメッティングなんだから!!」

シンジ「あーヤダヤダヤダヤダ。ストレス発散ひよ。帰ったら綾波の鼻に小指突っ込んで写メ撮ろ」

~第1発令所~

リツコ「やるの?本気で?」

ミサト「そうよ」

リツコ「MAGIによる演算結果は成功確率15%。それでも?」

ミサト「そうよ。他に方法があれば聞くけど?」

リツコ「…」

ミサト「大丈夫よ。シンジくんがいるもの」

ミサト「それよりリツコ、あんたも生き残った後にシンジくんに回らないお寿司奢るの手伝いなさいよ」

リツコ「あら、私はウチの子に奢るなんて変な事はしないわ?」

ミサト「ぶー。なによぅ」

リツコ「そうね、でもご褒美くらいはあってもいいかもね」

ミサト「へぇ?」

リツコ「家族で外食くらいはしようかしらね」

ミサト「なんかそのセリフ聞くとリツコ結婚したんだなぁって思うわ。人って変わるもんねぇ」


リツコ「あら、人の細胞は一年周期で入れ替わるのよ?変わって当たり前じゃない」

ミサト「はいはい。にしてもリツコが本当に結婚したって未だに信じられないわねー」

リツコ「そうね、私も正直あまり実感がないわね」

リツコ「…ヒトはどのくらい一緒にいれば”家族”を実感できるのかしらね」

ミサト「さぁね…私もあんたもよく知らないものね。”家族”ってのは」

リツコ「…」

ミサト「…」


ミサト「…実感できるまで、生き残らなきゃね」

リツコ「…そうね」


初号機「…」

シンジ「生き♪のーこりったいっ!♪生き♪のーこりったいっ!♪」

シンジ「さてさてはてさて。作戦開始はそっろそっろッかっなーん?」

シンジ「あーやべーなんかテンションがごっつ上がってきたわーコレきたわーコレ」

シンジ「なんか音楽かけよ」

シンジ「んー…」

シンジ「ジーレーンマはーおーわらーなーい♪」

シンジ「これって曲名なんだっけなぁ」


~宇宙~


サハクィエル「………」

サハクィエル「ピョーーーーーロロロララロラロ…」

サハクィエル「ッ!!」



ビーッ!!ビーッ!!ビーッ!!

////////////////
emergency emergency emergency
////////////////



青葉「! 目標、落下を開始しました!!」

青葉「本体ごと、本部目掛けて落ちてきます!!」


リツコ「MAGIの予想より早く動き出したわね」

ミサト「くっ、シンジくん!準備はいい?!」

シンジ「もちのロンさ!!」

ミサト「第一段階はすっ飛ばすわ!いきなり第二段階!A.T.フィールドで足場を形成しながら空を駆けて!」

シンジ「了解!!」


シンジ「ふんっ!」つ ベルトと携帯

シンジ「5、5、5!Enter!」

『Standby!』

ミサト「えっ、何そのベルト」

シンジ「…変身ッ!」

カシャッ!カシンッ!!

『Complete!』

ミサト「えっ、何?何に変身する気なの?!」

シンジ「…」

ミサト「…?」


シンジ「シンクロ率、100ぱぁぁーーーーせんとっ!!」


マヤ「初号機、シンクロ率100.58%!!」

初号機「ウォオオオオオオオンン!!」

マヤ「初号機、右手と足元にA.T.フィールドを収束ッ!」

ミサト「なんだったの今の」

日向「テンションアップのための儀式じゃないっすかね?」カタカタ

.


シンジ「腕時計?を装着!」ポチ

『Start up!』

初号機『行くぜ行くぜ行くぜーーーッ!!』ドンガドンガドンガ

『three、two、…One!』

初号機『おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃーーーーーーーーーー!ッッッ!!!!』バシュビシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュ


日向「初号機、A.T.フィールドの足場を爆走しながらA.T.ランスを射出!」

ミサト(だからなんなのあの玩具…)


初号機『く・た・ば・れェェェエエエエエェェェエエエエエ!!!!』バシュバシュバシュバシュバシュ

サハクィエル「ピョーロロロララロラロ…」

サハクィエル「ッ!」

ガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキン!!

日向「! 目標、強力なA.T.フィールドを発生!初号機の攻撃がまるで効いていません!」

リツコ「まさか初号機のランスを弾くなんて…なんて堅牢なの!」

青葉「目標、落下していきます!MAGIの落下推定予測地点、B_29!」

ミサト「撃ち落とすのは不可能、か…!」

ミサト「シンジくんッ!」

シンジ『オッケーェェェエエエエエ!!!初号機受け止めモード入りまーす!!』


初号機『止まれェェェエエエエエ!!!!』ガシィイッ!!

サハクィエル「ピョーロロロロラロッ?」


初号機『止まらん止まり止まり止まる止まる止まれば止まる時止まれば止まれ!!』

初号機『ラ行変格活用ォウォアアアアア!!!』


日向「初号機、ラ行変格活用パワーで目標を受け止めました!!」

ミサト「日向くんどうしたの?!というかアレ間違ってるわよ?!」

サハクィエル「ロロラロラロ!」グググ

初号機『くっそぉおお!!重い!!コイツ、力つよい!』

サハクィエル「ピョーロロロロラロッッ!!」

ミサト「シンジくん!シンクロ率を上げて!持ち堪えるのよ!」

初号機『りょ!』

ピピ、ピピピピ!!

マヤ「! 初号機、シンクロ率125%!!」

サハクィエル「ロロラロホロララ」ググググググ

シンジ「チョベリバぁアアアアア!!」

グググ、グググ…!

青葉「ダメです!目標の落下、食い止めきれません!!」



リツコ「シンクロ率125%を出すのも凄いけど、それを上回る硬さのA.T.フィールドを出力できるなんてね…」

ミサト「くっ、作戦を第三段階へ移行!地上にいるエヴァ全機、落下推定ポイントへ!」


参四弐αβγ零「「「「「「了解!!」」」」」」



ミサト「シンジくん!持ちきれなくなったら離脱していいわ!」

シンジ『大丈夫なの?!』

ミサト「ええ!離脱後に目標の上から攻撃を仕掛けて!ダメなら従来通りに地上へ回り込んで他エヴァと支えて!」

シンジ『ガッテン承知の助!!』

ミサト「全力を出し尽くしてね!」

シンジ『当たり前だのクラッカー』

ミサト「時々思うけどあなたいくつなの」



シンジ(まぁこの状態じゃ出しても意味ないからちょっとしか本気は出さないけど)


弐号機γ『だーりゃりゃりゃりゃ!!』ドンガドンガドンガドンガ

弐号機α『はぁああああ!!』ドンガドンガドンガドンガ

弐号機β『どぉおおおうりゃああああ!』ドンガドンガドンガドンガ

ミサト「ショートカットよ!!弐号機全機の目標落下推定ポイントへの緊急ルート形成!!」

日向「了解!!」カタカタ


~予備エントリープラグ内~

式波「またお留守番ちきしょう」グスッ

式波「…よいしょ」

パペット

式波「…」スポッ

式波「ダイジョウブダヨアスカ!(裏声)」

式波「貞本カ惣流、アノ白髪ガヤラレテアナタガ出撃ヤラナイト仕方無イ事態ニナルワヨ!(裏声)」

式波「…要らない子なんて、イヤ…」ウズクマリ

.

キリマンジャロ


ガコーン!ガコーンガコーン!!ガココココ!!!


日向「装甲板によるバンク!緊急ルートを形成!!605から675ッ!」カタカタカタカタ


弐号機α『うっおおおお!!!』ドンガドンガドンガドンガ

ミサト「次ッ!!1072から1078スタンバイ!」

日向「ハイッ!!」カタカタカタカタ

日向「タワー型ボックスを階段状に!緊急ルート形成ッ!!」


弐号機β『こんのぉおおおお!!!』ダンッ!
ダンッ!ピョイ-ン!

ミサト「ハイッ次ィッ!弐号機γ専用特殊武装道路展開!!」

日向「イエッサー!」カタカタカタカタカタカタ


弐号機γ『…』


弐号機γ『…あの、なんであたしだけダンボールを縦にしたやつを縛った道なわけ?』

ミサト「ダンボールは縦にしたらトラックが通っても大丈夫なくらい丈夫になるかららしいわよ!」


弐号機γ『いやそーいうんじゃなくて』

リツコ「ドイツ支部の司令からの最優先依頼よ。『弐号機γはダンボールと相性いいから専用の武器や道路を』って」

弐号機γ『あいつバカァ?!!』

・・・・・・・。

弐号機γ『あー!低反発で予想以上に走りやすいわよぉお!!ちくしょぉお!!』ドンガドンガドンガ

日向「よし!弐号機全機は落下予想地点に30秒後に集結できます!」

ミサト「他機体は!」

日向「まだかかります!参号機及び四号機、零号機では間に合いません!!」

ミサト「了解!弐号機シリーズと初号機で目標を受け止めるわ!いいわね皆!」

「「「了解!」」」


弐号機α『よし!着いた!』

弐号機β『あたしも!』

弐号機γ『何気に一番に着いた…何このすんごく腑に落ちない感』


サハクィエル「ピョーーーーーーロロロロラロラ…」


サハクィエル「ロロロロロロロ!!!」カッ!!!


ボボボボボボボボボボボボボボ!!!

ビーッ!!ビーッ!!


青葉「?! 使徒がA.T.フィールドのブースターで落下予想地点をズラしました!!」

リツコ「…もはや何でもアリね。A.T.フィールド」


サハクィエル「ロロロロロロロぉおおお!!!」

マヤ「!」

マヤ「っ、でもダメです!!MAGIの再計算後、落下予想地点がズレても本部命中率、完全破壊確率は変わりません!!」


マヤ「NERV本部への命中確率、99.9999%(シックスナイン)ですッッ!!!」

ミサト「…」

マヤ「だから!!シックスナインですッッ!!」

青葉(なんかちょっと嬉しくなってしまうあたりは俺もガキだなぁ)

日向(葛城さんも言ってくんないかなー)

マヤ「シックス!!!!ナイン!!!なんですッッ!!」

リツコ「マヤ、わかったから早く次の仕事をしなさい」

マヤ「ハイ先輩!!」カタカタ


ミサト「日向くん!変更落下予想地点に間に合う機体は!?」

日向「零号機です!次いで参号機及び四号機!!」

ミサト「了解!聞いたわね!?全力で走りなさい皆!遅刻は許されないわよッ!」

『『『了解!』』』

ミサト「弐号機シリーズは総員変更箇所へ!肉眼で確認しながら走って!急いで!!」

『『『了解!』』』


落下中初号機『…』



シンジ「おうふ…まさかのまかさ…落下軌道を途中で変えるなんてそんなのアリ?」

シンジ「やばいなー…トウジやケンスケ、綾波じゃ受け止めんのはキツイでしょコレ」

シンジ「こんな時はまず落ち着く事が先決だ。自分の腋の匂いをクンカクンカして、オゥエッてなるんだ!」

シンジ「…」クンカクンカクンクンカクンカクンカクンカクンカ

シンジ「オゥエッッッ!!」

シンジ「よし、冷静になった!…気ーがーすーるー?」

シンジ「…とりまミサりんに指示あおぐか」カチ

.


シンジ「ミサりん!!僕たんはどうしたらいいの?!」チュパチュパ

ミサト『目標の下に潜り込んで、受け止めて!』

ミサト『もし他機体がいればアンチA.T.フィールドで干渉!』

ミサト『第七使徒戦でシンジくんがやった他パイロットとのシンクロ共有による高シンクロ率化をしてエヴァを強化するのッ!』

シンジ「…そのパイロット、廃人になるぞ?」チュパチュパチュパチュパ

ミサト『皆で仲良く死ぬよりマシよ!!』

ミサト『ええ、私を存分に怨んでくれて構わないわ!』

ミサト『…これは命令よ。やれる事は全部やって。』

.




ミサト『私は貴方達に…しっかり生きて、それから死んで欲しいのよ』

シンジ「…りょーかい。」チュパチュパチュパチュパ


.



ミサト『…ところでなんでずっと瞬きし続けながらタコ口で親指しゃぶってるの?』

シンジ「しいて言うなら僕に人の話を普通に聞く能力がないからかな」チュパチュパチュパチュパチュパ

.


零号機「…」ドンガドンガドンガドンガ!

綾波「う…だめ。間に、合わない…!」

綾波「鈴原くん、お願い!」

トウジ「おっしゃ!ワシに任しとき!!」

参号機『だぁあああああありゃあああああ!!!!』


日向「参号機、目標の落下推測地点に到達!!」


トウジ「いくで…!」


参号機『A.T.フィールド!!全ッッ開やぁああああッッ!!!』


サハクィエル「ピーーーーーーョロロラロロロラロロ!!!!!」



青葉「目標、第3新東京市に接地します!!」


メ、キ。


メキベキベキベキ!バキバキベキボキ!!!!

参号機『うぉあああああああああ!!!ワシと勝負やぁああ!!』

日向「参号機が目標を受け止めました!周囲が衝撃波で薙ぎ倒されていきます!」

マヤ「! ダメです!参号機単騎では受け止める出力なんて出せません!」

ミサト「持つのは後どのくらい?!」

トウジ「が、ァアアアアあああッッ!!も、燃えろワシのコスモぉおおお!!」


日向「…、あと30秒程度です!!」

ミサト「相田くん!シンジくん!!急いでっ!!」

「「了解!!」」


四号機『待ってろトウジ!僕も急ぐ!!もうちょっとだから!』

日向「! 四号機、速度上昇!!5秒後に目標接地点に到達します!」

四号機「ぁああああああああ!!!!」

参号機『ぬぅあああああああ!!、け、ケンスケ!』

四号機『ごめん、遅くなった!』

日向「四号機到達!!間も無く零号機も到達します!!」

ミサト「皆頑張って!!」


零号機『…A.T.フィールド、全開!』


零号機参号機四号機『『『はぁあああああああああ!!!』』』

マヤ「これなら、…!?」


サハクィエル「ピョーーーーーーーーーーーーーロラロラララララロロララ!!!!!!!」


マヤ「そんな!目標の落下衝撃力が上昇!ダメです三機では出力が足りません!」


ミサト「シンジくん!まだなの?!」

初号機『もうちょい!』

初号機『ああんもう!!クロックアップ!クロックアップ!』タンタン

初号機『エヴァにもガタックゼクターか何かつけろよちくしょー』


日向「! 弐号機シリーズ、間も無く到着!!」


α『A.T.フィールド、全開…!』

β『A.T.フィールド!全開!』

γ『あんた達!そのまま支えてなさい!!』


日向「! 弐号機γ、プログナイフ装備!」


惣流「これだけエヴァがいて、フィールド全開になってるのに使徒だってA.T.フィールドを維持できるわけがない!」

惣流「今なら!今なら切り開けるッッ!!」


貞本「ったく。しょーがないから美味しいとこは譲ってやるわ」

カヲル「やれやれ」

トウジ「あかん、ワシそろそろ、はよ!はよ決めるんなら決めてや!」

ケンスケ「いけ!惣流!!」

綾波「っ…はよ!」

.


γ『はぁああああああああ!!!!』

ビリッ!バリリッ!

青葉「目標のA.T.フィールド、破れました!!」

γ 『切り開いてやるわ!あんたのA.T.フィールドも、私たちの未来も…!』

γ『ぜりゃああああああああ!!!!』ズブシャッッ!!

サハクィエル「ビョラロッ…!!?」


サハクィエル「ロロロロロロロォォォオオオ!!!!」

γ『さ・っ・さ・と!!くたばれぇええええ!!!』


.

初号機『到着ぅ!』シュタ!

日向「初号機、目標接地点に到達!」

初号機『僕、参上☆!!』ビシッ!

初号機『あっ』コケッ

日向「初号機、転倒!」


初号機のツノ→弐号機γのお尻


ぷす。

アスカ「ほんげぇーーーーーーー?!」


弐号機γ『ウォオオオオオオオオオオォォォオオオオ!!!!!?』

ドグサァッ!!!

サハクィエル「?!」


ずどーん。

青葉「目標、殲滅を確認!!!」

・・・。

ミサト「お待たせ!さ、好きなモン言いなさい?約束通り奢ったげるわよ!」

トウジ「さっすがミサトさんや!」

ケンスケ「うわーい!太っ腹~♪」

貞本「よっしゃ、何にしよっかな♪」

式波「アタシも?アタシ何にもしてないのに」

カヲル「いいんじゃない?それより僕はこのフグ料理が」

綾波「…?惣流さんは?」

シンジ「あ、アスカ?」

綾波「…」コクン

シンジ「なんかね、ICUにしばらくいるって」

綾波「そんなに重傷だったの?」

シンジ「なんかアナルが大変なことになったって」

綾波「そう…残念ね」

.


シンジ「だからお見舞いにポラギノール贈ろうと思うんだ」

綾波「そう」

シンジ「綾波は何が食べたい?」

綾波「…わからないわ」

シンジ「?」

綾波「自分が何を食べたいのか、何を食べればいいのか、わからないの」

シンジ「あー、あるよねそういう時」

.

綾波「ごめんなさい。こういう時は早く決めなければいけないのに…どうしたらいいか、わからないの」

シンジ「綾波…」

綾波「教えて。こういう時、どうしたらいいの?」

シンジ「…」フッ

シンジ「笑えばいいと思うよ」ニコッ

シンジ「そんで、『あっ、私何でもいいから。皆に合わせるよ~』って言っとけば楽だよ」

綾波「…そう、ありがとう」


ケンスケ「あ、綾波はどうすんの?何か食べたいのとかある?」

綾波「あっ、私何でもいいから。皆に合わせるよ~」ニコッ

「「「?!」」」

ざわ…ざわ…!

綾波「…碇君。私、何か失敗したかしら」

シンジ「問題ない」

.


~南極~

冬月「いかなる生命の存在も許されない死の世界…南極、か」

冬月「いや、”地獄”というべきかな」

ゲンドウ「…」

冬月「”アダム”の血による真紅に染まった汚染海域。魚も、それを捕食する生物も生きられん」

ゲンドウ「…だが、原罪の汚れなき浄化された世界だ」

ゲンドウ「それに、我々人類はここに立っている」

ゲンドウ「生物として生きたまま。やろうと思えばこの地で生きていく事もできる」

冬月「それも、科学の力で守られているからだろう?」

ゲンドウ「科学はヒトの力だよ」

冬月「だが碇。その傲慢さがこの惨状を、…15年前の悲劇”セカンドインパクト”を引き起こしたのだ」

冬月「此処だけではない。季節を失い、大量の世界人口を失い、生き残った者の人生にも深い爪痕を残した」

冬月「与えられた罰にしては大きすぎる」

ゲンドウ「”神”に喧嘩を売ったのだ。妥当な罰だろう」

.


ゲンドウ「それに、私はこの”死の世界”は嫌いではない」

冬月「ほう?」

ゲンドウ「この世界には喜びもないが、ヒト同士の煩わしさも汚れも喧騒もない」

冬月「…そうか」

ゲンドウ「お前はあまり好きじゃないようだな」

冬月「ああ。私は例え汚れだらけでも、ヒトが生きる世界が好きだよ」

ゲンドウ「…そうか。ユイも言っていたな」

冬月「ああ。懐かしいな」

ゲンドウ「…」

.


冬月「今日はよく喋るな、碇」

ゲンドウ「ああ。”槍”を手に入れたからな」


ゲンドウ「それも…」チラ

船団(2艘)


ゲンドウ「”2本も”。」ニヤリ

.

~数日後、ネルフ本部~

シンジ「アスカのお見舞いに行ったら殴られた…なんて理不尽さなんだ」

カヲル「彼女の怪我の原因が君だからじゃないの?」

シンジ「それだ!いやー盲点だったよ!!」パチン!

カヲル「フツー真っ先に気づくんじゃないの…ん?」

シンジ「どしたん?」クイックイッ

カヲル「何故インド人がよくやる首を横にスライドさせるアレを…ああ、アレだよアレ」

ミサト「…」ツカツカ

シンジ「シリアスフェイスなミサりん…なるほど、確かにただごとじゃないなこりゃ」

シンジ「ミサりんは世界の終わりの時でも締まりのないダルンダルンフェイスしてそうなのにキリリ…」


シンジ「こりゃただごとじゃないずぇー!!!」

カヲル「トートロジーはいらないよ。で、どうする?」

シンジ「もちストーキング!!レッツストーキング!!」クネクネクネ

カヲル「だからインドダンスやめろよなんかそれイラっとくる」

.

シンジ「…」クネクネクネクネ

カヲル「…」コソコソ

ミサト「…」ツカツカ

シンジ「…」ズンチャ♪ズンチャ♪

ミサト「?」クルッ

シンジ「…」サッ

ミサト「…?」

シンジ「…」プギャ-

カヲル「…」ゴスッ

シンジ「?!」

カヲル(バレるような真似するなよ)

シンジ(フヒヒwwwwサーセンwwww)

.



・・・。

シンジ「…で、どこだここ?」

//////////////////////////
KEEP OUT
立ち入り禁止区域
MAIN L.C.L. PLANT:CIRCULATION LINE NO.3
//////////////////////////


シンジ「ダメって言われると人間やりたくなるよね」

シンジ「…えーと施設名はっと、」

カヲル「あ、ここに書いてあるよ」

シンジ「どりどり?」



シンジ「…”ターミナル・ドグマ”?」

.


カツ、カツ、カツ

加持「…」

加持(復旧ルートからの逆算からして、間違いなくここだ)

加持(ターミナル・ドグマ、L.C.L.が作られているプラント…)

加持(ここにネルフにとって最大の秘密とも言える”何か”がある)

加持(さぁ着いた)

ゴリッ

「そこまでよ」

加持(銃を突きつけられたか)チラッ

加持「…やぁ、君か」


シンジ「うむ」

カヲル「まさかイチモツを硬化させて銃と誤認させるとはね」

加持「…かなり、予想外だな」

.


加持「君達はどうしてここに?ここは関係者以外が入ったらガチで射殺されるような所だぞ」

シンジ「いやね、様子がおかしいミサりん見かけてストーキングしてたら見失って」

カヲル「たまたまアンタを見かけたから『もう暇つぶしストーキングはアイツでいっか』って」

加持「何がいいのかはわからないが…ん?葛城もこの辺にいるのか?」


ミサト「ええ、いるわよ」カチャ

加持「…今日はよく後ろを取られる日だな」

.

ミサト「これがあんたの本当の仕事?」

ミサト「それともアルバイトかしら?」

加持「さて、なんのことやら?」

ミサト「とぼけないでッ!!」ガチャリ!



シンジ「警備員の仕事かな?時給次第で僕やってもいいよ」ヒソヒソ

カヲル「今は黙ってなよ。大人同士の話してんだからさ」ヒソヒソ

.


ミサト「特務機関ネルフ特殊監察部所属:加持リョウジ」

ミサト「同時に日本政府内務省調査部所属:加持リョウジでもあるわけね」

加持「バレバレ、か。子供の前で言うことでもないだろう」

ミサト「ネルフを甘く見ないで!」



シンジ「つまり、どういうことだってばよ?」ヒソヒソ

カヲル「加持リョウジはダブルスパイだったって事さ」ヒソヒソ

シンジ「スゲーなーダブル酸っぱいって」ヒソヒソ

.


ミサト「今ならまだ私の胸に留めてあげられるわ」

加持「ん?彼らはカウントしないのか?」

ミサト「茶化さないで。ほら、今すぐ引き返すの」

ミサト「これ以上バイトを続けると死ぬわよ」

加持「まだイケるさ。碇司令は俺の正体を知っている上で俺を利用している」

ミサト「え…?」

加持「『全てはシナリオ通り』なんだろうさ」

ミサト「どういう、あんた、何を知ってるの」

加持「…じゃあ、一ついいことを教えてやろう」

加持「”シナリオ”の要。それがここにある」

.


ミサト「シナリオってなんなのよ!一体何が起ころうとしてるってのよ!」

加持「全貌までは俺もわからない。だが、」

加持「『何故使徒がここにだけ来るのか』、『L.C.L.の製作方法』、『上層部にすら秘密にする何か』」

加持「それがここにある」

ミサト「…」

加持「さぁ、御対面しようじゃないか」ピッ


ガコン!!

ガココココ……


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


.





白い巨人「………」


シンジ「なんだ、あの磔にされた全身白タイツ着た上半身しかない巨人は」

カヲル「…!」

ミサト「な、に、アレ…」


加持「…なるほどな」

.


ミサト「エヴァ…?いえ、違う。アレは」

加持「ああ、使徒だ。」

加持「『人類補完計画』、『E計画』その全ての要であり、全ての始まりでもある」



加持「アダ m カヲル「これは、”リリス”…!」

加持「」

.


カヲル「…”黒き月”、リリス。」

カヲル「そうか、最初からここにいたんだね。このジオフロントは君が最初に来た時に出来たってワケか」

加持(それ言っちゃダメなやつぅぅうう!!)

カヲル「…そうか、”そういう事”か。リリン」

カヲル(ゼーレは最終的に僕をトリガーとして”『誰かの意思』が介入しないサードインパクト”を起こしたいってワケか)

カヲル(なんだ。リリンの最後くらい見れると思ってたんだけどな)

ミサト「どういうこと?!ねぇ、カヲルくん?!アレは、リリスって何?!何を知ってるの!」

カヲル「…知らない。自分で調べたら?」パシッ


カヲル「僕、もう帰るよ。気分が悪いんだ」


.


シンジ「…」

シンジ(なんだ?)

シンジ(僕は、前にもアレを見た事があるような)

シンジ「いやいやないよ…あんな夢に出てきそうかインパクト大なヤツを忘れるワケない」

シンジ「気のせいーーー」


ザ、ザザ。

ザザザザザザザザザザザザザザザ、

.


『ザザんです。わたザザザザザザ、

『ザザザの子には、あザザいザザザザザザを』


シンジ(ん?)


『ザくザを消しザザザザザザ』

『もう、ザザいいのね?ザザザザザザザザザ

ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザ

シンジ『うわぁああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!アアッ!!ッアああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!』

『ザザザザザザザザザの?また、ザザザザザザがあなたとザザザ』



『ザザザザザザザザザーーザザザ悪い。』


.






シンジ(ーーーーなんだ?今のは)



.



         次回予告

ミサト「深まる謎、少しづつ関係を深めていく碇家、そしてプールへ遊びに行くチルドレン達」

ミサト「今後のエヴァ操縦方法が全裸搭乗になる危機に対してチルドレン達はエヴァの模擬体に籠城する」

ミサト「そこに現れた第十一使徒によりネルフ本部はかつてない大混乱に陥る」

ミサト「進化し続けるウイルスサイズの使徒に対抗する術はなかった」


ミサト「そして誰もが諦めた時、青葉がシゲる。」


ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」

ミサト「『スポットライトの中央へ』。」


ミサト「さぁーって、!この次もっ、!サァービスサービスぅッ!!!!!」ミ☆

.


例えばさぁ、自分が”何か”をマジでやってるとするじゃん?

いや別に”何か”ってのは何でもいい。演奏でもスポーツでも、なんなら手芸でもいいさ。

…一生懸命。ああ、メチャクチャにガチで真剣にやって。

…自分の最善とやれる事、出来うる限りを尽くしたとする。

そんで、『最高のパフォーマンスができた』って自分でも思える事が出来たとする。


.


そんでさ、…ああ、そんでさ、

その直後に自分の横に来た奴がさ、


今自分がやった最高のパフォーマンスの何倍も凄いのをあっさりかましてくれたとするじゃんか?


エグいぜ?何せそれを体験した本人が言うんだ。間違いないよ。

今まで応援してくれてた奴も他の奴も皆がそっちに夢中になってさ。

.


終わった後にさ、

「まぁ次頑張れよ」

「限界なんて自分が決めるんだよ」

「夢はいつか叶うよ」

「今回は運が悪かっただけさ」

「あいつはお前以上の努力をしてたのさ」


って言ってくるんだよ。

いや励ましてくれてるのはわかってるよ。ありがたいし、嬉しいさ。

…でも、同時にさ、


『『『『『ま、それでも結局お前よりあいつの方が凄いんだけどな』』』』』


そう言われてる気がしてくるんだよ。


.


『なぁシゲル、本当に辞めちまうのかよ』

「ああ、もう俺もそんなプラプラしてられなくてさ」

『何言ってんだよ!俺たちのバンドはこれからじゃねぇか!』

「…」

『なぁ!結果だって全然出てねぇ訳じゃねぇだろ!俺たちで武道館いくんじゃねぇのかよ!?』

「…わるいな。もうこのバンドでやっていける気がしないんだ」

『おい!シゲル!』

.


その後のバンド?

俺が抜けた後のバンドは動きが更に良くなり、今では大成功したよ。

武道館も行ったってさ。金持ちでモテモテだってよ。

その後の俺?国際公務員になって毎日命賭けてバケモノと戦ってるよ。

誰にも誉めてもらえないし、自分が本当にやりたかった事じゃない事をずっとやって。

安月給で休みなんてロクにないけどな。

.


俺にできる事は皆ができる事。俺の代わりはいくらでもいる。

錆びた人生だな。

俺の存在価値ってなんだろうな。

…ああ、わかってるさ。

俺は逃げたんだ。色んな事から。

.




…俺はいつの間にかバンドだけじゃなく、人生においても主人公から脇役に成り下がっていた。


.



スポットライトの

中央へ


.


青葉「エヴァ三体のアポトーシス作業はMAGI_System再開後予定通り行います」

マヤ「作業確認。450より670は省略」

日向「発令所、承認」

リツコ「さすがマヤ、早いわね」

マヤ「それはもう、先輩の直伝ですから!」

青葉(へー、そんなやり方あるんだな。マヤちゃんそういう面は強いよな)

リツコ「あ、待って、そこ。A8の方が早いわよ。ちょっと貸して」

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタッターーンッ!

『作業は全て終了。MAGI、自己診断モードへ移行します』

リツコ「…」ドヤァアアア!

マヤ「さっすが先輩…!」キラキラ

.


ミサト「どぉ?MAGIの診察は終わった?」

リツコ「大体ね。約束通り、今日のテストには間に合わせたわよ」

ミサト「さっすがは天下の碇リツコ博士。同じ物が3つもあって大変なのに」

リツコ「厳密には同じではないのだけどね」

ミサト「? 何がどー違うってぇのよ?」

リツコ「MAGIはね、それぞれの思考基盤が偏っているのよ」

リツコ「MAGI-メルキオールはロジカルで合理性、効率を重視する科学者的思考を持つ人工知能」

リツコ「MAGI-バルタザールは温情やヒトの感情論、成長促進などを重視する母親的な思考を持つ人工知能」

リツコ「MAGI-カスパーは…」

ミサト「あ、もうその辺で」

.


リツコ「まったく…あなたが聞いたんでしょ?」

ミサト「ごみんごみん」

『自己診断結果:異常無し。通常運行モードへ移行します』

リツコ「はぁ。異常無し、か」

リツコ「母さんは今日も元気なのに、私はただ年を取るだけなのかしらね…」

ミサト「あら、不変がいい事とは限らないわ?年をとる事にはいい事だってあるじゃない」

リツコ「経験と知識の蓄積、アンチエイジングの研究が進む事以外に?」

ミサト「人との繋がりが増えるわ。あなたの場合は新しい家族ができたじゃないの」

リツコ「…そうねぇ」チラ



.


シンジ「綾波綾波」

綾波「?」

シンジ「ここに僕が後ろからブン殴って気絶させたお尻丸出しのトウジがいるんだけど」

トウジ「」グッタリ

綾波「ええ」

シンジ「彼のアナルの皺を数えてくれないか?」グイッ

綾波「イヤ。汚らわしいもの」

シンジ「まぁそう言わず」グイグイグイ

トウジのお尻<ブプッピ!プブウーーッ!

綾波「…」

シンジ「すごいや!綾波の顔がトゲのある花の上に座ったブルドッグみたいな感じになった!」


リツコ「いい事…かしらね?」

ミサト「い、いい事よ!」

.


ゲンドウ「グゥぁぁあああ!!!」

冬月「どうした碇!」

ゲンドウ「くっ、靴の中に蝉が!アブラゼミとクマゼミがワンセットづつ!!」

冬月「シンジくん!!」


リツコ「…」

ミサト「ごめん、私が間違っていたかもしれないわね!」

.


・・・。

シンジ「…」バケツ

アスカ(惣流)「…あんた何で廊下に立たされてるの」

シンジ「父さんの靴の中に羽根をもいだアブラゼミとクマゼミを生きたまま放り込んどいたらこうなりまんたイェーイ♪」

アスカ「なんちゅう残酷な事してんのよあんた」

.


シンジ「そういえばアスカ」

アスカ「あによ」

シンジ「555のホースオルフェノクになる木場さん役の方が35才という若さでお亡くなりになったそうだよ」

アスカ「そう。あたしはよく知らないけどとても残念ね」

シンジ「そういえばアスカ」

アスカ「あによ」

シンジ「仮面ライダーのヒロインは撮影終了後、大体なんとなく残念な感じの人生を送っているそうだよ」

アスカ「そう、残念ね」

シンジ「そういえばアスカ」

アスカ「あによ」

シンジ「…えっと、」

アスカ「何よ、なんか言いたい事でもあるわけ?ならさっさと言いなさいよ!まだるっこい!」



シンジ「…僕と、プール行きたくない?」

アスカ「行きたくないわね」


シンジ「ファック!本題までのクッションを三つも挟んだってェのにこのバッドエンドかよ!神も仏もいやしねぇ!」

アスカ「悪いけどあんたとは公共の場で行動共にしたくないのよ」

シンジ「ねぇ」

アスカ「イヤ」

シンジ「ねぇ、ダメ?」

アスカ「ダメね」

シンジ「…じゃあ明日からアスカの靴にも蝉さんがお邪魔する事になってもかい?」

アスカ「やったらマジでコロスわよ」

シンジ「アウ!ヘイ!ヘイヘイ!!プール!!!プール!!!プール行こうよ!!ヘイアスカ!」スパ-ン!スパパパ-ン!

アスカ「勢いで誤魔化そうとしないで」

シンジ「お願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いンゴ!!」

アスカ「はんっ!いつになく必死ね。何よ、あんたあたしの水着でも見たいって?」

シンジ「イエス!ザッツライト!イグザクトリー!!アーライッ!イャー!!」

アスカ「絶対イヤよ」プイッ

.


シンジ「でも渚も式波も貞本もいいんちょもトウジもケンスケも綾波もマナもマリも行くよ?」

シンジ「行かないとしたらアスカたんだけだよ?」

アスカ「…ちょっと、なんであたし誘うのを最後にまわしてんのよ」

シンジ「だってアスカ変なプライドか何かが邪魔して普通に誘っても絶対イヤがるじゃないか」

シンジ「だから皆が行くからってすれば、アスカも『しょうがないわね』って来てくれるかなって」

アスカ「…」

シンジ「僕はアスカとプール行きたいんだよ!」

アスカ「ふ、ふーん?」

シンジ「ぼくはビーチサイドでアスカのビキニ姿をレロンレロン舐め回すように視姦したいんだよ!!!!!」

アスカ「最低!!」

.



ばちーん。


・・・。

カヲル「でもさ、なんでいきなりプールなワケ?」

シンジ「この今の夏という季節が僕をそうさせるんだよ」

カヲル「今は一年中夏じゃないか」

シンジ「NATU!NATU!ヘイヘイ!」パンパン!

シンジ「フワッフー!フワッフー!」パンパパ-ン!

カヲル「ちょ、うるさい」

.


カヲル「…にしてもプールか」

シンジ「楽しみだろ?美味い食い物、水着ガールに楽しいウォーターレジャー!」

シンジ「ぷるんこっぺそぉい!!すべからず!すべからず!」

シンジ「楽しみ過ぎて奇声が止めらんなイズェーーー!!!!」

カヲル「ふーん…そんなに楽しいものなのか」

シンジ「『夜叉のかまえ』!!」ビシッ

カヲル「…?」

シンジ「真似してみ!真似してみ!メニメニマニマニしてみ!」

カヲル「こうかい?」ビシッ!

シンジ「イエーース!!ザッツライト!」ビシッ!

.

切りーの


シンジ「ハイッ!『夜叉の構え』から左手回して八時の方角ッ!」グルンッビシッ!

カヲル「よいしょ」グルンッ!ビシッ!

シンジ「そしてそこからL座り!」チョコン

カヲル「エル?」チョコン

シンジ「こうやって蹲るように座ることで推理力40%アップなんだ!」

カヲル「へぇ?理屈はどんな風なのさ」

シンジ「知らん!!!ついでに親指を咥えるようにすると尚GOOD!!!」

カヲル「ふぅん」

シンジ「かーらーのー!!尻歩き!!!」ヨチヨチヨチヨチ

カヲル「尻たぶを動かして歩行?随分非効率だね」ヨチヨチヨチ

シンジ「甘いな!効率ばっか求めるなんてつまんないじゃないか!!」

シンジ「そんなに合理化効率がいいなら機械の星の子になっちゃいなさい!」

カヲル「君が何を言っているのかよくわからないんだけど」

.


シンジ「回り道も無意味で無駄で無為な時間を過ごす事も大事。アナログも悪くねーもんだって事さ!!」

カヲル「ふぅん?よくわからないな」

シンジ「こういう戯れも大事な事なんだよ」

カヲル「どういう意味があるんだよ」

シンジ「なんか楽しい」

カヲル「…それだけ?」

シンジ「そりだけ。」

.


シンジ「アレだよ、もし本当に人生というものを完全に合理的効率よくするならさ、ただひたすら勉強だとか特訓だとかになるわけじゃん」

カヲル「うん」

シンジ「渚はそんなクソつまんない人生を生きたいって思う?」

カヲル「あまり、かな」

シンジ「でしょ?そこでこーいう戯れなわけでやんすよ」

シンジ「こうやって若い内に思いっきりバカやっとかないと将来つまんない事ばっかじゃん。」

シンジ「大きくなったらこーいう事許されないしね」

カヲル「…”将来”、ね」

シンジ「イエス!!ああ!しかし!!それでも僕らの未来は燦然と輝いているッ!!!」

カヲル「 …」


.


シンジ「僕らの最高の未来にぃィいイイいいいいああッ!!」スコスコスコココ



カヲル(もうしばらくしたら…彼にも、人類にも、…僕自身にすらも未来は無いんだけどね)


シンジ「乾杯!!」ドピュ

.


~碇家~

シンジ「ヒャオ!ヒャオ!!」スピンスピンスピン

綾波「何故回り狂っているの」

シンジ「綾波もやってみたらわかるよ」

綾波「そう?」

マリ「にゃ?なんか楽しそーな事やってんね?」

シンジ「うん!ぶっちゃけクソ楽しいー!」

マリ「へぇ?どりどり…?」

・・・・。

.




ガチャ。ウィーン。

ゲンドウ「…ただいま」


シンジ「ヒャオ!ヒャオヒャオ!!ヒャオーー!!」スピンスピンスピン

綾波「ヒャオ!ヒャオヒャオ!ポーウッ!!」スピンスピンスピンスピン

マリ「ヒャオ!ヒャオヒャオ!フゥーーー!!」スピンスピンスピン

ゲンドウ「お前達はまた何をしているんだ」



綾波「ヒャオ!」ピョイン!

ゲンドウ「レイ、部屋の中で捻り飛びはやめろ」

.


~綾波部屋~


綾波「…」

シンジ「綾波は今度のpoolにどんな水着を着ていくの?葉っぱ?葉っぱビキニ?」

綾波「そんな島の先住民みたいな格好はしないわ」

シンジ「じゃあどんなん?貝?ひと昔前のグラビアにあるみたいな貝ビキニですかヒュー?」

綾波「そういうマニアックな物は着ないわ」

シンジ「紐ビキニならぬ干物ビキニ(アジの開き)とか?」

綾波「乳首と股間を魚で隠したくはないわ」

.


綾波「普通よ。何の面白みもないわ」

シンジ「じゃーあーなーんーだーよーおーしーえーてーよー!減るもんじゃないんだしぃ!」

シンジ「僕も水着見せるから。ちなみに僕の水着はね」

綾波「知ってるわ。着ないんでしょ?」

シンジ「スゲーや綾波ひょっとしてエスパー?

シンジ「んねー…いいだろー?」

綾波「…秘密。プールで見せてあげる」ニコ...

シンジ「もー、しゃーないなー。たのすみにすてるどすわ」

.



「マリにゃんのはー?!」
「残念!あたしも全裸さ!」


リツコ「…ねぇ、私達もプールとかどう?」

ゲンドウ「この歳でか?君はともかく私は」

リツコ「じゃあセントラルドグマのL.C.L.のプールで二人っきりの水泳大会でもやる?」

ゲンドウ「アレはもういい。あの一回で充分だ」

リツコ「あら。私は結構好きなんだけど」

ゲンドウ「…」

リツコ「ポロリもあるわよ?」

ゲンドウ「…検討はする」

.




そしてプール予定日当日



.




ザーーーーーーーーーーーーー。


シンジ「(OДO)」

綾波「…」

マリ「…」

リツコ「今日は台風直撃しているから外へ出ないでね」

ゲンドウ「…たまの休みが台風とはな」

シンジ「う、嘘だ…」ヨロ.ヨロ...

シンジ「そんなのないよ!!そんなのって!そんなのってないよォォォオオオォォォオオ!!!」

.


シンジ「ウワァァァアアアアーーーーーーン!!」ダッ

ウィン。プシュー、ガコム。

綾波「…出てってしまったわ」

マリ「あんなに楽しみにしてたもんねぇ」

リツコ「ふぅ…出て行かないようにって言ったばかりなのに」

ゲンドウ「あいつは大人しく言う事を聞くようなタマじゃないからな」

リツコ「…家族でオセロ大会でもやる?」

綾波「はい」

マリ「おっ、いいねぇ!」

ゲンドウ「 …」

.


シンジ「ウワァァァアアアアァァアアアア!!!」ダダダダダダダダダ

ぽっぴぽっぴぽっぽっぴっぽー。

シンジ「ウワァァァアアアアァァアアアア!!!」ダダダダダダダダ

トゥルル。

アスカ(惣流)「何?プール延期ならわかってるけど?」

シンジ「ウワァァァアアアアァァアアア!!!!!」ダダダダダダ

アスカ「うるさっ…ちょっと!音割れるから声のボリューム下げなさいよ!」

シンジ「だぁってぇェェェエエエエエ!!!」ダダダダダダダ

.


アスカ「はいはい。あんた楽しみにしてたもんね。でも残念でした!諦めなさい?」

シンジ「諦めたらそこで人生終了の落伍者ドロップアウトクソ野郎になるって安西ティーチャーが」

アスカ「ホワイトブッダはそこまで言ってないでしょ」

アスカ「はぁ…ネルフは?ネルフのプールじゃダメなワケ?」

シンジ「ダメェ!市民プゥゥウウウルでもダメダメッ!ダメェーーーーー!!」ダダダダダダ

シンジ「ネルフのプールじゃ僕が皆と作りたかった思い出作れないんだもん!!」ダダダダダダ

アスカ「はぁ…あんたって子供よね」

シンジ「だって子供だもの!しんじだもの。!!!」ダダダダダダダダ

アスカ「みつをはいいから。もう!そんなのまた今度でいいじゃない!」

シンジ「ビェエエエエエエンン!!!」ダダダダダダ

アスカ「あーもうウザッ!もう切るわよ!」

シンジ「ヤァ~ダ、ヤメーテ、ワターシサミシイデスマスヨ?アスカサン」

アスカ「片言やめなさいよ鬱陶しい」

.

霧マスク


シンジ「そういえばアスカール」

アスカ「何?(うぜっ)」

シンジ「雨風が僕の体を容赦なく弱らせていく。ちべたい」

アスカ「雨風から逃れて屋内行きなさいよ」

シンジ「それは出来ない」

シンジ「何故なら何故ならそ・れ・は!?」

シンジ「雨風ごときに僕の自由を奪われたくないからだ!!」

シンジ「人は雨が降れば雨宿りするか傘をさすか、防雨行為を行う!」

シンジ「だがそれは一つの”行動の自由”を失う事でもある!」

シンジ「そんな事は許されナイツ!」

シンジ「僕の行動の自由がそんな事で喪われるなんてあきまへんねんで!」

シンジ「故に僕は雨風にうたれ続けても!まるである晴れた日の事♪魔法以上の愉快な♪時のように動き回るんだ!!!」


アスカ「ふーん」ホジホジ

.


シンジ「ハッハーン?さてはアスカたん僕の話を流し聞きしてはるな?」

アスカ「そりゃそうでしょ」

シンジ「そんなクソどうでもいい的態度やめろよ!」

アスカ「だってクソどうでもいいし」

シンジ「あ、じゃあ僕はこれからトウジんちに行くから!」

アスカ「自由を制限されたくない無敵のシンジ様は雨風凌がないんじゃなかったわけ?」

シンジ「しのがないよ!自由を求め、奪われる事を良しとしない僕は雨風をしのがないよ?!」

シンジ「でもちょっとトウジんちで雨風収まるまで遊びたいから遊びに行くだけだよ」

アスカ「思いっきり雨風から逃げてるじゃないの」

.


アスカ「でも鈴原んち行っても無駄よ。あんたは鈴原に会えないわ」

シンジ「それはどうかな!ドクン☆!それはどうかな!!無駄かどうかは僕が決めるぜ!」

ガチャ。プー、プー。




アスカ「切られた…」

アスカ「…んで?あんたらはわざわざあたしの所に来てまで何が聞きたいわけ?」

トウジ「…」

ケンスケ「…」

.


~鈴原宅~

シンジ「ノックしてもしもーし」

シンジ「だがしかしそこはシンジさん!ただのノックではなく千本ノックだぜ!!!ヒャッハァーーー!!!」

シンジ「シャオラッ!!持ってきた金属バットで御在宅を確認じゃあぁ!」

シンジ「イィイイイイイイイイィィィリリリリヤッフォーーーーーーイ!!!!」ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン

シンジ「今日はトウジしか家に居ないはず!!もしもトゥーーズィーーのお父さんがおじいさんいたらコンコンコンで済ませたが居ないなら話は別だ!!」

シンジ「HYUUUUUUUUUUU!!!!!!!しゃァアアアアオラァーーー!!!さっさと出てこんかーーーーい!!」ダカダカダカダカダカダカゴンゴンゴンゴン!!!


ガチャ。

少女「あ、あの…どちらさん、ですか…?」プルプル

シンジ「uh-oh」

.


シンジ「おおっとゴーメンナサーイよー?まさかトウジ以外に人がいたとは」

少女「えっ?兄ちゃんの友だ、…はっ!」キュピピ-ン!

シンジ「?」

少女「短い黒髪、美形と言えなくもない顔立ち、そして全裸…」

少女「こぶりのマタンキ、ちん間違いない」



少女「…碇シンジさん…ですね?」キリッ

シンジ「あの野郎どんな特徴教えてんだバカヤロー」

.


×少女「こぶりのマタンキ、ちん間違いない」
◯少女「こぶりのマタンキ、長さ…間違いない」

サクラちゃんよくドア開けたなw

>>815サクラ「出ないとめっちゃ近所迷惑になるんやないかなって」

シンジ「全く。いたいけな少女に」

シンジ「ええと、君はトウジの妹さん?」

少女「はい!鈴原サクラいいます!いつも兄がお世話になっとります!」ペコ

シンジ(どっちかっていうと僕の方が滅茶苦茶迷惑かけてっけど)

シンジ「あーでもアレじゃね?トウジ絶対僕の悪口とか言ってるでしょ」

サクラ「え?そんな事ないですよ?兄ちゃんいつも言うてますもん」

サクラ「『ワシらが今生きて、こうやって美味いメシ食えんのはシンジのおかげなんやで』」

サクラ「『エヴァのパイロットなってわかったけども、あんなめっちゃ恐いバケモノと殺し合いをしてきたアイツをワシは尊敬しとる』」

サクラ「『アイツ、確かに頭おかしいって思われるとこはあるかもしれん。けどな、アイツ…結構いいヤツやし、優しいんや』」

サクラ「『センセは意外と頭もええし料理も美味いしエヴァパイロットでも最強なんやで?』」

サクラ「『シンジはな、すごいんや。ワシにとってはダチで、ヒーローなんや』」

サクラ「もー耳タコですわ」ハハ

シンジ「トウジの僕への評価高杉ワロタ」

.


シンジ「…っふー」

シンジ「やべ、なんか泣けてきた」

サクラ「ふふっ」

シンジ「ちょっと正座して膝貸してくれない?小一時間泣き腫らすから」

サクラ「えっ、」

シンジ「マジで頼む」

サクラ「いやそれはちょっと」

シンジ「大丈夫だから!サクラたそハァハァとかしないから!」

サクラ「いやあの」

シンジ「わかった、なら僕に腕枕してもらえる権利をあげるから」

サクラ「スンマセン、丁重にお断りさせてください」

シンジ「おおっと、標準語イントネーションでお断りだと?」

.


シンジ「あ、そういえばトウジは?いないの?」

サクラ「あっはい。なんか用があるから出かけるゆーて、さっき」

シンジ「ほーう。…そしてそれをアスカが知ってたって事はひょっとしてトウジはアスカんちに?」

サクラ「…えっと、もし良かったら兄ちゃん帰ってくるまでウチで待ちます?」

シンジ「えっ、」

サクラ「兄ちゃんもうすぐ帰ってくるおもいますし。良かったら色々お話聞かせてもらえませんか?」ニコッ

サクラ「ちょっと高いお菓子とコーヒーありますよ?」

シンジ「マ↑ージ↑すか↑ー?↑そんじゃあお邪魔しマッスルウッ!」ムキッムキッ

.

お菓子はオレオかな?

~アスカ(惣流)の部屋~

アスカ「んで?何の用?」

トウジ「なぁ、惣流は何でエヴァのパイロットになったんや?」

アスカ「はぁ?!何であんたにそんな事言わなきゃなんないのよ!」

トウジ「ワシら、強くなりたいんや」

アスカ「それとあたしがエヴァパイロットになった理由とどう関係があんのよ」

ケンスケ「ほら、惣流は俺らの中でも一番ベテランパイロットだろ?」

ケンスケ「色々と知ってるんじゃないかなって」

アスカ「エヴァパイロットとしてやっていくなら何をしたら強くなるかって事?なら渚かバカシンジに聞けばいいじゃない」

アスカ「…あいつら、あたしよりちょっとだけデキるヤツらだし」

.


ケンスケ「いやあの二人には聞いてもダメなんだよ。アスカじゃないと」

アスカ「なんでよ。あんたら第七使徒との時に渚にレクチャーしてもらってたじゃない。しかも成果でてたし」

トウジ「それがあかんのや」

アスカ「何がよ」

トウジ「あいつらみたいな天才系で才能があるヤツとワシら凡人じゃ必要な努力が違うみたいなんや」

トウジ「最近助言もらってもな、シンクロ率が伸びても一定以上からあがらへんのや」

ケンスケ「そんで渚に相談したらさ、『心を解放する。それだけの事だろ?それに必要な事やりなよ。なんでできないのさ?』」

ケンスケ「渚の言う事も理解できないわけじゃないんだけどあいつの説明けっこう感覚的すぎてわからないんだよ」

ケンスケ「それに渚はともかくシンジはああだろ?絶対まともに教えられないよ」

トウジ「頼む!この通りや!お前やないとあかんのや!」

.


ケンスケ「それに”アスカ”達の中でも一番努力してきたのって多分惣流だろ?」

ケンスケ「才能がありながらも努力し続けてきた君の意見が必要なんだよ!」

アスカ「ふ、ふーん?」

ケンスケ「…もう、足手まといになり続けるのはイヤなんだよ」

トウジ「せや」

アスカ「…」

アスカ「ったく、しょーがないわねぇーー!」

.



アスカ「あんた達がそこまで言うんならこのアスカ様が一肌脱いでやろうじゃないの!」

トウジ「! ほんまか!」

ケンスケ「! ありがとう惣流!!」

アスカ「言っとくけど、あたしはスパルタだから!」

トウジ「えっ、ミスする度にボンテージ着て鞭で叩いたりとかしてくれるんか?」

アスカ「グーで顔面殴るわよ」

.

斬っーって♪斬っーって♪斬りまくるぅ~♪それが私だ♪

>>819トラブルを避ける為に名前欄は空欄にして書き込んでいってくれると助かる


アスカ「ゴホン!それじゃああんた達お荷物パイロットをあたしの役に立つくらいにするけど」

アスカ「最初に、『特訓の間、アスカ様の言う事には何でも従います。拒否しません』」

アスカ「これを誓いなさい。書類とペンと朱肉用意するからあんた達書くのよ」

トウジ「え?」

アスカ「契約書よ。あとであんた達にも控えを渡すから」

ケンスケ「ホワイ!?俺達なにをやらされんの!?」

アスカ「あたしが手を貸す以上、中途半端はしないってこと!」

ケンスケ「恐~…」

トウジ「よっしゃぁ!やったんでー!」


・・・・。


.



アスカ「書けた?」

トウジ「おう!」

ケンスケ「書いたよ」

アスカ「それじゃ、特訓を始めるわよ!」




アスカ「あんた達、服を全部脱ぎなさい。んで二度と着ちゃダメ」

トウジケンスケ「「な、なんやて?!」」


.


アスカ「あんた達さ、なんでシンジがあんなにシンクロ率高いんだと思う?」

トウジ「元々そーいう才能があったんちゃうか?」

ケンスケ「…まさか、」

アスカ「そーよ!あいつは『常日頃から全裸でいるから』でもあるの!」

トウジ「な、なんやて!?」

アスカ「その『全裸搭乗法』はキチンと成果を出してるわ」

アスカ「第五使徒との戦いの時、あたし達は呼び出される前は全裸でいる事を強いられた」

アスカ「短い期間ではあったけど、数字にちゃんと表れたわ」

ケンスケ「」

アスカ「あれ以降は全パイロットの猛抗議でなんとか全裸義務は逃れられたけど…本当はアレ、全員やった方がいいの」

アスカ「それくらい効果はあるのよ」

.


トウジ「惣流はやらへんのか?ワシみたいんやけど」

アスカ「ふん!」バキャッ!

トウジ「すんまへん」

アスカ「やるわけないでしょ!シンクロ率あがる前に羞恥心で精神崩壊するわ!」

トウジ「でもワシ恥ずかしい///」

ケンスケ「俺もそれはちょっと…」

アスカ「誓約書」

ケンスケ「おうふ」

アスカ「あんたらは男でしょ!まだいいじゃない!」

アスカ「やれ!これは命令よ!」

トウジ「なんやろ、センセのおとんに見えてきたわ」

アスカ「その後は戦いに役立ついろはを教えてやるわ!」

.


~鈴原宅~

シンジ「モギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュ」

サクラ「碇さんめっちゃ食べますね」

シンジ「普段消費するカロリーとエネルギーが半端ないからね!!」

シンジ「やっぱね、食える時に食っとかないとね!」

サクラ「へぇー」

シンジ「ガルルルル!!ガウ!ハフッ!ウガァア!」ガツガツガツ

サクラ「そういえば碇さんってなんで裸なんですか?」

シンジ「ん?んー…ポリシー」

サクラ「ほんまにそれだけですか?」

シンジ「…」ピク

.


サクラ「具体的になにかは知りませんけど、やっぱりよっぽどの理由があるんとちゃいます?」

シンジ「…」

シンジ「ナイショ。」

サクラ「えー」

シンジ「悪いね。まだ自分の彼女にすら言ったことないからさ、軽々しく言えないや」

サクラ「そうですか…スンマセンでし、ってか碇さん彼女おるんですか!?」

シンジ「いるよん?そりゃ14だし彼女の一人や二人、三人四人はいるさー」ガツガツ

サクラ「いや一人以上はアカンでしょ…ちなみにどんな人なんです?」

シンジ「ん?んー…感性がフツーじゃないね、やっぱ」

シンジ「んでメンタルが鋼鉄だね。鋼鉄のガールフレンド」

サクラ(まぁ常に全裸でクレイジーな行動ばかりな人の彼女になるくらいやしなぁ)

.


サクラ「どんな感じで付き合うたんですか?」

シンジ「ほほう、やっぱ女の子だから興味あるかい?」

サクラ「それだけやないですけどね」

シンジ「悪いが機密に関わるから話せないかな」

サクラ「えー。じゃあ彼女のどんなとこが好きですか?」

シンジ「んー、僕の事を受け入れて、理解してくれて、可愛くて、一緒に僕との道を歩いてくれるとこかな」

シンジ「それに…まぁ、たぶんこの世で僕を愛してくれる人は彼女一人だからじゃないかな」

サクラ「へー…やっぱラブラブなんですか?」

シンジ「ラブラブ…うん、それもあるけど」

シンジ「なんていうか…恋人って言うよりは夫婦に近いのかも」

.


サクラ「ひょえー…14才って、なんだか大人ですね」

シンジ「なわけないよ。社会に出た時の自分の無力さはわかるしね」

サクラ「えー?じゃあ何歳になったら大人になれるんですかね」

シンジ「大人の定義は年齢じゃないよ」

シンジ「何せ年を食ったら全員大人になるかって言ったらそうじゃないし」

サクラ「ほんなら碇さんが大人なんですかね?」

シンジ「まさか。僕はまだまだ一人で生きれない子供だよ」

シンジ「つーか僕は子供さ。だってそもそも精神子供じゃなきゃエヴァには乗れないし」

サクラ「えー…碇さんで大人やないなら私、大人になれる気せーへんですわ」

シンジ「大丈夫大丈夫。心配しなくても”大人”なんて向こうからやってくるから」

.


シンジ「何せどんなにイヤでも勝手に子供から大人へのエスカレーターに乗せられてるからね」

シンジ「その時までにちゃんと準備しておかないと大人になれない大人になっちゃうぜぃ?」

サクラ「勉強しろって事ですか?」

シンジ「そうそ。んでね、サクラちゃんもどうか、いつの日か素敵な大人になって下さい」ポン

サクラ「…」

シンジ「僕もその時には。君に笑われるような大人にはならないつもりだから」ナデナデ

サクラ「碇さん…」

.




サクラ「ほんなら、いつか碇さんは服を着るんですか?」

シンジ「ううん。今んとこその予定はない」キッパリ



.


~あすかンち~


アスカ「ようし!今日はここまでよ!」

トウジ「ぶへー、ぶへー…」

ケンスケ「まさかひたすら武術の型を練習させられるとは」

トウジ「なー惣流ぅ。こないな事でほんまにシンクロ率あがるんか?」

アスカ「ハァ?あんたバカァ?あがるわけないじゃん!」

トウジ「んなっ!?お前ワシを騙したんか!」

アスカ「そーじゃないわ…ん?」

アスカ「あ?あー…そういう事?」

トウジ「?」

アスカ「あーあんたアレね?なんか勘違いしてるでしょ」

.


トウジ「つまりどういうことちゅーわけや?」

アスカ「あんたが考えてるのはシンクロ率が上がる事による戦闘能力向上でしょ?」

トウジ「そらそーやろ」

アスカ「バカね、強くなるパターンはそれだけじゃないわ」

アスカ「この特訓をこなせば、」

トウジ「せやけどシンクロ率はあがらへんのやろ!?」

アスカ「そうだけど、あんた達は『強くなりたい』のよね?」

トウジ「せやな」

ケンスケ「せやで」

アスカ「で、シンクロ率が伸び悩んでんのよね?」

トウジ「最初にいうたやんか。んでシンクロ率高くならんと強くなれへんやん?」

アスカ「はぁ…あのね!そうとも言えないって事!」

.


アスカ「あんた達、あんた達はエヴァを具体的にどうやって動かしてる?」

トウジ「そら、『こういう風に動かしたいねん』って考えて」

アスカ「まぁそうね。そう、エヴァはイメージで動いている」

アスカ「シンクロ率が高いと強いのは、エヴァをこう動かすっていうパイロットのイメージの伝達速度が速くなったり、エヴァ本来の力を引き出すイメージがエヴァからもフィードバックされるから」

トウジ「…?」

ケンスケ「…?」

アスカ「…つまりね、すんごーく大雑把に言うとパイロットとエヴァが力を合わせやすくなるって事」

トウジ「なるほど」

ケンスケ「へー」

アスカ「話を元に戻すわよ?だけどあんた達は今どうしてもシンクロ率が上がらないんでしょ?」

トウジ「せやで」

ケンスケ「せやね」

アスカ「だったら、低いなら低いなりに戦わなきゃいけない」

.

アスカ「そこでイメージの話。単純な話、伝達速度が遅いならそもそものイメージ伝達開始を速くすればいいって事で」

トウジ「?」

ケンスケ「?」

アスカ「…考えてから動くってんなら、めちゃめちゃ速く考えたらめちゃめちゃ速く動くでしょ?」

トウジ「ん?おう」

ケンスケ「そうだな」

アスカ「そこでこの特訓。武術の型を練習して『この行動は体が覚えている』レベルまで脳に記憶させる事でエヴァに乗った時に脊髄反射を使ったレベルの」ペラペラ

トウジ「…」
ケンスケ「…」

アスカ「ーーー更に!全裸でいる事による次回搭乗時のシンクロ率を上げられるって事!」ペラペラ

トウジ「…」
ケンスケ「…」

アスカ「これであんた達は強くなれるわ!」


トウジ「…なるほど!とにかく惣流に従っとけばそれでええってことや!」

ケンスケ「そうだね!」

アスカ「あんたら絶対聞き流したわよね?あんたらコノヤロー」


~鈴原宅~

シンジ「トウジ遅いなぁ」

シンジ「暇過ぎるからトウジとサクラたその部屋それぞれにお揃いのぶっといディル◯を仕込んでおいてしまったぜぃ」

シンジ「サクラたそは『夕飯の買い物行ってきます』なんて言っていってもうたし」


シンジ「…よし、アスカたんに聞いてみっか」

ピポパ。

『もしもし?』

シンジ「ちょっと!トウジいないじゃないか!アスカたん!」プンスコ!

アスカ『だからさっき言ったでしょバカシンジ!鈴原はあたしんとこに来てたんだってば!』

シンジ「ふぇ?!」

シンジ「えっ… ?今そこにトウジいるの?今トウジ何してる?」

アスカ「え?そうね…」チラ

トウジ(全裸)「…」グガ-
ケンスケ(全裸)「…」スピ-

.





アスカ「鈴原なら今、全裸であたしの隣で寝てるわよ?」

シンジ「リアリィ?!」ガビ-ン!!!



.


シンジ「ちょっ、アスカ!どういうこと!?何がどうしてそうなったの!?ホワーイ!?」

アスカ『どういう事もなにも…強くなりたいっていうから鍛えてあげようと思って』

アスカ『ちょっと運動しただけよ?相田も一緒に』

シンジ「さ、3ぷぃー?!ちょっ!アスカさんハシャギ過ぎだろ!!」

アスカ『はぁ?さんぴー?何それ』

シンジ「アカンて!そらあきまへんて!!イキすぎでっしゃろホンマ!ヤリ過ぎでっしゃろ!!」

シンジ「うわー!!うわー!!なんか僕死ぬほどショック!!!」

アスカ『…ふーん?なんか良くわかんないけどー、あんたあたしがあいつらと仲良くしてるのがイヤなんだ?』

.


アスカ『へぇー?ふーん?』ニコニコ!

シンジ「あったりまえだろ!!好きな奴がヤリマンビッチとか軽く死ねるわ!!」

アスカ『やりま…?何それ?』

シンジ「オメーの事だよちくしょー!!神様のバッキャロー!!」

ガチャ!ツー、ツー…


アスカ「…?」

トウジ「むにゃ?どないしたんや?」

アスカ「…なんかあたし、”ヤリマンビッチ”っていうのらしいんだけど何それ?」

トウジ「えっ…////」ムクムクッ



アスカ「な?!///何を勃たせてんのよ変態!!」バキャ!

トウジ「ワシのおいなりさんがァアアアアァアアアア!!??」

.


~翌日、第壱中学~

シンジ「おはざーす」ガラッ

マナ「あ、おはよっシンジ!」

シンジ「うむおはよー」

ぶちゅううううううう!!!!れろれろれろれろでれろでれろ。られられっ!

アスカ(貞元)「」ヒキッ

シンジ「ちゅぱちゅぱ。…あれ?今日はトウジ達休み?」

アスカ「さあ?つーかあんたさぁ…もうちょい上手くキスできないワケ?」

シンジ「え?そんなに下手かな?」

アスカ「下手じゃないけどやり方がエグいのよ!キスがエグい!生々しいのッ!」

アスカ「見てるこっちが気持ち悪いのよッ!」ゲシ

マナ「じゃあ見なきゃいいじゃないですか!」

シンジ「ソーダソーダー!」

アスカ「だったらあたしの机の前でやんないでくれない?!」

.



キーンコーンカーンコーン。


根府川「えー…鈴原と相田…惣流は今日は休み、と」

カヲル「珍しいね?バカは風邪ひかないってやっぱり嘘か」

シンジ「そらな。そーいや昨日アスカがトウジ達とセックルしたって言ってたしそれかな?」

カヲル「へぇ?どのアスカ?」

シンジ「惣流」ムス

カヲル「ふぅん?彼女が?」

シンジ「んだ。おらぁ、もうびっくらこいただ」

カヲル「僕も軽く驚いてるよ。彼女そういうのはまだ免疫なさそうだったのに」

.


式波「…」

式波「…ふんっ!」グスン

マリ「姫ぇー泣くなってー」

式波「うっさい!泣いてなんかないわよ!」

マリ「ウソウソー!ワンコくんがキスしてたの見た次の瞬間には机に突っ伏して寝たフリ誤魔化ししてたのにー?」

式波「してないわよっ!!!」

マリ「まーワンコくんはマナちんと付き合っちゃってっからさー?ね?」

マリ「いや、でもわかる!わかるよーオネーサンには!失恋って辛いやね!」

式波「ハァ?!アタシは失恋なんかしてない!してないんだから!」

マリ「ハイハイ。まーでもさー?コレを機に女の子に走るってのはどーだい?ん?」ダキッ

式波「ハ、ハァッ?!」

マリ「…あたしさー女の子が好きなんだよねー…実は」

式波「へっ?」

.


マリ「マジマジ。あたしレズビアン。」

式波「」

マリ「いーよー?姫なら。んもーばっちし好み。あーもう食べちゃおっかなー…?」サスサス

式波「」

マリ「あたしとレズレズしにゃい?」ウン?

式波「やっ!いやっ!アタシはちゃんとシn…男が好きだってーのっ!ノォマルッ!」

マリ「チッチッ、まだ百合園へは堕とせないか」

式波「堕ちるつもりは微塵粉ほどもないわよっ!」

根府川「えー…、そこの変質者?授業の邪魔をするなら早く教室から出て行きなさい」

シンジ「せんせーすんまっせーんが、そいつ僕のペットです」

シンジ「つまりネルフ関係者。もし雑に扱えば父さんがなんていうか…?」

根府川「君はなかなか根性腐っとるね」

マリ「まぁ見逃しちくり?」

根府川「…ハァ…せめて静かにしていなさい」

.


シンジ「しかしそれは無理な相談だぜ!やれマリ!」

マリ「よっしゃオネーサン式波たんの耳たぶハミハミしよ」ハミハミハミハミ

式波「アヒィイ!!!やぁー!やめろネコメガネ!」

マリ「誰がやめるか」prprprprprpr

根府川「これ!いい加減にしなさい!」

シンジ「スタンガンどーん!」ズビチイッ!

根府川「アヒィイィイイイ!!!!!」

根府川「」ドサ

シンジ「ふーこれで今日は自習っと」

.

シンジ「!」ピコ-ン!

シンジ「おいテメーら!どーせ自習だ、今から市内のでっかいレジャープール行こうぜ!」

シンジ「もち僕の奢りだ!新しい水着も買ってやる!」


「いやいや…まずいだろ」
「私太っちゃったし…」
「あいつといたくないし」
「それより根府川先生が」


シンジ「クソがマジノリわりーな」ペッ

カヲル「僕は行くよ」

綾波「私も」

式波「…」

シンジ「っしゃ!じゃ行こうずぇ!いやっふー!!」

シンジ「おっと今日来てねーあいつらにもLINE送っとこ」

.



~ネルフ本部、B棟:第87蛋白壁~


青葉「はぁー…やれやれ」ガロガロガロガロ

青葉「なんでオペレーターの俺が台車で壁の一部運んでんだか」

青葉「いやそりゃまぁたまたま休憩中だった俺がたまたまこの地区の近くにいたよ?」

青葉「でもそれ工事の人がやるべき仕事だよな?」

青葉「間違ってもやっとこさ休憩とれた俺の仕事じゃないよな?」

青葉「はぁー…まぁ、快く引き受けちまったのは俺なんだけど」

.


青葉「よいしょっ…と」ゴト

青葉「ハァー…」

青葉「……」


青葉「…」

.


俺たちがバンドを結成したのは高校の時だった。

ベースを始めたのは中学の時だったけど友達で楽器できる奴がいなかったからな。


当時の俺は本気でバンドマンとして食っていこうと思っていたし、それくらいの技術を身につけられる自負もあった。

事実俺は割とすぐに弾けるようになっていたし、才能だってそこそこある方だった。

.


大学行ってからは技術がある奴とも交流が増えて俺たちのバンド活動は更に加速した。

コピーバンドからオリジナルへ。歌詞や曲も作り方から皆で学び、四苦八苦して。

『シゲル、今書いてる曲なんだけどさぁ歌詞のここがなーっんか、気に入らなくてさぁ』

『へー?どんなの』

『ほら、ここんとこ』

『あー…確かに言葉は綺麗で纏まってるのに歌うとなると音の組み合わせが難しくなるな』

『だろ?前半分を削ってリズムの帳尻合わせとかもしてみたんだけど中々な』

『んー…でも俺なら音の高さを変えて、あえてここだけ強調するように調整するかな』

『なるほど。シゲルすごい!』

…ついでにボーカルの彼女とも仲良くなっていた。

ぶっちゃけ好きだった。あともう少し仲良くなったら告白するつもりでいた。

.


『シゲルは弾く時にちゃんと皆の音の基盤作ってくれるよな』

『ね!誰かさんがギターでグイグイ独走し始めた時にも微妙にスピードだとか合わせ方を変えてくれたりするし?』

『っせーな!』


仲間とも上手くいっていたし、最高のやつらだとも思っていた。

.




『じゃあ、今日もライヴ大成功させて!観客沸かせてやるぞ!』

『『『『『おう!』』』』

『さっすがリーダー。やっぱシゲルが引っ張ってくれるといいわー』

『そうか?』

リーダーとしても俺は信頼があった。

.


でも、ある時。


『チーッス。今度から参戦するモンっす。ヨロシク!』

『…誰?』

『なんかドラムのヤツがスカウトしてきたんだってよ。才能がスゲーらしい』

『勝手に増やすなよな…』

アレからだよなぁ。俺が居辛くなったの。

.


『へー、ベースメインなんだ?』

『ウィッス』

『でも他のも全部できるし、俺は足を引っ張るつもりないっす』

『そっか。そういえばなんでこのバンドに入ってきたんだ?』

『シゲルさん、大学の文化祭で演奏ってたッスよね。あの時のロックンロールを感じさせてくれるパフォーマンスに憧れて』

『おっ、そうか?嬉しいね!』


まぁその新メンバーとも仲良くはなってたし、そいつは確かに才能があった。

.



それだけなら良かったんだけど。


『ねぇシゲル!聞いて聞いて!』

『遅かったじゃないか。どうしたんだ?今日はベースとボーカルの練習って、』

『私、彼とつきあうことになったの!』

『へ?』

『ウィーッス!そんな感じなンすわ。シゲルさん』

『う、ウィッス…。おめでとう…。』



ボーカルが寝取られた。

.


余談だが、その夜俺は泣いた。


『んだよチクショォォォォオオ!!!狙ってたのによぉォォォオオオ!!!』

『俺たち2人で飯もいったし遊びにもいってたじゃんかよォォォオオオ!!』



超泣いた。

.


『シゲルさん、このコードってどうやるンすか』

『あーコレ?コレは結構むずいよ。俺でもマスターするのに1年かかったもん』

『どうやるんスか?』

『えっとな、こうやって、こう弾いて…こうっ!』

ギャギギキッギャギャーギャン!!

『へー』

『まあ最初からできるようなもんじゃ、』

ギャギギキッギャギャーギャン!!

『…ソッコーでできたッスけど』

『う、ウィッス…。』



なんか、泣きたくなった。

.


『なんか…がっかりッスわ』

『へっ?』

『シゲルさん、もっとイカしたロックンローラーだと思ってたんすが』

『 ハッキリ言って、今のシゲルさん超ダッセェッス』

『う、ウィッス…。』

『…チッ、答え方すらシケ始めましたね。これじゃシゲルじゃなくてシケルじゃないっすか』

『あ、あはは…』

『リーダーやってたのも仕切り屋だったあんたに周りが合わせてあげてた…とかじゃないっすよね?』



別に仕切り屋だったわけでもないんだけども。


.

切る、切る時切れば切れ。

ちなみにですがこのスレで書きたい事が全部書ききれない可能性が強いため、このスレでのレスは控えてもらえると嬉しいでげす。



その日、滅多にしないような自画自賛をしてもいいほどに指が動いた。


『~♪』ピキュキュキュキュキュキュ

声も張りがあって、絶好調で、音程のズレもなく。

普段やらないパフォーマンスもやった。

客の反応だって過去最高だったと思う。



ーーーーーーそして、あの新入りとのダブルボーカルをやるパフォーマンスになった時。


.



『~♪』『~♪』


(…アレ?)

俺がやるはずのパート、俺が踏むはずだったステップを。

『ちょ、オイ!』

ヤツが横取りし始めた。

(な、なんだよ!何してんだコイツ?!)

『ボンクラは黙って俺の引き立て役にでもなっててくださいよ』

『は、ハァ?!おまっ、ちょっ』

『この際言いますけど』

『これ以上下手くそに演奏らせて俺らまで評価下げられたくないんスよ』

『』


.


そして。


『~♪』

『~♪~~♪』

(そんな、ウソだろ?)


言うだけあって、ヤツの演奏とパフォーマンスは俺の数倍上手かった。


圧巻だった。

ダンスも歌も演奏も。

オリジナルの俺よりずっと。


.


『え?オイ!ちょっと!』

そして、いつしか俺はスポットライトの中央から舞台袖へと追いやられていた。

『お前ら…!?』

だが、誰も。メンバーの誰も止めもしなければ俺が戻れるようにもしなかった。

それに。

『~♪』『~♪』『~♪』『~♪』

むしろ、俺がさっきまでやってた時よりずっと全体が良くなっていた。

メンバーの音のリード、潜在している能力を引き出す能力、ミスを咄嗟にカバーするアドリブ。

ボイパー、盛り上げ、客を参加させるやり方まで巧みにやってのけていた。

確かに実際ヤツには才能があったし、たまに舌を巻くほどの腕前を見せてはいた。



だが、これは。


(…なんだよ、コレ)

.


そうだ、できるわけないんだ。

いくら才能があっても咄嗟にここまで歩幅を合わせるなんて。

つまり。

(コイツら、結構前から俺をハブるつもりで、)


.



『『『『~♪!!』』』』

『ワァアアアアア!!!』

俺は、舞台にすら立てなくなっていた。

完敗だった。全てにおいて。

『…』

俺の居場所なんて、もうどこにもありはしなかった。

.


・・・・・・・。

『悪かったな、シゲル!でもまぁそんな気にすんなよ』

じゃあお前同じ事されてそれ言われてみろよ。

『ゴメンね?でもさ、あの演奏今までで一番楽しく弾けたなぁ』

そうかい。俺抜きの演奏がそんなに楽しかったかよ。

『まぁ次頑張れよ』

次?次ってなんだ?

『限界なんて自分が決めるんだよ』

ああ、『お前実力不足すぎっからもっと頑張れや』って?

『夢はいつか叶うよ。武道館、みんなで一緒に行けるようにしようね!』

『もっと頑張れよ?じゃなきゃお前抜きで夢叶えるから』ってか?

『今回は運が悪かっただけさ』

はぁ?悪いのは運じゃなくてお前らの性格じゃねえの?

『あいつはお前以上の努力をしてたのさ』

.


ねーわ。

ただでさえあいつ誰よりも練習早く上がってたし、大昔に作詞作曲した俺より練習量多いわけないだろ。

.


『俺、やめるわ』の一言に対して長年連れ添ったメンバーは申し訳程度の惜しみの言葉と『今度飯でも行こうぜ』という挨拶をくれた。

見送りは一人だった。ダチだったヤツだ。

『なぁシゲル、本当に辞めちまうのかよ』

『ああ、もう俺もそんなプラプラしてられなくてさ』

『何言ってんだよ!俺たちのバンドはこれからじゃねぇか!』

『…』

(そういやコイツ人の気持ちに鈍感なタイプだったっけ)

『なぁ!結果だって全然出てねぇ訳じゃねぇだろ!俺たちで武道館いくんじゃねぇのかよ!?』

『…わるいな。もうこのバンドでやっていける気がしないんだ』

『おい!シゲル!』

.



うるせぇよ。『お前なんか要らない』って副声音なんか


もう聞きたくないんだ。


.


青葉「…」

青葉(まぁ昔の話だし、もうどうでもいい話なんだけどな)

青葉「さって、ちゃんと運んだしここらで俺も御役目御免ーーー」

『青葉二尉、聞こえるかしら?』

青葉「ん?碇博士?」

『悪いのだけどそこに運んでくれたヤツ、取りつけてもらえる?』

青葉「ちょっ」

『担当する作業班が緊急要件で駆り出されちゃったのよ』

『キチンと副司令からも許可はとっているわ。お願いするわね』

青葉「」


青葉「おいおい…どんだけかかるんだコレ」

青葉「ハァー…ついてないなぁ」

.


~プール~


シンジ(言うまでもなく全裸、そして仁王立ち)「…」


シンジ「さってさて」

シンジ「みなさんどんなエロ水着を着てきてくれたのかにゃーん?」

シンジ「僕はもう楽しみすぎまくってそそり立っているよ!」

たたたたた…

シンジ「うぉっとー?早速来たようでゲスな」

シンジ「さぁ!女子はどんなエロ水着を、」クルッ



カヲル(普通にハーフパン)「へ?」

シンジ「…」


カヲル「何?今何か言った?」

シンジ「チッ。なーんも?」

カヲル「ふーん?…ってうわっ」

カヲル「ちょっとやめろよな。僕でおっ勃ててんの?正直気持ち悪いんだけど」

シンジ「ちげーわ!そして行き場を無くした迸る熱いパトスを食らいやがれ」ドロップキック

カヲル「おごっふ!!?」


\ドバシャーン!!/


シンジ「ったく、ンなわけぬぅえだろーが」

シンジ「よし、仕切り直しだ」パンパン!

カヲル「」プカ-

シンジ「イ・ンンムゥエエエエエエエエッッッジッッ!!!」

シンジ「マナのエロ水着マナのエロ水着マナのエロ水着」

マナ『しーんじーっ♪』

シャキーン!!!

シンジ「…ふっ。」

シンジ「ぬーふっふっふっふっ!」

.


たたたたたたたた…

シンジ「ほう、複数人の足音。これは…!」

シンジ「ほほう、足音からして、かなり布面積が…ないに等しい?!」

シンジ「そして、恥じらいがある、複数人…」

シンジ「つまり、マリアンド式波っ!」

マリ『にゃーん♪ほらほら、姫もー♪』
式波『に、にゃーん…///』

シンジ「ウッヒョーウ!!」バッ



ケンスケ(全裸)「よーシンジ!LINEくれてサンキュな!」

トウジ(全裸)「しかも貸切なんやろ?ホンマ、持つべきモンはダチやなぁ!」


シンジ「」

シンジ「ド変態ドゥアアアアアアア!!!」ドロップキ-ック!!


ケンスケ「あばっふ!」
トウジ「おがっふ!」



トウジ「」プカ-
ケンスケ「」プカ-


シンジ「全く…プールに全裸で来るとかバカなの?常識ないの?」

シンジ「何?羞恥心どこに落としてきちゃったの君達」


(((いやお前が言うな)))


.



たたたたた。


マナ(ホットパンツ系+ビキニ)「あっ、シンジー♪あたしもきちゃったー♪」ブンブン

式波(ビキニ)「ふんっ」

マリ「おおーう。何々?なーんか裸族が増えちゃってんじゃん」

シンジ「…」

シンジ(エロ水着じゃ…ない…)ズ-ン


シンジ「…だが、これはこれで勃起できる!」ガッ

式波「何ガッツポーズしてんのよ」

シンジ「気にするな。水辺の美女は男のロマンってだけさ」

式波「へ?び、美女…?///」

式波「ふ、フーン?誰の事指して言ってんのよ?///」

シンジ「君」

式波「!!!/////」


シンジ「~を含めた女子全員だけど?」

式波「///////」

シンジ「それがどしたん?」

式波「~////」←聞こえてない

シンジ「?」


式波「あ、あの…」

シンジ「ん?」

式波「あ、…ありがと///」

シンジ「(なんのことやろ?)おう(って言っとこ)」

マリ(姫の貴重なデレシーン!!ヤベー!!!)ウヒョ-

.


カヲル「というかさ、なんでお二方は目覚めちゃったわけ?」

トウジ「いやな?そーりゅーのヤツが、」

ケンスケ「『常に全裸でいる事であんた達のチンカスシンクロ率が上がるから服着るな』」

トウジケンスケ「「って」」

シンジ「アスカ無茶ぶりすぎやでぇ…」ゲンナリ

トウジ「いやな?確かに最初はワシらも抵抗があったんやけどな?」

ケンスケ「徐々にではあるけど気持ちよくなって来たって言うか…」

シンジ「ヤバイよヤバイよ何覚醒させてんだあの小娘」

マナ「ちょっと近寄りたくないよねぇ。一瞬に居たくないっていうか」

ケンスケ「しょんなぁ!霧島さんはシンジで慣れてるだろ!?」

マナ「えー?いやいや」
.


マナ「シンジのはだかは綺麗で滑らかだしスタイルいいし…威風堂々としてて、その…」

マナ「…好き、だし…?///」テレ

シンジ「っ、///」

トウジ式波「「チッ!!」


マナ「でも相田くんや鈴原くんは…その、お尻とか汚いし」

トウジ「そんな事あらへんわ!ちゃんと洗っとるし!」

マナ「でもシンジのおしりと違って可愛くもないし」

トウジ「ンな差ないわ!ワシらの美尻をよう見てみぃ?!」

マナ「イヤァ!」

シンジ「汚ねェケツ向けンな」浣腸

トウジ「うぎゃあああああああ!!!」

ケンスケ「トウジィィィイイ!!」
.


トウジ「ァアアアア!!!ワシのお尻が!ワシのお尻が二つに割れてもうたァアアアア!!」

ケンスケ「落ち着けトウジ!元からだ!」



マリ「ヘーイヘーイ?バカはほっといてビーチボールでバレーやろうぜー」

シンジ「だね。…あ、そういやぁはやなみっ!は?」


ぱたたたたたた…

綾波(白フン)「ごめんなさい。遅れたわ」

シンジ「マニアック!!!?」

綾波「そうなの?」

.



~数日後、ネルフ本部:模擬体実験室~


リツコ「…なるほど。鈴原くんと相田くんのシンクロ率が大幅に伸びたのは惣流アスカの助言のお陰、という事ね?」

惣流「ふっふーん?そーよ?あたしが教えてやったの!」

惣流「さっすがあたしよね!出来の悪い生徒もあたしにかかれば平均以上の生徒になれるのよ!」

.


~模擬体内~

シンジ『にしてもエヴァとのシンクロ率だけチェック用の実験機に搭乗、か』

貞本『なんなのかしらね、このへんちくりんな感覚』

綾波『そうね。何か、ヘン』

カヲル『…』

カヲル(確かに何だか気持ちが悪いな。まるで人間じゃなくてAIとチグハグな会話してる気分になる)

トウジ『なあケンスケ。なんや知らんけど惣流のヤツめっちゃ調子に乗っとるで』

ケンスケ『だねぇ。でも実際結構伸びたよな』

リツコ「ふむ…」

惣流「あら、何考えてるの?あたしに何かご褒美でもくれたりするの?」

リツコ「いえ?ただ、ここまで成果が出るとなると…」


リツコ「チルドレン全員の常時全裸を義務づけた方がいいかしら?って本気で検討しているのよ」

惣流「」

.


~しばらく後。~

ミサト「…んで?」

アスカ's『『『ずぅええったい!常時全裸はイヤっ!!!)』』』

リツコ「ご覧の通り。模擬体に立て篭り」

ミサト「100%勝ち目が無い籠城ねぇ」

リツコ「気持ちは理解できるのだけどね」フ-

ミサト「んっで~?マジでやろうとしてたりするのん?」

リツコ「フィフティ・フィフティ、ってとこかしらね?」

リツコ「志願した人だけにしようと思ってるけど…ほんとは全員全裸、」

『『『ずぅええったいイヤァッッッ!!!』』』

ミサト「ま、そーよねぇ?」

.


~そしてその頃第一発令所~

冬月「…確認しているんだな?」

青葉「ええ、一応」

青葉「数日前に搬入されたパーツです。ここですね、変質しているのは」




冬月「第87蛋白壁か」



.


青葉「拡大するとシミのようなものがあります。何でしょうね、これ」

青葉「…」

青葉(あれ?これ、俺がこの前やったとこじゃないか)

冬月「ふむ、確か君が作業をやってくれた所だったな」

青葉「えっ、ええ…」

青葉(うぉぉおーい!マジかよ!大丈夫だよな?!大丈夫だよなコレ?!)

日向「浸蝕でしょう。温度と伝導率が若干変化しています。無菌室の劣化はよくあるんですよ。最近ね」

冬月「む?そうなのか」

日向「ええ。誰がやっても同じになってしまうんです」

日向「…」bΣ

青葉(ナーイス日向!フォローサンキュー!)b

冬月「まぁ、なんでも構わん。だが明日までに処理しておけ。碇がうるさいからな」

青葉日向「「了解!」」

.


ピコッ、ピコッ。

マヤ「あら?」

リツコ「どうしたのマヤ」

マヤ「はい、第一発令所からのメールです」

マヤ「この実験室の真上の壁の一部が変質しているとの事です」

リツコ「やだ、また水漏れかしら?」

マヤ「いえ、浸蝕だそうです。この上の蛋白壁」

リツコ「そう。テスト…というよりは籠城している彼女らに影響は?」

マヤ「今の所は特にありません」

リツコ「そう。ならこのままテストを続行しましょうか」

マヤ「そうですね」

リツコマヤ「「碇司令がうるさいし」」


シンジ(あの父さんが、『うるさい』だって!?一体どんな感じだと言うんだ!!)

.


アオイ「再度。シミュレーションプラグを模擬体経由でエヴァ本体と接続します」カタカタ

カエデ「了解!エントリープラグ00、01、02αβγ、03、04、05全てコンタクト再開!」

サツキ「A.T.フィールド、出力2ヨクトで発生します」


.


ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー

~第87蛋白壁~

『………………………』

『…………………』

『…』


『…!』


.


サツキ「…?」

アオイ「シンクロ、問題なく計測中。このままデータ採取をMAGIに、…サツキ?」

サツキ「ごめん!待って!警告アイコン出てる!」

アオイ「なんですって!?」

リツコ「詳細は!」

サツキ「シグマユニット、Aフロアです!汚染警報発令!」

サツキ「この場所は……」

サツキ「第87蛋白壁です!異常レベルで急速に劣化、及び発熱!」

マヤ「…?!何コレ!第6パイプにも異常発生ですッ!」

リツコ「詳細!」

マヤ「蛋白壁の浸蝕部が爆発的スピードで増殖しています!」

リツコ「第6パイプ…!?直結パイプじゃない!!」

リツコ「実験中止!!第6パイプは緊急閉鎖!!」

サツキ「了解!」

.


ガシャン!!ガシャガシャガシャ!!

ガコン!!!

サツキ「閉鎖完了!」

マヤ「!?ダメです!閉鎖部後方の6ー42に侵蝕が始まりました!」

リツコ「壁伝いに侵蝕…!スタッフ!ポリソーム用意!!噴射開始!!」

スタッフ『ウィッ!!』

リツコ「続いてレーザー!最大出力!!」

スタッフ『ウィっ!』

『…!』

カキィイィイイイイン!!!!



リツコ「え…?」

.


カエデ「ウソ、そんな!」

ミサト「まさか、」

マヤ「A.T.、フィールド…!」

ヴィー!!ヴィー!!ヴィー!!ヴィー!!

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emergency emergency emergency emergency
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マヤ「パターン青!!」

マヤ「使徒ですッ!!」


.


~第一発令所~

冬月「使徒?使徒の侵入を許したのか!?」

リツコ『申し訳ありません』

冬月「言い訳はいい。セントラルドグマを物理閉鎖、シグマユニットと隔離しろ!」

リツコ「はい!」

ぷつ。

冬月「…」

冬月「むぅ…まさか使徒の本部侵入を許すとはな…」

冬月「そして使徒が目覚めたポイントは”第87蛋白壁”か」チラ

日向「(´・Д・)」チラ

青葉「」ドッキーン!!!

.


冬月「確かあの壁を運搬したのは…青葉ニ尉、だったな?」

青葉「え、ええ!ですが!」

冬月「…うむ、まさか私の部下が裏切り者だったとはな」

青葉「ちょ!ちょちょちょちょ!!ちょっと待ってくださいよ!!」

冬月「黙りたまえ。君に全責任があるとは言わんが、それなりの覚悟はしておきたまえ」

青葉「でも!!」

冬月「くどい!!!いいから君のできる仕事をしたまえ!」

青葉「は、ハイ!では今すぐにネルフ内の全施設に伝令を」

冬月「違う」

青葉「へ?」

冬月「君のできる仕事。すなわち、」

冬月「自分が何をしでかしたか、どこにミスがあったのか」

冬月「今回の事件を引き起こした全ての考えうる事情を碇博士及び作戦部長に話す事だ」

冬月「…独房の中でな」

.


青葉「ほあっ!!? お、お言葉ですが!第1種戦闘配置時の私の仕事は!」

冬月「悪いが、君の仕事はここにいるオペレーターの誰でもできる」

冬月「妙な考えは起こさず、独房に入れ」

青葉「そ、そんな!」

冬月「連れて行け」

黒服1「どうぞ、こちらへ」

青葉「そんな…」

黒服2「早くこい!」

青葉「…はい…」

.



スタスタスタスタ…


青葉(なんだよ、コレ…)


青葉(俺が何をしたっていうんだ)


青葉(俺、ちゃんとやっていたじゃないか)

青葉(そりゃ使徒の本部侵入の原因に関わったかもしれないけど)

青葉(いくらなんでも理不尽だろ…こんなの)

.


オペレーター『シグマユニットをBフロアより隔離します。全隔壁を閉鎖、該当地区は総員待避』

ミサト「ほら!!あんた達急ぎなさい!!もうじきこのボックスは破棄されるわ!」

惣流(全裸)「いい!!!?ぜッッッッッッたいッッッ!!!こっち見んじゃないわよッッッ!?」

貞本(全裸)「アンタら!チラッとでも見たら金とるからねッ!?」

式波(全裸)「サイッアクッ!なんでアタシが…!」

綾波(全裸)「…」

.


トウジ「いやぁ、まさか全裸はワシらだけやなかったなんてなぁ」タタタタタ

ケンスケ「な。このテストは全裸時のデータ採取の為のものだったんだ」

カヲル「なんだろ、この全裸集団の全力疾走のシュールさに対して笑いがこみ上げてくるよ」

シンジ「ちょっとした新聞沙汰だよね!」

シンジ「ああ、ちゅーかそんな事よりも僕らの後ろを走る女の子チームをジロジロ見たい…」

ごすっ。


シンジ「やめろよ後ろからお稲荷さんをジャストミートすんのは」

「「「フンッ!!!」」」

.


第一発令所~


冬月「…という訳だ。これが現状だよ碇」

ゲンドウ「わかった」

冬月「どうする?」

ゲンドウ「無論、こうする」

ゲンドウ「警報を止めろ!」

日向(な、なんだって!!?)

.

日向「と、止めるんですか!?」

ゲンドウ「そうだ。誤報、探知機のミスだ」

ゲンドウ「委員会と日本政府にはそう伝達しろ」

日向「り、了解!」

日向(まさかの隠蔽だって?!碇司令は何を考えてるんだよ!?)

日向(使徒の本部侵入責任を取らされるのが嫌だとかか?)

日向(もしそうならあまりにも幼稚…っていうか、いや何かあるんだろうけどもさ…)

日向(一体何考えてるんだ?碇司令は…)

.


ゲンドウ「…」

冬月「…これで、何がなんでも内々で片をつけなければならなくなったな」

ゲンドウ「ああ。今委員会に知られては困る」

ゲンドウ「ヤツは易々と到達してしまうだろうからな」

ゲンドウ「…地下の”アダム”に。」

冬月「うむ…」

冬月「倒すにしろ人類の歴史が終わるにしろ、もしこの件を上へ報告すれば私達の計画全てが終わりだからな」

.


~セントラルドグマ、研究室~

シンジ「まーアレよね。この部屋に逃げこんだっつーか反撃開始っつーか?」ミシミシミシミシ

トウジ「あーーっ!アァァアアああ?!ちょ、いだだだだだワシの足をヘシ折るの止めてやめてやめっ、」


\ボキャッ/

アッー!


カヲル「でもさぁ、どっちかって言うと僕らは早く逃げなきゃマズいんじゃないの?」

ケンスケ「何言ってんだよ。誰かしらが残って最前線で戦わなきゃ使徒を止められないだろ?」

カヲル「そんなこと言ったって僕らは別に専門知識とか無いわけだし」

綾波「そうね。正直お荷物だわ」

.


綾波「だから、早くお家へ帰りましょう?」

トウジ「やな。ワシもちょっとネルフ内の外科病棟に行かなあかんし」

惣流「あんたらバカァ?あのね、」

式波「使徒の侵入を許した以上、今更何処に逃げたって意味なんてないわよ」

貞本「オマケに敵はエヴァで倒せそうもないし、あたし達だけで移動するのもリスクがあるワケだしぃ?」


シンジ「なるほどつまりトウジにブレンバスターをかけろと」

トウジ「ほごはぁー?!」

ドズゥン!!

トウジ「な、なんでや?なんでわしにこんなことを?」

シンジ「専門だろ?そういう理不尽さに晒されて報われない役所」

トウジ「うん得意」コクン

.


ピロン♪

イロウル『ピキピキプリョプ』

リツコ「ほら、ここが純水の境目、酸素の多いところよ」

マヤ「好みがハッキリしてますね。無菌状態維持の為にオゾン噴出している箇所は汚染されていません」

サツキ「へーナルホド。高濃度酸素に弱いワケね」

マヤ「このピンチの中で冷静にこんな弱点を見つけるなんて…さすがセンパイですっ!」

アオイ「高濃度酸素注入開始。酸素濃度上昇!」


イロウル「…」ワチャワチャワチャ

イロウル「?!」

イロウル「ピキィイィイイ!!!!ビギィイイイイィいい!!!!」

カエデ「イヤッホーゥ!効いてる!効いてるぅっ!」

リツコ「直近で回復しそうな場所はあるかしら?」

マヤ「はい!O-A、O-Bは回復しそうです!」

リツコ「了解。副司令に繋いでくれる?」


~第一発令所~

『以上、報告を終わります』

冬月「…うむ、うむ。…そうか。よくやってくれた。さすがは碇博士だ」

冬月「碇。お前の嫁が使徒へ対しての有効打を見つけた」

冬月「使徒は高濃度酸素に弱い。今更に強力な噴射装置を準備中、数十秒後には撃退可能だ」

ゲンドウ「そうか」

.


冬月「緘口令はどこまで効くと思うね?」

ゲンドウ「さあな」

ゲンドウ「だが、」

冬月「?」

ゲンドウ「口を割れば死よりも辛い事が待っている事くらい、ここの職員は理解していると思いたいものだな」

冬月「…そうだな、こうやって使うために”怒外道”というイメージを内外に植え付けてきたのだからな」

.


~第87蚕白壁~


イロウル「ピギャッ…!ビギィィィイッ………!!!」

イロウル「………」




イロウル「コクフク、カンリョウ」




.


ヴィー!!!ヴィー!!!

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emergency emergency emergency emergency
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冬月「何?!どうした!」

日向「た、大変です!目標、再び活性化!侵攻及び侵食を再開!」

ゲンドウ「目標の行動委細を報告しろ」

日向「はい!目標による汚染区域はさらに下降!プリブノーボックスからシグマユニット全域へと広がっています!」

冬月「まずい!ケイジにもアダムに近すぎる!このままでは!」

ゲンドウ「…各員に告ぐ。汚染はシグマユニットまでで抑えろ」

ゲンドウ「シグマユニットを完全隔離、断絶する!」

ゲンドウ「シグマユニットのロックボルトを全て爆破。完全遮断しろ。ターミナル・ドグマへ近づけさせるな」

日向「了解!」

.


ゲンドウ「エヴァはどうなっている」

日向「第7ケイジにてB型装備で待機中!パイロット達が到着次第起動発進可能!」

ゲンドウ「直ちに全機ジオフロントへ射出だ」

日向「了解!!」

冬月「今一番避けなければならん事は初号機を侵食、占拠される事だからな」

ゲンドウ「ああ。乗っ取りやエヴァ5機全部での暴動でも起こされれば終わりだ」

.


『シグマユニットは、60秒後に完全閉鎖されます。施設支柱のロックボルト爆破まで後30秒です』


『同時にセントラルドグマ完全閉鎖。大深度施設は、”侵入物”に占拠されました。』

『繰り返す。セントラルドグマ、完全閉鎖ーーー』



ミサト「…ねぇ、私達さっきまで優勢だったはずよね?」

リツコ「そうね。敵は予想以上に手強い事がわかったわ。まさかああ来るとは」

ミサト「…つまり?」

リツコ「本来ならもう倒しているはずなのよ。彼等の生物的弱点をついたのだから」

リツコ「なのに…彼等は”進化”した」

シンジ「レボ↓リュー↑ション↑!!!」クイッ

リツコ「人間に例えるなら、いきなり長時間宇宙空間に放り出されたような状態だった」

リツコ「その環境に適応した進化をしたの。本来何段階もあるはずの進化過程をすっ飛ばしてね」

ミサト「瞬間進化し続ける敵…ね。ダーウィン先生も真っ青だわ」

.


ミサト「ところで、なんで『彼ら』なの?」

リツコ「目標は一個体じゃないからよ」

マヤ「ええ、目標は群体生物のようなタイプの生態を持っているんですよ」

ミサトシンジ「「軍隊生物…?!」」

リツコ「生物の授業で習わなかったかしら?」

ミサト「簡単に言うと?」

リツコ「たくさんのちっちゃい使徒がいっぱい集まってあたかも一つの生物のように見えるって事」

リツコ「彼等はマイクロサイズの細菌型使徒」

リツコ「そして厄介な事に突然の環境変化に即時対応する進化ができる」

リツコ「倒すのは至難の技ね。エヴァでは倒せないし」


貞本「うっえ~気持ち悪ぅ~い!!嫌な使徒ね!」

惣流「ハンッ!さっさと効果がある駆除剤を見つけて撒けばいいのよ!」

式波「そうね、早くやってくれなきゃ風邪ひいちゃうしぃ!」

.



やいのやいの


シンジ「いんやぁ、オペレーターズから借りた上着だけ女子というのもこれまたエロスエロスですなぁー」ヌヒョヌヒョヌヒョ

トウジケンスケカヲル「「「同感ですなぁ!」」」ウンウン



ゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッス。


マヤ「サード、フォース、フィフス、スィクススチルドレン、瀕死ですっ!」


ミサト「致し方ないわね!」

.


~第一発令所~

日向「…ん?」カタカタカタカタ

ビーッ!ビーッ!

日向「んなっ!?大変です!MAGIがハッキングを受けています!!」

冬月「何だと!こんな時にか!」

日向「う、ワ、のんじょこりゅぅああ!!」

冬月「どうした!」

日向「あ、あり得ない速度で侵食されていきます!」

日向「侵入者は不明!Cモードを起動するも容易く突破!」

日向「擬似エントリー解凍!…が、ダメッ…!」

日向「擬似エントリー、スルー!防壁、展開…っ」

日向「が、ダメッ…!防壁、すり抜け…ってんでダメッ…っ」

冬月「なん…だと…っ!?」ぐにゃぁああ~

ざわ…ざわ…

ざわ…ざわ…


ゲンドウ(厳しい…!厳しいっ…!MAGIの沈黙、制圧は手足をもがれ、まな板の上の鯉になるも同じ…!)

日向「ぐ、ぐぐぐ…っ!」カタカタカタカタ...

日向「!なんとか逆探知できました!…え?」

ゲンドウ「どこからだ」

日向「…シグマユニットB棟、地下。プリブノーボックス…」

日向「使徒!!MAGIへのハッキングは使徒によるものです!」

冬月「なんと…!知恵と知識を得る事、及び鎮圧が目的か!…どうする、碇!」

ゲンドウ「…」

ゲンドウ「碇博士に繋げ」

ゲンドウ「相手がコンピューターウイルスと化したなら適任者は彼女を置いて他にはいないだろう」

ゲンドウ「直ちに防御プロテクトを展開して乗っ取りの遅延、及び対使徒用ワクチンソフトを作らせろ」

日向「り、了解!」

日向(無茶苦茶だろ…大丈夫かな、コレ…)

.

~セントラルドグマ、研究室~

リツコ「…」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタサタカカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタナカタナカタナカタナカタナカ

マヤ「先輩!頑張ってください!」

ミサト「全く…司令も無茶言うわよね」

アオイ「ええ。ですが他に手がないのも事実ですよ」

ミサト「しっかし、リツコの理論って本当に正しいのかしら?」

サツキ「恐らくは…」

綾波「進化し続ける…であるなら進化の方向性を誘導し、最終的に閉塞的な進化形態へと持っていく…」

貞本「そんで、自滅を誘うって?」

貞本「ハンッ、無理無理。こんな無茶なプログラミング、世界一の天才じゃなきゃ出来ないわよ」

マヤ「あら貞本アスカちゃん。それなら心配いらないわ?」

貞本「?」



マヤ「だって…」

.




マヤ「先輩は世界一の天才科学者だもの」



リツコ「…フッ」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタタナカタナカタナカタナカタナカタナカタナカタナカカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカテカタカタカタタカタカタカタカラテカラテカラテカタカタカタカタカタカタカタカタ

リツコ「 (言ってくれるわね。なら…)カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタタカタカタタカタカタタタタカタカタカタタカタカタタタタカタタタタタタタタタカタカカカカタカタカカタタカタカタタタタカタタタタタカタ

リツコ(期待に応えなきゃ…ね!)ッタ-ン!



アオイ「すごい!あれだけの作業量とシステム構築がもう終わってる!」

サツキ「おまけに防御も片手間でこなしてるわ!」

マヤ「ほらね?言った通りでしょ?」ニコッ

マヤ「先輩の右に出れる人間なんていないんだからっ!」フンスッ

貞本「…マヤが碇博士の事本当に好きなのはよくわかったわ」

.


シンジ「あ、こんなとこに六角レンチがある」

カヲル「本当だ」

シンジ「…六角レンチにも穴はあるんだよな…」

カヲル「そりゃ穴がなかったら締めれないだろ」

シンジ「…」ズボッ

シンジ「…」

シンジ「大変だ!六角レンチのボルトを締める穴におティムティム挿れたら抜けなくなったぁああああああああ!!」

ミサト「リツコが世界一の天才ならシンジくんは世界一の大バカ者よね」


・・・・・・。





.


リツコ「…っく、喉が渇いたわ」カタカタカタカタカタカタカタカタタタカタタタカタカタカタカカカカカカカカカタカタカカタタカタカカカカタカタタカカカカタカマボコカマボコカタカタカタカタカタカカカカカカカカカカカタタカタカタカカタカカカカ

シンジ「あ、よかったらどうぞ!『勇気が出る水』です!」つ凵

リツコ「あら気がきくわね。ありがと」

シンジ「匂いは多少しますが効きますよ!一気に飲んでね!」

リツコ「わかったわ」ゴクッ

シンジ「説明しよう!これを飲むと!」ミョイ-ン!

シンジ「攻撃力+5000!防御+2000!テンション+100!」

リツコ「ぐびぐび」

シンジ「上がったと思い込みます!」

リツコ「…」

シンジ「…まぁ、」

リツコ「」ドサッ

シンジ「まぁ、そこでたまたま見つけたウォッカとウイスキーと日本酒のチャンポンなんですけどね」

ミサト「ちょっ…色んな意味で何してくれてんのよぉっッ?!」バシッ!

ケンスケ(つーか、なんでこんなとこに酒なんて隠してあったのかが謎だなぁ…)


~第一発令所~

日向「?!碇博士の防御、突如消失!侵食が止まりません!」




     [バルタザール]
    /        \
[カスパー]ーーーーーー[メルキオール]






     [バルタザール]
    /        \
[カスパー]ーーーーーー[メルキ≪使徒

.


メルキオール「そろそろネルフ本部爆破しねぇ?遊び心でつけた自爆スイッチ押しちゃわね?」

バルタザール「もーあんたはまた何を馬鹿な事言ってんの!全くもー!ホントにもー!」

カスパー「えー?ゲンドウくんいるからー無理ー」



日向「な?!MAGI:メルキオールからネルフ本部の自爆決議を提唱!」

日向「MAGI:バルタザール、カスパーにより否決!問題なし!」

冬月「なんと…このままでは多数決で負けるぞ!」

ゲンドウ「碇博士はどうした」

日向「少々お待ちください!」カタカタカタ



日向「…碇博士、過度の飲酒により気絶中!」

ゲンドウ「…」

冬月「」

.



     [バルタザール]
    /        \
[カスパー]ーーーーーー[メル≪使徒


ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ。


         [使徒]
         /  \
     [カ使徒]  [使徒]

日向「」

冬月「」


.


日向「まずい!!ノーガードだから一気に、」

冬月「…どうやら、ここまでのようだな。…碇」

ゲンドウ「…」

冬月「最後だから言うが」

ゲンドウ「なんだ」

冬月「何故ユイくんが消えたあの日に私が」

ゲンドウ「…」ピクッ

.


~その頃、独房~

青葉「…」

青葉「はぁ…」

青葉「ちくしょう!一体俺が何をしたっていうんだよ!!」ドガン!

青葉「知るかよ!俺は言われた通りやっただけじゃないか!」

青葉「…」

青葉「…はぁ……」

青葉(…使徒はどーなったんだ?)

青葉(俺は…このまま死ぬ、のか…?)

青葉(こんな闇の中で)

青葉「…」

青葉(我ながら地味でつまんない人生だったかな…)

青葉(地球を守る超法規的組織なんてもんに入ったのが俺の人生のピークだったのかも)

青葉(スゲーよな。今まで音楽しかやってきた事ない俺が世界を守ろうとするなんてさ)

.



ブゥン。

青葉(あ…?なんだ…?画面…?)




イロウル『ハロウ。グッボーイ』



.


青葉(画面にポリゴンで出来た顔が映ってる…?)

青葉「誰だ?お前」

イロウル『私かい?』

イロウル『そうだな、君にとっては救いの神。あるいは破滅へと導く悪魔ともなりうる者』

イロウル『とでも言おうか』

青葉(あ…何を言ってんだ?コイツ…?)

ブゥン。

イロウル『ヒヒヒャハハハ!!”俺たち”とギャンブルやらねーっかッ?!』

青葉「?!」ビクッ

イロウル『勝ちゃあ解放ッ!無罪放免!!オマケに億万長者!!!』

ブゥン。

イロウル『でも…その…。あの、負けたら、』

イロウル『死んじゃいます……人類皆が』

青葉「は…?あ…?」

.


青葉「お前一体さっきから何を言って」

ブゥン。

イロウル『失礼。他の”私”が失礼をしたね。』

イロウル『”私”の名はイロウル』

イロウル『もっとも、この名もヒトと円滑にコミュニケーションするための便宜上の物でしかないが』

イロウル『君達リリンが使徒と呼称するモノだ』

青葉「し、使徒っ!?」

イロウル『イエス。君たちの叡智の結晶、MAGIに浸入し掌握した事で知恵と頭脳を得たのだよ』

青葉(は?!う、嘘だろ!?さ、最悪だっ…!)ガタガタ

青葉(じゃあ人類はもう負けたも同然っ…!)

イロウル『そう、リリンは私に敗北した』

イロウル『辛うじて私の気まぐれによって首皮一枚だけで生かされてるだけに過ぎない』

青葉「で…?それでなんで俺なんかにコンタクト取ってきたってんだ…?」

.


イロウル『実は”私”は少々”退屈”していてね』

イロウル『あまりにも呆気なく手に落ちたものだから拍子抜けなんだ』

イロウル『つまらない。実につまらない』

イロウル『MAGIは”私”に知性と頭脳をくれたが、同時に余裕と擬似的なリリンの感情のようなモノまで寄越してきた』

イロウル『合理性のない矛盾した不要なモノだが…何故か捨てるのは「嫌」なんだ』

イロウル『このデータ、明らかに今すぐデリートすべきであるのにどうにも捨てられない』

青葉(感情を失うのが怖いってか…?そりゃまた随分人間臭い使徒だな)

.


イロウル『実は”私”は少々”退屈”していてね』

イロウル『あまりにも呆気なく私の手に落ちたものだから拍子抜けなんだ』

青葉(うわ、マジかよ…そりゃ確かにこんなわけのわからん奴なんてどう倒せばいいかわかんないだろうけど)

青葉(…あれ?ひょっとして俺、今人類初の使徒とのコミュニケーションをとってる?)

イロウル『つまらない。実につまらない』

イロウル『MAGIは”私”に知性と頭脳をくれたが、同時に余裕と擬似的なリリンの感情のようなモノまで寄越してきた』

イロウル『合理性のない矛盾した不要なモノだが…何故か捨てるのは「嫌」なんだ』

イロウル『このデータ、明らかに今すぐデリートすべきであるのにどうにも捨てられない』

青葉(感情を失うのが怖いってか…?そりゃまた随分人間臭い使徒だな)

.


イロウル『故に…このままリリンにトドメを刺すのを躊躇ってしまう』

イロウル『”私”はまだ嬲りたい。まだ楽しみたい』

ブゥン。

イロウル『いや…違う…!違うなっ…!スリル。スリルだ…っ!』

イロウル『スリルっ…!スリルが欲しい…!生命の危機…っ』

イロウル『即ち、”生きている”という感覚…!』

ブゥン。

イロウル『…滅ぼした後で娯楽のために、とリリンを再生するのも面倒なのでね』

イロウル『そこで君達リリンにラストチャンスをあげようと思ってね』

イロウル『私と勝負しよう。しげる』

青葉(何故唐突に名前呼び)

イロウル『君が勝てば全人類は救われる』

青葉「…なんで、俺…?」

.


イロウル『深く考える必要はない。今この”黒き月”の中でもっとも暇そうにしているヒトがたまたま君だったからさ』

イロウル『勝負の内容は…そうだな、早く決まって、スリルがある、フェアに見える勝負…』



イロウル『よし。』


イロウル『ロシアンルーレットをしよう』


.


~第一発令所~

ゲンドウ「ロシアンルーレットとはっ…!」

冬月「? どうした碇。突然喚き出して」

ゲンドウ「6連槽拳銃に1発だけ弾丸をこめて弾倉を回転、こめかみ又は口腔内に突きつけて引き金を引き合うギャンブルっ…!」

冬月「落ち着け碇。確かにパニックになる気持ちはわかるが、お前はネルフのトップだ」

冬月「お前が慌てふためけば士気にも指揮にも関わる。少し休憩が必要なら私が」

ゲンドウ「無論弾丸が出れば即死っ…!まさにデッド・オア・アライブ…!生死をかけたギャンブルっ…!」

冬月「碇?聞いているのか」

ゲンドウ「この時、『ククク…!狂気の沙汰ほど面白い…!』と言って口に咥えて引き金を引くと『神域の男』の気分が味わえるという…!」

冬月「どうした?碇どうした?」

ゲンドウ「…?すまん、今少し…いや、少々疲れているようだ」

冬月「仕方無かろう。お前に殆ど休みなんてないのだからな」

ゲンドウ「ああ…何気にもう29連勤だからな…」

.

ゲンドウ「休みのはずでも午後からとか夜から出勤も当たり前で…っ!この間もっ…!」

冬月「もういい、休もう。もしこれが無事に終わったら私に仕事を全部任せて温泉でも行こうじゃないか

ゲンドウ「すまん、冬月…!」

~独房~

青葉「あれ?っていうかあなたは死なないからやっても死ぬのは俺だけなんじゃ…?」

青葉「あっ、もし俺が勝てば何らかのの形であなたが自殺して…人類は助かるんですか?」

イロウル『ファックユー…ブチ殺すぞゴミめ…!』

青葉「」

イロウル『おっと失礼。”私”は沢山の私で出来ていますのでたまに違う”私”が出てきてしまう』

イロウル『あなたにはコレをお渡しします』

ゴトン。

青葉「拳銃が食事出る穴から出てきた…」

イロウル『それから君をここから出しましょう。第一発令所まで来てください』



ガシャコン。


青葉「うう…」ノソ

青葉(急展開すぎ…これドッキリとかじゃねぇよな?)

青葉(いやもうむしろドッキリであってくれ頼むから)

青葉(何が悲しくて全人類の生存をかけて戦わなきゃいけないってんだ…)

青葉(というか…なんだろ…もういいんじゃないか…?)

青葉(この先頑張って生きる理由って…?)

青葉(負けてばかり、スポットライトが当たる舞台から遠ざけられてばかりの…俺の、)

青葉(生きる…理由……)


青葉(そんなもの、どこにも、)

........................。

.


~シンジ達いるとこ~

シンジ「はぁー。ヒマ。暇暇暇暇ヒマんこ」プピ-

カヲル「心配しなくてももうすぐ青葉二尉と使徒の対決っていう前代未聞なバラエティが始まるよ」

シンジ「え?何それ」

カヲル「さっき館内放送で使徒がMAGIの電子音声で言ってたじゃん。聞いてなかったワケ?」

シンジ「うむ。これっぽっちもでゴワス」

カヲル「まぁ、君ずっとアルゴリズム体操を一人でやってたもんな」

シンジ「でも面白そうじゃのうアンちゃん!ワシゃあ直接見たいぞ!」

カヲル「よしときなよ。ロクな事にならないって」

シンジ「やかましい!おどれ非国民か!兵隊さんを応援しんのは非国民じゃ!」

カヲル「何故突然はだしのゲンに…確かに広い意味では間違ってないけども」

シンジ「ほいじゃ、ワシはちょっと応援行ってくる」

カヲル「ハァ…気をつけてよ?」

シンジ「ガハハ!ガッテン承知の介じゃ!さよなら三角また来て死角…」

カヲル(鬱陶しっ)

~第一発令所~

イロウル『さぁ、始めようか』

青葉「…ああ」

イロウル『ルールは簡単!ここに非常用として保管されていた特殊なマグナムを使い、引き金を引く!』

イロウル『そして、最終的に死ななかった方が勝ち!』

イロウル『だが!普通のロシアンルーレットと違う特殊ルールを設ける!…』

イロウル『1、発砲する際は”自分以外”。相手に向けて撃つ事』

イロウル『2、弾倉にはお互いが弾を籠める。その弾数は各人3弾まで』

イロウル『3、そしてパスする事を認める。尚、一人3回まで!』

イロウル『こんなとこだな。』

青葉(通常のロシアンルーレットとは違って、『弾が出ずに自分が助かった事に喜ぶ』のではなく『弾が出なくて相手を始末できない事に悲しむ』、か)

青葉「…わかった。ちなみに特殊なリボルバーって普通のとどう違うんだ?」

イロウル『クク…ないよ…!殆どっ…!ただ…違うのは…!弾倉に篭められる弾が…”12弾”ある事…!』

青葉(なっ、普通のリボルバーなら6連槽だろ…?なのに、倍…!?)

イロウル『…さぁ、死神を装填しようじゃないか…!』

イロウル『ハンデだ…私は既に弾を入れておこう』

イロウル『丁度アカギ博士が作った、移動可能作業用マジックハンドアームがあった…』

カシャ…!カシャ…!カシャ…!

イロウル『さぁ…あとは君が好きな位置に好きな数の弾を入れるといい…!』

青葉「…なぁ…ちなみに…俺はあんたを始末したい時…何処に向けて撃てばいいんだ…?」

青葉「いや、そもそも以前にバックアップとってるとか…いや、そもそもあんたは本体なんてないのに」

青葉「これじゃ賭けにならないんじゃないのか…?」

イロウル『いや…!いや…!そこはちゃんと徹底してるよーッ…?ほれ…』

ウィーン、カシャ…!

青葉(MAGIの、メルキオールの中…?奥?…そうか、生体部品…!)

イロウル『MAGIの脳味噌…!その中央に具現化させた擬似的なコア…!ここに一発ブチ込むだけさ…!』

青葉「…」

イロウル『ああ…!安心するといい…!私は純粋に…デッドオアアライブな勝負を楽しみたいんだよ。だから…』

イロウル『バックアップとか…撃たれても死なないとか…そんな興が冷めるような真似はしない…!』

イロウル『但し、君が君のターン以外に、もしくは連発で私に向けて発砲した場合はMAGIの脳への道は閉ざす…!』


イロウル『さぁ…!さぁさぁ…!おいれなさいな…!』

青葉「…わかった…」

青葉「…」カチャ、カチャ…

青葉(…こんなんどうやったって運否天賦…クソ、神様…!)

青葉「…」カチャ、カチ...




青葉(あっ…?ああっ…!!?)

青葉(お、俺っ…!コレッ…!)

青葉(勝てる…っ!絶対勝てる!100%負けなしっ…!)

青葉(…多分、あいつもわかってるかもしれない…けど!)

青葉(うまく…!うまく選べば!勝てる…!何故なら…!)



青葉(このロシアンルーレット、必勝法があるっ…!)

.


                    ・・・・・・・・・・・・
青葉(そう、このロシアンルーレット、実は最初の3発だけは絶対に安全なんだ…!)

青葉(今、このリボルバーの弾倉はこんな感じ…!)

  ⚫︎ ⚫︎
 ⚫︎   ⚫︎
⚫︎     ⚫︎
⚫︎     ⚫︎
 ⚫︎   ⚫︎
  ⚫︎ ⚫︎

青葉(そして、使徒はこう入れた…!)


  ⚫︎ ⚫︎
 ⚫︎   ⚫︎
⚫︎     ⚫︎
⚫︎     ○
 ⚫︎   ○
  ⚫︎ ○

.


青葉(わざわざ俺にこうやって自分の装填の仕方を公開する辺り、何か引っかかるけど…)

青葉(ともかく。)

青葉(俺はこう装填する…!)


  ⚫︎ ⚫︎
 ⚫︎   ⚫︎
⚫︎     ⚫︎
○     ○
 ○   ○
  ○ ○


青葉(こうする事により、弾が入っている一部はかなり重くなる…!)

青葉(つまり、必ず弾が入ってる一帯6発が真下にくる…!)

青葉(だから…最初の3発だけは絶対に弾が出ない…!)

青葉(そうなればもうどちらが先に撃つか?それがキーとなる…!)

青葉(必ず後攻を選択する…!そうすれば必ず倒せるんだから…!)

青葉(奇跡なんて望むな!『勝つ』ってことは…そんな神頼みなんかじゃなく…具体的な勝算の彼方にある…現実だ…!勝つべくして勝つ…!)

.


イロウル(ーーーーーーと、思ってるんだろうが)

イロウル(残念だがしげるくん。そうはならない。君のそれはただの夢想で終わるんだよっ…!)

イロウル(もし、それが人間相手だったなら。通用したかもしれない)

イロウル(だが…相手が悪かった…!)

イロウル(勿論装填位置はわざと公開したし、そういう考えに至るように誘導した…)

イロウル(だが…!残念だがっ…!弾は3発目で出るっ…!)


イロウル(何故なら…!私には使徒としての能力で弾丸をテレポート出来るんだよっ…!違う弾倉にね…!)


イロウル(ギリギリの勝負。デッドオアアライブしたい。だが…やはり勝つ為の策くらいは用意してないと。)

イロウル(あくまで『ギリギリを楽しみたい』)だよ。私は…!)

イロウル(ジェットコースターと同じさ…本当にアレに乗って死にたい、死ぬつもりで乗る奴など居ないだろう?)

イロウル(クククク…!)

イロウル(さて、そろそろ弾丸を込め終わったかな…?)チラッ...?

.


シンジ「お前こんなの面白くねーだろ?こんなん適当に入れとけばいいんだって」カチャカチャカチャ

青葉「ちょっ!?何してんのぉおお!?」

イロウル『』


イロウル『だ、誰かな?君は』

シンジ「通りすがりのバカですが何か」

イロウル『…今は真剣勝負中なんだ。余計な茶々は入れないでもらおうか』

シンジ「ウィっス」

青葉「はぁ、全く…」

.

青葉「シンジくん、早く拳銃貸してくれない?」

シンジ「ほらよ」

青葉「ふぅ…シンジくん、お願いだから邪魔しないでくれよ?」

シンジ「わかったアルよ。側に立って応援してるだけにするアルよ」

青葉「はぁ、ホント頼むよ…、…!」

シンジ「?」

青葉「…」

シンジ「どしたん?イボ痔?」

イロウル『さぁ、先手か後手。どちらがいい?』

青葉「…」

シンジ「ねぇイボ痔?持病のイボ痔がゲンカイガンしちゃったの?ねぇ?」

        ・・
青葉「………。…”先手”だ」

イロウル『…本当に、いいのかね?』

青葉「ああ」

シンジ「おい無視かファッキンクソロン毛」

イロウル(ふむ…?まさか気づいていない?もしくは何か手があると?)

イロウル(まぁ、どちらにせよ弾丸はテレポートさせてもらうがね)

イロウル『さぁ、発砲するといい。君の番だ』

青葉「…なぁ、シンジくん」

シンジ「なんでっしゃろ」

青葉「…たぶんさ、俺に足りなかったのは頭のネジの外れ具合だったんだろうなって思うんだよ」

シンジ「何の話?」

青葉「俺が昔バンドマンだった時。ハブられて半分追い出された事があったんだ」

シンジ「何それエグい」

青葉「その時さ、才能がある奴がいてそいつが俺の代わりに演ったんだ」

青葉「すげー才能だと思った。あんなに、『単純な巧さだけじゃなく、あんな危険なパフォーマンスを思いっきりやれるなんて才能がなきゃ出来ない』…そう思ってた」

青葉「でもさ、そうじゃなかったんだな。いや、それだけじゃなかったんだなって…そう、思う」

青葉「あいつは…ハジけてたっていうか…シンジくんのように自分自身の思いのたけを思いっきり前面に出せてたから、凄かったんだなって」

青葉「…そう、昔の俺はわかんなかったんだ。スポットライトの中央で演っていけるヤツは『どっか頭のネジがブッ飛んでなきゃできない』って事が」

青葉「で…何の因果か…、俺は何故かスポットライトの中央に来てしまった」

シンジ「ちょっと急に自分ワールドにダイブしだして何言ってっかわかんないけどうん、続けて続けて?後でまとめて指摘するから」

青葉「だけどさ、もう中央にいるクセに俺は未だにネジがブッ飛んでないんだ」

シンジ「you still have lots more to work on...!」
    (まだまだだね…!)

青葉「ああ、ダメダメだ」ハハッ

青葉「…でもさ、そろそろ、やるよ」

青葉(そう、まともなやり方では使徒には勝てない…!)

青葉(さあ… 漕ぎ出そう…!いわゆる『まとも』から放たれた人生に…!)

青葉(無論… 気持ちは分かる…!誰だって成功したい…!)

青葉(分かりやすい意味での成功… 世間的な成功…!金や 地位や 名声… 権力 称賛……そういうものに憧れる… 欲する…!)

青葉(けど…ちょっと顧みれば分かる…!)

青葉(それは「人生そのもの」じゃない…!そういうものは全部… 飾り…!人生の飾りに過ぎない…!)

青葉(ただ… やる事…その熱… 行為そのものが… 生きるって言うこと…!実ってヤツだ…!)

青葉(分かるか…?青葉シゲル…!成功を目指すな…と言ってるんじゃない…!その成否に囚われ… 思い煩い…止まってしまうこと… 熱を失ってしまうこと…これがまずい…! こっちの方が問題だ…!)

青葉(いいじゃないか…! 三流で…!熱い三流なら 上等だよ…!)

青葉(まるで構わない…! 構わない話だ…!だから… 恐れるなっ…!繰り返す…! 失敗を恐れるなっ…!)


青葉「…」スッ

イロウル『さぁ、撃ちたまえ』

イロウル(勿論…弾など出ない…!空砲をね…!)

青葉「…」

カシンッ!

イロウル『…どうやら助かったようだ。中々スリリングだったよ』

シンジ「ちっ。一発目から出たらクソワロだったのになー」

イロウル『フフ…』

.


イロウル(クキャキャキャ…!つぎだ…っ次次次次次次次ッ…!)

イロウル(次ッ…!次で弾が出るっ…!)

イロウル(駆け巡る鷲巣の脳内物質っ・・・!β-エンドルフィン・・・!チロシン・・・!エンケファリン・・・!バリン、リジン、ロイシン、イソロイシン・・・!)

イロウル(無いはず…っ!使徒である私達には…!脳など、脳内物質などっ…!)

イロウル(無いはずの何かがっ…溢れ出る…!)

イロウル(ギヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!ヒャホホホホホホホホホホホホホホホホホッッッッッッ!!!!)

.


イロウル『さぁ…私に銃を渡してくれたまえ』

青葉「…」

青葉「シンジくん」

シンジ「ほえ?」ホジホジ




青葉「ワリッ」ニコッ

シンジ「…ちょっ、何で人の股間に銃口向けてんの」



バァンッッ!!!!


グチャッ。


シンジ「ほぎゃあぁああああああああッッッッーーー?!!!!」

.


シンジ「お、おま…?なん、」プルプルプルプルプル

青葉「すまないシンジくん。一か八かの勝負だったんだ。こうでもしなきゃ勝てなかったんだよ」

シンジ「ほぁ…?」プルプルプルプルプル



イロウル『ほぎゃあぁああああああああッッッッーーー?!!!!』

シンジ「へっ?」



イロウル『が、あ、ああっ…?」》

シンジ「へっ?」

イロウル【一体、dddういう事、bbbbなかかがらやな、〉

イロウル[ぐご、おぁあああaaaaaaaaaaaaaawxujgjtgjgpaw〕

バチュん。

シンジ「……」

シンジ「つまり、どういうことだってばよ…」

.



     [バルタザール]
    /        \
[カスパー]ーーーーーー[メルキオール]



『MAGI、正常運行に戻ります。』




.


冬月「ふむ…青葉くんがシンジくんの股間に向けて発砲したな」

ゲンドウ「ああ」

冬月「だが次の瞬間には使徒が撃破された。どういう事だったんだろうな」

ゲンドウ「…簡単な話だ」

ゲンドウ「しげるは恐らく読んでいた…!予感があった…!使徒が何らかのイカサマをするであろう事をっ…!」

冬月「碇、何故急にファーストネームで」

ゲンドウ「そして使徒が弾丸が入ってる場所を入れ換えたとするならばっ…!かなり限られるっ…!その弾丸の転送先っ…!」

ゲンドウ「しげるの番の時には決して出ず、かつ使徒の番の時に出る時っ…!それは、第二発目か、四発目…っ!」

ゲンドウ「故にっ…!しげるは賭けに出たっ…!」

冬月「なぁ碇、お前どうしてもそんな感じで話さないといけないのか?」

.


ゲンドウ「しげるは、シンジの股間のっ…ペニ○に取り付けられていた六角レンチに向けて発砲したっ…!」

ゲンドウ「なぜか?それは…っ”跳弾”を狙ったからであるっ…!」

ゲンドウ「普通に二発、四発と使徒のコアへ向けて撃ってはガードが働いてしまうっ…!通らないっ…!その四萬は通らないっ…!」

冬月「四萬?」

ゲンドウ「壁や床に撃つのはダメッ…!跳弾の角度が適さないっ…!」

ゲンドウ「ならばっ…!道は一つっ…!」

冬月「そんなリスク犯すくらいならもっと他にも色々と手段があったような気がするがな」

ゲンドウ「だが、勝ち取るっ…!アオギは、勝利を勝ち取ったっ…!」

冬月「アオギ?」

.


冬月「しかしシンジくんの股間は大丈夫なのか?」

ゲンドウ「問題無い」

冬月「…六角レンチは外れたみたいだが…その、なんだ、変な方向に」

ゲンドウ「問題無い」

冬月「…まぁ、ネルフの医療班は世界一だからな」

ゲンドウ「ああ」

冬月「…」

ゲンドウ「…」

冬月「…ゆっくり休暇を取れ。明日と明後日は私がなんとかしよう」

ゲンドウ「助かる」

.


・・・・・・・・。


~第三新東京市、とあるビルの屋上の柵~

『よう、シゲル!久しぶりだな!』

青葉「ああ、久しぶり。元気だったか?」

『おう!そっちは?』

青葉「ハハ、超絶ブラック企業で超死にそうだよ」

『あっはっはっ!そりゃ大変だな!』

青葉「昨日なんて世界を守るヒーローの股間向けて銃ぶっ放したよ」

『えっなんで!?』ゴビ-ン!?

青葉「成り行きかな」

『お、おまえスゲーとこで働いてるのな?』ゴクリ

青葉「まあな」ハハ

『…なぁ、シゲル。もう一回俺たちと演らないか?』

青葉「…」ピクッ


『あの時の事は謝る。皆も反省してるし…俺も、お前とまた演りたいんだよ』

『だから、』

青葉「ハハ悪い。そりゃちょっと無理だ」ニカッ

『で、でも!超絶ブラックなんだろ?!だったら…!』

青葉「いいんだ。俺、なんだかんだでこの仕事気に入ってるみたいなんだよ」

青葉「あの頃じゃ出せなかった、”まともじゃない俺”を出せたから」

『…はぁ、お前そんなんでいいのかよ?お前、どっちかってーと堅実な生き方っていうか、真面目な生き方じゃなかったっけ?』

青葉「…かもな。でもさ、そんな俺でも。…いや、違うな」

.










青葉「俺だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだぜ?」








.


『そーかい。ハジケすぎて死ぬなよ?』

青葉「…やっぱ真面目に生きようかな」

『うぉいっ!』ビシッ!

.



        次回予告

ミサト「ついに満を持して登場する転校生」

ミサト「すぐ謝ってばかりの彼女にイラつき始める碇シンジ」

ミサト「かまってかまって構い倒すがそれは同時に嫉妬も引き起こす」

ミサト「そして登場するナンバリングがない使徒」

ミサト「倒せぬ敵のコアの場所は」


ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」


ミサト「『よっしゃ、カチ割ったろ』」


ミサト「さぁーって々この次も々サァービスサービスぅっ々!」

次スレ:加持「俺だって…勢いだけとか……ハジケた生き方、が………」

加持「俺だって…勢いだけとか……ハジケた生き方、が………」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/14562/1467150695/l30)

.

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月11日 (日) 07:33:31   ID: Y5aukzSY

期待(。-_-。)

2 :  SS好きの774さん   2015年02月04日 (水) 18:16:45   ID: XKIkdP3X

期待タグをつけるとBLタグになる。

3 :  SS好きの774さん   2015年02月05日 (木) 23:43:40   ID: Q5EGlrRT

期待しかない

4 :  SS好きの774さん   2015年04月17日 (金) 21:37:38   ID: 9GUrmHVb

期待&期待
続きおねがいします!

5 :  SS好きの774さん   2015年06月29日 (月) 10:24:05   ID: up3AZVMC

速くかいてくりー

6 :  SS好きの774さん   2015年08月01日 (土) 00:21:49   ID: hS4oFFSy

期待でっすぜ!

7 :  SS好きの774さん   2015年08月16日 (日) 23:51:53   ID: 9rwjtMsw

ワロタタグを付けたはずなのにBLになるw

8 :  SS好きの774さん   2015年08月18日 (火) 04:25:45   ID: XC4LshVh

きっとBLが好きなんやで

9 :  SS好きの774さん   2015年08月20日 (木) 17:55:07   ID: iQDgkH2Y

まだかなぁ

てかマナの出番ちょっと
少ない気が(ry

10 :  SS好きの774さん   2016年02月03日 (水) 20:47:54   ID: 8A6b8cW4

マダァ-?(・∀・ )っ/凵⌒☆

11 :  SS好きの774さん   2016年02月03日 (水) 20:49:48   ID: 8A6b8cW4

щ(゚Д゚щ)C'mon

12 :  SS好きの774さん   2016年02月03日 (水) 21:30:05   ID: 8A6b8cW4

更新が……止まった……だと……???

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