まどか「ほ、ほむらちゃんのお家には親とか来るの？」

ほむら「いえ、来ないわ」

まどか「へ、へー、わ、私も親が用事でいないんだよね！」

ほむら「あら、暖かくして寝るのよ？」

まどか「うぅ…」

さやか「何故そこでじゃあうちに来る？と言えないのか」

杏子「あー、最近寒いな」

マミ「うちくる？」

杏子「おう」

まどか「ひ、一人きりのクリスマスって虚しいよね！」

ほむら「そうねぇ」

まどか「あー、だ、だれかと一緒に過ごしたいなー」ﾁﾗﾁﾗ

ほむら「あいたたた、なんか頭が痛いわ」

まどか「ぐうぅ…」

さやか「寝るなよ」

杏子「いや寝てねーだろ、悔しがってんだよ」

マミ「うふふ、初々しいわ」

まどか「あ、だ、だったらさやかちゃんでも誘ってパジャマパーティもいいな！」

ほむら「ふふふ、今年もまどかにとって最高のクリスマスになるといいわね」

まどか「うぐぅ…」

ほむら「さやかは馬鹿だけど一緒にいて楽しいものね」

さやか「なんだと！」

杏子「いや、あいつなりのヨイショだろ」

マミ「うふふ」

ほむら「それにしても今日のまどかは様子が変ね？」

まどか「えっ？」

ほむら「熱でもあるのかしら？」ｺﾂﾝ

まどか「…/////」

ほむら「あ、熱いわよ？」

さやか「またベタなことを」

杏子「一番のイケメンはほむらだよな」

マミ「えっ？私じゃないの？」

杏子「うっせぇ」

ほむら「無理しちゃダメよ？」

まどか「彼氏欲しい！！」

ほむら「はい？」

まどか「一夜を共に過ごせる彼氏がほしいいいい！」

杏子「ヤケクソじゃねぇか」

さやか「ほむらどう出る！」

ほむら「女の子にお金を借りるような男に捕まってはダメよ」

ほむら「本来ならば男は駆逐されるべき害獣よ」

さやか「やっぱレズだよね」

杏子「おう」

マミ「ええ」

さやか「なんだとコラ」

杏子「いきなりどうしたんだよ」

さやか「私を馬鹿にした声が聞こえた」

杏子「バカじゃん」ｹﾗｹﾗ

まどか「ほ、ほむらちゃんはか、彼氏いるの？」

ほむら「居るわけ無いでしょう、気持ちが悪い」

マミ「レズだわ」

さやか「っすね」

まどか「クリスマス予定がないなら私の家に来てよ！！！」

ほむら「えっ？」ｸﾙｯ

ほむら「ごめんなさい、アリの巣を見てたわ」

ほむら「ほら、こんなに大きいもの運んでるわ」

まどか「アリさんって力持ちだね」

まどか「じゃなくて」

さやか「一世一代の勇気が」

まどか「予定がないならうちに来てよ！」

ほむら「ありってすごいわよね、一人で成し遂げられないことをみんなて協力して成し遂げる」

ほむら「貴方達のおかげでまどかを守れたわ」

ほむら「…私は…アリになれたかしら」

まどか「もちろんだよ！」

ほむら「ふふふ、ありがとう」

まどか「ってコラ」

杏子「…ま、立派なアリだよ」

さやか「そこは異論ないよ」

マミ「うふふ」

まどか「予定がないならうちに「はっくしょんほむ！」」

ほむら「あ、ごめんなさい、何だか風邪っぴきなの」ｽﾞﾋﾞﾎﾑ

まどか「え？大丈夫！？」

まどか「違う」

まどか「違うよほむらちゃん」

さやか「はっくしょんほむ！って言ったぞ」

杏子「すげぇな」

マミ「うふふ」

杏子「お前うふふしか言ってねぇぞ大丈夫か」

まどか「ほむらちゃん！」

ほむら「なぁに？まどか」

まどか(…くっ…可愛い…/////)

まどか「私の言うことをよく聞いてね？」

ほむら「ええ」

まどか「クリスマス、予定がないなら…私の家に…」

ほむら「え？まどかがいいならお邪魔させてもらうわ」

まどか「え？ほんと！？」

ほむら「みんなでお泊まり楽しみね？」ﾆｺﾆｺ

杏子「クリスマスの予定が知らん間に埋まったぞおい」

さやか「その気になれば痛みなんて消しちゃえるんだ…！」

マミ「精神的痛みは無理よ」

さやか「ペロペロしてみろよ、案外美味しいぞ」

杏子「何言ってやがんだお前は」

さやか「殺すぞ」

まどか「…」

ほむら「あぁ、まどかのきりっとした顔も可愛いわ」

さやか「覚悟を決めたね」

杏子「あぁ」

まどか「できればほむらちゃんだけに来てもらいたいな、なんて」

ほむら「彼女たちは仲間外れってこと？」

マミ「なんでそう捉えるのかしら」

さやか「ほむらは結構女の子に告白されてる筈なんだけどなー」

まどか「そう言う事じゃないよ！」

ほむら「…？まどかの言ってることがよくわからないわ」

まどか「I LOVE YOU」

ほむら「Thank you」

まどか「ぬああああ！！」

ほむら「ど、どうしたのまどか！」

さやか「まどかが報われないよ」

杏子「上條」

さやか「私も報われないよ」

マミ「五千円」

さやか「それは樋口一葉」

ほむら「あ、分かったわ」

まどか「！」

ほむら「つまり一人で寝るのが怖いからボディーガードして欲しいってことね？」

まどか「ちょっと違うよほむらちゃん」

ほむら「えー？」

ほむら「サンタとかいう不法侵入者のロリコンショタコンよ服を赤く染め上げるんじゃないの？」

さやか「あー、私はもう貰えなくなったなー」

杏子「あたしも」

マミ「私もね」

さやか「…ごめんなさい」

杏子「気にすんなっての」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「…」

まどか「アリの巣を見ないでこっちを向いてほむほむ」

ほむら「なぁに？まどっち」

まどか「…うぅ…/////」

さやか「もう早く付き合えよ」

杏子「ヘタレまどかに鈍感ほむらじゃあ先は長いだろ」

マミ「トリガーがあればね…」

杏子「きっかけでよくね？」

まどか「ほむらちゃんは好きな子いるの？」

ほむら「えぇ」

まどか「その子にクリスマスの予定がないとするね」

ほむら「ええ」

まどか「ほむらちゃんも予定がないとするね」

まどか「ほむらちゃんはクリスマスどうやって過ごすの？」

ほむら「おこたの魔女になるわ」

まどか「おこたが憎いよ…」

杏子「おこたってなんだ？」

マミ「今度私のうちに来なさい」

さやか「私もー」

マミ「はいはい」ﾆｺﾆｺ

まどか「私はほむらちゃんが大好きだから一緒にクリスマスを過ごしてください」

ほむら「ありがとう、私も大好きよ」

ほむら「でもまどかは彼女たちは好きじゃないのかしら？」

京子「遅漏少女まだか☆ほむら」

さやか「女の子がそんなこと言うな」

マミ「はしたないわよ」

杏子「あたしじゃねぇよ、誰だコイツ」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「え？」

まどか「私はね、ほむらちゃんのこと大好きだよ」

ほむら「私もよ」

まどか「恋人になりたいくらい大好きだよ」

ほむら「私もよ」

ほむら「…え？」

ほむら「え？」

ほむら「ええ？？？？」

ほむら「ほむほむほむほむほむ」

さやか「壊れた」

杏子「なんてことだ」

マミ「貴方達大して心配してないわね」

ほむら「え？まどかが、私のこと好きって」

ほむら「こ、恋人になりたいって意味だったの？」

まどか「…/////」ｺｸﾝ

ほむら「ちょっと待ってね、頭がパラライズパラダイスだわ」

さやか「勇気出したなぁ、まどか」

杏子「アイツの十分の一でも勇気があればな」

さやか「…うるさいやい」

杏子「…よしよし、お前は充分頑張ってるよ」

マミ「うふふ」

二日酔いだクソが
寝る

起きたら書く
需要とか知らない
俺がまどほむ好きだから書く