シンジ「全員に>>2をしてみる」(113)

シンジ「さて、頑張ろう!」

寄付

シンジ(まずはミサトさんからかな)

シンジ「ミサトさん」

ミサト「なに、シンちゃん?」

シンジ「これ、使って下さい」っ千円

ミサト「え?」

シンジ「使って下さい、お願いします」(真顔)

ミサト「あ、うん……。えと……よくわからないけど、ありがとね」


シンジ(不思議そうな顔をしながらも受け取ってくれた)

シンジ(次は父さんだ)

シンジ「父さん」

ゲンドウ「何だ、シンジ」

シンジ「これ、使って」っ千円

ゲンドウ「……?」

シンジ「使ってよ、父さん」

ゲンドウ「シンジ……。ひょっとして小遣いが欲しいのか。それなら葛城三佐に言え。生活費は渡してある」


シンジ(やっぱり受け取ってくれないか……。まあ、父さんだししょうがないよね……)

シンジ(次は冬月副司令だ)

シンジ「冬月副司令」

冬月「ん? 何かね?」

シンジ「これ、使って下さい」っ千円

冬月「……どういう事かね」

シンジ「使って下さい、お願いします」

冬月「……何か事情があるのかね? ふむ……。それなら」スッ

冬月「これは受け取るが、代わりにこれを受け取ってもらおうか。それで良かろう? 子供からお金をもらう訳にはいかないからな」っ二千円


シンジ(逆に寄付された)

シンジ(次はリツコさんだ)

シンジ「リツコさん」

リツコ「あら、なにかしら?」

シンジ「これ、使って下さい」っ千円

リツコ「…………何かのドッキリ?」

シンジ「違います。とにかくこれ、使って下さい」

リツコ「……遠慮しておくわ。それはシンジ君が使いなさい」


シンジ(興味をなくしたかのように、向こうを向いちゃったよ……。疑り深いリツコさんは無理かな……)

シンジ(次は綾波だ)

シンジ「綾波」

レイ「なに、碇君?」

シンジ「これ、使って」っ千円

レイ「……?」

シンジ「はい、綾波。使って」

レイ「……ありがとう……?」


シンジ(受け取ってくれたけど、不思議そうに僕の顔と千円を見てる……)

シンジ(次はマヤさんか……)

シンジ「マヤさん」

マヤ「なに、シンジ君?」

シンジ「これ、使って下さい」っ千円

マヤ「え? どうして?」

シンジ「使って下さい、お願いします」

マヤ「……ううんと」

シンジ(なんか困ったように僕の顔見てる)

マヤ「シンジ君。あのね、お金は大事なものだから、軽々しく人に渡しちゃ駄目よ。特に現金なんて、渡される方もあまりいい気分はしないから、こういう事はやめた方がいいわ」


シンジ(軽く叱られちゃった……)

シンジ(次は日向さんか……。正直、気乗りしないけど……)

シンジ「日向さん」

日向「ん? なんだい、シンジ君」

シンジ「これ、使って下さい」っ千円

日向「使うって……お金? 何で?」

シンジ「使って下さい、お願いします」

日向「いや、シンジ君。こういうのは受け取れないから。受け取るなら、せめて事情は話してくれないと」


シンジ(……ものすごい正論で返された)

シンジ(次は青葉さんか)

シンジ「青葉さん」

青葉「ん? どうした、シンジ君。俺に何か用?」

シンジ「これ、使って下さい」っ千円

青葉「……なんかよくわからないけど、使えばいいのか?」

シンジ「はい。お願いします」

青葉「ん。わかった。サンキュー」


シンジ(予想通り、一番軽いや)

シンジ(次はペンペンか)

シンジ「ペンペン」

ペンペン「クエッ?」

シンジ「はい、これ。あげるよ」っ千円

ペンペン「……?」

ペンペン「クエー……?」ツンツン

シンジ(千円を触ってみてる)

ペンペン「クエ」クルッ、テトテト


シンジ(行っちゃった……。まあ、ペンペンだし、仕方ないよね。後でちょっと高めのご飯でも買ってきてあげよう)

シンジ(次はアスカと)

シンジ「アスカ」

アスカ「なによ、バカシンジ」

シンジ「はい、これ。あげる」っ千円

アスカ「は?」

シンジ「いや、だからアスカにあげるよ」

アスカ「何のつもりよ。ひょっとしてアンタ、アタシの物でも壊したの? それで弁償って事?」

シンジ「違うよ。とにかく、使ってよ」

アスカ「嫌よ。大体、何でアタシがアンタからお金をもらわないといけないのよ。気持ち悪いじゃない、そんなの。ぜーったいに嫌。受け取らない」フンッ


シンジ(なんか逆に怒らせちゃったみたいだ……)

シンジ(次はトウジか……)

シンジ「トウジ」

トウジ「なんや、センセ。ワシに何か用か?」

シンジ「はい、これ。トウジにあげるよ」っ千円

トウジ「……は? センセ、どないしたんや。何で急にワシにお金を渡す事になってんねん」

シンジ「寄付だよ。使ってよ」

トウジ「……センセ、見損なったで。ワシに何で寄付する理由があんねん? 妹の事でっちゅーなら本気でもう一度ぶん殴るとこやし、そうでなくてもそないな金、誰がもらうかいな」フンッ


シンジ(友情にヒビが……!)

シンジ(次はケンスケか……。ケンスケは反応が予想できないなあ……。トウジみたいに怒らないといいけど……)

シンジ「ケンスケ」

ケンスケ「んー? どーした、碇ー」

シンジ「これ、あげるから使って」っ千円

ケンスケ「使ってって……何で?」

シンジ「とにかく、使ってよ。あげるから」

ケンスケ「うーん……。欲しいといえば欲しいけど、やっぱやめとくよ。そのお金は碇が使いなよ。どうしても自分で使いたくないって言うなら、拾ったって事にして、トウジと僕と碇の三人で、帰りに買い食いでもしようぜ。それなら付き合うからさ」


シンジ(ある意味、一番大人の対応だった)

シンジ(次は洞木さんか……。ここまでの事を考えると、なんか凄い色々言われそうだなあ……)

シンジ「洞木さん」

ヒカリ「ん? どうしたの、碇君」

シンジ「これ、使って」っ千円

ヒカリ「……? どうしたの、そのお金」

シンジ「大丈夫、僕のだよ。だから、気にせず使って」

ヒカリ「ええと……。それはちょっと使う訳にはいかないと思うんだ。碇君のお金なら碇君が使うべきでしょ」

シンジ「でも、使って欲しいんだ。だから」

ヒカリ「駄目。自分のお金なら自分で使って。それに、これもらったらアスカから何て言われるかわからないし」

シンジ「アスカ?」

ヒカリ「何でもない。とにかく、駄目。どうしてもって言うなら、そのお金で何か美味しいものでも買って食べたら?」


シンジ(……意外と優しい対応だったけど、でも貰ってはくれなかった)

シンジ(次は真希波かあ……。真希波はもらってくれそうな気がするけど)

シンジ「真希波」

マリ「ん? ワンコ君じゃん、どしたの?」

シンジ「これ、あげるよ。使って」っ千円

マリ「お、いいの? ていうか、何で?」

シンジ「とにかく使って。そうして欲しいんだ」

マリ「ふーん……。ま、ワンコ君からなら変な意味は無いだろうし、ありがたく受け取っとくよ。サンキューね」


シンジ(予想通りだ。良かった)

シンジ(最後はラスボス、カヲル君だ。一番反応が読めないんだよなあ)

シンジ「カヲル君」

カヲル「おや、どうしたんだい、シンジ君」

シンジ「これ、使って。あげるよ」っ千円

カヲル「お金か……。どういう事かな、シンジ君。良かったら説明してくれないかい」

シンジ「寄付だよ。だから、あげるね」

カヲル「寄付か……。わかったよ。それでシンジ君の心に平安が得れるなら、僕は喜んでそれをもらうよ」


シンジ(思わず惚れそうになるぐらいの笑顔でもらってくれた。流石、カヲル君だ)

次の行動するチルドレン
>>19

する事
>>20

アスカ

エロトーク

読んで何にビックリしたってキャラの性格とかの再現度の高さがマジで半端ないとこだよ本当にスゲーわちょっと尊敬するレベル

スレタイから予想した以上に面白くてびっくり

あれ、そういや加持さんだけ居なかったな?

ド忘れしてた加持さんか)

シンジ「加持さん」

加持「お、どうした、シンジ君? 君から話しかけてくるなんて珍しいな。ひょっとしてデートのお誘いかい?」

シンジ「ち、違います。これ、使ってもらおうと思って」っ千円

加持「千円? 何かあったのかい?」

シンジ「いえ、そういう訳じゃ……。とにかく、使って下さい」

加持「ふーん……。まあ、いいさ。君がそういうならもらっておくよ。ただし、シンジ君。今度、俺と飯にでも付き合ってもらうからな。もちろん、俺の奢りで。いいとこ連れてってやるぞ」


シンジ(……ウインクして去っていっちゃった。なんか加持さんらしいや)

アスカ(たまにはエロトークでもしてみましょっと。まずはシンジからね)


アスカ「シンジー」

シンジ「ん。なに、アスカ?」

アスカ「アンタって胸の大きい子と小さい子、どっちが好き?」

シンジ「な、いきなり何を言い出すんだよ、アスカ//」


アスカ(顔を赤らめてちょっとテンパってる。相変わらずお子様ね、このぐらいの話で)

アスカ(次はミサトっと)

アスカ「ミサトー」

ミサト「あらなに、アスカ、どうしたの?」

アスカ「その……あくまで今後の参考の為に聞いておきたいんだけど」

ミサト「?」

アスカ「あくまで今後よ、先に言っとくけど誤解しないでよね」

ミサト「誤解って。ふうん……なになに、ひょっとしてシンちゃん関係の事?」

アスカ「そうじゃないわよ。ていうか、いい加減、何でもかんでもシンジに結びつけるのやめてよね。アタシとシンジはそんな関係じゃないんだから」

ミサト「はいはい。わかったわよ。で、何? ちょっち真面目なお話?」

アスカ「真面目っていうか……その……」

ミサト「?」

アスカ「ミサト。ちょっと耳貸して」

ミサト「今、私とアスカ以外、誰もいないのに?」

アスカ「いいから!」

ミサト「もう。わがままねえ。で、なになに?」(顔を寄せて耳を近付ける)

アスカ「その……」(耳打ち)


アスカ「……アレの時とかって実際どんな感じなのよ// 初めてってやっぱかなり痛いの?//」(小声)

ミサト「」プッ(思わず吹き出す)

アスカ「ちょっと、ミサト!// 笑う事ないじゃないの! こっちは真面目に聞いてるのよ」

ミサト「だって、アスカがそんな事を言うなんて。何だか可愛らしくって」(笑いをこらえつつ)

アスカ「――――///」

ミサト「はいはい。ごみんごみん。お姉さんが真面目に教えてあげるから」(とか言いつつ笑いをこらえた様子で)

アスカ「もういいわよ!// ミサトのバカ!//」

アスカ(次は碇司令か……。すっごい気が重いわね……)

アスカ「あの……碇司令」

ゲンドウ「何だ」

アスカ「えと……あの、お尻の引き締まった子って司令的にはどうかなって……。好みだったりとかします……?」

ゲンドウ「…………何のつもりだ」

アスカ「え、えと! あのその、し、司令とエロトークをしてみようかなって! ただそれだけなんですけど!」

ゲンドウ「私は忙しい。用件がそれだけなら帰れ」


アスカ(キレ気味で言われたわ……。やっぱ司令とはムリね……)

アスカ(で、次は副司令ね……。こっちは穏やかそうだけど、エロトークをするのは難しそう)

アスカ「副司令」

冬月「ん? 何かね?」

アスカ「副司令の体験人数を教えてもらってもいいです?」

冬月「…………」

アスカ(珍しいものを見るような目付きで見られてる。そりゃそうでしょうけど)

冬月「そういった話をするのはやぶさかではないが、少し君達には早すぎやしないかね。それに、生憎私には君達が期待するような面白い話はなくてね。時間の無駄だと思うが……」

アスカ「すみません……」


アスカ(思わず謝っちゃうぐらいの良識派ね……。見かけ通りだわ)

アスカ(さて……次はリツコね。リツコなら結構いけそうな気がするけど)

アスカ「リツコ」

リツコ「あら、アスカ。何かしら?」

アスカ「ちょっとリツコとエロトークがしたくなったの。今、誰もいないし、別にいいでしょ?」

リツコ「エロトーク? いわゆるガールズトークの一つかしら? でも、残念ね、アスカ。あなたにはそういう話はまだ早いわ」

アスカ「別に早くないわよ。アタシはもう14歳よ。あと二年もしたら結婚だって出来る歳なんだから、今の内からそういう事を知っておいても別にいいじゃない」

リツコ「そういう事は、まず相手を見つけてから言う事ね。相手もいないのにただ話すだけじゃ、それこそその歳から耳年増になるわよ」


アスカ(上手くあしらわれていくわね……。リツコはムリか……)

アスカ(で、次はマヤね。絶対ムリそうな感じはするけど……)

アスカ「マヤ、ちょっといい?」

マヤ「ん? どうしたの、アスカ?」

アスカ「前からちょっと気になってたんだけど、マヤってひょっとして処女だったりする?」

マヤ「!///」

マヤ「アスカ!// いきなり変な事を言わないで!」


アスカ(あ、やっぱダメね。予想通りだわ)

クオリティ高くて草

アスカ(で、次はメガネと)

アスカ「日向、ちょっといい?」

日向「ん? どうした? 何か僕に用事かな?」

アスカ「いきなりだけど、アタシとエロトークしない? 暇潰しに」

日向「エロトークって……// もう少し言葉を選びなよ。女の子なんだからさ//」


アスカ(何だかんだで乗り気ね。気持ち悪っ)

アスカ(で、次はギターと)

アスカ「青葉ー」

青葉「どうした? 珍しいな、そっちから話しかけてくるなんて」

アスカ「アタシとエロトークしない? ちょっと暇なのよ」

青葉「エロトークねえ……。うーん……。まあ、あと五年ぐらい経ってからかな。それぐらいしたら相手するからさ」

アスカ「アタシを子供扱いする訳? しっつれいな男ね」

青葉「子供扱いっていうか、子供なんだよなあ。少なくとも俺の中では、中学生は子供。はいはい解散解散」クルッ

アスカ「」ムカッ


アスカ(なんなのアイツ、腹立つわねえ! もう!)

アスカ(で、次はあの三バカトリオの中での一番のバカね……。これ、何の罰ゲームよ)

アスカ「そこのジャージ、ちょっといい?」

トウジ「あ? なんや、人の事をジャージジャージ言いよって。ワシにはなあ、鈴原トウジいう立派な名前があるんやで」

アスカ「そんなのはどうでもいいのよ。それよりアンタ、一つ聞くけど、エロ本とかエロ動画とかどれぐらい持ってんのよ」

トウジ「はあ? んなもん、女に教えるかっちゅーの。これはなあ、男だけの秘密やさかい、教える訳あらへんがな」

アスカ「教えたらアタシのおっぱい見せてあげるって言ったら?」

トウジ「な!// そ、それホンマか!?// せ、せやったらしゃーない、教えてやらんでもないけど……//」

アスカ「変態。嘘に決まってるでしょうが、バーカ」

トウジ「んぐっ! な、なんやねん、もう! お前みたいな女の胸なんか誰が見るか! 頼まれたって絶体に見いへんからな!」


アスカ(ホント、バカ……。救いようがないわね……)

アスカ(それで次は三バカトリオの最後の一人ね)

アスカ「アンタ、ちょっといい?」

ケンスケ「ん? なに?」

アスカ「おっぱいって揉んだら大きくなるって本当か嘘か知ってる?」

ケンスケ「……///」カァッ

アスカ「で、どう? 知ってるの?」

ケンスケ「あ、いや、僕はその……///」(小声)

アスカ「…………」

ケンスケ「し、知らないかな……///」(目をそらしてビデオカメラを無意味にいじりつつ)


アスカ(一番普通の中学生っぽい反応ね……)

クオリティ高杉 ヤバい

アスカ(次はヒカリかあ……。実際、ヒカリとそんな話をした事ないからアタシも少し照れるわね……//)

アスカ「ヒカリー」

ヒカリ「なに、アスカ?」

アスカ「えと……/// ヒカリ、アンタ、フェラってどんなのか知ってる?//」ボソボソ

ヒカリ「/////」カァッ


ヒカリ「あ。えと……////」

アスカ(顔真っ赤状態で下向いてる……)

ヒカリ「う、うん、一応……/// その、なんか信じられない事するよね……////」(小声)


アスカ(意外な事に結構乗り気かも。ヒカリとなら普通にガールズトーク出来そう//)

委員長かわいい

ヒカリ…しってんだな

なかなかに素晴らしいじゃないか

なにこの再現率400%スレ

アスカ(で、次はエコヒイキね。エロトークどころか、普通のトークすら出来なさそうだから、期待するだけムダだろうけど)

アスカ「エコヒイキ」

レイ「……何?」

アスカ「アンタ、Hとかに興味ある?」

レイ「……H?」

アスカ「そ。ま、アタシ達も一応女同士だし、たまにはそういう話もいいんじゃないかってね。で、どうなの?」

レイ「……Hって、何?」

アスカ「は? アンタ、バカァ? Hって言ったらHよ。一つしかないじゃない」

レイ「……一つしかないの?」

アスカ「……なに? アンタ、本当に知らないの?」

レイ「知らないわ」

アスカ「ふうん……。あ、そう。ならもういいわ」

レイ「……そう」


アスカ(エコヒイキは論外と)

『式波』

アスカ(次は加持さんね。多分、普通に答えてくれそうな気がするけど)

アスカ「加持さん」

加持「ん? どうした?」

アスカ「ちょっとHな話をしてみない?」

加持「Hな話ねえ。そういうのは俺じゃなくて葛城とした方がいいんじゃないかな」

アスカ「んー……確かにそうかもしれないけど、でも男と女で話す内容がずいぶん違うだろうから」

加持「だから、俺ってか? やれやれ、参ったね。一応話ぐらいなら聞いてやるぞ。ただし、俺が本当の事を言うとは限らないけどな」


アスカ(なんか余裕あるのよね、モテなれてるっていうか……)

『惣流』

アスカ(次は加持さんかあ。加持さんならこういう話題出してもきっと気にならないわよね。ここぞとばかりに本音聞いちゃおう)

アスカ「加持さーん♪」

加持「アスカか……。どうしたんだ?」

アスカ「ちょっとHな話を加持さんとしたいかなって。ね?」(腕に抱きついて胸を当てる)

加持「おいおい、勘弁してくれ。大体、アスカにはそういうのはまだ早いだろ」

アスカ「そんな事言わないでさあ。アタシだって加持さんとそういう事する機会があるかもしれないじゃない?」

加持「仮にあったとしても、それは当分先の話だな。さ、いい加減離れてくれ。仕事が残ってるんでね」(アスカの腕を離しにかかる)

アスカ「もう!」


アスカ(なんか強引に逃げられちゃったわ。失敗ね)チッ

アスカ(で、次はコネメガネっと。あいつは普通に返してきそうだけど、どうなのかしらね)

アスカ「コネメガネー」

マリ「ん、姫。どしたの?」

アスカ「コネメガネ。アンタ、Hな話とか興味ある?」

マリ「Hな話? ないこともないけど、それよりも私は姫がどうしてそんな話をしたがるのかが興味あるかな。なんかあったのー?」(からかい気味な表情で)

アスカ「なんかって……別に何にもないわよ。ただ、そういう話をアンタとした事ないから、どうかなってそれだけよ」

マリ「ふーん」

アスカ(含みのある顔をよくするやつね、ホント)

マリ「ま、いいや。で、どんな話がしたいの、姫は? Hの時、男の子を喜ばせる方法とか? そういうのだったら手取り足取り詳しく教えてあげるよ」

アスカ「い、いい! やっぱいいわよ!」


マリ(逃げられちゃったか。にしても、姫はいつもからかいがいがあって楽しいねえ♪)

アスカ(最後はあいつか……。一番話したくないやつかも)

アスカ「アンタ、ちょっといい?」

カヲル「僕かい? 一体、何の用かな」

アスカ「アンタ、Hな事とかに興味ある?」

カヲル「生憎……。僕が興味あるのはシンジ君の事だけだからね」(軽く目を閉じて)

アスカ「……アンタまさか、シンジにHな事をしようとか考えてる訳じゃないでしょうね」

カヲル「彼がそれを望むならそうするし、望まないなら何もしないよ。僕か考えてるのはシンジ君の幸せだけさ」


アスカ(変態……。男同士だってのに、気持ち悪い)

次の行動するチルドレン
>>49

する事
>>50

トウジ
だめならカヲル

ハグ

カヲル(全員に抱きついてみよう。まずはシンジ君からだね)

カヲル「シンジ君」

シンジ「なに、カヲル君」

カヲル「」(そっと抱きつく)

シンジ「カ、カヲル君!/// 急に何を!」

カヲル「君に抱きつくたくなったのさ。それ以外に言葉が必要かい」

シンジ「で、でも!//」(軽く抵抗を見せる)

カヲル「シンジ君、落ち着いて。人に触れられるのは気持ちがいいだろう。だから、落ち着いて」(優しく背中を叩く)

シンジ「だ、だけど!// 僕達、男同士だし! その、こ、こういうのは……」(段々と小声になっていく)

カヲル「人に愛されるのに男も女も関係ないよ。君はただそうしているだけでいい。温もりを文字通り感じてほしいんだ」

シンジ「カヲル君……///」(小声)


カヲル(シンジ君は喜んでくれたみたいだ。僕も嬉しいよ)

カヲル(次は葛城一佐だね)

カヲル「少しいいかい?」

ミサト「あなたは……確かフィフスチルドレンの」

カヲル「渚カヲルだよ。宜しくね」(そっと抱きつく)

ミサト「ちょ!// もう、何するのよ!」(腕をとって引きはがす)

カヲル「親愛の表れさ」

ミサト「表れだろうがアラレだろうが知らないけど、いきなり女性に抱きつくなんて失礼よ! ここは欧米じゃないのよ」(服を直しつつ)


カヲル(怒られてしまったね。仕方がないかもしれないけど)

カヲル(次はシンジ君のお父上か。どういう反応を示すか、全く予想がつかないけど)

カヲル「少しいいかい?」

ゲンドウ「……なんだ」

カヲル「」(そっと抱きつく)

ゲンドウ「何のつもりだ、フィフスチルドレン。その手を離せ」

カヲル「親愛の表れを示そうと思ってね」

ゲンドウ「それはわかった。だから離せ。それと二度とこのような事はするな」


カヲル(動揺はしないか……。普段通りだね)

カヲル(次は冬月副司令か……。彼も似たような反応を示しそうだが)

カヲル「少しいいかな」

冬月「……どうした?」

カヲル「」(そっと抱きつく)

冬月「…………」(無言で引き剥がす)

冬月「……やれやれ」クルッ、スタスタ


カヲル(ため息をつきながら、去っていかれたか……。まさか完全に反応がないとはね……)

カヲル(さて……次はかの少女か。どう出るか)

カヲル「ファーストチルドレン。綾波レイ」

レイ「……なに?」

カヲル「」(そっと抱きつく)

レイ「……やめて」

カヲル「親愛の表れだよ。君はただそうしていればいい」

レイ「…………嫌。離して」(カヲルの手を掴んで離させる)

カヲル「そうか……。それなら仕方がないね」

レイ「…………」(カヲルをきつめの目で見た後)

レイ「」クルッ、スタスタ


カヲル(嫌われてしまったか……)

カヲル(次は赤木リツコ……。普通に拒否されそうだけど……)

カヲル「少しいいかい」

リツコ「……何かしら?」

カヲル「」(そっと抱きつく)

リツコ「……どういうつもりか、説明してもらえるかしら?」

カヲル「親愛の表れだよ」

リツコ「そう。それならもう十分わかったからその手を離してもらえる。研究の邪魔なの」

カヲル(眉一つ動かさない……)

カヲル「わかった。離すよ」

リツコ「ええ、そうして。今度来る時は何かお土産でも持参してくる事ね」


カヲル(……顔には出てないが、少し機嫌は損ねたようだね)

カヲル(次は伊吹マヤ二尉か)

カヲル「少しいいかな」

マヤ「えと……何かしら?」

カヲル「」(そっと抱きつく)

マヤ「!///」

マヤ「やめて! 離して!」ドンッ

カヲル「……すまない。唐突過ぎたようだね」

マヤ「唐突だとか……そういう問題じゃ……」

マヤ「っ……!」タッタッタ


カヲル(怒りと悲しみか……。走り去っていってしまった……)

カヲル(次は……流石の僕もあまり気乗りがしないね)

カヲル「日向二尉。少しいいかい?」

日向「ん? なんだい?」

カヲル「」(そっと抱きつく)

日向「うわああっ!」(驚いて後ろに飛び退く)

日向「な、何をするんだよ、急に!」

カヲル「親愛の表れさ」

日向「だからっていきなり抱きつくなんて非常識にも程があるだろ! もう少し考えてから物事をしてくれ! されたこっちはたまったもんじゃないよ! 誤解されるだろ!」


カヲル(……まあ、予想通りだね)

カヲル(そして、次も気乗りはしないね……)

カヲル「青葉二尉」

青葉「ん、どうした?」

カヲル(そっと抱きつく)

青葉「ちょ!// やめろ!」(カヲルを引き剥がす)

青葉「何だよ、急に! 驚いたじゃないか!」

カヲル「親愛の表れさ。それを表現しようと思ってね」

青葉「全く……。最近の中学生は何を考えてんだよ、本当に。俺には理解できないわ」(額に手を当てながら)

カヲル「気にする事はないよ」

青葉「お前が言うなよな……。とにかく、こういう事はもうするなよ。いいな?」


カヲル(……たしなめる様に叱られてしまったか。それも仕方のない事かもしれない)

カヲル(さて、次は鈴原トウジ。彼だね)

カヲル「少しいいかい?」

トウジ「ん? なんや? ワシになんか用があるんか?」

カヲル「」(そっと抱きつく)

トウジ「なっ、何すんねん、いきなり! 離せ! 離さんかい、気色悪い!」(鳥肌を立てながら)

カヲル「親愛の表れだよ。それを表現したくてね」

トウジ「やめい、ごっつ気持ち悪いわ! 見てみい、この鳥肌! ワシにそんな趣味なんかあらへんわ!」(無理矢理引き剥がす)

トウジ「あー、気持ち悪。ワシ、もう絶対にお前には近付かへんからな。お前も寄ってくんなや」


カヲル(完全に同性愛者扱いだね……。こちらの話も聞いてくれそうにない)

カヲル(次は相田ケンスケ……。彼だね)

カヲル「少しいいかい?」

ケンスケ「ん? どうした? 何か用?」

カヲル「」(そっと抱きつく)

ケンスケ「な/// 何すんだよ、いきなり。やめてくれよお!」サッ

カヲル(逃げられて距離を置かれたね)

ケンスケ「さ、先に言っとくけど、僕にそういう趣味はないから。だから、頼むから近付かないでー」タタタッ


カヲル(行ってしまった……。こちらも完全に誤解されてしまったね……)

カヲル(そして、今度は彼女か……。正直、一番気が進まないけど……)

カヲル「少しいいかい?」

ヒカリ「? どうしたの、渚君。私に何か用?」

カヲル「」(そっと抱きつく)

ヒカリ「!////」

ヒカリ「や、やめて!」ドンッ

カヲル(やっばり突き飛ばされた、か……)

ヒカリ「い、いきなり何を……! どうしてこんな事……!」

ヒカリ「何で……」(涙が零れる)

ヒカリ「ぅぅ……!」タタタッ


カヲル(走り去っていってしまった……。予想はしていたが悲しいね……)

カヲル(そして、彼か……。僕にも反応は予想がつかないな)

カヲル「少しいいかい?」

加持「お、どうした? 俺に何か用事かい?」

カヲル「」(そっと抱きつく)

加持「…………ラブシーンの稽古でも始めたのか? そういう事は好きな相手にやるもんだぜ。ま、俺が好きだっていうなら相手をしてやってもいいが……どうする?」

カヲル「遠慮しとくよ。それにこれは親愛の表れであって、そういう意味は持たないからね」

加持「そいつは残念だな。君となら楽しい一夜を過ごせそうな気がしたんだが」

カヲル「期待に応えられなくて申し訳ないね」

加持「本気にするなよ、冗談さ。ああ、それと」

カヲル「何かな」

加持「そういう事をするのは冗談がわかる相手だけにしといた方がいいぞ。こいつは年長者からのささやかな忠告だ。素直に受け取っておいた方が君のためになると思うぜ」


カヲル(流石だね……。色々と隙がない)

カヲル(次は彼女か……。僕も少し気を引きしめていかないと)

カヲル「少しいいかい?」

アスカ「……何よ? アタシになんか用?」

カヲル「」(そっと抱きつく)

アスカ「!!」

アスカ「こっの……!」(腕を掴んで)

アスカ「変態! 触んなっ!!」(思いっきり蹴り)


ガキンッ(ATフィールド)


アスカ「っ!」

アスカ「いっっったー! ちょっと何よこれ、何なのよ!!」(足を押さえながら飛び回る)


カヲル(心の壁さ。君と同じでね)

カヲル(最後は彼女か……。どう出るか)

カヲル「少しいいかい?」

マリ「ゼーレのパイロットさんか……。何かな?」

カヲル「」(そっと抱きつく)

マリ「……やれやれ。いきなり何のつもりか知らないけど、とりあえず行儀が悪いかな。即、離れた方が君のためだよ」(冷たい目つきで)

カヲル「わかった……。すまなかったね」

マリ「で、理由を聞かせてもらえるかな? まさか、私の事が好きになったとかそんな事はないよね?」

カヲル「特に深い意味はないよ。親愛の表れさ」

マリ「君の口からそんな事を言われてもね。はっきり言って信用がないんだよ。とりあえず今回は黙っておいてあげるけど、次はないから。いいね?」


カヲル(去っていったか……。僕も嫌われたものだね)

次から逆バージョン。全員から○○される

次のチルドレン
>>67

される事
>>68

綾波レイ

プレゼント

再現率といいアスカで加持さん両パターンやる細かさといい
支援せざるをえない

カヲルが来てもう糞スレ化なるなと思ったら違った…素晴らしいスレだった…支援じゃな

シンジ「綾波ー」

レイ「……? どうしたの。碇君」

シンジ「はい、これ。綾波にプレゼント」

レイ「プレゼント?」

シンジ「そうだよ。綾波、本好きそうだからさ。だから僕からプレゼント」

レイ「」(一瞬、驚いたような顔を見せた後)

レイ「ありがとう……」(少しだけ顔を赤らめて)


レイ(……小説。何だか表紙を見てるだけでポカポカする)

ミサト「レイー、ちょっちいいかしら」

レイ「……なんですか? 葛城一佐」

ミサト「はい、これ。レイにあげるわー。プレゼントよん」

レイ「……プレゼント」

ミサト「そ。レイもやっぱ年頃の女の子だし。少しお洒落したらどうかなって」

レイ「……命令なら、そうします」

ミサト(そういうんじゃないんだけどなあ……)


レイ(カチューシャ……エヴァに乗る時は外さないと駄目ね)

ピンポーン


レイ「……? 誰か来た」

「宅配便でーす、受け取りお願いしまーす」

レイ「……はい」

「それじゃ、ここにサインを。はい、どうも。ありがとーございましたー」

レイ「……誰から? 碇司令……?」

レイ「」ベリッ(箱を開ける)

レイ「……服が一着。他には何も入ってない」


レイ「…………」(しばらく箱を真顔で眺め続ける)


レイ(……これをどうすればいいのか、明日、碇司令に尋ねてみないと)

冬月「レイ。ちょっといいかね」

レイ「はい」

冬月「これを渡しておこう。私からのプレゼントだ」

レイ「なんでしょうか」

冬月「写真立てだ。いつか使う時があるかもしれんからな。その時まで持っておきなさい」

レイ「……わかりました」


冬月(相変わらず、義務的だな……。が、それも仕方なしか……)

リツコ「レイ。ちょっといいかしら」

レイ「……なんでしょうか、赤木博士」

リツコ「これをあなたにあげるわ、使って」

レイ「…………」(受け取ってじっと眺める)

リツコ「マグカップよ。熱い飲み物とかを入れるのに使えるわ」

レイ「……わかりました。使います」

リツコ「そうね、そうして」(すぐに机に向かって)

レイ「はい」(マグカップを手に立ち去る)


リツコ(……興味がないのはお互い様か。レイならそうでしょうけど)

マヤ「レイー。ちょっといい」

レイ「はい」

マヤ「これレイにプレゼント。使ってみて」

レイ「……これは何?」

マヤ「香水よ。レイにはちょっと早いかもしれないけど、でもハンカチとかに一吹きするだけでも結構違うから。良かったら試してみて」(笑顔で)

レイ「…………」(香水の蓋を取ってみる)

レイ「……花の匂いがするわ」

マヤ「うん。いい匂いでしょ?」

レイ「……よく、わからない。でも」

マヤ「?」

レイ「人工的な匂い……そんな感じがする」

マヤ「……そっか。……レイにはちょっと合わなかったかもね。でも折角だから一応受け取ってくれる?」

レイ「……はい」


マヤ(喜んではもらえなかったみたい……。ちょっと残念)

日向「あ、ちょっといいかな」

レイ「……?」

日向「はい、これ。僕からプレゼントだよ。眠れない時とかに聞くといいかも」

レイ「……リスニングCD。『森の癒し』」

日向「そういうのが好きかなって思ってね。遠慮しないで気にせずもらってくれていいよ」

レイ「だけど……私の家には、CDを聞く機械がないから」

日向「え!」

レイ「……これ、返します。私には必要ないと思う」

日向「あ、う、うん……。その……なんか悪かったね……ごめん」

レイ「いいえ」


日向(……落ち込むなあ。なんだよ、これ……)

全体的に何かうまくいかない感じが大好き

青葉「お、いたいた。ちょっといいかい」

レイ「……?」

青葉「ほい、これ俺からのプレゼント。使ってくれ」

レイ(……小物入れ?)

青葉「なんか細々したもの入れる時に便利だからさ。俺も色違いの同じやつ持ってて、結構重宝してるんで、君にもあげるよ」

レイ「……そう。……ありがとう」

青葉「いいって事さ。気にすんな。じゃあな」

レイ「…………」


レイ(同じありがとうだけど……。碇君の時とは少し違う……。どうして?)

トウジ「お。おったおった。ちょいとええか、綾波?」

レイ「……? なに?」

トウジ「ほい、これやるわ。新しく出たポテチや。結構イケるさかい、ワシからのプレゼントやで。こうバリッと開けてな」バリッ

レイ「…………」

トウジ「でもって、パクッと。ちょいと辛いけど、それがあと引くっちゅうか、何とも言えへん美味さがあってな。綾波とか、こういうの普段食わへんやろ? 一回食うてみ。結構、癖になるで」パリパリ

レイ「……」(そっと一枚取ってみる)

レイ「」パリッ

トウジ「どや?」

レイ「……辛いわ」

トウジ「そら……塩やペッパーがぎょうさん振ってあるさかいな。それより味や味。どないや?」

レイ「……あまり美味しくない」

トウジ「さ……さよか……。まあ、そないなら無理して食わんでもええからな。これはワシが全部もらうさかい、気にすんなや」

レイ「…………」


トウジ(……なんかちょい悪い事したみたいな顔になっとるなあ。あいつでもそないに思う事あるんやな……)

ケンスケ「あ。綾波ー」

レイ「……何?」

ケンスケ「良かったらこれをあげるよ。もらいもんで悪いけどさ」

レイ「……ガム?」

ケンスケ「そ。風船ガム。綾波は風船ガムとかは噛んだ事ある?」

レイ「……いいえ、ないわ」

ケンスケ「じゃ、折角だからやり方教えるよ。まず一枚噛んで」カプッ

レイ「…………」

ケンスケ「ほら、綾波も。別に毒とか入ってる訳じゃないからさ」

レイ「……こう?」カプッ

ケンスケ「で、柔らかくなるまで噛んで」モゴモゴ

レイ「……。口がスースーする」モゴモゴ

ケンスケ「だろうね。で、十分柔らかくなったら、舌で広げて歯に当てて膨らますと」プクーッ

レイ「……膨らまないわ」フスー

ケンスケ「まあ、ちょっと慣れるまでコツがつかみにくいだろうからね。でも、何回かやってれば多分できるよ」プクーッ、パンッ


レイ「…………」

レイ「」フスー(うまくいかない)


レイ「…………」(ちょっと考える)

レイ「」モゴモゴ(考えた事を確かめるようにして)

レイ「」フスー(うまくいかない)


レイ「…………」(またちょっと考える)

レイ「」モゴモゴ(考えた事を確かめるようにして)

レイ「」フスー(うまくいかない)


レイ「…………」(またちょっと考える)


ケンスケ(意外と不器用だけど……なんか可愛いな)

ヒカリ「綾波さん」

レイ「……何?」

ヒカリ「はい、これ、あげる。プレゼント」

レイ「…………」

ヒカリ「綾波さん。最近、料理始めたんでしょ? だからお料理の本。簡単なものばかり載ってるから、きっと役に立つと思うよ。がんばって」(笑顔で)

レイ「……」(意外そうな顔を少し見せた後)

レイ「……ありがとう」(大事そうに本を持ちながら)

ヒカリ「ううん。喜んでもらえて良かった。でも、アスカには内緒にしといてね。怒られちゃいそうだから」

レイ「…………内緒に?」

ヒカリ「うん。それだけ。じゃあね」


レイ「……内緒。……秘密」

レイ(弐号機の人に……。どうして……?)

アスカ「エコヒイキ。ちょっとこっちへ来なさい」

レイ「……何?」

アスカ「はい、これ。アンタにあげる」

レイ「……これは何?」

アスカ「チロルチョコよ。余ったからあげるわ」

レイ「…………」(じっとアスカを見つめる)

アスカ「な、何よ。その目は。一個じゃ不満だってーの」

レイ「いいえ。違うわ。ただ……」

アスカ「ただ……何よ? 言いたい事があるならはっきり言いなさいよ」

レイ「……お礼を言った方がいいのか、わからなくて」

アスカ「アンタ、バカァ? チロルチョコ程度で恩を売る気なんかないわよ。いいから黙って受け取っておきなさい」

レイ「……そう。わかったわ」

アスカ「ふんっ。ホント調子狂うわね、アンタは」


アスカ(相変わらず変なやつ。なに考えてんだか全然わかんないわ)

加持「よお、レイ。ちょっといいか」

レイ「……?」

加持「ほい、これ。俺からのプレゼントさ。受け取ってくれ」

レイ「……料理用スチーマー」

加持「そう。一人暮らしが長い俺からのお勧め品だ。手軽に色んな物が料理出来て便利だぞ」

レイ「……ありがとうございます」

加持「いや、なに、いいって事さ。それより今度食事会を開くんだろ? 楽しみにしてるからな」

レイ「……はい」


レイ(……本ももらったし、帰ったら試してみないと)

マリ「お、いたいた。ちょっといいかい」

レイ「……何?」

マリ「これ、あげるよ。プレゼントってやつだね」

レイ「……これは、何?」

マリ「ルービックキューブ。知らないの?」

レイ「ええ」

マリ「ふーん。珍しいね。ま、いっか。これはねえ、こうして適当に回してっと」カチャカチャ

レイ「…………」

マリ「で、こうやって色のついたやつがバラけたら、これを元に戻すと」カチャカチャ

レイ「…………」

マリ「これだけ。簡単そうに見えて結構難しいからね。暇な時にでも遊んでみなよ」

レイ「遊ぶ?」

マリ「そ。暇潰し。時間それなりに潰せると思うよ」

レイ「…………」

マリ「あれ? どうしたの? 気に入らなかった?」

レイ「……一つだけ聞いていい?」

マリ「うん? 何?」

レイ「また元に戻すのなら、どうしてわざわざ一度バラけさせるの?」

マリ「おっとお……。そうかあ、そっからかあ……」

レイ「……?」

カヲル「やあ、綾波レイ。久しぶりだね」

レイ「…………」

カヲル「そう警戒しないで。これは君にプレゼントさ」

レイ「これは……何?」

カヲル「オルゴールだよ。この箱を開けると音が流れるようになっている。開けてごらん」

レイ「……」

レイ「」パカッ

♪♪♪♪♪

カヲル「音楽はリリンの生み出した文化の極みだよ。君も音を楽しむといい」

レイ「…………」

カヲル「それじゃあ僕はこれで失礼するよ。願わくば君も幸せになれるといいけど」


レイ(音楽……)

♪♪♪♪♪

レイ(少し……安心する……。不思議な音……)

ラスト。マリ

全員に〇〇するか、〇〇されるか
>>90

内容
>>91

される

全員に〇〇する

褒め殺し

シンジ(真希波を誉められるだけ誉めてみよう)

シンジ「真希波ー」

マリ「お、ワンコ君じゃん。どうしたの?」

シンジ「真希波って……その、優しいよね」

マリ「優しい? そっかにゃ?」

シンジ「うん、優しいと思う。それに性格もいいよね。なんか……真希波といると僕は明るくなれるんだ。元気を分けてもらってるような……そんな気がする」

マリ「そ。そいつは良かったね。ただ、そういう事は姫に言ってあげなよ。私に言っても意味がないよん」

シンジ「アスカに?」

マリ「そうだよ。なんてったってワンコ君は王子様だからね。まあ、でも悪い気はしなかった。ありがと。ワンコ君から言われると素直に信じられるから、そこが君のいいところだね。サンキュー」


シンジ(……逆に誉められちゃったけど……でも、ちょっと嬉しいや//)

ミサト(マリをうんと誉めてあげよう)

ミサト「マリー」

マリ「ん? 何?」

ミサト「最近調子いいみたいね。あなたが来てくれて助かるわ。アスカとも仲良くやってくれるし、何より明るいのがいいわね。シンジ君やレイにもきっといい影響を与えてくれると思うし、あなたには感謝してるのよ」

マリ「そりゃどうも。照れちゃうねえ、そう言われると。ありがたく受け取っておくよ」

ミサト「ホントよ、マリ。信じてないみたいだけど、あなたはいい子だと思う。それだけは自信を持って言えるわ。主張しすぎずでしゃばらず、かといって引っ込んでいる訳でもないし争いやいさかいを起こす訳でもない。私はあなたに期待してるの。みんなをきっといい結果を導いてくれるって」

マリ「ありがとさん。でも、生憎私はそこまで期待されるほどのもんじゃないからね。出来れば気にしないでいてくれるのが一番いいんだけどなあ。そっちの方が私としても色々やりやすいしね」

ミサト「……そう」(軽く息をついて)

ミサト「そうね、あまりプレッシャーをかけちゃうのもあれだしね。普段通りやってくれていいわ。悪いわね、いきなり変な事を言い出しちゃって」

マリ「どんとオーライ。ちょいとやる気が出てきたのも確かだしね。別に誉められて悪い気はしないからいいよ。ミサトも戦闘指揮がんばってね」


ミサト(多少は喜んでるのかしら……? マリはアスカと違ってどうにもつかみどころがないのよね。感情が読みやすそうで読みにくいわ)

『Q』

ミサト(マリを誉められるだけ誉めてみるか……)

ミサト「マリ、ちょっといい」

マリ「アイサー、葛城艦長。何の用?」

ミサト「あなたのおかげでずいぶんと助かってるから、そのお礼を言おうと思ってね。ありがとう。これからも期待してるわよ」

マリ「らしくないねえ、艦長。そんな事を言う柄だっけ?」

ミサト「艦内の士気を高めるのも艦長の務めよ。それに、働きが良いクルーを誉めるのは当然の事でしょ。何かおかしな点でも?」

マリ「そういう訳じゃないけどさ。ただちょっといきなりだったからね。言葉の裏をついつい読みたくなるじゃん?」

ミサト「そういう意図は何もないわ。純粋に誉めているだけよ。思えばあなたとも長い付き合いだしね」

マリ「ふーん……。まあいいや。とにかく用件がそれだけなら悪いけど退室させてもらうよ。誉められるってのさ、あんまり好きじゃないんだよね。こんなご時世だし」

ミサト「そう……。それならいいわ。退室を許可します」

マリ「サー、イエッサーっと。じゃね」


ミサト(……マリか。あの子もどこまで信用していいのか。難しいところね)

ゲンドウ(フォースを誉めてやるか……)

ゲンドウ「真希波」

マリ「おっと、ゲンドウ君。久しぶり。何か用?」

ゲンドウ「…………」

マリ「…………」

ゲンドウ「…………」

マリ「…………」

ゲンドウ「…………よくやっているな。お前には期待している」

マリ「……あっそ。相変わらず無口だね。無口というより不器用か。もう少し考えた方がいいよ、それ。何が狙いなのかは知らないけどさ。伝わらなきゃ意味がないんだから」

ゲンドウ「…………」

マリ「話がそれだけならもう行くよ。じゃあね」

ゲンドウ「……ああ」


ゲンドウ(……やはり私は黙っていた方がいいのかもしれんな…………)

冬月(真希波マリ……彼女を誉めてみるか)

冬月「真希波君、ちょっといいかね」

マリ「おおっと。冬月先生からお声がかかるとは思ってなかったね。何か用?」

冬月「用という程でもないのだが……。君もよくやっているなと思ってな。仕事は順調かね」

マリ「おかげさまで。エヴァでなかなか戦えないのが不満だけど、それなりに楽しくやらせてもらってるよ」

冬月「そうか。それならいいが……。そういえば君は昔から優秀だったな。これは余計な心配というものか」

マリ「心配される事自体は嬉しいからね。これからもどんどん心配してくれて構わないよ、冬月先生」(ニマリと笑みを浮かべる)

冬月「それならそうさせてもらうとしよう。君は失うに惜しい人間だからな。これからも心配していくから、がんばってくれたまえ」

マリ「おっと……こりゃ参ったな。一本取られちゃったか……」


冬月(誉めるつもりが、激励に変わってしまったか……)

マリ(うーん……。どうにもやりにくいんだよなあ、冬月先生。これが亀の甲より年の功ってやつかな……? こういう事を臆面もなく言われると返しようがないから照れるんだよね……もう)

リツコ(マリを誉め殺してみましょうか)

リツコ「マリ、ちょっといいかしら?」

マリ「ん? 何?」

リツコ「いえ、あなたは優秀なパイロットだと思ってね。その歳での判断力や決断力は他のパイロットの中でも群を抜いているわ。それは誇っていい事よ」

マリ「誇っていい事、ね。一応お礼を言っといた方がいいのかな? ただより怖いものはないって言うしね」

リツコ「そういう意味で言ってるんじゃないわ。データとして事実だからそう言っているだけ。考えすぎよ」

マリ「ん……。それは悪かったね。ついついさあ。エヴァに乗って誉められる事なんてあまりなかったからさ」

リツコ「そうね。あなたのその戦闘好きの性格からすればそうかもしれないわね。リョウちゃんが問題児だと評したぐらいだし。でも、私はそれを欠点とは思わないわよ。シンジ君やアスカの中間地点にいて丁度良いんじゃない? あなたの存在意義は結構大きいと私は考えているけど」

マリ「だといいけどねえ。ま、ワンコ君も姫もあの子も嫌いじゃないし、うまく噛み合ってやっていけるといいけどね」

リツコ「いいけど、じゃなくて、あなたはそれがすでに出来ているわ。私が評価するのはそこよ。お世辞とかじゃなくてね。性格面や戦闘技術含めて、私はあなたを一番優秀だと思っているわ。本当にたいしたものよ」

マリ「やめなよ、リツコ。なんか背中がこしょばゆくなってくるからさ。用がそれだけなら行くよ、私」(多少照れながら)

リツコ「ああ、ごめんなさい。いいわ、行って。これからもがんばってね、マリ。頼もしく思ってるわよ」

マリ「もう参ったなあ、あーあ、もう」(逃げるように去る)


リツコ(……あれで案外お世辞には弱いのかしら? 可愛いとこあるわね)クスッ

マヤ(マリを誉め殺してみようかな)

マヤ「あ、マリ。ちょっといい?」

マリ「おっと、何?」

マヤ「マリってスタイルいいなって思ってね。お肌もツルツルだし。何か秘訣とかでもあるの? あったら教えてほしいなって思って」

マリ「秘訣? そんなのはないと思うけど。特に何かしたりとか美容液とか使ってる訳じゃないし」

マヤ「そうなの? それでそんなにお肌綺麗なんだ。羨ましいなあ。顔も可愛いし、お尻も小さいし、胸も大きいし、なんかもう嫉妬しちゃう」

マリ「嫉妬って言われてもなあ。でも、伊吹二尉も十分スタイルいいじゃん。くびれとか引き締まってそうだし、肌も綺麗だよー」

マヤ「私はそんな事ないよ。もう少し痩せたいんだけど、ほら、オペレーターって座り仕事ばかりでしょ? 気を抜くとお腹回りとかすぐに大変な事になっちゃって」

マリ「ああ、そうかもねー。オペレーターの仕事って動かないもんね。あれって座ってばかりだけどお尻とか痛くならない?」

マヤ「時々ね。でも本当に羨ましいなあ。私もそんなスタイルになりたい。特に胸とか。私、あんまり大きくないから」

マリ「肩こるだけだよ。それに大きさよりも形とかのが大事だしさ。伊吹二尉は良さそうだよね。今度揉んでもいいかにゃ?」

マヤ「ダメよ、そんなの、もう。なに言ってるの」(顔を赤らめて)

マリ「ごめん、ごめん。冗談冗談。じゃ、まったねー」


マヤ(……なんか普通の会話になっちゃった。誉め殺すのって難しいなあ)

日向(マリを誉め続けたらどうなるんだろう? 試してみるか)

日向「マリ。ちょっといいかい」

マリ「ん? 何?」

日向「いや、マリって明るくていい子だなと思ってね。顔も可愛いし、スタイルもいいし、言う事がないよ」

マリ「……あ、えっと。そりゃありがと。じゃ、じゃあね」(少しひきつった顔をして走り去る)

日向「あ、ちょっと!」

マリ「悪いけど急いでるんだ、バイバーイ」


日向(……うーん。失敗……したのかな?)

マリ(うわ、何だろ。すごい鳥肌立った)

青葉(マリを誉め殺してみるか)

青葉「マリー、ちょっといいか」

マリ「おっと。何かな?」

青葉「マリっていっつも楽しそうにしてるよな。明るくていいと思うぜ、俺は」

マリ「お、そうかい? ま、明るいのが取り柄だしね、私は。それに暗く沈んでたら人生つまんないじゃん?」

青葉「確かにな。でも、そうはなかなかいかないもんだぜ、人間ってのは。有言実行出来るお前は大したやつだよ」

マリ「ありがとさん。そいつは嬉しいね。悪い気はしないよ。じゃ、私はこれで。青葉も仕事頑張ってね」


青葉(途中で行っちまったか……。自由っていうか、何ていうか。失敗したが、羨ましいってのは本音だな)

トウジ(真希波をぎょうさん誉めてみるで)

トウジ「真希波ー。ちょいええか?」

マリ「ん? ジャージじゃん。どしたの?」

トウジ「ジャージて……。まあ、それはええわ。それよりお前、なんやシンジや式波と仲良うしてくれてるらしいな」

マリ「してくれてるって言い方は気に入らないけど、まあそうだね。仲はいいよ」

トウジ「そんで綾波もやろ? あのアクの強い三人と仲良くなれるなんてホンマ大したやっちゃやなあ思てな」

マリ「…………」

トウジ「ワシは式波は好かんが、シンジとは友達やからな。あいつが最近明るいのも真希波の影響が大きいと思っとるから、お前には感謝してるねんで。ホンマやで」

マリ「……ふうん。何だろうね。君の言い方はところどころ気に食わないんだけど、悪気はなさそうだから許してあげるよ。ただ、私にはこれからあんまり話しかけないでね、頼んだよ、ジャージ君」


トウジ(行ってもうた……。ワシ、なんか怒らす事言うたやろか……?)

ケンスケ(真希波を誉めて誉めて誉めまくってみよう)

ケンスケ「おーい、真希波ー」

マリ「おっとお。カメラボーイ君じゃん。どしたの? 私に何か用かな?」

ケンスケ「いや、用って程でもないんだけど。真希波ってカッコいい性格してるなって思って。もちろんいい意味でだよ」

マリ「カッコいい?」

ケンスケ「そう。だってエヴァに乗って戦うのが楽しいんだろ? 俺からしたら羨ましい限りでさあ。男に生まれたからには一度はそういう風に言ってみたいよ。それをさらりと言えるところとかやっぱ憧れちゃうんだ」

マリ「君も結構変わった性格してるねえ。だけど、そういうの嫌いじゃないよ。顔が良かったら逆告白しちゃってるかもねえ」(顔を寄せて、にまり)

ケンスケ「え、いや、あの……」(頬を赤らめる)

ケンスケ「……あ」(思わず視線を反らしたところにマリの大きな胸が。慌ててまた視線を反らす)

マリ「可愛いねえ、君。そんなにここが気になるんだ」

ケンスケ「いや、だから、えっと……」(赤面)

マリ「ま、もうちょい大人になったら相手したげるよ。それまではお預けって事でー」


ケンスケ(なんか、からかわれて終わっちゃった……。相手って……あれ、本気かな……?)(頬を染めたまま)

マリ「♪」(すまし顔)

ヒカリ(真希波さんを誉めてみよう)

ヒカリ「ねえ、真希波さん。ちょっといい」

マリ「委員長じゃん。なにー?」

ヒカリ「真希波さんのいいところをちょっと考えてみたんだけどね」

マリ「私のいいところ?」

ヒカリ「うん。まず第一に明るいところ。見てて気分がいいよね。すぐにクラスのムードメーカーみたいになっちゃったし、それってすごくいいところだと思うんだ」

マリ「ああ……うん。それは……えっと、ありがとね」

ヒカリ「ううん。で、次はこれ。細かい気配りが出来るところ。色んな人と話して、全員の事をよく見てるよね。元気が無さそうだなって思ったら、わざわざ話に行ってさりげなく元気づけたりとかしてさ。これもなかなか出来る事じゃないと思う。私より委員長の役目が似合うんじゃないかな」

マリ「あ、うん……。ええと……」

ヒカリ「それで、三つ目はがんばり屋なところ。一つの事を決めたら全然諦めないでしょ。偉いよね。なかなか出来る事じゃないと思うの。私も見習わなくっちゃ」

マリ「あ、そう……ええと、ありがと……」

ヒカリ「それで四つ目は――」

マリ「ちょっとタンマ。それってまだあるの?」

ヒカリ「え? そうだけど。でも、あと三つぐらいだよ」

マリ「あちゃー……。その、委員長。悪いけど、これで勘弁してくれない。そんなに誉められると流石に照れるからさ」

ヒカリ「そう? じゃあ残念だけどこれで終わりにしておくね。いきなりごめんね」

マリ「あ、ううん。謝らなくていいから。悪いのこっちだし。なんていうのかな。誉められるのとか苦手なんだよね、だから」

ヒカリ「そうなの? そんな感じしないんだけどなあ」

マリ「そうなんだよね。実は。だから、悪いね、委員長。ごめんよー」


ヒカリ(……本当に苦手そうみたい。ちょっと意外かな)

レイ(二人目の弐号機の人を誉めてみる)

レイ「少しいい?」

マリ「え? 珍しいね、話しかけてくるなんて。何かあったの?」

レイ「いいえ。特に、何もないわ。ただ……」

マリ「?」

レイ「あなたは強い、そう思ったから」

マリ「?? 何だかよくわかんないね、どういう事?」

レイ「……迷いがない。そうも思うわ」

マリ「??」

レイ「好き嫌いもない……」

マリ「……余計わかんないな。結局、何が言いたいのかな?」

レイ「……ごめんなさい。上手く伝えられないみたい」


マリ(……?)

アスカ(コネメガネを誉め殺してみましょうっと)

アスカ「コネメガネー」

マリ「はいよー、姫。何か用」

アスカ「前から思ってたけど、アンタってホントいい体してるわよね。何食べたらこんなに大きくなるのよ」

マリ「いきなりセクハラ? 姫、オヤジくさいよー」

アスカ「違う、そうじゃなくて」

マリ「?」

アスカ「スタイルがいいなって話よ。その余分な脂肪をアタシにもよこしなさいよね」

マリ「わけれるものだったらわけてあげたいんだけどねー。そうして姫をボンキュッボンにして、ワンコ君の視線を釘付けー、とか楽しそうじゃん?」

アスカ「なんでそこであのバカの話題が出てくるのよ。言っとくけど、あいつとは本当に何でもないんだからね。単なる同居人よ」

マリ「同居人にしては親しそーうに見えるんだけどにゃあー」(含みのある笑顔で)

アスカ「ない! なんにもない! アンタの気のせいよ!」

マリ「怒らないでよ、お姫様。そんな風にむきになってると、ホントですって言ってるようなもんだよ。クールダウン、クールダウン♪」


アスカ(ううー……。失敗ね。コネメガネのやつ、いっつもこんな感じなんだから)

加持(たまには、マリを誉め殺してみるか)

加持「マリ、ちょっといいか」

マリ「ん、なに? 出来れば手短に頼むよ」

加持「いや、長くなるとは思うけどな。たまには、お前を誉めようと思っているからさ」

マリ「誉める? そりゃまた珍しいね。なんかあったの?」

加持「何かなきゃ誉めちゃいけないのか? 突然、お前を誉めたくなった。それだけで理由としちゃ十分だろ?」

マリ「相変わらずの物言いだねえ。で、私のどこを誉めようって言うの?」

加持「そうだな。色々あるが、まずはその警戒心の高さかな。生きてく上では必要な事だ。特にエヴァのパイロットとなれば尚更だからな」

マリ「そんなとこを誉めてきたのは加持が初めてだね。まあ、悪い気はしないよ。別に良い気もしないけどね」

加持「良い気をされたら困るからな。そういうところを誉めてる訳だし。お前は信じないかもしれないが、俺は結構マリをかってるんだぜ。あと十年ぐらい歳をとったらプロポーズしてもいいって思うぐらいにな」

マリ「よく言うよ。そんな事は絶対にないくせにさ。嘘つきは女たらしの始まりだよ、加持」

加持「たらしたくなる女がそこにいれば、自然とそうなるさ。嘘だって悪いものばかりじゃないからな」

マリ「はいはい、わかったよ。参った。口じゃ叶わないねえ、ホント。たらされる前に退散されてもらうよんっと」


加持(……やれやれ。誉め殺すってのは俺は苦手だな。こういうのは葛城の分野だろうな、きっと)

カヲル(さて、行くよ。僕が最後だ)

カヲル「真希波・マリ・イラストリアス。少しいいかい?」

マリ「ゼーレのワンコ君じゃん。なに?」

カヲル「君を誉めに来たのさ。素敵な女性だと思ってね」

マリ「……っと。参ったね、ストレート過ぎだよ」

カヲル「そうかい? 生憎、僕はそういうのに疎くてね。何か失礼があったのなら謝るけど」

マリ「失礼って訳じゃないんだけどさあ……。もう少し言葉をぼかすとか出来ないの、君?」

カヲル「僕は嘘がつけないんだ。思った事を素直に言うだけだよ」

マリ「う……」(ちょっと頬が染まる)

カヲル「君は素敵な女性だよ。僕から見てね。君に愛される人はきっと幸せさ。とても幸せな気持ちになれると思うよ」

マリ「ちょ、もういい! やめやめ! もういいから! 変な汗出てくるじゃん!」(赤面して逃げてく)


カヲル(……君も幸せになれるといいね。真希波・マリ・イラストリアス)(微笑)

おしまい

乙。再現率がマジでヤバイってカンジー。

ファン心をくすぐる仕様の新劇版エヴァ2をプレイしてるみたいだったわ。また書いてほしい

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