吹雪「変な艦娘と閉じ込められた…」 (34)

艦これの二次創作ネタに便乗するSSです。
元ネタを考えた方々には申し訳なく思っています


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417179940

吹雪「おーい!誰かー!出してーー!!」

吹雪「私、ここにいるよー!うわーん!!」

吹雪「はぁはぁ…駄目だ、扉があかない…」

吹雪「工廠で開発していたら、まさか外から鍵を掛けられちゃうなんて…不幸だよぉ!」

吹雪「しかも、よりによって一緒に閉じ込められたのが…」

電「ヤ゙ギゾバパンお゙い゙じい゙の゙です!」

木曽「キソソソソ!キソソソソッ!!」

雪風「しれぇ!しれぇ!」

潮「」

日向<瑞雲は…いらないのか?



吹雪「こんな人たちという…」

吹雪「なぜ貴方たちも工廠にいたのかよく分かりませんが」

吹雪「とにかく私たちはこの工廠から脱出しなくてはなりません」

吹雪「ここを上手く脱出して、私たちの実力を皆さんに知らしめてやりますよっ!」

電「な゙の゙です!」

木曽「早く脱出して、キラ付けやりたいでキソ」

雪風「しれぇ!」

潮「」

日向<ほう

吹雪「…やっぱりなんか不安なメンバーだ」

日向<…で?どうやって出るんだ

吹雪「えーと、とりあえず作戦はですね」

吹雪「ここは工廠ですし、主砲を造って扉をブチ抜こうという作戦で行きたいと思います」

木曽「主人公にしては脳筋で雑な作戦だキソね」

吹雪「よ、余計なお世話です」

吹雪「戦艦の日向さん、35.6cm砲でもいいんでとにかく破壊力のあるものの開発をお願いします!」

日向<出来たぞ

吹雪「早いですね…違う!これ瑞雲!破壊力はあんまり無い!!」

木曽「さすが日向キソ。瑞雲への想いは本物だキソ!」

日向<フ…これからは航空戦艦の時代だからな

吹雪「そんなの来ないから!絶対来ませんからねっ!いいから主砲つくってください!」

日向<仕方ない。作ろう

吹雪「しかしなんで主砲レシピで瑞雲が出来たのかなぁ…」

雪風「しれぇ!」

吹雪「え、何?雪風…瑞雲を貸せって?」

雪風「しれぇしれぇ!」ヒョイ

雪風「ぶーん!」

吹雪「遊ぶな!」

雪風「しれー!」バキッ

吹雪「せっかく作ったのに壊すな!!」

日向<ああ、私のかわいい瑞雲が

雪風「しれー…」

吹雪「って、元はと言えば日向さんがこんな余計なものつくったからでしょ…」

日向<余計なものとは失礼だな

日向<瑞雲は数で勝負するものだ…見ろ、この大量の瑞雲を

吹雪「ちょっと待って!!あんた何勝手に瑞雲を量産してんですか!?主砲造れって言いましたよね!」

日向<お前も瑞雲を積め

吹雪「何言ってんですか!?積めませんよ!」

日向<まぁ、そうなるな

吹雪「なんで喜んでるんですか!」

吹雪「と、とにかく主砲を…」

吹雪「ってあれ!?それによく見たら資材があと10/10/10/10しかない!!」

吹雪「瑞雲にどんだけ資材を使ってるんですか日向さぁぁん!!」

日向<それは私ではない。あれだ

吹雪「え?」

電「ああああ!大゙型゙建゙造゙を゙じだら゙ま゙る゙ゆ゙が出でぎだな゙の゙です!」

吹雪「電ちゃーん!?」

吹雪「おぉい!大型建造なんて余計なことしてんじゃないよ!?」

電「はわわ!大゙型゙建゙造゙で大゙和゙が長゙門゙を゙出じで扉゙を゙ブヂ抜ぐ作゙戦゙だっ゙だの゙です!」

吹雪「それギャンブル過ぎぃ!」

木曽「キソソソ!これは傑作だキソ!」ゲラゲラ

吹雪「笑ってる場合じゃないよ!」

吹雪「あーもう、これどうすればいいの…完全に詰んだじゃない…」

??「困っているのか、駆逐艦よ」

吹雪「え?」

??「そこで諦めるというのは良いことだとは思わないな」

吹雪「は、誰?」

まるゆ「私だ」

吹雪「!?」

まるゆ「自分の力を超える者が現れたのなら、それに立ち向かうという努力をすればいい」

まるゆ「私はそのためなら、この身を削ることを厭わないさ。私は皆の司令官なんだから」

吹雪「な、何かイケメン出てきたー!!」

電「ま゙る゙ゆ゙がど思っ゙だら゙ま゙る゙ゆ゙ざん゙だっ゙だの゙です!」

木曽「キッソー!こいつは驚きだキソ!凄い大物が出てきたでキソ」

吹雪「え!?まるゆとまるゆさんって何か違うの!?」

日向<ああ。まるゆさんとは、私と似たような性格で有名な人だ

吹雪「違う!見た目も雰囲気も何もかも違うから!」

日向<まぁそうなるな

吹雪「ていうかまるゆ1人出たくらいで、この状況が変わるわけないでしょ!早く脱出の方法を考え…」

まるゆ「それは聞き捨てならないな、駆逐艦」

吹雪「え?」

まるゆ「お前たち、この工廠から脱出したいのだろう?」

吹雪「まぁ、はい」

まるゆ「ならば私が、あの扉をこじ開けてみせようじゃないか」

吹雪「ええ!?出来るんですか!?!?」

まるゆ「当然だ。私はまるゆだぞ」

まるゆ「こんな大きな鉄扉くらい、どうということはない」

吹雪「…マジですか」

まるゆ「行くぞ…」

吹雪「…」ゴクリ

まるゆ「…!」グッ

吹雪「!!」

まるゆ「…」グッグッ

吹雪「…?」

まるゆ「…」グッグッグッ

吹雪「…」

まるゆ「………」グイ-ッ

吹雪「………」

まるゆ「……………ふぅ」

まるゆ「潜水艦は肉弾戦よりも頭脳戦の方が得意でな」

吹雪「知ってたよ!」スパ-ン

まるゆ「…人間に頬をぶたれたのは久しぶりだな」ヒリヒリ

日向<吹雪、まるゆさんになんてことを…

木曽「こ、こいつは暴徒だキソ…!内戦発生だキソ…」

電「吹雪は嫌゙い゙な゙の゙です!」バンッ

雪風「しへぇ!しへぇ!」ガブカブ

吹雪「え?何で私が悪いみたいになってんの?」

まるゆ「そうだ皆、吹雪を責めるのはやめたまえ」

吹雪「!?」

まるゆ「彼女はまだ若い。嗜みを知らぬような年頃の娘なんだ」

まるゆ「ならばやみくもに怒鳴るのではなく、親切に教えるのというのがマナーというものだろう」

まるゆ「吹雪は大切な仲間だ。仲間が傷つけられている姿は、私はあまり見たくはない」

木曽「…キソッ」

日向<まるゆさんがそうおっしゃるのであれば

吹雪「………」

まるゆ「で、どうやってここから出ようか?」

電「ア゙イ゙デア゙が無゙い゙の゙です」

吹雪「うーん、こうなったら結局ふりだしに戻って考えるしかなさそうな気が…」

潮「」ヌッ

吹雪「…ひっ!?」ビク-ッ

潮「」

吹雪「うわ…びっくりした…」

木曽「ん?何だこいつは?どっから湧いて来たでキソ」

潮「」

電「ごれ゙はゔじお゙ぢゃ゙ん゙な゙の゙です。一応最゙初゙がら゙い゙だ人゙な゙の゙です」

吹雪「あ…そういえばいましたね!」

まるゆ「こいつは驚きだな。この駆逐艦は気配を消すことが出来るのか」

日向<しかもずっと微動だにせず立ち続けているとはな

日向<もしかしたら、この駆逐艦の実力は瑞雲と互角かもしれない

吹雪「瑞雲と互角ってなんですか」

雪風「しれぇ?」

吹雪「で、潮ちゃん、一体どうかしたの…?」

潮「」ヒョイ

吹雪「ん…?資材10/10/10/10?」

潮「」カイハツ

吹雪「こ、これは!」

潮「」

吹雪「電探!」

潮「」コクコク

まるゆ「なるほど、こいつで外部と連絡を取り助けを呼ぶ作戦か」

木曽「おお!駆逐艦はキラ付けのお供くらいしか役に立たないと思ってたけど、こいつは出来る駆逐艦だキソ!」

吹雪「よし潮ちゃん、さっそくこれを使って助けを呼ぼう!」

潮「」モグモグ

吹雪「って喰うなーー!」スパ-ン

潮「」ペッ

吹雪「え!?何なの?電探って食べ物なの!?」

潮「」?

電「ふぶっきー、もうい゙い゙がら゙早゙ぐ電゙探゙を゙使゙ゔの゙です!」

吹雪「う、わかった」

吹雪「こちら吹雪です!誰か応答お願いします!」

漣『こちら第七駆逐隊。用件は』

吹雪「あっ漣ちゃん!助けて、私たち閉じ込められたの!」

漣『どこに』

吹雪「工廠!お願いだからここから出して!!」

漣『了解。こちら第七駆逐隊、すぐに工廠へ急行する』

吹雪「ほっ…」

漣『着いたよ』

朧『助けに来たよ』

曙『この中にいるのね、あんたたち』

吹雪「そうだよ!だから早く助けてー!」

日向<助けてくれたら、私が丹精込めて作った瑞雲を君たちに15機ずつプレゼントしよう

朧『やる気なくすなぁ』

日向<まぁそんなこと言わずに

曙『んで…どうやって開くのこの扉?』

漣『解錠の方法がわかんない。情報求む』

吹雪「えっと…じゃあ、今から教えるね」

吹雪「扉の近くに暗証番号入力できる機械があるでしょ?」

漣『どれ?』

曙『漣が今いじってる、その機械じゃない?』

漣『あぁ、これか』ピピピ

吹雪「え!?それ、勝手に変な番号入力したら駄目なやつ!」

漣『え?』

漣『あ゙ーーーーー!?』デデ-ン

曙『さ、漣ーー!!』

吹雪「…その機械、変にいじったら、相手を不審者と見なしてプログラムが攻撃してくるのよ…」

まるゆ「うん。派手にやられたな、あれは」

潮「」

吹雪「完全に打つ手がなくなりました」

日向<まぁこうなるな

吹雪「どうしよ…」

どうやって脱出する?>>22

※この安価でSSを終わりにします

衣笠さん参上

衣笠「じゃん!衣笠さん参上!」

吹雪「!?」

木曽「な、なんだキソ!?乱入者キソ?」

衣笠「そうよー。オチを任されちゃったからね!」

衣笠「衣笠さんがいっちょ大きなことしちゃうって訳なの!」

日向<大きな事?

吹雪「な、何か嫌な予感しかしないんですが」

衣笠「大丈夫大丈夫!私のあだ名、何か知ってるでしょ?」

吹雪「アダ名?」

衣笠「私のアダ名は…」

衣笠「キノガッサ!」

吹雪「!?」

衣笠「マッハパンチ!!」バキィ

吹雪「うおぅ!?あの硬い鉄扉に穴が!」

電「す、ずごい゙破゙壊゙力゙な゙の゙です!」

まるゆ「なるほど、あの重巡は考えたな」

日向<はがねタイプにかくとうタイプは効果抜群…

木曽「相性というものを上手く利用したキソか!」

吹雪「それゲームが違うでしょ!」

衣笠「うおりゃー!衣笠アターック!!」ドカバキィ

吹雪「…でも、出れるならまあいっか」

日向<まぁそうなるな

吹雪「…完全に穴が空いた」

衣笠「ふんす!」

電「やったーな゙のです!」

木曽「キソソソソ!これで大潮をさらってキラ付け出来るキソ!」

日向<私も夕張に瑞雲を渡しに行かなくては

雪風「しれぇ!」

潮「」

まるゆ「ま、ハッピーエンド、ってとこか」

衣笠「どうよ!見た吹雪ちゃん、私の力!」ブンブン

吹雪「み、見てましたよ…とりあえず私の手を握って激しく振り回すのやめてください」

衣笠「とにかくこれでこのSSは終わりだね!楽しかったよ、ばいばーい!」

吹雪「…はぁ」

吹雪「扉が空いた途端、みんな早々に帰ってった」

吹雪「まぁいいや、無事に終わったんだし」

吹雪「私も部屋に帰ろっと」

吹雪「…」

吹雪「…あれ?」クラッ

吹雪「うっ!」バタッ

吹雪「あ、あれ?体が動かない!」

吹雪「これ麻痺してる!なんで!どうして!?」

吹雪「私も工廠から出たいのにっ…」

吹雪「ん?そういえば…?」

吹雪「衣笠…キノガッサ…」

吹雪「特性…キノコのほうし…麻痺…」

吹雪「ああ!?」

吹雪「握手されたあの時、麻痺しちゃったんだ私!!」

吹雪「な、なんとか動かないと…」

提督「あれ?工廠の扉こわれてるぞ」

吹雪「あっ司令官だ!おーい司令官!助けて!!」

提督「全く誰だよ…妖精さんに修理して貰わないと」

吹雪「駄目だ、麻痺したせいで提督に届くだけの声を出せない!」

提督「仕方ない、とりあえず応急処置だけしとくか…」トンカン

吹雪「待って待って!せっかく空いた穴を塞がないで!私ここにいるよー!」

提督「…ふぅ、これでよし」バタン

吹雪「おーーーーーい!!」

吹雪「やっぱり1人にしないでーーー!!」

おしまい

終わりです
ちなみに元ネタは全部pixivにあるやつです

一応書いときます
電→ナスは嫌いなのですを描いた人
木曾→白い艦これ
雪風→しれえ(鳴き声)
潮→うしおちゃん
日向→師匠

何度も言いますが、元ネタの方々さん本当にすみませんでした

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