春香「あー寒い寒い!」 P「……」 (190)

ガチャッ。

春香「ただいまー!うぅう、寒いよ千早ちゃーん!」ギュッ

千早「は、春香…あんまりくっつかないで…」ギュッ

伊織「ほらやよい、寒いでしょ?もっとくっついても良いのよ?」ギュッ

やよい「うん!やっぱり伊織ちゃんは暖かいなぁーって」ギュッ

真「雪歩、寒くないかい?」ギュッ

雪歩「だ、大丈夫だよ真ちゃん…すごく暖かいよ…」ギュッ

響「たーかーねー!もっとギュッてしてくれないと寒いぞー!」ギュッ

貴音「心得ています。もっとくっついても構いませんよ?」ギュッ

亜美「真美隊員!もっとくっつかないと凍え死ぬぞ!」ギュッ

真美「亜美隊員!とても暖かいであります!」ギュッ

美希「あふぅ…むにゃむにゃ…」ギュッ

あずさ「あらあら…うふふっ…」ギュッ


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P「……何やってんだお前等?」

春香「え、だって外から帰って来たばかりですし」ギュッ

千早「今年一番の寒波が来ているそうですけど」ギュッ

P「いや、寒いのは解るけどさ…」ギュッ

伊織「て言うかこの事務所は暖房効かなくて寒いのよ!」ギュッ

やよい「すきま風も寒いですー!」ギュッ

P「まぁ、確かにな。でもだからってなぁ…」

真「こうやってくっついてたら、暖房もいらないから光熱費も節約出来るじゃないですか」ギュッ

雪歩「ふわぁ…ぽかぽかしますぅ…」ギュッ

P「…っつーかさ」

P「俺は誰と抱き合えば良いの?」

響「え?」ギュッ

貴音「え?」ギュッ

P「お前等は良いよ、ちゃんとペアになって抱き合ってりゃ暖かいだろうさ」

P「でも俺は今、大絶賛御一人様だぞ?」

P「俺も寒いんですけど?寒い上に切ないんですけど?」

亜美「しょーがないじゃん、兄ちゃんだけあぶれてるんだもん」ギュッ

真美「社長と抱き合えば良いと思うよ!」ギュッ

P「社長いねーし。いてもお断りだし。俺も女の子と抱き合って暖をとりたいんですけど?」

あずさ「あらあら、でもさすがにアイドルとプロデューサーさんが抱き合うのは良くないと思うんですけどぉ…」ギュッ

美希「あふぅ…むにゃむにゃ…」ギュッ

P「…え、俺ずっとぼっちなの?」

春香「って言うか、プロデューサーさんってそんなにアイドルに抱きつきたいんですかぁ?」ジトー

P「え?」

伊織「あんた…このくそ寒いのによくもそんな堂々と変態宣言出来るわね?」ジトー

P「へ?」

響「…自分は前々からプロデューサーは変態だと思ってたぞ…」ジトー

P「ひょっ!?」

千早「プロデューサー…そういう目で私達を見るのは止めてください」ジトー

真「プロデューサー…見損ないましたよ!」ジトー

雪歩「ぷ、プロデューサー…不潔ですぅ…」ジトー

貴音「プロデューサー殿…恥を知りなさい!」ジトー

やよい「エッチなのは、いけないかなぁって…」ジトー

P「」

亜美「もう良いよー。兄ちゃんなんか放っといてもっとくっつこうよー」ギュッ

真美「だよねー。あーあ、早く暖房買い換えないかなぁ」ギュッ

響「貴音っていぬ美より暖かくて柔らかいぞー」ギュッ

貴音「響はとても良い匂いがします…」ギュッ

春香「千早ちゃーん、このままチューしちゃおっかぁ?」ギュッ

千早「ちょ、そんな冗談言うと怒るわよ!?」ギュッ

真「あ、じゃあ僕も雪歩にチューしちゃおっかな?」ギュッ

雪歩「ふわぁ!?わ、私は真ちゃんならいつでも…」ギュッ

P「」

P「」

プチッ。

ガチャッ

律子「ただいまー!うー寒い寒い!」

小鳥「あーん、ここのヒーター本当に効きが悪いわねぇ!」

亜美「ねえねえりっちゃーん!早く暖房買い換えようよー!」

律子「はいはい、今度オフの日に電器屋に行くから…って、プロデューサー?」

小鳥「ど、どうしたんですか?何かオーラ力に目覚めたみたいな…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

伊織「って言うか聞いてよ律子、あの変態プロデューサーが…」

ガタッ。

律子「ぷ、プロデューサー?」

小鳥「え、え?」

ギュッ。

小鳥「ふぇ!?あ、あの!?」

律子「…え?え?」

P「小鳥さん…暖めてください…」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「ぷ、プロデューサーさん!?ちょ、あの、く、苦しい…」

春香「プロデューサーさん!いきなり抱きつくなんて何してるんですか!?」

響「やっぱり変態だったんだぞ!」

千早「は、離れてください!律子も止めて!」

律子「え、あ、え?//////」アタフタアタフタ

P「暖かい…小鳥さんすげぇ暖かい…」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「はぅっ!?そ、そんな…あの…こ、困ります…//////」

P「暖かいだけじゃなくて柔らかい…マジでハマりそうですよ…」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「プロデューサーさん!み、みんなに見られてますからぁ!!//////」

亜美「//////」ポカーン

真美「//////」ポカーン

やよい「//////」ポカーン

伊織「ちょ、ちょっとぉ…何よこれぇ…//////」

P「誰に見られてたって関係無いですよ…」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「私には関係ありますからぁ!恥ずかしいですからぁ!ひゃっ!?ど、どこ触ってるんですかぁ!?」ビクビクッ

P「小鳥さんの腰、すげえ細い…」サワサワ

小鳥「み、耳元で…囁かないで…くださいぃ…」ビクビクッ

小鳥「あ、も、もう…」ビクビクッ

小鳥「駄目えぇへぇぇぇ……」ビクビクビクビクッ

ガクッ。

律子「こ、小鳥さん!?」

響「ぴよ子!?ぴよ子おぉぉっ!!」

亜美「ピヨちゃんが死んだ!?」

真美「この人でなし!!」

P「……」ユラリ

貴音「!?」

貴音「律子嬢!お逃げなさい!」

律子「え?」

ギュッ。

律子「ぅわっ!?プロデューサー!?な、何を…」

P「律子も暖かいな…」ギュウウウゥゥッッ

律子「ちょ、やめ、い、息が、できな…//////」

P「律子…俺を暖めてくれよ…」ギュウウウゥゥッッ

律子「そ、そんな真顔でお願いされても…うにゃっ!?お、お尻ぃっ!?今お尻触ったでしょ!?//////」

P「律子の身体はどこもかしこも柔らかいな…」ギュウウウゥゥッッ

P「それに…とても良い匂いがする…」ギュウウウゥゥッッ

律子「あわ、あわわわ、あ……はああぁぁぁ……//////」ヘナヘナ

春香「り、律子さーん!?」

千早「そんな…律子まで…」

亜美「ど、どどどDoすんの!?」アタフタアタフタ

真美「に、ににに逃げるんだよォーっ!!」アタフタアタフタ

伊織「どこに逃げるって言うのよ!?出入口はアイツが塞いでるじゃないの!!」アタフタアタフタ

P「……」ユラリ

雪歩「ひ、ひぃっ!?」ビクッ!

真「雪歩!僕の後ろに隠れて!」

P「……」ユラリ

真「プロデューサー…雪歩に手を出そうって言うなら、僕が相手になりますよ!!」

ギュッ。

真「え?え?ふ、ふわあぁあぁぁぁ!?//////」

P「真…お前細くて軽いなぁ…」ギュウウウゥゥッッ

真「ち、違っ!相手になるって言うのはそういう事じゃなくてえぇぇぇ!!//////」ジタバタジタバタ

P「真…」スーハースーハー

真「に、匂い嗅いでるっっ!?ちょ、やめて!プロデューサー!匂い嗅がないでええええっっ!!//////」ジタバタジタバタ

P「何で?こんなに良い匂いなのに…」スーハースーハー

真「あ…あ、あ、ああああああああっっ!!」ビクビクビクビクッ

真「あへぇ…」ドサッ

雪歩「ま、真ちゃああああん!?」

亜美「まこちーがアヘった!?」

真「どうしよう…僕…プロデューサーに…女の子に…されちゃったよぅ…」ビクンッビクンッ

真美「そして何か言ってるーっ!?」

P「……」ユラリ

やよい「えっ…」キョトン

P「……」ユラリ

伊織「まずい!アイツやよいをロックオンしやがったわ!」

響「そ、そうはさせないぞー!」

千早「くっ!高槻さんは…私が守る!!」

ギュッ。

千早「えっ、えぇっっ!?」

響「ふぇ、フェイント!?」

伊織「抱きつけるなら誰でも良いのよ!たまたまアイツの視界に千早が飛び込んで来たから、反射的に抱きついたんだわ!」

響「と、とにかく今のうちだぞ!やよいを避難させなきゃ!」

やよい「で、でも千早さんが…」

千早「私の事は良いから、高槻さんは逃げて!」

千早「水瀬さん!我那覇さん!高槻さんを守ってあげて!」

P「……柔らかい」ギュウウウゥゥッッ

千早「くっ!?」ビクビクッ

P「想像してたより、百倍は柔らかい…」ギュウウウゥゥッッ

千早「そ、そんな…//////」

P「このままずっと抱き締めていたい…」ギュウウウゥゥッッ

千早「急にそんな事、言うなんて…//////」

千早「う、うれし…すぎて…//////」

千早「……くっ//////」ヘナヘナ

春香「ち、千早ちゃああああん!?」

響「諦めろ!千早はもうダメだぞ!」

貴音「プロデューサー殿が出入口から離れた今ならば…容易に逃げられ」

ギュッ。

貴音「!?」

貴音「は、背後から!?」

貴音「何という速さ…あぅっ!?」

P「貴音…暖かくて…柔らかくて…最高の抱き心地じゃないか…」ギュウウウゥゥッッ

貴音「うぅっ!わ、私は他のアイドルのように、腕力には屈しません!!」キッ

P「貴音ェ……」ギュウウウゥゥッッ

貴音「!?」ビクビクッ

貴音「あ、あなた様…わ、私のお尻に…何か…硬い物が…//////」

P「…何だと思う?」ギュウウウゥゥッッ

貴音「そ、そのような事、言えません!//////」

P「…なら、離してやらない」ギュウウウゥゥッッ

貴音「んんんっっ!!あ、あなた様は…とても…イケズです…」ヘナヘナ

亜美「なんてこった!?お姫ちんも逝っちまったぁ!?」

真美「もうダメだぁ…おしまいだぁ…」

伊織「馬鹿!今は逃げるしかないでしょ!」

雪歩「あぁっ!?ど、どうしよう…」

響「ぴ、ぴよ子と律子の体が邪魔して、ドアが開かないぞ!?」

春香「えぇえぇえぇっっ!?」

伊織「そ、そんなぁ…」

P「……」ユラリ

ちょっとご飯食べて来る。
今日中に書き上げまっす。

伊織「こうなったら、バラバラに逃げるわよ!みんな固まってたら一網打尽だわ!」

春香「わ、解ったよ!」

雪歩「こ、怖いですぅ…」ガタガタ

伊織「来る…1、2の…3!」

ダッ!

ギュッ。

伊織「い、イヤああぁぁあっ!?」ジタバタジタバタ

やよい「い、伊織ちゃーん!?」

亜美「遅っ!?」

真美「カッコ悪っ!?」

響「伊織のヤツ、後ろから抱きかかえられて足が宙吊りになってるぞ!あれじゃ逃げられない!」

雪歩「そ、そんなぁ…じゃあ…」

春香「次はどんな風に…」

ジー……

伊織「見てないで助けなさいよ馬鹿ぁっ!!」ジタバタジタバタ

P「伊織…」ギュウウウゥゥッッ

伊織「うひぃっ!?//////」

P「可愛いよ…」ギュウウウゥゥッッ

伊織「ひ、低い声で囁くなぁっ!!//////」ジタバタジタバタ

P「なぁ伊織…おでこにチューしても良いか…?」ギュウウウゥゥッッ

伊織「なっ…そんなのダメに決まってるじゃないの!はーなーせー!!//////」ジタバタジタバタ

P「伊織…」ギュウウウゥゥッッ

伊織「ばっ、顔を近付けてんじゃないわよ!!私に減んな事したらタダじゃ済まないわよ!?アンタなんか水瀬の力で…」

ブチュウウウウウウウウウウウウウッッッ。

伊織「」プシュー

亜美「いおりんが茹でダコに!?」

真美「い、いおりいいいいぃいん!!」

亜美「こ、こうなったら最後の手段だよ真美隊員!」

真美「何か策があるのか亜美隊員!?」

亜美「うりゃーっ!!」

ドンッ!

真美「えっ?」

春香「あ、真美が…」

響「そのままプロデューサーの腕の中へ…」

亜美「みんな!今のうちに逃げよう!真美隊員の犠牲を無駄にしてはいけない!!」

真美「うえぇえぇぇぇーっっ!?亜美イィィィィィっっ!?」ガビーン

響「お前…」

春香「鬼がいる…」

P「真美…」ユラリ

真美「ひっ!?に、兄ちゃん落ち着いて…そ、そだ!真美、兄ちゃんにならちょっとだけパンツ見せてあげても良いから、だから真美だけは見逃して…」

ヒョイッ。

真美「へっ?」

やよい「あ、真美がプロデューサーに持ち上げられて…」

P「真美!!」ギュウウウゥゥッッ

真美「ひゃあぁぁぁぁっ!?に、兄ちゃん!?こ、これ、だいしゅきホールドぉっ!?//////」

P「真美…逃げないで…俺を暖めてくれ…」ギュウウウゥゥッッ

真美「ら、らめえぇぇぇっ!!こ、こんなの勝てないいいいいいっっ!!頭がフットーしゅるぅぅううううっっ!!」ビクビクビクビクッ

亜美「ま、真美いいいいいっっ!!ちっきしょおおおおおお!!」

響「いや、お前のせいだし…」

P「……」ユラリ

亜美「うっ!?こ、こうなったら次はゆきぴょ」

響「いや、お前が行け」

ゲシッ。

亜美「うぎゃっ!?ひ、ひびきん何するんじゃい!?」ヨロヨロ

P「亜美…」ガシッ

亜美「ひぃっ!?」ビクッ!

響「プロデューサー、そいつには何しても良いぞー」

春香「徹底的に懲らしめちゃってくださーい!」

P「……」コクン

亜美「ちょ、に、兄ちゃん?どこ連れて行くの?」

亜美「え?そこ社長室だよ?え?何で?」

ガチャッ。バタン。

亜美『兄ちゃん?に、兄ちゃん?兄ちゃん!?』

亜美『ごめん!ごめんなさい!許して!何でもするから!だから』

亜美『んーっ!?ん、ん、んむーっっ!!//////』

ジュルッ、ジュブルッ、ジュルルルルッッ!!

亜美『ぷあっ!!に、兄ちゃ、んんんんんーっっ!!//////』

ジュルルルッ、ゾルルルルルルルッッ!!

亜美『んむぁっ!ぷぅ!むひいぃぃぃぃーっっ!!//////』

春香「うわぁ…」

雪歩「ふわぁ…」

響「やよい、聞いちゃダメだぞ…」

やよい「?」キョトン

ガチャッ。

P「ふぅ…」ユラリ

亜美「ふあぁあ…あへへへへ…//////」ビクンッビクンッ

響「さらば亜美…」合掌

あずさ「あらあら、プロデューサーさん私には何もしてくれないんですかぁ?」

美希「あふぅ…むにゃむにゃ…」zzz

P「……」

あずさ「来て…プロデューサーさん…」

春香『あずささんが…』

やよい『両手を拡げてれぅ…』

雪歩『あ、あれは…』

響『ニットセーターに包まれた…』

P『グレープフルーツ…!×2』ユラリ

あずさ「プロデューサーさん…♪」ドタプン

プニュン。

P「あ…」

あずさ「つかまえたぁ♪」ギュッ

P「やわら、かい…」ムニュムニュ

あずさ「うふふ…♪」ナデナデ

P「あたた、かい…」ムニュムニュ

あずさ「プロデューサーさん、いつも私達の為に頑張ってますもんね…」ナデナデ

P「うん…」ムニュムニュ

あずさ「だから人肌が恋しくもなっちゃいますよね…」ナデナデ

P「……」ムニュムニュ

ありがとう「いつもありがとうございます。今はゆっくり休んでくださいね…」ナデナデ

P「……」ムニュムニュ

P「くー…くー…」zzz

雪歩「ね、寝ちゃったんですかぁ?」

春香「…みたい、だね」

やよい「プロデューサーも疲れてたんですねぇ…」

響「いや、だからってこれは…」

死 屍 累 々。

あずさ「良いじゃない。もう少しだけ寝かせてあげましょうよ」

響「ったく、幸せそうな顔で寝ちゃってさぁ…」

春香「それを言ったら、他のみんなの顔だって満更じゃなさそうだよ?」

雪歩「と、とりあえず何か掛けるものを持って来ますぅ!」


やよい「うっうー!私決めましたぁ!今度プロデューサーが暖めてほしそうだったら、私がプロデューサーを暖めてあげようかなぁって!」

春香「え?、いや、それは…」

響「そうだぞ!やよいにはまだ早いぞ!その役目は自分に任せとけ!」

春香「へ?」

雪歩「わ、私も、が、頑張りますぅ!」

春香「ひょっ!?」

あずさ「あらあら、ライバルが多くて大変だわぁ♪」ナデナデ

美希「あふぅ…むにゃむにゃ…」zzz

終わり。
お粗末。

全員分とか苦手なんだけど、ちょぼちょぼ書いたり同じアイドルの2回目とか混ざっても良いなら書いてみまっす。

ガチャッ。

P「あー寒い。おはようございまーす」

小鳥「あ、お、おはよう、ございます…」

律子「…ざいます」

P「えっと、あの…昨日の事は…」

小鳥「ゴホン!さ、さぁて!今日も張り切ってお仕事しないとなぁ!」

律子「……」カタカタカタカタ

P『…露骨に避けられてんなぁ』

高木「おぉ、君か。おはよう」

P「あ、おはようございます社長。お出かけですか?」

高木「うむ。今日はちょっと黒井とゴルフに行くのでね。後の事は頼んだよ」

P「え?あ、はい。行ってらっしゃいませ」

P『…とりあえず、社長には昨日の事は報告されていないのか』

P「…それにしても、ウチの社長と961の社長も仲が良いのか悪いのか解らないですねぇ」

小鳥「で、ですよねぇ。アハハハハ…」

律子「……」カタカタカタカタ

『…取り付く島も無ぇな』

律子「……プロデューサー」カタカタカタカタ

P「ん?な、何だ?」

律子「今日も寒いですね」カタカタカタカタ

P「え?あ、そうだな。関東地方も降雪の可能性があるとか…」

律子「事務所の暖房も老朽化が進んで、ちっとも暖かくなりません」カタカタカタカタ

P「…そうだな」

律子「…こうも寒いと、仕事にも支障が出ますよね?」カタカタ

P「そう…かもな」

小鳥「……」ドキドキ

律子「私は特に冷え性だし、ちょっとやそっとの厚着や熱いコーヒーだけじゃ、この寒さには太刀打ち出来ないんですよ」カタカタ

P「うん…」

律子「……」カタ、カタ

P「……」

小鳥「……」ドキドキ

バァンッッ!!

P「!?」ビクッ!

小鳥「ピヨッ!?」ビクッ!

律子「…プロデューサー、ちょっと顔貸してください」

P「え?ど、どちらへ?」

律子「社長室です。話がありますので」

小鳥「……」ドキドキドキドキ

ガチャッ。バタン。

律子「……」

P「は、話って、な、何でしょうか?」

P『やっべえぇぇーっ!!っべー!っべーわこれ!絶対殴られるヤツだわ!』

律子「……私、寒いんですけど?」

P「は、はぁ…え?」キョトン

律子「…はぁ」シュルッ、シュルシュルッ

P「り、律子さん…何で上着を脱いでらっしゃるんで?」

律子「…寒いんですけど?」

P「そ、そりゃワイシャツ1枚だからな…(ブラは黒か…)」

律子「……暖めてくれないんですか?」

P「……は?え?」

律子「早く。寒いんで早くしてください。風邪ひいたらどうしてくれるんですか?」

P「いや、あの、え?ええ?」

律子「はーやーく。本当に風邪ひきそうですよ」

P「い、良いのか?昨日はキレた勢いに任せてやっちゃったんであって、素面だとさすがに恥ずかしいっつーか…」

律子「私も素面でこんな事するの恥ずかしいんで、
出来ればパパッと済ませてほしいんですけど」

P「うっ…解った」

ギュッ

律子「!!」ビクッ

P「こ、これで良いか?」

律子「…昨日は、もっと強く抱き締めてませんでしたっけ?」ドキドキ

P「あ、あぁ…」ギュウウウゥゥッッ

律子「あ、ふぁ…//////」ドキドキドキドキ

P「大丈夫か?息苦しくないか?」ギュウウウゥゥッッ

律子「だ、大丈夫です…それに…すごく暖かいです…//////」ドキドキドキドキ

P「そうか…」ギュウウウゥゥッッ

律子「ぷ、プロデューサーは…その…あ、暖まってますか…?//////」ドキドキドキドキ

P「あぁ…すごく暖かいし、すごく、柔らかい…」 ギュウウウゥゥッッ

律子「うぅっ…//////」ドキドキドキドキ

P「律子…」ボソッ

律子「あぅっ…そ、それ好き…」ビクンッ

P「え?」

律子「え?え、あ、その…ぷ、プロデューサーの声が…あの…//////」ドキドキドキドキ

P「…律子」ボソッ

律子「ひぅっ!?」ビクンッ

P「律子は…可愛いな…」ボソッ

P「律子は頑張ってるぞ…律子はすごいよ…律子はとっても素敵だな…律子の身体はとっても気持ち良いよ…夢中になったらどうしてくれるんだ…?」ヒソヒソヒソヒソ

律子「ハァ、ハァ、ハァ…!」ビクンッビクンッ

P「っと、どうだ?もう暖まったか?」

律子「は、はいぃ…」トローン

P「ならそろそろ仕事に戻るぞ」

律子「…はい」

P「…また今度、な?」

律子「……はい」

律子「きっと、ですよ?」

P『っべー!マジ可愛い!』

ガチャッ。

律子「ぅわっ!?こ、小鳥さん!?」

P「ど、どうしたんですか?ドアのすぐ前にいたような…」

小鳥「…プロデューサーさん、ちょっとお話があります」

P「え?は、はぁ…」

小鳥「社長室で」

P「え?え?」

ガチャッ。バタン。

律子「……」ボー

律子「……」ボー

律子「……エヘッ」ニヘラー

律子「よっしゃ!お仕事頑張るぞぉっ!!」

小鳥「実は私も寒いんです。すっごく。今にも凍え死にそうなんです」

P「そ、そうなんですか?まぁ、確かにそんなにフトモモ出してるし…」

小鳥「だ、だから、ですね…その…」

P「……」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「ひぁっ!?」ドキーン!

P「これで、良いんですよね?」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「は、はい!これが、良いんです!こうしてほしかったんです!」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「私、昨日プロデューサーさんに抱き締められてから!ずっと!プロデューサーさんの事しか考えられなくて!」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「また抱き締めてほしかった!でも、自分からそんな事言ったら、はしたない女だって思われそうで!」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「ごめんなさぁい!年上なのに余裕無くて!面倒臭い女でごめんなさぁい!でも!でも…グスッ」ギュウウウゥゥッッ

P「泣かないで、小鳥さん…」ギュウウウゥゥッッ

P「はしたなくても、余裕無くても、面倒臭くても、俺は小鳥さんのそういう所も全部引っくるめて、好きですよ?」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「グスッ…プロデューサーさぁん…!何でそんなに優しいんですかぁ…惚れてまうやろぉ…」ギュウウウゥゥッッ

P「俺なんかとっくの昔に小鳥さんに惚れてますよ、っと…」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「もおぉぅ…嬉し過ぎるから褒めないでくださいぃ…グスッ」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「…嘘でも嬉しいです。今だけは私だけのプロデューサーさんですから…」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「…プロデューサーさん、あのね、小鳥って…呼んでほしいです…」

P「…小鳥」ボソッ

小鳥「んっ…んんっ…//////」ピクッピクピクッ

小鳥「プロデューサーさぁん…好きィ…」ギュウウウゥゥッッ

ガチャッ。

小鳥「さぁて、お仕事頑張るぞぉっ!!」

律子『ププッ、小鳥さん私とまったく同じだわ…』

P「ふぅ…」

小鳥「あの、プロデューサーさん…さっき言った事は忘れてくださいね?」

P「え?」

小鳥「は、恥ずかしいですから…」ドキドキ

律子「ふーん…」ジトー

P「え?あ、いや、何もやましい事は、ありませんですぞ?」アタフタアタフタ

律子「…プッ♪」

小鳥「うふふ…クスクス♪」

書き貯め分終了。

ガチャッ。

やよい「おはようございまーす!」

伊織「…おはよう」

小鳥「あら、おはよう」

律子「今朝も元気ねぇ」

P「おう、おはよう!」

やよい「?」

やよい「なんか、皆さん嬉しそうですぅ」

ギクゥッ!×3

P「そ、そっかなぁ?ふ、普通じゃね?」アタフタ

小鳥「そ、そうですよぉ!私達はいつも通りですよぉ!」アタフタ

律子「ね、ねー!まったくその通りですよねー!」アタフタ

伊織「……」ジトー

伊織「ちょっと」

P「え?な、何?」

伊織「…寒い」

P「へ?」

伊織「寒いっつってんのよ。何とかしなさいよ」

P「いや、なら昨日みたいにやよいと暖め合うとか…」

伊織「……」ジトー

やよい「プロデューサー…」

P「うん?どうしたやよい?」

やよい「わ、私も…寒いんです…」

P「え?」

伊織「……ちょっと社長室借りるわよ?」

律子「はいどうぞー」

伊織「やよいも来て。当然アンタもよ!」グイッ

P「おわっ!?ね、ネクタイを引っ張るなよ!」

ガチャッ。バタン。

伊織「アンタ無駄に背が高いわね…ちょっとそこに膝立ちになりなさい」

P「何なんだよマジで…ほら、これで良いか?」

伊織「……」ギュッ

P「…え?」

伊織「…何してんのよ?」ギュッ

P「え?な、何って?」

伊織「この私が寒いって言ってんのに、アンタは何もせずにただされるがままになってるワケ?」ギュッ

P「……」ギュウウウゥゥッッ

伊織「!?」ビクビクッ

P「…これで良いんだろ?」ギュウウウゥゥッッ

伊織「や、やれば出来るじゃない…」ギュッ

やよい「ふわぁ…」ドキドキ

P「どうだ?暖かいか?」ギュウウウゥゥッッ

伊織「あ、アンタにしては上出来よ…」ギュッ

P「…お前は本当に可愛いなぁ」ナデナデ

伊織「ちょ!か、勝手に頭を撫でるんじゃないわよ!」キシャー!

P「…ダメか?」

伊織「っっ……い、今だけは特別に許してあげるわよ!//////」プイッ

P「……」ギュウウウゥゥッッナデナデ

伊織「ふうぅぅぅっ……//////」ビクンッビクンッ

やよい「良かったねぇ伊織ちゃん♪」ナデナデ

伊織「や、やよい!?」

P「伊織は良い子良い子」ナデナデ

やよい「伊織ちゃんはイイ子イイ子♪」ナデナデ

伊織「も、もう良いわよ!もうおしまい!//////」

P「暖まったのか?」

伊織「お陰様でね!//////」プイッ

やよい「あれ?おでこにチュッてしてもらわないの?」

伊織「や、やるワケないでしょ!?」アタフタアタフタ

P「あれ?やらなくて良いの?」ニヤニヤ

伊織「ば、馬鹿にしてんの!?そこまで許してないんだからね!!調子こいてんじゃないわよ!!」キシャー!

やよい「じゃあ私も伊織ちゃんのおでこにチュッてしてあげる!」

伊織「……え?え?」キョトン

P「お、じゃあ俺はこっち側な。やよいはそっち側から頼む」

やよい「はーい!」

伊織「え?な、何て?え?」キョロキョロ

P「せーの、はい」チュッチュッチュッ

やよい「はい♪」チュッチュッチュッ

伊織「」

バターンッ!

P「ありゃりゃ、倒れちゃったか…とりあえず上着を掛けておこう」

P「さて、と…」

やよい「!!」ピクッ

P「……おいで」

やよい「お、お願いします…」テテテ

P「……」ギュッ

やよい「わ、わ、わぁ…」ドキドキ

P「あれ?やよいは抱き締めてくれないのか?」ギュッ

やよい「い、良いんですかぁ?」

P「だってさっき伊織も俺に抱きついてくれてただろ?だからやよいもやってくれるかなぁって」ギュッ

やよい「は、はい!じゃあ…」ギュッ

P「……」ギュッ

やよい「……」ギュッ

P「…ハハハ」

やよい「エヘヘ♪」

P「暖かくなったか?」ギュッ

やよい「はい!とってもポカポカです!プロデューサーすごいですぅ!」ギュッ

P「ふぅん…ぶっちゃけ、伊織の時とどっちが暖かくなるの?」

やよい「もう!そんな事言うプロデューサーはメッ!ですよ?」コツン

P「あでっ!ごめんごめん。機嫌治してくれよ」

やよい「…じゃあプロデューサー、目を瞑ってもらって良いですかぁ?」

P「ん?こうか?」

チュッ。

P「え?」

やよい「フフ、クスクス…//////」テレテレ

P『ほっぺに柔らかい感触が…』

P「や、やよい、ちょっと目を瞑ってくれる?」

やよい「え?」ドキッ

P「……」ジー

やよい「は、はい…」

チュッ。

やよい「……」ドキドキドキドキ

P「……」ドキドキドキドキ

やよい「……」チュッチュッチュッ

P「……」チュッチュッチュッ

やよい「……」

P「……」

やよい「み、みんなにはナイショにしててくださいね…?」ギュッ

P「あぁ、内緒にする」ギュッ

やよい「い、伊織ちゃんにも、ですよ?」ギュッ

P「約束するよ」ギュッ

やよい「じゃ、じゃあ…最後に…」

P「…そうだね…最後に」

チュッ。

まだまだ先は長そう。

ガチャッ。

P「すみませーん、ちょっと伊織をそこのソファーに寝かせておきます」

伊織「…キュゥ」

小鳥「あら、伊織ちゃんには刺激が強かったみたいですね?」クスクス

律子「伊織もこれで少しは大人に近付いたかもね」クスクス

小鳥「やよいちゃんはどう?プロデューサーさんに暖めてもらったかしら?」

やよい「あ、えっと、その…はい…//////」テレテレ

小鳥『あれ…やよいちゃん…?』

律子『何か…よく解らない色気が…?』

P『…これバレたら色々終わるなぁ…』ドキドキ

ガチャッ。

響「うきてぃー!今日も元気だぞー!」

貴音「おはようございます。今日もよろしくお願いいたします」

やよい「あ!響さん貴音さん、おはようございまーす!」

小鳥「あら、おはよう」

律子「おはよう。寒いのに元気ねぇ」

響「元気出さなきゃやってられないぞー!自分沖縄育ちだから、寒さにはメチャクチャ弱いんだ…」ブルブル

貴音「私はあまり苦にはなりませんが…響、暖めてあげましょうか?」

響「そうだな!じゃあ早速…」

P「おぉ、響と貴音か。おはよう」

響「うっ!お、おはよう、だぞ…」

貴音「…おはようございます」

P『うへぇ…やっぱり昨日の件で壁を作ってるなぁ…』

やよい「そうだ!響さん、寒いならプロデューサーに暖めてもらうと良いですよ!」

響「うぇっ!?」

貴音「な、なんと!?」

P「ちょ、やよいさん!?」

やよい「私も伊織ちゃんもさっきプロデューサーに暖めてもらいましたぁ!もうすっごいポカポカで、今日はお仕事すごぉく頑張れると思いますぅ!」

貴音「…その当の本人は、あちらで倒れ込んでいるようですが?」

響「あ、本当だ!おいこらプロデューサー!また伊織を毒牙にかけたんだな!?」

P「毒牙て。いや、ちょっとやり過ぎたのは確かだけど、やよいも一緒に見てるのにそんな無茶な事するワケないだろ?」

響「そっか…で、でも自分はイヤだぞ!変態プロデューサーに暖めてもらわなくったって、自分は貴音に暖めてもらうんだからな!」

貴音「……」

響「た、貴音?」

貴音「プロデューサー殿、少しお話があるのですが…お時間を頂けますでしょうか?」

P「え?あぁ、別に良いけど」

貴音「では、社長室をお借りします」

響「だ、大丈夫か貴音?自分が近くにいた方が良いか?」

貴音「いえ、それには及びません。響はここにいてください」

響「そ、そうか?危なくなったら大声で呼ぶんだぞ?そいつの毒針には気をつけるんだぞ!!」

P「毒針て」

ガチャッ。バタン。

P「さて、と…あれ?貴音?」

貴音「私はここです」

P「……何でそんな隅っこにいる?そして何でこっちに背中を向けてるんだ?」

貴音「…それを説明する前に、私からプロデューサー殿に頼みたい事がございます」

貴音「…今朝は特に冷え込んでいますので、私の身体をプロデューサー殿に暖めて頂きたいのです」

P『……また?みんな一体どうしたんだ?』

貴音「ですが問題があります。私は今まで、殿方に身体を抱き締められた事がありませんでした。つい昨日までは…」

P「…あいすみません」

貴音「故に、殿方に抱かれている際に、私はどのような顔をしていれば良いのか、解りません。先日、私がどのような顔でプロデューサー殿に抱きすくめられていたのかすら、記憶にありません」

貴音「ですから、私はプロデューサー殿に顔を見られるのが恥ずかしいのです」

貴音「なので、昨日のように後ろから暖めてほしいのです。そして、その際に決して私の顔をご覧になられぬよう、お願いしたいのです」

P「…っつーかさ、そんなにイヤならいつもみたいに響と抱き合ってれば良いだろ?恥ずかしいのを我満してわざわざ俺に抱かれたい理由も無いだろうに」

貴音「理由ならあります。プロデューサー殿に抱かれた時、私は何とも名状し難い感覚に襲われました」

貴音「響の時には、あのような心地にはなりません。嫌悪感や不快感とも違う、恐怖でもない…」

貴音「その感覚の正体を、知りたいのです」

P「……じゃあ、良いんだな?」

貴音「えぇ、私の方はいつでもよろしいです」

P「……」

貴音「……」

P「……」ギュウウウゥゥッッ

貴音「はっ……」ビクビクッ

P「どうだ?何か感じるか?」ギュウウウゥゥッッ

貴音「何でしょう…胸が…どうしようもなく…高鳴って…」ドキドキドキドキ

P「…暖かいか?」ギュウウウゥゥッッ

貴音「え、えぇ…背中全体に、プロデューサー殿の、熱を、感じます…」

貴音「それに…プロデューサー殿の吐息が…耳朶や首筋に…」ビクビクッ

貴音『……あっ、お尻に…違和感が…』

貴音『何でしょう…昨日のよりも、柔らかい…?』

P「……」ググググッ↑

貴音「あぅっ!?//////」ビクンッ!

P『そらそうなりますよねー』

貴音「プロデューサー殿…その、私のお尻に、何か押しつけてはいませんか?」

P「…ごめんなさい。それは聞かないでください。俺の意思ではどうにもならない器官なので…」ググググッ↑

貴音「……」ドキドキドキドキ

P「……」ギュウウウゥゥッッ

貴音「プ……あ、あなた様……」

P「ん?どうした?胸は触らないようにしてるはずだけど…」

貴音「…そ、そちらを向いてもよろしいでしょうか?」

P「え?」

貴音「か、顔は伏せさせてもらいますが、それでもよろしければ…」

P「…貴音の好きなようにすれば良いぞ。それで貴音が暖まれるならな」

貴音「……」クルッ

P「……」ギュウウウゥゥッッ

貴音「はぁっ…!」ビクビクッ

P「…ちょっとだけお尻触っても、良いかな?」ギュウウウゥゥッッ

貴音「……少しだけ、なら」

P「……」ギュムッギュムッ

貴音「……!!」ビクンッビクンッ

P「…最高のお尻だな。もう死んでも良いや」ギュムッギュムッ

貴音「あ、あなた様に死なれては、困ります…」ビクンッビクンッ

P「……なぁ貴音。顔、見ても良いか?」

貴音「!?」

貴音「そ、それはダメだと申したはずです!」

P「解ってるけど…見たいものは見たい!」グイッ

貴音「あっ!?み、見ないでくださいませ…//////」

P「…すごく蕩けた顔になってるなぁ」

貴音「あなた様は…本当に…イケズなお方です…」グスッ

P「泣くなよ。貴音のそんな顔を俺だけが見た事があるんだって、自慢にしたかっただけなんだから…」ギュウウウゥゥッッ

貴音「イケズ…イケズぅ…」ポフポフ

P「ごめんな…ありがとう」ギュウウウゥゥッッ

貴音「良いのです…そんなイケズなあなた様を…嫌いになれない私がいけないのですから…」グスッ

P「貴音…」ギュウウウゥゥッッ

ガチャッ。

貴音「お待たせいたしました。さぁ今日も1日頑張りましょう!」

響「貴音!大丈夫か!?プロデューサーの毒液とか浴びてないか!?」

P「毒液て」

貴音「大丈夫です。でも、プロデューサー殿に少しだけ泣かされてしまいましたけど…ウフフ」グスッ

響「何ぃっ!?こら変態プロデューサー!貴音に何したんだ!?」キシャー!

P「ち、違う!俺は悪くねぇ!!」

響「どう考えても悪いヤツのセリフだぞ!」キシャー!

貴音「響、プロデューサー殿を苛めないでくださいませ。次は響の番なのですから、機嫌を損ねないようにしないと」

響「…うぇぇっ!?じ、自分やるなんて言ってないぞ!?」

ちょっと寝落ちします。
響の次は誰にしようか…

ガチャッ。バタン。

響「うー…結局やるハメになったじゃないかぁ…」

P「そんなにイヤなら別にやらなくても良いんじゃないのか?」

響「それじゃ仲間外れみたいでイヤだぞ!貴音まで抱いといて、自分は抱きたくないのか!?」

P「いや、抱くとか抱かないとかストレート過ぎだろ…っつーか抱きたくないワケないだろ?」

響「うっ…変態のくせに真顔で言うなよな…ちょっとカッコイイとか思っちゃったじゃないかぁ…」ドキドキ

響「……それで?貴音の時はどうだったんだ?」

P「……大変よろしゅうございました」

響「……自分、貴音みたいに抱き心地良くないと思うぞ?チンチクリンだし、おっぱいもお尻も貴音より小さいし…」

響「変態で遊び人のプロデューサーには、物足りないんじゃないかなぁって、思うぞ…」

P「……」ギュッ

響「ひぁっ!?い、いきなり過ぎだろぉ!?」ビクッ

P「響、俺の心臓の音を聞いてみ?」

響「え?こ、こう?」ピトッ

P「……」ドキドキドキドキドキドキドキドキ

響「……緊張してるのかぁ?」

P「してないワケないだろ。こんな可愛くて、スタイル良くて、完璧な女の子を抱き締めてるんだ。緊張しない方が男としておかしい」ドキドキドキドキ

響「……そっかぁ」ギュッ

P「…響も緊張してるか?」ドキドキドキドキ

響「き、聞いてみるか?」

P「……」ピトッ

響「ふわぁ……」ドキドキドキドキドキドキドキドキ

響「ど、どうだ?」ドキドキドキドキドキドキドキドキ

P「うん。響のおっぱいすげえ柔らかい」ギュッ

響「そ、そんな事聞いてないだろ!この変態プロデューサー!」ポフポフポフポフ

P「あたたた!仕方ないだろ、こんな柔らかくてこんな良い匂いのするおっぱいの魅力には勝てませんて」ギュッ

響「うー…自分、あずさよりおっぱい小さいぞ?昨日より気持ち良くなんかなれないだろ?」ギュッ

P「ばーか。心配しなくても充分気持ち良いわ。パフパフ出来るくらいのおっぱい持ってるのに、何を落ち込んでんだか…」ギュッ

響「ぱ、ぱふぱふって何だ?初めて聞いたぞ?」ギュッ

P「…また今度教える。今はただこの極上のおっぱいと、お日様の匂いを堪能したい…」ギュッ

響「……フフッ、何だか今のプロデューサーって、子供みたいだぞ?ほーらママのおっぱいでちゅよーってな♪」ギュッ

P「え?おっぱいくれるのか?」ガバッ

響「え?あ、いや…」

P「おっぱいくれるって言うなら、存分に吸うぞ?吸って良いのか?」

響「ち、違!今のは言葉のあやで!」アタフタ

P「どこ吸えば良い?ここか?右?左?」

響「ちょ、馬鹿!やめ…」アタフタ

カプッ。

響「ひやあぁっっ!?」ビクビクッ

響『い、いい加減にしろこのド変態プロデューサー!!』

バッチーン!!

P『ひでぶっ!?』

ガチャッ。

響「もう!甘くしてたらどんどん調子に乗るんだから!」プンプン

P「いてて……ごめんなさい」ヒリヒリ

響「もう金輪際ごめんだぞ!自分はもう2度と変態プロデューサーには暖めてもらわないんだからな!」プンプン

P「いや、だからごめんって。響の完璧な魅力っつーか母性っつーか、それと良い匂いについクラクラっとなってな?」

響「……まぁ、それは仕方ない事だけどさ」

P「響の完璧な癒しを取り上げられちゃったら、俺もう何の生き甲斐も無くなるよぅ…」ガックシ

響「そ、そんな落ち込まなくても…」

貴音「あなた様…そのように落胆されずとも、癒しなら私が与えてさしあげますから、元気をお出しになってくださいな?」

やよい「そうですよプロデューサーさん!私もまた伊織ちゃんと一緒に暖めてあげますから!」

響「う、うえぇ!?何このアウェー感!?自分が悪いのかぁ!?」

小鳥「あら、大丈夫よみんな。プロデューサーさんの体調管理は事務員の仕事ですから、私が大人の魅力ですから!私に全部任せなさい!」エッヘン

律子「そんな仕事頼んだ覚えは無いんですけど…でもまぁ、私だったら同僚としてお互い癒し癒されてあげても、変な遠慮はいりませんからねー♪」

響「うぅ…結局自分は仲間外れだぞ…」シュン

P「……響、響」ヒソヒソ

響「な、何だよ?」ヒソヒソ

P「今度は変な事しないから、また響に暖めてほしいなって思ってるんだけど、ダメか?」ヒソヒソ

響「!!」パァー

響「ふ、ふん!仕方ないな!そこまで必死に頼まれたら、自分優しいから断れないぞ!」ヒソヒソ

P「ありがと。響は本当に優しくて可愛くて完璧だなぁ」ナデナデ

響「ふぇ、え、エヘヘヘへへへへ…」テレテレ

次は美希で。

ガチャッ。バーンッ!!

美希「ハニー!」

P「うおぅ!?な、何だ美希か…朝から元気だなぁって…何か怒ってない?」

美希「ちょっと話したい事があるから、社長室に行くの!」グイッ

P「え?い、いきなり?」

美希「早く来るの!昨日の事で聞きたい事があるの!」

小鳥「あー…」

律子「わっちゃー…」

P「ちょ、そんな引っ張るなって!」

ガチャッ。バタン。

カチャカチャッ。

P「え?今カギかけた?」

美希「ハニー…ずるいの!!」キシャー!

美希「美希が寝てる間にみんなと抱き合って暖め合ったって聞いたよ!?どういう事なの!?」

P「いやまぁ、場の流れと言うか…っつーか美希もあずささんと抱き合って寝てたじゃないか」

美希「そんなのノーカンなの!美希は寝てたし、女の子同士だし!でも美希が寝てる間にハニーが浮気してたなんて!そんなのやーなーのー!!」ムギーッ!

P「浮気て…」

美希「良いからハニーはそこに座るの!早く!」

P「…これ社長の椅子なんだけど…良いのかな?」ギシッ

美希「……」ヌギヌギッ

P「…おいこらちょっと待て!何で脱いでるんだ!?」

美希「うるさいの!黙って座ってるの!」ヌギヌギッ

P「こらこら!さすがにそれはダメだろ!シャツとスカートを脱ぐんじゃない!下着が…見え…」ドキドキ

美希「これは水着なの!家から着て来たからセーフまなの!」

P「あぁ、なら…じゃねーよ!水着でもアウトだわ!ムグッ!?」ムギュッ

美希「うるさいの。うるさいお口はこうやって塞いでじゃうよ?」ムギュッムギュッ

P「……!?…!!…………ぷわっ!く、苦しいわ!!」ゼーハーゼーハー

美希「ハニー…美希のおっぱい、暖かい?」ムギュッ

P「っつーか…何でこんなに身体が熱いんだ?それにうっすらと汗かいてるような…?」

美希「駅からここまで走って来たの。美希の熱々の身体でハニーを暖めてあげたかったから♪」ムギュッ

P「美希…」ムギュッ

美希「…ハニーは、美希の事を抱いてくれないの?」

P「……」ギュウウウゥゥッッ

美希「っ!!……アハッ♪ハーニィー♪」ムギュムギュッ

美希「ハニー…好きだよ…」ムギュムギュッ

美希「ハニー…今なら美希に何でもして良いよ?キス以上の事も、受け入れちゃうの…」ムギュムギュッ

P「…今は抱き合うだけで充分だよ」ギュウウウゥゥッッ

美希「ぅん…もう、ハニーは欲が無いの!せっかくこんなエロ可愛い14歳が迫ってるのにぃ…」ムギュムギュッ

P「大切に思ってるからこそ、安易に手を出したくないんだよ。気付いてるかどうか知らんが、もう俺の下半身はギンギンだぞ?」ギュウウウゥゥッッ

美希「!?」ビクッ

美希「もう…ハニーのエッチぃ♪」

P「ここまでやっといて今更だろ…」

ガチャッ。

美希「あースッキリした!今日は目一杯頑張れそうなの!」

小鳥「プロデューサーさん…まさかとは思いますけど…」ジトー

P「や、やましい事はしてませんよ!?」

美希「そうなの!美希とハニーは、もっと清い関係なの!ねー?」

P「ね、ねー?」

小鳥「……」ジトー

律子「……」ジトー

響「……」ジトー

美希「…何にもされてないのにこんなに疑われるんたら、いっそ本当に手を出してもらえば良かったって思うな…」ヒソヒソ

P「…勘弁してくれよ」ヒソヒソ

さて、次は誰にしようか…

・未経験
① 春香
② 雪歩
・経験済
3 真
4 亜美
5 真美
6 あずさ
7 千早

ガチャッ。

雪歩「お、おはようございますぅ…寒いよぅ…」プルプル

律子「あら、おはよう。え?もしかして雪降ってる?」

雪歩「降ってますけど、多分積もらないと思いますぅ…」プルプル

やよい「わー!本当に降ってますー!」キャッキャッ

響「おー!雪なんて沖縄じゃ滅多に見られないぞー!」キャッキャッ

P「おはよう雪歩、今熱いお茶を煎れるから待っててくれ」

雪歩「あ、お、おはよう、ございます…」

雪歩「えっと、あの…プロデューサー…」

P「うん?何だ?」

雪歩「あの、その、あの…お、お話が…えっと…」モジモジ

律子「…あ、社長室空いてますよー?」

P「…だな。雪歩、ちょっと2人で話そうか」

雪歩「は、はい…」

ガチャッ。バタン。

P「さて。雪歩、話って…」

ギュッ。

P「…え?」

雪歩「ぷ、プロデューサー…あの、その、私…」ギュッ

雪歩「め、迷惑なのは解ってるつもり、なんですけど…今日は、さ、寒くて…」ギュッ

雪歩「だ、だから、あの、き、昨日の真ちゃん達みたく、わ、私も、その…」

P「…良いよ」ギュウウウゥゥッッ

雪歩「ふ、ふわぁああぁぁぁっっ!?」ビクビクッ

P「…今日も寒いからなぁ、雪歩も暖めてほしくて仕方ないよなぁ」ギュウウウゥゥッッ

雪歩「あ、あの、その…は、はい…」ギュッ

P「強さはこれくらいで良いか?きつくないか?」ギュウウウゥゥッッ

雪歩「あ、あの…も、もっと…つ、強くても…」

P「……」ギュギュウウウゥゥッッ

雪歩「はぁっ!?」ビクビクッ

P「これくらいか?」ギュギュウウウゥゥッッ

雪歩「はうぅ…もっと…もっと強く…!」ビクビクッ

P「……」ギュッギュギュギュウウウゥゥッッ

雪歩「ふぁっ…もっと…もっとぉ…!!」ビクンッビクンッ

P「…もうこれ以上は無理だぞ。窒息しかねんからな」フッ

雪歩「ハァ、ハァ、ハァ…ケホッケホッ!」

P「大丈夫か?」

雪歩「ハァ、ハァ…あ、ありがとうございますぅ…」

雪歩「……プ、ウフフフフ!」

P「ゆ、雪歩さん?どうした?酸素欠乏症か?」

雪歩「い、いえ…何だかおかしくって…」

雪歩「男の人が苦手な私が、プロデューサーさんにチカラいっぱい抱き締められて、嬉しくなってるだなんて…」

雪歩「少し前の私だったら、考えられないなって…ウフフ」

P「雪歩…」

雪歩「プロデューサーさん、これからも私を強く鍛えてくださいね?」

P「おう、まかせとけ。ところで、身体は暖まったか?」

雪歩「は、はい…すごく暖まりした…けど…」

P「けど?」

雪歩「もっと…暖めてほしい…かも…」ドキドキ

P「……」

雪歩「プロデューサーさん…」ドキドキ

P「…目を瞑ってくれ」

雪歩「は、はいぃ…」ドキドキドキドキドキドキドキドキ

チュッ。

ガチャッ。

真「おっはようございまーす!菊地真でーす!」

美希「あ、真クンなの。今日も元気だねー」

やよい「真さん、おはようございます!」

律子「ってか、何よその薄着は!?外すごく寒いんじゃないの!?」

真「あ、これ?家からここまでランニングして来たから、暑くなって脱いできちゃった」

小鳥「うわぁ…相変わらず元気ですねぇ…お姉さんマネ出来ないなぁ」

真「ふぅ!結構上げ目で走ったから、汗かいちゃったよ…タオルタオルっと」

ガチャッ。

雪歩「あ、ま、真ちゃん…おはよう…」テレテレ

P「おう、真か。おはようさん」

真「あぁ、おはよう…って、雪歩?どうしたの?顔が真っ赤だよ?」

雪歩「ふぇっ!?な、何でもないよ!?本当だよ!?」アタフタアタフタ

真「ふーん…」ジトー

雪歩「ふわぁ…」アタフタアタフタ

P「……」

真「…プロデューサー、今ちょっと良いですか?」

P「え?俺?まぁ、良いけど…」

真「じゃあ、社長室で」

P「あ、やっぱり?」

真「はい?」

P「あ、いや、こっちの話」

ガチャッ。バタン。

P「えっと、それじゃあ…って、何してんだ?」

真「ちょ、ちょっと待っててください。今汗を拭いてるんで…」フキフキ

真「……」フキフキ

P「……」ジー

真「そ、そんなに真剣に見ないでくださいよ…」フキフキ

P『首筋…脇の下…お腹…胸…』ジー

P『……タオルになりてえええええええ!!』

真「よし、これでオッケーだ…スーハー、スーハー」ドキドキ

真「っしゃあ!プロデューサー!バッチコイでーす!」

P「……え?」キョトン

真「さぁプロデューサーさん!僕の胸に飛び込んで来ても良いですよー!さぁさぁ!」カモンカモン

P「…………え?」キョトン

真「むぅ…だーかーらー!今日は僕がプロデューサーを暖めてあげるって言ってるんですよ!ほらおいでおいでー♪」カモンカモン

真「その為に家から走って来たんですから、今僕の身体はホッカイロより暖かいですよ!さぁさぁ!」カモンカモン

P「……ブフッ!!」

真「えぇっ!?な、何で笑うんですかぁ!?」

P「あ、いや…何つーか…考える事が美希と一緒だったから…」クスクス

真「え…ええええええ!?も、ももももしかして、美希に先越されちゃったんですかぁあぁぁっ!?」

P「まぁ、な。オマケに美希は水着になってくれたぞ?」

真「そんなぁ…僕の完璧な計画がぁ…」ガックシ

P「…でもまぁ、そんな落ち込む事はないぞ?真は真の武器で勝負すれば良いんだから」

真「僕の…武器?」

P「ほら、おいで真」

真「え?あ、はい…し、失礼します…」トテトテ

ギュッ。

P「…暖かいぞ、真」

真「は、はい…それは良かった、です…」ドキドキ

P「で、だ…今の真の武器は…」グイッ

スーハー、スーハー、スーハー。

真「うげっ!?ま、また匂い嗅いでる!?」ビクッ

P「…まだ汗の匂いがするな」クンカクンカ

真「うわああああっ!!で、デオドラントスプレーするから待ってください!てか嗅がないでえええええ!!」ジタバタジタバタ

P「あーもう暖かいわ良い匂いだわ、真は完璧だなぁ。まさに『真に捨てる所無し』だよ…」クンカクンカ

真「おだててもダメぇ!はーなーしーてー!!」ジタバタジタバタ

P「首筋…」クンカクンカ

真「ひぃっ!?」ビクッ

P「脇の下…」クンカクンカ

真「うきゃあっ!?」ビクビクッ

P「へそ…」クンカクンカ

真「うわああああっ!?」ビクビクビクッ

P「そして…」モゾモゾ

真「ひゃっ!?な、ななな何してるんですかぁ!?シャツの中に顔を突っ込んで…そこは胸ですよぉ!?」ビクビクビクビクッ

真「バカバカバカぁっ!!プロデューサーのエッチ!すけべ!変態!やめてくださぁい!!」ジタバタジタバタ

P「……」ギュウウウゥゥッッ

真「うびぃいぃぃぃっっ!?」ビクンッビクンッ

P「スーハー、スーハー…」クンカクンカギュウウウゥゥッックンカクンカ

真「う、うわ、うわあぁあぁあぁっっ!?」ビクンッビクンッビクンッビクンッ

プツン。

真「あ…」ガクガク

真「あひゃ…」ガクガクガクガク

真「あひゃあぁぁぁぁぁぁ…」ヘナヘナヘナヘナ

P「ありゃりゃ…真?大丈夫か?」

真「も、もう…お嫁に…行けないぃ…」

真「プロデューサーの…お嫁に…なるしかないよぉ…」

P『…俺はそれでも全然オッケーなんだけどなぁ』

ガチャッ。

P「すみませーん、ソファー行き1名追加でーす」

真「ふにゃあ…」フニャフニャ

雪歩「ま、真ちゃん!?大丈夫!?」

P「あ、大丈夫。ちょっと夢見心地なだけだから」

小鳥「むぅー…プロデューサーさんはちょっと色んな子を手籠めにし過ぎだと思います!」プンスカ

P「手籠めて。人聞きが悪過ぎですって…」

ガチャッ。

亜美「ぅあーっ!さーむーいー!」プルプル

真美「あわわわわ…暖かいスープをください…」ガチガチ

律子「うわぁ、アンタら頭に雪が積もってんじゃないの!」

小鳥「あら、いつの間にこんなに降ってたんですかねぇ…?」

やよい「わぁー!すごい降ってますぅー!」キャッキャッ

響「すごいぞー!後で雪だるま作るぞー!」キャッキャッ

亜美「りっぢゃあぁぁぁぁん!!」プルプルプルプル

真美「あだだめでえぇぇぇぇ!!」ガクガクガクガク

律子「うぎゃあっ!?冷たっ!!手ェ冷たっ!!」

律子「やめ!アタシを心臓麻痺で[ピーーー]気かぁ!?離れなさぁい!!」ペシペシ

亜美「痛っ!うわーん律ちゃんが薄情だよぉー!」プルプルプルプル

真美「今にも凍え死にそうなのにぃー!」ガクガクガクガク

律子「あぁもう…ごめん雪歩、熱いお茶を煎れてあげてくれない?」

雪歩「あ、はい。解りましたぁ」トテトテ

律子「それに、暖め要員ならちゃんとそこにいるわよ、ほら」

P「……え?俺の事?」

律子「あの人は今日もみんなをグッツグツに暖めてる、暖めのエキスパートだから。アンタ達もすぐに汗まみれになるくらい暖めてもらえるわよ」

亜美「兄ぢゃぁぁぁぁんっっ!!」プルプルプルプル

真美「あだだめでえぇぇぇぇ!!」ガクガクガクガク

P「うひぃっ!?冷てぇっ!!」ビクビクッ

亜美「フー、フー…」プルプルプルプル

真美「ハー、ハー…」ガクガクガクガク

P「あーあー、こんなに芯から冷えてまぁ…ほら、2人供ちょっと抱っこするぞ、と」

P「このまま社長室行くぞ…よいしょぉ!」ヒョイッ

ガチャッ。バタン。

P「すみません社長、また椅子をお借りしますね…2人供、俺の膝の上に座れ」ギシッ

亜美「さ、寒いよぉ…」プルプルプルプル

真美「兄ちゃぁん…」ガクガクガクガク

P「よしよし、身体中擦ってやるからな。まずは両手からだ」ゴシゴシゴシゴシ

亜美「あうぅ…」

真美「兄ちゃんの手、暖かいね…」

P「それから…っつーか足も相当冷たいな。こんな寒い日にショートパンツで来るからだろまったく…」ゴシゴシゴシゴシ

亜美「はぁ…その調子だよ兄ちゃぁん…」ポカポカ

真美「その調子でどんどん暖める事を許す…」ポカポカ

P「何だその上から目線は…じゃあ次は背中だ。すまんが服の中に手を入れるぞ」ズボッズボッ

亜美「うひっ!?」ビクッ

真美「ひゃっ!?」ビクッ

P「うわっ、背中も冷たいな。しっかり暖めてるから、肌を直接擦らないと…」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

亜美「……」ギュッ

真美「……」ギュッ

P「よいしょ、よいしょっと…ん?この指先に引っ掛かる感触は…?」グイッグイッ

亜美「うひゃあっ!?に、兄ちゃん!それブラだYO!」ビクッ

真美「兄ちゃんのエッチスケッチ妖怪ウォッチぃ!」ビクッ

P「あぁ、すまんすまん。っつーかお前達でもブラとかするんだなぁ…」ゴシゴシゴシゴシ

亜美「こ、これでも千早お姉ちゃんより大きいんだよ!」

真美「将来的にはあずさお姉ちゃんより大きくなるんだよ!」

P「はいはい……あ」

プチッ×2

亜美「え?」

真美「あれ?」

P「…すまん、ブラのホックはずしちまった」

亜美「ええええええ!?//////」

真美「そ、そこまで許してないよ!?//////」

P「指先が引っ掛かってうっかりはずれたんだよ。っつーか後でちゃんと着けてやるから、とりあえずじっとしてろ」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

亜美「あうぅ…兄ちゃんの色欲大魔神…」ギュッ

真美「あうぅ…兄ちゃんの好色一大男…」ギュッ

P「お前達が普段俺の事をどう思ってるかよーく解ったぞー」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

亜美「だ、だって!男の人にブラはずされた事なんて無いんだもん!!」

P「そらその歳でそんな経験してたら大問題だわな」ゴシゴシゴシゴシ

真美「まぁ真美達の魅力が、兄ちゃんを狂わせてしまったんですなー。罪作りな女だよねー♪」

P「…中坊がマセた事言ってんなっつーの」ゴシゴシゴシゴシ

P『…コイツ等背中スベスベ過ぎんだろ』ゴシゴシゴシゴシ

亜美「んふぅ、ふぁっ…」ギュッ

真美「はぁっ、んんっ…」ギュッ

P『…やべ、このまま続けてたら確実にエレクチオンする』ゴシゴシゴシゴシ

P「よ、よーし!そろそろ…」

真美「…兄ちゃあん」

P「ん?」

チュッ。

亜美「!?」

P「…ばっ!?いきなり何を!?」アタフタ

真美「にひひぃ♪ファーストキスあげたった!//////」

P「お、おま…」ドキドキ

亜美「…何焦ってんの?昨日は亜美にとんでもないチューしたくせに…」ギュッ

P「あ、いや、それは…」ドキドキ

真美「え!?亜美、兄ちゃんにクチビル奪われちゃったの!?」

亜美「うん…すごかった…亜美の口の中、兄ちゃんの舌でかき回されて…ワケわかんなかった…//////」

真美「な、なんてこった…ファーストキスで亜美に先を越されたばかりか、更に大人の階段を登ってたなんて…」ワナワナ

真美「……兄ちゃん!!」ガバッ

P「んぶっ!?」ブチュッ

真美「んむっ、むあっ、あっぷぅ、ちゅるっ…」ジュルジュル

亜美「ま、真美ぃ!?//////」

P「……」ジュルジュル

真美「…ぷはぁっ!ど、どうかな兄ちゃん?」ドキドキ

P「どうってお前…」

真美「あ、亜美の時より興奮した?真美のキスの方が良いでしょ?」ドキドキドキドキ

P「……ばーか」

真美「え?」

P「大人のキスを舐めんなよ?」グイッ

ジュブルルルッ!ヂュルロルルルロロロ!ゾルルブブブルルッッ!!

真美「ぷぁっ!?あむっ!はぅぶふうっ!?」ビクビクッビクビクッ

真美「うむ…ぷひぃっ…くぁっ…」ガクッ

P「ふぅ…」チュポン

亜美「に、兄ちゃん…」ドキドキドキドキドキドキドキドキ

P「…ほら、もっとこっちに寄れ」グイッ

亜美「ぅぁ…あ、あの…」ドキドキドキドキドキドキドキドキ

P「…口を開けて舌を出せ。口の中に唾をいっぱい溜め込んでからな」

亜美「……う、うん」グジュッグジュッ

亜美「……むぁっ…こ、こええいい?」アーン

割愛。

亜美「むひいぃぃーっ!?」ビクンッビクンッ

あずさ→千早→春香の順で締めます。

ガチャッ。

あずさ「おはようございますぅ。あー寒いわぁ」

やよい「あ、あずささん。おはようございまーす!」

雪歩「おはようございますぅ。ちょうど今お茶を煎れたので、良かったらどうぞ」

あずさ「あら、ありがとう雪歩ちゃん」コクコク

あずさ「はぁー…暖まるわぁ…」

律子「あずささん、この吹雪の中をよく来られましたねぇ。もう少ししたらお電話しようと思ってたんですけど」

あずさ「えぇ、それがいつもは家から事務所までもう少し時間がかかるんだけど、何だか今日は真っ直ぐ来られた気がするのよねぇ」ホンワカ

律子「そ、そうですか…それは何よりです…」

小鳥『悪天候で方向音痴が緩和されたのかしら…?』

ガチャッ。

亜美「んっふっふぅ♪兄ちゃぁん♪」スリスリ

真美「もう兄ちゃん無しじゃ生きていけないかもぉ♪」スリスリ

律子「……」ジトー

小鳥「……」ジトー

響「……」ジトー

貴音「……」ジトー

P「あ、あの…亜美さん真美さんや?視線が刺さりまくりなんで、そろそろ離れてほしいんだけど…」アタフタ

あずさ「プロデューサーさん、おはようございますぅ」

P「あ、あずささん。おはようございます」

あずさ「あらあら、亜美ちゃんも真美ちゃんも、プロデューサーさんにべったりなのねぇ?」

亜美「あ、あずさお姉ちゃん!亜美達ねぇ…兄ちゃんに大人の女にしてもらったんだよ!」テレテレ

ピキッ。

P「ちょ、お前等何言ってんの!?」アタフタアタフタ

真美「もーとぼけちゃってぇ!あんな事されたら、真美達もう夢見る少女じゃいられないじゃーん!」テレテレ

亜美「ねーねー兄ちゃん?式はどうする?洋風?和風?」

真美「子供は何人くらいほしい?とりあえず真美は双子でも三つ子でも何人でも産んであげるよ?」

あずさ「……プロデューサーさん?まさかとは思いますけど…」ゴゴゴゴゴゴ

P「ち、違います!いつもの悪ふざけなんです!」

亜美「えー?兄ちゃんあんな事しといて今更逃げる気ぃ?」プンスカ

真美「兄ちゃんにはちゃんと責任とってもらうよ?」プンスカ

あずさ「……プロデューサーさん、ちょっとお話が」

P「……はい。じゃあ社長室で」ブルブル

ガチャッ。バタン。

あずさ「……お話はよく解りました。でもちょっと軽率だと思いますよ?」

P「はい…」

あずさ「あのくらいの年頃の子は、年上の男の人に優しくされると、コロッと行き易いんですから」

P「すみません…」

あずさ「……うふふ♪いつもの凛々しいプロデューサーさんも素敵ですけど、今みたいにシュンとしてるプロデューサーさんも可愛いかも?」クスクス

P「は、はぁ…」

あずさ「……」ジー

P「…あ、あの?」

あずさ「じゃあ今日はぁ、私もプロデューサーさんに暖めてもらっちゃいましょうか?」

P「え?あ、はい。それはもう…」

あずさ「じゃあ、指先がまだちょっと冷たいので、暖めてもらえますかぁ?」

P「わ、解りました…って、え?」

スルッ。

P「うひぃっ!?あ、あずささん!?ワイシャツの裾から手を入れるなんて…!?」ビクビクッ

あずさ「あ、すみません…手を暖めるならここが1番かと思って…冷たかったですかぁ」

P「い、いえ…大丈夫で…うおぅっ!?あ、あずささん…脇腹は…くすぐったい…イヒヒヒ!?」ビクビクッ

あずさ「あん、動いちゃダメですよぉプロデューサーさん。プロデューサーさんのお腹で手を暖めてるんですからぁ」スリスリスリスリ

P「いや、でも、これは…ウヒヒッ!?くぅっ…」ビクビクッ

あずさ「あら、プロデューサーさんは脇腹が弱いんですかぁ?」スリスリスリスリ

P「うひゃっ!?あ、あずささん…や、やめ…」ビクビクッ

あずさ「あら…じゃあこっちの方が良いんですかぁ?」スリスリスリスリ

P「うがっ!?」ビクンッ

あずさ「プロデューサーさんって、細く見えて意外と胸板厚いんですねぇ…」スリスリスリスリ
P「あ、あずささん…あ、あぅっ!?」ビクンッビクンッ

あずさ「あら?プロデューサーさん…ここに何か固いものが…」コリコリ

P「いぃっ!?そ、そこはダメですって!!うぁあぁっ!?」ビクンッビクンッ

あずさ「あらあら?触ったらもっと硬くなりましたよ?うふふ、何だか面白いですねぇ♪」コリコリコリコリコリコリコリコリ

P「ひぁっ!あ、あずささぁん!ら、ら、らめえぇぇぇぇぇぇっっ!!」ビクビクビクビクビクビクッ

ガチャッ。

小鳥「あら、あずささん。あれ?プロデューサーさんは?」

あずさ「まだ中にいます。ちょっと疲れてたみたいでぇ」ツヤツヤ

小鳥「…な、何かやけにお肌のツヤが良いですね?」

あずさ「えぇ。プロデューサーさんにたぁっぷり元気をいただきましたからぁ♪」ツヤツヤ

小鳥「……後で詳しく聞かせてもらえませんか?」

あずさ「あらあら、どうしようかしらぁ♪」ツヤツヤ

ガチャッ。

千早「お、おはようございます…」ガタガタブルブル

やよい「うわ、千早さん大丈夫ですかぁ!?」

雪歩「ふわぁ…全身雪まみれですぅ…」

響「うっひゃあ…見てるだけで寒いぞ…」プルプル

貴音「大丈夫ですか千早?すぐに濡れた上着を脱いだ方が良いですよ」パタパタ

千早「あ、ありがとうございます…」ガタガタブルブル

律子「このままじゃ風邪ひいちゃうわね…すぐにお茶を煎れるから待っててね」パタパタ

響「ただでさえ青白い肌が、もう白を通り越して透明に近いぞ!本当に大丈夫かぁ?」

千早「だ、だだだだ大丈夫よがが我那覇さん…」ガチガチ

雪歩「は、はいお茶だよ…」

千早「あ、ありがとう…」ズズズズー

やよい「…千早さん!早くプロデューサーに暖めてもらってください!」

千早「…え?」ズズズズー

あずさ「えぇ、それが良いわぁ。今社長室にいるから、早く行って暖めてもらいなさい」

千早「え?えぇ?」

貴音「時は一刻を争います。さぁ早く!」

千早「ちょ、ちょっと待ってみんな!一体どうしたの!?」

響「いーからいーから!プロデューサーを信じるさー!」

雪歩「ファイトだよ千早ちゃん!」

亜美「迷わず行けよ!行けば解るさ!」

真美「ケントーを祈る!」

ガチャッ。バタン。

千早「…もう、何だって言うのよ」

P「……ぅおっ!何だ、千早か…おはよう」

千早「あ、おはようございます…大丈夫ですか?何だか呆けてたみたいですけど?」

P「あ、あぁ…ちょっと休憩しててな。っつーか千早こそどうしたんだ?何か俺に用か?」

千早「い、いえ…何故かみんながプロデューサーに、あ…暖めてもらえって」

P「そっか…寒いのか?」

千早「……正直、とても寒いです。猛吹雪の中を歩いて来ましたので…」ブルブル

P「俺なんかで良いのか?春香に暖めてもらった方が…」

千早「……昨日、プロデューサーに強引に抱き締められた時、怖くて身体がすくんだのと同時に、安心して全身の力が抜けるような、よく解らない感じでした」

千早「そしてもう1つ、すごく暖かかった…というかむしろ熱かったんです…」

千早「…また、あの熱を感じたい、です」

P「……良いのか?」

千早「は、はい…お願い、します…」

P「……」ギュウウウゥゥッッ

千早「…くっ」ビクビクッ

P「…千早は細いなぁ。そら寒いワケだよ、こんな脂肪も付いてないガリガリな身体じゃあな」

千早「…プロデューサーも、やっぱりあずささんや四条さんみたいな肉付きの良い人が良いんですか?」

P「ん?俺?俺はどっちも好きだぞ?雑食系男子だからな」ギュウウウゥゥッッ

千早「っはぁ…ざ、雑食系?」

P「千早みたいな慎ましやかな胸も、今にも折れそうな腰も、肉付きの薄いお尻も、全部好きだ」ギュウウウゥゥッッ

P「千早の身体は、それ自体が1つの芸術品だ。羨ましいと思う女の子は少なくないぞ?律子なんかいつもそう言ってるだろ?」ギュウウウゥゥッッ

千早「お、女の子から羨ましがられても…そ、その…プロデューサーがどう思ってるのかが重要で…//////」

P「…正直、千早を今すぐ全裸にひん剥いて、胸も腰も尻も足も全身くまなく舐め回したいぞ?」ギュウウウゥゥッッ

千早「……//////」

P「…しても良いのか?」ギュウウウゥゥッッ

千早「……ぷ、プロデューサーが、どうしてもと、言うのなら…」ドキドキ

P「…俺なんかで良いのか?千早ならもっともっと上のランクの男をゲット出来るぞ?961の鬼ヶ島とか」

千早「プロデューサーは、私にとっては…最高ランクの男性です」ギュウウウゥゥッッ

P「……そう断言されると恥ずかしいな」ギュウウウゥゥッッ

千早「少しは私の恥ずかしさが理解出来ました?」ギュウウウゥゥッッ

P「あいすみません…」

千早「……ウフフ。ありがとうございますプロデューサー、もう大丈夫ですから」

P「もう大丈夫なのか?」

千早「えぇ。とっても暖まりました。今日みたいな寒い日は、またお願いしたいです」

P「おぅ。俺は24時間365日いつでも良いぞ」

千早「……そんな事言うと、独占したくなっちゃいますよ?」

P「え?」

千早「私、こう見えて結構、独占欲も嫉妬も強いんですから…覚悟しておいてくださいね?」

P「……千早に嫉妬されるなんて、嬉しい限りだよ」

千早「……ウフフ♪」

ガチャッ。

春香「おはようございます!天海春香です!」ドスンドスン

雪歩「……え?」キョトン

亜美「だ、誰?」キョトン

春香「天海春香です!見たら解るでしょ?」ドスンドスン

響「いや、見た目で解らんし…何なのその着膨れた身体は?」

真美「ベイマックスかな?」


春香「だってぇ、今日すっごく寒かったんだもん!!家にある防寒着全部着て来たよ!」ドスンドスン

亜美「はるるんは女捨ててるねぇ…」

小鳥「さすがにそれは私もマネ出来ないわぁ…」


ガチャッ。

P「お、春…え?春香?春香だよな?」キョトン

千早「…アナタ、いくら何でもそれはアイドルとしてどうなの?」

春香「だって寒かったんだもん!寒さの前ではみんな平等だよ!」ドスンドスン

律子「ってか、その格好で電車乗って来たの?」

春香「大丈夫だよ!誰も私だって気付かなかったから!」ドスンドスン

響「…うわぁ」

P「…春香、ちょっと話があるから社長室まで来い」

春香「え?あ、はい。ちょっと待っててください…脱いで身軽にならないと…」ヌギヌギ

亜美「…てか何枚着てんの!?終わりが見えないんだけど!」

真美「玉ねぎの妖精か何かなの?」

春香「せめて十二単と言ってよ…よいしょっと」ヌギヌギ

ガチャッ。バタン。

アイドルとしての心構え及び立ち居振舞いを小一時間説教中。

春香「はい、はい…反省してます…」ションボリ

P「ふぅ…まぁ説教はこのくらいで良いか。以後気をつけるようにな?」

春香「はい…」

P「…春香?ガッツリ説教かました後で言うのもアレだけど、そんなに落ち込む事じゃないんだぞ?」

春香「…私ってアイドル向いてないのかなぁ」ションボリ

P「え?そこまで後ろ向きになるの!?」

春香「むー…アイドル活動を続ける上でのモチベーションが維持出来ないですぅ…」ションボリ

P「は、春香?俺どうすれば良い?どうすればいつもの笑顔のはるるんに戻ってくれるの?」アタフタアタフタ

春香「それじゃあ…まずはぁ、両手を広げてください」

P「ん?こ、こうか?こうで良いのか?」

春香「……プロデューサーさぁぁぁぁんっっ!!」ギュウウウゥゥッッ

P「ぅおっ!?」ビクッ

春香「んふふふ♪プロデューサーさぁん…」ギュウウウゥゥッッ

P「…ったく、しょうがない奴だなぁ」ギュウウウゥゥッッ

春香「昨日のアレを見て、私もプロデューサーさんに暖めてほしくなっちゃいましたぁ♪」ギュウウウゥゥッッ

P「はいはい。気の済むまで暖めてやるよ」ギュウウウゥゥッッ

春香「……プロデューサーさん…私って、本当にトップアイドルになれるのかな…?」

P「うん?まだ不安なのか?」

春香「……」

P「なれる。俺とお前がタッグを組んで、上手く行かないハズがないだろ」ギュウウウゥゥッッ

春香「……ぐすっ、ひっく」

春香「わ、わた、わたし…毎日不安で…こんな私が本当にアイドルとしてやれるのかって…」グスグス

春香「でも、プロデューサーさんは…いつも一生懸命で…前向きで…必死で…私をトップアイドルにするんだって…」グスグス

春香「ぅ…うぅうわあぁぁあああーんっ!!ありがとうございます!ありがとうございますううぅぅぅっっ!!」ビービー

P「こらこら、まだトップアイドルになれてないのに号泣するんじゃない。感謝の言葉もまだ早い」ギュウウウゥゥッッ

春香「ぐすっ…ふええぇ…でも、でもぉ…」グスグス

P「解った解った。1回思いっきり泣いてストレス発散させとけ。今日だけは俺の胸を涙と鼻水と涎まみれにしても許す」ギュウウウゥゥッッ

春香「ず、ずるい…今そんな優しい事言われたらぁ!ぅあっ、んぐぅっ、ふわぁあぁあぁあぁーんっっ!!」ビービー

春香「私!トップアイドルになります!プロデューサーと2人で!命懸けでぇっ!頑張りますからぁっ!これからもぉ!よろしくお願いじまずうぅぅぅっ!!」ビービー

P「よしよし。こちらこそよろしくなー」ナデナデ

P『……今年の流行語大賞に号泣アイドルって新語をノミネート出来ないだろうか?』ナデナデ

春香「ふぐぅ…プロデューサーさぁん…」ギュウウウゥゥッッ

春香「…………好き、です//////」ギュウウウゥゥッッ

P「…あぁ、俺も笑顔で元気な春香が大好きだぞ」ギュウウウゥゥッッ

ビュウウウウウウウウウッッ!!

ガタガタッ!ガタガタガタッッ!!

『…関東地方全体を覆う寒波は現在激しい雪を降らせ、その勢いは未だ衰えません』

『この為首都圏では全ての交通機関が麻痺し、駅周辺は大勢の帰宅難民でごった返しています』

『この雪は明日未明まで続く見込みです。外出中の皆さんはくれぐれもスリップや転倒にお気をつけください』

小鳥「…だそうですよ?どうします?」

律子「社長も今夜は現地で泊まるそうです。帰りはこちらの混乱が治まってからになるでしょうね」

春香「困ったなぁ…今何時なの?」

千早「もうすぐ18時です」

あずさ「これじゃ帰れそうにないわねぇ…」

美希「あふぅ…ねぇデコちゃん、家からヘリコプターとか飛ばせないの?」

伊織「無茶言わないでよ…」

真「さすがにこれじゃ走って帰るのも無理だよなぁ…」

貴音「私、少々小腹が…」グギュルルルルルルルッ!バキューン!

亜美「え?今ピストル鳴らなかった!?」

真美「お姫ちんのお腹ってどうなってんだろ…?」

雪歩「ねぇやよいちゃん、弟さん達は大丈夫なの?」

やよい「はい!さっき電話したら、お隣さんが面倒見ててくれるみたいですぅ」

響「いぬ美達は自分でご飯食べられるから心配いらないけど…」

春香「…あれ?そう言えばプロデューサーさんは?」

律子「何かちょっと外に出るって言ってたわよ」

雪歩「こ、この吹雪の中をですかぁ!?」

伊織「大丈夫なのかしら?あの馬鹿…」

小鳥「と、とりあえず今日はここに寝泊まりするしかないわね。みんなご家族の方に電話して許可を取ってね?説明が必要なら私か律子さんが替わるから」

真「え?ってかこの事務所で全員寝られるんですか?」

律子「一応緊急災害時の事を考えて、人数分の布団と非常食は確保してあるわ。まぁこの人数の布団を敷くなら物を色々移動したり掃除したりする必要があるから、みんなで準備するわよ!はい動いて動いてー!」

貴音「小腹が…」バキューン!

千早「…もう小腹ってレベルじゃないですね。四条さんは一足先に非常食を食べてても良いですよ?」

ガチャッ。バタン。

P「うおぉー!寒いいいいっ!」ガタガタ

亜美「あ、兄ちゃんおかえりー!」

真美「どこ行ってたのー?」

P「と、とりあえず電器屋に行ってセラミックヒーター買って来た…」ガタガタ

律子「あ、暖房買って来たくれたんですか!?ありがとうございます、助かりましたぁ」

P「はいこれ領収書…ううぅ寒い…」ガタガタ

雪歩「ふわぁ…プロデューサーすごい寒そうですぅ…」

やよい「このままじゃ風邪ひいちゃいますぅ!」

響「プロデューサー!自分が暖めてあげるから、早くこっちに来るんだぞ!」

ピクッ!

真「だ、ダメだよ響!その役目は僕に任せて!」

貴音「いいえ、微力なれど私が暖め役を引き受けましょう」

伊織「このスーパーアイドル伊織ちゃんを出し抜く気!?アンタ達は引っ込んでなさいよ!」

千早「プロデューサー、さっきみたいに私を強く抱き締めてくれれば、寒さなんて吹き飛びますよ!」

雪歩「ち、千早ちゃんより私の方が暖かいと思いますぅ!」

あずさ「あらあら、プロデューサーさんは私の身体がお気に入りみたいだから。みんなごめんねぇ?」

美希「ハニー!美希だったら裸で暖めてあげるの!」

やよい「わ、私も恥ずかしいけど、プロデューサーがその方が良いなら裸になります!」

亜美「兄ちゃーん、亜美のセクチーバデーで身も心も暖めてあげるよ!」

真美「んっふっふー、ひょっとしたら変なトコも熱くなっちゃうかもねー?」

春香「ぷ、プロデューサーさん!もちろん私と…って、律子さんと小鳥さん!?何やってるんですかぁ!?」

律子「んー?何って、プロデューサーを暖めてあげてるのよー?」ギュウウウゥゥッッ

小鳥「ほぉら、おっぱいのサンドイッチですよぉ?」ギュウウウゥゥッッ

P「あぁ…落ち着きます…」ポカポカ

響「あー!律子もぴよ子もずるいぞ!抜け駆けは無しだろー!?自分も!!」ギュウウウゥゥッッ

千早「プロデューサー!やっぱり胸が大きいのが好きなんですか!?」ギュウウウゥゥッッ

美希「ほらハニー!美希また脱いだよ!ハニーに抱き締めてほしいの!」ギュウウウゥゥッッ

P「ちょ、あの、身動きがとれないんだけど…」

あずさ「あらあら、今日はみんなで固まって寝る事になるのかしらぁ?」ギュウウウゥゥッッ

貴音「あなた様…是非私を肉布団にしてくださいませ…」ギュウウウゥゥッッ

雪歩「に、肉布団!?うぅ…ひ、ひんそーな身体の私だけど、私も肉布団になりますぅ!」

やよい「うっうー!私もそのにくぶとんっていうの頑張りますぅ!」ギュウウウゥゥッッ

伊織「や、やよいにそんな事させるくらいなら私が肉布団にでも何でもやってやろうじゃないの!」ギュウウウゥゥッッ

真「プロデューサー!僕を選んでください!もう匂いでも何でも嗅いで良いですからぁ!」ギュウウウゥゥッッ

亜美「エロエロな兄ちゃんはきっとセクチーな亜美を選んでくれるハズだYO!」ギュウウウゥゥッッ

真美「その亜美よりずっとセクチーな真美の方が良いに決まってるYO!」ギュウウウゥゥッッ

P「いや、あの、もう充分暖まってるんですけど…」

春香「もう!プロデューサーさん一体誰を選ぶんですか!?」ギュウウウゥゥッッ

P「こ、このタイミングでその質問する!?」

「そうだそうだー!」
「ハッキリしなさいよ!」
「もう逃げられませんよぉ?」

P「……か、帰るーっ!俺今日は家に帰るーっ!」


高木「…たまにはゆっくりと温泉に浸かるのも良いものだなぁ、黒井よ」

黒井「…相手が貴様でなければ尚良いのだがな…お、流れ星か」

キラーン。


おわり。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年12月08日 (月) 18:30:03   ID: 3i1YoulL

ここまでなかなか面白い

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