会長「やぁ」男「……おう」(68)


会長「済まないね、行き成り呼び出して」

男「……俺も一応、生徒会会計だからな。会長の唐突な呼び出しには慣れたさ」

会長「おや、言ってくれるね」

男「……で、用件は?」

会長「………君は、何時まで強いられてるのかな、と思ってね」

男「………悪い、その言葉の意図が分からん」

会長「じゃあ言い換えよう」


会長「君は、何時まで付き合いたくもない相手と付き合ってるのかな?」

男「っ……」


会長「私が、耳にしてないとでも思ってるのかな?腐っても私は生徒会会長だぞ」クスクス

男「………お前には、関係ない」

会長「そう、か……」

会長「まぁ、いい。ただ、君は感謝されず、彼女の言われるがまま振り回され、そんな彼氏彼女の関係を強いられてる……」

会長「私から言わせると、滑稽、そして憐れ……」

男「…………」

会長「君も、否定しないところを見ると……少なからず、そう思い当たる節はあったみたいだね」

男「……好きに、言うといい」

会長「……そう」


会長「じゃあ、君のお言葉に甘えて……ここからが本題だ」スッ


会長「女、と言ったかな?君の相手は」

男「……あぁ」

会長「……私が言うのもなんだが、あの娘は良くない噂が絶えない」

男「…………」

会長「ふふ……いや、君には言わずもがな、知っていたか」

男「………」

会長「それでも尚、君は付き合い続けている」

会長「……その理由を君に尋ねたいところだが……」

男「……」

会長「肝心の君の口から訊けそうにないな……まぁ、これから始まる宴に、そんな無粋なものは要らないな」

男「……?なにを……」

チュ

男「―――――っ!!」

会長「ん……」

会長「ふふ……私のファーストキス、どうだったかな?私は……夢にまで見た君との口付けに蕩けてしまいそうだ……」

男「……会長」

会長「売女じみてるのは百も承知だ。そして、こんな卑怯な手段で彼女持ちの君に対する過ちを犯した事もね」

男「………」

会長「蔑みなら幾らでもしていい。私は狡猾で、してはいけないことをしたのだからな」

会長「……でも、私はあの女とは違う」

会長「私は君に尽くしたい」

会長「私は君に感謝をしたい」

会長「私は君と歩みたい」

会長「私は君と……愛し合いたい」


会長「……と言っても仕方ないかな?本来ならば、告白をしてから段階を踏んですることだしな」クスクス

会長「本末転倒も甚だしい……な」

男「……」


会長「拒むなら拒んでくれ。優柔不断は一番嫌だからな」


男「会長……俺は……俺は……」


男「……俺は、俺はっ」

会長「……男」グイ

会長「……愛してる」


男「っ!!!」ゾクゾク

男「会長……!」


トサッ

男「…………いいんだな……?もう……後戻りも、出来ないぞ」

会長「構わない、さ。君となら何処までも堕ちよう……」クス

会長「来てくれ……私を、壊してくれ……」

背徳感がそそるね


男「脱がすぞ……」

会長「あぁ、頼むよ」


プチプチ……パサッ


男「……綺麗だ」

会長「ふふ……ありがとう」

会長「……さ、君の好きにして構わないぞ。揉みしだいたり、舐めたり……私を弄ってくれ」

男「あ、あぁ……」フニ

会長「んっ……」

男「柔らかい、な……布越しでも伝わる柔らかさだ」フニフニ

会長「……ふふ、何だろう。君から賞賛されるとゾクゾクするな……もっと、激しくしていいからな?」

男「……おう」


男「……そ、その……」

会長「ん……何だ?」

男「……直で、触っても……いいか?」

会長「あぁ、何だ……私としたことが、気が利かなくて悪かった」


男「い、いや……」

会長「待っててくれ……今、外すから……」プチ


パサッ……


会長「……どうだろう?大きさにはそれなりの大きさはあると自負してるのだが……」プルン

男「……」ゴクリ


男「か、会長は……充分、魅力的だと……思う」

会長「……そうか?そう言ってもらえると嬉しいよ」クス


男「さ、触るぞ……」

会長「遠慮せずにどうぞ……んっ」


男「……す、凄い柔らかい……滑らかな肌が吸い付いてくるみたいだ……」モミモミ

会長「は、ぅう、んっ……」

男(……薄桃色の小さな乳首が勃ってる……会長も興奮してくれてるのか)

男(……舐めてみたいけど……会長は好きにしていいって言ってたし……いい、よな?)


男「……はむ」パクン

会長「ひぅ!?お、男……?」

男「んむ……」チュウウ


会長「んんぅっ……」ゾクゾク

会長「んっ、ぅ……は、はぁ……はぁ、行き成り……おっぱいを吸うなんて……」

男「……んぅ、む」

会長「まるで、赤ん坊だぞ?……やめろとは言わないが……」


男「……ぷは……いや、つい、ね……」

会長「全く……ま、赤ん坊みたいな男の一面を見れたし、良しとするか」クス

期待支援

薄桃色が薄紫色に見えた俺はもう寝ます

会長「しかし……私ばかり尽くされては不公平だな」スッ

会長「君にも気持ち良くなってもらおう」サワ

男「っ……」ゾク


会長「すごい、ズボン越しからでも硬さが伝わってくる……もしかして、おっぱいをしゃぶって興奮してくれたのかな?」クス

男「……否定はしない」

会長「そうかそうか」クスクス

会長「……だが、ズボンから出さないとやりにくいこと、この上ないな……」


会長「……」サワサワ

男「っ、っ……」ビクン


会長「しかし、面白い反応をするな君は」

男「遊ぶな」

会長「まぁ、冗談はさておき……ご開帳としようじゃないか」


ジィィイイ……ゴソゴソ

ブルン、ペチン


会長「」


会長「反り返りすぎてないか?あまりの勢いで私の頬に当たったが……」

男「……すまん」

会長「まぁ、それだけ私に対して性的興奮してくれてる証明なんだろうな。嬉しいよ」クス


会長「…………しかし、こんなに大きいもの、なのか?本などで見る陰茎よりも一回り大きく見えるが……やはり、実物だからなのか?……それと、この生臭い香り……頭がクラクラする匂いだ……」

男「……観察はいいが、触らないのか?」


会長「おっと、そうだな。次は触感を……」ニギ

男「っ、ぅ……」

会長「熱い……それに皮膚とは違う触り心地……ビクビク震えて、何か別の生き物みたいだな……」コシュコシュ


男「か、会長、もう少し……強く出来るか?」

会長「ん、握力を強めるんだな?……これぐらいで……」ギュッ

男「うっぁ……」


会長「あ、す、すまん、強すぎたか?デリケートな部分だとは分かってるんだが、力加減がしにくくてな……」

男「い、いや……今ぐらいの力で、擦ってくれ……」

会長「う、うむ、了解だ……」コスコス


男(か、会長の掌、柔らかい……その上、嫋やかな細い指先が肉幹の全体を撫でながら丁度良い力加減で締め付けてて……)

男(自分なんかでするよりも、気持ちいい……)


会長「はぁ……はぁ……」コシュコシュ


男「うっ、くぁ……」ビクン

会長「何だか、ヌルヌルした汁が溢れて来てるな……呼称は確か我慢汁、先走り、だったか……」コスコス


男「か、会長……我慢汁を亀頭から全体に馴染ませるように、塗りたくってくれ……」

会長「う、うむ……」ヌチュヌチュ


会長(しかし……我慢汁のいやらしい、匂いが……鼻につくな……)ハァハァ

会長(それに加え……我慢汁に濡れた肌黒い陰茎……何故だろう、見てるだけで身体が熱く疼く……)ゴクリ


会長「……な、なぁ、男」


会長「な、舐めても……いいだろうか?」

会長(♂)

>>18
やめろ


男「好きに、してくれ……」


会長「そうか……では、遠慮なく……ん」パク

男「うぁ……」ゾク

会長「んっ、んんん……」グプ


会長(独特な風味……しょっぱいが、ついつい舐めたくなる……癖になる、味だ)

男「か、会長……」

会長(男、あんなに気持ち良さそうに……)

会長(……その快感にゆがむ表情をもっと見たい)

会長(そして、私だけに見せてくれ……私だけに……悦楽に沈む様を……)


会長「んっ、んっ、ん、むぅっ……」ジュプジュプ

男「く、ぅぅうっ」

男「か、会長、ヤバ、いっ……!」


会長(っ……口の中で一回り大きく……)

会長(もうすぐ、達してしまうのだな……)

会長(出してくれ……男の、子種を……私の口にっ……!)


会長「んんんっ、んぅ、む、んんっ!」ジュプジュプ

男「そ、そんな激しくされたらっ……っぐぁ!」

男「だめ、だ……で、出るっ……!」ビクン


ビュ、ビュルルッ!
ビュク、ビュクン……ドプ……


男「はっ―――――はぁ―――――」ビクンビクン

男(や、ヤバ……射精、とまんねえ……)


会長「んぐ!……んっ、んむぅ……」コクコク

会長(大量の精液だな……しかも粘っこいせいか舌に絡む……)コクンコクン

会長(しかし、この青臭い香り……癖に、なりそうな味わいだ……)

会長「ちゅぷ、ん、はぁ……」

男「か、会長?別にの、飲まなくても良かったんだが……」

会長「ん、ふふ……いや、な。君の出すものだと思うとつい嚥下してしまった」クス


会長(しかし……男の精液を飲み込んでから……身体の疼きが増した……気がする、な)

会長(……媚薬みたい、だ……だが、私らしからぬ……こんなにも、男のが、欲するとは……)ハァハァ

グイ、ドサ


会長「はっ――――はっ―――――」

男「か、会長?」

会長「……す、すまない……も、もう、我慢できん……」

ピラ

男「っ!」

会長「み、見えるか……?私のあそこ……ぐしょぐしょだろう……」

会長「お、男の……を舐めてたら……止まらなくて……」

男(愛液に濡れたショーツが……透けて……)


会長「ま、丸見えだろう?……直ぐに股を濡らす娼婦のようで幻滅させたかもしれない……けど、もう」スルスル


会長「男、の……ち……チンポが、欲しいんだ……」カァ


男(あの、会長が顔を赤らめて……俺を求めてる……)

男「……」スッ


ガバッ


会長「ぁ……おと、こ?」

男「もう……いいよな、入れても……俺だって会長のあんな、いやらしい姿見せられて……限界なんだよ……」グイ

会長(おと、こ……)キュン

会長「……い、いいぞ……男の、するがまま……してくれ……」


―――――――


男「ほら……会長のぬるぬるまんこに……」ヌチュ


ググ……


会長「んっ……」


ズププ……


男「俺のチンポが……飲み込まれてっ……」

会長「ぅ、んん……」


ズプンッ!


会長「くぅ、んぁあっ!!」ビクン

男「はぁ、はぁ……全部、はいっ、た……ぞっ……」

会長「は、はっ――――ふ、ぅっ……!」ピクピク

寝よう
おやすみ

ちょ、ここで斬るとはなんという生殺しw
乙w


最高です

男「会長の、膣内……あったかくて、気持ちいいぞ……」

会長「は、ひ、ぅう……」ビクビク


男「会長、大丈夫か?……痛い、よな?」

会長「痛い……けど……男が私のはじめてを貰ってくれたと思うと……胸が、一杯だから……大丈夫、だ……」クス

会長「私、ことは気にせずに……存分に、動くといい……」


男「……あほ」ギュ

会長「んっ……」

男「会長は本当にあほだな」

会長「……そうかな」クス

男「そうだとも」

男「文武両道で皆の模範であり」

男「皆を魅了する容姿端麗……」

男「全てにおいて非の打ち所がない会長、はドアホだ」


会長「……どうしてかな?」

男「……自分よりも他人を優先する所」

男「でも……俺は会長にも、気持ち良くなってもらいたいんだ」

男「……ま、半ば強引に会長を襲った俺にそんな事言う権利はないかもしれないけど」


会長「………ふふふ」クスクス

会長「本当に、君は優しいね」ギュウ


会長「私は……そんな君の優しい部分に惹かれたかもしれないな」クス

会長「……気付けば何時の間にか、毎日、目で君を追っていた……ふふ」

会長「……しかし、今は私はいけないことをしている」

会長「……私は、汚れた女なんだよ」

会長「…………君に、優しくされる権利はないと思うんだ」


会長「…………だから、こそ…………思いのまま、欲望を……たたきつけて欲しい……」ギュウ


男「……そうか」

男「……でも、止まらない、からな?」

男「会長が泣いたって……もう嫌になるくらいしたって……止まらないぞ?」


会長「ふふ……だから、言ったろう?」ギュウウ


会長「……私を、壊してくれって」

寝る
おやすみ

おい…おい!!



やはり、いちゃらぶはいいモノだ!


男「……軽く、動くぞ」ゴソ

会長「う、む……んっ」


男「まだ痛いか?」

会長「先程と比べれば……どうということはない……寧ろ、男の……ち、チンポが……熱く感じるぐらいだから……」カァ

男「……」

男(淫語言って顔赤らめる会長可愛い……)


男「……少し動かすな」ヌル

会長「あぁ……ん、ぅ……」

男「……会長、どんな感じ?気持ちいい?」

会長「な、何とも言えん……下腹部が熱くてむず痒い感じだ……」

男「少し、慣れてきた証拠かも……これならペース上げても大丈夫だな」

会長「う、うむ……」


男「徐々に、速くしてくからな」ジュプ

会長「ふ、んぅ……り、りょうかい……」

男(しかし……まだ辛そうだな会長。表情も少し強張ってるし……)

男(……こういうときは)


男「……会長」ギュウ

会長「あっ……」ビクン

会長「ど、どうした……?行き成り抱きついて……思う存分、してくれていいんだぞ……?」

男「いいだろ、別に。会長の身体、柔らかいしさ。それに……」グイ

会長「んんっ……!」ビクン

男「この体位だと深く繋がったままだけど、動けるには動けるんだよね」

会長「そ、そうなのか……」

男「対面座位に近いかな?密着感はあるし」

会長「や、やけに詳しいな……やはり、君にも経験がある……に決まってるか……何しろ、女が……」


男「ま、待った。勘違いしてるみたいだけど……その、女とはまだしてないぞ?」


男「…………その、俺の初めては……会長に……」

会長「っ!……ほ、本当、なのか……?」

男「……恥ずかしながら……うん」カァ


会長「……お、男っ……男……!」ギュウウ

男「うぉっ!……あ、危ないって会長……バランス崩しちゃうよ……」

会長「す、済まない……け、けど、私、私……う、嬉しくてっ……」


男「初めて同士、だね……」

会長「……そ、そうだな」


男「……会長」スッ

会長「……う、うむ……んっ」チュ


男「ん、む……」グイグイ

会長「ん、ふぅ、くっ……ふ、ぅん!」

男(会長の膣内とろとろ……襞が絡み付いて締め付けてきてる……)

男(ヤバい……すっげー気持ちいい……)


男「ん、っ、ちゅ、ふ……」パチュパチュ

会長「ん、ふむ、ぅぅん!」

男「んん、く……ぷは……はっ……」ジュブジュブ

会長「は、っぁん!お、おと、こっ……おとこっ……!」

男「会長、エロい、顔になってるよ……!」グイグイ


会長「こ、こんな、こんな、のぉ……!」


男「会長も、気持ち良くなってきてるんだなっ……!ほら、奥小突くと……」グリグリ

会長「んぅぅう!?ひ、ひゃめっ……!!」ビクビク


男「膣内が痙攣して、こんなに愛液が溢れるんだ……会長、軽くイってるでしょ?」パンパン

会長「し、しらにゃい……しらにゃぃ……!」

男「嘘……呂律回ってないし、そんな顔を蕩けさせてちゃ説得力に欠けるよ?」パチュンパチュン

会長「ん、ぅふ!ゃ、あ、んん!」

男「そ、そんな会長には……お仕置きが必要、だな……!」

会長「お、おしおき……?」

男「そうだよ……」


男「このままたっぷりと出すからな……!」パンパン


会長「!!ひ、ひゃめ、それだけは……!」

男「う、くぅうう!!」パチュパチュッ


会長「んぁ、ふぁぁあ!!」ガクガク

男「や、ヤバ……し、締まって……も、もう……で、出る……!!」パンパンパン


会長「んんん、ふぁぁああ――――っっ!!あぁあ――――っっ!!!」ビクンッビクンッ


男「う、ぅあぁあああ!!!!」


ビュクッ、ビュク、ビュルルッ!!
ドピュ、ドプ……

男「はっ――――はっ―――」ビクビク

会長「ぁ……ふ……」ピクンピクン


―――――
――――――
―――――――


男「……つ、疲れた」クテ

会長「うむ……しかし、心地よい疲れ、だな……」

男「そうだな……」


会長「それにしても……だ」

男「ん?」

会長「何故、膣内に出さなかったんだ?」ゴゴゴ

男「え、え……そりゃ、流石に……膣内出しは……いけないと思って」

会長「ほう?」ゴゴゴ

男「え、えーっと……え、何で俺が悪いみたいなことになってるの?」


会長「全く……君は本当に……」ハァ

男「え、え、俺がいけないの?」


会長「……ま、君のそんな何気ない優しい部分は好きだけどな」

男「……俺が、いけなかったんか?」

会長「……わ、私としてはして欲しかったんだぞ?」

男「……そ、そうなの?」


会長「当たり前だ!……言っとくが考えなしに言ってる訳じゃないからな?」

会長「今日だって安全日を見計らって君を呼び出したんだからな……」

男「い、いや、ははは……すんません」



会長「……ま、いいさ。次の機会にでも……な」クス

男「……お、おぅ」カァ

素晴らしい(;´д`)スバラスィ




会長「さてさて……今日はもう帰ろうか」

男「おう。一緒に帰るか?」

会長「うむ、お願いするよ」



ギイイ、バタン



男「おう……それにしても、廊下寒いな」

会長「冬が近いからな。それに、この時期は特に体調を崩しやすい。君も風邪をひかないように」

男「おう。しかし……手が肌寒いな」

会長「………男、手を貸せ」

男「……?はい」

会長「……」ニギ

会長「……て、手袋の代わりだ」


男「……」

会長「……な、なんだ?」

男「会長の掌、あったかいな」

会長「……そ、そうか」カァ


男「帰ろう」ニギ

会長「……う、うむ」


―――――――おわれ―――――――

取り敢えず、一回終わり
もう少し続くよー

そしておやすみなさい

乙!

やはり、いちゃらぶはイイ、実にイイ!
おやすみなさーい

乙ー

続きも楽しみにしてる


男「おう」

会長「ん、おはよう」


男「さむさむ……朝は冷えるな……」

会長「冬物のコート着てるのにまだ寒いか?」

男「寒いのは苦手でね……手も寒い……しなー」チラ

会長「……う」


男「……会長ー」

会長「……わ、分かってる。が、学校までだからな?」ニギ

男「おう……はぁ……会長の手は温いなぁー」ニギニギ

会長「揉むように握るな!」


男「……なぁ」

会長「ん、なんだ?」

男「会長知りたがってたよな、どうして俺が女と嫌々付き合ってるか」

会長「……あ、う、うむ」

男「………世間一般で言う許嫁、ってやつだよ」

会長「」

男「遠い昔に交わした約束。切っても、切れない関係、かな?」


会長「……そ、そうだったのか」

男「まぁ、あっちは俺こと嫌いみたいだし……今の俺には会長がいるから、別にいいんだけどな」

会長「ば、ばか、真顔で言うな!」カァ

男「あーもう照れる会長かわええー」スリスリ

会長「も、もう……」


会長(……許嫁、か)

会長(果たして、本当に女が男のことが嫌いかどうか……それで話が変わってくるな……)

会長(……)



男「さて、学校に近くまで来た訳だが」

会長「手は離させて貰うぞ」パッ

男「あぁ……会長の温もり……」

会長「……そんな残念そうにしなくても、また帰りに幾らでも……」

男「……あー帰りは厳しいかもな。女と帰るから……」

会長「む、そうか……じゃあ、また明日、ということになるな」

男「……うぅ、帰りも会長に触れててえよぉ……」


会長「あー分かった分かったから、ほら、教室行くぞ」

男「うー……」

ガララ

男「うーっす」

会長「皆、おはよう」

クラスメイト「男くん、会長おはよー」

会長「うむ、おはよう」


友「おー2人ともおはー」

友「にしても、珍しい組み合わせだな、会長と男とは……」

会長「いや、たまたま途中で出くわしてね。仕方なく一緒に登校したのさ」クス

男「か、会長その言い方ひどくね?」

友「ははは!」

会長「男だから言うのさ」クスクス

徐々なドロドロな感じにしてくかも
おやすみ

支援

友「ははは……ん、あれ……?」

会長「女……」


女「男」

男「あ……」

女「……分かってるよね」

男「あぁ……うん、わかってる」

女「そう、ならいい。じゃ」スタスタ

会長「………」


友「なんだなんだ、愛の告白か?」

男「そんなんじゃないよ……」

会長「……」

キーンコーンカーンコーン

ガラ

担任「ほらー席につけー」

友「っと、hrか。んじゃお二人さん、また後でな」

男「おう」

会長「うむ」



―――――
――――――
―――――――

キーンコーンカーンコーン

男「昼飯だ昼飯ー」

会長「うむ、漸く一息つけるな」

男「おうよーさて、弁当弁当……」ゴソゴソ

会長「……なぁ男、私と2人っきりでお昼食べないか?」

男「おーいいけど……何処で食うよ?屋上は多分、カップルで一杯だぞ?教室は周りの目があるし……」

会長「ううむ……そうだ!生徒会室なら私の権限で邪魔されずに食べれるな」

男「でも……生徒会室って顧問いなきゃだめなんじゃ……」

会長「私を誰だと思ってる?」クスクス


男「あぁ……会長らしいね、ほんと」


会長「そうと決まれば行こうじゃないか男」

男「おう!」



女「………」ジー

ガチャ……バタン

会長「さて、適当に座って食べるとしよう」

男「おう」ゴソゴソ

パカ

会長「……ん、君らしからぬ弁当だね。随分と手の込んだおかずばかりじゃないか」

男「今日は女が作ってくれたからなー」

会長「……そうなの、か?」

男「おう、殆どは俺が作るんだけど。今朝起きたら珍しくあいつが作っててさ」

会長「ふむ……そうなのか」

会長「………ん?ちょっと待ってくれ……」


会長「その言葉からすると……君と女は同棲してるように聞こえるんだが……」


男「そうだよ?」


会長「んなっ!?は、初耳だぞ!」

男「……あーそういえば言ってなかったなーごめんごめん」

男「今朝言ったけどさ、許嫁だし、親の命令で半分同棲に近い形で一緒に過ごしてるんだよ」

会長「そうだったのか……」

男「ま、俺のこと嫌ってるあいつからしたら苦痛以外、何ものでもないだろうけどな」

会長「……へえ」

寝る
おやすみ

おやすー

まだかなー

はよ

はよ

はよ

はよ

まだかな

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