シャル「ねぇ、一夏相談があるんだけど」 一夏「帰れ」(39)


シャル「明日ね、ラウラの部隊の子の一人が休暇を利用して日本に来るんだって」

一夏「うん、俺の話を聞こうか」

シャル「それでね、やっぱりラウラの親友としてボクも一言ご挨拶すべきだと思うんだよね」


一夏「なあ、俺鍵かけてたよな? どうやって入った」

シャル「でもこういうときって手ぶらだと失礼かなとも思うんだけど、どうすればいいかな ちなみに鍵はヘアピンでちょいちょいと」

一夏「えーと、千冬ねぇの番号と・・・」

シャル「せいせいせいせい」


シャル「まあ、それはおいておこうよ」

一夏「おけねぇよ」

シャル「まったく、一夏はもっとちゃんとボクの話を聞くべきじゃないかな」

一夏「今、この瞬間、お前にだけは言われたくない台詞だよ」


シャル「もぉ、これじゃ将来の夫婦生活が心配だよ?」

一夏「シャルって最近俺の話聞いてくれないよね」

シャル「え、今すぐ結婚してくれるの!?」

一夏「どこをどう解釈したんだよ ていうかできねぇよ」


シャル「大丈夫、婚姻届なら持ってるから今書いてボクが預かっておくよ!」

一夏「なんで有るんだよ なぁ、ラウラの部隊の子ことはいいのか」

シャル「え、そんなの口実に決まってるじゃない 一夏ったらもぉ♪」

一夏「お前いま人として割と最低だよな ♪じゃねーよ 最初のころのきれいなシャルはどこに行っちゃったんだよ」

シャル「やだ・・・綺麗だなんて照れちゃうよぉ///」


一夏「もうやだこのフランス」

シャル「えー、一体ボクのなにが不満なの?」

一夏「今この瞬間に限って言えば全てがだよ」

シャル「えー、一夏ひーどーいー」


一夏「俺がなにをした」

シャル「傷ついたよ! 深く傷ついた!」

一夏「どうしろというんだ」

シャル「これは一晩一夏にベッドの中で慰めてもらわなきゃ癒せないよ」

一夏「帰れっつってんだろ」


シャル「ひどい!ボクを傷物にしたくせに!」

一夏「してねーし、むしろ要求呑んだら俺が傷物にされそうだよ」

シャル「あ、やっぱり一夏って童貞なんだ♪」

一夏「なにがやっぱりだおい 表出ろおい」


シャル「大丈夫!ボクも処女だから! 耳年増なだけだから!」

一夏「何が大丈夫なんだよ不安しかのこらねーよ」

シャル「童貞の青い獣欲に任せてボクの身体を蹂躙するんだね! 一夏ったらもぉ♪ このケダモノさんっ♪」

一夏「……」

最近isスレ多いよな?
でもとりあえず(`・ω・)つ④


一夏「うん、そうだよー(棒)」

シャル「え……ほ、ホント!?」

一夏「あれーでもこまったなー おれゴムもってないやー(棒」

シャル「ボクはそれもある意味ばっちこいだよ!」


一夏「おれはシャルの負担になるようなことはしたくないんだー(棒」

シャル「待ってて! いま部屋から持ってくるね!」

ダッ

一夏「・・・・・・」

ガチャッ ガチャッガチャッ チェーンガチャッ

一夏「ふう・・・ 寝よう」


ドンドンドン ドンドンドン

一夏「んぅぅ……なんだよ……」

ドンドンドン ドンドンドン ケテー……! アケテヨォー!

一夏「……」


ガチャッ

シャル「ひどいよ一夏! 騙して部屋から締め出すなんて! レディーの扱いがなってないよ!」

一夏「レディーは男の部屋に夜中にピッキングで侵入したりしねーよ 最近寒いから風邪引かないうちに部屋に帰れよ」

シャル「うう、ゴムまで取りに行かせておいてこの仕打ち…… 一夏くらいの男の子は脳みそが下半身に有るんじゃないの!?」

一夏「どこで聞いたんだその話」


シャル「あ、まさかもう一発ぬい「言わせねぇよ」

シャル「もうっ、一夏がそういう態度を取るならボクにも考えがあるからね」

一夏「はいはい、なにをしてくれるんですかね(ほじ」

シャル「今からここで泣きます」


一夏「……は?」

シャル「『一夏のバカ」ってすすり泣きます」

一夏「」

シャル「夜中に男の子の部屋の前で女の子がすすり泣く…… 悪い噂とか……立っちゃうかもね?」

一夏「」


シャル「ついでに一夏は早かったって「おいやめろばかやめてくださいおねがいします」

シャル「あははは、冗談だよー ボクがそんなことするわけないじゃない」

一夏「はぁ……性質のわる「中に入れてくれればそんなことしないよ☆」

一夏「…………」


ガチャッ・・・ガチャガチャ

一夏「いらっしゃいシャル……」

シャル「お邪魔するね一夏♪」

シャル「えへへーー一夏の匂いー」

一夏「躊躇いなく俺のベッドにダイブすんな」


シャル「ハァハァスンスンクンカクンカクンカクンカ」

一夏「おい、ヒロインがしていい顔じゃねーぞ ていうか枕を涎まみれにするな」

シャル「だってこんな濃厚な一夏スメル……ボク……もぉ、んぅ……んっっっ///」

一夏「おいやめろばかなんでビクビク震えてんだよ」

シャル「あは……軽くイッ「言わせねぇよっ!?」


一夏「まったく……」

シャル「……んー、ねぇ一夏」

一夏「なんだよ」

シャル「ボク、自分で言うのもなんだけど 割と可愛いほうだと思うんだよね」

一夏「そうだな」


シャル「そんなボクがここまでしてるのに何でなにもしないの? 不能?」

一夏「おいこら」

シャル「やっぱり……男の人が好きなの!?」

一夏「ちげーよ やっぱりってなんだおい」

シャル「割と噂になってるけど」

一夏「初耳だぞ…… ……とにかく、俺はホモじゃないからな」


シャル「据え膳食わぬはなんとやらって日本の諺だったと思うけど・・・」

一夏「……なあ、シャル」

シャル「?」

一夏「例えばだぞ、俺が本当に・・・お前の言うところのケダモノさんになったとしてだ」

一夏「お前それでいいのか?」

シャル「え?」


一夏「お前の気分とか都合とかそういうの一切合財無視して、ただ一時的な性欲の捌け口にしていいのかってこと」

シャル「……うー」

一夏「悩むくらいなら、ああいうこと言うんじゃありません」

シャル「……はーい」


一夏「はぁ……隣のベッド使えよ 流石に同じのには寝ないからな」

シャル「うん……」

一夏「ナチュラルに俺の枕とシーツ持ってくな」

シャル「ちぇ」


シャル「……ねぇ、一夏」

一夏「んー」

シャル「もしも…… ボクとそういう事になったら、やさしくしてくれるの?」

一夏「……」


一夏「もしもそういうことになったら……な」

シャル「ふふ…… 一夏」

一夏「ん?」

シャル「だーいすき♪」

一夏「……はいはい」

おわれ

乙?

おつあり シャルかわいいよね 俺セカン党だけど

おれはシャルロッ党(`・ω・)

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