女「ぁっ…あ、あた、あたしは…!」(14)

男「あー、学校だりー。行ってきやーす」バタン

母「気をつけんのよー」

男「わーかってるって」


俺は、男。どこにでもいるごく平凡な高校生だ。

今日も、いつものように、フツーに家を出て、学校へ向かった。

ドンッ

女「っ…」

男「ってー…」ドテッ

女「あ、す、すす、すみませ…ッ」

男「あー、いいっていいって。俺、急いでるから。じゃっ」ダッ

女「あ、…」


男(なんだったんだー、さっきの女。俺と同じ制服着てたけど。
  てかなかなかの美少女だったな、ムフフ)

男(おっと、んなこと考えてる暇なかったぜ。急がないと)

男「あー、坂道が面倒だなぁ、ったく」ハァハァ

男友「おっす、男ー」ゼーゼー

男「あ、はよっす、男友」

男友「今日数学の小テストだぜー、マジかったりいな」

男「げッ、マジかよ!!俺勉強してないんですけどww」

男友「笑いながらノー勉主張すんなよww
   ちなみに、転校生も来るらしいぜー」ブイ

男「マジか!?女の子か!?」パァァッ

ちょっと句読点が多い気がする

しえん

男友「すーぐ反応するな、お前」

男「だって俺女の子メチャクチャ好きだし」

男友「ヤリチンになるな、こりゃ」

男「おまっ、人前でんなこと大声で言うなよ!」

男友「へーへー。ほら、チャイム鳴るぜ。急がないと」

男「そうだな」タタッ

キーンコーンカーンコーン

男「セーフッ」ガラガラ

男友「男ーっ、テメー!俺を置いてきやがって!!」ハァハァ

男「あんなちょっとの道で息切れするなんて、お前将来デブるかもなー」ハハ

男友「るせーっ」


委員長「えーっと…遅刻は、2名と」サラサラ

男「そんなー、委員長!!今日は間に合っただろー!?」

男友「委員長は時間にはキビしーことで有名だもんなー」

委員長「遅刻は禁止!それと、遅刻ギリギリも禁止です!!」ビシッ

2「へーーい…」ガックリ

委員長「ちなみに1時間目は体育よ。もう皆移動し始めてるのに、
    あんたたちだけじゃん、着替えてもないの!!」

男友「だーってなー…」

男「うんうん」

2「時間なかったんだよー」ニカッ

委員長「笑顔でゆーなーッ!!もー、あんたらでカギ閉めてきてよね!
    誰が怒られてるか知らないくせにッ」ガラガラッ ピシャン!!

男「うーわー…こええー」

男友「毎日こんなんじゃあしっかりしてくるわなー、女も」

男「だよな」

男友「委員長って、お前の幼馴染だろ?」バサッ

男「そうだけど」ヌギヌギ

男友「推薦で委員長になる前は、どっちかってーとおっとりめの
   フツーの女の子だったよなあ」バサーッ

男「そうだな」ハキハキ

男友「やっぱ、俺のせいかな」

男「いんや、俺らが遅刻ばかりするからだろう、普通に考えて」

男友「やっぱり?ww」

男「やべえ、1時間目にも遅刻しそうな勢いだコレ」アセッ

男友「やべえぞ、早く着替えないと体育の鬼教師がうっせーからな」

男「もうカギしめんぞー」

男友「待てって!!まだズボンはいてねーよっ」アタフタ

男「どんくせーなー、お前はー!早くしろよ!」イライラ

男友「ゴメンゴメン」

男「ほら、いくぞー」ダダッ

先生「今日の体育はドッチボールよ。男女に分かれてー」

生徒「はーい」

先生「じゃ、それぞれ準備体操ねー。それが終わったら、
   半々に分かれてドッチ開始ー」ピーッ


男「ドッチに準備体操なんているか?」

男友「いんや、いらんな」

先生「そこ、男子2人!!またお前らかー」ピリリーッ

2「やべーっ」

男「ったく、あの鬼教師」

先生「全部聞こえてるぞ」ニコッ

男「……へ?」

男友「おまっwww」

男「ーアーーッ」


男「うぅぅ…いてぇー」ヨヨヨ

男友「お前がいらん口叩くからじゃボケw」

男「だってよーw」

ノリがウザイ

支援

ノリがウザイ

つまらん

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom