エレン「異常な精神力を持つ男」【ループ】(56)



…前が半分見えない。

どうやら、右目をやられたらしい。


畜生、と掠れた声で罵りながらも左手だけで前へ進む。

口にブレードを持ち、あのクソッタレの猿へと。


勿論、それを見逃さない巨人じゃない。


その巨人は、ボロ雑巾のようなオレを鷲掴みして、口元まで持っていった。



巨人テメェ!!この手を離せ!!
皆から離れろ!!

そう口に出そうとしても声が出ない。どうやら喉が本当に潰れたようだ。


…ふと下を見ると、もう人間は誰も立っていなかった。


兵長はハンジさんと折り重なるように倒れてる。

ジャンは憲兵団の死体に囲まれて倒れてる。マルロとヒッチって奴も一緒だ。

アルミンはどこにいるかわからない。ついさっき巨人に突っ込まれるのは見た。

…ミカサ。アイツも………。



おいライナーテメェ。何の真似だそれは。泣き真似かおい。

…超大型巨人が右手になにか宝石みたいな物を持ってる。…アニか?

左手には気絶してるっぽいヒストリア、そしてユミル。…無事みたいだな。


猿の野郎がなにか指示を出してやがる。おい待て。お前だけは…この手で……!


あぁクソ。
臭い口臭が近づいてくる。
兵長じゃねぇけどもう少し口洗えよお前。…無理か。



最後の抵抗とばかりに、顎と首を使ってブレードを振った。


…何だ。顎の力と首を振る力とで巨人の皮膚って切れるんだな。鍛えれば駆逐が進むぜ。

そんなことを考えてる内に、巨人の歯は近づいてくる。


巨人化は出来ない。ブレードはもうない。誰も助けてくれる奴もいない………。


それでもオレは、巨人どもを呪いながら死んだ。



エレン「……そう。そこまでがさっきまでのオレの記憶。…間違いなくオレは死んだ」

エレン「…じゃあ今しゃべってるオレは何だ?」

エレン「その前にどこだよここ。何にもねぇ…」キョロキョロ


…気がついたらオレは真っ白な地面に座っていた。

いや、地面というより床か。

エレン「…」スクッ

エレン「……え」


なにかないか探してみようと思って立ってみた。…そう、立つことが出来たんだ。

オレの両足はライナーにくれてやった。

右腕も巨人に喰われた。

…なのに今のオレに怪我はない。よく考えれば右目まである。



…巨人化でもしたか?いや、巨人化はもう体力がなくて出来なかった筈。



エレン「…ま、いいか」

分からないことを考えても仕方ない。オレはアルミンみたいに頭が良いわけでもないし。

…気を取り直して回りを見渡す。すると、壁がすぐ近くにあることに気がついた。

何か文字が書いてある。

エレン「ん……?」


『人生をやり直したいか?』

壁には、そう書いてあった。



エレン「当たり前だろそんなの」

一拍も置かずにそう言ってやった。

母さんが死んで、父さんまで死んでいた。

ミカサの両親、アルミンの家族も。

ライナーたちに裏切られて、ユミルはヒストリアを助けるために狂って。ヒストリアはヒストリアで馬鹿みたいな選択をしたし。

マルコに34班のみんな、コニーにサシャ。104期の連中。

オレを信じて着いてきてくれたミカサ、アルミン、兵長やハンジさんに、教官やピクシス指令、総統。

オレに希望を託した、大勢の市民…。



…皆、皆………。



『なら人生をやり直させてやろう』


エレン「………………………は?」

壁は文字を変えてこう言ってきた。

…いやいやいやいやいやいやいや。

壁が勝手に動くのはおかしいだろ。
しかも今オレの呟きに答えたよな?
更に人生をやり直させてやるだぁ?

…駄目だ、完璧にキャパオーバーだ。


…あれ、急に眠くなってきた。

いや、待てよ。もう少し知りたいことが…。

……駄目だ。もう無理だな。


エレン「」ドサッ



…男は倒れた次の瞬間、溶けるように消えた。

残ったのは一つの壁と………1人の女。



「…あなたなら大丈夫。輪廻を繰り返す者は誰でも廃人になってしまうけど……異常な精神力を持つあなたなら」

「持ち越すのは能力、記憶、技能。そしてこれが二周目。」

「…私もすぐに行く。もっとも、私は皆と同様、直ぐに記憶を含めて全て無くしてしまうのだけれど」

「けれど大丈夫。今周も私はあなたを守るために獅子奮迅の立ち回りをするから」

「それは運命。変わることがない…絆」

「待っていて………エレン」


そう言った女も、男と同じように溶けるように消えた。



カルラ「起きなさいエレン。今日はお父さんとお出かけするんでしょ!?」

エレン「…ふゎぁーい」


…オレはエレン・イェーガー。

実年齢は9歳。…精神年齢は19歳。


あの壁のせいで二回目の人生とやらを過ごすことになったオレは、今日ミカサに会いに行く。

ミカサ…久しぶりだな………。



前世を思い出したのは5歳の頃。

それから4年たってるから精神年齢的には19歳だ。

思い出した丁度目の前に、母さんと父さんがいるもんだから飛びついて泣いちまった。恥ずかしい…。



思い出してから気づいたことがいくつかある。
まず、身体能力と知能がそのままだ。

15歳に腕相撲で勝つ5歳。何だコレ。

それから、巨人化能力。

まさかと思ってナイフでやってみたら、みるみる煙を出して治っていった。
必死に抑えようとして、ぎりぎりバレなかったらしい。

身体能力そのままってのはどうかと思う

>>12 色々考えた結果こうなった


エレン(…つまり、ちっちゃくなっただけじゃねーか)

…ま、この方がやりやすいか、何事も。


エレン「支度できたよ、父さん!早く行こう!」

グリシャ「何だエレン。そんなにミカサちゃんが楽しみなのか?」

エレン「えーっと………うん」

グリシャ「何だそんなにか。…なら予定より大分早いが、早速行くか」



ミカサに会いたい、か。
まぁ当然それもある。4年ぶりだし。

…だが、メインは違う。

今日は、オレがミカサの残酷な運命を変える日。

ミカサの両親を助ける日だ。


前のミカサから聞いてたから、人さらいの連中がいつ頃来るかは知ってる。

このまま行けばそれよりは必ず早く着く。

そうすれば、後はこっちのもんだ。

アニ直伝の蹴り技、見せてやるぜ。



…そういえば、アニたちはどうしようか。

…殺すか、助けるか。

殺すのはかなり難しい。

シガンシナ区でアニたちを殺し切るのは無理だ。
ライナーとアニならともかく、ベルトルトはどうしようもない。

超大型巨人、全長60m。

立体機動装置もないし、戦える人数も少ないだろう。



…では、助けるか?

正直、アイツらのことは好きだった。

ライナーは頼りになる兄貴分。
ベルトルトは心優しき兄貴分その2。
アニは扱いが難しいクール師匠。


巨人のことを抜くなら、アイツらと共に居たい。


…けど、現状アイツらを止める方法がない。

…どうしたものか…。

コ○ン状態のエレンだね どうなるのかな 続き待ってる



グリシャ「どうしたエレン、考え事か?」

エレン「え?」

グリシャ「ほら、ここがアッカーマンさん宅だ。ミカサちゃんもきっと待ってるぞ」

エレン「あ……うん」


…ダメだな、やっぱりオレに考え事は向かねぇ。
とりあえず、大切な人が生き残り、笑顔でいればそれでいいや…。


グリシャ「御免ください。イェーガーです」コンコン



ガチャ・・・

「おや、もう来たんですか?」

グリシャ「すみません、エレンの奴が早く行きたいって急かすものですから…。迷惑でした?」

「いえいえ、とんでもない!ミカサも喜びますよ、さぁ中へ…」

グリシャ「はい、おじゃまします」

エレン「おじゃまします!」

「おぉ、元気だね」

エレン「うん!」


…そうか、端から見たら元気に見えるのか。
ちょっと喜んでるだけなんだけどなぁ…。ちょっと、ほんのちょっとだからな!



「グリシャさん、いらっしゃい!」

グリシャ「おお、ミカ母さん。ほらエレン、挨拶をしなさい」

エレン「…初めまして、エレン・イェーガーです」

ミカ母「ミカ母です。…ミカサ、あなたも恥ずかしがってないで出てきなさい!」

ミカサ「///」モジ・・・

エレン「…」

「いやぁすまんねエレン君。さっきまでは、楽しみ、楽しみ!って言ってたんだが……。いざとなると恥ずかしかった様だ」

「あぁそれと……私はミカ父だ。よろしくな。…………ん、どうしたエレン君?」



…ミカサだ。ミカサが目の前に居る。

その姿は、オレが知ってるミカサとは随分違うものだ。

久しぶりに幼少期のミカサを見たから見慣れていないし、まず態度が違う。
前のミカサは絶対に恥ずかしがったりしなかった。
…そう考えると前のミカサってすげぇ男らしいな、今更ながら。


…よし、今度は声を聞こう。


エレン「……オレはエレン・イェーガー。…お前は?」



ミカサ「ッ!!えっ、えっと、わたしは…………////」

エレン「」ジーッ

ミカサ「…////」


…何だこのミカサ。

ミカ母「…この子は」ハァー

ミカ父「やれやれ」ハァー

グリシャ「」クックック



エレン「…おい」

ミカサ「」ビクッ

グリシャ「エレン、少し優しく…」


エレン「深呼吸するぞ」

ミカサ「へ?」

グリシャ「ん?」


エレン「はい吸ってー」

ミカサ「」スー

エレン「吐いてー」

ミカサ「」フー

エレン「はい、お前の名前は?」

ミカサ「ミカサ・アッカーマン」

エレン「おう、よろしくな」

ミカサ「…う、うん!」

―――――――――
―――――――
―――――
―――


エレン「どっちだ!」

ミカサ「んー………こっち!」

エレン「お、当たりだ!」

ミカサ「やったぁ!」



ミカ父「すっかり打ち解けたな」

ミカ母「最初の恥ずかしがり様はどこに行ったのかしら」

グリシャ「良いことじゃないですか」



グリシャ「しかし…エレンの父親としては少し驚いたかな」

ミカ父「ん?」

グリシャ「ほら、最初にエレンが深呼吸、なんて言ったこと」

ミカ母「あぁ、そのことね。おかげでミカサも話せたからね」

グリシャ「エレンがあんなことが出来るなんてなぁ…とね。元々友達も余りいないし、そんなことが出来る子じゃないと思っていたんだが…」

ミカ父「子供は親の見えない所で成長していくものだよ、なぁ?」

ミカ母「えぇ。ミカサにしてもあんな良い笑顔初めて見たわ」


エレン(そりゃまぁ本当に父さんたちが見てない所で成長したからな)

ミカサ「?」



コンコン

ミカ父「おや」

ミカ母「誰かしら、こんな辺境の所に…」


エレン(…来た!)

エレン「オレが出るよ!」ダッ


グリシャ「お、おいエレン!?」

ミカ母「ふふ、良いのよ」

ミカサ「早く戻ってね!」



エレン(さて……どうするか)ザッ



エレン(いきなりオレが襲う訳にもいかない。先制するのは無理だな)

エレン(…まぁ、襲ってくると分かれば対処出来るだろ。何とかなるか)


エレン「」ガチャ・・・




ギラリ・・・

ヒュッ


エレン(いきなりナイフかよ!)バッ


「避けた!?」

グリシャ「!?」ガタッ

ミカ父「エレン君!?」ガタタッ



エレン(危ねぇ、オレ以外だったら死んでたぜ)ザッ

ミカサ「え、エレン!」

エレン「来るなミカサ!」

ミカ母「だ、誰!?」


「…何か予定より数が多くねぇか」

「殺す人数が増えただけだろ」

「いや待て。今のガキは綺麗な顔をしてるぞ。アイツも連れていこう」



グリシャ「人さらいか!?」

ミカ父「エレン君、下がりなさい!」

エレン「…」



エレン「よぉお前ら。何しに来た?」

「あぁー?そんなもんお前………」

エレン(今だ!!)ヒュッ



「ウゴッ」ガンッ ドサッ

「A!!」

「何だこのガキ!?」


エレン(まず1人!!『対多人数の時は不意をついてまず1人仕留めな』、だ!)

エレン(…ていうか15歳の脚力…いや、今はもっとあるか。青年の脚力で金的しちまった。いてぇだろうな…)



「このガキぃ!!」ブォッ

ミカサ「ヒッ!!」

グリシャ「逃げろエレン!!」



エレン「遅いな」ヒョイ

「な」ドガァン

「バカ野郎、B!避けられてんぞ!」

エレン(『体格が大きい相手とは密着し、超近接距離に持ち込む。そうしたら…』)ピトッ

B「ん!?何だこのガキ、離れろ!」




アニ『…アンタのキツい一発をくれてやりな』

エレン(だよな、アニ!!)グォッ


エレン「オラァ!!!」ドォン!

B「ガッ」ヒュォ


ガシャアン! ガランガラン・・・



エレン「っし」

ミカサ「エレン…すごぉい」

ミカ母「」ポカン

エレン「…やべっ、もう1人!」バッ


「」ドサッ

グリシャ「やれやれ」パンッ パンッ

ミカ父「流石は元兵士だね」

グリシャ「この歳だと身体が余り上手く動いてくれないな」



エレン「…父さん、あんなに強かったのか」



…その後は面倒くさかった。

まず、父さんに叱られた。
もうあんな危ないことはするな、と。
お前は父さんより長く生きなきゃいけないんだ、と。

…前世では出来なかったけどなそれ。

まぁミカサは目を輝かせてたし…。
結果オーライってことにはなった。


それから憲兵団を呼んで、人さらいの連中を引き渡して…。




エレン「…で、今に至る」

ミカサ「うん!」

アルミン「いやいやいやいやちょっと待って」



アルミン「まだこの子が何でここに居るかが説明されてないから」

エレン「…人さらいの連中がどこからミカサたちの情報を掴んだかが分かってないし、他の人さらいたちにどれ程伝わっているかも分からない。だったらオレたちの近くに置いておこうってことになったんだ」

アルミン「…近く?」

ミカサ「うん!エレンの家のすぐ隣に住んでるの!エレンの家にもよくお泊まりにいくんだよ!」

アルミン「お、お泊まりって…」

エレン「毎晩の様にな」

ミカサ「家族公認だよ!」

アルミン「…役得だね」

エレン「そんなんじゃねーよ。コイツは家族だ」ポンポン

ミカサ「えへへ」



アルミン「…ま、いっか。ぼくはアルミン・アルレルト。よろしくね」

ミカサ「わたしはミカサ!ミカサ・アッカーマンだよ、よろしくね!」

エレン(このミカサ、本当に前のミカサと似ても似つかねぇな。…まぁ、ミカサがあんな想いをするくらいなら、こっちの方が良いよな…)



アルミン「じゃあ今日も壁の外の本を見ようか!」

エレン「おう!」

ミカサ「かべの外…?」

エレン「あぁ!あの壁の向こうには未知の世界が広がってるんだ!例えばな……」

ミカサ「ふんふん」



アルミン(エレンって壁外の話をする時は一気に精神年齢が下がるなぁ…)

面白そう
期待

リヴァイ兵長最高!!

>>17>>35 どうも


…ミカサたちがオレたちと過ごす様になってから約一年が経った。
ついにこの日がやってきちまった…。


グリシャ「…何、大事な話?」

エレン「うん」

グリシャ「…うーむ、しかし今日は診療が………」

カルラ「エレン、お父さんを困らせちゃダメでしょ?」

ミカサ「そうだよエレン、我慢しなきゃ!」



エレン「嫌だ」

「「「!!?」」」

エレン「これだけは譲れない!今日は診療に行かないでくれ、父さん!!」ギン

グリシャ「…」

カルラ「…エレン」

ミカサ「ど、どうしたのエレン…」



グリシャ「…わかった。今日の診療先には断りの報を入れておくよ」

カルラ「ちょっとあなた!?」

グリシャ「我らが息子がここまで言うんだ、信じてやろうじゃないか」

カルラ「…」

エレン「ありがとう父さん。…ミカサ、ミカ父さんとミカ母さんにも伝えてくれ。今日この後、三人に話があるって」

ミカサ「え?」

エレン「…頼む」パン!

ミカサ「…うん、わかった!」



…よし。アルミンにも伝えてあるし、これで充分だ。


ミカサ「早速言ってくるね!」ダッ

エレン「気をつけろよ!前見ろよ!また転ぶぞ!」

ミカサ「だいじょーぶだよー!!」ブンブン

エレン「あぁバカ、前見ろって!!………………全く、危なっかしい!」


カルラ「エレン」

エレン「…ん、母さん」

カルラ「…ちゃんとした大事な話なんでしょうね?」

エレン「うん」

カルラ「…もう、しっかり話すのよ!?」

エレン「はーい」



…大事だよ。

オレの家族の生死が関わってるんだ、これ程大事な事はねぇよ。



エレン「…じゃあ、今からアルミンの所に行くから。後で来てくれよ」

カルラ「いつもあなたたちが集まる場所ね? わかったわ」

グリシャ「アルミン君たちも来るのか?」

エレン「アルミンの家族もみんなだよ。じゃ、行ってきます!」タタッ



バタン



カルラ「…一体何なのかしら」

グリシャ「さぁ。……ただ、あんなエレンの目を見るのは二度目だ」

カルラ「え? そんなの見たことあったかしら?」

グリシャ「…一年前、ミカサちゃんに初めて会いに行く時、早く早くと急かしてただろう? あの時も同じ目をしていたよ…」



エレン「」タッタッタッ

エレン(…そういえば、この日は調査兵団が帰ってきた日でもあったっけ)





カンカンカン・・・・・・!

「開門だー!!」

「調査兵団が帰ってきたぞー!!」



エレン「噂をしたら何とやらってか。見に行くかな…」タタッ

面白いのに、エタった・・・・?



門の付近に行くと既に人だかりが出来ていた。その中心では、一人の初老の男性が責められているように見える。


「息子は……息子はどうなったんですか!?」

「何の成果も得られませんでしたって……税金の無駄遣いじゃない!!!」


「…」



エレン「…相変わらず酷い認識のされようだな、調査兵団。良い人ばっかりなのになぁ…」

エレン(…そういえば、オルオさんやペトラさんはともかく、リヴァイ兵長とかエルヴィン団長とかはこの場にいたりするんじゃないか?)キョロキョロ



調査兵団の面々を見渡すが、お目当ての人は見つからない。奥の方にいるのだろうか。



どうも見つからないので諦めをつけ、再び責められている調査兵団の人を見やった。

…どこかで見たことのある人だな?


「…?」チラッ

エレン(あ、目が合った。……ん?)




エレン「…キ、キース教官……?」

キース「…教官?」



…しまった。これは色々とまずいんじゃないか?



訓練兵時代、最も厳格にオレたちを鍛えてくれた教官。キース・シャーディス。

訓練兵団から卒団してからは会わなかったが、自分が死んでから今になって会うと少し感慨深い物がある。

…尤も、その感慨深い物のせいで今現在ピンチに陥っているんだが。


エレン「…あー………その、間違えました」

キース「…そうか。ではなぜ私の名前を…? 君は誰だ?」

エレン「う」



鋭い人だ。

追及されたくないところを良くも悪くもヅカヅカと踏み込んでくるその鋭さに、訓練兵としては嬉しく、個人としては煩わしいと感じていた。

…要するに、オレは都合の良いようにしか考えないってことだ。



エレン「…エレン・イェーガーです」

続きはまだですか!? 期待<・>∀<・>

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こ こ か ら 超 濃 厚 な ホ モ ス レ に な り ま す。


           ご 期 待 く だ さ い ! !


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期待

頑張って

すごく期待しています

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  `l:::::::::::::::::::::ヽ  :l li:::::::::::::/           /´   `l  |   <ヴッ!!!

  ヽ::::::::::::::::::::::\_」 lヽ::::/            !:-●,__ ノ  /   
  ノ:::::::::::::::::::::::::::ノ | l `゙゙            ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,  /ヽ
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     ヽ:::::::::::::::ヽ | l:::::::::::...      /::// ̄ ̄_ソ  /    \
        ヽ:::::::\| l::::::::::::::::...    / :::.ゝ` ̄ ̄/ /       ヽ
           ヽ:::l l:::::::::::::::::::..      ̄ ̄;;'' /         ヽ

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              l l '''''''''''''''''''''''''''''''''''''' ̄l |             |

http://y2u.be/z2qK2lhk9O0

頑張れ

エレン死ね

ドラえもんのび太と 進撃ののこわうんこ

為什麼艾倫的巨人�很小

看起來亂八��糟�

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月28日 (金) 16:07:05   ID: LYnX2dqM

期待です!!

2 :  SS好きの774さん   2014年12月02日 (火) 02:38:15   ID: c6toDjUn

期待!

3 :  SS好きの774さん   2014年12月13日 (土) 22:18:43   ID: uDlhcFbR

超期待!!

4 :  SS好きの774さん   2015年01月07日 (水) 17:16:12   ID: _x8aXXe-

スーパーウルトラ超期待!!!!!!!

5 :  SS好きの774さん   2015年01月29日 (木) 21:44:38   ID: 0O6YAm66

早く続き書いて欲しい(≧∇≦)

6 :  SS好きの774さん   2015年03月30日 (月) 02:49:41   ID: gsa0o86H

期待

7 :  SS好きの774さん   2015年10月23日 (金) 21:31:23   ID: eKlrcAmU

期待期待期待期待期待

8 :  SS好きの774さん   2015年12月22日 (火) 15:32:50   ID: iUUA3zaI

期待です

9 :  SS好きの774   2017年11月25日 (土) 19:13:18   ID: 4ljHQs5s

スゴく期待
(^^)d

10 :  SS好きの774さん   2018年03月09日 (金) 01:49:57   ID: kEEqZHcf

続きないの?

11 :  SS好きの774さん   2019年01月05日 (土) 23:35:58   ID: h4ecxSCq

頑張ってください!

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