P「千早と…」 (18)

P「千早と付き合う?」
の続きです。

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P(あれから7年。俺と千早は切磋琢磨して共に頂点を目指し、そこに立つことができた)


P(千早は誰もが認める歌姫に、そして俺は敏腕プロデューサーとして成功した。そんなある日)


千早「プロデューサー、そろそろみんなに打ち明けるべきじゃないかしら?」


P「ん…そうだな」


春香「もうとっくに知ってると思うけどなー」


千早「春香」


P「どうゆうことだ?」


春香「だってプロデューサーさんと千早ちゃんもう同棲してるんでしょ?」


P千早「!?」


春香「え、バレてないと思ってたの?」

千早「まさかそんな…」


P「どうしてバレてんだ…?」


伊織「全く、アンタらバカじゃないの?」


P「伊織」


伊織「会う度に2人してコソコソ、お弁当は同じ、極めつけは千早の嫉妬ね」


千早「私の…嫉妬?」


P「なんだ千早ヤキモチ焼いてたのか」


千早「ち、違!」


伊織「はぁ…自覚ないの?」


春香「というよりあからさまだったし怖かったんだけどそこがまた可愛くて」


P「例えばどんな?」


伊織「私が知ったのはアンタらが付き合ってまだ日が浅かった時ね」


春香「伊織が知ったってことは…あぁ、なるほど」


千早「私そんなことした覚えは…」アセアセ


P「思いっきり焦ってるじゃないか」


伊織「続けるわよ。そのとき美希が仕事から帰ってきていつも通りプロデューサーに抱きついてたわね」


P「あぁ、でもそれはいつも通りすぎてどの日だったか…」


伊織「まぁ聞きなさい。そこまでは私も普通に思ってたわよ」


春香「私もそこにいたけど千早ちゃん無表情だったね」


伊織「それで美希の仕事が2泊3日のロケだったの」


P「あっ」


千早「…っ!?」カァァ


伊織「もうだいたい思い出したと思うけど美希がいつも以上にスキンシップが激しかったのよね」

ーーーー


美希『ハニー!ただいまなの!長かったの!やっと会えたの!』ムギュゥゥゥ


P『お、おいくっつきすぎだって!わかったから離れろって!』


美希『嫌なの!一週間分のハニー成分をもらうの!』クンカクンカス-ハ-ス-ハ-


P『は!?嗅ぐな嗅ぐな!!外回ってきたから汗くさいし移るぞ!』


美希『ハニーの汗なら大歓迎なの!』ス-ハ-ス-ハ-


千早『……』


春香『千早ちゃん?』


<ハニ-マツノ-ニゲナイノ-!


千早『美希、プロデューサーが嫌がってるじゃない。離れなさい』


美希『いくら千早さんでもハニーは譲れないの!』ムギュウ


千早『もう一度言うわ』


美希『』ビク


千早『美希、プロデューサーから離れなさい』ゴゴゴゴゴゴ


美希『は、はいなの…』スッ ビクビク


伊織『千早、アンタ…』


千早『…ハッ!?わ、私ちょっと出ます!!』ドタドタバタン


P『え!?千早もうすぐ仕事だぞどこ行くんだ!?』ダダダッ


春香『美希、大丈夫?』


美希『千早さん、怖かったの…あんな怖い千早さん初めてだったの…』ガクブル


伊織『…(まさかね)』

ガチャ


P『はぁ、連れ戻してきた』


千早『…』シュン


美希『』ビク


P『ほら千早』


千早『…美希、ごめんなさい』


美希『うん、千早さんが謝るならミキも謝るの。ハニー、ごめんなさい』


P『よかったよかった。これで一件落着』


伊織『プロデューサー、ちょっとは美希を思いやりなさいよ』


P『…そうだな』


伊織『千早も別にいいわよね』


千早『どうして私に聞くのかわからないわ、構わないけど…』


P『ほら、美希おいで』


美希『じゃぁ…』


P『ほいきた』ナデナデ

美希『えへへへへ//////』ポワ-ン


千早『…くっ』


春香『いいなぁ~』


伊織『アンタたちもお願いしてみたら?』


千早『えっ?』


春香『いいの?』


伊織『誰もダメとは言ってないわよ』


P『俺の意思は無しか』


伊織『別に問題ないでしょ?』


P『まぁな』


春香『じゃぁ私が!』


伊織『やっぱ春香はダメ』


春香『』


P『千早、おいで』

千早『でも、私…』


美希『千早さんもハニーに撫でられるの!』


千早『美希…じゃぁ』スッ


P『(2人きりになったらもっとシテあげるから)』ボソ


千早『!?』ボン


春香伊織美希『『『!?』』』


美希『ねぇデコちゃん…』


伊織『言うまでもないわね。あとデコちゃん言うな』


春香『あちゃー』←額に手をあてる


千早『プププププロデューサー!?/////』

ーーーーー


P「あー、やっぱあれか」


千早「あの時プロデューサーがいきなりあんなこと言うから///」


伊織「それで結局あんな調子だからみんな勘づいてたってわけ」


春香「プロデューサーさん、あの時千早ちゃんになんて言ったんですか?」


千早「は、春香!?」


伊織「いいじゃない、もうみんな大人であれから7年も経ってるもの」


ガチャ


やよい「戻りましたー」


亜美真美「「ただいま~ん」」


伊織「あら」


美希「ミキも帰ってきたの」


春香「おかえり、みんな。ねぇ美希、7年前の千早ちゃん覚えてる?」

美希「7年前の千早さん………ッ!?」ブルッ


伊織「あートラウマ思い出しちゃったのね」


美希「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」


やよい「ミキさんがうずくまってます…」


亜美「何かあったの?」


真美「これは大スクープなヨカン!?」


春香「美希、千早ちゃんがあの後プロデューサーに何か言われて顔が真っ赤になったことは覚えてる?」


美希「ごめんなさいごめんなさ……そうなの!」ガバッ


亜美「おぅ!?」ビク


美希「ハニ…プロデューサーは千早さんになんて言ったの!?今思えばあの頃から2人はラブラブだったの!!」プンプン


やよい「千早さんとプロデューサーは昔から仲良しですよ?」


真美「やよいっち…私たちもう大人なんだからわかるっしょ?」


やよい「いい大人……あっ///」

春香「やよいたちもわかったようだし、プロデューサーさん!」


P「こんな人前で言うようなことじゃないんだけどな…」


伊織「諦めなさい」


千早「もう無理ね…」


P「わかったよ」


ーーーーーーーーー


全員「//////////」


P「あー恥ずかしい!ヒドいな!」


春香「もっとしてあげる…?///キャー///」


やよい「はわわわ///千早さん7年前から大人だったんですね///」


美希「ズルいの!7年前ならミキの方がもっと好きだったのに!」


伊織「まさかそんなこと言ってたなんてね…そりゃあおカタい千早も赤面するわよ」カァァ


亜美「そういってるいおりんも照れて赤くなってるよ→」ニヤニヤ

伊織「うっさい!///」


真美「そっか…7年前から…」


P「あー、この際言っちゃうけど、俺たちつい先日婚姻届を提出しました」


春香「え!?」


美希「てことは…」


伊織「けっk「「結婚だ→!!!!」」


伊織「」


やよい「おめでとうございます!プロデューサー!千早さん!」


亜美真美「「おめでとう!にーちゃん!千早おねーちゃん!」」


P「ありがとう」


千早「ありがとう…!」


春香「おめでとう!千早ちゃん!プロデューサーさん!プロデューサーさん、千早ちゃんを守ってあげてくださいね!」


P「あぁ、勿論だ。ありがとう、春香」


美希「ミキを選ばなかったことを後悔させるの!…おめでとう、千早さん、プロデューサー」


千早「美希…」


P「ありがとう」

ーーーーーー


P(あれからほどなくして765プロのみんなに知らせた)


P(千早はアイドルを引退して今はソロ歌手として活動を続けており、結婚した今も変わらない)


P(驚いたのは765プロ全員が全員事務所を離れずになにかしら携わっていることだ)


P(未だに前線で輝きを放つ者、将来のアイドルの育成に励む者、影で支えることを選んだ者、様々でみんないるのが俺には心強かった)


P(だからこそ俺は安心して765プロを離れる決心がついた。みんなわかっていたのか、それほど驚きはなく、笑顔で送り出してくれた)


P(そして千早も俺についてきてくれた)


P「また一からのスタートだけど、本当にいいんだな?」


千早「勿論、ずっと側に」ピト


P「ありがとう」


千早「当然よ。楽しみね」


P「マイホームは当分お預けだな」ハハ


千早「いいの、あなたと一緒なら」


二人の再スタートはここから始まる


終わり…(?)

終わりです。文章の程度は察してください。
読んでくださった方、ありがとうございました。

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