セフィロス「お前が私のマスターか」ケイネス「……!?」 (72)


セフィロス「何だその顔は」

ケイネス「……ディルムッドではないのか…………?」

セフィロス「期待外れだったか?」

ケイネス「ふむ……」

ケイネス(少々予想外の男が現れたが、例の触媒で召喚されたのだ……只者ではあるまい)

ケイネス(それに……)


ケイネス「宜しい、私がお前のマスター……ケイネス・エルメロイ・アーチボルトである」


セフィロス「理解した、マスター・ケイネス」

セフィロス「私の真名はセフィロス……ランサーのクラスとして召喚された」

ケイネス「……!?」

セフィロス「だから何だその顔は」



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ケイネス「ラン、サー……?」


セフィロス「如何にも」

セフィロス「……よくある事だ、私の本来の適正はセイバーだったが一呼吸の差で遅れたわけだ」

ケイネス「馬鹿な、聖杯の選んだクラスから溢れたとでも言うのではないな」

セフィロス「さぁな……私とて召喚された回数はこれで二度目、聖杯の知識などたかが知れている」


セフィロス「……で、だがマスター」

ケイネス「…………うむ」



ケイネス「問おう、汝は聖杯に何を求める」



──── 遠坂邸 ────



バージル「貴様が俺のマスターか?」


時臣「……!?」

言峰「!?」


バージル「……何だ、その顔は」


時臣「馬鹿な……! この触媒で召喚されたのなら、彼の英雄王が召喚される筈……ッ」

時臣「それが、何故……!?」


バージル「……」

バージル「知らんな」

バージル「アーチャーのクラスとして召喚された、真名はバージル……聖杯に願うのは『改変』だ」


時臣「……っ、分かった」

時臣「私は貴方を召喚したマスター、遠坂時臣と申します」


バージル「了承した、トキオミをマスターとして認識する」

時臣「何事も想定外とは付き物、共に聖杯を掴む為……力をお貸し願いたい」

バージル「……」



────アインツベルン────



切嗣「……これは、どういうことなんだ」

アイリ「分からないわ……! 触媒に使われた『鞘』は本物の筈、なら出てくるのは彼でなければおかしいのに……ッ」

切嗣「…………何故だ」


小次郎「何故と聞かれてもなぁ、私は一時の亡霊に過ぎない……理由を知る術が無いのは道理であろう?」

小次郎「……して、改めて問おうか」

小次郎「私のマスターで良いのだな?」


切嗣「……」

切嗣「そうだな、これが証だ」スッ


小次郎「令呪の確認、なるほど間違いはないらしい」

小次郎「ではこれよりセイバーのサーヴァントとして参上した、佐々木小次郎だ」


切嗣「衛宮切嗣だ、佐々木小次郎……」

切嗣(……分からない、何故日本の剣豪が召喚された……?)




──── 数日後 ────



「……美しくない」

龍之介「…………え、はぁ?」

「美しくないと言ったんだ、聞こえなかったのかい?」

「まあいい、『彼』に程遠いとはいえ同じ物を感じて惹かれたのだから」


龍之介(えぇー……なんかそれっぽい魔法陣とか儀式とかして、出てきたのは何だよこれ……)


「さてと、とりあえずそこにいる一般人にはご退場願おう」

─────  ヒュンッッ!!  ─────


< ズシャァアアッ!!!

龍之介「……へ?」


「静かになった、さぁ自己紹介をしよう」


クリード「聖杯によりキャスターのクラスとして喚ばれた、クリード・ディスケンスだ……宜しく頼もうか」ニッコリ


龍之介「……」

龍之介「カッケェ…」ドキドキ




時臣「……最後のサーヴァント、キャスターが召喚された様です」

バージル「そうか」

時臣「どうしますか」


バージル「どうするかはお前に任せると言った筈だが、それとも俺のやり方で良いのか」

時臣「いえ、それは……」

バージル「……フン」

バージル「『あのアサシン』を新都の中央にあるビルに向かわせろ」

時臣「何故でしょうか…?」

バージル「餌だ、奴の能力は迎撃に向いているからな」

バージル「同時に俺達はキレイと行動、アサシンと同じく餌として動く」

時臣「……私も、ですか」

バージル「マスターのお前は令呪に魔力を流すなりなんなりしろ、他の連中に俺達の存在を分かり易くする」


バージル「行くぞ、ここに籠るのは終わりだ」


即興ですまんが、ここで切る

DMC3×FF7×BC×Fate×刀語×BLAZBLUE×マトリックス

の適当なクロス、これを見て不快に感じたらそっ閉じ推奨

 発 者 同         . 。_   ____           争
 生 同 .じ     .    /´ |  (ゝ___)          い
 .し 士 .レ      .__/'r-┴<ゝi,,ノ   ro、      は、
 .な で .ベ      ∠ゝ (ゝ.//`   ./`|  }⌒j     
 .い し .ル        } ⌒ /`ヽ、_∠l,ノ ・ヽ´
 .! ! か の       /  ´..:.} >、、___,  .r、 ソ、`\
             /   ..:.:.}   /   |∨ ` ̄

            /   ..:.:./    |   丶
           / _、 ..:.:.:.{    .{.:.:.   \
          {   ..:Y  .ゝ、   {.:.:.:.:.    ヽ
          |、  ..:/ 丿 .:〉   >.- ⌒  .  ヽ
          / {. ..:./ ソ ..:./  .(    ..:.:.:`  ..:}
         ./..:.:}.:.:./ ヘ、 ..:./   .\ ..:.:r_,ノ、.:.:}
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