のび太「僕は、アークスだから」 (52)

もしものび太がアークスになったら

ゆっくり即興で書いていきます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417720678

馬鹿でぐうたらな男。
野比のび太とはまさにそれに当てはまる人間であり、それがまだ許されるような人生を過ごしていた。

学校に行って、友達と遊んで、親友のロボットに道具を出してもらい、悪用し、そして痛い目を見る。
やや特殊であるとはいえ、平凡に生きてきた小学五年生の彼は、今日もいつもと変わらない一日を過ごすのだろう


と、思っていた。

はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…


のび太「なんで…なんでこんな事になっちゃったんだ…」


辺り一面瓦礫の山。建物は殆ど倒壊してしまい、炎の海に包まれている。

のび太「何なのさ、あの化物たちは…」

原因は、突然現れた巨大な化け物。
真っ黒な蟻や蝿、蜂などのような蟲たちが、人々を次々と殺してしまった。

のび太「パパ…ママ…!」

目の前で蟻の化物に斬り殺された両親。

のび太「ジャイアン、スネ夫…」

蝿の化物の毒にやられた気障な友人と、蜂の化物から身を挺して自分を逃がしてくれた剛胆な友人。

そして

のび太「ドラえもん…!!」

超巨大な蜘蛛の化物に、秘密道具を使いながら単身で挑んでいった親友。

全て失ってしまった。たった一日で、彼の日常は消え去った。


ドラえもん『のび太くん…君はタイムマシンで未来へ逃げるんだ。逃げて、タイムパトロールにこの事態を伝えて欲しい。』

のび太『でもっ…君を置いて逃げるなんて』

ドラえもん『早く!もう時間がない!!これ以上歴史が改変されれば、未来が大きく変わってしまう!この改変を止められるのは、君しかいないんだ!!!』

のび太『っ…!判った。絶対に、未来へ逃げ切ってみせるよ…!!』

のび太「なんとしてでも…未来へ行かないと…!…ん?あれは…」

自室にあるタイムマシンへ向かう途中の空き地の土管の中に、見慣れた髪形を見つけた。あれは…

のび太「しずかちゃん!?」

しずか「!の、のび太さん…!」

のび太「どうしてこんな所に…」

しずか「お、お家が変な蟲に壊されて…パパもママも蟲達に…!!」

のび太「…そうか、しずかちゃんも…」

しずか「なんなのよこれ…どうしてこんな事になっちゃったの!?ねえのび太さん、ドラちゃんの道具で何とかならないの!!?」

のび太「…無理だよ。ドラえもんは今、たった一人でどの蟲よりも大きな化物をと戦ってるんだ」

しずか「そんな…うぅ、パパ…ママぁ…!」

のび太「泣いてる場合じゃないよ。行こう、しずかちゃん」

しずか「行くってどこに!?」

のび太「タイムマシンだ!未来へ行って、タイムパトロールにこの事を知らせに行かないと…ドラえもんと約束したんだ!さぁ、早く!」グイッ

しずか「わ、わかったわ!」

これで、しずかちゃんだけは助けられる。他の人たちも、タイムパトロールに任せれば……

そう思った次の瞬間

しずか「キャアァァァァァァ!!!」

のび太「っ!?しずかちゃん!!?」

しずかは、突然現れた黒い霧のようなものに包みこまれ、そして…

しずか「のび…たす…け…」

のび太「しずかちゃあぁぁぁぁん!!!!」

跡形もなく、消え去ってしまった。

のび太「くそっ…くそっ!!どうして!?どうしてしずかちゃんまで!!?」

泣きながら、のび太は走り続ける。ここで自分が止まってしまえば、全てが終わってしまう。


タイムマシンがある自宅まで、あと少し。


のび太「ついた…!僕の机は…あった!!」

瓦礫の中から勉強机を見つけ出し、引き出しを開ける。

のび太「よし!タイムマシンは無事だ。行くぞ…!!」




そして、そのままタイムマシンに乗り込み、この時代から脱出する。

のび太「(あとは未来へ行ってタイムパトロールのもとへいけば……)」

全てが解決する。またあの日常に帰れる。そう信じていた。





【仮面】「………………。」


時空間に佇む男に、


のび太「えっ…」


バキィッ!!!



タイムマシンを破壊されるまでは。

今日はここまで

アークスってなんぞ?
そういうの書いといてくれないよ意味がわからんのよ

ぷそにのSSとは珍しい

アークスわかんないけどなんか強そう

ファンタシースター?

アークスは
PSO2(ファンタシースターオンライン2)
の軍隊みたいなもの
惑星を調査したり、
ダーカーっていう絶対敵性生物の駆除
ダーカーに汚染された原生生物の駆除したりしてる

蜂はエルアーダ、蟻はダガン?の大蜘蛛はラグネか
蝿がわからん。蜂か蝿か、でまとめてエルアーダか?

しずかちゃんファンジに攫われたのか……
蝿はブリアーダだろアークス的に考えて

これは期待だな

>>18
ブリアーダが蝿には見えんのよ、攻略Wikiでもダニ説だし

>>20
今のアークスは知らんかもだが、昔はブリアーダのダガン系を強化する通称ブリアーダダンスが「ブーン」って羽音と飛び道具や近接攻撃を寄せ付けずに座標テクとかで撃ち落とさないといけない鬱陶しい挙動からブリアーダは蝿呼ばわりされてたのよ




のび太「うぅ……ハッ!?」


気がつくと、そこは見たこともない森の中だった。

のび太「ここは…」

明らかに22世紀ではない。それどころか、未来であるかどうかも怪しい。

のび太「そうだ、タイムマシン…ってああっ!?」

タイムマシンは、仮面の男によって無惨な姿へと変えられていた。

のび太「………どうしよう」

助けを呼ぶ手段が、潰えた。
それは、地球の終わりを示した。

>>18
え? 若人じゃないの?

のび太「と、とにかく、ここが何処なのかを調べないと…」

状況が最悪であっても、流石、様々な世界を駆け回ってきたのび太である。
早速行動に移そうとした、その時

???「キキィー!!」

のび太「うわっ!?」

薄茶色のオラウータンのような生物が、突然飛びかかってきた。

のび太…まさかお前、ガンナーになるのか…?
それ以前に彼にはフォトンを使えるのだろうか

のび太「な、なにこれ…」

辛うじて避けたが、自分がいつの間にか囲まれている事に気付いた。

先程のオラウータンや、大岩を持ったゴリラのような生物も居る。

のび太「(駄目だ!逃げられない!!)」

自身の終わりを感じ、思わず目を瞑った。

ゴリラが投げた大岩がのび太に迫る。

大岩がのび太を押し潰そうとした、その瞬間

ッダン!ダン!ダン!ダン!

何処からか放たれた複数の銃弾が、大岩を粉々に砕いた。

クロト「大丈夫かい?」

のび太「えっ…?」

自分は、助かったのだろうか?

のび太「あ、あなたは…?」

クロト「んー、ちょっと待っててね」

そう言って、クロトは原生種達の方へ向き直り、そして――――――――。

銀行兄貴!銀行兄貴じゃないか!

クロト「うん、これでいいかなぁ?」

のび太は、目の前の光景が信じられなかった。

大地を蹴り砕き、大岩を持つような化物たち数十体を、たった一人の人間が薙ぎ払ったのだから。

のび太「あ、あの…」

クロト「ん?あぁ、私はクロト。君は?」

のび太「の、野比のび太です。助けてくれてどうもありがとうございました!」

クロト「ノビ=ノビタ?変わった名前だねぇ。で…とりあえずなんでこんなところに居るの?」

のび太「そ、それが…」



クロト「うん、全く分かんないや」


のび太「ですよね…」

普通の人にタイムマシンの話などしても、判るはずがない。
そんな事はのび太ですら判っていた。

クロト「あぁでも、その黒い蟲の化物のことならわかるよ」

のび太「ほ、本当に!?」

思わぬ収穫に、のび太は食いつかずにはいられなかった。

クロト「うん。奴らはダーカー…



私達アークスが倒すべき敵であり、この宇宙全ての敵でもある。」

きゅーけーしましょ
そーしましょ

DFルーサー「壊れたおもちゃに用はない!」(壊れた[たぬき]を捨てながら)

これに激怒するのび太が見れるんですねわかります

ちなみに>>1はどれくらいのプレイヤー?プレイ歴、メインで使うクラス構成、愛用の武器とか

プレイ時間は2800くらいだっけかな
メインはFiHuで、愛用武器は流星棍、ホローギムレット、ジャッジメントハーツ、ファルクロー
あと時々バウンサーでDB握ってるよ
侵入と絶望は職的に敬遠しがちな脳筋です

乙ー
のび太はRaじゃなくてGuになるのだろうか……

旧区分で言えばハンドガン一番良いけど武器種として消えたからな
ライフルよりはTMGの方がのび太っぽいかもね

>>12
自分の無知を恥じるがいい

マトイちゃんは出てきますか?

>>38きwwwwwもwwwww

>>40

人に物たずねる態度じゃないからね
そう返されるのも仕方ないね

>>42
アンタのIDスゲーな、このSSに相応しい!

PSO2か〜
パソコンぶっ壊れてからしばらくやつてなかったな 最近VITAで再開したが
とりあえずEP2終わらせて、LVも75にしてしまわないとな

フレイムビジットに惚れ込んだ俺にピッタリのスレ

のび太「ダーカー…宇宙の…敵…?」

クロト「そ。あれでしょ?君が見たものは」

クロトの視線の先に、ダガン達が湧いて出る。

のび太「ひっ…!!」ガタガタ

クロト「こいつらは厄介でねぇ。生物とかに侵食して凶暴化させるし、かといって普通の武器や兵器で倒すと、残りカスみたいなものが残って結局それも侵食してくる」

のび太「そ、そんな!じゃあどうすれば…」

クロト「大丈夫。ちゃんと完全に倒す手段はあるよ。そして、それが出来る集団、それが―――」


ダン!ダン!ダン!


クロト「――私達、『アークス』だよ」

のび太「―――すごい」

この人は…沢山の人が立ち向かっても全く歯がたたなかった化物を、たった一人で倒したんだ。

これが…アークス…そうだ!

のび太「お、お願いです!僕の街に現れたダーカーを倒してください!!」

この人達なら…アークスなら、僕の街に居るダーカーを退治してくれる筈だ!!


クロト「うん…そうしたいのはやまやまなんだけどねぇ…」


しかし、彼の返事は色良い物ではなかった。

のび太「な、なんで!?」

クロト「私達『アークス』は軍隊みたいなものだからねぇ…上からの指示がないと迂闊に動けないんだ」

のび太「そんな…」

クロト「それに、君が住んでた場所にはどうやって行くんだい?」

のび太「それはこの…っ!!」

そうか、もうタイムマシンは……

クロト「生憎、『アークス』でも時間を遡る技術は存在しない。残念だけど…」

いや、まだ手はある筈だ!!

のび太「あの!今って何年の何月何日ですか!?」

同じ日、あるいは過去ならまだ手段は…!





クロト「んー、今日はA.P.233/8/7だよ」


…は?

そうだ、今夜エクソ五週しなきゃ

psノヴァに移ったわ

のび太がスタイリッシュに動き回るのが想像できない…

待ってる

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom