病棟

早朝

エレン「ゴホッゴホッ｣

エレン「（あーつらい、なんかもう体がうごかね）」ｺﾞﾎｯ

エレン「(腹へったけどパンなんて硬い物くえねーし）」ｸﾞｩｩ

エレン「・・・」

エレン「（とりあえず水だけ飲んで寝るか）」ｸﾞﾋﾞｯ

エレン「・・・」

エレン「」ｚｚｚ

コンコン


ガチャッ

クリスタ「だ、大丈夫？エレン」

エレン「！」ﾑｸｯ

エレン「だ、大丈夫・・・」ｺﾞﾎｯ

クリスタ「む、無理しなくてもいいんだよ！あ、これ果物持ってきたから」

クリスタ「むいてあげるね！」


エレン「あ、ありがとっ・・・ゲホッ」

クリスタ「〜♪」ｼｬﾘｼｬﾘ

クリスタ「〜〜♪」ｼｬﾘｼｬﾘ

エレン「（訓練兵の皆が天使っていっている意味が分かった気がする）」ﾎﾞｰｯ

クリスタ「・・・」ｼｬﾘ･･･

クリスタ「ね、ねぇエレン」

エレン「な、なんだよ」

クリスタ「エレンとミカサってさ、その・・・こ、恋人だったりするの？」

エレン「な、なんだよそれ、俺とミカサは家族だぞ・・・」ｺﾎｯ

クリスタ「あっやっ・・・ううん聞かなかったことにして！ごめんね変なこと聞いて」ｼｬﾘ

エレン「・・・あいつとはそんな関係じゃねーけど」

クリスタ「！」

エレン「けど、わかんねーけどアイツと一緒にいると・・・なんか落ち着くし」

エレン「なんか嬉しいっていうか・・・やっぱりよくわかんねーや」

クリスタ「そ、そう・・・わかったありがとね」

クリスタ「じゃ、むいたのここにおいておくね！早く元気になってねエレン」

エレン「お、おうありがとな」


クリスタ「・・・はぁ」ﾄﾃﾄﾃ

エレン「・・・」ｼｬｷ

エレン「（うまいなこれ、シャキシャキしてるし）」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

エレン「（シャッキリポンと舌の上で・・・）」ｺﾞｸｯ

エレン「（まあ腹にたまったってわけじゃないが）」

エレン「（ひとまず寝るか・・・）」

ガチャッ

ミカサ「エレン！」

エレン｢（俺を寝させてくれ）」

エレン「ミカサか、もう体調はいいのか？」ｹﾞﾎｯ

ミカサ「もう大丈夫、どうやら私の風邪がエレンに移ったらしい」

エレン「やっぱりか、一緒に寝るんじゃなかった」ｺﾎｯ

エレン「ああそれと・・・」ｸﾞｩｩ

エレン「腹が減っているんだ、飯・・・無いか？」

ミカサ「うん、丁度今持ってきた所」ｶﾁｬ

エレン「おっまじか！ありがとな！」

ミカサ「（やっぱりアルミンはすごかった、こんな事までお見通しなのね）」

エレン「んじゃいただきま「待って」　え？」

ミカサ「今のエレンは病気で体が弱っている、無理はよくない」

ミカサ「つまり、私が食べさせる」

エレン「い、いらねーよ！何母さん見たいな事いってんだ」

ミカサ「・・・エレン」

エレン「な、なんだよ・・・」

ミカサ「どうみてもつらそう、顔が真っ赤」

エレン「だ、大丈夫だこんなもの」

ミカサ「エレンは私の為に看病をしてくれた」

ミカサ「今度は私の番」

エレン「わ、わかった・・・」

ミカサ「ふふっ」

エレン「な、何笑ってんだよお前」

ミカサ「ううん、なんでもない」ｶﾁｬ

ミカサ「エレン、あーん」

エレン「（恥ずかしい・・・）」ﾊﾟｸｯ

エレン「（野菜スープか、なんかいつもより美味い気がする）」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ミカサ「エレン、これも」

エレン「ふぁい」ﾓｺﾞﾓｺﾞ

ミカサ「！」

ミカサ「（エレンの口元に食べカスが付いている・・・）」

ミカサ「（・・・取ってあげるべきか？）」

ミカサ「（いや、落ち着け私、これはチャンス）」

ミカサ「エレン、食べカスがついている」

エレン「おっわりーなミカサ」

ミカサ「・・・」ﾍﾟﾛﾘ

エレン「う、うわ！？何しやがる！！」ﾄﾞｷｯ

ミカサ「口元に付いていたから」

エレン「そうじゃなくて！」

ミカサ「？」

エレン「〜〜〜！！なんでもねえよ！！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

エレン「そ、それよこせよ！もう自分で食うから」

ミカサ「（怒らせてしまった・・・私の馬鹿」ｼｮﾎﾞﾝ

エレン「（ミ、ミカサの顔がみれねぇ・・・くそっ俺らしくねぇな）」ｶﾁｬﾓｸﾞ

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１０分後




エレン「ごちそうさまでした」ｶﾁｬﾘ

ミカサ「お粗末さまです」

エレン「んじゃ俺ちょっと寝るわ」ﾊﾞｻｯ

ミカサ「わかった」

ミカサ「・・・」ｼﾞｰ

エレン「・・・」ｺﾞﾎｯ

ミカサ「・・・」ｼﾞｰ

エレン「なあミカサ」

ミカサ「！何・・・」

エレン「何見てるんだよ！寝られないだろ」

ミカサ「・・・ッ！！」

ミカサ「いい事を思いついた」

エレン「ん？なんだよ急に」

ミカサ「私はエレンと一緒に寝て病気が治った」

ミカサ「なら私とエレンが一緒に寝ればエレンも治る」

エレン「おい」

ミカサ「おかしくなんか無い、私とエレンは家族だから」

エレン「（それがおかしいって言うんだろうが）」

エレン「・・・」

ミカサ「・・・」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

エレン「・・・ま、まあ病気を早く治す事に越したことは無いな！」

エレン「だけどあんま変なことすんじゃねーぞ！｣ｶﾞﾊﾞｯ

ミカサ「分かった、努力してみる」ﾓｿﾞ

ミカサ「・・・」ｸﾝｸﾝ

エレン「・・・？」ｸﾝｶ

ミカサ「・・・」ｽｰﾊｰ

エレン「（そういえばミカサも女の子だよな・・・）」

エレン「（あれ？結構この状況ってやばいんじゃ・・・）」ﾑｸﾑｸ

エレン「・・・」ﾌﾆｯ

ミカサ「エ、エレン！」

エレン「え？・・・うわっわ、悪い！」

ミカサ「・・・///」

エレン「（うわ結構やわらけぇのな」

ミカサ「別にエレンなら・・・いいよ」

エレン「はっ？えっ？」

エレン「ち、ちょっとまてよ俺はそんなつもりじゃ」

ミカサ「ほら・・・私も子供じゃ無い」ﾑﾆﾑﾆ

エレン「ほぁっ！？」ﾑﾆ

ミカサ「んぅっ・・・エレン」

ミカサ「エレン・・・なんか硬いのあたってる」

エレン「！！」ｷﾞﾝｷﾞﾝ

エレン「うわあああ！！」ｶﾞﾊﾞｯ

コンコンッ

エレン、ミカサ「！？」

キース「エレン・イェーガー、入るぞ」

ガチャッ

キース「調子はどう・・・」

エレン「（まずいっ）」

ミカサ「（これはもう公認してもらうしか）」

ミカサ「私たちはこういうこんけﾑｺﾞｯ」

エレン「ま、まてまてまて！！違います教官これは！」

キース「・・・邪魔したな」ｶﾞﾁｬｯ

エレン、ミカサ「え、ちょっ」

キース「（グリシャよ・・・お前の息子は大人になったぞ）」



おわれ

短編ですまんな

やはりミカサルートやね

その後…

エレン「(き、きまずい。)」チラッ

ミカサ「(……///)」


エレン「ま、まぁとりあえず寝よっと」

ミカサ「私も…いい？//」

エレン「あ、あぁ。いいぞ//」

モフッ
モゾモゾ

エレン「(くそっ！！意識して寝れねぇ)」ゴホッ

ミカサ「ねぇ？エレン//」

エレン「！？ な、なんだ？」

ミカサ「あの…さっきの、続きをし」

エレン「おいっ！！俺たちはまだ15だぞ？妊娠したらどうするんだよ！！」

ミカサ「エレンったら…そこまで///」ポッ

エレン「何赤くなってんだよ…。」

エレン「と、とにかく俺は寝るからな！」
エレン「(今日はなんか調子狂うな…)」

ミカサ「わかった」

エレン「」

ミカサ「」ジー

………

エレン「ミカサのやつ、寝たかな？」クルッ

ミカサ「」ジーー

エレン「ビクッ！！！？」

ミカサ「どうしたの！？エレン！」

エレン「どうしたって、なんで俺を見つめてるんだよ…」

ミカサ「エレンが心配だから」

エレン「そこまでしてくれなくても俺は1人で寝れるぞ…」

ミカサ「わかった」



エレン「(あー、なんだか、だんだん楽になってきたな)」
エレン「(そう考えるとミカサのおかげか…。)」

ミカサ「」スースー

エレン「ありがとな、ミカサ」ボソッ

エレン「そういや、ミカサの寝顔見るの久しぶりだな…」

ミカサ「」

エレン「考えてみるとジャンの言う通り、美人だな…。」ムクッ

ミカサ「」

エレン「おっと！？…いかんいかん」ポジション調整中
チラッ

ミカサ「」パッチリ

エレン「………」
エレン「(が、がっつり見られてるーーーー！！！)」