モバP「みくをくすぐりたい」 (23)

モバPは以下、P表記です
ちょっとだけエロいので苦手な人は注意してください

前川みく
http://i.imgur.com/4gHYbs2.jpg

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P「あー、みくの体を思いっきりくすぐってみたいなあ……」

みく「にゃっ!?」

P「あ、声に出てたわ、いかんいかん」

みく「…………」

P「みく、そろそろレッスンの時間だな。用意しろー」

みく「ちょっと待つにゃ!」

P「ん?どうした?」

みく「今ポロっと口に出したことは何なのにゃ!?」

P「んー……?なんのことだかわからんなあ?」

みく「うそついてもだめにゃあっ!Pチャン思いっきり目そらしてるじゃんっ!」

P「」ギクッ

みく「Pチャン、みくのことエッチな目で見てるにゃ?」

P「ま、まっさかー!?俺は真面目なプロデューサーだぞ?本当だぞ?」

みく「ふーん、ホントかなあ……」ジトー

P「そんな目で見ないでくれよ」

みく「まあ、いいけどね……。レッスンいくにゃ」

P「まだちょっと時間あるぞ?」

みく「早めに行ったほうがいいのにゃ」

P「ああ、遅れたらマストレさんが怖いからな」

みく「遅刻したら事務所まで探しに来て連行されるからにゃあ……」


スタスタ……

みく「あっ、ごめん。忘れ物したから戻るにゃっ」

P「えっ?ここのところ物忘れひどくないか?もうボケるような年かー?」

みく「そんなわけないでしょっ!Pチャンのほうがずっと年上じゃん!」

P「でも15歳って結構な老猫だからなあ……」

みく「そういう時だけ猫扱いするにゃああああああああ!」

みく「大体Pチャンのほうが心配になるにゃ」

P「ん?」

みく「Pチャンって頑固なところがあるにゃっ、頭が固いにゃ」

P「プロデュースには割と大事なことなんだよ。仕方ないだろ」

みく「ふーん、そういうものなのかにゃあ……?」

P「そういうもんなんだよ。それに、頭が固いといったらみくの方だろ」

みく「にゃ?」

P「自分を曲げないってよく言ってるじゃないか。頭の固いやつのセリフだろ」

みく「むうーっ、そんなことないもんっ」

P「じゃあ試してみるか?」

みく「試す?」

P「ではここで、頭の固い人間には分からないクイズを出題します!」

みく「と、唐突すぎるにゃっ……」

デデンッ

P「次の鳴き声は、なんという猫の鳴き声でしょう?」

みく「猫チャンのクイズなのにゃ?それなら楽勝だよっ!」

P「ほう、すごい自信だな」

みく「もし間違えたらなんでもしてあげるにゃっ!」

P「ほう、なんでも……」ニヤリ

P「じゃあ音声を流すぞ」

ミャアミャアミャアミャア……

みく「……んっ?…………」

P「どうしたー?みくー?」

みく「し、知らないにゃ……」

P「猫のことなら何でもわかるんじゃなかったのか?」

みく「うん。でも、こんな鳴き声聞いたことないにゃあ……」

P「降参するか?」

みく「悔しいけど、仕方ないにゃ。降参にゃ」

P「正解は、こちら!」 


デデンッ
答え『ウミネコ』


みく「ちょっと待つにゃああああああ!」

P「ん?どうした?」

みく「ウミネコは猫チャンじゃなくて鳥でしょっ!!」

P「うん。それが何か?」

みく「ただのなぞなぞじゃんっ!」

P「頭を柔らかくすれば解けるだろ?」

みく「むうーっ……なんか納得いかないにゃ……」



P「さてと…………」グイッ

みく「にゃっ?」ドサッ

P「間違えたらなんでもするって言ったよな……?」

みく「ふにゃっ!?」

P「さーてどこから触ろうかなー」

みく(えっ?えっ?……あわわわわっ、これってもしかして襲われ……)

コチョコチョコチョコチョ

みく「にゃっ!?ちょっ、にゃはは、あはははははははっ!!」バタバタ

P「ほれほれー」

みく「ちょっ、ちょっとっ、Pチャンやめるにゃああ!あはははははっ!」ジタバタ

P「やめないよー」

みく「だっ、ダメだってばっ!あははははっ!はっ、はぁっ……!」ジタバタ

P「まだまだー」

みく「ふあっ……!はあっ……、はあっ……!や、やめてっ……」

P「こんなところかな」

みく「はぁー……、はぁ…………」グッタリ

P「あ、あー、みく?大丈夫か……?」

みく「も、もうっ!ダメだっていったでしょっ!?///」

P「お、復活したか」

みく「ふーんだ、もう知らないにゃ」プイッ

P「みくー、悪かったって」

みく「ぷいっ」ツーン

P「ちょっとスキンシップを取ろうとしただけなんだよ」

みく「それならもっとやり方ってものがあるでしょっ」

P「俺は猫を可愛がって、なでていただけなのに……」

みく「だから都合のいい時だけみくを猫扱いするにゃああああ!」

みく「ていうかさ」

P「なんだ?」

みく「Pチャンどさくさに紛れてみくの胸さわってたよね……?」

P「ギクッ、い、いや?そんなことないぞ?」

みく「嘘だー、絶対触ってたにゃあ!!セクハラなのにゃっ!!」

P「俺はみくの脇腹をくすぐってただけだ!」

みく「それでも十分セクハラだからっ!!」

P「まあまあ、許してくれよ。今度猫カフェにでも連れて行くからさあ」

みく「むー、なんだかごまかされてる気がするんだけど……」

P「猫たちとのんびり過ごすのもいいだろ?」

みく「うん、猫ちゃんたちと遊んでると、時が経つのを忘れるのにゃ」

P「言われてみれば、みくと話してるとあっという間に時間が過ぎるなあ」

みく「みくも猫ちゃんだからねっ!!」

P「あっ……」

みく「今度は何なのにゃ」

P「時が経つのを忘れすぎて…………レッスンに行くのを忘れてた…………」

みく「あっ……」

P「」

みく「」


ダッダッダッダッ……バンッ!


マストレ「前川あああああああああ!!」

みく「にゃあああああああああああ!!」

P「」

ーーレッスン後

みく「ふぅっ……、今日のレッスンはハードだったにゃ……」

P「マストレさんは遅刻に厳しい人だからな。まあ、災難だったな」

みく「人ごとみたいに言わないでほしいにゃ」

P「分かってるよ。一緒に謝ってやっただろう?」

みく「はぁ……。ほんと、散々な一日なのにゃ。Pチャンには体じゅうを触られるし……」

P「変な言い方するなよ!」

みく「変な事したのはPチャンなのにゃ!!」

P「まぁ、ちょっと強引だったのは反省してるよ」

みく「ふーん……。ところで今日の約束、ちゃんと覚えてるよねっ?」

P「猫カフェに連れて行くことか?」

みく「うんっ!楽しみなのにゃっ!」

P「おう、楽しみだな」

みく「猫ちゃんたちをいーっぱい触るにゃっ!」

P「俺もみくをいーっぱい触るぞっ!」

みく「いいかげんにするにゃあああああああああ!!」


おしまい

短いですが完結です
読んでくださった方々、ありがとうございました

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