【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」菫「その31だ」 (1000)



※このスレは咲の二次創作安価スレです

※もはや何個あるんだよ……な、京太郎視点です

※最強(麻雀でとは言ってない)の京太郎を目指して、日本各地の高校で雑用をします

※色々補正あり、エンディングはヒロインの数だけ

※鬱なし、ガチ修羅場なし、闘牌なし

※麻雀は基本、京太郎視点のみの個人戦ですよーぅ

※ギャルゲのみでやっていくもよし、麻雀を極めるもよし、すべては安価神とコンマ神のみぞ知る


パート1
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389148459/)

前スレ
パート30
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」アレクサンドラ「その30よ」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」アレクサンドラ「その30よ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416486564/)


 安価の連続取得、連続スナイプはおk(なるべく非推奨)
 複数選択安価の、同一IDによる複数取得は不可
 踏み台+単独取得は可能

 書き込みエラーは書き込まれている場合があるので、再書き込みの前に更新推奨
 連続書き込み、上げ忘れなどへ、厳しいツッコミはあったかくな~い
 煽りにならないよう、和やかに行きましょう


◆スタートは9月(二週目以降は10月)
(現在二年目5月、永水→宮守→阿知賀→白糸台→姫松→千里山→清澄→臨海→清澄)

基本ステータスは3つ。
・雀力スキル=咲世界での戦闘力
・執事スキル=炊事・洗濯・掃除・裁縫等の家事全般、教養や成績、さらには容姿に関わるスキル
・雑用スキル=麻雀関連の雑務、気遣い、買い物、データ管理、コミュ力に関わるスキル

※成功判定はコンマが、50+スキル数値÷10以内なら成功、オーバーなら失敗(普通)、ゾロ目で大成功
※麻雀判定は別記載


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417950623


◆基本的な流れ
・派遣先で一ヶ月過ごす

・一ヶ月の内訳は4週間、週7日、ただし使用するのは二週間分=平日12日+休日2日、+連休3日

・週開始時に、重視行動選択。行動に対応するスキルが毎日1上昇する。経験値の場合は5。
 (例:重視雀力→毎日1上昇×6、週末にさらに6追加)

・各日で選択可能な行動を選び、判定し、イチャイチャしたり鍛えたり

・7日が終わると、6日で成長した分と同じだけさらに成長、スキルポイントと女の子好感度
(技能経験値以外の、コンマ運で上げた分は除く ※例:ボーナス、遭遇判定好感度、おみくじ)
(追加成長は、本来予定していた四週行動の名残。前週と同じ行動をした、という仮定で成長する)

・連休 合宿or旅行or休日×3として使用可能

・そこからまた7日行動、終わると倍成長、日程終了

・オファーをチェックし、別の学校へ(安価多数決)


【※ 学校イベント予定】
テストは基本、5月二週、7月二週、10月四週、12月二週、2月四週。
白糸台と千里山と阿知賀は6月四週、9月二週、12月二週、2月四週。
テスト前週は通常行動の雀力行動不可。

5月一週水曜~金曜:GW(三連休) 土曜:体育祭
10月一週土日:学園祭 二年限定10月三週水木金:修学旅行
3月:卒業式(3月0日に、という扱い。行ったことある場所なら、どこでも行ける)
4月:入学式

【麻雀大会イベ】(土曜は団体戦イベ、関与なければ通常土曜)
11月第一週土日:秋季地方大会予選
11月第三週土日:秋季地方大会本選・ドラフト会議
3月第一週土日:春季大会予選
3月第三・四週:春季大会本選
6月第三週土日:夏の全国予選
8月第一・二・三週:夏の全国大会

【正月の扱い】
・正月期間が存在、実家で過ごす(描写はカット)
・ただし例外として、ときめき以上の相手とは、自由に初詣に行ける。一ヶ所(一人)のみ
・1月の学校は普通に、第一週月曜から

●初詣
・雀力or執事or雑用、いずれか+10
・経験値+60
・一緒に行った女子の好感度+10(すでにときめき、ただしこれを選べばデート回数が1追加)
・別の女子好感度+5
のうちから一つ選択、その後おみくじ安価

●おみくじ
・引くか否か選択後、引く場合はコンマ判定
ゾロ目 大吉 ステ三種+2・経験値+10・全知人好感度+1
01~10 中吉 ステ三種+1・経験値+5・1月派遣先生徒&卒業生好感度+1
キリ番 中吉
11~60 小吉・吉・末吉 一桁123雀力+1、456執事+1、789雑用+1、0好感度+1(※別途人物安価)
60~89 凶 一桁123雀力-1、456執事-1、789雑用-1、0変化なし
90~00 大凶 ステ三種-3
4ゾロ 大凶


【大会情報】
・土曜、前週については団体戦関連のイベントが大部分。以下は京太郎出場の大会のみ

◆秋大会=地方大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:県代表選抜戦、四回判定戦×3試合、11月第一週休日。ちなみに次の行動は連休。
初戦はトップ、二回戦・三回戦は二位以上で通過。強さは50、100、150。
試合突破ごとに雀力+2、経験値+5。

 ●本選:○○地方最強決定戦、四回判定戦×3試合、11月第三週休日。終了後、移動イベントへ。
三試合の四回判定戦、初戦はトップ、二回戦は二位以上、ラストはトップで地方最強。
全国優勝には含まれない。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。


◆春大会=全国大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:四回判定戦×3試合、3月第一週休日。
すべてトップで勝ち抜け。強さは100、150、200。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。

 ●本選:四回判定戦×5試合、3月第四週。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは200、250、300、350、400。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、40の人のみ元の補正値に+40上乗せ。上乗せ数値は50を上限とする)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。


◆夏大会=全国大会(インハイ) ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:四回判定戦×3試合、6月第三週休日。突破すると6・8月がその学校で固定。
すべてトップで勝ち抜け。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。

 ●本選:四回判定戦×5試合、8月第第三週。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは250、300、350、400、450。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、40の人のみ元の補正値に+40上乗せ。上乗せ数値は50を上限とする)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。


・秋の優勝は、所属校の好感度が+2(OG、卒業プロ含む)
・全国優勝は、二位との点差が20000以上なら全員好感度+1、25000以上なら+2、30000以上なら+5
・また、飛び人数×3が、好感度加算に追加される


※大会ルールは予告して変更する可能性がございます。


●女子好感度
 嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)
 の6or7段階。嫌いになることは、あまりないはず。

 出会ったときにコンマ判定、1桁数字+2桁数字。ゾロ目で+10、キリ番で+5。
 77なら+20。00で+50。44で-40。聖なる数字は+10。
 執事スキル÷20(切り捨て)に上記を補正。

●例外:清澄について
・帰還時数値+執事÷20
・コンマについては通常ではなく、コンマの高いほうの数のみ追加
・コンマボーナスについては付与

●ルートについて
・基本的に女子からの告白のみでルート確定、ED分岐
 ▽そのまま3年終了までやる、そして強くて最初からor強くて続きから
 ▽カップル成立アフターをちょい書き、そして二人は幸せなキスをして終了、強くて最初からor強くて続きから
 ▽カップルになって終了、強くて最初からor強くて続きから

・告白は月日程終了後、一定条件クリアで
 ▽条件:ときめき状態
     デート3回以上
     等々。

・デートは大好きになってから、平日誘って土曜or休日のみ可能。10~20くらい好感度が上がるはず

・告白イベント直前に、セーブされます。セーブは大会中にも、試合前にされます

・告白イベント発生の有無を多数決、起こるとエンディングです

●その他イベント
・期間延長
 月日程終了後、多数決で同じ高校での活動に決まれば、期間延長として扱われる。

・転校
 ▽条件:ときめき状態の女子がその学校に二名以上
    :雑用で大成功が5回以上(累積)
    :雀力が全国レベル(300↑)
 以上が満たされれば、ときめき女子からお願いされる。告白が起きる場合は、そちらが優先。
 安価多数決で、転校するか否か決める。

●好感度追加設定
・選択安価と雑用ボーナス
 好感度変動の行動・返事選択の安価にて、コンマが雑用÷10以下なら、好感度上昇+1
 これは、雑用の要素にコミュ力が含まれるため。執事としての振舞いでなく、京太郎の素のコミュ力

・好感度判定について
 好感度に50足すとき、足さないときがあるが、ランダム
 基準は、無理がある流れなら厳しめの判定、という感じ。曖昧である

・技能経験値での能力取得
 一年目からのプロ、いわゆる原作プロ組からは能力を取得できるが、相手がときめき状態なら、本来の取得経験値の半分で取得可能となる


◆休日について
●休日の利用(昼行動)
1 メンバーと特打ち(対局ありの先達指導×2、一位=大成功、二位・三位=成功、四位=失敗、という感じで。雀力4~6、経験値10・20・40、好感度1~3、をそれぞれ×2)
2 雀荘(希望するプロ3名と二回対局、順位問わず技能経験値30=60、順位問わずコンマ一桁雀力成長。好感度は1固定、勝利相手にはさらに+1。スキル購入可能)
3 買い物 (土産や誕生日プレゼント購入)
4 デート ※約束ある場合のみ

●デートの仕様
・大好き以上なら誘える
・夜に電話で誘う
・空いている土曜・休日から選択し、予定を立てる。土曜の場合は部活、日曜の場合は午後行動がなくなる
・告白条件のデート回数、に換算される

●デート内容
・デートスポット自由記入安価 → 移動
>>1が必死に書く、好感度判定で好感度を稼ぐ、成功で5くらい?
・デートスポット安価再び → 移動
>>1が必死に書く、上に同じ

●その他・お土産システム
予算は10000 お土産が1000~3000、プレゼントが3000~5000
1000円につき好感度+1、ただしお土産は3つまで、プレゼントは誕生日相手(購入日より二週間以内)のみ


◆派遣について
●派遣タイミング
 一ヶ月置きに、多数決安価で派遣先決定
 現在の派遣校でも可能(永水 → 永水、でも大丈夫)

●現在の派遣可能校
 0 清澄高校
 1 宮守女子(※七ヶ月目以降はオファーなし)
 2 白糸台高校
 3 阿知賀女子学院
 4 姫松高校(※二年目四月以降はオファーなし)
 5 永水女子
 6 龍門渕高校
 7 千里山女子
 8 新道寺女子
 9 有珠山高等学校
10 臨海女子

 ※プロの付き人は未実装 実装後は派遣なし学校での仕事もあり


◆対局ルール
●和了判定
・コンマ+雀力÷10で勝負。持ち点は25000

・全国クラスの相手は300がデフォ。

・能力保持者はその補正あり

・コンマが奇数でツモorテンパイ、偶数でロンorノーテン(対象は補正処理後の最低値)

・判定一位と二位の補正後判定コンマ差が3以内なら流局、コンマ差1以内がどこかにあっても流局

・ゾロ目なら、コンマ差1の流局がない限り、和了確定。競合はプレイヤー優先

・最上級優先スキル>流局>ゾロ目≧スキル


※プロの手加減について
 手抜きで雀力が10分の1に。手加減で5分の1に。やや手加減で2分の1に。
 やや手加減・本気のみ、能力使用。
 本気のプロが京太郎の雀力を上回る場合、京太郎の技能・異能は無効化される。

●打点判定
・コンマ反転で下記通り

01~14 1000=300.500  1500=500all 
15~24 1300=400.700  2000=700all  
25~29 1600=400.800  2400=800all  
30~39 2000=500.1000 3000=1000all  
40~49 2600=700.1300 3900=1300all  
50~54 3200=800.1600 4800=1600all  
55~64 3900=1000.2000 5800=2000all  
65~74 5200=1300.2600 7700=2600all  
75~79 6400=1600.3200 9600=3200all  
80~89 7700=2000.3900 11600=3900all 

91~94・11・44・55・40・50・60 満貫 
95~97・33・66・30・80 跳満
98・22・88・20・90 倍満
00・99・10 三倍
77・70・72 役満

『破竹の火力』での打点表(親は1.5倍)
01~20が5200、21~38が6400、39~53が7700、54~68が満貫
69~80が跳満、81~90が倍満、91~96が三倍満、97~が役満

●打点上昇判定
 最終和了判定で、上がり主が逆転できない場合、コンマ安価
 補正以内コンマで逆転手への手替わり成功
 越えると失敗、流局(京太郎テンパイなら五回目判定へ)

・追加1 自分を上回る雀力の相手が同卓なら、その相手の補正値から自分の補正値を引き、差分を補正から引
※例
 雀力500、補正+50のときは50以内で上昇判定成功
 同卓に雀力700、補正+70の相手がいれば、50から差分の20を引く。つまり30以内で判定成功となる

・追加2 打点上昇、必要点数までの上昇回数分、判定成功基準から-5される
※例
 子が逆転に5000いるとして、打点判定が2000だった場合、四段階上昇なので補正-20以内が成功となる

・追加3 打点上昇判定の補正値は、雀力超過を無視し、100を上限とする


◆通常行動について
●通常行動選択は数字とアルファベットの組み合わせで選択(一年時:2回 二年時以降、変更予定)

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・指導者の好感度1・技能経験値5~20
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)
 D大学対局

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D大学差し入れ Aに準拠の成長

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4・出会い(学外人物との遭遇判定、好感度+1)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長&顧問好感度+1
 C大学雑用
 Dプロからの仕事依頼 雑用3・執事1・プロ好感度2~4 夜行動が固定される

●次に、人物選択があれば、記入安価を取る

●最後に、遭遇や成功の判定へ続く

●二年時以降、一年指導を追加。通常行動の片方がこちらに(>>1のリアル仕事が楽になると、指導は選択に)

1 一年雀力指導 雀力+4
2 一年執事指導 執事+4
3 一年雑用指導 雑用+4
4 一年協力指導 雀力+1 メンバー好感度(一人選択)+1

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◆その他諸注意
・大まかな成長枠と選択後の展開は決めていますが、その他メインとなる会話は、思いつくままに即興で書いています

・ノリによってゴッと上昇することもございます、あらかじめご了承ください

・その際、○○優遇、不公平、などの指摘がありますと、特性あまのじゃくによって、本格的な補正が加わることもございます

・また、そういった指摘によって不快感を覚える方もいます。展開が気に入らなければ指摘の前に、そっ閉じして、どうぞ

・別記載にもありますが、好感度はあくまで指標。ときめき状態+デート回数+告白イベントを終え、やっとED。付き合った後の描写の長短は多数決による予定

・ルート確定(そもそもない)、好感度の大小、そういうのは1000に達するか一人で5回のデートをこなすか、そのくらいになってから口にしましょう

・大学生、プロは一定数デート後に告白、というのがとりあえずの考え。大学生においては、進学先の土地にいることが前提

・プロは基本どこにでもいる、社会人の特権。プロ付き人は、しばし凍結(荒れが予想されるため)

・当スレはマッサージスレではありません。マッサージは死んだ! もういない!

・キャラは壊れてるのではなく、成長してるわけです。京太郎の能力然り、女の子の感度然り。夏のインハイ当時なら、こうじゃなかったかもね

・なにかあれば、諸注意は増えていく予定、以上


●5月第一週連休時点のステータス 称号:春のインハイチャンプ

 雀力:22→1264 レベル13 指導の大成功補正±1 大成功(トップ)ボーナス+12
 技能経験値:318

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、ロン和了。
 ゾロ目扱いなので、他者ゾロ目と競合は、こちら優先。

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)
 1.5倍で満貫以上の数字になる場合は満貫に、元が満貫以上の点数はそれぞれ一段階上昇
 判定コンマが二桁偶数キリ番(20、40、60、80)でも和了可能に

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25
 他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる

【沼の淵】師:大沼秋一郎
 自分の和了判定偶数時、放銃しなくなる。一度だけ相手のツモをキャンセル可能

【国内無敗・劣】師:小鍛治健夜
 和了判定二位でも和了可能。自分の和了時、常に打点一段階上昇

【破竹の火力】師:三尋木咏
 和了判定で一位和了、かつ二位と20以上の差があった場合、特殊打点判定(咏のものとは異なる)に
 『特殊打点表』
 子の場合で、01~20が5200、21~38が6400、39~53が7700、54~68が満貫
 69~80が跳満、81~90が倍満、91~96が三倍満、97~が役満
 『補足』
 特殊効果勝利(リズム、カッパーのキリ番など)の場合、この効果は反映されない
 ゾロ目和了(ディメンジョン含む)の場合は、無条件で反映される
 打点コンマがゾロ目、キリ番等でも、この能力が優先される。ただし、聖なる数字は役満のままとする
 打点上昇判定(無敗劣の一段階上昇など)は、そのまま反映される
 カッパーのコンマ数値変動も反映、ロン和了で発動し、打点コンマ65以上なら役満確定

【八咫鏡】オリジナル
 ??・婚期代償を除く、最上級優先度スキル
 他者のすべての異能・技能を反転(=打点変更は元に戻る)させる。
 (+補正は-補正に、-補正は+補正に。半減は倍に、特殊判定は効果を逆転、勝利は敗北に)
 この異能の効果が関与して和了に至った場合、流局にはならない
 また、この異能の効果でバフ・デバフが変動し、流局条件を導いた際も、流局にはならない


 執事:237→896 レベル9 大成功ボーナス+8
 雑用:231→489 レベル5 大成功ボーナス+4

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない


 家宝
・石戸霞の笑顔の写真
・石戸霞のミニスカ巫女メイド姿の写真
・愛宕絹恵の龍門渕メイドコス姿の写真
・狩宿巴の麗しい袴姿(赤面&笑顔)の写真
・石戸従姉妹のツーショットおもち押し合い写真


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】新入部員(二年時)男子好感度:敬愛 女子好感度:ときめき
・宮永咲   ??→177(ときめき)
・片岡優希  15→105(ときめき)
・原村和   10→238(ときめき) デート2回
・染谷まこ  15→101(ときめき)
・竹井久   18→146(ときめき) デート1回
・室橋裕子  53→(好き)
・加藤ミカ  57→59(好き)

・福路美穂子 44→55(好き)※エンドなし?
・加治木ゆみ 64→73(大好き)※エンドなし?

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→129(ときめき) マッサージ経験済 マ:1
・弘世菫   23→124(ときめき) マッサージ経験済 マ:1 デート1回
・渋谷尭深  23→49(好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→64(大好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→120(ときめき) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→56(好き)※エンドなし?

【龍門渕】
・井上純   32→37(好き)
・沢村智紀  21→30(好き)
・国広一   31→36(好き)
・龍門渕透華 14→23(友人)
・天江衣   20→27(好き)
・杉乃歩   25→30(好き)※エンドなし

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→118(ときめき) マッサージ経験済
・松実宥   27→119(ときめき) マッサージ経験済
・新子憧   37→121(ときめき)
・鷺森灼   32→96(大好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→75(大好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→39(好き)

・岡橋初瀬  37→45(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→34(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→40(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→34(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→27(好き)※エンドなし
・辰己春菜  29→35(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→34(好き)※エンドなし
・新子望   24→30(好き)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→187(ときめき) デート1回
・エイスリン 31→111(ときめき)
・鹿倉胡桃  20→57(好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→89(大好き)
・姉帯豊音  27→111(ときめき)


【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→67(大好き)
・狩宿巴   22→153(ときめき) デート1回
・滝見春   13→182(ときめき)
・薄墨初美  36→73(大好き)
・石戸霞   28→103(ときめき)
・石戸明星  34→56(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13→21(友人)※エンドなし?
・藤原利仙  25→44(好き)※エンドなし? 二年目以降、関西プロ→プロエンド開放

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→96(大好き)
・真瀬由子  37→75(大好き)
・愛宕洋榎  32→77(大好き)
・愛宕絹恵  41→111(ときめき)
・末原恭子  44→81(大好き)
・赤阪郁乃  39→89(大好き)

【千里山】※女子好感度:112
・園城寺怜  42→107(ときめき)
・二条泉   36→99(大好き)
・江口セーラ 44→84(大好き)
・船久保浩子 51→83(大好き)
・清水谷竜華 46→129(ときめき) デート1回
・荒川憩   52→69(大好き)※エンドなし?

【臨海女子】※女子好感度:130
・辻垣内智葉 44→90(大好き)
・ハオ慧宇  49→97(大好き)
・雀明華   54→106(ときめき)
・メガン・ダヴァン 51→60(好き)
・ネリー・ヴィルサラーゼ 47→97(大好き)
・アレクサンドラ・ヴィンドハイム 49→113(ときめき)

【新道寺女子】
・白水哩   59→105(ときめき)

【有珠山高校】
・獅子原爽  50→52(好き)

【プロ】
・戒能良子  22→94(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→143(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→108(ときめき)
・野依理沙  30→70(大好き)
・藤田靖子  23→47(好き)
・三尋木咏  36→104(ときめき)
・赤土晴絵  28→55(好き) 二年目以降、関東プロ→プロエンド開放

・霜崎絃   53→55(好き) エンドなし? 二年目以降、関東プロ→プロエンド開放

【アナ】
・村吉みさき 40→56(好き)
・針生えり  49→59(好き)
・福与恒子  64→(大好き)


●好感度ランキングBEST10
1 和 237
2 シロ 187
3 春 182
4 咲 177
5 巴 153
6 久 146
7 健夜 143
8 照 129
8 竜華 129 
10 菫 124


京太郎「けど、インタビューってなにするんですか?」

恒子「そだねー。とりあえず、プライベートの過ごし方放送から入るんで、黙ってついていくね」

京太郎「……えっ」

恒子「どうぞ、ご自由に行動を」

京太郎「い――いやいやいや! え、なんかこう、撮影しながらインタビューじゃないんですか?」

恒子「撮影してるから、無問題!」

京太郎「自由にって言われても……これから臨海のみんなと、試験勉強の予定なんですが」

恒子「お、いいね! うれしはずかしなドッキリハプニングとか、大歓迎だよん!」

京太郎「そんなもんないですから!」

京太郎(……というか、そこまでとなると、さすがに許可がいるし……)

京太郎「外での撮影なら、俺だけでいいと思ったから許可したんです」

恒子「大丈夫だいじょうぶ、ほかの人とかにはモザイク入れるから。こんな感じで」(黒い目線)

京太郎「逆にいかがわしい!」

京太郎「……と、とりあえず待っててください。そういうことなら、学校側に確認しますので」

恒子「ふぇー、真面目だなぁ」

京太郎「迷惑はかけたくないんですよ。俺だけにかかるなら、まったく問題ないんですけど」

恒子「……損する生き方だねぇ」

京太郎「誰のせいですか……」

恒子「でもちょっといいね、かっこいいセリフ。これ、放送に使わせてもらいまっす」

京太郎「しまった! 撮影されてたんだ!」

恒子「――俺だけにかかるなら、全く問題ないんですけど」キリッ

京太郎「やめてえええええええええええええ!」

恒子「うぷぷっ、おっもしろ~」

・恒子好感度+1


京太郎「――ってことで、あの人が着いてきていいかどうか、確認してほしい……っていうか、俺が監督に電話したほうが早いか」

ハオ「……いえ、私から聞いてみましょう。妙な話になっても困りますし」

京太郎「そっか、頼む……妙な話?」

ハオ「こちらのことです……もしもし、監督ですか? 実は――」


京太郎「どうなった?」

ハオ「寮内に男子が入るのを放送されるのは困る、ですから撮影が入るなら、寮には入れないと」

京太郎「う……まぁ当然だな」

ハオ「代わりに学校で勉強、というのも考えましたが、部室は使えません」

京太郎「つい麻雀始めて、放送されたり、されなくても練習してると思われると困るもんな」

ハオ「はい……ですが、学校内や自習室もいけません。学内施設は基本的に、広報が宣伝のために撮影したもの以外、放送されないよう気を遣っているので」

京太郎「強豪私立高校ならそうなるか……」

ハオ「ということで、勉強はほぼ不可能となりました」

京太郎「!?」


京太郎「え、ちょ……て、テスト前だぞ!?」

ハオ「京太郎が悪いんです。簡単に許可するとか言うから……」

ハオ「私たちも、楽しみにしていたのに……」

京太郎「うぐっ……わ、悪かった……」

ハオ「ただ、ほぼ――ですので、まだ手はあります。あまり使いたくありませんが」

京太郎「っていうと?」

ハオ「……監督の部屋であれば、勉強と取材がどちらも可能になります」

京太郎「えっ……いや、監督が困るだろ、それは」

ハオ「監督がいいと言ったんです……私たちにはすこぶる都合が悪いですが」

京太郎「どういうことだ?」

ハオ「寮内の勉強に監督がいるのは構いません。監督が皆に勉強を教える、ということであれば、平等ですから」

京太郎「……なるほど。でも、全員が入れない監督の部屋に、部員だけを呼んで指導するのはよくない、と」

ハオ「そういうことです。放送されるとなれば、保護者がそれを見た場合、クレームに繋がりますから」

京太郎「……そうか」

ハオ「まぁ、一日勉強できないくらいは構いませんので、今日は遊ぶというのも手ですね」

京太郎「まぁ、そうだけど……」

ハオ「さっきも言っていましたし、これから観光に行くのはどうですか? 私は別に、取材で映り込んでも構いませんし。むしろ望むところですし」

京太郎「……さっきは、変な記事が出ると困るって言ってなかったか?」

ハオ「私や学校の取材でそれは困りますが、京太郎のプライベートに関するものなら、私の名前が出るのは構いませんよ?」

京太郎「ああ、そういうことか……」

ハオ「ものすごいアドバンテージになりますから」

京太郎「え?」

ハオ「いえ、なんでも――それでは、どうされますか?」


>行動選択
1 恒子ちゃん連れて監督の部屋
2 恒子ちゃん連れてハオと観光
3 恒子ちゃん連れて部員と観光
4 恒子ちゃんにはお引き取り願う

安価↓2

京太郎(…………ハオはこう言ってるけど、あんまり大勢を巻き込みたくはない)

京太郎(となると、ここは……大人だし、いいって言ってくれてるし――)

京太郎「……監督に頼らせてもらう、か」

ハオ「――――っっ!!」

ハオ「そう、ですか……」

京太郎「悪いな……とりあえずハオは、寮に戻っててくれ」

ハオ「監督の家は、わかりますか?」

京太郎「ああ、場所はなんとか。細かいところは、監督に確認するよ」

ハオ「……せっかく会えたのに、残念です……」

京太郎「本当に悪い……午後はなんとか、埋め合わせするから」

ハオ「――えっ」

京太郎「えっ?」

ハオ「で、ですが、監督の部屋に――」

京太郎「勉強しに行くだけ、それで勉強は午前中の予定だったからな……インタビューも、そこで切り上げてもらうよう、努力してみる」

京太郎「うまくいけば、午後からは別の行動をできるだろうからさ」

ハオ「……大丈夫、でしょうか」

京太郎「わからん……けど、なんとかする。してみせる」

京太郎「ハオにそんな顔させておくのは、しのびないからな」

ハオ「えっ……な、なにか変な顔してましたかっ?」バッ

京太郎「不承不承って感じで……あと、すげー不機嫌そうだったぞ」

ハオ「あ、うっ……そ、そんなつもりでは……すみません」シュン

京太郎「なーに謝ってんだ? 俺のほうこそ、考えもなしに勝手しちまったんだから……こっちのほうこそ、謝らないと」

京太郎「それに、まだなんとかできるって決まったわけじゃない……午後から動けるよう、努力はするけど」

京太郎「ハオの笑顔が見られるように、頑張ってみるさ」ポンポン

ハオ「……京太郎っ……」ウルッ

恒子「いーねー、実にいいですねー」

京太郎「」

ハオ「京太郎っ……」ガバッ

恒子「ナイスな画!」

京太郎「撮らないでくださいっっ! ハオもっ、離れないと! 撮られてるからっ……」グググッ

ハオ「か、構いませんしっ」グググッ

京太郎(すげぇ力!?)

恒子「いいよいいよー。そのままそのまま、今度は京ちゃんからも!」

京太郎「しませんっ! って、誰が京ちゃんですか!」

恒子「えー? 大会で、宮永さんとか呼んでたし」

京太郎「呼んでましたけどっ……って、ハオ! いい加減に離れろってば!」

恒子「ふぅ……まぁいい画が撮れたし、よしとしとこっか♪」

ハオ「ぜひ使ってくださいね、期待しています」

恒子「オッケー、任せなさい。ま、ほかにいい画があれば、お蔵入りだけどねー」

ハオ「むむむ……」

京太郎(なにがむむむだ……っていうか、もしかしてグルじゃないだろうな……)


謎の視線に気づいてない、アナウンサーがいない状態で、二人で観光すればデートになったかも、です
恒子ちゃん連れではデートは無理です

----------------------------------------------------------------------------------

ハオ「では福与アナ、京太郎をお願いします」

恒子「お願いされました!」

京太郎「とりあえず、午前中だけでお願いしますよ……」

恒子「街中プライベートショットもいただきたいんだけどっ」

京太郎「……勘弁してくださいよ」

京太郎「それじゃ、ハオ。時間が取れれば、またあとで」

ハオ「はい……皆にも伝えておきます」

京太郎「ああ、よろしく……では、こちらは監督のお宅へ」

恒子「了解であります!」

京太郎「……道中、なんか撮ります?」

恒子「まぁいくつかねー。あとは、麻雀始めた動機とか、つまんないこと聞いていっとこっかな~っと」

京太郎「つ、つまんないって……」

恒子「あ、ごめん。そういう意味じゃなくて、個人のインタビューとしては、つまらない……ありきたりな質問って意味ね」

京太郎「ああ、そういう……」

恒子「ごめーんね、ほんと言葉が適当なもんで」

京太郎「いえ、俺こそ理解が足りず……では、つまらないこと、なんでも聞いてください」

恒子「ん? いま――」

京太郎「えっ」

 ――このあと滅茶苦茶インタビューされた。


では、ひとまずここまで
続きは監督の部屋で、監督&恒子ちゃんと色々です
午後がどうなるかは、そこでの会話、展開次第

いったん休憩します


~サンディのマンション

京太郎「」

恒子「これはすっごいねー」

京太郎「なんだこのマンション……いくら稼いでたら、こんな場所に住めるんだ……」

恒子「トッププロとかも、こういうとこ住んでるけどねー。あ、すこやんは別ね」

恒子「そうそう、知ってる? すこやんっていい年してるのに、実家住まいでさー。家ではいっつもジャージなの」

京太郎「地元チーム所属ですし、一人暮らしよりは経済的じゃないですか?」

恒子「まぁそうだけど……すこやん、いくら稼いでるか知ってる?」

京太郎「……聞かないでおきます」

恒子「まぁともかく、そういう人たちと同じようなマンションだねー、これ」

京太郎「て、手土産買ってくればよかった……」

恒子「あれ? でも持ってるじゃん、それ」

京太郎「これは店のじゃなくて、俺が作ったやつなんで……」

恒子「すっご! 派遣執事のお菓子って、業界じゃすっごいレア物なんだよ!」

京太郎「そんな大したものじゃ……ちょっと待ってください、いまのはどういう――」

恒子「よーし! それじゃさっそく、それも食べたいし、上がらせてもらおっか♪」

京太郎「質問に答えろぉーっっ!」


京太郎「みさきさんから伝わってたのか……」

恒子「あとはプロの人たちが、現場で自慢してるからねー。そのせいで、一回くらい食べてみたいって、色んな人が」

京太郎「俺に教えてくれてる人たちに、申し訳ないな……俺のなんて、まだまだなのに」

恒子「一高校生が作れるってとこが、いいのかもねー。あ、ちなみに一番自慢してるのは、なぜか宮永プロだから」

京太郎「照さああああああああああああん!」

サンディ『インターホン取ってすぐの言葉がテルなの……?』

京太郎「あっ……す、すいません! おはようございます、監督」

サンディ『待ってたわよ、キョウタロウ。さ、入って入って』

京太郎「ありがとうございます。お邪魔します、監督」

京太郎「それと――なんかいきなり、変なことになっちゃって、すみません」

サンディ『ううん、まさか合法的に呼べるなんて思わなかったから。むしろありがたいわ』

京太郎「……えっ」

サンディ『それよりも、監督はないでしょう? いまは教師と教え子じゃないんだもの、名前で呼んでよ』

京太郎「……アレクサンドラ、さん?」

サンディ『もうちょっとフランクに』

京太郎「……まさか」

サンディ『はやく、はやく♪』

京太郎「……お邪魔します、サンディ」

サンディ『ええ、どうぞ、どうぞ。あ、アナウンサーさんも、どうぞ』

恒子「……えっ、あ、はい……ども……えっ」

京太郎「……いまのとこは、放送しないでください」

恒子「えー……いや、まぁ……う、うまくカットして、なんとか……うん……」

京太郎「なんかすいません……じゃ、行きましょうか」


~サンディの部屋

京太郎「……ひとまず、インターホンを」ピンポーン

京太郎「あ、福与アナ。お先にどうぞ、レディファーストです」

恒子「お、ごめんね~。それじゃ、おっさき――」

サンディ「いらっしゃい、キョウタロウ!」ガチャッ ギュッ

恒子「ひゃうっ!?」

サンディ「…………やるわね、キョウタロウ」

京太郎「危ないところでした……あの、カメラありますんで、そういうのはさすがに」

サンディ「別にいいのに……」

京太郎「ハオみたいなこと言わないでくださいよ……」

サンディ「そうだ、ハオ! なんでハオが!」

京太郎「いえ、出迎えに来てくれたんですよ」

サンディ「くっっ……だからあの子たち、私をあんなに引き留めたのね……っ」

京太郎(なにがあったんだ……)

恒子「あ、あのー、そろそろ放してもらっていいですかね……?」

サンディ「おっと、失礼……ようこそ、福与アナ。何度かお会いしたこともありましたか」

恒子「え、ええ……その、そういうときとは、雰囲気が違うような……」

サンディ「オンオフはしっかり切り替えるのが、いい女の条件だと思いません?」

恒子「そ、そうですね」ヒキッ

京太郎「あ、そうだ……監督、これ、手作りで申し訳ありませんが、お茶菓子にどうぞ」スッ

サンディ「……ありがと、キョウタロウ。さ、上がってちょうだい」



京太郎「……中もハンパなく広いですね」

サンディ「二人でも三人でも暮らせるわよ」

京太郎「ルームシェアですかー」

サンディ「もうっ、わかってるくせに……」スリスリ

京太郎「あ、お茶淹れますね」

恒子「……際どい攻防戦、ややヴィンドハイム選手が押しているようですが、須賀選手、負けずに華麗な回避」

京太郎「実況しないでください」

京太郎「――というか、監督……ほんと、これ放送されるんですよ?」

サンディ「……私は構わないわ、本当に。でも、キョウタロウはいやなの……?」ウルッ

京太郎「俺がなにか言われる程度なら気にしません。でも、このことで監督の仕事に影響が出たり、監督が周囲になにか言われるのは、我慢なりません」

サンディ「……そうね」

サンディ「ま、それはそうだわ……キョウタロウに責任取らせるのも、汚いやり方だものね」

サンディ「オーケー、控えます。福与アナ、さっきまでのはここで、消去していただける?」

恒子「……個人的な記録にしとくのは、だめですかね?」

サンディ「なら、私のほうでデータを預かっておくわ」ニッコリ

京太郎「消してください!」

恒子「はいはーい」ピッ

京太郎「確認しますね」

恒子「なぜ!?」

京太郎「なんか健夜さんが、データ消させるために取っ組み合いしたって言ったの、思いだしまして」

京太郎「疑ってかかるべきかな、と」

恒子「うぬぬぬ、すこやんめぇ……」

サンディ「それで――今日の目的は、京太郎のプライベート撮影? インタビュー?」

恒子「どっちもですー。でも撮影メインなんで、勉強風景でも見せてもらえたら」

サンディ「そうなの……キョウタロウ、どこかわからないとこ、ある?」

京太郎「いえ、特には」

サンディ「そういえば、キョウタロウの成績って気にしたことなかったわね……ちょっとテストしてみましょうか」

京太郎「いいですけど、問題はどうします?」

サンディ「テスト用のがあるわよ、作り立てのやつ」

京太郎「俺がみんなに教えるとか、考えないんですか?」

サンディ「教えちゃダメよ?」

サンディ「――って言ったら、教えないでしょう? 信用してるもの」

京太郎「……了解です。では、やりましょうか」

恒子「さて、唐突に始まったテスト勝負! 勝利の行方はどちらに――あ、この紅茶とシュープディングは、京ちゃん作です。ちょっといただいてみましょう」


>ちなみに、お菓子の出来栄え
自動成功、ゾロ目大成功
安価↓1


>成功

・執事+1


恒子「んひゅっっ!」ビクンッ

恒子「あぅっ、は……な、なにこれっ……すんごいおいひぃ……」

京太郎「すっごい撮影されてますけど、大丈夫ですか?」

恒子「な、生じゃないし……」

京太郎(なんかエロいこと言ってる……)

サンディ「ライブのことだからね」ニコッ

京太郎「」アッハイ

恒子「こ、これは色んな人が自慢するわけだわ……」

京太郎「出がけに急いで作ったんで、ちょっと雑ですいません……」

恒子(これで雑!?)

サンディ「そんなことないわ、とってもおいしいわよ」

京太郎「お口にあってよかったです。監督は特に、舌が肥えてますから」

サンディ「キョウタロウの作ってくれたものは、とてもおいしかったわ……できれば、本格的な料理も食べてみたいわね」

京太郎「そういえば、飲茶やオードブル的な軽食は、おだししたことがありましたね」

サンディ「あとはお菓子がメインだったわね」

恒子「楽しそうな部活ですねー」

京太郎「休憩でしっかりオフにできるよう、差し入れは大事ですからね」

サンディ「本格的に、そっちの道には入らないの?」

京太郎「どうでしょうね……いくつかお誘いをいただいていますし、進路の一つとして、熟慮したいですけど」

サンディ「……旦那様がシェフ、あるいはパティシエ……ありよね……すごくありだわ……」

恒子「なにやら野望がもれていますが……しかしテスト勝負はどうなったのか!?」

京太郎「あ、そうでした……監督、テストを」

サンディ「そうね――それじゃ、勝負しましょうか」

京太郎「点数勝負ですか? 満点は勘弁してくださいよ、監督の問題、初めてなんですから」

サンディ「それじゃ……95点以上なら、京太郎の勝ちね。それ未満なら、私の勝ち」

京太郎「負けたらどうするんです?」

サンディ「京太郎が負けたら、お昼をご馳走してもらえるかしら。京太郎が勝ったら、ディナーをご馳走してあげる」

京太郎「監督の手作りですか?」

サンディ「それでもいいけど、京太郎の勉強になるなら、いいお店でもいいかしらね」

京太郎「なら――」


>返事選択
1 頑張りますよ、監督の手料理のために
2 行きたい店、あったんですよね
3 取っていただいたホテルにも、おいしそうなレストラン入ってましたよね

安価↓2


京太郎「――取っていただいたホテルにも、おいしそうなレストラン、入ってましたよね」

サンディ「……ホテルのディナー? ふふ、だったらそれにしてあげる。頑張りなさい?」

京太郎「了解です」

恒子「……あのー、ちなみにそれ、私は――」

サンディ「デートの邪魔、しないわよね?」

恒子「で、できれば撮影を……」

サンディ「私は構わないけど……」

京太郎「できれば午後は、自由に動きたいんですけど……」

恒子「じゃー私も賭け! そのテストで――」

京太郎「別の賭け提示してくださいよ。それじゃ、まずはテストからです」

サンディ「まだめくっちゃだめよ……時計のアラームで、開始ね」

京太郎「はい、お願いします――」


・アレクサンドラ好感度+3(雑用込み)

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>成功 あ、大成功なら勝ちでしたので、賭けは負けです

・執事+1

京太郎「……あ、ここミスって――」

ピピッ ピピッ ピピッ ピピッ

サンディ「はい、終了ね。それじゃ、採点しましょうか」

京太郎「ああああああ……」

サンディ「94か……惜しかったわね」

京太郎「あああああああああああああ!」

サンディ「残念、ディナーはまた今度ね……では、お昼はお願い♪」

京太郎「はぁ……ま、仕方ないですね。それに、監督にご馳走できるなら、どっちにしても得でした」

サンディ「私も、どっちにしても得だったわね」

京太郎「ホテルのディナー、高くつきますよ?」

サンディ「二人きりのディナーなら、安いものよ」

恒子「……などと、二人の世界に入り込んでいます。私、非常にいたたまれなくなっています、はい」

京太郎(そうは見えん……)

恒子「ところで話は変わりますが、先ほど拝見したところ、こちらのキッチン――あまり使われている形跡がございませでした」

サンディ「ちょ、ちょっと!?」

恒子「さて、材料の有無等も思案のしどころですが――須賀選手、いかがでしょう」

京太郎「インタビュー、取材っていうより実況ですね……まぁ、あまり使われないなっていうのは、さっきお茶お淹れしたときに、気づいてましたよ」

サンディ「」

京太郎「まぁでも――あんまり、であって少しは使われているようです。念のため、包丁は研がせていただきました」

恒子「いつの間に!?」

サンディ「し――仕方ないでしょ! だって、その……忙しいし、家で食事することもあんまりないし……」

京太郎「冷蔵庫には牛乳、バターなどの乳製品とジャム、あとはパン、塩や砂糖があるくらいでしょうか。それ以外はお酒ですかね、おそらく」

サンディ「見たの!?」

京太郎「いえ、勘です」

サンディ「」

恒子「おーっと! 当たっているようだぁーっ!」

京太郎「あ、一応ここはオフレコで」

恒子「まぁ流れ次第で♪」

サンディ「やめて! お願いだから!」

京太郎「まぁ、さすがにその材料だと、フレンチトーストくらいしか作れませんし……せっかくなので、買い物行きましょうか」

恒子「お、いいですねー。では買い物実況に突入ということで!」


サンディ「あぁ……なんだか、いらない恥をかかされたわ……」

京太郎「お忙しいなら仕方ないですよ。ところで、ビタミン類はサプリメントでは?」

サンディ「……イグザクトリー」

京太郎「栄養だけなら、問題ないと思いますが……せっかくなので、今日は心を込めて、色んな料理をおだししますね」

サンディ「それはいいんだけど……その、呆れたでしょう?」

京太郎「?」

サンディ「だって……いい年した女が、こんな……」

京太郎「まず、監督の年齢を知りませんけど……人には人の、生活リズムやスタイルがあります。それを否定する気も笑う気もありません」

京太郎「なにより――俺は監督のことを尊敬していますから。それを支えたいと思いこそすれ、呆れたりなんてできません。絶対に」

サンディ「キョウタロウ……」

京太郎「その泣きそうな顔も、魅力的ですけど……笑顔のほうが、見ていたいですから」

京太郎「俺の料理で、笑顔に変えてみせます」

サンディ「…………っ!」キュン

京太郎「さぁ――ショウタイムだ!」

恒子「その前に買い物ですけどね」

京太郎「仰る通りで」

恒子「あと、いまのすごいの撮影してましたよ?」

京太郎「すごいの?」

恒子「めっちゃ口説いてたやつ」

京太郎(……慰めただけのつもりなんだけど、口説いてたか……?)

サンディ「福与アナ」

恒子「な、なんでしょう」ビクッ

サンディ「焼いて! コピーして! 永久保存したいから!」

恒子「わ、わかりましたっ」

京太郎(……まぁ、監督も問題ないみたいだし、あれは放送されてもいいな)


~やや離れたスーパーマーケット


京太郎「さて、なににしようか……材料は使い切れる程度にしておかないと」

サンディ「……ずっと住んでくれるなら、いっぱい買ってもいいのよ?」

京太郎「明後日には帰りますからね、長野に」

サンディ「寂しい……」

京太郎「ま、明後日の夜まではいますし、なにかあれば呼んでください」

サンディ「寝つけないときに、呼んでも?」チラッ

京太郎「寝酒用のおつまみですね。保存の利きそうなもの、作っておきますよ」

サンディ「もうっ、そういうことじゃないのに」イチャイチャ

恒子「……あの、先月の京ちゃんはこっちにいたんですけど、そのときも……こんな?」ドンビキ

京太郎「まさか、教師と教え子ですよ?」

サンディ「公私のけじめはつけてます」

京太郎「ではなく――まぁ、普通の教師と生徒でした。今日のは、友人らしくというか……」

京太郎「非常にありがたいことですが、プロの人たちにも許していただいてる、そんな接し方です」

恒子「」

恒子(……え、すこやんとか三尋木プロとかはやりんとかも!?)

恒子(ま、マジすか、この高校生……いや、そりゃかっこいいし、頭いいし、お菓子作り上手だったけど!)チラッ

京太郎「?」

恒子(……しかもちょっとかわいいし)

京太郎「福与アナ?」

恒子「な、なんでもないんで! おとなしくしてるんで、どぞ、フツーに、お願いします」

京太郎「はぁ……あ、福与アナはなにかダメな食材、あります?」

恒子「へっ、わ、私?」

京太郎「そりゃ、一緒に食べていただくんですし」

サンディ「えー」

恒子「その反応はそれで……いや、じゃなくてね? その、午後は付きまとわないでー、的なこと言ってたし」

京太郎「そこまで露骨に言ったつもりはありませんよ。ここまで付き合わせて、あと料理するところまでいらっしゃるなら、召し上がっていただかないわけにも」

恒子「……ありがとね、気ぃ遣ってもらっちゃって」

京太郎「とんでもありません。それで、苦手なものは?」

恒子「大丈夫、食べられるだけで大満足です!」

京太郎「健康的でいいですね」

恒子「っ……あ、えと……ありがと……」

京太郎「はい」

サンディ「私も! なんでも食べるからね!」

京太郎「はしたないです、監督」

サンディ「」

京太郎「冗談ですって!」

サンディ「キョウタロウの、意地悪……」グスッ


京太郎「さて――それじゃ、和食と洋食はどっちがいいですか?」

サンディ「洋食!」

恒子「和食!」

サンディ「…………」
恒子「…………」

京太郎「じゃあどっちも作りましょう」

二人「!?」

京太郎「サン――監督は洋食で、福与アナは和食でいいですよね?」

サンディ「い、いやー、その……二種類は、さすがに手間、よね?」

恒子「そ、そう思いますよー。ど、どっちかに統一でも、いいから……うん」

京太郎「まぁ一種類でも二種類でも同じですから」

恒子(そこは一人前でも二人前でも、だから!)

サンディ(時々京太郎の思考力に圧倒される……そこも素敵なんだけど)

京太郎(まぁ……どっちでもいいなら、揃えてもいいかな?)


>行動選択
1 洋食にする
2 和食にする
3 どっちも作る

安価↓2


午前中はこの二人のみです
午後までお待ちください

------------------------------------------------------------

京太郎「では――監督が勝負で勝ったわけですから、洋食にしますね」

サンディ「ありがとう……」

京太郎「いえいえ。そうだな……女性向けならあっさり、でもせっかくお作りするなら、ボリュームもそこそこにしたい……」

京太郎「胸肉をピカタに、ならオードブルは魚……鰹のカルパッチョとかか。キャベツと人参のポタージュ、温野菜も揃えて――」

サンディ「すっごい熟慮してる……凝ったものでなくてもいいのよ? オムレツとか、簡単なのでも」

京太郎「オムレツって実は、案外難しいんですよ。料理人が最初に練習する料理ですし」

サンディ「そうなんだ……」

京太郎「……好きなんですか?」

サンディ「まぁ、少し……子供っぽい?」

京太郎「かわいいですよ?」

サンディ「……もうっ、からかわないのっ」

京太郎「本当にそう思ったんですけど……それじゃメニュー変更して、オムレツをメインに考えていきます」

サンディ「……ねえ、キョウタロウ」

京太郎「はい?」

サンディ「その……本当に、か……かわ……」

京太郎「かわいいと思いますよ」

サンディ「……ありがと」


・アレクサンドラ好感度+3


京太郎「さて――それじゃ、始めるか」

サンディ「あ、なにか手伝うこと――」

京太郎「食器だけ、いくつかご用意いただけたら」

サンディ「なにがいる?」

京太郎「メイン用の皿、サラダ用のボウル、スープの皿――あとはナイフとフォーク、スプーンがあれば」

サンディ「……えっと、同じものは二枚ずつしかないけど、数があればいいかしら」

京太郎「ええ、大丈夫です」

恒子「手馴れた様子の須賀選手。ヴィンドハイム選手は実に初々しい」

京太郎「……あの」

恒子「あ、私のことは気にしないでー」

京太郎「気になりますって……っていうか、これどういう番組になるんです?」

恒子「まー、番組っていうかドキュメンタリーっていうか。局のサイトで流すんだよー」

京太郎「料理番組ですか」

恒子「わかりやすくやってくれたら、それもできるねー。あ、そういえば前に、すこやんはやりんと、料理番組やってたっけ?」

サンディ「そうなの?」

京太郎「ローカル放送でしたけどね」

恒子「オッケー! それじゃ、そのつもりで説明しながら、料理よろしく!」

京太郎「インタビュー完全にどっか行ってますね」

恒子「じゃあインタビューもするから! 答えつつ料理解説して! それじゃ、アクション!」

京太郎(やりづらい……)

>執事コンマ判定
自動成功、ゾロ目大成功
安価↓1




すいません、回線絶不調になりつつあるので、今夜はこの判定までで
これのあとは、一回選択あるかないかで、午後に続く感じです

遅くなりました
今日の18時に再開できればと思っています

そのときは一年だったので、同じクラスでした
二年になってクラス替え、その結果は決めてませんでした
4月、京太郎が通うようになり、最初の選択でネリーだけが一緒のクラスになったはず、です……たぶん

で、再開したいとこですが、少々お待ちください
具体的には30分くらい


~昼食作り

>成功

・執事+1


京太郎「どうぞ、鶏ミンチと野菜のオムレツです」

京太郎「それにスープと、こちらは前菜に予定していましたカルパッチョです」

京太郎「ご飯よりはパンかと思い、ご用意しております。どうぞ」

恒子「」

サンディ「素敵……」ポー

京太郎「では、冷める前にいただきましょうか」

恒子「いただきまーす!」

サンディ「いただきます」


恒子「うまっっ!」

京太郎「ありがとうございます」

サンディ「やっぱりおいしい……こんなご飯なら、毎日食べたいわね」

京太郎「そうできたらいいんですが」

サンディ「いつでも大丈夫よ! 歓迎だから!」ガタッ

京太郎「あの、食事中に立つのは……」

サンディ「失礼……立食パーティのクセが」

恒子(それは関係なくない?)

京太郎「そそっかしいですね、監督は」

サンディ「んぅ……意地悪」

京太郎「でも、普段の監督は真面目で大人でしたから。そういう一面は、かわいくて新鮮ですね」

サンディ「……そう?」

京太郎「ええ、もちろん」

恒子(……これは放送したら血の雨が降りそう……ありだなっ!)ヤッタゼ

京太郎「あ――そうだ、午後の予定なんですけど」

サンディ「どうするの? ここで休んでいく? それともホテルに戻る? どっちでもいいわよ」

恒子(さて、徐々にいかがわしくなって参りました)ワクワク

京太郎「でもいいんですけどね。俺としては――」


>返事選択
1 このまま勉強を
2 観光の予定がありまして
3 監督も一緒に行きませんか、観光
4 あんまり面白くないと思いますが、観光してるとこ、撮影しますか?

安価↓2


寒くて手が震えるなら仕方ない
連載分がどこまでやってるかははわかりませんが、知らない内容は反映できない、となります

----------------------------------------------------------------------

>観光の予定が

京太郎「午前中に一緒に勉強できなかったんで、麻雀部のメンバーと出かけようかと」

サンディ「」

京太郎「東京には結構いましたけど、あんまり真面目に観光とかしたことなかったので」

恒子「おー、おのぼりさんみたいだねー」

京太郎「いや、まぁ……おのぼりさんですし、一応」

京太郎「ってことなんで、撮影はここまでってことで」

恒子「えーっ」

京太郎「いや、ほかの子もいるんでさすがに……カメラ慣れてない子が、楽しめないかもしれませんし」

サンディ「私はっ! 私も緊張して、あまりキョウタロウに甘えられなかったのに……」

恒子(十分だったと思いますけど)

京太郎「なら、監督も一緒に回りません?」

サンディ「それができればねぇ……午後から会議があるの。仕事に生きる女ってどう?」

京太郎「素敵だと思います。かっこいいですよ」

サンディ「そ? ありがと……ということだから、午後からは一緒にいられないわ」

京太郎「残念です」

サンディ「私もよ……でも、夜は空いてるからね。ホテルの部屋、間違えないように」

京太郎「はぁ……?」

サンディ「おっと……それじゃ、私はここまでね。福与アナも、お疲れさま」

恒子「んー、残念だけど……まぁ編集もしたいし、このくらいでいっか」

恒子「ご協力、ありがとうございました!」ペッコリン

京太郎「いえ、思ってたよりも楽しかったですよ。福与アナが気取ってないからですかね」

恒子「あはー、よく言われます」

サンディ「それは褒められてるのかしら……まぁいいわ」


恒子「――あ、そうそう。肝心なこと忘れてた」

京太郎「?」

恒子「どこまで放送していい?」

京太郎「えっ」

>許可範囲
1 赤裸々にすべてを
2 常識的な範囲でお任せします
3 監督との私的な会話は極力カットで

安価↓2


京太郎「んー……まぁ、撮った分は構いませんよ」

恒子「マジでっ!?」

サンディ「リアリィッ!?」

京太郎「え、あ、はい……まぁ、そんなにおかしいとこもなかったと思いますし、いいですよね?」

恒子「えっ……あ、ああ、うん! そりゃもう、バッチリだから! 任せといてねっ!」

サンディ「あぁ……なんだか、嬉しいんだけど……ちょっと、恥ずかしいかもしれないわ……」

サンディ「でも、つまりキョウタロウもそういうつもりってことで、いいのよねっ?」

京太郎「え、まぁ……放送されてもいいとは思います」

サンディ「やったぜ。」


・アレクサンドラ好感度+3×2=6
・恒子好感度+2×2=4

放送は連休二日目か、連休明けくらいから、局のサイトで無料配信される予定
忘れてなければ反応だしたい


~午後

京太郎「さて、待ち合わせは駅前ってことだったっけ……ん、メール?」

京太郎「ホテル前? まぁいいけど……なんでだろ」


京太郎「ということでやってきました、ホテルの前」

京太郎「俺のほうが早かったか……ま、少し待ってれば来るだろ」

京太郎「一番乗りは誰か、予想してみるかな」


>予想
三人(ハオ、明華、ネリー)から選択記入
安価↓2

>実際
01~33 ハオ
34~66 明華
67~99 ネリー
ゾロ目 正解

上記安価該当者のコンマ


>明華

・明華好感度+1


>到着、ハオ

ハオ「京太郎! 会いたかった……」ソッ

京太郎「ハオ! いや、朝も会っただろ?」

ハオ「朝からいままで、待ち遠しかったのです……」

京太郎「あー……悪かったな」

ハオ「なにかされませんでしたか、監督に!」

京太郎「な、なにかって……」

>返事選択
1 それは言えない
2 テストしただけだよ
3 一緒に食事しただけだよ

安価↓2


京太郎「テストしただけだって。まぁ点数はあんまりだったけどな」

ハオ「なんだ……普通に勉強してたんですね」

京太郎「カメラも回ってるし、当然だろ」

ハオ「そういえば……福与アナはいらっしゃらないんですか?」

京太郎「撮った映像の編集とかがあるって、帰ってったよ」

京太郎「それに、午後はみんなで回るんだから、気を遣うことはないほうがいいし」

ハオ「そうですか……では、それを見るのを楽しみにしておきましょう」

・ハオ好感度+2


ネリー「キョウタローーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!」

京太郎「うぉっと! ネリー、でかくなったな!」

ネリー「ほんとにっ!? へへー、頑張ったからね、マッサージ!」

京太郎「……いや、そうじゃなく……っていうか、冗談……」

明華「京太郎、お久しぶりです」

京太郎「明華さん、お元気そうで」

明華「そんなわけないでしょう? 京太郎がいなくて、胸がしぼむところでした」

京太郎「なんてもったいないことを!」ガタッ

明華「では、これからはずっといてくれます?」ジー

京太郎「はは……いじめないでくださいよ」

明華「仕方ありませんね。ひとまずは、今日のお出かけで許してあげます」

京太郎「ありがとうございます」

ハオ「みんなも集まりました。そろそろ行きましょうか」

京太郎「だな――で、みんなは東京って詳しいのか?」

ネリー「さぁ」

明華「私もあまり出掛けませんから」

ハオ「普段は麻雀ばかりですし……どこかへ行くときは、智葉が連れて行ってくれていましたから」

京太郎「そっか……じゃ、智葉さん呼んで――」

ハオ「いけません」

ネリー「だめ」

明華「許されません」

京太郎「」

ハオ「ひとまず――どこに行くか、案をだしてみませんか?」

京太郎「東京か……スカイタワー、東京タワー、雷門、お台場……」

ネリー「観光以外でもいいよ」

明華「いいですね、お買い物しましょう。私たちに似合う服、選んでいただきたいです」

京太郎「そりゃメイド服ですよ。男は執事服、女性はメイド服が一番です」

ネリー「ビョーキかな?」

明華「京太郎のためなら着てもかまいませんけど」

ハオ「私もです」

ネリー「!? ね、ネリーもだから!」

京太郎「じゃ、メイド服はまた買いに行くとして――どこに行くかな」


「だめだこの人たち……」
「早くなんとかしないと……」
「京太郎先輩のためならメイド服着てもいいけどね」
「着たところで家事能力はコールド負けという」
「やめーや」


京太郎「……あ、そういえば雷門は行ったことがあったな」

ハオ「そうなんですか?」

明華「こう言ってはなんですけれど、よく時間がありましたね」

ネリー「いつ行ったの?」

京太郎「大会中だな。個人戦で穏乃が負けたとき、慰労会みたいなのの前に、一緒にな」

ネリー「シズノ……」

ハオ「阿知賀女子の大将でしたね」

明華「デートですか」

京太郎「いや、じゃなくて……憧もいたし」

ハオ「Wデートですか!」

京太郎「意味違うだろ、それ」

京太郎「うーん、まぁなんにしても……大勢でうろつくのもなぁ」

明華「そうですね。交通費もかかりますし……」

京太郎「ま、せっかくだしスカイツリーでも行くか。そこでお茶しながら、色々話そう。どうだ?」

ネリー「ネリーはどこでもいいよ!」

ハオ「私も異存はありません」

明華「お任せします、京太郎」

京太郎「はい……すいません、なんかいつもと変わり映えしなくて」

明華「いえ。京太郎と出かけるのは初めてですから、それだけでも嬉しいくらいです」

京太郎「明華さん……」

明華「京太郎……」

明華「………………」スッ

ハオ「そこまで」

ネリー「目閉じないの!」

明華「失礼、そういう流れかと」

京太郎「ま、まぁとにかく行こうか」


ちょっと中断です。再開は、しばらく経ってからになるかと

あと、メモによると、憧に次あったらダーリンとハニーって呼び合うらしいんだけど、なにかありましたっけ?

合計だと12です

憧のはたぶん、ときめきになって適当に考えたやつっぽいです
とりあえず忘れとくことにします


明華「清澄はどうでしたか? 困ったことはありませんか?」

京太郎「ありませんよ。それより、そっちはどうでした?」

ハオ「すごかったですよ」

京太郎「なにが?」

ネリー「キョウタロー不足で。恐慌状態だよ」

京太郎「なんなのそれは……」

ハオ「まず監督が抜け殻でした」

ネリー「そして一年が必死に穴を埋めようと――」

京太郎「おお」

明華「調理室を爆破しました」

京太郎「!?」

「違います!」
「料理をしようとしただけで……」

京太郎「……ま、またレシピとか手順ノート置いとくから」

「でも明華先輩もひどかったです! 髪のキューティクルがボロボロになってました!」

明華「ちょっ……」

京太郎「……三日で?」

「ハオ先輩も、髪の毛結ばなくなってて……」

京太郎「それはちょっと見てみたい」

ハオ「そうですか?」スルッ

「ネリー先輩は食欲がなくなってました」

京太郎「それは嘘だな」

ネリー「ホントだよ! キョウタローのバカ!」

京太郎「大変だったんだな、みんな……」

明華「戻ってくる気になりましたか?」

京太郎「仮になっても、できないですかあら……」

京太郎「けど、よその学校はそこまでじゃないと思いますし……それだけ俺を気にしてくれてたと思うと、嬉しいですね」

ハオ「京太郎のいる生活に、それだけ馴染んでいたんですよ」

ネリー「毎日寂しいんよぉ……」

京太郎「……悪いな。なるべく連絡するから」

ネリー「絶対だよ?」

京太郎「ああ」ポンポン

ネリー「えへへぇ」

ハオ「……くっ」

明華「あざといですね……」


~スカイツリー

京太郎「た、たけぇ……」

明華「素敵な眺めですね……」

京太郎「はい」

明華「できれば二人で来たかったですね……夜景なんかも、綺麗なんじゃないでしょうか」

京太郎「二人は少し恥ずかしいですけど」

明華「そんなことありませんよ。私は京太郎と二人なら、どこへでも……」ソッ

京太郎「っ……先輩っ……」

ピピッ ピピッ ピピッ

ハオ「はい、時間です」

ネリー「交代!」

明華「10分交代は短いですよ!」

ハオ「決まったことです。なにしろ部員が多いですから」

ネリー「次はネリーだよ♪」

京太郎「……なぁ、みんな一緒じゃだめなのか?」

全員『ダメ』

京太郎「」ハイ

ハオ「――とはいえ、それではさすがにあんまりかと思いますので」

明華「私に時間を!?」

ハオ「ではなく――最後に一人選んで、喫茶店の予約に行ってきてください」

京太郎「……あれ? ツリーを回るんじゃなくて?」

ネリー「両方はずるい!」

明華「なるほど……ツリーを観光するか、皆が回っているうちに喫茶店の予約待ちをしておくか、ですか……」

ハオ「釣り合いは取れていると思いますが」

京太郎「うーん……まぁ、そいうことなら、みんなで見てくればいいよ。予約待ちは俺がしておくから」

明華「あら、それなら私がお付き合いしますよ」

ハオ「いえ、ここは同学年の私が」

ネリー「同じクラスのネリーが」

「後輩の私が!」
「一番弟子の私が!」
「一番弟子は私だから」
「私は前世から後輩なので!」

京太郎「釣り合い取れてないじゃないか(憤慨)」

ハオ「まぁ選ぶのは京太郎ですし」

京太郎「」


>相手選択、一年も可能ですが会話はないよ
安価↓2


>ネリー

京太郎「それじゃ――クラスメートの縁だ、ネリー、一緒に待つか」

ネリー「!!!!」

ハオ「」

明華「」

「せ、先輩方の顔から生気が……」
「い、行きましょう、ツリー見て回りましょう!」
「しっかり! 傷は浅いです!」


京太郎「……大丈夫か?」

ネリー「気にしてもしょうがないよ」ベター

京太郎「で……なんだっけ、食欲がなくなってたって?」

ネリー「うん……キョウタローと一緒に食べないと、おいしくなくて……」

京太郎「そう言ってくれるのは嬉しいけど、しっかり食べないとな」

ネリー「わかってる……もったいないもんね、お金かかってるし」

京太郎「それもそうだけど、寮のご飯は寮母さんが作ってくれてるんだろ?」

ネリー「そうだよ」

京太郎「なら、作ってもらったご飯はしっかり食べないと、その人たちの気持ちが報われないよ」

京太郎「ネリーたちにしっかり食べてもらって、大きくなってもらいたい、健康になってもらいたい」

京太郎「その上で、おいしいって言ってもらえたら最高だからな」

ネリー「そっかぁ……」

京太郎「いただきますって食べて、ごちそうさまって食べ終わって、おいしかったですって言ってあげれば、明日から頑張ろうってまた思えるんだよ」

ネリー「キョウタローもそう?」

京太郎「ああ。おいしそうに食べてもらって、おいしいって言ってもらえると、本当に嬉しいもんだ」

ネリー「……ん、わかった。キョウタローがいなくても、しっかり食べるね」

京太郎「おう、そうしてくれ」

ネリー「それでバインバインになるね」

京太郎「お、おう……頑張ってくれ」

ネリー「むー」ジトー

京太郎「な、なんだ?」

ネリー「本気にしてない!」

京太郎「い、いや、そんなことは……まぁ、その……」


>返事選択
1 期待してる(ニッコリ
2 ネリーがネリーらしくあれば、それで
3 そのままのネリーが好き

安価↓2


京太郎「そのままのネリーが好きだよ、俺は」

ネリー「」

京太郎「……どうした?」

ネリー「す……すすす、すっ……えっ、えぇっ!?」カァッ

京太郎「あー……まぁ、その……そこまで大袈裟な話では――」

ネリー「ど、どういうこと!? ちっちゃいほうが好きなの!? 監督ストライクなの!?」

京太郎「どこで覚えたんだよ……いや、そういうんじゃなくて……」

ネリー「おっきくないほうがいいの!? どうしよっ、いっぱい特訓したから、そろそろおっきくなるのに!」

京太郎(たぶんならないと思う――じゃなくて!)

京太郎「なぁ、ネリー……そりゃな、俺は……大きいのが好きだけどさ」

京太郎(ああ、女の子になに言ってんだ、俺は……)

京太郎「その、無理にそうならなくても……ネリーはいまのままで、十分可愛いと思ってるしさ」

ネリー「だけど……」

京太郎「もちろん嬉しいんだけどな。ただ、大きくないから嫌いってこともなかったし、ネリーのためにしてあげたいことは、いくらでもあるし」

京太郎「それがすべてじゃないんだ……特別なことをすることもなく、ネリーはそのままでいてくれれば、俺にとっては十分なんだよ」

ネリー「むぅ~ん……よくわかんない」

京太郎「うーん……たとえば俺が、修業のやりすぎでおかしくなったら嫌だろ?」

ネリー「どんな修業なのさ」

京太郎「そこは冷静なのかよ! まぁ、例えばだよ……嫌だろ?」

ネリー「イヤ!」

京太郎「そういう風にさ、変わるだけがすべてってことじゃないんだよ……俺はいまのネリーが隣にいて、普通に話せてるっていう状況だけで、十分幸せだ」

ネリー「……幸せ?」

京太郎「ああ」

ネリー「……そっか。えへへ……」コテン

ネリー「なら……それでも、いいかな」

ネリー「あ、だけど……おっきくなってもいいよね?」

京太郎「なるにこしたことはない」キリッ

ネリー「………………」

京太郎「じょ、冗談だから」

ネリー「真顔だったよ! もうっ……だけど――」

ネリー「ありがと、キョウタロー」エヘー


・ネリー好感度+3(雑用込)


~スカイツリー内、カフェ

京太郎「さすがメイン観光地……カフェ一つにしても、内装が上品だ」

ネリー「お金すごいかかってそう……」

ハオ「かかってるでしょうね」

明華「まぁ今日のところは忘れましょう……さ、京太郎座って」

京太郎「あ、はい」

明華「では隣に」

ハオ「反対側は私が」

ネリー「ずるい!」

明華「だって、さっきは一緒だったでしょう?」

ネリー「その分、ツリー内は見てないもん!」

ハオ「では存分に見てきていいですよ」

ネリー「それにさっきのは京太郎に選んでもらったんだもん! ヤクトクだよ!」

明華「むむ、ネリーが難しい言葉を……」

京太郎「……それじゃ、えーっと」

ハオ「また選ぶのですか?」

京太郎「一人は膝の上なんて、どうだろう?」

京太郎(――なんて冗談で、場を和ませて、と)

ハオ「名案ですね」

明華「ではジャンケンにしましょう、次は」

ネリー「勝っても負けても恨みっこなしだね!」

京太郎「」

「どうしてこうなった、って顔だね」
「私たちからすれば、どうしてそう言ったって感じだよ」
「学習しないなぁ、先輩」
「でもそこがかわいい」
「そんな先輩を見てるだけで満足……ああ、健気な私たち」

京太郎(一年も色々こなれてきてるな……)

明華「最初はグー!」

ハオ「ジャンケン!」

ネリー「ポン!」


>膝上コンマ判定
72>77>00>99……11>コンマ数字大>小、で一番大きい人の勝ち

↓1 ハオ
↓2 明華
↓3 ネリー


そういえば、ネリーが(大好き)→(ときめき)になってました

----------------------------------------------------------

明華「ば、バカな……」

ネリー「あ、ありえないよ……」

ハオ「それがあり得るかも……やりました、京太郎♪」ガバァッ

京太郎「うぉうっっ!?」

ハオ「優しくしてくださいね」

京太郎「いや、あの……じょうだ――」

ハオ「ん?」ジー

京太郎「……て、店員に注意されないかなー、と」

ハオ「京太郎が言いだしたことなんですから、守ってくださいね?」

京太郎「はい……」

京太郎(冗談とは言えないな……なら!)

京太郎(ハオを守り通す……俺の膝の上で!)


店員「……あの、お客様……」

京太郎「お構いなく」

店員「いえ、あの……他のお客様の目ざわ――いえ、ご迷惑に……」

京太郎「騒いでいるわけではありません。ただ彼女をひと時も離したくないんです」

ハオ「きゃっ♪」

店員「」ギリギリギリギリ

明華「」ギリギリギリギリ

ネリー「」ギリギリギリギリ

「先輩方が混じってる……」
「あの店員さん、心からリア充を憎んだ目をしてるね」

京太郎「これ以上の行為にはなりません。せいぜいが、アーンをするくらいです」

京太郎「言ってしまえば、子供を抱えた親と同じ行動――と、思ってくださって大丈夫です」

ハオ「中身の愛情は、異なる愛情ですけどね……」スリスリ

京太郎(煽らないで!)

京太郎「ということで――オーダーをお願いします」

店員「……か、かしこまり、ました」ビキビキッ

京太郎(白眼みたいになってる……)


ハオ「京太郎、京太郎のケーキもおいしそうですね」

京太郎「ん、そうか?」

ハオ「はい。ですから……できれば、一口いただけたらな、と」

京太郎「いいぞ、はい……アーンして」

ハオ「んぁ」

京太郎「ホイッ」

ハオ「あむ」

ハオ「んむ、んむ、んむ……ん、おいしいです」

京太郎「だよな。卵の撹拌が、たぶんかなり正確だ……こればっかりは技術だよな。負けられない」

ハオ「なるほど……でも京太郎? 私は、京太郎のケーキに敵うものはないと思っています」

京太郎「そうかな」

ハオ「はい……ですから、どうぞ自信を持ってください」

京太郎「ありがとな、ハオ」

ハオ「いえいえ。そのお礼にといってはなんですが――」

京太郎「ん、もう一口か?」

ハオ「いえ……紅茶をいただけたらな、と」

京太郎「いいぞ……はい、熱いから気をつけろ?」

ハオ「そうではなくて……口移しで」

京太郎「」

明華「さすがにアウトでしょう!?」

ネリー「そうだよ! 店員さんにさっき、そういうのはしないって言ったもん!」

京太郎「い、いや、ハオだって冗談で……なぁ?」

ハオ「いえ、本気ですが?」シレッ

京太郎「冗談でいいんだよっ、そこはぁっ!」

ハオ「まぁ仮にしても……追いだされるだけです。へーきへーき、へーきですから」

京太郎「なにがだよ……」

>行動選択
1 お灸を据えてやろう
2 これで我慢しなさい
3 いいからカップから飲みなさい

安価↓2


京太郎「はぁ、しょうがないな……」

ハオ「やりました!」

明華「いけません、京太郎!」

ネリー「やだよぉ……」ウルッ

京太郎「いや、しないっての……」

ハオ「えー」

明華「ほっ」

ネリー「信じてたよ!」

京太郎「まぁ――代わりってのもなんだけど」チュッ

ハオ「!?」

明華「」

ネリー「」

京太郎「……額で、許してくれ。っていうか、俺が許してほしい……その、悪かった。つい……」

ハオ「あ、え……い、いえいえいえいえいえ! そんなっ、その……う、れし……ぃ……で……」カァァァッ

京太郎「……怒ってないか? その、お仕置きにしては、やりすぎたかと……」

ハオ「最高です……京太郎が、連休で戻ってきてくれてよかった……本当に……」ポー


明華「……これは夢これは夢これは夢これは夢」ブツブツブツ

ネリー「こぉひぃかぁぷのぉぞいたら」

「あかん(あかん)」
「やばいね、あれは」
「せ、せんぱーい。額です、額ですから、大丈夫ですよー」


ハオ「……これからは額当てをつけて生活しないといけませんね。間違って洗ってしまわないように」

京太郎「いや、洗顔は大事だぞ。ハオなんて肌も顔も綺麗なんだから、ちゃんと手入れしないともったいない」

ハオ「わかりました。毎日十回は顔を洗いますね」

京太郎「それはそれでやりすぎだ……ほら、いいから紅茶飲んで落ち着けって」

ハオ「はい♪ ん……これも、京太郎が淹れてくれたほうが、何十倍もおいしいですね」

京太郎「……ありがとな。それは最高の褒め言葉だ」


・ハオ好感度+4(雑用込) 大好き→ときめき


ハオ「はぁぁぁ……やっぱり、京太郎は……なんて素敵なんでしょうか……」

明華「おかしい、こんなことは許されない」

ネリー「す、好きって言ってもらったもん! 幸せのはずなんだもん!」


はぁー、今日はここまで
帰ってきて早々にネリーとハオをときめかせる京ちゃんには困ったもんです

このあとの予定が立たないなぁ、なにしようか
ベタだけどはぐれちゃうイベントと、あと夕食ですかね
まぁそれは後日です、お疲れさまでした

更新は明日ってことでお願いします
開始は20:00予定

ここ最近の更新頻度を見て、目を背けていくスタイル


京太郎「――というわけで、随分と暗くなったな」

ハオ「楽しい時間はすぐに過ぎてしまいますね」

明華「いつまで膝に乗ってるんですか!」

ネリー「早く降りるのー!」グイー

京太郎「俺たちも、いつまでこの店にいるんだろうな……」

店員(さっさと出てけよ……)ビキビキ

店長(追加注文多いし、儲かるなぁ)


京太郎「あ、そうだ。大事なことを忘れてた」

ハオ「はい、覚悟はできています……いつでもどうぞ」ンー

明華「はいはい、降りましょうね」

ハオ「な、なんてことをっ……」

ネリー「キョウタローがそんなことするわけないでしょ!」

京太郎「(そんなこと?) いや、最初に言ってたじゃないですか。メイド服買いに行かないと」

ハオ「」

ネリー「」

明華「」

「うわぁ……」
「が、ガチやでぇ、京太郎先輩……」
「そういうのって普通に売ってるの?」
「アキバとか」
「コスプレ衣装を求めてるんじゃないと思うけど……」

明華「きょ、京太郎? その……そう! そろそろディナーの時間です、買い物はまたの機会にしましょう」

京太郎「……そうですか」シュン

ハオ「明華っ」ヒソッ

明華「私のせいですかっ?」ボソッ

ネリー「ネリーは着てもいいのに」ヒソヒソ

明華「私もそうですがっ」

ハオ「……実際、街中で着るのは勇気が要りますよね」

三人『………………』チラッ

京太郎「ふぅ……(そういえば、ホテル住まいだと夕食作れないな……寮に入れたら、なにか作れそうだけど……)」

三人(お、落ち込んでるーっ!)

明華「どうしましょうっ、買いに行くべきでしょうかっ」

ハオ「でも、それを着て帰ることに……まぁ、それはそれでいいのですが」

ネリー「ネリーは気にしないけど」

明華「――な、流れに身を任せましょう」

ハオ「結局それですか」

ネリー「なんかゆーじゅーふだんだね」

明華「積極的に進言する状況ではないと思いますし」

ハオ「仕方ありませんね……」


京太郎「さて、それじゃ――」

明華「っっ、はい!」

ハオ「ど、どうしましょうか、これから」

ネリー「服にする? ご飯にする? それとも、ネ・リ・ィ?」

明華「そんなのどこで覚えたのですか!」

ハオ「今後は禁止です!」

京太郎(なに言ってんだ、この人たち……)

京太郎「まぁネリーと遊ぶのもいいんだけど、お腹空いたころだろ?」

ネリー「空いた!」グー

「あれだけ食べたのに……」
「ネリー先輩がおいしそうに食べるから、調子に乗って先輩、注文しまくってたもんね」

ハオ「ネリーと遊ぶ(意味深)だなんて……」

明華「明華と遊ぶも加えてください」

ハオ「私もぜひ」

京太郎「…………とにかく、です」


>行動選択
1 さくっと買いに行きましょう
2 飯食いに行こうか
3 寮って入って大丈夫かな

安価↓2


京太郎「――寮って、入って大丈夫かな?」

三人『』

「ファッ!?」
「……え、ちょ、え?」
「こ、ここ、心の準備が……///」
「うわぁ、マジか……先輩、キメに来てますやん……」

京太郎「ほら、俺ホテルに泊まってるしさ」

明華「――ぁ、あ、え……あ、はい……そう、ですね……そちらでも、よいかと……」

京太郎(ホテルのレストラン、高くつくしな……)

ハオ「わわ、私はっ……その、いつでも……じゅ、準備を! そう、準備を整えていますので!」

京太郎「さすがハオだ、頼りになるな」

京太郎(食材の準備もしてるのか……あれ? 量の食材なんて、寮母さんとかの管理じゃないか?)

京太郎(――そうか、自炊用か!)

ネリー「あ、朝まで……とか……?」モジモジ

京太郎(朝飯か……うーん、置いとけるものなら準備したいけど……)

京太郎「できればな」

ネリー「……はうっ」パタン

「……あっ」
「おっと、気づかれましたか」
「すごいね。完璧に噛み合った会話なのに、まるで噛み合ってない」
「ネリー先輩にそういう知識があったのが驚きなんだけど」

京太郎「それじゃ、寮に行っても大丈夫ってことでいいですか?」

明華「は、い……」

京太郎「三人にも手伝ってもらえると助かります」

ハオ「もちろんっ……な、なんでも……」

ネリー「やり方、ちゃんと教えてね!」

京太郎「俺のクセつくと思うけど、いいか?」

三人『の、望むところです!』

京太郎(すごい迫力だな……)

京太郎「ん――それじゃ、時間もありませんし。すぐ行きましょう」


~臨海寮、からの買いだし


京太郎「食材ねーじゃん!」

ハオ「食材なら食材と言ってください!」

明華「おかしいと思ったんです……」

ネリー「ウソばっかり!」

ハオ「はぁ……京太郎がはっきり言ってくれないからですよ」

京太郎「いや、流れでわかるかと……っていうか、なんだと思ったんだよ」

ハオ「――い、言えるわけがありません!」

ネリー「キョウタロー、デリカシーない!」

京太郎「俺ェ?」

明華「……すみません、勘違いをしてしまって。いまからでも間に合いますし、買い物に行きましょう?」

京太郎「明華先輩……いえ、俺のほうこそ言葉足らずで、すみませんでした」

ハオ「」

ネリー「しまった、やられたっ……」


「……夕飯、なににする?」
「大人数だし、カレーかシチュー?」
「カレーは前、先輩たちが食べたって言ってたような……」
「じゃあシチューだ」
「いっそカレーシチューでは……」
「鍋」
「うーん、あったかいけど……大人数ならそれかな」

京太郎「一年は真面目に考えてて偉いなぁ……」

ハオ「」

ネリー「あれ……評価が、すごく下がっちゃってる……?」

明華「ではせっかくですし、お鍋にしましょう。私たち、寮ではあまり、そういう料理をしませんので」

京太郎「最近はかなりあったかくなってますけど、大丈夫ですか?」

明華「日本では夏こそ熱いものを食べ、暑気払いということをするとか」

京太郎「そうですね……それじゃ、鍋にしましょう」

「やったぜ。」
「先輩のシチューも食べてみたいんだけど……」
「先輩のシチュー(意味深)」
「それはハオ先輩の役目では……」

ハオ「人を汚れ役のようにしないでください!」

ネリー「お鍋って、なにがいる?」

京太郎「ああ、そっか……したことないなら、そこから説明しておかないとな」

京太郎「基本的にメインは肉か魚。魚介類なら色々と入れられるけど、オーソドックスに肉にしておこう」

京太郎「で、それぞれで出汁が違うし、種類もわかれる。たとえば――」

「す、すごい……聞いたこともない鍋料理の名前が……」
「材料と味の説明が、すごく上手……」
「さすが執事……」
「違う! さすが、先輩なのよ……」ゴクリ

明華「あの子たちはなにを言ってるのでしょうか」

京太郎「お腹が空いてるんでしょうね。早いとこ作ってやらないと……それじゃ、買い物の材料は大丈夫ですか?」

明華「ええ。牛肉ですき焼きをする、ということですね。卵もいるのですか?」

京太郎「使わないのもありますけどね。よく知られるのは、そっちだと思うので」

ネリー「……京太郎、エプロンつけて……買い物行かないの?」

京太郎「割り下の準備とかあるからな。大阪とか奈良にいたときは、別の味付けだったんだけど――ま、こっちなら割り下のがいいと思うし」

ハオ「では――」

ネリー「だね」

明華「ジャーンケン!」


>ジャンケンコンマ
いつもの強弱関係、負け二人は買い物。勝ちは残って京太郎と準備
安価↓1ハオ ↓2明華 ↓3ネリー


>ネリー勝利

ネリー「やったぁ!」

京太郎「それじゃ、ネリーは俺と料理だな。一年の三人もよろしくな」

「はい!」
「がが、頑張りますっ……」
「一番弟子の私にお任せあれ!」

ハオ「こ、これは練習で……」

明華「私、最上級生なんですけど……」

京太郎「だってさ、ネリー」

ネリー「ダッシュでな!」

京太郎「……そういうのはマネしちゃいけません」

ネリー「そうなの?」

京太郎「っていうか、どこで聞いたんだよ、それ……」

ネリー「さぁ?」

ハオ「以前、白糸台と練習場が近かったことがありまして。そこで、大星がそんな感じだったのです」

京太郎「淡ァ!」


淡「へくちっ」

尭深「かわいいクシャミだね」

誠子「京太郎くんが噂でもしてるのかな?」

淡「それだと毎晩出ないとおかしーよ」


ネリー「んーと……それじゃ、気をつけてねー!」ブンブン

京太郎「ま、そんなとこか……すいません、一年と、あとハオのこと、よろしくお願いします」

明華「はい、大丈夫ですよ」

ハオ「私もよろしくされる側ですか……」

京太郎「ハオは、一年のこと頼んだぞ。明華先輩と協力して、無事に買い物を済ませてくれ」

ハオ「っっ、はい!」

「うーんこの」
「扱い、上手くなってるような……」
「私も上手に扱われたい……ハァハァ」

京太郎「なにか困ったことがあったら、電話お願いします。それじゃ、気をつけて」


>買い出し組

明華「さて、手早く済ませて帰りましょう」

ハオ「そうですね。一年は野菜を集めてきてください。ネギと白菜と、しら……たき? を」

「しらたきってなんですか!」
「私わかるから、大丈夫だよ」
「さすが日本人、頼りになる!」

明華「……大丈夫でしょうか」

ハオ「おそらくは。ではこちらは、肉とお豆腐を……ん?」

明華「ハオ? どうかしまし――」


サンディ「はぁ……今頃あの子たちは、キョウタロウとご飯でも行ってるのかしら……」

サンディ「ランチは一緒だったんだし、わがまま言えないけど……できれば一緒に、雰囲気のいいレストランなんて行きたかったわねぇ……」


明華「……無視しましょう」

ハオ「そうですね。本人も、ランチが一緒だったので悔いはないと言っています」

明華「では――このまま、お肉屋さんに行きましょう。すき焼き用といえば、切り分けてくれるそうですし」スタスタ

ハオ「一応、一年たちにも連絡しておきます。監督に見つからないように、と」


サンディ「……ん? いまなにか、視線を――」


>サンディ遭遇判定
ゾロ目・キリ番なら遭遇
それ以外なら回避成功(部員視点)

安価↓1


超絶惜しい、だが現実は非情である

--------------------------------------

サンディ「……気のせいか」ガシャンッ ガシャンッ


明華「……容赦なくお酒を購入していますね」

ハオ「ストレス、溜まっているんでしょうか……」


サンディ「まぁ今日は、隣室にキョウタロウが泊まるんだし……ふふ、楽しみにしてなさいよ」ニヤニヤ


ハオ「」

明華「……すごく、通報したいですけど……すると、夏の大会に出場できないかもしれません……」

ハオ「京太郎に注意を促しておけばいいでしょう。ただ、隣室にいるとわかれば会いに行くかもしれませんし、名前はださないように」

明華「そうですね……」

「あ、先輩がたー!」
「揃いましたよ、こっちは」
「先輩たち、まだお豆腐だけじゃないですか!」

ハオ「しーっ! 静かに、声を潜めてっ……」

明華「肉を買い行くのは、あなたに指揮を任せます。私たちは周囲を警戒しますので、お願いしますね」

「」
「あ、はい……わかり、ました……?」
「なんやこれ……なにがあったん?」
「たぶんさっきの、あれやっぱり、監督だったんだよ」
「あっ(察し)」
「監督、お気の毒に……」


・好感度変動なし


>下準備組

京太郎「割り下っていうのは、すき焼き用の出汁だ」

ネリー「ダシ!」

京太郎「煮込むためのスープ、って思えばいい。また別物ではあるけど」

ネリー「うん!」

京太郎「こっちが割り下用の調味料だ。仕上げていくから、順番に取ってくれ」

ネリー「わかった!」

「……いまさらだけど、やることないね」
「材料が来てからだよ。それまでは、テーブルの準備しとこ」
「あっちは手伝わなくていいの?」
「だからやることないでしょ」
「ネリー先輩の邪魔したら、明日からの部活が怖いし(震え声)」


ネリー「…………っっ!」プルプルプル

京太郎「……後輩には優しくな?」

ネリー「してるよ!」

京太郎「まぁ、だろうと思うけどさ……すげー懐かれてるし」

ネリー「でしょ?」

京太郎「それに、練習で手なんて抜いたら、本番で通用するわけないからな……」

ネリー「うんうん!」


>返事選択
1 でもちょっとは加減を……
2 よし、そのまま叩いて伸ばすスタイルでいこう
3 毎局、嶺上開花とかされなきゃへーきへーき、へーきだから

安価↓2


京太郎「よし、そのまま叩いて伸ばすスタイルでいこう、ネリー先輩の教育は」

ネリー「まっかせて!」

「」
「」
「詰んだ詰んだ」

京太郎「これまでも――普通に打って、飛ばすときは飛ばして、それでもいまの一年は残ってるんだろ?」

ネリー「ん、そうだよ」

京太郎「まぁ、自分の経験で人に言うのはどうかと思うけど……どうあがいても勝てないっていう状況は、それだけで心折れるもんなんだよ」

ネリー「……キョウタローも?」

京太郎「どうかな……正直、投げそうになったこともある。けど、そういうのを冷却する、いわばクール期間みたいなのもあってな」

京太郎「それでなんとか、気持ちを切り替えて続けていけたよ。俺はあいつらと違う、凡人なんだって」

京太郎「凡人は凡人の速度で、ゆっくり勝てるようになればいいってな」

ネリー「キョウタローは、才能……あると思うの」

京太郎「ネリーに言われると、自信がつくな……まぁともかく、そういう風に思ってもらえるのも全部、思い返せば叩いてくれた人のおかげなんだよ」

京太郎「指導のときは、自分のためにも、しっかりと叩くべきだ。それでも起き上がれるやつが、自然と強くなるんだって、俺は思ってる……ここの一年も、そうだってな」

「」
「せ、せんぱぁい……」ジワッ
「ワイは信じとったで」テノヒラクルー

ネリー「キョウタロー」

京太郎「ん?」

ネリー「……よく頑張ったね。偉いえらい」ナデナデ

京太郎「ああ……って、どこ撫でてんだよ!」

ネリー「お尻だよ?」

京太郎「なぜぇ!」

ネリー「キョウタローおっきいから届かないの!」プンッ

「……京太郎先輩、おっきいんだ///」
「…………」ゴクリ
「ほう、続けて」

京太郎「身長の話だルルォッ!?」


・ネリー好感度+3


~すき焼き終了


ネリー「ほぁぁぁ……」

明華「ごちそうさまでした」

ハオ「おいしかったです、京太郎」

京太郎「お粗末様……って俺が言うのも変だな。みんながいいもの買ってきてくれて、みんなで作ったからだろうし」

京太郎「それじゃ、片づけは俺が――」

「い、いえ! それくらいは一年が!」
「京太郎先輩は、せっかくの連休旅行なんですから、休んでてください!」

京太郎「そ、そうか?」

『はい!』

京太郎「……じゃあ、任せるかな」

京太郎「なら、俺はデザートの用意を。あ、もう作って冷やしておいたから、あとは食べるだけだ」

明華「……ふふっ、さすがですね」

ハオ「この抜かりのなさは、到底マネできません」

ネリー「デザート! なに!?」

京太郎「悩んだけど、フルーツゼリーにしておいた。あまりしつこくないようにしておいたからな」

京太郎「お腹に余裕があれば、どうぞお召し上がりください」


>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功
安価↓1


>通常成功

・執事+1


明華「ん……冷たくて、おいしいですね」

ハオ「ほどよい甘味です……フルーツの酸味とよく合います」

ネリー「おいひい」

「これが京太郎先輩の味……」
「よく覚えておかないとね」
「再現しないとなぁ」
「今度は調理室壊さないぞー」

京太郎「おい」


連休初日から長すぎたからね……
二日目以降は短くしていく                  わけにもいかなそう

------------------------------------------------------------------

~夜、深まり


京太郎「さて――片づけも終わったし、そろそろ俺は帰るよ」

ハオ「送っていきます!」

京太郎「こんな遅くに、送らせられないって。俺がまた、送って帰ってこないといけないだろ?」

明華「でも、京太郎にもしものことがあったら……」

京太郎「そのときは、ルーラでもなんでもして、逃げますから」

ネリー「るーら?」

京太郎「いや、こっちの話……まぁ俺よりも、可愛い女の子のほうが危ないからな。帰るのは一人でいいよ」

ハオ「か、かわ……///」

ネリー「ネリーかわいい?」

明華「もう、年上に可愛いだなんて……///」

京太郎「ではこれで……明華先輩」

明華「はい?」

京太郎「お会いできてよかったです。夏大会の予選、頑張ってください」

明華「ええ……もちろんです。といっても、一緒に挑むことになるかもしれませんけれど」

京太郎「でしたね……ハオ。ハオも、昨年以上に活躍するのを、期待してるからな」

ハオ「お見せしましょう……中国麻雀の打ち筋を!」

京太郎「そこはかとないフラグ臭が……ネリーは、個人もあるから体調に気をつけてな」

ネリー「うん……ちゃんと食べて、次に会うときはおっきくしておくからね!」

京太郎(まだこだわってるのか……)

京太郎「一年も、先輩たちの指導を乗り越えて、成長してくれ」

『はい!』

京太郎「それじゃ――また会おうな」



明華「はぁ……行ってしまいました」

ハオ「そういえば、ただの連休ですから、ほかの生徒もいたのに……忘れてしまってますね」

ネリー「書いちゃったものは仕方ないよ。誰かの部屋で食べてたってことにすればいいよ」

明華「そうですね。あとは――」

ハオ「京太郎が、監督の奇襲を乗り切るのを祈るばかりです……」

ネリー「信じてるからね……」ギュッ


~深夜へ続く


~深夜?


京太郎「ふぅ……シャワーも済んだし、今日は移動で疲れたから……早目に寝るとするかな?」


>長すぎたので反省して、コンマ判定

キリ番 ホテルの中、見ておこうかな
ゾロ目 ピンポーン
それ以外 スヤァ

安価↓1


>キリ番 まじすか……

京太郎「いや、明日も泊まるんだし、今日のうちに経路とか調べておくか」


京太郎「……いいホテルだよなぁ、実際」

京太郎「しかも調べてみたら、俺が払った額の倍以上かかるみたいだし……」

京太郎「監督は、クーポンとポイントで安かったからって言ってたけど……なにかお返し、しないとだな」

京太郎「――ということなんですが、なにがいいと思われますか、師匠?」

ハギヨシ『存じ上げません。リア充爆発しろ』

京太郎「」

ハギヨシ『そう言って欲しいと思ったのでは?』

京太郎「断じて違います!」

ハギヨシ『ふむ、そうでしたか……これは失礼』

ハギヨシ『真面目に返事をするなら、金銭で返すか、物で返すか、奉公で返すかの三種類です』

京太郎「金銭はなしですね」

ハギヨシ『ええ。受け取られないのは間違いありませんから』

京太郎「なら、プレゼントですか……」

ハギヨシ『残念ながら、アレクサンドラ女史の好みがわかりかねますので、中身に関しては須賀くんが決めるしかありません』

京太郎「……貴金属とか、でしょうか」

ハギヨシ『お住まいやホテルの価格からして、釣り合う貴金属なら数十万のものがよろしいでしょう』

京太郎「」

ハギヨシ『冗談です。さすがに学生からの贈り物であれば、その十分の一なら十分でしょう』

京太郎「それでもかなりするんですが……」

ハギヨシ『そのくらいの蓄えはあるでしょう?』

京太郎「まぁ……いざというときのために、貯めてるんですが」

ハギヨシ『それなら、奉公で返すという手もあります』

京太郎「奉公、ですか……けど、毎日は無理ですよ」

ハギヨシ『短期間で返し切る奉公を、ということになるでしょうね。いずれにせよ、選ぶのは須賀くんですよ』

京太郎「はい……」

ハギヨシ『大丈夫。どれを選んだとしても、君ならば最良の選択を取れると、信じています』

京太郎「師匠……」

ハギヨシ『では――グッドラック、須賀くん』

京太郎「はい。失礼します」ピッ


へー、そう処理してたのか……
まぁ一人だけなので、許してヒヤシンスってことで

------------------------------------------------

京太郎「俺にできること――か」


>行動選択
1 なにか贈り物を(明日のイベントに組み込み)
2 朝食なんてどうだろうか
3 とりあえず電話してみるか

安価↓2


そらゾロ目よ

----------------------------------

京太郎「――もしもし、監督ですか?」

サンディ『』

京太郎「……あ、あれ?」

サンディ『――は、はい! そうっ、あなたのサンディよ!』

京太郎(誰かの反応に似てきたな……)

京太郎「えと、いま大丈夫ですか?」

サンディ『え、ええ、問題ないわ……(隣の部屋とは言わないほうがいいわね)』

京太郎「よかった……えっと、まずは、ホテルのことなんですけど」

サンディ『』ドキッ

京太郎「すごくいいホテル、安く紹介してくださって……ありがとうございます」

サンディ『ああ、そっち?』

京太郎「え?」

サンディ『……失礼、なんでもないわよ。気にしないで、キョウタロウのためならこのくらい……』

京太郎「でも、もらいっぱなしっていうのも、なんですから……」

サンディ『ランチも作ってもらったし、午前中は私のために使ってくれたんだもの。それで十分よ』

京太郎「そうですか? なにかできることがあるなら、なんでも――」

サンディ『ん?』

京太郎「なんでも……出来る限りのことを、させていただければと思ったんですが」

サンディ『…………えっ、本当に?』

京太郎「はい。その、恥ずかしながら貧乏学生なもので、それくらいしかできませんから……」

サンディ『そ、そう……なんでも……できることを……』ブツブツ

京太郎「いまなにもなければ、このご恩にはまた、なんらかの形で報いたいと思っています」

サンディ『……キ、キープできるってこと? この素晴らしい幸運を』

京太郎「は?」

サンディ『い、いつかお願いを聞いてもらえるってことよねっ?』

京太郎「は、はぁ……そのつもりですけど――」

サンディ『っっっ!!』ガッツポ


>サンディのお願いルーレット
01~20 いますぐ抱き締めて
21~40 なにもしないから部屋に来て
41~60 寝るまでお話して
61~80 保留
81~00 デート一回予約 次回臨海時or大会中
ゾロ目 マッサ

安価↓1


マッサ(マッサージとは言ってない)
いや、マッサージのつもりでしたけどね

--------------------------------------------

>保留

京太郎「で――なにかありますか?」

サンディ『………………………………』

サンディ『………………っっっ!?!?』ボシュゥッ

サンディ『………………~~~~~っっ!!』ブンブンッ

サンディ『……はぁっ、はぁっ……ふっ、ふぅぅぅ……』ボタボタボタ

京太郎「あ、あの……?」

サンディ『な、なんでも、ないから……その……ほ、保留で、いいかしら……』

京太郎「……そうですね、急に聞いてしまいましたし。ではまた、改めてお電話しますので」

京太郎「そのときにありましたら、なんでもおっしゃってください。もちろん、監督から言ってくださっても大丈夫ですから」

サンディ『……そう、させてもらうわね……はぁ、ふぅ……』

京太郎「それじゃ、おやすみなさい……ありがとうございました」

サンディ『う、ん……おやす、み……っっ……』


京太郎「うん、仕方ないな。またなにか決まったら、ご奉仕させていただこう」


サンディ(だめっ……だめよ、私っ……相手は高校生なんだからっ、自重しなさいっっ!!)ガンッガンッ


・サンディ好感度+2
・連休二日目にも、サンディルーレットを予定。ちな保留三連続ならデート確定&デート後マッサ


~連休初日、終了



サンディ優遇?
一応、選択肢によってはここまでサンディ出なかったし、満足してホテルにも泊まらない可能性はありました
今回、コンマ判定の行動をちょっと多めに意識しましたので、その結果がやばげに偏ったかも
二日目はどうなるかわかりませんが

そして二日目は、久々の宮守勢、ただしシロは除く
今週は無理かもですが、適当に仕事納めができれば、それ以降頑張ります
本日はお疲れさまでした

そういやホビージャパンが、
宥姉と
憧ちゃと
姫様と
霞さんの
おもちマウスパッドだすんだけど、どれ買えばいいんだ

前は別のを保存用とで二個買ったから……
今回もそれだと一個4500×4×2=36000円か……
そんな金ねーよ!(カチカチ

確認したら4800円だった
アマなら多少安くて、4600ちょっとだた


【朗報】あみあみなら4000円切る



俺はこんな時間になにを必死になってるんだ……

たぶん、明日~25日は毎日更新できると思います
明日、明後日は軽くになると思いますが

あ、復帰してましたか
昼頃に時間書こうとしたら、落ちてたみたいで

途中、ご飯やらなんやら挟みますが、そろそろ始めます
18:00スタートで


出ます、うまく安価を選べれば
対象は本日誕生日のえりちゃん、明日誕生日のまこさんになります
その場合、みゃーもり勢の好感度うp機会が、1、2回は減ります。当然だよなぁ?

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~5月第一週連休二日目、朝

京太郎「いやー、今日も飯がうまい!」モグモグ

シェフ「……君はどうして普通に、厨房を使ってるのかなぁ」

京太郎「そんな! 朝の仕込みも手伝ったのに!」

シェフ「いや……うん、それはそうなんだけど……普通は厨房って広かったり使い慣れてなかったりするんだよね」

京太郎「まぁ慣れてますから」

シェフ「……ところで、卒業後の進路は考えてるかい?」

京太郎「ボチボチと」

シェフ「そうかそうか。ではこれを渡しておこう。進路に迷ったら、相談に来なさい」つ名刺

京太郎「ありがとうございます!」

シェフ(ふふふ、わしのよき後継者となりそうじゃ)



京太郎「――っていうか、俺が手伝ってよかったのかな。まぁ野菜の皮剥きくらいだしな、うん」

京太郎「まぁおかげで厨房使わせてもらえて、朝飯が作れてよかった……」

京太郎「もしかしたら、あと二日間の昼と夜で、すげー名店行くことになったら、お金がいくらあっても足りないからな……」

京太郎「ご利用は計画的に、だな。まさに……さて――」

京太郎「待ち合わせまで、あと一時間ほどか。どうするかな……ん?」

京太郎「先輩たちから連絡か?」


>人物選択
エイスリン、胡桃、塞、豊音から選択

安価↓2


おう、ちょーかわいー人しかいねーじゃねーか

豊音?


>豊音、聖数

『京太郎ー、朝だよー』
『そうそう、待ち合わせはもうすぐだよー、起きてるかなー?』
『まだだったら言ってねー、起こしに行くからねー』

京太郎「……いや、寝てたら言えません」

京太郎「………………そうだな」


>返事選択
1 ○○ホテルの×号室でまだ寝てます、起こしに来てください
2 寝てたら返事できないんですが、それは……
3 大丈夫、起きてますよ。もう朝飯も食いました

安価↓2


京太郎「……で、まだ寝てます……起こしに来てください、と」

京太郎「ふぅ……さて、どんな風に怒ってくるかなー、豊音さんは……」


豊音「あ、京太郎から返事だー」

塞「こら、朝ご飯中にお行儀悪い」

エイ「ナンテ?」

胡桃「もう起きてる、とかでしょ」

豊音「えっとねー……」

豊音「」

塞「?」

エイ「ナニッ!?」ガタッ

胡桃「エイちゃん、落ち着いて!」

豊音「……う、ううん、なんでもないよー」

豊音「あ、そうだー。私ちょっと、銀行行かないとー」

塞「え!? ご、ご飯は?」

豊音「大丈夫、もう食べたよー」カッカッカッ

エイ「ハヤグイ!」

塞「まだ途中ってことじゃん……」

胡桃「ちょっ、焦んなくても、待ち合わせの前に寄れば……」

豊音「こ、こんれて……んぐっ……遅れると、困ぅから……」ゴックン

豊音「ごめんねー、待ち合わせには合流するから!」

塞「ちょ、ちょっと豊音!」

エイ「イッチャッタ……」

胡桃「…………怪しい」

塞「京太郎くんのメール見た直後だしね……なんかあったのかな」

胡桃「それだと全員に来るでしょ、メール」

エイ「キョータロノ、イチダイジ!」

塞「……追いかけたほうがいいかな」

胡桃「……だね。私たちも早く食べよ」

エイ「ラジャー!」


豊音「……大丈夫、大丈夫っ……起こすだけ、起こすだけだからっ……」

豊音「で、でも……京太郎から、こんなこと言ってくるなんて……あうぅっっ! だ、だめっ、まだ早いよっ」カァァッ


京太郎「……あれ、返事がこない……なんか嫌な予感がするのう」


~ホテル

ドンドンドンッ
京太郎「……えっ」

豊音「きょうたろー! 大丈夫? 起きてるかなー?」

京太郎「」

豊音「わわっ、大変! 返事がないよー」

京太郎「と、豊音さん!? 起きてます! 起きてますから!」

豊音「ね、寝てるかもしれないから、ちょっとここ開けて!」

京太郎「……冗談だったのに……っと」

京太郎「す、すいませんっ、いま開けます――」ガチャッ

豊音「お、おはよー!」

京太郎「……おはようございます」

豊音「は、入っても……いい、かな?」

京太郎「あ、はい……どうぞ」

豊音「お邪魔しまーす。わっ、すす、すごいお部屋だよー!」

京太郎「ですよね……臨海の監督に紹介してもらったら、こんなとこで……」

豊音「うわーっ、ベッドふかふかだー!」ダーイブッ

京太郎「ちょっ! 豊音さんっ、スカートでそんな無防備に!」

豊音「え?」フワァッ

豊音「はわわわっ! み、見ないで!」バサッ

京太郎「み、見てないです……(ちょっとしか)」

豊音「うぅぅぅっっ……きょ、京太郎の……エッチ……だめなんだよー?」

京太郎「いや、だから見てませんって……(ちょっとしか)」

京太郎「それより豊音さんこそ、その……俺が寝てたベッドに……寝るのは、あまり……」

豊音「へ? あ――うわぁぁっっ!」ガタッ

豊音「ご、ごめんねっ……その、いい匂いだったよー!」

京太郎「」

豊音「…………ま、間違えた……いまの、忘れてほしいよー」カァッ

京太郎「いえ、変な臭いじゃなくてよかったです……」


京太郎「それで――どうされたんですか、こんなとこまで」

豊音「京太郎が起こしてって言ったんだよー?」

京太郎「うっ……すいません、冗談でした」

豊音「えーっ!?」

京太郎「いや、まさか来るとは思わなくて!」

豊音「そ、そんな……京太郎が、嘘……うわぁぁぁんっっ! 私のことだましたー!」

京太郎「違いますよ! いや、違わないんですけど……すいません、こういう冗談で豊音さんが、どう怒るのかって思って……つい」

豊音「ついじゃないの!」

京太郎「すいませんでした!」

豊音「うぅ……そういう意味も、あるかと思って……ちょっとだけ、期待しちゃったのにー……ばかー……」

京太郎「ほんと、すいませ――そういう意味?」

豊音「なな、なんでもないよー」

豊音「えっと……それじゃ、いまから怒るからねー?」

京太郎「はい……お手柔らかに」

豊音「……あ、あんなことしたら、だめなんだからねー?」メッ

京太郎(かわいい)


豊音「あっ、反省してない顔してるー」

京太郎「し、してますって」

豊音「ほんとにー?」ジー

京太郎「……し、してます(震え声)」

豊音「もう冗談でからかったりしない?」

京太郎「はい、しません……」

豊音「……よろしい! それじゃ、許してあげるー」ニコー

京太郎「ありがとうございます!」

豊音「はぁ……ここ(京太郎の宿泊部屋)に来るの、すっごい緊張したんだからねー」

京太郎「そうでしょうね、こんな場所(高級ホテル)だと……」

豊音「みんなにも変なこと言って来ちゃったし、せめて待ち合わせには早く着いておかなきゃー」

京太郎「っと、そうでした……げっ、時間が」

豊音「ふぇ? えええええ!? もうこんな時間!?」

京太郎「豊音さん、急ぎましょう!」

豊音「う、うんっ」グー

京太郎「…………」

豊音「はうっ……」カァッ

豊音「ち、違うの! 急いで来たから、ご飯ちょっとしか食べてなくって……」

京太郎「……ちょっと待っててください。厨房で、サンドイッチの残りもらってきます」

豊音「わ、悪いよー」

京太郎「いえ、俺が賄用に作って、みんなに振る舞ったやつなんで。いっぱいありましたから、まだ残ってるはずですよ」

京太郎「それ食べて、ゆっくり出ましょう」

豊音「で、でも、遅刻がー」

京太郎「それは豊音さんから謝っておいてください。俺もあとで謝りますけど――」

京太郎「誤魔化して出てきた分は、謝らないと、ですもんね?」

豊音「…………はい」シュン

京太郎「それじゃ、もらってきますので。30分だけ、予定ずらしてもらいましょう」

豊音「そう言っておくねー」


豊音「……ごめんね、みんなー、と……」


塞「これはどう思う?」

エイ「キョータロノ、セイ!」

胡桃「異議なし!」


京太郎「……なんだか、また嫌な予感がするのう」

豊音「ほう?(そう?)」モグモグ

京太郎「物入れたまましゃべらないでくださいね?」

豊音「ふぁーい(はーい)」モグモグ

・豊音好感度+6


~待ち合わせ

京太郎「――そういえば、今日の待ち合わせは、と」

京太郎「……どこだっけ?」

豊音「忘れちゃったのー?」プンッ

京太郎「お、覚えてますよ?」

豊音「ほんとにー?」

京太郎「えっと、確か――」


>行動選択
1 観光行くので駅前ですよね
2 町に行くので、途中の喫茶店でしたね
3 麻雀するんでしたっけ、大学で

安価↓2

~喫茶アー○ン○ルベ

京太郎「お待たせいたしました」フカブカー

豊音「ご、ごめんなさいー」ペッコリン

塞「………………」

エイ「サエ、ゲキオコ!」

胡桃「ご機嫌とったほうがいいよ、京太郎くん」

京太郎「なんでもしますんで許してください!」

塞「ん?」

エイ「イマ――」

胡桃「なんでもするって」

豊音「言ったよねー?」

京太郎「え」

塞「じゃ、とりあえずここのお会計お願いね」ピラッ

京太郎「う、はい……」

エイ「チェリーパイ、オイシカッタ!」

胡桃「時期によっては、カレーパイとかもあったみたい」

豊音「わ、私も半分だすよー」

京太郎「いえ。豊音さんが言った通り、すぐに来てれば間に合いましたから……」

豊音「で、でも、京太郎くんにサンドイッチ作ってもらった分、お金浮いてるし……」

塞「ほう」

エイ「ズルイ!」

胡桃「やっぱりすぐ追いかけないとだめだったか……」

京太郎「ま、まぁまぁ……えっと……そういえば、とりあえずってことは――」

塞「このあと、ちゃんと買い物に付き合ってもらうから」

京太郎「うっす」

胡桃「新しい服いっぱい出てるから、ちゃんと一人一着、選んでもらうからね!」

京太郎「承知いたしました」

エイ「英)下着もね」

京太郎「英)仰せのままに――えっ」

豊音「じゃー、さっそくいこー!」

京太郎「ちょっ、いまエイスリンさんがとんでもないことを!」

塞「エイスリン、なにか言った?」

エイ「ンーン?」

胡桃「京太郎くん、変なこと言って誤魔化さないの!」

京太郎「ち、違うんです、本当に――」

塞「あー、もういいから。とりあえず出ましょ。騒いでると追いだされそうだし」

豊音「あっちの眼鏡のカップルさんが見てるよー」

エイ「テッシュウダ!」

胡桃「あはは、お邪魔しましたー」


「……知り合いですか、遠野くん」
「ま、まさか……はは……」


京太郎「で――服だけですか、買い物は」

塞「色々買うわよー」

胡桃「私たちも花の女子大生だし、アクセサリーとかも気を遣いたいよねっ」

エイ「英)全員分、見立ててね、京太郎?」

京太郎「……はい」

豊音「それじゃ、まずここからねー」

京太郎「あ――そういえば、皆さん服の趣味って同じですか?」

塞「うーん、そうでもないかな……」

胡桃「小物なら貸し借りできるけど、サイズも違うし、あんまりしないからわかんないね……」

豊音「あ、そっかー。お店回るなら、順番決めないとだねー」

エイ「ショッピングセンター?」

京太郎「まぁ、テナントの店もいいですけど、どこかお気に入りのお店があればと」

塞「って言っても、まだ一ヶ月だし、どこになにがあるかまでは……」

京太郎「えっと、案内してくださるって話じゃ……」

胡桃「シャラップ!」

京太郎「英語になってる!?」

エイ「ソコ、ウルサイ!」

京太郎「エイスリンさんが日本語担当ですか……」

豊音「メインは案内じゃなくて、服とか選んでもらうことだからねー」

京太郎「はぁ……あ、でもショピングセンターの場所はわかるんですよね?」

エイ「ワカルヨ♪」

京太郎「なら、そこを目指しつつ、どこかよさそうなお店があれば、覗いていくってことでどうでしょう」

胡桃「ま、そんな感じかな」

豊音「よーし、決まりー」ギュッ

京太郎「おっと」

エイ「イコー!」ギュッ

塞「…………じゃ、行こっか」

胡桃「塞、後ろから行っちゃえば?」

塞「するわけないでしょ! 胡桃こそしたら?」

胡桃「……子供がおんぶされてるように見えるじゃない」

塞「……なんか、ごめん」


>先に順番判定
安価↓1 エイ
↓2 胡桃
↓3 塞
↓4 豊音

コンマ数字が小さい順にイベント


>豊音29 →塞31 →エイ63 →胡桃69 の順


豊音「あーっ! ねぇっ、ここ!」

京太郎「ここ? この店ですか?」

豊音「ねっ、ここ寄ってみたい!」

京太郎「俺は構いませんよ。皆さんは、どうですか?」

塞「反対するわけないでしょ」

エイ「カワイイ!」

胡桃「ロングスカート系が多いね」

豊音「えへへー、私の服、そういうの多いからー」

塞「たまには冒険して、ミニも穿いてみたら?」

豊音「そ、それは恥ずかしいかなーって」////

京太郎「はい、ミニはよくないです。豊音さん、無防備ですから」

塞「あー……」

胡桃「納得」

エイ「キヲツケテ!」

豊音「ちゃ、ちゃんと見えないようにしてるよ! ホテルではたまたま――ぁ」

京太郎「」

塞「なにしたの、京太郎くん」

京太郎「冤罪です!!!」

エイ「英)私のはミニを選んでね! 下着もお願いするから!!」クワッ

胡桃「エイちゃんなに!? 必死ですごい捲し立ててるけど!」

エイ「ナ、ナンデモナイ……」

京太郎「……と、とにかく入りましょうか」

塞「こら、逃げない!」

豊音「ほら、塞もー」

塞「ちょぁっ! も、持ち上げないで!」

エイ「ナガイノ……ミジカイノ……」ブツブツ

胡桃「エイちゃんはどっちも似合いそうだもんねー」

ウィーン  イラッシャイマセー


豊音「ふわぁぁぁ……こ、これ、ちょーかわいいよー!」

塞「ん……あ、ほんとね。裾のとこのフリルが、ちょっとお嬢様っぽいじゃない」

エイ「エレガント!」

胡桃「ベージュ……よりは白に近いね。下、透けないように気をつけないとだめだよ?」

豊音「あー、そっかー……膝丈のと合わせて、パレオみたいに穿く感じなのかなー?」

塞「一応それだけでもいいみたいだけど……やっぱ、すごい透けそうよね」

エイ「ドースル?」

豊音「色違いあるかもー」

胡桃「豊音は黒いの、似合うよね」

エイ「アッタヨ! デモ――」

塞「こっちも透けるわよねぇ……」

豊音「ま、まだマシじゃないかなー」


ワイワイ キャッキャ
京太郎「………………」

京太郎「暇だな…………」

京太郎「服以外になにか売ってないか、ちょっと見てみるか?」


>行動選択
1 待機
2 店内を見て回る

安価↓2


京太郎「――いや、いつ決断を任されるかもわからない……用心しておかないと」ゴクリ

塞「……なんでそんな緊張感だしてるの、あんたは……」

京太郎「ひゃい!」ビクンッ

京太郎「いえいえいえ、退屈だなー、とかそういうことはまったく――」

塞「なに言ってんの……ま、いいや。豊音が呼んでるわよ」

京太郎「はっ、ただいま!」


京太郎「豊音さん、なにかいいのはありましたか?」

豊音「うーん、色々あるんだけど……あ、そうだ!」

京太郎「?」

豊音「京太郎くんだったら、私にどういうのを着てほしいー?」

京太郎「……そうですね。やっぱメイド服ですね」

豊音「」

胡桃「そういうこと聞いてるんじゃないの!」ベシッ

エイ「ゴシュジンサマ……」

京太郎「もう一度お願いします」キリッ

塞「いまは豊音のことでしょ!」ペンッ

京太郎「すいません!」

豊音「め、メイドさんもいいんだけどー……それじゃ、この中からなんだけど――」ズラッ

京太郎「」

豊音「どれもいいんだけど、悩んじゃってー」

京太郎「お、多いですね……」

豊音「こっちはすごく気に入ったんだけど、生地が薄いかなーって」

京太郎(さっき言ってたやつか……)

豊音「でね、こっちはトップスなんだけどー。京太郎がくれたバレッタに合うかなーって」

京太郎(……俺のプレゼントとコーディネートを合わせてくれるなんて)ジーン

豊音「こっちは可愛いんだけど、私にピンクは似合わないよねー?」

京太郎(そんなことないんだよなぁ……)

豊音「こっちはね、えへへー……ちょっと大胆なんだけど、キャミソールワンピースだよー」

京太郎(……寝間着だよな、うん。まさか普段着になんてしないですよね、させません、ええ)

豊音「あとねー、これが――」


~五分後

豊音「で――ここから一つ選んでほしいのー」

京太郎「……わかりました」

豊音「それとね、お願いがあってー……それに合う、ほかの服のパーツを選んでもらえたらなーって思うんだけど……」

京太郎「」

豊音「だめ、かな……? だめだよねー……」ショボン

京太郎「まったく問題ありません」キリッ

豊音「ほ、ほんとー? わーい!」

京太郎「ではまず、豊音さんの気に入った服から、一点選ばせていただきます」


>服選択
1 透けそうなロングスカート
2 お嬢様っぽいブラウス
3 薄ピンクのスカート
4 キャミワンピ(エロい)
5 その他
6 メイド服

安価↓2


京太郎「――それじゃ、このブラウスにしましょうか」

豊音「これ? じゃあ合わせてみるねー」ヌギッ

京太郎「試着室ううううううううううう!」

豊音「わわっ、わかってるよー!」


豊音「……ど、どうかな?」クルッ

塞「確かに、バレッタと馴染むわね」

胡桃「黒髪だし、白いのが似合うのは当然だね!」

エイ「チョーカワイイ!」

京太郎「………………」

豊音「きょ、京太郎? もしかして、似合ってな――」

京太郎「はっっ! す、すいませんっ、ちょっと見惚れてしまって……」

豊音「そ、そうなのー?」エヘヘー

京太郎「はい。とてもお似合いです……では、これから服に合わせて、俺が選んでみますね」

豊音「お願いしまーす」

塞「さて、お手並み拝見」

京太郎「ちょ、緊張させないでくださいよ」

胡桃「だって、私たちのも選んでもらうんだし。センス見せてもらうからね」

京太郎「う、そうでした……」

エイ「ガンバッテ! アッ……ガンバレ♪ ガンバレ♪」

京太郎「それ流行ってんですかぁっ!?」


>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


この世の出来事はだいたい妖怪のせいらしいからね、仕方ないね


>成功

京太郎「――と、こんな具合でいかがでしょう」

京太郎「さっき、ピンク色を気にしていらしたので、思い切ってフレアミニで選んでみました」

京太郎「ただ――外で穿くなら細心の注意を払うか、こっちのスパッツか、このレギンスで対応してください」

塞「細かいわね……」

胡桃「けど、すっごいかわいい!」

エイ「イイセンスダ!」

京太郎「で、こちらはバッグです。いまは大きいカバンをお持ちですけど、こういう小さいバッグのほうが、服に合うかと思いまして」

京太郎「帽子は色々とありますが……ツバの広めのものを選んでいます。俺的には白ですけど、こっちの暖色系もなかなか……」

京太郎「で、せっかく足をだすわけですから、靴もそれらしいものを。こっちのミュールでもよかったんですが、ヒールが少し高いですからね」

京太郎「危ないなと思ったら、こちらの靴がよろしいかと」

豊音「ふあぁぁぁ……こ、これ、変じゃないかなー?」

京太郎「手前味噌になりますが、お綺麗ですよ」

塞「……スケベ」

京太郎「そういう意味ではなく!」

胡桃「でもジーッと脚ばっかり見てるよね」

京太郎「ちゃんと全体見てますから!」

エイ「テレナイ、テレナイ」

京太郎「ガチですってばあああああ!」

豊音「うーん……でも、お高いんでしょー?」

「いえいえお客さん!」

豊音「うわっ、ビックリした!」

「こちらのお客様、素晴らしいお見立てで……私も思わず前屈みです、はい」

京太郎「それ以上、豊音さんを見るんじゃねえ!」クワッ

塞「どうどう、落ち着いて」

胡桃「なんか京太郎くんに声似てるね、この店員さん」

「と、ともかく……これらでしたら、すべてご購入いただいても――このくらいになります、はい」

豊音「!? ほ、本当にー?」

エイ「ジコブッケン!?」

京太郎「いや、服にそういうのは……あれ、古着だとあるんですかね」

塞「さぁ……っていうか、怖いこと言わないでよ!」

「お手持ちで足りなければ、こちら取り置きしておきますし……また、お手荷物になるようでしたら、お預かりしておきます、はい」

京太郎「どうしますか?」


豊音「か、買ったー!」パーンッ

塞「うわっ、即決!」

胡桃「まぁあの値段ならね……納得かも」

「毎度、ありがとうございます。思わず前屈みに――」

京太郎「離れろ貴様ああああああああああああ!」

エイ「オ、オチツイテ!」

豊音「えへー、ありがとー、京太郎ー」

京太郎「お役に立てましたか?」

豊音「うん、ちょー嬉しいよー」

京太郎「それはよかったです」ニッコリ

・豊音好感度+4
・執事+1


とりあえず、ここまでー
次は塞さんの服調達からでー
たぶん明日でー

おつでー

そろそろ始めます

なんか21時から、セガ麻雀の咲カップに声優が参加するとかって放送あるんだけど、ネットで
のよー、漫ちゃん、面白いほうの愛宕さんの中の人だけど


~豊音買い物終了、から


京太郎「荷物はあとで取りに行きましょう。なんだったら、俺がお部屋までお持ちしますので」

豊音「わー、ありがとー。ちょーうれしいよー」

塞「……私の部屋でもあるんだけど、大丈夫かな」

京太郎「な、なにもしませんよっ」

塞「まぁそういう心配はしてないけどね。シロの隣の部屋でもなにもなかったんだし……」

京太郎「信頼されてるはずなのに、ヘタレと言われてるような……」

エイ「ジャア、ナニカ、スル?」

胡桃「そ、そういうのはよくないよ! マッサージとかだめだからね!」

豊音「ふぇ?」

塞「ああ、そういえば得意なんだっけ。まぁ私は揉ませないけどねー」

京太郎「そんな! 腰をっ、ぜひ腰を!」

塞「………………」

京太郎「……冗談ですよ?」

塞「ほんと大丈夫かしら……あ、ごめん! ここ寄っていい?」

胡桃「唐突だね……」

エイ「ナニカ、アッタ?」

塞「なにかってわけでもないけど、このマネキンの服、結構いいなーって思って」

豊音「よーし、それじゃ入ろー」

京太郎「ここはもう、夏用の新作が入ってますね」

塞「桃鉄仕様だと、来月には夏だからねー」

京太郎「そういえば、塞先輩の夏服ってどんなのですか?」

塞「え、なに急に……うーん、なんだろ。ワンピース系も着るし、普通にカットソーとか、レギンスもあるし、スカートもあるし、パンツもあるし……」

エイ「ナンデモ、ニアウ!」

胡桃「そうかもね、塞の場合は」

塞「え、なにそれ」

豊音「スタイルいいもんねー。背もいい感じだしー」

塞「私としてはもう少し欲しいんだけどなぁ(154cm現在)」

京太郎「宮守だと、ちょうど真ん中ですね。豊音さん、シロさん、それで先輩、エイスリンさん、胡桃先輩と」

塞「…………」

胡桃「…………」

京太郎「え、なんですか?」

塞「いや、別に……」

胡桃「うん、なんでもないけど」

京太郎「そ、そうですか……」


塞(……まぁ、さんはちょっと恥ずかしい……かな?)

胡桃(でも想像してみたら、意外と悪くないんだよね……)

豊音「ねー、入らないのー?」

京太郎「あ、いま参ります。行きましょうか」

塞「ん、そうね……って、エイスリンは?」

エイ「ココダヨ!」

胡桃「ちょっと! ショーウインドウは入っちゃまずいでしょ!」

ウィーン ッシャーセー


あ、由子の中の人ってSHIROBAKOのえまたそなのか……

--------------------------------------------------


京太郎「ここは入っていい場所みたいですね」

塞「ちょっと焦ったわ……」

エイ「ゴメンネ?」

豊音「店員さんの許可があったんだし、大丈夫だよー」

胡桃「さて、それじゃ塞の眼鏡探そっか」

塞「そんなの買いに来てないから!」

京太郎「まぁ視力悪いわけじゃないですもんね。勉強中とかも、使ってませんでしたし」

塞「塞ぐ用だからね、とりあえずは」

京太郎「似合うから好きだったんですけどね、モノクル塞先輩」

塞「すっ――ちょ、ちょっと、やめて……」カァッ

胡桃「塞、赤くなってるよ」

塞「な、なってないって……」

豊音「ちょーかわいいよー」

エイ「ヨー」

塞「あぁぁぁっ、いいから! 私、あのマネキンの試着させてもらってくる!」

京太郎「あ、塞先輩……」

胡桃「はい、それじゃこっちは私たちで」

豊音「色々選んでくるから、そのあと決めてねー」

京太郎「あ、はい」

エイ「ツギハ、ワタシダカラ!」

京太郎「わかってます。では、お待ちしてますので」


京太郎「ふーむ、どうしよう……」

京太郎「というか、女性用のブティックで男一人って、妙に見られるような……」

>行動選択
1 俺は忠犬、黙して待つのだ
2 俺は自由を愛する狂堕狼だ!

安価↓2


京太郎「俺は自由を愛する狼だ! ちょっと見て回るとしよう……」

京太郎「お、こっちのほうは小物も売ってるのか、なるほど……結構、質がいいな。それにデザインも悪くないし――」


>相手選択
1 こういうのはえりさんが持ってそう
2 まこさんが似たようなのを持ってたかな?

安価↓2


>まっこ

京太郎「そういや、まこさんがこういうの持ってたような……」

京太郎「話し方からは和風なものを感じるのに、店の制服といい、洋風方面にも明るいんだよなぁ、まこさん」

京太郎「――誕生日、たしか明日だよなぁ……どうしようか」


>行動選択
1 この小物入れなんていいんじゃないか(3000)
2 この髪留めはなかなか大人っぽいな(4000)
3 このグラスチェーンはお洒落かもしれない(5000)
4 やめとくか……

安価↓2


変更はできない、というのはもう以前からの決まりなので
ここで変更可能にしちゃうと、ここまでで変更できなかった人の怨念が祟りますので、申し訳ない

運が悪かったと思いましょう。二週目とか三年目とかで機会はまた来ます

-------------------------------------------------------------

京太郎「……やめとくか。大それた物送って、困らせるのもなんだし」

エイ「キョータロー?」

胡桃「おーい、京太郎くーん」

京太郎「っと、やべっ……はーい! 戻ります!」



京太郎「……あれ?」

塞「色々迷ったけど、これにするわね」

京太郎「俺が選ぶのはなしですか?」

塞「いや、ごめん……選択肢はあったんだけど、京太郎くん探してる間に、これにしたいなって思っちゃって」

京太郎「ああ、そうなんですか……こちらこそ、すいませんでした」

塞「ううん、それはいいんだけど……で、これに合いそうなの、選んでもらえるかな」

塞「豊音のは結構よかったし、期待してる」ポンッ

京太郎「――はい!」


京太郎「とは言ったものの、どういうのがいいか……選ばれたのは、スカートでした」

京太郎「こういうロングスカートは、豊音さんのイメージだったけど、塞先輩にも似合いそうだな」

京太郎「イメージだと上をネイビーとか、濃い青系にして……そういえば身長の話もしてたし、ヒールもちょっと冒険して――」


>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓2


プレゼント金額の千の位=上がる好感度の値です

------------------------------------------------

>成功

京太郎「白のロンスカに合わせまして、ブルーのチュニックを。こちら、ミニスカートやショートパンツにも合うかと思いますので、ぜひ」

塞「う、うん……でもミニは――」

京太郎「ぜひ」

塞「……はい」

胡桃「なんでそんな必死なの……」

エイ「英)京太郎ってば、男の子なんだから……でも大丈夫、任せて」グッ

豊音(京太郎、ミニ好きなんだ……うふふー、買ってよかったよー)

京太郎「それで、こちらはヒールが高めの、グラディエーターサンダルです。夏用で考えたので汎用性は低いですけど、スカートの色合いとマッチしているかと」

塞「素足か……焼けたりは大丈夫かな?」

京太郎「そう思いまして、こちらの日傘をセットで」スッ

塞「あ、かわいい」

京太郎「日差しが強いときはお持ちください」

塞「夏用の入荷が多いし、私が選んだのもそれだから、夏用で選んでくれたんだね」

京太郎「はい。予算は豊音さんのセットに合わせています」

塞「へぇ……え、本当にっ?」

胡桃「このサンダルとか、結構しそうなのに……」

京太郎「よさそうなのを探しました!」

塞「うん、いいと思う……ありがと! それじゃ、これで決めちゃうね」

豊音「お客さん、こちらのバッグはいかがでしょうかー?」

京太郎「……なにしてるんですか?」

豊音「えへへー、買う気もないのにお店の人が勧めてきて居心地悪いなごっこだよー」

エイ「ラスト、イッテンカギリ! ゲンテイヒンデスヨー」

「いえ、あの……そちらはまだ、在庫が数点ございまして……」

胡桃「ほんっと、すいません!」

京太郎「申し訳ございません」

豊音「ご、ごめんなさーい!」

エイ「ソーリー」

塞「はぁ……あ、これお願いします」

「お買い上げ、ありがとうございます」


・執事+1
・塞好感度+1


~エイスリンの場合


京太郎「そういえば、皆さんスカート派ですね」

豊音「私はそうだねー」

塞「私もかな。パンツも穿くけど……あと、シロはあんまり脚ださないかな」

京太郎(……前はスカートだったような)

胡桃「私はショートパンツとか穿くよ」

エイ「スカート、ナレテルカラ!」

京太郎「選ぶときは、よく着るタイプのほうがいいですかね」

胡桃「どっちもでいいよー」

エイ「英)下着まで選んでくれたら、それで……」

京太郎「……一応、先に確認しておきますけど、冗談ですよね?」

エイ「イッツァ、ジョーク、ハハハハ!」

京太郎「海外の通販番組みたいになってる……」


エイ「ハハ――ア、ココ!」

豊音「あ、ここにするー? って――」

塞「ちょっと!?」

胡桃「ランジェリーショップじゃない! だめだめ!」

エイ「エー」

京太郎「……いや、さすがに……」

エイ「ンーン、アトデ、ヨリタイッテ」

塞「ああ、そういう――って、あとになっても、京太郎くんいたら一緒でしょ!」

豊音「そ、そうだよー。京太郎がいないときにしようよー」

京太郎「それでお願いします……」

エイ「シカタナイ……」

エイ「英)写真撮って送るから、選んでね? そっちを買うことにするから」ボソッ

京太郎「!?」

胡桃「ん? どうしたの?」

京太郎「いえ……」

エイ「ナンデモナイヨ! ソレジャ、コッチ!」

豊音「あ、かわいいお店だよー」

胡桃「って、結構特殊なお店だね……」

塞「ロリータ……こういうの、ゴスロリっていうんだっけ?」

京太郎「ですね、たしか」

エイ「キテミタイ!」

塞「まぁ、エイスリンなら似合いそうか……」

豊音「胡桃も似合うと思うよー」

胡桃「豊音もね。可愛いと思う」

京太郎「……塞さんも――」

塞「あはは、私は着ないからいいってば」

胡桃「それじゃ、入ってみる?」

エイ「ウン!」

京太郎「ではお気をつけて」

塞「はいはい、あんたも来る」

京太郎「い、いやぁ、恥ずかしいかなと」

塞「大丈夫よ、私も恥ずかしいから」ニッコリ

京太郎「う、うわあぁぁぁっ!」ズルズルズル


京太郎「ああああ、人生初のゴスロリショップに……」

豊音「原村さんはそういうとこ好きだから、行ったことあると思ってたよー」

京太郎「ありませんよ、普通に……」

塞「なんか意外ね。メイドさん好きみたいだから、こういうのも好きかと」

京太郎「いや、好きは好きですけど……メイドさんはどっちかというと、ロリータというよりはもっと質素で、どちらかといえば装飾の少ない、いわば作業着でして……」

胡桃「詳しいね」

京太郎「た、ただの一般教養です……」

塞「メイド喫茶とかも行ったことあるんじゃない? なーんて――」

京太郎「な、なぜそれを!」

胡桃「あー」

豊音「す、すごーい! 岩手には一つもなかったよー」

エイ「英)言ってくれたら着るって言ってるのに……」

京太郎「……そんなことより、着る服選びましょうか」

塞「あ、逃げた」

胡桃「そんな恥ずかしがらなくてもいいのに」

京太郎「いや……周りのお客さんに笑われてますよ、すっごい……」

豊音「はわわっ……恥ずかしいよー」

エイ「ドンナノガ、イイト、オモウ?」

京太郎「難しいですね……なにしろこういうのは、ほんと初めてなんで」

塞「エイスリンが色と、好きなタイプを選んでみたらどうかしら」

京太郎「おおまかにわけると、白・黒・赤・青系ですね。あとは茶色とか黄色も、なくはないですけど」

エイ「ウン! チョット、サガシテミル!」

豊音「私もー」

胡桃「……私も、ちょっと気になる……」

塞「それじゃ私も行こうかな。みんながどういうの着るか、気になるし」

豊音「塞も着ようよー」

塞「う……それはやめとく。京太郎くんは?」

京太郎「着ませんよ!」

塞「じゃなくて、見に来る?」

京太郎「そうですね……本当は見たほうが、あとから考えやすいんですけど……楽しみにしておきたいので、ここら辺で待ってます」

塞「そう? それじゃ、行きましょっか」

胡桃「それじゃねー」

エイ「カワイイノ、エラブカラ!」

京太郎「エイスリンさんが着るものなら、なんでも可愛くなりますよ」

エイ「英)やだ、京太郎ったら……それじゃ、いい子で待っててね?」

京太郎「はい。それでは」


京太郎「……しまった、ついていけばよかった」

京太郎「店内で一人佇む俺は、なんなんだろう……すげー見られてるし」

>行動選択
1 逃げる
2 待つ

安価↓2


>逃げる

京太郎「……ふぅ、危ないところだった」

京太郎「とりあえず、離れたところで見ておいて、戻ってきたら、トイレに行ってたことにして合流しよう」

京太郎「……お、隣はタイプが違う店だな。シックだし、こういうとこなら俺も入りやすいかも……」

京太郎「どうするかな?」


>行動選択
1 そういえば、今日って――
2 そういえば来週――
3 そういえば明日――
4 ……あ、本気でトイレに行きたい

安価↓2


京太郎「まこさん、誕生日……うっ、頭が……」

京太郎「……さっきはやめたけど、軽いものなら大丈夫かな?」

京太郎「それはそれで、チョイスに悩むんだけど……さて――」


>購入選択
1 エプロン
2 ヘアバンド
3 卓上ハンドベル
4 ……やっぱやめよう、悩みすぎもよくない

安価↓3


↓ってことで、3

>卓上ベル


京太郎「……そうそう。メイド喫茶につきものの、こういうのがなかったんだよな、ルーフトップって」

京太郎「あるとますますメイド喫茶っぽくなっていいと思うんだ。そう、これはあくまで店のためだ」

京太郎「――ということで、これをプレゼント包装でお願いします」

「ありがとうございます~」

京太郎「とりあえず10個」

「!?」

京太郎「追加で必要になったら、電話注文とかできますか?」

「え、あ、はい」

京太郎「在庫とかどうなります?」

「一応、メーカー在庫があれば、という形ですが……在庫切れになりましたら、その時点でご連絡差し上げますが」

京太郎「ではお願いします。これ、連絡先ですので」 つ名刺

「はぁ……執事?」

京太郎「執事です」

(執事喫茶の店員かな?)

京太郎「届け先はここで……ではお願いします」ペッコリン

「お支払いは?」

京太郎「送料まで込みで、元払いを」

「はい、毎度ありがとうございます~」


・卓上ベルを送ります
・効果のほどは、明日判明


まぁそんなとこです
本当は一回キャンセルした時点で、選択肢にも上がらない予定でした
文章からもわかる通り、軽い買い物になったので、上昇も1~3です
ほかの人なら、3~5でした

-----------------------------------------------------------

京太郎「……ふぅ、いい買い物ができた」

京太郎「――って、やばい! 戻らないとっ……」


京太郎「お待たせいたしました」フカブカー

胡桃「ほんとにね!」

塞「どこ行ってたの?」

京太郎「ト、トイレです……」

豊音「それじゃ、エイスリンさんのお披露目だよー」


エイ「……ド、ドウカナ?」

京太郎「」

塞「……か・ん・そ・う!」

京太郎「あっ……あ、ああ! すげーかわいいっす!」

エイ「……ッッ!」ガッツポ

豊音「赤基調っていうのは意外だったねー」

胡桃「エイちゃんなら青でも黒でも白でも似合いそうだからねー」

京太郎「いや、でもほんとかわいいですよ! 赤の生地とブロンドが、すごいマッチしてて!」

エイ「エヘヘ……///」

 ※イメージ映像 アンドロミオのワンピース(赤)

京太郎「しかし……これだと、ワンピースですし、コーディネートの仕様が……」

豊音「あー、そっかー」

塞「まぁこれはあくまで参考だからね。これ以外に似合いそうなのがあれば、それにしてもいいし」

胡桃「それか、ストッキングと靴を選ぶのでもいいんじゃない? ガーターリングとかも付けると、すっごい可愛いと思うんだけど」

京太郎「胡桃先輩、詳しくなってますね……」

胡桃「あはは……ちょっと店員さんに色々聞いて」

京太郎「へぇ……それで、エイスリンさん。どっちがいいですか?」

エイ「オマカセデ!」

京太郎「わかりました……まぁ、色々見てみます」

塞「……やっぱり、さっき一緒に見てればよかったわね」

京太郎「まぁそれは言わない約束ですよ」

豊音「私にも探してねー」

京太郎「あ、はい……(サイズが……さすがにそこまでのは……)」


>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>ゾロ目 ↓2でも聖なる数字という、隙を生じぬ二段構え


京太郎「いいの見つけましたよ! これ!」

豊音「あ、すごい! 帽子もあるんだー」

京太郎「数が少ないみたいなんですけね。色合わせたのと、別色ので、ハットとフリルと……ちょっと合わせてみますね」スッ

エイ「アッ……」

京太郎「?」

エイ「ウ、ウウン……ツヅケテ……」

京太郎「……うーん、フリル、かな……でも色違いのハットも合いますね」

エイ「ジャア……ドッチモ、カウ……」ポワー

エイ(京太郎顔近い顔近い顔近い……)

京太郎「けど、結構しますよ? ほかに、こっちの靴と、靴下と、別にストッキングも探したんですが……」

エイ「ゼンブ、カウ……」

塞「ちょっ、エイスリン!?」

胡桃「しっかりして、エイちゃん!」

豊音「京太郎、なんとかしてあげてよー!」

京太郎「ふむ……そうですね。本体のドレスだけでも相当しますし……」

京太郎「それじゃ、今回はストッキングにしておきましょう。で、ハットとフリルのどちらかは、俺がだしますので」

塞「んー……どう思う?」

豊音「エイスリンさんがいいなら、いいよー」

胡桃「あとは、京太郎くんがいいならいいかな。ほかのお店では安いものを探してくれたし、こういう店は仕方ないもんね」

エイ「エ……エッ? ダ、ダメ! ソレハ、ワルイ!」


エイ「英)そういうのはだめよ、ちゃんと私が買うし……うん、予算的に厳しいのは、次回に回すわ」

塞「すっごい捲し立ててるけど」

京太郎「遠慮する、だそうです」

胡桃「まぁそうなるよね」

豊音「プレゼント作戦、失敗だねー」

京太郎「そういうのではなかったんですが……すいません、選びきれなくて」

エイ「英)ううん、とっても素敵なものばかりだったから……ありがとう、京太郎」

エイ「英)……今度、下着のチョイスしてくれたらチャラにするから、ね?」ボソッ

京太郎「……はい」

エイ「!?」

豊音「あれ、どうしたのー?」

塞「なんか冗談言ったら、そのまま受けられちゃった感じかな」

胡桃「予想外のところで積極的だよね、京太郎くん」

エイ「ア、アイ、エ……ナ、ナンデ……」

京太郎「俺の不手際のお詫びです、任せてください!」ヤケクソ

エイ「ハ……ウ、ウン……オネガイ、シマス……」カァッ

豊音「丸く収まったみたいだよー」

塞「めで……たし……?」

胡桃「納得したみたいだし、いいんじゃないかな」


エイ(ど、どうしようっ、大変なことになったわ……と、とにかくアレよね、すっごいの選ばないと……)

・執事+11
・エイスリン好感度+2


------------------------------------------

好感度への影響は、最初の選択のもしてれば、それが倍になる予定でした
選ぶのは、ほかの買い物してるとできないので、通常成功での増加分+1が倍になった、という感じです


ということで、さっきから放送始まってるので、ここらにしておきます
お疲れさまでした

マウスパッド予約しましたってコメ打ったら拾われた、なんてこったい
では、またー

おはようございます
22時前には始められると思います


~胡桃の場合

京太郎「――そういえば」

豊音「どうしたのー?」

京太郎「胡桃先輩と、豊音さんはどうするんですか、ゴスロリ」

豊音「…………」

京太郎「……すいません」

豊音「ううん、大丈夫! 今度似たようなの作ってみるからね!」

京太郎「でも豊音さんはスリムですから、普通のドレスがミニドレスになるだけで、着られそうですよね」

塞「……そういうこと言ってると――」

胡桃「なにも言わないよ!」

エイ「サキヨミ?」

京太郎「胡桃先輩はどうするんですか?」

胡桃「……正直、いいなって思うのはあったよ。ワンピースので」

京太郎「せっかくですし、見てみません?」

エイ「ソウシヨ!」

塞「エイスリンは、いつまでそれ着てるの?」

エイ「コレデイク」キランッ

豊音「え、ええー! それで遊びに行くの?」

京太郎「まぁエイスリンさんなら、問題なさそうですけどね」

塞「確かに、むしろハマってるっていうか……」

京太郎「どうしてもってことなら、俺が執事服で隣に立てば、多少は――」

塞「それ逆に、私たちが浮いちゃうじゃない……ね、胡桃?」

胡桃「……え? あ、うん、そうだね……はは」

京太郎「……エイスリンさんが着るなら、胡桃先輩もどうですか?」

胡桃「えっ――」

京太郎「気に入ったのがあるなら、なおさらですし。俺も見てみたいですから、ね?」

胡桃「い、いやっ、私は着て歩くとかそんな――」

塞「エイスリン、どう思う?」

エイ「ヒトリ、ココロボソイ……」

胡桃「じゃあ着替えればいいじゃん!」

エイ「デモ、キテアルキタイ……」

胡桃「ぐぬぬ……」

豊音「ほらほらー、胡桃も着ようよー」

京太郎「俺も執事服着ますから」

胡桃「それはしなくていいんだけど……」

京太郎「」

胡桃「……まぁ、そこまで言ってくれるなら、ちょっと試着してみる……いい?」

塞「オッケー。さっき見てたやつ?」

胡桃「うん、お店の人に言ってくるね」

豊音「私も行くー。さっきの京太郎のアイデアで、試させてもらおーっと」


塞「……あ、私はちょっと用事。すぐ戻るから。エイスリンも行かない?」

エイ「……ウン、イク」

塞「それじゃ、京太郎くんはここで待っててね」

京太郎「俺も行きましょうか?」

塞「男子禁制。それじゃね」

京太郎「………………」

京太郎「……ああ! そういうことか!」

塞「わかっても声にださなくていいの!」

京太郎「……まだ近くにいらっしゃったか」


京太郎「さて、おとなしくしておくか?」

>行動選択
1 ヒャッハー! 買い物だぁ!
2 地蔵のように動かない

安価↓2


京太郎「こんなとこでおとなしくしてられねぇぜ!」

京太郎「けど、さっきので店内にも慣れたしな……あっちのほうでも見に行くか」


京太郎「……アクセサリーも、そこそこ充実してるな」

京太郎「この辺とか、普通の服にも合いそうだし――」


>相手選択
1 えりさんに似合うか?
2 怜先輩に似合うかも……

安価↓2


京太郎「えりさんは社会人だし、装飾品なんかも高い店で買われるんだろうな……」

京太郎「だからこそ逆に、こういうデザインは持ってないと見た」

京太郎「持ってないからと言って、欲しいか、つけたいかというのはまた別の話……さて」

京太郎「どういうのが似合うだろうか」


>購入選択
1 リボンチョーカー(3000)
2 ペンダントトップス(4000)
3 ティアラリング(5000)

安価↓2


あ、入れ忘れてました >購入やめ選択肢
ほぼ寝起きなんで、許してください!

------------------------------------------

京太郎「普段、スーツやシャツが多いと思うんだけど、ネクタイとかされないからな……」

京太郎「こういうチョーカーとかは……いや、目立ちすぎるか」

京太郎「仕事場では絶対無理だろうけど……普段着用、とかで……そういや普段着知らないけど」

京太郎「ただ、こういうリボンタイプは似合いそうなんだよなぁ、なんとなく」

京太郎「カチューシャのリボンよりはマシだと思うけど、目立つのは同じくらいか……」

京太郎「使ってもらえるかはわからないけど、これにしておこう」

「あ、お客様」

京太郎「はい?」

「先ほど、あちらでお客様のことを探しておられましたが」

京太郎「え、マジすか! すいません、それじゃこれを……はい、プレゼント包装で。あ、今日中に届けるってできますか?」

「聞いてみますねー……ええ、大丈夫みたいです」

京太郎「それじゃすぐ――いや、仕事でお忙しいかもしれないな……夜、届くようにお願いできますか」

「はい、そのように。ありがとうございました」

京太郎「ふぅ、とりあえず、こんなもんか……おっと、戻らないとな」


・えりにプレゼントを贈りました
・夜に連絡があります、たぶん


あ、ちなみに通常休日中の買い物は今後も、やっぱやめる系はないです

-----------------------------------------------------------

京太郎「お待たせしまし――おお!」

胡桃「…………どうかな」

 ※イメージ映像 アンドロミオ セーラーカラージャンスカ(ネイビー)

京太郎「すげーかわいいっす!」

塞「だよねー」

豊音「胡桃ちょーかわいいよー」

エイ「シカモ、トリハズシ、デキル!」

京太郎「おお、セーラーカラーが!」

塞「うわ、肩すっごい出るんだ」

豊音「ちょーだいたんだよー」

胡桃「外さないよ、普通に」

京太郎「いや、本当にかわいいですよ、先輩!」

胡桃「あ……ありがと」

塞「さて、それじゃ――」

豊音「いつものだねー」

京太郎「これならニーソックスとハットで決まりですね。ちょっと探してきます」

エイ「テバヤイ!」

塞「慣れてきたわね……」

胡桃「はぁ、それじゃ脱いどこっかな」

豊音「へ? なんでー?」

エイ「イッショ! アルコ!」

胡桃「う……本当にするんだ」

塞「エイスリン一人、恥ずかしい格好させるの?」

胡桃「それなら着替えたらいいんじゃない! あと、恥ずかしがってないよ、本人!」

豊音「……京太郎、そのつもりだと思うんだけどなぁ」

塞「なんだったら、京太郎くんに執事の格好してもらえばいいよ。その場合、私と豊音が恥ずかしいから」

胡桃「こっちもだけどね、普通に……」


京太郎「さーて、どれにしようかな」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓2


>通常成功

京太郎「どうぞ! こちらのハットと靴にすると、配色も悪くなく――」

京太郎「で、ソックスなんですけど、こちらにするか。もしくはこれにガーターリングを――」

塞「」

豊音「わー、店員さんみたいー」

エイ「ゲンピンカギリノ、ショブンヒンデスヨー」ニュッ

胡桃「いや、処分品じゃないでしょ……エイちゃんは、フリルカチューシャにしたんだっけ」

エイ「ウン!」

胡桃「まぁそうだね。ドレスのデザインも違うし、こっちもわけると、バランス取れるか……」

京太郎「あ、予算は大丈夫ですか?」

胡桃「うん。実はこう見えても、私たちバイトしてるからね!」

京太郎「そうだったんですか!」

塞「ウェイトレスの基本給、+打ち子のボーナスって感じで。卓につけば、練習もできるし稼げるのよね」

京太郎「……麻雀喫茶かなにかですか?」

豊音「かなにかじゃなくてー」

エイ「マサニ、ソレ!」

京太郎「へぇ……けど、インカレもありますし、練習になるのはいいですね」

塞「まぁね」

京太郎「勉強しながら、麻雀もバイトもですか……さすがです、先輩たち!」

胡桃「う、うん……そりゃね」

塞「まぁ、うん……7月まで、テストもないし……うん」

豊音「ま、まだなんとかなるよー」

エイ「ヘーキヘーキ、ヘーキダカラ!」

京太郎(……なんかやばいみたいだな)


・執事+1
・胡桃好感度+1


すいません、一時間経ってませんが、このくらいで

一応、このあとの流れをどうするかだけ、選択肢を落とす予定です


京太郎「さて――このあとはショッピングセンターに行く予定だったけど……」

京太郎「さっきからの会話で、ちょっと選択肢が広がったな」

京太郎「先輩たちのバイト先で、ちょっと打ってみたい気もする。まぁこれは、胡桃先輩が困りそうだけど……あの格好だし」

京太郎「エイスリンさんは、むしろ見せつけていく感じのはず」

京太郎「もしくは、ショッピングセンターはいいんだけど、そこでそれとなく、勉強の話を聞いておく」

京太郎「どんな勉強かわからないけど、力になれそうな範囲なら、なんとか協力できるかもしれないし――」

京太郎「とはいえ、今日は休日だからな。普通に気持ちをリフレッシュするために、買い物するのもありだ」

京太郎「私用の買い物もあれば、そのときに済ませられるし。では――」


>行動選択
1 このままショッピングセンターへ
2 勉強の話題中心
3 麻雀したい

安価↓1-5


3票入ったし、麻雀しに行くという流れで
まぁ食事を挟んだり挟まなかったりはしますが、午後は麻雀にします

では、続きは明日で
短い間ですが、ありがとうございました

20時開始予定です


>麻雀

京太郎「あの、ちょっといいですか?」

塞「んー?」

胡桃「ど、どうしたの?」

エイ「クルミ、ドウドウト、シテ!」

豊音「二人とも、ちょーかわいいから、ちょー見られてるよー」

京太郎「あー、その目立ってるとこ悪いんですが――」

京太郎「午後から、皆さんのアルバイト先にお邪魔しちゃだめですか?」

塞「……へ?」

胡桃「」

エイ「イイヨ!」

豊音「私もー」

胡桃「よくないよ! いや、行くなら行くでもいいんだけど、その前に着替えさせてよ!」

京太郎「それじゃ、行く前にご飯ですね」

豊音「喫茶店だからご飯も食べられるよー」

エイ「オイシイヨ!」

京太郎「なら、すぐに行きましょうか」

塞「…………そうね」

胡桃「さええええええええええ!」

塞「じょ、冗談だって……でもほら、エイスリンはあのままだし……」

胡桃「エイちゃんは似合ってるし、自分から喜んで着ていくんだもん……」

京太郎「大丈夫、胡桃先輩も負けず劣らずです」

胡桃「でも恥ずかしいの!」


京太郎「仕方ありません……では、俺も覚悟を決めます」

胡桃「?」

塞「どういうこと?」

京太郎「こういうことです」バサァッ

エイ「!?」

豊音「京太郎が一瞬で執事さんに!」

塞「どういう仕組みなの……」

京太郎「ただの早着替えですよ。さぁ、胡桃先輩もこれなら――」

胡桃「これなら、じゃなーい! 変な集団になっちゃっただけでしょ!」

京太郎「……わかりました。そこまでおっしゃるなら、一度着替えに戻りましょう」

胡桃「ほっ……」

エイ「…………ザンネン」ショボン

豊音「げ、元気だしてー、エイスリンさん」

塞「ほら、京太郎も執事になってくれたし、お雛様とお内裏様みたいよ」

胡桃「私が悪いみたいな流れにしないでよ……」

京太郎「大丈夫です、俺が言いだしたのが悪いんですし」

塞「そうそう。ほら、着替えに戻るわよー」

胡桃「う、うん……」


>胡桃好感度判定
01~60 成功
61~00 失敗

安価↓1


>失敗

胡桃「ふぅ、落ち着いた」

京太郎「似合ってたのに……」

塞「はいはい、グダグダ言わない」

豊音「エイスリンさんはそのままなんだねー」

エイ「キャクヒキ、スルヨ!」

塞「バイト時間外だけどね。まぁその格好で普通に打ってれば、お客さん入ってきそうだけど」

京太郎「ここからだと近いんですか?」

胡桃「一駅くらいかな。大学の近くだよ」

塞「それじゃ、行きますか」

豊音「その前に、はーい!」

京太郎「どうされました?」

豊音「京太郎はいつまで執事なのー?」

京太郎「俺は死ぬまで、一執事ですよ」キリッ

エイ「カッコイイ……」ポー

塞「……そうかしら」

胡桃「微妙だと思うけど……」

豊音「私はかっこいいと思うよー。でもせっかくだし、反応聞いてみよっか」カチカチ

京太郎「なにしてるんですか?」

豊音「執事日誌でアンケートだよー」

京太郎「ちょっ、やめてください!」

豊音「え?」ソウシーン

京太郎「ああああああ……」

塞「恥ずかしいなら言わなきゃいいのに……」

胡桃「ばっかみたい!」

エイ「ホラ、イコイコ!」クイクイ

京太郎「うぅ……はい」

豊音「結果が出るまで時間かかるだろうしねー。一応、ご飯食べ終わったら見てみよー」


~バイト先

京太郎「……普通の喫茶店じゃないですか?」

塞「ところがどっこい」ガチャコーン

「いらっしゃいま――あら、塞ちゃん」

塞「こんにちはー。5人なんですけど、入れます?」

「卓だと一人余るわね。もしかして、小瀬川プロ連れてきてくれた?」ワクワク

塞「そういうわけじゃないんですけど……じゃあとりあえず、大テーブルのほうで。卓はあとから使います」

「はーい。五名様ご案内、お願いしまーす」

胡桃「わりと空いてるね」

豊音「休日だから、色んなとこ出かけるだろうからねー」

エイ「イラッシャイマセ、キョータロ!」

京太郎「はい、お邪魔します」

「うわっ、エイスリンちゃん! なにそのカッコ、可愛い!」

エイ「エヘヘ」

豊音「かわいいですよねー。でも胡桃も着てたんですよー」

「そうなの!? 二人並んで撮らせてよ!」

胡桃「いや、着てくるの恥ずかしいんで……」

「残念だなー……って、え?」

塞「あ、紹介します。この子は私たちの高校の後輩で――」

京太郎「須賀京太郎です。よろしくお願いしま――」

「派遣執事!? えっ、ウソ! 本物!?」

塞「」

豊音「さすが、有名人だよー」

エイ「トーゼン!」フンスッ

胡桃「そういえばインハイチャンプだったもんね」

京太郎「はい、そういえばです……」

「サインちょうだい! あとなんで執事服!? まぁいいわ、ほら! エイスリンちゃんと並んで!」

京太郎「」

塞「ごめん、ちょっとおかしい人なの。まぁ悪い人じゃないから、よろしく」

エイ「ホラ、キョータロ!」

京太郎「あ、はい」

胡桃「…………」

豊音「胡桃、残念だったねー」

胡桃「そ、そんなこと思ってないから!」

塞「それじゃ、私らはオーダー決めちゃおっか」



京太郎「なんだあの人……絶対、撮影慣れてるだろ……」

塞「お疲れさま」

京太郎「いえ……」

胡桃「京太郎くんも、メニューどうぞ」

京太郎「ども。おお、本格的な軽食メニュー」

豊音「ランチセットは平日だけなんだよねー」

エイ「ナニニスル?」

京太郎「ふーむ……お勧めってありますか?」

豊音「クラブサンドセットかなー」

塞「普通に食べられるなら、チキンステーキがおいしいよ」

胡桃「オムライスかな。デミグラスが本格的だから」

エイ「カルボナーラ!」

京太郎「バラバラやないすか……」


>メニュー選択
1 豊音を信じる
2 塞に乗る
3 胡桃先輩なら安牌
4 エイスリンの味覚は確か

安価↓2


>塞、ゾロ目

京太郎「――ではチキンステーキを」

塞「ふぅーん、私と一緒なんだ」

京太郎「え、お勧めなんですよね?」

塞「うん。けどみんなもお勧めよ?」

京太郎「まぁ、お腹空いてましたし」

塞「ふーん、そっかそっか」ニコニコ

京太郎「……なんです?」

塞「ううん、なーんでも」

豊音「あとでサンドイッチもあげるねー」

京太郎「あ、ありがとうございます」

エイ「カルボナーラモ!」

京太郎「恐縮です」

胡桃「チキンステーキにデミソースかけると、また違う味わいだよ」

京太郎「勉強になります」


京太郎「ところで、ここは喫茶店として――雀卓はどこに?」

塞「あっちの奥がね、競技場になってるわ」

豊音「卓は四つだよー」

胡桃「ちなみに厨房はまた別。あっちの通路がそうだよ」

エイ「ハタラキヤスイ、ショクバダヨ!」

京太郎「……つまり?」

塞「料亭でバイトもいいけど、こういうとこもいいんじゃないかってこと」

京太郎「いまは清澄に戻ってるんですけど、俺」

豊音「次来たらってことだよー」

胡桃「あれ。白糸台ってバイト禁止だっけ?」

京太郎「んー、どうかな……寮だし、門限守ればなんとかなりそうですけど――」

エイ「ブカツ?」

京太郎「ですね。そっちの時間が長くて、バイトの暇はないかと」

塞「さすが名門校……まぁでも、女子寮に住むわけにもいかないし、外で部屋借りるなら、なんとかなるでしょ?」

京太郎「……え?」

豊音「女子寮だよねー? 白糸台は女子校だし」

京太郎「え、でも、俺は……前に、寮で……うっ、頭が……」

胡桃「大丈夫?」

エイ「キョータロ、アナタ、ツカレテルノヨ」

京太郎「そうかもしれません……」

塞「ご飯食べたら、少し休みましょ」

豊音「麻雀は元気になったらでいいからねー」

胡桃「アンケートの結果もあるしね」

京太郎「忘れてたあああああああああああ!」

エイ「キタヨ!」

「お待たせしましたー」

塞「京太郎くんの、多くないですか?」

「サービス♪」

胡桃「露骨な贔屓ですね……」

京太郎「ありがとうございます」

「写真とサインのお礼だからね、たっぷり食べてって♪」

京太郎「では、いただきます」

塞「どう?」

京太郎「――さすが塞先輩のお勧めです」

塞「そ、よかった」ニッコリ

・塞好感度+4


~幕間「俺は死ぬまで、一執事ですよ」キリッ について

『いや、かっこよくないやろ。っちゅーか、アホか』
『え、かっこいいやん?』
『普通にアホ丸出しやと思います』
『目の前で言われたらひっぱたく自信ありますわ』

『バカだな』
『いや、その……私は、悪くないと……』
『男はバカでよか』
『目の前で言われたら別かもしれませんね……』

『あっはっは! なに言ってんのキョータロー!』
『うーん、これは……』
『そういうとこも、ちょっと可愛いかな?』

『京ちゃん、私は恥ずかしいよ……』
『……ここ、あなたのってつけるとどうでしょう』
『そんなことよりタコス職人のほうがいいじぇ』
『……そういうこと言いだしたの、ひょっとしなくても私のせいかしら』
『そういうことは考えんでええじゃろ。まぁ言うとることはアホじゃな』

『……かっこええなぁ』
『……まぁ、かっこいいんちゃうかな』
『アホですね、どう考えても』
『……アホみたいやけど、まぁ許せるのよー』

『かっこいい、京太郎……』
『京太郎くんは、相変わらずねぇ』
『京太郎さん……その、神主とか宮司は……いかがでしょうか……』
『なに言ってるんですかねー、こいつは』
『バカじゃないんですか』
『あっはっは! 京太郎先輩、さいっこー!』

『……なに言ってんのコイツ』
『変な物でも食べちゃったのかな……』
『寒い……』
『わずらわし……』
『? なんでみんな、ニコニコしながら書き込んでるの?』

『私の執事ですね、わかりますよ』
『いえ、私のでしょうね。きっと』
『ネ……わたしのだよ』
『養える私ので間違いないわね、うん』

『養えるといえば、私かな?』
『かっこいいぞ☆』
『相変わらずバカ言ってんねー、こいつぁ』
『京ちゃんかっこいい、いつでも養う準備はあるからね』
『かっこよくはないけど、準備があるのは同意』
『まぁ似合っていましたからね、あの格好は』
『……アホやろ』
『……アホやな』
『京太郎くんの言いそうなことです』
『好きならそれでもいいと思います。選んだ道を、進んでください』
『教師か! ってことで、うちの元教師がひと言↓』
『そろそろうちの部屋、掃除してくれないかな……』
『それはご自分でされたほうが……しかし、素敵な仰り方ですね。一生、私の執事ですか……ふふっ』

『ちゃちゃのんのファンやめます』
『なんでじゃ!』

『これはどうなの?』
『師匠がなんかしらコメントするだろ』
『ではどうぞ』
『須賀くんの為したいように為すことです』
『当然ですわね。己の道は己で選ぶべきですもの』
『だが打ち手として申し分ない腕もある……それを捨てるのは、もったいないものだ』


 だいたい網羅できてるはず。抜けててもしーらない


~閑話休題

京太郎「」

塞「半々、かしら?」

胡桃「ときめき勢は擁護かと思ったけど、そうでもないみたいだね」

豊音「これ、シロだよねー? 結構辛辣だよー」

エイ「チャチャノン……?」

京太郎「いくつかおかしいのも混じってるんですが、それは……」

塞「ま、そこはいいとして――」

胡桃「どっちの感覚も間違ってはいないね」

京太郎「俺が恥ずかしかっただけじゃないですか……」

塞「だったら言わなきゃいいのに」

京太郎「これも執事としての矜持ですよ」フッ

豊音「……わざとなのかなー」

エイ「テンネン!」

胡桃「さて、それじゃ豊音がまたアンケートする前に、競技場に移動しよっか」

京太郎「おっと、そうでした!」

塞「その前に――京太郎くん。これ、練習じゃないからね?」

京太郎「えっ………………ああ! はい、そうですね。ただの娯楽、遊戯ですから」

塞「よろしい。それじゃ、行きましょっか」

エイ「???」

豊音「あっ……ほら、京太郎……テスト期間だから……」

胡桃「これ、京太郎くんの成績落ちたら、私たちのせいだよね……」

京太郎「大丈夫です、絶対落としませんから。皆さんにはご迷惑おかけしません」

エイ「ステキ……」

豊音「これはさすがに……だよねー?」ニコニコ

塞「まぁ、ね……」

胡桃「ふぅ、まったく……そういうのいいから、誰と打つか決めて!」

京太郎「おっと、そうでした」


>相手選択
四人から一人、被ったら↓

安価↓2-4


>豊音、エイスリン、胡桃

豊音「おっかけるけどー?」

塞「いや、それ後出しだから!」

エイ「カッタ♪」

胡桃「じゃ、塞は牌譜ね」

塞「いや、部活じゃないんだから……」

京太郎「練習のときは、四人で打てますもんね」

豊音「ほかにも部員がいるから、違うときもあるよー」

京太郎「あ……そういえばそうですね」

塞「まぁあとで代わってよね、ちゃんと」

胡桃「わーかってるって」

エイ「ハンチャン?」

>対局回数選択
1 四回判定
2 二回判定

安価↓1


>四回

京太郎「では、よろしくお願いします」

胡桃「久しぶりだねー、京太郎くんと打つのって」

エイ「タノシミ!」

豊音「お手並み拝見だよー」

京太郎「お手柔らかにお願いします」

塞「そっちはインハイチャンプでしょ。もっと堂々として」

京太郎「あ、はい」


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
豊音 ↓1+111
エイ ↓2+52
胡桃 ↓3+75
京太郎 ↓4+126+25

打点↓5


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
豊音 94+111=205
エイ 94+52=146
胡桃 79+75=154
京太郎 27+126+25=178【国内無敗・劣】ツモ

打点95→59 子:1000・2000→【無敗劣】→子:1300・2600

豊音25000→22400
エイ25000→23700
胡桃25000→23700
京太郎25000→30200


京太郎「――ツモ、1300、2600です」

豊音「わわっ、上がられちゃったー」

エイ「……ツヨイッ」

胡桃「先月、どこいたんだっけ」

塞「臨海でしょ」

胡桃「強くなるわけだよね……まぁ、その前にチャンプになってたわけだけどさ」

京太郎「俺、強くなってますか?」

豊音「ちょーつよくなってるよー」

エイ「英)白糸台との合宿のときから考えても、さらに強くなってるわ」

京太郎「……ありがとうございますっ」

豊音「でも、勝つのは私たちだー」

エイ「ゴウケイテンデ、ショウブ!」

胡桃「それはずるいでしょ……」

塞「京太郎くんが一位以外なら、私たちの勝ちね」

京太郎「ハードル高っ!」


京太郎「うーん、負けられない……」


対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
豊音 ↓1+111 【先負】宣言
エイ ↓2+52
胡桃 ↓3+75
京太郎 ↓4+126+25

打点↓5


あ、ほんとだ。↓2で見ちゃってました。↓1なんで二回っすね

---------------------------------------------------

対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
豊音 98+111=209 【先負】→条件未達、不発
エイ 28→23+52=75 【理想を描くキャンパス】最高コンマ横取り→反転→最低コンマ横取り 放銃
胡桃 84+75=159
京太郎 23→28+126+25=179【無敗劣】ロン

打点67→76→【カッパーシュート】→満貫→【無敗劣】→跳満 子:12000

豊音25000→22400
エイ25000→23700→11700
胡桃25000→23700
京太郎25000→30200→42200


京太郎「ロンです、エイスリンさん。12000点、跳満です」

エイ「――ハイ」

豊音「ええーっ!」

胡桃「エイちゃんから、こんな簡単に……」

エイ(……おかしい。最高の形を描いたのに……全然、そうならなかった……)

塞「…………」

京太郎「よし、これならこのまま……」

塞「……モノクル、持って来ればよかったかなぁ」


~対局終了、トップ

京太郎「お疲れさまでした!」

エイ「ツカレタ……」

胡桃「うーん、これは半荘だと誰か飛んじゃってたかもね」

豊音「京太郎が強くなったのは嬉しいけど、なんだか複雑だよー」

塞「ま、いいじゃないの。後輩がインハイチャンプなら、鼻が高いわ」

京太郎「なら先輩方は、インカレチャンプになって、俺の鼻も高くしてくださいよ」

塞「はは、頑張るわね」

豊音「負けないよー」

胡桃「東京と長野がちょっと手強いよね」

エイ「オウエン、シテネ?」

京太郎「もちろんです」

塞「でも、そのどっちも応援するわよね?」

京太郎「…………」

豊音「先輩がいっぱいで、大変だねー」

京太郎「だ、誰が勝っても応援してますからっ」

・雀力+18
・経験値+40
・豊音、エイスリン、胡桃好感度+3


ちょっと休憩、その後に麻雀後半戦

>対局相手選択、塞固定、残り二人
↓2-3


では再開でー

--------------------

>塞、胡桃、豊音

塞「さて――それじゃ、入ろっかな」ググッ

京太郎「………………」

塞「……胸見ないの」ペシッ

京太郎「誤解です!」

エイ「アーン、マケター」

胡桃「ふっふっふ、じゃんけんは負けたことないんだよね」

豊音「京太郎の大会のとき、負けてたよね?」

京太郎「控室のですか?」

胡桃「あ、あれは……みんなに譲ってあげてたのっ」

エイ「英)隣で見てるわね、京太郎」

京太郎「……英)いいところ見せますよ、エイスリンさん」

エイ「英)期待してるわね、がんばって♪」

豊音「英語でなんか話してるー」

エイ「ゲキレイ、ダヨ?」

「……愛してるとか、そんな話をしてたような……」

京太郎「へ?」

エイ「ダイタイ、アッテル!」

胡桃「ちょっと!?」

塞「京太郎くん、あんたねぇ……」

京太郎「今度こそ誤解です!」

塞「……へぇ、さっきはやっぱり見てたんだ」

京太郎「あ――そ、そんなことより、いまのはっ……」

塞「私の胸がそんなことか!」

「まぁ冗談なんだけどー。あ、こちらご注文のコーヒーになります」

豊音「ありがとうございまーす」

塞「まったく……あ、ちなみになに話してたの?」

京太郎「……いえ、隣で見てるって言われたので。ならいいとこ見せます、と……」

塞「ふぅん……大した自信じゃない」ポンッ

京太郎「すいません……」

塞「褒めてるのよ。じゃ、打とっか」

胡桃「塞は甘いなぁ、なんだかんだで」

豊音「お姉ちゃん気質だからかなー。あ、今回はどうする?」


>判定回数
1 四回判定
2 二回判定

安価↓2


>四回

塞「あれ、今回半荘?」

胡桃「塞は一回目だしね」

塞「でもそれじゃ、エイスリンが……」

エイ「ガンバレ♪」ピタッ

京太郎「ちょっと近くないですか、エイスリンさん……」

塞「――いいみたいね」

豊音「よーし、サイコロ振るよー(仮親)」

塞「ん、私の親ね」

京太郎「よろしくお願いします!」


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
塞 ↓1+77
胡桃 ↓2+75
豊音 ↓3+111
京太郎 ↓4+128+25

打点↓5

塞25000→
胡桃25000→
豊音25000→
京太郎25000→


あ、カウンターだから打点待たなくてよかったのか、すいません

-------------------------------------------------------

対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
塞 77+77 ゾロ目ツモ→被カウンター
胡桃 70+75
豊音 21+111
京太郎 34+128+25【一意専心】ロン

打点 子:1000点

塞25000→24000
胡桃25000→
豊音25000→
京太郎25000→26000


京太郎「ロンです」

塞「うっそおおぉっ!」

胡桃「わっ」ビクッ

豊音「珍しいねー、塞のそんな声」

塞「ご、ごめん……いや、絶対上がれると思ってたのよ。私も安かったし」

京太郎「相手が上がれると思ったとき、そいつはすでに敗北している――師匠のおじいさんの言葉だそうです」

塞「飛行機で三回ほど墜落してそうなおじいさんね……」

胡桃「なんの、まだ1000点!」

豊音「ここからだよー」

対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
塞 ↓1+77
胡桃 ↓2+75
豊音 ↓3+111
京太郎 ↓4+128+25

打点↓5


対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
塞 99+77
胡桃 00+75
豊音 61+111
京太郎 77+128+25 ゾロ目ツモ(プレイヤー優先)

打点33→【破竹の火力】→【無敗劣】 子:2000、3900

 ※平均打点を上げる、という感じだけど、損した感じにもなりますね。そのうち、打点ゾロは元の表参照、とかにするかも、しないかも

塞25000→24000→22000
胡桃25000→21100
豊音25000→23000
京太郎25000→26000→33900


塞「………………」

胡桃「………………」

京太郎「………………」

豊音「す、すごい緊張感だよー」

京太郎「――ツモ、2000、3900です」

塞「あああああああああああ、跳満が……」

胡桃「私も……」

京太郎「すいません……」

塞「いや、麻雀的にはいいのよ、それで」

胡桃「高打点潰して、高いの上がってるんだもんね」

豊音「つ、次こそ私の番!」


対局ルールは>>6

>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
塞 ↓1+77
胡桃 ↓2+75
豊音 ↓3+111
京太郎 ↓4+128+25

打点↓5


塞176
胡桃175

コンマ差1あったね……まぁスルーして、どうぞ……


対局ルールは>>6

>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
塞 60+77=137
胡桃 57+75=132
豊音 42+111=153
京太郎 41+128+25=174 ツモ (リズムだと火力反映なしなので、普通に)

打点82→28→【破竹の火力】→【無敗劣】 子:2000、3900

塞25000→24000→22000→20000
胡桃25000→21100→19100
豊音25000→23000→19100
京太郎25000→26000→33900→41800


京太郎「ツモです、2000、3900」

胡桃「また!?」

塞「なんか、打点安定してきてる?」

豊音「打ち方変わったよねー」

京太郎「かもしれません。この前、三尋木プロに色々とご指導いただいて……」

胡桃「まーたすごい名前出てきたんだけど」

塞「もう気にしないわよ、いちいち……私たちも、前に会ったしさ」

豊音「サイン大事にしてますーって、伝えておいてねー」

京太郎「はい」

エイ「ソレヨリ、ツギ、サイゴ!」

京太郎「あ、もうオーラスですね」

京太郎「勝ったらなにかあります?」

塞「そうね……じゃ、お昼の分、奢ってあげる」

胡桃「朝は喫茶店で、だしてもらっちゃったしね」

豊音「負けても奢らなくていいから、安心してねー」

京太郎「うーん、それはそれで悪いような気も……」

エイ「キニシナイデ」

塞「後輩はね、こういうとき素直に、ごちそうさまですって言っておけばいいの」

京太郎「……ごちそうさまです」

胡桃「まだ負けてないよ!」

京太郎「あ、そうでした」

豊音「よーし、ラストだよー!」


対局ルールは>>6

>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
塞 ↓1+77
胡桃 ↓2+75
豊音 ↓3+111
京太郎 ↓4+128+25

打点↓5


対局ルールは>>6

>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
塞 79+77=156
胡桃 84+75=159
豊音 60+111=171
京太郎 57+128+25=210 ツモ(リズムだと~以下略)

打点40→04→【火力】→【無敗劣】 親:3200オール

点数計算略


>トップ


京太郎「――お疲れさまでした」

塞「うーん、だめかー! モノクル持ってきてればなー」

胡桃「それあってもキツかったと思うけど」

豊音「本当に強くなったよー、京太郎ー!」ダキー

京太郎「うぷっ……ありがとうございます」

エイ「ズルイ!」ギューッ

京太郎「あ、ありがとうございます……」

塞「……ねぇ京太郎くん?」

京太郎「は、はいっ?」ビクッ

塞「いや、なんで怯えるのよ……京太郎くんってさ、顔立ち整ってるよね」

京太郎「え、そうですか?」ニヤー

胡桃「これ、褒めてるんじゃないと思うけど」

塞「……女装とか似合いそうだよね」

京太郎「」

豊音「わかったー! うちの学校で、インカレ出てもらうんだねー」

エイ「グッアイディア!」

京太郎「グッじゃないですよ! すぐバレますし、絶対いやです!」

塞「いいと思うのに……」

胡桃「あはは……まぁ、そう思えるくらい、強くなってたってことだよ」

京太郎「それは……ありがとうございます」


・雀力+18
・経験値+40
・塞、豊音、胡桃好感度+3


夕食イベント考えてなかったので、今日はここまでにしとうございます
そして明日再開すると、しれっとスルーしてたりね、あるある

では、ありがとうございました
お疲れさまです

とりあえず、21時からで



京太郎「思わぬ形で練習できてしまった……」

塞「外で言っちゃだめだからね?」

京太郎「もちろんっす!」

胡桃「お昼からずっと打ってて疲れたね……」

豊音「外も暗いよー」

エイ「オユハン、ドウスル?」

京太郎「では俺が――」

塞「そうね。それじゃ、家で食べよっか」

胡桃「じゃあ材料買って行かないと」

豊音「でも、荷物も取りに行かないとー」

エイ「ソウダッタ!」

京太郎「それも俺が――」

塞「……まず、夕食は私たちが作ります」

京太郎「そんな!」

胡桃「どうしてもって言うなら、デザートならいいよ?」

京太郎「喜んで!」

豊音「じゃあ、二つに分かれよっか」

エイ「カイモノト、オニモツ」

塞「ってことで――買い物に行くならそっちでもいいし、荷物取りに行ってくれるなら、デザートでいるもの言っておいてくれれば、買ってくるけど」

京太郎「いえ、材料はいつも持ってるんで大丈夫ですけど……」

塞「」

胡桃「それ傷んでないよね!?」

京太郎「当然です! 品質には常にこだわってますから!」

エイ「???」

豊音「きっと私たちにはわからないなにかがあるんだよー」

塞「ま、まぁ気を取り直して……どうする?」

豊音「私と塞は買い物行くねー」

胡桃「私とエイちゃんで、荷物持って帰るよ」


>行動選択
1 買い物
2 荷物持ち

安価↓2


京太郎(……この二人で荷物は、大変だよなぁ)

京太郎「それじゃ、俺も荷物持ちに付き合います」

塞「そう? それじゃ、悪いけどよろしく」

豊音「気をつけてねー」

京太郎「お二人も……あ、そうだ」

塞「?」

京太郎「これをどうぞ、お守りです」

豊音「笛?」

京太郎「警笛みたいなものです。なにかあったら吹いてください」

塞「心配性ね……ありがと、持っていくね」

京太郎「では――すいません、お待たせしました」

胡桃「心配性だなぁ」

京太郎「向こうでも言われました……」

エイ「ヤサシイ!」

京太郎「そんなことありませんよ。じゃ、行きましょうか」


京太郎「そういえば、この服ってどうされるんです?」

胡桃「……それだよね」

エイ「キルヨ♪」

胡桃「いや、そうなんだけど……着る機会、あるかなぁって」

エイ「ソツギョウシキデ」

胡桃「」

京太郎「もしくは、全国大会に来られるならそのときとか、あとはシロさんの試合のときとかに」

胡桃「絶対いやだよ! っていうか、シロにも迷惑でしょ、変な騒ぎになったら!」

京太郎「今日は小瀬川プロの、高校時代のチームメイトも応援に――おや、あの格好は……とかでしょうか」

胡桃「やめて!」

エイ「シロー!」ブンブン

京太郎「シロさん、喜ぶでしょうねぇ」シミジミ

胡桃「それはないとしても……まぁ、時々は着たいと思ってるよ」

京太郎「いっそ部屋着にしますか」

エイ「ソレナラ、ワタシモ!」

胡桃「汚しちゃいそうだしさ」

京太郎「仮に――お二人の部屋に遊びに行ってですよ?」

胡桃「うん」

京太郎「お二人があの服でお出迎えしてくださったら――」


>返事選択
1 死んでもいいです
2 夢のようです
3 思わず抱きしめます

安価↓2


京太郎「思わず抱きしめます」キリッ

胡桃「……いや、それは困るんだけど」カァッ

エイ「ウレシイ!」ギュッ

京太郎「いまではなく!」

京太郎「ま、まぁそれくらい似合ってたってことで……だから、たくさん着てくださったほうが、色んな人に見てもらえます」

胡桃「それが恥ずかしいんだってば……まぁ、ありがとね」

京太郎「ゴスロリはレースも多くて、手入れが大変だと思いますけど……言ってくだされば、すぐにお伺いしますから」

胡桃「そこまではいいから!」

エイ「オシエテホシイナ」

京太郎「そうですね。簡単なお手入れや洗濯方法のメモは置いていきます」

京太郎「で、もっと汚れたりしたら、その部分の写真と、なにで汚したか、どのくらい経ったか、教えてください」

京太郎「応急処置が出来そうならお教えしますので。それからクリーニングにだせば、かなり綺麗になると思いますよ」

胡桃「うん、よろしく」

エイ「ヨゴスノ、タノシミ♪」

京太郎「……いや、極力汚さないようにはしてくださいよ?」

胡桃「あはは、わかってるって」


・胡桃好感度+2
・エイスリン好感度+6


~ああ、結局夕食はカットだったよ……


京太郎「では、ご馳走様でした」

塞「はーい、お粗末様」

豊音「いっぱい食べてくれてよかったよー」

胡桃「こっちもありがとね。デザート、おいしかった」

エイ「マタ、キテネ……」ウルウル

京太郎「はい、機会があればぜひ……それに、白糸台に派遣されれば、こちらにも顔をだせるはずですから」

塞「忘れ物ない?」

京太郎「大丈夫です。あんまり荷物は持ってきませんでしたし」

豊音「ホテルまで送らなくて大丈夫?」

京太郎「送っていただいたら、今度はここまで送って戻らないといけませんよ」

エイ「ソノトキハ、トマッテ?」

京太郎「いや、そういうわけにも……」

胡桃「はいはい! 田舎のおばーちゃんと孫じゃないんだから! そこまで!」

胡桃「あ、そうそう。これおミカン、よかったら持って帰って」

京太郎「ど、どうも……」

塞「おばあちゃんか!」

京太郎「いやー、やっぱり名残惜しくなっちゃいますね」

豊音「次はシロも一緒に会いたいねー」

エイ「ウン!」

京太郎「ですね。この時期じゃなかったら、シロさんが東京で試合の日も多いでしょうし、一緒に観戦とかしましょう」

塞「思ったより、ずっとずーっと通用してて……シロ、頑張ってるよね」

京太郎「はい。俺たちも負けてられません」

エイ「レンシュウ、ガンバロ!」

胡桃「あとテストもね」

豊音「言わないでー!」

京太郎「なにか困ったことあったら、連絡してください」

塞「そっちもね……じゃ、気をつけて。あ、そうだ……笛、返しとこうか?」

京太郎「いえ、まだありますから大丈夫ですよ。なにかあったら、使ってください」

塞「そ? じゃ、ありがたく」

京太郎「では、ありがとうございました。今日は楽しかったです」

塞「ん、私たちも」

豊音「また来てねー」

胡桃「日誌、見てるからね」

エイ「イツモ、オウエン、シテル!」

京太郎「――ありがとうございます」


胡桃は大好きになってます
で、1だと胡桃3エイ1、2だと両方2、3は胡桃1エイ3。ゾロ目でそれぞれ倍の予定。なので胡桃2エイ6でした

----------------------------------------------------------------------------------------------

~ホテル、夜

京太郎「ふぅ……あとは寝るだけ、かな?」

京太郎「あ、そういえば……えりさんの荷物は届いたかな?」

モーイッポフーミダセルー
京太郎「……はい、須賀です」

えり『もしもし? こんばんは、針生えりです。夜分に恐れ入ります』

京太郎「あ、こんばんは。ちょうど、えりさんのことを考えてたところで」

えり『…………えっ』

京太郎「っと……それで、どうかされました? もしかして、荷物のことでしょうか」

えり『あ、ええ……やっぱり、本当に京太郎くんからのだったんですね』

京太郎「はい」

>返事選択
1 お誕生日おめでとうございます
2 もう開けてくださいましたか?
3 気に入っていただけましたか?

安価↓2


京太郎「もう明日になっちゃいそうな時間ですけど――お誕生日、おめでとうございます」

えり『――ああ! そういうこと……』

京太郎「え?」

えり『あの、ごめんなさい……実は今日が誕生日だと、いま言われるまで忘れていまして』

京太郎「えぇ!?」

えり『ですから、なぜ荷物が届いたのかもわからなくて……なるほど、これはプレゼントだったんですね』

京太郎「そうでしたか……なんかすいません、急にプレゼントなんて」

京太郎「連絡先いただいてから、あまり連絡もしていなかったのに」

えり『いえいえ、そんなことは。こちらは日誌で、京太郎くんの動向は調べていますし。そのおかげか、同僚よりも親近感があるくらいです』

京太郎「そう言っていただけますと……」

えり『開けても構いませんか?』

京太郎「はい、ぜひ」

えり『では……あら、これは……リボン? じゃないですね、チョーカーですか?』

京太郎「ええ。服装によるアクセサリーかと思いますので、お仕事される服には合うかわかりませんが……」

えり『そうですね。どちらかといえば、ドレスなんかに合いそうな装飾品だと思います』

えり『でも……こういうものをもらったのは久しぶりですから、ちょっと嬉しいですね』

京太郎「すいません、あまりいいものが思いつかなくて」

えり『謝ることありませんよ。それに、知ってます?』

京太郎「はい?」

えり『私、普段はよく、首回りが寂しくないよう、スカーフをつけてるんです』

えり『それを外してこっちに付け替えても、テレビに何度も映ったりしないなら、問題ないと思いますよ』

えり『さっそく明日にでも、試してみます』

京太郎「いいんですか?」

えり『せっかくいただけましたからね。試合の実況もありますから――知っている方にお会いしたら、京太郎くんにいただいたと自慢しておきます』クスッ

京太郎「はは、なんか恥ずかしいですね……」

えり『ところでこれは、どちらで手に入れられたんですか?』

京太郎「えーっと……」


>返事選択
1 気に入られました?
2 都内のブティックです
3 ゴスロリショップです

安価↓2


京太郎「都内のブティック……?、です」

えり『いま疑問形になりました?』

京太郎「服の店をなんと呼べばいいか迷いまして」

えり『はぁ……でも、とても可愛いですね、これは』

えり『私のイメージとは、ちょっとずれるかもしれませんけど……』

京太郎「そんなことありませんよ」

えり『そうですか?』

京太郎「はい。えりさんは確かに美人ですし、リボンとはイメージが遠いと思われているかもしれません」

京太郎「でも、綺麗な女の子にリボンが似合わない、なんてことありませんよ」

京太郎「贈った俺が言うのもなんですけど、きっと似合うと思っています」

えり『――ありがとうございます』

えり『見た人の反応は気になりますけど、着けていくことへの抵抗は薄れましたね』

京太郎「ならよかったです」

えり『……まぁ、ほかにもイメージと違うところはあるのですが』ボソッ

京太郎「はい?」

えり『いえ、なんでもありません』


>えりちゃん好感度判定
01~59 成功
60~00 失敗
ゾロ目 成功

安価↓2


>成功

京太郎「――もしかして、首に直接なにかつけるの、抵抗あります?」

えり『――いえ、そんなことは……』

京太郎「けど、スカーフもどちらかというと、ネクタイみたいに着けてましたし」

えり『まぁ……自分のものですし、それは別に……』

京太郎「ふむ……なら、人からもらったものを首に、というのが引っ掛かりますか?」

えり『――誘導尋問は、感心しませんね』

京太郎「えっ、そんなつもりではなかったんですが……えりさんが、自分のはとか言うので……」

えり『まぁそうなんですけどね……その、人からもらったものを首に、というのは……こう……』

えり『その……そういう、アレみたいじゃないですか?』

京太郎(おや? 妙な流れに……)

えり『ぶっちゃけると、SMプレイのようだということです』

京太郎「言い切った!?」

えり『私もいい大人ですから、恥ずかしがるような年ではありませんし』

京太郎「俺は未成年ですよ!」

えり『それはともかく――これを着けるからといっても、勘違いはしないでくださいね?』

京太郎「しませんし、そんなつもりありませんし……その発想にドン引きですよ」

えり『安心してください。そういう趣味はありませんからね。いたってノーマルです』

京太郎「聞いてませんってば!」

えり『ふふっ、少しからかいすぎましたか……では、純粋なプレゼントということで、ありがたく頂戴しておきますね、チョーカー』

京太郎「そうしてください……」

えり『では……ありがとうございました。おやすみなさい、京太郎くん』

京太郎「あ、はい。おやすみなさい」


京太郎「……針生さん、ああいう人だったのか……ちょっと意外だ。っていうか、顔合わせてなくてよかった……顔熱いし」

京太郎「あ、もしかしてあっちは、お酒飲んでたとか、か……?」

・えり好感度+9


えりちゃん(好き)→(大好き)
これで恒子ちゃんに続き二人目だ! みさきちはまだ好きです

----------------------------------------------------------

本日のラスト

>サンディのお願いルーレット
01~20 いますぐ抱き締めて
21~40 なにもしないから部屋に来て
41~60 寝るまでお話して
61~80 保留
81~00 デート一回予約 次回臨海時or大会中
ゾロ目 マッサ

安価↓1


えりちゃん(好き)→(大好き)
これで恒子ちゃんに続き二人目だ! みさきちはまだ好きです

----------------------------------------------------------

本日のラスト

>サンディのお願いルーレット
01~20 いますぐ抱き締めて
21~40 なにもしないから部屋に来て
41~60 寝るまでお話して
61~80 保留
81~00 デート一回予約 次回臨海時or大会中
ゾロ目 マッサ

安価↓1

専ブラがエラー吐いたから二回目送信したんだ……
まぁどっちも同じでよかった

>なにもしないから、部屋に

これでいきます


京太郎「さて、今度こそ寝るかな――ん?」

京太郎「……えっ」


~ホテル、隣室

京太郎「…………」コンコン

サンディ「いらっしゃい!」ガチャッ

京太郎「なんでここに泊まってるんですか」

サンディ「いただきもののチケット、部屋二つだったからよ」

京太郎「マジですか」

サンディ「マジマジ、ほらこれ、証明書よ」

京太郎「ほんとだ……」

サンディ「私は一部屋でいいって言ったんだけどね」

京太郎「まぁ片方だけ使えないなら、泊まらないともったいないですもんね」

サンディ「そうなのよ……というわけで――さ、入ってちょうだい」

京太郎「はい、失礼します」

サンディ「…………」ガチャッ

京太郎「なぜ鍵を!?」

サンディ「大丈夫よ、なにもしないから」

京太郎「」

サンディ「……本当に、なにもしないわよ?」

サンディ「ただね、ちょっとお茶ができればなって思ったの」

京太郎「お茶、だけですか?」

サンディ「うん……ほら、例のお願いね」

京太郎「ええ、わかってますけど……いいんですか? もっと色々できますから、そんな普段からできることじゃなくても」

サンディ「そうなんだけど、私だけそういうのって、不公平かなって思ったの」

サンディ「でもせっかくの機会だから――私のためだけに、二人きりでお茶を淹れてもらいたいなって」

サンディ「だめ?」

京太郎「いえ――問題ありません」

京太郎「心を込めて、淹れさせていただきます……サンディは、そこで座っててください」

サンディ「――っ!」

京太郎「カフェインで、目が冴えるかもしれませんが」

サンディ「ううん、平気……」

京太郎「では、少々お待ちください」

サンディ「――だって、いま呼んでくれたので、とっくに目が冴えちゃったもの」


京太郎「――どうぞ」

サンディ「ありがと」

京太郎「そうだ、色々考えてたって、ほかにはどんな候補があったんですか?」

サンディ「んー、そうねぇ……聞きたい?」

京太郎「よろしければ」

サンディ「いっぱいよ。思いっきり抱き締めてほしいとか」

京太郎「!?」

サンディ「寝るまでベッドでお話しして、とか」

京太郎(意味深)

サンディ「デートも考えたわよ」

京太郎「」

サンディ「あとはねぇ……そうそう、マッサージが得意って聞いたから。ちょっとしてもらいたかったし」

京太郎(……良子さんにもホテルでしたけど、この状況はさすがに理性がもたないだろ……)

サンディ「でもね、いまはこうしてよかったって思ってる……キョウタロウのお茶は、世界一ね」

京太郎「俺もこうしてよかったと、心底思ってますよ(ほかがやばすぎる的な意味で)」

サンディ「いやん、もう……」

京太郎(絶対俺が思ってるのとは違う意味だ……)

サンディ「おかわり、ちょーだい」

京太郎「はい、ただいま」

サンディ「ふふ……ね、隣座っていい?」

京太郎「えっ。あの、俺座ってるのベッドですけど」

サンディ「そうよ、私が昨日休んだベッド……ちょっとくらいなら、匂いが残ってるかも?」

京太郎「…………そんな手には乗りませんよ?」

サンディ「あらお堅い……なら、これなら?」トンッ

京太郎「お?」ドサッ

サンディ「ほら、簡単に倒れちゃった……逃げられる?」ギシッ

京太郎「……逃げられますけど?」

サンディ「えっ」

京太郎「ふっ」グルンッ

サンディ「きゃっ!?」ドサッ

京太郎「はい、これで逆転です」

サンディ「お、おそるべし、ジャパニーズジュードー……」

京太郎「まぁ、さすがにこれ以上は理性がもたないので、これで失礼しますね」

サンディ「あら残念」

京太郎「それじゃ、おやすみなさい」パタン

サンディ「はーい、グッナイ……ん? 理性がもたないって、もしかして――」

サンディ「そ、そういうことだったの!? ああああああ! もうちょっとだったんじゃないっバカ! サンディのバカ、ゴミクズ! うわあああああああああああああん!」


京太郎「……なにか聞こえるような。まぁいいか」

>サンディ好感度上昇判定
安価↓1 コンマ一桁+3


デデドン(絶望)
まぁ10扱いなんで、+13で

二日目無事終了
土日は更新なしだぜヒャッハー!
では、お疲れさまでした
ここまでのステータスはあとで


●現在のステータス 称号:春のインハイチャンプ

 雀力:22→1300 レベル13 指導の大成功補正±1 大成功(トップ)ボーナス+12
 技能経験値:398

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、ロン和了。
 ゾロ目扱いなので、他者ゾロ目と競合は、こちら優先。

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)
 1.5倍で満貫以上の数字になる場合は満貫に、元が満貫以上の点数はそれぞれ一段階上昇
 判定コンマが二桁偶数キリ番(20、40、60、80)でも和了可能に

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25
 他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる

【沼の淵】師:大沼秋一郎
 自分の和了判定偶数時、放銃しなくなる。一度だけ相手のツモをキャンセル可能

【国内無敗・劣】師:小鍛治健夜
 和了判定二位でも和了可能。自分の和了時、常に打点一段階上昇

【破竹の火力】師:三尋木咏
 和了判定で一位和了、かつ二位と20以上の差があった場合、特殊打点判定(咏のものとは異なる)に
 『特殊打点表』
 子の場合で、01~20が5200、21~38が6400、39~53が7700、54~68が満貫
 69~80が跳満、81~90が倍満、91~96が三倍満、97~が役満
 『補足』
 特殊効果勝利(リズム、カッパーのキリ番など)の場合、この効果は反映されない
 ゾロ目和了(ディメンジョン含む)の場合は、無条件で反映される
 打点コンマがゾロ目、キリ番等でも、この能力が優先される。ただし、聖なる数字は役満のままとする
 打点上昇判定(無敗劣の一段階上昇など)は、そのまま反映される
 カッパーのコンマ数値変動も反映、ロン和了で発動し、打点コンマ65以上なら役満確定

【八咫鏡】オリジナル
 ??・婚期代償を除く、最上級優先度スキル
 他者のすべての異能・技能を反転(=打点変更は元に戻る)させる。
 (+補正は-補正に、-補正は+補正に。半減は倍に、特殊判定は効果を逆転、勝利は敗北に)
 この異能の効果が関与して和了に至った場合、流局にはならない
 また、この異能の効果でバフ・デバフが変動し、流局条件を導いた際も、流局にはならない


 執事:237→915 レベル10 大成功ボーナス+9
 雑用:231→489 レベル5 大成功ボーナス+4

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない


 家宝
・石戸霞の笑顔の写真
・石戸霞のミニスカ巫女メイド姿の写真
・愛宕絹恵の龍門渕メイドコス姿の写真
・狩宿巴の麗しい袴姿(赤面&笑顔)の写真
・石戸従姉妹のツーショットおもち押し合い写真


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】新入部員(二年時)男子好感度:敬愛 女子好感度:ときめき
・宮永咲   ??→177(ときめき)
・片岡優希  15→105(ときめき)
・原村和   10→238(ときめき) デート2回
・染谷まこ  15→101(ときめき)
・竹井久   18→146(ときめき) デート1回
・室橋裕子  53→(好き)
・加藤ミカ  57→59(好き)

・福路美穂子 44→55(好き)※エンドなし?
・加治木ゆみ 64→73(大好き)※エンドなし?

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→129(ときめき) マッサージ経験済 マ:1
・弘世菫   23→124(ときめき) マッサージ経験済 マ:1 デート1回
・渋谷尭深  23→49(好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→64(大好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→120(ときめき) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→56(好き)※エンドなし?

【龍門渕】
・井上純   32→37(好き)
・沢村智紀  21→30(好き)
・国広一   31→36(好き)
・龍門渕透華 14→23(友人)
・天江衣   20→27(好き)
・杉乃歩   25→30(好き)※エンドなし

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→118(ときめき) マッサージ経験済
・松実宥   27→119(ときめき) マッサージ経験済
・新子憧   37→121(ときめき)
・鷺森灼   32→96(大好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→75(大好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→39(好き)

・岡橋初瀬  37→45(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→34(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→40(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→34(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→27(好き)※エンドなし
・辰己春菜  29→35(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→34(好き)※エンドなし
・新子望   24→30(好き)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→187(ときめき) デート1回
・エイスリン 31→120(ときめき)
・鹿倉胡桃  20→67(大好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→97(大好き)
・姉帯豊音  27→127(ときめき)


【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→67(大好き)
・狩宿巴   22→153(ときめき) デート1回
・滝見春   13→182(ときめき)
・薄墨初美  36→73(大好き)
・石戸霞   28→103(ときめき)
・石戸明星  34→56(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13→21(友人)※エンドなし?
・藤原利仙  25→44(好き)※エンドなし? 二年目以降、関西プロ→プロエンド開放

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→96(大好き)
・真瀬由子  37→75(大好き)
・愛宕洋榎  32→77(大好き)
・愛宕絹恵  41→111(ときめき)
・末原恭子  44→81(大好き)
・赤阪郁乃  39→89(大好き)

【千里山】※女子好感度:112
・園城寺怜  42→107(ときめき)
・二条泉   36→99(大好き)
・江口セーラ 44→84(大好き)
・船久保浩子 51→83(大好き)
・清水谷竜華 46→129(ときめき) デート1回
・荒川憩   52→69(大好き)※エンドなし?

【臨海女子】※女子好感度:130
・辻垣内智葉 44→90(大好き)
・ハオ慧宇  49→101(ときめき)
・雀明華   54→107(ときめき)
・メガン・ダヴァン 51→60(好き)
・ネリー・ヴィルサラーゼ 47→103(ときめき)
・アレクサンドラ・ヴィンドハイム 49→138(ときめき)

【新道寺女子】
・白水哩   59→105(ときめき)

【有珠山高校】
・獅子原爽  50→52(好き)

【プロ】
・戒能良子  22→94(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→143(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→108(ときめき)
・野依理沙  30→70(大好き)
・藤田靖子  23→47(好き)
・三尋木咏  36→104(ときめき)
・赤土晴絵  28→55(好き) 二年目以降、関東プロ→プロエンド開放

・霜崎絃   53→55(好き) エンドなし? 二年目以降、関東プロ→プロエンド開放

【アナ】
・村吉みさき 40→56(好き)
・針生えり  49→68(大好き)
・福与恒子  64→69(大好き)


●好感度ランキングBEST10
1 和 237
2 シロ 187
3 春 182
4 咲 177
5 巴 153
6 久 146
7 健夜 143
8 アレクサンドラ 138
9 照 129
9 竜華 129 

うまくいけば、今日は17時くらいからでー


~連休三日目、朝


京太郎「いやー、今日も飯がうま――お?」

京太郎「もしもし、京太郎です!」

まこ『ん、おお……起きとったか』

京太郎「はい。なにかありましたか?」

まこ『んー、いや……そういうんでもないが、ちっとな』

京太郎「――あ、そうそう。お誕生日おめでとうございます!」

まこ『やっぱりかぁ! いや、そうじゃのうて……うぅむ、これも違うか……』

京太郎「どうしたんですか、悩んでるみたいですけど」

まこ『いや……お前が送ってきた、これ……これはプレゼントのつもりなんかい?』

京太郎「もちろんです!」

まこ『……数が多すぎやせんか?』

京太郎「卓以外にも、レジとかカウンターにも置ければと思いまして」

まこ『完全に業務用じゃな』

京太郎「まこさんといえばなにか、それを考えた結果――お店の役に立つことが、一番いいんじゃないかと思ったんです」

まこ『まぁ、間違うとらんが……』

京太郎「で、どうでしょう? メイド喫茶らしく、卓に置いておくのは」

まこ『……プレイ中の、ほかのお客さんが邪魔にならんならええと思うわい』

京太郎「あー、確かに……集中してたら、チリンチリンってのは、結構きついですね」

まこ『そこまで集中する客が来るかどうかじゃ』

京太郎「極限までしてると逆に聞こえないですけどね」

まこ『……ま、試しに何日か置いてみるか。問題なさそうなら、このままにしとくわい』

京太郎「了解です。それと、予備の入荷が必要になるかもしれませんから、買った店の連絡先もお教えしておきますね」

まこ『うむ、まぁ帰ってからでええ』

京太郎「はい。とりあえず、在庫状況の確認は、俺の携帯にもらう予定なので」

まこ『……しかし、短期雇いじゃったうちの店のために、よう働くのう』

京太郎「そうですか?」


>返事選択
1 まぁお世話になってる先輩のご実家ですから
2 まこさんの家なら俺の家も同然です
3 執事としての嗜みですよ(フッ

安価↓2


京太郎「まこさんのご実家ですからね、俺の実家も同然ですよ」

まこ『』

京太郎「なーんて――あれ、もしもし? まこさーん?」

まこ『お、あ……まっ、おまっ、ままっ、なにを言うて――』

京太郎「はい?」

まこ『あぁぁあっ! いや、もういい、なんも言わんでええ!』

まこ『と、とにかくじゃ! これは、その……あ、ありがとうもろうとく! それじゃあの!』

京太郎「あ、はい……って、まこさん! まこさーん!?」

京太郎「……切れてしまった。冗談めかしたのがよくなかったか?」


まこ「あああああああああ、あのアホったれええええええええええ!」

久「どしたのまこ」

まこ「なんもありゃせんわい!」ガァッ

久「おーこわ」

和「まぁ原因はわかりきってますけれど」

優希「どうせ京太郎だじぇ」

咲「な、なにか失礼なこと言ってましたか?」

まこ「……そ、そういうんでは、ないんじゃが……」

ムロ「ではなんと?」

ミカ「しっ……余計なこと聞くと、たぶん怒られるよ」


咲「あの、なに言ってたんでしょうかっ、京ちゃんって本当に――」

まこ「だぁっ! もうええっちゅうとろうが! ええけぇ、そろそろ練習始めんか!」

咲「は、はいぃ!」

まこ「あ――や、すまん……その、なんでもないけぇの、ほんとに……」


久「ふふふーん、あのまこまであんなになるかぁ……」ニヤニヤ

和「余裕ですね、久さん」

久「まー、デートしてるわけだしね、私は」

和「私は二回してますけどね」

久「……規定回数未満だし、互角みたいなもんでしょ」

和「まぁ、そうですね」

久(ぐぬぬ……)


優希「なお私たちは――」

咲「言わないで! うわぁぁんっっ!」


・まこ好感度+4


~ホテル、部屋

京太郎「さて――まこさんに無事に届いたことも確認できたし、そろそろこっちは移動するかな」

京太郎「……とりあえず、今日は絶対勉強しないといけないからな。なにしろ――」

京太郎「テスト前に白糸台に行くんだ、あいつを見てやれっていう運命だろ、これは」

カガヤイテー ココイチバーン
京太郎「おっと、噂をすれば――か?」


>相手選択
白糸台現役三人から一人選択

安価↓2


>尭深

京太郎「あれ? もしもし……須賀です」

尭深『おはよう。渋谷です』

京太郎「名字で聞くのは新鮮ですね……」

尭深『まぁ電話だからね。尭深です、でもいいんだけど……京太郎くんが、須賀ですって言ったものだから』

京太郎「そういえば……」

尭深『普段から名字で出てる?』

京太郎「バラバラですね……なんとなく距離が近く感じると、名前かもしれませんけど」

尭深『そっか……私は距離が遠いんだね』

京太郎「そ、そういう意味では……」

尭深『これが淡ちゃんだったら、どうしてた?』

京太郎「……おう、どうした? とかですかね」

尭深『ふふっ、彼氏さんみたいだね、それ』

京太郎「えぇ……そうですか?」

尭深『うん。遠慮がなくて、でも気にはしてる、みたいなぶっきらぼうな感じ』

京太郎「う、そこは合ってるかもしれませんね……けど、彼氏としてだったらもう少し気ぃ遣いますよ」

京太郎「これでも、彼女ができたらすげー大事にしようとは思ってるんですから」

尭深『これまでは?』

京太郎「いませんよぉぉっ、うわああああああああああん!」

尭深『ご、ごめん……泣かなくても……』

京太郎「尭深先輩が意地悪言うからですよ……」

尭深『そんなつもりじゃなかったんだけど。なんていうか、京太郎くんって、彼女とか欲しいように見えなかったから、いまはいらないっていう人かなって』

京太郎「ガツガツしてると余計にできないって――」

尭深『うーん、そういうものでもないと思うけど……雑誌の鵜呑みはよくないよ?』

京太郎「どうしてわかったんです!?」

尭深『……はぁ』

京太郎「呆れられた!」

尭深『ううん、仕方ないかなって思っただけ……ちょっと踏み込めばすぐにできそうなのに、もったいないなぁって』

京太郎「それでできたら苦労しませんって……」

尭深『……まぁいいや。そう思うんならそうなんだよ、京太郎くんの中では』


尭深『あ、それより、こっちに来る時間、忘れちゃだめだよ? そのために電話したんだから』

京太郎「ああ、はい。大丈夫ですよ、俺もそろそろ出ようと思ってたとこですし」

尭深『そう? なら、大丈夫かな。聞いてたホテルの位置からだと、もうギリギリ間に合わないと思うけど』

京太郎「…………あれ?」

尭深『ん? 電話しながら向かってたんじゃないの?』

京太郎「すいませんっっ! ずっと部屋でしゃべってました!」

尭深『…………はぁ…………ごめんね、急に電話して、邪魔しちゃったみたいで』

京太郎「気を遣わないでください! 俺こそ、うっかりしてて――す、すぐ行きますので!」

尭深『うん、誠子にはそう言っておく……淡ちゃんには、なにか言い訳しておこうか?』

京太郎「……食べたいものでも聞いておいてください」

尭深『はい、了解……それじゃ、気をつけてきてね? 遅れてもいいから、慌てないで』

京太郎「……はい! ありがとうございます!」

尭深『じゃ、またあとでね』

・尭深好感度+1


京太郎「やべぇ、急がないと……で、だ」

>予定選択
1 午前中は出かけるんだっけ?
2 午前中は勉強だっけ?

安価↓2


京太郎「勉強するから、えーっと……学校じゃなくて、寮だったな」

京太郎「うおおおおおおおおお! 間に合えええええええええ!」


~白糸寮

京太郎「なお間に合わんかったもよう」

淡「もようじゃない!」

京太郎「すまん」

誠子「まぁまぁ。お帰り、京太郎くん」

京太郎「ご無沙汰してます。須賀京太郎、帰ってきました」

尭深「一時的、だけどね」

誠子「こら、そういうこと言うと――」

淡「もー! いい加減さー、ずっとこっちいればいいじゃーん!」

誠子「ほら、こうなった」

尭深「さらにどうなるかな」ワクワク

誠子「ほんっと尭深は……」ハァ

京太郎「女子校にずっといるのはなかなか厳しくてな」

淡「そんなの今更でしょー? 一ヶ月はいたんだし、寮に特別の部屋まで作ったんだしさー」

京太郎「……は?」

誠子「前にここにいたとき使ってた部屋、まだ残ってるからね」

尭深「毎日、淡ちゃんがせっせと掃除してるんだよ」

淡「た、たまたまヒマなときだけだし!」

京太郎(………………)

京太郎(そういえば、そうだった……前に白糸台に来たときは、なるべく女子のプライベートルームから離れた場所に、個室を用意してもらったんだった)

京太郎「――という設定変更でお願いします」

淡「へ?」

京太郎「いや、なんでもない……ありがとよ、淡」ポンポン

淡「あわっ……えへへ、別にお礼なんていいんだけどねー。どうしてもっていうなら、態度で示させたげるー」

京太郎「……そうだな、いいだろう」

淡「ふぇ?」

誠子「ほう」

尭深「…………」ドキドキ

京太郎「淡……」

淡「な、なに……?」ビクビク

京太郎「――テスト勉強、頑張ろうな!」ドサッ

淡「」


誠子「うわぁ……」

尭深「残当」

京太郎「安心しろ、しっかり付き合ってやるから」

淡「そ……そういう付き合っては求めてないの! バカァッ!」

京太郎「へ?」

淡「なんでもないよっっ!」カァッ

京太郎「そうか……あ、先輩たちにもちゃんと用意してきてますので」

誠子「うへぇ……まぁでも、テスト前だもんねぇ」

尭深「そうだね。それじゃ、ちゃっちゃと終わらせて、午後から遊びに行こう」

淡「おー!!」

京太郎「午後もやったほうがよくないですか? ほら、こいつとか……」

淡「っ!」ギロッ

京太郎「」ナンデモネッス


淡「つーまーんーなーいー」

京太郎「ブツブツ言うな。誰のために作った問題だと思ってんだ」

淡「私だよね?」

京太郎「わかってんならちゃんとやれ」

淡「ほーい」

誠子「ちなみにこれ、いつ作ったの? 作って持ってきたの?」

京太郎「そうですね。新幹線の中で」

尭深「相変わらずわかりやすくて、使いやすいよね」

京太郎「一応、寮生全員ってわけにはいかないですけど、部員の間で回せる程度には持ってきたんですけど……」

誠子「みんな図書館とか行っちゃってね」

尭深「サプライズで京太郎くんが来ること内緒にしてたから」

京太郎「こっちの後輩とかも楽しみにしてたんですけどね……」

淡「このスケベ」

京太郎「そういう意味じゃねえ!」

誠子「……でも、スタイルいい子多かったよ?」

京太郎「詳しくお願いします!」ガタッ

淡「………………」

京太郎「」ストン

尭深「ふふっ、かわいい」

京太郎「ち、違うんです! これはネタというか――」

誠子「相変わらずだよねぇ」

淡「ふーんだ! バーカ、キョータローのバーカ!」


>返事選択
1 男のロマンなんです、許してつかぁさい!
2 お前だって大きくなってるだろ
3 大きさがすべてじゃない、おもち道は長く険しいものなんです

安価↓2


京太郎「お、大きさがすべてじゃない! おもち道は、長く険しいものなんです!」

淡「……そなの?」

誠子「いいこと言うね。ちょっと引くけど」

尭深「でも、嬉しそうだね?」

誠子「……もしかして、気を遣われただけ?」

京太郎「い、いえ、そんなことありません! 本当ですよ」

誠子「でもさ、大きいと見ちゃうでしょ?」

京太郎「……まぁ、はい……」

誠子「だよね……いや、私も見ちゃうしね、そういうのは」

京太郎「じゃあ、尭深先輩のを……」

誠子「あれは慣れちゃったかな、さすがに……」

尭深「ひどくないかな?」

淡「私のはー! Dだよっ、Dあるんだよ!」

京太郎「…………」

淡「ちょっ、マジマジ見ないでよ!」バッ

京太郎「どうしろっつーんだよ!」

誠子「まぁともかく、京太郎くんがおもちで判断する子じゃないとわかって、一安心だよ」

尭深「そうだね。これで宮永先輩にも安心して報告できるし」

京太郎「!?」

尭深「冗談だよ?」

京太郎「で、ですよね……」


照「――大丈夫、全部聞かせてもらったよ、京ちゃん」

シロ「……なに、いきなり」

照「説明しよう。この宮永ヘアーはアンテナになって、周囲数百キロにいる京ちゃんの言葉を逃さずキャッチ――」

シロ「はいはい」

照「……冗談だけどスルーされると寂しい」

シロ「そりゃそうでしょ。冗談をスルーされてるんだもん。滑ったってことだよ」

照「そっか」テルテル


誠子「いくらやっても、マッサージとか効果でないしさぁ。淡でさえ羨ましくなるくらいだったよ」

淡「でさえってなに!」

京太郎「けど意外ですね。誠子先輩がそういうことするなんて」

誠子「ま、これでも女子だから、多少はね?」

尭深「私は特別なにかしたこともないけどなぁ」

淡「ぐぬぬ」

誠子「ぐぬぬ」

京太郎(ありがたやありがたや……ふぅ、眼福だ)


・誠子好感度+6
・淡、尭深好感度+1


京太郎「――なんて言ってる間に、かなり時間が……」

尭深「雑談って怖いね」

誠子「集中が切れてきてるのかも……ちょっと休憩しよっか」

淡「やったー!」

京太郎「……まぁ、そのほうがいいでしょうね」

淡「ふぇ、いいの?」

京太郎「なんだよ、止めてほしかったのか?」

淡「んーん!」

尭深「なんだかんだ、京太郎くんも淡ちゃんにはすっごく甘いね」

京太郎「まさか! 厳しくしてますって!」

淡「そーだよ、ちょー厳しいよ! 鬼! 悪魔! スケベ!」

京太郎「鬼でも悪魔でもねぇ!」

誠子「スケベはいいんだ……」

尭深「話を戻すけど……あ、誠子はどう思う?」

誠子「えー? うーん……宮永先輩には甘かったよね。それよりは、厳しいかな?」

淡「テルーくらい優しくしてよ!」

京太郎「照さんは年上だしな……」

誠子「確かに」

京太郎「それにこっちは、ほら……甘やかすと、クセになっちゃうかな、と」

淡「なんないよ! 一回甘くしてから言って!」

誠子「そういう風に言う辺りもね……まぁそれはともかく、淡が甘えてるっていうのもあるかな」

淡「なっ――」

京太郎「甘えるならもうちょっと素直に……」

淡「甘えてない!」

尭深「仲いいなぁ」

京太郎「というか逆にですよ? 俺のどこを見て、甘やかしてるって思うんですか?」

誠子「休憩になると甘い物を用意する」

尭深「淡ちゃんには宮永先輩の次に大きいものをあげてる」

京太郎「」

淡「テルーの次だったのか……」

京太郎「なんだよ」

淡「べーつーにー」ツーン

京太郎「可愛くねぇなぁ」ナデナデ

淡「ふーんだ」


誠子「で、今日の甘い物は?」

京太郎「今日はありませんよ?」

尭深「ダウト」

京太郎「……あぁ、もう! はい、ありますよ!」

淡「でかっ! なに、ケーキ?」

京太郎「いや、クーラーボックスだって。冷凍から、溶かさないように持ってきたんだ」

誠子(やっぱりあった……)

尭深(それでこそ、だよ)

淡「なになにっ、冷凍って、アイス?」

京太郎「近いかもな……ほい、今日のはカタラーナだ」

尭深「へぇ、おいしそう」

誠子「一時期話題になったけど、食べる機会なかったなぁ」

淡「なになに、カタリナって?」

京太郎「カタラーナ……プリンのアイス、みたいなもんだ」

淡「やっぱアイスじゃん♪ おいしそー」

京太郎「……まぁそれでいいか。それじゃどうぞ、お嬢様」

淡「うむ、よきにはからえ♪」

誠子「かわいいなぁ」

尭深「甘々だね」

京太郎「上のお嬢様方も、どうぞご遠慮なく」

誠子「それでは」

尭深「いただきます」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功
安価↓1


>大成功

・執事+11


淡「ひゃうっ!」ビクンッ

誠子「んぅっ……」ビクッ

尭深「んはぁっ!」プルンッ

京太郎「いかがでしょうか」

淡「んぅ……お、おい、ひっ……」ビクビクッ

誠子「また、おいしくなって……くぅっ……」ブルッ

尭深「はぁ、ふぅ……んぁ……はむ……」チュパ

京太郎(なんかエロい)イマサラ

京太郎「おっと、んなこと言ってる場合じゃない。お茶の用意だ」


>行動選択

1 紅茶
2 コーヒー
3 緑茶

安価↓2


>緑茶

京太郎「――よし、十分に蒸らして、これを注ぐ……」

京太郎「どうぞ、尭深先輩」

尭深「んぅ、ふぇ……? あ……あっ、京太郎、くん……///」

尭深「ご、ごめん、変なとこを……」カァッ

京太郎「いえ、おいしかったなら問題なしです」

尭深「こっちは問題大ありなんだけど……」

京太郎「はい?」

尭深「ううん、なんでも……あ、お茶淹れてくれたんだ、ごめんね。先にやればよかった」

京太郎「俺が上手く淹れられるようになったか、その確認をしていただきたかったので」

尭深「では、お点前頂戴いたします」

京太郎「よろしくお願いします」

尭深「ん……いい香り。熱さも申し分ないかな……」

京太郎「ありがとうございます」

尭深「では、一口……」コクッ

尭深「っ……あつっっ!」

京太郎「えぇっ!? す、すいませんっ、大丈夫ですかっ」

尭深「なーんて……ふふっ、冗談だよ」

京太郎「っっ……すっげぇ、焦りましたよ」

尭深「ごめんごめん、つい……うん、でもおいしく淹れられてるよ。ありがとうね」

京太郎「いえ。それで、どうですか? 洋菓子に合わせた感じになりましたけど」

尭深「うん、おいしいと思う。乳製品とお茶の相性はいいからね、これもなおさらじゃないかな」

京太郎「アイスとも合いますもんね」

尭深「うんうん、そうなんだよね。でも嬉しいなぁ、京太郎くんのお茶……飲むたびにおいしくなってる」

尭深「よく淹れてるの?」

京太郎「まぁ、時々です。やっぱり紅茶が一番多いので」

尭深「それでも、おいしくなってる……さすがだね」

京太郎「いえ、まだまだです。いつか先輩のよりおいしく、淹れられるようになりたいですし」

尭深「そっかぁ……じゃあそうなったら、私のお茶はいつも、京太郎くんにお願いしようかな?」ニコォッ

京太郎「――っ!」ドキッ


尭深「……なーんてね。これも、冗談」

京太郎「お、おどかさないでください……」

尭深「私は淹れるのも好きだからね……それじゃ、京太郎くんのは私が淹れてあげる」

京太郎「そんな、もったいないです」

尭深「いいから……ほら、座って」

京太郎「はい」

尭深「はい、カタラーナ」ムニュ

京太郎「おふっ」

尭深「こーら、変な声ださないの」ムニュムニュ

京太郎「お、おっす!」

京太郎(だって当たっとるんやもん!)

尭深(当ててるんだけどね、反応かわいいから)

尭深「それじゃ、ゆっくり食べててね。淹れてくるから」

京太郎「ご、ごゆっくり……」

京太郎「あぁ、行ってしまわれた……にしても、尭深先輩はなんていうか、世話焼き女房って感じなのかな」

京太郎「いい奥さんになれそうだなぁ……とか言ってるの聞かれたら、怒られそうだ」


尭深(…………ごめん、聞こえてます////)

・尭深好感度+3


電話中……申し訳ない、今日はここまでになるかも
いけそうなら、適当にちょっと進めます
とりあえず、今日はここまでで

明日はまた、同じくらいの時間に予定しています
お疲れさまでした

31スレ目にもなってるのに、そんなミスがあったとは……ありがとうございます

ムービー公開、いましてたら白糸台で大変な目に遭ってたような気がします
まぁ連休明けだと、体育祭が体育祭どころじゃなくなるんすけどね

日誌で処理したいなー、と思ってはいるけど、どうしたものか


エンディング迎えてくれたらちゃんと懐妊させますので、エンディングはよ
では開始

--------------------------------------------------------------

淡「むっすー」

京太郎「口にだすもんじゃないだろ、それは」

淡「あ、やらしーキョータローだ」

京太郎「やらしくねーよ!」

淡「タカミーのおもちでニヤけてたくせに?」

京太郎「」

京太郎「ち、ちげーよ、あれは――」

淡「ふーんだ! いいもん、テルーに言いつけてやる! サキーにもだよ!」

京太郎「なんでその二人が出てくんだよ! あと絶対やめろよ!」

誠子「あ、やめてはほしいんだ……」

尭深「淡ちゃんもやればいいのに……」

誠子「こら、後輩を悪の道に誘わない」

京太郎「はぁ……もういいから、勉強の続きすんぞ」

淡「……ご褒美」

京太郎「あん?」

淡「ただ勉強するだけじゃつまんなーい! ごほーびちょうだい!」

京太郎「さっきカタラーナ食ったばっかだろうが」

淡「お菓子じゃないよ! テルーじゃないんだから!」

京太郎「お前は照さんをなんだと思ってんだ……」

誠子「……だいたい合ってない?」

尭深「京太郎くんの中では、宮永先輩が神格化されてるよね」

淡「もっと甘いのがいいの!」

京太郎「やっぱお菓子じゃねーか……」

淡「じゃなくて! その……こう……トローンとした……っていうか……」ボソボソ

京太郎「? チョコか?」

淡「そうじゃないっ! あーもうっ、いいよ! もう知らなーい!」ゴローン

京太郎「……はぁ、あのなぁ? わがまま言うなって、遊ぶのは午後からできるし、いまは勉強しとかねーと」

淡「もう十分でしょー!」

京太郎「お前は高二のテストを甘くみてるぞ……それに、万が一ってのもある。インハイチャンプが赤点とか、かなりカッコ悪いぞ?」

淡「う……そ、そんなのキョータローもでしょ!」

京太郎「俺は赤点なんて取らない」

淡「うぐぐっ……」

京太郎「まぁそれはともかく、ちょっと集中すりゃ、遊べるんだぞ?」

淡「うぅぅぅ……」

京太郎「もう二時間ほどだし、頑張ろうぜ」

淡「う、うぅ……や、やなもんは、やだもん……」ブー

京太郎(なんでこんなダダこねてんだ……?)


尭深「……京太郎くん、ちょっと」オイデオイデ

京太郎「はい?」

誠子「ほら、淡と会うのって、インハイ以来でしょ?」

京太郎「んと……そうですね」

尭深「その間、あんまり連絡もしてくれないしって、拗ねてるんだよ、淡ちゃんは」

京太郎「……すいません」

誠子「いや、悪いわけじゃないんだけどね。連絡ない人なんて、それこそほとんどだろうし」

京太郎「」

尭深「大丈夫、責めてるんじゃないから」

京太郎「ほんとですかぁっ!?」

誠子「ほんとほんと。で――その上で言うのは申し訳ないんだけど、淡にちょーっと優しくしてやってくれないかなって」

尭深「京太郎くんがいないときは、ちゃんと聞いてくれるんだけどね……本人がいると、やっぱり構ってもらいたいみたいだし」

京太郎「……はぁ、子供ですか、あいつは」

誠子「子供だよ。高校生だよ?」

京太郎「俺もなんですが、それは……いや、まぁわかりましたけど」

尭深「それじゃ、よろしくね」


京太郎「…………淡」

淡「なに」

京太郎「えーっとだな……」

>行動選択
1 寄り添う
2 髪を梳く
3 二人羽織、羽織なしver

安価↓2


>二人羽織

京太郎(優しく、優しく……って、どうすりゃいいんだ?)

淡「なにさ」

京太郎「いや、えっと……」

京太郎「…………勉強、するか」

淡「やだって言って――」

京太郎「だめだ、無理にでもしてもらうぞ」スッ

淡「へ――やっ、ちょっ、なにしっっ……」

京太郎「よい……しょっと」ギュッ

淡「ひあぁぁっっ!? な、ななっ、なにしてんのっ、バカーッ!」カァァァッ

京太郎「二人羽織」

淡「なんも羽織ってないじゃん!」

京太郎「こうでもしねーと、お前が机に向かわないからだ」

淡「む、向かうから! わかったから、離れてっ」グイグイ

京太郎「だが断る」ギュッ

淡「ヒゥッ」

京太郎「…………悪かったな」

淡「ふぇ……?」

京太郎「別に、その……ほっといたつもりじゃねーんだけど……それに、会った早々、勉強ばっかさせて……」

淡「…………」

京太郎「お前のため――ってのは言い訳だよな。ただ、こうでもしないと、淡になんもできないんじゃないかって、俺が思ってんだ、たぶん」

淡「…………そんなこと、ないけど……」

京太郎「こっちにいたときから、ご飯作ったりお菓子作ったり、あと勉強見たり――ってのが、お前にしてやれたことだからな」

京太郎「麻雀はお前のほうが強かったから、なおさらだよな……こうやって、いいところ見せておきたいって思ってたのかもしれない」

淡「…………んー」

京太郎「ごめんな、俺の見栄に付き合わせて」

淡「…………んーん、別にいい」

京太郎「勉強、もうやめるか?」

淡「…………あとで、ちょっとやるよ」

淡「けど……もうちょっとだけ、こうしてて」

京太郎「痛くないか?」

淡「うん……あったかい」

京太郎「春だからな」

淡「いまハルー関係ないでしょ!」

京太郎「そっちのじゃねーよ!」

淡「まったくさー、すーぐ別の女の子の話すんだもん。せっかくいい感じだったのに……」

京太郎「だから違うって……あー、もういい。なんも言わねぇよ」ギュッ

淡「……っ……」

京太郎「…………ごめん」

淡「…………うん、私も」



尭深「やったね」

誠子「……こっちが恥ずかしい」

尭深「淡ちゃんも、難しい年頃だからね、仕方ないよ」

誠子「尭深はあれなの、淡のお母さんかなにかなの?」

尭深「お姉ちゃんがいいなーって」

誠子「……妹の好きな子に手はださないようにね」

尭深「姉妹で同じ人好きになってもおかしくなくない?」

誠子「そうなの?」

尭深「うーん、どうだろ……まぁそのうち、そうなるかも」

誠子「あ、そ……ねぇ、あれ羨ましくない?」

尭深「しい」

誠子「あとでやってもらおっか」

尭深「ん、賛成」


京太郎「……そろそろいいか?」

淡「ん……むにゃ……」スースー

京太郎「寝てんじゃねぇよ!」


・淡好感度+3


淡「ぃよーっし! 充電完了だよ!」

京太郎「……あー、充電か、なるほど……」

淡「なに?」

京太郎「いえ、別に」

尭深「まぁ終わったならなにより」

誠子「それじゃ、淡はそこで勉強ね」

淡「へ? キョータローに見ててもらうんだけど……」

尭深「時間切れです」

誠子「っていうか、淡が寝てる間、こっちは真面目に勉強してたんだから……こっちの解説してもらわないと」

淡「先輩のおーぼー反対!」

京太郎「いや、横暴でもないだろ……ちょっとだけな。すぐ戻ってくるから」ポンポン

淡「むぅー……ちょっとだけだよ?」

京太郎「はいはい、ちょっとだけな」

淡「いーよ、いってらっしゃーい」


誠子「すごいね」

尭深「見せていただきました、悪質なジゴロテクニック」

京太郎「人聞き悪い!」

誠子「いや、実際だよ? あれだけ気難しくなってたのに、もうデレッデレじゃない」

京太郎「いや、根は素直ですし、あいつ」

尭深「これだもんね」

誠子「あっついなぁ……」

京太郎「そういうんじゃないですって」

尭深「……これだもんね」

誠子「さっむいなぁ……」

京太郎(なんかひどいこと言われてるような……)

誠子「ま、いいや。こっちの面倒もよろしくね」

尭深「一人だけお世話するの不公平だし」

京太郎「……先輩たちが言ったんですよね?」

誠子「へー、言わなかったらほっといたんだ」

尭深「淡ちゃん、かわいそう……」

京太郎「……いえ、気にはしてましたけど」

誠子「じゃ、私たちも気にしてね」

尭深「そういうことだね」

京太郎「はぁ……まぁ、きちんとお相手する予定ではいましたけど」

誠子「お、頼もしいねー」

尭深「じゃ、まずは答え合わせかな?」

京太郎「はいはいっと――」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功
安価↓1


この世のすべては妖怪のしわざ

>成功
・執事+1


京太郎「うん、おおむねオッケーです。お二人はさすがですね」

誠子「そりゃどーも」

尭深「なんだか、おざなりじゃないかな?」

京太郎「そんなことないですよ?」

尭深「じゃあ淡ちゃんだけ特別なんだ」

誠子「妬けるねー」

京太郎「もうそれでいいですよ、はぁ……」

誠子「それはそれで物足りないよね」

尭深「これでも、私たちだってあんまり話せないまま、何ヶ月も待ってたんだよ? もっと構ってほしいなー」

京太郎「う……」

誠子「臨海なんて近い場所にいたのにねー」

京太郎「い、色々忙しくて……ほ、ほら! 後輩とかもできて、ね?」

尭深「こっちの一年生も、京太郎くんに会えるの期待してたみたいなんだよね……」

京太郎「」

誠子「あ、そうそう。清澄の一年生はどうかな?」

京太郎「この流れで!? すっげー答えにくいんですけど」

誠子「人数増えたんなら、練習試合とかしようよ」

京太郎「目当ては咲ですか?」

誠子「ちょっとくらいはね。大きな目的は、部員同士の交流だよ」

京太郎(ほんとかな……)

尭深「白糸台、嘘つかない」

誠子「そもそもこっちにはチャンプがいるんだからね」

京太郎「まぁそれもそうか……」

誠子(実際は京太郎くん目当てだけど)

尭深(聞かれてないから答えない……ふふふ、嘘はついてないよ?)

>返事選択
1 やりません
2 確約はできません
3 部長に連絡してください

安価↓2


京太郎「んー……やりません」

誠子「!?」

尭深「……どうして?」

京太郎「というより、できない――ですかね。だってほら、テスト期間ですし」

誠子「」ズコー

尭深「……いや、あの……そのうち、とかね――」

京太郎「あっ、そろそろ淡がやる気なくす頃ですね……ちょっと見てきます、それじゃ!」


誠子「……その発想はなかったなぁ」

尭深「ちょっと意地悪言い過ぎちゃって、疲れたのかな?」

誠子「そうかも……っていうか、よく考えたら私たち、先輩なんだよね」

尭深「淡ちゃんと同じようにするのは、可哀想かな……午後はもうちょっと、優しくしてあげないと」

誠子「そうしよっか」

尭深「京太郎くんは年上に弱いっていうデータもあるし、そういう包容力が大事なんだよ、きっと」

誠子「包容力、ね……」ジー

尭深「……一般論だよ?」

誠子「なに食べたら大きくなるの?」

尭深「……お茶、かなぁ?」

誠子「それ絶対違うと思う」


京太郎「だからお前、寝てんなって!」

淡「あわぁっ!? ね、寝てない、寝てないから!」ジュルッ

京太郎「涎垂らすな!」


・誠子好感度+1


京太郎「――まぁ、一応は今日のノルマ終了、か」

淡「なんとかなるもんだね」

京太郎「偉いえらい」

淡「わっほーい!」

尭深「淡ちゃんはどうしてこんなに勉強嫌いになったんだろう」

京太郎「学生なんて勉強嫌いなもんですよ」

淡「そのとーり!」

誠子「京太郎くんも学生でしょ」

京太郎「俺も別に好きってわけでは……というか、菫さんや照さんは注意しなかったんですか?」

誠子「宮永先輩は別に」

尭深「弘世先輩は、ある程度は。でも基本的に、麻雀以外ではそこまで怒らない人だったかな」

京太郎「誰かがそばで見てたほうがいいと思うんですけど、こいつは」

誠子「それなら――」

京太郎「さて、そろそろお昼にしましょう」

尭深(察するのが早くなってるね……)


京太郎「久々に、ここのキッチンも使いたいですしね。腕が鳴りますよ」

淡「…………あのさー、提案していい?」

京太郎「お、リクエストか? いいぞ」

淡「外食にしない?」

京太郎「」ブワァッ

誠子「えっ!?」

尭深「すっごい泣きだした! だ、大丈夫……?」

京太郎「お、俺の料理、嫌いだったのか……?」ボタボタ

淡「じゃなくて! っていうか泣きすぎだから……」

淡「いまのは、キョータローがずっと頑張ってるから……お昼の準備は楽できるようにってこと、わかった?」

京太郎「淡……」

京太郎「お前がそんな気を遣ってくれるなんて、成長したなぁ!」ダキッ

淡「ぎゃあっ!?」

誠子「すっごいナチュラルにいったんだけど」

尭深「そして淡ちゃんも、突然のことに抵抗できません」

誠子「突然じゃなくてもしないと思う」

尭深「仰る通り」

淡「なに言ってんの、するよっ!」グイッッ

京太郎「おうぅぅぅ……結構、力つえーな、お前……」

淡「い・い・か・ら・離れてぇぇぇっ……ふぅ」

京太郎「けど、そんな気ぃ遣わなくて大丈夫だぞ?」

淡「自分では大丈夫と思ってても、急に倒れることだってあるんだから! 前にテレビで見たもん!」

京太郎「大丈夫だって。新学期の健康診断でも異常なかったし……むしろ、異常なほど健康ですって言われたよ」

誠子「それは正常なのかな……」

尭深「でも淡ちゃんの言うことも、一理あるよね」

京太郎「尭深先輩までっ」

淡「……みんなキョータローを心配してるのっ、いいから言うこと聞いて!」

京太郎「――って言われてもなぁ」


>行動選択
1 大丈夫、俺はお昼を作るぞーっ!
2 ……そう言ってくれるなら、外で食べるか
3 じゃあ、お前が作ってくれよ

安価↓2


京太郎「……じゃあ、お前が作ってくれ」

淡「……………………えっ」

京太郎「あ、一人でじゃないぞ? いいか、絶対一人で作るなよ、絶対だぞっ?」

淡「なにそれ! スッゴイシツレイ!」

誠子「私たちに作ってってことかな」

尭深「うーん、できなくはないけど……いいの? 京太郎くんのよりは、すっごく下手だと思うけど」

京太郎「え……えっ、本当に作ってくれるんですか?」

淡「なに、冗談だったの?」

京太郎「……まぁ、そうだな」

淡「失礼!」

誠子「これ、私たちが料理できないって思われてない?」

尭深「その認識は、改めてほしいなぁ」

京太郎「そ、そういうことでは……ほら、阿知賀で合宿したときとか、手伝っていただきましたし」

誠子「……うちで手伝ったの、淡と弘世先輩だけじゃなかった?」

京太郎「そうでした……」

淡「私は完璧だったよね」

京太郎「……そうだな(野菜洗うとかしかさせてなかったけど)」

尭深「まぁ、簡単なものなら作れるから、お昼はそれにする?」

京太郎「なら、俺もお手伝いしま――」

誠子「もちろん京太郎くんは抜き、当然だよね?」

京太郎「うぃっす」

尭深「で、誰が一番おいしかったか、審査してね」

京太郎「!?」

淡「お、いーねー、おもしろそー!」

誠子「そういうことなら、ちょっと張り合いがあるかな」

京太郎(あかん……なんかやる気になってる……)

尭深「それじゃ、お買い物に行かないと」

京太郎「俺が――」

誠子「なにができるか楽しみにしててほしいし、京太郎くんはちょっと留守番しててね」

京太郎「」

淡「お掃除とかも禁止だから! 私の部屋とか、入らないように! ちなみに鍵はこれね!」

京太郎「渡すなよ!」

淡「と、と、泊まってくとか、絶対だめだから!」カァッ

京太郎「いや、今日で帰るんだってば、俺は」

淡「」

尭深「まぁ大胆な行動はともかく――」

誠子「とりあえず、買い物だね。それじゃ、ちょっとゆっくり休んでなよー」

京太郎「……はぁ、仕方ないか。わかりました」


 大変なことになった、というところでちょい休憩
 20時か21時再開予定で



京太郎「……いや、誠子先輩も手伝ってくださいましたよね、最終日の昼に!」

誠子「んー? あぁ、そういえばご飯洗ったような……」

京太郎「そうです。で、穏乃がサラダ作って――」

尭深「ビーフストロガノフ、だよね」

誠子「あー、そっか。ご飯しか洗ってないようなもんだから、全然記憶になかったよ」

京太郎「ひどい……」


 とかなんとか、やり取りがあったはずです


京太郎「…………暇だな、なにもしないっていうのは」

京太郎「……なにかしたいけど、することないしなぁ」


>行動選択
1 おとなしく待つ
2 淡の部屋でも行くか
3 誠子先輩の部屋は確か――
4 尭深先輩の部屋は知ってる
5 キッチンで調理器具の準備でも
6 寝る

安価↓2


京太郎「麻雀は、先輩たちが帰ってきたときに見られると、色々とな……淡には、一人だけずるいとか言われそうだし」

京太郎「こんなときにネトマがあればなぁ……まぁ封鎖されたものは仕方ないし」

京太郎「……そういえば、尭深先輩の部屋って一回入ったことあったよな」


~タカミーの部屋

京太郎「そうそう、ここだ……って、開いてる!?」

京太郎「………………」

>行動選択
1 入る
2 いいえ、私は遠慮しておきます

安価↓2


京太郎「………………入ろう!」キリッ

京太郎「べ、別にやましい理由じゃないし。先輩の部屋がどういったものか、興味あるだけだし」

京太郎「ということで、失礼しまーす……」


京太郎「前に入ったときと、あんまり変わらないな。あ、急須とお茶葉がある」

京太郎「部屋全体も、なんとなくお茶のいい香りがするな……けど、それに混じってどことなく……」

京太郎「…………いい匂いだ」

京太郎「そりゃそうだよな、女の子の部屋なんだし……」

京太郎「……あのベッドで、前は……マッサージ、したっけか……」

京太郎「………………」


>行動選択
1 思わずベッドにダイブ
2 あれはアルバムかな?

安価↓2


京太郎「いやいやいや! 本人がいないのにベッドとか、それはまずい……ん?」

京太郎「あれは、アルバムかな?」

京太郎「…………まだ、帰ってこないよな、たぶん」

京太郎「……アルバム見るだけなんで、許してください!」


京太郎「おお! これは……入学当時の先輩か……でけぇ」ゴクリ

京太郎「あ、中学のときのもちょっとあるんだな……こっちもでかい……」

京太郎「それ以前のは、さすがに持ってきてないか……」

京太郎「それにしても、先輩はわりと童顔だけど……一年のときとか、中学のときはすげー初々しいな」

「それはどうも」

京太郎「……ほとんど麻雀してる写真だな」

「麻雀部だからね」

京太郎「それに、あんまりメインでは写ってない」

「写真、苦手で……」

京太郎「けど、引っ込み思案とかではないよな。みんなと遊びに行ってるっぽいのもある」

京太郎「こっちは山、これは……買い物? ご飯かな……」

京太郎「――っっ!? こ、れは……水着! しかもプライベートッ……」

京太郎「…………すげぇ。超お宝だ」

「欲しかったらあげようか?」

京太郎「マジすかぁっ!?」

京太郎「………………えっ」

尭深「ただいま」ニコッ

京太郎「」


>行動選択
1 土下座
2 部屋に入ったことを詫びる
3 アルバム見たことを詫びる

安価↓2


>土下座ァ!


京太郎「すいませんでしたぁ!」ドゲザァッ

尭深「はぁ……謝るなら、最初からしないの」

京太郎「うっ……はい、すいません」

尭深「立っていいよ」

京太郎「い、いえ、そんな……」

尭深「いいから、立ちなさい」

京太郎「はい!」ビクッ

尭深「…………男の子が、簡単に頭下げないの」

京太郎「すいませんでした……」

尭深「それはわかったから……それで、どうして入ったの?」

京太郎「……なんとなく、です……」

尭深「ふぅん……そっかぁ」

京太郎「もう、しません……」

尭深「そうだね。私も、なんとなくで入られるのは、あんまり嬉しくないから」

京太郎「はい……」

尭深「写真、欲しい?」

京太郎「えっ……い、いえ、そんな……」

尭深「いらないの?」

京太郎「……そ、そういうわけでは……」

尭深「欲しいの?」

京太郎「っ……すいません、すげー欲しいです」

尭深「ふぅん……」

京太郎(罠だった!)

尭深「変態」

京太郎「」


尭深「…………ふふっ、冗談だよ」

京太郎「えっ」

尭深「えーっとね……うーん、これはダメ、これは……あ、これかな」

尭深「はい、どうぞ。これだったら、私一人だからいいよ。このときの水着、結構地味だけどね」

京太郎「いや、そんな……」

尭深「欲しいんだよね?」

京太郎「欲し、い……です……いいんですか?」

尭深「いいよ。大事にしてね」ハイ

京太郎「っっ……ありがとう、ございますっ……」

尭深「お部屋、入ってよかったね?」

京太郎「っ……本当に、すいません……二度と、勝手には入りません……」

尭深「……入るのはいいよ。でも、目的を持って入ってね」

京太郎「……目的?」

尭深「掃除でも、アルバムでも、ベッドでも……まぁ、そのほかにもね。なんとなくって言われると、誰でもよかったのかなって思うし」

京太郎「そういうわけじゃ――」

尭深「まぁ今回は、アルバムを見たかった――ということにしとくから」

京太郎「……はい」

尭深「それじゃ、私はお料理の続きに戻るから。ゆっくりしてってね」

京太郎「はい……えっ」

尭深「エプロン、取りに来ただけだから」

京太郎「いや、じゃなくて……ゆっくり?」

尭深「アルバム、見てていいよ。あげるのは、この水着のだけだけどね」

京太郎「いや、でも……勝手に――」

尭深「もう知ってるから、勝手じゃないでしょ? いいよ、ゆっくりしてって……ご飯できたら、呼びに来るから」

京太郎「あ、の……えっと……」

尭深「?」

京太郎「おこ……らないん、ですか?」

尭深「怒ってほしいならそうするけど……怒られたからって、失礼なことしたのが、チャラになるわけじゃないよね?」

京太郎「っ……はい」

尭深「なら、怒られないほうがいいよ。それに、そんなに怒ってないから……」

京太郎「そうなんですか?」

尭深「怒ってないとは言ってない」

京太郎「すいませんでした!」

尭深「……とにかく、好きにくつろいでていいよ。お料理、私たちが取っちゃったからヒマだろうし」

尭深「あとで呼びに来るから、ゆっくりしてて。あ、お茶淹れようか?」

京太郎「お、お構いなく……」

尭深「じゃ、ね」パタパタ


京太郎「………………お、ふぅ……」

京太郎「やばい、すげー冷や汗が……」

京太郎「よくわからないけど、怒ってる人から写真もらえてしまった……ともかく、これは大事にしておこう」

京太郎「…………せめてもの罪滅ぼしに、掃除しておくか」


尭深「~♪」

誠子「なに、上機嫌だけど」

淡「タカミー、キョータローいたー?」

尭深「いたよ。寮内歩いてたから、お部屋で休んでてもらってる」

誠子「いいの?」

尭深「うん。二回目だし、見られて困るものもないから」

淡「えー、私はやだー」

尭深「まぁ、そうだよね……せめて部屋に来たかった、とか言ってくれたらなぁ……」フゥ

淡「んー?」

尭深「ううん。まぁ、欲しがってくれただけでも上出来」

誠子「んん?」

尭深「さ、はやく料理しちゃお。京太郎くん、お腹空かせちゃうよ」

誠子「おっと、そうだったね」

淡「ふふふ、私知ってるもんね! 男は肉じゃがに弱いっ……ということで、これだ!」

誠子「最近は本当に便利だよね。この、すき焼きのタレで肉じゃがも簡単だもん」


京太郎「…………やっぱり、すごいな」

京太郎「地味な水着で、これだけのラインを……ふぅ……」

京太郎「しかも、これで一年って……いや、まぁ一年でもすごいのはいるか。誰とは言わないけど」

・尭深好感度+3
・お宝『高1尭深のプライベート水着ショット』入手


部屋を詫びると好感触、アルバムを詫びるとさらに好感触、ベッドに寝るのが実は正解
タカミーは価値観がややずれている、という印象です

----------------------------------------------------------------------------

京太郎「いただきます」

三人『召し上がれ』

京太郎「えっと、俺だけですか?」

誠子「最初に感想もらわないと、安心して食べられないし」

尭深「さっきのことは気にしないで、正確に判断してね」

淡「さっき?」

京太郎「も、もちろんです! それじゃ、さっそく!」

京太郎(……ご飯はさておき、まずはこの卵焼きからだ……)

京太郎「……ん、おいしいですね。だし巻らしい、ふんわりとした口当たりです」

京太郎「こっちの……豚じゃがもおいしいですね」

淡「!? 肉じゃがでしょ!」

京太郎「牛ならそう呼ぶかな。まぁ豚でもおいしいと思うし……あとは鶏肉でも、別の味になるぞ」

淡「そ、そうなんだ……あれー?」

京太郎「ふぅ……味噌汁もおいしいですね。なんていうか、ダシがすごくいいです……ただ、普通のダシとは違うのかな」

京太郎「ちょっと、食べたことない感じですね。おいしいです、とても」

誠子「なるほど――さて、全部食べたわけだけど」

尭深「一番はどれかな? あ、ご飯は洗うのと水調整とよそったの、三人で分担してるからノーカンで」

淡「オカズから選ぶのだー!」

京太郎「……そう来たか、ふむ――」


>返事選択
1 卵焼き
2 豚じゃが
3 味噌汁

安価↓2


>卵焼き

京太郎「定番ですけど――」

淡「」ガタッ

京太郎「卵焼きかな、と……どうした、淡?」

淡「」ズコー

誠子「まぁ、こっちはほっといて――そっかぁ、卵焼きかぁ」

尭深「ふふー、ありがとう、京太郎くん」

京太郎「え、それじゃこれは……」

尭深「うん、私の」

京太郎「そうだったんですか……あ、本当に知らなかったんですよ?」

尭深「わかってる。言ってなかったしね」

誠子「決め手は?」

京太郎「焼き加減といい、ダシといい、よくできてましたから」

誠子「すごいね、プロにここまで言わせるなんて……」

京太郎「いや、アマチュアですよ」

誠子「料亭で働く人は、アマチュアって言わないんだよ……」

京太郎「ただ、味噌汁のほうはすごい気になりましたけどね。たぶん、煮干しとか昆布とか、そういうダシじゃなくて……具の野菜からダシは取ったと思うんですけど――」

京太郎「ほかにも、味を濃くする要因があると思うんです。味噌以外で」

尭深「ふふっ。プロにもわからないなら、誠子のほうが料理上手かもね」

京太郎「じゃあ、これが誠子先輩ですか」

誠子「そういうこと。これは味噌だよ。ただ、使う前に裏漉しして、醸造過程でできた旨味を、溶かしだしやすくしたってだけ」

京太郎「――ああ、なるほど!」

淡「なるほどじゃなーいっ!」

京太郎「どうした。豚じゃがもうまかったぞ」

淡「しょーがないでしょ! 牛肉高かったんだもん!」

誠子「やっぱり味付けが、市販の素だったからじゃないの?」

京太郎「あ、そうなんですか? でも、普通においしかったですよ。というか、淡が料理できたってことに、素直に驚いてます」

淡「ふっふっふ、驚いたかー……って、どういう意味さ!」

京太郎「すまん。けど、意外だったんだ……おいしかったぞ、本当に」

淡「……ほんとに?」

京太郎「料理に関しては嘘は言わない。いい嫁さんになれる」

淡「」

誠子「あらら」

尭深「固まっちゃったね……それじゃ、私たちもいただこうか」

誠子「そだねー。じゃ、いただきまーす」


・尭深好感度+3


まぁ、永水合同練習での初登場時は、そんな印象でもなかったですからね、うん
書いてるうちにキャラが変わって、白糸台在籍辺りから、天然痴女になりつつあった
反省して軌道修正してると、いまのキャラに落ち着いてきた感

ひとまず、本日はここまでです
次の、連休三日目午後は、年明けかな?
皆さん、よいお年を


大晦日とか元日に更新しても、人いないでしょ? いないよね?


ゾロ目気づかなかったよ・・・倍の6になります
好き → 大好き になりますね、尭深も


いるのか……(困惑)

1スレ目立てたのが、2014/01/08だったんだなぁ
今年も頑張ろう、そしてエンディングを迎えよう

14時くらいから、ちょっとやります
人がいなさそうなら、動画配信編でも適当に書きます


淡「いよーっし! 食べ終わった!」

京太郎「元気だな……どうした」

淡「出かけよーよ!」

尭深「お片づけしてからだよ」

誠子「そうだね。そこまでやって、料理だもん」

淡「ぶー」

京太郎「まぁおいしいの作ってくれたし、俺がパパパッとやって終わらせますよ」

淡「やったー!」

誠子「いや、なんか悪いよ……」

尭深「最後までやりきらないと、料理やったって感じがしないしね」

京太郎「いえいえ。作ってくれた人への感謝は、俺も見せておきたいですから」

淡「いーじゃーん! せっかくこう言ってくれてるんだしー」

誠子「ん……まぁ、途中である程度はしておいたから、食べた食器だけだけど……」

尭深「それじゃ、一人だけお手伝いにしよっか?」

淡「…………それなら、いいけど?」

誠子「え、淡やるの?」

淡「まぁ、お手伝いくらいなら……」

京太郎(いや、普通にやるのでも変わらないだろ……)

尭深「私もやりたいなぁ」

誠子「……じゃあ私も」

淡「それじゃ、ジャンケンで勝負!」

誠子「どうぞどうぞではないんだ」

尭深「あれはやりたくないことを押しつける伝統芸だよ」

誠子「それもそっか」

京太郎「…………先にやってますね」

尭深「ダメ」

京太郎「」

淡「キョータローがやったらすぐ終わっちゃうでしょ!」

誠子「ちゃんとパートナーが決まるのを見て、二人でやるんだよ」

京太郎(……時間がもったいないんですが、それは)


>ジャンケン勝負
尭深↓1
誠子↓2
淡↓3

聖なる数字、77、数字の大きいゾロ目、数字の大小順で、大きい人、あるいは聖数かゾロ目の勝利


>尭深

京太郎「それでは、よろしくお願いします。俺が洗いますので、濯いで、乾燥機のほうへ回していただければ」

尭深「うん」

カチャカチャ
京太郎「手際いいですね」

尭深「慣れてるからね」

京太郎「卵もおいしかったですし……料理はよくされるんですか?」

尭深「実家にいた頃はね。ここはすごく楽できちゃうから、結構サボってるけど」

京太郎「はは、そうですね……俺は逆に、実家だとサボっちゃいますね」

尭深「へぇ、そうなんだ。京太郎くんでもサボるんだね」

京太郎「まぁなんというか、キッチンに入れないだけなんですよ。まぁ掃除とかも、してませんけどね」

尭深「どうして?」

京太郎「いや、オフクロが入らせてくれないんですよ。掃除も、オフクロが完璧にやっちゃうんで、やるとこがないっていうか」

尭深「」

京太郎「? どうされました?」

尭深「う、ううん……なんでもないよ?」ニコッ

尭深(……京太郎くんでも、掃除する場所が見つからなくなるなんて……すごいなぁ、京太郎くんのお母さん)

尭深「……お嫁さんになる人、大変だね」

京太郎「うーん、そういうのは気にしないと思いますよ。誰でもいいからって感じで、彼女作れって煽られますし」

尭深「…………ほう」

京太郎「誰でもいいって言っても、そんな簡単にできるわけないですよねぇ、ほんと」

尭深「そうでもないと思うよ?」ギュッ

京太郎「ちょ――」

尭深「あ、ごめんごめん。食器と間違えちゃった」

京太郎「こ、こっちですよ」

尭深「眼鏡、合ってないのかなぁ……あ、そうだ」

尭深「ね、後ろからこう……抱きつくみたいに立って、洗物してくれないかな」

京太郎「」

尭深「で、洗い終わったら渡して? 腕の長さも違うし、できると思うんだけど」

京太郎「い、え……あの、そうすると……俺の腕が、その……たまに、触っちゃったりとか……」モニョモニョ

尭深「?」

京太郎「…………い、いいんですか?」

尭深「うん、そのほうが効率も上がると思うから……お願いします」

京太郎「わ、わかりましたっ」


尭深「どうかな?」

京太郎「柔らかいです」キリッ

尭深「え?」

京太郎「間違えました! やりやすいです!」

京太郎(本当はちょっとやりづらいけど……)

尭深「そう、よかった……それじゃ、このまま続けよ?」

京太郎「はい……」

京太郎(ふおおおおおおお! すっげぇムニムニしてるぅ! 柔らかい、尭深先輩!)ギュッ

尭深(……効果的みたいでよかった。お母さんに感謝しないとね)ニヤニヤ

・尭深好感度+2


~町へ

京太郎「さて――なにをすればいいのやら」

淡「えーっ、ノープランなの?」

尭深「デートでそれは、嫌われちゃうよ?」

京太郎「そ、そういうときはちゃんと考えますよ」

誠子「予定通りにいかない場合、アドリブ力は普段の行動だよ」

京太郎「はい……」

淡「しょーがないなー。それじゃ、私のとっときのプランを――」

尭深「ここなんてどうかな。お茶の記念館、オープン記念に入場料9割引きだよ」

誠子「釣りでも行く? 春だし、いいのが釣れると思うけど」

京太郎「なんというか……バラバラですね」

尭深「余暇の使い方は、さすがにわかれちゃうかな」

誠子「こういう状況でなければ、皆でやることなんて、ある程度決まってくるもんね」

京太郎「なにするんですか?」

淡「麻雀に決まってるでしょ!」

京太郎「……ああ」

淡「あとは女子会!」

京太郎「女子会ってなにしてるんです?」

尭深「お菓子食べて、おしゃべりするだけだよ」

誠子「女の子だけでね」

京太郎「女子校ですし、当然ですよね」

淡「ふっふっふ、ただの女子会と侮るなかれ! なんと! スミレにテルーも参加してたんだよ!」

京太郎「まぁお菓子なら、照さんは当然だな」

誠子「ひどい認識だね……」

京太郎「菫さんはちょっと意外です。学校では、もっと堅くやってらしたかと」

尭深「部活には厳しいけど、基本的には優しい先輩だよ」

誠子「まぁ話題にするのは、テストの話とか、真面目なのだったかな」

京太郎「菫さんらしいです」

淡「今日はテストの話、禁止!」

京太郎「……むしろやるべきじゃないか? 来週だし」

淡「嫌なことは忘れてたいの!」

京太郎「教えたとこ、テストで忘れてたらさすがに怒るぞ?」

淡「それは嫌なことじゃないしー」

京太郎「ん? どういうことだ?」

淡「あ――べ、別になんでもっ!」カァッ

誠子「……まぁ、あの教わり方ならね」

尭深「嫌なことなわけないよねぇ」

淡「しーっ! しーっ!」

京太郎「忘れないっていうなら、それでいいけど……なら、どうするかな」


>行動選択
1 淡のプランに乗る
2 お茶記念館で茶道体験
3 釣り
4 そういえば、今日は試合があったかな?

安価↓2


京太郎「――ひとまず、ここ入りましょうか」

尭深「えっ、いいの?」

淡「すぐそこにあるからって、適当に選んだでしょ!」

京太郎「ちっげーよ! 尭深先輩が、なんかすげー行きたそうにしてるから……」

尭深「ごめんね。嫌ならいいの、ほかのにしよ?」

京太郎「えっ……い、いや、違いますって! そういうことじゃ――」

尭深「ふぅん……じゃあ、京太郎くんが行きたいんだ?」

京太郎「あ、う……えっと……そう、です」

尭深「お茶、そんなに興味ある?」

京太郎「……尭深先輩に褒めてもらえるようなお茶、淹れたいとは思ってます」

尭深「――――そ、そうなんだ……」

誠子「尭深の負けだねぇ」

尭深「か、勝ちとか負けじゃないと思うけど」

淡「それでー? どうすんの、入るの?」

誠子「いいんじゃない? まぁ尭深には苦しいと思うけど」

尭深「え?」

誠子「茶道体験、なんか着物の着付けもあるみたい。私は楽でよかったなー」

淡「亦野先輩が言うと、負け惜しみっぽくないよねー」

京太郎「お前、失礼なこと言うなよっ」

誠子「失礼だと思うほうが失礼じゃない?」

京太郎「」

誠子「じょーだんだって。ほら、行こう」

淡「うぅ、苦しいのはやだー……」

尭深「大丈夫、そんなに苦しくないよ」

淡「そなのー?」

尭深「うん。慣れとかもあると思うけど」

淡「そっか、なら安心! よーし、イクゾー」

デッデッデデデデッ

・尭深好感度+1


淡「……騙された」グデー

京太郎「大丈夫か?」

誠子「淡は普段から、締めつける服は着ないからねぇ」

尭深「背筋を伸ばして、姿勢よくしてれば楽だよ」

淡「むりー」

京太郎「こら、寝ると着物が皺になる……ってか、こんないい着物貸しだすのに、9割引きで大丈夫なのか?」

尭深「まずは動員数、だろうね。9割引きで一般のお客様を集める、その後はお買い物だけしてもらう」

誠子「お茶好きな人たちは、普段から通ってくれるだろうからね」

京太郎「なるほど……したたかなもんですね」

誠子「東京で店をだすんなら、これくらいはしたほうがいいよ。人が集まれば話題にもなるから、宣伝費だと思えばいいし」

京太郎「ふんふむ……」

尭深「そういえば――前に、日誌かなにかで、話題になってたよね?」

京太郎「なにがですか?」

尭深「京太郎くんのお店」

京太郎「なんか違うっぽいですけど、まぁ合ってますね。俺がお店だすなら、っていうやつですよね」

尭深「和菓子屋を推してたのは、穏乃ちゃんだっけ?」

誠子「実家の職人さんになってほしいのかもね」

京太郎「そういうのは本職の方が、何年も何年も、研鑽するものですし……まぁ、和菓子屋っていうのも浪漫ありますけどね」

淡「じゃあ洋菓子! っていうか、洋菓子以外認めない!」ガバァッ

京太郎「急に元気になったな、お前」

尭深「洋菓子は?」

京太郎「師匠を越えたら考えますよ。53万まで、あと52万以上ありますけどね」

誠子「うん?」

京太郎「いえ、こちらの話です」


淡「っていうか! そもそもお店だすとかより、プロはどうすんの!」

京太郎「は?」

尭深「そうだよね。京太郎くんの実力なら、そっちの道もあるかな」

誠子「淡はそのつもりらしいけど……ほら、せっかく同期チャンプだし、一緒にプロ入りすれば話題にもなるじゃない」

京太郎「プロ……えと、お二人はどう考えてます?」

淡「私はとーぜんプロだよ! テルーとも打てるし!」

京太郎「お前はいいんだよ」

尭深「私は考えてないかな。なれたら楽しいけど、実家のこととかもあるし」

誠子「私もかな。というか、弘世先輩や辻垣内さんほどの人が、プロ入りしないのを見ると、なかなか……」

淡「二人ともつまんなーい」

京太郎「先輩方にも事情があるんだ、それは口だせないだろ」

淡「それはそーだけどー」

尭深「私たちの代だと、荒川さんくらいじゃないかな」

誠子「神代小蒔は、プロまでは難しそうだしね」

京太郎「なんだかんだ、実家でお仕事されてる人が多いかもですね、二年は」

尭深「玄さんたちもそうだったね」

誠子「可能性があるなら、姫松の上重さん、とかだろうね。愛宕さんもいいんだけど、お姉さんと常に比べられる道に入るのは、勇気がいると思う」

京太郎「進路を決めるのも大変ですね」

尭深「私たちは三年だからね。でも、二年の修学旅行では、そんな話を結構したよ」

誠子「そーそ。色んな学校で集まっちゃったからね、ついでで……けど、真剣に考える機会は、いくつあっても損しない」

京太郎「……俺も、もう少し真面目に考えてみます」

淡「プロー」

京太郎「それも含めてってことだ」


京太郎「修学旅行か……タイミング的にはいいかもしれませんね」

誠子「うん――あ、そういえば」

尭深「修学旅行の時期、つまり10月はどこにいるかっていうこと?」

誠子「そう、それ」

京太郎「俺が決めるわけじゃないですし、わかりませんよね……」

淡「……ねー、それ聞きたかったんだけど」

京太郎「ん?」

淡「その、旅行の月……どこか、ここにいたいっていうのは、ある?」

京太郎「学校か?」

淡「それ以外ないでしょ!」

京太郎「いや、行き先とかさ。こっちに来るなら、西にいないとだし。西に旅行したいなら、東にいとかないとだし」

京太郎「まぁ、安価で決めるんだけどな、たぶん。あと同じ行き先の学校選択も安価だと思う」

淡「安価の話はいいから! どこで、誰と一緒に旅行したいの!」

尭深「お、攻めてるね」

誠子「なんて答えるか、これは興味あるなぁ」

京太郎「……別に、どこでも楽しければそれで――」

淡「そういうのなしで!」

京太郎「ぐっ……はぁ、面倒なことを……」


>返事選択
1 本当にどこでもいい
2 どこか学校名を言う
3 上の学年と行きたかった……
4 咲
5 誰かの名前を挙げる

安価↓2


>淡

京太郎「んじゃ、淡と行くか」

淡「じゃあってなに!」ガオー

誠子「まあまあ」ガシッ

尭深「一緒に行こう、なんて照れ臭くて言いにくいでしょ?」ボソボソ

淡「!! なるほど!」

淡「むふー、そういうことなら、そう言えばいいのにぃ」ニヤニヤ

京太郎(なんか変なこと言われたな……?)

京太郎「まぁ、さっきの話に関係してるんだよな」

淡「ふむん?」

京太郎「……進路の話。もしするなら、決めてるやつと話したほうが、色々見えてくるかもしれないだろ?」

尭深「それはあるかな、確かに」

京太郎「あと、逆にどれだけ真面目に考えてるか、確認したいですし」

誠子「あはっ、確かに」

淡「真剣だよ! 私は全タイトルかっさらうから!」

京太郎「……それだけ自分を信じて、進もうって道を決めてるやつとなら、色々話したいからな」

淡「っっ! んっ、んーもー、仕方ないなぁ」ニヤニヤ

京太郎「ま、そうなるかはわからないけどな、結局」

淡「台無し!」

・淡好感度+3


尭深「……自分を信じて、か」

誠子「あれくらいできるなら、どんな道でも進めるって、自信持ってもいいと思うけどなぁ」

尭深「……それを支えてくれる人が必要だって、お母さんは思ってるのかな」

誠子「お母さん?」

尭深「京太郎くんのお母さんの話。お嫁さん探ししてるんだって」

誠子「なにそれ! 面白そう、詳しく聞かせてよっ」

尭深「……内緒だよ?」

誠子「わかってるって」

尭深「宮永先輩とか、弘世先輩に言っちゃだめだよ、絶対にね?」

誠子「……今度こそそれ、言えっていうフリだよね?」


京太郎「……そろそろ、俺たちの番ですね。お茶点てるの」

尭深「京太郎くんは経験者?」

京太郎「えーっと、二回くらいですかね。一回は……っ……たぶん、子供の頃の、だと……」

誠子「私は初めてだなー」

淡「胸苦しい!」

京太郎「直球だな……」

淡「もー、育てるんじゃなかった……」

京太郎「なんてこと言うんだ!」クワッ

淡「……ひくわー」

尭深「そろそろだから、あんまり恥ずかしい盛り上がり方はしないでね?」

京太郎「」スマセン


京太郎「さて――初めてに近い茶道だ。なんとか無事に終わらせよう」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功
安価↓1


>成功

京太郎「まぁこんなもんか」

・執事+2


誠子「ときメモのデート感想みたいに流さないの」

尭深「でも、落ち着いてうまくできてたよね。なにより、動きがすごく柔らかかった」

京太郎「そうですか? ありがとうございます」

淡「私は!」

京太郎「綺麗だったぞ、淡」

淡「ふぇ……」

尭深「うん。言われた通りにできてたね、偉いえらい」

誠子「私が一番、ガサツになっちゃったかもね」

京太郎「そんなことありませんよ。すごく落ち着いてましたし」

誠子「ならいいけど」

尭深「またしてみたかったら、部室でも席作るよ?」

誠子「それはいい……」

淡「き、きききき、綺麗って! なっ、なな、なに言って――」

京太郎「反応おせーよ」


さて――こんなところで、ひとまずは三日目終了地点です
このあとは、長野に帰らないとなので、お別れという流れ
イベント挟むかあっさりか決めてないので、それが決まったら更新します
明日は無理ですが

ではみなさん、今年もよろしくお願いします
お疲れさまでした

おれら「全員ときめかせるぜ!」
イッチ「ちょ……違う、何度でも繰り返せるシステムにしたのにどうしてこうなった……」

イッチのモチベ的にオレの考えすぎだといいんだが……

体調が芳しくなかったのと、そこから復帰したものの、ゴールデンタイム辺りに眠くなる状態だったので……
ようやく戻ってきたので、明日辺りからやります
と、思います

では17:00からってことで

では始めます
みんなも二年前のラーメンには気をつけよう


~T京駅

京太郎「なんかすいません、夕食もご一緒できず」

淡「まったくだよ!」ハフハフ

誠子「淡はなに食べてるの」

尭深「さっき京太郎くんが買ってあげてたよ、屋台の中華まんだね……それはともかく、長野まで帰らなきゃいけないんだから、仕方ないよ」

誠子「そうだね。ま、最終日にギリギリ会えてよかったよ。ね、淡?」

淡「……こっちに泊まっていったらいいのにー」

京太郎「ホテルは今日までしか予約してないし、泊まる場所ないからな……」

尭深「淡ちゃんの部屋は?」

淡「あわぁっ!? なっ、なななっ、なに言っちゃってんのっ!?」

誠子「――まぁ、寮での寝泊まりは部屋があるし、別にいいんだけどね」

京太郎「いいんですか」

誠子「いまさらだよ。まぁ、旅行で来てるだけっていう以上は、ちゃんと帰るのが筋だし、今日のところはおとなしく帰らなきゃ」

京太郎「そうですね……では、今日はお世話になりました」

尭深「なんのお構いもしませんでしたが」

京太郎「昼食ご馳走になっちゃったのに、そうは思えませんよ」

誠子「……で、さっきからなにしてるの?」

京太郎「いえ、こいつが口にいっぱいつけてるんで……」ヒョイヒョイ

淡「んまーい」モグモグ

尭深「そういうとこは、宮永先輩に似なくていいんだけどね……まぁ可愛いからよし」

京太郎「それもどうかと……こういうとこしっかりしねーと、黙ってると美少女とか言われるぞ?」

淡「なにをー! 黙ってなくても美少女でしょうが!」

京太郎「まぁな」

誠子「残念ながらね」

尭深「いつも可愛いよね」

淡「えへへー」

京太郎「ま、次に会うときに、見る影もなく太ってなきゃいいけど」

淡「大丈夫だいじょうぶ、私食べても太らないから」

京太郎「お前は確実に、何人かの方々を敵に回したぞ」

淡「ふぇ?」

尭深「弘世先輩とかかな?」

誠子「誰が聞いてるかわからないよ、尭深」

淡「ま、平気へーき。キョータローが守ってくれるもーん!」ダキッ

京太郎「おふっ……こら、ひっつくな。そろそろ行くんだから」


淡「……絶対、帰んなきゃだめ?」

京太郎「……悪いな」

淡「……ごめん、わがまま言いそうになった」

京太郎「いまさらだっての」

尭深「さて、ここで耳寄りな情報が」

誠子「尭深はその役回りでいいの……?」

尭深「実は結構気に入ってます、このポジション♪ 隙あらば油揚げをかっさらう準備もしてるしね」

誠子「計算高いなー」

淡「耳寄り情報ってー?」

尭深「先月末、ここで同じように長野に向かおうとした学生さんが、見送りの女性にキスされています」

京太郎「ぶっっ!!」

誠子「……へー」

京太郎「やめて! そんな目で見ないでください!」

淡「えっ? えっ?」

尭深「ほら淡ちゃん、チュッてしてあげたら?」

淡「……ふぇええぇぇえっっっ!?」/////

京太郎「た、尭深先輩、そういうのは……」

尭深「……やんないなら、私がしておくけど?」ボソッ

淡「っっ……タカミー、本気?」

尭深「同じメガネキャラとして、負けられないかなって」

誠子「……え、辻垣内さんなの?」

尭深「永水の狩宿さんだよ」

誠子「ああ……いや、納得するのもどうかなって思うけどね、うん」

淡「う、うううう……」

尭深「やめとく? なら私が――」

淡「ま、待って!」

京太郎「………………」


>行動選択
1 なりゆきに任せよう
2 淡にして、すぐ逃げよう
3 尭深先輩にお仕置きだ
4 全員にするのが平等院、ほっぺは挨拶だって言われたし、うん
5 いつの世も争いか……とりあえず、新幹線に乗ってしまおう

安価↓2


京太郎(……淡のやつ、困ってるみたいだし――)

京太郎「……そろそろ新幹線が出るんで、乗っちゃいますね」

誠子「ん? あ、そうだね……それじゃ、また――」

淡「う、うぅぅ……」

尭深「いいの、淡ちゃん?」

京太郎「……おっと、その前に」

淡「うぅぅ……え?」

尭深「あれ?」

京太郎「尭深先輩、あんまり淡をいじめるのはよくないですよ……」チュッ

尭深「んひぅっっ!?」ビクンッ

淡「!?」

誠子「………………なんと、そっちできたかー」

尭深「なっ、にっ……み、みみっ、耳にっっ!?」

京太郎「先輩がやろうとしてたのは、そういうことだって話です」

淡「………………」パクパク

京太郎「こいつはよくも悪くも純粋ですし、それが元で、誰かに張り合おうとすることも多いですから。変なこと言って、困らせてやんないでください」

尭深「はっ、うっ……あ、つっ……」モジッ

京太郎「わかりましたか?」チュッ

尭深「くひんっ!」ピクンッ

淡「…………ぁっ……な、なにしてんのキョータロー!」ゲシィッ

京太郎「いてぇっっ!」

誠子「……まぁ、二回目のは不必要なやつだったよね」

尭深「は、ふっ……ご、めん……淡ちゃん……」ビクビクッ

淡「タカミー! 大丈夫っ!?」

尭深「う、ん……ちょ、ちょっと驚いただけ……」

京太郎「……すいません、俺もちょっとやりすぎたかもしれません」

尭深「ううん……私が言いだしたことだから、これでよかったと思う……」

尭深「………………わりとよかったし」ボソッ

淡「え?」

尭深「なんでもない……」カァッ

誠子(……聞かなかったことにしよう)

京太郎「その……お叱りとかは、また次に会ったときにってことで……」

尭深「気にしなくてもいいんだけど……そう言ってくれるなら、そうするね」

京太郎「はい……では、これで失礼します」


誠子「いやー、すごいお土産もらっちゃったね」

淡「……ずるい! いや、ずるいっていうか、なんなのキョータロー!」

尭深「淡ちゃんが困ってるように見えたから、助けてくれたんだよ」

淡「自分がしたかっただけでしょー、絶対!」

誠子「怒るならスッとやっちゃえばよかったのに、ほっぺくらい」

淡「くらいじゃないよ! 唇つけるんだよ!? チューだよ!?」

誠子「わ、わかったから……声大きいってっ……」

尭深「はぁ……まだ耳が……熱い、ような……」チョンッ

尭深「…………っっ……」ビクッ

淡「うぅぅっっ、タカミーがおかしくなっちゃってるぅ……」

誠子「いつも通りだよ、一応……はいはい、私らも早く戻ろう」

淡「っっ……キョータロー! すぐ来なさいっ、絶対だからねー! あと、こっちにこれなくても、夏の全国は絶対来ることー!」


京太郎「……へいへい、わかってるって」


・尭深好感度+3


~あっという間に長野駅

京太郎「あー、着いたぁ……降りる準備しとくかなー」

京太郎「そういや、さっきメールが来てたな……迎えにくるとかなんとか」

京太郎「半分寝ちまってたんだけど……誰からだったかな?」

>清澄から一人選択
安価↓2


>久

京太郎「――って、部長からじゃねえか!」

京太郎「あわわわ、メール返事してねぇよ……なんて返すか」


>返事選択
1 もう夜ですし、無理しないでください
2 嬉しいです
3 すいません、寝てました

安価↓2


>ゾロ目

京太郎「――嬉しいです、と」


~駅到着

京太郎「さて、部長は――と」

久「………………ここ」

京太郎「うおっっ!?」

久「帰ってきて一言目が、それ?」

京太郎「……た、ただいま戻りました、部長」

久「はい、お帰りなさい」

京太郎「あの……ありがとうございます、わざわざこんなとこまで」

久「……別に、ヒマだったし。ほら、みんな試験勉強だけど、京太郎の問題集やってたら、私が見ることも、あんまりなくって……」

京太郎「それでもですよ。誰もいないのと、誰かがいるのでは、天と地ほどの差があります」

久「なによ……そんなの、誰かがいればいいんでしょ?」

京太郎「誰かがいるのと、部長がいるのとでは、月とスッポンですよ」

久「……ふふっ、そう?」

京太郎「はい」

久「私がスッポン?」

京太郎「月に決まってるじゃないですか」

久「はいはい、お世辞ありがと」

京太郎「…………お世辞とかじゃなく、部長は……それくらい、綺麗です」

久「――――」

京太郎「俺はそう思ってます……だから、いまはすげー嬉しいです」

久「…………あ、そ」

京太郎「だから、心配もしてました。かなり遅くなったんで、一人でいたらどうしようかって……」

久「一人だけど?」

京太郎「無事でなによりです」

久「ほら、あそこ……喫茶店できたの、知らなかった?」

京太郎「そういえば……ここ通るときは閉まってましたから」

久「ちゃーんと、あの中で待ってました。誰かさんの返事を待ちながらねー」

京太郎「う……申し訳ありません」

久「ふふっ、冗談よ。まぁそのメールで、そろそろ着くって教えてくれたから、ちゃんとここで出迎えてあげられたんだけど」

京太郎「重ね重ね、わざわざありがとうございます」

久「いいのよ……私が来たかったんだから。さ、帰りましょ」ギュッ

京太郎「はい――」

久「~♪」


>行動選択
1 荷物持ちますね
2 送っていきますよ
3 ……俺も、あの喫茶店行きたいんですが

安価↓2


京ちゃんの誕生日のとき、淡はまだときめきじゃなかった……はず、たぶん
で、今回はときめいてるからこそ……なのかな?(適当)

----------------------------------------------------------

>ゾロ目

京太郎「あの……部長」

久「ん?」

京太郎「俺も……あの喫茶店、寄ってみたいんですけど」

久「……………………ふぅん」ニヤッ

京太郎「……ほ、ほら、その……夕飯、東京で食べそびれちゃいましたし……」

久「へぇ~」

京太郎「……部長は、お食事はもう?」

久「迎えに来る前に、軽くね。お店では、コーヒーだけだったけど」

京太郎「そ、そうですか……」ショボン

久「――もう一杯、コーヒー飲もっかな」

京太郎「えっ」ガバッ

久「コーヒー。もうちょっと飲みたいから、私も寄ろうかなって」

久「京太郎が、女の子の前でガッツリご飯食べるの平気なら、一緒に行ってあげる」

京太郎「も、もちろんです! 三人前くらい食べますよ!」

久「そこまで大食いは求めてないんだけど……ま、いいわ。それじゃ、行きましょ」

京太郎「ありがとうございます! あ、コーヒーはご馳走させていただきますので」

久「そう? じゃ、ケーキも頼んじゃおうかしら」

京太郎「」

久「ふふっ、冗談よ。こんな時間にケーキなんて、太っちゃうじゃない」

京太郎「……部長も気にするんですね、そういうの」

久「女の子は誰でも、いくつでも気にするものよ」

京太郎「気を遣う必要なんて、ないくらいですけど」

久「そう? ありがと……さ、行くわよ」

京太郎「はい!」


・久好感度+13


久「おいしかったわね、結構」

京太郎「よかったんですか? 時間……」

久「う、うるさいわねっ……あんたがおいしそうに食べるからでしょっ」

京太郎「すいませんっ!」

久「……ふふ、でもラッキーだったわね」

京太郎「?」

久「京太郎にあーんされるの、久しぶりだし」

京太郎「あー、東京で……」

久「ねー、そういえばさー」

京太郎「はい?」

久「…………ううん、なんでもない。それじゃ、遅くなっちゃったし、急いで帰りましょ」

京太郎「そうですね。お送りします」

久「……あ、そっか」

京太郎「え?」

久「いえ、その……そうよね、普通はそう考えるわよね」

京太郎「部長?」

久「えっと……迎えに来てね、それから京太郎を送って、家に帰ればいいかなって思ってたのよ」

京太郎「部長はどうされるんですか?」

久「だから……一人で――」

京太郎「いいわけないでしょう」

久「……はい。だけど、荷物が……」

京太郎「喫茶店で十分休みましたし、このくらいなんてことないですよ。さ、行きましょう」キュッ

久「…………はい」キュッ

京太郎「そういえば、部長の家って初めてですね」

久「そうだったかしら」

京太郎「ごりょう――えっと……」

久「ああ――お母さんよ。元は上埜、母の旧姓の竹井に戻ったんだから」

京太郎「お母様は、いらっしゃいますよね?」

久「たぶんねー」

京太郎「…………家の近くまで、のほうがいいですかね?」

久「なにいってんの、送ってもらってお茶も飲まさないで、帰らせないわよ」

久「ちゃーんと、母に挨拶していってね?」

京太郎「う……はい」

久「はい、決まり♪ さ、帰るわよー」


 このあと滅茶苦茶挨拶した――ってことで。
 家での描写とか……いらないよね?


京太郎「……あれ?」

久「ふむ……まだ帰ってないみたいね」

京太郎「いつもこのくらいまで?」

久「たまにね。ま、挨拶させられなかったのは残念だけど、送ってくれてありがと」

京太郎「いえ、部長だけに留守番させるわけにも……」

久「あのね……冷静に考えなさいよ?」

京太郎「はい」

久「この家、いまは誰がいる?」

京太郎「そりゃ、俺と部長――あ」

久「はい、二人っきりです。一人で留守番は危ないけど、一緒に狼を飼うよりはマシじゃないかしら?」

京太郎「そ、そうですね! すいませんっ」

京太郎「それじゃ、外で番してますから!」

久「」


京太郎「……どうしてこうなった」

久「あんたが素直に帰らないからでしょっ!」カチャッ

京太郎「部長、お茶なら俺が!」

久「さすがにお客さんには淹れさせられないわよ……はい、どーぞ。粗茶ですが」

京太郎「恐縮です……」

久「でも困ったわね。することもないし、さっさとお風呂入って、明日の体育祭に備えようと思ったんだけど」

京太郎「えっ」

久「ん? なぁに~、やらしっ……お風呂に反応しちゃった?」

京太郎「いえ、そっちではなく……」

久「」イラッ

京太郎「明日の体育祭って……部長、見に来るつもりですか?」

久「え、だって普段から学校行ってるし……」

京太郎「いえ、放課後ならともかく、授業時間ですよ?」

久「だめかしら……」

京太郎「口うるさい先輩が来たって、みんなに疎まれませんか?」

久「…………マジ? そんな風に思われてるの?」

京太郎「いえ、生徒議会役員の反応は知りませんけど……生徒には人気ありましたよ」

久「そ、そう……」

京太郎「……部長も、そういうの気にするんですね」

久「自分の人気とかじゃなくてね。みんなが楽しくなかったらどうしよう、とかね」

京太郎「そういう声はなかったですよ、どんな行事でも」

久「なら、いいんだけどね……」ゴロン

京太郎「部長、お行儀悪いです」

久「自分の家でどんなかっこしようが、勝手でしょー」

京太郎「いえ……部長、スカートなんで……」

久「っっ!」バッッ

久「み、見た……?」////

京太郎「思いっきり向こう見てるんですけど」

久「むー……見たい?」

京太郎「聞かないでください!」

久「正直に言ったら、見せて……あ・げ・る」フッ

京太郎「っっ!?」ゾワッ

久「ね……どうする?」クスクス

京太郎「お、おお……お、俺、は……」


京太郎(どうする俺! やっちまうかっ、言っちまうか!)

京太郎(いやいや、部長のことだ、きっとからかってるだけだ、そうに違いない!」

久「……声、出てるわよ」

京太郎「シィット!」

久「はぁ……ほんと、男ってバカよねー。こんな布切れ、見てなにが楽しいのかしら」

京太郎「部長だって見られたら恥ずかしいでしょうが!」

久「ま、そりゃね……でも、相手によるものよ?」

久「たとえば……好きな相手だったら、平気だったりするもの」

京太郎「……まぁ、そういうもんだとは思いますよ。たぶん」

久「たぶん?」

京太郎「彼女とかいないですし、見せてもらったことないですし」

久「ああ――ふふっ、正直者め」

久「それじゃ、見たいって言ってくれたら……いまだけ、彼女になって見せてあげるけど?」

京太郎「っっ……だ、だからそういうのは――」

久「あと10秒ね」

京太郎「えっ」

久「9、8、7、6――」

京太郎「カウントはやっ!」

久「5、4、3――」

京太郎「見せてください!!」ドゲザッ

久「ぷっっ……くふっ、どんだけ必死なのっ……」ブルブルブルッ

京太郎「み、見とかないと損かと思いまして……」

久「はぁ……ま、見たい相手くらいには思ってるわけね」

京太郎「……何度も言いますけど、部長は美人ですから」

久「…………あっち、向いてて」

京太郎「えっ」

久「い、一応……見せても大丈夫か、確認するから」

京太郎「」


京太郎(マジかぁぁぁっっっ!? ぶ、部長の、パン――い、いいのか、俺っ!?)

久「っ……よし、大丈夫……い、いいわよっ」

京太郎「はい、失礼します!」グルンッ

久「~~~~~~~~っっ……じゃ、じゃあ、チラッとだけね……」

京太郎「っっ……は、はいっ……」

久「………………」スルスルスル

京太郎「………………っ」ゴクリッ

久「………………っっ」スルッ……スルッ……

京太郎(お……おぉぉぉっっ……)

竹井母「ただいまー! ごめん、遅くなったわ――えっ」

久「えっ」

京太郎「えっ」

竹井母「………………えっ」

久「」

京太郎「」

竹井母「……久、あのね……そういうことなら、メールの一つも――」

久「ち――違うの、お母さんっっっ!!!!!!」

京太郎「違うんですっ、お母様!」

竹井母「いや、違うって……こっちの子、お母様って呼んでるし」

久「あああああああ! 京太郎、ちょっと黙ってらっしゃい!」ガンッ

京太郎「いだいっっ! 横暴っす、部長!」

竹井母「なに、後輩の子? ああ、あの子ね。毎日なにかと話題にしてくる、須賀――」

久「お母さんも黙ってて!」カァァァァッッ

竹井母「あ、はじめましてー。久の母です、いつも娘がお世話になって――」

京太郎「は、はじめましてっ……須賀京太郎です。部長にはいつもお世話になっております……」フカブカー

竹井母「いえいえ。それじゃ、私は二時間ほど外で時間潰してきたほうが――」

久「そういうんじゃないって言ってるでしょおおおおおおおおおお!」


 真っ赤になった部長は新鮮だった(小並感)


~連休最終日終了


このあとは日誌、というか動画配信の反応編になるかと
なんで、選択肢はなしで、書けたら上げます
今日中予定ですが、どうなるかなー


【5月第一連休】

京太郎「さて、今日も日誌を――あ、そうだ」

京太郎「えーっと……福与アナが在籍しておられる某テレビ局にて、個人的に撮影していただいたインタビュー動画が配信されるみたいです」

京太郎「俺もまだ確認はしてないですが、よければご覧になってください」

京太郎「といっても、インタビュー動画なんて、そう面白くもないと思いますが」

京太郎「――これでよし、と。さて、俺も確認してみるか」


『キョウタロウ!』ガバァッ

『俺は監督のことを尊敬していますから。それを支えたいと――』
『キョウタロウ……』

『泣きそうな顔も魅力的ですけど……笑顔のほうが、見ていたいですから。俺の料理で、笑顔に変えてみせます』
『………………』ポー(牝の顔)

『ずっと住んでてもいいのよ?』

『ここで休む? ホテルの部屋にする?』


京太郎「うん、やっぱり普通のことしか言ってなかったな」

京太郎「なんか、多少は編集されてるかな?」

京太郎「誰か見た人がいたら、コメントとかあるんじゃないかな。どうだろ――」

京太郎「……………………」

京太郎「えっ」


『どういうことなの、京ちゃん!』
『これはおかしい。京ちゃんが謎の女にかわいいとか言ってオムレツ作ってた』
『監督が監督があばばばばば』
『ホテルってどういうこと!』
『……私は、信じてるから』
『っていうかなんで夫婦みたいに買い物してるの』
『完全に口説いてたやん』
『あっちもめっちゃ押してたし』
『これは問題になるやろ? なるやんなぁ?』
『私が行ったときは、部屋に一人だったよー』
『そっちはそっちでどういう意味!』
『……お、おお、落ち着きましょ。いまはそんな、あわ、あわわわわ』
『呼んだ?』
『誰も呼んでない。にしても、冷静だな』
『……この人に、おもちがないからでは?』
『あっ』
『納得した』
『なんだ、問題ないじゃないか』
『ちょっと焦ったぞ☆』
『……別に、おもちの有無は関係なくない?』
『大ありだよ!』
『だから落ち着け』


京太郎「」

京太郎「…………えっ?」

京太郎「いや、そんな……口説いてるとか、どこがだ?」

京太郎「普通にかわいいし、そう思ったら言うだろうし……買い物なんて、誰といってもこんな感じだろうし」

京太郎「…………うん、やぱり普通だよな」

京太郎「けど途中で言われてるし――監督になにかあったらまずいな、連盟に確認しておこう」

京太郎「……俺から確認してよかったんだっけ? まぁいいか」


京太郎「……面白いからおkと言われた。それでいいのか、連盟……」

――――――――


~清澄

「SOASOASOASOASOA……」
「冷静に考えよう。この人のおもちでも大丈夫なら、私でも大丈夫、うん大丈夫」
「阿鼻叫喚だじぇ」
「優希、タコスが逆よ」
「逆とかあるんかい……しっかし、これ臨海の監督じゃなかったろうか……」
「……まったく、外人の大人まで誑かすなんてね……まぁ、プロが何人も誑かされてるんだし、いまさらだけど……」
「優希ちゃんも仲間だよ、安心だね!」
「咲ちゃんしっかりするんだじぇ!」
「SOASOASOASOASOASOA……」
「……京太郎、今日は来んほうがええかもしれんぞ(翌日早朝設定)」


~白糸台

「」
「なにこれ」
「……さすがに、予想外かな?」
「こんなの絶対おかしいよ!」
「ま、まぁテレビの報道だし、福与アナだし……」
「多少は編集されてるんじゃないかな?」
「へ、編集っていっても、このセリフとか絶対言ってるでしょ!」
「うぅ、すっごい雰囲気あるけど……まぁ、その……内容は(たぶん)普通のことだろうし……」
「でもホテルって……まさか……」
「あ、うっ……きょ、キョータローのバカ! 不潔! 浮気者ーっ!」
「あのね、淡ちゃん? 浮気っていうのは恋人か夫婦以上の関係で――」
「そっとしといてあげなよ、尭深」


~龍門渕

「あら、こちらの女性は……」
「臨海の監督……アレクサンドラ・ヴィンドハイム」
「臨海かー。去年も春も、強かったよね」
「去年のは、衣に回ってりゃもうちょい粘れたかもな」
「他家の飛びは致し方あるまい……ん? どうした、とーか」
「過去は過去ですわ! 今年の夏こそ、全国制覇ですわー!」
「うむ、もちろんだ!」
「まずは清澄か……」
「今年はあの部長さんいないし、多少は楽かな?」
「油断、禁物……」


~永水

「」「」
「はるる! 霞ー!」
「」
「姫様! お気を確かに!」
「……だから言ったんです、あんな人をどうこう思うなんてどうかしてるって……」
「はっっ! だ、だだ、大丈夫、京太郎は大丈夫……これくらい、普通にする人だから……」
「そ、そうです! きちんと聞いてみれば、普通の褒め言葉と慰め――に、聞こえますし……」
「私もそう思うわだからなにも心配しなくていいと思うのきっとそろそろうちに派遣が決まって――」
「お姉さま、棒読み&句読点なしの話し方になってます!」
「……どうして、皆さんそんなに……」
「まー、京太郎がどんな人柄から、知ってますからー……二人も、そのうちわかるですよー」
「え、私もですか?」
「明星も、少しムッとしてましたからねー」
「そ、そんなことないですしっ」
「誕生日にそれもらって、浮かれてるから……」ボソッ
「べ、別に浮かれてないもんっ」


~宮守組

「……イツ?」
「たぶん、私たちの前の日?」
「これのあとで、素知らぬ顔で私たちに会ってたとは……」
「ホテルに行ったときも、普通だったよー」
「まぁ、それはマンションに泊めてもらったんじゃないってことで、むしろ安心する要素かな」
「一応書き込んどこっか。宿泊は、都内の普通のホテルでした、と」
「普通じゃないよー、すっごいおっきいホテルだったよー」
「オオキイ……タカイ……マサカ、キョータロ……」
「……えっ」
「いや、まさか……自分で、予約したんだよね?」
「聞いてない、よー……?」
「い、いやー、教え子にホテル斡旋するとか……別に部屋取るとか、ないよね?」
「な、ないでしょ……は、はは、はははは……」


~阿知賀

「……なにこれ」
「寒い……」
「京太郎くん……」
「……許さぬ」
「あ、憧!? 顔青いよ、大丈夫っ!? 宥さんもそんなに震えて! 玄さん、泣かないでください! 灼さんも、ボウリングの玉はしまってください!」
「おかしいでしょ!? 相手は監督さんでしょ! ハルエとなんて、そんな雰囲気これっぽっちもなかったじゃない!」
「それに赤土先生よりおもちが皆無なのです!」
「が、学校の先生となんて、そういうのはよくないと思うっ……思うん、だけど……」
「――落ち着いて考えてみよ。行動としては、抱きついてるんじゃなくつかれてて、やってることはご飯の買い物行って、ご飯作ってるだけだよね」
「普通ですよねっ」
「そう、普通……発言の内容は糾弾の余地があるけど、京太郎なら言いだしそうなこと……」
「あいつ、灼にこんなこと言ったの!?」クワッ
「いや、私じゃな……でも、似たようなことは、誰かしら言われてない?」
「あっ……」
「うっ……」
「し、知らないっ……」
「ぅ?」
「…………まぁ、そういうことでしょ」
「……んっとに、あのバカッ……」
「ちょっと、安心……かな?」
「な、なのです……でも、こっちに戻って来てくれないと、まだ安心できないよぉ……」
「早く戻って来てほしいなー……なんか、胸の辺り、モヤモヤするし……」グッ


~姫松

「」
「」
「あら~」
「」
「」
「……お二人とも?」
「うそや……うそやああああああああああああ!」
「うそやああああああああああああああ!」
「あちゃ~」
「こここ、こんなんあれやん、捏造やん! さすがマスコミや、よう考えよるで!」
「そそそ、そうやんなぁ! そんなに金髪がええんやったら、真瀬先輩とどうこうなっとるはずやもんな!」
(由子ちゃん、えらいとばっちりや~)
「それになんちゅうても、おもちないし!」ドーン
「せやんな! きょ、京太郎くんは……その……おもち、おっきないと……やもんな!」
「……毎日、めっちゃ見てたもんな」
「う、うん……そやから、私らは自信持ってええ!」
「私らはやれる!」
「私らはすごい!」
(大きさが? 形が? まぁどっちもやけど~、なんちゅーて)
「……でも、さすがにこんなん、ダメージでかいわぁ」
「萎えてる場合ちゃうで、絹ちゃん……これで意気消沈して、臨海が全国かっさらう作戦かもしれんし」
「そ、そうかっ……こうなったら、また全国行って……京太郎くんに、思いださせたる!」
「私らの――」
「私らの……膝枕!」
「そっちかい!」


~千里山

「臨海の……今度は外人かぁ。ほんま、手ぇ早いなぁ」
「落ち着いてる場合ですか、監督。これでどうこうなったら、京太郎くん、あっちに転校してまいそうですよ」
「」
「……泉は死んどるし。監督もこんな風に、京太郎くん誑かせませんのん?」
「うちの家庭潰す気ぃか。するんやったら、絹かヒロにやらせるわ」
「まぁ冗談はさておき――泉、いつまで寝てんねん」
「はっ……あ、ああ、夢ですか……すんません、えらい悪夢を――」
ピッ
『笑顔のほうが、見ていたいですから』
「うわあああああああああああああああ!」
「……まぁ、実際はやってへんやろ。これは童貞の顔や」
「ちょっ……な、生々しいこと言わんといてや、おばちゃん!」
「浩子も案外ウブやな……」
「そ、それに、このあと……その……し、したいうことも……」
「ないない。このアレクサンドラ監督が、えらい押してるだけや。京太郎にその気あったら、もっとそれらしい顔なっとる」
「……ようわかりますね」
「こんなもん経験や、経験。うちの旦那も、当時は――」
「親戚のそんな話聞きたないわあああああああああああ!」


~臨海女子

「ギルティ」
「ギルティ」
「ギルティ」
「では、学校に報告して解任を要求するということで」
「ふふ、まだ懐妊はしてないわよ。なーんて」
「」イラッ
「カメラの前でこんな行動を取るなんて……大人としての良識はないのですかっ」
「学校の評判に関わるよ!」
「ふふん、羨ましいだけでしょ?」
「」イライラッ
「……それは否定しません。ですが監督、これが放送されて困るのは、監督だけではないはずです」
「そーだよ!」
「……きょ、キョウタロウがいいって言ったんだもん」
「イライライラッ」
「口で言ってる!」
「そこを止めるのが大人である監督の役目でしょう!」
「京太郎の行動も軽率ですが、監督はあまりにも見境がない! 京太郎の将来も考えてください!」
「考えての上の行動だけど?」ケロッ
「こ、この人はっ……」
「……だめです、明華。この人はもはや、色に狂った怪物です」
「キョウタロー、信じてるからね……」
(まぁ、実際まだできてないものね……はぁ、あそこでヘタレてなかったら、今頃は……)ガクー
「? なぜか落ち込んでいるようですが……」
「きっとチャンスがあったのに逃したんです。つまり、京太郎はまだフリーです」
「だよね! 信じてた!」
「ネリー……」
「急に元気に……」
「ほ、ほんとだよ! 信じてたもん!」


~臨海側大学

「母校の監督の不祥事、私から謝罪させてもらう」
「これはどっちにも責任あろーもん」
「京太郎くんは、なにも考えずに――というか、相手のことを考えたうえで、こういう発言を簡単にしちゃいますからね」
「発言には責任を持っているんだろうが……もう少し、どういう印象を与えるか考えるべきだな、京太郎は」
「昔はな、もっと真面目な人だったんだ……いったいなにがあって、こうなったんだ……」
「……京太郎のせいやろ?」
「ですよね」
「間違いないな。真面目な人ほど、こうなる傾向にあるんだろう」
「……お前とかか」
「否定はしない」
「開き直っとう、この女」
「はぁ……今頃、永水ではどうなってるか……」


~関西大学組

「」
「こっちでは竜華か……おーい、しっかりしーやー」
「きょ、恭子も目ぇ開けたまま気絶してるのよー」
「やれやれ、京と付き合うとったら、こんくらいなんぼでもあるやろー」
「えっ……ええええええ! 怜ちゃん、京太郎くんと付き合ってのよーっ!?」
「いや、そうやなくて――お?」
「なんやてええええええ!?」ガバッ
「あ、起きた」
「どういうことや園城寺いぃぃぃぃ!」
「こっちもなのよー」
「ん……まぁそのうちなるかもな」
「なん……やて……」
「ほ、ほんまになん……?」
「そら、向こうも好きで、こっちも好きならなると思うけど」
「普通のことなのよー」
「そんなん京太郎くん次第やん!」
「そうや……でもそれは、こっちの監督さんもそやろ?」
「で、でも……京太郎くん、監督さんにこんな……」
「そこやん。だから、付き合うっていうか、一緒にいとったらこんくらいのこと、よう言うてたやろ?」
「えっ……あ、う……うん、まぁ……」
(……あったかな?)
(絹ちゃんとかが言われてそうなのよー。ほら、誕生日とかでー)
(ああ……)
「テレビ局が作ったもんやから、編集してる可能性もあるし、そやなかったとしても、撮ってる人がそういう意味やない思て、動画作ったんやろ」
「……でもこれ、福与アナやで」
「まぁそれはさておき」
(誤魔化した!)
「うちは京の口から聞くまで、勝手に憶測したりはせーへん。二人が思うんは勝手やけど、それで京になんか言うんはお門違いやと思ってる」
「うっ……」
「それは……そう、やけど……」
「せやろ? まぁそういうことで、この動画はただの話題の一つくらいにしといたらええ。以上や」
「怜ちゃん……大人なのよー」
「ガチやったらフルボッコにするけどな」
「お門違いどこいってん!」


~プロ全日本

「」チーン
「」チーン
「」チーン
「」チーン
「33-4」
『なんでや!』
「……想像してたより、大惨事ですね」
「理沙さんは、先日試合でお世話になったばかりですし、なおさら……」
「咏は無事のようだな」
「この人らほどヤワじゃないしねぃ……っていうか、こっちのチャンプは打たれ弱すぎっしょ」
「照にしては意外かな……」
「ま、京太郎くんはこういうの、平気で言うからねー。気にしてるほうが損ってもんよ」
「これが元教師の発言ですってよ」
「……私が呼ばれたノハ、罰ゲームかなにかですカ……?」
「そういうことではないでしょうけど……この監督さんは、こういう方なのですか?」
「いえ、もっと理性的な、冷静な監督でした……ハズ……」
「京太郎が狂わせちゃったか……」
「だろうねぃ」
「そうだよ!」
「京太郎くんはそんなつもりないよねっ、だっておもちないもんね☆」
「その発言の後半は異議ありですが、前半は同意します。京ちゃんは私の運命の人だから」キリッ
「捏造!」
「で、どういうことなのこーこちゃん!」
「ノー編集です、一応。まぁ京ちゃんがそのつもりなら、お泊りしてたと思うけどー?」
「なんで京ちゃんって呼んでるの!」
「え、呼びやすいし……」
「照のせいじゃない? その呼び名広まってるの」
「咲のせいだと思う」
「妹に押し付けなや……」
「妹は大事にせーや、お前……」
「ですが、心配するほど京太郎さんの気持ちは、こちらの監督さんには向いていない、ということですよね?」
「たぶんねー」
「安堵!」
「もちろん信じてた。京ちゃんは私一筋」
「……私一筋でしょ?」
「ひよっこどもは10年早いぞ☆」
「そんなに待ってられないんじゃ……あ、なんでもないです」
「爽、勇気あんねー」
「……次にあった人、それとなく確認しておいてね」
「健夜さんになったら、健夜さんですよ?」
「わ、わかってるよ!」
「しかし……私たちは頭が冷えた頃だからいいですが――」
「ああ、清澄は大変だろうな……」
「靖子ちゃん?」
「見に行きませんからね!」
「大丈夫、私が行く」
「じゃあ、私も行く」
「ではわたくしも」
「いや、いきなり学校押しかけんなや。迷惑やろ」
「問題ない。清澄は明日、体育祭。妹の応援に行くのに不自然はない」
「高校生の体育祭に参観はないやろ、あほ」
「………………」
「………………」
「………………」
「不用意な発言をするな。本気で考えだした人たちがいるぞ」
「え?」
「藤田プロ、照も本気なんで」
「……そ、そうか」
「シロもそうでショウ?」
「……ノーコメント」
「皆で行けばいいではないですか。呉越同舟、旅は道連れと申しますし」
(こ、この女……)
(自分の罪軽くするために、腹黒いやっちゃで……)

 ――その後、選抜メンバーで行くことにしたとか、しなかったとか。

あ、そうか。一昨年になるのか
脳内変換でお願いします(ペッコリン

14時頃からちょっとできればなぁ、と思ってます

ばっちゃのおつかい行くので、14:30でオナシャス


~5月第一週土曜、朝

京太郎「ふぅ、昨夜は大変だった……」

カピー「キュキュ~」

京太郎「ああ、大丈夫だ。なにしろ今日は体育祭だ、頑張ってくるぜ」

須賀母「部長さんのお母様から電話いただいて、恐縮しきりだった私の身にもなりなさい」

京太郎「うぐっ……ごめんなさい」

須賀母「ところで結納の日って勝手に決めてもいい?」

京太郎「まだそんな話になってねえええええええええええ!」

須賀母(……まだ、なんだ)

カピー(咲ちゃんじゃないんですね……あのおさげの人かー、優しいといいなー)


京太郎「……しかし、しばらく離れてたうちに、通学路も色々変わってんなぁ」

京太郎「帰りに誰か誘う、とかいう選択肢ができてもいいと思うんだ、二年目だし」

京太郎「そこんとこどうですかね、皆さん?」


>登校遭遇判定
1優希、3まこ、5久、7和、9咲
2ムロ、4ミカ

安価↓1 コンマ一桁


>久々?のルーラ

京太郎「……ほら。こういうこともあるから、帰りくらいは寄り道したいんだよ」

咲「ふーん」

和「そうですか」

京太郎「……なんか冷たくないか?」

優希「自分の胸に聞いてみるといいじぇ」

京太郎「……いや、昨夜のは仕方ないだろ? 部長が一人で留守番とか、心配だし」

優希「なんの話だじぇ!」

咲「……久さん、そんなこと言ってなかったよね?」

和「はい。いったいなにがあったのか、私、気になります」

京太郎「しまった……っていうか、部長来てんのか?」

咲「邪魔はしないから見てるって言ってたけど……それより、昨日ってなに!」

京太郎「いや、ただ一緒に留守番をしただけ……のはず、たぶん」

和「そもそも、昨夜は遅くに帰ってきたって聞いていますけど。どうして久さんとそんなことになるんですか」

京太郎「ああ、遅い時間なのに迎えに来てくれてさ、駅まで。だから送っていって――」

優希「なん……だと……」

咲「っ……大学生のアドバンテージを、これでもかってくらい使ってくるよね……」

和「親に黙って、夜出歩くわけにもいきませんし……くっ」

京太郎(話を逸らさないと……)

京太郎「そ、そういえば、それを知らないってことは、なんで機嫌悪かったんだ?」

咲「しらばっくれるの?」

優希「旅行中は随分とお楽しみだったようだじぇ」

京太郎「……もしかして、動画のことか?」

和「……京太郎くんに他意がなかったとしても、あんな睦まじい様子を見せつけられると……あまりいい気はしません」

京太郎「うーん、俺としては普通にしてたつもりなんだけど」

咲「……あれが普通?」

京太郎「……買い物だけに限れば、咲ともあんなだっただろ?」

咲「そうだっけ?」

京太郎「これだからな……」

和「では――」

京太郎「え?」


和「こ、こうやって……いきなり抱きついても平気なんですかっ?」ギュッ

京太郎「!!!??」

京太郎(のどパイきたあああああああああああああああああ!!!!)

優希「の、のどちゃん!? いいいいい、いきなりなにしてるんだじぇ!」

咲「そうだよ! 体操着なんだよっ、だだ、だめだってば!!!」

和「あ、あくまで一例としてですからっ」

京太郎「……ふ、へ……へい、き……だぞ?」デレー

咲「どこが平気なの!」

優希「油断も隙もないエロ犬だじぇ!」

和「…………あの監督さん相手にも、こんなだったんですか?」ジトー

京太郎「え? いや、あの人おもちはないから……あっ」

咲「ふーん」

優希「結局そこか」

和「も、もう……しょうがないですね、許してあげます」ニヘー

京太郎「いや、違うって! 監督には結局抱きつかれてないし! 避けたから! カメラに向かってたってことは、あれ持ってた福与アナに抱きついてたんだよ!」


「……なにやってんの、あいつら」
「もうほっとけ……考えるだけ鬱になる」
「とりあえずあの三人は、俺らの攻略対象キャラにはならないってことだ」
「京太郎もげろ、あと爆発四散しろ」
「オタッシャデー!」


京太郎「――そ、そんなことより! そろそろ集合時間だぞ」

咲「あ、いけないっ」

和「クラスのみんな、もう行ってしまいましたね」

優希「急ぐじぇ!」

久「はーい、頑張ってねー」

京太郎「!?」

咲「なんで教室にいるんですか!」

和「っていうか、なんで制服なんですか……」

久「私服だと違和感ありそうだし。あ、着替えは部室のロッカーに置いてたから。わかった、京太郎?」

京太郎「なぜそれを俺に」

久「べーつーにー?」

優希「……昨夜、ほんとに留守番しただけなんだじぇ?」

久「!? な、なんでそれっ……京太郎!!」ギロッ

京太郎「留守番のことしか言ってません!」

久「そ、そう、それなら――」

和(やっぱりなにかあったんでしょうか……)

咲(追及はしたいけど、とりあえず遅れないように行かないと)

優希(ちっ……仕方ないじぇ)

京太郎「ともかく――部長は見学するなら、あっちの応援スペースに行っててくださいよ」

久「うちの学校、OBOG席まであるものねー。変わってるわ」

咲「ほら、行くよ京ちゃん」

京太郎「っと……よし、お前ら遅れんなよ」

優希「こっちのセリフだじぇ」

和「誰のせいで遅れたと思ってるんですか……」

京太郎(え、俺のせい?)



「我々は――スポーツマンシップに則り、正々堂々闘うことを――」

京太郎「ほっ、間に合った」

咲「午前中はなにするんだっけ」

和「前半は徒競走絡み、後半はその他トラック競技――」

優希「午後からは団体競技と特殊競技、最後はリレーだったじぇ」

京太郎「……俺、なにに出るんだっけ」

咲「なに言ってるの、先月決まったでしょ?」

京太郎「先月、いてねーんだよ!」

和「あっ」

優希「そういえば……ふむ」ペラッ

優希「書いてないじぇ、参加種目」

京太郎「ちくしょおおおおおおおおおおおお!」

「そこうるさい!」

京太郎「すいません!」

咲「静かにしてよね、目立つんだから」

京太郎「す、すまん……けど、どうすりゃいいんだ?」

和「私、運営本部に行って、指示を仰いできます」

京太郎「裏方に徹して、運営の手伝いでもいいんだけど」

優希「そんなわけにいかないじぇ。せっかくの学校行事、ちゃんとクラスに参加してもらうじぇ」

京太郎「……サンキュな」

優希「ふふん、別に京太郎のためじゃねーからな」

(……まぁ、貴重な戦力だしなぁ)
(できれば全種目に参加してほしい)
(でも裏方にも手を借りたい)
(うーんこの万能ぶり)

京太郎「なんか嫌な予感がするのう」

咲「なに言ってんの……ほら、とりあえずクラスの応援席に戻るよ」

和「それじゃ、行ってきますね」

優希「おっと、私は次の種目の準備だったじぇ」


>行動選択
1 クラスの席に戻る
2 本部に指示を仰ぎに行く
3 次の種目の準備を手伝っておく
4 部外者応援席に行ってみる

安価↓2


京太郎「……部長の様子でも見てくるか」

咲「」イラッ

和「そうですかどうぞいってらっしゃい」

優希「……全種目出場させて、自由に動けなくしてやるじぇ」

京太郎「……あの」

咲「ふふ、なんでもないよ。いってらっしゃい♪」

和「そうですよ。私は京太郎くんのために、京太郎くんがどう動けばいいか、聞いてきますから」

優希「重たい道具運んで、選手のために働いてくるじぇ」

京太郎「………………はい」


京太郎「……こっちはこっちで、まだ制服だし」

久「なによー、ほかにもいるでしょ?」

京太郎「そういえば……なんですか、これ」

まこ「卒業された去年の三年生らじゃあ」

京太郎「まこさん……え、全員制服ですよ?」

久「そういう企画なのよ、卒業生の」

まこ「卒業して一ヶ月も経つと、ヒマになるらしゅうての……」ハァ

京太郎「大学って土曜も休みなんですか」

久「あるけど、やってる授業が少ないだけよ」

まこ「――まぁ、こっちは卒業生らのお遊びじゃ、問題はないわい」

京太郎「そうですね」

まこ「問題は――あっちじゃ」

京太郎「部外者――生徒関係者の応援席ですね。家族を呼んだ生徒は少ないはずですけど……」

まこ「………………」

久「……?」

京太郎「」

久「………………えっ」

まこ「呼ばれてくる、だけが関係者とは違うんじゃ……」


>プロから先着三人、大学生から先着二人、全校一・二年から先着一人、選択記入(合計6人)
※照は上記から除外で確定

安価↓1~ 揃うまで


>照、良子、健夜、咏、巴、哩、春
が来ました。監督は考えてなかったけど、まぁ無理でしょう、たぶん

一応、清澄勢との絡みを多くするので、応援者はこの人たちがいるだけ、みたいになるかもですけど
なにかあれば、この人たちで処理します


時間に融通聞かせられそうなプロ、大学生、高校生はともかく、教師は土曜も仕事あるはずなので
ソースは友人

------------------------------------------------------------------------------------

京太郎「……なにしてるんでしょう、あの人たち」

久「照だけは、家族だからわからなくはないわね」

まこ「とりあえず、挨拶に行ってきんさい」

京太郎「!? お、俺がですかっ?」

久「そりゃ、誰が目当てかわかりきってるし……」

京太郎「咲じゃないですかね(すっとぼけ」

まこ「ならそう言うてきてやるわ」

京太郎「すいませんでした!」

まこ「言い逃れしとる場合か……ほれ、ええから行ってこんか!」

京太郎(あ、あれ……? まこさんまで、なんか冷たい……)

久「動画見てからねー、おこなのよ、おこ」

まこ「なっっ……だ、誰がじゃあ! そんなことで怒らんわっ、くだらん!」

京太郎「あー……すいませんでした。勝手に、インタビューで変なこと言ってしまって」

久「そこじゃないでしょ……」

まこ「だから……別に、わしゃあ……」

京太郎「……とりあえず、挨拶に行ってきますね」


>行動選択
1 一人で行こう
2 麻雀関係ですし、部長のまこさんもお願いします
3 なんか怖いんで、部長(久)もついてきてください

安価↓2


「……ねえ、あの人ってプロ麻雀の――」
「すごい、ふくすこのすこやんだ!」
「あっちは戒能良子……」
「日本代表の三尋木プロもいる!」

健夜「……や、やっぱり来なきゃよかった……」

良子「堂々としていればいいんです。私は京太郎の義姉も同然、問題ありません」

咏「そこは私“たち”じゃないのかねぃ」

照「……戒能プロ、お義姉さんと呼んでいいですか?」

良子「だめです」

照「」テルーン

巴「……はるる、なにしてるの?」

春「が、学校は休みだから……巴ちゃんこそ」

巴「休みじゃないでしょ!?」

哩「まーまー、堅いことば言わんと……」


京太郎「あの――」

一同『!!!!』


照「京ちゃん、信じてるから!」ガバァッ

京太郎「おうっ! いきなりなんですかっ、照さん!」

京太郎「っていうかなにしに来たんですか!」

春「京太郎に会いにきた!」  ※春は京ちゃん、京太郎のどっちでも呼ぶ感じになってます、現在

巴「――に、加えて」

哩「面白い動画ば見たけん。どういうことかち思うて、聞きにきよったと」

京太郎「う……えと、皆さんもですか?」

健夜「えっ? えっと、いや、その……そ、そう! 交流戦で佐久と試合だから!」

京太郎「日程違いますけど?」

咏「そもそも、つくばは二部なんだよねぃ」

良子「愛弟子の晴れ舞台を応援しに」キリッ

京太郎(そこは予選のときとかでよかったのでは……)

照「私は咲の応援に」

京太郎「本当ですね?」

照「…………うん」

久「思いっきり目が泳いでるじゃない」

照「余計なこと言わないで、ひ――さ?」

哩「…………は?」

巴「えと……」

久「あっ……やっば」サッ

京太郎「どうしたんですか、隠れなくていいじゃないですか」

春「………………どうして、制服?」

京太郎「え?」

久「~~~~~~~~っっ!」カァァァッ

京太郎「……………………ああ!」

久「ああっ、じゃない!」


哩「ダブり?」

久「……卒業、してます」

巴「京太郎くんの趣味ですか?」

京太郎「人聞き悪いです!」

照「予備があったら貸して、私も着るから」

京太郎「だから違いますからね!?」

健夜「…………」

良子「やめてくださいよ、小鍛治プロ……」

健夜「まだなにも言ってないよ!?」

咏「私ならまだいけそうじゃね? 知らんけど」

春「――で、どうして?」

久「いや、えっと……卒業したクラスメートが、制服で応援に行こう、みたいになって……」

照「……ああ、なるほど」

哩「そういうノリば、わからんことはなか」

巴「……普通は、良識ある人が止めますけどね」

久(こんなとこまで京太郎の応援に来た人たちに言われたくない)

春「……ちなみに、私も制服」

京太郎「ん、そうだな。似合ってるぞ」ナデナデ

春「えへへ」ニコー

照「京ちゃん! 私も――」

京太郎「どう見ても私服ですよ」

照「」テルーン

京太郎「まぁなんにしろ……せっかく来てくださったんですから、ゆっくりしていってください」

健夜「う、うん、そうさせてもらおっかな……」

良子「パンフレットによると、個人賞と団体賞があるようですね。すべて取ってこそチャンピオンですよ、京太郎くん?」

咏「まー、余裕で勝つとこ見せてもらわねーとねぃ」

京太郎「努力します……って言っても、まだ出場種目も決まってないんですけどね」

巴「え、どうして?」

京太郎「決まったの、先月らしいんです」

春「そうなんだ……それじゃ、ここで一緒に応援してよ?」キュッ

京太郎「そういうわけにもなぁ……」


照「あ、あのっ、京ちゃん!」

京太郎「はい?」

照「その、先月……なんだけど……先月いた……り、臨海の……あの……」

京太郎「――大事な人が泣いてるよりは、笑っててほしいのは当然です」

照「」

咏「健夜さん、しっかり!」

健夜「しっかりしてるよ! 咏ちゃんこそ、真っ青だよ!」

良子「だだ、大丈夫ぶぶ……ままま、まだあわ、あわ、あわわ……」

巴「――臨海の監督さんと、そこまで……」

哩「はぁ、終戦か……」

春「きょう、ちゃ……」ウルッ


京太郎「俺にとっては、皆さん全員が大切ですから。監督ももちろん、その一人です」


照「信じてた」テノヒラクルー

良子「当然でしょうね。そんな薄情な男に育てたつもりはありません」

春「わ、私もっ……京太郎が、大事……すごくっ……」

健夜「……よかったね、咏ちゃん」

咏「いや、だから! 健夜さんだって――」

巴「だから言ったじゃないですか、心配するようなことじゃないって」

哩「菫と智葉を押しのけてここまで来て、いまさら……」


久「…………ほんっと、モテるわね、あんた」

京太郎「色んな学校に関わっているのに、一校に肩入れするような発言を公開することになったんで、皆さん怒ってらっしゃるんでしょうね」

久「…………呆れるわね」

京太郎「俺のせいですよ」

久「呆れるのはあんたになんだけどねー」

京太郎「」

 このあとみんなが、知り合いにはメール、さらにそこからメールが拡散され、特別な意図ではなかったと伝わったとかなんとか


・久好感度+2
・まこ好感度+1
・健夜好感度+1
・良子好感度+1
・咏好感度+1
・巴好感度+1
・哩好感度+1
・春好感度+1

 照は固定なので上昇なしで


京太郎(……せっかくだし、誰かとちゃんと話すか?)

>行動選択
1 そろそろ戻らないと
2 照さんは咲のとこに連れていくか
3 健夜さん
4 咏さん
5 良子さん
6 巴さん
7 哩さん
8 春

安価↓2


>春

京太郎「……春」

春「なにっ!」

京太郎「……いや、久しぶりだなって。まぁ全国大会以来だから、一ヶ月ぶりくらいか」

春「うんっ……元気に、してた?」

春「あ、日誌見てたから、それはわかってるけど……あの……」

京太郎「――ああ、してたよ。春は、なにか困ったりしてないか? 後輩とかできて、大変だろうけど」

春「うん、平気……明星や湧も手伝ってくれるから、助かってる」

京太郎「ああ、二人も入学したんだったな。制服、似合うんだろうなぁ……」

春「むー……知らないっ」

京太郎「じょ、冗談だってば……」

春「………………」ツーン

京太郎「………………」

>返事選択
1 制服が可愛いからつい
2 春が可愛いからつい
3 一番似合うのは春だと思ってるけどな

安価↓2


京太郎「一番似合ってるのは、やっぱり春だろうけどな」

春「…………っっ」ピクンッ

京太郎「今日も、制服で来てくれて嬉しかった。懐かしかったしな……ほら、大会だと巫女装束だったし」

京太郎「俺の送った服とかより、やっぱりそういう服のほうが似合うよ」

春「そんなことない!」

京太郎「お、そうか?」

春「その……まだ、外には着て行ってないけど……あの、服……すごく、嬉しかった……」

京太郎「う……やっぱミニは恥ずかしかったか、すまん」

春「そ、そうじゃなくて――」

京太郎「でも、着て出歩いてはいないんだろ?」

春「……外で、着るのは……京太郎と、お出かけするときって……決めてるから」

春「だから……早く、帰ってきてね。待ってる……」

京太郎「春……」

京太郎「……ああ、わかってる」ギュッ

春「ん……」スリスリ


・春好感度+3


なんか春がすごくちょろくなってきちゃった……ときめいたときは、もうちょっと芯のある可愛さを目指したはずなのに、どうしてこうなった
私のせいでした

といったとこで、とりあえず昼の部はこんなとこで
夜はどうしようか、やれそうなら、早めに告知します

お疲れさまでしたー

22:00から、午前中の一競技だけ、判定やってみたいと思います
どんな風にするかはまだ決めてないんですが、まぁお試し感覚で

午前二競技、午後二競技で色々判定、選択
間のお昼は、当然京ちゃんのお弁当の予定だったけど、実家でお母さんが作らないわけないよなぁ?
忘れたことにして持ってくる、あると思います
まぁなんしか判定作ります、たぶん

まーた長くなるなぁ……


京太郎「た、ただいまー」

咲「……おかえり」

和「お疲れさまです」

京太郎「あ、ああ……優希は?」

咲「競技出てるよ、いま走ってる」

京太郎「なにぃっ! おぉーーーーーーいっ! ガンバレ、ゆーーーーーーーーーきーーーーーーーー!!」

優希「」

『2年、片岡選手、急に失速しました……いえ、走る方向を変えましたね』

優希「やめんかっっ!」

京太郎「いたいっ! うおぉぉ……昔のお前なら、ウインクしてピースくらいしてそうなもんなのに……」

優希「いつの話をしてるんだじぇ! 時代は変わる、私もまた、進化し続けてるのだ!」バサァッ

京太郎「……マントつけて走ってたら走りにくいだろうが」


京太郎「――はぁ、なんなんだあいつは」

咲「私のときは、あんなのやめてね」

京太郎「心からのエールなのに……」

和「……私は、構いませんけど」

咲(和ちゃんも、相当だなぁ……)

京太郎「そういや、俺の競技ってどうなった?」

和「はい、とりあえず四競技にはエントリーできています。団体も含めて」

京太郎「お、サンキュ。さすが和、仕事が早い」

和「い、いえ、そんな////」

咲「……あれ? これ、まさに次に始まるやつじゃない?」

和「……え?」

京太郎「なになに――」


>競技選択
1 200m走
2 借り物競争
3 パン食い競争

安価↓2


>パンきゅいちょ


咲「大変! もうあっちに集まってるよ、出場者は!」

和「す、すみません! 急いでくださいっ」

京太郎「俺がのんびりしてたせいだ! 悪い、行ってくる!」


優希「やれやれ、戻ったじぇ……お? あのバカは?」

咲「次の競技に参加だから、いま出かけたとこだよ」

優希「ほうほう……ふむ、ならば私が! 最大級のエールを送ってやるか!」ニヤリ

和「ふふ、ほどほどにしてあげてくださいね。咲さんのお姉さんが、注意しに来ちゃいますよ」

咲「あははっ、そんなことあるわけ――」


「……あ、京太郎」
「どこ! 京ちゃんっっ! がんばってーーーーーーっっ!!」
「京太郎、しっかりやんなーっ!」
「京太郎くん、がんばれー!」
「ここで見守っていますよ」
「あ、こっち見よったと!」
「すごい迷惑そうに……してますけど、笑ってますね、やっぱり」


咲「」

和「…………あの、咲さん」

咲「なにも言わないでっっっ!」カァァッ

優希「……最大級のエールは、やめといてやるか」



京太郎「なにこれ、罰ゲーム?」

「一緒に走る俺たちにとってのな」
「これで俺たちが勝ったら、どんだけ顰蹙買うんだよ」

京太郎「ほう、八百長でもしないと、俺が負けるって言い方だな」

「……勝てるつもりか?」ニヤッ
「なら勝負といくか」
「俺たちの誰かが勝ったら――」

京太郎「勝ったら……?」

『教室でイチャコラすんの禁止な』

京太郎「…………あ、はい」

「代わりにお前が勝ったら、教室でイチャコラするのを認めてやるよ」

京太郎「お前らにそんな権利あんのか……っていうか、イチャコラとかしてねーよ! むしろしてみてーよ!」

「」イラッ
「お前はいま、全国の男子モブを敵に回した」

京太郎「は?」

「全力で潰す――世の男子のためにな」

京太郎「意味がわからん……っていうかさぁ?」

「なんだよ」

京太郎「……パン食い競争で、こんな盛り上がってんのはいいのか?」

「いいじゃん、パン食い競争楽しいだろ?」
「こないだテレビでやってた、ゆるキャラ大運動会でもやってたし」
「ああ、タマホッシーくんな」
「それ言うなら魚心くんだろ、頑張ってたのは!」

京太郎「……まぁ、なんでも、いいんだけどさ」

「はいはい、盛り上がってるとこ悪いけどー」
「両手後ろに回してー」

京太郎「え」

「なにすんだ!?」
「なにこれ、うちの女子ってそういう趣味が……」

「違うし!」
「手ぇ使えないように、軽く縛っとくの」
「引っ張ればほどけるから安全、まぁ絵的な問題ね」

京太郎「……まぁいいか」スッ

「オッケー、それじゃササッと……」
「くっくっく、これで動けまい……こぉんなことされてもぉ?」

「お、おいやめろっ」
「そう言いつつニヤけてんじゃねえ!」
「てめーもだよ!」

京太郎「……イチャついてるって、こういうことじゃねーのか?」

「あ、須賀くんのは、縛る子決まってるから」

京太郎(なんでやねん)


>咲、和、優希、まこから選択
安価↓2


>まこ

京太郎「って、まこさん?」

まこ「うちのクラスの委員じゃけえ……ほれ、手ぇ回さんかい」

京太郎「あ、はい」

まこ「…………くくっ、硬ぅなっとるぞ?」

京太郎「な、なんの話ですか!」

まこ「は? あ、あほ! 緊張しとるっちゅーとるんじゃ! もっと力抜かんか!」

京太郎「お、おっす……」

まこ「………………ほれ、終わりじゃ」

京太郎「どれどれ……あっ」スルッ

まこ「だぁほ! ちょっと強う引っ張るとほどけるんじゃ……ほれ、もう一回」

京太郎「すいません」

まこ「……ま、緊張もほぐれたみたいでよかったわ」

まこ「頑張りんさい、な?」ポンッ

京太郎「ありがとうございます!」

・まこ好感度+2


『さて、各レーンに縛られた男子たちが並びました』

「なんつー言い方すんだ、放送部」
「最悪だな」

『どうでしょうか、解説のゲスト、竹井久さん』

京太郎「ぶっっ!」

久「そうね、ケガにだけは気をつけてほしいと思います」

京太郎(真面目だ……ま、元会長だしな、うん)


和「あ、ああ……京太郎くんが、後ろ手にっ……」ボタボタボタ

咲「窮屈そうにソワソワしてる……ふふっ、なんか可愛い」

優希「まったく、あんなので喜ぶとはな……エロ犬の本領だじぇ」


春「はわっ……きょ、京太郎、あんな格好でっ……」

照「●REC」ジー

巴「照さん、撮れてませんよ。貸してください」キリッ

哩「……巴はそれでよかとか?」ヤヤヒキ

健夜「さ、最近の高校生はすごいことするねっ」カァッ

良子「このくらいはまぁ……さて、私も撮影しておきましょうか」ジー

咏「準備いいねぃ、良子」


久「応援席にる、誰かさんの関係者一同。恥ずかしい振る舞いだけは遠慮してくださいね」

京太郎(……やっぱ罰ゲームだわ)

「それはともかく、次だぜ」
「賭けのこと、忘れんなよ?」
「ちなみにパンは、メロンパン、カレードーナツ、チョココロネ、ホットドッグ、カツサンド――だそうだ」
「形によっては有利不利がある、まずは早く到着するのが有利だぜ」

京太郎「お前ら真剣すぎだろ……ま、俺も色んな人に応援されて、負けるわけにはいかねーけどな!」


>走力執事判定
自動成功、ゾロ目大成功
安価↓1

>食いつき執事判定
自動成功、ゾロ目大成功
安価↓2


>大成功 → 成功

・執事+12

「位置について。ヨーイ……」パァンッ

京太郎「っっ!!」


『おーっと、これは素晴らしいスタート! 2年……えっと、何組でしたっけ?』

久「そのうち忘れるかもですから、伏せておきましょう」

『ともかく須賀選手! そこからグングン加速していく――えっ?』

久「…………速いわね、めちゃくちゃ」


京太郎「うおおおおおおおおおおおおお!」


咲「」

和「す、すごい……」

優希「人間の走りじゃないじぇ」


照「頑張って、京ちゃん!」

春「すごい……かっこいい……」ポー

哩「……速すぎやなかか?」

巴「陸上のインハイで、こういうの見た記憶があります」

良子「チャ、チャンピオンたるものこうでなくては」

咏「……なにがあいつを、そこまで駆り立てるのかねぃ」

健夜「飽くなき闘争心と、勝利への渇望じゃないかな」

一同『それはあんただよ』

健夜「そ、そんなことないよ!」


京太郎(よしっ、あいつらは完全に引き離したっ……あとは!)

京太郎「はっっ!」


『人間離れした滑走からの、華麗なジャンプうううううううううううう!』

久「カレードーナツか、普通ね」

『ただ今入ってきた資料によりますと――どうやら、当たりはメロンパンだったようです』

久「当たり?」

『メロンパンは、普通のメロンパン。しかしチョココロネは口の広いほうが下で、少々咥えにくいようです』

久「へー。まぁコロネのほうは、見てればわかるわね」

『そしてカツサンドは罠です。糸が肉に通してあって、相当取りにくいそうです』

久「うわ、ひっどいわねー」

『ホットドッグは見た目が卑猥、とのことです』

久「……女の子なんだから、もっと慎みなさい」

『仕事ですから……そして須賀選手の口にしたカレーパンは――』

久「もういいわよ。オチが見えたから」


京太郎「!? かっっっ……かれえええええええええええええええ!!!!!」


『カレーですからね』

久「……どのくらい辛いの?」

『C○C○壱番屋の8辛くらいです』

久「……想像つかないわ」

『須賀くんの顔からお察しください』


京太郎「ごほっっ、げほぉっっ!」

京太郎(き、生地が軟くてっ……カレーが、口に流れ込んでくる!!!)


咲「だ、大丈夫かな……」

和「泣いてますね」

優希「タコスの辛さとは別物だじぇ……」


「ふはははは、チャンス到来!」
「メロンパンの俺に隙はなかった」
「カツサンド取れねえええええ!」
「ぐあ! チョコが顔にっ!」


京太郎「ま、負げるがあああああああああああああ!」ゴォッ


『激しいデッドヒート!』

久(……ま、頑張りなさい)


「くそっ、メロンパンで負けてたまるか!」
「ホットドッグ咥えて負けたら、いい恥晒しだぜっ……」

京太郎「俺だって、負けるかっっ……うおおぉぉぉっっっ!」


パンッッ パンッパンッ


京太郎「かっっ……勝ったぁあああああああああああ! ってか辛いっっっ!!!!」

「お疲れ様でしたー。あ、パンは持って帰って食べてくださいねー」

京太郎「マジか!?」

「こちらはサービスのドリンクです。お好きなものをどうぞー」

京太郎「…………コーヒー牛乳で」

「はいどーぞ。一位、おめでとうございまーす」

京太郎「あ、はい……ふぅ。甘味が口に心地いいぜ」

「くそっ、負けた……」
「スタートの出遅れが響いたな……」
「ちなみに、両方大成功ならぶっちぎり勝利」
「両方成功なら、実は2位だったとか」

京太郎「マジかよ……」

「まぁ、お前の勝利は確定だ……残念だがな」
「これからも自由に、教室でイチャつけよ……くそっ」

京太郎「……ああ、そういう機会があればな」

(爆発しろ)


・パン食い競争1位 個人賞ポイント+10 いくつで取れるかは不明


まぁこんな感じで、執事判定と、対象選んでの好感度ボーナスがあって、イベントって感じになる予定
全部考えるのが面倒になると、とたんに手抜き描写になる予定
競技後に労い好感度ボーナスも考えたけど、とりあえず保留で

では、続きは次回でー
お疲れさまでした


あまりの辛さに足が止まった、とお考えください
二人は当たりだったから、ほぼ速度落とさず走っていたのです、きっと

20:00から始める予定です

哩さんに反応させるの忘れてました。なにか忘れてる気がしたのはそれか……

あと、モブ子は仲のいい同学年がいない状況での補助なので、次は本当に、新道寺くらいしか
由暉子は初対面で好きまでいくでしょうし、クラスメートでしょうし
清澄には最初からいません、はい

で、これは一応、咲のガワをお借りしてますので、オリキャラ目立ってもなー、と思ってます
他校でのイベントには少々絡むかもですが、攻略したりエンド作ったりはしません

あ、たしかに
じゃあそれぞれ+1で


京太郎「っしゃあ! 一位取ったぞ!」

咲「京ちゃん、おかえり!」

和「かっこよかったです……」ボタボタボタ

京太郎「ど、どうしたんだ、鼻血か?」

和「ちょ、ちょっと、のぼせただけです……」

優希「あの程度の辛さに負けそうになるとは、だらしないじぇ」

京太郎「いや、サルサソースとかの辛さとは全然違うからな……辛いっていうか、痛いレベル」

咲「次の競技まではちょっと休めるよ、はい」スッ

京太郎「お、サンキュ――」

和「ど、どうぞ……」スッ

京太郎(……自分で使うべきじゃないかな)

優希「ほれ、私の汗が染み込んだタオルだじぇ」

京太郎「いらねーよ!」


>行動選択
1 咲のタオルを取る
2 和のタオルで和の血を拭う
3 優希のタオルを洗濯する

安価↓2


京太郎「……ありがとな」スッ

咲「えへへ」

 ・咲好感度+1

和「むー」

京太郎「和は自分で使ったほうがいい……まだちょっと汚れてるぞ、あごのとこ」

和「ほ、ほんとですかっ!?」

優希「私のは!」

京太郎「お前のは論外だ。いっそ洗濯して返してやろうかと思ったぞ」

優希「なにぃっ!」

京太郎「ま、そんなことより――午前中は、あとなにがあるんだ?」

咲「えっとね、数百メートルハードルでしょ、ペア障害物競走でしょ、それから――」

京太郎「待て! 数百メートルってなんだよ!」

咲「100m以上、1km未満が書かれたカードを引いて、それだけ走って競争するの」

京太郎「……下手したら、100と999で勝負するってことか?」

咲「みたいだね」

京太郎「ひでぇ不公平だな」

咲「世の中生まれたときから不公平なもの、っていうのを教える競技らしいよ」

京太郎「世知辛ぇよ……で、ペア障害物って?」

咲「いくつかの試練をペアで乗り越える障害物競走だよ。どっちが障害を越えるか選んだり、二人で協力したりするの」

京太郎「高校生クイズみたいになってきたな……」

咲「あとはね、SASUGAとミミックボックスと――」

京太郎(筋肉番付のパクりか!)

和「とても高校の体育祭とは思えません」

咲「午後もいっぱいあるしねぇ」

京太郎「よく運営できてんな……」

優希「言ってる間に、そろそろ京太郎の出番だじぇ」

京太郎「なにぃっ!?」

咲「もう、せっかく和ちゃんが決めてきてくれたんだから、見ようよ」

京太郎「わ、悪い……」

和「いえ、大丈夫ですよ」ニコッ

京太郎(天使かな?)

咲「魔王で悪かったね」ニコ

京太郎「」


>参加競技選択
1 数百メートルリレー
2 ペア障害物
3 SASUGA
4 ミミックボックス

安価↓2


~SASUGA

『SASUGA……それは己の筋肉の限界に挑む、アスリートの戦い!』

『今年も鍛え上げられた運動部たちが、各クラス、各チーム、各部を代表し、己の限界を越えんと集いました!』

『まずは、昨年覇者を輩出した、トップオブアスリート、陸上部ーっ!』

『続いては――』


京太郎「……なんで俺、こんなすげーとこにいるんだよ」

京太郎「恨むぞ、和……」


咲「あ、京ちゃんがこっち見てる」

和「さすが京太郎くんです。あの中にいても、まるで見劣りしません……むしろ、魅力が際立っています」キリッ

優希「ふふん、麻雀部の星として盛大に輝いてもらうじぇ」


良子「……高校生の体育祭は、すごい企画を催しますね」

健夜「テレビ局で見たことあるセットなんだけど」

咏「うっは、すげー再現率~」

照「●REC」

巴「照さん、傾いてるじゃないですか!」

哩「ところでさっきの、縛られとうやつ……ディスクに焼いて配ってくれんね?」

春「京太郎、ケガしないでね……」


京太郎「ルールは、と……この雲梯を伝って中間地点まで、中間地点でボルダリングして、そこから最後の龍神池か……」

「くくく、一人運動部ですらないやつが混ざっているな」
「おいおい、文化系クラブはお呼びじゃないぜ?」
「いまさらルールの確認なんてしてるようじゃ、この試練は乗り越えられねーな」

京太郎「……よし、やれるだけはやってみるか」グッ


『おっと、麻雀部の須賀選手、ジャージの上を脱いだーっ!』

『下から現れたのは、なんともおいしそうな筋肉! これは薄い本が厚くなるぞー!』

久「……真面目に実況しなさい。けど、たしかにいい身体してるわ、さすが京太郎」


「っ……は、ハッタリだ、あんな筋肉……」
「ヒューッ! なんて身体だ、まるで鋼みてーだぜ」
「ああ、やつならやるかもしれねぇ……あの陸上部を、今年こそ……」

京太郎「よし、やるか!」パァンッ


>執事能力的判定×3
自動成功、ゾロ目大成功。ゾロ目以外の場合は、それぞれの数字がポイントになります合計150以上を目指しましょう

・雲梯渡り 安価↓1
・ボルダリング(クライミング) 安価↓2
・龍神池 安価↓3


>成功、264ポイント


~雲梯

京太郎「っ……くっ、はっ……」

『軽やか、そしてリズミカルな腕遣い、腰遣いでなんなく雲梯を渡っていく須賀選手! バランスもいいぞ、これはなかなかの速さだ!』

久「……腰は関係なくない?」

京太郎(実況うるせええええええええ!)


健夜「こ、こここ、腰って!」

良子「まぁ、振り子のように揺れますし、多少はね?」

咏「ことさら強調するもんでもねーっしょ」

照「腕の回転が甘い」

巴「それ渡れなくなるんじゃ……」

哩「なんでこれは縛ってやらんのか……」

春「京太郎、がんばれ……がんばれっ……」ギューッ


咲「さっきの柔道部の人より、すっごい速いよ!」

和「やはりSASUGAに推薦してよかったですね、高得点が狙えます」

優希「っていうか……トップいけるんじゃないか?」


『凄まじいタイム! まさかまさかの、昨年陸上部が叩きだした最速レコードを突破だぁっ!』

京太郎「はーっ、はーっ……結構きついけど、まだまだ――」

京太郎「12時間耐久で中華鍋振ってたほうが、まだきついぜっ……」


~ボルダリング

『さぁーっ、ついに辿り着いてしまったそそり立つ壁! 反り返る壁! 麻雀に例えるなら、さながらグランドマスター! これにどう挑む、須賀選手!』

久「ご本人いらっしゃるから、そういうことは……」ヒソッ

『え? いやいや、グランドマスターってあの方ですよ、恵比寿に所属してた小鍛治健夜さん! そんな方がどうしてまた、こんな長野県の一高校に――』


咏「言われてるじゃないっすか、健夜さん!」

良子「ですから、小鍛治プロはやめたほうがいいって……」

健夜「言ってないよね!? っていうか、麻雀に例えなくていいでしょ!」

照「麻雀部だから仕方ないと思います」ジー

巴「バッテリー大丈夫?」

哩「はぁー、これはきつか壁やと……大丈夫やろか」

春「はっ、ふっ……だ、だめっ……見てられないっ……」


咲「……大丈夫かな、これ」

和「完全にネズミ返しですよ、これ」

優希「足場は多めだから、京太郎の忍耐次第だじぇ」


京太郎「壁は結構苦手なんだけど……ま、この次は龍神池だし、ここで握力使い切ってもなんとかなるだろ」

京太郎「ふんっっ! ぐっ、おっっ……くぅっ……」

『さぁ登りだした! 登る! 登る! 先の知れぬ壁を一歩一歩確実に、足場を掴み、体重を支え、頂上を目指すアスリート魂!』

久「……最悪、落ちた場合なんだけど……骨折とかしないでしょうね。ケガとか大丈夫なんでしょうね」

『その辺りはもちろん、毎年の行事ですからね。運営が責任を以て、安全対策を行っております』

久「ならいいけど……」

京太郎「はぁっ、ぐっ……やばい、腕がっ……」ブルブルブル


○○(――頑張って……)


>相手選択
清澄勢、応援勢から一人

安価↓2


>咲さん

咲(――頑張って、京ちゃんっ……)


京太郎「――っっ! くぅっ、うおおぉぉぉぉぉっっっ!」ガシィッッ

『いったあああああああああああ! あわやここまでかと思われたそこから、さらに一歩! 彼の手が、腕が、足が! 足場を蹴り、崖を掴み――いま、登頂に成功ーーーーーーーーー!!!』

久「よくやったわ、京太郎!」ガタッッ


咲「やったっ……」

和「すごいっっ! 京太郎くんすごいですよっ、咲さん!」

優希「……な、なかなかやるもんだじぇ」ポッ

うお、コピペミスった

・咲好感度+2

です


~龍神池

まこ「さて、ようここまで来たな、精鋭ども」

京太郎「……なにやってんですか、まこさん」

まこ「委員じゃ、ちゅうたろ……コホン! さぁ、本丸は目の前。あとはこの池に浮かぶ蓮の葉を飛び、見事城壁に辿り着けば、ゴールじゃ!」

まこ「水の中に完全に落ちん限りは、蓮の葉に掴んだりしてもセーフじゃ。頑張りんさい」

「よぉし、やるぞ!」
「染谷さんの応援だ、これはもらったな!」
「見ててくれよ、まこちゃん!」

京太郎「…………へー」

まこ「む? どうした京太郎」

京太郎「いえ、その……三年の方たちだと思うんですが、人気あるんですね、まこさん」

まこ「そうか……? わしゃ、そういうんに縁はないけえ……」

京太郎「結構鈍いですよね、まこさん」

まこ「」

京太郎「?」

まこ「お……お、お前に言われとうないわあああああああああああ!」ゲシッッ

京太郎「痛い!」


『おっとぉ! なにやら運営と選手が揉めているぞーっ、大丈夫かーっ!?』

久「まこ、なにしてんのよ……」


京太郎「理不尽な仕打ちを受けた……」

まこ「文句言うやつには顛末聞かせちゃるわ……ええから、はよう跳ばんかい!」

京太郎「わ、わかってますって……よっっ!」


『ここまでトップの須賀ァ! さぁ、第一歩の跳躍――おぉーーーっとぉ!』

久「!?」


京太郎「なぁっっ!?」

『引っ掛かったなぁっ! ここの蓮にはいくつか罠があり、乗ると沈んでしまうのだ!』


照「京ちゃん、危ない!」

良子「これはテリブルですね……事前告知はなかったようですが」

咏「っていうか、筋肉番付からた○し城になってだけどねぃ……」

健夜「なつかしいよねー」

巴「えっ」

哩「しっっ!」

春「私も見てました。家に、録画で残ってたので……」

巴「そういえばそうだっけ……って、そんな場合じゃなくて!」

春「大丈夫、京太郎なら――」


京太郎「――くっっ、おらぁっっ!」

『』

久「」


咲「えっ……す、水面を、蹴って跳んだ!?」

和「SOA」

優希「ほほう、聞いたことがあるじぇ。右足が沈む前に左足を動かし、その足が沈む前に逆の足を踏みだせば、理論上は水の上も空中も歩けると――」

和「あくまで理論であって、現実には不可能です!」

咲「で、でも、現に――」

和「あ、あれあ違います! あれは――そう、愛の力です!」


『す、須賀選手、愛の力で池を走っていきます! 驚くべきアスリート根性!』

久「根性じゃなくて愛なんでしょ?」


京太郎「くっそ、チャクラがもたねぇっ……頼む、なんとかこのままっ……」

京太郎「これさえ終われば、午前の部は無事に終わるんだっ……くおぉぉぉぉっっっ!」


『おぉーっと! 疾走する須賀選手の隣で、陸上部が落ちたぁー!』

久「そりゃ驚くでしょうよ、あんなの隣にいたら……」

『そして須賀選手、その陸上部を横目に――いま、ゴールッッッ、インッッッ!』

パァンッッ


・個人賞ポイント+15 (現在25)


京太郎「はぁっ……はぁっ……お、かしい、だろっ……体育祭の、競技じゃ……ねぇっ……」ゼーハー

「お疲れさまでしたー」
「給水と栄養補給のドリンクでーす」

「くそぉっ、今年もだめだったか……」
「けど、陸上部の優勝は阻止できたぜ」
「来年は、妥当麻雀部か……」

京太郎「ら、来年とか……出ねーから、なっ……」ハァッ

京太郎「やっぱ、運動部ってすげーな……息きらしてすらいねーとは……」ゼーゼー

「須賀が速すぎるだけなんだよなぁ……」
「っていうか、最後のアレなんだよ……」

京太郎(あ、そっか……チャクラ練りすぎて、スタミナが……)

京太郎「なんとか、起きれるか……ぐっっ……おわっっ!」フラッ

○○「危ないっ!!」ガシッ


>相手選択
清澄勢から一人

安価↓2


和「危ないっっ!」ガシッッ ムニュンッ

京太郎「!!!!!!」シャキーンッッ

和「だ……大丈夫、ですか?」

京太郎「ああ……助かった、ありがとう」

和「よかった……さ、掴まってください。急がなくていいですから、ゆっくり戻りましょう」

京太郎「そうだな……いや、いいのか?」

和「え?」

京太郎「いや、その……さっきから、すごい……当たってる、というか……触ってる、みたいな……」

和「………………ふふっ」クスッ

京太郎「」ゾクッ

和「……もちろん、構いません。京太郎くんは、立てないくらい疲れてるんですから……いまくらい、私に頼っても仕方ないじゃないですか」

和「私も、京太郎くんを支えられるなら、このくらい気にしません。むしろドンと来いです、ウェルカムです」

京太郎「そ、そっか……それじゃ、お言葉に甘えて」グッッ ムニュゥ

和「んっっ……それでは、ゆっくり歩きますね」


『インタビューの機を逃してしまいましたが……なるほど、あれが愛の力というわけですね』

久「アスリート根性なんでしょっっ!」

『以上、前会長の締めのコメントでした』


照「京ちゃんはあんな脂肪の塊に惑わされたりしない」キリッ

巴「同感です」

咏「年取ったら垂れんだろー? なら、ねーほうがいいじゃんよ」

哩「見苦しかなぁ……」

健夜「ありすぎなくてもいいとは思うけど、それなりにあればいいんじゃないかな」

春「今月、うちに来てくれてたら……うちで、体育祭だったら……今頃、私がっ……」ギューッ

良子「わかりましたから、春……手を放してください、すごく痛いです」


・のどパイ好感度+2


……いまさらだけど、ムロミカ忘れてたね、何度となく


~お昼休み

京太郎「……ふぅ、なんとか回復してきたな」

和「だめですよ。休みに入りましたし、もう少し休んでてください」

咲「京ちゃんのおかげで、団体成績も上位を守れてるからね。功労者はしっかり労ってあげるよー」

優希「ふふふ……というわけで、このタコスを食え!」

京太郎「お前はどこでもタコスだな……」

優希「おう! しかも前半で飛ばすからな……午後は、もうもたないかもしれないじぇ……」グデー

京太郎「俺以上にだらけてんじゃねえ!」

和「ふふっ……ともかく、お昼にしましょう。その……きょ、京太郎くんに食べていただきたくて、頑張ってきましたから」

咲「っっ! わ、私も! 京ちゃんも食べると思って、いっぱい作ってきたから!」

京太郎「お、悪いな。それじゃ俺も、弁当を――お?」

和「どうされました?」

京太郎「げっ……もしかして、忘れちまったか?」

咲「えぇっ!?」

優希「ほう……ならばやはり! 私のタコスも――」

京太郎「いや、それはいい」

優希「なんだとぉっ!」

京太郎「まぁ、ありがたいっちゃありがたいんだが……お前がもたなくても困るからな」

京太郎「どうすっかな、調理室でなんか作るか――」

和「だめです」

咲「そうだよ、ちゃんと休んでおかないと……」

京太郎(動いたほうが回復する、とは言えない状況だ)


~一方その頃

須賀母「まったく、せっかくの母の愛情弁当を忘れるなんて……ねぇ、カピーちゃん?」

カピー「キュキュイッ!(でも応援に来られました!)」

須賀母「そうねぇ。まぁ恥ずかしがるでしょうし、渡したらすぐに帰りましょ。それとも、カピーちゃんだけ残って応援する?」

カピー「キュゥイ?(いいんですか?)」

須賀母「京太郎がいいって言ったらね……さて、あの子はどこにいるのかしら」

須賀母「ん、ちょうどいいわ、あの人に聞いてみましょ――すいませーん!」


>相手選択
応援勢から一人選択

安価↓2


>巴

巴「はい?」

須賀母「すいません、えっと……教育実習生、の方でしょうか?」

巴「い、いえ! 私は在校生の応援に来ている者ですが……」

須賀母「あら、そうでしたか。それなら――グラウンドはどちらか、わかりますでしょうか?」

巴「はい……小母様も、お子さんの応援に来られたご家族様でしょうか?」

須賀母「応援ってわけでもないのだけどね。息子がお弁当を忘れたものだから、届けに」

巴「ふふ、そうでしたか。お優しいんですね」

須賀母「いえいえ、そんな」

巴「グラウンドはこちらですよ、ご案内します」

須賀母「ありがとうございます。すいませんね、学校の方でもないのに、お願いしてしまって」

巴「袖擦り合うも多生の縁と申しますから。どうぞ、こちらです」

…………

……

久「え、それでお弁当なしなの? バカねー」

京太郎「うう、バカです……」

まこ「こら、あんだけ頑張った部員になんちゅうことを……」

ムロ「別に部の対抗ではなかったですけどね」

ミカ「でもムロだって、クラスの応援より声出てたじゃない」

ムロ「ミカもね」

優希「まぁ皆の協力で、京太郎の弁当も充実したし、なによりだじぇ」

和「ああ、相変わらず部長の卵焼きはおいしいですね……」

咲「和ちゃんのサンドイッチも、おいしいよ」

京太郎「お前は率先して食ってんじゃねーよ!」

和「す、すいません、ついっ……」

京太郎「ちがっ……和じゃなくてさ――」

咲「あーあ、ひどいんだー、京ちゃんってばー」

京太郎「てめぇこらぁ!」

咲「なに! 和ちゃんと対応違うんだけど!」

京太郎「……んなことねーよ?」

咲「目、泳ぎすぎ!」

優希「やれやれ、まただじぇ」

ミカ「止めなくていいんですか?」

まこ「ほっときんさい。すぐ治まって、こっちが苛立つだけじゃ」

ムロ「噂の夫婦ゲンカですね」

京太郎「夫婦じゃねーから!」

咲「嫁さん違います!」

久「……飽きないわねー」

??「……あのー、すいませーん」

久「ん?」


……

…………

巴「ここがグラウンド。休憩中の生徒さんは、あっちに固まっているみたいです」

須賀母「これは、クラス別に分かれてるのかしらね?」

巴「かもしれませんけど……部活でわかれている、というパターンもあるみたいです」

須賀母「そうなんですか?」

巴「はい。あそこ――あの辺りは麻雀部さんなんです。学年は違いますけど、集まっていますね」

須賀母「あら、ちょうどよかったわ」

巴「え?」

須賀母「うちの息子も麻雀部なの……あ、もしかして、あなたも麻雀部のお知り合いだったりするのかしら?」

巴「え、そ、それって――あ、はい! 私も……この学校の麻雀部とは、面識があって――」

須賀母「それでしたら、ぜひご一緒なさってください。お弁当作りすぎましたから、よければ」

巴「え、で、でもっ……」

須賀母「若い子が遠慮なんてしないの……あのー、すいませーん」

久「――ん?」クルッ

…………

……


須賀母「あら、部長さん。お久しぶりです、須賀の母です」

久「きょ――す、須賀くんのお母様!」ガタッ

一同『』ガタガタガタッ

京太郎「!?」

須賀母「あら、そんな立たなくて大丈夫ですから。みなさん、座っててね」


ムロ「こ、この方が……」

ミカ「あのパーフェクト執事を生んだ、お母さん……」

まこ「……このメンツだけでよかったわ、まだ」

咲「お姉ちゃんがこっちにいなくてよかったよ……」

和「あの人たちはあの人たちで、集まってますからね」

優希「一同に介したら、間違いなく大荒れだったじぇ……」


久「あの……昨夜は、母が妙な電話を差し上げて……なんとお詫びしてよいか……」

須賀母「ふふ、気にしなくて大丈夫よ。素敵なお母様ね」

久「恐縮です……」

京太郎「っつかなにしにきたんだよ……すげー恥ずかしいんだけど」

須賀母「あんたが弁当忘れたからでしょ!」

京太郎「おぉっ、持ってきてくれたのか! サンキュー、助かった!」

須賀母「はぁ~、まったく……せっかく持ってきたげたのに、恥ずかしいなんて……育て方間違えたかしら」

京太郎「育てられた通りだっつーの」

須賀母「あん?」ギロッ

京太郎「」ビクッ

和「……だめですよ、京太郎くん。お母様がご心配くださったのに、そんな言い方しては」

須賀母「あら、和ちゃん優しいのねぇ」

和「と、とんでもありません……」カァッ

咲「あ、どうぞ座ってください。クッションどうぞ……」

須賀母「ありがとう、咲ちゃん。でもすぐお暇するから……」

優希「あ、の……応援、されてっても……いいんじゃ、ない、ですか……?」

ムロ「優希先輩が敬語!?」

ミカ「……意外と失礼だよね、ムロって」

まこ「なにかご予定がおありですかのう?」

須賀母「そんなところよ。そだ、代わりにカピーちゃんと――」

カピー「キュイ!」

京太郎「カピーまで連れてきたのか……おっと。よしよし、よく来てくれたな」

カピー「キュキュ~イッ!(ご主人様っ、がんばってください!)」

京太郎「ははは、いまは休憩中だぞ」

須賀母「――それと、ここまでご案内くださった方もお連れしたから。きちんと接待なさい」

京太郎「ちょ、なに知らない人に迷惑かけてんだっ……すいません、母が――」

巴「う、ううん、気にしないで……」

京太郎「」


須賀母「聞いてみたら、麻雀部のお知り合いだって言うから」

京太郎「巴さん!?」

須賀母「あら、あんたの知り合いなの」

京太郎「先輩だよ! 鹿児島行ったときに、永水でお世話になったの!」

須賀母「……鹿児島?」

巴「あ、はい……鹿児島県にあります、永水女子の……OG、狩宿巴と申します」

須賀母「狩宿……六仙女の……」

巴「――え?」

須賀母「あ、いえいえ……そうでしたの。親子揃ってお世話になってしまって、ありがとうございました」

巴「いえ、こちらこそっ……京太郎くんには、いつも助けられていました」

須賀母「……しっかりしたお嬢さんね。これからも息子をよろしくお願いします」

巴「――っっ! と、とんでもありません……こちらこそ、よろしくお願いします」

一同『』

京太郎「大袈裟にすんなって……恥ずかしいから」

須賀母「あんたも頭下げなさい!」

京太郎「よろしくお願いしまっす!!!!」フカブカー


・巴好感度+3


このあとは、ちょこっとイベントして、お昼終了
午後競技に続くって感じです

それは次回ってことで
今日はここまでです、お疲れさまでしたー


競技描写、そろそろなにがしたいかわかんなくなってきてます

今日はなしで、一応明日ってことで

のどパイは和本人であり、パイでもある唯一ぬにのもち

姫様を見ても、特に恐れ戦いたりはしません
これが本家の姫様かー、まぁもう関わりないしいっかー、くらいでしょう(たぶん)
可愛い子ね、くらいには思うはずです

夜這いして揉みしだくし、顔埋めまくりだしねぇ……

夕方からの予定でしたが、イラク戦があることを思いだしたので、もうちょい遅い時間帯になると思います
具体的には試合後ってことで
つまんない試合だったら、試合中に始めるかもですが


おまけ
現在の好感度ランキングBEST10

1 和 240

2 シロ 187
2 春 187

4 咲 180

5 久 161

6 巴 157

7 健夜 144

8 アレクサンドラ 138

9 照 129
9 竜華 129


たぶん見落としてはいない、と思います

一応、20:30予定で
もしかしたら21:00なるかもですが

よーし、やってくぞー


須賀母「それじゃ、私はこれで。みなさん、頼りない息子ですが、どうぞよろしくお願いしますね」

京太郎「そういうのいいから!」

須賀母「なに言ってんの。こうでもして好感度上げとかないと、あんた一生独身よ」

京太郎「だから余計なこと言うなって!」


和「……前にお邪魔したときより、京太郎くんがツンツンしてますね」

咲「家と学校じゃ、また違うだろうし」

優希「一生独身、ねぇ……」

久「まずは馬を射よ、か……巴はあれよね、うまくやったみたい」

まこ「やらしい言い方はやめんさい」

ムロ「ミカも顔売っといたら?」

ミカ「そういうムロこそ」

巴(…………私の家を知っているということは、姫様の仰る通り、本当に縁があった家柄なのでしょうか)

久「……一応言っとくけど、冗談よ?」

巴「は? あ、すみません、考え事してて……」

久「ならいいけど」


京太郎「もう帰るんだろ。とりあえず、門まで一緒に行くから」

須賀母「いらないわよ、子供じゃあるまいし」

京太郎「余計なとこに行かれても困るから、監視だよ!」

須賀母「はいはい、わかりました。まったく、昔はあーんなに可愛かったのに……図体ばっかデカくなって」

京太郎「だからそういうことを――ん?」


>相手選択
清澄勢、巴から一人
安価↓2


巴「私も一緒に行きますよ、せっかくですから」

久(しまった!)

咲(出遅れたっ……)

和(二人も申し出たら、遠慮されるでしょうし……そうなると、今後抜け駆けをしにくくなります……)

まこ(これはうまかった、と思うしかないの……)

京太郎「いや、そんな――」

須賀母「なに言ってんの、ここは甘えときなさい。好感度爆上げのチャンスよ」

京太郎「しつけええええええ! あ、すいません、オフクロはちょっと変なこと言うクセがあって……」

須賀母「あぁ?」

京太郎「」スマセン

巴「だめだよ、お母様にそんなこと言ったら。小母様、お荷物はありませんか?」

須賀母「ええ、大丈夫よ。それじゃ、みなさんも午後から、また頑張ってね」

一同『お、お疲れさまでした!』ザッ ペコー

京太郎(……極道みたいになってる)


京太郎「でもどうして急に?」

巴「え……えっと、それは……」

須賀母「あんたと違って、礼儀正しい立派な子だからよ」

京太郎「お、俺だってよそでは気ぃ遣ってるっての!」

須賀母「ふぅん、狩宿さんはよそじゃないと、礼儀正しくないって?」

京太郎「んなこと言ってねえだろおおおおおお!」

須賀母「ふふっ……だそうよ、狩宿さん。よかったわね」

巴「えっ……えっ、あ、あの!」

須賀母「――ま、頑張りなさいな」

巴「///////// は、い……」

京太郎「巴さんはいつも頑張ってるっての。すごい先輩だよ」

須賀母「はいはい、惚気はいいから」

巴「のっっ……」カァッ

京太郎「だからそう言うんじゃ――す、すいません、ほんとっ……」

巴「ううん……あ、の……小母様、それで……先ほど――」

須賀母「……私は、夫の家に嫁いだ身だから、その辺はよくわからないの。なんとなーく、名前を聞いたことあるなーってくらい」

巴「…………はい」

京太郎(なんの話だ……?)

須賀母「ただ――色々と事情があったのは事実。だから狩宿さん、あなたがそういうのを目的にしているなら、悪いけれど……」

巴「そ、そういうのはありません! 事情も、まるで知りませんし……」

須賀母「にしては、色々と知っていそうな口ぶりよね」

京太郎「おい、さっきからなんの話だよ。巴さん、困ってるだろ」

巴「いいの、京太郎くん……あの、すみませんでした。余計なことを……」

須賀母「いえいえ、こちらこそ……あ、それなら代わりに、いいかしら?」

巴「はい、なんなりと」

京太郎「ん? いまなんでもって――」

須賀母「黙ってなさい」

京太郎「」ハイ

巴「……なんでも答えるけどね」

京太郎「え?」

巴「ううん、別に……それで、どうされましたか?」

須賀母「うちの息子、女の子にモテると思う?」

京太郎「!?」

巴「はい」ソクトー

京太郎「!?」


須賀母「へぇ……そうなの?」

京太郎「お世辞に決まってんだろっ」

巴(知らぬは本人ばかり……っていうか、好きでもないのに、デート誘われて行くわけないでしょう……)

須賀母「背が高い以外、別に取柄もないのにねぇ……」

京太郎「余計なお世話だ!」

巴(……ハードル高いなぁ。あれで取柄ないって言われたら、私なんて……ううん、だめ! 落ち込んでちゃ、なにもできないじゃない……)

須賀母「どういうところがモテる理由だと思う?」

京太郎「だから、いい加減に――」

巴「そう、ですね……やっぱり、第一は優しいところです。あとは面倒見がよくて、気遣いができて、時々すごくかっこいいんです」

須賀母「あらま、高評価」

京太郎「……恐縮です」カァッ

須賀母「でも時々だって」

京太郎「時々あるなら十分だろっ!」

巴(普段は普通にかっこいいってことなんだけど……)

巴「それに頭もいいですし、同級生はもちろん、年上の子でも、随分と助けてもらってますよ」

須賀母「そういえば、こないだの成績はずいぶん上がってたわねぇ。まぁ、細かいことさせてきたし、機転は利くほうかもしれないわ」

巴(過小評価されてる……のかな?)

巴「まぁ、そういうところが理由だと思いま……いえ、理由です」

須賀母「……この幸せ者」

京太郎「社交辞令だと思っとく。調子に乗ると、ロクなことにならないからな」

巴「(´・ω・`)」

須賀母「で、あんたは?」

京太郎「え?」

須賀母「狩宿さ――巴ちゃん、可愛いと思うでしょ?」

巴「!?」

京太郎「ちょっ……な、なに言って――」

須賀母「思わない?」

京太郎「…………思う、けど」

巴「!!!!!!」

須賀母「ほかに、魅力に思う部分は?」

京太郎「え、い、いきなりかよっ」


>返事選択
1 袴姿が素敵
2 真面目
3 お茶目

安価↓2


京太郎「そうだな……あ、意外とお茶目なとこ」

須賀母「あんた、いまどきお茶目って……」

京太郎「ほかにどう言えばいいんだよ!」

巴「あの……私、その……お茶目なの?」

京太郎「いや、えーっと……その、普段はとても凛としてて真面目で、綺麗な先輩なんですけど――」

巴「////////////」

須賀母(……こんなにわかりやすいのに気付かないの、うちの息子は?)

京太郎「時々、すごく大胆に行動したり、弾けたり、意外な面を見せてくれるんですよね。そこが巴さんのいいところかな、と」

巴「そ、そうなんだ……ふふっ、ありがと」ニコッ

京太郎「――で、いいか?」

須賀母「ま、あんたがそう思ってるなら、そうなんでしょ」

京太郎「おい、なんだその言い方」

巴「ま、まぁまぁ……」

須賀母「さて、それじゃここでいいわ。午後からもしっかりやんなさい」

京太郎「わかってるって――」

須賀母「巴ちゃん」

京太郎「巴さんかよ!」

巴「……が、頑張りますっ!」

京太郎「なにをですか!」

巴「えっ、い、色々と……」

須賀母「それじゃね~」


・巴好感度+4


京太郎「…………あ、そういやカピーは……ま、こっちで見ておいてやるか」


~一方、その頃のカピー

カピー「キュゥ~(ご主人様……まぁ母様をお見送りするなら、仕方ないです)」

咲「おいでー、カピーちゃーん」

和「モフモフ、モフモフ……」

優希「おっと、こいつは刺激物だ。食べちゃいけないじぇ」

ミカ「やっば、ちょーかわいい!」

ムロ「カピバラって……え、京太郎先輩の家って、そんなお金持ちなんですか?」

まこ「言い方考えんさい……」

久「さて、カピーちゃんは誰の膝がお気に召すかしらねー」オイデオイデー


カピー「キュ……」

>相手選択
清澄勢から

安価↓2


・久好感度+1

カピー「……キュッ」コロン

久「!」ガッツポ

咲「」ガーン

和「カピーちゃんの好物の匂いでもするんでしょうか」クンクン

久「ちょっ……やめなさいって」

カピー「キュキュゥ(ご主人様が帰ってきたとき、この匂いがしてましたぁ)」モゾモゾ

久「んぁっ……ちょ、ちょっと、くすぐった……んくっ!」ビクンッ

ムロ「……飼い主に似てるんでしょうか」

まこ「そういや、オスじゃったかメスじゃったか……」

優希「カピバラ鑑定士を探すんだじぇ!」

ミカ「そんな人いるんですか……いや、持ち上げて見たほうが早くないですか?」

咲「犬猫じゃないんだから……え、見分け方、違うよね?」

和「さぁ……どうなんでしょうか」

照「どっちでもいいんじゃないかな」

咲「まぁそうなんだけど……」

咲「………………えっ」

照「久しぶり」

咲「お姉ちゃんっ!?」

照「私だけじゃないよ」

…………

……


京太郎「はぁー、ようやく飯にありつける……って」

健夜「お、お疲れさま、京太郎くん!」

良子「なかなかの活躍でした。午後もその調子ですよ」

咏「ほれ、座った座ったー」

京太郎「なんでいるんですか!」

照「京ちゃんのいるところ、私あり」

春「私もあり」

哩「巴が戻ってこんけん、探しにきよったら……気づいたらこうなっとったばい」

巴「私のせいですかっ?」

久「だって、ちゃっかりお母様にも挨拶したものねぇ。いまだってお送りしてきてさー」

後着組『』ガタガタッ

巴「」

照「詳しく」

健夜「聞かせてもらおうかなぁ?」ニコニゴゴゴゴゴゴゴ

咏「ど、どーどー、健夜さん……」

春「私も聞きたい。なにがあったの」

良子「……春もです、落ち着いて」

咲「京ちゃんがお弁当忘れて、それを届けに小母さんがいらしてたんだよ」

照「まだいるの!? 将来の義娘として、挨拶しないと!」

哩「養子縁組?」

和「それなら安心ですね」

まこ「あんたらわざと言っとるじゃろ……」

優希「……ほれ京太郎、いい加減座ったらどうだじぇ」

京太郎「お、おう……お?」

春「お母様にご挨拶できなかったのは残念だけど……近いうちに、挨拶に伺うからね」スッ ピトッ

京太郎「あ、うん……けど、永水としての挨拶は、巴さんもしてくださったし、大丈夫だぞ」

春「……なにか言ってた?」

京太郎「いや、普通の挨拶だよ」

春「そう……」

優希「なにか気になってるみたいだじぇ」

春「う、ううん、別に……」


京太郎「はー、とにかく飯にすっか……」

久「はい、お茶」

京太郎「あ、すいませんっ……っていうか、そうだ! 皆さんにお茶――」

ムロ「だ、大丈夫です!」

ミカ「私たちで、先ほど……」

京太郎「っと、そうか……すまん、押しつけちまったな」

ムロ「私たちは一年ですから」

ミカ「このくらい、言いつけられなくてもやらせていただきますので」

ムロ(トッププロにお茶出しできるとか、すごいラッキーだし……)

咲「……私たち、一年のとき……」

和「い、言わないでください……」

優希「うぐっ……後輩に差を見せつけられるとは……」

京太郎「なに言ってんだよ、練習中はしっかり淹れてただろうが。和なんて特に、一年だけのときは率先して動いてたしな」(一巻一話参照)

まこ「……ようできた後輩じゃあ」シミジミ

哩「竹井はなんで青ざめとるんね?」

久「……別に」

巴(本当に、反省はしてるんですね……あまり、キツく言わないほうがよかったかな?)

照「……ただいま」

咲「いらっしゃった?」

照「いなかった……もう帰られたみたい」

京太郎(っていうか、よく戻ってこれたな……照さん)

健夜「うーん、残念だなぁ」

良子「帰りにワンチャン……」ブツブツ

咏「ま、とっくに帰っちまったんなら、しゃーないやね」

京太郎(あ、皆さんと一緒だったのか……というか、この人たちに挨拶なんてさせたら、俺のほうが申し訳ないな)

京太郎「――そうだ。さっきみんなの分ももらっちまったし、よかったらこれもつついてくれよ」スッ

咲「いいのっ?」

京太郎「お前は和のサンドイッチ食っただろ!」

咲「の、和ちゃんだって部長の卵焼き食べてたもん!」

照「咲、はしたないマネはよくない」パクー

健夜「ナチュラルに京太郎くんのを……」

照「いふもろこほれふから」モグモグ

良子「姉妹揃って……」

咏「はしたないねぃ」

咲「」

照「」


京太郎「ま、まぁまぁ……咲、悪かったな」

咲「謝られると、逆にショックだよ!」

京太郎「あーもー面倒くせぇな……いいからほれ、食え」ズボッ

咲「んむっっ!」

一同『!?』

京太郎「オフクロのはさみ揚げ、好きだったろ?」

咲「ん、うん……おいしい」

咲「えっと……も一つ、いいかなぁ」

和「阻止」

優希「二個はずるいじぇ!」

春「順番っ……」

久「まさか咲だけ? なわけないわよねぇ」

照「んあー」アー

まこ「……まぁ、その……わしも、くれる言うんなら……」

良子「…………」ワクワク

咏「ちょい恥ずかしいねぃ、これは」

健夜「わ、私は最後でも……」

巴(やってもらうつもりではいるんだ……)

哩「巴も、物欲しそうにすっとはみっともなか……」

ミカ「…………どうする?」

ムロ「いや、遠慮するでしょ、さすがに……」


京太郎(うわぁ、なんだかすごいことになっちゃったぞ……さすがオフクロの弁当、人気だな……くっ)


>さて、誰に最初に差し上げようか
来ている人から一人

安価↓2


京太郎「……それじゃ、順番にいきます。はい」

和「あっ……え、あ、はいっ……あむっ」パクッ

一同(ちっ)

京太郎「……どうだ?」

和「…………すごい、こんな味が出るんですか、お料理って……」ジワ

京太郎「泣くほど!?」

和「え……あ、すいませんっ……つい……」

京太郎(さすがすぎて、言葉もない……もっと修業しねぇと……)

京太郎「――って、しまった! すまん、和!」

和「え、えっ?」

京太郎「悪い、俺が使った箸、そのままでやっちまった……」

和「…………あっ」

一同『あああああああああああ!』

京太郎「」ビクッ

京太郎「す、すいませんっ……和も、悪い! わざとじゃないんだって……」

和「だ、だだ、大丈夫、ですっ……ほら、咲さんもそうでしたしっ」

京太郎「まぁ、咲は慣れてるし……」

咲「なにその扱い!」

咲(…………あれ? ということは、さっきの……私が口に入れた箸で、京ちゃんも……あわっ、あわわわ!)カァッ

京太郎「ん? おい、咲――」

咲「はひゃいっ!」

京太郎「だ、大丈夫か?」ヒキッ

咲「う、うん、平気! それじゃ、京ちゃんが食べて、それからみんなにって、交互にすればいいんじゃないかな!」

京太郎「なんでそうなるんだよ……」

照「咲、いいこと言った」

春「私は構わない」

健夜「前に鍋したときも、取り箸変えなかったもんね。私もそれでいいと思う」

京太郎(鍋のとは事情が違うと思う……)

京太郎「――ま、いいか。割り箸だからっていちいち変えてたら、環境に悪いしな」

一同『うんうん』

京太郎「……一応、一回ごとに拭きますけどね」

一同『(´・ω・`)』

和(……最初でよかったです)ニヘー

咲(……ま、私もよかったからいいや)


・和好感度+1
・咲好感度+1


~なんやかんやで完食

京太郎「――ごちそうさまでした」

咲「そんなに食べて、午後から動けるの?」

京太郎「しばらくは応援合戦とか、そういうのだろ?」

和「はい。腹ごなしが終わったら、激しい団体競技に入ります」

優希「それまでひと眠りだじぇ~」

京太郎「食ってすぐ寝ると牛になるぞ」

優希「ホルスタインなら悪くないじぇ……」

京太郎「だめだこいつ、早くなんとかしないと……」

和「ところで、次に京太郎くんが出場する競技なんですけど」

京太郎「おう!」

>競技選択
1 綱引き
2 騎馬戦
3 棒倒し

安価↓2


>騎馬戦

京太郎「騎馬戦?」

和「はい。男子団体、ということですね」

咲「綱引きとかは、共通団体だからね」

京太郎「了解っと」

優希「よぉし! ならば練習だじぇ、京太郎!」

京太郎「……は?」

優希「私が将になってやる、お前は馬だ!」

京太郎「おい」

咲「でも一理あるよ」

和「そうですね。京太郎くんは大きいですし、身体つきもしっかりしてますから、前衛の馬となるほうが、チームを助けることになるかと」

京太郎「……ああ、そういうことか!」

優希「なんだと思ってたんだじぇ?」

京太郎「いや、単に俺に乗ろうとしてんのかと」

優希「きっさまぁ~っ! 私をどんな目で見てるだじぇ!」

京太郎「さすがにこれは悪かった、すまん」

優希「まったく……」

和「で、どうします?」

京太郎「なにが」

咲「誰を乗せるの?」

京太郎「!?」

優希「わ、私が言いだしたんだから、私に決まってるじぇ」

和「もちろんそうです。ですが、練習というなら、一番重い人にするべきかと」

咲「……私、案外筋肉質だから、重いよ」

京太郎「どこがだよ……ていうか、お前ら全員軽すぎて、練習になんねーよ」

三人『/////////』


京太郎「ま――強いて言うなら」

>相手選択
1 咲
2 和
3 優希
4 三人まとめてかな

安価↓2


京太郎「やっぱ優希か」

優希「なにぃっ! 私がそんなに重いだとぉっ!」

京太郎「っじゃねーよっ! まぁ、最初に買って出てくれたわけだから、お言葉に甘えてってことだ」

優希「む、なんだそうか……ふふ、まぁ当然だじぇ。私を乗せれば、自然と膨らみが背中に――」

京太郎「言ってて悲しくならねーか?」

優希「なにを! ふふん、まぁいい……毎日のどちゃんのおっぱい吸ってる脅威の成長を、とくと味わえい!」

京太郎「マジかてめぇ!」

和「だからさせてませんっ!」

咲「京ちゃんもなに羨ましそうに言ってるの」ジトー

京太郎「お、お約束に乗っただけだから……(震え声)」


京太郎「んじゃ、とりあえず」ヒョイ

優希「にょわっ!?」

咲「うわー、軽々と」

和「おんぶじゃないんですか……それじゃ、その……お姫様……」ムスー

優希「は、ははっ、放せいっ!」

京太郎「お前な、和のおもち吸うのはいいけど、もっとしっかり飯を食えよ……タコスばっかじゃなくてよぉ」

和「だから――」

優希「わ、わかってるじぇっ……だから、早く下ろせーっ!」

和「人の話――」

京太郎「お、SASUGAで疲れてた腕も回復してきたな。これはいけるかもしれん」

優希「人の身体で試すんじゃねえじぇ!」

京太郎「練習だって、練習……よっと」

優希「わぶっ……おい、京太郎」

京太郎「あん?」

優希「……お前の背中……結構、広いな……」

京太郎「これでも男だからなー、鍛えてるし」

優希「ふーむ、なかなかだじぇ」ペタペタ

京太郎「うひぃっ! こらっ、なに撫でてんだっ!」

優希「別に構わんだろ? 減るもんじゃねーじぇ」

京太郎「ったく、お前はぁ……」


和「……ふふ、話を聞いてくれません」

咲「完全に二人の世界だよね、ほんと」


優希「よーし、このまま自販機へGOだじぇ!」

京太郎「面倒くせぇ上に目立つじゃねえか……」

・優希好感度+4(2、ゾロ目で倍)


騎馬戦、どういう判定にしよう……
ということで、今日はこの辺で

明日はおそらく無理なので、明後日の昼にでも、できたらって感じです

最終種目も決めてないなぁ、各部対抗麻雀大会(体育関係なし)とか、徒競走穏乃杯(なんか走りで有名になった)とか
無難にリレーですかね、やっぱ
では、お疲れ様ー


先に次を作っておきまする

パート32
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」ムロ「その32ですよ」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」ムロ「その32ですよ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421427702/)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年09月08日 (火) 01:07:28   ID: drVcMbrO

安定の面白さ

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