海未バックワーム (15)

めっちゃビギナーです。

生暖かい目で見守っていただけると幸いです。

ラブライブと物語シリーズのクロスです。でもラブライブキャラ主体に進んでいきます。

あとオリキャラで女の子出して、シリアス展開あります。
苦手だって言う方はご遠慮ください。

ただ正直しっかり展開考えていないので勝手に暴走する危険ありです。

設定はいろいろごちゃまぜにしてきますが悪しからず。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417277919

今日は・’sのメンバーと公園でピクニックです。

穂乃果「わーい!ピクニック♪」

凛「にゃ~!」

海未「2人ともはしゃぎ過ぎないでくださいよ」

希「まぁまぁ、たまにはこういう息抜きもええやん」

絵里「」スースー

真姫「絵里に至ってはもう寝てるわよ」

海未「えぇ!絵里!なんでもう落てるんですか!」

花陽「お弁当はおにぎりですよ~」

凛「わーい!」

真姫「あっちも勝手にやってるみたいだし海未もその辺うろついてきたら?」

海未「はぁ、そうしてきます」

海未「せっかく来たのですからもう少しみんなでのんびり楽しみましょうよ、もう!」ブツブツ

海未「おや、この公園は池があるんですね。鴨が泳いでますし」

海未「ん?あの女の子、池にそこまで近いと池に落ちてしまいます」

海未「ちょっと!そこのあなた!池に落ちてしまいますよ!こっちに来なさい」

???「……ん」

海未「危ないですよ。あまり近いと落ちてしまいます」

???「別に落てもいいし…」

海未「そんなこと言ってはいけませんよ!」

???「ほっといて…」

海未「いいから!」

???「ちっ」

海未「あなたのお名前は?」

???「明……蛍光院明」

海未「けいこういんあかりさんですね。なんであんな危ないことを」

明「この社会って生きにくいから」

海未「?」

明「私、小学生なんだけどね、大人も子供もみんなガキなのよ。周りを陥れて自分をよく見せたがるそんなガキよ」

海未「死にたいとか言うつもりですか」

明「いけない?飽きたの」

海未「いけないに決まってます!」

明「ふん」テケテケ

海未「あっちょっと!」

海未「行ってしまいましたか」

ことり「おかえり~」

にこ「なんか浮かない顔ね。なんかあったの?」

海未(せっかくのピクニックに水を差すのは良くないですし黙ってましょうか)

海未「いえ、大したことは」

にこ「そ。ならいいけど」

穂乃果「それより海未ちゃん!花陽ちゃんのおにぎり食べなよ!おいしいよ」

海未「ええ、いただきます」

またある日

海未「ん、この前の子ですね。ものすごい綺麗な歌声でしかも踊ってます」

海未「とてもお上手ですね」

明「あぁ、この前のあんたか」

海未「素晴らしいですね。その踊りのキレや歌はなんの努力もなしに一朝一夕でできたものではないはずです」

明「//」

海未「照れないでくださいよ。私まで恥ずかしいじゃないですか//」

明「あんたの言い方…混ざりものがないからキレイ」

海未「?」

明「嫌味とか皮肉とかが交ざってないのよ、あんた」

海未「実際にとても素敵でしたよ」

明「ふうん。ありがと、と言っておくわ」

海未「せっかくなので少し一緒に歌いませんか?私も歌うのは好きですよ」

明「ん……」

愛してるばんざーい

ここでよかったー

……………………………………………………………………………

海未「ほんとに上手ですね」

海未「え……」

明「ん、時間切れ」

海未「体が…光ってる?」

明「さいなら」

海未「き…消えた?」

海未「どういうことでしょう」オロオロ

希「海未ちゃん。やっぱりこの前のピクニックなんかあったんと違う?」

海未「え、えぇ。女の子がいきなり消えてしまって」

希「それはスピリチュアルを超えとるね」

海未「いえ、そういう問題ではなく」

希「実際超えとるやん」

海未「確かにそうですが…」

希「しゃーないしウチの知り合いみたいな人に合わせたるわ」

海未「いや、なんでそうなるんですか」

希「どんな影響があるかわからないからや」

海未「!」

希「ほな行こかー」

海未「ちょ、どんな人なんですか!?」

希「ただの中年のおじさんやで」

海未「はぁぁ?!」

メメ「やぁタロットちゃん、遅かったね。待ちくたびれたよ」

希「どもどもー」

海未「この方は?」

メメ「どーもー。忍野メメです。よろしく、お嬢ちゃん」

海未「はぁ」

メメ「で、一体何があったのかな。話してもらえるかな」

海未「えっと……」

メメ「みのむし火」

海未「?」

メメ「蓑火とかミーボシとかミノボシとかも言う東北の伝承の怪異だよ。にしても蛍光院明とはねぇ」

海未「名前が何かあるんですか」

メメ「ぴったりなんだよ。恐ろしいくらいね。この怪異は場所によってはホタルに例えられるんだよ」

メメ「そしてホタルは三方ケ原の合戦で死んだ徳川と、武田の武士たちや、滅亡した明智光秀の一族や宇治川で敗れ平等院で果てた源頼政などの最後の地では無念で死んだ彼らの魂であるといわれているんだ」

海未「それがどう関係しているのでしょうか」

メメ「『蛍』光院明じゃないか。つまるところ君のあった子は幽霊みたいなものさ」

海未「つ、つまり…」

メメ「君の言う明ちゃんという子はもう死んでいる」

海未「!!」

希「今スマホでピピッと検索してみたけど確かにその子、自殺しとるわ。原因はいじめと芸能界にはいって周りからのプレッシャーや陰湿な嫌がらせみたいやな」

海未「そう…ですか」

メメ「つまるところ今後の影響は心配しなくてもいいよ」

希「ま、悪影響とかなくてよかったやんな」

海未「ええ、そう…ですね…」

海未(なんだか後味が悪いですね…)

「…んた」

海未「?」

明「あ、気づいた」

海未「え、なんで…ここに?」

明「いろいろありがとね。元々恨んでとりついてやるつもりでこの世に残ってたんだけどとりついていてもさっぱりしなかったのよ。でもあんたと一緒に歌ってさっぱりした。だから晴れて成仏させてもらうわ」

海未「そうですか…」

明「そ。ようやく楽になれるから。さようなら」

海未「えぇ、さようなら」

八九時「ところで腹巻きさん」

阿良々木「八九時。僕を一昔前の腹を温めるための衣類の一種にするな。僕の名前は阿良々木だ」

八九時「失礼、かみました」

阿良々木「違う。わざとだ」

八九時「かみまみた」

阿良々木「わざとじゃない?!」

八九時「狩りました」

阿良々木「一体何を?!」

八九時「アルバトリオンです」

阿良々木「モ○ハンかよ!」

八九時「えぇ。斧々木さんとっても強かったですよ」

阿良々木「斧々木ちゃんモ○ハンやってるのかよ?!」

八九時「それより阿良々木さん。なんでこんなトークしてると思いますか?」

阿良々木「さぁ?なんでなんだ?」

八九時「ぶっちゃけて言わせてもらいますとね、クロスとかほざいときながら物語サイドの主人公一回も出さないとクロスじゃないから苦情来るからその防止ですよ」

阿良々木「ぶっちゃけすぎだーーー!!」


おわり

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